21世紀は上戸彩でいこうぞね Part154

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308美咲洋子 ◆MISAKI/7TE
明日4月16日より主演ドラマ『ホカベン』の放送がスタートする上戸彩。
後編では、その放送直前、新ドラマの話を中心に、アルバイトに関する話などを聞いた。

―いよいよ明日より主演ドラマ『ホカベン』が放送開始ですが、原作マンガでは男の子が主人公のところ、ドラマでは女の子に変えて上戸さんが演じられるのが、大 きな違いですね。

上戸 はい。主人公が男から女に変わったというだけで、かなりオリジナルになっていると思います。私の中でも主人公は原作の”堂本孝”(どうもと たかし)
という男の子 のインパクトが強いものですから、”堂本灯”(どうもと あかり)を演じる上でも男の子っぽく正義感を出していきたいなと思っています。それに、
女性弁護士ってすごくかっこ いいんですけど、見た目とかそういうところではなく心で勝負していきたいです。やっぱりマンガが先にあって、原作ファンの方がたくさんいらっしゃるので、良い意味で裏切る ことができたらなと思っています。

― 最初にお話が来たときはどう思われましたか?
上戸 ”新米弁護士”役って聞いたときはビックリしましたね。専門用語や弁護中のシーンもたくさんあるだろうし、まだわたしは22歳で子どもっぽいというか、
そんなに大人っ ぽくないわたしに弁護士が務まるのかなという不安があったんです。でも、マンガを読んだら、弁護中のカットとかはそんなにないんですね。どちらかというと被害者の方と 会話をしたり、相談中のシーンがほとんどで。

― 弁護士役ははじめてということで、また新しい上戸さんの一面が見られそうですね。
上戸 そう言われるようにガンバります。笑いアリ涙アリっていうドラマではなく、社会に影響を与えられるような……。若い人はニュースとかあまり見ないじゃないです か。
それをこのドラマを通していろんな人に詐欺や性的犯罪という問題だったりをリアルに伝えていけたらいいなって期待しています。

― いつも仕事をする上で、心がけていることはありますか?
上戸 自分のやりたいことをやるには、周りに認められてからだったり、周りに愛されてからじゃないとできないと思っているので、そのためには相手の求めている自分にな
ることだと思って、常にどんな方とお仕事をするときも……例えば、カメラマンの方だったら「こういう写真を求めているな」「こういう表情を求めているな」ということ を常に考えながらやっています。だから「全然キャラが違う」ってよく言われますね。

― 本当の上戸さんはどんな方なのでしょう?
上戸 すっごい冷静ですね。家とか無口で何もしゃべんない(笑)。ブワーって燃えることがない(笑)。 親とはしゃべりますけど、どちらかというと聞き役ですね。「今日あぁ でね、こうでね」っていうのを右から左に流してる(笑)。

―(笑)。あまり上戸さんからはお仕事の話とかはされないのですか?
上戸 最近はしないですね。すごく刺激を受けた方の話くらい。でも聞かれたことは何でも答えますし、隠しごとはないですね。

― 『国民的美少女コンテスト』で審査員特別賞を受賞されて、すぐ12歳でオスカープロモーションに所属されて、そのまま忙しくお仕事をされていらっしゃるので、アルバ イトとかはやられたことはないですよね?
上戸 あ、でも仕事でではあるんですけど、”ドーナツ屋の店員”と”保育士”は体験したことがあります。

― ”保育士”はまさに目指されていたという職業ですが、体験してみていかがでしたか?
上戸 向いてないなと思いました(笑)。ダメだった(笑)。この子と遊びたいけど、あっちもこっちもそっちもってなったり、預かっているという立場になると大事に扱わなきゃとい うか。
身内の子のように〈もっとこうしたい!ああいう遊びしたいのに〉とかを抑えなきゃいけないので、子どもと遊びたいときは地元に帰って団地で遊んでようかなって (笑)。

― ではやってみたかったアルバイトはありますか?
上戸 居酒屋の店員です。友だちが3人、居酒屋に勤めていたことがあって、あのエプロンがすごくうらやましかったです。エプロンをつけて「いらっしゃいませ!」って言いたかっ た(笑)。

― (笑)。では最後に、読者へメッセージをお願いします。
上戸 今回は”新米弁護士”役という、今までにない役どころだし、今までにない自分を見せていきたいと思って、一生懸命ガンバるので、そんな私と勉強がてらにこのドラマ を観て、何かを感じていただけたらなと思います。ぜひ観てください!

http://www.biwakore.com/main/person/200804/ueto2/index.htm

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