高橋マリ子@クローバ畑でつかまえて Chapter16

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920名無しさん@お腹いっぱい。
とりあえず、この病気の社会的認知を促すロビー活動が先でないと
マリ子も不用意に歩を進めるわけにはいかないだろう。

ただ今でもこれだけは言っておきたい。
この病気にかかっている人間っていうのはみんなとても魅力的で、
常人には見られないようなすぐれた感性を持っている。
ただその感性の渦の中に溺れて、
周囲を見渡せなくなることが反感を買う原因になりやすい。
彼らはどうしても仕事を選ぶし、またどうしても仕事に選ばれにくい。
その代わり合う仕事が見つかった時には最大級の能力を発揮する。
だからどうか、長めに多めに見てやってほしい。
「大器晩成」という言葉は、まさにこの病気のためにあるようなもの。