板橋商店街ゴーストタウン化
もう誰もいなくなってしまった
ラブアリスの社員だった3人組はワゴンセールの販売員へ転落
いがみ合いながらも販売している
幸子はラブアリスフロアーでウエディングドレスを呆然と見つめている
そこへラブアリスを買い取った後藤田がやってくる
改装業者の男達によって踏みつけられボロボロになっていくウエディングドレス
後藤田はそこで男と商談をしている
ここで「幻のウラジミール・コレクションのオークション」の話を男が後藤田に持ちかける
セレブ中のセレブ・本物のセレブしか参加することが出来ない幻のオークション
後藤田が参加することを切望しているオークションだ
荒廃しどの店もシャッターが下ろされた商店街で太郎達はまだあの家で生活していた
だがあれ以来アリスは行方を眩まし太郎もどこにいるのか分からない
キャバレーの店内
何とそこでアリスと真紀子は歌手として働いていた
郡司はキャバレーの司会・緑は照明係だ
アリスと真紀子が歌い出す
--タイトル→提供--
ホテルの表の道
太郎がアリスが暮らしていたスイートを呆然と見つめていると部屋に明かりが灯る
アリスがいるのかと思い部屋へ急ぐ太郎
部屋には後藤田がいた
アリスの部屋も自分の物にしたのだ
そして何と幸子は後藤田の秘書になっていた
愕然とする太郎
屋台のラーメン屋でラーメンをすすっているアリスと真紀子
その姿を不憫に見つめている郡司と緑
安アパートでアリスと真紀子は二人で生活していた
寒い中掛け布団の奪い合いが起こり喧嘩となるが朝には二人仲良く一つの掛け布団で寝ている
注:8話の郡司「私はいつでもお嬢様の下僕(しもべ)です」という不自然な台詞はこの後のフラグ
今や後藤田の物になったホテルスイート
何と郡司が裏切って後藤田に雇ってもらうよう頼みに行く
だが後藤田は簡単には郡司を信用しない
裏切った証拠を見せろと郡司に迫る
アリスを辱めて(はずかしめて)欲しいと要求した
郡司が去ったスイートには後藤田と幸子
後藤田が秘密の部屋を開ける
そこには眩いばかりの宝飾品・美術品がズラリと飾られている
後藤田「僕は人を信じない、でも本物は百年経っても裏切らない」
街を方々歩き回っている太郎
商店街の面々を捜しているのだ
板橋を去った各々も今は別の職場で働いていた
そして後藤田を成敗しようと1人1人に持ちかけるがことごとく断られてしまう
誰も賛同してくれなく意気消沈で帰宅する太郎
子供達に慰められているとそこに文付きの矢が飛び込んできて柱に刺さる
そこにはアリスの居場所が書いてあった
安アパートにいるアリスの元を訪れる太郎
貧乏な生活をしているアリスを見て驚く太郎
だがアリスはもう後藤田とは関わりたくないと太郎の後藤田を成敗しようという持ちかけを断る
またしても意気消沈して帰宅する太郎
しかし帰宅するとそこには啓一(幸子の父)が
やっと仲間が1人増えた
太郎と啓一は公文(パパラッチ)と協力し後藤田がブーブークッションに座った瞬間をパパラッチさせた
だが写真で見たら後藤田と幸子が笑いあってる恋人にしか見えなかった
作戦失敗
郡司はアリスと真紀子に罠を仕掛けた
ボーナス2万円出るからあるホテルに営業に行ってほしいと
そこは後藤田のホテルスイート
かつてアリスと真紀子が生活していた場所だ
後藤田はそこでアリス達に歌わせる
落ちぶれた様を撮影し全世界にネット配信する為だ
アリスと真紀子は歌った
「アリスっ!もっと大きく、激しく!体を、腰を、両手を振って!」
狂ったように猛り笑う後藤田
世界中が落ちぶれたアリスをライブで見ている
ニコ動のようなチャット文字が流れる…
「アリス墜ちた」
「アリス場末の歌手に」etc…
ホテルの帰路太郎は悔しそうにアリスに聞く
「悔しくないんですか?」
「全然、だって仕事だもん」とお金を見せるアリス
悔しくて狂ったように日雇いの仕事をしている太郎
何度もアリスと真紀子のアパートを訪れ説得するがその都度にべもなく断られてしまう
後藤田とアラブの男がホテルスイートで会話している
