【History】――文明のはじまり――【第三巻】
87 :
文 ◆LiWish2aKA :
2009/10/16(金) 00:10:45 ID:G5KQsp0I0 キャラのNoの振り方には、元より特に決まりはないですね。 次の話で二人とも出す目処がついたので、とりあえず今回は私がNo振りをやることにします。 次回以降、何か新規にキャラを出す、あるいは提案する方は空いてるNoにお願いします。
狙ったのか偶然かわからんけど 新キャラ二人とも動物使いなんだよなー 期待してます
いずれギコも粘土板とかを使って図書館を造るんだろうか。
一気に5キャラ投入する勇気を俺にくれ!
そのキャラを使い続ける覚悟があるなら投下するがいい
脇役入りだけどな!
5キャラも出したら詰まるな…ゴミ箱が。
個人識別はなされているけれど、名前は無いし、登録もされてないキャラってどうよ? 見た目も種族のテンプレそのままだし、「○○○○の仲良し〜」程度の立ち位置だし。 そんな連中が3キャラ分。 それともやっぱ、個人識別の為されたキャラは登録必須?
95 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/17(土) 02:13:17 ID:LXm/Zemy0
・進行報告
現在17コマまで進行中。
pixivやモナーお絵かき掲示板を巡っていたところ、当スレのイラストを発見。
とてもやる気がでました、ありがとうございます。
今週中には投下して、次の話にかかりたいと思います。
>>94 良いのではないでしょうか。
当人の判断でご自由にどうぞ。<大した立ち位置で無いので登場人物登録しない
基本的には、大抵のことは個々の描き手側の裁量で判断してもらって結構です。
オルジが…オルジがすごいぞー! サンクスです! 遅れましたがオルジの短編を書いてくださった方もありがとうございます!
馬と犬がいれば羊の放牧も可能になるか?
98 :
61 :2009/10/17(土) 16:58:48 ID:680lE+hE0
>>97 一気に放牧‐家畜出来る=文明化一歩加速させて頂ければ
>>1 さんの手助けに少しはなるかなと老婆心ながら。
気になったので長い蛇足説明させて下さい。補足させて頂くと、先に家畜化したというヒツジ、ヤギ、ウシの家畜化‐愛玩動物化過程が
自分では想像出来なかったのとモララー族が意外と武装部族化してた、その対抗策に騎馬軍団ってのが(希望込みで)必要かと思って
考古学の順序無視で一足飛びに厨な物語設定で馬との出会いを作ったヒキィを提案させて頂きました。
農耕は時間かかりそうなので先に捕獲→家畜→食料(肉)&骨皮等資材安定確保他諸々でギコ集団食料一応一部安定と。
ヒキィは元は洞窟生活してたほどの打製石器位しか作れない遅れた原人です。木を縦に割って打製石器挟んで紐代わりに
固い細長い草を使って縛る(南洋諸島の原住民がそんな感じだった記憶)簡単な斧作る位の技能しか知りません。
その応用+柳発見で"トモダチ"増やす為に生み出したのがあの道具です。モンゴル遊牧民の捕獲道具が元ネタです。
モンゴル周辺の探索経験があるギコならすぐ分かると思います。
提案後になってヒキィの頭上がさびしいのに気付いたorz
技術のある人、体部AA改変と一緒に何か個性つけてやって下さい_(_ _)_
長々と失礼しました。ROMに戻ります。新作楽しみにお待ちしてます。
99 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:12:24 ID:IV55pR5b0
冂冂 これより33コマ投下させて頂きます。 [ o-o]勹 [ / タイトルは「歴史と文明を築く者 前編」です。 | | | |_]__] 長くなりそうなので前後分割。オルジさんヒキィさんは次回に。
100 :
1/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:15:43 ID:IV55pR5b0
\人_人_人_人_人_人人_人_人_人_人人_人_人_人人_人_人_人_人_人_人_人/ > < > ぁ゛あ゛あああああああああああああああああああああッッッ!! < > < /Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^\ドッ! ―――蛮声に紛れて、確かな手ごたえ。
101 :
2/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:16:34 ID:IV55pR5b0
WWiiレ'Www;;;;;::::::き :::::::;;;;;...... ::ろ:::: :::::::wwii;;;;;: :::WwwwW:: イ |lii:: i|/リリW-'`"^" ;;;;iiiiiiiiWWww;;;;;::..ゝ:::::;≦::: :::iiiii:::::::::::::::::wwiii::::::::....... ;;ゝwii;;;:::WwwwW:: |lii:: i| 、.... `^'-WWlii:ノノリリk'`"^;:ミ::::::`Ww、iiii\`WWWiiii;;;;;;;;::::::::;;;;;;;き´::: iiii:::::::::::::::::wwiii::. |lii:: i| ろ::::::.... ..:::k |lii: i|;;;;:::::::;;;;;;;:;;iiWwiiiiiiWwili: l :iレWWW;;;;k'^:::::k Z:::::WWWiiii;;;;;;;;::::::::;;;;; |lii:: i| ラ:::::::::;;;;;;;;;;;;;;:::;;ゝ|lii: i|;;;;Wiwノノ;;:::ゝ |i: :iiレ' .|i: l川|/リリ-'`~;;;;: ::Z ミw:::::iレWWW;;;;k'^:::::k |lii:: i| ラ:: :::::;;;;;;;;;;;;;;:::;;;;ゞlii: i|;;;;Wiwノノ;;:::ゝ |i: :ii| |i: l川| wwiiiiw::::::,,r''::::y'ww 川|/リリ-'`~;;;;: ::Z |lii:: i| ミ;;;;,,ゝ;;;レ/;;;::::k |lii: i!WリリWii-''"`" .|i: :ii| |i: l川|^'w|川k'w^ii/'"´WWW川| wwiiiiw::::::,,r'':::: |lii:: i| `w:!iiii!wWk'ゝ |lii: i| ,|i:::| ,,,,|i: :ii| |i: l川| |川 |l:i| |i:| 川|^'w|川k'w^ii/'"´ |lii:: i| |lii: i| r゙゙゙゙ヾ゙^゙ヽr""-、,, _,,r゙゙゙゙ヾ゙^゙,r゙゙゙゙ヾ゙^゙ヽ |川 |l:i|,,_,,r゙゙゙゙ヾ゙^,,川| |川 |l:i| |lii:: i| |lii: i| '"゙~' ′'"゙" ゙^゙ヽ'"゙~' ′'"゙~' ′、 ^゙ヽ'"゙~' ′'"゙" ゙^゙ヽ'"゙~' ′'"゙~'`-r'゙^゙ヽ |lii:: i| |lii: i| ヽ""" ゙^゙ヽ" ゙^゙ヽ""" ゙^゙ヽ"" ;ヾ "" ゙^゙ヽ" ゙^゙ヽ""" ゙^゙ヽ"" ;ヾ |lii:: i|;;'"゙~'ヽ"^゙ :. ;,:;;、:. ;,:;;、:""" :;;、":. ;,:;;、:. ;,:;;、:. ;,~) ;、":. ;,:;;、:. ;,:;;、:""" :;;、":. ;,:;;、:. ;,:;;、:. ;,~) `'''ー :,:;;、:. ;,:;; 、:. ^゙ヽ;;、:,:;;、:. ;,:;; 、:. ;,:; ;、:. ;,:;;、:.);,:;; 、:. ^゙ヽ;;、:,:;;、:. ;,:;; 、:. ;,:; ;、:. ;,:;;、:.) jwvjiiijwwiijijyyywWwWWWwwwjij,,.、,、,,,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywWwWvjiiijwwiijijyyywWwWWjjwv,,.、 ギ、ェ… ∧_∧ ∧∧ (il `゚Д゚') (Д #) / つ;;==X0======と===0=== 〈二/ ,、;;・;|== 〉;;i;;;;;;;ゝ (__/(_;) (_/⌒ヽ)
102 :
3/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:17:23 ID:IV55pR5b0
ぐ、りぃ……! \人_人_人_人_人_人人_人_人_人_人人_人_人_人人/ < 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!! > /Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y\ ∧_∧ ∧∧ (il Д ) 、 (Д #) / つ;;三X0======と===0=== )) 〈二/ ,、;;・;|== ` 〉;;i;;;;;;;ゝ (__/(_;) (_/⌒ヽ) 相手の体に十分突き刺さった槍を、捻りこむ。
103 :
4/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:18:05 ID:IV55pR5b0
激痛で行動力を奪い、槍を手繰りこんで、足蹴にして抜―― ∧_∧ ∧∧ グ…ッ (il Д ) (Д #) (( / つ三X~と==0========= 〈二/ ,、;;・;と[;;;;/;;;;;ゝ (__/(_;) ヽ)
104 :
5/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:18:46 ID:IV55pR5b0
けな――? あれ? どうした? 抜けねぇぞ。 おい、こら。 おい―― ∧_∧ ∧∧ グ…ッ、グ…ッ (il Д ) (Д #) ダラン… / , ;;三X~と==0======== 〈二/ ∪;;・;と[;;;;/;;;;;ゝ (__/(_;) ヽ)
105 :
6/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:22:10 ID:IV55pR5b0
――――…… ┌il―――――――――il――─┐ | ぅぅ、う、う……ウウ……ッ! .| └―――il―――――i!――――┘ ――奇妙な声が聞こえた。 ┌il―――――――――il―――――i!――┐ | . ウ、ウ゛ウ゛ウウウウウ……ッッ!!! | └―――il―――――i!――――――――il┘ ――掠れた、獣のような唸り声。
106 :
7/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:23:09 ID:IV55pR5b0
\il―――――――――il―――――i!――/ < ウ、ウ゛ウ゛ウウウウウゥゥゥッッ!!! > /―――il―――――v――‐!l―――――il\ グッ、グッ、グッ…! ∧_∧ ∧∧ グ…ッ、グ…ッ! (il 。Д。) (Д #) / , ;;三Xと==0======== 〈二/ ∪、;;・;と[;;;;/;;;;;ゝ (__/(_;) ヽ) ――遅れて……こと切れた相手に、病的に同じ動作を繰り返す自分の声だと気付いた。
107 :
8/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:25:44 ID:IV55pR5b0
WWiiレ'Www;;;;;::::::き :::::::;;;;;...... ::ろ:::: :::::::wwii;;;;;: :::WwwwW:: イ |lii:: i|/リリW-'`"^" ;;;;iiiiiiiiWWww;;;;;::..ゝ:::::;≦::: :::iiiii:::::::::::::::::wwiii::::::::....... ;;ゝwii;;;:::WwwwW:: |lii:: i| 、.... `^'-WWlii:ノノリリk'`"^;:ミ::::::`Ww、iiii\`WWWiiii;;;;;;;;::::::::;;;;;;;き´::: iiii:::::::::::::::::wwiii::. |lii:: i| ろ::::::.... ..:::k |lii: i|;;;;:::::::;;;;;;;:;;iiWwiiiiiiWwili: l :iレWWW;;;;k'^:::::k Z:::::WWWiiii;;;;;;;;::::::::;;;;; |lii:: i| ラ:::::::::;;;;;;;;;;;;;;:::;;ゝ|lii: i|;;;;Wiwノノ;;:::ゝ |i: :iiレ' .|i: l川|/リリ-'`~;;;;: ::Z ミw:::::iレWWW;;;;k'^:::::k |lii:: i| ラ:: :::::;;;;;;;;;;;;;;:::;;;;ゞlii: i|;;;;Wiwノノ;;:::ゝ |i: :ii| |i: l川| wwiiiiw::::::,,r''::::y'ww 川|/リリ-'`~;;;;: ::Z |lii:: i| ミ;;;;,,ゝ;;;レ/;;;::::k |lii: i!WリリWii-''"`" .|i: :ii| |i: l川|^'w|川k'w^ii/'"´WWW川| wwiiiiw::::::,,r'':::: |lii:: i| `w:!iiii!wWk'ゝ |lii: i| ,|i:::| ,,,,|i: :ii| |i: l川| |川 |l:i| |i:| 川|^'w|川k'w^ii/'"´ |lii:: i| |lii: i| r゙゙゙゙ヾ゙^゙ヽr""-、,, _,,r゙゙゙゙ヾ゙^゙,r゙゙゙゙ヾ゙^゙ヽ |川 |l:i|,,_,,r゙゙゙゙ヾ゙^,,川| |川 |l:i| |lii:: i| |lii: i| '"゙~' ′'"゙" ゙^゙ヽ'"゙~' ′'"゙~' ′、 ^゙ヽ'"゙~' ′'"゙" ゙^゙ヽ'"゙~' ′'"゙~'`-r'゙^゙ヽ |lii:: i| |lii: i| ヽ""" ゙^゙ヽ" ゙^゙ヽ""" ゙^゙ヽ"" ;ヾ "" ゙^゙ヽ" ゙^゙ヽ""" ゙^゙ヽ"" ;ヾ |lii:: i|;;'"゙~'ヽ"^゙ :. ;,:;;、:. ;,:;;、:""" :;;、":. ;,:;;、:. ;,:;;、:. ;,~) ;、":. ;,:;;、:. ;,:;;、:""" :;;、":. ;,:;;、:. ;,:;;、:. ;,~) `'''ー :,:;;、:. ;,:;; 、:. ^゙ヽ;;、:,:;;、:. ;,:;; 、:. ;,:; ;、:. ;,:;;、:.);,:;; 、:. ^゙ヽ;;、:,:;;、:. ;,:;; 、:. ;,:; ;、:. ;,:;;、:.) jwvjiiijwwiijijyyywWwWWWwwwjij,,.、,、,,,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywWwWvjiiijwwiijijyyywWwWWjjwv,,. ・・・・ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧――__ (il 。Д。) (Д ;) (Д・ #)―――___ / , ;;三Xと==0======== <三X=====と======0====――__ 〈二/ ∪、;;・;と[;;;;/;;;;;ゝ (⌒) ヽ――― ̄ ̄ (__/(_;) ヽ) \__)―― ̄ ̄ ――あ、れ? 何をしているんだ、俺は……?
108 :
9/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:26:25 ID:IV55pR5b0
ゴッ! ズブ…ッ!! ……次に聞こえたのは、骨を砕き、肉を抉る音。
109 :
10/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:27:08 ID:IV55pR5b0
WWiiレ'Www;;;;;::::::き :::::::;;;;;...... ::ろ:::: :::::::wwii;;;;;: :::WwwwW:: イ |lii:: i|/リリW-'`"^" ;;;;iiiiiiiiWWww;;;;;::..ゝ:::::;≦::: :::iiiii:::::::::::::::::wwiii::::::::....... ;;ゝwii;;;:::WwwwW:: |lii:: i| 、.... `^'-WWlii:ノノリリk'`"^;:ミ::::::`Ww、iiii\`WWWiiii;;;;;;;;::::::::;;;;;;;き´::: iiii:::::::::::::::::wwiii::. |lii:: i| ろ::::::.... ..:::k |lii: i|;;;;:::::::;;;;;;;:;;iiWwiiiiiiWwili: l :iレWWW;;;;k'^:::::k Z:::::WWWiiii;;;;;;;;::::::::;;;;; |lii:: i| ラ:::::::::;;;;;;;;;;;;;;:::;;ゝ|lii: i|;;;;Wiwノノ;;:::ゝ |i: :iiレ' .|i: l川|/リリ-'`~;;;;: ::Z ミw:::::iレWWW;;;;k'^:::::k |lii:: i| ラ:: :::::;;;;;;;;;;;;;;:::;;;;ゞlii: i|;;;;Wiwノノ;;:::ゝ |i: :ii| |i: l川| wwiiiiw::::::,,r''::::y'ww 川|/リリ-'`~;;;;: ::Z |lii:: i| ミ;;;;,,ゝ;;;レ/;;;::::k |lii: i!WリリWii-''"`" .|i: :ii| |i: l川|^'w|川k'w^ii/'"´WWW川| wwiiiiw::::::,,r'':::: |lii:: i| `w:!iiii!wWk'ゝ |lii: i| ,|i:::| ,,,,|i: :ii| |i: l川| |川 |l:i| |i:| 川|^'w|川k'w^ii/'"´ |lii:: i| |lii: i| r゙゙゙゙ヾ゙^゙ヽr""-、,, _,,r゙゙゙゙ヾ゙^゙,r゙゙゙゙ヾ゙^゙ヽ |川 |l:i|,,_,,r゙゙゙゙ヾ゙^,,川| |川 |l:i| |lii:: i| |lii: i| '"゙~' ′'"゙" ゙^゙ヽ'"゙~' ′'"゙~' ′、 ^゙ヽ'"゙~' ′'"゙" ゙^゙ヽ'"゙~' ′'"゙~'`-r'゙^゙ヽ |lii:: i| |lii: i| ヽ""" ゙^゙ヽ" ゙^゙ヽ""" ゙^゙ヽ"" ;ヾ "" ゙^゙ヽ" ゙^゙ヽ""" ゙^゙ヽ"" ;ヾ |lii:: i|;;'"゙~'ヽ"^゙ :. ;,:;;、:. ;,:;;、:""" :;;、":. ;,:;;、:. ;,:;;、:. ;,~) ;、":. ;,:;;、:. ;,:;;、:""" :;;、":. ;,:;;、:. ;,:;;、:. ;,~) `'''ー :,:;;、:. ;,:;; 、:. ^゙ヽ;;、:,:;;、:. ;,:;; 、:. ;,:; ;、:. ;,:;;、:.);,:;; 、:. ^゙ヽ;;、:,:;;、:. ;,:;; 、:. ;,:; ;、:. ;,:;;、:.) jwvjiiijwwiijijyyywWwWWWwwwjij,,.、,、,,,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywWwWvjiiijwwiijijyyywWwWWjjwv,,. !? ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ∧ ;;;・; (´Д`# ) (il 。Д。) (;゚Д) (Д。ζ三X====と====○=== / , ;;三Xと==0======== <三X=====と======0==== 〉 (⌒) 〈二/ ∪、;;・;と[;;;;/;;;;;ゝ ;;・;κ;;;; ヽ (__/ (__/(_;) ヽ) ;//・;; \__) ∧__∧ // ; ( #´_ゝ^) / つ / 、_)/ (_/ // 驚きのショックが、極度のストレスに真っ白になっていた意識に現実感を戻す。 同時に俺は、
110 :
11/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:28:40 ID:IV55pR5b0
ハラワタ 腸に槍を突き込まれた人間からは強烈な糞便の悪臭がするのだと、初めてその知識を実際に経験した 糞便を作る作る器官を壊せばそれは作りかけのそれの籠もった臭いが解放されるのは当たり前だが臭すぎるな吐き気が ああそれと頭は血管が集中しているから割ると派手に血が吹き出るというのも本当なのだ 血の臭いだって鉄錆の臭いなんて詩的なものじゃないなもっとぬるりと粘質で生臭い何かだ吐き気が止まらない 鮮やかな動脈血と暗い静脈血は赤血球中のヘモグロビンに結合した酸素のせいで色が随分違う 図鑑の薄ピンクよりは乳白色に近い脳漿がこぼれて妙な紅白模様ができているぞ笑えるじゃないか吐き気がなんだ 当然死に際に漏らした小便の臭いも酷いもんでアンモニア臭で眼尻に涙が滲んで反射的に胃の腑が引っ繰りかえ
111 :
12/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:29:24 ID:IV55pR5b0
――1、2秒でそれらの思考が駆け、あるいは浮かんで消え、直後に盛大に吐いた。 ぉ゛ぇ゛ぇ゛……ッ! アー… _ ∧_∧ << ; ):::::ヽ |ヽ;;;・;., ∧__∧ (Д`; ) U i!il∪ヽ;;;;]つ < 。ζ;;;;:.、 ε=(く_` ) ===| G===X三;> ⊂゚:::。っ <三X======と=;;;・; ヽ ( ) | | | ;;; ビチャビチャビチャ…!! ==二二二〉 ヽ \__) || | (_(__) ;・; γ ⌒∧_∧ ヽ_) (__(__) (_)0(il 。 。) ;;:・; <;;;:X===============
112 :
13/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:30:04 ID:IV55pR5b0
━━━[四次元殺法コンビからの補足説明]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ r ‐、 ここで軽く戦場における人殺しの心理について解説しよう、諸君! | ○ | r‐‐、 _,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 人殺しは無論、実行者に嘔吐を催すほど強烈なストレスを与える! (⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l が、筆者が戦場関係の本を読むに、最初は耐えられるケースもあるようだ! |ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) なにせ初めての実戦、命のやりとりで頭が真っ白になっているからな! │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| │ 〉 |│ |`ー^ー― r' | 二度目三度目で、状況に慣れて“自分がしていること”が分かってくると、 │ /───| | |/ | l ト、 | 周囲の臭いや死体の様子も目に入ってきて、あとはもうエンガチョだ。 | irー-、 ー ,} | / i | / `X´ ヽ / 入 | 世の中には百人に一人くらい殺人適性がある奴がいるそうだが、 少なくともギコはその点じゃ人並みだってことだな! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
113 :
14/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:30:57 ID:IV55pR5b0
┌――――――――――――――― | とりあえず、うがいするモナ。(※) └―――――――v―――――――‐ ┌――――――― | マジ感謝…… └―――v―――‐ フラフラ ・・・・ ∧∧ ∧_∧ ∧__∧ (il゙Д゙) 〜゚__,、(´Д`; ) (く_` ) /::::[:|つ(;:;::;:と ) ∞ | /;;;;;;;i;;|  ̄ | | | | | | (,/ `J (_(__) (__(_,) ※……嘔吐の後は早めに喉に水を通さないと、吐瀉物に含まれる胃酸が喉を痛める。
114 :
15/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:32:23 ID:IV55pR5b0
┌――――――――――――――――――――――――――――――― | 後で少し、時間を作れ。 殺しに納得しておかないと、記憶に傷が残る。 └――――――――――――――――v――――――――――――――‐ グビ… ∧∧ __ ∧_∧ ∧__∧ (il゙Д〈;:;:;:;:i (´Д`; ) (く_` ) /::::[:|つ;/ と ) ∞ | /;;;;;;;i;;| | | | | | | (,/ `J (_(__) (__(_,) 記憶に傷――なんだ?
