294 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
<事故米転売>三笠フーズ、サンプル検査半分だけ
9月13日21時55分配信 毎日新聞
米卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)の汚染米転売問題で、同社が事故米の出荷前に必ず行ったとしていたサンプル検査が、実際は多くても半分程度の実施にとどまっていたことが分かった。
流通先の保育園などで見つかった餅米から基準値の2倍の有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出されており、大半の米がチェックなしに出回ったとみられる。
問題発覚後、三笠フーズの冬木三男社長は「すべての事故米を外部機関で検査した」と説明していた。
三笠フーズの財務担当者によると、同社はメタミドホスが検出された中国産餅米約800トンを国から購入。
昨年11月〜今年8月、約350トンを福岡県筑前町の九州工場から、複数の仲介業者を経て、同県内の米卸売会社に出荷した。約20トンずつ20回近くにわたり運び出したが、検査は「せいぜい10回程度だった」としている。
検査は、20トンにつき約1キロのサンプルを取り出し、外部の専門機関に分析を依頼していたという。
基準値(0.01ppm)を超えた米について、財務担当者は「出荷していないと思う」と話しているが、
「(検査は)とりあえず、気休めでやっていたのだろう。ずさんだった」と語った。
これらの米は複雑な流通過程を経て、米穀店や米菓メーカーなどに流れたとされる。うち一部は、近畿2府4県の病院や高齢者福祉施設など100カ所以上に流れ、京都市の保育園に残っていた米から、
初めて、基準値を超すメタミドホスが検出された。
今回の事故米に関する安全性の認識について、三笠フーズ側は農林水産省の聴取に対し
「メタミドホス汚染米は転売前に検査をして問題ないと判断した。カビの米は表面を削って転売した」と説明していた。また、冬木社長は今月6日の記者会見で
「危険性の認識は持っていたが、カビは目視や精米機で除去し、(メタミドホス汚染米は)すべてを外部機関で検査した」と話していた。【宮地佳那子】
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/14(日) 11:20:39
「汚染米」と知らなかったのに、「米産」に書き換え?
それも矛盾だが、
汚染されていても「米産」なら売れるというシステムがあるということか
事故米転売:「三笠」米を米産に書き換え販売 神戸の会社
三笠フーズの汚染米転売問題で、神戸市の穀物販売会社「大豆油糧」が、三笠フーズの中国産もち米の産地を米国産と書き換えて販売していたことが13日、分かった。
担当者は「国内産として購入した。汚染米とは知らなかった」と話している。
大豆油糧によると、同社は堺市の「大和商会」に米国産もち米を納入していたが、
今年5月に米国産が売り切れたため、「国内産」として在庫していたもち米のラベルを付け替え、8月までに約700キロを出荷した。
大豆油糧は、三笠フーズが転売した問題のもち米を、大阪府内の業者から約3トン購入。
このうち約700キロを大和商会に、約300キロを和歌山県内の業者に販売、残り約2トンは返品したとしている。