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一部の大手小売業者は、消費者の反対を受け、ポシラックを含む乳製品を避けるようになっている。
スターバックス(Nasdaq:SBUX)は昨年、「多くの顧客が、われわれの使う成長ホルモン入り乳製品を見直すよう求めたため」、店舗でのホルモン入りミルクの使用を段階的にやめることを開始した、と発表している。
ポシラックは、乳牛のミルク生産量増加により事業効率と投資リターンを高めるために農家が使っている成長ホルモン。
モンサントによると、同ホルモンを注入された乳牛は、1日平均でミルクを10ポンド多く生産でき、米国の乳牛のおよそ3分の1にポシラックが投与されているという。
ポシラックは1993年に米食品医薬品局(FDA)に承認されたが、消費者保護団体らは、人間が消費するのに同製品が安全かどうかを判断するにはさらなる研究が必要だと訴えていた。
最終更新:8月7日19時1分