115 :
16/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:33:05 ID:IV55pR5b0
…………って、そうか、PTSD(心的外傷後ストレス障害)への予防的対処か! ┌――――――― | ああ、頼む。 └―――v―――‐ フゥ… ∧∧ ∧_∧ ∧__∧ (il゚Д゙) ミ__,、 (´∀` ;) (く_` ) /::::[:|つ(;:;::;:と ) ∞ | /;;;;;;;i;;|  ̄ | | | | | | (,/ `J (_(__) (__(_,)
116 :
17/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:33:47 ID:IV55pR5b0
┏━[ 豆知識:PTSD(心的外傷後ストレス障害)]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ 過剰な重圧にさらされることが原因となり、後にさまざまなストレス障害を引き起こす疾患。 ┃ 事故、災害などによる急性のものと、児童虐待、いじめなどの慢性的なものがある。 ┃ ┃ 症状として睡眠障害、怒りの爆発や混乱、集中困難、過度の警戒心や驚愕反応、感情鈍麻、 ┃事件前後の記憶の想起の回避・忘却、建設的な未来像の喪失幸福感の喪失、フラッシュバック、 ┃物事に対する興味・関心の減退、身体性障害、身体運動性障害など様々な症状が見られる。 ┃ ┃ PTSDは通常の処理能力を超えたストレスが引き起こす生化学のメカニズムによるものである。 ┃深刻な過去の外傷からの回復を試みる患者にとっては、意識的なコントロールが及ばない領域の ┃現象であることが、PTSDからの回復を困難にする要因となっている。(※1) ┃ ┃ 心的外傷から生じる疾患としてはほかに、うつ状態、パニック障害、解離性障害、行動障害、 ┃身体化障害、転換性障害、適応障害、摂食障害、自傷行為、境界性人格障害、嗜癖性疾患など ┃多数存在するが、PTSDの合併症として発症することも多い。 ┃ PTSDは、他の精神障害を合併しやすい(合併率8割以上)という特徴がある。 ┃ ┃ この疾患における回復とは、事件を繰り返し整理し、異常な状況や事件を思い出すことによる ┃無力感や生々しい苦痛に襲われなくなる状況や、それに強く影響されず、最低限の生活ができる ┃ようになった状況を指す。(※2) ┃ ┃ そのための治療のひとつとして、急性の外傷的体験に対し、被害者に苦痛の体験とそれに ┃まつわる感情を話す場所と時間を提供し、それを共感的に聞く「デブリーフィング」と呼ばれる ┃治療が有効であるという報告が存在する。 ┃ ┃ この場合、フーンが行おうとしているのはこれに近いもの。 ┃ PTSDを発症させないようにするための、予防的対処をごく経験的に行っている。 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ※1……実際に、ストレスホルモンによる海馬の萎縮、脳機能の低下が起きている。 このように心的外傷が神経系に不可逆的ダメージを与えることは、強姦が傷害や窃盗よりも、 より重い罰を与えられる罪である根拠の一つとして挙げられる。 ※2……この記憶処理作業は困難を伴う。扁桃体の興奮により異常が“焼き付けられ”ているため。
117 :
18/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:34:57 ID:IV55pR5b0
・ ・ ・ ともあれ、あのウララードに伝えられた結果として、俺たちは間に合った。 全速力で集落に帰還し、普段の狩りのメンバーを集めて掌握。 /\/\/\/\ /\/\/\∧__∧ /\/\/\ (´く_`#) /\/\ ↓ ∧∧ /\(;・∀・)→ ←(゚Д゚#) /\/\ ↑ /\/\ ∧_∧ /\/\(´∀` #) /\/\ /\/\ 山を下るための獣道を押さえて、敵の偵察集団を捕捉。 包囲して皆殺しにした。 人数的にも有利、地の利はこちらにあり、待ち伏せの利もあり敵は油断。 特に戦術的にも戦略的にも言うところのない、当然と言うべき勝利だった。
118 :
19/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:35:55 ID:IV55pR5b0
……俺が吐いたのはしょうがない。 くそ。 間近で人殺しは初めてだ。 ああくそ。 なんとか納得して次にかからないといけないってのに、くそ、くそ。 まだ手が震えやがる。 ;,―-、; ;/⌒ヽ; ;/ |; ;| |; ;| |; ;| |; ;| ー-, |; ;l ー- l; ;/⌒ヽ; ;;| |; ;l l; ;l l; ;| |; ;| |; ;| l;; ;| ー-- |; ;| ー- l; ;| -‐|;; ;| |; ;| |; ;/⌒ヽ; ;| |;; ;;| |; ;;| .l; ;| ヽ; ;l _!; ;;| !__,/ ‐ 一|; ;l i; ;/⌒ヽ l ‐ \; ;| l; ;〉-‐ l; ;l〉 )ヽ、 ヽノ ヽ、; | |; ;/ 人 ヽ、 ヽノ |; ;l ヽ、\, / ノ/ l; ;ヽ ノ \,/ / ヽ l; ;\ / / |; ;ヽ、 / / l |; ;ヽ、 / / | l; ;ヽ、 l /; :ヽ、 | /; ;ヽ l /;
119 :
20/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:37:57 ID:IV55pR5b0
それでも深呼吸をして、無理に自分を落ち着かせる。 ――まだ、俺にはいくつものするべきことがある。 罪悪感に打ちのめされるなどという“贅沢”は、帰ってからするべきだ。 ∧∧ スゥ、ハァ… (il-Д) |::::[:| ノ;;;;;;i;;ゝ し`J
120 :
21/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:38:49 ID:IV55pR5b0
手の震えは止まらない。 だが、どうにか思考は戻ってきた。 ∧∧ スゥ、ハァ… (,,-Д) |::::[:| ノ;;;;;;i;;ゝ し`J
121 :
22/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:39:31 ID:IV55pR5b0
――なら、まだやれる! \人_人_人_人_人_人人_人_人_人_人人_人_人_人人_人_人_人_人_人_人_人/ > < > 全員聞け! 死骸と装備を集めろ! 負傷した者は俺に申告! < > < /Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^\ ヤレヤレ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ (`(゚Д゚#) (´く_` ) ε= (´∀` ) ヽ'::[::::) | ∞ ) ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_)
122 :
23/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:40:13 ID:IV55pR5b0
○怪我人への処置 1.今回は腕への軽い切創(切り傷)一名のため、傷を押さえて止血させる。 ∧_∧ ∧∧ 200カゾエロ! (※) ( ゚´Д`) (゚Д゚,,) ( つ;・、 と[::[::::) | | ;ヽ) ノ;;;;i;;;;ゝ (__)_) し `J ※……軽い切り傷の出血は、およそ3分押さえればほぼ止まる。
123 :
24/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:40:55 ID:IV55pR5b0
2.水袋のそれなりに新鮮な水で、ついた泥などを洗い落とす。 _ ジャボボ… ∧_∧ lニ|;:とヽ∧∧ ( ゚´Д`)ij `--(゚Д゚,,) / ;メ;つ |:[::::) / ,、 | ;il i 。 ノ;;;i;;;;;| (__/(__)jili !/, ゚ し`J
124 :
25/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:41:36 ID:IV55pR5b0
3.清潔な布はないので、できるだけ動かさず汚さないよう言って終了。 ∧_∧ ∧∧ 清潔ニスル! 動カサナイ! ( ゚´Д`) (゚Д゚,,) 腫レタリ、変ナ汁ガ出タリシタラ、俺ニ言ウ! ( メ) と[::[::::) イイナ! | | ∪ ノ;;;;i;;;;ゝ (__)_) し `J
125 :
26/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:42:23 ID:IV55pR5b0
・ ・ ・ ……まったくもって不思議な男だ。 目の前で指示を飛ばす男を見ながら、俺――フーンという名だ――はそんなことを考えていた。 ┌─────────────────────―――――‐ | おーし、死骸と敵の装備物資は集まったな? | 方針だが、死骸は後の諸々の面倒を考えて、埋める! | 敵物資は普段の狩りと同様、分配を行う! 異論はあるか? └―――――――v――――――――――――――――――― ・・・・ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ (`(゚Д゚#) く_` ) (´∀` ) ヽ'::[::::) | ∞ ) ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) 特に無し! 特に無し! 激しく同意! \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_)
126 :
27/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:43:23 ID:IV55pR5b0
どこから来たかもわからない、妙な格好をした奴。 それなのに―― ○死骸の処理 1.敵の死骸のため、柔らかい腐葉土を石器で掘って死体を埋める。 獣の類に掘り返されない程度に深く。以上。 __ ∧_∧ ∧_∧ /;:;:;:;:;:;:;| ( ;´∀`) ∩と(´∀`; ) /;:;:;:;:;:;:;:;:;:| ( つ(ヽ∧/ と ) /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:| | | | (。。 >/ | | | /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| (__)_) ∪ (_(__) '"''''"''''"''''"''''"''''i i"'''''"''''"''''"''''"''''"''''"'''"''''"''''"''''"''''"'' | __ | | ( ̄ヽ \ | | ∧_ヽ ∧_∧ | |(。。 >ー-、 。。)| ヽヽ ○ ヽ__)∪∪/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
127 :
28/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:44:04 ID:IV55pR5b0
あっという間に俺たちの言葉と生活に馴染み、力と知識で俺たちの窮状を救っている。 ○戦利品の分配 ┌────────────────────―――――――――─―――――――‐ | 戦利品の分配はいつもの習慣に則り、戦功著しいものに真っ先に品を選ぶ権利! | 続いて先ほどの死体処理に従事した者に、それに次ぐ権利を提供したいと思う! | いいか? ……異論は無いな。 では、戦功ありと思う者の名を他薦してくれ! └――――――――――v――――――――――――――――――――――――――― ・・・・ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ (`(゚Д゚#) く_` ) (´∀` ) ヽ'::[::::) | ∞ ) ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) ギコ! フーン! ギコ! フーン! ギコとフーンだ! \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_)
128 :
29/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:44:48 ID:IV55pR5b0
┌─────────────────────―――――――‐ | ああ、ありがとう。 お前らの思いやりに感謝する! | フーンと一緒に戦利品を選ばせてもらおう。 | さっき死体を処理した奴らは、俺たちの後に続いてくれ。 | 全員に戦利品が行きわたるよう、取る量は調節してくれな! └―――――――v――――――――――――――――――――― ・・・・ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ (`(Д^,,) く_` ) (´∀` ) ヽ'::[::::) | ∞ ) ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) おお! わーってるって! じゃ、俺見張り立ってるな! \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) そして何より、こいつには人としての魅力がある。 指導者の資質があるのだ。
129 :
30/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:45:39 ID:IV55pR5b0
┌──────────―――――――――‐ | よっしゃ、フーン。 戦利品漁りに行くぜー。 └―――v―――――――――――――――― ニコニコ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ (,,^Д)') く_` ) (´∀` ) (::[::::/ | ∞ ) ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) ――かつて怪訝な目で見ていた俺すらも、惹きつけるほどの。
130 :
31/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:47:00 ID:IV55pR5b0
ふと思う。 この男に―― /| |\ / | | \ / | | \ / | | >―< | | | |/ ヽ| / 、__,, | ヽ | イリ 〉 〈 :::::`ヽ、 !  ̄ ヽ _, ‐、:::::: ̄ ) | ̄ ̄ ‐' ─ _ i :::::::::::レ'  ̄ |::::::::::::::::::::::::::::::`‐ _ 、_/ :::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`‐、 / :::::::::/ __ _ -‐' ̄`‐- 、_::::::::::::::::::::::::::::`‐'、_ :::::V |::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`‐-、_:::::::::::::::::::::::::::> ::::::〈 __|::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_:::::::::::::::/ ::::::::}_r──´ ̄::::|:::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`‐、/ ::::::´::::::::ヽ:::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` ‐-、 ::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ::::::::::::::::::::::::\:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 、_______|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐‐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |:::::::::::::::::::::::::::::\::::::::{:::::::::::-‐‐‐:::::::::::::::::::::::::/ _ l::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ::::::::`‐-、_ __キ:::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄`‐-、 :::::::::::::::::__ >-‐´::::::::ヽ:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} :::::::::-‐´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
131 :
32/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:48:07 ID:IV55pR5b0
この背中に付いて行けば――果して何が見られるのかと。 |\ | \ | \ | >―-- 、 | ` 、_______ |/ ヽ / / i / ヽ / ! / :::::`ヽ、 ! | / _, ‐、:::::: ̄ ) | ̄ ̄ ‐ '─ 、_ |/ __ :::::::::::レ'  ̄ |::::::::::::::::::::::::::::::`‐ _ ...::::/ \ :::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`‐、_......:::::/ ____/ :::::::::/ __ _ -‐' ̄`‐- 、_::::::::::::::::::::::::::::`‐< :::::V |::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`‐-、_:::::::::::::::::::::::::::> ::::::〈 __|::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_:::::::::::::::/ ::::::::}_r──´ ̄::::|:::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`‐、/ ::::::´::::::::ヽ:::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` ‐-、 ::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ::::::::::::::::::::::::\:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 、_______|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐‐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |:::::::::::::::::::::::::::::\::::::::{:::::::::::-‐‐‐:::::::::::::::::::::::::/ _ l::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ::::::::`‐-、_ __キ:::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄`‐-、 :::::::::::::::::__ >-‐´::::::::ヽ:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} :::::::::-‐´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
132 :
33/33 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:48:50 ID:IV55pR5b0
――頭をよぎった らしくもない考えに、俺は肩をすくめた。 |\ | \ | \ | \ | >― - 、_______ | / | ` / . V ヽ / | -‐‐ミ、ヽ |/ | ` .∠ / | {`Y ヽ、 ノ | フッ… i 、 `ー- / | 、 / ,-―' `ー----'"ー--、  ̄;:;:;:;:i ....:.::{ ヽ ;:;:;;:;:;:;:;:`ー-、-一 ー- | ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;\__ i | ;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:`ー--、__/ | ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i | ――――つづく
133 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 02:51:38 ID:IV55pR5b0
本日は以上です。
なお、
>>112 の殺人適性ですが、たしかアメリカ陸軍だったかでの統計です。
そもそも軍隊という殺人を前提とした組織に入っている者の中での1%ですので、
広汎に統計を取った場合はパーセンテージはさらに下がる可能性があります。
また、「殺人適性=好んで殺人を行う嗜好」ではありません。
あくまで、殺人を行った際の精神的ショックが比較的少ないとか、そのレベルの話です。
この面には私も半端な知識しかありませんので、詳しく知りたい方は専門書を当たるなどして調べていただければ。
マンセー! ギコが良い男過ぎて生きるのが辛いです。
後篇激しく期待!オルジとヒキィはどんな感じで出てくるのか……。 動きのある3頭身AAも面白いし、拡大も分かりやすいし、GJです!
ナニコレかっこよすぎだろ!
あえて言わせて貰おう、GJであると。
拡大かっけぇ!
ウヒョー凄まじい
┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃No.001.┃力:4 知:10 守:7 命:8 ┃ ┃━━━┻━━━━━━━━━━┃ ┃ ∧∧ ┃ ┃ (`(゚Д゚#). ┃ ┃ ヽ'::[::::). ┃ ┃ ノ;;;;i;;;;ゝ. ┃ ┃ し `J ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃━━━━┓─────────┃ ┃ ギコ. ┃ 異論はあるか?. ┃ ┃━━━━━━━━━━━━━━┃ ┃*このカードがフィールドに存在す ┃ ┃る間、 フーンの力ポイントは2ア. ┃ ┃ップする ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━┛
何となく作ってみました。 後悔はしていません。
┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃No. ┃.力: 知: 守: 命: ┃ ┃━━━┻━━━━━━━━━━┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃━━━━┓─────────┃ ┃ ┃ ┃━━━━━━━━━━━━━━┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━┛
需要ないと思うけど一応どぞ。 使うならご自由に。
145 :
前スレ16 :2009/10/18(日) 20:40:58 ID:lEk6NL+r0
>>133 投下乙です。
ギコは狩りのメンバーからはすっかりリーダーと認められてるみたいですね。
フーンの信頼も得られたようで、今回の騒動の中で不幸中の幸いですかね。
146 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 20:51:37 ID:IV55pR5b0
現状、後編は37コマ目まで進行中。
訂正とFAQの素案をば。とりあえずよくある質問への回答をまとめてみました。
>>110 糞便を作る作る器官を→糞便を作る器官を
>>131 果して→果たして
【FAQ――スレで質問をする前に――】
Q.〜〜ってキャラを(または村を、または技術を)作りたいんだけど。いい?
A.聞くまでもなく自由に作ってください。もしダメだと思うなら、なぜダメだと思うかを明示して相談して下さい。
Q.新しい村(現在集団からの派生形)を作りたいんだけど、いい?
A.いいです。ただし、立ち上げた方が消えると廃れる可能性が高いので、なるたけ面倒を見てやって下さい。
Q.新しい村(現在集団からの派生形)に、変わった技術、文化を持たせてもいい?
A.もちろんいいです。むしろ何も特徴がなければ、派生させる意味がないのでは。
Q.新しい村(別の文化、民族集団)を登場させたいんだけど、いい?
A.OKですが、ほどほどに。既に3つも4つも登場している場合、既存集団とその技術発展で応用できないか考えましょう。
Q.時間軸の扱いはどうするの?
A.適当でいいです。「これは種をまいてから一年後の話〜」とかOK。後で多少矛盾が出てもスルーで。
Q.勝手に戦争を起こしていいの?
A.今のところは、スレ主(文◆LiWish2aKA)に一言断りを入れて下さい。
どのように初めて、どのように終わらせるかの見込みがついていれば、特にうるさくは言いません。
Q.勝手に民族を滅ぼしていいの?
A.一つの集団の壊滅に関しては、流石にスレで全ての描き手さんに相談してください。強硬な反論が出なければ、おk
Q.技術についての知識が無いんだけど……
A.知識が必要ない話(人間ドラマや、ギャグ)を考えてみるか、あるいは調べましょう。なんならスレ主も相談に乗ります。
Q.他の人の伏線を無視してやりたいことしていい?
A.パラレル的な展開はまったく構いません。多少の矛盾は皆してスルーする方向で。
読み手の方も暖かく見守って下さると、スレの雰囲気と参加者のやる気の点で非常に望ましいです。伏してお願い致します。
現在は一応のところスレ主が裁定役を務める形になりますが、スレ主が現われない状況に陥った場合、
参加者の皆さんでFAQを改正し、状況に合わせてルールを改正して対応して頂ければ助かります。
そういやだいぶ前の胃袋の水筒のくだりで気になったんだが 原始人って獲物の内臓は食べずに捨ててたの?
