残留農薬　３　　　　　　

PCI元社長、特別背任は無罪＝脱税で猶予付き有罪−東京地裁
9月18日10時38分配信 時事通信

中国での遺棄化学兵器処理事業をめぐり、大手建設コンサルタント「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」（PCI）に関連会社への利益供与で約1億2000万円の損害を与えたとして、
特別背任などの罪に問われた元社長森田祥太被告（68）の判決公判が18日、東京地裁であった。
朝山芳史裁判長は特別背任罪について「利益供与は経営的な合理性があった」として無罪とし、法人税法違反（脱税）罪のみで懲役1年、執行猶予2年（求刑懲役2年6月）を言い渡した。
特別背任罪で起訴されたPCI元社長荒木民生被告（73）＝分離公判中＝も同じ裁判官が審理しており、無罪となる公算が強まった。
朝山裁判長は判決で、経営不振だった関連会社をグループ内で支援する必要性があり、財務的な余力があったPCIが利益供与をしたのは経営判断として合理的だったとした。
さらに、利益供与は親会社社長だった荒木被告の指示に従っただけだと指摘。PCI社長としての任務に反するとは言えないと結論付けた。　

合わない植生を、農薬で無理に延命するのは大気汚染だが。


北側だけ枯れる並木の謎　関の市道で何が？
2009年9月19日

関市役所の北側を走る市道で、街路樹の葉が茶色く色づいている。
一足早い紅葉かと思いきや、変色しているのは北側の木ばかりで南側の木々の葉は青々としたまま。一体何が起こっているのか。

街路樹は北米原産のモミジバフウ。木の様子を調べると、変色した葉は何ものかに食い荒らされ枯れたことが分かる。
さらに近づいた瞬間、犯人を発見。体長２〜３センチほどの毛虫があちこちで活発に葉を食べ回っていた。
木の下には落ちた毛虫の死骸（しがい）が転がり、地面を白く染めるほどだ。

県が指定するグリーンドクターで、美濃市吉川町の造園業近藤麗子さん（２７）によると、毛虫は外来種のアメリカシロヒトリというガの幼虫。時折大発生することがあるという。

街路樹を管理している関市都市整備課によると、毛虫の害は毎年問題になり、今年も春と８月に木全体に虫の侵入を防ぐ防除剤を吹き付けたが、食い荒らされてしまったという。
なぜ北側の木に被害が集中したかについては「隣が田んぼで成虫が寄りつきやすかったなどの理由が考えられるが、詳細は分からない」と困惑顔だ。
（中尾吟）

＜ゴルフ場不法投棄＞元支配人らに有罪判決　新潟地裁
9月18日22時14分配信 毎日新聞

０８年１０月に日本女子オープンゴルフ選手権が開催された新潟県新発田市のゴルフ場「紫雲ゴルフ倶楽部」の不法投棄事件で、
廃棄物処理法違反（不法投棄）の罪に問われた新潟市北区、元支配人、長谷部順彦被告（６３）ら３人と法人としての同ゴルフ場の判決公判が１８日、新潟地裁であった。

山田敏彦裁判官は「名門と評判の倶楽部が日本女子オープンの開催準備過程で及んだ行為は、全国のゴルフ関係者らに大きな悪影響を及ぼした」として、
長谷部被告と元大会準備室工事責任者の枝並哲被告（６１）に懲役１年６月、執行猶予３年、罰金５０万円（求刑・懲役１年６月、罰金５０万円）
▽元副支配人の高橋寛被告（５２）に懲役１年、執行猶予３年、罰金５０万円（同・懲役１年、罰金５０万円）
▽同倶楽部に罰金３００万円（同・罰金３００万円）
を言い渡した。

判決によると、長谷部被告らは０８年４月２日ごろ、
新発田市の建設会社「桐沢建設」＝同法違反罪で公判中＝に発注してゴルフ場に隣接する山林内の穴に、タイヤなど廃棄物計１．２５トンを埋めた。【塚本恒】