【History】――文明のはじまり――【第六巻】
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――――文明のはじまり――――
∧∧
(,, Д ) ゚ ゚ ,.vVw, ∧,,∧
|:::[::| ∧_∧ ミ゚Д゚,,彡 /;;->
ノ;;;;;i;;;ゝ (・;;:;:;:;:;) ∧__∧ '^´''"''≡ミ:ソノ:::::]つ;;ミ彡
し'`J |;:;:;:;:;:;:ヽ (く_` )  ̄と[::::::::ミ ノ'ノ
__ ノ;:;:;:;:;:;:;:;;ゝ 〈;:;:;:;:ヽ) ~ `J ))
//  ̄ヽ ∧,,_∧ (,__,)ヽ__,) |;:;:;:;:;:|
|i i (・ω・`*) .、人・ (__(_)
|i! ∧_∧ OY⌒⊂) .;(;kゞ;。
i| l|! (´∀`; ) (_(__)_,) ∧_∧l;| {:`Y´::::} _nn_ ∧∧
! lニ×ニニOニ⊂ ) ( *゚)') ミ゚д゚*彡 ヽ//=〈' x _ `っ=//=('(゚ヮ ゚*)
. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ( ノ .ミ:ソノ:::ミ8 | | ヽヽ),;从, | | ヽ と )
\_____________/ し' (_) ミ:|::::::::ミ 8 | | ('(;;;):;) . | | 〉 < ,,)〜
^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´^´''"''"'"''" // / し'`J ミ ,| | V/7Vベヾ| | (,,/ ヽ,,)
,.vVw, /
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【前スレ】:
【History】――文明の始まり――【第五巻】(
ttp://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1259139255/)
【感想スレ】
【History】感想・議論・質問・雑談スレッド【文明のはじまり】(
ttp://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1256474799/)
【保管庫】:
Historyスレ保管庫(
ttp://www.geocities.jp/dark_purple_phoenix/aastory/history/index.htm)
||二二二二二二二二二[ History――文明をはじめるための十条―― ]二二二二二二二二二||
|| ||
|| 神曰く―― ||
|| ||
|| 1.このスレは原始人集団が文明するに至るまでの「物語」を描くスレッドである。 ||
|| 2.文章、イラストなどによるネタの提供も歓迎。ただしAA長編板であることは忘れずに。 ||
|| 3.舞台は異世界であり、現実世界から“多少”乖離した存在を出すことも可である。 ||
|| 4.パラレル上等、ネタ被りでも遠慮しない。作品ができたらとりあえず投下推奨。 ||
|| 5.ただしマナー上、他作品の投下後すぐ(半日以内)の投下は非推奨である。 ||
|| 6.戦争やそれに類する大きな展開に関しては、スレ主に一度相談をすること。 ||
|| 7.荒らしに反応する者は荒らしである。悪意的な文言や展開に反応しないこと。 ||
|| 8.ここはAA長編板である。学問議論が白熱した場合、学問カテゴリの板へ誘導を。 ||
|| 9.古代文明レベルの都市が形成された段階を、一応の目標とする。 ||
|| 到達できた場合、そこから話を続けるかはその時点での描き手の任意である。 ||
|| 10.たとえ熱血スポコンや密室殺人が始まっても楽しむ心を持とう。面白さは正義。 ||
|| ||
|| ――なお、チェーンソーの開発、購入、所持は、その一切を禁止とする。 ||
|| ばらばら、ダメ、ゼッタイ。 ||
|| ||
|,二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二|
一人では知識にも描ける量にも限界があるため、描き手さんはいつでも大歓迎です。
土器作り、石器作り、農業、漁業、畜産、製塩、青銅や鉄の生産、建築、宗教、芸術、測量、
あるいは人間関係のコツや、集落内の人間ドラマといった技術文化と関係のないものでも。
何をテーマに、どれだけ描いて頂いても構いません。
ご参加、心よりお待ちしております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
テンプレ、ここまで。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地図、登場人物、避難所のアドレスなんかは、
保管庫に収録されてるモナ!
∧_∧
,-、 ( ;´∀`) 了解!
lニ×ニニ∪ニニl つ ∧,,_∧
_________|;;;;;|_(__) )__ ('(ω・´*)
/ニニニニニニニニヽ___ノニニ/r.、ヽヽ と)
|!三三三三三三三三三三三三三| |@i!| Y 人
'.ニニニニニニニニニニニニニニi!.ヽ'/ (__)__) ))
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""^´''"''´''"''""^´''"''
`´''
ある世界に降り立った一人の神がいた。
∧∧
(::::::::)
|:::[::|
ノ;;;;;i;;;ゝ
し`J
その神はまだ何も知らぬ人々に知恵と文化を授けた。
ハーニャ
人々は神を恐れ敬い、"雷光"と呼んだ。
∧∧
⊂ (:::::::::);) ミ
0:[:::/つ
ノ;;;;i;;;;ゝ
し `J
その神は神が大地に降り立った後、
少なくとも1万3000年後までは語り継がれることになる。
∧∧
(::::::::)
|::::::::|
ノ;;;;;i;;;ゝ
し`J
| ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
| |
[゙ ゙]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
創生論、創生論ってね、アンタ!
バカの一つ覚えみたいに言ってんじゃないよ!
/ヽ_∧
(:::Д::::#)
|ノ ゚ ゝ |
━━━━━━━━━━━━━━━
‖ <──<-゙ ‖
‖ ∪ ∪ ‖
ですがッ!この古代の、
およそ1万3000年前の物と思われる文献にはッ! _
/::::ヽ /::ヽ
/:::::::::\ /:::::::::::\
_/::::::::::::::::\_/::::::::::::::::::ヽ
∧_∧ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
(#:::Д:::) /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|:::::::::::::| [::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
ソ:::::::::::レ \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
しヽJ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
そんなのは原人が考えたおとぎ話なの!
だいいち、急に知識を持った人間が現れるなんてあり得ないでしょうが!
まあ、とにかく学会に発表するんだったら、
もっと学説的に整ってる物を発表しなさい、以上。
_
/::::ヽ /::ヽ
/:::::::::\ /:::::::::::\
_/::::::::::::::::\_/::::::::::::::::::ヽ
∧_∧ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
(:::::::::::::) /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|:::::::::::::| [:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
ソ:::::::::::レ \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
しヽJ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
…ありがとうございました……
_________,,,,,________
l゙ ノ
│:::::::::::::::::::::: : |
,! ___ : ,l゙
l゙ \ | / / / ‖ /
l゙- ― ○ ― :::::::::::::::: / ‖ ,|
l゙ / | \ 丿 ゝ ‖ ノ
l゙  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
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l゙ ノ
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| * |
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'―――――――――――――――ー゙
神が人々に与えた知恵を記した文献、「アスキィ・ハーニヤ」
人々という意味の言葉と神の名をくっつけただけの単純な名を持つ書物だが
これには神が居たこと、そして神が行ったこと全てが書かれている。
結局、いくら文明が発達しても
人間に変わりはない…か。
_____
ヽ BUS /
∧_∧ ヽSTOP /
(:::::Д:::)  ̄|| ̄
|:::::::::::::| .||
ヽ:::::::::::ソ .||
(._人_.) / \
 ̄ ̄ ̄
な、なんだ!?落雷!?違うッ!
これはッ…?
∧_∧ て
(;:::Д:::) そ 、 / バチッ!
|:::::::::::::| \ /__
ヽ:::::::::::ソ ノ ̄ ̄\
(._人_.) ゚  ̄ ̄\_ 。
/
゚ バチ、バチッ!
\ ゚ o 。| 。 / 。 /
○ 。 ゚ |゜ O / o / 。゜
゜ 。 \ o ゚ O ゚ 。 /゚ 。 O
゚ 。 \ | ゚ o / ゚ 。 ゜
。 ゜ 。 。 。 ゚ 。o ゜
__。___ ゚ 。 ゜ ―O――――
゜ o 。 o ゚ 。 ゚ 。 ゚
゚ 。 O / 。 |゜ 。゚ \゜ O ゜
゜ 。 / 。 / ○゚ O \ 。 ゜
O ゜。 / ゚ | 。゜ ゚ 。 o
/ o 。゜ | o ゜ \
∧∧
(:;::::::)
(:::::::::)
レ:::::::::ソ
(._人_.)::::..
::::::::::::::::....
:::::::::::::....
::::::::::....
光が、 あふ れて ……!?
「インダス、メソポタミア、シュメール、エジプト、黄河、アンデスなど、
世界には様々な文明がある。
そのうち、優れた知識を持った者が突然現れ、
文明が急速に発展することも少なくないとか…」
End
思いっきり12コマでしたすいませんでした。
ただなんとなくやってみたかったネタです。
単発スマソ
GJ!!
その発想はなかった
神とか古代人について、そうだったらおもしろいなと思った
まさか、丸木舟が作られるとは・・・
探検に出すなら、仕上げにアレをした方がイイな
∧_∧ ∧∧
(д・;;:;:) (;-Д)
(;:;:;;:;;:;:;:) |::::∞
|;;:;|:;:;:;| ノ;;;;;;;i;ゝ
(,__(,___,) し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´
作るのに必要なものは揃っているはず……
┌――――――――――――――――――――――――
| 戻ろう・・・
| やることができた。
└――――――――――――‐v―――――――――――
┌――――――――――
| え?手伝わないの?
└――‐v―――――――
∧_∧ ∧∧
(;:;:;・д) (゚Д゚,,)
(;:;:;;:;;:;:;:) |::::∞
|;;:;|:;:;:;| ノ;;;;;;;i;ゝ
(,__(,___,) し`J
┌―――――――――――――――――――――――――
| 手伝うつもりさ。
| でも、それはココではできない―――
| 必要なものがココにないからね。
└―――――――‐v―――――――――――――――――
____ ____
\ >-< /
\ _, /
. Y ー イ_リ Y ∧_∧ ・・・・
| ' | (・д・;;:)、
,\ `つ / /:;:;:;::;:;:)
, '´7::::|.7 「i .}::::ヾー、 (;;|;:;:;|;:;:ヽ
(( |ヽ:::::|∧|/| | !..|∧|:::::::|ヽ )) (,___,)、__)
|:::i::::::::lニト i | |.,|・:::::::::::i:::::| 、
/::ハ:::::::lニ|::\/:|・:::::::::::|::::ヽ ::. ..::: ;;;;, :::"´ ,viwハ、
〉:::::|::::::lニ|::::::||:::::|・:::::::::::|::/::| ,.vVw, .::;; .:::: ,;;;, ,viwハ、
. i::::::::!::::::::::|::::::||::::::ヽ_::::::::!::::::::| ,;;:.
|::::::::r::::::lニ|::::::||:::::::::\::::_}:::::::::〉
┌――――――――――――――――――――┐
| まだ、蜂の巣は残っているよな?
└――――――――――――――――――――┘
┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 蜂の巣ならまだ捨ててないけど。
| 蜂蜜はほとんど残ってないよ?
└――――――――――――――――――――――――――――――┘
┌――――――――――――┐
| あー、そうじゃなくてな
└――――――――――――┘
・
・
・
┌―――――――――――――――――――――――――
| 論より証拠ってことで。
| まず、蜜蝋作りからだ・・・
└―――――――‐v―――――――――――――――――
∧∧ y ∧_∧
(,,^Д)') 0;;ヽ(−・;:;:;)
0:::[::::/ `¨¨と;:;:;:;:;;:;:| ))
| ̄ ̄|;;;;;ゝ |;:;;:;、;:;\
ヽ_ノ`J (,___)\__,)
1.土器に蜂の巣と水を入れ、煮る。
グツグツ
∧∧
| ̄ ̄| (Д゚,,)
[:;:;:]ヽ_ノ[;:;;:] |[::::]つ━━
` ,;;从炎炎',人, ノi;;;;;;;ゝ
V/7Vヘ,ヘV し`J
2.煮立ってくると蜂の巣が崩れてくる。
そのまま煮崩せばよいが、押し潰した方が早い。
/i
グリグリ… (,┃(。。;;> 蜂蜜ノ キツイ臭イガスルガ 我慢
0と:::::::|
| ̄ ̄|;;;;;ゝ
[:;:;:]ヽ_ノ[;:;;:]
` ,;;从炎炎',人, '
V/7Vヘ,ヘV
3.蜂の巣が崩れたところで冷水が入っている土器へザル(※)を通してうつす。
∧∧
(,,゚Д゚)γ ̄ヽ ∧_∧
|:::[::|ソ|__| (−・;:;:;)
ノ;;;;;i;;;ゝ ヘx|ilxxと;:;:;:;:;;:;:)
し`J | ̄ ̄| |;:;:;|;:;:;:|
[;:;;:][;:;;:] ヽ_ノ (,__(,___,)
※蔓籠があるのでザルもあるということで、これで大きな不純物は取り除ける
━━━[四次元殺法コンビの言い訳]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
r ‐、 諸君、細かいことだが一応言っておく。
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ AAでは土器をひっくり返して勢いよく流しているように見えるが。
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) これは作者の能力不足で手を抜いただけだ。
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | 実際にやるならこんな流し方はしないでくれ。
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i ついでに、実際に作る気になったらもっと詳しいものを参照してくれ。
| / `X´ ヽ / 入 | これは大雑把かつ道具も制限つきだからな!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.まだ不純物が残っているので、さらに煮る。
グツグツ
∧∧
| ̄ ̄| (Д-,,)
[:;:;:]ヽ_ノ[;:;;:] (∞:::]
` ,;;从炎炎',人, ノi;;;;;;;ゝ
V/7Vヘ,ヘV し`J
5.再び液体状になった蜜蝋を・・・布でこす。
∧∧
(,,.゚Д)γ ̄ヽ_∧
|:::[::|ソ|__|-・;:;:;)
ノ;;;;;i;;;ゝ ヘ|il/と;:;:;;:;:)
し`J | ̄ ̄|;:;:;:|
[;:;;:][;:;;:] ヽ_ノ,___,)
6.少し置いて水に浮いた蜜蝋を手もとに寄せ、水面より上に集める。
水気を抜くために握りしめながらだ・・・
/i
コネコネ… ,_,(。。 >
0と:::::::|
| ̄ ̄|;;;;;ゝ
ヽ_ノ`J
7.とりあえず“蜜蝋ねんど”が完成
∧∧ ∧_∧
(,,^Д) (・д・;:;:)
|::::[:|つ○と;:;:;:;:;;:;:)
ノ;;;;;;i;;ゝ |;:;:;|;:;:;:|
し`J (,__(,___,)
常温で固まるが、手で温める程度の熱で柔らかくなり形を変えられる。
これから作れるのは蝋燭や、他のものを混ぜクレヨン・ワックス・肌用クリーム・軟膏など
ついでに細かいことを言えば、蜜蝋は60度ちょっとで液体になる。
食べても問題ないし使い方さえ判れば扱いやすい部類だな。
――――使った容器に残るこびりつきを除けばだが・・・
┌―――――――――――――――――――――――――――┐
| 今回は手元にあるクルミ油を混ぜて木材用のワックスを作る。
| クルミの殻の中にある核実の70%程度が油だ。
|
| それから得られる油は乾性油と呼ばれている。
| 木に塗ると浸透して乾いて樹脂化するからだ。
└―――――――――――――――――――――――――――┘
┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 樹脂化すると木が補強され、防水・対汚効果がある。
|
| 具体的に言うと木が乾燥して縮み割れたりするのを防げ、
| 逆に外からの水や汚れもある程度はじいてくれる。
| そして、木の通気性も失わない――
| なんか都合が良すぎるが、事実だから活用させてもらう。
└――――――――――――――――――――――――――――――┘
━━━[スポンジ・ボブからの言い訳]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜〜〜〜〜〜〜、
/|o 〉┴〈_〉┴〈 0| クルミ油はクルミを絞りにじみだした液体を回収するんだ!
/ | |◎|◎ /)|
|o | r ヽ、_人 // O| 現状では海綿を使って回収する「海綿法」でどうにかなるでしょ
|| ヽ\____フ |
| O|O \ 凵 凵 0 | /) え?海綿をどうやって入手しかだって?
|0 | 0 \⌒⌒V O| /っ)
/T | o 0 `ー_´o |// 実は海綿は海だけじゃなく沼や川にもいるんだ!
|_」|/| ̄ ̄ ̄▽▼▽ ̄ ̄|
| | |__|___ ■___| 深く考えずクルミ油は作成済みってことにしてネ
|| | =|====▼===|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.焦げないように弱火で蜜蝋を溶かす。
グツグツ
∧∧
| ̄ ̄| (Д-,,)
[:;:;:]ヽ_ノ[;:;;:] (∞:::]つ━━
` ,;;从炎炎',人, ノi;;;;;;;ゝ
V/7Vヘ,ヘV し`J
―― この時、残った水分も飛ばす。
2.次に少しづつ油を加え、混ぜていく・・・
油の量が多いほど軟らかくなる。
今回は野外で使うものだから硬めのほうが良い。
―― 蜜蝋の殺菌作用を活かせるしな。
チョロチョロ /i
グリグリ… ┃(。。;;>
0と:::::::|
| ̄ ̄|;;;;;ゝ
[:;:;:]ヽ_ノ[;:;;:]
` ,;;从炎炎',人, '
V/7Vヘ,ヘV
3.油と蜜蝋が溶け合って透明の液体になっていれば完成
入れ物に移す――木製の器にしておくか・・・
待っていれば冷えて固体に戻る。
∧∧
(,,-Д)γ ̄ヽ ∧_∧
|:::[::|ソ|__|(−・;:;:;) ネンノタメ コスヨ
ノ;;;;;i;;;ゝ ヘ|il,ノと;:;:;:;:;;ヽ
し`J [_] (,_し、,___,)
配合割合や加熱時間が分かってさえいれば、手順を省略して
最初から油と蜜蝋を一緒に入れても大丈夫だ。
ついでに、蜜蝋は細かく分けたほうが速く溶ける。
修正 ・・・もとい、作り直し
3’.出来たものが硬すぎれば、1の蜜蝋を既にあるワックスに置き換えて
この工程をやり直せばいい。
言い換えると、減ってきたら継ぎ足しも出来るってワケだ。
何コノ無限ループ…
∧∧ ∧_∧
(;-Д)γ ̄ヽ (−・;:;:)
|:::[::|ソ|__| (;;:;;:;:;:;:;〉
ノ;;;;;i;;;ゝ |il |;:;:;|;:;:;:|
し`J [_] (,__(,___,)
4.これで完成
_______
|\ 〜〜 〜〜 \
| \ 〜〜 〜〜 \
\ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\|___ワックス__|
※形はあくまでイメージです。
┌‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
U 仕込が終わったので村の片隅に移動・・・
└‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐→
__∧
−・) ∧∧
;:;:;:;:) (,^Д^)') オツカレー
;:;:|;:| (::::[:/
__,)_) /;;;;i;;ゝ
〈_/`J
∧,,_∧
(・`* ) コレハ 出来タヨ
∧_∧ OY⌒⊂)
(`(` ) (_(__)_,)
ヽ( )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
\_____________/
^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´^´''"''"''"''"
,.vVw,
ワックスを丸太舟に薄く塗る。
塗る前にホコリを除くのを忘れずに・・・
ついでに、海綿で塗るのがオススメだ。
┌―――――――――――――――――――――――――
| 仕上げとしてこれを塗っておけば、長持ちするんだ。
| 探検中に代わりを作るなんてそうそう出来ないからな・・・
└―――――‐v―――――――――――――――――――
シャキーン
∧_∧ ∧,,_∧ 手伝ウヨ!
∧∧ヾ ( ´∀` ) (`・ω・´)') ∧_∧
/ ̄ ̄(,, )∩] ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・−・;:;:)
/___(|;;:;::;:|ノ_________| |∞;:;:;::;)
^´''"''"'"'/;;;;;;;ゝ^´''"''"'"`"'"^´^´''"''"''"''" |;:;:|;:;::;:|
し`J ,.vVw, (,__(,___,)
━━━[スポンジ・ボブからの補足説明]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜〜〜〜〜〜〜、
/|o 〉┴〈_〉┴〈 0| また会えたね!!
/ | |◎|◎ /)|
|o | r ヽ、_人 // O| ワックスは乾性油だけより効果が持続するスグレモノ♪
|| ヽ\____フ |
| O|O \ 凵 凵 0 | /) 蜜蝋と乾性油の効果が合わさり水をはじき
|0 | 0 \⌒⌒V O| /っ)
/T | o 0 `ー_´o |// 汚れ、傷、腐食、割れ、反り、カビなどを抑える
|_」|/| ̄ ̄ ̄▽▼▽ ̄ ̄|
| | |__|___ ■___| ・・・あと、水棲生物も付着し難くなってしまうのさ
|| | =|====▼===|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
塗装完了!
ピカピカ モナー
+ ∧_∧ ∧,,_∧
∧∧ ヨシ! + (*´∀`) (^ω^`) ∧_∧ フムフム…
(*゚Д゚) と つ O O ) + (・−・;:;:)
G:::[:| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |∞;:;:;::;)
ノ;;;;i;;;ゝ /______________| |;:;:|;:;::;:|
し`J ^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´^´''"''"''"''" (,__(,___,)
あとは半日から一日かけて乾燥させれば・・・ ――――おわり
乙
スポンジ・ボブw
乙でした!
乙
四次元殺法コンビはどこへいったw
┌────────────┐
| 前略 母上、お元気ですか? |
└────────────┘
∧∧
(・∀・)
┌───────────────────────┐
| 夕焼け色に染まる空。いつもなら、家に帰る時間です。|
└───┬─ ─────────────────┴──────┐
| 家に帰って母さんにご飯を作り、寝床の用意をする時間です。 |
└──────────────────────────┘
................... ........:::::::::::........
....:,::" ......... ゛,::...
.......::::::::::::..... ..::::," ............ ゛,::...
.::::," :::::::::::::. ゛::::.. ........:::::::::.......
.::,"........... ::::::::::: ,:::.. wwywywwyw
~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^~~~^ ~~~^^~~~~~^^ ~~~~~^~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^~~~^ ~~~
" ;,, ;;;;;;;;; "" ;;; ' "" " """"~;;'~`` '~'~ ``" '~'
,,,;;;;;"" "∧∧ " " ;;;;""".. , ;;;; ::: "
""",,,, ;;;; ::: ". (::::.. -) """;;;; ;; ";;;;;;;.., ;;;; ::: " """;;;; ;;
┌─────────────────────────────┐
| ー― でも、今日は家に帰れません。明日も、おそらく明後日も……。|
└─────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────┐
|……僕は今、 「ニダー」という人と一緒に川下りの探検に来ています。|
└─────────────────────────────┘
┌――――――――――――――――‐
| ウリについてきてお喋りするだけの
| 簡単な仕事ニダ!誰でも出来るニダ!
└―――――――――y―――――――
∧_∧
<`∀´* >')
ウホッ イイ仕事。 ( つ ノ
/ /_フ
∧∧ (__フ
( *・)
( )
┌────────────────────────────────┐
| 村で仕事を探している僕を見つけて、「お喋りするだけの簡単な仕事ニダ!」 |
└─────────────────────┬─ ───────―┴───┐
| ……と、声をかけて来た人です。|
└──────────────┘
_,,.--ー''''''"゙゙ ̄~゙"'ー-、
..'"゙~゙'ー、、 : : : : : `'~゙"'ー-、
: : .: `゙ヽ.,_、: : : : :  ゙゙̄"'''''―-、
: : : : : : : : : : `'i、 : : `、,、 ,.ィ''''"'"~''゙''ー-
: : : : : : : : : : : `ヽ: : : : : : : : : : : : : : : `゙''‐'"゛: : : : : : : : :~゙"'ー-'i, :
: .`" : : : : : : : : ゙、:゙lヽ、、: : : .: : : : : : : : `''''',,,,,、 : : : : : : : : :,,,,-‐'゛`゙''ー-
.``'ヽ‐.i、 _、,,.:`゙"" ゙̄'--、..ー―---、、,__: : `゙''、 : : : : : 、、、,、::;.:".:;.:'"゙:.:゙,
.,Y、: へ,、'``" :": : 、,`'`: : : : : : `゙^'--、、---"'゙‐'" : : : : 丶 `': :~゙"'ー
、.ー'"′``゙ン 、丶、.,,;": 、ヽ、、: ┌―――――――――――――――‐
"、 : 、`.、'、``" ゙:: : 、`'':,、、:,,,v | え?いつごろ村に帰るのかって?
.‐``'',;'',;'',;'',;'',;'',;'',;'', ` ``| 暫くはこのまま帰らないけれど……。
└―――――y――――――――――
Wjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWw
Wwwwjij,,.、,、,,,vWWwjjwvjiiij ┌――――――――――――――――‐
.| さては、君もニダーに騙されたね……。
''"""'''''"""''"" エエッ!? ''''"""''"""''"''''∧,,∧""'''''"└―――――――――y―――――――
:`:、 ゙''、,, ``'.、 `:∧∧ ,:`:、 ``'ミ゚Д゚;彡 ゙''、,, ``'.、 `:、 ,:`: :`::、 ゙''、,, ``'.、 `:、 ゙''、,,
''"""'''''"""''""''''""'(;・д)"''"""'''''""⊂[:::::::::ミ"''""''"""'''' ホルホルホル "''''''"""''''"""''""''''""''"''''
 ̄ − | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/;;; ∧_∧ ̄ ;;;;;;;;;∩_∩ ;;;;; _
三−~~:;;;;;;;;;;;:~~~~ ̄;;;;;;;;;;;~~−~~~~~~~~三 ;;;;;;~~~~<*`∀´>;;;;;;;: (д`; ) ̄;;;;;;;;;;;
 ̄ −  ̄  ̄ −  ̄ − ( ∞ )  ̄ ⊂ )
三−  ̄ − − | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
−  ̄ − −  ̄− 三− ~~:;;;;;;;;;;;:~~~~ ̄;;;;;;;;;;;~~−~~~~~~~~三 ;;;;;;~~~~
┌────────────────────────┐
| ……探検隊の人の話では、結構嘘つきでお調子者らしく|
└────┬─ ─────────────────┴─┐
| 『騙された!』 ……と思った時には後の祭りでした |
└────────────────────―┘
マルキブネ!! / (ili`ー´) λ,,λ
オソロシイコ!! / ( つ;;|彡゚o ゚;ミ
∧∧ / | | U⊂ と ,,ミ
(,, Д ) ゚ ゚ スポポーン / ∧_∧_)_)ミ,,ミ,,_ ~つ
|:::[::| / ( *´)
ノ;;;;;i;;;ゝ / ( .,:メ;:) ∧_,,,
し'`J ,.vVw, / Α_Α ) (-;;゚*::)
__ / ( ;´∀`)__) (;;:;:つ@ @@ニ)
ドンッ!! //  ̄ヽ ∧,,_∧ / (キ:;つ つ ⊂;::#;:;)::) @@@ニ)
| カンッ!! i (・ω・`*) / ) ) )
|i! ∧_∧ OY⌒⊂) / ? (__)_) ムダムダムダムダ
i| l|! (´∀`; ) (_(__)_,) / ∧∧ ヨ λλ ムダムダムダムダ
コンッ!! lニ×ニニOニ⊂ ) / (・ ) (\_/) ボ (,,゙W゙) λ λムダムダ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄// ( ) (`* :;キ:) ボ ( | (o ゜:;)ムダムダ
\_____________// し`J ( ) ボ | | O|XXと;:)、ダムダ
^´''"''""'^´''"''""`'"'"`"'"^´^´''"''"''"''"/ ,.vVw, ( ( ( ボ し'`J |XX⊂:;)ダムダ
,.vVw, / (__)_)
┌──────────────────────────┐
| 刳り抜いた木に乗せられて、どんぶらこっこと一日中川を下り |
└──┬─ ─────────────────────┴‐────┐
|(この木を見たギコさんは目を丸くして「マルキブネ!!」と叫んでいました。)|
└────────────────────────────‐┘
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌―――――――――――――――――――‐
:::::::::::::::::::::::::::::::: | じゃあ、ホロケウは早速夕飯を探すニダ!
::::::::::::::: | その間にウリ達は舟を陸地にあげるニダよ。
::::::: └┬――――――――v――――――――――
| そら、上がれるか?
└――――y―――――
ハイ… ∧,,∧ ∧_∧
∧∧ ミ゚,, 彡 <`∀´r >
(;-д)つ⊂[::::(}二{]≡ ( ⊂ )
( つ ,-、 ミ::::://ミ _Y 人
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ し'`J ヽ__)__) ))
〜''〜〜''〜〜〜〜''〜〜〜〜〜'''〜〜〜〜,.;:'""''""`'"'"`"'"^´^´''''""`'"'"`"'"^´^´''
::.. .. . .,,. _ _~~^ ― ‐ ~~_ _ 〜 __ ,.;:'" ∩_∩ `´''
::::::..::.:.:| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ,.vVw, (´∀` )
┌──────────────────────────────┐
|食事もその……「マルキブネ」の上で取り、暇つぶしも「マルキブネ」の上.|
└───────┬─ ────────────────────┴─┐
|陸に上がって休めたのは、ようやく夕方になってから…… |
└────────────────────────┘
┌─────────────────────────┐
| ……出来るなら、今から歩いてでもでも村に帰りたいです。|
└─────────────────────────┘
⌒'⌒ ピーヒョロロロ… .................. ........:::::::::::........
....:,::" ......... ゛,::...
.......::::::::::::..... ..::::," ............ ゛,::...
.::::," :::::::::::::. ゛::::.. ........:::::::::.......
.::,"........... ::::::::::: ,:::.. wwywywwyw
~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^~~~^ ~~~^^~~~~~^^ ~~~~~^~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^~~~^ ~~~
" ;,, ;;;;;;;;; "" ;;; ' "" " """"~;;'~`` '~'~ ``" '~'
,,,;;;;;"" "∧∧ " " ;;;;""".. , ;;;; ::: "
""",,,, ;;;; ::: " (:..・д) """;;;; ;; ";;;;;;;.., ;;;; ::: " """;;;; ;;
┌──────────────────────────┐
| しかし、マルキブネに乗ってからかなり長い時間が経ちました。|
└───────────────┬─────────────────┐
|.恐らく、歩いて帰るのは至難の技でしょう|
└─────────────────┘
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |,,_ _,{|
N| "゚'` {"゚`lリ や ら な い か
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄| 世にも恐ろしい
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄ | _ 二 =〒  ̄ } ̄ / l | ! ̄ ̄| ケダモノ
_______l -ヾ ̄ l/ l| |___| 猛獣の図
┌─────────────────────┐
|猛獣にでも出会おうものなら、一巻の終わりです。 |
└─────────────────────┘
. ..... .. ..:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:... ...... .. .... . . ...... .. .
, ⌒ヽ . :. .:.:... ... .... . ... :. .:.:. ..
. .. .... .. .:.:.:..: .: ( Y⌒ ヽ . :. .:.:...
, ⌒ヽ . .. :. .:.:.: . : .. ..... .. ..:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:... ...... .. .... .
( ' .:.:.. ... :. .:.:.:.: .: . ... :. .:.:.:.: .: .
ゝ `ヽ .:.:.. ... :. .:.:.:.: .: . ... :. .:.:.:.: .: .
(⌒ .. . ... :. .:.:.:.: .: .... ..:.:.:.:.. ピーヒョロロロロ… .. .:.:.:...(⌒ 、
.. .:∧: .:.:.:.. ....:.:... ( ヽ⌒ヽ 、
.. .:.:.:..: .:.:.:.. ....:.:...._.-‐-'::::`-‐-._ .. . ... :. .:.:.:.: .: .... ..:.:.:.:.. .:.:.:.. .. ..
彡:::,、::::::::::::::,、:::ミ .... .:.:.:. . .. ... :.
. ..... .. ..:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:... ...... ´/:::」` .. .... . . ...... .. .
. :. .:.:... ... .... . , ⌒ヽ. :. .:.:. ..
. .. .... .. .:.:.:..: .: . :. .:.:... ( Y⌒ ヽ
, ⌒ヽ . .. :. .:.:.: . : .. ..... .. ..:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:... ...... .. .... .
.. :. .:.:.:.:( ' .:.:.. ... :. .:.:.:.: .: . ... :. .:.:.:.: .: .
ゝ `ヽ .... .:.:.:. . .. ... :. .... .:.:.:. .
.: .: .... .(⌒ ... .... . ... :. .:.:. .. . :. .:.:...
. .. . ... :. .:.:.:.: .: .... ..:.:.:.:... .:.:... .:.:... .:.:... .:.:...:... .. :.:...(⌒ 、 :.:..: .:.:.:..
┌─────────────────────┐ ヽ⌒ヽ 、
|……僕は思います。僕に翼があればいいのに、と。|.:.:.:.. .:.:.:.. .. ..
└──────┬─ ────────────┴───────────┐
| そうすればこの大空を飛んで、すぐに母さんの所へ帰れます。 |
└──────────────────────────┘
. ..... .. ..:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:... ...... .. .... . . ...... .. .. .:.:...
, ⌒ヽ . :. .:.:... ... .... . ... :. .:.:. ..
. .. .... .. .:.:.:..: .: ( Y⌒ ヽ . :. .:.:.... .:.:...
, ⌒ヽ . .. :. .:.:.: . : .. ..... .. ..:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:... ...... .. .... .... ...... .. .... .
( ' .:.:.. ... :. .:.:.:.: .: . ... :. .:.:.:.: .: .
ゝ `ヽ \ ピギャー!! /: . ... :. .:.:.:.: .: .... ....... .
(⌒ .. . ... :. .:.:.:.: .: .... ..:.:.:.:.. .:.:.:.. .. ...... .:.:.:...(⌒ 、.. .. .... .
.. .:∧: .:.:.:.. ....:.:... ( ヽ⌒ヽ 、
.. .:.:.:..: .:.:.:.. ....:.:...._.-‐-'::::`-‐-._ .. . ... :. .:.:.:.: .: .... ..:.:.:.:.. .:.:.:.. ..
彡:::,、:::::;;;i、;::,、:::ミ .... .:.:.:. . .. ... :. .: ...
. ..... .. ..:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:... ...... ´/:::」\_ .. .... . . ...... .. . .: ...
. :. .:.:... |, ´ ... .... . , ⌒ヽ. :. .:.:. .. .: ...
. .. .... .. .:.:.:..: .: \. :. .:.:... ( Y⌒ ヽ .: ...
, ⌒ヽ . .. :. .:.:.: . : .. ..... ....:.:.:... \\:.:.:.:.:.:... ...... .. .... .. .:.:...
.. :. .:.:.:.:( ' .:.:.. ...\:. .:.:.:.: .: . ... :. .:.:.:.: .: .
ゝ `ヽ .... .:.:.:. . .. ... :. .... .:.:.:. .
.: .: .... .(⌒ ... .... . ... :. .:.:. ..\\ . :. .:.:...
. .. . ... :. .:.:.:.: .: .... ..:.:.:.:... .. :.:...(⌒ 、 \ .. .:.:.:..: .:.:.:..
( ヽ⌒ヽ 、 \\.:. .. .:.:.:..
.. .:.:.:..: .:.:.:.. ....:.:.... .. . ... :. .:.:.:.: .: .... ..:.:.: .:. .. .:.:.:..:
┌──────────────────────┐.:: .: .... ..: .: .... .
| 僕は思います、鳥になれたらいいのに、と……。 | \ カーン!! /
└────────┬─ ───────────┴──────┐
|あの大空を舞う、自由な鳥になれた……らァ!?|
└────────────────────┘
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|……中略 母上、謹んで前言撤回いたします。|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::晩飯Getダゼ!!:::
::::::::::::::::::: 今晩ハ焼キ鳥ニダ!!