148 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 21:40:33 ID:IV55pR5b0
読み返していたらさらに誤字発見。
保管庫part12の>245、食糧達→食料調達でした。
毎度毎度お手数おかけしますが、お暇な折にでも訂正して頂ければ幸いです。
>>147 内臓料理の文化があれば食べてたでしょうし、無ければ捨ててたことでしょう。
いくつか絶対に食べられない部位があるので、そこが捨てられたのは確実です。
なるほどなるほど
150 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:23:55 ID:IV55pR5b0
冂冂 これより35コマ投下させて頂きます。 [ o-o]勹 [ / タイトルは「歴史と文明を築く者 中編」です。 | | | |_]__] オルジさんは今回。ヒキィさんは次回に。 あと、24時間以内に35コマ描くのは一芸って主張していいですか。
151 :
1/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:25:23 ID:IV55pR5b0
○モララー族偵察隊から略奪した物資、一覧 ・食品など __lニl_ /;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| 0 |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| 0 O 0 ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;/ 0 O  ̄ ̄ ̄ 大きな革袋 茹で卵 (アク抜きしたドングリの粉入り) (鶏卵と推定) _w_ __ ...◇... (゚∵:) [:;:;:;:;:;:;)=3 ...:::::::::..◇:::... `ー"  ̄ ̄ 干し肉多数 革袋入りの岩塩 干しイチゴ |`ゝ /⌒ヽ _//´ @ @ `---' / :;/' @@ @ /⌒ヽ /⌒ヽ /@,;)ゞ @@ `---' `---'  ̄ どんぐりクッキー 干し魚 くるみ __ /| ,、 /;:;:;:;:;:コ ,、 /\| /ミ| ヽ;:;:;:;/ |f| `/ `i´  ̄ ヽ 獣の内臓の水筒 山菜、薬草など (羊と推定)
152 :
2/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:26:20 ID:IV55pR5b0
・武器、その他 ==================X三>三> ==[二二二> ===============X三>==X三> ==[二二二> =================X三>X三> ==[二二二> できのいい尖頭器、複数本 銅剣三本 (ギコ、フーンは戦利品としてこれを選択) _ i^i_ ,、_ /;:;:/ 〈X;;;;;| _ (;:;:;::;:;:[ /;:;:/ | | ̄ 〈;:;:;:] /|  ̄ ̄  ̄ |_|  ̄ `' 煮詰めた革の脛当て、小手など防具類 作業用石斧、握り斧、石錐など /|XXXX| 彡三ミ _ _ ヽ_|XXXX| /;:;:;::;:;:| |;:;:;:|;:| |XXXX| /;:;:;:;:;:;:;:ゝ .|;:;:;:;:;]]  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ 蔓製の背負い籠 外套、皮靴などの防寒具 (革製、要所に羊毛入り。保温性高)
153 :
3/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:27:04 ID:IV55pR5b0
高度な文化ってレベルじゃねーぞ……!! << ii) ズーン |[:::::| ノ;;i;;;;;;ゝ し`J 既に十分「青銅の時代、草創期」と定義して反論出ねぇレベルじゃねぇか! ただの蛮族じゃねぇとは分かってたが、これほど! これほどとは……!
154 :
4/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:27:49 ID:IV55pR5b0
俺はなんというか、更に認識の修正を迫られた。 ウララードが青銅の剣を持っていたのは、ひょっとして俺のような誰かが技術を伝えたためかと思っていた。 俺たちの集団と同じレベルの原始人集団に、歪んだ形で発展した技術が入り込んでいるのでは、と。 Α_Α ∧∧ (メ; ∀ ) と(Д ;) / ;;; ]つG[二二二> ヽ'三ミ0 く_;・;ノヽ_〉 /;;;i;;;;;ゝ (__/ ヽ__) (,/ ヽ) が、この物品から推測される連中の文化は、もっと自然に発展したものだ。 仮に向こうにも俺のような誰かがいるとしたら、そいつも実験考古学か民族考古学を志す学徒だろう。 そういう稀な事態が無い限り――連中の文化は、連中の手によるもので、それだけに始末に負えない。
155 :
5/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:28:30 ID:IV55pR5b0
歪んで進んだ技術ならば、その歪みの隙を突く手の一つや二つは思いついてみせる。 が、利用者が自らの手で作り上げ、骨身に染みた技術は簡単にはひっくり返せない。 となれば残る手は、――……やっぱ正攻法しかねぇよなぁ。 ∧∧ (Д-;) ∞[:::| ノ;;i;;;;;;ゝ し`J そこまで考えた時点で、俺の学者としての頭が一気に回転を始めた。
156 :
6/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:29:27 ID:IV55pR5b0
ちなみにそもそも学問というものには「学問分野」、あるいは「学問領域」と呼ばれる研究範囲がある。 例えば歴史を例にあげるなら、古代史、中世史近代史、現代史、戦史、文化史などだ。 従来の日本の学問研究は、その学問領域の中におさまった研究が基本となっていた。 範囲分けをすることで、初学者の理解を助け、一分野のより細密な研究を行うことができるからだ。 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 先生、今日は性以外について・・・ ___ | 性の文化史 | ∧_■ii /_______| 冂冂 ('ヮ `*)') [ o-]勹 ( <y> / [ / |__| [[_,凵 し `J ただしこれはデメリットとして、いわゆる「専門バカ」の弊害にもつながってる。 専門分野以外の知識がほとんど欠如した学者、というのは一般にも膾炙したイメージだろう。 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ・・・・ ___ | 性の文化史 | ・・・・ ∧_■ii /_______| 冂冂 (' - `;)') [; o-] ( <y> / [ ] |__| 匚_凵凵 し `J ※……性の文化史は実在する真面目な研究分野であり、これを馬鹿にする意図はありません。
157 :
7/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:30:08 ID:IV55pR5b0
一方で、最先端の研究の進展の方向性を考えるとき、従来とは異なった観点や、発想、手法、技術などが 新たな成果を生み出す例は非常に多い。 複数の学問領域にまたがる、いわゆる「学際的研究」だ。 ただ、日本では学際的な研究を行う土壌がまだ不十分だ。 先の弊害と合わせて、これは長年問題視されていた。 俺も学者を志すにあたって、それを考慮して学際的研究への取り組みの十分な大学へ進学した。 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ___ | 文化史総論(主として性の文化史) | ∧∧ + ∧_■ii /______________| (,,゚Д゚)') + ('ヮ `*)') |::::[::/ * ( <y> / ノ;;;;;;i;;| |__| し`J し `J 俺がこんな状況になっても様々な知識を引っ張り出せるのは、ほとんどそのおかげと言っていい。 古代史、歴史考古学、実験考古学、戦史、文化史、言語人類学、社会人類学、文化人類学、心理学、 社会学、技術史、自然人類学、各種フィールドワークや、そしてメインとしての民族考古学。 良質な講師陣の多彩な講義を真面目に聞いていたため、引っ張り出せる知識はかなり多いと自負している。
158 :
8/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:30:49 ID:IV55pR5b0
さて、長々とこんな前提を確認した理由は、これからやる分析が、それなりに分野を跨ぐことになるからだ。 まずは略奪品のうちから食品類に着目してみよう。 __lニl_ /;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| 0 |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| 0 O 0 ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;/ 0 O  ̄ ̄ ̄ 大きな革袋 茹で卵 (アク抜きしたドングリの粉入り) (鶏卵と推定) _w_ __ ...◇... (゚∵:) [:;:;:;:;:;:;)=3 ...:::::::::..◇:::... `ー"  ̄ ̄ 干し肉 革袋入りの岩塩 干しイチゴ |`ゝ /⌒ヽ _//´ @ @ `---' / :;/' @@ @ /⌒ヽ /⌒ヽ /@,;)ゞ @@ `---' `---'  ̄ どんぐりクッキー 干し魚 くるみ __ /| ,、 /;:;:;:;:;:コ ,、 /\| /ミ| ヽ;:;:;:;/ |f| `/ `i´  ̄ ヽ 獣の内臓の水筒 山菜、薬草など (羊と推定)
159 :
9/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:31:48 ID:IV55pR5b0
これを見て分かるのは、「モララー族は牧畜を行っているが、農耕は殆ど行っていない」という点だ。 鶏卵や干し肉が大量に手に入り、大がかりな革袋や防具も作れるほどの革と羊毛。 労働力として価値の高い若い男を、偵察にこれだけ派遣できる点から考えても、 まずもって食糧の安定供給のための牧畜は、行っている可能性が高いと言えるだろう。 ,. ., __ 〈゚x ゚::j´:‐:-、_ ,. ., __ - :‐:-、_ i,,;:; :;.,゙:; :;:゙'i ∧_∧ 〈x -::j´;゙.:. ;: :゙'i´ ゙u'‐'uー‐゙u'. (・∀・ ) `゙u'‐'uー‐゙u' /, ヽ ,. ., __ (,.へ ,.へj_〈゚x ゚::j´:‐:-、_ (__,j' (__,ノ` i゙;: .:';,;:. ;.;.,;:゙'i´ ゙u'‐'uー‐゙u'
160 :
10/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:32:33 ID:IV55pR5b0
逆に、このような農耕風景はありえない。 ._,,-- =-..、 ,,,r''";; ;; ;;,, `::、_ _,,._ .._,,..-‐''" ;; ;; ;;;;, `::、 __,, --‐''";;;, ,` "`''::.、..,,__ ;;,,, ;; ; __ ,... .-‐``‐ -‐‐''''"" ;; ,,; ;, ''':‐-,,_,,‐‐''''" ;;; ,,, ;;;; ;;;,,, ;; 、/ . 、ノ 、/ . 、/ 、ノ . 、ノ 、/ . 、/ 、ノ . 、/ 、ノ . 、/ 、ノ . 、/ ミミ . ミミ . ミミ . ミミ . ミミ . ミミ . ミミ . ミミ . ミミ . ミミ . ミミ . ミミ . ミミ . ミミ ii ii ii ii ii ii ii ii ii ii ii ii ii ii ヽi|/ヽi|/ヽi|/ヽi|/ヽi|/ヽi|/ヽi|/ヽi|/ヽi|/ヽi|/ヽi|/ヽi|/ヽi|/ヽi|/ `⌒""゙'''⌒’''⌒"^`゙⌒''""''`⌒^~''´⌒"''^^゙''⌒""`´''"⌒``"" ∧_∧_____ (・∀・ )XXl ○ ○XXl まずもって、所持品の中に栽培作物が見られないからだ。 どんぐり、くるみ、野いちご、山菜、薬草――いずれも採集で得られるものだ。 大規模栽培には向かない品種が多いため、農耕はあるとしてもごく小規模にとどまるものと考えられる。 このあたりは考古学の発掘調査で、出土品を前にして考えることとさして変わらない。
161 :
11/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:33:28 ID:IV55pR5b0
更に、連中は土器を持っている、ということも推測が可能だ。 ∧_∧ (・∀・ ) ヽ ̄/ ヽ ̄/ ヽ ̄/ ヽ ̄/O ) / ヽ / ヽ / ヽ / ヽ ( ヽ_ノ ヽ_ノ ヽ_ノ ヽ_ノ(__) なぜなら、連中の持ち物に青銅の剣がある。 ==[二二二> ==[二二二> ==[二二二> 銅剣三本
162 :
12/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:35:24 ID:IV55pR5b0
土器と銅剣がどう繋がるのかというと、 (;:;:;,.,.;:,.;) (:;,:.,.:;) ボォォォ…… (;;:,.) | ̄| | | | | l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ∧_∧ | ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l (∀・ ) | ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| (∞ ) | ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,| ( つと ) """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" そもそも銅と錫を溶かして青銅の剣を制作する場合、
163 :
13/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:36:05 ID:IV55pR5b0
鋳型の製作が必要となる。 (( ( )) ) ∧_∧ ドロー (・∀・; ) アチー ○━━━━O━と \ |l´ ヽ ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (__)\__) | |"" """ "" """ "" """ "" | | | | |_____| ↑これが鋳型 技術史的に考えて、この時期の銅剣の鋳型といったら―― |iヽ |lji| |io| ∧_∧ _|ilj|(・∀・ ) と つ[二> ( つと ) 木を削って模型を作って、
164 :
14/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:36:58 ID:IV55pR5b0
粘土に木の模型を埋めて、 【断面図】 ここが溶けた銅の注ぎ込み口 ↓ ___ __ | __||_,, | | |iji| | | |io| | | |ilj| | | ヽi| | | .|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 陰干ししてまるごと焼いて、 .::... . . .':::;:, .:. ':;:. :::. . ..:.:λ:: ::'; ::,)、::.:;.:,:;.: ..':;ヾ::.:ソ)人ノ从:.ソ)ノ ):.: .;,.' .::Vィ' (ソヘ (::.:.:'.,; :. . ',:; .::) て:;;':. ..:.(ノ (::.. . . .::::) ヘ ソハ ,ゞ.:. .;: . .:::: .:ソ ノ:.::.:.. :( (: :. . . .::.: :::..::..:( (::..::..:::.::ノ ):::...
165 :
15/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:38:44 ID:IV55pR5b0
木が焼けてできた空洞に、 ___ __ | __|;|__ | | |::::| | | |::::| | | |::::| | | ヽ;| | | .|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 銅を流し込んで、 (( ( )) ) ∧_∧ ドロー (・∀・; ) ○━━━━O━と \ ___ ji__ ヽ ヽ | __|.|_, | (__)\__) | |: :| | """ "" """ "" """ "" | |: :| | | |: :| | | ヽ,| | | .|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
166 :
16/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:39:50 ID:IV55pR5b0
最後に鋳型を叩き割って、 ___ __ | __|;|_, | | | | | ∧_∧ | | | |/ (・Д・# ) セリャ! | | | |<二l三三===― | ヽ;| |\ | | ヽ | .| (__)_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 作るものだからだ。 ∧_∧ ( *・∀・) + ( つ[二二二> | | | + (__)_)
167 :
17/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:40:49 ID:IV55pR5b0
粘土を焼き固める技術を知っていなければ鋳型は成立しないし、 鋳型が成立している以上は土器を思いついていて当然なのだ。 ゆえに銅剣がある、イコール土器があるというという推測は成立する。 三本の銅剣を見比べ、全て細かいつくりが違うことも、それを裏付けている。 ∧_∧ ∧_∧ (・∀・ ) ___ ( *・∀・) + ヽ ̄/ ヽ ̄/ ヽ ̄/ ヽ ̄/O ) ___ ( つ[二二二> / ヽ / ヽ / ヽ / ヽ ( | | | + ヽ_ノ ヽ_ノ ヽ_ノ ヽ_ノ(__) (__)_) 技術の発展は、一見関係のないように見えるものが相関しながら進んでいく。 これは技術史的な視点と、実験考古学的な視点があってこその分析と言えるだろう。
168 :
18/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:41:30 ID:IV55pR5b0
上記の分析から、モララー族は青銅草創期にある牧畜民族であると結論できた。 では、モララー族の今後の動きについて分析してみよう。 ┌―――――――――――――――――――――‐ | モナー。 前の秋のどんぐりの実りはどうだった? └――――――――v――――――――――――― ┌――――――――――――――――――――――――――――‐ | 不作だったモナ。 モナーはモララーの攻撃も、 | どんぐりを取る森が欲しかったからなんじゃないかと思ってるモナ。 └――――――――――v―――――――――――――――――― ∧∧ ∧_∧ (,,゚Д)') (´∀` ) |::[:::/ ( ) ノ;;;;i;;;ゝ | | | し`J (_(__) 別にモナーの発言は、メルヘンでも笑いごとでも無い。 現代でこそ、どんぐりなど子供の拾い集めるものだが、古代におけるどんぐりの立ち位置は馬鹿にならない。 大量のデンプンを子葉に蓄えたドングリの出来不出来は、哺乳類の秋から冬への生存確立を大きく左右する。
169 :
19/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:42:12 ID:IV55pR5b0
現代でも、熊が食糧を求めて人里にまで現れる年のドングリの出来を調べたところ、 おしなべて不作であったという話もあるほどだ。 |! トヽヽ,\__ __,、 f ,i !- ':´  ̄ ̄ヽ. ヾト ィ',ィ, ,.ィ__ __∠ ― 二 =、 ヾY,}:i:iK '` `てイーzィ `斗レ' ¬ .<ヾト、 Y}:}:j厶- - 、 `t__ __ノ’ ,. --、ヽ.\ヽ:Y!iv厂 --一- ``、 `^戈__,>`ヘ __Z , ィ'´fiミ__Yiいヽ!:リ√ィ彡r '´ ̄´¬丶ヽ、 X. i{ ', ___) ≦ 'ラ_{(・)}j川 kソ个rイ〃 '// _ヽ ヽ. ヘヾ } _,)'/, z 彡rシ ソソ:`,ソ:' メ⌒i. j ‐、ヾi i,.ィ_'ニ二ヽ, ヽ }:i / 勹/〃, -ー彳´ ;/¨:::`::く._ ヾ Yij{(・)>= ≧ヾ:ヽ:ヽ ヾ, `ミゞ--:r' 之. イ/ / , ゙ ,' {::f⌒}::,':::::::::ヽ ,丶 `iヾ三ぐ¬ミド} }ヽト :} ゞミ(^ 'ライ〃i;' ,' ,' :v'ヾ| ,ノ:::/⌒!:::/ ,.i トヽヽ丶` ヾミ:ヾト、 ヾヽミi} _,メィ/;:イ ' / ;i: i! ヽ.. ー' ¬'Lイ ji ,i ,i.l }: ヽ丶`` ヾ ヽ \:.ヽ:トゝ __Z イィ /i ,〃 /!i iト .,___ ヾ´ '’ ,八 ヽ }! \ヽ` \、ヾ :,ハ ヘ, ブイ〃//i ,:/:, ハ1i: ,>'‐L/7'ァ-ァァ'个 、 ヽ ヾ c ヾ` 、`: ミト、} ハ メゝ 厶'〃// ,' ,.イ ,' / 'i:iハ.y' {_  ̄ ブZ j:j:ヽヽ__,ィこつ ヾヽ、 ヽ. \ ヾト、ヘN ,ノiii/〃/ ,'/ ,' ,: ,' i:{,ハ! 7ー'´/り } :ト、  ̄´ ヽ \ヽ`: \ヽ`\ヘヘ! ,jハ/:〃/〃/〃,' ,' ,'iハ/`ト、/__,_,_仄! .Nト、\ ヾミJヽト、ヾ` ` ヾ``ヾ``ヾ``ヾし! , イ:〃/〃/〃/〃;ハli `'く,_l,」jノ┘iト :i: j: ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾミ三;く ,ノィ〃/〃/〃/〃〃,':ヾ= ーz i 、トヾi: .:|:. ! i i:.i:. i:.ヾ\ヾ\ヾ\ヾ\ヾ\ヾミ::(_ ちなみにどんぐりは多くのものがそのままでは渋いが、アク抜きすれば意外と美味く食える。 保存もきくので、冬の間を凌ぐ食料としては非常に優秀な部類だと言えるだろう。
170 :
20/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:43:18 ID:IV55pR5b0
さて、ここからが重要だ。 以上の観点から、「モララー族による年内の大規模な侵攻は無い」という結論が出せる。 理由は一つ。 食料問題だ。 /\/\ /\ /\ /\/\ /\/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\/\ /\/\ /\/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\/\/\森森森ヽ | / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ 森森森森森\ //森;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; .∧_∧ /\ 森 森 森/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ( ・∀・) /【村】 / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 領域 /\ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ | ;;;;;;;;;[未探索領域];;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ \ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ )\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\;;;;;;,,,,,,,,,,,,, / \,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;/\/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;/\;;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
171 :
21/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:44:35 ID:IV55pR5b0
