【怠惰】農水省・死亡牛のBSE検査は2004年

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35名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/16 14:59
■BSE:厚労省が農水省に死亡牛の全頭検査早期実施を申し入れ
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020514k0000m040047000c.html

 厚生労働省のBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)2次検査で陽性と判定された
北海道音別町の乳牛について、同省専門家会議(座長・品川森一・帯広畜産大教授)は
13日、国内で4頭目のBSEと正式に断定した。この会議では国内のBSEの実態を
把握するため、食肉処理される牛だけでなく全死亡牛を検査する必要性が指摘され、
厚労省は同日付で農林水産省に対し、死亡牛の全頭検査を早急に実施するよう
申し入れた。 
 非公開で行われた会議後、記者会見した品川教授は、4頭目の牛の左前足がまひ
していたこととBSEの関連について「分からない」と述べたうえ「我々には病状の全
経過を見た経験がない。分析には牛を実験感染させる必要があるが、現在の日本
では態勢が整っていない」と国のBSE研究の不備を指摘した。
 4頭とも96年3〜4月生まれだった点についても「4頭だけでは何とも言いようがない。
牧場で死んだ牛など未検査のまま処分されている分についてもデータが必要」と述べた。
品川教授以外の委員からも、死亡牛の検査を求める意見が相次いだという。
 現在、食肉処理される牛のすべてについてはBSE検査が行われているが、より
感染の疑いが強いとされている牧場などの死亡牛(年間約7万6000頭)は農水
省が一部を抽出して調べているだけで、全頭検査は行われていない。 【須山勉】
[毎日新聞5月13日] ( 2002-05-13-19:16 )
36名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/16 15:07
■BSE問題 死亡牛の全頭検査、受け入れ態勢検討−−厚労省申し入れで県/群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020515-00000006-mai-l10

 BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題で、厚生労働省が農林水産省に対し、
食肉処理される牛だけでなく、すべての死亡牛を検査するよう申し入れたことを受け
て、県は14日までに、受け入れ態勢の検討に着手した。
 検査員の確保や死亡牛の保管方法などを検討し、農水省からの指示があり次第、
対応できるよう準備を整える。
 県畜産課などによると、牧場で死亡した牛などは市場に出荷できないため、年間
約3000頭が前橋市内の処理施設で、肉骨粉などに加工処理されている。現在、
食肉処理される牛は、全頭がBSE検査を受けているものの、死亡牛の検査は行わ
れておらず、仮にBSEに感染していても把握できない状況になっている。
 13日に行われた厚労省の専門家会議では、国内のBSEの実態を解明するため、
死亡牛の全頭検査の必要性が指摘された。
 これを受け、県は、死亡牛の全頭検査が導入された場合、必要になる態勢の検討に
着手。具体的には、死亡牛が施設に持ち込まれてから検査結果が出るまでに約1日
必要なため、その間に保管する冷蔵庫などの施設や、運搬経費の負担、検査員の
確保などの準備作業を進める方針。【清水憲司】(毎日新聞)
37名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/16 15:13
【社説】BSE4頭目/感染源の手がかりに  2002/05/14 (神戸新聞)
 国内で四頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)感染牛が北海道で見つかった。
厚生労働省が十三日開いた専門家会議で最終確認された。
 三頭目の発見から五カ月半ぶりである。寝た子を起こされたような驚きがある一
方、全頭検査の実施という安全弁が効いているせいか、消費者をはじめ関係者は比
較的冷静だ。
 新たなBSE牛の発生を、これまで事実上“迷宮入り”化している感染ルートの
解明に役立てたい。農水、厚労両省の汚名返上の機会でもある。
 有力な手がかりは、今回の感染牛と、これまでの三頭がいずれも一九九六年春生
まれの高齢乳牛で、出生後、群馬県にある同じ工場で製造された代用乳を飲んでい
た可能性があることである。
 北海道音別町農協の発表で、四頭目の生産農家も過去三頭と同じ代用乳を同農協
から購入していたことが分かった。
 もう一つ、今後の感染ルート解明で問題となるのは、BSEの可能性の高い廃用
牛の取り扱いである。
 三頭目と四頭目でこれだけ発生に時間があいたのは、生産者や食肉市場が、高齢
の廃用牛の出荷や処理を手控えたためだ。
 ひとたびBSE牛を出すと、同じ牧場で飼育されている牛の移動も禁止され、同
じ時期に生まれ、同じ飼料を食べた牛はBSE検査をした上で焼却処分される。感
染牛を処理した食肉市場も事実上、休業を余儀なくされることになる。
 このため農水省は今年二月「廃用牛流通緊急促進事業」を開始し、一頭当たり四
万円の買い上げ補助や、食肉市場の休業補償を行っている。最近、廃用牛の出荷が
かなり回復してきたのは、そのためである。
 しかし、全国の生産者のもとには五万八千頭の廃用牛がまだ市場に出荷されず、
滞留しているといわれる。四頭目の発生がこれに拍車をかける結果になっては困り
ものだ。
 牧場で死亡した牛はBSE検査を受けなくてもよいため、中には廃用牛を市場に
出さないで処分する生産者もいるといわれる。しかし、こうした傾向が強まれば、
BSE感染ルート追究に大きな障害になるだろう。
 BSE牛が大量に出た英国をはじめヨーロッパの事例では、BSE感染率は廃用
牛よりも牧場で死亡した牛の方が高いことが指摘されている。死亡した牛の検査体
制の確立も、これからのBSE対策の大きな課題となる。
38名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/21 16:11
▽24カ月齢以上の死亡牛  検査態勢整備を/農水省BSE技術検討委
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02052103.html

