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名無しさん@お腹いっぱい。:
最近暗いニュースばかりだから、ユーモアで職場を明るくしようと思い
ほっぺとおでこにでっかい絆創膏貼って出勤したんだ。
大 成 功 。
「どうしたの?」と真面目に心配する係長に対して
「何でもありませんから」「どうぞお気になさらず…」
とモノマネすると職場がどっと沸いた。
もちろんリスクは想定済み。
ある程度のお咎め(カタブツの係長にはいつも小言を言われている)
は覚悟の上で、おれ一人が犠牲になっても職場が明るくなればいいかな
と思ってやった。
しかし、予想を超え、課長補佐のおっさんに呼び出されてしまった。
おれみたいな1年生係員が課長補佐から直接お叱りを受けるの異例のこと。
でもおれは常にポジティブだから、これってある意味公務員の勲章かな
と受け止めて内心ニヤニヤしながら補佐のお言葉を右から左へ受け流した。
達成感に酔いしれながら業務をこなすおれとは対照的に、
補佐は午前中ずっと不機嫌で、周りに当り散らしている。
や ば い 。
今日は虫の居所が悪かったようだ。
昼休憩で抜け出し、補佐が本省にいたころ直属の部下だった先輩に相談。
こっちに異動してきてからも補佐とはよく飲みに行く仲だ。
「補佐何かあったんですか?」
「だれにも言うなよ。赤城さんが大臣就任したとき、
“身辺整理”の一環で捨てられたんだよ」