長澤まさみさんの活躍が目覚しい。
昨年の「タッチ」に続いて今年は「ラフ」で主演するらしいが、
テレビドラマにも出ているものの、あくまで「映画」中心なのが、とてもいい。
東宝芸能さん、このまま「映画女優」として彼女を成長させてくださいな!お願いしまっせ!
実は彼女、山口県徳山市(現周南市ね)を舞台にした「ロボコン」のとき、お目にかかっている。
僕はそのとき、「ロボコン」市民応援団の事務局で、ロケやキャンペーンの
お手伝いをさせていただいた。
キャンペーンでは、僕が当時司会をやっていた地元CATVの番組にゲストで出演してもらい、
舞台となった高専では、彼女が映画と同じ制服姿で登場。役名の「葉沢里美」として、
ロボット部の全国大会の壮行会、という設定にして、クイズ大会などをやったが、
このときの司会役も務めさせていただいた。
今考えれば夢のようなお話だが、当時はこんなにブレイクするとは、僕も思わなかった。
当時、長澤さんは中学3年生の15歳。「画面で見るより背が高くて細いなー」が第一印象。
今年、高校を卒業したというから3年前、ということになるが、普段はとてもシャイな感じなのに、
カメラの前ではまぶしいほどキラキラしていたのが印象的で、オーラも抜群だった。
最近の彼女のプロフィールを見ると、「ロボコン」の「ロ」の字も出てこないが、
今だにインタビューなどで「『ロボコン』で初めて映画、演技の楽しさを知った」というようなことを言っていて、
とても微笑ましい。
キャンペーンのとき、長澤さんと映画の話をしたら、彼女、実に映画に詳しい。とくに日本映画をよく見ていて、
「私、日本映画で頑張っていくので、なるべく日本映画を見るようにしています」とのこと。
「最近、何見たの?」と聞くと「さよなら、クロ」を見たとかで、実にその評論眼も的確だった。
「この女優さんはすごいや。絶対伸びるゾ」と思ったが、案の定だった。これからの活躍を期待したい。