 農水省は二十日、専門家によるBSE技術検討会を開き、死亡牛の検査のあり方
などで意見を聞いた。委員からは、二十四カ月齢以上の死亡牛の全頭検査に向けて、
態勢を早く整えるよう求める意見が強く出された。ただ、死亡牛の検査対象を、
四頭のBSE感染牛と同時期に生まれに牛(一九九六年三、四月生まれ)に重点化
することは「意味がない」と否定的な意見が出た。
 技術検討会で同省は、死亡牛検査頭数を増やすに当たって九六年三、四月生まれ
を優先的に対象にする考え方は示した。
 また、二十四カ月齢以上の死亡牛の全頭検査開始時期について同省は、態勢整備
に二年程度かかることや、BSE対策特別措置法案をめぐる与野党調整の焦点に
なっていることなどから明言を避けた。
 検査の実施期間でも委員から、BSE感染牛の発生状況を見なければ判断できな
いとの意見が出て、結論は出なかった。
39名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/22 10:04
▽死亡した牛も全頭BSE検査へ 政府・与党方針(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002052200098.html

 政府・与党は21日、食肉処理の前に死亡した牛についても、03年4月から
牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査をする方針を固めた。2歳未満の牛は感染例が
ないため対象外とし、離島や遠隔地などについては開始時期を猶予する。
 専門家によると、BSEの発生率は死亡牛の方が高いとされ、検査の必要性が
指摘されていた。
 自民、公明、保守の与党3党はこの日、野党にBSE対策特別措置法案を提示し、
今後、与野党で調整して今国会に提出する。
 死亡牛は獣医師に都道府県知事への届け出を義務づけ、知事は牛の所有者に
BSE検査を命じる方向だ。
 厚生労働省はすでに、死亡牛について農水省に早急な全頭検査を申し入れてきた。
しかし、年間7万6000頭(農水省推計)にのぼる24カ月齢以上の死亡牛すべてを
検査するには、検査期間中の冷蔵・保管施設や焼却施設の整備など課題が多く、
農水省は開始時期の明示を避けていた。 (2002/05/22)
40 :02/05/22 10:40
公約違反が存在しないのに、政治ですら動く術は無い
牛の首だけ保管すればよかろうに 胴体は燃やせ売るなよカス農家。
能無しタケベはやっぱり九尾だ 嘘しか言わん。
41名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/22 16:16
武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成14年5月17日(金) 9:27〜10:07 於:農政クラブ)
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020517daijin.htm

〇死亡牛の全頭検査の進捗状況

Q: 強制力はない。検査に対象の牛が載ってこないことも考えられるがこの点は
いかがですか。
A: 誠意と努力という言葉がインセンティブという言葉使いはしませんが、協力
していただくためには何をしなくてはならないかということを考えなくてはならな
いと。インセンティブという言葉は、酪農家にしてみれば非常に不愉快な思いを与
えると思います。 

