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名無しさん@お腹いっぱい。:
石原産業:瀬戸の産廃投棄 住民の不安ピーク 新たな不法投棄で説明会 /愛知
9月22日11時0分配信 毎日新聞
◇社長ら謝罪「体質変えたい」
土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不法投棄を巡り、メーカーの石原産業(大阪市)が瀬戸市広ノ田町などに有害物資を含む有機物残渣(ざんさ)を不法投棄していたことが新たに判明した問題で、
同社の織田健造社長ら幹部が21日、地元の品野東公民館で住民説明会を開いた。
大手企業による相次ぐ不法投棄問題に、住民の不安と不信感はピークに達している。【坂東伸二】
説明会には、住民側から河村貞夫・品野連合自治会長をはじめ町内会の役員10人が出席した。
冒頭、織田社長は「住民のみなさんに不安を与え、社長として心からおわびする」と謝罪、フェロシルト問題で8月30日に地元住民に対する説明会を開いたばかりの同社の安藤正義顧問も
「他には何もないなど、取り返しのつかないお答えをした」と深く頭を下げた。
住民の「またかという思い。人事異動などで本当に会社が変わるのか」との質問に、
織田社長は「トップダウンの会社の体質に問題があった。体質を変える以外に変革の道はない。一罰百戒を徹底し、外の血を入れるなどして体質を変えたい」と厳しい表情で答えた。
また、フェロシルトの撤去などに時間がかかっていることついては、織田社長らは地権者との交渉が難航している点を指摘。
撤去を巡って双方の意向に大きな違いがあるとみられ、織田社長は「住民の不安を取り除くことを第一に決断をしたい」としながらも、「年内にも撤去のめどをつけてほしい」との住民の要望には確答を避けた。
住民説明会に先立って同社の一行は同市役所で説明を行い、応対した井上勝・市民生活部長は「住民の不安解消のため、一刻も早く投棄物を撤去してほしい」と要求した。
9月22日朝刊 最終更新:9月22日11時0分