:::::::
∧,,/'ト、 ∧_∧
从ミ゚Д゚*|l| <`∀´* > ∩_∩ 早ク焼コウヨー!!
≪ G::ソノ::::O ( つ つ ;;) (´∀`* )
Wミ:|:::::::|l| | | | ,;;从, ⊂ と ) yWywY
し'`、レ (__フ_フ (.'(;;;):;) (__(__ ̄つノvv;, wwYwii|iLl|ll|i
''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"''`'"''""`"""`"V/7Vベヾ^´''"''`'"''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"'''
`´''
∧、_ "^´
`´'' (∀゚; )フ
( ) "^´
し'`J "^´
┌─────────────────────────┐
| ……鳥さんだって生きていくの、 とっても大変なんですネ! |
└─────────────────────────┘
━━━[諸葛亮、曰く]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
へ、_n
ヽ (_/ l⌒l⌒P もし実際に鳥になれたら、本当に自由になるのでしょうか?
| | [二二]
| ̄ ̄| ( ´Д`) 巣と卵を蛇に襲われたりだとか、猛禽類に襲われたりとか、
|  ̄ ̄ヽ / / ̄`ヽ 狭いケージで身動き取れず、病気に感染して焼却処分とか、
`ヽ__/ ∨/ /i l 羹にされて逆賊に肋骨をいつまでも口でねぶられたりとか、
∠彡ミ // /| ̄ | ロクな事が無いと思いますけれどねェ……。
巛三◎>=し'|__ノ
ゝミ彡/ | つまり、私が何を言いたいかと言いますと、
// | | 曹賊さっさと中原返せやゴルァ!! ……って事です。
// / ノ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゜::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::゜::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::__,/):::::。::::::::::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::+:::::
::::゜:::::::::::::::::´ww゚;;;;ミ,,..,,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::*::::::::::::::::+::::::::::::::
:::::::::::::::::*:::::::ミ;::;:;::<;:;:;:;;ミ=================================、:::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::。::::::Y |:::::::::::::。:::::::::
::::::::゜:::::::::: ::::::: ::|| ウリナラ不思議のカワクダリ ジャスの探検隊 |::::*::: :::: :::+:::
: ::::::::::::::::::::::::::::::l」 の巻 |:::::::::::::::: ::::::::
:::::::::::::::::::::+::::::::::ー―――――――――――――――――――'::::::::::::☆:::: :::
::::::::。::::::::::::::::::::::::::::::::::::*::::::::::::::::,,-‐''"´'':、,,:::::::::::::::。::::::::::::::::::+::::::::::::::,,_,__:::::::::::::::::
_,,.--ー''''''"゙゙ ゙゙̄"'''''―--.,,,,,,-‐'゛.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.::::::::::_,,.;:-−''"´`゙''ー、/ヽヾ\:::::*::::
::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"';,_,,.-ー'''"゙゙:,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,:゙',`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,~゙"'ー-:;、,"'.:
":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: :;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::
:::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::...
.. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... ::: :::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ...
∧,,∧ ∧_∧ ;;) ∧∧ ∩_∩ 若人食事中
ミ*゚Д゚彡 < *`∀´> ;;从, (∀・*) (´∀`* ) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐→
ミ:::ヽソ:ミ ( ) (.'(;;;):;) ( ) ( ) Now Loding…
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::::::::::::
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:::゜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::☆:::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::+::::::::::::::゜::
:::::::::::::::+:::::::: :::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::: _,,..-‐''`'ー-、_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~ `ー-、_,.,.-‐''~"""'
ムシャラムシャラ
∧_∧
<ヽ`〜´> ∧∧ モグモグ
∧,,∧ ( つ=)::::)O3 (・∀・) ∩_∩
ミ,,゚Д゚彡 (,,_フ<,,) o(::)c,,) (´〜` )
ミ::]つ(::::) `"^´''"''`'"''""^` ;;) ´''"''`'"''"''`'"'"` O(::::)O )
ミ:::]つとミ ,;;从, "^´ (つと_,,)
"`"^´''"''`'"''""` `´'' (.'(;;;):;) ´''"''`'"''""`´''"''
V/7Vベヾ^
`´''
◆━━────────────────────────────━━◆
┃ 筏川下流 探検初日 夕方 ┃
◆━━────────────────────────────━━◆
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::゜::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::+:::::::゜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::゜:::::: :::::
┌―――――――‐
| どうだ、旨いか? ┌―――――――‐
└―v―――――― | は、はい……!
┌―――――――‐―――――――――┴――――v―――
| 遠慮せず喰うニダ!ウリの奢りニダよ!
└――――――――v―――――――┬―────────────────
| ニダーの獲った獲物じゃないのに……。
└─────────────v───‐
_,,..-‐''`'ー-、_
_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~ `ー-、_,.,.-‐''~"""'
∧_∧ 偉ソウニ。
<ヽ`∀´> ∧∧
∧,,∧ ( つ=)::::)O3 (∀・;) ∩_∩
ミ,,゚Д゚彡 (,,_フ<,,) o(::)c,,) (´д`; )
ミ:::ヽソ:ミ `"^´''"''`'"''""^` ;;) ´''"''`'"''"''`'"'"` ∪ ∪ )
ミ:::]つとミ ,;;从, "^´ (つと_,,)
"`"^´''"''`'"''""` `´'' (.'(;;;):;) ´''"''`'"''""`´''"''
V/7Vベヾ^
`´''
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::゜::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::+:::::::゜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::゜:::::: :::::
┌――――――――――――――――――――――――――――‐
| さーて、腹が膨れたら……早速探検のまとめに取り掛かるニダよ!
└――――――――v――――――――――――――――――――
┌―――――‐
| は、はい!
└―――v──
┌―――――――――――――‐
| 面倒臭い、やりたくない。眠い。
└───y──────────
_,,..-‐''`'ー-、_
_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~ `ー-、_,.,.-‐''~"""'
、-,
∧_∧ ||
<ヽ`∀´>') ∧∧
∧,,∧ ( つ ノ (〜・;) ∩_∩
ミ,,-Д彡 (,,_フ<,,) nn_,,) (´д`; )
ミ:::ヽソ:ミ `"^´''"''`'"''""^` ;;) ´''"''`'"''"''`'"'"` ∪ ∪ )
ミ:::]つとミ ,;;从, "^´ (つと_,,)
"`"^´''"''`'"''""` `´'' (.'(;;;):;) ´''"''`'"''""`´''"''
V/7Vベヾ^
`´''
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::゜::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::+:::::::゜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::゜:::::: :::::
:::::::。::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゚::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::*::::::::::::::::+::::::::::::::::::::::::::゜::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::::::::::::
┌―――――――――――――――――――――――
| 面倒臭いって……何の為に冒険しに来たニダか!?
└――――――――v――――――――――――――‐
┌―――――――――――‐
| そりゃ、もちろん暇つぶし。
└───y────────
_,,..-‐''`'ー-、_
_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~ `ー-、_,.,.-‐''~"""'
イライラ
_` '
∧_∧
ポリポリ <`Α´# > ∧∧
∧,,∧ ( ∞ ) (- ・;) ∩_∩
O,,゚д゚彡 (,,_フ<,,) uu_,,) (´д`; )
ミ:::ヽソ:ミ `"^´''"''`'"''""^` ;;) ´''"''`'"''"''`'"'"` ∪ ∪ )
ミ:::]つとミ ,;;从, "^´ (つと_,,)
"`"^´''"''`'"''""` `´'' (.'(;;;):;) ´''"''`'"''""`´''"''
V/7Vベヾ^
`´''
∧_∧
┌<ヽ`∀´>──────────────────────────‐
| ウリはそんな不純な動機じゃないニダ!この探検で凄い物を見つけて
|
| 村の連中に顔を売り、春の新指導者選びで優位に立つ為ニダよッ!
└──────‐,rn──────────────────────
r「l l h. 正 正
| 、. !j 正 正
ゝ .f 正 下
| | ___ ___ 正
,」 L_ \ >< / 正
ヾー‐' | ) (
| じ、 < \ _ / > * ギ ニ オ
\ \. \ V::::/ / + ダ ル
\ ノリ^ー->==__,..-‐ヘ___ コ l ジ
\ ノ ハヽ |_/oヽ__/ /\
\ / / / |
∩_∩ y' /o O ,l | 【幸せ回路 作動中】
┌(´д`; )───────────────────────‐
| いや、そっちの方がこの上なく不純な動機に見えるけれど……
└──∧∧───────────────────────
┌(д・;)──────
| ですよねぇ……。
└────────‐
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::゜::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::+:::::::゜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::゜:::::: :::::
:::::::。::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゚::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::*::::::::::::::::+::::::::::::::::::::::::::゜::::::::::::::::::::::::::::::
┌―――――――――――――――――――――――――――――――
| その為には、探検中周囲の物を良く見聞きし、起こった出来事を記憶し、
| 帰った後で村中にその勇気と栄光の軌跡を語り伝えるものが必要ニダ!
└――――――――――v――――――――――――――――――――‐
┌―――――――――─────────────――‐
| で、その為に丁度仕事を探していたジャスを騙くらかして
| こんな遠い所まで連れて来たってか……このド悪党め。
└─────y───────────────────
_,,..-‐''`'ー-、_
_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~ `ー-、_,.,.-‐''~"""'
l
` ´ 、-,
∧_∧ ||
<ヽ`∀´>') ∧∧
∧,,∧ ( つ ノ (∀・;) ∩_∩
ミ#゚Д彡 (,,_フ<,,) uu_,,) (´д`; )
ミ:::ヽソ:ミ `"^´''"''`'"''""^` ;;) ´''"''`'"''"''`'"'"` ∪ ∪ )
ミ:::]つとミ ,;;从, "^´ (つと_,,)
"`"^´''"''`'"''""` `´'' (.'(;;;):;) ´''"''`'"''""`´''"''
V/7Vベヾ^
`´''
┌――――――――――――――――――――――――――
| マルミミがついてくれば話は早いニダが、水嫌いのあいつが
| 川下りの探検になんて絶対ついて来る訳無いと思ったニダ。
└――――――――v―――――――――――――――――‐
┌―――――――――─────────────―――‐
| で、留守番するであろうマルミミに替わる奴を探してたのか。
| だったら騙くらかさずに普通に連れて来れば良い物を……。
└─────y────────────────────
┌―――――――――――――――――――――――――
| そいつは「なんでもやります」と言ってたニダよ!第一、
| ついて来いと言われてホイホイついて来る方が悪いニダ!
└――――――――v――――――――――――――――‐
┌――――───────――‐
| …………そこは反省してます。
└──────v───────
┌―――――――――――――――――――‐
| いや、何をどう考えてもニダーが悪いから。
ホイ └―――――――――――――y――――――
ホイ
∧,,∧ ∧_∧ ∧∧ ∩_∩
ミ;゚Д゚彡 <`∀´r > ,;;从, (-o-;) (ヽ(´д`; )
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::゜::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::+:::::::゜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::゜:::::: :::::
┌――――――――――――――――――――――――
| まぁ、理想の為には多少の犠牲も止むを得ないニダ!
| ……ところでジャス、今日の出来事は憶えてるニダ?
└――――――――v―――――――――――――――‐
┌――――――――――――――――――――――――――――‐
| えーと。朝方にアト・アスキィを発って、夕暮れが近づいてきた位に
| 陸に上がりました。そうすると大きな鳥がフラーッと空を飛んできて、
| それをホロケウさんが弓矢で狩って、焼いて皆で夕食にしました。
└―――――――――――――――――――v―――――――――
_,,..-‐''`'ー-、_
_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~ `ー-、_,.,.-‐''~"""'
ズイッ
_ ∧_∧
/| <ヽ`∀´> ∧∧
∧,,∧ | ( ) (∀・;) ∩_∩
ミ,,゚Д゚彡 (,,_フ<,,) uu_,,) (´д`; )
ミ:::ヽソ:ミ `"^´''"''`'"''""^` ;;) ´''"''`'"''"''`'"'"` ∪ ∪ )
ミ:::]つとミ ,;;从, "^´ (つと_,,)
"`"^´''"''`'"''""` `´'' (.'(;;;):;) ´''"''`'"''""`´''"''
V/7Vベヾ^
`´''
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::゜::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::+:::::::゜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::゜:::::: :::::
┌―――――――――――――――――――――‐:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゚::::
| うーん、『大きな鳥』じゃ余りに平凡じゃないニカ? :::::+::::::::::::::::::::::::::゜::::::::::::::: :::::::::::::::
└―――――――――v――――――――――――:::::::::::::::::::::::::::: :::::::::。:::::::::::::::: ::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌――――─────―‐::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::
:::゜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | えっ?へ、平凡って? :::::::::::::::::::::::::::: ::::::: :::
:::::::::::::::::::::::::::::::::: └──────v────:::::: ::::::::::::+::: :::::::::゜::
:::::::::::::::+:::::::: :::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::: _,,..-‐''`'ー-、_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~ `ー-、_,.,.-‐''~"""'
∧_∧
<ヽ`Α´> ∧∧
( つ∩ (∀・;)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::。::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゚::::
┌ラーフモーガン ・ ナルーガ・クレック―――――‐:::::::::::::::*:::::::: ::::::::+::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::
| 大怪鳥 − 夜闇を導く者−でどうニダ? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::::::
└―――――――――v――――――― :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::゜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | ………………はいぃ? :::::::::::::::::::::::::::: ::::::: :::
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:::::::::::::::::::::: _,,..-‐''`'ー-、_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~ `ー-、_,.,.-‐''~"""'
パアァァ
∧_∧ ×
+ ('<ヽ`∀´>') 。 ∧∧
゚ ヽ ノ * (Д・ili)
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::::::::::::☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::゜:::::: :::::
┌―――――――――――――――――――――――――――
| それと弓矢だけど、ウリの解釈だとあれは弓矢じゃないニダよ!
└――――――――v――――――――――――――――――‐
┌――──――┐
| は? |
└───v──‐┘
┌――――ネフラ・コウァ――シヴィリゼイション―ウィダ――――‐コウァ―‐
| あれは『翠の小枝』ニダよ。文明という大樹に生えた、小枝。
└――――――――v―――――――――――――――――‐
_,,..-‐''`'ー-、_
_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~ `ー-、_,.,.-‐''~"""'
l
` ´
マータ ワルイクセガ… ∧_∧
<ヽ`∀´>つ ∧∧
∧,,∧ ( つ ノ (д・;) ∩_∩
ミ;-Д彡 (,,_フ<,,) uu_,,) (´−`; )
ミ:::ヽソ:ミ `"^´''"''`'"''""^` ;;) ´''"''`'"''"''`'"'"` ∪ ∪ )
ミ:::]つとミ ,;;从, "^´ (つと_,,)
"`"^´''"''`'"''""` `´'' (.'(;;;):;) ´''"''`'"''""`´''"''
V/7Vベヾ^
`´''
┌―――――――‐ネフラ・マタンキクル―――‐
| じゃー俺はさしずめ『翠の狩人』かね?
└―――v―――――――――――――
┌――――――――――――‐
| それいいニダ!頂きニダよ!
└――――――v――――――
エルガ
「狩人」ジャナイノ? マタンキクル
ホル 「狩人」ハ フサ語ダヨ。
ホル
∧,,∧ ∧_∧ ∧∧ ∩_∩
ミ,,-Д彡 <`∀´r > ,;;从, (;・∀) (´д` )
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::。::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゚::::
┌―――――――――――――――――――‐オヴィク――――――――――――‐
|それとウリの解釈では、あれは狩りじゃないくて『討伐』って呼びたいニダ!それと…
└―――――――――――v―――――――――――――――――――――――
:::゜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::☆:::::::::::::::::::::::::::::::::::
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_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~ `ー-、_,.,.-‐''~"""'
l
バカバカシー、 ` ´
オレ ネルワ。 ∧_∧
<ヽ`∀´>つ ∧∧
∧,,∧ ファー ( つ ノ (д-;) ∩_∩
ミ,,゙Д =3 (,,_フ<,,) uu_,,) (-д-; )
ミ:::ヽソ∩ `"^´''"''`'"''""^` ;;) ´''"''`'"''"''`'"'"` ∪ ∪ )
ミ:::]つとミ ,;;从, "^´ (つと_,,)
"`"^´''"''`'"''""` `´'' (.'(;;;):;) ´''"''`'"''""`´''"''
V/7Vベヾ^
`´''
┌‐‐‐‐ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: ::
U 小一時間後 :::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::+:::::::゜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::::::
└‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐→::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::゜:::::: :::::
:::::::。:::::::::::::::┌――――――――――――――――――――――――――――――‐
::::::::::::::: :::::::::| ……空の散歩に酔いしれる『夜闇を導く者』は『翠の狩人』により討伐の
::::::::::::::::::::゜:::| 危機に瀕していた。しかし、むしろこれを食料の確保と歓迎する者もいた
:::::: ::::::::::::::::::└―――――――――――――――――――――v―――――――――
┌―――――――‐ホロケウ――――――――――――――――――――――――
| 『翠の狩人』、こと「狼」の本名を持ち弓矢を自在に操る怠惰なるフサ狩人は……
└―――――――――――――――――――――――v――――――――――‐
:::::::::::::::::::::: _,,..-‐''`'ー-、_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~ `ー-、_,.,.-‐''~"""'
l
` ´
Z ∧_∧ ∧∧ Z
z <ヽ`∀´> (o ゚ ;) z
z ( ∞ ) (つ∩) z
,,,,,,∧,,∧ (,,_フ<,,) し'`J ∩_∩
(#彡,,-Дミ `"^´''"''`'"''""^` ;;) ´''"''`'"''"''`'"'"` ,-―-(-д- )
"ミ::]つ´:::::`O―--、 ,;;从, "^´ (⌒(::::::::::( つ ∩
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ `´'' (.'(;;;):;) `'''"`、::::::::::::,-―'
`ー-、::::::::::,-―-―' V/7Vベヾ^  ̄ ̄
 ̄ `´'' 少年暗記中
Now Loding…
◆━━────────────────────────────━━◆
┃ ジャスがスキル 「語り部」 を習得しました! ┃
┃ ジャスがスキル 「捏造」 を習得しました! ┃
┃ ┃
┃ ジャスの手伝い先に『探検隊・栄光の記憶の吹聴』が登録されました。 ┃
┃ 現在、登録件数は三件です。 (難易度:EASY) ┃
◆━━────────────────────────────━━◆
┌‐‐‐‐
U 日々こんな調子で冒険は続き……
└‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐→
━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
二 日 目 │
─────┘
┌――――――――――――――‐
| 川が分かれてるぜ……どうする?
└―――┬v――――――――――
_≡, _._≡| 右の探検が終わったら、戻って来て左の探検に行くニダ!
_- ,=_≡-└――――――――v――――――――――――――――
,,.__- =_≡ _- - _-_ -_ "'':;;, "''" ┌――――――――――――――‐
"'':;;,..=__-_ -__= - _-_ -_ =_ "'':;;, `´'' .,,;| ……時間が、かかりますね……。
"'':;;,.._ -_ __ -_^__ =_ -_ ^_"'':;;, .,,;;:''"=└―――――y―――――――――
"'':;;,..__- =_≡ _- _-_=_ = - ""_-_"-_ =≡_= - _-_ -_ =_ _= - ,,;;:''"
"'':;;,..=__-_ -__= - _-_ -_ =_ _= - _-_ -_ =_ -_ -_ =_ -_-.,,;;:''"
'"''"" "'':;;,.._ -_ __ -_^__ =_ -_ ^__ _= - _-_ -_ =_ -_ -_..,,;;:''wWYwyywy"
:;;:;__- =_≡ _- _-_=_ = - _-_ -_ =≡_= - _--;yYwwywWyWwY
;::;:=__-_ -__= - _-_ -_ =_ _= - _-_ -_ =__= - _;:YwwyYwWwWYwy
;:::;=__-_ -__= - _-_ -_ =_ _= - _-_ -_ = . - :;;WwWYwyYwwywW
:;::;=__-_ -__= - _-_ -_ =_ -_= - _-_ -_ =__= :YwwywWYwyWYwy
'"''` ;::;:__- =_≡ _- _-_=_ = - _-_ -_ =≡_= - _;:| li llili illi ll| | liil liliil ilil
`'" ::;;;_ -_ __ -_^__ =_ -_ ^__ _= - _-_ -_ =_ _;ili illi llwywWYwywyw
∧,,∧ ;:::;=__- ∧_∧ =- _-_ -_ ∧∧ YwwywWYwwywWili illi
彡 ;゚ミ ;;::;=_≡ <ヽ`∀´> _- _-_=_ (o -;) =_ _ llw llwili illi lili illi WYw
━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三 日 目 │ ┌――――――――――――――――――――‐
─────┘ | ……暇ニダ、何か良い退屈しのぎは無いニカ?
└――┬――v―――――――――――――――――――――
| 無いよ……って、ちょっと!勝手に燻製食べないでよ!
└――――――――――――y―――――――――――
从 ,,
∧_∧ そ ∩_∩
< *`〜´> W(д`; )
ヽ ̄/と ) ⊂ )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
〜''〜〜''〜〜〜〜''〜〜〜〜〜'''〜〜〜〜〜〜'''〜〜〜〜〜''〜〜〜〜''〜〜 '〜〜''
::.. .. . .,,. _ _~~^ ― ‐ ~~_ _ 〜 __ ― − ― ^ 〜 −− . .::. .:::::.:::::
━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
四 日 目 │
─────┘ Z
ナガレ ナーガーレーテー イツーカ z
キエユクートー シーテモー♪ z 起キテェェェ!! >
∧,,∧
∧∧ ミд-,,彡 避ケルニダー!! >
(;T∀) ⊂[:::::::::ミ __
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/ /ヽ _ /ヽ
〜''〜〜''〜〜〜〜''〜〜〜〜〜'''〜〜〜〜〜〜'''〜〜/ ..:::'l ::.: .:.::\〜〜〜''〜〜〜
::.. .. . .,,. _ _~~^ ― ‐ ~~_ _ 〜 __ ― − ―~~ ̄;;;;;;;;;;;~~−~~~~ . .::. .:::::.:::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
⌒'⌒
⌒'⌒ ⌒'⌒
ザザーン…
____________________________________
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−−−====− −−−==−−−−−
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
┌‐‐‐‐
U やがて…… ∧,,∧ ∧_∧ ∩_∩
└‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐→ ミ゚,, 彡 <´r > ∧∧ (` )
ミ::::(}二{]≡ ( ) (・ ) ( )
◆━━────────────────────────────━━◆
┃ 筏川河口 探検五日 正午 ┃
◆━━────────────────────────────━━◆
┌‐‐‐‐
U 冒険の末、一行はついに『海』へとたどり着いた。
└‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐→
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| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
| /\/\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|/\ /\ /\/\ /\/\ /\ .|冒
| /\/\ /\/\ /\/\ /\/\/\..|険
|森森森 /\/\/\森森森ヽ | / 森森森森森森森 ;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;|
| 森森/\ 森森森森森\ //森森森森森森森森森森 ;;; ;;;;;;;; |五
| /\森 森 森/ 森森 森森森森 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|日
| ○ /\ /☆ 森森森 ;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;|目
| /\ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;|時
| /\ | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|点
| 森/\ \ ;;;;;;;;;;[未探索領域];;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|の
| 森/\ )\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |
| 森/\ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|探
| /\/\ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|索
|;;;;;;;;/\;;;;;;;/\ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|域
|;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;/\ i ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|;;;/\;;;;;;;;;;;;;;/\ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|/\;;;;;;;;;;;;;;;;/\ , イ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|\;;;;;;;;;;;;;;;;;/\__/_i o ← ココラヘン ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::`ー---‐-― ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オー
デケェー
∩_∩ ∧∧ ∧_∧ ∧,,∧
(´д` ) (・∀・) <`∀´r > ミ゚Д゚,,彡
┌────────────────────────────‐
│ なんだこれ……やたらデカい湖だけど、いくらなんでもデカ過ぎね?
└───────v─────────────────────
┌────────────‐
⌒'⌒ │ でっかい事はいい事ニダよ! ⌒'⌒
ザーン… └─────v───────
____________________________________
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
∧,,∧ ∧_∧ ∩_∩
ミ゚ili 彡 <`∀´r > ∧∧ (-; )
ミ::::(}二{]≡ ( ) (-; ) ( )
ミ::::://ミ .┌──────────^────‐
し'`J │ そう言う問題じゃないと思うよ……。
::::::::::::::::::::::::::::::::::└───────────────
┌─────^──‐
│ ですよねー……。
└────────
┌──────────────────────‐
│ とりあえずは、こっち側の川の冒険はここまでかぁ?
└───────v─────────────── ⌒'⌒
⌒'⌒ ┌──────────────────────‐
│ このでっかい湖を調査するのは大変そうですし……。
\デデーン♪/ └──────────v────────────
____________________________________
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−−−====−−−−====−
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
∧,,∧ ∧_∧ ∧∧ ∩_∩
ミ,,゚Д゚彡 <`∀´* > (・∀・) (´д`* )
┌──────────^───────────────‐
│ じゃあここまで来た記念に、何かお土産拾って帰るニダよ!
└──────────────────────────
┌────^──‐
│ さんせーい!
└───────
∧,,/'ト、 オオ、広イ広イ。
ミ゚Д゚,,|l|
≡ミ:ソノ::::O
ミ:|:::::::|l| __
_し'`、レ_/-- :!\
_/ ヽ ヽ \ /^ヽ__
/` ヽ i_.: ヽ \ \
/ /:: :::: /:::: :::::i| 植物カナ?
/^´ / :::::::''' 丶 ̄ヽー<
/ :::i _::::::::::::::::/ >,.. ::::::: \ ∩_∩
~`〜'⌒ 〜'~""''<^´ヽ__/丶--、_--、___−--! ̄""""''""""'"""(´∀` )"''""""''"
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::`^; .... ... ... ... ... ...∪ ∪ ) ...
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ゙; .. ... ... ... ( ( (
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...,' ... ... ... 、、、、 (_(__)...
:::::::::::::::::::::::::::::::::::....,' ... ... .... ... ... ... _...)::::) ... ...
:::::::::::::::::::::::::::::::::::....', ... ... ... 、:(::::( ∧∧ ...変ナノー。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::......゙、 ... ... ... ノ::)::):)... (・ )、 ...
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:......ヽ .... .... ... ...  ̄ ... | つ:::)_ ...
::::.:::....:::::.:.::::::.:::.::::::::::.:::......ヽ ... ... ... ... し`Jヽ:::フ ...
:::::.:...:..:::::.:.:..::...:::::.:.:::::...::........ヽ ... ... ... ... ... ... ...
::.::.:::..:....:...:...::::...:....:..:.:....:.:::.........! ... ... ... ∧_∧ 貝ガ沢山イルニダ…
┌‐‐‐‐.:...:...::::...:....:..:.:....:.:::.........!.. ... .... ... ... <`∀´* >... ホルホル掘ル
U ニダー探検隊が筏側の下流に海を発見しました! O貝と ) ...
U 周囲を探索し、少々の海藻と貝を持ち帰ったようです。 (__(__ ̄フ
└‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐→ ... ... ...
━探索クエスト━━━━━━━━━━━━━━━━村☆☆☆━━
未踏の大地を制する者
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌<依頼者>─────┐
│ |【依頼者】 … 指導者(仮) ギコ
│ |【内 容】 … 周辺の未探索区域の探索
│ ∧∧ |【報 酬】 … 羊の胃の水筒(前払い)、麻布×4
│ (,,゚Д゚) |
│ (::::[:| |(依頼人のコメント)
│ ノ;;;;;i;;ゝ .| モララー族との戦に備え、地形を調べて欲しい。
│ し`J | 探検してもし何か変わった場所を発見した時は、
│ | その場所の名前は発見者が決め _ (´⌒;;;
└─────────┘ ,イ´ `ヽ. (´⌒;;;
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━,'゙ 丶 __i__ ゙'. ━━
i ヽ 乂 l!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━゙. / ノニ| / ポン
┌<周囲の声>┐ \____/
│ ∧_∧ │ 装備が不安なら、石槍や石斧、あとは防寒具くらいは、
│ ( ´∀`) │ モナから貸してくれるようにギコに頼んでおくモナ。
│ ( ) │ 何か凄い場所を見つけたら、きっと勇者扱いモナよ!
└─────┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最終的な探索結果
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
| /\/\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|/\ /\ /\/\ /\/\ /\ .|
| /\/\ /\/\ /\/\ /\/\/\..|
|森森森 /\/\/\森森森ヽ | / 森森森森森森森 ;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;|
| 森森/\ 森森森森森\ //森森森森森森森森森森 ;;; ;;;;;;;; |
| /\森 森 森/ 森森 森森森森 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
| ○ /\ /☆ 森森森 ;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;|
| /\ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;|
| /\ | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
| 森/\ \ ;;;;;;;;;;[未探索領域];;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
| 森/\ )\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |
| 森/\ / ヽ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
| /\/\ / ;;;;;;;;; \ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|;;;;;;;;/\;;;;;;;/\ / ;;;;;;;;;;;;;;;;; ヽ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;/\ i ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; \ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;; |
|;;;/\;;;;;;;;;;;;;;/\ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ヽ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|/\;;;;;;;;;;;;;;;;/\ , イ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ト、 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|\;;;;;;;;;;;;;;;;;/\__/_i _____l__ヽ___;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::`ー---‐-― ^´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;|
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
マス地図
−A −B −C −D −E −F −G −H −I −J −K −L −M −N −O −P −Q −R −S−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│ │ │ │ │ │ │ │山│山│山│山│山│ │ │ │山│山│ │山│1
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│山│山│ │ │ │山│山│山│山│河│山│山│山│山│山│森│山│山│森│2
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│ │山│山│山│山│山│山│森│森│河│森│河│森│森│森│森│森│森│森│3
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│ │ │山│山│山│森│森│森│河│河│河│河│ │森│森│森│森│森│森│4
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┏━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│ │ │山│山│ │ | | │ │河┃村┃ │ │ │森│森│ │ │森│5
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│ │ │ │山│山│ │ │ │河│河│ │ │ │ │ │ │ │ │ │6
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│ │ │ │山│山│ │ │ │河│ │ │ │ │/│/│/│/│/│/│7
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│ │ │山│山│ │ │ │ │河│ │ │ │ │/│/│/│/│/│/│8
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│ │ |山│山│ │ │ │ │河│河│ │ │ │/│/│/│/│/│/│9
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│ │ │山│山│ │ │ │ │ │河│河│ │ │/│/│/│/│/│/│10
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│ │ │山│山│山│ │ │ │ │河│ │河│ │/│/│/│/│/│/│11
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│ │山│山│ │山│山│ │ │河│ │ │ │河│ │/│/│/│/│/│12
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│ │山│山│ │山│山│山│ │河│ │/│/│ │河│ │/│/│/│/│13
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│山│山│ │ │ │山│山│ │河│ │/│/│/│ │河│ │/│/│/│14
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│山│/│/│/│ │山│ │河│ │河│ │ │ │河│ │河│ │/│/│15
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−
│山│/│/│/│/│/│海│海│海│海│海│海│海│海│海│海│海│海│/│16
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴―┴─┴─┴─┴─┘−
フルカラー図
http://www.geocities.jp/dark_purple_phoenix/aastory/history/pointmap.htm?mark=I13%3A%E6%B2% B3%2CI14%3A%E6%B2%B3%2CH15%3A%E6%B2%B3%2CJ15%3A%E6%B2%B3%2CN13%3A%E6%B2%B3%2C
O14%3A%E6%B2%B3%2CN15%3A%E6%B2%B3%2CP15%3A%E6%B2%B3%2CG16%3A%E6%B5%B7%2CH16%3
A%E6%B5%B7%2CI16%3A%E6%B5%B7%2CJ16%3A%E6%B5%B7%2CK16%3A%E6%B5%B7%2CL16%3A%E6%B
5%B7%2CM16%3A%E6%B5%B7%2CN16%3A%E6%B5%B7%2CO16%3A%E6%B5%B7%2CP16%3A%E6%B5%B7%
2CQ16%3A%E6%B5%B7%2CR16%3A%E6%B5%B7%2CF15%3A%E5%B1%B1%2CE15%3A%E5%B9%B3%2CG15%
3A%E5%B9%B3%2CH14%3A%E5%B9%B3%2CH13%3A%E5%B9%B3%2CI15%3A%E5%B9%B3%2CJ14%3A%E5%B
9%B3%2CJ13%3A%E5%B9%B3%2CK15%3A%E5%B9%B3%2CL15%3A%E5%B9%B3%2CM15%3A%E5%B9%B3%2C
M13%3A%E5%B9%B3%2CN14%3A%E5%B9%B3%2CO15%3A%E5%B9%B3%2CQ15%3A%E5%B9%B3%2CP14%3A
%E5%B9%B3%2CO13%3A%E5%B9%B3%2CN12%3A%E5%B9%B3
注意:メチャクチャURLが長いので切りました。繋ぎ合わせてご覧下さい。
:途中でURLが切れてしまった場合には、正しく表示できないことがあります。
おまけ・ホロケウいろいろ
前方ブーンダッシュ・斜め前跳躍
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∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡
⊂[::::ヽソ::]つ
ミ::::/::::ミ
し'-‐'
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∧,,∧
ミ゚Д゚,,彡
⊂[::ソノ::::::]つ
ミ:::ヽ::::ミ
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ミ,,゚Д゚彡
⊂[::::ヽソ::ミ
ミ::::/::::ミ
し'-‐'
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(`∧,,∧
ミ゚Д゚,,彡
ミ::ソノ::::::]つ
ミ:::ヽ::::ミ
`‐-`J
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∧,,∧
ミ ,,彡
⊂[:::::::::::::]つ
ミ:::::::::::ミ
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∧,,∧
ミ,, 彡
⊂[:::::::::::::]つ
ミ:::::::::::ミ
`‐-'ヽ,,)
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横飛び蹴り・スライディング
斜め飛び蹴り・急ブレーキ・後ろ後方跳躍
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lヽ,,lヽ
Oミ ,,゚Д彡つ
ミ:::ソノ:::::::ミつ
ミ:::::]つ
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⊂ミД゚,,彡O
⊂ミ:::::::ソノ:::ミ
⊂[:::::ミ
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lヽ,,lヽ
ミ ,,゚Д彡O
⊂[::ヽソ::::::ミつ
ミ:::::]つ
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OミД゚,,彡
⊂ミ:::::::::ソノ:]つ
⊂[:::::ミ
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lヽ,,lヽ
ミ ,,゚Д彡O
⊂[::ヽ,-、::ミ
ミ::ヽ,,):ミ
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OミД゚,,彡
ミ::,-、/::]つ
ミ:::(,,/::ミ
(,,/
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lヽ,,lヽ
ミ ,,゚彡O
⊂[:::::::::::::ノ
ミ:::::::::::ミ
"''\,,)
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Oミ゚,, 彡
ヽ:::::::::::::]つ
ミ:::::::::::ミ
(,,/''"
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サマーソルトキック・ずっこけ
ひっかき・横斬撃・投擲
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,,,,,,/)
⊂ミ::::::::::ミ
ミ/ヽ:::O
(廿。''ミ >
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(\,,,,,,
ミ::::::::::ミつ
O:::/ヽミ
< ミ''。廿)
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/)/)
ミ::::::::::ミ
ミO:::::ミ
(。''ミ >>
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(\(\
ミ::::::::::ミ
ミ:::::Oミ
<< ミ''。)
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∧,,∧ ‐-、、
ミ ,,゚Д彡 )))
⊂≡=-―=≡彡'
ミ::::/::::ミ
(,,/ `J
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,,,-‐ ∧,,∧
((( ミД゚,, 彡
`ミ≡=―-=≡つ
ミ:::ヽ::::ミ
し' ヽ,,)
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立ちガード
しゃがみガード
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∧,,∧
ミ ,,゚д∩
ミ:::::::]つノ
ミ::::/::::ミ
し' U
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∧,,∧
ミ ,,゚д∩
ミ:::::::::]つノ
⊂[:::::::ミし'
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∧,,∧
∩д゚,, 彡
ヽと[::::::::ミ
ミ:::ヽ::::ミ
U ヽ,)
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∧,,∧
∩д゚,, 彡
ヽと[:::::::::ミ
ヽ,)ミ:::::::]つ
━━━━━━━━━━━━
しゃがみ小パン
連続パンチ
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∧,,∧
ミ ,,゚дミ=≡つ
(::]つソ::ミ
⊂[:::::::ミし'
━━━━━━━━━━━━
∧,,∧
⊂≡=ミд゚,, 彡
ミ::ソと[::)
ヽ,)ミ::::::]つ
━━━━━━━━━━━━
lヽ,,lヽ -‐=っ
ミ#゚Д彡=≡つ
(::]つソ::ミ‐-=っ
ミ::::/::::ミ
し'-‐'
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c =‐-/l,,/l
⊂≡=ミД゚# 彡
c =-‐ミ::ソ⊂[::)
ミ:::ヽ::::ミ
`‐-`J
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喰らい小・中・大
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ミ;゚д゚彡
O::⊂[::ミ
ミ:::ヽ:::::ミ
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ミ;>д゚彡
O⊂[::::::ミ
ミ:::ヽ::::ミ
ヽ,,)J
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ミ:::と[:::ミ
ミ::::::ヽ::ミ
`‐-`J
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ミ゚д゚;彡
ミ::]つ::O
ミ:::::/:::ミ
し' ヽ,,)
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ミ゚д<;彡
ミ::::::]つO
ミ:::::/:::ミ
し'(,,/
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lヽ,,lヽ
ミ;゙'Д゚彡]つ
ミ:::]つ:::ミ
ミ:::::/:::ミ
し'-‐'
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アッパーカット
飛び蹴り・壁張り付き
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ミ ,,∩
(ミ:::::::::[ノ
ミ::::::::::]〉
し' ー'
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ヽ]::::::::ミ)
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ミ。 。,,彡
ミ::::]つ、
ミ:::::::し'
し'
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('∧,,∧
ミ,,。 。彡
r⊂[::::ミ
`J:::::::ミ
`J
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副産物
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ミ ミ ミ,,゚Д゚彡
⊂⊂⊂[::::ヽソ::]つ
ミ:::ミ:::ミ::::/::::ミ
し' し' し'-‐'
━━━━━━━━━━━━
∧∧∧∧∧,,∧
ミ ミ ミ ミ ミ,,゚Д゚彡
⊂⊂⊂⊂⊂[::::ヽソ::]つ
ミ:::ミ:::ミ:::ミ:::ミ::::/::::ミ
し'し' し' し' し'-‐'
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∧,,∧
ミ゚Д゚,,彡
ミ]∞[::ミ
ミ:::⊂::ミ
し'
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ミ,,゚Д゚彡
ミ::ヽソ:ミ
ミ:::]つとミ
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ミ,,゚Д゚彡
∩ヽソ∩
ミ:::]つとミ
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∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡
ミ::(∨)ミ
ミ:::]つとミ
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∧,,∧ ハァーン
ミ,,゚Д゚彡
⊂[:::ヽソ::]つ
ミ:::]つとミ
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∧,,∧
ミ∀゚,, 彡
ミ:::::::::::ミ
ミ:::::::::::ミ
し'`J
━━━━━━━━━━━━
以上
乙です
海かw
塩できるし、色々と選択肢が広がったな
乙です
お茶(旦)じゃなくて貝ワロタ
ところで
>>61ってマルミミじゃなくてショボーンだよね
マルミミが途中ではぐれなくて良かった
>>87 ぎぎぎ、ギャース!誤植ってレベルじゃねーぞ……orz ご指摘ありがとうございます。
保管庫氏へ、申し訳ありませんが保管の際
>>61を以下の内容に入れ替えをお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――――――――――――――――――
| ショボーンがくれば話は早いニダが、あいつ水嫌いだから
| 川下りの探検になんて絶対ついて来る訳無いと思ったニダ。
└――――――――v―――――――――――――――――‐
┌―――――――――─────────────―――‐
| で、留守番するであろうショボーンの替わりを探してたのか。
| だったら騙くらかさずに普通に連れて来れば良い物を……。
└─────y────────────────────
┌―――――――――――――――――――――――――
| そいつは「なんでもやります」と言ってたニダよ!第一、
| ついて来いと言われてホイホイついて来る方が悪いニダ!