Q: 1つだけいいですか。感染経路と原因の究明は重要だとおっしゃって、大臣
のトップダウンの指示で色々と対策は進められているのですが、原因究明に不可欠
とされる死亡牛全頭調査が全く進んでいないようですが所見をお願いします。
A: 死亡牛の検査も24ヶ月齢は、早急に実施したいのです。しかし、検査器材
の整備を図ることが大事です。死亡牛の確認や検査システムと具体的なサーベイラ
ンスの実施方法につきましては、都道府県や関係団体とも検討して都道府県等に協
力してもらわなくてはならない。特に検体、牛が死亡したところへいってやるわけ
にはいかない。検査する所に運び込まなくてはいけない。次から次に死亡牛が出た
場合にそれを保管する保冷施設を用意しなくてはならないし、焼却施設も用意しな
くてはならない。このことについては離島でありますとか地理的な状況、北海道な
どは随分と広いですし、酪農地帯ですし、数も多いですし、すぐ出来るところもあ
ろうかと思いますがいっぺんには行かないというのも避けられない事実であります。
これについて、検査体制、都道府県の協力も得て検査体制を一日も早く構築すると
いうことが一番だと思います。

Q: 目途はありますか。急ぐといっておりますが。
A: 可及的、速やかにですね。役人用語じゃないですが、ここのところは慎重に
答えておきましょう。
42名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/22 16:19
渡辺農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成14年5月20日(月) 14:00〜14:10 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020520jimujikan.htm

○96年3・4月生まれのBSEサーベイランスについて

Q: 96年産の死亡牛の検査を優先的に行うかも知れないとおっしゃっているの
は、10月までに4,500頭やられるという中に96年3〜4月出生の牛が入って
くるということなんですが。
A: 事由を優先することも考えられる。しかし、まあ今、一生懸命僕らが24ヵ月齢
以上のものについて、死亡牛の検査体制を充実してくれということで、各県とも
お話していますから、そこのところの体制次第でまたどうなるか。
 いずれにしても、これは原因究明のためのサーベイランスの集中強化をどう
すれば良いかということですから、もうちょっと我々事務レベルではなくて専門家の
御意見を聞いて決めたいなと思っております。まだ、絞り込んでいるわけではあり
ません。

Q: 96年産の牛についてなんですけれども、生体検査は全て出揃うんですか、
それともそれもやはり症状の全くないものについては、省くというお考えなんで
しょうか。
A: 一応一通りサーベイランスと言いますか、その生体でのチェックはしました。
しかし、その上でなお、段々にこういうところを重点にやった方が良いという状況
になって来ているわけですから。それをもう1回データベースが揃ったら、点検を
する時期がやって来ると思います。それが意味のあることであるかどうかという
ことも、専門家に聞かなければなりませんので。
43名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/22 22:18
BSEが出た酪農家の牛皆殺にして検査するのやめたら
酪農家皆廃用牛出すからBSEもたくさんみつかって
少しは原因究明になるんじゃないかって思うの私だけかしら。

なんでだめなの?
44名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/05 13:44
渡辺農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成14年6月3日(月) 14:00〜14:12 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020603jimujikan.htm

