21世紀は上戸彩でいこうぞね Part148

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朝鮮への帰国事業

本紙記事は、創価学会現名誉会長の池田大作氏(公明党創始者)が当時、
「北鮮帰還などというのも、やはり東洋広布の大前提なのですから」(『会長講演集』第四巻、
一九六〇年一月二十四日の講演)などとのべ、創価学会の勢力拡大の機会として、
帰国事業を肯定していたことを指摘しました。

公明新聞は、池田氏の発言そのものは認めました。
その一方で、池田氏の発言は「北朝鮮への帰国事業について政治的見解を述べたものでは全くない」と弁解しています。

しかし、帰国事業にたいする創価学会と公明党の「政治的見解」は明らかです。
東京都議会で一九五八年十二月に「在日朝鮮人帰国促進に関する意見書」が決議された際に、
当時創価学会理事長だった小泉隆都議は提出者の一人になっています。
また、白木関西総支部長は、聖教新聞(五九年三月六日付)で北朝鮮帰国希望者への「指導」についての質問に、
「御本尊様拝んでよかった、これはなによりの朝鮮へ帰るみやげだと思って帰れるようにね」
「心配しないでしっかり信心して北鮮支部長ぐらいになりなさい、といってあげて下さい(拍手)」と「解答」しています