└――――――――v――――――――――――――――‐
┌――――───────――‐
| …………そこは反省してます。
└──────v───────
┌―――――――――――――――――――‐
| いや、何をどう考えてもニダーが悪いから。
ホイ └―――――――――――――y――――――
ホイ
∧,,∧ ∧_∧ ∧∧ ∩_∩
ミ;゚Д゚彡 <`∀´r > ,;;从, (-o-;) (ヽ(´д`; )
嘉門達夫の曲を思い出すなw
ゆけーゆけー川口浩ー♪
でも、これってどうやって上流まで戻るんだろ?
丸木舟は廃棄?
河沿いに、麻縄か何かで陸から曳いて戻ればいいじゃん
苦力ですねわかります
流れの緩い大河なんだろ う
どっちにしろ、普通に歩いて帰るより時間がかかりそうだな。
‐―― 1944年6月19日 太平洋上空
ぐぉー…ん
.
――ー―――――――――ー―――――ー―――ー――ー――――‐‐‐
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.: : : : : : : : . : . : . : . : . . . . . . .
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:..:.:. : : : : : : : : : : . : . : . . .
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : . : . : . : . : . . . .
┌――――――――‐┐
| 何処だよ、ここ… |
└―――――‐∨――┘
| ,ィ'⌒ヽ
ll ,.ョγ0}iヽr- .|| ,イ 「 ',
|| ____,.-―f´/ ||(д゚;L|┼ ||`ヽ、__ ,イ | ',
||l´:::::::::::::::|=| ` ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄ ̄´  ̄ `ー- ‐_'_____└ ‐ ' ,
(´ ̄|||::::::::::::_::_|=| ー=,ィ´ ̄ ̄ `ヽ (::::::::::::) `ー----- イ 二ニ>
` ̄||l::::::::::::::: 」=|==/ -=====- \ ____,,...--‐ ''"´ ̄
||`ー―‐{ニァ'^ー----------―`ー―‐ ''"´ ̄ ̄
ll
┌―――――――――――――――――――――――――――――‐┐
| アメさんの迎撃で皆散り散りだし… 無線はヤラれて帰り道が分からん |
└――――――――――――――‐∨――――――――――――――┘
,oァ、 ‖ ,'⌒ヽ
___ ,ィ7(ュ゚;'`ァ 、|| _ 7 ┌‐|
γ´::::/7/^ー┴‐┴┴‐'`ー- ._,,.. -‐ ''´ / | |
(|:::::::::|エ|ョ_ 。 r'⌒ヽ ` ー- 、/ | |
,.--―――――==========ニ二 ー- ._ゝ- ' _,,.. .-‐_''_^ー- 、| |
` ー―――――――==============ニ二>ー-└三――――三二ニ>
 ̄ ̄ ¨´
┌‐∧―――――――――┐
| こりゃ、詰んだか…ん? .|
└――――――――――‐┘
┌――――――――――――――――‐┐
| (;゚д゚) な、なんだ…空が、光ってる? |
└――――――――――――――――‐┘
。
。゚ o
* 。
o ゚ キラッ…
_______________________________ __ _ _ _ _ _
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : : . : . : . : . . . . . . .
\ _人_人_人_人_人_ /
_) (_
_) (;゙Д゙) !? (_
) (
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\ |
\ ゚ o 。| 。 / 。 /
○ 。 ゚ |゜ O / o / 。゜
゜ 。 \ o ゚ O ゚ 。 /゚ 。 O
゚ 。 \ | ゚ o / ゚ 。 ゜ シュパッ!
。 ゜ 。 。 。 ゚ 。o ゜
__。___ 。 ゚ *。 ゜ _O_____
゜ o 。 o ゚ 。 ゚ 。 ゚
゚ 。 O / 。 |゜ 。゚ \゜ O ゜
゜ 。 / 。 / ○゚ O \ 。 ゜
O ゜。 / ゚ | 。゜ ゚ 。 o
/ o 。゜ | o ゜ \
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|
\ ゚ o 。| 。 / 。 /
○ 。 ゚ |゜ O / o / 。゜
゜ 。 \ o ゚ O ゚ 。 /゚ 。 O
゚ 。 \ | ゚ o / ゚ 。 ゜
。 ゜ 。 。 ,,_n_ 。o ゜
__。___ 。 ―‐◎ァ‐'――゜ _O____
゜ o 。 o ゚ 。 ゚ 。 ゚
゚ 。 O / 。 |゜ 。゚ \゜ O ゜
゜ 。 / 。 / ○゚ O \ 。 ゜
O ゜。 / ゚ | 。゜ ゚ 。 o
/ o 。゜ | o ゜ \
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‐ ‐―――→ 続く
乙
わくわくしてきた
ゼロ戦乱入w
乙
乙
燃料が何時までもつかw
むしろ、ばらして色々な素材として使われそうw
ハイエナのようにギコにたかられる様子が見えすぎるw
また、ギコさんの十八番の『全裸土下座』かっ!
、 /
- ○ -
. / `
.シャッ ∧_∧
シャッ (^Д^,,)
.==0=<ニ(,ノ ミ [;;;;;;〉
(つと,」〜 iニニi
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
、 /
- ○ -
. / `
┌───────┐
|おーい、タタラー >
Σ └───────┘
∧_∧
(^Д^,,)
.==0=<ニ(,ノ [;;;;;;〉
(つと,」〜 iニニi
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
┌──────────‐
|おや、あなたでしたか。
└────v──────
よっ
n__n
('(゚ー゚,,)
',ヽニと)
| .l〜
∧_∧ . し´J
.( ,,^) "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"
[;;;;;;〉 | う=
iニニi 〜L__ツ,
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"
● ● ● ● ● ●
n__n
∧_∧ (ー゚ ,,)
(,, ^Д) ヽニノと i
.==0=<ニ(,ノ [;;;;;;〉 | l〜
(つと,」〜 iニニi し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´
┌─────────────────────
|それで、あなたに頼んだ蜂の巣はどこでしょうか?
└─────v───────────────‐
┌────────────
|蜂の巣?・・・あぁ、忘れてた
└─────v──────‐
n__n
∧_∧ (ー゚ ,,)
(,, ^Д) ヽニノと i
.==0=<ニ(,ノ [;;;;;;〉 | l〜
(つと,」〜 iニニi し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´
┌────ヘ────‐
|はい?忘れてた・・・?
└─────────
┌─────ヘ─────
|そっ、手元に無いって事
└──────────‐
┌──────────‐
|・・・・・私の蜂の子・・・。
└─────v─────
ソレニ君ノデハナイ。
n__n
∧_∧ (ー゚ ,,)
(::::^Д) ヽニノと i
.==0=<ニ(,ノ [;;;;;;〉 . | l〜
(つと,」〜 iニニi し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´
┌─────────────ヘ────
|それよりも、樹液を採って来たから 許せ。
└──────────────────
┌───────‐
|樹液・・・ですか?
└─────v──
n__n
∧_∧ (ー゚ ,,)
(,, ^Д) ヽニノと i
.==0=<ニ(,ノ [;;;;;;〉 . | l〜
(つと,」〜 iニニi し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´
┌──ヘ──‐
|そっ、樹液。
└─────
;;.ii!;;::,,、"";;,,;;,゛: |i!|il|!ll|
il|!ll| Y ;;/,,"" |liiil|!i!|";"゛ノ)|;;.;;;;;::,,、"";;(;;;;;::::゛""
.|lii!|ノ )`~...,,,,,,.....,,, |!!ilill|!l;; ゛ヾ;;::il|!ll| Y ;;/
,!((/(;;,,ヽ;;;...(_;;::,, |ll!i(!ll|  ̄"\)l.ii!!ノ )`~.⌒;:. 、"";;,,;
il|!ll| Yii! .|!i!|il|ll| |,!((/(;;,,ヽノ ;;/,,""
il|!ll| |!,ii |ill|il|!l) |i|!ll| `(~...,,,,,,.....,,,⌒)
.|lii!| |ill| |!!iill|!li .|il|lil| (;;,,ヽ;;;...(_;;:
.|lii!| |ill| (il|!llli!i| ||!li!i| Yii!
il|!ll| |l|!| |!!iilln__n ||liii!| |!,ii
|!!iil|,,,,.., ,vv|Mvv(/"从(ー゚ ,,) |il|!ll| |ill|
!ソ;ハj|W "" Vv,w,.vw,ヽニノとi MW wMv,w,.vw,.vW "" V"
.| l〜
(ノ`、) ))
==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z
君に言われて、蜂の巣を取りに行ったんだが、
ソ;; ;:;ヾ ゞゞ;;;ゞゞ:;ゞ ;;;;ゞ
;;;'ミゞ;;ソゝ:::":;ヾ ゞゞ:;::; ;;;:;ヾ ゞゞ
;;;。;";;';;;:;ヾ ゞゞ"”;"”";;';:;";;;:;ヾ ゞゞ'
ノソ:;";;';:;";;;:;ヾ ゞゞ;:;ヾ;ゞゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ
;;;;;(;li/::;;;;ゞゞ:;ゞy”:;ゞゞ;ゞi/:;";;ゞゞ:; ミゞ;;ミゞ
;;;⌒";ゞゞ;ゞ ヾ:::::"`";;';"”";;';"” ”";;';"”
;;;;;ヾノソ";;';"”/ ::,;;ヾノソ";;'ミゞ;;ソゝミゞ
ノ:、\ゞ;ゞ ヾ;li":; / " `;:;";;';:;"”
::';" ;;;";;'//;" ;;:。,ゞゞ;ゞ ヾ”:;;
'ミゞ\” ;:; ::, ;;;;(;;;:`;:;ヾ ゞ ブゥゥゥン…
.:.:.;;:。,,;'ヾ;ヽ ;ミi!/;';"y” ・ ⊃
.:.:.:.:.:.:.:.::l' ;:;ミi!/ '-、>
.:.:.:.:.:.:.:.:,i' ;:; ・ 〜 n__n
,, ;''.'''"':.i' ;;,;ミi|、 (゚,, )
.:.:.:.::.:.,.,i' ;:,,;,ミ'i,, <と i
::::'''.''.:wijヘ;;vkWゞ .| 〜
し`J
==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z
見つけた蜂の巣はまだ小さくてね
ソ;; ;:;ヾ ゞゞ;;;ゞゞ:;ゞ ;;;;ゞ
;;;'ミゞ;;ソゝ:::":;ヾ ゞゞ:;::; ;;;:;ヾ ゞゞ
;;;。;";;';;;:;ヾ ゞゞ"”;"”";;';:;";;;:;ヾ ゞゞ'
ノソ:;";;';:;";;;:;ヾ ゞゞ;:;ヾ;ゞゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ
;;;;;(;li/::;;;;ゞゞ:;ゞy”:;ゞゞ;ゞi/:;";;ゞゞ:; ミゞ;;ミゞ
;;;⌒";ゞゞ;ゞ ヾ:::::"`";;';"”";;';"” ”";;';"”
;;;;;ヾノソ";;';"”/ ::,;;ヾノソ";;'ミゞ;;ソゝミゞ
ノ:、\ゞ;ゞ ヾ;li":; / " `;:;";;';:;"”
::';" ;;;";;'//;" ;;:。,ゞゞ;ゞ ヾ”:;;
'ミゞ\” ;:; ::, ;;;;(;;;:`;:;ヾ ゞ ブゥゥゥン…
.:.:.;;:。,,;'ヾ;ヽ ;ミi!/;';"y” ・ ⊃
.:.:.:.:.:.:.:.::l' ;:;ミi!/ '-、> ヽ i
.:.:.:. ・ 〜 ;:;:;:;! - n__n
,, ;''.'''"':.i' ;;,;ミi|、 (ー゚ ,,)
.:.:.:.::.:.,.,i' ;:,,;,ミ'i,, <と i
::::'''.''.:wijヘ;;vkWゞ .| 〜
し`J
==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z
その巣の蜂が何処かに行くのが見えて
:::::::::::::::::wwiii::::::::....... ;;ゝ ろ:::: ::::::
iiiiiWWWiiii;;;;;;;;::::::::;;;;;;;き´:::y ろ ≦::: :::iiiiwwiiiiiiiw;;;;;
:::\\ :iレWWW;;;;k'^:::::k Z ゝ::::::::`Ww、iiii\`WiiiiiW
^'`'|川 :i|/リリ-'`~;;;;: ::Z ミw ミ:;;;;: iiWwiiiiiiWwili: lノノ
|川 :i| wwiiiiw::::::,,r''::::y'ww w`'^`-|i: :iiレ' .|i: l川|
|川 :i|^'w|川k'w^ii/'"´WWW WW .|i: :ii| |i: l川|
|川 :i| |川 |l:i| |i:| |:| .|i: :ii| |i: l川|
|川 :i| |川 |l:i|`''^`|i:|^`^''^`^`^`''`'|i: :ii| |i: l川|
|川 :i| |川 |l:i| ~^~^ |i: :ii| |i: l川|
|川 :i| |川 ''"''''' . ブゥゥン・・・ !|i: :ii| |i: l川|`
|川 :i| `~~~^. ` 、 n__n ii| |i: l川|
|川 :i|ww ll ._ . . (゚,, ) ~^ _!i: l川| .
WWWiii||wW ヽ!l/ . と l |i: ll川|ii
|レ' wiiWWWi.| 〜 .
wwwiiiiw .|| . '- ヽ_) 、
,,,,,,,
,,,... Wiii||wW
==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z
何処かに行く蜂の後を追っかけていたら
(/il;;ヾヾ ゞ::ヾ ::ゞ ゞ
;;'ゞ;:ヾ::ゞ ::ゞ :;;:;:ヾミゞ
ミヾ;:;://゙(;;;;`ヾ ゞ"ミ
ヽ;ヽ /i!/';:;:ゞ
i'; :;:;;;i/
i'; :; :;| ピト
i'; :;;;;・
i'; :;: ミi
.i' .; :;:ミi
:::''::ノwjiヘ;kゝ w::w
w;;w ;:::w:;w::;:
n__n
(゚,, )
ヽと i
==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z
その蜂がとある木にとまってな。
蜂が木の樹液を舐めている様に見えたのが気になり
(/il;;ヾヾ ゞ::ヾ ::ゞ ゞ
;;'ゞ;:ヾ::ゞ ::ゞ :;;:;:ヾミゞ
ミヾ;:;://゙(;;;;`ヾ ゞ"ミ
ヽ;ヽ /i!/';:;:ゞ
i'; :;:;;;i/
i'; :; :;| ブゥゥゥゥン…!!
i'; :;;;;l| 〜 ・
i'; :;: ミi
.i' .; :;:ミi
:::''::ノwjiヘ;kゝ w::w
w;;w ;:::w:;w::;:
n__n
( ,,゚)
ヽと i
==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z
蜂が何処かに行った後
(/il;;ヾヾ ゞ::ヾ ::ゞ ゞ
;;'ゞ;:ヾ::ゞ ::ゞ :;;:;:ヾミゞ
ミヾ;:;://゙(;;;;`ヾ ゞ"ミ
ヽ;ヽ /i!/';:;:ゞ
i'; :;:;;;i/
i'; :; :;| n__n
i'; :;;;;;i (゚,, )
i'; :ヽニと |
.i' .; :;:ミi | 〜
:::''::ノwjiヘ;k し´J
w;;w ;:::w:;w::;:
==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z
蜂がとまっていた木を傷つけて、
君が作った木の器に樹液を入れてみたんだ。
┌─────────────‐
|んー、少し甘い匂いがしてたな
└──────v───────
n__n
∧_∧ (ー゚ ,,)
(,, ^Д) ヽニノと i
.==0=<ニ(,ノ [;;;;;;〉 . | l〜
(つと,」〜 iニニi し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´
┌───ヘ──────‐
|それで、何故樹液を?
└──────────
ほら 蜂の巣って、デカイ家を小さな部分で支えているだろ?
==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z
\ .\ \\
_______ゝ ヽ_____ゝヽ__
_________________
~ ̄`i;;;i´ ̄~
i;;i
__ノ;;ヽ---、
,--/´ ̄:::::::::::::::::::ヘ::::::ヽ--、
/ ̄ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::____/i´~i ̄/
/~::::::::::::::::::::::::_:::::::::::::::::::::,--< >/--'/~i
./ヽ/_/__/ / >‐<,--、/_」 ̄ヽ_ノ、//
ヽ~i、_ノ、_ノ`/~ ヽ i i lヽ__/ヽ / i」
i_レ_/~^ヽ___/. ̄V ̄ヽ__/:::::::ヽ ヽ/
ヽ,、ヽ__/ ヽ__/ヽ__/_ヽ_/、_/
 ̄ ̄`~~~´--^-----^--~-´
==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z==z
この樹液がその役割をしてるんじゃないかと思ってね
┌────────────────────────‐
|それで、この樹液のせいか解らないけど 腕がかぶれてね
└────────────────v────────
カユイガ、ドウスル?
我慢シマショウ n__n
∧_∧ (ー゚ ,,)
(,, ^Д) ヽニノと i
.==0=<ニ(,ノ [;;;;;;〉 . | l〜
(つと,」〜 iニニi し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´
┌────ヘ──────────────‐
|なるほど、邪を祓う物としても使えそうですね。
└───────────────────
┌─────────────────────‐
|まっ、そんな事は置いといて。 これを使ってくれよ
└──────────────v───────
n__n
∧_∧ (ー゚ ,,)
(,, ^Д)つ . ヽニノと i
.==0=== 「 _ [;;;;;;〉 . | l〜
(つと,」〜// iニニi (ノ`、) ))
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´
┌─────ヘ─────‐
|では、有難く頂戴します。
└───────────
1.まず、木を四角く削る
シャッ
シャッ ∧_∧ n__n
(^Д^,,) (ー゚ ,,)
U /と i ====== しし ヽノ
ヽニノ .0iニと,)〜 [;;;;;〉 '、_'、_、
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
2.その削った木の先を三又に削る
ジョリ
ジョリ ∧_∧ n__n
(^Д^,,) (ー゚ ,,)
U /と i ====== しし ヽノ
ヽニノ .0iニと,)〜 [;;;;;〉 '、_'、_、
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
3.大体こんな感じ。
/ヽ /ヽ /ヽ
| | | | | |
| l l l l....|
| '、 .i i. ,' |
| .ヽ」.. L/ .|
| |
| |
| |
| |
|_______,|
4.先程削った所を逆さにして、穴を開ける。
グリグリ ∧_∧ n__n
(_ _ ,,) (ー゚ ,,)
U レと.i ====== しし ヽノ
ヽニノ Σニと_)〜 [;;;;;〉 '、_'、_、
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
┌──────────────‐
|では、その棒を穴に刺して下さい。
└───v───────────
┌───────────
|グッとやればいいんだろ?
└─────v─────‐
.∧_∧ n__n
(,, ^Д) |li (ー゚ ,,)
/ つ|_i ======と し ヽノ
ヽニノ iつと_)〜 [;;;;;〉 '、_'、_、
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
┌────ヘ────────────
|間違っても、私の胸に当たらない様に
└────────────────‐
┌────ヘ───‐
|あぁ、気をつけるよ
└────────
4.穴を開けた所に木の棒を突っ込み
|ヽ .∧
| | i | ※手抜きで すいません
| | i |
| レ' |
|.. ..|
_|.. ..|_________________
| . |.. ..| |
 ̄|.. ..| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|____,|
5.そこに樹液を塗る
┌───────────‐
|あー確かに、かぶれますね
└───v────────
┌──────────
|ほら、言った通りだろ?
└───v──────‐
ソコハ、我慢デ
∧_∧ .n__n
(^Д^,,) (ー゚ ,,)
.0|li ヽニと し 0 ヽヘ
.i|_i====== [;;;;;〉 '、_'、_、
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
┌───ヘ────────────‐
|でも、掻くと酷くなりそうなので放置で
└────────────────
┌───ヘ────
|でも、痒いだろ?
└───────‐
┌────────────────────‐
|それで、これはどの位で固まるのでしょうか・・・?
└───v─────────────────
┌───────────‐
|さぁ? 僕に聞かれても困る
└──v─────────
エエ、スッポヌケマスガ
∧_∧ .n__n
(,, ^Д) . ヽ(ー゚ ,,)「
.0|li ヽニと i ヽヘ
.i|_i====== [;;;;;〉 '、_'、_、
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
┌───ヘ─────────‐
|そもそも、固まるのでしょうか?
└─────────────
┌───────ヘ───────‐
|固まらなくとも それは使えるだろう?
└───────────────
━━━[四次元殺法コンビからの補足説明]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
r ‐、 大体の漆の樹液は8時間で固まるらしいぞ!
| ○ | r‐‐、 ただし、漆を触ると皮膚がかぶれて痒くなるから
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 掻いちゃ駄目だぞ! それ以上に酷くなるからな!
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) これでもかってほど、漆触っていると
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| 皮膚の方が諦めてかぶれなくなるらしいが、
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' |
│ /───| | |/ | l ト、 | でも被れたら、素直に皮膚科に行こうな!
| irー-、 ー ,} | / i あと、触らなくとも被れるから気をつけるんだぞ!
| / `X´ ヽ / 入 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6.樹液が固まった所で、完成。
ゴマダレ〜
,─‐‐,
. ~ ̄|| .n__n
.|| ∧_∧ (ー゚ ,,)
.('(^Д^,,) | U
. |ヽ (ノ. | 〜
ヽニノ iつと_)〜 [;;;;;〉 し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
┌───────────‐
|で、タタラ。それはなんだ?
└─────v──────
┌───────────‐
|さて、なんでしょうね これ。
└────v───────
,─‐‐, ソレダト不便ジャナイカ?
. ~ ̄|| .n__n
.|| ∧_∧ (ー゚ ,,)
.('(,,^Д^) と| U
. |ヽ (ノ. | 〜
ヽニノ iつと_)〜 [;;;;;〉 し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
┌────ヘ──────────
|まぁ、とりあえず。土を掘る何かで
└──────────────‐
┌─────────────‐
|では、適当に名前付けましょうか
└─────v────────
┌──.コルヌ.───────‐
|じゃ、 鍬 で。異論は認めん
└──────v─────
,─‐‐,
.. ..~ ̄|| n__n
. ||∧_∧ (ー゚ ,,)
('(,, ^Д) ∞ |
. |ヽ とノ. | 〜
ヽニノ 〜(_つと」 [;;;;;〉 し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
┌─────ヘ──────────‐
|ええ、私達の中ではそう呼びましょうか
└────────────────
┌───────────────────‐
|それで・・・この樹液の事は秘密。なんだよな?
└──────────v─────────
┌──────────────────‐
|ええ、被れた時の対処法などが解るまでは
└────v──────────────
マッ、ソウダナ
∧_∧ n__n
(,, ^Д) (ー゚ ,,)
/ .l.__ .∞ |
==U===| | | 〜
ヽニノ .し`J.il| [;;;;;〉 し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
┌─────ヘ────────────‐
|まっ いっそ、私達だけでやるというのも・・・
└──────────────────
┌────────────‐────────
|それと、あれの事は ツェペル とでも呼びましょうか
└─────v───────────────
┌──────────‐──────
|・・・自分で考えておいて 忘れるなよ?
└────────v────────
/ヽ、 期待ハシナイデオク。
´∧_∧ . n__n
(,, ^Д)ヽ (ー゚ ,,)
あれ / つヘ,> と |
↓ 〜| | .| 〜
ヽニノ .し`J [;;;;;〉.し`、)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
┌───ヘ────────‐
|ええ、大丈夫ですよ。 多分
└────────────
┌────────────────‐
|じゃ、僕はこいつを試しに行ってくるよ
└────────v────────
┌─────────────‐
|気をつけてくださいね。
|すっぽ抜けるかも知れませんし
└────v─────────
__ n_n
∧_∧ /./、(ー゚ ,,)
(,, ^Д)') '-' ヽ0、 .l
U ./ . 〜ヽ」|
ヽニノ 〜(_,つと [;;;;;〉 . し´J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
┌────ヘ────‐
|あぁ、気をつけるよ。
└─────────
__ .n__n
∧_∧ /./、(,, ゚ー)
(^Д^,,) . '-' ヽ0、 .l
U .|〉 . 〜ヽ」|
ヽニノ 〜(_,つと [;;;;;〉 .(( (ノ 、)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
。゚
,〜ー〜0〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー、
.( そろそろ、家が欲しいですねぇ)
`ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜'
続く
回━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回
┠No. 18┘ . ・名前 ―{ タタラ }
┃ ∧_∧ ・年齢 ―{ 20歳 }
┃ (,,^Д^) ・性別 ―{ 男 }
┃ / l . ・技能 ―{ 手先が器用、慎重思考。 }
┃ .〜ヽ) |〉 ・所属 ―{ アト・アスキィ村 }
┃ .し´J ・備考 ―{ 特になし。 }
回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回
回━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回
┠No. 19┘ . ・名前 ―{ ショウ }
┃ .n__n ・年齢 ―{ 20歳 }
┃ (,,゚ー゚) ・性別 ―{ 女 }
┃ l ∞ . ・技能 ―{ 運動能力、探索力。 }
┃ 〜/ l ・所属 ―{ アト・アスキィ村 }
┃ (_ノ`、_) ・備考 ―{ ボクっ娘、ショウの手伝いをしている。 }
回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回
35コマ目の修正。 うっかりしてました。
回━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回
┠No. 18┘ . ・名前 ―{ タタラ }
┃ ∧_∧ ・年齢 ―{ 20歳 }
┃ (,,^Д^) ・性別 ―{ 男 }
┃ / l . ・技能 ―{ 手先が器用、慎重思考。 }
┃ .〜ヽ) |〉 ・所属 ―{ アト・アスキィ村 }
┃ .し´J ・備考 ―{ 特になし。 }
回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回
回━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回
┠No. 19┘ . ・名前 ―{ ショウ }
┃ .n__n ・年齢 ―{ 20歳 }
┃ (,,゚ー゚) ・性別 ―{ 女 }
┃ l ∞ . ・技能 ―{ 運動能力、探索力。 }
┃ 〜/ l ・所属 ―{ アト・アスキィ村 }
┃ (_ノ`、_) ・備考 ―{ ボクっ娘、タタラの手伝いをしている。 }
回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回
乙
146 :
17:2010/01/28(木) 14:16:25 ID:Tb2BxsgT0
、 /
- ○ -
. / `
┌──────────────────────
|放置するとは言ったものの、やっぱり痒いですね〜。
└─────‐v────────────────
.シャッ ∧,_∧
シャッ (^Д^,,)
.==0=<ニ(,ノ ミ [;;;;;;〉
(つと,」〜 iニニi
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
147 :
16:2010/01/28(木) 14:17:10 ID:Tb2BxsgT0
、 /
- ○ -
. / `
┌───────┐
|おーい、タタラー >
Σ └───────┘
∧_∧
(^Д^,,)
.==0=<ニ(,ノ [;;;;;;〉
(つと,」〜 iニニi
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
148 :
15:2010/01/28(木) 14:17:55 ID:Tb2BxsgT0
┌──────────‐
|おや、あなたでしたか。
└────v──────
よっ
n__n
('(゚ー゚,,)
',ノ;;ヽと)
|`¨¨l〜
∧_∧ . し´J
.( ,,^) "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"
[;;;;;;〉 | う=
iニニi 〜L__ツ,
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"
149 :
14:2010/01/28(木) 14:18:40 ID:Tb2BxsgT0
┌──────────────────────
|あ、今度はちゃんと蜂の巣を持ってきてくれましたね
└────‐v─────────────────
┌─────────────────────────
|あぁ、この間とは別のところにもっと大きいのがあったからね
└──────────────‐v──────────
ハチノコ〜♪ n__n
∧_∧ y(ー゚ ,,) ウザイ
(* ^Д) 0;;ヽと i
.==0=<ニ(,ノ [;;;;;;〉 `¨¨ l〜
(つと,」〜 iニニi し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´
150 :
13:2010/01/28(木) 14:19:25 ID:Tb2BxsgT0
┌──────────────────────
|おや、手に布を巻いているようですけどそれは・・・?
└────‐v─────────────────
┌────────────────────────────
|あ、これ?村の人たちと話してたらこういう怪我とかを
│治せる技術を持った人がいるって聞いたからやってもらったんだよ
└───────────‐v────────────────
∧_∧モグ n_n 一人デ
(,, ^〜) モグ (ー゚ ,,) 食ベルナヨ?
U ∩ と ヽ
ニノ[;;;;;〉〜(_,つと {::}》 ( っ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
151 :
12:2010/01/28(木) 14:20:10 ID:Tb2BxsgT0
n_n
┌(ー゚ ,,)─────────────────────────────‐
│ほら、前に村の大移動のときの川越で溺れて死にかけたヤツがいただろう?
│アレを生き返らせた(?)人だよ。
└────────────────────────────────
∧_∧
┌(,, ^〜)─────────────────‐
│あぁ、そういえばいましたねぇ〜。そんな人・・・
└────────────────────
ミ ( ̄)
/\ ヽ ( ̄)
/;:;:;/i 。 と∧,,∧つ
ぎゃぁ ∧∧ 0 /;:;:;/ ji iし (;・ω・) ぎゃぁ
0 (;゚Д゚) 0 /;:;:;/ |
0 \:::::::ヽ0 /;:;:;/ 。 ji し
0 |;;;;;;;;;;ゝっ;:;:/。 i 。 i 。
し /;:;:;/ j 。 し、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜' 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
152 :
11:2010/01/28(木) 14:20:55 ID:Tb2BxsgT0
n_n
┌(ー゚ ,,)───────────────────────────
│で、その人に見せた結果がこれ。草を磨り潰した汁を塗り付けられて
│麻布巻きつけられて、あと早く治す方法を聞いてきた。
└─────────────────────────────‐
∧_∧
┌(;^Д^)─────────────
│それ、ホントに効果あるんですか〜?
└────────────────
┌──────────────────┐
│1.ソウナッタ原因ノモノヲ触ラナイコト │
│2.痒イカラッテ掻カナイコト .│
│3.ソノ部分ハ治ルマデ常ニ清潔ニ保ツコト .│
└──────────────────┘
オーケー? λ,,λ n_n
彡*゚д゚ミ (ー゚ ,,) ハアクシタ
ξ つ と ヽ
と__) ( っ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
153 :
10:2010/01/28(木) 14:21:41 ID:Tb2BxsgT0
┌─────────────────────────
|昨日やってもらったんだけど、朝には随分良くなってたから
│技術の方は確かみたいだよ
└───────────‐v─────────────
┌──────────────────────────
|へ〜、そうなんですか。じゃあ、私も診てもらいましょうかね?
