終止線のペル Encore

　　　　　｜ な……、人……形？
　　　　　└───────‐v──┘


　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∧∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 (ﾟAﾟ；)
　　　　　　　 　 ∧ ∧.　　　 olXlo^
　　　　　　　　 （　　 ´）　 　 　 く/l_ノ
　　　　　　　　 （:::::::::::J　　　　(/(/
　　　　　　　　 （＿） _）

　　　　　　┌──‐＾────────────────────┐
　　　　　　｜ なお、この音声は僕が数日前に吹き込んだものだ。
　　　　　　｜ 返事は期待しない方が良いだろう。

　　　　　　　┌‐＾───────────────────┐
　　　　　　　｜ ……実際色々段取りが大変だったぞ、
　　　　　　　｜ とにかく問題の前置きでも始めよう。深呼吸でもしなさい。

｜ 君はよく図書室から持ってきて部室で読んでいたな？
└────────‐v──────────────┘
　　　　　　　　　　　　 ∧ ∧
　　　　　　　　　　　　（,´∀｀,）
　　　　　　　　　　　　（::::：:::::）
　　　　　∧ ∧　　　 .（_:∧ ∧　　　　 ∧ ∧
　　　　（,´∀｀,）　　　　（.´Д｀）　　　（´∀｀.）
　　　　く@,＿_,ゝ　　　　<：>　」　　　 （　l：　）
　　　. ﾑヽ＿）_）>　　 ⊂⊂_（ﾉ　　　 （＿） _）

　　　┌─‐＾────────────────┐
　　　｜ 【秘密結社】　モナモナ団　【世界征服】
　　　　　　　　┌────‐＾──────┐
　　　　　　　　｜ madmen Of White Suit
　　　　　　　　　　　　　　　　┌───‐＾───┐
　　　　　　　　　　　　　　　　｜　栄高の栄光

┌─────────────────────┐
｜ 各作品の登場キャラクターになりきった僕たちが、

　　　　　　　　ば　　　　　　　　　　　　さ

　　 /て
　 @ｿ^
　 |（"’て
　ヽ＿ノ

　　∧ ∧　　　　　　∧ ∧　　　　 ∧ ∧　　　　 ∧ ∧
　∩´∀｀,）　　　　 （.´∀｀）　　　（,　 ､　）　　　（´∀｀,）
　ヽ　　　⊃　　　　(/　　　）　　　 l　　　）　　　 （　　　⊃
　　ヽ＿）_） ＿ ＿ （_ 人 _）　　　 U＿） _）　　　（_ （＿）　＿＿
　　　　　　　`└─´　　　　　　＠ノ　　　　　　　　　　　　‘＝＝‘

　　　　　　　　　　　　　　　　く
　　　ｨ彡三　 　∧ ∧　　　　　　る
　　//　 　　　 （,´∀｀,）　　　　　　　く
　　　　 ∧ ∧Ｇ　　　 ⊃o∧ ∧　　　 る
　　　　（　´∀）（＿）_）　（∀｀　）
　　　　（　 ヽ)　　∧ ∧　 (/　ノ　　　　 　く
　　　　　ヽ＿∩（　　　）∩＿く　 )))　 　　る
　　　　　　　　 ヽ　　　ノ　　三彡'
　　　　　　　　　（＿）-'

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾉ　,＝＝ ヽ　　ｺﾞｩﾝ
　　　　　　　 　 |.￣.|　　 　 　 　 ( （((´∀｀))) )
　　　　　　　＿ |.＿.|_　　 　 　 　 ヾヽﾐ三彡 ソ　　　ｺﾞｩﾝ
　/＾l　 　／　　。　 　 ＼　 ./^|　　 )ﾐ　 彡ﾉ　))
　|　|＿ |　　 c（）'　　　　|＿|　|((　(ﾐ　彡′　　〜〜〜
　|,/...:/|＼＿|.￣.|＿__／　 .|,/|　　 ＼(
　||￣||.|　 ￣|.＿.|/|￣　||￣|| |　　　 ))　　〜〜
　||　 ||.　　　.||八||..|　　 ||　 ||.　　　　(
　　　　　　　 ||￣||

　　　　　　　　　　　　　　ｽﾁｬ
　　　　　　　　∧ ∧_
.　　 　 　 　i|（,´∀｀,）|
.　　　 　 　　（＿＿⊃ i|_
　/∧,,ii|､／　　　　 　 .∧i|∧^|
　|（　´∀）　 ∧ii∧　 （∀｀ |　|
　liii!　 ⊃､＿|.￣.| ）_,ノ⊂ . |,/|
　||￣||{ノ. ￣|.＿.|）|. （ii ||￣|| |
　||　 ||.　　　.||八||..|　　 ||　 ||
　　　　　　　 ||￣||

┌────────────────────────┐
｜ 4作品のキャラクターのモナーたちが居たが、
｜ 今はどのモナーがどの作品のモナーかわからない状態で
｜ このテーブルを囲んでいる。
｜ 以上で問題の前置き終了だ。それでは問題に移るぞ。
└────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　｜ ちょっと待てっ……私は……、
　　　　　　　　　　　└‐v────────────┘

　　　　　　　 　 　 　 ∧∧
　　　　　　　　　　　 ( ﾟAﾟ；)
　　　　　 　 　 　 　 o lXl o
　　　　　 　 　 　 　 く/l_ヽ>
　　　　　　　　　　　　UU

｜ 僕たちが4人が扮しているのは、
｜ 【栄高】、【白服】、【モナモナ団】、【フライン】の何れかだ。
｜ そしてそれぞれが作品名とは別に、[A]〜[D]のIDを持っている。
└‐v────────────────────────────┘

　　　　　　｜ また、皆背中のチャックを開けると手紙が入っている。
　　　　　　｜ 手紙にはこの建物・ポンテ内の店の名前が書かれているのだが、
　　　　　　｜ 3つはダミー、1つだけが君に宛てた本物の手紙という訳だ。
　　　　　　└‐v────────────────────────────┘
　　　　　　　　∧ ∧_
.　　 　 　 　 （,　´∀）|. 　 　 　 　 ｜ 纏めると、一人のモナーは【ID】、[アルファベット]、《手紙》。
.　　　　　 　 （ ∩∩_,|_.　 　 　 　 ｜ 3つの属性を持っているということですね。
　/∧ ∧／　　　　　　..∧ ∧^|　 ｜ 俺らはこうやってテーブルを囲んで座っているんですけど、
　|（　´∀）　 ∧ ∧　 （ ´∀｀）|　 ＜ 次の4つの事柄が分かっているんですよ。
　l（ 　 ⊃､＿|.￣.|´） ノ⊂ . |,/|　 └──────────────────────────┘
　||￣||{ノ. ￣|.＿.|）|. （ノ||￣|| |
　||　 ||.　　　.||八||..|　　 ||　 ||
　　　　　　　 ||￣||

┌────‐＾────────────────────────────────────┐
｜ �@Aの右に座っているのは白服ではない、栄高はAの正面にいる。
｜ �ABの左に座っているのはフラインではなく、また正面はモナモナ団ではない。
｜ �BCの右に座っているのはモナモナ団ではなく、正面に本物の手紙を持ったモナーが居る。
｜ �CDはモナモナ団の隣ではない、Dの右のモナーは本物の手紙を持っている。

┌────────────────────────┐
｜ 問題。
｜ この中から本物の手紙を持ったモナーを選び出して、
｜ 書かれた店の場......､从人∧人∧人∧人∧人∧人∧人∧从／
｜ 制限時間は30分..＜　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＞
└───────　＜　　ふ　ざ　け　る　な　っ　！　！　　　＞
　　 　 　 　 　 　 　 　 ＜　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＞
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／VV∨V∨V∨V∨V∨V∨V∨V∨V∨V＼