○省名変更を検討との報道について

Q: 週末の報道にですね、農林水産省の名称の変更のことについて、幾つか報道
があったのですけれども、これに関しての事実関係及び次官の考え方などお聞かせ
下さい。
 
A: そうですね、3つぐらい申し上げたいと思うのですが、まず事実関係から言
いますと、報道されているような省名変更を具体的に検討しているという事実はご
ざいません。
 それから3つのうちの2つ目は、先般の31日の関係閣僚会議の議論であります
けれども、新しい組織について官房長官から概要が示されました。その際に農林水
産省、厚生労働省についてリスク管理体制の見直しを行うという指摘も頂戴をして
おります。農林水産省自身、私どもの業務や組織について新機関の設立と併せて見
直しが必要だと思っております。それが2つ目でございます。
 それから最後の3つ目でありますが、名称の問題であります。名称、各省庁、部
署の名称というのは、その所掌事務を端的に表すものであるということが、まず上
げられます。名は体を表すという形になっていなければいけないと思います。だた
今回、食品安全行政の見直しに当たってリスク管理の部分が先般の関係閣僚会議で
も議論になりましたけれども、これは引き続き厚生労働省、農林水産省が担うとい
うことになりますので、そういう点から言いますと、中央省庁の改革再編の時に農
林水産省の所掌事務が、或いは他の役所の所掌事務が、どういうふうになるかとい
うことで大変大きく変更があったわけですが、今のところそういう状況にはないと
いう2つのことがございますので、この2点に留意しながらもう少し、何と言いま
しょうか、新組織なり、私どもの組織改正の見直しが進む中でいろいろのことを考
えたいと思っております。
45名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/03 22:57
武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成14年7月2日(火) 9:23〜9:44 於:農政クラブ)

○死亡牛の全頭検査について

Q: 今お配りになりましたリリースに、死亡牛の全頭検査のことが書いてあると思いますが、
BSE対策措置法が施行されるということですけれども、来春からの死亡牛検査の見通しとい
うのは具体的にどういうものでしょうか。
 
A: 15年度からの実施ということで、都道府県に万端準備怠りなく進めていただくように
要請をしているところでございますが、一部離島とか、北海道とか、広大な地域については、
4月1日実施は難しいという、そういう地元のそういう方向でございます。その理由は、例え
ば北海道などは集荷、死亡牛を一定のところに集めなければならないという事情があるようで
す。その場所をちゃんと作らなければいけないということもあります。それから、やはり検査
体制です。獣医師さん等の人材の確保ということについても、相当数新たに確保しなければな
らないということでございます。いずれにしましても、15年度中に全ての県で実施できるよ
うにさらにお願いをして参りたいと同時に、私どもといたしましても、ただお願いするだけで
はなくて、色々そういう体制が整うように支援できることがあれば、バックアップしたいとこ
のように考えております。それから、先程私の方からお話しました、全国知事訪問が8県残っ
ておりますけれども、これは私どもだけの事情ではありませんで、先方の知事さんの日程等の
都合もございますが、何とか今月中には全ての都道府県訪問を終わらせる方向で努力して参り
たいと、このように思っております。
46名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/04 12:22
▽BSE法と改正JAS法が今日施行 死亡牛検査義務付け(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02070402.html

 牛海綿状脳症(BSE)発生と食品の虚偽表示問題に対応するため成立した牛海綿状脳症対
策特別措置法(BSE法)と改正JAS法が四日、施行される。BSE法は、来年度からの二
十四カ月齢以上の死亡牛のBSE検査義務化などを定めた。改正JAS法は、食品表示の違反
への抑止力を強めた。
 BSE法は農水省と厚生労働省にBSEへの対応手引書として「基本計画」を作成するよう
定めた。また、牛の肉骨粉を使った飼料の製造・流通や使用を法的に禁じ、死亡牛のBSE検
査を二〇〇三年四月一日から義務化することを盛り込んだ。
 農水省は、BSE法の施行と同時に、畜産農家などに二十四カ月齢以上の死亡牛の届け出を
義務付ける省令も施行する。今後、死体を検査した獣医師か所有者は、都道府県知事に届け出
る必要がある。
 JAS法の改正は、食品の虚偽表示の予防効果に焦点を絞った。JAS法違反者の早期公表
と、罰則強化が柱。今後は、JAS法違反を確認すれば原則公表する。これまでは悪質な違反
でも、当事者が改善すれば公表できなかった。ただ、事業者名の公表は、事業者の倒産を導く
可能性が高いため農水省は、悪意のない単純ミスは指導にとどめ、公表しないとの運用指針を
設けた。
47名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/05 14:59
▽死亡牛の検査が欠かせない(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02070504.html