└────‐v─────────────────────
マダ痒イノデ
∧_∧ n_n
(,, ^Д) (。。 ,,) アア、イケイケ
U つ ∩∩ ヽ
ニノ[;;;;;〉〜(_,つと {::}》 ( っ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"
154 :
9:2010/01/28(木) 14:22:25 ID:Tb2BxsgT0
_ _
\ X / ┌──────────────
彡ミミミミミ |ん〜、疲れた〜。ちょっと休憩〜
.彡ミミミミミミミ └────────‐v─────
彡ミミミミ彡ミミミ
ミミミミ彡ミミ彡ミミ
ミ彡ミミミミミミ彡ミミ
ミミミミミミミミミミミミミミ
彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ
ミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ
ミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)
彡ミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ | λ,,λ
ミ彡ミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミミミ | ('彡*"ーミ')
ミミミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl ヾミ ミノ
^´''"''""^´''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;. 〜ミ ミ
:;., し`J
´''"''""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'
155 :
8:2010/01/28(木) 14:23:10 ID:Tb2BxsgT0
_ _
\ X / .┌────────────────────
彡ミミミミミ. |あ、どうも皆さんこんにちは。アト・アスキィ村の
.彡ミミミミミミミ .│「綺麗過ぎる医師」ペルシィ・フッサールです。
彡ミミミミ彡ミミミ └────────────‐v───────
ミミミミ彡ミミ彡ミミ
ミ彡ミミミミミミ彡ミミ
ミミミミミミミミミミミミミミ
彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ
ミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ
ミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)
彡ミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ | λ,,λ"
ミ彡ミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミミミ | ('彡゚ー゚*ミ') 一応恒例ッテコトデ
ミミミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl ヾミ ミノ
^´''"''""^´''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;. 〜ミ ミ
:;., し`J
´''"''""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'
156 :
7:2010/01/28(木) 14:23:55 ID:Tb2BxsgT0
_ _
\ X /
彡ミミミミミ ┌────────┐
.彡ミミミミミミミ |すみませ〜ん! >
彡ミミミミ彡ミミミ └────────┘
ミミミミ彡ミミ彡ミミ. γ´⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
ミ彡ミミミミミミ彡ミミ ( あ、また怪我人が来たみたい。 )
ミミミミミミミミミミミミミミ ゝ..______O______ノ
彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ o
ミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ 。
ミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)
彡ミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ | λ,,λ"
ミ彡ミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミミミ | 彡*゚ーミ
ミミミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl U ミ
^´''"''""^´''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;. 〜ミ ミ
:;., し`J
´''"''""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'
┌───────────────∧───
|・・・はいはい、擦り傷ですか?切り傷ですか?
└───────────────────
157 :
6:2010/01/28(木) 14:24:40 ID:Tb2BxsgT0
_ _
\ X /
彡ミミミミミ . ┌────────────────────────
.彡ミミミミミミミ .|知人がここで手のかぶれを治してもらったと聞いたので
彡ミミミミ彡ミミミ └────────────────‐v───────
ミミミミ彡ミミ彡ミミ γ´⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
ミ彡ミミミミミミ彡ミミ ( あぁ、昨日のエヌミミさんのことね。 )
ミミミミミミミミミミミミミミ ゝ..______O__________ノ
彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ o
ミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ 。
ミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)
彡ミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ | λ,,λ" ∧_∧コレハ擦リ傷?
ミ彡ミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミミミ | 彡*゚ーミ (^Д^,,)
ミミミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl U ミ とl U
^´''"''""^´''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;. 〜ミ ミ | |〜
:;., し`J し´J
´''"''""`"'"^´''"''""`"''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"
┌───────────────∧───────
|・・・はいはい解りました。じゃ、ちょっと診てみましょうね
└───────────────────────
158 :
5:2010/01/28(木) 14:25:25 ID:Tb2BxsgT0
┌───────────────────────
|あ、これ随分掻いちゃったでしょう。ダメですよ?
│掻くと余計酷くなるばっかりで良いこと無いんですから
└────────────‐v──────────
┌───────────────────────
|スミマセン、それは解ってはいたんですけど、つい・・・
└─────────────────‐v─────
λ,,λ ∧_∧
彡*゚д゚ミ (Д^;)
ξ つ と ヽ
と__) ( っ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
159 :
4:2010/01/28(木) 14:26:10 ID:Tb2BxsgT0
┌───────────────────
|じゃあ、とりあえずお薬塗っておきますから。
│あと治るまでこれ以上掻いちゃダメですよ?
└────────────‐v──────
┌─────────────────────────
|はい、解りました。ところでひとつ気になったんですけど・・・
└─────────────────‐v───────
オーケー? λ,,λ ∧_∧
彡*゚д゚ミ (Д^;)
ξ つ と ヽ
と__) ( っ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
160 :
3:2010/01/28(木) 14:26:54 ID:Tb2BxsgT0
彡ミミミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ
彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)
彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ |
彡ミミミ彡ミ彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ |
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl
,.;:'"''""''"'"'"'"'"'"'"'"'"'"^´'´''"''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;.
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ζζζζζζζζζΠ ξ つ と ヽ ∧∧ ''"'""
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┌─────────────∧─
|その後ろにある囲いはなんですか?
└───────────────
┌───────────∧────────────────
|え?あぁ、これは治療に使う植物の一部をここで育ててるんですよ
└──────────────── チナミニ今有ルノハ アロエ ト ドクダミ
161 :
2:2010/01/28(木) 14:27:40 ID:Tb2BxsgT0
┌──────────
|へ〜、植物を自分で?
└───────‐v──
┌──────────────────────
|ええ、この村ではまだ一般的ではないですけど
│私の故郷では結構皆さんこういうことしてたんですよ
└────────────‐v─────────
λ,,λ ∧_∧
彡*゚ー゚ミ (Д^,,)
ξ つ と ヽ
と__) ( っ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
┌─────────────∧───────
|ということは土を掘ったりすることもありますよね?
└─────────────────────
┌───────────∧───────────
|えぇ、まぁ?新しいものを植えるようなことがあれば・・・
└───────────────────────
162 :
1:2010/01/28(木) 14:28:25 ID:Tb2BxsgT0
┌──────────────────────────────
|じゃあ、こんなの使ったりします?作ってはみたのですけど
│とりあえずコヌルと名付けて土を掘る用途で使おうかと思ってるんですよ
└─────────────────‐v────────────
┌─────────────────────────────────────
|へ〜、そうなんですか。確かに石器よりは掘りやすそうですね。今度借りてもいいですか?
└────────────‐v────────────────────────
,─‐‐, パッ
~ ̄||
何処カラ λ,,λ . || ∧_∧気シテハ
出シタ? 彡*゚д゚ミ ('(^Д^,,)イケマセン
ξ つ |ヽ (ノ.
と__) ( っ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
┌──────∧──
|ええ、構いませんよ。
└─────────
冂冂 一通り学業も片付いたところで、まずはリハビリがてら。
||[ o-o] /
||[ φ /\ 19コマほど投下させて頂きます。
||=ヽ/ /\/
/ \/ タイトルは、「武人の誇り、あるいは男の子の意地」
ウララード VS ギコ。 五体満足で、双方が青銅剣装備。場所は広い平原。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
│ │ ヽヽ ────i ′
─┼──┼─ │ / ───i
│ │ ′ .. │ |/ \\ /
/ . / / . /
/ / / /
′ 丶
'
Α_Α ` ∧∧ `
( ∀ ) (Д )
<二二二]Gと[ 〉 〈:::,:::ヽ '
く_,、_ノヽ_ゝ 〉;;;;;;;;ゝ二二>
(__/ ヽ__) (,/ ヽ)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
同時に斬り込んだとして――
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_―Α_Α ∧∧――__
__―――( ∀ ) <二二二Gと(Д )― ̄ ̄___
ー――――==三三三 二二>\ ヾ\ヽ::::::::::\―――_____
 ̄ ̄――く_,、_ノ⌒) \ヾ\と[;;;;;;:::ゝ――― ̄ ̄ ̄
\人  ̄――(__/  ̄ \ ヽ_〉―― ̄ ̄ ̄ 人/
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/i Α_Α
(ヽ,,,,;;,;・'';';;(゜々。 > ( ∀ )
ヽ::::::::\ ・;''"'; \ヽ ヾ\ / ]つG[二;;;二;>
と[;;;;;;:::ゝ ;@;つ=[二二二> く_,、_ノヽ_ゝ i ・; ;
ヽ_〉 ; (__/ ヽ__)人/・;
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
\__人__人__人__人__人__人__人__人__人__/
【 文明スレ、完ッッッ!! 文先生の次回作にご期≫ ≪
≪ って、待てやゴラァアアッッ!! ≫
≫ ≪
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
| え? いやでも、戦いの事は分かんないけど、話聞いてる限りだとそんな感じじゃない?
| 化け物みたいに強いんでしょ? ……それとも、戦って勝ったりする自信があるの?
└――――――――――――‐v――――――――――――――――――――――――
┌―――――――――――――――――――――――
| あー、少なくとも同条件の一対一なら……今のとこ、
└――――‐v――――――――――――――――――
∧∧ λ,,λ
(;-Д) ミд゚;彡
|::::]∞ と ミ
ノ;;;;;;i;;ゝ ミ ミ〜
し`J し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
\__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人/
勝 つ 光 景 が 、 思 い 浮 か び ま せ ん ≫ ≪
≪ ぜんぜん駄目だこの男――ッッ!? ≫
≫ ≪
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y\
_______ _______
\ >――< /
\ /
\ u /
Y Y
| == == u |
| |
| u /_ U /
ヽ ___ __ /
\ ゝ/_/ /,ヘ丶 く__
\_ //:::::\:::::::::::::::`ー-、
∧:::::::: ̄ ̄//:::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::ゝ
/:/\::::::/〈/::::::::::::::::::|::::::::::::::::∠
|/:::::::ヽ: : : :/:::::::::::三≡:::::::::::::::::: ̄:::::\
/::::::::::::::://: : : /:::::::::::::::::::::::::::::::〃::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::: | |: : : :|::::::::::::::::::::::::::::/:_....::::::-─-、:::::::::\
/:::::::_....-‐:::: ̄::::‐-..._:::::: :::::/ 、丶\\\::::::::::∨
/:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::: ̄:::::::::二=/ ノ ノ 丿 .|:::::::::::|
/:::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈/、/、/::::レ'::::::::::::|
|:::::::::::::: ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
∧:::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
レ'\::::::::::::::::二ニ=───::::::::::::::::::::::::::::::::::__:::::::::::::::::/
|ノ-' ̄ ̄ヘ::::::::::::〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄:::::::::::::::::::::: ̄/
〉:::::::::::〉:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
/::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_==ニ::::::/
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――─┐
| 仕方ねぇだろ。運動でも学問でも、努力で到達できる一定のラインを越えりゃ才能の世界だ。|
└―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
::::::::::::::[ ひじょうに わかりやすい 現実の残酷さ]:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ヘ(; `Д)ノ ←9秒86 カール・ルイス
≡ ( ┐ノ
:。; /
ヘ(; `Д)ノ←9秒79 ベン・ジョンソン(ドーピング)
≡ ( ┐ノ
:。; /
ヘ(; `Д)ノ←9秒79 モーリス・グリーン
≡ ( ┐ノ
:。; /
ヘ(; `Д)ノ←9秒77 タイソン・ゲイ
≡ ( ┐ノ
:。; /
ヘ(; `Д)ノ←9秒74 アサファ・パウエル(前世界記録)
≡ ( ┐ノ
:。; /
一二 (゚ω゚ )←9秒69 ウサイン・ボルト
一二 / \
一二((⊂ /) ノ\つ))
一二 (_⌒ヽ
一二 丶 ヘ |
一二 ノノ J
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 俺だって短い刃物を持った素人を、ある程度の確率で制圧できる程度には鍛えてるが、|
└―――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
=[二>
//
/
∧∧ 人 ∧__∧
と( Д< >曲 il)
ヽ::::[:/Y 〉 つ
// _/ ,、 〈
/〈_/ (_/ (__)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┌――――――――――――――――――――――――――――┐
| 格闘技のプロ競技者と真っ向から試合をしたら、絶対に負ける。 |
└――――――――――――――――――――――――――――┘
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ボコボコしてやんよ
∧∧ ∧_∧
( ゚д゚)=つ≡つ 〃(・ω・ ) ミ ∧
(っ:[:≡つ=つ(・ω・ ) O(・ω・ ) ヒュンヒュン
ノ;;;;;i;;ゝ ババババ Oヽ( )〃ノO "
(/ `J ∪∪
やり返してやんよ
∧∧ ,. ∧_∧
;;;(д(;;(⊂≡⊂=(ω・ )
’ と::::[:ヽ⊂=⊂≡ ⊂)
ヽ;;;ヾ;;ゝバババ | \
し' ヽ〉 し' ̄\_)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
| 一応、ウララードとの腕そのものの差は、さほど絶望的じゃねぇとは感じるが……
| 俺だって現代じゃそれなりに努力してたんだ。 あとどれくらい伸びしろが残ってるか。
└―――――‐v―――――――――――――――――――――――――――――――
┌――――――
| ……………
└――‐v―――
∧∧ λ,,λ
(;-Д) ミд-;彡
|::::]∞ ミ∞ ミ
ノ;;;;;;i;;ゝ ミ ミ〜
し`J し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
「報われない努力」は存在するし、真っ向勝負で絶対に勝てない相手も存在し得る。
――漫画やゲームじゃない。 当たり前だ。
┌―――――――――――――――――――――――――――――
| だがまぁ、心配すんな! 別に真っ向勝負をしなけりゃいいんだ。
| ああいう化け物めいた戦士への対応策くらいは考えてあるぜ?
└―――――‐v―――――――――――――――――――――――
┌―――――――――――――
| おおー!? どんなどんな?
└――――‐v――――――――
∧∧ λ,,λ
(,,^Д) ミд゚*彡
|::::]∞ と ミ
ノ;;;;;;i;;ゝ ミ ミ〜
し`J し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
ウララード VS ギコ。 五体満足で、双方が青銅剣装備。場所は広い平原。
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│ │ ヽヽ ────i ′
─┼──┼─ │ / ───i
│ │ ′ .. │ |/ \\ /
/ . / / . /
/ / / /
′ 丶
'
Α_Α ` ∧∧ `
( ∀ ) (Д )
<二二二]Gと[ 〉 〈:::,:::ヽ '
く_,、_ノヽ_ゝ 〉;;;;;;;;ゝ二二>
(__/ ヽ__) (,/ ヽ)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┌――――――┐
| うんうん。 |
└――――――┘
同時に斬り込んだとして――
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_―Α_Α ∧∧――__
__―――( ∀ ) <二二二Gと(Д )― ̄ ̄___
ー――――==三三三 二二>\ ヾ\ヽ::::::::::\―――_____
 ̄ ̄――く_,、_ノ⌒) \ヾ\と[;;;;;;:::ゝ――― ̄ ̄ ̄
\人  ̄――(__/  ̄ \ ヽ_〉―― ̄ ̄ ̄ 人/
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
\__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人/
仕込み爆薬で爆破します ≫ ≪
≪ ってこらぁああああああああっ!? ≫
≫ ≪
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y\
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┏┳┳┓ ┏┓┏┓ ┏┓
┃┗┻┫ ┗┛┃┃ ┃┃
┃┏━┛ ┏━┛┃ ┣┫
┗┛ ┗━━┛ ┗┛
. -‐ニ ̄ニ‐- . ∧∧ プギャーwwww
_/ \_ (д^,,)
=二 ̄ / ',  ̄二= <二二二]Gと::::/
 ̄7'' ―― ___ ―― 戈 ̄ と[;;;;;;/
从,,i ; `. 、 .尢r、 ヽ)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""/\じ'jl|此ト=メ i;_,,爻,,i| 刈ゞメ'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
``‐ヾ:;!Iヅ 〃!iメト辷-" ^
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
\__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__/
≫ ≪
≪ もうちょっと情緒とか考えなさいよ爆薬って何よ爆薬って!? ≫
≫ \__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__/
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y ≫ ≪
≪ それくらいしねーと確実には勝てないんだからしゃーねぇだろ! ≫
≫ ≪
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
\__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__/
≫ ≪
≪ 勝ち負け以前にスレが終わるわァアアアアッ! ≫
≫ ≪
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
λ,,λ
ヘブシ!! ミД゚#彡つ
∧∧ し 〈
;;;(Д(::(=≡三_ / )
’と::::[:ヽ (,/
ノ;;;;;;i;;ゝ
し ヽ)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
サーセン
∧∧ λ,,λ ワカレバヨロシイ
(;#)д) ミд-#彡
/::#[: と ミ
〈;;;;;/;;ゝ ミ ミ〜
し`J し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
| まぁ、真面目な話、質のいい武器防具、統制された集団戦、個々の技量の底上げ――
| それからあとは、状況に応じた適切な戦術と戦略。 こんなところだろうな。
└―――――‐v―――――――――――――――――――――――――――――――
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――
| きっちり隊形を組んで、複数人での攻撃を徹底するだけでもだいぶ違う。
| この村の戦力はせいぜい100が限度だが、それでもなんぼかマシのはずだ。
└―――‐v――――――――――――――――――――――――――――――
∧∧ λ,,λ ウンウン
(;-Д) ミー゚*彡
|::::]∞ と ミ
ノ;;;;;;i;;ゝ ミ ミ〜
し`J し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
┌――――――――――――――――――――ラーフ・ウィジャ―――――――――
| ……よし、たまにはちょっと一人稽古してくるか。大き森の傍の平原にいるぜ。
└―‐v――――――――――――――――――――――――――――――――
何カアッタラ呼ンデクレ
┌―――――――――――――――――――――――――――
| 頑張りなさい。あ、怪我したらウチに謝礼持って受診きてねー。
└―――――‐v―――――――――――――――――――――
ヘ、オ断リダ
∧∧ λ,,λ
(Д- ) ミー゚*彡
|[:::::| ミ ミ
ノ;i;;;;;;;ゝ ミ ミ〜
し`J し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
λ,,λ ・・・・
ミー゚*彡
ミ ミ
ミ ミ〜
し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
┌――― ・ ・ ――――――――――――――――――――――
| ……一人稽古とか、さっきの方針に全然関係ないじゃない。
| なんだかんだ言って、結局、一対一で勝ちたいのねぇ……
└―――――――――――‐v―――――――――――――――
λ,,λ 男ノ子ダナァ
∩ー゚*彡
ミ ミ
ミ ミ〜
し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
――――つづく
リアルタイム。
乙です。
以上です。ありがとうございました。
185 :
文 ◆LiWish2aKA :2010/01/29(金) 15:24:01 ID:VFAmAp3b0
おっと、age忘れ
┌──────────────────────────‐
| ねぇねぇ、消毒用アルコールなんだけど、あんなちょっとじゃ
| 全然足りないわぁ。そこんとこもう少し何とかならないのぉ?
└────v─────────────────────―
┌────────────────────────
| ……あんまり沢山使わないでくれと言いたい所だけど、
| やっぱり絶対量が足りないって問題はあるんだよな。
└───────────v────────────‐
彡ミミミミミミミ ┌‐‐‐‐
彡ミミミミ彡ミミミ U とある日のペルシィクリニック
彡ミミミミ彡ミミ彡ミミ └‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐→
彡ミミ彡ミミミミミミ彡ミミ
彡ミミミミミミミミミミミミミミミミ
彡ミミミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ
彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)
彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ |
彡ミミミ彡ミ彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ |8
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl ミ
,.;:'"''""''"'"'"'"'"'"^´''"''""^´''"''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;.
,.;:'" r ⌒ ) プスン :;., ∧∧ (i^)
'"^"''" i|l ´''"''""`"'"^´''"'' (゚ー゚;)(i^)^)
λ_,λ ∧∧ O ((と)|X|
_彡*゚ o゚ミ (Д-;) ∧_,., ヽ と,,)|X|
|X|ミ ∞ミ "`"'"^´ 0:::[::::]つ(^i)('(゚-;;゚#) (i^) ヽ,,)  ̄ ))
|X|ミ ミ | ̄ ̄|;;;;;ゝ ヽ:;;::;:;ヽ (i^)(i^)
 ̄ し'`J ヽ_ノ`J U;:;#:;)〜 (i^)(i^)(i^)
,.viw,.,..
_(;:;:;:;:)__〈k;〉ニニl
(;;:;:;:)(;:;:;:;)〈k;〉l三三l 、,,.Wyii、,,
┌────────────────────────
| その量を何とかならないの?って聞いてるんだけどぉ?
└────v───────────────────‐
┌───────────────────
| だから今、こうして新しいのを仕込んで……
└───────────v───────‐
\ X /
彡ミミミミミ
彡ミミミミミミミ
彡ミミミミ彡ミミミ
彡ミミミミ彡ミミ彡ミミ
彡ミミ彡ミミミミミミ彡ミミ シュパッ!!
彡ミミミミミミミミミミミミミミミミ
彡ミミミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ ∩ ∩
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ i|l`Y´::!|l
彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)
彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ | 8
彡ミミミ彡ミ彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ | ミ
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl
,.;:'"''""''"'"'"'"'"'"^´''"''""^´''"''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;.
,.;:'" プクーッ :;.,
'"^"''" ギゥー ´''"''""`"'"^´''"'' フー
λ_,λ ∧∧
_彡*゚)-゚ミ (Д-;) ∧_,., ∧∧
|X|ミ ∞ミ "`"'"^´ {{ 08と[::) }} (#゚;;-゚) (i^)(i^)(゚ー゚;)
|X|ミ ミ | ̄ ̄|;;;;;ゝ |:;;::;:;つ(i^) (i^)(i^)^)|X|))と )
 ̄ し'`J ヽ_ノ`J U,.;:;#:;)〜 (i^)(i^)(i^)|X|',,_,,)〜
 ̄,.viw,.,..
_(;:;:;:;:)__〈k;〉ニニl
(;;:;:;:)(;:;:;:;)〈k;〉l三三l 、,,.Wyii、,,
_ _
\ X /
彡ミミミミミ
彡ミミミミミミミ ┌─────────
彡ミミミミ彡ミミミ | ……なんだそれ?
彡ミミミミ彡ミミ彡ミミ└────v────‐
彡ミミ彡ミミミミミミ彡ミミ ジーッ
彡ミミミミミミミミミミミミミミミミ {:`Y、_::::}
彡ミミミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ ミ゚д゚*彡
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ Oソノ::U8
彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)8
彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ |) ミ
彡ミミミ彡ミ彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ |
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl
,.;:'"''""''"'"'"'"'"'"^´''"''""^´''"''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;.
,.;:'" アラ。 :;.,
'"^"''" ン?? ´''"''""`"'"^´''"''
λ_,λ ∧∧ アー
_彡 *゚ミ ( ;゚) ∧_,., ∧∧
|X|ミ ∞ミ "`"'"^´ 08と[::) (゚o;;゚#) (i^)(i^)(゚; )
|X|ミ ミ | ̄ ̄|;;;;;ゝ (i^)と;ヽ (i^)(i^)^)|X|))と )
 ̄ し'`J ヽ_ノ`J (:;:;;;#:;)〜 (i^)(i^)(i^)|X|',,_,,)〜
 ̄,.viw,.,..
_(;:;:;:;:)__〈k;〉ニニl
(;;:;:;:)(;:;:;:;)〈k;〉l三三l 、,,.Wyii、,,
┌────────────────‐
| あ、アシルちゃんか。……それって?
└───────────v────―
彡ミミミミミミミ ┌────────────
彡ミミミミ彡ミミミ | そのつぼのなかの それ。
彡ミミミミ彡ミミ彡ミミ└─────v──────‐
彡ミミ彡ミミミミミミ彡ミミ
彡ミミミミミミミミミミミミミミミミ {:`Y´::::}
彡ミミミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ ミ゚o ゚*彡
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ Oソノ::U8
彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)8
彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ |) ミ
彡ミミミ彡ミ彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ |
┌──────────────────────────
| あぁ、お酒の事ねぇ。と、言ってもまだ造ってる途中だけどぉ。
└────v─────────────────────‐
'"^"''" ´''"''""`"'"^´''"''
λ,,λ ∧∧ モッキュモッキュ 从
__彡*゚ ヮ゚ミ ( ;゚д) ∧_,., ∧∧ て
|X|ミ ∞ミ "`"'"^´ 08と[::) (( (゚-(;;゚#) )) (i^)(i^)(゚ー゚;)W
|X|ミ ミ | ̄ ̄|;;;;;ゝ (i^)と;ヽ (i^)(i^)^)|X|))と )
 ̄ し'`J ヽ_ノ`J (:;:;;;#:;)〜 (i^)(i^)(i^)|X|',,_,,)〜
 ̄,.viw,.,..
_(;:;:;:;:)__〈k;〉ニニl
(;;:;:;:)(;:;:;:;)〈k;〉l三三l 、,,.Wyii、,,
{:`Y´::::}
┌‐ミ゚o ゚;彡─────────────────────────────―
|
| 「おさけ」?
|
└──────────────────────────────────
☆ チンッ
ヽ
λ,,λ ∀
彡*^ ヮ゚ミつ
|X|ミ つ ノ
|X|ミ ミ | ̄ ̄|
 ̄ ヽ,,)ノ ヽ_ノ
λ,,λ
┌‐彡*^ ヮ゚ミ∀────────────────────────────‐
|
| そう、「お酒」。不思議で素敵で魅力的な大人の液体よぉ!
|
└──────────────────────────────────
_ _
\ X /
彡ミミミミミ
彡ミミミミミミミ ┌───────────
彡ミミミミ彡ミミミ | で、それなんにつかう?
彡ミミミミ彡ミミ彡ミミ └─────v─────‐
彡ミミ彡ミミミミミミ彡ミミ
彡ミミミミミミミミミミミミミミミミ
彡ミミミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ ヒョイ
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ -=ミ、
彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ) l|i
彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ | {:`Y´::::}
彡ミミミ彡ミ彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ |ミ゚o ゚*彡
┌──────―─ 彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミ⊂[::::::::ミ8
| 何に使うって…… "''""^´''"''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;.l::::::::ミ 8
└────v───‐ :;.,`J ミ
'"^"''" ´''"''""`"'"^´''"''
λ,,λ ∧∧ モグモグ ハァ
_彡;゚ o゚ミ ( ;゚д) ∧_,., ∧∧
|X|ミ つ∩ "`"'"^´ 08と[::) (( (゚-(;;゚#) )) ε= (-o-;)
|X|ミ ミ | ̄ ̄|;;;;;ゝ ζ)と;;ヽ (i^)(i^)^)|X|))と )
 ̄ し'`J ヽ_ノ`J (:;:;;;#:;)〜 (i^)(i^)(i^)|X|',,_,,)〜
 ̄,.viw,.,..
_(;:;:;:;:)__〈k;〉ニニl
(;;:;:;:)(;:;:;:;)〈k;〉l三三l 、,,.Wyii、,,
┌────────────────────────────
| (……なぁ、ペル、古代人に細菌とか説明して、分かると思うか?)
└─────O──────────────────────‐
┌───────────────────────────────
| (何も詳しい説明までする事無いわぁ、分かり易く噛み砕いちゃえばぁ?)
└────O──────────────────────────‐
o ┌──────────────────
。 | (そ、そうだな……、よし、それで行くか。)
└───O──────────────‐
o | ̄ ̄ ̄|
。 | ? |
| |
 ̄∨ ̄
{:`Y´::::}
ミ゚- ゚*彡
ミ:ソノ:::ミ8
ミ:|::::::::ミ 8
"`"'"^´ し'`J ミ
ヒソヒソ
λ,,λ ∧∧ ヒソヒソ ,.viw,.,..
__彡;゚ ヮミ ((д゚; )
|X|ミ ミ `|:[::::) 、,,.Wyii、,,
┌───────────────────
| これはな、「悪いのを退治する液体」なんだ。
└────────y──────────‐
┌───────────────
| 「わるいのたいじするえきたい」?
└─────v─────────‐
{:`Y´::::}
ミ゚o ゚*彡
ミ:ソノ:::ミ8
ミ:|::::::::ミ 8
"`"'"^´ し'`J ミ
ソーソー…
λ,,λ ∧∧ ,.viw,.,..
__彡;^ヮミ (;^д)
|X|ミ ミ |::::::::| 、,,.Wyii、,,
∧∧
┌‐(,,゚Д゚)───────────────────────────────
|
| いいかい、この世界には目には見えない「悪い奴ら」が居るんだ。
|
└──────────────────────────────────
━━ 現代人の考える「目に見えない悪い奴」
(⌒) (⌒)
| |__/ /
| \ ________
/ (・) (・) \ / \
| /二二●二.\| < ハーヒフーヘホー! |
|/ /.| | | |\| \________/
\|/|\|/|\|/ノ
\_|_|_|_レ
/ ○ \
(__(| |)__)
ゝ__) (__,ノ
| |
/ 人 ヽ
,/ー‐/ 〉ー )
(⌒ ) (__)
 ̄ ̄
───────────────────────────────────
△∧ ウラメシヤー
(゚┰゚*)
ι ι)
〉 /
し'
o
。
古代人の考える「目に見えない悪い奴」 ━━
{:`Y´::::}
┌‐ミ゚- ゚;彡─────────────────────────────―
|
| う、うん……。
|
└──────────────────────────────────
∧∧
┌‐(,,-Д゚)───────────────────────────────
| そいつらが体の中に入って悪さをすると、俺達は体がだるくなったり、
|
| 病気にかかったり、最悪その悪い奴らに殺されてしまう事だってある。
└──────────────────────────────────
━━ 現代人の考える「病気の原因」
(⌒) (⌒)
|::::|__|:::| ヒャッハー!!不摂生ナ 肉体ダーッ!!
|::: ::: :::: :::: \
/::: ( ゚\::/゚)::\ \__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__/
| ::/二二●二.\| ≪ ≫
|/ /.| | | |\| ≫ すごい寒気を感じる。今までにない何か辛い倦怠感を。 ≪
\|─|─|─∩_∩ ≪ 風邪……なんだろうひいている確実に、着実に、鼻やのどに。 ≫
\__/ / \\ ≫ 出かけるのはやめよう、とにかく暖かくしていようじゃん。 ≪
l u(゚)=(゚) | ≪ 病院の受付の向こうには沢山の医者がいる。決して一人じゃない ≫
|u ●_● | ≫ 信じよう。そして早く治そう。 ≪
/\┌─ U-、/ヽ ≪ ≫
| 〃 |___| 〃| ≫ くしゃみやせきはするだろうけど、絶対にうつされるなよ。 ≪
\/ .\ノ ≪ ≫
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
───────────────────────────────────
新シィ 体ガ 欲シィヨゥ!!
コイツノ 体ニ 入リ込ムヨ!!
ガクガク △∧
∧∧ (ヮ ´*)
(ili゚ 0゚) {{::ハ,,ハ::}}ι)、 。 ヒュードロドロ
/ つ {{::(゚p゚'ili)::}}ー-ヽ o
〜(,,_,,) {{::cuu0,,)~::}}
ワリとマジメに古代人の考える「病気の原因」 ━━
{:`Y´::::}
┌‐ミ゚o ゚;彡─────────────────────────────―
|
| おぉ、こわいこわい……。
|
└──────────────────────────────────
λ,,λ
┌‐彡*`ヮ゚ミb────────────────────────────―
| ……で、その悪い奴らをやっつける為にギコが今作ってるのが、お酒。
|
| 目に見えない悪い奴らも、お酒に含まれる「アルコール」でイチコロよぉ!
└──────────────────────────────────
━━ 現代人の考える「消毒」
___ 汚物は消毒!
/アルコール\ アソパソマソ! (⌒) (⌒)
/ \ / \ | |__/ / バイバイキーン…
l 木 ・ ・ | l \
| 村 )(::桜)( | / × × \
\屋 ー ノ | /二二●二.\|
\____/ ̄\ |/ /.| | | |\|
 ̄ ̄ i .i \ \ ヽ, ___,, __ _ ,, - _―" ’. ' ・, ’・ ,,..|/|\|/ノ
── ヽ勿 ヽ,__ j i~"" _ ― _: i ∴”_ ∵, \_|_|_|_レ
______ ヽ,, / / __,,, -- "" ─ "ー ・, ; ; - 、・ r=-,/⌒ ~ヽ~,
─────── ヽノ ノ,イ ─── ― - i y ノ' ノi j |
─────── / /,. ヽ, ── i,,___ノ //
______ 丿 ノ ヽ,__,ノ ___ _ _ _ ,' ゝi
j i / y ノ
_____ 巛i~ ____ _ / /~/
i < /
───────────────────────────────────
南無大慈大悲救苦救難
広大霊感白衣観世音菩薩!
ウワラバッ!!
ズゥゥッ!! 強制成仏ッ!!
△∧ ―- -―= ‐-‐ -‐ アルコール 哈ァァァァッ!!
(゚┰゙'(::[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[::]⊂(゚Д゚#)
〉っ っ =-―- ‐-- -― -―= l::[::::::]つ -=-
\ 〈_ ヽ;;i;;;;;;;;フ ≡=―
ー-` o `‐-`J -=-
゚ ∧∧
(*゚ー゚) ハ,,ハ
/ つ ('(゚ヮ゚*)
〜(,,_,,) c_u0,,)~
結構メジャーな古代の「病気の治療」 ━━
λ,,λ
┌‐彡*゙ ヮ゙ミ∀────────────────────────────―
|
| ついでにそのまま飲んでも凄く美味しくて、気持ちよくなれるわぁ。
|
└──────────────────────────────────
┌─────────────────‐
| 「あるこぉる」……おお、すごいすごい!
| それどうやってつくる?おしえてほしい!
└───────v──────────
┌───────
| ……へッ!? 。 キラキラ
└─────v─‐ × ゚
┌──────────‐ {:`Y´::::} +
| ……造り方、かしらぁ? ゚ ミ゚ヮ ゚*彡 *
└───v──────― 。 G:ソノ::O8
ミ:|::::::::ミ 8
"`"'"^´ し'`J ミ
从 从
λ,,λ て ∧∧ て ,.viw,.,..
__彡;゚ ヮミ ( ;゚д)
|X|ミ ミ |::::::::| 、,,.Wyii、,,
* ─( ゚ ∀ ゚ )─
__,/) * 。 \_/
´ww゚;;;;ミ,,..,, / │ \
ミ;::;:;::<;:;:;:;;ミ=================================、
Y |
|| 酒の香りと原始の祀り |
l」 の巻 |
ー―――――――――――――――――――'
.::. ,,-‐''"´'':、,, ,,_,__
_,,.--ー''''''"゙゙ ゙゙̄"'''''―--.,,,,,,-‐'゛.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.: _,,.;:-−''"´`゙''ー、/ヽヾ\
::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"';,_,,.-ー'''"゙゙:,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,:゙',`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,~゙"'ー-:;、,"'.:
":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: :;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::
:::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::...
.. .. . ... .::.. . . .:: : :.. :::.:.:: :::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .. . .. .::: :: :. ...
{::::`Y´:} 少女醸造中
彡*゚ ー゚ミ ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐→
8ミ:::]つ ̄ノO Now Loding…
Z
Z
z
,,,,,,∧,,∧
(#彡,,-Дミ
""ミつ´:::::`O―--、
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ゚。 ゚ ミミ彡
`ー-、::::::::::,-―-―' {::::`Y´:} リル彡
 ̄ 彡*゚ヽ ̄ノ/
8ミ:::::::]つ ヽ ヨタヨタ
8 ミ:::::|ヽ_ノ
彡 (,/ `J ))
┌‐‐‐‐
U それから暫くの後、ホロケウ宅
└‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐→
Z
Z
z
,,,,,,∧,,∧
(#彡,,-Дミ
""ミつ´:::::`O―--、 フー
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ミミ彡
`ー-、::::::::::,-―-―' !| {:`Y´::::}リル彡
 ̄ i| l ミ゚- ゚;彡/
ヽ ̄ノ⊂[:::::::ミ8
ゴトッ / ヽ ミ:|::::::::ミ 8
ヽ_ノ し'`ヽ,) ミ
Z
Z
z
,,,,,,∧,,∧
(#彡,,-Дミ
""ミつ´:::::`O―--、 チャプ
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ {:`Y´::::}
`ー-、::::::::::,-―-―' ミ||゚ー ゚*彡
 ̄ O||⊂[::::ミ8
ヽ ̄ノ::::::::ミ 8
/ ヽ'ヽ,,)
ヽ_ノ
Z
Z ミミ彡
z {:`Y´::::} リル彡
,,,,,,∧,,∧ ミ゚ー ゚*彡/
(#彡,,-Дミ ミ:ソノ:::]つ トコトコ
""ミつ´:::::`O―--、 ミ:|::::::::ミ 8
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`ヽ,) ミ ))
`ー-、::::::::::,-―-―'
 ̄
ヽ ̄ノ
/ ヽ
ヽ_ノ
┌───────────────
| わるいの わるいの とんでけー!
