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名無しさん@お腹いっぱい。:
米、HIV感染者入国制限撤廃へ 来年1月1日から
2009年10月31日 10時39分【ワシントン共同】
オバマ米大統領は30日、
米国が22年前から実施してきたエイズウイルス(HIV)感染者に対する入国制限を、来年1月1日から撤廃する方針を表明した。
HIV感染者の入国制限の見直しについては、昨年の主要国(G8)首脳会議(北海道洞爺湖サミット)でも支持することで合意。
米国はブッシュ前政権時の昨年から、撤廃に向けた作業を続けていた。
AP通信によると米厚生省は1987年、エイズを入国制限対象の感染症に指定。
91年に見直す動きがあったが、議会の反対に遭い、93年に移民法上も規制された。
HIV感染者の入国制限は現在、韓国、ロシア、イラクなど米国を含め計12カ国で実施されている。
オバマ大統領は30日、主に低所得のエイズ患者向けに治療費補助などを行う「ライアン・ホワイト法」(90年成立)の4度目となる延長にも署名。
「エイズとの戦いで世界のリーダーになりたいなら、そのように行動しなければならない」と述べ、偏見の根絶も含め、米国は今後もエイズ対策に力を入れると宣言した。