578 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
特定危険部位の範囲は国により違います。
▼主要国における特定危険部位の範囲
日本
すべての舌、頬肉を除く頭部、扁桃、脊髄、脊柱、回腸遠位部(*)
米国
30ヶ月歳以上の牛の頭蓋、脊髄、脊柱(扁桃、小腸においてはすべての牛から除去)
EU
12ヶ月歳以上の牛の頭蓋、脊髄、脊柱(扁桃、腸、腸間膜においてはすべての牛から除去)
(*) OIEでは腸全体が特定危険部位として指定されていますが、
厚生労働省では牛の腸からの感染性が確認されていないことから、
特定危険部位として回腸遠位部のみを範囲基準としています。
腸を食する習慣が少ない国においては、回腸遠位部のみを除去するよりも管理がしやすいため、
腸全体といった範囲が取られているようです。
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 15:47:10
家畜の安全基準を定める国際機関、国際獣疫事務局(OIE)
★腸管全体の特定危険部位化 腸管全体を特定危険部位とする改正についての、OIE事務局の説明は、
(1) すでにBSEの感染性が確認されている回腸遠位部をその他の部位から、と畜場において明確に分離することは困難であること
(2) 回腸遠位部以外の腸管においても、感染性を有するかもしれないリンパ組織や神経組織が含まれるかもしれないこと
(ただし、これまでの実験では感染性は確認されていない。)を理由としている。