そもそも専業兵士を育成できない時代の戦争というのは、 それをしている間は集落内から、食糧を生産するべき働き手がごっそり消えてしまう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ∧ ∨ (≡) /´二` ┃ [(゚O゚*[=O =(=== =(=== =(=== =(=== =(=== =(=== i:i:i:iつハ_┃ (*゚O゚) (*゚O゚) (*゚O゚) (*゚O゚) (*゚O゚) (*゚O゚) 〜ノ,,,ノミ ゚_┃ ━i:i:iつ━O━━━(((<>━(((<>━(((<>━(((<>━(((<> 彡(,`U"" ノ ┃ 〜ノ,,,ノヽヽ 〜ノ,,,ノヽヽ〜ノ,,,ノヽヽ 〜ノ,,,ノヽヽ 〜ノ,,,ノヽヽ〜ノ,,,ノヽヽ > ̄>^> ε= (,/ `Jε= (,/ `Jε= (,/ `Jε= (,/ `Jε= (,/ `Jε= (,/ `J "゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~ ↑無理な戦争をすると、 後方がこーなる↓ ∧∧ (゚oTr) UU ヽ ,,;;''"""""`∧∧ | ,,)〜 ,,;;'' ;;(ヾ -゙) し'`J "~"゙"゙"゙~"゙"""""""""""""""~"゙"゙"゙~"゙"""゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙"""゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ので、まともな指導者ならば、ある程度の食料の余裕を見て戦争を起こす。 あるいは足りない場合、敵の貯蔵食料の略奪の見込みをつけて、仕掛ける。 侵略戦争というものは、基本的に指導者がこういった見通しを備えていないと上手くいかない。
172 :
22/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:45:44 ID:IV55pR5b0
これは歴史や戦史に少しでも知識のある人間ならば、知っていることだ。 ――――翻って、これをモララー族の今の分析に適応してみよう。 1.戦争を起こすだけの食料の余裕 少ないと見るのが妥当だ。でなければ略奪目的の戦争を起こしていない。 加えてごく最近に戦争を起こした以上、兵士が疲労している。 更に無茶をすれば餓死者もでかねないし、疲労から戦死者も増える可能性が高い。 ∧_∧ (・∀- ;) ンー、少ナイ… ヽ ̄/ ヽ ̄/ ヽ ̄/ ヽ ̄/O ) / ヽ / ヽ / ヽ / ヽ ( /⌒∧_∧ ツカレタ… ヽ_ノ ヽ_ノ ヽ_ノ ヽ_ノ(__) (_,○(;-Д-)○ 2.略奪できる貯蔵食料について そもそも俺たちは、“モララー族に住居を追われた集団”だ。 既に奪い尽くされ、何もかも捨てて逃げた連中から、まだ大量に絞れると考えるバカがいるとは思えない。 /| ∧∧ lX/ <<;;;:'⌒;;.'つ <:::::..^),. (゚o ゚il) // ヽつJ;・;;';; ヽ;:,ζ;;・.:. <二X====と==0=== /∧_∧ し´∴;;,;;:,.,.;:, / 〈 (^( ・∀)つ :;, ;: ;,; (_/ ヽ) //\ ( ∧_,,, ,.;:・:,、ノvヽ // ) (__) と'⌒@(;;゙o;;。)つ ;:,.〉 〉ヽ) (__) と;;;・;; (/
173 :
23/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:46:37 ID:IV55pR5b0
加えて、自然の要害である、山脈が存在する。 この山脈の厳しさは、俺も十分に承知しているし、向こうもウララードが経験した筈だ。 食料不十分、疲労のある状態で大侵攻を行えば危険と判断する可能性が大だ。 .::. ,,-‐''"´'':、,, ,,_,__ _,,.--ー''''''"゙゙ ゙゙̄"'''''―--.,,,,,,-‐'゛.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.: _,,.;:-−''"´`゙''ー、/ヽヾ\ ::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"';,_,,.-ー'''"゙゙:,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,:゙',`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,~゙"'ー-:;、,"'.: ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: :;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; : '' ;~ ; ::; : ;:; '',;''゚ ; ::; : ;:; ;~'',;'' ;~'',;'' ; ::; : ;:; ;~ ; ::; : ;:; '',;'' ; ; ::; : ;:; '',;''゚ ;~'',; ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; : ;:; ;~'',;'' ;~'',;'' ; ::; : ;:; ;~ ; ::; : ;:; ': ;:; ;~'',;'' ;~'',;''゚ ; :: :::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... ....:::::::::: .. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... ::: :::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ... .::::: :... ――少なくとも、ウララードのような冴えた戦士であれば、そう判断するだろう。 _________________________________ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽー- - -‐イ / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽvー- --‐v/ / / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'´ ̄ ̄ ̄` / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー---- ‐" { \ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / | ̄ ‐-..._ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / / `''-、,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
174 :
24/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:47:43 ID:IV55pR5b0
もし仮に、そういった戦略的条件を無視して敵が大軍で侵攻してきた場合―― 戦略的優位を確保できたものとして、戦術的な対応として散発的に襲撃。 平野部まで引きずりこんで日数を稼げば、そのうち食料面で限界を迎えるはずだ。 /\/\ /\ /\ /\/\ /\/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\/\ /\/\ /\/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\/\/\森森森ヽ | / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ 森森森森森\ //森;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\森 ∧_∧ 森/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ ( ;>Д<) / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ | ;;;;;;;;;[未探索領域];;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ \ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ )\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\;;;;;;,,,,,,,,,,,,, / \,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;/\/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;/\;;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ただ、それをするためには、女子供が山麓にいては危険が多い。 それに今回撃退されて警戒するであろうため、行われる確率は低いが、 今回同様の小規模な襲撃隊を、更に送り込んでくる可能性もまだ残っている。
175 :
25/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:48:34 ID:IV55pR5b0
移住を考えていたところだ。 ――ちょうどいい。 河向こうまで集落を移動して、最低限モララー族を警戒しつつ、発展に努める。 /\/\ /\ /\ /\/\ /\/\ /\/\ /\/\ /\/\ /\/\/\森森森ヽ | /森 /\ 森森森森森\ // /\森 森 森/ /\ /【村】 ←このへんに設置予定 /\ / /\ | /\ \ /\ )\ /\ / \ /\/\ / /\ /\ / /\ /\ /\ 大規模侵攻があるとすれば、恐らく早くて今年の秋。 だが、秋は実りの季節。 冬の準備と収穫に人手を要する。 そして、それを終えれば即座に冬―― この時代において、冬に軍事行動をとる愚かさについては言うまでもない。 まして敵地で冬を迎えれば、その集団は壊滅したも同然だ。
176 :
26/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:49:16 ID:IV55pR5b0
となると、最も大規模な侵攻の可能性の高いのは、来年の春。 ――来年の春までに、可能な限り技術レベルを高め、戦術を鍛え上げて迎撃に臨むしかない。 敵の規模は不明だが、川を防衛線として、凌げるだけ凌ぐ。 地の利と技術を駆使すれば、やってやれないことはないはずだ。 ∧∧ (Д-;) ∞[:::| ノ;;i;;;;;;ゝ し`J 俺の頭で導き出せる結論だと、まぁ、こんなもんが妥当なところか。
177 :
27/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:50:24 ID:IV55pR5b0
それが最善だな。 ――よし! 行動! \人_人_人_人人_人_人_人人_人_人_人_人_人_人_人_人/ > < > オルジさん! ちょっと来てもらいたいんですが! < > < /Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y\ ∧∧ ⊂ (,,゚Д゚)') |::::[:/ ノ;;;;;;i;;;ゝ し`J
178 :
28/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:51:15 ID:IV55pR5b0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ │ ………………何の用だ、小僧。 | \________ ______/ |/ |\ /| ス…… | \ / | | \ / | | >ー‐< | | | ビクッ! V;:;:;:;:;::;:;:,., | /| |;:;メ;:○;:;:;:,. ィ" フ | |\ / | |;:;:;: ;:;::;:キ;:;:;i  ̄ | | \ / | |;:;:;/;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ / | \ / | ヽ;:;:ゞ;: __/ / | >―< | , ‐|ヽ____/|ー-、_,, | | ┃┃ / | | /;:;ヽ |/ ヽ| ・ ・ / --一 ー-/;:;:;::/ \ / 、__,, | ./ _,_,-';:;:;:;:;:;:;:| | | U イ リ〉 〈 .| , `i-――';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:! ` | !  ̄ ヽ | |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:i | | ̄ ̄ ‐' ─ _ U __ / | i |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:| | |::::::::::::::::::::::::::::::`‐ _ ヽ:::::V |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`‐、 /
179 :
29/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:52:08 ID:IV55pR5b0
┌―――――――――――――――――― | あ、相変わらず予期せぬ所から…… └――――――v―――――――――――― ┌―――――――――――――― | 静粛性は狩人の必須要件だ。 | ……それで。 └――v――――――――――― /ヽ_ ヘ (,::::_ゝ゜) < ) ,ソ ノ (,_ノヽ._) ∧∧ (Д゚;) ⊃ |::::[:| ノ;;;;;;i;;;ゝ し`J ※……一回り年上のため敬語使用 盛り上がった肩周り。太い腕。苛烈な古傷。寡黙さ。 いつ見ても原始の狩人の典型的なイメージだな、この人。
180 :
30/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:52:51 ID:IV55pR5b0
まぁ、だからこそ任せられるわけだが―― ┌――――――――――――――――――――――― | 数人連れて、しばらく下山道の監視をお願いします。 | ここはもう危ないので、川沿いまで移住しましょう。 └――――――v―――――――――――――――― ┌―――――――――――――――――――― | …………成程。監視期間はこちらで判断か? └――v―――――――――――――――――― ┌―――――――――――――――――――――― | はい、移住の様子を見て、後から追って下さい。 | ああ、監視組の荷物はこちらで運びます。 └――――――v――――――――――――――― /ヽ_ ヘ (,::::_ゝ゜) < ) ,ソ ノ (,_ノヽ._) ∧∧ (Д゚,,) |::::[:| ノ;;;;;;i;;;ゝ し`J
181 :
31/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:53:50 ID:IV55pR5b0
┌――――――――――――――┐ | モララー族出現の際の対応は。.| └――――――――――――――┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ il|!ll| Yii! .|!i!|il|ll| |,!((/(;;,,ヽノ ;;/,,"" .|ill |!i| |,!((/ il|!ll| |!,ii |ill|il|!l) |i|!ll| `(~...,,,,,,.....,,,⌒) .|!i| .|ill| |i|!ll| .|lii!| |ill| |!!iill|!li .|il|lil| (;;,,ヽ;;;...(_;;::,, .|ill| |ill| .|il|lil| .|lii!| |ill| (il|!llli!i| ||!li!i| Yii! .|ill| |l|!| .|!lli!i| il|!ll| |l|!| |!!iill|!ll| ||liii!| |!,ii |l|!| |l|!| |!lli!i| |!!iil|,,,,.., ,vv|Mvv(/"从ll|ノ( |il|!ll| |ill| vv|Mv vv|Mv , , |!lli!i|..,,.., !ソ;ハj|W "" Vv,w,.vw,.v"ji,,Iw,,MW w,,Mv,w,.vw,.vW "" V"ji,,Iw,,MW "" w,,Mv,w,.vw, ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ( ・∀・) ( ・∀・) (・∀・ ) ( ) ( つ=====X三> ==○====つ=======X三> 〈二二| | |=ll | | | | | | (__)_) (__)_) (__)_) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌―――――――――――――――――――――――――――――――┐ | 潰し切れると見たら仕掛けて下さい。 無理なら可能な限り妨害、撤退で。 .| | ただし、出現と同時に一人は集落に走らせて、知らせを送って貰います。.| └―――――――――――――――――――――――――――――――┘
182 :
32/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:54:33 ID:IV55pR5b0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ │ ふむ…………そうだな………… | \________ ______/ |/ |\ /| | \ / | | \ / | | >ー‐< | | | V;:;:;:;:;::;:;:,., | ・・・・ |;:;メ;:○;:;:;:,. ー-‐ | |;:;:;: ;:;::;:キ;:;:;i | |;:;:;/;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ / ヽ;:;:ゞ;: __/ / , ‐|ヽ____/|ー-、_,, / | | /;:;ヽ / --一 ー-/;:;:;::/ \ ./ _,_,-';:;:;:;:;:;:;:| | .| , `i-――';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:! ` | | |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:i | | i |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:| |
183 :
33/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:55:59 ID:IV55pR5b0
┌―――――――――――――――― | おおむね可能と見た。引き受けよう。 | ――監視の面子はこちらで選ぶが。 └――v―――――――――――――― ┌―――――――――――――――――― | 構いません。 それじゃあ、お願いします。 └――――――v―――――――――――― /ヽ_ ヘ (,::::_ゝ゜) < ) ,ソ ノ (,_ノヽ._) ∧∧ (Д゚,,) |::::[:| ノ;;;;;;i;;;ゝ し`J
184 :
34/35 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:56:56 ID:IV55pR5b0
┌――――――――――――― | ファグ(犬の名前)、行くぞ。 └――v――――――――――― ┏━━━━━━━━┓ ┃ オルジステルス .┃ ┗━━━━━━━━┛ ス… _/)/) ポテポテポテ… 〈w ゙ )ー-、/ と i、 )) (,/  ̄ ̄ しヽ) ∧∧ !? (゚; ) |::::[:| ノ;;;;;;i;;;ゝ し`J しかしマジでこの人の挙動、目で追えねぇんだけど!?
185 :
35/35+1 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:57:38 ID:IV55pR5b0
まぁ、このコンビが下山道を押さえてれば、モララー族の奇襲は無いと言っていい。 ファグの鼻は敵の臭いに敏感だし、オルジさんの立ち回りは年期が入った安定感がある。 タタタ…! _/)/)―――____ 〈w ゙ )ー-、/―――____ cc ⌒ヽ___―――――――  ̄ ̄ ヽヽ)___――――― ∧∧ (゚; ) |::::[:| ノ;;;;;;i;;;ゝ し`J 何か異常があれば、彼の手で敵が到達する前にこっちに知らせが届く寸法だ。 さて。 あとは、俺の移住案が飲まれるかどうかだけが問題だ――
186 :
36/35+1 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 22:58:19 ID:IV55pR5b0
・ ・ ・ ――数時間後、村落にて。 \人_人_人_人人_人_人_人人_人_人_人_人_人_人_人_人/ > < > ギコ=ハニヤから集落の全員に提案がある!! < > < /Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y\ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ (`(゚Д゚#) く_` ) (´∀` ) ヽ'::[::::) | ∞ ) ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) ――――つづく
リアタイだー!乙です! しかしまさかオルジステルスが使われるとはww
188 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/18(日) 23:01:20 ID:IV55pR5b0
以上で終了です。コマ数数え間違えてましたね、36コマでした。 オルジさんについてなのですが、なんだかんだで遭遇に困って、 「最初からいる」ことにさせて頂きました。 もしどなたかの構想とぶつかることがあれば、パラレルということでお願いします。すみません。 回━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回 ┠No.8┘ ・名前 ―{ オルジ } ┃ /ヽ_ ヘ ・年齢 ―{ 37歳 } ┃ (,::::_ゝ゜) ・性別 ―{ 男 } ┃ < ) ・技能 ―{ 脚力。犬との共同生活 } ┃ ,ソ ノ ・所属 ―{ 名もなき原人集団 } ┃ (,_ノヽ._) ・備考 ―{ 特に無し } 回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回
オルジステルスワロタww
超乙です。
>>150 スゲェェェェw> 24時間以内に35コマ
>>178 のオルジアップKOEEEEw
まあ元々200人弱いる集団だし元から居たでもおかしくないかな>「最初からいる」
一回り年上だから今まで若い連中には関わってなかった、
っていう理由でも後付けでつければいいし。
24時間以内に30コマ以上ww マネできねーできたとしてもこんな上質なのはムリポ…
┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃No.002.┃力:2 知:3 守:3 .命:9┃ ┃━━━┻━━━━━━━━━━┃ ┃ ┃ ┃ _i^i. ┃ ┃ .|;;;;;| |〉∧_∧. ┃ ┃  ̄| |(´∀` ) ┃ ┃ と つ. ┃ ┃ |_|| | | ┃ ┃ (__)_) ┃ ┃━━━━┓─────────┃ ┃.モナー. .┃パンパカパーン! .┃ ┃━━━━━━━━━━━━━━┃ ┃ *このカードを発動した時、デッ ┃ ┃ キから「石斧」を手札に加える ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━┛
オルジステルスwあれが出たのかwww いつも楽しみに見させてもらってます!毎度ながらGJです! オルジさんなら、ウララードにだって引けを取らなそうな気がします。 あの雰囲気は……怖いw それにしても35コマとは……。私なんか2週間書けてもAAを 描ききらず、挙句、勇気も気力も尽き果ててお蔵入りする始末。 どうやったら一気に描き切る事が出来るのかお聞きしたいくらいでorz 十分誇っていいと思いますよー!! このスレの物語を、最後まで見届けたいと思います。文氏、頑張ってください!
195 :
前スレ16 :2009/10/19(月) 01:05:17 ID:s+Qe7WpU0
>>188 投下乙です。
このオルジはスネークを上回るw
しかしウララードはその気配を察知しそうだから困る。
作者さんに質問 キャラに新しい設定付け加えるのはアリ?