　､从人∧人∧人∧人∧人∧人∧人∧人∧人∧人∧人∧人∧人∧从／
＜　馬鹿馬鹿しい！この歳で鬼ごっこなんてやってられるかっ！　　　＞
＜　何だよ別れのプレゼントって！　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＞
＜　どうせ明日になったら嫌でも顔合わせなきゃいけないだろ？！ 　 ＞
／VV∨V∨V∨V∨V∨V∨V∨V∨V∨V∨V∨V∨　/∨V∨V∨V∨V＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 V
　　　　　　　　∧ ∧_
.　　 　 　 　 （,　´∀）|.
.　　　　　 　 （ ∩∩_,|_.　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 ∧∧
　/∧ ∧／　　　　　　..∧ ∧^|　　　　　　　　　　　　 (A"#,)
　|（　´∀）　 ∧ ∧　 （ ´∀｀）|　　　　　　 　 　 　　⊂lXl ^ヽ
　l（ 　 ⊃､＿|.￣.|´） ノ⊂ . |,/|　　　　　　 　 　 　 　　　U/l_ヽ>
　||￣||{ノ. ￣|.＿.|）|. （ノ||￣|| | 　　　　　　　　　　　　　　UU

｜ ……悪いな、私は帰らせてもらう。
｜ 待たせてしまうが、それはまた明日謝る。
｜ それでその時にまた詳しい事情でも…
└────────────‐v───────

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ∧∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　(,；-A)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/」lXl o
　　　　　　　　　　　　　　　　　くUl_ヽ>
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 (/U

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　ヤ　メ　テ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┗━‐ｙ━━━━┛

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ▲
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ▲▲
.　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∧∧.　　　 ▲▼▲
...　　　　　　　　　　　　　　　　　( ；ﾟA)　　　　 ▼▼
.　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /」lXl o..　　　　▼
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 くUl_ヽ>
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 (U　　 　 　 ‐━‐

　　　　　　　　　　､从人∧人∧从／
　　　　　　　　　＜　　な！！？　 ＞
　　　　　　　　　／VV∨V∨V∨V＼
..　　　　　▲　 　 　 　 　 　 　 　 　 ▲
.　 　 　 ▲▲　 　 　 　 　 　 　 　 ▲▲
　　 　 ▲▼▲..　　　∧∧.　　　 ▲▼▲
.　　　　 ▼▼...　　　(ﾟAﾟiii,)　　　　▼▼
　　 　 　 ▼　　　　 /」lXlっ 　　　　▼
　　　　　　 　 　 　 くUl_ヽ>
.　　 　 ‐━‐　　　 　(/ U 　 　 　 ‐━‐

┏━━‐＾━━━━━━━━━━━━━━┓
┃　 ソトニハ　ナニモナイ
┃　 アルノハ　ユメノオワリ　タダソレダケ
┃　 オネガイ　モドッテ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」＿」＿＿＿＿
　　　| ﾛ 修復・時の再演＿実行 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
　　　|　　　　　　　　　検索中．．．　　　　　 　 　 　 |
　　　|＿＿＿＿＿＿＿ ∧∧　＿＿＿＿＿＿＿＿|
　　　.　　　　　　　 　 　 ( ﾟAﾟ；)
　　　　　　　　　　　　　 o lXl o
　　　　　　　　　　　　　 く/l_ヽ>
　　　―━━━━━━━UU━━━━━━━━―

┌─────────────────────┐
｜ 　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 　 　 　 　 |
｜ 　　　　|　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 　━━━━また、明日 ━━━━
｜ 　　　　|　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 　 　 |
｜ 　　　　|　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 　 　 |
｜ 　　　　|＿＿_＿＿＿＿＿＿.∧ ∧＿＿＿_|　　 　 　 |
｜ 　　　　　 　 　 .||二二ﾄ､＿∧( ｡# ,)　　　 　 　 　━━明日じゃなければ明後日でも━━
｜ ＿＿＿＿__[三||三三||]∀｀# |､」つゝ　＿＿＿　　　　.|
｜ :::::::::::::::::::::::::::||::||::::::::: |||ゝつ’・::U��>っ::::::::::::::::::::|　 　.|
└──────────────　　　∧∧...　　─┘
┌─────────v√Ｗ―　　　　 o::::::::::o 　 　　　　vwVし────────────┐
｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ:lXl:/　　　　　　　　|　　　＼＿＿＿＿／　　 :|　　　　 |
｜ 　　　　　　　　　　ｒゥ､＿＿iし＿　　　 ｃく/l_ヽ>っ　　　　　　 |　　＞''´　　　　　　`''＜　 |　 　 　 |
｜ 　　　　　　 　 　 　 8ー=='^`====　　　　 　　　　　　　　　　 |,／　　　　　　　　　　　　＼l　 　 　 |
｜ 　　　　　　　　　　　 }〉　　　　 　 　 　 ｜ 　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　∧　　　 |
｜ 　　　　　　　　　　　8ﾟ　　　 　 　 　 　 ｜ 　　　　　　　　　　|　　（　　） 　　　　,.--−'''´ .:.:.:|　 　 |
｜ 　　　　　　　　　　　8.　　　　　　 　 　 ｜ 　　　　　　　　　　|　　 　 　 ,. ‐''´／:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_「 　　|
｜ 　　　　　　　　　　∧ ∧　　　　　　　　｜ 　　　　　　　　　　 i,::::::::　／::::::／　　　　 　::::::::/|　　 . |
｜ 　　　　　　　 　　 (二二).　━━幸せな日々がずっと続くはず━━:::／　,、　　　　　 ／| |　　　|
｜ 　　　　　 　 　 ノc　lXl　ﾉ　ｒヽ､...　　　｜ 　　　　　　　　 _　　 -‐｀'',.--ﾍ　　　　ｒ-ｰ< | |　| |　 　 |
｜ 　　　　　　　 rくcく」⊥l,ﾉ''´　ﾉ..　　　　｜ 　　　　　,.-''´　　_:_:_:_:_:／　＼ ＞＜ ／　 ＼　 | |　 　.|
└───────────────└─────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾌﾞ ｼ ｭ ｯ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　・：．　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　”．　・
　　　 　 　 　 　 ,.-'　`-､　　　；,”　・’`
　　　 　 　 　 ／　_,._ｨ　｀''''''・：'vw ‐-―---┐
　　　　　 　 /／ (　　)　　　"”　|| (　　)　 　 j
　　　　　　 /　　（ﾟ~~`　　∧　 　il　 ´~`　 �X
　　　　　　 |　　　 　　　　⌒　　j'　　　　　 |
　　　　　　 |　 　　 　　 　　　　　　　　　　 |
　 　 　 　 　l　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　 　 　 　　`:､　　　　　　　 ト､　　　 ／
　　 　 　 　 　　 ヽ､＿　　　　 |　＼_∠へ―∧―――
　　　　　　　　　＿i'''''┘＿ 　 _）-‐'´:::::::::::}
. 　 　 　 　 ､ノへ　l＼　　∧／　 /::::::::::　〃::::::::
..　　　　　／:::::::::::::::::::::＼/　|　　/::::::::::::::/,,,.――
　　　　／:::::::::::::::::|::::::::::::l　　|　/:::::::::::::::::|
. 　　／:::::::::＼::::::,|:::::::::::::::l　||/:::::::::::::＼|
　／::::::::::::::::::::::イ:|:::::::::::::::::::l| 〉:::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::‐'　 ｜::::::::::::::::::|�J::::::::::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::／　　..|::::::::::::::::::::|ト､:::::::::::::::::::::::::::::＼
..:::::::::::／　　　 .|::::::::::::::::::::|j::...':､　　 ,.-┬‐‐-､_

