949 名前: 大阪・役人 ◆0Ot7ihccMU [sage] 投稿日: 2005/06/27(月) 21:35:24
まあ、国家レベルのことは別として。
逆にいえば(2)〜(4)の前提と生産費<価格をクリアすればよいわけです。
(2)加工品として自社販売
参入企業の多くはこのタイプですね(とはいえ緩和レベルですが)。
バナナやコーヒー等の伝統的プランテーション作物はもともとのこのタイプになりますが、
生産量と消費量を完全に牛耳る(完全に、ではありませんが)ことはもう新規には不可能でしょう。
(ちなみにプランテーション農業の場合、生産側が一方的にリスクを負っています)
(3)海外での大規模農場
オーストラリアでの畜産や中国での野菜生産がこれにあたります。
日本国内で「大規模」といっても、(トータルで)欧米には及ぶべくもありません。
(4)一部ユーザー向け高級品
有機無農薬品や健康食品等が当りますね(…とはいえ、程度の問題ですが)。
景気や流行に大きく左右され、シェアとしては限られたものでしかありません。
何れにせよかなり前から取り組まれていることでもあり、新規参入しても商機の余地があるとは…。