└─────────v─────‐
┌──────────
| ぶわっ、つ、冷たッ!
└──v───────‐
キラキラー , =―--、 バッ!!
゚ ミルミ ))
从 ゚ 。 ゚ ミリノ {:`Y´::::}
,,,,,,∧,,∧ て ゚。 。 \ ミ゚O゚*彡
(#彡il>Д゚ミ 。 Oと[::::::ミ
""ミつ´:::::`O―--、 ミ:|::::::::ミ 8
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`ヽ,) ミ
`ー-、::::::::::,-―-―'
 ̄
ヽ ̄ノ
/ ヽ
ヽ_ノ
┌──────────────────
| あ、アシルか……全く、人が寝ている所に
| いきなり水ひっかけるな!驚くだろ……。
└─────────v────────‐
┌───────────────────
| どうせにぃ、そのくらいしないと おきない。
| ……それに、いまかけたの みずとちがう。
└─────────v─────────‐
ミミ彡
∧,,∧ {:`Y´::::} リル彡
,,,,,,,,,,,,, パタパタ ミ#-Д彡 ミ゚д゚*彡/
(#####) ⊂[:::::ヽソ:::]つ ミ:ソノ:::::]つ
""'/´:::::`――--、 ミU::::|:::U彡 サッサッ ミ:|::::::::ミ 8
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`J し'`J ミ
`ー-、::::::::::,-―-―'
 ̄
ヽ ̄ノ
/ ヽ
ヽ_ノ
┌───────────────────────────
| 水じゃない?……そう言えば、確かに何か臭いがするな……。
└─────────v─────────────────‐
┌──────────────────────
| それ、「おさけ」。わるいのをやっつける えきたい。
└─────────v────────────‐
∫ ミミ彡
∧,,∧ クンスカ {:`Y´::::} リル彡
,,,,,,,,,,,,, ∫ ミ 。,,,,。彡 ミ゚o ゚*彡/
(#####) ミ:::]つ:ミ ∫ ミ:ソノ:::::]つ
""'/´:::::`――--、 ミ:::::|::::ミ ミ:|::::::::ミ 8
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`J し'`J ミ
`ー-、::::::::::,-―-―'
 ̄
ヽ ̄ノ
/ ヽ
ヽ_ノ
┌────────────
| 悪いのをやっつける液体?
└───────v────‐
┌──────────────────────────────
| それをかけると、わるいのきえる。いいおとこと てあてねぇ いってた。
└────────────v─────────────────‐
┌──────────────────────
| ほー、それじゃ効果はあるんだろうなぁ。あのギコと
| ペルの言った事ならまぁず間違いは無ェだろうし。
└─────────v────────────‐
ミミ彡
∧,,∧ {:`Y´::::} リル彡
,,,,,,,,,,,,, ミ,,゚Д゚彡 ミ゚ヮ ゚*彡/
(#####) ミ:::ヽソ:ミ ミ:ソノ:::::]つ
""'/´:::::`――--、 ミ:::::|::::ミ ミ:|::::::::ミ 8
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`J し'`J ミ
`ー-、::::::::::,-―-―'
 ̄
ヨク紹介シタ!! ヽ ̄ノ
褒美トシテ ケバ取リ無シ包帯ヲ / ヽ
巻イテ貰エル権利ヲ アゲルワァ!! ヽ_ノ
λ,,λ ∀ ⌒ヽ
彡*^ヮ^ミO ☆
てあてねぇ … 「手当て姉ぇ」の意、ペルの事。
┌───────────────────────
| それでいま、おさけをもって いえのなか きよめてる。
└─────────v─────────────‐
┌─────────────
| へぇ、それはまた熱心な事で。
└─────────v───‐
キヨッ
☆ ミミ彡
∧,,∧ ヽ {:`Y´::::} リル彡
,,,,,,,,,,,,, ミ;-Д彡 ミ゚ヮ^*彡/
(#####) ミ:::ヽソ:ミ ミ:ソノ:::::]つ
""'/´:::::`――--、 ミ:::::|::::ミ ミ:|::::::::ミ 8
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`J し'`J ミ
`ー-、::::::::::,-―-―'
 ̄
ヽ ̄ノ
/ ヽ
ヽ_ノ
┌─────────────────────────
| ……そういや、「おさけ」を撒くのに使ってるそれは何だ?
└─────────v───────────────‐
┌─────────────────────
| これか?きのえだ たくさん たばねて つくった。
└─────────────v───────‐
∧,,∧
,,,,,,,,,,,,, ミ,,゚Д゚彡
(#####) ミ:::ヽソ:ミ
""'/´:::::`――--、 ミ:::::|::::ミ チャプ
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`J {:`Y´::::}
`ー-、::::::::::,-―-―' ミ||゚ー ゚*彡
 ̄ O||⊂[::::ミ8
ヽ ̄ノ::::::::ミ 8
/ ヽ'ヽ,,)
ヽ_ノ
┌────────────────────────
| これを おさけにひたして ふりまわす。おさけとびちる。
└───────────────v────────‐
ホー
∧,,∧
,,,,,,,,,,,,, ミ,,゚Д゚彡 バッ!!
(#####) ミ:::ヽソ:ミ ,--―= 、 キラキラー
""'/´:::::`――--、 ミ:::::|::::ミ (( ミミ彡゚
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`J {::::`Y´:} リル彡。 ゚
`ー-、::::::::::,-―-―' 彡*゚ ヮ゚ミ / 。 。 ゚
 ̄ ミ:::::::]つO 。
ヽ ̄ノ::::::::ミ 8 ゚ 。
/ ヽ'ヽ,,)
ヽ_ノ
┌──────────────────────
| これできっと いえのなか かくていてきにきよらか!
└───────────────v──────‐
┌───────────────────
| おー……なんだかいい香りがして来たぞ。
└─────────v─────────‐
∧,,∧
,,,,,,,,,,,,, ミ*゚Д゚彡 キヨラカー ∫
(#####) ミ:::ヽソ:ミ ∫
""'/´:::::`――--、 ミ:::::|::::ミ ミミ彡
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`J {::::`Y´:} リル彡
`ー-、::::::::::,-―-―' 彡*`ヮ゚ミ / ∫
 ̄ ミ:::::::]つO
ヽ ̄ノ::::::::ミ 8 ∫
/ ヽ'ヽ,,)
ヽ_ノ
┌──────────────────────────
| このおさけ のんでもおいしい らしい。てあてねぇいってた。
| きよめるのにつかえて のんでもおいしい すばらしいもの!
└───────────────v──────────‐
┌─────────
| そりゃあ凄げェや!
└────v────‐
∧,,∧
,,,,,,,,,,,,, ミ*゚Д゚彡
(#####) ミ:::ヽソ:ミ
""'/´:::::`――--、 ミ:::::|::::ミ
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`J ミミ彡
`ー-、::::::::::,-―-―' {:`Y´::::}リル彡
 ̄ ミ゚ヮ ゚*彡/
ヽ ̄⊂[:::::::ミ8
/ ヽ:|::::::::ミ 8
ヽ_ノし'`ヽ,) ミ
┌──────────
| ………………ソウダ!!
└────v─────‐
|
\ __ /
_ (m) _ ピコーン
|ミ|
/ `´ \
∧,,∧
ミ゚Д゚,,ミ∩
ミ::]つ:::]ノ
と[::::::::ミ
~ `J
┌─────────────────────────
| アシル、そんなに凄い物なら神さまにも捧げたらどうだ?
| そうすれば神様も大喜び、きっといろんなご利益あるぞ!
└─────────v───────────────‐
┌────────────
∧,,∧ ズビシッ!! | おおっ!にぃ、あたまいい!
,,,,,,,,,,,,, ミ*゚Д゚彡 从 └─────y──────‐
(#####) ミ:::::::::::]つ て
""'/´:::::`――--、 ミ:::::|::::ミ W
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ (,,/ `J ミミ彡
`ー-、::::::::::,-―-―' {:`Y´::::}リル彡
 ̄ ミ゚ヮ ゚*彡/
ヽ ̄⊂[:::::::ミ8
/ ヽ:|::::::::ミ 8
ヽ_ノし'`ヽ,) ミ
┌─────────────────────────────
| じゃあ、俺は今あるそれを家の中の神様達にお酒を捧げておくから、
| アシルは新しいの作って山の神様や川の神様にそれを捧げて来い。
└───────────v─────────────────‐
┌────────────────────
| わかった。 さっそくいまから つくってくる!
| いえのなかのかたづけと おさけ まかせた。
└──────────────v─────‐
∧,,∧
,,,,,,,,,,,,, ミ*゚Д゚彡')
(#####) ミ:::ヽソ:::]ノ
""'/´:::::`――--、 ミ:::::|::::ミ
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`J
`ー-、::::::::::,-―-―' {:`Y´::::}
 ̄ ミミノ彡 ミ゚ヮ ゚*彡')
ヽ ̄ノリル彡 ミ:::ヽソ::]ノ、
/ ヽ|| ミ::::::::]つ 8
ヽ_ノ|| (( し' ~ ミ
┌───────────
| おー、行った行った……。
└────v──────‐
∧,,∧
,,,,,,,,,,,,, ミ,,゚Д゚彡
(#####) ミ:::ヽソ:ミ
""'/´:::::`――--、 ミ:::::|::::ミ
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`J
`ー-、::::::::::,-―-―'
 ̄ ミミノ彡
ヽ ̄ノリル彡
/ ヽ||
ヽ_ノ||
ニヤリッ 計
∧,,∧ 画
,,,,,,,,,,,,, ミ::;;∀;;彡 通 クククッ
(#####) ミ:::ヽソ:ミ り
""'/´:::::`――--、 ミ:::::|::::ミ
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ し'`J
`ー-、::::::::::,-―-―'
 ̄ ミミノ彡
ヽ ̄ノリル彡
/ ヽ||
ヽ_ノ||
・
・
・
・
・
グビグビ…
,,,,,,,,,,,,, ∧,,
(#####) ヽ ̄ノ (つ□゚*彡フ
""'/´:::::`――--、 / ヽ ,ヘソ:::::ミ
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ_ノ ⊂[::::::::U
`ー-、::::::::::,-―-―'
 ̄
,,、、,、
彡ミミミ=======
┌───────────────────
| かーッ!これ美味ぇ!アシルが居ない時に
| ちょーっとずつ出して飲んでいくとするか。
└───────────v───────‐
ショボーン謹製・素焼き湯呑み
↓
,,,,,,,,,,,,, ∧,,∧
(#####) ヽ ̄ノ 甘)ミ゙д゚*彡
""'/´:::::`――--、 / ヽ ,ヘソ:::::ミ
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ_ノ ⊂[::::::::U
`ー-、::::::::::,-―-―'
 ̄
,,、、,、
彡ミミミ=======
┌────────────────────────────
| それと、家の中の片付けねェ。面倒臭い事この上無いけれども、
| サボッてアシルを怒らせても面倒だ。とりあえずゴミだけでも……
└──────────────v─────────────‐
キョロキョロ 从
,,,,,,,,,,,,, ∧,,∧ ∧,,∧ て
(#####) ヽ ̄ノ ミ゚Д゚,,三,,゚Д゚彡
""'/´:::::`――--、 / ヽ ,ヘソ:::::ミ キョロキョロ
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ_ノ ⊂[::::::::U
`ー-、::::::::::,-―-―'
 ̄
,,、、,、
彡ミミミ=======
|
\ __ /
_ (m) _ ピコーン
|ミ|
/ `´ \
,,,,,,,,,,,,, ∧,,∧
(#####) ヽ ̄ノ ミ*゚Д゚彡
""'/´:::::`――--、 / ヽ ,ヘソ:::::ミ \ ジーッ
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ_ノ ⊂[::::::::U \
`ー-、::::::::::,-―-―' \
 ̄ \|
 ̄
,,、、,、
彡ミミミ=======
┌────────────────
| おお、便利便利!こいつはいいや!
└────────v───────‐
,,,,,,,,,,,,,
(#####) ヽ ̄ノ
""'/´:::::`――--、 / ヽ
(::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ_ノ レレレノ レ〜♪
`ー-、::::::::::,-―-―' ||、,,∧
 ̄ ザッ ||゚Д゚*彡
ザッ O⊂[::::ミ
ノリミ::::::ミ
※ 〜 彡ルリミヽ,,)
━━━[諸葛亮、曰く]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
へ、_n イン
ヽ (_/ l⌒l⌒P 遥かな昔、我が中国の殷代では、神様への祈りや
| | [二二] 祖廟のお祓いの時には、良い香りのするお酒を、
| ̄ ̄| ( ´Д`) 木の先を細かく裂いた道具で振り撒いておりました。
|  ̄ ̄ヽ / / ̄`ヽ ホウキ
`ヽ__/ ∨/ /i l これが「帚」の始まりだと言われています。……と、
∠彡ミ // /| ̄ | 言っても即掃除に使われた訳でも無い様ですが。
巛三◎>=し'|__ノ
ゝミ彡/ | つまり、私が何を言いたいかと言いますと、
// | | 仲達さっさと長安明け渡せやゴルァ!! ……って事です。
// / ノ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
掃除ハ大変ニダ… / ∧∧ ラヌア
/ (*゚ー゚) 「海」ノ 神様ニモ アゲル??
∧_∧ / ( つ(^i) "`"'"^´
<`д´r > オイ、掃除ニ 便利ナモノ 知ッテルゼ!! / 〜(,, | ウン。 ∧_,.,
し し ) 作リ方ヲ 教エテ ヤルカラ 作ラナイカ?? / し'`J (-;;゚#:;) ̄ノ
※ (__(__ ̄) / (:;;:;;:;つ ヽ
∧,,∧ ツイデニ掃除ガ終ッタラ、 / ,.viw,.,.. 〜(:;;#:;;ノヽ_ノ
ア、ホロケウ!! 从 ミ゚Д゚,,彡つ 一緒ニ良イモン呑マナイ?? /
※ ∧_,,∧ て ミ:::ヽソ:]ノ / ザッ ワルイノ ワルイノ トンデケー!!
※ (´・ω・)W ミ:::::|::::ミ / ザッ 、,,.Wyii、,,
※ O※と ) し' ヽ,) / , -―=≡=―- 、
| | | / ゚ ミルミ ミミ彡゚ ザッ …アレ、放ットイテ イイノォ??
_∩ (_(__) ※ / ゚ 。 ゚ ミリノ {:`Y´::::} リル彡。 ゚ ザッ 何カ勘違イ シテルミタイヨォ
/`) ※ /゚。 。 \ ミ゚ヮ ゚*彡/ 。 。 ゚ マァ、文化ノ萌芽…
) / 。 Oと[::三::]つO 。 λ,,λ ∧∧ ッテ事ニデモ シトイテクレ
| ※ / ミ:|::::::::ミ 8 ゚ 。 彡゚ヮ ゚;ミ_ (゚д゚;)
_) / し'`ヽ,) ミ ミ ミ|X| |:[:::::)
◆━━────────────────────────────━━◆ ミ ミ ノ;;i;;;;;;ゝ
┃ アト・アスキィのレベルが 上がりました! ┃ し'`J し'`J
┃ ┃
┃ 「お清め」の文化が 生まれました! ┃
┃ 「帚」が 生まれました! ┃
┃ お酒が神への 供物になりました! ┃
┃ 飲酒の文化が 集落に広まりました! ┃ -= 糸冬 =-
◆━━────────────────────────────━━◆
224 :
文 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 02:56:46 ID:NEQzCTsj0
ホロケウさんGJです!
東洋的な文化が根付いて来ましたねー。
さて、
冂冂
||[ o-o] / これより23コマほど投下させて頂きます。
||[ φ /\
||=ヽ/ /\/ タイトルは、「鉄火のはじまり 前編」
/ \/
225 :
1/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 02:57:27 ID:NEQzCTsj0
∧∧
(,,-д)
===G===つ========X三>
ノ;;;;;i;;ゝ
〈,/`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
――イメージする。
226 :
2/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 02:58:17 ID:NEQzCTsj0
∧∧ Α:::..:.
(;-д) (∀ :::..::..
===G===つ========X三> 〈 ]つG[二::::::..
ノ;;;;;i;;ゝ ゝ_,r'、::_:..::..
〈,/`J (__,r' \_::_::::..
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
リアルに。 鮮明に。 自分にとって都合の良くない――
227 :
3/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 02:59:09 ID:NEQzCTsj0
∧∧ Α_Α:.
(;-д) (∀ ::.::..
===G===つ========X三> 〈 ]つG[二二二>
ノ;;;;;i;;ゝ ゝ_,r'、__::..
〈,/`J (__,r' \__::::..
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
力強く、賢く、誇りに満ちた古代の戦士を――
228 :
4/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 02:59:50 ID:NEQzCTsj0
!
∧∧ / /
(;゚д) / //
===G===つ========X三> Α_Α⌒ヽ フッ
ノ;;;;;i;;ゝ と(∀ ) ,_ゝ
〈,/`J <二二二]し' (__ヽ/ヽ__)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
229 :
5/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:01:26 ID:NEQzCTsj0
_..,..,,....... .---.------------
_,,.... -ーー'''_,゙゙二―ー'''''"`"` ̄ ̄
_,,.. -ー'''",゙,,,.. -ー'''"
_,, -''''"´_,,.. -‐''''"゛
_,, ‐''" _,, -''''"
_.. ‐'"゛ .,.. ‐''″
,..-'" _..-'"゛
/ ,, .'"
. / /
l゙ l
.l, \、
\, `''ー- .,,_
`'-、, `゙゙'━== ....,,,,__
`''ー ..,、  ̄ ゙゙゙̄'''''''''¬――+―-------------------------―‐
`゙'''ー-..,,,_
`゙゙"''―- ....,,__
 ゙゙゙゙̄"''''''――-............,,,,,,,,___
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
230 :
6/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:02:25 ID:NEQzCTsj0
, -――  ̄ ヽ __――∧∧
, -_― ̄Α_Α ヾ \ <三X======∩(Д ;))===
// (∀ )つ[二二二>―――__ヽ::::::::::/
〈 〈 と[ 〈  ̄ ̄―――ノ;;と[;;;ゝ
ヽヽ (⌒ヽ__ゝ  ̄ ̄――(_/
``=二二三  ̄ \__) 人/
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
っ、おぉ――!?
231 :
7/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:03:07 ID:NEQzCTsj0
\__人__人__人__人__人__人__/
≪ ぉ、おぉぉ…… ≫
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
\
Α_Α――__ \ \
( ∀)つ[二二二>―__ ∧∧ \ヽヾ\
⊂ \ ]つ 〈―――――____ ===∩(Д #))=====X三>
(⌒)、_ゝ――― ̄ ̄ ヽヘ::::〈
\__)―― ̄ ̄ ̄ (_/ ヽ;;つ人/
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
232 :
8/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:03:56 ID:NEQzCTsj0
/
/ // /
// / / /
/ / / //
l 、/ // / \__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__/
| \ / / ≫ ≪
| \ // / ≪ お゛ぉおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!! ≫
ヽ. \:::::/ // ≫ ≪
. \ \:::::\ / /⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
\ \ \
\_/` 、
\彡\
\彡\
\彡\ ______ __
\/\ \ >―‐<
\::::\ \ 、
\::::\ /::\ ノし
\::::\ /::::::::::::::V ⌒ __, V
\::::\ /:::::::::::::::::::::| イリ_ノ ノし|:::
\::::\ /:::::::::::::::::::::::::::| ,  ̄ ⌒ |::..
\:::\ __く:::::::::::::::::::::::::::::::::i ,-――-, , ' ̄
\/ ヾ、::::/^>::::/,.\V;;;;;;;;;;;/ /::::::::::
〈 メ`)-、 Yo/::/ く::::::::ヽ-―' _/::::::::::::
〈 ヽ ) /^〉 人;/ \::::::::V/:::::/:::::::::::::::
\_Y ノ /^く \:::::\/::::::::::::::::
ヽ__メ、::::\ \;;;/:::::::::::::::::::
\::::\ /::::::::::::::::::::::
\::::\ /::::::::::::::::::::::
\::::\ /::::::::::::::::::::
\::::\ /::::::::::::::::::::
233 :
9/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:04:40 ID:NEQzCTsj0
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄― ――― ___―― ̄ ̄___ ̄―==
―― ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄ ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄―===━
__―_____ ̄ ̄ ̄ ゚ぐ'i゙l゙ ――― ___―― ̄ ̄___ ̄―==
―― ̄ ̄___ ̄―== 、 _,.,、‐゙'x゙l,,|l,,| ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄―===━
__―_____ ̄ ̄ ̄ [''〜''''"~` __ ‘┐  ̄ ̄ ̄ ――_―― ̄___ ̄―
ヽ .,,.-‐''"`.| ,i´
``’ | | |^l ____ ̄ ̄
ト .| /'''',,,," 彡 ___ ̄―=
__―― ̄ ̄___ ̄―== | | `゙^ _,| │ ._,,,、 r‐'l .r、、 ____ ̄ ̄
―― ̄ ̄___ ̄―===━ 〕 .} .,/,_ | .} .゙l.| ゙l / l゙
―_―― ̄___ ̄― ,,,,,,,、-ー''''"′ ゙l、 l_,'" | .| │ ゙l | |/ l゙
.゙l, __,l゙ {_,l゙ . : ゙l,,ノ '"│ / ____ ̄ ̄
\,、ー'''"``: `` ´ .l゙ l゙ ___ ̄―=
,l゙ / ____ ̄ ̄
\,l゙
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄― ――― ___―― ̄ ̄___ ̄―==
―― ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄ ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄―===━
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ―  ̄ ̄ ̄ ――_―― ̄___ ̄―
234 :
10/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:05:22 ID:NEQzCTsj0
l .: _..-‐' ...-.‐''.″ '. l
" .‐ .,〃 .,..-'"゛ ,..、- '"゛ ‐ |
" ゙, ,ノ゙/ ._..-'" .,,, ー'"゛ ", l |
.‐ _'i .〈rlr'" _..-'"゛ |.ヽ .|! ′ i
. _ゝ゛ ,..-'" ! . l .l゙| ._,, -−''.'''''''''".''丶ヽ.! !
'`-、 彡=┘ ′ .l .,! !,/´ ! |
.'“゙7 ./ '!ッ、 l ゙'‐ ゛ .....| ,i
./ ._ l _..__. ,,,,,, ._ヾ'″ ,/″ ! l!
,/ ./.彡i,i. l. ., .、 .−'.'.'.`゛´ / | ′
/ ./ .j″ l .゙l,゙´ / ._ ! |
../ . / !_ -''丶 .ヽ .........-.‥‐.¬'''丶- ..、 "丶''.'._./ ´ ! l
..." ,./ ,,, -'"´ ′ .ヽ uii_-----┴ , / .,! l
.,i彡'"´ _ . -'''" '、 .ヽ  ̄"'''';;r ,゙ニ+ | "
./ _,..-‐'″ .l ヽ ,..-'" ._,, /ヶ ‐ i′
. / '″ ..l ヽ .,..-',゙.. -'''ジ″ l 「 l
″ .ヽ .i=゙‐'^゛ ._∠―''T l │ /
l \ r l l /
ヽ ヽ. / .i、i、 .=R / / 、
ヽ \ / / ′| ゙ \ |ヽ .ヽ/ /.,.〃
ヽ ゙'、./ ./ .! l \.,, l .l.ュ.l /"./ _,,
ヽ \ ,/ l! ゙'!,゙'-、 l `゙ /''ン"
_.‥‐-ヽ、、......、 ヽ ヽ, / l, `'″ ゙”.'''"″
´."."'ヽ‐‐--...´,゙゙,,゙._"_∵¬'.ー‐―ー .--- --- ......... .゙く............................ 、.---‐ー.┘
´ ̄ ゙´.^".''("'''''' '''''' ―.ー‐.--..-.v..... .............. .................. .,, ッ‐t..'''.'''"`゙`
,/'、 \. ., 彡ii=@ .il!、ラl \
/ .ヽ \ r''"/ / /、 l! \
/ ,/'、, \ / ./ ゙''∴ .\
/ ,/゛ .\ ゙'-、 ./ / ゙'-、 `
235 :
11/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:06:06 ID:NEQzCTsj0
…ッ!
∧∧
===((; д)∩==Α=Α,G==X三>
⊂ <ヽ:::::i;二]G(∀ )/
;;; 〉;;;ヾゝ ヽ ,ヘ ⊃
;・; (_/ ヽ) (_\_i\__)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
236 :
12/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:06:53 ID:NEQzCTsj0
∧∧
===((; д)∩==Α=Α:::..==X三>
ヽ:::::i;二]G(∀ :::..
〉;;;ヾゝ ヽ ,:::::..
(_/ ヽ) (_\_i\__::::...
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
237 :
13/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:07:54 ID:NEQzCTsj0
∧∧
===((;-д)∩=========X三>
ヽ::::::::〈 ::..
〉;;;ヾゝ ::..
(_/ ヽ)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
238 :
14/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:08:40 ID:NEQzCTsj0
∧∧
(;-д) =3
|:::::::〈、
====ノ;;;;;;;;ゝ)=======X三>
(_/ ヽ)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
クソ、やっぱシャレにならねぇくらい強いな。
少ない情報を元にしたシャドウとはいえ、……勘弁して欲しいぜ。
239 :
15/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:09:22 ID:NEQzCTsj0
絶対に届かないとは思いたくねぇが、この原始の世界じゃ鍛練するにも条件が悪い。
栄養摂取を調整しづらい、器具は無い、訓練時間は責務に奪われる……
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
∧∧ ・・・・ ググ…
(。。,,) ∧∧
(;:;:;:;:;:)=と ) と[;;;( 。。)]つ
(っと ) U `J
筋肉の増強に有効なのは、 食事に加え、筋力の増強には、
【低脂肪、高タンパクの食事】 【人工的なトレーニング器具】が効果的
∧∧
(;゚Д゚)')
と:::[::::/ ミ 技術の向上には、
ノ;;;;i;;;;ゝ 【時間をかけた継続的な練習】が必要
し`J
∧,,∧
ミ, ∩,∩ |ヽ,,ノi ∧_∧ ∧_∧
.∧∧(,, ∧,,∧ )∧∧( ∧∧ ∧,∧ ∧,∧ ∧,∧ )
(,, )| ミ,, 彡 (∧_∧( ∧,,,,,∧ )∧∧(,, ) (∧_∧
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
俺個人の武は捨てて、全体の向上のことを考えるべきなのかもしれない。
いや、きっとそれが正解だ。 だが――
240 :
16/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:10:10 ID:NEQzCTsj0
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_,_,_,_,_,_,_
ノ _,_,_,_,_,_〉 ∧∧
く_( ∀ ) と(Д )
/ ]つG[二二二> ヽ'三ミ0
く_,、_ノヽ_ゝ /;;;i;;;;;ゝ
(__/ ヽ__) (,/ ヽ)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
……やっぱ、退けねぇよなぁ。 男としては。
241 :
17/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:10:51 ID:NEQzCTsj0
となると一度の鍛練をより濃密に┌──―─―┐
| おーい。 .|
└―――――┘
技の組み立てをより殺し合いに最適化して┌―――――┐
| おーい。 .|
└―――――┘
さらに武器防具に合わせた身ごなしを┌――――――┐
| おーいっ! |
└――――――┘
242 :
18/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:11:31 ID:NEQzCTsj0
┌――――――――――――――――――――
| ん? ああ、クロとモナーか。 どうしたんだ?
└―――――――‐v――――――――――――
┌――――――――――――
| どうしたのじゃないよ……
└―――――――‐v――――
┌――――――――――――――――
| さっきから何度も呼んでたモナよ?
└――――――‐v―――――――――
∧∧ / ∧_∧ ∧_∧
(,, ゚д) − (д-;;:;;) (д`; )
|:::::::〈、 と;:;:;:;:;:;:;) ( )
====ノ;;;;;;;;ゝ)======X三> |;:;|;:;:;:| || |
(_/ ヽ) (_(,___,) (__(__)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
243 :
19/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:12:13 ID:NEQzCTsj0
┌―――――――――――――
| あ、ああ。すまんすまん……
└―――――――‐v―――――
┌――――――――――――――――――――
| いやまぁ、いいけど……それで用件だけどね?
└―――――――――‐v――――――――――
∧∧ ∧_∧ ∧_∧
(;^д) (д-;;:;;) (∀` )
|:::::::〈、 と;:;:;:;:;:;:) ( )
====ノ;;;;;;;;ゝ)======X三> |;:;|;:;:;:| || |
(_/ ヽ) (_(,___,) (__(__)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
244 :
20/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:12:55 ID:NEQzCTsj0
┌――――――――――――――――――――――――――┐
| ここ数日、狩りと採取に専念して、食料にも余裕ができた。 .|
| ……炭焼き、今ならいけるよ。 |
└──────────────────────────┘
245 :
21/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:13:36 ID:NEQzCTsj0
┌――――――――――――――――――――――――――
| ! ……至急実行してくれ! 俺も砂鉄と炉を確保しておく!
└――――――‐v―――――――――――――――――――
┌───────────────―――――――
| 了解。 ただ、木の伐採に手間がかかるから……
└―――――――――‐v――――――――――――
∧∧ ∧_∧ ∧_∧
(*゚Д) (−・;:;:;;) (∀` )
|:::::::〈、 と;:;:;:;:;:;:) ( )
====ノ;;;;;;;;ゝ)======X三> |;:;|;:;:;:| || |
(_/ ヽ) (_(,___,) (__(__)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
246 :
22/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:14:24 ID:NEQzCTsj0
┌――――――――――――――┐
| ハハハ。 嫌だなあ、クロ君。 .|
└――――――――――――――┘
+ /\ /\ キラキラ
/ \ / \
/ ゙'----''"´ ヾ +
+ / `:、
/ jニニコ iニニ! i.
| fエ:エi fエエ) | + /ヽ /\ ノし
| | + /;:;:;:;\ /;:;:;:;:;\ て
+ ゙、 ー―― / * /;:;:;:;:;:;:;:;\_/;:;:;:;:;:;:;:;::ヽ (
ヽ ノ /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ̄`;:;:;:;:;:;:;:;:|
` ー- .,, __ ,,.. ' + |;:;:;:iiiii;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;u;:;:;:;:|
|;:;:;:;:iiiii;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:U ;:;:;:;;:;:|
|;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; :;:;:;:|
`ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/
247 :
23/23 ◆LiWish2aKA :2010/02/01(月) 03:15:26 ID:NEQzCTsj0
┌―――――――――――――――――――――――\__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__/
| 君、樹木を一撃でなぎ倒せる装備を持ってるじゃないか ≫ ≪
└――――――――――――――――――――――― ≪ 君のその癖はいつかスレを滅ぼすぞッ!? ≫
≫ ≪
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
+ /\ /\
/ \ / \
/ ゙'----''"´ ヾ +
+ / `:、 /ヽ /\
/ jニニコ iニニ! i. /;:;:;:;\ /;:;:;:;:;\
| fエ:エi fエエ) /;:;:;:;:;:;:;:;\_/;:;:;:;:;:;:;:;::ヽ
| /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ̄`;:;:;:;:;:;:;|
+ ゙、 ー―― |;:;:;:iiiii;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;u;:;:|
ヽ ノ|;:;:;:;:iiiii;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:U ;:;:;:;|
` ー- .,, __ ,,.. ' |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; :;:;:|
,.ィ'´  ̄ `ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/
ぽ ん っ L | | | ,)-
ε= ナーーレ
※……クロさんの武器であるモーニングスターは、クロさんそのものを象徴するとも言えるシリアスな設定の塊だ!
そしてそんな重要アイテムを斧の代用品にしようとしときながら、作者は殊勾竜氏にその許可を取っていないんだ!
ハハッ、ハラハラするね♪ (某ネズミの如き声で
――――つづく
ジョリ シャッ
ジョリ ∧_∧ シャッ
(^Д^,,)
. U ,<(,ノ [;;;;;〉
iニニiと,」〜 iニニニニi
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
┌────────────────‐
|頼まれていた羊の皮を持ってきたモナ
└────────────v────
┌───────────────────────‐
|ありがとうございます。このお礼は何時か必ずしますので
└────v───────────────────
ソウモナ
ソウデスカ? ∧_∧
∧_∧ (∀` ,,)
(,, .^Д) 0;;;;;;;と .)
. U ,<(,ノ [;;;;;〉 ノ;;;;;;;;ノ人
iニニiと,」〜 iニニニニi ~(_/、__) ))
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
┌──────────ヘ─‐
|別に、お礼なんていいモナよ
└────────────
┌─────────────‐
|皮とかはここに置いておくモナね
└──────v───────
┌──‐
| ええ
└─v─
∧_∧
∧_∧ ドサ (`,, )
(,,^Д^) /∧__と )
. U ,<(,ノ [;;;;;〉ヽ;;;;;;;;| | |
iニニiと,」〜 iニニニニiゝ;;;;(__)_)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
┌───────────────‐
|あとついでに脂も落として置いたモナ
└───────────v────
┌─────────────────‐
|やはり、何かお礼をしないといけませんね。
└────v─────────────
モナモナ。
…ソウデスカ? ∧_∧
∧_∧ ('(∀` ,,)
(,, .^Д) /∧_______ ゝ )
. U ,<(,ノ [;;;;;〉ヽ;;;;;;;;;ヽ. | | |
iニニiと,」〜 iニニニニiゝ;;;;;;;;;) (_(__)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
┌──────ヘ─────‐
|だから、お礼はいいモナって
└────────────
,〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜、
.( 材料はこれで全部・・・と。 )
`ー〜ー〜0〜ー〜ー〜ー'
。 ゚ ∧__
∧_∧ (,, ´
(,,^Д^) /∧_______ .(
. U ,<(,ノ [;;;;;〉ヽ;;;;;;;;;ヽ 人
{ニニiと,」〜 iニニニニiゝ;;;;;;;;;) (( (_/、
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
,〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー、
.( こちらは大分出来ましたし・・・ )
.( って、何を作っているんでしたっけ?)
`ー〜ー〜0〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜'
。 ゚
∧_∧
(^Д^,,) /∧_______
.0{ `)(,ノ [;;;;;〉ヽ;;;;;;;;;ヽ
(つと,」〜 iニニニニiゝ;;;;;;;;;)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
. ,〜ー〜ー〜ー〜ー ジャド 〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー、
( あっ、そうでした お面 を作っていた所でしたね。 )
. `ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜〜ー'
___.......................___
...:: ´ ` ::....
/ \
/ ',
.i i
i ._ _ .i
i l;;;;;;\ /;;;;;l i
i l;;;;;;;;;;;;\ /;;;;;;;;;;;;l i
i ヽ;;;;;;;;;;;;」 . L;;;;;;;;;;;;ノ . i
l l
l l
l ,l
.', 、,====||===========||====、, /
.\'` . .'/
'''... ...'''
