【石橋友也】山口翔悟応援スレpart2【ライジン】

「はい」
「あ、達也？」
「あ、母さん。なに？」
「いやね、特にそのー、アレって訳じゃないんだけど」
「え？」
「ほらぁ、何ていうの、何ていうか…ねぇ」
「ねぇ、って云いたい事が或るならハッキリ云って下さいよ」
「云えません」
「それなら何故わざわざ電話を寄越したんですか。全く貴女らしくない」
「人間とは不条理なものです」
「どうせ朝のドラマの事でしょう？貴女の事だから大体察し出来ます」
「だったら、名古屋に帰って来て頂戴」
「何を云い出すかと思えば、やはり恥曝しだの何だのと思っているのですね」
「貴方が心配だから云っているのです」
「私は貴女が心配して下さる事をとても嬉しく思っています。私は決して強い人間では有りません。それでも自分の力を試してみたいのです」
「わかった」
「正月には帰るよ」
「じゃあね」
「うん」