｜ いやだ……×××ましたくない……。
｜ 　　　　　　　　　　　　　　　私…私は……。
└───────‐v───────────┘



　　　　　　　 　 　 　 ∧ｨ：．　ｸﾞｼｭｯ…
　　　　　　　　　　　n( A; ii”o
　　　　　 　 　 　 　 ヽ lXl：/
　　　　　 　 　 　 　ｃく/lii,ヽ>っ
　　　　　　　　　　　　　;：;'；：．;、

｜ ……ごめんなさい……問題……解きます…。
｜だから……もうそれ……止めて下さい。
└────────‐v───────────┘


　　　　　　　　　　　　　, -- ､
　　　　　 　 　 　 　　 (ii”；．)^ヽ
　　　　　 　 　 　 　　c∨∨U>っ
　　　　　　　　　　　　　;：;'；：．;、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l＞l＞l＞継続

┌───────────┐
｜ 人間はつまらん。
｜ すぐに命乞いをする。
└─────‐v─────┘

　　　　　　　　∧ ∧_
.　　 　 　 　 （,　´∀）|.
.　　　　　 　 （ ∩∩_,|_.
　/∧ ∧／　　　　　　..∧ ∧^|
　|（　´∀）　 ∧ ∧　 （ ´∀｀）|
　l（ 　 ⊃､＿|.￣.|´） ノ⊂ . |,/|

　　　　　　　　　　　　　　　　ﾂｶﾂｶﾂｶ

　　　　　　　　∧ ∧_　　　　 　∧∧
.　　 　 　 　 （,　´∀）|.　　　　 (Aﾟ　)
.　　　　　 　 （ ∩∩_,|_. 　 　　　lXl ヽ
　　　　／　　　　　　　 　＼ 　 く/l_ヽ>　〜

　　　　　//ノ￣￣｀ヽ、// // ////
　　　　　／　´｀ヽ _　 // // //
　　　　 (--/￣ ,　　　 ｀￣￣￣///
　　　　　(　　...|　 /!
　　　　 (｀ー‐し'ゝL _
　　　　 (--‐‐'´}　　　 ;ー------
　　　　　｀ヾ:::-‐'ーｒ‐'"＿
　　　 ＿／⌒　　⌒＼＿
　 ／,-― ヽ_＿＿/　ー-､＼　　ぐぇあ
　 |　　　　 ヽ：：：/　　　　 　|　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 ＼ 　　 　 `ー'┃ 　 　 ／.　| ﾛ 継続プログラム　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　＜?＞　　 08：茂名VS能生(3).　 　　　　　|
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　!ミ|,彡!.　　　　.脳内平野を猪が駆ける 　.|
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|

とりあえず「です、ます」調のモナーは栄光モナーのような・・・
超うろ覚えだけど

にしても改めてあのハッピーエンドの後にこんな展開になるとはなぁ

…こういう上げて落とされるような展開、大好物ですぜ

先が読めなさ過ぎて悶絶

茂名…この問題の為に５万以上も使って人形買ったのか…

CDは位置関係確定だが、ABの順で答えが二通りある。あとノーから見てどこにどいつが座ってるかは情報がない。

　ハァ
　　　　　ハァ
　　 ＿　　　　ハァ
　 (　 　 )
　く∨∨〉　ハァ
　〈_ハ」

　　　　　　　ゴクッ
　　∧∧
　 (◦ ,､ ◦；)
　　f_」l_ﾌ
　 くUU|j〉
　 〈_ハ」

　┌────┐
　｜　茂名
　└‐v───┘
　 ∧∧
　(,ﾟＡﾟ；)
　 flXlｽ
　く/_|j〉
　〈_ハ」

　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿
　 　 　 　 　 　 　 [|＿＿＿＿＿|]
　 　 　 　 　 　 　 [|＿＿＿＿＿|]
　 　 　 　 　 　 　 [|＿＿＿＿＿|]
　 　 　 　 　 　 　 [|＿＿＿＿＿|]
＿＿＿＿＿＿＿[|＿＿＿＿＿|]＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿[|＿＿_fi＿＿,|]＿＿＿＿＿＿＿

　　　　　　　　　　　　┌───────────────┐
　　　　　　　　　　　　｜　そこに居るんだろう？
　　　　　　　　　　　　｜　もういい加減馬鹿な冗談はやめろ。
　　　　　　　　　　　　└‐v──────────────┘

　　　　　　　　　　　　　∧∧
　　　　　　　　　　　　 (　　 )
　　　　　　　　　　　　 f ^^ 」
　　　　　　　　　　　　く/_|j_〉
　　　　　　　　　　　　　UU


二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
i^i.i^ii^i.i^i.i^i.i^ii^i.i^ii^i.i^i.i^ii^i.i^i.i^i.i^ii^i.i^ii^i.i^i.i^i.i^ii^i.i
`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三

　┌─────────────┐
　｜　もう走り回るのも疲れた！
　└‐v────────────┘
　 |
　 |　━╋┓┃┃
　 |　　 ┃┃
　 |　　 ┃┃━
＿|　　　　　━━┏┛
＿|　｛　　　 　━┛╋┓
＿| ：｛　　　　　　　┃┛
＿|　：｛　　　　ガシャ
＿| ∧∧　　　　　　　　　　ガシャ
＿|(Ａﾟ； )　三
＿|⊂ｽ　＼　　　　ガシャ
＿|　　〈l_|_ヽ>
＿|＿三((/＿＿＿＿＿＿
＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
　≫　頼む！全部嘘だと言ってくれ！　 ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼

　 |
　 |
　 |
　 |
＿|　　　┌───────────┐
＿|　　　｜ 何か、返事を……、
＿|　　　└‐v──────────┘
＿|
＿|
＿|　　 ∧∧
＿|⊂l(▱ ◦； )⌒>､
＿|　　￣[ｽl〈_|_ヽ>
＿|＿＿_U＿(_(_｛＿＿＿＿

　 |
　 |
　 |
　 |
＿|
＿|
＿|
＿|
＿|
＿|∧∧
＿|(Ａ　 )
＿|⊂ｽ　＼
＿|＿f〈l_|_ヽ>‐rｭ＿＿＿＿

　　　　　　　　　　　　　違う

　　　　　　　また、間違えてしまった。

　　　　　　　　　ここに茂名はいない。



　　　　　　　　　シャッターの先には、
　　　　　　　夢の終わりが待っている。

　 |◆＿　　　　　　　ギ
　 |　　￣===＿　　　　　　リ
　 |　　　　　　￣===＿　　　　　　リ
　 |　　　　　　　　　　￣===＿　　　　　　リ
＿|　　　　　　　　　　　　　　￣===＿　　　　　　リ
＿|　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿　　　　　　リ
＿|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
＿|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
＿|
＿|∧∧
＿|(Ａ　 )
＿|⊂ｽ　＼
＿|＿f〈l_|_ヽ>‐rｭ＿＿＿＿

　 |◆＿
　 |　　￣===＿　　　　　　　　　　　　さび付いた鉄のワイヤーが一本、
　 |　　　　　　￣===＿
　 |　　　　　　　　　　￣===＿　　　　　　　　空中を張っている。
＿|　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
＿|　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
＿|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
＿|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
＿|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
＿|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[�V]　　　　￣===＿
＿|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　]iiii[　　　　　　　 　￣===＿
＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|:::::|　　　　　　　　　　　 　￣===＿

　　　　　　　　フライン：アフター

　　　　　　　　　　　最終話
　　　　　　　 ふらふらフライン(2)


　 ∧∧　　　　　　　　　　　　　　　∧＿∧
　(Ａ　 )　　　　　　　　　　　　　　 （　　 ∀）
　 lXl ｽ　　　　　　　　　　　　　　 （::::::::::::：）
　く/_|j〉　　　　　　　　　　　　　　　|::::::|::::|
　　UU　　　　　　　　　　　　　　　（＿_）＿）