 牛海綿状脳症(BSE)の対応で、最終的なマニュアルはない――。日本のBSE対策を検
証するため来日した国際獣疫事務局(OIE)のダクマー・ハイム博士は四日、都内で開かれ
た国際シンポジウムで「BSE対策は日々点検して、着実な実施を確認すべきだ」と話した。
国内では、酪農家からBSE発生牛と同居している牛の殺処分をやめるべき、との声が挙がっ
ているが、同居牛殺処分について、欧州では対応が分かれていることを紹介した。
 シンポはOIEアジア太平洋地域事務所など主催。生産・消費者団体や流通業者、行政関係
者ら約六百五十人が集まった。
 この中でハイム博士は、日本ですでに行っている肉骨粉の給与禁止や、消費者保護の面から
の脳など特定部位を除去する重要さを強調。BSEの全体像を知るためにも、今後は死亡牛の
検査が欠かせないと指摘した。会場からは、「BSEの全体像がはっきりしないと消費者に正
確な情報を伝えることが難しい」などの声も上がった。
48名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/06 21:40
▽疑似患畜処分見直しには慎重−音別で武部農水相が酪農家と懇談  2002/07/06 15:09
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0030

 【音別】武部勤農水相は6日午前、5月に国内四頭目の牛海綿状脳症(BSE)感染牛が見
つかった釧路管内音別町を訪れ、感染牛を生産した酪農家と直接懇談したほか、高野武町長ら
地元関係者と意見交換した。
 武部農水相が音別町を訪れたのは、BSE確定診断後は初めて。酪農家とは音別町農協で約
三十分間懇談し、酪農家は「疑似患畜の殺処分は忍びない」と、処分制度の見直しを要望した。
 これについて農水相は会談後、「国際基準は守らなければならない」と述べ、現状での見直
しには慎重な姿勢を示した。
 また、来年四月から義務付けられる二十四カ月齢以上の死亡牛に対する全頭検査で、道が実
施延期を求めていることに関し、農水相は「道内は遅くとも二○○三年度中には始めたい」と
述べ、四月実施にはこだわらない考えを示した。
>>47
君、見出しを偽装しちゃいけないよ。正確には・・・

▽同居牛の殺処分、欧州も対応二分(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02070504.html

50名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/08 14:46
▽96年3、4月誕生の乳用牛 BSE検査促す、1頭4万円助成(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews01020708.html

 農水省は、一九九六年三、四月生まれの乳用牛の牛海綿状脳症(BSE)検査を促すため、
家畜保健衛生所で対象牛を検査すれば一頭当たり四万円を酪農家に助成する方針を固めた。
廃用牛の出荷を促す助成金と同額。運搬経費の助成のあり方や、酪農家のプライバシーを
守りながら検査を進める手法などを詰め、対象牛の検査を今月中にも始める。
 九六年三、四月生まれの乳用牛のBSE検査を促すのは、これまで見つかった四頭のBSE
感染牛が、いずれもこの二カ月間に生まれた乳用牛だったため。原因究明の一環として武部
勤農相が指示した。対象牛を同省は二万六千頭と推計する。
 牛に耳標を装着した際の登録データで対象牛を飼っている酪農家を把握し、家畜保健衛生所
から検査を受けるよう呼びかけてもらう考えだ。耳標の装着はほぼ終了した。
 家畜保健衛生所での検査後に牛は焼却されるため、酪農家に枝肉の販売代金が入らない。
そこで、と畜場への出荷を前提に廃用牛を JAなどに売り渡す場合 と同額の助成を行うことに
した。
 今回の検査は、同省が行っている農場にいる牛の検査(農場段階でのサーベイランス)の
対象を拡大する形で行う。現行では、立ち上がれない牛や死亡牛などが対象だ。
ホカイドーの検査、家保の人数をあと120人ホド増員しないと
無理、って試算なんだけど、それって今の約倍だよ。
予算的に明らかに無理・・・
52名無し:02/07/09 23:45
家保の奴らは人の2倍は絶対働かない半人前ばかりだから
4倍いるってことかしら
それって本州の家保デショ
ホカイドーはマトモだと思われ
54名無し:02/07/11 00:16
いいなぁー
働く県職員がいて
家保も普及所ものんびりしたもんだよ
うちの県は!
でも、正直BSE出て、家保の存在価値見出せたってカンジ。
ホカイドーでも、支庁再編に伴って家保も将来的に統廃合・・・って
雰囲気だったし。伝貧も入厩のみ、Tb・Brも5年に1回。
指導事業に力を入れよ、ハサップだ、・・・う〜ん、現状キビシー!って
思わずに居られなかったもんね。
もはや、統廃合の目は完全に普及所に向けられてるよね、ってもはや
進んでるけど、さらに加速つくと思われ・・・。
56情報通:02/07/11 23:33
今後、口蹄疫やらBSEあるから家保は必要性増すよね
尻たたき検査してた時は、しょうもない役所だと思ったが・・・
厚生省管轄の食肉処理場の獣医が忙しい思いしてるのにとか思った
今後、24ヶ月以上の死亡牛のBSE検査しなきゃいけないわけだし
高い給料分をやっと働いてもらえる。本人たちは、未だ抵抗してる
みたいだけど・・・

