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名無しさん@お腹いっぱい。:
米、宝石サンゴ取引の規制提案へ 乱獲で減少、ワシントン条約会議
08月27日(木)09:23
鮮やかな赤やピンクの美しさで古くから装飾品として人気がある通称「宝石サンゴ」が、乱獲で減っているとして、
ワシントン条約の対象種として国際取引を規制する提案を、米国が来年3月の同条約締約国会議で行う方針であることが27日、分かった。
水産庁によると、日本では高知、鹿児島、沖縄各県などでサンゴ漁が行われ、一部は輸出もされている。
取引規制が決まれば、取引量のチェックや輸出時の許可証発行など、多くの対策が必要になる。
米国の姿勢は正式決定ではないが、水産庁は「規制の根拠となるだけの科学的データがあるか疑わしい」と、提案されれば反対する方針。
米国提案の対象は、アカサンゴやモモイロサンゴなど代表的な宝石サンゴの仲間。
装飾品として需要が高まったため各地で乱獲が進み、サンゴの群落が消滅するなど、個体数の減少が目立つと米国は指摘。
ワシントン条約の「付属書2」の対象種とし、輸出国の許可証がなければ輸出できないようにすることを提案する見通しだ。