　　￣===＿
　　　　　　￣===＿
　　　　　　　　　　￣===＿
　　　　　　　　　　　ずっと下の階まで一直線に続いている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
　　　　　　　　こんなものはあったか？いや、私が呼び出したのだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿

　 ＿―二二二二二二二二二二二二二二―＿
二―￣　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　￣―二

　 ＿―二二二二二二二二二二二二二二―＿
二―￣　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　￣―二

　 ＿―二二二二二二二二二二二二二二―＿
二―￣　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　￣―二
　　　　　　　そこに居るのか、茂名。
　 ＿―二二二二二二二二二二二二二二―＿
二―￣　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　￣―二
　　　　　　　　　　　 ．
　 ＿―二二二二二il二二二二二二二二二―＿
二―￣　　　　　　　ｌｌ　　　　　　　　 　　　　￣―二
　　　　　　　　　　　,l:{
　 ＿―二二二二 .}::{ 二二二二二二二二―＿
二―￣　　　　　　/i:∧　　　　　　　　　　　￣―二
　　 　 　 　 　 　 ///,∧
　 ＿―二二二./////,∧二二二二二二二―＿
二―￣　　　／////////＼　　　　　　 　　￣―二
　　　　　　／////////////＼

　　　時間もあと僅か、走ったってもう間に合わない。

　　　　　　　　大丈夫。私にならできる。


　　　　　　　　　　 ∧∧
　　　　　　　　　　(-Ａ-；)
　　　　　　　　　 m lXl m
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
i^i.i^ii^i.i^i.i^i.i^ii^i.i^ii^i.i^i.i^ii^i.i^i.i^i.i^ii^i.i^ii^i.i^i.i^i.i^ii^i.i^i.i
`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`´`
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三

　　　　　　┌─────────────┐
　　　　　　｜　　なのに、一体何を……、
　　　　　　└─────────────┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　|　|　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レ-‐､ ,|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／Ｕ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／　 ／ ﾉ
　　　　　　　　　／⌒＼　　　 　 |　|-､／／
　　　　　　　　.（　(⌒＼＼　　　　>ノ_,ノ
　　　　　　　　　＼＼　 ＼＼　　（ノ
　　　　　　　　　　 ＼＼　ﾚ^）、　　，
　　　　　　　　　　　　`┘　　　､・´

　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒丶
　　　　　　　　　　　　　　　　| |⌒| |
　　　　　　　　　　　　　　　　| |　 | |
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽﾍnﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　 // | |

:::::::::::::::::::8:::::::::::::::::::::::::::::::::_,,..-‐'' ´ :: |::::::::|
:::::::::::::::::::ﾟ:、::::ﾟ:::::::_,,..-‐''1ﾞ :: |::::::::| : : |::::::::|
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::|:::::::|::::::::|:::::::|_,,..-‐'' ´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::〈:::::: |,,..-‐'' ´
::::::::::::::::::::∧ ∧　　,|,,..-‐'' ´
:::::::::::::::::::(二二)^) ┐
_,,..-‐'' ´ ｲ~~ 　（ >'　　　　　　｡8ﾟ
　　　 　　ゝ　　ノ:::　　「 」｡｡8ﾟ
　　　　　　　::::::::　　／／:::
　　　　　　　　＿／／:::
　　　　　　　 └､／:::
＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
　≫　一体何を思い出しているんだ私は！ ≪
　≫　これは私の世界だ誰にも邪魔はさせない！
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼

　　　　':,　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　＼　　　　 /＿ゝ　 　　／
　　　　　　 _二┐＿ ＿＿┌二_
　　　　　／::|　＼ 　∧　 ／　 |::＼
　　　 ／::|:::::':,　　∨;;;;∨　　 /::::::|:＼
　　／:::::::|＿:::':,　 （::::∩　　/::::＿|::::::＼
　　| :::::::::::::: |::::::::ソ^）{　|　/:::: |::::::::::::::::::|
　　|::::::::::j::::::|:::: /　(＿)　}':::::::::|::::::::::::::::::|
　　|::::::::::|::::::＼:|　　　　」:::::::／::::}:::::::::::: |
　　|:::::::::::〉:::::::く|＿　　ノ ／:::::::::::l :::::::::: |

　 　 ∧∧　　ｼｭﾙ
　　 (,ﾟＡﾟ；)
　 riく"l" ｽ
　∫く/_|j〉
　∫〈_/」

==＿
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.　　　　　　￣===＿
　　　　 　 　 　 　 ￣===＿
　　　　　　　　 　 　 　 　 ￣===__,,,
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ∬∧∫=＿
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　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ｌ 〉〉__|:::::|　　　　　　　　　　　 　￣===＿

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .

　　　　　　　　　　　 　 ガク 　 「f　lﾉ[�V]
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 く/_|j〉 ]iiii[
　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿：ｌ 〉〉；|:::::|　　ガク
　　　　　　　　　　　　　　　┌─‐^──┐
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……。
　　　　　　　　　　　　　　　└────┘

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　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　＿==￣
　　　＿==￣
＿==￣　　∧ ∧
　　　　　　(◦╷､ ｡；)　　　　　　　　_　　-‐
　　　　　　ｲ 7 ｽ　　　_　　-‐
　　　　　　₍く/_|jU-ぅ　　　ノ}＿
　_　　-‐　　　　￣　　 ＜ノ⌒))

　　　　　┌‐^───┐
　　　　　｜ あ……。
　　　　　└────┘

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　　 ◝―◜´ 　 l;;;;;;;;;/:::|:::::::':,:::::::∨:::::／:/:::|:::::::|:::::::｝／-‐- ､＞-､
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　　　　　　　 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／. : :-､　　￣￣
　　　　　 　　',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／　　r‐
　　　　　　　　' ,;;;;;;;;;;;;;;;;;ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／. : ｡ :⊃
　　　　　　　　　`''―'''´　':,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／　ノ⌒
　　　　　　　　　　　　`-っ-ヽ;;;;;;;;;;;;;-‐'　　ー

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　＿==￣
　　　＿==￣
＿==￣　　∧ ∧
　　　　　　(∩∩ )　　　　　　　　_　　-‐
　　　　　　ｲﾌ「 T}　　　_　　-‐
　　　　　　₍く/_|j_〉-ぅ　　　ノ}＿
　_　　-‐　　　　￣　　 ＜ノ⌒))
　　　　┌─‐^──────────┐
　　　　｜ おわい……、
　　　　｜ もうあんあおおあ……。
　　　　└────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　┌───────┐=￣
　　　　｜ …………？　　　|
　　　　└─‐ｖ─────┘
　　　　　　＿==￣
　　　＿==￣
＿==￣　　∧ ∧
　　　　　　(◦╷､ ｡；)　　　　　　　　_　　-‐
　　　　　　〈∩ ｽ　　　_　　-‐
　　　　　　₍く/_|jU-ぅ　　　ノ}＿
　_　　-‐　　　　￣　　 ＜ノ⌒))

　　　　　　　舌、無い。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　＿==￣┌───┐
　　　　　　＿==￣　　　｜　あ
　　　＿==￣　　　　　　└‐y──┘
＿==￣　　∧ ∧
　　　　　　(*╷､*；)　　　　　　　　_　　-‐
　　　　　　ｲ 7 ｽ　　　_　　-‐
　　　　　　₍く/_|jU-ぅ　　　ノ}＿
　_　　-‐　　ﾟ　 ￣　　 ＜ノ⌒))
　　　　　　　　　`'；．,．
　　　　　　　　　　　　 ‘　ﾟ　ｺﾛｺﾛ…
　　　　　　　┌‐＾─────┐
　　　　　　　｜ ああ……。
　　　　　　　└──────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　＿==￣
　　　＿==￣
＿==￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　　-‐
　　　　　　　　　　　　∧ ∧‐
　　　　　　　　-‐　　(,*A*；)　　ノ}＿
　_　　-‐　　　　　((　ｲ 」 ｽ　＜ノ⌒))
　　　　　　　　　　　₍くU/Uj〉₎
　　　　　　　　　　　　　´；＾：`　ﾌﾞﾁｭ