197 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:43:25 ID:Q6oIeIwk0
>>196 「キャラに新しい設定を付け加えてはいけない」なんてルールの存在が何をもたらすのか、
想像力を働かせてよく考えてみましょう。
198 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:50:17 ID:Q6oIeIwk0
これより17コマ投下させて頂きます。 タイトルは「幕間 武を極めし者」です。 [ ココ この技は出すまいと思っていたのだが…… . [ | | | | スレを賑わすためには、致し方あるまいッッッ! |_]__] _ 冂冂 奥儀……ッッ! /[匚__コ o-o]コ\ 文流AA術ッ!/// ヾ\ \\ カッ!! // / \\\ 冂冂 ___――冂冂/ ミ 冂冂 「日刊History」ッ! [ o-o]ミ + ___―――[ o-o] [^[ o-o] | ココ  ̄ ̄ ̄―――匚/ コ ヽ 匚ミ | | |  ̄ ̄ ̄――/ _/二] [二]ヾヽ从 ∧∧ |_]__]  ̄ ̄――/___/ < >休日) ツブレッ!? とY つ / と_/ (__/
199 :
1/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:50:57 ID:Q6oIeIwk0
┌――――――――――――――――┐ | そうか、お前以外に帰還は無しか。 | └――――――――――――――――┘ ┌──────────────――――─――─┐ | はッ! 敵勢力の伏撃を受け、勇戦空しく…… | └──────────────────────┘ ┌――――――――――――――――――――――――┐ | 予想よりはしぶとい、か。 ク、ククククク! | | 楽しませてくれるではないか。 なぁ、ウララードよ。 .| └――――――――――――――――――――――――┘ 相変わらずの戦狂い――それでも。
200 :
2/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:51:37 ID:Q6oIeIwk0
| | | ┌┴=―=―=―=―=―=―=┴=―=―=―=―=―=―=┴=―=―=―=― | | ┌――――――――――――――――――――――――――――‐ | | しかし、ウララードよ。お前も報復を望むだろうが、今はならん。 | | 兵の疲労、食糧の備蓄を考えるに――来年の春まではお預けだ。 | └――――v―――――――――――――――――――――――― | ┌―――――――――――――――‐ | | 賢明なご決断、兵も喜ぶことかと。 | ___ ∧_∧___└―――――――v―――――――― | @;: ;,.;:と( ∀ )つ:;:;:;:;:) |  ̄|;:;| ヽ / |;:;| Α_Α | ミ"""""""") (⌒)"ミ (Д- ) | ミ,..,_,..,..,_,.,.(__)_,_,_._,ミ 0,ヘ |_  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (__)∪_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ その性格に反し、この男の戦の手順取りはむしろ堅実と言って良いほどだ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そしてこの時、大族長の前に傅くウララードは、知らない。 モララー族の領域から山を隔てながら、既に大族長の結論を見切った男がいたことを。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
201 :
3/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:52:19 ID:Q6oIeIwk0
| | | ┌┴=―=―=―=―=―=―=┴=―=―=―=―=―=―=┴=―=―=―=― | | ┌―――――――――‐ | | ……ああ、そうだ。 | └――――v――――― | | | にやぁ・・・ | ___ ∧_∧___ ∧ | @;: ;,.;:と( ∀ )つ:;:;:;:;:) …ッ (::: |  ̄|;:;| ヽ / |;:;| Α_Α |::: | ミ"""""""") (⌒)"ミ (Д・ ; ) |::: | ミ,..,_,..,..,_,.,.(__)_,_,_._,ミ 0,ヘ |_ |::::  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (__)∪_) (::::  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ――――ろくな予感のしない笑みだな。
202 :
4/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:53:03 ID:Q6oIeIwk0
| | | ┌┴=―=―=―=―=―=―=┴=―=―=―=―=―=―=┴=―=―=―=― || | ┌――― ザダム・シャタッフ ―――――― テュール ――――――――――――‐ | | お前の“偉大な戦士”の称号を欲して、決闘を申し込んでおる男がいてな。 | | ワシも久しぶりに、お前の戦いぶりを見せてもらいたくなった。 | | 今回の失敗から、戦士の誉れを回復するためにも、どうだ? | └――――v――――――――――――――――――――――――――― | ニヤニヤ… | ___ ∧_∧___ ∧_∧ | @;: ;,.;:と( ∀ )つ:;:;:;:;:) <二二二]==(⌒(・∀メ )⌒)== |  ̄|;:;| ヽ / |;:;| Α_Α ヽ;:V;:;:;:;:;/ | ミ"""""""") (⌒)"ミ ⊂ ( -Д・) |;:;|;:;;:;:;:| | ミ,..,_,..,..,_,.,.(__)_,_,_._,ミ 0,ヘ |_ ノ;:;|;:;:;:;:;ゝ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (__)∪_) (_,(__,)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 実質的な処罰、か。 生き残れば敗戦の汚名を雪いだとして。 負けて死ねば失敗の償いとして。 ザダム・シャタッフ 勝つにせよ負けるにせよ、大族長の手元に“偉大な戦士”の称号持ちは残るというわけだ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 巨大な男であった。 大柄で筋肉質のウララードよりも、更に頭一つ高い。 まずモララー族という範疇の中では、最も体格に優れた部類と言って良いだろう。 加えて、得物は長大な大身の槍。 ……まず常識的に考えれば、危険な敵であった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
203 :
5/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:54:00 ID:Q6oIeIwk0
┌――――――――――――――――――――――――――┐ | シャタッフ テュール | | ……では、分かりました。 戦士の誇りに賭けて、決闘を。 | └――――――――――――――――――――――――――┘ ――つくづくもって、気分が悪くなる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ しかし、問いかけに答えるウララードの声は、霜の降りた金属のように冷徹であった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
204 :
6/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:55:19 ID:Q6oIeIwk0
\人_人_人_人_人_人人_人_人_人_人人_人_人_人人_人_人_人_人_人_人_人/ > < > モ ラ ラ エ ル テュール < > 皆よ! これより武と火の神の名の下に、決闘を執り行う! < > < /Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^\ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┳┓ ┏━┛┗┳━┛┗┏━┛┗┳━┛┗┏━┛┗┳━┛┗┏━┛┗┳━┛┗┳┳┳┓┃┃┃ ┗┓ ┏┻┓ ┏┗┓ ┏┻┓ ┏┗┓ ┏┻┓ ┏┗┓ ┏┻┓ ┏┫┃┃┃┃┃┃ ┏┛┃┃┏┛┃┃┏┛┃┃┏┛┃┃┏┛┃┃┏┛┃┃┏┛┃┃┏┛┃┃┣┻┛┃┣╋┫ ┗━┻┛┗━┻┛┗━┻┛┗━┻┛┗━┻┛┗━┻┛┗━┻┛┗━┻┛┗━━┛┗┻┛ \ / ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( ) ( ( )( )( ) ( ( ) ( ) ( ( ) ( )( ( )( ) ( ) ( ( ) ( ) ( ( ) | | | | | .| | | | | | | | | | | | | | | | | | | .| | | (__)_)(__)_(__)_)(_(__)(__)_) (__)__(__)_) (__)_)(__)__(__)_) ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( ( ) ( )( ) ( ( ) ( ) ( ( ) ( ( ) ( ) ( ) ( ( ) ( ) ( ( ) | | .| | | | | | | | | | | | | | | | | | | .| | | (__)_(__)_)(_(__)(__)_) (__)__(__)_) (__)_)(__)__(__)_) ━ ザダム・シャタッフ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ “偉大な戦士”の決闘には、尚武の民のこと、多くの者が立ち会いに詰めかけた。 見上げるほどの巨体の戦士と、全モララーがその名を知る戦士、ウララード。 ――――観客の盛り上がりぶりは、異様なほどの熱を帯びていた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
205 :
7/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:56:01 ID:Q6oIeIwk0
━━━━━━━━━━━━━━━テュール━━━━━━━━━━━━━━━━━ 武器の先端を軽く打ち合わせる、決闘の開始の動作。 しかしその瞬間に至るまで、ウララードは不機嫌そうな様子を隠そうともしなかった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ∧_∧ ニヤニヤ ( ・∀メ) \ / Α_Α ===(⌒)======'⌒)========[二二二> ε=(-∀- )  ̄ |;:;;:;;|:;:;:| ̄ チン <二二二]と[ / ) ノ;:;;:;:;|:;:;:ゝ / \ ノ_/__| (__,)__) (_(__) ――――ことに何が気分が悪くなると言って……
206 :
8/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:57:46 ID:Q6oIeIwk0
“この程度”の相手で―― | | | |\ | | |... /| |:::::\ ..| | | /:::::| |===':ト-| | |-イ`===| |::::::::::::::::| | |:::::::::::::: | |::::::::::::::::| | |:::::::::::::: | |::::::::::::::::| | |:::::::::::::: | ゝ:::::::::::::| | |:::::::::::::く /::::::::::::::::| | |::::::::::::::::| /:::::::::::::::::::| | |::::::::::::::'::\ |:::::::::::::::::::::| | |::::::::::::::::::::::\ |::::::::::::::::::::| | |::::::::::::::::::::::::::::\ |:::::::::::::::::::| | |:::::::::::::::::::::::::::::::::\ |::::::::__| | |__::::::::::::::::::::::::::::ヽ /::::::::: ̄,イ⌒`Y ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::| /:::::::::::::::::::,`ー〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::| イ:::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;/ /::::::::::::::::::::::::::::::::`i^i'::::::::::::::::::::::::::::::\ . /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|_|:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
207 :
9/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:58:31 ID:Q6oIeIwk0
私をどうこうできると、 ________________________________________ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/━━━━━| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄`''-、, | :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::____ | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:,/,-、 `Y、 :| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:'{i、└ ' ノ!{=-、! :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`≡三彡丶 `| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::`ヽ、 | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽー- - -‐イ / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽvー- --‐v/ / / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'´ ̄ ̄ ̄` / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー---- ‐" { \ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / | ̄ ‐-..._ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / / `''-、,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ …………誰もが考えていることだ、だッッッ!!
208 :
10/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 20:59:23 ID:Q6oIeIwk0
ビクッ!! ;∧_∧; ;( il・Дメ); i| l!Α ===(⌒)======'⌒)========[二二二> il il i! )  ̄;|;:;;:;;|:;:;:|; ̄ il i|! フッ ;ノ;:;;:;:;|:;:;:ゝ; il il | ;(__,)__); j! |!
209 :
11/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 21:00:31 ID:Q6oIeIwk0
__ -―― ̄ ̄ ̄ ̄__――― / ,-―― ̄ ̄ ̄ / /// / / / // i|Α_ilΑ | i | | i (∀ il i <|i二 ij!二]と il ヽ ;∧_∧; \__,ノし// カッ!! il⌒[_il_ゝi! ;( il・Дメ); /⌒ヽ て_ ilヽ_il) ===(⌒)======'⌒)=====} (  ̄;|;:;;:;;|:;:;:|; ̄ / ヽ ヾ ヽ ;ノ;:;;:;:;|:;:;:ゝ; <二二二]== ;(__,)__);
210 :
12/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 21:01:31 ID:Q6oIeIwk0
┌─・ ・ ・ ―――――――――― | 終 わ り だ。 ――ウスノロが。 └―――――v――――――――― ;∧_∧; Α_Α ;( Д il );⊃ ( ∀) ===(⌒)======'⌒)====== ⊂ / ]つ[二二二>;|;:;;:;;|:;:;:|; ̄ く_,、_ゝ / // // / ;ノ;:;;:;:;|:;:;:ゝ; \ カラン / \从(__)ヽ__)//// ;(__,)__); _そ <二二二]== て__ トッ Yヽ
211 :
13/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 21:02:31 ID:Q6oIeIwk0
ヽ丶\ ヘナヘナ… Α_Α ;∧_∧; ( ∀) (⌒;( Д il ); / ]つ[二二二>〉:;〉⌒i⌒i \_ ブルブル く_,、_ゝ /;:/ / /\__)=========== (__)ヽ__) く;:;:(__,/(__/;:;ゝ <二二二]==
212 :
14/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 21:03:11 ID:Q6oIeIwk0
Α_Α ;∧_∧; ヤメ…タスケ… ( -∀)=3 (⌒;( Д il ); / ]つ[二二二>〉:;〉⌒i⌒i \_ く_,、_ゝ /;:/ / /\__)=========== (__)ヽ__) く;:;:(__,/(__/;:;ゝ <二二二]== ( ;:;:。;:;:o;:;:) `ー----' ジョロロ…
213 :
15/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 21:04:38 ID:Q6oIeIwk0
┌―――――――――――――――――――――――――――――――― | 戦意喪失の上に失禁、命乞いとは情けない限りだが、この有様では、 | もはや殺す必要もないだろう! 私の勝ちは、認めて貰えることと思う! └――――v―――――――――――――――――――――――――――― Α_Α ;∧_∧; ガタガタガタ ( ・∀-) (⌒;( Д il ); / ]つ[二二二>〉:;〉⌒i⌒i \_ く_,、_ゝ /;:/ / /\__)=========== (__)ヽ__) く;:;:(__,/(__/;:;ゝ <二二二]== ( ;:;:。;:;:o;:;:) `ー----' ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 戦慄。感嘆。羨望。恐怖。誰もが様々な感情で、物も言えなかった。 彼より頭一つは大きい、長大な武具を持つ男は、もはや子供のように怯えていた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ………ッ ・・・・・・・! ・・・・! ・・・・・っ! 〜〜〜〜ッ!! ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( ) ( ( )( )( ) ( ( ) ( ) ( ( ) ( )( ( )( ) ( ) ( ( ) ( ) ( ( ) | | | | | .| | | | | | | | | | | | | | | | | | | .| | | (__)_)(__)_(__)_)(_(__)(__)_) (__)__(__)_) (__)_)(__)__(__)_) ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( ( ) ( )( ) ( ( ) ( ) ( ( ) ( ( ) ( ) ( ) ( ( ) ( ) ( ( ) | | .| | | | | | | | | | | | | | | | | | | .| | | (__)_(__)_)(_(__)(__)_) (__)__(__)_) (__)_)(__)__(__)_)
214 :
16/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 21:05:21 ID:Q6oIeIwk0
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――― | 異論が無いということは、勝ちを認められたものと考えさせてもらおう! | 我が名誉は回復された! 立会人の皆に、モララエルの恵みのあらんことを! └――――v――――――――――――――――――――――――――――― Α_Α ;∧_∧; ガタガタガタ ( ・∀-) (⌒;( Д il ); / ]つ[二二二>〉:;〉⌒i⌒i \_ く_,、_ゝ /;:/ / /\__)=========== (__)ヽ__) く;:;:(__,/(__/;:;ゝ <二二二]== ( ;:;:。;:;:o;:;:) `ー----' ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そうして、モララー族の集落での、ごく短い決闘は終わりを告げた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
215 :
17/17 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 21:06:10 ID:Q6oIeIwk0
┌――――――――――――――――――――――――――――― | このような無様を晒しては、もう戦士としては生きられまい。 | 羊でも飼って、寝台で穏やかに死ぬ人生を送ることだ。いいな? └―――v――――――――――――――――――――――――― Α_Α ;∧_∧; ハ、ハヒィ!! (-∀- ) (⌒;( Д il ); ==| / |二二〉 〉:;〉⌒i⌒i \_ (⌒)、_ゝ /;:/ / /\__)=========== \__) く;:;:(__,/(__/;:;ゝ <二二二]== ( ;:;:。;:;:o;:;:) `ー----' ━ ザダム・シャタッフ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ “偉大な戦士” ウララードとは、――つまり、そのような男であった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ――――つづく
216 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 21:08:59 ID:Q6oIeIwk0
本日は以上です。
217 :
前スレ16 :2009/10/19(月) 21:21:37 ID:96MGTl6g0
おおっとリアルタイム。連日の投下乙です。 しかしウララード強すぎる。今から来年の春が心配です。><
乙でした。 不意をついたとはいえ、フーンはこんな化け物に手傷を与えたんだな。
219 :
61 :2009/10/19(月) 21:59:57 ID:KcNL7IN50
連日投下本当に乙です。嬉しいですがあまり無理されないように。 しかし「モララエル」って…原始宗教までありますか>モララー族 ROM&名無しに戻るつもりだったんですが、どうもヒキィにオルジみたいな 個性が無いのが気になって仕方ないので改造の一例提示させてもらいます。 「愛馬ヒヒィとお揃いになりたくて、鬣真似て放浪途中で拾った 貝殻で自分で頭髪切って剃ったモヒカンのヒキィ」 ミ》 ( -_-) (, ) ∪ ∪ …三頭身ウルトラマンみたいorz 何かコレで斧投げたらトマホーク‐インディアンモドキになりそうな悪寒。 コレ無視で結構です。 一応古代人は石器、火打石、貝殻で毛を剃ってたとの事。 ネットからチョットした豆知識で。 (参照:www.schick-jp.com/mens/guide/science02.html)
この時点でこんなに強い奴がいると今後インフレ起こしそうで怖いな
,,、,、、,,,';i;'i,}、,、 ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃 ゙、';|i,! 'i i"i, 、__人_从_人__/し、_人_入 `、||i |i i l|, 、_) ',||i }i | ;,〃,, _) 汚物は消毒だ〜っ!! .}.|||| | ! l-'~、ミ `) ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒ .{/゙'、}|||// .i| };;;ミ Y,;- ー、 .i|,];;彡 iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ { く;ァソ '';;,;'' ゙};;彡ミ ゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ _,,__ ゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;'' ,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,='' ;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-''' ''''' ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/
乙GJ! しかし呆気なさ過ぎてウララーへの制裁というよりは大した実力もない兵士を始末させたかったような印象も感じるな
223 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/19(月) 22:16:19 ID:Q6oIeIwk0
>>219 モヒカンとは独創的なw まぁ、次の話までに何か考えてもいいですが――
正直なところ、それをネタに何か話でも作って頂ければ、スレ主としては嬉しいですねぇ。
うん、参加型スレと言いつつ自分一人で日刊やるとか何やってんだという。
>>220 むしろ私としては、個人の武勇はここが頂点のつもりでやってます。文明の進歩的には、
「英雄が一騎討ちできる神話の時代→密集隊形とか槍衾とか包囲殲滅とかの集団戦の時代」なので。
技術が進むごとに、個人的な戦闘力は意味が大幅に薄れていきます。
「英雄? 集団戦術でボッコボコにしてやんよ」って戦争だと、武勇の士が5、6人討ち取ったところでさして変わらないですし。
日刊……恐るべしですwそしてウララード強いなぁ。
ギコはタイマンでは無く、集団戦法で倒す気かな?
……見れば見るほど自信を失うスレだと言うのに、
見たくなっちゃうから困ったもんだw
>>218 だが忘れるな、ウララード曰く「大族長>>ウララード」だ。
大族長どんだけーって話ですな。親征してきたらテラヤバス。
いやしかしリレー方式だとインフレしそうだ
これから10コマ投下します。 タイトルは最終コマに記載。
――いいか、チビスケ。よーく聞けよ。 vvi ∧_/ヽ ∧_∧ (-<_-,,) (,,゚_ヽ) < > wwv ( ) ヽ ソ ww ∪∪ (_.人._)
リーフェ あのガキどもは生命だ。 ∧∧ ∧∧ ∧∧ (´∀) (:::::::::) (,´_ゝ) ( ) (:::::::) ( ) ∪∪ ∪∪ ∪∪
リーフェ ……あの毛もくじゃらも生命だ。 ,. ., __ 〈゚x ゚:の`:‐:-、_ ,. ., __ i,,;:; :;.,゙:; :;:゙'i´ 〈゚x ゚:の`:‐:-、_ ゙u'‐'uー‐゙u' i,,;:; :;.,゙:; :;:゙'i´ ゙u'‐'uー‐゙u'
あのガキとは仲良くできるな? ならあの毛もくじゃらとはどうだ? ,. ., __ 〈゚x ゚:の`:‐:-、_ ∧∧ i,,;:; :;.,゙:; :;:゙'i´ (´∀) ゙u'‐'uー‐゙u' ( ) ∪∪
…どうだ? できないよ、そんなの ∧_/ヽ ∧_∧ (-<_-,,) (,,゚_ヽ) < > wwv ( ) ヽ ソ ww ∪∪ (_.人._)
…どうしてだ? リーフェ かれらも同じ生命なのに。 /ヽ_ ヘ ∧_∧ (,,-_ゝ-) (,,゚_ヽ) < ア wwv ( ) ヽ ソ ww ∪∪ (_.人._)
いいか、チビスケ。 リーフェ リーフェ 生命に区別なんて無い。皆同じ生命だ ,. ., __ 〈゚x ゚:の`:‐:-、_ ∧∧ i,,;:; :;.,゙:; :;:゙'i´ (´∀) ゙u'‐'uー‐゙u' ( ) ∪∪
オレはある事を考えている。 アイツらと友達になる方法だ。 /ヽ_ ヘ ∧_∧ (,,-_ゝ-) (,,゚_ヽ) < > wwv ( ) ヽ ソ ww ∪∪ (_.人._)
そこでだ、お前に相談がある。 俺と一緒に友達を増やさないか? vvi ∧_/ヽ ∧_∧ (-<_-,,) (,,゚_ヽ) ⊂ > wwv ( ) ヽ ソ ww ∪∪ (_.人._)
\ │ / これが、ガキの頃出会った / ̄\ 俺の師の話だ ─( )― \_/ …さて、ギコからの頼みを続けるか… / │ \ オルジの記憶その@ END
クリ林は近くにある?もしくは陸稲。水稲はもっと南方で麦は乾燥地帯だから 存在しないでしょう。ウララエルはギコエル登場の伏線? 川原は土?石?石なら女子供も動員したパレスチナでおなじみ投石攻撃 ができ、土なら竹やりを川底に仕掛けてベトナム式トラップが作れるが。 トイレの概念やインフラはある?籠城で困るのは飢餓よりペストだし。
_ \ヽ, ,、 `''|/ノ .| _ | \`ヽ、| \, V `L,,_ |ヽ、) ,、 .| ヽYノ / r''ヽ、.| / ,.. -──- .、 `ー-ヽ|ヮ .| , ‐'´ __ `ヽ、 `| | / , ‐'"´ ``''‐、 \ | | / / \ ヽ | ヽ, y' /` ‐ 、 ,.. -'ヘ ヽ. }ノ ヽ,' / /`,ゝ' ´ ヽ Y. . i ,' { { ヽ `、 l ,イ─- 、.._ ヽ ,, _,.. -─:} ! . | r‐i| ー=ェェ:ゝ ,.∠ィェェ=ー' |r 、. l | {ト」l|. : | " ``: |!トリ | . │ ヽ、| ;.」_ |'ソ ! . │ ヽ r──ッ /ノ | | lヽ  ̄ ̄ / イ │ . ! 丶ヾヽ ~ , ' ノ │ ! ト. ミ.ゝ ヽ.____./ / l / ヽ ヽ イ ,' / , ' ┼ヽ -|r‐、. レ | \. ノレ'/ d⌒) ./| _ノ __ノ ↓ 。 。) 。 (゚,.,.,.,|゚ ( -_-) ( ) ∪ ∪ おわり (土) 終焉を告げる者−ヒキィ− (☆)(☆)(☆)(☆) 魔法使い族 攻1300/防1700 このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時から 数えて20ターン後にこのカードの持ち主はテュールに勝利する。
∧∧ と(Д゚,,) ヽ'三ミ0 /;;;i;;;;;ゝ (,/ ヽ) ワイルドソルジャー (光) WS−雷光のハーニャ (☆)(☆)(☆)(☆)(☆)(☆)(☆) 戦士族 攻2100/防2700 自分の場に「WS」と名のつくモンスターが2体以上 存在する時、このカードは手札から特殊召喚できる。 このカードは1ターンに1度だけ、戦闘で破壊されない。 自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが自分の場に 表側表示で存在する時、「文明カウンター」を1つ乗せる。 自分の場に存在する「WS」と名のつくカードは、この カードに乗っている文明カウンター×300ポイント攻撃力・ 守備力がアップする。
見ていたらついついキャラを出したくなったので参加してみます タイトルは「もう一人の漂流者」で
241 :
8 :2009/10/20(火) 10:10:11 ID:FJRfw/ww0
.. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... ::: :::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ... .:::: . :: :┌‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐┐ Uここは、何処なの? U .: └‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐┘ ... ..::. .. . .. . .. .::: ┌‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐┐ U 何で私は、こんなところに居るの? .U:.. . .... └‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐┘ .::. ,,-‐''"´'':、,, ,,_,__ _,,.--ー''''''"゙゙ ゙゙̄"'''''―--.,,,,,,-‐'゛.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.: _,,.;:-−''"´`゙''ー、/ヽヾ\ ::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"';,_,,.-ー'''"゙゙:,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,:゙',`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,~゙"'ー-:;、,"'.: ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: :;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; : '' ;~ ; ::; : ;:; '',;''゚ ; ::; : ;:; ;~'',;'' ;~'',;'' ; ::; : ;:; ;~ ; ::; : ;:; '',;'' ; ; ::; : ;:; '',;''゚ ;~'',; ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; : ;:; ;~'',;'' ;~'',;'' ; ::; : ;:; ;~ ; ::; : ;:; ': ;:; ;~'',;'' ;~'',;''゚ ; :: :::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... ....:::::::::: .. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... ::: :::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ... .::::: :...
