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名無しさん@お腹いっぱい。:
円、101円台に反発=米信用不安でドル売り〔NY外為〕(10日)
3月11日6時44分配信 時事通信【ニューヨーク10日時事】
週明け10日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、信用不安を背景に米株式相場が3営業日連続で大幅続落したことを眺めドル売りが進み、1ドル=101円台に反発した。
午後5時現在は、1ドル=101円70―80銭と、前週末午後5時(102円63―73銭)比93銭の円高・ドル安で推移している。
米大手投資会社カーライル・グループの子会社が経営不振に陥ったことに加え、この日は証券大手ベアー・スターンズも資金繰りが悪化しているとの観測が広まった。
市場では、貸し渋りの深刻化で景気がさらに悪化するとの懸念が強まり、米株式相場は大幅続落。ドルは101円55銭まで売られた。
ただドルは対ユーロでは、トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が「過度の為替変動を懸念している」とユーロ高をけん制したため、比較的底堅く推移した。
円は対ドルで約8年ぶりの高値水準にあるが、対ユーロ、豪ドル、ニュージーランド・ドルなどではまだ割安。このため「円売り介入は他国の理解を得られない。
1ドル=100円割れでも金融当局は動けない」(邦銀筋)との見方が多く、円買いには安心感があるという。
ユーロは同時刻現在、対円で1ユーロ=156円05―15銭(前週末午後5時は157円63―73銭)、対ドルでは同1.5339―5349ドル(同1.5350―5360ドル)。(了)
最終更新:3月11日6時44分