　　　┌─────‐^─────────┐
　　　｜ ( どこ……。もう時間が無いんだ。)
　　　└───────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　　　　＿==￣
　　　　　　＿==￣
　　　＿==￣　　　　　　　　　　　　！
＿==￣　　　　　　　　　　　　∧∧
　　　　　　　　　　　　　　　　(　*Ａ)　　-‐
　　　　　　　　　　　　_　　-‐f　」 」
　　　　　　　　-‐　 ﾟ　 　₍--く/_UU>､
　_　　-‐　　　　　　　　　-；;,:．,　⌒
　　　　　　　　　　　　　　”　：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｷﾞｭｯ…
　　　　　　　　　　　　　　　　 　∧∧
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　　 (,, *Ａ)
　　　　　　　　　　　　　　　　f ∩∩
　　　　　　　　　　　ﾟ　 　₍--く∫l_j∫
　　　　　 　 　 　 　 　 　 -；;,:．,　　`
　　　　　　　　　　　　　　”　：

　　　　ﾖﾛ

.￣===__,,,　　　ﾖﾛ
.　　　∬∧∫=＿
.　　　∩*Ａ)　　￣===＿
.　　　「f　lﾉ[�V]　　　　￣===＿
.　　 く/_|j〉 ]iiii[　　　　　　　 　￣===＿
..〜＿ｌ 〉〉__|:::::|　　　　　　　　　　　 　￣===＿
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￣￣￣￣￣￣　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣===＿
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　┌────────┐
　｜ あっあっあっ、
　└─‐ｖ──────┘


　　　　　　┼､
.￣===__,,,　　 X　　ｹﾗｹﾗ　　　┌────────────┐
.　　　∬∧∫=＿　　　　　　　 ＜ おおあああぁ。ああいあ。
.　　　∩*∀) 　￣===＿　　　 └────────────┘
.　　　「f　lﾉ[�V]　　　　￣===＿
.　　 く/_|j〉 ]iiii[　　　　　　　 　￣===＿
..〜＿ｌ 〉〉__|:::::|　　　　　　　　　　　 　￣===＿
::::::::::::::::::::::::::::: |　　　　　　　　　　　　　　　 　￣===＿
::::::::::::::::::::::::::::: |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　￣===＿

　　頼りないリボンに身を任せ、
　　手すりから空中へ飛び出す。

　　　　　激しい摩擦音、

　　　耳にかかる風切り音。


　　　声にならない叫び声。

　　　10秒も経たずに摩擦音は消える。


　　リボンが耐え切れずに焼き切れたからだ。



　　　　体がどこかへ投げ出された

　　　　　　　　　　　　　　　　　　██████
　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　　　　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　 夢 　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　 か 　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　 ら 　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　　　　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　 醒 　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　 め 　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　 る 　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　　　　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　██████
 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|
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█▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓ ヾ ,,l,, ﾌ ▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓
▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓█ ( *∀*) █▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓█▓█
███████████████████∨∨████████████████████
██████████████████████████████████████████

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　「感謝している、能生君。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・

█████████████████████▓███████████████████
████████████████████▓█▓██████████████████
███████████▓████████▓█▓███████▓██████████
███████████▓███████▓███▓██████▓██████████
████████▓▓█▓█▓▓████▓███▓███▓▓█▓█▓▓███████
██████████▓▓▓█████▓█████▓████▓▓▓█████████
██████████▓▓▓█████▓█████▓████▓▓▓█████████
████████▓▓█▓█▓▓███▓▓▓▓▓▓▓██▓▓█▓█▓▓███████
███████████▓█████▓███████▓████▓██████████
███████████▓█████▓███████▓████▓██████████
████████████████▓█████████▓██████████████

　　　　　　　　　　　「喋れないのか。」

　　　　　　　　　　　「待て、トカゲの舌で悪いがこれでどうだ。」

　▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓
　▓▓　　　　　　　　　　　　　　　　　▓▓
　▓▓　「あﾞ……　おﾞおﾞおﾞ…。」　 ▓▓
　▓▓　　　　　　　　　　　　　　　　　▓▓
　▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓

　　　　　　　　　　　　　　　▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓██▓██▓██▓██▓██
　　　　　　　　　　　　　　　▓▓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　██
　　　　　　　　　　　　　　　▓▓　　「茂名、そこにいるのか？」　  ██
　　　　　　　　　　　　　　　▓▓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　██
　　　　　　　　　　　　　　　▓▓██▓██▓██▓█████████████

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　ああ　」


　　　　　　████████████████████████████
　　　　　　██　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　██
　　　　　　██　　暗くてよく見えない。もっと近くに。　  ██
　　　　　　██　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　██
　　　　　　████████████████████████████


　　　　　　　　　　「目も取ってしまったか。片方ですまないが、僕のをやろう。
　　　　　　　　　　　何せずっと子供だったからな。サイズはピッタリだろう。」

██████████████▓████████████████████████
█████████████▓█▓█████████████▓█▓███████
█████████████▓█▓████████████▓█▓████████
██████████████▓███████▓████████████████
█████████████████████▓█▓███████████████
█████████████████████▓█▓███████████████
███▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓████▓███▓██████████████
███▓▓「い、いたい。」 ▓▓████▓███▓██████████████
███▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓███▓█████▓█████████████
███████████████████▓█████▓█████████████
█████　我慢しろ。  ██████▓▓▓▓▓▓▓█████████████
█████　もう片方入れる時が辛いぞ。  ██▓████████████
██████████████████▓███████▓████████████

　　　　　　　ブチッ









　　　　　　　　ｸﾞﾁｭｯ

　　　　　　　　　　　　　　█
　　　　　　　　　　　　　█　█　　　　　　　　　　　　　█　█
　　　　　　　　　　　　　█　█　　　　　　　　　　　　█　█
　　　　　　　　　　　　　　█　　　　　　　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　　　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　　　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　　　　　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　　　　　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　███████
　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　　　　　　　█
　　　　　　　　　　　　　　　　　　█　　　　　　　█

　　　　　　　　　　ふら
　　　　　　　　　　　　　　　　-―^―-
　　　　　　　　　　　　　 ◞◜　╱　 | 　╲　◝◟
　　　　　　　　　　　　　╯⌒　⌒丁⌒　⌒╰
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　⌒ ⌒|⌒ ⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　∧＿∧　　　〜
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ⌡（　"∀｀∧∧　　　　ふら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼::::：::::::(A"　♭
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::/::::::ﾉ[　 ｽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （＿（＿ﾉく/_|jU
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈/〈/

　　　　　　　　　　　　　　　┌───‐^────┐
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 少し　話をしよう。
　　　　　　　　　　　　　　　└────────┘

　　　　　　　　　　　　┌──────────────┐
　　　　　　　　　　　　｜ 残念ながら　問題は　外れだ。
　　　　　　　　　　　　└────────‐ｖ─────┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ₍､　 -―-　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ◞-◜　　　　◞◜⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 ◞◜⌒◞◜⌒
　　　　　　　　　　　　　　　 /　 ◞◜⌒〵◞◜⌒　　　　　　ゆらっ
　　　　　　　　　　　　　　　 ◞◜⌒◞◜⌒〵
　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒　　　〵　∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ʅ（　"∀｀∧∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼::::：::::::(A"　♭
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ⌒-ｌ⌒ー::ﾉ[　G
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└‐└─　く/_|j〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼]ヽ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─‐＾────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ふ……、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌‐＾───┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ふ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└────┘