242 :
7 :2009/10/20(火) 10:10:51 ID:FJRfw/ww0
| /____,厶 / | |___|/| | |___|/ ∠二二. フi| |I____」| .l| |辷亙 o:|_,'| rヘrヘ | ̄ ̄ ̄ ̄| |__「刈__L.lL.l______ | [] |/ 厶二∧∧二7 ヾ .∧∧二二 |────ト──ミ #゚0ミ ─── (皿゚#) ── | | ̄ ̄`G つ ̄「 仁と. ) ̄ ̄「 | | ミ ミ 。|。 | |ーーー| _,.|____|____,し`J___,|___,U U__,|_ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: お母さんと喧嘩して、ちょっと2〜3日位家出して心配させてやろうとは思ったけど・・・ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
243 :
6 :2009/10/20(火) 10:11:36 ID:FJRfw/ww0
.. .... .. .:.:.:..: .: .:.:.:.. .... .... .. .:.:.:.:. .. ... ....:.:.:.: .: .... .:.:.:.. .. :... .. ...:.:. . ... :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..... " ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ, .. .:.:.:..... .. .. :. .:.:.:.: .. .:.:.:.:.:.:.:.... .. . . ..:.:.: :. .:.:.:.: .: .... ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ' 、,, _,,,,,、、-─'''''''""""゙''ー:;:;、,,. .. .... .. .. . ... " ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ, .; . . .. .:...:... .. . .. . .. .... .. .. ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ ..:... ̄~"''ー-''ー-‐'''ー;;、、'':;.;,;,;,,_: ;.: ;;.;...;..:;;....;..:... " ;ヾ ; ;";ヾ; ;"/" ; ;ヾ ;ヾ ";:;:;: ;. ,.. .. . . .. .. . . .. .:,; ;.,:,.,.゙゙"''ー-、;;:;,;;,;,:,.,.,.;..;.;, .. ヾ ;"; "i "; ;ヾ; ;ヾ; ;メヾ ";:.;.; :;..; ,,;;;;''''"r'二△''''''~~;;;、,,,,-'''""'',、,,..,,..,.,.." ;:::;:;:::.:.:..:::.:..____"゙''''-、、'',,,, _ _ _,゛ヾ;i;;ii ;iiメソ ヾ; ;ゞ;::.:..____"゙'''' ;,,人...l:田.旧;..:./ ̄/ ̄ ̄ ̄/△ ̄ ̄ ̄ヽ ,;;:.::.:.:.::.::..:.:/二△ ri─i '''""'.''.; ""|l!|| ll|ソ;.;.!-!、,、,;;:.::..:.:/二△ ..Llヨ;,,/''''7ヽ,,,:|ロロ| 田田l田|::ロ|田l田田|lf ===、===.l:::::: コックリ ./7ニヽ li(~):|l| ;y,===、===.l::::::傴 iii;;;::. ゙,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙,,iiiii;;;::. ∧,,∧ コックリ・・・iiiii;;;:: ゙,,|:l||l |l| ,,iiiii;;;::..゙ ,,iiiii;;;::. ゙ ,,iii _______. Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y ___ミ *-_-ミ _____⌒Y.|;l!l| |;;)⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ 三三三三三三三|_|__|__|__|__|__|__| _|三三三|っ^l^O三三三三|_|_..|ill|| lll. _|__|__|__|__ ━━━━━━┳ 二二二二二二二二二二.`┳━ 〜ヽ ^) ) ━━━┳二二llil|l l!|二二二二二二二 ,.、.,,,.、., ┴.、.,., ,.、.,┴ `JJ., ,.、.,,,.、.,┴ 、.,.ノiiノ:l|| !ヽ、.,., "" ^~"" ^~ " " ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: でも、本当にする気はなかったのに、公園でちょっと居眠りをしたと思ったら :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
244 :
5 :2009/10/20(火) 10:12:21 ID:FJRfw/ww0
:ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ /;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ |ii;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞヾ:ヾ ノ;;ヾ ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ ヾゞ;| <;;/::ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ;;::iiゞゞ;;ゞゞ;;ゞヾ;;>;ゞヾ;ゞ ゞヾ ;ゞゞ;ゞiilヾ;ゞゞ゙ゞ;;:::ii| |;:ヾゞ "ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾiii| <:;ヾ:ヾ;;>ヾ;ゞ'';ゞヾ;ゞ |;:ilヾ \ |::;ii| ヾ;ゞゞ''ノヾ|;:i| ノヾゞ:ヾヾ::ヾ\ |i;;:iii| /;;ゞ :;ヾ:, |i;ゞゞ |;:i| \`'';:::ii| ヾ:ヾ;;>;ゞヾ| |;:i|/^ '|i| |;:i| \`";;::ii| ノ / :ヾ;;>ヾ;ゞ ;ゞヾゞ |;:i| ゙ヽ,;:;;;l| /゙;ゞゞ;ゞ:::ii| |;:i| |i| |;:i| ~|ii;;:ii"´/ |;;::ii| |i|/ |;:i| |:::;iii~ ノ ,,|;;::ii| |;:i| |i| |;:i| |i::;;iii|~ .|;;::ii| ''\|i| ':;,`:ヽ|/,'|:;:;ii|:,:;*.,:;/.:::;.:":::"''''⌒ヾゞ γ''"""''""''"' |ii;;i;('')''"''''"""''"""'''''"""'' ";*'.:.:;”:;゙|:;;iii|`:;,':,*”:;:;.,:;.:;'.:.:;”:;ヾヾ)) ((,:ソミ;.:';';';::;.:". |i;;;::;iii|`:;,':,:;.,:;.:;';',: ':::;.:".:;.:'; .:;”:`:;,' *”|:;:;ii|:,:;*.,:;/.:::;,':,*”:;:;.,:;.:;'.:ソ "''~`''"゙"'''~ノ;;ii;:iilli;ゝ"''~`''"゙"''~`''"゙"''~゙ "''~`''"゙ ノノシillゝ"''~`''"゙"''~`''"゙"''~ "'''''''''''''''" ..,,、vji、iijww、ii.., "'''''''''" '""'''""'""" ,..,.,.,.,、 ∧∧ ∧∧ キョロキョロ ,..,.,.,.,、 ''''""'"'''""" ⊂ ミ-゚; 三 ;゚-ミ ⊃ ;;;ゝ);;));ヾ;;) ,..,.,.,.,、 ノ 7 ''"""~ ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;)ゝ))ゝ と 0ゝU(二)) ;;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;⌒;;) iijww、ii. """~" ''"""~ ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;(::;ゝ;;;)) ,..,.,.,.,、 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 目が覚めたらこんなジャングルの中にいるなんて・・・ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
245 :
4 :2009/10/20(火) 10:13:05 ID:FJRfw/ww0
;;.ii!;;::,,、"";;,,;;,゛: |i!|il|!ll| .|i|| .|l|| il|!ll| Y ;;/,,"" |liiil|!i!|";"゛ノ)|;;.;;;;;::,,、"";;(;;;;;::::゛"" .|l||. ||i|";"゛ノ)|;;.;;;;;::,,、"";;(;;;;;::::゛"" .|lii!|ノ )`~...,,,,,,.....,,, |!!ilill|!l;; ゛ヾ;;::il|!ll| Y ;;/ ||i|;,゛ |il|;; ゛ヾ;;::il|!ll| Y ;;/ ,!((/(;;,,ヽ;;;...(_;;::,, |ll!i(!ll|  ̄"\)l.ii!!ノ )`~.⌒;:. 、"";;,,;;,゛|il| |ill  ̄"\)l.ii!!ノ )`~.⌒;:. 、"";;,,,;,゛ il|!ll| Yii! .|!i!|il|ll| |,!((/(;;,,ヽノ ;;/,,"" .|ill |!i| |,!((/(;;,,ヽノ ;;/,,"" il|!ll| |!,ii |ill|il|!l) |i|!ll| `(~...,,,,,,.....,,,⌒) .|!i| .|ill| |i|!ll| `(~...,,,,,,.....,,,⌒) .|lii!| |ill| |!!iill|!li .|il|lil| (;;,,ヽ;;;...(_;;::,, .|ill| |ill| .|il|lil| (;;,,ヽ;;;...(_;;::,, .|lii!| |ill| (il|!llli!i| ||!li!i| Yii! .|ill| |l|!| .|!lli!i| Yii! il|!ll| |l|!| |!!iill|!ll| ||liii!| |!,ii |l|!| |l|!| |!lli!i| |!,ii |!!iil|,,,,.., ,vv|Mvv(/"从ll|ノ( |il|!ll| |ill| vv|Mv vv|Mv , , |!lli!i|..,,..,. , . ,,,,,.|ill| v !ソ;ハj|W "" Vv,w,.vw,.v"ji,,Iw,,MW w,,Mv,w,.vw,.vW "" V"ji,,Iw,,MW "" w,,Mv,w,.vw, _,_,_,_,_,_,_ ノ _,_,_,_,_,_〉 ∧_∧ ∧_∧ く_( -∀-) ( ・∀・) ( ・∀・) 〈二二| / |=[ ( ) ( つ=====X三> く_/_ゝ 〈二二| | |=ll | | | (__)_) (__)_) (__)_) ∧_∧ ∧_∧ |`( ・∀・) (・∀・ ) |X○ ○ ==○====つ=======X三> |X| | | | | | (__)_) (__)_) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: この間も、やっと人に会えたと思ったのに・・・ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
246 :
3 :2009/10/20(火) 10:13:51 ID:FJRfw/ww0
__ / ー-、\ / _,_,_,_,_,_,_ \ ビュォ…! ノ _,_,_,_,_,_〉 \\ \ヾ\ く_( ∀ ) \ヾ\\\ ∧∧ / つ=G[二二二>と(Д ;) く_/ヽ__ゝ \\./::[:::/つ====、 (__) (__) \./;;;;/;0ゝ`ー-一' (,/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: いきなり殺し合いを始めちゃうし ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
247 :
2 :2009/10/20(火) 10:14:35 ID:FJRfw/ww0
:ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ /;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ |ii;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞヾ:ヾ ノ;;ヾ ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ ヾゞ;| <;;/::ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ;;::iiゞゞ;;ゞゞ;;ゞヾ;;>;ゞヾ;ゞ ゞヾ ;ゞゞ;ゞiilヾ;ゞゞ゙ゞ;;:::ii| |;:ヾゞ "ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾiii| <:;ヾ:ヾ;;>ヾ;ゞ'';ゞヾ;ゞ |;:ilヾ \ |::;ii| ヾ;ゞゞ''ノヾ|;:i| ノヾゞ:ヾヾ::ヾ\ |i;;:iii| /;;ゞ :;ヾ:, |i;ゞゞ |;:i| \`'';:::ii| ヾ:ヾ;;>;ゞヾ| |;:i|/^ '|i| |;:i| \`";;::ii| ノ / :ヾ;;>ヾ;ゞ ;ゞヾゞ |;:i| ゙ヽ,;:;;;l| /゙;ゞゞ;ゞ:::ii| |;:i| |i| |;:i| ~|ii;;:ii"´/ |;;::ii| |i|/ |;:i| |:::;iii~ ノ ,,|;;::ii| |;:i| |i| |;:i| |i::;;iii|~ .|;;::ii| ''\|i| ':;,`:ヽ|/,'|:;:;ii|:,:;*.,:;/.:::;.:":::"''''⌒ヾゞ γ''"""''""''"' |ii;;i;('')''"''''"""''"""'''''"""'' ";*'.:.:;”:;゙|:;;iii|`:;,':,*”:;:;.,:;.:;'.:.:;”:;ヾヾ)) ((,:ソミ;.:';';';::;.:". |i;;;::;iii|`:;,':,:;.,:;.:;';',: ':::;.:".:;.:'; .:;”:`:;,' *”|:;:;ii|:,:;*.,:;/.:::;,':,*”:;:;.,:;.:;'.:ソ "''~`''"゙"'''~ノ;;ii;:iilli;ゝ"∧∧゙"''~`''"゙"''~゙ "''~`''"゙ ノノシillゝ"''~`''"゙"''~`''"゙"''~ "'''''''''''''''"'ミ-T*彡.,,、vji、iijww、ii.., "'''''''''" '""'''""'""" ∫,,,, っと ミ ,..,.,.,.,、 // l ヽ しし,,,ミ〜 ,..,.,.,.,、 ''''""'"'''""" . ノ~~|ヽ ;;;ゝ);;));ヾ;;) ,..,.,.,.,、 ''"""~ ノ|_|ノ ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;)ゝ))ゝ ;;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;⌒;;) iijww、ii. """~" ''"""~ ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;(::;ゝ;;;)) ,..,.,.,.,、 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 恐いよぅ・・・お母さん・・・ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
248 :
1 :2009/10/20(火) 10:15:21 ID:FJRfw/ww0
回━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回 ┠No.10 ┘ ・名前 ―{ ペル } ┃ ∧,,∧ ・年齢 ―{ 22歳 } ┃ ミ*゚ー゚彡 ・性別 ―{ 女 } ┃ (´つ ミ ・技能 ―{ 医学の知識あり } ┃ 〜ミ ミ ・所属 ―{ 無し } ┃ し`J ・備考 ―{ 現代の医科大学の4年生 } 回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回 おそらくギコとほぼ同じ時代から来たと思われる医科大4年の大学生 医者家系の生まれで医療の知識はかなりのもの ちなみに本名「経瑠椎・福生或(ペルシィ・フッサアル)」 所持品 医学書数冊 筆記用具 ケータイ(太陽電池搭載タイプ) 雑貨他少々 (食べ物も少し所持していたが既に食べつくしている)
おお乙 とうとう参加者ktkr がんばってくれ
250 :
0 :2009/10/20(火) 10:17:35 ID:FJRfw/ww0
以上で今回は終了です 現在の位置はおおよそ4〜5のF〜H辺りをうろうろしているのではとおもわれます ギコの移住組との遭遇は無理そうなのでオルジ達監視組に拾ってもらえたら嬉しいです 私のほうでも自分である程度描いていくつもりですがかなり遅いので^^;
続けるつもりならコテつけたほうがいいんじゃネーノ? 頑張ってつづけた方が皆喜ぶんじゃネーノ?
コテですか・・・次回までに考えておきます
フサしぃ被ったぁぁぁぁw 自らの遅筆を恨んで寝るおorz
新キャラ乙GJ! 医者の登場か、今後が楽しみだな
ついに第二の漂流者が…… これからにwktk
失敗を恐れずに服を開発した経緯を2コマで片付けてしまい、 失敗を恐れずに原人集団内に別グループを作ってしまい、 失敗を恐れずに新技術をテキトーに閃かせてしまい、 失敗を恐れずに新キャラを5人も書いてしまい、 失敗を恐れずに論理的説明をカットしてしまい、 失敗を恐れずにフサキャラを増やそうとする。 ……そんなAAが出来た。出来てしまった。 これを投下する勇気を出すべきか、 それとも少しはスレへの影響を恐れるべきなのか……。
>>257 うだうだ考えてる暇があるならyou投下しちゃいなyo!
まだ始まったばかりのスレで影響とか考えてたら永遠に投下できないぜ
後で飛ばし過ぎと感じたらコレはパラレル話、 もしくはスルー推奨って手もあるYO! とりあえず投下してみて、判断は読み手&スレ主に 任せるって手もアリと思うYO!
それを扱いきれる技量とその後も続けられる根性があれば全くもって問題無いだろう
261 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/20(火) 23:25:11 ID:gcARwB5G0
>>226 GJです。羊の家畜化はオルジが着手かぁ。
>>240 新キャラですね。漂流者は扱いが難しいので頑張って!
