「母親なしで生きられぬ」双子死傷の母猶予判決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100716-00000934-yom-soci 岡山県津山市の自宅で、生後約1か月の双子を殴り死傷させたとして、
傷害致死罪などに問われた母親の無職小林真実被告(29)の
裁判員裁判の判決が16日、岡山地裁であった。
高山光明裁判長は「更生に向けての周囲の協力が整っている」などとして
懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑・懲役5年)の
有罪判決を言い渡した。
判決によると、小林被告は昨年8月21日、自宅で長男の建太ちゃんの頭を
平手で数回殴って脳内出血などで死亡させ、さらに同月17〜21日、
次男の頭も複数回殴り、重傷を負わせた。
閉廷後の記者会見で、70歳代の裁判員経験者の男性が、
小林被告にはほかに長女、次女もいることから「最初は厳罰と思ったが、
公判を通じ母親なしで子どもは生きていけないと思った」と話した。