　　　　　　　　　　　　＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
　　　　　　　　　　　　　≫　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ≪
　　　　　　　　　　　　≪ 　　 ふ　っ　ざ　け　る　な　！　！　　 ≫
　　　　　　　　　　　　　≫　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ≪
　　　　　　　　　　　　／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
　　　　　　　　　　,　-―-　､
　　　　　　　　　⌒◝◟　　　　　ｸ
　　　　　　　　　⌒◝◟⌒◝◟　　　　＼
　　　　　　　　　　　⌒◝◟／⌒◝◟　　╲
　　　　　　　　　　　 　／⌒◝◟　⌒◝◟ ｝
　　　　　　　　　 ∧∠∧　　　⌒
　 　 　 　 　 　 （∀｀(#⊂∧∧　　　ゴフッ
　　　　　　　　　 ＼::::：::::::(A"#♭
　　　　　　　　　　 〈:::〈:::::::::l"ｃ_ｽ_
　　　　　　　　　 　（＿（＿ﾉく/_|jノ⊃
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼）
＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
　≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ≪
≪ 　 どうやったって正解は二択にしか絞れないだろうが！　　　 ≫
　≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ≪
／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
　　　　　　　　　┌─‐^────────────┐
　　　　　　　　　｜ はっはっは、揺れると危ない。
　　　　　　　　　｜ そうだ。それで正解だ。
　　　　　　　　　└──────────────┘

┌────────────────────┐
｜ 正解が無いのが正解。
｜ 世界にはそういうものもあるのではないか。
｜ 間違いの無い世界の何が楽しい？
└────────‐ｖ───────────┘
　　　　　　　 ₍､　 -―-　､
　　　　　 ◞-◜　　　　◞◜⌒ヽ
　　　　／　　　 ◞◜⌒◞◜⌒
　　　 /　 ◞◜⌒〵◞◜⌒
　　　 ◞◜⌒◞◜⌒〵
　　　　　⌒　　　〵　∧＿∧
　 　 　 　 　 　 　 ʅ（　"∀｀∧∧
　　　　　　　　　　 ＼::::：::::::(A"　♭
　　　　　　　　　　　く::く:::::ﾉ[　 G)
　　　　　　　　　　└‐（＿）く/_|j〉
　　　　　　　　　　　　　　　　＼]ヽ]

┌───────‐＾────────────┐
｜ 僕は茂名だ。君と軌道は描けない。
｜ それ故に共にいがみ合い、争う。
｜ しかし、衝突無くして今の僕らがあっただろうか？
└────────────────────┘

　　　　　　　-―^―-
　　　　 ◞◜　╱　 | 　╲　◝◟
　　　　╯⌒　⌒丁⌒　⌒　┌───────────┐
 　　　　　　⌒ ⌒|⌒ ⌒ 　　｜ ……別れないでくれ。
　　　　　　　　　 |　∧＿∧ └‐y──────────┘
 　 　 　 　 　 　 ⌡（　"∧∧
　　　　　　　　　 ＼:::::("　 O
　　　　　　　　　　　⊂[　 ｽ
　　　　　　　　　　　（_〈l_|_ヽ>
　　　　　　　　　　　　　 ヽ〉)

　　　　　┌────‐^─────┐
　　　　　｜ なんだ、しおらしい。
　　　　　└──────────┘
　　　　　┌──────‐^────────────┐
　　　　　｜ いやだ、
　　　　　｜ 何のためにこの世界を作ったと思うんだ。
　　　　　｜ お前とずっと一緒にいる。
　　　　　└───────────────────┘

┌──────────────────────┐
｜ 僕はそういう色恋で別れようと言ったのではない。
｜ 君に目覚めて欲しいという意味で言ったんだ。
└───────‐ｖ──────────────┘
　　　　　　　-―^―-
　　　　 ◞◜　╱　 | 　╲　◝◟
　　　　╯⌒　⌒丁⌒　⌒╰
 　　　　　　⌒ ⌒|⌒ ⌒
　　　　　　　　　 |　∧＿∧
 　 　 　 　 　 　 ⌡（　"∧∧
　　　　　　　　　 ＼:::::("　 O
　　　　　　　　　　 ⊂[　 ｽ
　　　　　　　　　　 （_〈l_|_ヽ>
　　　　　　　　　　　(ノノ
┌───────‐＾─────────────────────────┐
｜ ……、正解が枠外に存在する場合もある。
｜ 僕が君にとっておきの別解を用意してやろう。
｜
｜ 少なくとも、この世界にいる単細胞生物の僕よりも数ランク楽しい世界になるぞ。
└─────────────────────────────────┘

　　　　　-―^―-　　　　　　　　 ┌────────────────────┐
　　 ◞◜　╱　 | 　╲　◝◟　　　　　  ｜ ……、知っているさ。
　　╯⌒　⌒丁⌒　⌒╰　　　 　 ｜ こんなハリボテの世界。
 　 　 　⌒ ⌒|⌒ ⌒　　　　　　　｜ 所詮は私の小さい頭で作った人形遊び劇場だ。
　　　　　　　 |　∧＿∧　　　　　｜ だが、それでも。
 　　 　 　 　 ⌡（　"∀｀∧∧　　 └‐ｙ───────────────────┘
　　　　　　　 ＼::::：::::::(；ﾟA"♭
　　　　　　　　 /:::/:::::⊂[　ﾌ
　　　　　　　 （＿（＿ﾉく/_|j〉
　　　　　　　　　　　　〈/〈/

　　　　　-―^―-
　　 ◞◜　╱　 | 　╲　◝◟
　　╯⌒　⌒丁⌒　⌒╰
 　 　 　⌒ ⌒|⌒ ⌒
　　　　　　　  |∧＿∧
 　　 　 　　「（ ∧∧ ）
　　　　　　 ヽ(　　O））
　　　　　　　ヽ[ ^^ ﾌ|
　　　　　　　（く/_|j〉_）
　　　　　　　　　ヽヽ）
┌─────‐^──────────┐
｜ 目が覚めたら、何が待っている？
└────────────────┘

　　　　　-―^―-
　　 ◞◜　╱　 | 　╲　◝◟
　　╯⌒　⌒丁⌒　⌒╰
 　 　 　⌒ ⌒|⌒ ⌒
　　　∧＿∧|
 ∧（｀　　　）
　(「::::::::::::::::/
　〈　]つ::|::::|
　く/_（＿）_ﾉ
　　ヽ)ヽ)
┌─‐＾───────────────────────┐
｜ お前が居ない。
｜ それなら、私はこのハリボテの世界でもいい。
｜ 全部私のせいだ、なのにこの体たらく。愚かにも程がある。
└─────────────────────────┘

┌────────────────┐
｜ 君が殺したのでは無い。
｜ 僕が君を助ける為に死んだんだ。
｜ どうして、それを拒む。
└──────‐ｖ─────────┘
　　　　　-―^―-
　　 ◞◜　╱　 | 　╲　◝◟
　　╯⌒　⌒丁⌒　⌒╰
 　 　 　⌒ ⌒|⌒ ⌒
　　　　　　　 |　∧＿∧
 　　 　 　 　 ⌡（　"∀｀∧∧　ｸﾞｲｯ
　　　　　　　 ＼::::：::::::(；ﾟA"♭
　　　　　　　　 /:::/:::::⊂[　ﾌ
　　　　　　　 （＿（＿ﾉく/_|j〉
　　　　　　　　　　　　〈/〈/
┌─────────‐＾─────────┐
｜ それなら助けてなんていらなかった。
｜ 二人で居られない世界なんて必要ない。
└───────────────────┘
┌─────‐＾────────────────┐
｜ 僕はどのみち死んでいたさ。……能生君。
｜ 君と出会うまで、
｜ 心と体が離れきっていつ狂い出すか不安だった。
└──────────────────────┘