` ー────── .´
..,〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー、
( しかし、一体何をモデルにしていたのでしょうか? これは。 )
. `ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜'
1.まず脂を落とした皮を川へ
┌───────‐
|それはさておき
└───v────
.∧_∧
_(Д^ ,,)
0;;;;;;;と |
ノ;;;;;;;;_ゝ〜 [;;;;;;〉>_.-、
 ̄(ノ ヽ) )) .iニニニニiVヽ」
/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
〜〜〜〜〜〜〜〜'
┌──────ヘ────────────────‐
|まず、モナー族の方が脂を落としてくださった羊の皮を
└───────────────────────
┌──────‐
| 水に晒してと
└───v───
バシャバシャ
,.∧_∧ _∫ [;;;;;;〉>_-、
(,(^Д^,,) ⌒つ iニニニニiVヽ」
ヾj(;;;;;とノ/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
〜〜〜〜〜`'^'~'~'"
,〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜ー、
( 皮がふやけるまで暇ですねぇ・・・ )
( ついでに、骨とかも晒しておきましょうか。 )
`ー〜ー〜ー〜ー0ー〜ー〜ー〜ー〜ー〜'
。゚
∧_∧
(Д^ ,,)
(ノ .i/ヽ [;;;;;〉>_-、
( つ iニニニニiVヽ」
/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
〜〜〜〜〜〜〜〜'
2.ついでに骨も川へどぼん
∧_∧
.(^Д^,,)
=0==<ニ(ノ [;;;;;;〉 ,-、
. 〜Lつと) iニニニニiヽ」
/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
〜〜〜〜〜〜〜〜'
┌─────ヘ────────‐
|皮や骨がふやけるまで これを・・・
└──────────────
3.森へ果実を取りに行く
∧_∧
(,, ^Д)
/ l
[;;;;;;〉 ,-、 . 〜U====
iニニニニiヽ」 (( (ノ ヽ)
/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
〜〜〜〜〜〜〜〜'
┌─────────────ヘ──‐
|っと、果実の事をすっかり忘れてました
└────────────────
約30分後
[;;;;;;〉 ,-、
iニニニニiヽ」
/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
〜〜〜〜〜〜〜〜'
4.果実のついでに枝もとってくる
∧_∧
(Д^ ,,) [ニヽ
iニニl ',ニニニi
[;;;;;;〉 ,-、 ( ')==U〜
iニニニニiヽ」 (ノ ヽ) ))
/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
〜〜〜〜〜〜〜〜'
5.水に晒していた皮や骨を引き上げる
バシャバシャ (. ')
,.∧_∧ _∫ //[;;;;;;〉 ,-、
(,(^Д^,,) ⌒つ iニニiニニニニiヽ」ニニi
ヾj(;;;;;とノ/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
〜〜〜〜〜`'^'~'~'"
┌────────────────‐
|いい感じにふやけましたね 両方とも。
└────v────────────
∧_∧
,_(^Д^,,)
0;::;:;:と | ( .')
ノ;:;:;:;:;_ゝ 〜 //[;;;;;;〉 ,-、
ポタポタ ; ̄;;;し`J iニニiニニニニiヽ」ニニi
/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
〜〜〜〜〜〜〜〜'
┌───────────‐
|この後は、平たい石に・・・
└─────v──────
∧_∧
,_(,,^Д^)
0;::;:;:と | ( .')
ノ;:;:;:;:;_ゝ 〜 //[;;;;;;〉 ,-、
ポタポタ ; ̄;;;し`J iニニiニニニニiヽ」ニニi
/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
〜〜〜〜〜〜〜〜'
┌────ヘ─────‐
| と、見当たりませんね。
└──────────
∧_∧
,_(,,^Д^)
0;::;:;:と | ( .')
ノ;:;:;:;:;_ゝ 〜 //[;;;;;;〉 ,-、
ポタポタ ; ̄;;;し`J iニニiニニニニiヽ」ニニi
/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
〜〜〜〜〜〜〜〜'
6.見つけた 平たい岩の上に、濡れた皮を広げて
ベチョ ∧_∧
___ (Д^ ,,)
_(;;:;:::;:;;;ヽ .と .| ====( .')
ノ |;;;;iヽ;:;:ゝ | 〜 __ ___[;;;;;;〉-、
.リ;;;;;}::::lki ̄;; し`J iニニiニニニニiヽ」ニニi
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
7.石のナイフでふやけた表皮と皮を削ぎ落とし
ゾリ ゾリ
ゾゾリ ∧_∧
___ ミ(Д^ ,,)
_(;;:;:::;:;;<ニと ヽ ====( .')
ノ |;;;;iヽ;:;:ゝ | 〜. __ ___[;;;;;;〉-、
.リ;;;;;}::::lki ̄;; し`J iニニiニニニニiヽ」ニニi
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
8.果実の果汁を皮に塗りつける
グチョグチョグリッチョ
∧_∧
___と(Д^ ,,)
_(;;:;:::;:;;:;と ヽ
ノ |;;;;iヽ;:;:ゝ、 〜. __ ___[;;;;;;〉-、
.リ;;;;;}::::lki ̄;.し`J iニニiニニニニiヽ」ニニi
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
9.もう一度丁寧にいらない部分を削ぎとり
ゾリ ゾリ
ゾゾリ ∧_∧
___ ミ(Д^ ,,)
_(;;:;:::;:;;<ニと ヽ
ノ |;;;;iヽ;:;:ゝ | 〜. __ ___[;;;;;;〉-、
.リ;;;;;}::::lki ̄;; し`J iニニiニニニニiヽ」ニニi
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
10.しばらく皮を寝かせている間に糸を作る
ネ
∧_∧ .リ
(,,^Д^) ネ
__ ___[;;;;;;〉 -、 | つ||0 リ
iニニiニニニニiヽ」ニニi 〜Lつ|',と,-- ;:ミ:;ミ;ミ
"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`
。 ゚
. ,〜ー〜ー〜ー〜ー〜−、
( あとは、羊の脳ですね。 )
`ー〜ー〜ー〜ー〜ー 〜'
┌────────────────────────‐
|タタラ、持ってきたよ。 っというかこんな物何に使うんだ?
└───────────────────v─────
┌──────────────‐
|ええ、ちょっとした物に使うんです。
└─────────v─────
ソウカ
.n__n
∧_∧ . ,--(ー゚ ,,)
(,, ^Д) 〈:::/,と l
__ ___[;;;;;;〉 -、 | つ||0 . | 〜
iニニiニニニニiヽ」ニニi 〜Lつ|',と,-- ;:ミ:;ミ;ミ し`J
"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`
┌───────────ヘ─‐
|これ以外のやり方はないのか?
└─────────────
┌──────────ヘ───────
|私が知っているのはこの方法だけなので
└─────────────────‐
11.寝かせ終わった革に脳を擦り込み
グチャグチャ
∧_∧ n__n
___(Д^ ,,) (ー゚ ,,)
_(;;:;:::;:;;:;と ヽ ∞ l
ノ |;;;;iヽ;:;:ゝ、 〜. __ ___ [;;;;;;〉-、.| 〜
.リ;;;;;}::::lki ̄;.し`J iニニiニニニニiヽ」し`J ;:ミ;ミ;ミ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
12.革を絞ったり伸ばしたりとこれを何度か繰り返す。
こうすることで革がだんだんと柔らかくなる。
そして先ほどの作業の繰り返し。
∧_∧ n__n
(,, ^Д)___(ー゚ ,,)
__, .| つ;;::;:;;:;::;:;:と |
ノ |;;;;i 〜| |ヽ;;:;;;:;:;:::;/| 〜 ;;;;〉-、
.リ;;;;;}::::lki し`J  ̄ ̄ iし`Jニニニiヽ」ニニi ;:ミ;ミ;ミ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
13.次は火を起す。
グリグリグリグリグリグリグリクリグリグリ
グリグリグリグリグリグラグリグリグリグリ
グリグルグリグリグリグリグリグリグリグリ
∧_∧ n__n
.(,,^Д|| )) (ー゚ ,,)
/ .つ||0 ミミと ヘノ
〜Lつニニニi '、_'、_,
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`
オヤ?熱イ
,; 燃エルゾ?
∧_∧ ,;' n__n
.(,,^Д||,' (ー゚ ,,)
/ .つ||0 ミミと ヘノ
〜Lつニニニi '、_'、_,
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`
14.穴を開けておいた木に
木を通して縛って その木に革をつけて
__ . __ __
| | .| | . | | ,,,,,,,,,
.. }::{ . ==X========== ==| |===-lllllllll-==
| | . | | . | | ./;:;;:;;:;:ヽ
| | →.. .| | → | | |;;::;::;:;::;:;)
| | .| | | | |、;:;::;;;:;:/
| | .| | | | `ー─'
| | .| | | |
|_| . |_| |_|
15.ショウに持たせて燻る。
こうすることで、柔らかく腐りにくい革になり
尚且つ、ショウの筋力も鍛えれて 一石二鳥。
,,,,,,. __
. ==ーllllllll--===| |==
/;;:;:;::;:ヽ | |
.|;::;:;:;:;::;::) | |
|、;;::;:;:::;/ | |
` ̄ ̄ ...| n__n
∧_∧ ;;) |(ー゚ ,,)
(,, ^Д) ,;;从,.::... 0|と. l
./ つ━( '(:::):;) . |_| ー'⌒
〜L つと) ,V/7Vベ . し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
16.燻し終わった革を、石器で少し切りつつ
平たい石を探している時に作った針での作業。
.∧_∧
(,,^Д^)_,_
l つ-;;;:0 ┌──────────────‐
<ニ}.〜Lつノ;;:;;:;;:ヘ ,,,w,,,..|それ、もう使わないから君に譲るよ
_ノ(;;:;;:;;:;;/ └──v────────────
~~~~_  ̄ ̄ . n__n ∧_∧
.| | ,,,,w,,,,, (,, ゚ー) ;;) . (∀` * )
"''゙"''' =X=================0= lつ . ,;;从,.:.. ( )
.| | . く´ー . | ( '(:::):;) .| | |
,,,,,|_|,,,, し`J ,V/7Vベ (__,(__)
.~゙"~゙"~ '"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"
┌───ヘ───‐
|いいモナか?!
└───────
┌──ヘ────────‐
|ああ、好きにつかってくれ
└───────────
┌─────────────‐
|大体こんな感じでしょうか・・・?
└───v──────────
火傷スルナヨー
∧_∧ n__n
(,,^Д^) (,,゚ー゚)')
.l .つ;;:;;:〉 . l /
.〜| く;;:;;:;ゝ 〈l .l〜
<ニ} し`J .(ノ ヽ) ))
"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^
┌───────────────
|それで、君は何を作っていたんだ?
└────────v──────‐
∧_∧ n__n
.(,, ^Д) (ー゚ ,,)
l つ;;:;;:〉 ∞ l
〜| く;;:;;:;ゝ | 〜
<ニ} (( (ノ ヽ) し`J
"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^
___ ロ ロ ,-, ,-, |^|
/ / ヽヘ iニ|..|ニ|..|ニi . | |
. / / . .ヽ ', . '-' | | ヽ}ヽ} .// '-'
/_/ ヽ」 ノノ ====' ロ
┌──────────‐
|タタラ、これは一体何だ?
└─────v─────
.∧_∧ /;;:;;:;;ヽ
(,, ^Д) (ー゚,〉;:i
l つ .∞、;;:;;ゝ
〜| | l .〜
し`J し`J
´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
┌───ヘ──‐
|それはですね
└──────
┌∧_∧─ ギリンダ ──────────────┐
|(,, ^Д) .あの人のマントを真似して作った物です。|
└────────────────────‐.┘
. ∧∧ バサ
(,,゚Д゚)_ -‐´
ノ彡三'つ ,´
ノ;:;:;ノ |_,ノ バサ
く;:;';し`J
※二人の勝手なイメージ
┌─── ギリンダ ───────/;;:;;:;;ヽ┐
|あぁ、 面白い奴のか それで? .(ー゚,〉;:i. |
└ ───────────────‐ ┘
┌───────────────────────‐
|ええ、マントは似合わなそうだったので、その様な感じに
|なりました。貴方の耳はこの村では珍しいですし、それに
└──────v─────────────────
アト、顔ガ近イ
スミマセン
.∧_∧ ./;;:;;:;;ヽ
(,, ^Д). (ー゚,〉;:i
/, i. iハ、;;:;;ゝ
〜ヽ) |. l .〜
し`J し`J
´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
┌──────ヘ- スリン ──────‐
|マルミミ族よりも、 鼠 の様な耳なので
└────────────────
┌ スリン ───────ヘ────────────‐
| 鼠ねぇ・・・ まっ、褒め言葉として受け取っておくよ。
└──────────────────────
┌─────────────────‐
|で、これの名前はもう考えているんだろ?
└────────v─────────
┌─────────── チュレイ ─────
|ええ考えてますよ、それは フード にしました。
└────v──────────────‐
ソレハ大丈夫デス。
.∧_∧ ./;;:;;:;;ヽ
(,, ^Д). (ー゚∩i
/, i. iハ、」 ,ゝ
〜ヽ) |. l .〜
し`、) )) し`J
´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
┌────ヘ────‐
|ふーん、忘れるなよ?
└─────────
┌── ツェペル ───────‐
|所で、 漆 の事はいいのか?
└─────v───────‐
┌────────── ツェペル ────‐
|いえ、触るなと言われて 漆に触って
|かぶれたりでもしたら アレでしょうからね。
└────v─────────────
.∧_∧ .n__n ヽ
(,, ^Д). (ー゚,,/) バサッ
/, i. iハ、;' .iゝ
〜ヽ) |. l .〜
し`J し`J
´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
┌───ヘ────‐
|でも 触るんだろ?
└────────
┌────ヘ─────────────────‐
|ええ触りますよ。 接着以外の用途も知りたいですし
└──────────────────────
┌───────────────‐
|その時はまた探してきてくださいね。
└────v───────────
┌──────────────‐
|まぁ、こんな物を貰ったからな。
|その時は僕に言ってくれ
└───────v───────
.∧_∧ .n__n
(,, ^Д). (ー゚ ,,)_
/, i. iハ、;;:ゝ'
〜ヽ) | 〈l (,ノ〜
し`J し`J
´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
┌─────────ヘ───────‐
|すぐに君の欲しい物を探し出してやるよ
└─────────────────
┌────ヘ──────‐
|ええ、頼りにしています。
└───────────
ホラ言ワンコッチャ無イ
アララ
.∧_∧ .n__n
(,,^Д^). .(,,゚ー゚)_
/, i. iハ、;;:ゝ'
〜ヽ) |. l .U〜
し`J し`J
´''"''"'"'^´''"''""`'"''"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
\熱いモナッ/
続く
乙でした
―――臨床試験開始―――
はじめは、ただの点で鹿なかった。
. . . .
. . . . . . . .
. . . .
点は荒割れては消え、現れては消えを泡のように繰り返していた。
. . . . . . . . .
. . . . . . .
. . . . . .
. . . . . . .
. . .
. . . .
. . . . . .
+
突然。あまりにも突然。
時間と空間を持つ点が生希た。
世界の始まりである。
やがて、何もない殺風景な世界の中に、一つの神が生まれた。
???
?? ????
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? J
___________________________________
フルウェ ザーン イータ
神は連鎖的に誕生して言った。宇宙の神、草たちの神、火の神、地の神、海の神、山の神・・・
??? ??? ??? ??? ??? ???
?? ???? ?? ?? ?? ?? ?? ???? ?? ?? ?? ????
??????? ??????? ??????? ??????? ??? ??? ?? ??
?? ?? ??? ??? ?? ???? ?? ? ?? ?? ??? ??
??? ?? ?? ? ? ?? ?? ?? ??? ? ??? ??
? J ? J ? J ? J ? J ? J
________________________________________________
\::;:;:|;:;;;;i!:;:;:::;;:;:;:;:!;:;:;lli!i|_____________ ミ バ :;:;:;:;:;:
.:.:..\|;:;::;!;:;:;:;::::::;:;:l;:;:;:llll| \ .: :;;y.,, バ ジ ,|l;; ;;;:;:;:;:;:;:
..:.:.:.:.:|;:;:::i:;:;:;;::::!;:;::::;;;;;lli|| −−−======− .|.:バ ゙ ,、 、;;;;;;;| ;:;:;:;:;:;:
..:.:.:.:.:|;;:;;:;!;:;::::::!i:;;:;::::::lllil| ノ バ バ:.:;;;|:;:;v';:;:;:;;;;:;;:
..:.::;::::|:;:;;;;:!;:;:::::l:;:;;;:;;;;lllill| −−−==== バ:.: .:バ ジ:;;;;;;;`/;:;:;:ll;;:;);:;:l!;:;:;:;:;:;:;:
:::::::::::|:;:;;:::i:;::::::;;;;;;;;;;::::;iili| −−− ノバ シ -、ミ ;:; :;:;::;\ -|;;;;;;:;::::::::::::;::;
..:.:.:.:.:|:::;;:;;;i!;;::;:::::;;:;;;::;;iiill| −−−==== バ ノ ゞ゙.:; ;:;:/バ;:;:゙'.、|;:;:;:::;;;:;;;:;;:
..:.:.:.:.:|::;:;:;:;!::;:;l;l;::::::;:::;:;::::| |::;:;:;:;;;;::!バ゙ .: ;:; ゞ゙;;:;:;y;::;::\l;;;;;;;;;;;
..:.:.:,ノ;::: ';l:v:.:::;;;;i;:;;、:;;:;;:;| ww ,. ::: : ,, ノ.: .:.:.;;;|.:.:..,:| . \;;;;;;;;;;;:;:: ;:;:;:;:; l;;;;;;;;
..:.:/:;;;:::;:::::: ::::;;;:;;:;; ;;;;;; - _) :::::: ::: ::::::: 、/.:.:.:.:i. -'、.:.:.:|-、.:.:.:.:..\;;;;:;;;:;::::;;;;;;;:;::;l|;;::::::::
/;:;;;;:;;;;:;:;:;/:;!;:;:;:::::;;;:; ;;;: ;;; _,,,, 〈::::::::::::::::::/.:.:.:.:./.:.l.:.:. .:/ >、.:.:.:.:.:.\:;::;;;;;::;:;:;:;;;:;;:::::;:::::
;:;; , - ''''" ;:;;;:;;;:;;;;:;_;:; l; 、 ` -:- ' ´"w"WwWw .:.:.:.:l;:,;,;wWw.:.:.: ;::;:;:;;;;;;;;/.:;;:;;:;!;;:
''''"wWwwWwwWWwwwWw`::: r、
wWwwwWWwww_______________ リーフェ
.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:./ニ ニ ニ ニニ'ニ ニニニ'二 ニ /r.\、 そして、神は生命を作り上げた。ヴィダ ヌイ ウィジャ
|!三三三三三.:三三三三三三三| |@i!| 木を、水を、森を、海を…自然を作り上げた。
. |ニニニニニ.ニ:ニニニニニニニi!. '/
鹿し・・・神歯一つのミスを犯した。
リーフェ
生命に、本ノートいうプログラムをあ絶えたのだ。
あまりにもた草んの命たちは、生切ることに必死にならなければ奈良なかった。
すさまじいせ依存競争が添加いされた。
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世界は混迷を極め、恐怖と競争、
そして絶望が自然を支配した。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;それでも、神は手を駒根いて見ていたのではない。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;リーフェ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;その力を使い、市孤宇の生命、人間を作り上げた。;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;恐怖途絶望に大我た、世界を浄粕るために。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;神は人間を、三つの種族に分けた。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;モーラ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;モナー族、モララー族、ギコ族。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;神はそれぞれに、一角役割を左図桁。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;神はモララーに言った。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;∧_∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;「モララーよ、おまえには武を与えよう。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;( ・∀・);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;友と仲間を守るために。」;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;( );;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;| | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;(__)_);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;神はモナーに言った。;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ∧_∧;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;「モナーよ、おまえには知恵を与得よう。アスキィ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(´∀` ) ;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;人々の欠けは氏となるように。」;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;( ) ;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | |;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(_(__);;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;神はギコに言った。;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;「ギコよ、おまえには知恵を与えよう。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ΛΛ;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;荒れた自然を導くために。」;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(゚Д゚,,);;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;⊂ ∪;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 〜;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; し'`J;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;最後に神は言った。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;「人間たちよ、苦しむ通い。リーフェ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ほかの生命を泡せ頼り百舌っと苦しむがよい。」;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
神は、人間日本能の行き過ぎを抑えるため、
理性という名のデバッ蛾を組み込み、世界へ送り出した。
人間たちは、間違いな糞の任務をこなしていた。
:.:.. .:. ...:..::::::...::..:: .:: : .. .. . .. ,,、、,,,,;;;´"
...::..:::..:::.. . ..::...::.: .: . ... ,;;'":::.:.....::.::...
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;;;,;ヽ、 自然は、ゆっ栗とだが、確実二条傘れて言った。
;;;;,';;;;ヽ;, ,..-''"::::::.:.:.:..:....::..::...:...,..:..:....::...::...
,;;r''"::::::.:.:.:..:....::..::...:...,.:...:...,..:..:....::...::...
;;;;;;;;;;;;;,;;;;;,;;.;;;;;;;.;;;;;.;;;.;;;;;,;;;.;;;;;( ::::::.:.:.:..:....::..::...:...,:...:...,.,,..:..:....::...:..:....::..
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(;;/`J
IMEには危険な欠陥があり使い物になりませんでした。とりあえず誤変換の修正だけ置いておきますね。続けるかどうかは、読み手さん、作者さんに判断を仰ぎます。
>>290 誤:はじめは、ただの点で鹿なかった。
正:はじめは、ただの点でしかなかった。
>>291 誤:点は荒割れては消え、現れては消えを泡のように繰り返していた。
正:点は現れては消え、現れては消えを泡のように繰り返していた。
>>293 誤:時間と空間を持つ点が生希た。
正:時間と空間を持つ点が生まれた。
>>297 誤:鹿し・・・神歯一つのミスを犯した。
正:しかし・・・神は一つのミスを犯した。
誤:生命に、本ノートいうプログラムをあ絶えたのだ。
正:生命に、本能というプログラムを与えたのだ。
誤:あまりにもた草んの命たちは、
正:あまりにもたくさんの命たちは、
誤:生切ることに必死にならなければ奈良なかった。
正:生きることに必死にならなければならなかった。
>>299 誤:それでも、神は手を駒根いて見ていたのではない。
正:それでも、神は手をこまねいて見ていたのではない。
誤:その力を使い、市孤宇の生命、人間を作り上げた。
正:その力を使い、至高の生命、人間を作り上げた。
誤:恐怖途絶望に大我た、世界を浄粕るために。;
正:恐怖と絶望に覆われた、世界を浄化するために。
誤:;神はそれぞれに、一角役割を左図桁。
正:神はそれぞれに、一つの役割を授けた。
>>301 誤:おまえには知恵を与得よう。人々の欠けは氏となるように。
正:おまえには知恵を与えよう。人々の架け橋となるように。
>>303 誤:人間たちよ、苦しむ通い。
正:人間たちよ、苦しむがよい。
誤:ほかの生命を泡せ頼り百舌っと苦しむがよい。
正:ほかの生命をあわせたよりもずっと、苦しむがよい。
>>304 誤: 神は、人間日本能の行き過ぎを抑えるため、
正:神は、人間の本能の行き過ぎを抑えるため、
誤:理性という名のデバッ蛾を組み込み、世界へ送り出した。
正:理性という名のデバッガを組み込み、世界へ送り出した。
>>305 誤:人間たちは、間違いな糞の任務をこなしていた。
正:人間たちは、間違いなくその任務をこなしていった。
誤:自然は、ゆっ栗とだが、確実二条傘れて言った。
正:自然は、ゆっくりとだが、確実に浄化されていった。
>>297 誤:すさまじいせ依存競争が添加いされた。
正:すさまじい生存競争が展開された。
意図してやってるのかと思って、こういうのもアリかなと感じた。
309 :
文 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:23:35 ID:rT8RH98v0
>>171 ボコボコしてやんよ→ボコボコにしてやんよ
でした。お詫びして訂正いたします。
冂冂
||[ o-o] / では、これより41コマほど投下させて頂きます。
||[ φ /\
||=ヽ/ /\/ タイトルは、「鉄火のはじまり 中編」
/ \/
310 :
1/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:24:37 ID:rT8RH98v0
┌――――――――┐
| イタタタ…… .|
└――――――――┘
┌――――――――――┐
| 気を……ツける、よ。 .|
└――――――――――┘
311 :
2/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:25:25 ID:rT8RH98v0
彡ミミミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ
彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)
彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ |
彡ミミミ彡ミ彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ |
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl
,.;:'"''""''"'"'"'"'"'"'"'"'"'"^´'´''"''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;.
,.;:'" :;.,
'ΠΠΠΠΠΠΠΠΠΠ
ΨΨΨΨΨΨΨΨΨ Π グルグル
ΨΨΨΨΨΨΨΨΨΠ ∧_,,, ∧∧
ΨΨΨΨΨΨΨΨΨ Π (#゚;;-゚) ,(д-;)
ζζζζζζζζζ Π /;:つつ〈と;メ U
ζζζζζζζζζΠ (;:っと) )) し`J
ζζζζζζζζζ Π `'
ΠΠΠΠΠΠΠΠΠΠ ヽ ̄/
/ ヽ
ヽ_ノ
どうも、オルジさんとの狩りの最中に木の根に躓いて転倒しました。ジャスです。
312 :
3/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:26:21 ID:rT8RH98v0
┌―――――――――――――――――――――――――――
| お手数おかけします。 そういえば、ペルさんやしぃさんは?
└―――――――――――――――v――――――――――――
┌―――――――――――――――――――――――――――――――
| ペルさンと、ねぇさんは、今、森に薬草取り、行てルよ。
| でモ、気をツけるよ。 ……小さな怪我でモ、たまに命取り、なるヨ。
└――――――――‐v――――――――――――――――――――――
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――
| はい。分かってはいるんですが――でも、オルジさんとの狩りは勉強になるんです。
| なんというか、早く一人前になって、母さんを安心させてあげたい、ので……
└───────‐v────――─―──―――――――─────────―
・・・・
∧_,,,
(#゚;;-゚) ∧∧
|;:つつ(д-;)
|;#;:;:| とミ U
し`J し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
そのためには、まだまだ未熟で、まだまだ覚えることが多くて……
313 :
4/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:27:09 ID:rT8RH98v0
┌――――――――――――――
| でも……無理する、駄目ダよ。
└――――――‐v―――――――
∧_,,, ぎゅ…
(#-;;o∧
( ( /;:;:つ ;)
(;#;:;:と ヽ
〈;/`Jしヽ)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
ッッ、あ、あったか――じゃなくて!? くぁwsdrftgyふじこ!?
314 :
5/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:28:01 ID:rT8RH98v0
┌――――――――――――――――
| ちょ……で、でぃさん、何を――!?
└――――――‐v―――――――――
? ∧_,,,
(;#゚;;-) __――∧∧
/;:;:つつ ___――c(///;)
(;#;:;:;| バッ ̄―――と っ
〈;/`J  ̄ ̄―(,/
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
え、え、!? 何が――え!?
315 :
6/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:30:33 ID:rT8RH98v0
┌――――――――――――――――――――
| ? 子供、ぎゅテする、普通ダよ? どしタ?
└――――――――‐v―――――――――――
┌―――――――――――――――――――――――――――――――
| あ、ああ! そ、そうですよね! 普通ですよね!
| でももう僕も子供扱いはやめて欲しい年かなぁ、なんて。ハハハ……
└───────――‐v──――────────────―――――
∧_,,,
(;#゚;;-) ∧∧
/;:;:つつ (∀-;)
(;#;:;:;| | っc)
〈;/`J し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
…………っ、駄目だなぁ。 あんまり優しくされたことがないから、つい揺らいじゃう。
考えてみればこんなこと、“普通の子”なら当たり前……の、筈なのに。
316 :
7/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:31:35 ID:rT8RH98v0
多分、年齢的にも年上の女性に憧れる時期、なんだろうなぁ。自分。
お世辞にも、母親の愛情で満たされて育ったとは言い難いし……
うん、自分でちゃんと分析できるんだから、これ以上は流されない。
┌―――――――――――――――――――――
| ソか。 でも、ジャス、頑張テる。 私、知テるよ。
└――――――――――――‐v――――――――
┌―――――――
| …………っ。
└―‐v─――─―
なでり
∧_,,,
(;#゚;;-)つ∧∧
/;:;:;:;/ (- il) ギリ…
(;#;:;:;| uu ヽ
〈;/`J し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
流されない……!
317 :
8/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:33:01 ID:rT8RH98v0
┌―――――――――――――――――――┐
| その傷ダと、今日、狩りは無理ダよ。 |
| 姉さんや、ギコさんの所、手伝いにいコ? .|
└―――――――――――――――――――┘
大丈夫。
┌――――――――――――――――――┐
| はいっ。 では、ご一緒させて頂きますね。 .|
└――――――――――――――――――┘
……そうだ、大丈夫。 僕は、一人で、大丈夫。
大丈夫、なんだ……
・
・
・
318 :
9/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:34:36 ID:rT8RH98v0
)ヾミゞ((;;;ゝヾ;゛;ッ゛;; ゛;ッ;::ッ;;゛;;゛, ┌┐┌┐
ゝヾ;;ヾ⌒;;;) ッ;┌───────┐ ││││
ミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;゛ ;│ │ └┘└┘
_;ッ;ッ;; .,ッ゛)ヾミゞ|_____ │
ッ;:; ッ゛; ゝヾ;;ヾ⌒;;;); ;;;ッ│ │
ッ; ッi ;ッ/゛ミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;;::ミ;;:│ │
l | ッ; ゝ); ゛,┌────┘ │
ッ"ッl"ll|ッ ゛;. ッ│ | ┌┐┌┐┌┐
| l i |/. └───────┘ ││││││
i | .l| └┘└┘││
i | l || i ││
| i| l/| l_ノ
゙|\/, ;:;;:て____ ____
,.< ;:,";:゙`;:";::;:<_o ─ =−
< `;:;:', : ,"`;:;;_:;_;:>―― ゚ー─ 二 __─o ─= 二─。 ____
>_´_`;:;: _;:<______  ̄ ̄ ̄ ̄ ______―――――― o ――――
│i | |\;::;:< \ ー== ―――== ――――― ____ ー=―― oとヽ/|
i | l |ヽ \(\\ ,. ー――二─= ─  ̄ ̄ ̄ ー― == ―(`(Д #;:;>
,r';,人 (ヾ、\\ \ \ ,, 〉';:;:;::;:;/
゛ ,,,,,, ,,,,,,,,,,\ \,. ゛ ,,,,,, _/;:;:;:;:;:;:;ゝ
゛ ,,,,,,,, ,,,,,,, \ \゛ ,,, ,,,, ゛ `(___,)\_,)
\ \゛ ,. ,,,,,,
\ \
\
どうも。最近なんだかシリアス設定とかどこ吹く風の誰かさんに、
いいように使われてる気がしないでもないクロです。
319 :
10/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:35:16 ID:rT8RH98v0
┌――――――――――――――――――――――‐
| とりあえず、もう2、3本ほど倒せば十分かな?
└――――――――――――――――――\|―――
メリメリメリ…ッッ!!
|>─ o
;:\ <:::::::::::::::| ゚ ο
; :;:\メ、./::::::::::::::∧ o
;:;:,,メ、`/  ̄レへ| ̄ 。
、;│i | || ゚ o 。 o 。 o ∧_∧
i | l |ヽ ゚ o 。 o 。 o 。 o 。 0('(・−・;:;:)
,r';,人 (ヾ、\, ,, と[;:;:;:;:;:;:;|
゛ ,,,,,, ,,,,,,,,,, ,. ゛ ,,,,,, , ノ;:;;::;:;:;:;ゝ
゛ ,,,,,,,, ,,,,, ,, ゛ ,,,,,,, ゛ (,__,ヽ,__,)
∧_∧ オオオー!!
( *´)
( )
| | |
(__)_)
320 :
11/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:36:21 ID:rT8RH98v0
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――
| あ。叩き折る木は、実が食べられなかったり、道具にしにくい木にしてほしいモナ!
└――――――‐v―――――――――――――――――――――――――――――
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――
| あ、確かに今後も使えるものは残しておかないと……区別は教えてもらえるかな?
└―――――――――――――――‐v―――――――――――――――――――
┌――――――――
| もちろんモナ!
└―――‐v――――
∧_∧ ∧_∧
( ´∀`) (−・;:;:;)
( つ ∞[;;:;::;|
| | | ノ;:;;::;:;:;ゝ
(__)_) (,__,ヽ,__,)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
って、ん? ……あ! なるほど。つまり、彼のこの言葉って……
321 :
12/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:37:04 ID:rT8RH98v0
━━━[四次元殺法コンビからの補足解説]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
r ‐、 ここでモナーの発言の意味に、気付いたり気付かなかったりした諸君!
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ この発言は、もっとも原始的な“農耕”の始まりを示している。
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) つまり「ある植物が有用か、そうでないか」という基準の選り分けだ。
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | 有用な植物は残し、不要な植物は燃料などにして処分する。
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i その結果として、その土地は特定の形質の生育に有利な環境となる。
| / `X´ ヽ / 入 |
これは人間の自然への干渉の、最も初期の段階と言えるだろう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※……学術的にはこれは、専門的栽培(Specialized domestication)に対して、
付随的栽培(incidental domestication)として定義される。
322 :
13/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:38:34 ID:rT8RH98v0
・
・
・
1.木を切り倒し、あるいは落ちた枝を集め、炭の材料となる木材を確保する。
,--――――――――――――――――――――――,r、
|!三三∧_∧三.:三三三三三三三三三∧_∧三三三三〈@}
`-(`( ;´∀`)つ――――――――(`(;:;・−・)つ―――`^'
ヽ / ヽ':;:;:;:;:;:;/
/ /⌒) ノ;;;;;;;/⌒) viwハ、
(__/  ̄ (__,/  ̄ .:::. ..::: ;;;;, :::"´
,.vVw, .::;; .:::: ,;;;, ;;, .:::;;
,;;:.
