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102名無しさん@お腹いっぱい。
英の極右党首がBBC出演 人権団体が抗議行動
2009年10月24日 朝刊【ロンドン=星浩】

英国で急速に支持を広げる極右政党「英国民党(BNP)」のグリフィン党首が22日夜、BBC放送の人気討論番組に初出演した。
出演の是非をめぐり激論や抗議行動が繰り広げられる中での放送となった。

雇用不安の中、「白人が移民により民族浄化されている」など人種差別意識あらわな主張をするBNPは党勢を拡大。2005年の総選挙で1%未満だった得票率が、今年の欧州議会選挙では6%を超えた。

来春にも予定される総選挙に向け、BBCはBNPが有権者から一定の支持を受ける政党になったと判断。党首を討論番組に出演させるのは公共放送の責務だと判断した。

 閣僚の1人は「ファシスト政党に便宜を図るとは恥ずべきだ」と非難。有力紙ガーディアンも「言論の自由を尊重するのと番組への出演を認めることは別問題」と批判した。

これに対し、英国の公共放送・チャンネル4のキャスターは「われわれには選挙で選ばれた政治家を取材し、それを紹介する義務がある」と主張した。

22日は人権団体がBBCの放送センターを取り囲むなど激しい抗議行動を展開。視聴者数は通常より3倍近い800万人に上った。

番組内でグリフィン党首は「(イスラム教は)邪悪で不道徳だ」などと発言。
BBC幹部は放映後に「党首は視聴者に注意深く観察されたはずで、それが大事なのだ」と語った。