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219クリックで救われる名無しさんがいる
東日本巨大地震で被害を受けた首都圏でも、日常生活に戻れない人や復旧の見通しが立たない施設が多い。地震の爪痕は深く残されたままだ。

 千葉県浦安市の湾岸部にある中町・新町地区は地面の液状化で道路が所々で大きく地割れした。噴き出して乾いた泥が海風にあおられて砂嵐になり、街で吹き荒れる。同市内の全小中学校は今週いっぱい休校だ。

 市内の団地に90代の母親と住む主婦、江面富美子さん(57)は「いつまでこんな生活が続くのか」とため息をつく。断水で8階建ての集合住宅はトイレが使えず、「母ひとりでは1階の仮設トイレにも行けない」。

 水道管の破裂で16日現在、上水道は約3万3千世帯が断水。下水道の被害は把握できず、市は全域でトイレなどの使用制限を呼びかけている。

 自衛隊などが給水車で水を配給するが、3〜4時間待ちの行列ができることも。
3人の子供と列に並んだ主婦(37)は「家と給水所を何度往復したか。子供をお風呂に入らせてあげたい」。
老人福祉施設の男性職員(35)は「入所者の衛生を保つため水が要る」と満杯のバケツを手に汗をぬぐった。

 火災が続く千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所。同市消防局と同社の消防隊が16日も放水を続けた。
火勢は弱まったが、鎮火には液化石油ガス(LPG)タンクのガスをすべて燃焼させる必要がある。
消防局の担当者は「ガスがどれだけ残っているのか……」と疲れを隠せない。

 最上部のアンテナが曲がった東京タワー(東京・港)は16日まで営業を休止し
、敷地内を立ち入り禁止にしてアンテナの補強工事をした。アンテナは曲がったままだが、
安全は確保したとしている。ただ「真っすぐにする工事は未定」(担当者)。
17日以降の営業の可否については同日に判断するという。

 天井が崩落し、卒業式中だった専門学校の非常勤講師2人が死亡した九段会館(東京・千代田)や、
客4人が軽傷を負った横浜市西区のボウリング場「ハマボール」も、営業再開のメドは立っていない。