153 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
☆☆☆佐藤太監督、単独インタビュー第2弾!☆☆☆
9月3日に引き続き、本日再び佐藤太監督との単独インタビューに成功しました!
場所は、もちろんシネ・アミューズ。
今回は、トークショーの予定はなかったのですが、前回のこともあり「もしや」と
思い、4度目となる「インディアンサマー」の鑑賞を行いました(1800円×4
・・・orz!)
しかも、またも上映後、トイレに行こうとしたら鉢合わせ!
前回と違い、「お見送り」の予定はなかったところだったので、ラッキーでした。
なお、いしだ壱成さんは、19:00からのゲリラライブの時だけお見えでした。
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/09(金) 00:32:00 ID:jGqTYRyX
まずは、国分佐智子さんのネタから
佐藤太監督のお話によると、前回「国分佐智子さんも意見を言っていた」という
お話でしたが、ニュアンスを違って伝えられてしまったようです。
つまり、「自分の言ったことに返してきた(口答えした)ようなことはない」
「(佐智子さんを含む)出演者全体と(監督とが)世代も近く(パンフレットでも
言及しておられます)、集まった時には(作品や役柄についての共通の理解が)
出来上がっていた」「国分佐智子さんも、違和感(言うことも言えないような
ぎこちなさ)なく、自分の指示を素直に受け入れていた」という意味だったそう
です。
また、この対人関係について、(多少、佐智子さんにも佐藤太監督にも失礼かとは
存じましたが)国分佐智子さんは、監督や共演者との相性で、ものが言えなかった
りして演技に差があるようなことがあるのではないのですか、と問うたところ、
佐藤監督は「そんな感じは受けない・・・実は(作品を見られた方は分ると思いま
すが、佐智子さんの「撮影」時間は、然程長くないと思えるのですが)出演者の中で
国分佐智子さんが一番長く現場にいた。他の出演者はまとめ撮りだったのに、国分
佐智子さんだけは、切れ切れで撮影したため、長く拘束することになった。にもかか
わらず、撮影中、彼女(国分佐智子さん)が一番明るく過ごしていた」とのことで
した。
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/09(金) 00:46:21 ID:jGqTYRyX
国分佐智子さんについての質問とは、順番が前後していますが、監督に演出や
作品についても質問して見ました。
私が、(インディアンサマーは)テンポや間の取り方が非常に良く、(観客の
皆さんは)もっと笑って良かったのではないか・・・もったいないと感じた。
この間の取り方、テンポは漫画やアニメの影響があるのでしょうか、と質問
しました。これは、佐藤太監督が金子修介監督(やそのさらに先輩は押井守監督)
のお弟子筋にあることにもかけています。
もっとも、佐藤太監督としては、金子修介監督の助監督として参加したのは3本
しかなく、金子修介監督はむしろ自分にとってプロデューサーという感覚である
ような旨をおっしゃりました。
その上で、「漫画やアニメの影響はない。アニメ作品を撮ろうと思ったことはない。
但し、『(漫画やアニメの間の取り方やテンポが)感覚として身についている』かも
しれない」と仰っておられました。
さらに、「映画ファンとしての私の個人的な崇拝者はヴィクトル・エリセ監督ですと
断った上で(さすがにご存知でした)、インディアンサマーは素敵な作品に思えました。
ただ、褒めたことになるか判らないですけど、この作品は映画ではなく、テレビの2時間
ドラマでも良かったのではないでしょうか」と問うたところ、佐藤太監督は、「実はその
話(テレビドラマとして制作する話)はあった。ただ、自分なりの考えがあって断った」
ということだそうです。
そこで、私が「(自分は映画が好きであるため)映画(として制作すること)に拘ったの
ですか」と問うたところ、「そうだ」と肯定されました。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/09(金) 00:57:39 ID:jGqTYRyX
余談
私は、いしだ壱成さんにゴマをすり、さっちゃんに良くしてもらおうと、
19:00から行われたゲリラライブに行きました。すると、いしだ壱成
さんだけではなく、佐藤太監督自らギターを取りインディアンサマーの
エンディングテーマ曲である「Give it to me」を演奏されました。
ですが、それ一曲であり、いしだ壱成さんの近くにいたい筈である女性達
に近くを譲り、しかも座っての演奏で立ち見であったため、入場の時の一
瞬と、人垣から垣間見られる演奏に集中しているお姿しか、お二人とも
お見かけすることはできませんでした。
しかし、映画上映後、鉢合わせになるなり、「さっき(ゲリラライブ)も
いらしてたでしょう」と佐藤太監督に言われ赤面しました。前回ずいぶん
独占してご迷惑をおかけしたようです。
しかも、その上で、さらに今度は用意して来たパンフレットに再びサイン
をお願いしたのを、佐藤太監督は快く引き受けて下さいました。
佐藤太監督へ
スタッフの指導などで未だ忙しかった中、我侭を聞いてくださり、本当に
ありがとうございました。