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居酒屋のオヤジ@怖い話1:
ようやく恵みの雨が降りました。
果菜類の人には忌まわしい台風ですが....。
雨でちょっと一休みしていたら、
恐ろしい話がメールで送られてきました。
転送********
都市近郊のある農村地域、都会からの移住者も少しずつ
増えている。そこの農民が仲間を募って出資し、道路沿い
に生鮮野菜の販売所を作った。村役場の補助金を得て、
ログハウスふうの建物もできた。ここで、ハネ品などを
有機だあ、オーガニックだと称して販売している。ここは
農家の委託販売もしている。委託料・販売手数料は売り
上げ額の二割。まあ良心的だ。もちろん売れ残りは委託者が
引き取る。販社としてはリスクの低い商売だ。ここが売
れている。消費者は自動車で乗り付けるが、一回の購買
で5000円もの金額を野菜の購入にあてる。地元産、
有機、無農薬とかにつられる。もちろん販売する側はつ
ねに十分な品揃えができるわけではない。そこで、ここで
販売する野菜のうち足りない分は(それがほとんどだ
が)農家が市場から仕入れる。自分たちの作った野菜は
ほんの申し訳ていど(そのうち有機無農薬に近いものはごく
わずか)。仕入れた野菜は、有機栽培のものに偽装す
る。あるいはそのまま出す。いったん信じ込まされた消
費者は小さく別地域産の表示があろうが気が付かな
い、売れに売れる。いま、ログハウスふうの販売所が
いくつもできつつある。
お上主導の道の駅で成功しているところは極端に少ない
のに、片や大成功というところ。
これは農民と農業全体の信用をワタクシの利益に変えて
いる事例。ウソは長続きしないが、かといって通用しな
いわけではない。
「一部の人間を騙し続けることはできる。全部の人間を
いっとき、騙すこともできる。しかし全部の人間をいつ
までも騙し続けることはできない」(リンカーンの言葉
だったかな・・忘れた)