■口蹄疫との共生
霊長類フォーラム:人獣共通感染症(第116回)4/24/01
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf116.htm 19世紀には地方病として定着し、
農民に大きな被害を与えてきました。
そして1892年から、
発病した動物とその周辺のすべての動物を
殺処分する方式(stamping out)が始まりました。
ところが、1920年代に起きた発生では、
殺処分対象の動物数が多くなりすぎて、
順番が回ってくる前に回復する動物が出始めて、
農民は殺処分に疑問を持つようになりました。
殺処分するか、
それとも口蹄疫と共存するかという議論が起こり、
議会での投票の結果、
わずかの差で殺処分が勝ったと伝えられています。
これが現在まで続いているわけです。