○デモの拡大&カダフィが現在実行支配力を失っているのはリビア東部。この地域はカダフィ以前の王家・王政派の根拠地。
○リビア元王家はガチガチのイスラム(サヌーシー教団)。というかイスラム指導者が王になった、という経緯。
○カダフィが革命したのは、王政派が原油利権を欧米(英国)メジャーに売っていたため。
(欧米の石油メジャーが暴利を貪っていたのに対して、国民は貧困に喘いでいた)
○カダフィに石油利権を奪われたために欧米は激怒。カダフィを狂犬呼ばわり&経済制裁。
○油田があるのはリビア東側、まさに王政派の根拠地。
○王家の後継者は現在、英国に在住。
○現在リビアは高度医療や住居・教育までが無料であって、物価も極めて安いため生活に困窮してのデモというのはあり得ない。
○王制時代、リビア社会は教育に見放され、独立後数年経っても住民の90%以上は文盲だった。
つまり、「王政派(どこからかの支援を受けている)巻き返しのための」の内戦なんだよ。
そうでなくして、傭兵と国軍を擁していた筈のカダフィが、困窮した無力な市民によるデモのために
たった数日で劣勢に陥るなんてことが、あり得るだろうか?
反体制派(デモ隊?)の武装度や想像以上の強さを考えれば、
国の最高指導者であるカダフィ(弱小部族出身)が内乱鎮圧を目的として反乱側と戦闘状態に入るのは当然のことだ。
部族間対立の激しいお国柄、軍から相当数の離脱者が出るのも想定の範囲内だろう。
王政派だったり純粋なムスリムだったり…
このいわく付きのデモ隊をアルカイダ系組織が支持して、カダフィ大佐を糾弾しているそうじゃないか。
NHKやその他マスコミは、これでも貧困だ格差だ独裁だ、大衆の声だ、民主化だ、などと言うのかね?
※リビアでは前述の通りオイルマネーによって、生活必需品は非常に安く保たれています。
ミネラルウォーター1.5リットルのボトルが20円、フランスパンが5本で100円など。
基本的に生きていくのに困ることはありません(
ttp://togetter.com/li/104873 より)
だいたい、リビアは今日明日中に死ぬか生きるかって位に国民が貧窮しているような国ではない。
欧米との関係改善が進んだ近年のリビアは、むしろものすごく豊かになっていた。
石油で潤ってるから税金はなくて高度医療や住居・教育までが無料だし、
一人当たりのGDPは周辺国の数倍(エジプトの8倍)もある。
しかも国民には月8万5千円の生活費(物価が安いので、現地では数倍の価値に相当)が支給されており
十年以上ずっと失業率30%程度だが全く問題なしという大卒ニート天国だったりする。
それに、戦闘機からの機銃掃射(air strike)をいつから「空爆」と呼ぶようになったのか?
日本人が思う「空爆」って単語のイメージは、東京大空襲のようなナパーム弾の無差別投下だ。
NHK以下、『魔王カダフィに虐げられてきた無辜の民衆』といった極めて偏ったイメージを流布するマスコミは
こんな印象操作をして、いったい何を企んでいるんだ?
※砂漠で生まれ育ち、幼い頃から遊牧民の伝統とイスラームの教理に従って生活し、
成長するにつれ旧王制の腐敗と外国勢力による搾取を糾弾し、ついには若くして革命を実行したカダフィ青年は、
当時のリビアの人々が強い共感を得る要素をふんだんに兼ね備えていたといえます(
ttp://togetter.com/li/104873 より)