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「防護服代わりにはレインコート」「うがい薬を飲んでも効果はない」―。
東京電力福島第1原発の爆発事故を受け、放射性物質による健康被害への不安が高まっているが、防護服や体内への吸収を抑えるヨウ素剤を一般人が買い求めるのは難しい。
メーカーなどに現実的な対処法などを聞いた。
爆発事故後に一部避難所でも使用されたヨウ素剤。医薬品メーカーの「日医工」(富山市)には事故以来、個人からも問い合わせが相次ぐようになったが、処方箋が必要なため販売はしていない。
インターネット上では「うがい薬や海藻で代用可能」といった根拠のないうわさが飛び交う。放射線医学総合研究所(千葉市)の広報担当者は「ヨウ素を含んでいるが非常に微量で、効果はない。
うがい薬には有害な物質も含まれる」と警告する。
放射線による被害を防ぐための防護服は、原子力事故の現場で作業員が着る本格的なものだと1着約100万円もする。
製造販売する栄冠商事(福井市)には、「他に有効なものは」との問い合わせが殺到した。
長谷川高士社長は「一般の人には雨がっぱとマスクをお勧めする」と語る。「放射性物質が付かないよう、肌を露出しないことが大事。逆に危険なのは、払っても落としにくいセーターなどの毛糸製品だ」と話している。