長澤まさみ・速水もこみち・主演の「ラフ」。
監督は昨年ヒットした「NANA」をはじめ、ここ数年コンスタントに作品が公開されている大谷健太郎。
現代の物語だがどこか懐かしさを感じるのは原作のせいなのか大谷監督の計算によるものなのかは、
わからないが素直に楽しめました(と、いうか主演2人によるもの?)。
元々長い原作をどう縮めるか、また決着をどうつけるのかといった部分も興味を持ってみましたが、
その点も2時間という時間枠の中で「ありよね」と納得した次第。
それにしても長澤まさみさんのポジションは「すごいところにきているものだ」と思います。
数年前「ロボコン」の試写の際に本人によるロボット操作の実演(?)付き舞台挨拶が終わっても、
観客と一緒に最後まで映画を見て出口で見終わった観客に挨拶している長澤さんに対して後ろにいた人の会話
「ええ娘(こ)やねぇ?」「ほんま、あんな娘ほしいわ」(By関西のおばちゃんよん) … (^^ゞ
(この会話通りに、まっすぐに)伸びやかなステップアップをしているわけで、
本当に、これからも(更に)楽しみな女優さんですね。