>>257 卑屈すぎると逆に叩かれるので、堂々投下してみましょう。
堂々やってれば、案外何も言われないものです。
期待していますよー。
ー‐ モナー族の狩り成功から数日後…… Z Z z ,,,,,,∧,,∧ (#彡,,-Дミ ""ミつ´:::::`O―--、 (::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ `ー-、::::::::::,-―-―'  ̄ ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
Z Z z ,,,,,,∧,,∧ (#ミ,,-Д彡 ""ミつ´:::::`O―--、 (::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ `ー-、::::::::::,-―-―' {:`Y´::::}  ̄ ミ゚- ゚*彡 ミ:ソノ:::ミ8 ∫ ミ:|::::::::ミ 8 ∫ し'`ヽ,) ミ )) ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
┌──────── │ おきろ、おきろ! ┌────────┴──v───────── │ 慌てるな、まだ起きるような時間じゃない……。 └───v───────────────── ,,,,,, ∧,,∧ {::::`Y´:} (##ミ,,-〜彡 ミ゚*彡iiミ ""ミつ´:::::`O―--、 ミ :::::::8ミ (::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ミ :::::::8ミ `ー-、::::::::::,-―-―' し'`J ミ  ̄ ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
┌────────────────‐ │ おひさまのぼてる。あわてておきろ! └─┬────────v────── │ ゲッ、寒ゥ! └─v───── 从 彡 ミ バッ! ,,,,,,∧,,∧ て {:`Y´::::} (#ミili゚д゚彡 ミ゚ぺ#彡 ミ ミ ""ミ つとミ 8ミ::::::::]つ--―――、 〜ミ,, ミ 8 ミ:::::|::::ミ:::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ,)ヽ,) 彡 し'`J ヽ:::::::::::::::::::::::::)  ̄ ̄`ー―' ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
┌────────────────────‐ │ あ、朝はまだ寒いんだから毛皮返してくれ……! └───┬─v─────────────── │ やだ。けがわかえす、にぃまたねる。 └───────v──────── ............ ,,,,,,,, ::∧,,∧:: {::::`Y´:} (###) ::ミili゚д゚彡:: 彡#゚−゚ミ テキパキ """ ::ミ つ つ:: 8ミ::::::::]つ...、___ ::と__,,ミ,,ミ:: 彡8と:::::ミ::ミ (::::::::::::)  ̄ ̄ ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
┌──────────────────────‐ │ 信じてくれ、二度寝はしない、俺の目を見ろアシル! └───┬─v───────────────── │ …………………………………。 └───────v─────── ............ ,,,,,,,, ::∧,,∧:: {:`Y´::::} (###) ::ミiliTд彡:: ミ゚−゚*彡 """ ::ミ つ つ:: 8ミ::::::::]つ...、___ ::と__,,ミ,,ミ:: 彡8と:::::ミ::ミ (::::::::::::)  ̄ ̄ ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
┌──────────────‐ │ しんよーできるか、ささとおきろ! ┌─────┴─────v───────── │ あ痛ッ! └─────v─ ............ ギュッ!! ,,,,,,,, ::∧,,∧:: {:`Y´::::} (###) ::ミ゚'д゚'ili>と[::ミ゚ぺ#彡 """ ::ミ つ つ:: ヽ:ソノ::::ミO..、___ ::と__,,ミ,,ミ:: 彡8と:::::ミ::ミ (::::::::::::)  ̄ ̄ ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
┌───────────────────────────────‐ │ このまえ、たれめびとのむれ、いろいろくれた。たれめびとりっぱ。 │ にぃだめ。ぜんぜんだめ。せかいでいちばんなさけないおとこ。 │ │ ┌────────────────────‐ │ │ モナモーナモーナモナ、モモモーナモーナモナ! │ ┌─────┴─────v─────────────── │ │ くれるのか、ありがとう。たれめびといいやつ。 │ └───v──────────────── │ │ ∧,,∧ ∧_∧ │ 彡>゚ ヮ゚ミ (´∀` ) │ ミ つ つ (::::::::)=3と) │ │ フサのホロケウなまけもの、むれじゅうのうわさ!フサぞくのおんな、 │ にぃのよめなるくらいなら、たれめびとのよめなるぞ!いいのか!? └──┬─────────────────v─────────── | あーそれはたいへんだー、こころをいれかえがんばるよー(棒) └────v─────────────────────── ∧,,∧ {:`Y´::::} ミ,,゚Д゚彡 ミ゚O゚#彡') ∧_∧ ( ´∀`) たれめびと …… たれ目の人々。つまりモナー族。
┌─────────────────‐ │ わかたらまずおきろ!おきてこれきろ! ┌─────┴─────v──────────── │ 何だこれ?お前も着てるみたいだが……。 └─────┬v────────────── │ しらないけど、あたたかいものだ。 ┌─────┴─────v───────── │ 知らないッて……どうやって作った? └──────v───────────── ∧,,∧ {:`Y´::::} ,,,,,,,, ミ;゚Д゚彡 ミ゚ー ゚*彡 (###) ミ ∞ミ [:::ソノ::::::]O """ 〜ミ,, ミ ミ:|::::::::ミ::::ミ 8 し'`J し'`J ミ ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
∧∧ wY ,' ,' (゚ー^*) ,' カメ!! ,' ,' ,' ~○と つ○~ ,' ,' ニク!! ,' ∧_,,, ミ| |彡 .yWy ,' ∧,,∧ ∧,,∧ __ (;;#゚;;-) しヽ,) ,' ___ミ*゚ワ゚彡 ヤメテクダサイ ∩ミぺ*彡二二) _(;:;:;:;:;:;:\ と;::;:し[三ゝ''""`"^ ,' |XXミ つ ヽ ミつ ノ |::::jヽ;:;:;:;ゝ |;:;:;:;;) vW ,' lXXミ ミ (^^;)/⌒⌒\〜 ミ ミ〜 ソ::::.〉 l;:;ki ̄;; し`J ,' `ー し ^J ヽノ、ヽ し' ヽ,) "'"''""`"^"'"''""`"^"'"' ,' ,' ,' タラノメ ,' ∩_∩ ウシガエルー!! wy ,' ∧,,∧ ナイカナ? ( ‘∀‘)/゚-> 、、Yw w ,' _ミ゚* 彡iiミ ( つーm ,' ,' lXXXXl))ミ / /> > ,' ー―― このまえ、かわできずだらけみた。なにかつくてた。けなしびともいっしょなってつくってた。 ──────┬─────────────────v─────────────────── | で? └────v─── ∧,,∧ {:`Y´::::} ミ,,゚Д゚彡 ミ゚o ゚*彡 ∧∧ (#゚;;-゚) きずだらけ …… でぃ。全身傷だらけなのでこの呼称。 ∧∧ (*゚ー゚) けなしびと …… 毛の無い(短い)人々。ギコ、しぃ辺りの人々の事。
ツリメノ オモニ 1ケガワパワー タス 1ケガワパワー!! スッパイノ ナイカ? …2バイノ ジャンプモ スベキナノカ? オメデタハシムニカ? ノーミソ コネコネ メデタクナイアルネ。 ∧_∧____ ∧,,∧ デモ ドノミチ ∧,,∧ <‘∀‘* >XX l アルノカ ナイノカ 彡*゚ ー゚ミo カイテン ムリダゾ。 ∧,,⊂ヽ__ ┌――l\ 彡iiミ*゚ミ ( ((o )XX | ハッキリ スルムニダ!! ┌――l\ 8ミ::]つ{::::`Y´:} ミ゚o ゚*) ミXX | | > ミ 8 つ | | |ー-‐' | > 8 ミ:::::|::::ミ O、 ミノXX l └――l/ ミ8 ミ <_<__> └――l/ 彡 し'`J し´ミ,,_つー-‐' 彡し'`J みた。 まねた。 できた。 ──────┬─────────────────v─────────────────── | そんな無茶な…… └────v───── エッヘン ∧,,∧ {:`Y´::::} ミili゚Д゚彡 ε= ミ゚ー゚*彡
┌────────────────‐ │ にぃ、まいにちさむいさむいいってる、 │ だからつくてやった。もんくいうな! ┌─────┴─────v─────────── │ っわーったよ…… r⌒ヽ └──────v─‐ ドカー(´ ⌒ `)―ン ゴソ i|l ミ ゴソ ∧,,∧ ∧,,∧ l |i ,,,,,,,, {{ ミ;。,,,。彡') 彡#゚ぺミ 彡' (###) ミ:::]つ:ミノ }} 8ミ:::ヽソ:と) ベチッ!! """ ミ:::::|::::ミ 8 ミ:::::|::::ミ し'`J 彡 し'`J {::::`Y´:} )て _ノ( Y⌒ヽ ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
┌────────── │ どーだ、似合うかぁ? └─────┬─v───────── │ おお、けがわけがわ。 │ ゆっくりきていってね! ┌─────┴─────v───── │ ……なんかウゼぇ └──────v──‐ ∧,,∧ ∧,,∧ ,,,,,,,, ミ,,゚Д゚彡 ミ゚ヮ ゚*彡 (###) ミ:::ヽソ:ミ ミ:ソノ:::ミ8 """ ミ:::::|::::ミ ミ:|::::::::ミ 8 し'`J し'`J ミ {::::`Y´:} ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
┌──────────────────‐ │じゃ、たいようのぼるほうのおかのうえいけ。 │ フサぞくとつりめえらはりびとあつまてる。 ┌───┴─────v───────────── │ 何でまた? └───v──‐ ? ∧,,∧ ∧,,∧ ,,,,,,,, ミ ,,゚Д彡 ミ゚ヮ ゚*彡 (###) ミ:::ヽソ:ミ ミ:ソノ:::]つ ―→ """ ミ:::::|::::ミ ミ:|::::::::ミ 8 し'`J し'`J ミ {::::`Y´:} ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
_/\/\ _,,..-―'"⌒"~⌒"~ ゙̄"~ ゙̄"'"/::::ヽ:::\::\ ゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ~ ̄\::::::::ヾ:;";`;:;";,::、 T | l,_,,/\ ,,/l l,_,/\\::::::::ヾ:;";`;:;";,::、 ,.-r '"l\,,j / |/ L,,,/\,,j/ |/ \:::::::ヾ:;";`;:;";,::、 ,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,,,/|,/\,/_,|\_,//\::::::ヾ:;";`;:;";,::、 _V\ ,,/\,| ,,∧,,|_V\ ,,/\,|. / \:::::ヾ:;";`;:;";,::、 .............. ギギギ… /""V\/\_/,,/\,,j_/,,_i/\∧∧ .∧_∧:::::ヾ:;";`;:;";,::、 ::∧_∧:: ,,/|,/\,/ _,|\,/\,/_,|\_,,,//(,,^Д)(´∀` )\:::::::ヾ:;";`;:;";,::、`曲´#>:: _V\ ,,/\,| ,,\ ,,/\,| ,_/γ''''"""''"""'''''"""''ヽ \::::::::ヾ:;";`;:;";,:と ):: ;;::::ヽ;;,,';;"'';|\_,i_,,,,,/|,/\,/;/;:;:,ヾ:.ゞ;;ゞ(;:ヾ:::";.:';:;:;ヾ \::::::::\::\::\ /:: ::::ヽ;;,,';;;:;:;:;:;:;:;:;:;"'''''';:;:;:;:;""'':(;:;:;ヾ;:;:;::;::;:ヾ:::";.:';:;:;:;ゞ;:;i \/⌒/⌒/⌒lフ:: ゙"゙"゙"゙"゙"゙"゙"゙" ゙"゙"゙"゙" "゙ "゙" "゙"゙ "゙ "゙"゙ "゙ "゙∧∧ ○~ ∧∧ ゙"゙"゙"゙" " ゙"゙" ゙"゙"゙"゙" (;#゚;;-) 。 。 ○~ (ー゚*) ゙"゙"゙"゙" ゙"゙"゙ "゙" /;:;:;:つ゚ -'、-'、 | ヽ (;:;:;;:;:) ゚ ( ) " ゙"゙"゙" ゙"゙"゙" たれめびと、いいおとこといいねぐらつくった。 つりめえらはりびと、それすごくすごくうらやましい。 ──────┬─────────────────v─────────────────── | ほぅほぅ、それでそれで? └────v─────── ∧,,∧ ∧,,∧ ミ,,゚Д゚彡 ミ゚o ゚*彡 ∧_∧ <ヽ`∀´> つりめえらはりびと …… 見ての通り。 ∧∧ (,,゚Д゚) いいおとこ …… 頭良い、運動神経良い、気前も良い。とても良い男。
/:| /:| 恨ハン恨ハン恨ハン恨ハン / .:::| / ::| ハン恨ハン恨ハン恨ハン恨 / ...:::|_ / :::| 恨ハン恨ハン恨ハン恨ハン i  ̄ ̄⌒゙゙^――/ ::::::| ハン恨ハン恨ハン恨ハン恨 / :::::::::\ ハン恨ハン恨ハン恨ハン /|・\ ./・> :::::::::\ 恨ハン恨ハン恨ハン恨 /ミ\ \ / /彡 i し./:::::::\ 恨ハン恨ハン恨ハン / ミ\.\ヽ|||liiiii||/ /./彡 ノ (::::::::::::::::::\ 恨ハン恨ハン恨ハ / ミ\\|||iii||l//彡 '~ヽ :::::::::::::::\ ン恨ハン恨ハン /  ̄  ̄,,、 /:::::::::::::::::.\ ハン恨ハン恨 ファビョ━━━━━/ \ / ,,____ _,/ ̄ \ \ /::::::::::::::::::::::::::::::\━━━━━ソ!!!!! \ |.. | /└└└└\../\ /:::::::::::::::::::::::::::::::::/ \ ∨.|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll| /::::::::::::::::::::::::::::::::::/ \ |.|llllllllllll;/⌒/⌒ | ::::::::::::::::::::::::/ ハングル \ |.|lllllllll; ./ . . | :::::::::::::::::::/ 恨狂うー! / |.|llllll|′ / . | | ::::::::/| / |.|llll| | .∧〔 / ::::::::::::::::\ / }.∧lll | ../ / / :::::::::::::::::\ / /| \┌┌┌┌┌/./ /::: :::::::::::::::::\ / ( ゙゙^^¨^¨゙゙¨  ̄ ̄ ̄ /::::::::::: ::::::::::\ / ヽー─¬ー〜ー――― :::::::::::: でも、いいおとことおなじものつくる、くやしい。 いいおとこよりもっといいものつくるといってる。 ──────┬─────────────────v─────────────────── | 作るのを手伝えと?まぁ、いいねぐらの作り方を | 教えてくれるッてんなら悪い話じゃ〜ねェなァ。 └────v───────────────── ∧,,∧ ∧,,∧ ミ ,,゚Д彡 ミ゚―゚*彡
┌───────────────‐ │ ちがう。かんがえるとこからてつだう。 ┌───┴─────v────────── │ ……そこからかよ。 └───v──‐ ∧,,∧ ∧,,∧ ,,,,,,,, ミ ;゚Д彡 ミ―゚* 彡 (###) ミ:::ヽソ:ミ ミ:ソノ:::ミ8 """ ミ:::::|::::ミ ミ:|::::::::ミ 8 し'`J し'`J ミ {::::`Y´:} ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
┌────────────────────────‐ │ 事と次第は分かった。でもその前に腹ごしらえさせてくれ。 │ 確かためれびとから貰った肉が少し残ってたよな? └─────┬─v───────────────── │ にく、ない。ぜんぜんない。 ┌─────┴─────v─────── │ え゙?ま、まさか…… └──────v───‐ ∧,,∧ ∧,,∧ ,,,,,,,, ミ;゚Д゚彡 ミ゚ヮ ゚*彡 (###) ミ:::ヽソ:ミ ミ:ソノ:::ミ8 """ ミ:::::|::::ミ ミ:|::::::::ミ 8 し'`J し'`J ミ {::::`Y´:} ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
____________ γ ̄ ̄  ̄ ̄ヽ ( おお、くったくった。ぜんぶくった。 ) ヽ__ __ノ  ̄ ̄ ̄ ̄`ヽl ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ト、 ノ、 | ヽ ,=、 r´ ミ i ヽ\、,、,〉ヽ、,,、// } _______ i ミ> /彡 l γ ̄  ̄ ̄ヽ ヽ、 ―-、 ,-―‐ i,,.、 ( ほねは くれてやる ) ミ、 i:j i::j ノ ミ彡} ヽ_ __ノ (⊃ `´ ⊂つ ミ彡} ノノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _彡 ‐v-‐^‐--v―-‐l  ̄ノミ}  ̄ (`⌒´) ゝ l ノ ソミ彡} | ::::| `ヽ トγ´Y⌒ヽノ _ヽ{ミ彡} fつ‐、l |ヽ〃 ,.-| l^‐--‐^-´ ヾ,__{ミ彡}"ー---`"´--―´ 〈 ) z` ミ;;:| i`_、_____ノ__,-´;:;:;{ミ彡} 〈 ) / ./;:;:;:Uヽ ヽノ /;:;:;:;:ヽ{ミ彡} ̄ ̄"" ̄ ̄ ̄ ̄ `ー-´ / 〈;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ/ /;:;:;:;:;:;:;(二ニ) l..::::::| z` 〈 ト;:;:;:;:;:;:/ /;:;:;:;:;: イミ:: ミ (,_、) ´ヽ ヽ.i;:;:;:;:;:;:| l;:;:;:;:;:;:;:;:;:彡::: ミ まさにげどー
┌─────────‐ │ ……いてきま……。 ┌─────┴──────v─── │ いてこいー。 └───v─── ∧,,∧ ∧,,∧ ミ ili゚彡 ,,,,,,,, 彡iiミ*゚ミ ミ:::::::::::ミ (###) ミ::8::::::]つY´::::} ミ:::::::::::ミU """ 8:::::::::ミ (,/ `J 彡 し'`J ヽ` ∫ ∫ ,,.;::;:;:;,. V/7Vベヾ
\ │ / / ̄\ ニギミタマー ─( ゚ ∀ ゚ )─ ∧,,∧ \_/ ミ,,゚Д゚彡 / │ \ ミ:::ヽソ:ミ ミ::::::::]つ 、、,,,,, ,、, ,,、,、、 ,,, ,、, し' ~ ,,、,, ,、, ,,、,、、 ,,, ,、, ,,、,、,,、 r´"'"'"""'""' ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――l\ | ただいま移動中 ー― ただいま移動中 ー― まもなく到着で御座います ー― > └――――――――――――――――――――――――――――――――――――l/
アーデモナイ ∧,,_∧ コーデモナイ グダグダグダ…… (・ω・`) エーラハッター Oと ) ∧_∧ メガツッター ∩_∩ (__(__ ̄) <`Д´r >') ( ´Д`) `"'"^´''"''"'"'^´''"''""` O ノ ( つ ( つと ) ( つと ) "'"^´''"''"'"'^´''"''"" "'"^´''"''"'"'^´''"''"" r――――――――――――――――――― |(あれ、つりめえらはりびとだけじゃなくて、 | みみまるびととたれまゆびともいる……) `―――――O――――――――――――― o ∧,,∧ ミ ,,゚彡 ミ:::::::::::ミ ミ:::::::::::ミつ し' ~ ヽ` ∩_∩ ( ´∀`) みみまるびと …… 耳が丸いから。モナーの友人の1人。 ∧_,,∧ (´・ω・) たれまゆびと …… まゆげが垂れている。慎重かつ臆病。
┌───────────────‐ │ きた!フサきた!メインフサきた! └───────v─────┬──────── ┌────────────‐ │これで勝つニダ! │ やっとついたのか!おそい! ∧,,,_∧ └─────v──‐ └─────v─────── (`・ω・´) ! ( ∞ ) ∧_∧ ∩_∩ (__(__ ̄) < `∀´ > ( ´Д`) `"'"^´''"''"'"'^´''"''""` O O ( つ ( つと ) ( つと ) "'"^´''"''"'"'^´''"''"" "'"^´''"''"'"'^´''"''"" ┌─────────────────‐ │ 知恵を貸す。謝礼の毛皮は9枚で良い。 └─────v─────────────── l (……と大歓迎状態だった) ∧,,∧ `―O――――――――――‐ ミ ,,゚彡') o l`ー(†]:ixi:[ †)ノ | /」|:__:|l_ヽ {}={[グラットン> "'"^´''"''"'"'^´''"''""
∧,,∧ ┌ミ ,,゚彡───────────────── │ ……で、いまのトコ、どこまで話が進んでる訳? └───────v───────────── ∧,,_∧ ┌──────────────‐(・ω・`)─‐ │ ああ、今までの話だと…… │ │ 1、風をしのげる │ 2、雨、夜露をしのげる ∧_∧ 3、害虫や猛獣に襲われない ┌< #`Д´>──────────────────────────‐ │ 4、モングキにのぞき見されたりしない └────────────────────────v────── │ ……こんな感じのを作ろうかな、と。 └──────────v───────── ∧,,_∧ (・ω・`) ( ∞ ) ∧_∧ ∩_∩ (__(__ ̄) <`Д´# > ( ´−`) `"'"^´''"''"'"'^´''"''""` O O ( ) ( つと ) ( つと ) "'"^´''"''"'"'^´''"''"" "'"^´''"''"'"'^´''"''"" ┌──‐モングキ─────‐ │ ……『猿』って何だ? └─────v───── ∧,,∧ ミ ;゚彡 ミ:::::::::::ミ ミ::::::::::::::ミ "'"^´''"''"'"'^´''"''""
∧_∧ ┌< #`Д´>───────────── │ あの暴力変態怪しげ洗脳男の事ニダ! └───────────────── ※注意・ニダーフィルター適用済みの映像です \人__人__人__人__人__人__人__人__人__人/ ≫ ≪ ≪ おら死ねッ!すぐ死ねッ!ハハハ! ≫ ≫ ≪ /⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y\ \ ヾ\ ∧∧ ヽヾ\ /(#::∀:) <⌒/⌒> /;;;;;;;;ゝヽ) / / (_/`J と<。Д。 >つ V ̄V て / ⌒i⌒i⌒\ 暴力 → いきなり飛びかかって来てウリを投げ飛ばして殴り倒して殺そうとしたニダ! " ゙"゙" ゙"゙"゙"゙" ゙"゙"゙ ∧∧ ∧_∧ (:::∀::) ( 空 ) ゙"゙"゙" O:::[:::|つ、 ( 気 つ○' /(;;つ0ゝ \ ( つと ) ∧∧ ○~ \ ∧∧ (;#゚;;-) 。 。 ○~\(ー゚*) /;';':';つ゚ -'、-'、 |~~~ヽ (;:;:雌:) ゚ ( 雌 ) 変態 → しぃとでぃを囲って、一つ屋根の下ニダ!きっと毎日毎日……ファビョーン!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: ; 人i ; パチ、パチ…:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::メガァー!!::::::: ;`(ヾノ ; ミ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::∧∧:: |;;| ∧∧ ミセテヤロウ!!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::: (;×o): .|;;|(::∀:::) フハハハハ!!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::| つ::: |;と::[:::::) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::三∪三三:::::: |;;i;;;;;ゝ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::し`J:::::::::::::::::::::::::::::::し`J:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 怪しげ → 変な物を身にまとって、変な道具を身に付けて、変な行動してるニダ!怪しいニダ! ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ( ´∀`) ( ´∀`) ( ´∀`) ( ) ( ) ( ) ∧_∧ ∧∧ | | | | | | | | | (´∀` ) (::∀:::) (__)_)∧_∧_) (__)∧_∧ と )===(::[:::|====X二> ( ´∀`) ( ´∀`) | | | ノ;;i;;;;;ゝ ( ) ( ) (__)_) し`J | | | | | | (__)_) (__)_) 洗脳 → 最近モナー族の連中に相当近づいてるみたいニダ!多数派のモナー族を乗っ取るつもりニダね! ∧,,∧ ┌ミ;゚Д゚彡──────────‐ │ (……あ、「いいおとこ」の事ね) └──────────────
∧,,∧ ┌ミ ,,゚彡───────────────── │ ……とりあえず4番は置いておくとしてだなー、 │ 風と雨は最低でも何とかしておきたいなー。 └─────────v─────────── ∧,,_∧ ┌────────────(`・ω・´)‐ │ ……そうだ、良い事思いついたよ! └──────────v────── ∧,,_∧ (`・ω・´) と つ ∧_∧ ∩_∩ (__(__ ̄) <∀´r > ( ´∀`) `"'"^´''"''"'"'^´''"''""` O O ) ( ) (つと ) ( つと ) "'"^´''"''"'"'^´''"''"" "'"^´''"''"'"'^o''"''"" ∧(∧ ┌ミ ,,゚彡──────────────‐ │よくぞ思いついてくれた。褒美として | 案を述べる権利をやる。 └─────v────────── o ∧(∧ × ミ ,,゚彡∀ ミ:::::::::::ミつ[仮案] ミ::::::::::::::ミ[仮案]案] "'"^´''"''"'"'^´''"''""
穴を掘ってさぁ、入れば風は大丈夫じゃない?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧風∧ ←───────(`・ω・´)──────────────────── ←─────────────────────────────── ,.;:'""':;., | | | | | | | | ,.;:'" "':;., ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ,.;:'""':;., ,.;:'" "':;., ∧雨 .;:'" "':;., "'"''""`"^´''"''`'"'"^"";: ミ,,゚Д゚彡 :;"`"''""''""'"''""'"^´''"''" ;:〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜~:; ;: :; ;: :; ;: :; "''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"''`' _________________∧___________________ 雨は?降ったら水浸しになるぜ。
木と草を組み合わせて何か雨を防ぐものを作ればいいさ。 地面を流れる水は、周囲に土を持って防げばいい!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧草∧ WywywYWYywywY(´・ω・`)YWyywyYWyywywyWYy () ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) /// | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|/// | | | |// | | /| |/ | | //| | ,.;:'"'"'";: ///::"''"^:;. ,.;:'"' .;: 風雨. :; :;., "'"''""`"^´''"'' .;: ミ゚Д゚,,彡 :; "`'""'"''""'"^´''"''" ;: /// :; ;: :; ;: :; ;: :; "''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"''`' _____________________∧_______________ でも、横殴りの暴風雨だったらぁ?
