残留農薬 3      

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371名無しさん@お腹いっぱい。
タラコ不正取引で業務改善命令 全水加工連に農水省
2009年8月18日 19時03分

農林水産省は18日、
辛子めんたいこの原料となるタラコを使って不正な取引をしたとして、
水産加工業者などで作る全国水産加工業協同組合連合会(全水加工連)に業務改善命令を出した。
与信枠を上回る取引を行っていたため、全水加工連は43億円の売掛債権の回収が困難になっているという。

債務超過に陥っているとみられる全水加工連は、取引を主導した前会長と前副会長に対し、背任容疑での刑事告訴を検討している。

水産庁によると、全水加工連は辛子めんたいこ製造業大手の「博多まるきた」(福岡市、民事再生手続き中)に対し、
売掛債権の限度となる与信額が2億4千万円と定められていたにもかかわらず、その数十倍に及ぶ取引を行っていた。

具体的には原料のタラコを実際には取引せずに、帳簿や伝票上だけで売買を繰り返す循環取引で、資金繰りに窮していた博多まるきたに対し、実質的な資金支援を行っていた。
取引は子会社の全水加工連販売や福岡水産加工業協同組合(福岡加工協)などを介していた。

全水加工連の前副会長は博多まるきたの会長と福岡加工協の組合長を兼務していた。
(共同)