普及所は完全に存在意義なくなってる。
農家に農業の基礎教わってすぐ異動しちゃうし、
知らないのに知ったかぶりして無駄な国からの手当もらう必要も無し
パソコン得意なお兄ちゃんって感じかな


食検の獣医は正直新卒者に人気無い。大切な仕事なのにね。
食検も家保も人数不足は明らか。ホカイドーの場合家保は1支庁に
1ヶ所。普及所は数箇所。大きな声じゃ言えないが、これって
仕事内容・必要性と人数が反比例。いかがかと思われ・・・。
異動の件は公務員の宿命なのでなんとも。でも、1ヶ所にもう少し
長く居てもいいと思う。
あと、抵抗しているわけではないのですよ、恐らく。きちんとできない
なら(人数・設備面で)、やっても金・時間の無駄、批判の元(尻たたき
とか言われたように)になる事わかってるんでしょう。
まあ、それでも「一番現場に近い農業行政機関(イコール最末端)」だから
上から言われれば半端なことでもポーズとしてやらなあかん。
これが嫌で若い人が続かない・・・→欠員→人不足という罠なんだな〜

58名無し:02/07/13 00:25
県の獣医は農家があんまり頼りにしてない気がする
共済獣医の方が信頼あると思うが・・・
ところで北海道ではちゃんと24ヶ月の死亡牛届出を農家してますか?
罰則規定ないみたいだし・・・
来年からの死亡牛検査への予行練習かしら?これも国のパフォーマンスだろうけど
59名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/16 14:01
■農水省、来年度中に死亡牛全頭検査実施(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20020716CEEI006616.html

 農水省は16日、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の感染状況を正確に把握し、感染拡大を防ぐ
「BSE対策基本計画」の原案を自民党農水関係部会に示し、了承を得た。通常の牛に比べて
高い確率で感染がみつかる農場で死亡した2歳以上の牛に関し、来年度中に全頭検査ができ
るように体制を整えることを明記した。
 牛の頭数の多い北海道や離島などは検査施設や一時保管施設を早急に整える必要があり、
農水省は資金面で支援する方針。6月に成立したBSE対策特別措置法は来年度から2歳以上の
死亡牛がBSE検査を受けるように義務づけているが、検査体制の不十分な地域については例外
とすることを定めていた。
 6月末に来日した国際獣疫事務局(OIE)のダクマー・ハイム博士は、日本国内の感染実態を
把握するために、2歳以上の死亡牛の全頭検査を求めていた。
60名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/17 11:29
武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成14年7月16日(火) 9:18〜9:39 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020716daijin.htm

〇BSE対策基本計画策定への所見について

Q: 今朝自民党に対して、BSEの基本計画の報告があったと思いますけれども,今日も副
大臣PTで議論になるのかと思いますが、大臣として計画をまとめられるといいますか、そこ
に期待と言いますか、どういうものとしたいかというようなところの御所見をお聞かせ下さい。
 