ホントは暫く倒したままにした方がいいんだけど(※)……
全体の都合もあるので今回は省略。 枝を払って丸太にして、l
※……伐採して二週間ほど放置すると、樹木内の水分などが抜けて扱いやすくなる。
323 :
14/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:39:17 ID:rT8RH98v0
2.直径1メートル、深さ50〜60cm程度の穴を掘り、土を打ち固める。
∧_∧ ∧_∧
( ;´∀`∩ (。 。;:;;:;:)
( / ∞:;:;:;::;|
| | | ノ;:;;::;:;:;ゝ
(__)_) , '⌒ヽ , '⌒ヽ(,__,ヽ,__,)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`' ヽ / `´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
;ヽ /;
;\ /;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
金属器が無いと、穴を掘るのも一苦労。
木の棒だけで地面を掻くのは、それだけでひと汗かくような労働だ。
324 :
15/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:40:18 ID:rT8RH98v0
3 最初に小枝を入れて火を焚き、
∧_∧ ∧_∧
( ´∀`) (。 。;:;;:;:)
( つ== ==と:;:;:;:;::;|
| | | ノ;:;;::;:;:;ゝ
(__)_) , '⌒ヽ , '⌒ヽ(,__,ヽ,__,)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`' ヽ ` , i ' ' / `´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
;ヽ ;:人;:人;火;:从l; /;
;\;:=;:==;:;==;:;=;/;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
まずは火起こし。 近くの家から熾火を貰ってきて、火をつけて――
325 :
16/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:41:45 ID:rT8RH98v0
4.次に炭にする薪を横にして敷き詰め、重ねていく
∧_∧ ∧_∧
( ´∀`) (。 。;:;:;:)
( つ三三0三三 |:;:;:;:;::;;;)
| | | 三三三∪三三
(__)_) , '⌒ヽ ` , i ' ' , '⌒ヽ(,__,ヽ,__,)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`' ヽ ;:人;:人;火; :从l; / `´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
;ヽ;三三三三;三三三/;
;\;:=;:==;:;==;:;=;/;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
さっきの丸太を叩き割ったものを敷き詰めていく。
生木だから簡単には火がつかない。 今のうちに――
326 :
17/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:43:49 ID:rT8RH98v0
5.その上を枝で覆う。
∧_∧ ∧_∧
( ´∀`) ,/, , 、、 ,, , (。 。;:;;:;:)
( ==0=;ゞ;'ッ; ゞ;'ッ;'==と:;:;:;:;;|
| | | ` ` ' ' ' ノ;:;;::;:;:;;ゝ
(__)_) , '⌒ヽ ` , i ' ' , '⌒ヽ(,__,ヽ,__,)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`' ヽ;=;=:人;=;;=;===;:从l;=;/ `´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
;ヽ;三三三三;三三三/;
;\;:=;:==;:;==;:;=;/;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
上を覆って、酸素の供給を減らす。 木炭というのはつまり不完全燃焼を起こした木だから、
十分に酸素が供給されながら燃えては、灰になってしまう。 酸素供給の調節がカギになる。
327 :
18/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:44:36 ID:rT8RH98v0
6.白煙があがってきたら、中心部を残して土で覆う
;:;:;:;:;:;:;:;:;: ; :;:;:; :;:;:; :;:
;:;:;:;:;:;:,.,.,;:;:;:;:;:;:;:
;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:
;:;::;:;: ;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:
∧_∧ バサッ ;:;:;:;:
( ´∀`) ,:.:. ;:;: ∧_∧
( つつ ;:;:;:;:; ;:;:; (・;:;:;:;:;:;)
| | | :.::;:. ;:; と[;:;:;:;;::ヽ
(__)_),--、;:-'二`='二`=;、,,;,;='二`==、,--、(,__ヽ;:;:ゝ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'`"'' ヽ;=;=:人;=;;=;===;:从l;=;/ ` ̄`´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
;ヽ;三三三三;三三三/;
;\;:=;:==;:;==;:;=;/;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
順にしっかりと覆って、高温で木から様々な成分を飛ばし、純粋な『炭素(元素記号C)』に近づける。
328 :
19/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:45:19 ID:rT8RH98v0
7.白煙が紫色の煙になったら、全体を土で覆って一晩置く。
(
) ) フゥ フー
( ( ∧_∧ ∧_∧
) ) ( (´∀`;∩ (−・;;:;)
( ) ( / ∞[:;:;::;|
_,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._ | | | ノ;:;:;::;:;:;ゝ
,-';二;`';二;`;'二;`';二`;'二;`;i⌒ヽ (__)_) (,__,ヽ,__,)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'`" ヽ;=;=:==;=;;=;=;==;:==;=;/ ` ̄`´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
;ヽ;三三三三;三三三/;
;\;:=;:==;:;==;:;=;/;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ここまで来たら、あとは待つだけだ。 上手くいっていれば炭が掘り出せる。
失敗していたら――灰の山になってるだろうなぁ。
329 :
20/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:47:00 ID:rT8RH98v0
┌────────────────────────―──────
| あとは翌日になれば冷めて、中から炭がまとめて取り出せるはずだよ。
| ……これを繰り返していけば、まとめてたくさんの炭が手に入る。
└――――――――――――――――――――――――‐v――――――
┌―――――――――――――――――
| なるほど。 これは効率がいいモナね!
└―――――――――‐v―――――――
(
) )
( ( ∧_∧ ∧_∧
) ) ( ( ´∀`) (−・;;;:;)
( ) ( つ ∞[:;:;::;|
_,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._,._ | | | ノ;:;:;::;:;:;ゝ
,-';二;`';二;`;'二;`';二`;'二;`;i⌒ヽ (__)_) (,__,ヽ,__,)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'`" ヽ;=;=:==;=;;=;=;==;:==;=;/ ` ̄`´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
;ヽ;三三三三;三三三/;
;\;:=;:==;:;==;:;=;/;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
原始人とはいえ、彼らも火を扱う以上は炭を知っている。
普通の焚き火でもある程度は炭は出るし、どう出るかも分かる。 それが良質の燃料だということも。
だから、「炭を効率よく作る方法だ」と言えば、炭焼きはあまりくどくど説明しなくても理解してくれる。
330 :
21/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:47:40 ID:rT8RH98v0
でも――彼の作ろうとしている『鉄』のような、未知の物体の場合はその概念を飲み込ませること自体が難しい。
今頃、どうやって素材を集めているのかな……?
・
・
・
┌―――――――――――┐
| よーし、このへんだな! .|
└───────────┘
331 :
22/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:48:21 ID:rT8RH98v0
クーダ・リウェ
イカダ川 上流――
:::::..... ヽ ̄/ ヽ ̄/ ヽ ̄/ ヽ ̄/
::::::::::::........ / ヽ / ヽ / ヽ ./ ヽ
::::::::::::::::::::::...... ヽ_ノ ヽ_ノ ヽ_ノ ヽ_ノ
、_,_,::::::::::::::::::::::.......
ヾ.,:::::::::::::::::::::::::......... ∧∧ ∧∧
\:::::::::::::::::::::::::::::::::....... (。 。 ) ? (く_` )
ヽ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ::と,ヘ:::::) ∧∧ ∧∧ ( )
\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....しヽ::]っ (ー゚*) (∀` ) し`J
ヽ 丶 i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. と つと )
\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. し`J し`J ∩∩
\ ヽ ヽ::::::::::::::::::::::::::.::::::::. (ー゚*)
ヽ i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ( )
ヾ \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::. し`J
ヽ ヽ \::::::::::::::::::::::::::::::::...
さて、製鉄をするうえで必要なのが、炭と砂鉄だ。 炭はクロに任せておくとして――
俺の担当の砂鉄だが、その集め方にはいくつかの方法がある。
有名なところでは山を切り崩して川に流す、「鉄穴流し(かんなながし)法」などがだが……
332 :
23/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:49:02 ID:rT8RH98v0
幸い、ここは原始世界だ。 そこまで大がかりな手は使わないでも済む。
“人間が砂鉄を利用していない”ために、この手の自然資源は非常に豊富なのだ。
━━━[ 自然発生的な砂鉄の堆積地 ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
、【鉄】, 、 [砂] ,
 ̄| ̄  ̄| ̄ そもそも鉄と砂では、鉄の方が著しく比重が重いため――
`――□――'
/ \
河河河 鉄鉱の傍を流れる川では、流水に削られた砂鉄が流れ出したものが、
河河河
河河河:::: 河川が弧を描く部分の内湾や、海岸などに取り残され、堆積することがある。
河河河::::::: ←[ココ]
河河河:::: 護岸工事の為された現代の河川ではそういった堆積地はできづらいが、
河河河
河河河 海岸などで黒っぽい砂の堆積地を調べていけば、発見自体は不可能ではない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
333 :
24/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:50:31 ID:rT8RH98v0
そして――
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――
| お兄ちゃんお兄ちゃん! 言われたとおりに小さい子あつめてきたけど、何のご用?
└――――――――――――――ヽ|―――――――――――――――――――――
┌――――――――――――――――――――
| んー、まぁ、大した用事でもねぇんだけどな。
└―――‐v――――――――――――――――
∧∧
(,,^Д) ∧∧ ∧∧ ∩∩ ∧∧
(:::::[:| (ー゚*) (∀` ) (ー゚*) (く_` )
ノ;;;;;i;;ゝ と つと ) ( ) ( )
し`J し`J し`J し`J し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
この作業は、実のところ難度が低い。 子供が十分に戦力になり得るのだ。
334 :
25/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:51:48 ID:rT8RH98v0
ちなみに発展途上の社会では、労働全体のうち、こういった単純労働が占める割合が高い。
社会構造自体がまずいのだ。 ――それが原因で、途上国では過酷な児童労働が頻繁に問題になる。
だが、そういう原因があるからといって、それは悲惨な児童労働を許容する理由にはならない。
:::::::::::::::::::[ 現代の世界に現存する、悲惨な児童労働 ]:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
・・・・ ∧_,,, グス…
(;-дf二0___, ○ ∧∧ ∧_,,,,
/ っ<,o,-' ̄ ̄ ̄ ○○(∀Til) ,(。д゚::)っ ァ゛…
(_/ `J `ー‐'と 〈 凵 (_(っ:;@)
(_/`J
【 少年兵士 】 【 職業的乞食 】
....:::: 【 カカオ農園 】
::::::::::::::::::..::::::::::/ フラフラ _〉:i::j:/
:::::::....::::::::∧=O ∧∧ `、::/:〈
....::: /⌒(il゚д゚)::...\ (il。。)/| 、|;/|:/
......::::::と_/^ JJ::::::::::::::.... /o つ7 |/i<
'''''''''''''''''''' し`J //::jヽ
【 鉱山 】
【 さとうきび農園 】
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
……カカオ農園の実態をかなり詳細に知った時は、一か月ほどチョコレートが喉を通らなかった。
あのほろ苦い甘さの向こうに、どれだけの子供の血と涙が染みているのか。考えるだに恐ろしい。
335 :
26/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:52:33 ID:rT8RH98v0
……そして、それらを分かっていながらこの世界に児童労働の端緒を開こうとする俺も大概だ。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| さぁみんなー、ギコおにーさんが面白いお話をしてあげるよー。(棒) |
\________________ _____________/
|/
/|
|\ / |
| \ / |
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| >――< |
| / 丶 |
| / |
V \、 i, ,ノ, ヽ/
| -=・=- -=・=- |
| U |
ヽ / ▼ ヽ u /
\(_人__) /
\ /|
∧ ー――― ..:|
/::::`ーv――――'`.:ー--、
/::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::/ ⌒ヽ
/ヽ:::::::::::::::/・:::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::\
/::::::::::|:::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::|
/:::::::::::::|:::::::::::::|・:::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::|
[子供たち] ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|┐
| ギコおにーちゃん! 顔がえげつないこと考えてる顔になってるー!! ||
|_______________________________||
└─―――――――――――――――――――――――――――――┘
336 :
27/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:54:11 ID:rT8RH98v0
・
・
・
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 「鬼ども、覚悟せい!」 “ももたろう”は、槍を振り上げ鬼たちの中に飛び込みました。 |
└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 「何を、こしゃくな小僧めが!」 鬼たちと、ももたろうとの戦いが始まります。 |
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
┌―――――――――――――――――――――――――┐
| 鬼たちは体も大きく、力もつよく、ももたろうは苦戦します。 |
└―――――――――――――――――――――――――┘
┌――――――┐
| ですが―― .|
└――――――┘
┌――――――――――――――――――――――――――┐
| ももたろうは、おばあさんからもらった草団子を口にします。 |
└──────────────────────────┘
┌――――――――――――――――┐
| そう……「天下無敵の、草団子!」 |
└────────────────┘
337 :
28/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:54:54 ID:rT8RH98v0
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
| たちまち、勇気りんりん、百人力! ももたろうは鬼をおしかえし、さんざんにやっつけます。
| 「ぐぅぅ、まいった! 命ばかりは、おたすけを!」 鬼どもの首領は、手をついてあやまりました。
└―――‐v――――――――――――――――――――――――――――――――――――
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――
| 「もう二度と、わるいことはしない。たからものを全部わたすから、かんべんしてくれ!」
| それを聞いて、ももたろうは言いました。 「よし、それならたすけてやろう」
|/ー―――――――――――――――――――――――――――――――――――
wktk
∧∧
(,,-Д) ∧∧ ∧∧ ∩∩ ∧∧
(:::::[:| (ー゚*) (∀`*) (ー゚*) (く_`*)
ノ;;]つ0 (っc ) (っc ) (っc ) (っc )
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
338 :
29/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:55:50 ID:rT8RH98v0
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| こうしてももたろうは、たからものをたくさん背負って、おともの動物たちと村にかえりました。 .|
└―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 「やっぱり、おらたちのももたろうは、天下一!」 おじいさんとおばあさんがいったら、 .|
| 村の人たちもおおよろこびで手を叩いて、「天下無敵の、ももたろう!」といいました。 |
└――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
┌──────────────────────────────┐
| ももたろうは村の人たちにたからものを返してあげ、 |
| おじいさんと、おばあさんと、いつまでもしあわせに暮らしましたとさ。 .|
└――――――――――――――――――――――――――――――┘
┌―――――――――――┐
| めでたし、めでたし―― .|
└―――――――――――┘
339 :
30/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:57:35 ID:rT8RH98v0
┌―――――――――
| ……どうだった? \__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_人__人__/
└―――‐v――――― ≫ ≪
≪ おもしろかったぁっ! もっと話してー! ≫
≫ ≪
/⌒Y⌒ヽ|⌒⌒ヽ|⌒Y⌒ヽ|⌒ヽ|⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
┌───────
| そうかそうか。
└――‐v――――
∧∧
(,,^Д) ∧∧ ∧∧ ∩∩ ∧∧
(:::::[:| (ー゚*) (∀`*) (ー゚*) (く_`*)
ノ;;]つ0 (っc ) (っc ) (っc ) (っc )
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
ももたろうをこっちの言語と技術規模に翻訳、翻案するのは案外手間だったが……
――やっぱり通じるもんだな、こういう話は。
340 :
31/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:58:35 ID:rT8RH98v0
┌─―――────────────┐
| だがまぁ、話すには条件がある。 |
└──────────────\__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__/
≫ ≪
≪ ゲゲーッ!! やっぱりえげつないこと考えてたーッ!? ≫
+ /\ /\ ≫ ≪
/ \ / \ /⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
/ ゙'----''"´ ヾ +
+ / `:、 /ヽ /\ /ヽ /\ /ヽ /\ /ヽ /\ ノし
/ jニニコ iニニ! i. / ::\ / \ / ::\ / \ / ::\ / \ / ::\ / \ て
| fエ:エi fエエ) / :::::\_/ ::ヽ / :::::\_/ ::ヽ / :::::\_/ ::ヽ. / :::::\_/ ::ヽ (
| /  ̄` ::| /  ̄` ::| /  ̄` ::| /  ̄` ::|
+ ゙、 ー―― | iiiii u.:::| | iiiii u.:::| | iiiii u.:::| | iiiii u.:::|
ヽ ノ| iiiii U ::::| | iiiii U ::::| | iiiii U ::::| | iiiii U ::::|
` ー- .,, __ ,,.. ' | ...:::::| | ...:::::| | ...:::::| | ...:::::|
,.ィ'´  ̄ `ヽ .....:::::/ \ .....:::::/ \ .....:::::/ \ .....:::::/
ぽ ん っ L | | | ,)-
ε= ナーーレ
341 :
32/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 16:59:42 ID:rT8RH98v0
━━━[四次元殺法コンビからの補足解説]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
r ‐、 昔話や神話には、一定の共通した性質や特徴を持つものがある!
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ これらは神話類型としてまとめられるが、
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) 例えば「超常的な生まれをした者が、超人的な英雄として活躍する」
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| 「見るなというタブーを破った者が、それを原因に離別する」
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | などといったパターンを、色々な話で見た事はないだろうか?
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i まったく繋がりの無い地域同士でも、この種の類型は共通性がある。
| / `X´ ヽ / 入 |
だから神話や昔話は、けっこう普遍的に通じたりするんだな!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※……たとえばカナダの先住民ミクマク族は、白人入植者から「シンデレラ」の話を聞いて、
現地流アレンジの、新しい「シンデレラ」を生み出している。(モカシン靴のシンデレラ)
類型に裏打ちされた昔話の、普遍性を表す一例として挙げられるだろう!
342 :
33/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 17:00:47 ID:rT8RH98v0
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| なぁに、やってほしいのは誰にでも出来る簡単な仕事だぜ。 |
| この土器の碗を使って、そこの川の黒い砂を集めてもらうだけさ。(棒) .|
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
┌―――――――――――――――――――――――――――┐
| 兄ちゃん兄ちゃん! あんまり聞きたくないけどどんだけだよ! |
└―――――――――――――――――――――――――――┘
┌――――――――――――――――┐
| そこの土器の壺(大)に三杯くらい。 |
└――――\__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_人__人__/
≫ ≪
≪ コイツ最悪だぁああああああっ!? ≫
≫ ≪
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| まぁまぁ、やり方も説明するし、後でペルに頼んでお前らに水飴もらってきてやるから。 どうだ? |
└―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
┌――――――――――――――――――――――┐
| うーん、じゃあ水飴とお話三回で手打ちってことで! |
└――――――――――――――――――――――┘
┌―――――――――――――――――┐
| っし、了解! んじゃ、やり方はな―― .|
└―――――――――――――――――┘
343 :
33/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 17:01:39 ID:rT8RH98v0
━━━[ 選鉱――わんがけ法―― ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先述のとおり、砂鉄は砂より比重が重いため――
| | |〜〜〜〜〜〜〜| |〜,.〜..,〜,..〜,.,〜|
\.,.,.,..,,,,,.,.,.,.,.,.,.,/ \.,.,.,,,,,,,,....,.,.,.,.,.,/ \.,;: ; :;: ;: ;: ;: ;: /
\:;;;;;;;;;;;;;;:/ \:::::::::::::::::/ \;: ;: ;:; :; :/
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
1.土器の碗に、 2.水を混ぜる 3.かき交ぜて濁り水に
砂鉄の多い砂を入れる
/\
/ |
/ | | |
/〜,〜,,,,,/ \ /
:j;\ ;:;;;;/ \;;;;;;;;;;;;;;;;/
;i;:ji;:  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
;:/i;::
4.10秒ほど待つと比重の重い鉱物が 5.1〜4を濁りが出なくなるまで繰り返す。
沈殿するので、上の濁り水を捨てる。 最後に底に残ったのが鉱物。
(この場合は砂鉄堆積地なので、主に砂鉄)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| わぁ、できたー! 一杯取れるし、案外すぐ済むかも! 皆、競争しよう!! |
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
・
・
・
344 :
34/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 17:02:21 ID:rT8RH98v0
? これは――
┌―――――――――――――――
| ? ……何、してるんですか?
└――――――――‐v――――――
┌―――――――――――――――――――――――――――――
| ああ、ジャスとでぃか。これは〜〜(中略)〜〜ってことをしていてな。
└――‐v――――――――――――――――――――――――――
/
ワイワイ
\
∧∧ ∧_,,, ?
(,,゚Д゚) ∧∧ ? (゚-;;゚#)
(:::::[:| (д・ ) |;;:;;:U
ノ;;;;;i;;ゝ | c ) |;;;;#;:)
し`J し`J し' J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
えっと、つまり、何かまた新しい道具を作ろうとしてる――と?
345 :
35/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 17:04:14 ID:rT8RH98v0
┌――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 調度いい。 悪いがジャス、あいつらの様子を見ててやってくれねぇか? |
| 流れが緩い場所とはいえ、幼い年齢の子供だけで川辺は危ねぇしな。 |
└――――――――――――――――――――――――――――――――┘
┌――――――――――――――――――――――┐
| あ、はい。それはいいですけど……ギコさんは? .|
└――――――――――――――――――――――┘
┌―――――――――――――――――――――――――――┐
| まだ、今日のうちに作りたいものがあってな。 |
| フイゴ……っつっても通じねぇか。 まぁ、革の加工物だ。 |
└―――――――――――――――――――――――――――┘
┌――――――――――――――――――――――――――――┐
| 分かりましたっ。 それじゃ、小さい子たちに目を配っておきます。 |
└――――――――――――――――――――――――――――┘
┌―――――――――――――――――――――――――――――┐
| それから……でぃ! ちょっと来てくれ! 革の加工で相談がある。 .|
└―――――――――――――――――――――――――――――┘
相変わらずギコさんは、忙しい人です。 でも――
346 :
36/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 17:05:25 ID:rT8RH98v0
┌―――――――――――――――――――――――――
| じゃあ、ギコさんから引き継いだので、何かあれば僕に!
└――――――――――――v―――――――――――――
∧∧
(д・ )')
u /
し`J
┌────────――┐
| はーい……っ!! ヽ
|/――――ヽ|――ヽ|――-、i
∧∧
( *゚)
ヽ u 〉 クルクル ∧∧
(,/`J ヽ__/ ( ´) ∧∧
~""'''ー一‐- ..,,__ (( ヽ__/と ) )) く_` ) i\
::( *:"'''- .._ し`J ∩∩,-、 ( つヽ__ヽ ジャー
ー--;;; ::V:V::: "'''ー--''―‐--、,.,.,.,_,.と(゚ ) Uつ し`J _j,し '
`_∪ー''―'''―""‐- 、 '⌒`
__ ,.. '' ...::: /::|〜 _ ~"''
;;:: ::: `ー;;;::::.::. ::~;:: ~~ ジャボ
_______
`ー----、
その忙しさにありながら、僕が同年代の子供と馴染めないのを覚えていて、
こうしてより幼い年代の子供たちと交流する機会を作ってくれたり、気配りを忘れない凄い人です。
347 :
37/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 17:06:56 ID:rT8RH98v0
スゥ…
∧∧
(д- )
| c )
し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
そんなギコさんだから……
348 :
38/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 17:08:09 ID:rT8RH98v0
∧∧
⊂ ( ・−)
| c )
し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
だから、きっと、
349 :
39/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 17:09:07 ID:rT8RH98v0
\ | /
\\ | //
∧_,,, ∧∧
(;*゚;;-)') (Д゚,,)
( ( /;:;つ/ ( ( (::::[:|
(;;#;:;/ ノ;;;;;i;;ゝ
し' J し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
でぃさんが、ギコさんに惹かれるのも当たり前で……だから……
350 :
40/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 17:09:48 ID:rT8RH98v0
――大丈夫。 何もかも、納得できる。
∧∧
(д-il) ⊃
| G) ギュ…
し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
大丈夫。 僕は、一人でも生きていけるようにならないといけないから――
だから、大丈夫。 一人でも、大丈夫……
351 :
41/41 ◆LiWish2aKA :2010/02/08(月) 17:11:36 ID:rT8RH98v0
……大丈夫、なんだ。
――――つづく
更新乙です!
ジャスがんばれー(´;ω;`)
この人の作品いつも深いんだよな 乙でした
354 :
文 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:19:50 ID:oeWBUbmZ0
冂冂
||[ o-o] / これより26コマほど投下させて頂きます。
||[ φ /\
||=ヽ/ /\/ タイトルは、「鉄火の幕間 その1」
/ \/
355 :
1/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:20:42 ID:oeWBUbmZ0
┌――――――――┌――――――――――――――
| あ、炭の準備が | よぅ、砂鉄の準備、できたぜー!
└―――‐v――――└――――――‐v―――――――
∧_∧ !? ∧∧
(;:;:;・д) (`(Д^,,)
|;:;::;:;:]つ ヽ[:::::)
ノ;:;:;:;:;:;:ゝ ノ;i;;;;;;ゝ
(___,)__,) し`J
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
――え? もう!?
356 :
2/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:21:40 ID:oeWBUbmZ0
┌―――――――――――――――――――┐
| あの、どんな手管を……使った、のかな? . |
└――――‐v――――――――――――――┘
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ o
/|
|\ / |
| \ / |
| \ / |
| >――< |
/| /| | / 丶 |
/ | / | | / |
/:.:.. | /:... | V 、_,, ヽ/
/:.:.:.. | /:.:.:.:.: | | イリ_ノ |
/:.:.:.:.: |__/.:.:.:.:... | ノ U |
:.:.:.::.:.:.:.:''""~ ~""''::.:.:... | ヽ u /
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.. 、| \ー――' /
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.. し | \ /|
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.. | ∧ー――― ..:|
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:... | /::::`ーv――――'`.:ー--、
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:し:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... / /:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::/ ⌒ヽ
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. / /ヽ:::::::::::::::/・:::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::\
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:. / /::::::::::|::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::|
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:. < /:::::::::::::|:::::::::::::|・:::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::|
357 :
3/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:22:23 ID:oeWBUbmZ0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 手管とか失礼な。 ちょっと童話と水飴で釣って子供連中を働かせただけだ。 |
\________________ ________________/
∨
/|
|\ / |
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| \ / |
| >――< |
/| /| | / 丶 |
/ | / | | / |
/:.:.. | /:... | V \、 i, ,ノ, ヽ/
/:.:.:.. | /:.:.:.:.: | | -=・=- -=・=- |
/:.:.:.:.: |__/.:.:.:.:... | | U |
:.:.:.::.:.:.:.:''""~ ~""''::.:.:... | ヽ / ▼ ヽ u /
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.. 、| \(_人__) /
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.. し | \ /|
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.. | ∧ー――― ..:|
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:... | /::::`ーv――――'`.:ー--、
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:し:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... / /::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::/ ⌒ヽ
:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. / /ヽ:::::::::::::::/・:::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::\
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\__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__/
≫ ≪
≪ どこからどう聞いても悪質な手管です本当にありがとうございました!? ≫
≫ ≪
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
※「手管」 1.人をだます手段。人をあやつるかけひき。 「―を弄(ろう)する」「手練―」
358 :
3/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:23:06 ID:oeWBUbmZ0
┌─────────────┐
| まぁ、それはさておきだね。 |
└――――――───────┘
┌―――――――――――――┐
| さておいていいのかよ…… .|
└―――――――――――――┘
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 君の事だから、露悪的に言ってるだけで、酷な労働強制とかしてないだろうし。 |
└――――――――――――――――――――――――――――――┌―――――┐
| む…… |
└―――――┘
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 偽悪的に振る舞う気持ちも分かるけど、為政者はイメージも大事だと思うよ。 |
└――――――――――――――――――――――――――――――┌―――――┐
| ぐ…… .|
└―――――┘
――人的資源を使い倒すのが上手い割に、それを恥じてる所があるんだよなぁ。
359 :
5/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:23:48 ID:oeWBUbmZ0
┌――――――――――――――――――――――――――――――
| ん? これ美味しいなぁ。 茶色っぽいけど、何かの薬草の煮汁……?
└―――――‐v――――――――――――――――――――――――
┌――――――――
| ああ、こいつか?
└――――‐v―――
∧_∧ ∧∧
(;:;:;:;:。。) (Д゚,,)
|;:;:;:;:;:;つ凵 凵と:[::::ヽ
ノ;:/__)○ゝ ノっと;;ゝ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
コーヒーや茶みたいな……なんだろう?
360 :
6/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:24:30 ID:oeWBUbmZ0
┌―――――――――――――――――――――――――――――――┐
| タンポポコーヒー(またはタンポポ茶)だよ。 タンポポの根の煮汁だな。 |
└―――――――――――――――――――――――――――――――┘
━━━[ かんたん! タンポポコーヒー作成 ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.タンポポの根を掘り、よく洗う 2.カラカラになるまで乾かして刻む
バシャバシャ ∧∧ シャッシャッ
<< )ヽ (,,゚Д)<!ヽ ,
〈;;Ji;し:::::| |::::]つ||' ` `
i`ー‐'i;;;;;]つ ノ;;;っと \::::::/
`---'  ̄
3.茶色になるまで弱火で炒る 4.布をフィルターにして熱湯を注ぐ
∧∧ ( ( ∧∧
( 。。) ) ) (,,゚д゚) トポポ…
/::::::]つ= ,.,.,.,.,., |:::[:::]つ[i⌒ア、
/::::::::ゝ l二二二l ノ;;;;;i;;;ゝ  ̄ ji,
し`J [;:;:]火[;:;:] し`J 凵 凵
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 暇を縫って大量に作ったんだが、薬効があるんで(※)ペルに水飴と交換してもらう予定だ。 |
| その水飴で更に砂鉄を集めて、集めた砂鉄で鉄を作る、と。 タンポポから鉄ができるぜ。 .|
└―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
※……利尿、整腸など。漢方の一種としても分類される。ちなみにノンカフェイン。
361 :
7/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:25:24 ID:oeWBUbmZ0
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
| 経済概念も発達してない原始社会で、そんな資産転がしみたいなこと、よくやるね……
└――――――――‐v――――――――――――――――――――――――――――
┌―――――――――――――――――――――
| 頭は捻りようだぜ? 意外となんとかなるもんだ。
└――――‐v――――――――――――――――
┌―――――――――――――――――
| でも……鉄は、それだけじゃできない。
└――――――‐v――――――――――
┌――――――――
| どういうことだ?
└―‐v――――――
∧_∧ ∧∧ ?
(;:;:;:-д) (Д゚,,)
|;:;:;:;:;:;つ凵 凵と:[::::ヽ
ノ;:/__)○ゝ ノっと;;ゝ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
“資産転がしが上手い”だけの人間に、原始世界で一から鉄を作るなんて不可能だ。
362 :
8/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:26:08 ID:oeWBUbmZ0
┌―――――――――――――――――――――┐
| 一個人では生成不能な、大量の木炭の作成。 .|
└―――――――――――――――――――――┘
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
;:;:;:;:;:;:;:;:;: ; :;:;:; :;:;:; :;:
;:;:;:;:;:;:,.,.,;:;:;:;:;:;:;:
;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:
;:;::;:;: ;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:
∧_∧ ;:;:;:;:
( ´∀`) ,:.:. ;:;: ∧_∧
( つつ ;:;:;:;:; ;:;:; (・;:;:;:;:;:;)
| | | :.::;:. ;:; と[;:;:;:;;::ヽ
(__)_),--、;:-'二`='二`=;、,,;,;='二`==、,--、(,__ヽ;:;:ゝ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'`"'' ヽ;=;=:人;=;;=;===;:从l;=;/ ` ̄`´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
;ヽ;三三三三;三三三/;
;\;:=;:==;:;==;:;=;/;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
人を動かし――
363 :
9/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:26:52 ID:oeWBUbmZ0
┌――――――――――――――――――――――┐
| 同じく一個人では不可能な、大量の砂鉄の採取。 .|
└――――――――――――――――――――――┘
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
∧∧
( *゚)
ヽ u 〉 ∧∧
(,/`J ヽ__/ ( ´) ∧∧
~""'''ー一‐- ..,,__ (( ヽ__/と ) )) く_` ) i\
::( *:"'''- .._ し`J ∩∩,-、 ( つヽ__ヽ
ー--;;; ::V:V::: "'''ー--''―‐--、,.,.,.,_,.と(゚ ) Uつ し`J _j,し '
`_∪ー''―'''―""‐- 、 '⌒`
__ ,.. '' ...::: /::|〜 _ ~"''
;;:: ::: `ー;;;::::.::. ::~;:: ~
_______
`ー----、
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
技術を知り抜き――
364 :
10/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:27:35 ID:oeWBUbmZ0
┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
| そしてやはり一個人では設置不可能な、大がかりな炉の構築―― |
└――――――――――――――――――――――――――――――┘
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【 参考例 :江戸時代のたたら(高殿たたら)の断面図】
._______ _ _ _______
. |ロ|____|ロ| .|::::ヽ /:::::| |ロ|____|ロ|
. | .|____| .| .|::::::| |:::::::| |. |____|. |
. | .| | .| .|::::::| |:::::::| |. | 天秤山 |. |
. | .|___ | .| ___, |::::::| |:::::::| ___ |. | ___|. |_
.. 「| .| \| .|/ \ |::::::|: 炉 :|:::::::| / `i|. |/ |. |::|
/:::| .|____| .| 〈二二〈 〉二二〉 つぶり ||. |____|. |:::\
/|_|ロ| |ロ|____| /:::::::::\___,/:::::::ヽ |____||ロ| |ロ|」\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ;:;:;:;:;:;:,-―‐-、;:;:;:;:i^i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i^i;:;:;:;:;::,-―‐-、;:;:;:;:;:;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|;:;:;::// ̄ ̄ヽヽ;:;:| .| 薪の灰 | .|;:;:;::// ̄ ̄ヽヽ;:; :;| ↓地下
|;:;:;:|;;|: 小船 :|;;|;::| | 炭の灰 | |;;:;:|;;|: 小船 :|;;|;::;:;|
|;:;:;:|;;|::::::::::::::::|;;|;:;| .| 大 船 | .|;;:;:|;;|::::::::::::::::|;;|;: ;:|
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:| 真砂利
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:|
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 砂利
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|:ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ:| 坊主石
|o0o0o0o0oo0o0o0o┌――┐o0o0o0o0oo0o0o0oo|
|o0o0o0o0oo0o0o0o|排水|oo0o0o0o0oo0o0o00| 砕石
ヽo0o0o0o0oo0o0o0└─―┘o0o0o0o0oo0o0o0o/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
現実を見据え、計画を断固として実行する、不断の意志。
365 :
11/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:28:19 ID:oeWBUbmZ0
┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 集団を率いて、自分の意志を実現させる力……つまり、権力だよ。 |
└――――――――∨―――――――――――――――――――――┘
\ | : :.: : :..: :..: : . ..::::|
\ |: : : :..: :..: :.: : : . ..::::|
\:::::..... .,:;:;:|:.: : : :..: : : :..: : : . ..:::::|
\::::::::....... .,:;:;:;:;:;:; .,:;:;:;:;:;:;|
\::::::::::::/;:;:;:;:;:;:;:; .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
\/ .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
/ .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
/ .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
/ .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
| .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
| _____ .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
| ∧_ノ:.::::..:.:.| `> .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
| ヽ.:::::.::.ノ .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
| ` ̄ .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
、 .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/
\____ .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/
V__〉 .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/
\ ..,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/
\___〈 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
〈 ̄ ̄::::|;:;:;:\: : : : : : : : : : : : : : : /
>;::::::::/;:;:;:;:;:;:;> : : : : : : : : : : : : : \
/: :.\/;:;:;:;: / : : : : : : : : : : : : : : : : :\
┌―――――――――――∧――――――――――――――――――――――――┐
| 気づいてる? ……君は今、この原始の世界で、権力者――王への道を歩んでる。 |
└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
366 :
12/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:29:00 ID:oeWBUbmZ0
┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
| ……否定はできねぇな。 『鉄を制する者が天下を制する』だ。 |
| 俺が製鉄の秘密を握り続けりゃ、そうなることも可能だろう。 .|
└――――――――――∨―――――――――――――――――――┘
┌―――――――――――――――――――――――――――――┐
| それじゃあ……あえて聞くよ。 君は、王になることを望むかい? |
└―――――――――――――――――――――――――――――┘
|\
| \ _____
| \―< /
| / 丶 /
〉 i/
| U 、_ 〈 ・ ・ ・ ・
| u ヽ
ヽ _ /
イ斗┴r┐ ´ /
/ ̄`ーゞ、:::::/::::|__<ー─r、
/:::::::::::::::::\ ∨\::::::|,ベ;;;::/::::|
{:::::::::::::::::::::::: ヽ>ー\:::::::::ヽ\|、_
|:::::::::::::::::::::`丶}\;;;;;;;;;\::::::∨'\`ヽ
:|::::::::::::_:::::::::::::::\_}/r‐-}\:::゙,`''く::l::::゙,
ト、:::::/::/ ̄`` ぐ└f'二)::{::::',:::::|::!,ゞ┐
`、∨::´::::,.、-''"~ ̄}_{‐''く:::{_:::::',::_|;;|_,rー'、_
}{::::/::::_、-'''"~ ̄{_\;;;;;j;><;:::::\:::ヘ}\
}∨::::/::::::_、-''゙~ ̄ ̄ \::::},之_::::ヽ
〉∨:::::::/ ,.、イ;;ノ_ `ヽ}
{: \,/\ -‐ '" /` ̄ :.:}
彼の回答次第で、僕は――彼に、問いたいことがある。
367 :
13/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:29:50 ID:oeWBUbmZ0
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| お断りだな。 頼まれたって望まねぇ。 |
|____________________|
…………!