　　　　　　　　　　　┌────────┐
　　　　　　　　　　　｜　色々あったな。
　　　　　　　　　　　└───‐ｖ────┘

　　┌────────────────────────┐
　　｜ 自販機ゲームを覚えているか？
　　｜ 一人さえ生きていれば、それで勝ちということもある。
　　└─────────‐ｖ──────────────┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　┌────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　└─‐ｖ──┘


　 　 　 　 　 　 　 　 　 -―^―-
: : : : : : : : : : : : : :...◞◜　╱　 | 　╲　◝◟ﾞ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :ﾞ╯⌒　⌒丁⌒　⌒╰ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼::::：::::::(A"　♭ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i /:::/::::::ﾉ[　 ｽi;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i（＿（＿ﾉく/_|jU;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|〈/〈/.i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i
|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i
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　　　　　　　　　　　　┌──────┐
　　　　　　　　　　　　｜　君は猪だ。
　　　　　　　　　　　　└──‐ｖ───┘
　　　┌───────────────────┐
　　　｜　走り出さないその姿には違和感を感じる。
　　　└────────‐ｖ──────────┘
　　　　　　　　　┌───────────────────┐
　　　　　　　　　｜ ……うるさい。いちいちお節介なんだよ。
　　　　　　　　　└────────‐ｖ──────────┘
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i ⌒⌒|⌒⌒ ;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;ﾞ|　∧＿∧　　 ∧∧i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
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|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i＼:::::::::::：:）　 〈l"　ｽ..i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i
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-=つ　_-''´　　　　　　　　　　　　　 /　　 ﾞﾞ''-､
　ノ／　　　　　　　　　　 　 ┌────────────────────────┐
―--　＿　　　　　　　　　　｜ いつか誰かに矯正されるのだろうが。
　　　　 　 ﾞﾞ''-､　　 　 　 　 ｜ だがそれでも、君には自由に走ってもらいたいと思う。
　　　　　　　　　＼　　　 　 └────────────────────────┘
　　　　　　　　　　　＼　　　　/　　　　　　　　 　 　 　 ',　 ',
　　　　　　　　　　　　　＼　/　　　　　　　　 　 　 　 　 ',　 ',
　　　　　　　　　　　　　　 ∨_　　-　-　_　　　　　 　 　 |　　',
　　　　　　　　　　　　　　//　　　　　　　　ﾞﾞ''-､　　　　::|　　 |
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　 　 　 　 　 　 　 　 　 ◞◜ ╱　|　 ╲ ◝◟
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i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i|:::::::::：:〉　 〈l"　ｽ i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;

┌──────────────────┐
｜ それは……、
｜ 矯正してくれるのはお前じゃないのか。
└──────────────────┘

　　┌─────────────────┐
　　｜ 残念だがな。
　　｜ だが、それより重要なこともある。
　　｜ さあ、もう片方の目も。顔をこっちに。
　　└─────────────────┘



　　　　　　　 ₍､　 -―-　､
　　　　　 ◞-◜　　　　◞◜⌒ヽ
: : : : :...／　　　 ◞◜⌒◞◜⌒..: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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　　　　　　　┌─────────────────┐
　　　　　　　｜ 　……、茂名。ありがとう。それと……、
　　　　　　　└────────‐ｖ────────┘

　　　　　　　┌────────────────────────┐
　　　　　　　｜ 悪かった。
　　　　　　　｜ せっかく助けてもらったのに変なことを言ってしまった。
　　　　　　　└────────‐ｖ───────────────┘

　　　　　┌──────────────┐
　　　　　｜　構わない。火の中水の中だ。
　　　　　└──────‐ｖ───────┘
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i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i; ∧＿∧　　 ∧∧ ;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i（　　"∀）　 (Aﾟ ；)ﾞ|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i
|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i（:::::::::::：:⊃　〈l" ｽ.i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i
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　　　　　　　　　　　　　　　┌───‐＾──────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 最後に一つ聞いていいか？
　　　　　　　　　　　　　　　｜ お前は私のことをどう思う？
　　　　　　　　　　　　　　　└──────────────┘
┌──────────‐＾────────────────────┐
｜ とても大切に思っているさ。君が居たから僕は前に進むことができた。
｜ それが死だとしても僕は嬉しい。感謝している。
└───────────────────────────────┘

　　　　＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
　　　　　≫　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ≪
　　　　≪ 　 そうじゃないこの鈍い奴め！！！　　　 ≫
　　　　　≫　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ≪
　　　　／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　从乂ノ　　ﾎﾞｺﾞｯ
　　　　　　　　　　　　　 　 ∧＿∧　≪
　　　　 　 　 　 　 　 　　 （　　"∀）∧∧　 　　　　ﾄﾞｺｽｶ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 （:」⊃（⊂(Aﾟ* )G､
　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼::::＼ー┘ く/_lj_〉　　　ﾄﾞﾝﾄﾞｺ
　　　　　　　　　　　　　　　　 （＿_）　　く／　U

　＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
　　≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ≪
　≪ 　 ええい！私は好きだ！お前のことがたまらなく好きだ！茂名！　　 ≫
　　≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ≪
　≪ 　 そのいけ好かない部分も全て含めて！！　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ≫
　　≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ≪
　／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼

┌───────────────────────┐
｜ はっは……、目が見えないのが惜しまれる所だな。
｜ 君は今どんな顔をしている。赤に染まっているか？
└──────────‐ｖ────────────┘
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i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i; ∧＿∧ﾞ;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i（　　"∀）　∧∧|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i
|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i（:::::::::::：:⊃(Ａ-* )⌒ヽ..i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i|i
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||||||||||||||||||||||||||||||||||||..し （＿_）　　　　 ((/ |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
　　　　┌──────────‐＾───────────┐
　　　　｜ ﾁｯ、腹が立つ。その通りだ。
　　　　｜ でも本当のお前にこれだけは伝えときたくてな。
　　　　└──────────────────────┘

　　　　　　　　　　┌────────────────┐
　　　　　　　　　　｜ 僕も君のことをそう思う、のだろう。
　　　　　　　　　　｜ 分かるか、顔が熱い。
　　　　　　　　　　└────‐ｖ───────────┘
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┌────────────‐＾────────────────┐
｜ きっと君が僕に対して思っていることと同じことを思っているから、
｜ そうなるんだ。
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┌──────────────────────────┐
｜ どこまでリセットされるか分からないが、元気で生きてくれ。
｜ それじゃあさよならだ。能生君。
└──────────────────────────┘