A: BSE対策については、各般の対策を講じているわけでございます。まあその殆どのも
のが法律に書き込まれているわけでございまして、私どもと致しましては、これまでの諸対策
を基本にですね、二度とBSEの発生によって混乱が生じないように、食の安全・安心確保と
いう視点に立って適切な対応を執っていかなければならないと、こう思っているわけでござい
ますが、こうした問題については今、生産者からはですね、感染源、感染牛の、感染ルートの
究明というものについて、先般北海道に参りました際にも、強い要請がございました。このこ
とについては農林水産省としては最もエネルギーを費やして取り組んでいるわけでございます
が、こういったことについても、さらに強力に努力していきたいと思います。それからやはり
食品安全委員会が設置されるということについては、その背景にはですね、リスク分析に基づ
くリスク評価ということについて、科学的、専門的、客観的に検証するということがいかに大
事かということに対する対応ということでありまして、そのために独立した機関を設けるとい
うことにしたわけでございます。しかしそこで私ども勧告を受けて今後の被害についてですね、
BSEだけじゃありません。リスク管理というものをしっかりやっていかなければならないわ
けでございます。このことについては、今後食品安全委員会の設置に伴う私ども省内の業務、
組織の見直しもやっていかなければならないわけでありまして、それもですね、やはり産業振
興の面と、安全管理という面とですね、分けて考えるべきだという御指摘もあるわけでありま
すから、そういう基本的な考え方に沿ってですね、今後対応していかなければならないと、こ
のように考えております。私はBSE法案が成立したということも高く評価していることでご
ざいまして、そういう意味では法律に沿ってですね、しっかりした対応の基本計画を策定した
上で、臨んでいきたいとこのように考えております。
61名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/17 13:57
▽BSEで基本計画案 清浄国復帰めざす (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews01020717.html

 農水省と厚生労働省は十六日、今年度から五年間の牛海綿状脳症(BSE)対策の指針とな
る「牛海綿状脳症対策基本計画」案をまとめた。BSEに汚染されていない国(清浄国)への
一日も早い復帰を目標に掲げた。このため、二〇〇四年三月末までに、二十四カ月齢以上の
死亡牛を全頭検査する体制の整備に努めると明記。来年四月に始める死亡牛検査の義務
付けの例外地域でも、その後一年間で完全実施を目指す方針を示した。
 BSE感染牛に関する情報を公表する際には、発生農家のプライバシーに配慮しながら、
発生地域で過剰な取材を行わないよう報道機関に協力を求める、とした。
 基本計画は、今月四日に施行した牛海綿状脳症対策特別措置法(BSE法)に基づいて、
BSEの発生やその疑いがある場合に、国と都道府県が行う対策を示すもの。国民から今月
二十四日まで意見を募集し、農相と厚労相が今月下旬にも決定する予定だ。
 基本計画(案)では、
 1.と畜場での全頭検査や、農場で感染が疑われる牛の検査
 2.肉骨粉を含む飼料の製造、販売、給与の禁止
 3.農家や獣医師に対する、BSEが疑われる牛や死亡牛の届け出の徹底
 4.疑似患畜の殺処分
 5.畜産農家や関係業者の経営安定策
――など、すでに実施、または実施予定の対策を計画の中に位置づけた格好だ。
 BSE清浄国の条件で国際獣疫事務局(OIE)は、最終発生から七年以上経過し、
また、肉骨粉を含む飼料の給与が八年間禁止されていることなどを挙げている。
BSE対策 2歳以上の死亡牛、来年度中に全頭検査−−自民党農水部会、了承
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/200207/17-1.html

03年度中に死亡牛全頭検査めざす BSE対策基本計画
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002071700009.html
63名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/18 00:56
死亡牛検査実施、延期も BSE対策計画案


 農水省と厚生労働省は十六日、牛海綿状脳症(BSE)対策で国と都道府県などが実施
すべき事項を盛り込んだ基本計画案をまとめた。今国会で成立したBSE対策特別措置法
に基づく計画。国民の意見を聞く「パブリックコメント」を経て月内にも正式決定される。

 当面の計画期間は二○○二年度から五年間。都道府県は原則として○三年四月から、
けがや病気による二歳以上の死亡牛すべてについて、BSEに感染していないかどうかを
検査する。

 牛の飼育頭数が多い道内などは、牛の一時保管施設や検査に当たる獣医師の確保などの
体制を整えにくい例外地域として、検査開始の延期が認められる。ただ、道内では全国で
年間約七万六千頭と推計される死亡牛の半数を超える約四万頭を検査することになるだけ
に、道は、延期の場合の努力目標である○四年四月からの実施についても「検査体制が整
うかどうかは微妙」としている。

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020717&j=0044&k=200207175758
64名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/23 13:44
▽農水省、96年春生まれの乳牛にBSE集中検査(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020723i403.htm

