国分佐智子騎士団

正直、今の、バラエティー・トーク番組路線には賛成しかねる。
確かに、露出の頻度を上げ、あるいはバラエティー視聴者といういわば
浮動票にアピールすることで、知名度を上げる効果はある。
けど、バラエティー・トーク番組における今のような存在では、
物足りなさを感じさせるという、マイナス面も無視できない･･･｡

さっちゃんとも違うタイプで、そもそも俳優さんだけど、本木雅弘さんも、
トークショーでは冴えないし、むしろ滑ることが多い根が真面目な人間。
でも、彼のドラマでの存在感は、しっかりしたものがある。
さっちゃんも、本木さんみたいな存在になって欲しいな･･･｡

はっきり言って、時代劇に出ることのリスクは、やっぱり演技力が試されること。
「様式美」や時代劇の「お約束の仕草」についても知識を得、かつ、現実に演じられなければならない。
もちろん、和服が似合う印象深い美人というのは、強力な武器だけど、それは
正に日本刀のような武器。使いこなせなければ、正宗の名刀も棒っきれ以下。

だからといって、さっちゃんがこれからずっとグッズの販売とかで生きていけ
るということはあり得ない。ＤＶＤや写真集の機会もないではないけど、それ
こそ満足な売り上げを得るには、女優としての実績とそのことによって話題性を
獲得していたことが前提となる。