そこで遂に後藤田は幻のウラジミール・コレクション参加の紹介をしてもらえることになった
遂に後藤田の念願が叶う時だ
アリス街を1人で歩いている
道行く女の子に笑われる
「貧乏神のアリスだ」
「あの子今何してんの?」
「そのうちあの人は今に出るんじゃね?(ケタケタ)」
アリス失笑と屈辱の中歩いていく
悔しそうに働いている太郎
帰宅すると何とそこには商店街の面々が
みんなやっと思い直して仲間になってくれた
しかもそこにはラブアリスの女3人組まで
ホテルスイート
後藤田のパソコンを秘かに調べる郡司
そう、郡司はアリスを裏切ったのではなく裏切ったと見せかけて後藤田の内定をしていたのだ
しかしあっさり見つかってしまう
後藤田は10億円で郡司に二重スパイになれと持ちかける
アリス達の動きを逐一報告せよと
アリス以外全員揃っている佐藤家
だがどうしたら成敗できるのかわからない
とそこへ郡司がやってくる
郡司は今まで後藤田の元にスパイに行っていたと皆に話す
レストランで乾杯している後藤田と幸子
そこに遂にウラジミール・コレクションに参加出来ることになったという朗報が飛び込む
自分がどれほど参加したかったか朗々と幸子に語る後藤田
「このコレクションに参加して本物の世界のセレブの仲間入りをしたいんです」
佐藤家
床の下からドンドンドンと音がする
あの防空壕がある床だ
何とそこからアリス登場
全ての準備は整った
アリス「佐藤太郎!腹が減っては戦は出来ぬ!卵かけご飯食べさせなさいよ!」
わけがわからない太郎と商店街の面々
アリス「時は来たわよ」
全員「???」
アリス「ニヤリ」
ED→いきものがかり
佐藤宅の床から登場したアリス
ウラジミール・コレクションを利用して後藤田を欺そうと皆に持ちかける
幻の宝物がオークションに出品されその価格は1000億ドル(10兆円)になるだろうと
後藤田はそれを欲しがっているから罠を仕掛けようと皆に持ちかけた
偽の招待状を後藤田に送り偽のオークション会場でオークションを行い10兆円を騙し取る計画だ
レストランで乾杯している後藤田と幸子
そこに郡司がやってきて耳打ちをする
アリスもウラジミール・コレクションに参加するというのだ
驚く後藤田
佐藤家の表
太郎はアリスと真紀子を送りに出ている
皆の前で子供たち3人
「父ちゃんアリスお姉ちゃんが戻ってきてすごく嬉しそう」
真っ赤になる太郎
そんな様子を奥からニンマリと見ている商店街の面々
偽オークション会場では着々と準備が進められている
しかしアリスがいない
アリスを探し屋上に出る太郎
そこにはアリスと真紀子がいた
ロンドンで一からやり直そうと父から持ちかけられている話を太郎は立ち聞きしてしまう
太郎の存在に気づくアリスと真紀子
真紀子もニンマリとしてその場を去り二人きりにさせる
太郎「俺、あの、何て言うか」
「俺アリスさんのこと」
「ああもううまく言えねえ」
「ロンドンに行かないでください」
アリス振り返りもせず去ってしまう
オークション会場表
太郎アリスを追いかけながら叫ぶ
「俺アリスさんのことが好きなんです」
そこにいたのは幸子
云々あって幸子去り際に「私も太郎ちゃんにそんな風に言えればよかった」
幸子の気持ちに気が付いて愕然とする太郎
偽オークション会場の準備は整った
後藤田に一泡吹かせたら皆ででっかい花火を打ち上げようと盛り上がる商店街の面々
ホテルスイート
郡司にアリスの資金はいくらか聞き出す後藤田
後藤田は郡司にこちらの資金は10兆円までしか出せないとアリスに情報を流すように指示する
そこで安心させてそれ以上で落札する魂胆だ
ある道・アリスと太郎が歩いている
街にはクリスマスのイルミネーションが飾られている
そこでアリスのクリスマスの思い出話
楽しい思い出はなかったと
太郎勢いで今年のクリスマスは俺んちに来ませんか?と誘う
いよいよオークション本番アリスと後藤田の勝負が始まる
最終的には後藤田が1300億ドル(13兆円)で落札した