368 :
14/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:30:32 ID:oeWBUbmZ0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 理由…… |
\________/ ┌――――――――┐
| ん、なんだ? |
└――――――――┘
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 理由を、聞いてもいいかな? ……君が権力を望まない理由。 |
\_____________________________/
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| 別に、つまんねぇぞ? なんか重大なきっかけがあって、そうなったわけでも / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
└――――――――――――――――――――――――――――――――| それでも聞きたいんだ。 ……駄目かな? |
\___________________/
・
・
・
369 :
15/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:31:30 ID:oeWBUbmZ0
・ ・ ・ ・
∧_∧ ∧∧
(;:;:;:・−) (д-;)
|;:;:;:;:;:;つ凵 凵と:[::::ヽ
ノ;:/__)○ゝ ノっと;;ゝ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
――やれやれ。 なんで唐突にんなことを気にするんだか。
370 :
16/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:32:11 ID:oeWBUbmZ0
――男の端くれとして、こういうことを言うのは単純にこっ恥ずかしいんだがな。
┌―――――――――――――――――――――――――――┐
| ……まぁ、要するにだ。 単純に、自分に自信が無いんだよ。 |
└――――――――――――――――――――――――――/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 君が? 自分に自信が無い? |
\_______________/
┌――――――――――――――――――――――┐
| クロ。 お前、俺の事なんだと思ってやがる……/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
└――――――――――――――――――――| 横暴無茶振り魔人。 |
\______\__人__人__人__人__/
≪ おいこら!? ≫
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| という冗談はさておいき、若い割にかなり練れた人物……かな。 まだ20代前半だよね。 |
\______________________________________/
┌――――――――――――――――――――――┐
| 若い割に……? まるで年寄りみてぇな――っと。 |
└―――――――――――――――/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| そう、ご明察。 僕は普通からは“少しだけ”かけ離れている。 |
\___________________________/
――そうだった。人間臭いんで忘れてたが、コイツは時空を移動可能な超常存在だ。
俺の基準っつーか、人間の基準で測るべき存在じゃなかったな。
371 :
17/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:32:55 ID:oeWBUbmZ0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| その僕からの発言として聞いて欲しいんだけど……君は結構、人間としてはいい線をいっている。 |
\__________________________________________/
372 :
18/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:33:37 ID:oeWBUbmZ0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 飛び抜けた武の才能は無いけれど、よく筋肉を鍛えているし、反復鍛練も怠っていない。 |
\_______________________________________/
::::::::::::::::[ 作者からのサービスカットだよ☆ ]::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ノ イリ_ノ .::|
〈 ....:/
\-― ...:::/
>:... ....:...:く_
,,.ィ'''フ''''=、r'",,i` ':::..../::....,,`ヽr''"`ヽ、ヽ、
,r'"´ ノ" )=、 ,,..ィ'"´i `ヽ、
( ノ ´ ̄ `Y"´ i
) __,,.. レ _,,,,、 j、、
r''ヽ. ,.ィ'''i" J `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、
/ ,,.イ')'" 人 ,,l、 ノt ) `ヽヽ
/ / / `ゝ、 人 ,,イ jt、 ヽ i
f , ノ /、 `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''" ノ ヽ、 ヽ t、、
)' f ノ ヽ、 r 、 f" `i´ ̄` Y `ヽ / ゝ-,ヲ''' )
( ,.ィ''ーr"~ ヽj ミi ! j' | / ゞ ft
ノ、,ノ ヽ, `i 、〉、.__,人,___,..イ、,i" j'' ( ,ノ j
( t、 l i ヽf Y ,j,. ,/ ) ,.イ´ ノ
fヽ ヽ、 l l ヽ、 .| ノ ,. / ,.イ '"ノ ノ
t i l、. t l 、j`ー‐‐'`ー="レ' j' // / ,/
ヽ、 i、 i l ヽ -ニ- ノ l /,,,,ノ ,ィ/
ヽ、`i `i、 l `i / ,l /-,=、ヽv
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 色々な世界で色々なものを見てきたけど、人間基準なら上等な部類だよ。 |
\_________________________________/
373 :
19/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:34:19 ID:oeWBUbmZ0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 知識面でも天才ではないけれど、学習と反復、そして知の実践を怠っていない。 |
\___________________________________/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,__
iii■∧ /
━ (,,゚Д゚) / ━━━━━ ∧∧━━━━ ∧∧━
(::::[:]つ ∇ (゚Д゚,,) (゚Д゚,,)
... ノ;;;;i;;;ゝ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
し`J .|□| √ ̄ (___ノ〜 √ ̄ (___ノ〜
. | ̄ ̄|| | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ マスター  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| しかるべき環境で集中して武の鍛練をすれば、その道の達者程度にはなれるだろうし、 |
\______________________________________/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ マスター  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 同様に集中して研究、学習をすれば、数年で大学機関の修士になる程度は容易なはずだ。 |
\_______________________________________/
374 :
20/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:35:12 ID:oeWBUbmZ0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 危険なモンスターの巣食う無人島に漂着しても、 |
\______________________/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ノー '⌒ヽ
──=ニ_´: : : : : : :ノ
 ̄""゙"´
_ノ⌒ヽ
___ノ⌒: : : : : :_::_:_:) /`ー、 __ノ⌒ーー'⌒ヽ
 ̄  ̄ `ー'^⌒ ̄ ノ .,, .L_  ̄`ー==≡='"
___,ィ===ュ、___ノ⌒ー‐-==二´森 森森 `ー-、__,,.-─-、___r‐-==、__
_,,,,,,.....、、、、二----── ¬ '''''''''''^^^""´´´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄```゛゛^^^''''''''''' ¬ ──---- 、、二....,,,,,,_
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〜〜: : : : : : : : : : : : : : 〜: : : : : : : : : : : : 〜: : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : 〜〜〜: : : : : : : : : :. : :. : : : : : : ::ロ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〜:/l l\ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :〜〜 : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. : : : : : : : : : : :.:)__| !__( : : : : : : : : :〜〜 : : : : : : : : : : : : : : : :. : : : : : : : : : : :
: :〜 : : : : : : : : : : : : : : : : : .: : : :: : : : : : : : : : : : : : : {二二} : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :〜 : : : : : : : : : : : : : : : ヽ,n,ノ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :〜〜 : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : 〜〜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〜: 〜: : : : : : 〜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【開拓者】
(
http://dechi.xrea.jp/library/log/settler/)
375 :
21/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:35:56 ID:oeWBUbmZ0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 戦争の長く続く、古代の島や、 |
\_______________/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ヽ /ヽ
/ ヽー/ | 、o, 、o, 、o/ ∧
-= ゚ = -= ゚ =ヽ n('o')n / '' ∧∧
、 ____ , | nハハn / ,、 ト、ト、 (゚皿゚*)
)´ `( l l(゚ワ゚*)l / //l\<っ<il>)))━━━と __ハハoヽ
/ーu--‐´ l nハハn / ⌒^⌒ヽ /=/ ヽ ̄/ ('_゚ ミ ,,)〜
.,.,,..,,..,.,.,,,.,.,..,.,.,.,.,,..,ノ l(゚ワ゚*)l / <,^`),,(=ノ / ヽ ヽ "U´)ミ
| | | ∩∧∧∩ / ヽm m ヽ__/ ||^|| ̄||
| | | ヽ(゚ワ゚*)ノ/―――――――――――――――――――
| | | ∩∧∧∩/
| | | /ヽ /ヽ ヽ(゚ワ゚*)/
| | | / ヽ / ヽ | / /
| | | / `ー-‐´ l | / ∧∧ / ::;;:,.:,. λλ
| | | | (O` ´O ) | ̄ヽ し'/ (*゚−゚) × ;;:;:;:;:o゚)つ[ニニフ
[二二二二] | ヽlノ | | / <二ニ>´゚,,ミ━O|i゚i:i:i:iつ━━━ / /ヽ,)[ニニフ
/⌒ヽ l ー-‐-' /lヽl | / 〜ノ,,,ノヽヽ / /と ,,)〜
| |ー---ヽ `-´ ノ ノ / し `ヽ,) (,/
ヽ_ノ < /"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【ログスト島興亡史】
(
ttp://rogst.suppa.jp/)
376 :
22/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:36:44 ID:oeWBUbmZ0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 中世錬金術の世界に放り込まれても、 |
\__________________/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| / ̄Τ ̄\ / ̄Τ ̄\
| |l | l| |l | l|
| |l | l| |l | l|
| V/ |l | l| |l | l|
| 人 |l__|__l| |l__|__l|
| ( ゚ー゚) ∧ ∧ ∫
__l ============ ( *゚ー)
| | || £ △ 〓 || / リ_]っ9 ∬
| | ||==========|| ソ i!ゝ\ ))
| | || §∇ Ω∧|| iト〜ー-、 ノ_、_/、| (二二二二二).∧∧
[| |] ||==========|| △ |=l」l」=| / ̄ ̄] / .`(∀゚*,)
| | ||Α▲處 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / ̄ ̄[il | .::::::|c )〜
| | ||======| | ./ | \___,,,;;;;;;/ Uヽ)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【しぃのアトリエ〜モナーブルグの錬金術師〜】
(
http://tail.s170.xrea.com/wiki/hokanko/index.php?%A4%B7%A4%A3%A4%CE%A5%A2%A5%C8%A5%EA%A5%A8%A1 %A1%A1%C1%A5%E2%A5%CA%A1%BC%A5%D6%A5%EB%A5%B0%A4%CE%CF%A3%B6%E2%BD%D1%BB%D5%A1%C1)
377 :
23/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:37:27 ID:oeWBUbmZ0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 生物災害の発生した都市に取り残されても、 |
\_____________________/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ;. (;;(())::));;;;)) (:((:;∵) ) (:((:;∵(;;(( ⌒;ソ;;;)ヽ
" . . (:((:;∵(;;(( ;;: (;;(;:;;).; ' (;:((:;∵(;;(( ))
; ; (''⌒ ; ⌒,ノ("⌒:) ,,ノ ._. (( (;;(( )))
, .. ; 、(从'),;: ;:'( :;:’);; ) タタタン!! ixi (;;(( )));;:
∩, パン.パン ;(:;:,,)从:;:.,,(::;:..) , .. . .; ; |X| (:(;;(( (:( (:;
I||I ||_,(;:(⌒从). 从)', ,, ,, |iXi|....(( ノノ;;;
||__| ̄|||||||||||||iii / |/ |/ |./ |/ ~~~''~~~''~~~'''''i-;== =iii|「「「 ' i三|:;∵(
||||||||||||||||||||||||| TTT」iiii | iiii.| iiii. | iiii iiii iiii iiiii iiii iiii..| |iiii| |「「| ̄| ii三|⌒;;,
ii|||||||||||||||||||||||| iiiiiii| iiiiii;;---;i~""""'''''''''''''i;;;;;;; 人 从 iiiiii| 「「=i i~i三|从;;;,
iiiii--「ii!!!!!!!!!!____;;;=;; ;;;;;;;;;;;;|.[[[[[[[[[[[[[[ i;;;;;(从;, ( : )iiiii|「| ==i i ;.三/ヽ__i
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
,ヘ_,,, .,ヘ,__
λ、,, (ilДli) (:,゙iロ:)
,,、_,,、 (゚。,ii。:;),、 rヘヘ ;:) :;;:#ヾ /:;;:;#つ
(pДq) 0 #ソ、 (;:;Д。) し,、_,..:;) ∝o(:;;:::ソJ
(U:;U:;;,, ノ :;; ;;/ .ι:;;# :l ,.,。_8゚、 ,、,、
,、,.,__.,._ .(,__,)ー" ) ,,.:;J /(。A。)っ :;と(;:;皿);:;;
ι(;:゚皿゚:)ヾ (,,_ノ_,) し∨'~ /:;;/:;〉;`:・;
`J ;・;;';;;''' ''''
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【Bio Monard】
(
ttp://tail.s170.xrea.com/wiki/hokanko/index.php?%A5%D0%A5%A4%A5%AA%A5%E2%A5%CA%A1%BC%A5%C9)
378 :
24/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:38:17 ID:oeWBUbmZ0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 一定の訓練を受ければって条件付きなら、軍事や諜報の世界に入ったって―― |
\____________________________________/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.. :. :. :. :. : : .: .: : . .: .:. :. :. : .: : .: .: .: : .: .: : . :. :. :. :. : .: : .: .: ..: .:
, .: . :. :. __ :. :. :.: . . .: . :. :. :. : .:..:.:.:__ .: . :. :.: .: . :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
.: .: t.:::::.:..´t,.: .: .: .: : .: . .: .: .: t.:::::.:..ヽ .: . :. : .: .: :. : .: .: .:. :. :. : .: .: .: .:
{ニニft.:.:.l .: . :. :. :. :. :.{ニニft:.:l. :. :.: .: .:. :. :. :. :. :.: .: . :. :. :.: .: .: .: .
(・ω・ll,_} . : .: .: (゚Д゚ll_} . :. :. :. :.: .: .: .: .: .: . :. : :. : . : .: .: . :. :. :
,rl:^ll^:::ll::ヽ ,rl:^ll^:::llヽ .:. : .:. : .: .: .: . :.: . :. . :. : .: : .: .: . :. : . .:. :
=itニGlユtfl(lノ={ .=itニGlユtfl(lノ={ .: .: . :. : .:. : : .: .: . :. :. : .: .: . :.:. : .: . :. :. :.
{,:_l._ _:.:〉 {,:_.:.l__,〉 .: . : .: . :. : .: .: .: . :. :. : .: . :.: . :. : .: .: . :. .: .: . : .:
(_ハ___) __ (__,ハ_) .:. . .: .: : .: . :. : .: .: :. :. :. : : .: . :. :. :. : .: .:. :. : : . :.
```´゛゛゛゛゛´´`´´``´゛゛``´゛゛ t.:::::.:..´t,゛゛゛´´`´´``´゛゛` : : : : : :: : : : : : :: : : : : : :: : : :
{ニニft.:.:.l. .: .: : .: . :. : .: .: :. :. :. : : .: . :. :. :. : .: .:.
(´∀`ll,_} . .: .: : .: . :. : .: .: :. :. :. : : .: . :. :. :. : .: .:.
,rl:^ll^:::ll::ヽ . .: .: : .: . :. : .: .: :. :. :. : : .: . :. :. :. : .: .:.
=itニGlユtfl(lノ={ . .: .: : .: . :. : .: .: :. :. :. : : .: . :. :. :. : .: .:.
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(_ハ___)
゛````´゛゛゛゛゛´´`´´``´゛
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【宣戦布告:R】
(
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1256661361/)
379 :
25/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:38:59 ID:oeWBUbmZ0
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――
| “自分の身を守り、生き残る”っていう、最低のラインはクリアできるだろうし、
| 条件が良ければ、もう少し大きなことができるかもしれない。 それが僕の評価だ。
└――――――――‐v―――――――――――――――――――――――――――
┌――――――――――――――――――
| ……やれやれ。 過大評価じゃねぇか?
└――――‐v―――――――――――――
┌――――――――――
| 偽らざる気持ちだよ。
└――――――‐v―――┌――――――――――――――――――
| ヘイヘイ、光栄ですよ、っと。だがな……
└――‐v―――――――――――――――
∧_∧ ∧∧
(;:;:;:・−) (д-;)
|;:;:;:;:;:;つ凵 凵と:[::::ヽ
ノ;:/__)○ゝ ノっと;;ゝ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"'"^´''"''"'
クロ。 お前の評価が正しかった所で――
380 :
26/26 ◆LiWish2aKA :2010/02/11(木) 03:39:51 ID:oeWBUbmZ0
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| それでも、俺は権力者にゃなれねーよ。 なぜってな―― |
|___________________________|
権力者になるには、もう一つ必要なものがあるからだ。 それは――……
――――つづく
それは――…… の続きはなんなのさー
乙でした
>>381 自らの無謬性に対する絶対的な確信とかじゃない?
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
どうも皆さんこんにちは、アト・アスキィ村の「綺麗過ぎる医師」経瑠椎・福生或です。
今は患者がいないので、復習も兼ねて持っていた医学、参考書等を読みふけっているところです。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ア、タンポポの項目・・・
λ,,λ
(○) 彡。 。*ミ )/)゙
ヽ|〃 ミとノ ⌒ づ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
セイヨウタンポポの葉は古くからヨーロッパや中東で食用に供されており
多少の苦味があるがサラダなどにする。
また、根を乾燥させて炒ったものがコーヒーの代用品(たんぽぽコーヒー)として知られている。
アメリカ合衆国の一部では、花弁を自家製醸造酒(タンポポワイン)の原料として用いる。
さらに、茎に含まれる乳液からゴムを採集する所もある。
全草を乾燥したものは蒲公英(ほこうえい)という生薬として用いられ
解熱、発汗、健胃、利尿などの作用がある。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
※ウィキペディアより転載
┌―――――――――――――――─―─────────────
|たんぽぽコーヒーか〜。そういえばコーヒーなんて随分飲んでないな〜。
│・・・作ってみるか!
└――――――――――――――――‐v─────────────
λ,,λ
(○) 彡。 。*ミ )/)゙
ヽ|〃 ミとノ ⌒ づ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
┌―――――――――――――───
|あ、ペルさん。何処へ行くんですか?
└――――――――――‐v─────
┌―――――――――――――――─―──────────────
|あ、シオンちゃん。ちょっと採取に行ってくるからはお留守番しててくれる?
└――――――――――――――――─────────‐v─────
彡ミミ彡ミミミミミミ彡ミミ
彡ミミミミミミミミミミミミミミミミ
彡ミミミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ
彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)
彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ |
彡ミミミ彡ミ彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ |
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl
,.;:'"''""''"'"'"'"'"'"^´''"''""^´''"''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;. "λ,,λ
,.;:'" イ从ハ イイデスヨ :;.,. 彡゚ー゚*ミ
'' lニニニl (;:;:;:;:)__ 〈k;〉〈;;;;〉川 ゚ -゚) ´''"U ミ
l三三三l (;;:;:;:)(;:;:;:;) 〈k;〉 ( V | ,、 〜ミ ミ
,、viw,,,,,,, ノ__,i__ゝ し`J
' " (( し'ノ
"'"""" ,, .,,., .,,.,
''"'""
''"'""
.,,.,.'""'
"'""""
1 タンポポの根を掘る
┌―――――――――――――――─―────────────
|・・・とは言ったものの、タンポポって確か1mくらい根っこ無かったけ?
│石器で掘るのはちょっと大変ね〜。・・・あっ!そうだ。
└―――――――――‐v―――――――────────────
λ_,λ
彡*゚ー゚ミ
彡 ∽
〜ミ ミ (○) (○) (○) (○)
し`J ヽ|〃 ヽ|〃 ヽ|〃 ヽ|〃
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
、 /
- ○ -
. / `
┌───────┐
|タタラさ〜ん >
Σ └───────┘
∧_∧
(^Д^,,)
.==0=<ニ(,ノ [;;;;;;〉
(つと,」〜 iニニi
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
┌―――――――――――――――─―──────
|タタラさん、スミマセンけどあの道具貸してもらえます?
└――――――――――――‐v――――──────
┌――――――――――――――
|ああ、これですか?どうぞどうぞ。
└―――――――――――‐v――
,─‐‐, パッ
~ ̄||
何処カラ λ,,λ . || ∧_∧ズット持ッテ
出シタ? 彡*゚д゚ミ ('(^Д^,,)マシタケド?
ξ つ |ヽ (ノ.
と__) ( っ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
┌―――――――――――――――─―
|うん、鉄製程じゃないけどよく掘れるわ
└―――――――――――‐v―――――
ミ
ヽ \
終イニャ耕スゾ! ./ \ \
λ,,λ /  ̄
彡*゚ー゚ミ i i i
''""~"'''"/ ヽ''"~"__i i i--、
./| | | |  ̄ ̄ ̄ |:::::|
iiiiiiiiiiiii/ \ヽ/| |iiiiiiiiiiiiii::.. ノ__ノ
/ \\| |
/ /⌒\ し(メ .i i i
/ / > ) \ ノノノ
/ / / / .\_ ザックザック
し' (_つ /:::::/::... ザックザック
ノ・ ./∴:・:
''""~~"''
10分後・・・
┌―――――――――――――――─―────
|ま、まだあるの?どんだけ長いのよ?この根っこ。
└―――――――――――‐v―――――────
┌―――――――――――――――─―────
|ペルさん、穴なんか掘って何やってるんですか?
└―――――――――――――――‐v―────
∧∧ ?
ゼイゼイ・・・ (∀・ )
〜´⌒彡;>> (○) (○) (○) (○) | c )
と_)) U U ヽ|〃 ヽ|〃 ヽ|〃 ヽ|〃 しヽ) ))
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
┌―――――――――――――――─―────―――――
|おぉ!ジャス君。なんていいところに!悪いんだけど
│この辺の草の根っこを傷つけないように掘りだしてくれない?
└―――――――――――‐v―――――────―――――
┌―――――――――――
|あ、ハイ。わかりました。
└―――――‐v―────
∧∧
ゼイゼイ・・・ λ,,λ (д・ )
〜´⌒彡;"ー゚ミ(○) (○) (○) (○) | c )
と_)) U U ヽ|〃 ヽ|〃 ヽ|〃 ヽ|〃 しヽ)
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
┌―――――――――――
|こ、これでいいですか?
└―――――‐v―────
┌―――――――――――――――─―──
|ありがとう。流石男の子。頼りになるね〜。
│お礼に家に戻って水飴御馳走してあげるね。
└――――――‐v――――――――――──
λ,,λ
彡*^ーミ
ミ ')') ∧∧ ハァハァ・・・
〜ミ ミ (○)ヾ(○)〃ヾ (д-;)
し`J (○)ヾ(○)〃ヾヽ|〃 cuu っ
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'
2 掘りだした根をよく洗う(泥が残らないよう、丁寧に)
バシャバシャ
,.λ,,λ .,.,.∫
(,ミ。 。*ミ ⌒つ
ヾj(;;;;;とノ/""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"
3 洗ったタンポポの根をカラカラになるまで乾かす
|:: :|: .::| .:|:. l:|
|::.,: :r.:| ::|:. l:| /i
|: |:: |::.. ::. j:| / |
|: |::. ::| .:|: ::| / |
|: |::. ::l .:|: ::| /::∠___
|:i ::| :: :| l | /;: ;: ;: )) )) )) ))二>
|:|: :| ::| :: ;| |/::, / ̄(( (( (( ((
|:|: :| ::| :: :|:::// )) )) )) ))
|:|: :| ::| :: :{::/ ( ( ( ( /i
|;} : :| :| :: | 彡ー゚ミ>
|: .:| ;n ::| :: | ミ つ
, . |: ::| ::{リ ::! :!:| ,,.., .,.. ミ ミ
; , | .::| ::r : :| :i | .:;;::;;;. ,;:. ,. し`J
;; /.::/ :::|i :.:| :l;ハ._,,. ,,::;;.:. ,;:.,,. .. ,.,,.
ノ,;ノ : ::八 :ゝ::ヽ\_,,.,. :, ,.vVw,
;:´.:: :/.::::ヾ::\::\::ー、 ,;;::.. ,,:;;;.. .,:: ,;..,,.. ..
4 乾いた根を、細かく刻む
λ,,λ ブツッブツッ・・・
彡*。。ミ _
__ ξ つ/:;0
ヽ_ノ と_)J[;:;:;:;:;:]
5 刻んだら、浅い鍋などで茶色になるまで弱火で煎る
ジュー λ,,λ
__ 彡゚ー゚*ミ
[:;:;:]ヽ_ノ[;:;;:] 彡 つ━━
` ,;;从炎炎',人, ミ ミ〜
V/7Vヘ,ヘV し`J
6 比較的目の細かい布をフィルターにして、熱湯を注げば完成
λ,λ
ジョボボ・・・・ lヽミ。 。*ミ
彡lノと ミ
il~~~~~li ミ ミ〜
ヽ_ノ し`J
┌―――――――――――――――─―
| う〜ん、いい香り〜。ジャス君もどう?
└――――――‐v――――――――――
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ
彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ)
彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ |
彡ミミミ彡ミ彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ |
彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl
,.;:'"''""''"'"'"'"'"'"^´''"''""^´''"''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;.
,.;:'" :;.,
'' lニニニl (;:;:;:;:)__ 〈k;〉 〈;;;l ´''"
l三三三l (;;:;:;:)(;:;:;:;) 〈k;〉 ,.、
,、viw,,,,,,, λ,,λ ''∧∧
' 彡*^ーミ∬ " (∀・ )0
"'"""" ξ つ□ | ̄ ̄| | っノ ,, .,,., .,,.,
と__) ヽ_ノ ''""" し`J
''"'"" "'""""
┌――――――――∧──
| あ、ハイ。頂きます・・・
└――――――────―
\ | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i /
三 三
三 に 、 苦 っ ! ? 三
三 三
/ | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i | i \
┌―――――――――――――――─―──
| あはは、お子様にはちょっと早かったかな?
└――――――――――‐v――――――──
λ,,λ ∧∧
彡*^ヮミ∬ ( X∀)・゚・。∵
ξ つ□ | ̄ ̄| 日 c )ブハッ
と__) ヽ_ノ し`J
'"''''"''''"'''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"'"''''"''''"'''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"'''''"''''
┌―――――――――――――――─―────────
|にしても、これを作るたびにあの大穴掘るのは手間ねぇ・・・。
└――――――――――‐v――――――────────
┌―――――――――――――――─―──────────
|それならギコさんが似たようなモノを作ってるところを見ましたよ
└――――――――――――――――──‐v────────
λ,,λ ∧∧
彡:-дミ∬ (∀・ )
ξ つ□ | ̄ ̄| 日 c )
と__) ヽ_ノ し`J
'"''''"''''"'''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"'"''''"''''"'''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"'''''"''''
┌――――――――――
| えっ!?マジで・・・?
└―――――――‐v――
┌――――――――
..∠ ペルさ〜ん・・・。
└――――――――
λ_,λ ∧∧ハイ
彡*゚дミ∬ (∀・ )
ξ つ□ | ̄ ̄| 日 c )
と__) ヽ_ノ し`J
'"''''"''''"'''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"'"''''"''''"'''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"'''''"''''
┌―――――――――――――――─―────────
|ペルさん、ギコさんが来ましたよ。
│タンポポで作ったコーヒーと水飴を交換して欲しいそうです。
└‐v――――――――――――――――────────
イ从ハ ドウカシマシタ?
. 川 ゚ -゚) λ,_λ oh no・・・ ∧∧
( V | 彡д゚*ミ∬ (∀・ )
ノ__,i__ゝ ξ つ□ | ̄ ̄| 日 c )
し'ノ と__) ヽ_ノ し`J
'"''''"''''"'''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"'"''''"''''"'''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"'''''"''''
リアタイ乙です!タンポポコーヒー、結構メジャーなんですかね?
それと、苦いなら水飴を入れてみては……ダメですかねww
404 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2010/02/12(金) 17:15:40 ID:hTAKaWGN0
ムェッ!!
ムエエエエエエエエ!!
デユァ!!
イヤァ!(ゲ〜ンヴォウブキーン)
ダァ!(ヅゥギーン)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あの日、あの時、あの場所で……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Α_Α ;∧_∧; ハ、ハヒィ!!
(-∀- ) (⌒;( Д il );
==| / |二二〉 〉:;〉⌒i⌒i \_
(⌒)、_ゝ /;:/ / /\__)===========
\__) く;:;:(__,/(__/;:;ゝ <二二二]==
( ;:;:。;:;:o;:;:)
`ー----'
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あの光景を見たその時から
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きっと、僕の日常は崩れ去っていたんだ
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moraler side story ...
『小さな原石@』
ニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニ
ニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニ
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『モランバーグ』
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モギャーとは言わないよ?
∧__∧
(・∀・,,)
( \ ,)
し\_)
、wil, 、vxィ,
、wvw, 、wilィ, 、wiliィ;, 、vwilィ:.,
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从wW从WwW
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それが少年の名だった
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
少年の家系は代々(と言えるほどの歴史があるかは不明)羊飼いであり、
羊を肉や衣服にし生計を立て、部族に貢献していった。
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メェェ…
,. ., __ __ ,. ,.
〈゚x ゚:の`:‐:-、_ _r:-:‐´の:゚ x゚〉
ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|
ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|ニニ|!i|从WW从WW从W从 ∧__∧ 从WW从WW从
(・,,. )
( \ ,)
し `J
、wil, 、vxィ,
、wvw, 、wilィ, 、wiliィ;, 、vwilィ:.,
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从wW从WwW
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また、彼の家系は男は羊の世話、肉にする仕事、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/
/
スパーン! / 男は野蛮よねー
i 7 ねー
|! ∧_∧. / ∧∧ チクチク… ∧∧
. \ |し(・∀・., O / (,,゚ー゚) (゚,, )
−=)ヽニの:゚'x゚'〉ノ / (or-v-〆 rと ヽ
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女は肉の仕込み、羊の毛で衣服を作るのを条例としている。
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しかし、モランバーグは少し変わり者であり、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ですよねー
なんで居るの?
∧∧ ∧∧
(.;゚ー) ( ;゚) ∧__∧
(or-v-〆 rと ヽ (・∀・,,)
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羊に世話をしつつも、女に混じり毛で衣服等を作っていた。
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同じ家系の者からは女っぽいと馬鹿にされており、
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男なら、腕っ節だろう!
\ /
そーかなー? _______________
/ _, ,_ヘ プークスクス /
(,,・∀・) ∧_∧ ∧_∧∧_∧ / 男なら〜〜!!
( \ ) r(* )('(* ,)* )') /
. し`J ヽ ノ ヽ つ ノ / G∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |( Дメ #)
ムリムリ ヽ G)
∧__∧ /⌒ <
( ,,・)ノシ (__,) 、 \
( ) 石 \_)
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特に兄からは「男なら槍を手に英雄になれ!」と言われたものだった。
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しかし、兄は兄でそんな弟が嫌いじゃない。
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それ、兄貴がなってよ
僕は兄貴の代わりに羊の世話してるから
∧__∧
(,,・∀・) お前な〜〜……
( \ ) ∧_∧
し`J (メ; )
と二 ヽ
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本来、風習では、家系を継ぐのは長男と相場で決まってた居るが、
この兄は少々困り者であったのだ。
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体格は人一倍、野心も人一倍。
体格の大きさから、身内からは期待されていたものであったが
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_____ ぶ
___─−= ̄ ̄/| わ
__−─= ̄ ̄─━=─// っ
−=二= ∧_∧
=二三二 G( ・∀ メ) やーやー我こそはー!
 ̄=−_ / ヾ:::7:::::::'⌒) \、
 ̄二=− ./ ノ::/:r─、 ..:\、
 ̄ ̄−=/─ く::::ノ、:|__,)ゝ .`ヽ .:.:`\
(_,/ ____,ノ−=,...:::)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
彼はその力を羊飼いとして使わず自分の野心のために使おうとしたのだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
また、この時代に武術というものもなく、決闘と言っても単純な力勝負が主であった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
我こそが真の三国無双なりー!! |
!
、 =====∧_∧G========[二二二>
\ ( Д メ#)|
(G:::Y::::::/
/⌒l::::::〈
+ + (__/::、:::::ゝ
+ + ( i|! >ヽ_)
.∧_∧ グングン ノ <  ̄;>つ
+ ( ・ ≧メ) + << !|i) / (Д i|!>i|!>
(::::::::::Y:::) と ∧と ヽし/ つ ヽ
+ + と⌒ ̄つi|! Д )(__,つ ノ ⌒)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そんな世界で常人離れをした体格を持つ彼に勝てる者はおらず、
彼の鼻はどんどん伸びていった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
だからこそ、彼にとってモランバーグは感謝すべき存在であった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
俺、兄貴が“偉大な戦士”になったら
みんなに自慢しちゃうよ!
∧__∧
('(*・∀・) まあ、そんときはな
ヽ \ ) ∧_∧
し`J (・∀ メ*)
(∽´ )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
モランバーグは体格こそ小さく、まだ幼いのだが、人よりも遥かに優れた能力がある。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それは動物を操る能力であり、また、(兄にとって)単純な作業を楽しめる才能を持っていた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
帰るよー!
くるくる
⊂二⊃
__ ,. ., __ ,. ., __ ,. ., __ ,. ., ∧__∧n
_,.r:-:‐´の:゚ x゚〉 _,.r:-:‐´の:゚ x゚〉 _,.r:-:‐´の:゚ x゚〉 _,.r:-:‐´の:゚ x゚〉 (・∀・,,)ノ
`i:;:;: :; :;: ;: ::;:i `i:;:;: :; :;: ;: ::;:i `i:;:;: :; :;: ;: ::;:i `i:;:;: :; :;: ;: ::;:i と \ ノ
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从wW从WwW
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そして、人一倍優しかった。
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だからこそ、彼は家系をモランバーグに任せ、
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∧_∧
( ,,・)
〈::::::::::::::\
===============r )]二二>
く::::::::::::::」
_〈_\_)
__ ,. ., ∧__∧n  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:-:‐´の:゚ x゚〉 (・∀・,,)ノ
:::: :; :;: ;: ::;:i と \ ノ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分の生き様のために生きることができた。
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それを抜きにしても、兄は男らしくない弟が大好きだった
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: : : : : : : :。: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :。 : : : : : : : : : : : : : : :。 : : : : : : : : : : : :
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| ねぇ、兄貴? |
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| どうした? モランバーグ |
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と )/l ̄\/ ̄ ̄/|し'
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| どうして兄貴は“偉大な戦士”になりたいんだ? |
\___________ _________/
∨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 男なら誰もが頂点に憧れるものさ |
\____ _______________/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∨
| ふ〜ん |
\_____ ___/
∨ ∧_∧
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と )/l ̄\/ ̄ ̄/|し'
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| でも、まっ、そんなことよりも…… |
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| 家系のためかな? |
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| 家系のため? |
\______ ______/
∨ ∧_∧
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∧__∧ ノ::::::::::::」
(・,, )./ ̄/ (:::::::::::/`ヽ
と )/l ̄\/ ̄ ̄/|し'
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 俺たちの家系は働きにも関わらず力が弱すぎる |
\______  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 家畜を扱う家系は戦士に比べてないがしろにされすぎなんだ |
\_______ _________________/
|/
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| だから、俺が“偉大な戦士”になって、俺たちの家系の地位向上をはかる |
\_____________ ________________/
∨
∧_∧
( ,,-fh
∧__∧ ノ::::::::::::::ノ
(・,, )./ ̄/ (:::::::::::/`ヽ
と )/l ̄\/ ̄ ̄/|し'
(_/ ̄ ̄V \_,/\_//\
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 俺には、この腕っ節しかねぇ |
\_____  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 俺に出来る…俺にしかできねぇ、唯一の家系への恩返しなのさ |
\ __________________________/
|\ |/
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V \ V
| ー- 、 〈
| Xx. | ニシシッ
\ ー-ノ
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| ……頑張ってね |
\_____ _____/
\| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| おう、期待して待ってろ |
\____ ___________/
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(-,, )./ ̄/ (:::::::::::/`ヽ
と )/l ̄\/ ̄ ̄/|し'
(_/ ̄ ̄V \_,/\_//\
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モランバーグも、そんな身勝手な兄のことが大好きだった
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