 農水省は23日、1996年春に生まれた乳牛について、1頭につき6万円の協力費を飼育
農家に支払い、今月30日から集中検査を開始すると発表した。国内でBSE(牛海綿状脳症
=狂牛病)に感染した4頭の乳牛がいずれも同時期生まれという共通性の原因を解明するのが
目的。
 4頭の感染牛と同じ96年3、4月生まれの乳牛は、現在も推定で約2万6000頭が飼育
されている。同省では、生年月日などの情報をデータベース化するため、耳に札(耳票)を
装着する牛の「総番号制」を昨年末に導入したが、今月でデータベース化が終了し、96年春
生まれの乳牛の数や飼育場所が確定する。同省はデータに基づき、農家に協力を求め、了解が
得られた場合は、1頭6万円の協力費を払って殺処分し、都道府県の家畜保健衛生所で脳の
組織を調べる予定だ。
 農家の協力が得られる乳牛は約3割の8000頭を見込んでいる。残りの牛も、死んだ場合は
優先的に検査に回すほか、食肉処理場に出荷されたものは通常の全頭検査の対象になるため、
最終的にはほぼすべての牛が検査を受けることになるという。  (7月23日11:02)
65名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/24 16:41
武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成14年7月23日(火) 9:12〜9:21 於:国会連絡室)
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020723daijin.htm

○1996年3、4月生まれの牛のサーベイランスについて

Q: 耳標をつけ終わった牛はデータベース化されたと思いますが、例の96年生まれの牛の
集中検査というのは、その後どうなっているのでしょうか。

A: 96年3月、4月生まれのサーベイランスは、これは4頭のBSE感染牛は全て1996年
3月、4月生まれであったということから、念のために農家の同意の下でサーベイランスの
一貫として検査を行うということですが、当該時期の牛のBSEに関する知見をより多く収集
したいということが目的でございます。具体的には、農家の同意の下、当該牛に対する過去
の飼料の給与状況等を確認した上で、家畜保健衛生所でBSE検査を行うということでありま
すが、協力いただく農家に対しましては、検査及び調査に対する協力費として、6万円を支払
うということにしております。何時からやるかということでありますが、昨7月22日に、都道府
県にこの趣旨について発出いたしましたので、農家のプライバシーを確保しつつ、現在実施
しているサーベイランスと併せて順次進めていくということになっております。
66名無しさん@お腹いっぱい。:02/11/16 08:20
オセェヨ( ゚д゚)、ペッ
仕事で新しい事をやってる人間なら時間がかかるのも想像つく。
でもこれだけかかるって事は本当ゼロからのスタートだったんだろうな。
68山崎渉:03/01/11 18:03
(^^)
69山崎渉:03/01/18 01:25
(^^;
70山崎渉:03/03/13 14:21
(^^)
71山崎渉:03/04/17 09:00
(^^)
72山崎渉:03/04/20 03:56
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
73山崎渉:03/05/21 23:39
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
74山崎渉:03/05/28 14:16
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
75道内:03/06/19 20:44
現場で臨床やってる獣医はめんどうくさいから狂牛病検査対象にならない病名付けて、
保険金詐欺やってるよ。

例 ダウナー症候群→股関節脱臼
76山崎 渉:03/07/12 12:07

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
77山崎 渉:03/07/15 13:03

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
79山崎 渉:03/08/15 18:28
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
80名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/06 20:28
ここは共済関係者ばかり?
81名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/20 11:38

【狂牛病】肉骨粉肥料「BSE感染の危険性は低い」と製造・出荷を解禁…食品安全委
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1068733679/l50
82名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/20 11:39
【食の安全】 背骨付き食肉の販売禁止 厚労省が方針 【BSE】
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1068777962/l50
83名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 23:45
age
84名無しさん@お腹いっぱい。
京大の遺伝子の先生が今、ある商品を開発中だ。リトマス試験紙のよう
なもので狂牛病にかかっている牛の肉を判別できるものを作ろうとして
いるのだ。おそらく1〜2年以内には実用化できるだろうというのが彼
の予想だ。
(出典;「成毛式マーケティング塾」成毛眞 日本経済新聞社刊)