電話で1300億ドル振り込むように指示する後藤田
振り込みが完了したと継げる後藤田
そこでアリスや仕掛け人達思わず喜んで立ち上がる
しかし後藤田には不適な笑みが
全てを見抜いていたのだ
だがここで後藤田も予想していなかったことが起きた
幸子「アリスさん、たった今後藤田さんの振り込みが確認出来ました」
愕然とする後藤田
狼狽し始める
慌ててパソコンで口座にアクセスすると
後藤田の残高がみるみる減っていくではないか
幸子「そのパソコンには細工がしてあるんです」
何と後藤田がパスワードを打ってログインすると持ち金全部が世界中の恵まれない子供たちの為の口座に自動で振り込まれる仕掛けがしてあったのだー
一文無しになる後藤田
「詐欺だぞ!泥棒だ!」
公文が登場し後藤田の過去の不正な会社の金の流れの証拠をどっさり
何も言えなくなる後藤田
太郎後藤田に講釈(略)
オークション会場駐車場
アリスと後藤田
アリス後藤田に講釈というか思い出話
アリス「あなたと出会えて良かった〜(略)〜いつかいい思い出になる」
後藤田「全てを無くして気持ちが楽になった」
去っていく後藤田
会場裏路地
太郎と幸子がいる
太郎「気が付いてやれなくてごめんな」
幸子太郎に抱き付く
そんな様子を影で見ているアリス
その場を立ち去る
幸子(太郎から離れて)「ああスッキリした。気が済んだ」
幸子太郎から去っていく
花火会場
花火の準備をしている商店街の面々
アリスと真紀子の安アパート表
太郎がアリスを花火に誘う
でもアリスは行くと返事出来ない
無言になってしまう2人
花火会場
次々に尺玉の花火に点火している太郎
幸子「毎年手伝っていたら資格が取れちゃったんだって」
啓一(幸子の父)「色んな仕事するのも無駄になんねえもんだ」(for 大スポンサー様 レッツアクセスはたらこネット)
アリスと真紀子の安アパート
ロンドン行きの準備をしている
色々と整理していると太郎の履歴書や彼氏になる契約書や太郎とキスした週刊誌などが出てきた
(思い出リフレイン)
部屋を飛び出すアリス
それら書類を用意したのは郡司と緑だった
「うまくいきましたね」
真紀子もその様子を見てニンマリ
アリスは太郎の元へ急ぐ
花火があがる
点火し続けている太郎
突然花火が暴発
太郎死亡
現場に到着すると商店街の皆が立ちつくしている
愕然とするアリス
太郎の葬式
アリスが弔事を読む
--信じられない程の超超長台詞--
(アリスは思い出話をしているうちにどれだけ太郎のことが好きだったか気付き語り出すという流れ)
延々あって最後
「今なら素直に言えるよ。あなたが大好き!大好きなんだよ!なのに、どうして死んじゃったの?」
すると玄関からやってくる太郎
驚く全員
「いや〜爆発で隣町まで吹っ飛ばされちゃってさぁ」
アリスわなわなとし
「ふざけんじゃないわよ!どれだけ心配したと思ってんのよ!」
街はすっかりクリスマス
後藤田と幸子の別れ(というより幸子の未来へのフォロー)
(略)後藤田「君と出会えて良かった」去っていく
大衆食堂だるまではアリスがロンドンに行ってしまうという話をしている
「太郎行かないでいいのか?」等々(略)
「俺ちょっと行ってくる」
だるまを飛び出す太郎
安アパート表
アリスはこれからロンドンに出発
幸子が来ていた
「いいんですかこのまま行っちゃって?」等々(略)
太郎が街を走っている
走っている
安アパートに到着
しかしもぬけの殻だ
落胆し帰宅する太郎
玄関前にはアリスが
商店街の面々からのプレゼントで佐藤家はイルミネーションで飾られている
「メリークリスマス」
太郎「俺はアリスさんのこと好きなんです」
アリス「待たせてごめんなさい…ありがと、太郎ちゃん」
キスをする
朝
佐藤家で仲良く卵かけご飯を食べているアリス・太郎・子供たち
皆「ごちそうさまでした」
アリス「さ、いくわよ!」
太郎「は、はい!」
子供たち「アリスお姉ちゃん、父ちゃん行ってらっしゃい」
太郎が運転している後部座席にはアリスが乗っている
おわり