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≪ 　 待ってくださぁぁ〜〜〜〜いっ！！　　　≫
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　　　　｜ おいタカラ、五月蝿い！焦らず急げ！
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　ヾ"　;ゞヾ"ゞヾ　ゞヾヾ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　"ゞ; 　ゞヾ"　ヾ" ヾゞヾ;ヾ
ゞヾ　　"ヾ;ゞ"ゞヾ　ゞ;ヾヾ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 "ヾ　ゞヾヾ"; ; ゞヾ　ヾヾ: :ゞ;
　ヾゞ"ゞ;ヾ　ゞヾ〃;ヾヾ　ゞ;ヾ　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　"ゞ::ヾヾ"ゞ　〃ゞヾ　ゞ"ゞヾ::
ヾ　　ゞ; ゞヾ"ゞヾ　ゞヾ ; ヾ;ゞヾ　　　　　　　　　　　　　　　　　　"ゞ; ヾ 　;ヾゞ"ヾ; ; ゞヾ　"ゞ; ;ヾ
ゞヾ"ゞヾ; ゞゞ"ゞ〃ヾ　:ゞヾ 　　　 　 　 　 　 　 　 　 ├─┤　　　; "ヾゞ　;ゞ　"ゞヾ　:ゞ〃ゞヾ; ;ゞヾ;;
　ヾ＼ヾゞ;:::　y'ヾヾ; ;ゞ　ヾ ;　　　　　　　　　　　　　　|| ◎ ||　　　　"ヾ ;ヾ 　ヾ＼ヾゞ;:::　y'ヾヾ; ;ゞヾ
ゞ; ; ゞ;ヾii;;:::: ｲ;//ゞ; ヾ　　"ゞ　 ___┬┬┬┬┬┬┬|| == ||┬┬┬┬"ヾ;;"　ゞ";ゞ;ヾii;;:::: ｲ;//ゞ; ゞヾ
ヾ　ヾ;ゞiii;;:::　|/; "|￣￣|￣|　　|二二二二二二二二|| 田 ||::::|￣￣|￣|ゞ; ヽiii;;:::　|/;ヾ;ゞ "ヾ
￣￣￣￣￣￣￣|　 　 |　 |　　| 田　田 || 田　田||=:|| == ||ﾞ=|　 　 | ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　|――――――――|| 田 ||::::|　　　|　＿＿＿
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　|￣￣￣ ||￣￣￣|| ;;|| == ||::::|　　　|　|　　　 |
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　| 田　田 || 田　田||=:|| == ||ﾞ=|　　　|　|　卒　|
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　|――――――――|| 田 ||::::|　　　|　|　　　 |
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　　|　|　業　|
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　　|　|　　　 |
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　　|　|　式　|
　　　┌───────────────────────────┐
　　　｜ ひぃぃ、卒業式に抜け出すなんて無茶ですよぉ。
　　　｜ それに能生先輩の卒業証書授与になったらバレちゃいますし
　　　｜ 僕ピッキングなんてできませんしぃぃぃ〜！
　　　└───────────────────────────┘

┌────────────────────────┐
｜ なんだ、手先が器用だからできると思ったんだがな。
｜ まったく、デジタル研究会の風上にも置けないな。
└────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　この学校の七不思議。


　　　　　　　　　　　目を開ける絵画「眠りの美女」
　　　　　　　　　　　　　　理科室　謎の視線
　　　　　　　　　　　　　開かずの４４番ロッカー
　　　　　　　　食堂のエレベーターに閉じ込められた男
　　　　　　　　　　　　中に吸い込まれてしまうパソコン
　　　　　　　　　　和室の掛け軸の裏には洞窟がある

　　　　　　　　　　　　　　そして最後の一つ、
┌─────────────────────────────────┐
｜ アナタが無理やり入れたんでしょうがぁ！！
｜ うぅぅ、来年から僕一人ですよ。どうやって部員勧誘しよう。
｜ オカルトの対義語でデジタル研究会とかセンス無……ああドア蹴破ろうとしてる！
└─────────────────────────────────┘

＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
　≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪
≪ 　 どっせぇええええええええええええっっ！！！！！！ 　 ≫
　≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪
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　　　　　　　　　「　飛び降り自殺した男子生徒。　」

　　　　　　10年程前にオカルト同好会を立ち上げた少年。
　　　とあるオカルトを試しに本当に屋上から飛び降りて死んでしまった。
　　　　　それ以来部室は施錠されて合鍵が無いから入れない。
　　　　　　　　　中に何があるのかは誰も知らない。

　　　　　　　┌─────────────────┐
　　　　　　　｜ ああああ……、僕知りませんよもう。
　　　　　　　└─────────────────┘
┌──────────────────────────┐
｜ バカ。興を削ぐことを言うなよ。
｜ ここマーク厳しいからな。こういう時しかチャンス無いんだ。
｜ 先生に何か聞かれても無表情だぞ。お前は顔に出すぎだ。
｜……、ケホケホッ。煙たい。
└──────────────────────────┘

┌────────────────────────────────┐
｜ 意外と殺風景な所だな、
｜ 黒魔術だとか魔方陣だとかフラスコなんてのが飛び出してくると思ったら。
└─────────‐ｖ──────────────────────┘



　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　|　l　 / 　  || |　|　|　|　|
　　　　　　　　　　　|　| / ∧∧ || |　|　|　|　|
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　　　　　　　　　　　| ｛⊂[ lXl　]||⊃｝　|　|   |
　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　┌────‐＾────────┐
　　　　　　｜ おい、何かめぼしい物は？
　　　　　　└─────────────┘

┌──────────────────────────────┐
｜ あっハイ。日めくりカレンダーの日付は丁度10年前の12月1日。
｜ 噂話とは合致してますですよ。
｜ あ……、何かカレンダーに端書がしてあります。読んでいいですか？
└──────────────────────────────┘
　　┌───────‐＾────────────────────┐
　　｜ 駄目だ。もしも幾何学模様が描かれていたら目を合わせるな。
　　｜ 私が読むから、お前は部屋の前を見張ってろ。
　　└─────────┌─────────────────────┐
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜ ひぃぃん……いつも美味しい所ばっかりぃぃ。
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └─────────────────────┘

┌────────────────────────────────┐
｜ なになに。
｜ 『この日めくりカレンダーを見つけた者へ投げかける問題集。
｜ 書かれた問題を解いて裏面を見る。答えが合っていたら次の日へ進む。
｜ 間違っていたら、その場でカレンダーを破棄して欲しい。』
└──────‐ｖ─────────────────────────┘
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　　　　|　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
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　　　　|＿＿＿ (　　　) ＿＿＿＿＿＿＿＿|
　　　　　　　　  ||二二||
＿＿＿＿__[三||､/_|j_||]＿＿＿＿＿＿＿＿
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┌──────‐＾──────┐
｜ 面白い。
｜ とことん付き合ってやるぞ。
└─────────────┘

┌─────────────┐
｜ 一問目。
｜ ふふふ、簡単。4本で踏破。
└──────‐ｖ──────┘

┌────────────────────────┐
｜ 二問目。
｜ 小賢しい。日めくりカレンダーを折ってしまえばいい。
└──────‐ｖ─────────────────┘

　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　|　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
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　　　　　　　　  ||二二||
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　　　　┌───‐＾──────────────┐
　　　　｜ ……あれ、私こんなに頭良かったか？
　　　　└──────────────────┘

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　　　　　　　　　　　　　　・
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　　　　　　　　　　　　　　・
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　　　『おめでとう。次で終わりだ。12月30日の問いは、』


　　　　┌──────────────┐
　　　　｜ 『この問題を解いた君の名は。
　　　　｜ Yes、Noで答えたまえ。』
　　　　└──────────────┘

　　　　　　┌────────┐
　　　　　　｜ の……のー？
　　　　　　└───‐ｖ────┘

　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　 ||∧∧|　ﾌﾝﾌﾝ
　　　　　　　　　　 m(◦ ,､ ◦*)m
　　　　　　　　　　[三三三三]
　　　　　　　　　　 || ｛/_/　 ||

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　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　・

　　　『そう、能生君。君しか居ないだろう。
　　　　全問解いた君にはこのリングを進呈。セロハンはセルフで外してくれ
　　　　ぬいぐるみを買うお金で一杯でチャチだが、太陽にかざすと綺麗だ。
　　　　君に似合うといいが。』

＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
　≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ≪
≪ 　 なななななんだ？何のトリックだこれは？！　　　　　　　　　　　　　　　　 ≫
　≫　遺書にしては前衛的すぎるし、まさか同姓同名宛のラブレターでも 　 ≪
≪ 　 仕込んでいたのか？！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ≫
　≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ≪
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　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿ ｜ 　　……ほう。
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　　　　　　　　　｜ 　確かに安っぽいが、なかなか可愛い
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