∧,,_∧ ┌────────────‐(・ω・`)─‐ │ それならさ、上をすっぽり覆えば…… ∧,,∧──────────v─────── ┌ミ ,,゚彡───────────────── │ 具体的にはどうやって?材料とかはどすんの? └────────v───────∧,,_∧── ┌────────────‐(ω・`;)─‐ │ 頑張って集めて……頑張って作る! ∧,,∧──────────v─────── ┌ミ ;゚彡───────────────── │ …………………………………………。 └────────v──────────── ∧,,_∧ (ω・`;) ( ∞ ) ∧_∧ ∩_∩ (__(__ ̄) <`Д´; > (;´−`) `"'"^´''"''"'"'^´''"''""` O O ( ) ( つと ) ( つと ) "'"^´''"''"'"'^´''"''"" "'"^´''"''"'"'^´''"''"" ∧,,∧ ┌ミ ;゚彡─────── │ …………例えばさー、 └────v────── ∧,,∧ ミ ;゚彡 ミ:::::::::::ミ ミ::::::::::::::ミ "'"^´''"''"'"'^´''"''""
┌──────────────────‐ │ 木を斜めに組めば良くね?俺頭良くね? └───┬v────────────── │ 崩れないニカ? └────v┬──────────────────‐ │ だったら、ちょいと別の木で支えてみたら? └──────────v──────── │ 良さそうモナね! └─────v─── ∧_∧ ∧_∧ ∩_∩ ∧,,∧ <`Д´ 三 `Д´> ∧,,_∧ (´∀` ミ゚Д゚,,彡( 三 ) (ω・´ ) ( /\ と[:ソノ:::ミ ヽ ヽ ヽノ ノ /\ と ) | | / \ミつと[:::ミ (__フ__フ /|  ̄ |\ (__(__ ̄) (_(__ '"^´''"'''"^´''"''"'"'^´'''"^´''"''"'"'^´'''"^´''"''"'"'^´'''"^´''"''"'"'^´''"'"'^´''"''""
┌──────────────────‐ │ んじゃー、さ、これがこーなってあーなって └───┬v────────────── │そーなるからこーなるでしょ? └────┬────v───────────― │ そんなことよりおきのみたべたいニダ。 └──────────v────── ∧,,∧ ∧,,_∧ ∩_ ミ,,゚Д゚彡つ彡 (・ω・`) (´∀ ミ:::]つ:::]ノ ( つ ∧_∧ ( ミ:::::|::::ミ /\ | | | <`Д´r > | | し'`J 彡ミミミミミミ (_(__) ∩ と )` ̄ フ ( ( '"^´''"'''"^´''"''"'"'^´'''"^´''"''"'"'^´'''"^´''"''"'"'^´'''"^´''"''"'"'^´''"'"'^´''"''"" - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ー―― かくして、彼らは動き始めた。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 計画の第一段階として、モナー族の協力を得る事に…… - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ┌─────────────────────‐ │ やぁ、突然申し訳ない。私はフサ族のホロケウ。 │ モナー族の代表のお方は、おられるだろうか? └────v───────────────── ┌─────────────────────‐ │ モナモナモーナナ、モーモナモナモナ。 │ モーナナシィハニャ、モナッナモナッナ。 └──────v─────────────── _∩ ∧_∧ ∧_,,∧ ´ー`) <ヽ`∀´> (´・ω・) ) ( ) ( ) | | | | | | | | _)_) (__フ__フ (__)_) ∧,,∧ ミ,,゚Д゚彡 ミ::::]つミ ミ:::::|::::ミ ∧_∧ し'`J (`; ) と ) | | | (_(__) ↑ホロケウ視点━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━モナー視点↓ ┌──────────────────────‐ │ フサフーサ、フッサフサー。フサモケモケケ、フサー。 │ モケモケフッサー、モケフッサー。フササフッサー? └────────v────────────── ┌─────────────────‐ │ 悪いけれど、何言ってるか分からんモナ。 │ モナー語かしぃ語は喋れないモナか? └────v───────────── ∧_∧ (;´Д`) ( つ | | | ∧,,∧ (__)_) ミ゚,, 彡 ミ:::::::::::ミ ミ:::::::::::ミ し'`J ∧,,_∧ ∧_∧ ∩_∩ (・` ) <´r > (` )
┌────────────────────────‐ │ シ、シーィ?シィィィシィ、ハニャニャマタ……ーリニャ? │ シーチャンダッコギコハナーン?……とかで良いのかな? └────v──────────────────── ┌───────────────────‐ │ ……モナナーナモナ……モナーモモナ……。 └──────v───────────── _∩ ∧_∧ ∧,,∧ 知ランガナ!! ´ー`) <ヽ`∀´> ミ,,゚Д゚彡 ) ( ) ミ:::ヽソ:ミ | | | | | ミ:::::|::::ミ _)_) (__フ__フ し'`J ∧_,,∧ ( ´・ω) ( つO | | | ∧_∧ (__)_) (`; ) と ) | | | (_(__) ↑ホロケウ視点━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━モナー視点↓ ┌─────────────────────────‐ │ それは有るべきです?森を打ち倒す大い……なる力? │ 私はそれを求めます貴方の手から?……ショボフッサー? └────────v───────────────── ┌───────────────‐ │ ……すごく……意味不明です……。 └────v─────────── ∧_∧ (;´Д`) ( つ | | | ∧,,∧ (__)_) (ω・` ) と ) | | | (_(__) ∧,,∧ ∧_∧ ∩_∩ ミ゚,, 彡 <´r > (` )
┌─────────────────‐ │ アンキモ!アンキモ!ウリナラマンセー! └────v───────────── ┌──────────────‐ │ …………………………!?!? └──────v──────── _∩ ∧_,,∧ ∧,,∧ …オイオイ ´Д`) (;´-ω) ミ;゚Д゚彡 ) ( ) ミ:::ヽソ:ミ | | | | | ミ:::::|::::ミ _)_) (__)_) し'`J ∧_∧ O<ヽ`∀´>O ヽ ノ | | | ∧_∧ (__フ_フ (`; ) と ) | | | (_(__) ↑ホロケウ視点━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━モナー視点↓ ┌───────────────‐ │ 鮟鱇の肝、鮟鱇の肝、祖国万歳! └────────v─────── ┌───────────────‐ │ …………………………!?!? └────v─────────── ∧_∧ (;´Д`) ( つ | | | ∧_∧ (__)_) O<´r O ヽ ノ _| | | ヽ__)_) …モケモケ ∧,,∧ ∧,,∧ ∩_∩ ミ゚; 彡 (ω-`;) (`; )
┌────────────────────────‐ │ お、俺の交渉チームが……ぜ、全滅めつめつめつ…… └──v────────────────────── ┌─────────────‐ │ もうやめて!ホロケウ〜ッ! │ モナーのSAN値はもうゼロよ! └────v───────── ............. ∩_∩ ::∧,,∧:: (´ー` ::ミ゚'Д゚'ililヽ,,lヽ ( ::ミ:ソノ:::ミ( ) | | ::ミ:|::::::::と.、 i (_(__ ::し'`J:: しーJ <⌒/⌒> / / と<。Д。 >つ ∨ ̄∨ SAN値 …… 正気度。0になると発狂する……らしい。
┌──────────────────‐ │ いよいよ……僕の出番が来たようですね! └──────────────v──── 从 ............. ∩_∩ そ ::∧,,∧:: 从 (´∀` ::ミ゚'Д゚'ililヽ,,lヽ て ( ::ミ:ソノ:::ミ( ) | | ::ミ:|::::::::と.、 i (_(__ ::し'`J:: しーJ <⌒/⌒> / / と<。Д。 >つ ∨ ̄∨ て W
∩_∩ TДT) ) | | _)_) ┌──────────────── │ ニ、ニダー!お、お前何か言ったか? └──v────────────────────── │ ウ、ウリじゃないニダ!ショボーンじゃないニカ!? └─┬───────v─────────────── │ い、今の声は僕じゃあ無いよ!い、一体どこから!? └───────────────v─────── ∧,,∧ ∧,,∧とヽ ∧_∧ ∧_∧ ∧,,_∧ ∧_,,∧ ミ゚Д゚; 三 ;゚Д゚彡ノ <`Д´ili 三 ili`Д´> (ω・`; 三 ;´・ω)
┌──────────────────‐ │ こ、ここだよ、僕だよ、マルミミだよ……。 └───v─────────────── ┌────────────────────‐ │ マルミミじゃないか、ずいぶん久しぶりだねぇ! └──┬──────v─────────── │ きた!通訳きた!メイン通訳きたニダ! └─────────v────────‐ │ これで勝つる! └──────v── ∧,,_∧ ∧_∧ ∧,,∧ (^ω^`)') <`∀´* > ミ゚Д゚*彡 ( ノ O O ) ミ:ソノ:::ミ | | | _| _| | ミ:|::::::::ミ (_(__) ヽ_ヽ__) し'`J ┌──────────────────‐ │ いや、僕さっきから……ううん、もういいや。 └───v─────────────── 三_∩ 三三 ) 三三 ) 三三 | | 三三三__)
┌───────────────‐ │ モナモーナモナナ、モナッナモーナ! └────v─────────── ┌────────────────‐ │ オーモナモナ、モッナモナー!モナナ! └──────v────────── ∧_∧ ∧_,,∧ ∧,,∧ < `∀´> (´・ω・) ミ,,゚Д゚彡 ( ) ( ) ミ:::ヽソ:ミ | | | | | | ミ:::::|::::ミ (__フ_フ (__)_) し'`J ∩_∩ ( ´∀`) ( つ | | | ∧_∧ (__フ_フ (∀` ) と ) | | | (_(__) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ……かなり苦労しつつも、何とか成功。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 彼らの持つ石斧を借り、森に分け入り木を切ったり、蔦を取ったり、 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - /\/\ /\ /\ /\/\ /\/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\/\ /\/\ /\/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\/\/\森森森ヽ | / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ 森森↑森森\ //森;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; .∧_∧ /\ ┌──┘ 森/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ( ・∀・) /【村】 / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 領域 /\└──→ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ | ;;;;;;;;;[未探索領域];;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ \ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\ )\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /\;;;;;;,,,,,,,,,,,,, / \,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;/\/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;/\;;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;/\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 川辺で葦を刈ったりしながら材料を集め、 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - またたく間に…… - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ,.;:'"'"'";: ;:"''"^:;. ,.;:'"' .;: :; :;., "'"''""`"^´''"'' .;: / ̄:; "`'""'"''""'"^´''"''" ;: ___l /:; ;: / . / :; ;: __| / .:; ;: /___./ :; "''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"''`'
_ _ \ X / / /、 / /\ \ / /||\ \ / / || \ \ / / || \ \ニニニニ) / /X二二二二二二二X\ \ | / / | | || | l. \ \ | / / | | || | | \ \..| ,.;:'"'"'";:/.____| |_____.|,.,.|_______.| |___\;:"''"^:;. ,.;:'"' .;:l l l l | | | | __.l |:; :;., "'"''""`"^´''"'' .;:| l l . | | | | / l |:; "`'""'"''""'"^´''"''" ;:| l l . | | | | __l ,:l |:; ;:| l l . | | | | / ./..l |:; ;:| l l . | | | |_| / . l |:; ;:|_l_l . | | /| | ../ l_|:; "''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"''`'
_ _ \ X / 彡/ /、ミ 彡/ /\ \ミ 彡/ /||\ \ミ 彡/ / || \ \ミ 彡/ / || \ \ミニニニ) 彡/ /X二二二二二二二X\ \ミ | 彡/ / | | || | l. \ \ミ | 彡/ / | | || | | \ \ミ ,.;:'"'"'";:/.____| |_____.|,.,.|_______.| |___\;:"''"^:;. ,.;:'"' .;:l l l l | | | | __.l |:; :;., "'"''""`"^´''"'' .;:| l l . | | | | / l |:; "`'""'"''""'"^´''"''" ;:| l l . | | | | __l ,:l |:; ;:| l l . | | | | / ./..l |:; ;:| l l . | | | |_| / . l |:; ;:|_l_l . | | /| | ../ l_|:; "''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"''`'"''""`"^´''"''`'
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 20日程が過ぎた……。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - _ _ \ X / 彡ミミミミミ 彡ミミミミミミミ 彡ミミミミ彡ミミミ 彡ミミミミ彡ミミ彡ミミ 彡ミミ彡ミミミミミミ彡ミミ 彡ミミミミミミミミミミミミミミミミ 彡ミミミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ 彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ 彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ) 彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ | 彡ミミミ彡ミ彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ | 彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl ,.;:'"''""''"'"'"'"'"'"^´''"''""^´''"''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;. ,.;:'" :;., '"^"'"^´''"''" ´''"''""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"' ∧,,∧ ∧_,,∧ ∧_∧ ∩_∩ ミ ,,゚彡 ( ´・) < ヽ`> ( ´)
┌──────‐ │ できたなー。 └──v──── ┌──────‐ │ できたねー。 └──v──── ┌──────‐ │ できたニダ! └──v──── ∩_∩ ∧_∧ ∧_,,∧ ∧,,∧ (´ー` ) <`∀´r > (^ω^`) ミ゚Д゚,,彡 ( ) ( ) ( ) ミ:ソノ:::ミ | | | _| _| | | | | ミ:|::::::::ミ (_(__) ヽ_ヽ_) (__(_) し'`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'
┌──────────‐ │ でも、狭いニダね…… └──v──────── ┌────────────────────‐ │ とりあえず、みんながこのねぐらに住むには、 │ 後いくつか数を作る必要がありそうだなぁ……。 └──v────────────────── ┌────────────────────────────‐ │ 後、生木をそのまま使ってるし、数年経つと腐ってくるかもね……。 └──────────v────────────────── ∩_∩ ∧_∧ ∧_,,∧ ∧,,∧ (´ー`; ) <`Д´r > (・ω・`) ミ゚Д゚,,彡 ( ) ( ) ( ) ミ:ソノ:::ミ | | | _| _| | | | | ミ:|::::::::ミ (_(__) ヽ_ヽ_) (__(_) し'`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'
┌───────────────────‐ │ まぁ、そこらへんは後で何とかするとしてだ、 │ 今ここにあるこいつには……誰が住む? └────────v─────────── ┌────────‐ │ ウリが住むニダ! └────v──── ∩_∩ ∧_∧ ∧_,,∧ ∧,,∧ (´ー` ) <ヽ`∀´> (・ω・`) ミ゚Д゚,,彡 ( ) ( ) ( ) ミ:ソノ:::ミ | | | _| _| | | | | ミ:|::::::::ミ (_(__) ヽ_ヽ_) (__(_) し'`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'
┌───‐ │ 却下。 ┌────────‐ └─v── │ ななな、なぜニダァ! └────v──── ? ? ∩_∩ ∧_∧ ∧_,,∧ ∧,,∧ ( ´−`) < #`Д´> (´・ω・) ミ゚Д゚,,彡 ( ) ( ) ( ) ミ:ソノ:::ミ | | | _| _| | | | | ミ:|::::::::ミ (_(__) ヽ_ヽ_) (__(_) し'`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'
┌─────────────────────────────────‐ │ こういういいねぐらに住ませるなら、か弱い女子供が先だろ、常識的に考えて。 └────────────────────v───────────── ┌───────────‐ │ ううう、分かったニダ……。 └────v─────── ┌─────────‐ │ と言う訳で、決定だ。 └────v───── ∩_∩ ∧_∧ ∧_,,∧ ∧,,∧ ( ´ー`) < ili`д´> (´・ω・) ミД゚,, 彡 ( ) ( ) ( ) ミ:ソノ:::ミ | | | _| _| | | | | ミ:|::::::::ミ (_(__) ヽ_ヽ_) (__(_) し'`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'
_ _ \ X / 彡ミミミミミ 彡ミミミミミミミ. ┌──────────────────────‐ 彡ミミミミ彡ミミミ │ 「かよわい」、「女の」、「子供」であるうちのアシルと、 彡ミミミミ彡ミミ彡ミミ │ その保護者として兄である俺が住む〜って事で。 彡ミミ彡ミミミミミミ彡ミミ └────v────────────────── 彡ミミミミミミミミミミミミミミミミ 彡ミミミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ 彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミミミミ ドナイヤ? 彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミミミミミミ彡ミニニニ) 彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミ | ∧,,∧ {::::`Y´:} ワルクナイ、 彡ミミミ彡ミ彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミ彡ミミミミミミミミ | ミ,,゚Д゚彡 ミ゚*彡iiミ ホメテヤロウ。 彡彡彡ミミ彡ミミ彡ミミミミミミミ彡ミミミミ彡ミミミミミミl と[:::ヽソ:ミ) ミ::::::8::ミ ナイテヨロコベ。 ,.;:'"''""''"'"'"'"'"'"^´''"''""^´''"''""`'"''"'""'"^´''"''"'"^:;. ミ:::::|::::ミ ミ :::::::8ミ ,.;:'" :;.,し'`J し'`Jミ '"^"'"^´''"''" ´''"''""`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"' ∧_,,∧ ∧_∧ ∩_∩ ( ili´ ) < ili > ( ili ) \人_人_人_人人_人_人_人人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人/ > < < ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜ッ! > > < /Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y\ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 粗末な竪穴式住居(伏屋式・カリカリウス型)が完成しました。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
おまけ 対ギコ心象メーター ∬ ∧_∧ 敵対↑ < #`Д´> │ │ ∧,,_∧ 猜疑┥ (・ω・`) │ │ ∧,,∧ 無視┥ ミ,,゚Д゚彡 {::::`Y´:} │ 彡*゚ ー゚ミ │ 興味┥ │ │ ∩_∩ 好意↓ ( ´∀`)
ノヒツジシリーズ {::::`Y´:} 野羊の毛皮×12 彡*゚ ー゚ミ 大麻の靭皮× 5 8ミ:::ヽソ:ミ 野羊の脳髄× 2 8 ミ:::::|::::ミ 野羊の曲角× 2 彡 し'`J 頭 ノヒツジフード 耐寒+3 高速収集+3 耐暑-2 スロット:○−− 胴 ノヒツジジャケット. .耐寒+4 高速収集+1 耐暑-3 スロット:−−− 腕 ノヒツジミトン .耐寒+2 高速収集+3 耐暑-1 スロット:○−− 腰 ノヒツジコート 耐寒+3 高速収集+2 耐暑-2 スロット:○○− 脚 ノヒツジブーツ 耐寒+3 高速収集+1 耐暑-2 スロット:○○− 寒さ【大】無効 高速剥ぎ取り&採取 暑さ倍加【小】
ホロケウ ━━━━━━━━立ち━ ∧,,∧ ミ,,゚Д゚彡 ミ:::ヽソ:ミ ミ:::::|::::ミ し'`J ━━━━━━━━━━ ∧,,∧ ミ゚Д゚,,彡 ミ:ソノ:::ミ ミ:|::::::::ミ し'`J ━━━━━━━━━━ ∧,,∧ ミ ,,゚彡 ミ:::::::::::ミ ミ:::::::::::ミ し'`J ━━━━━━━━━━ ∧,,∧ ミ゚,, 彡 ミ:::::::::::ミ ミ:::::::::::ミ し'`J ━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━座り━ ∧,,∧ ミ,,゚Д゚彡 ミ:::ヽソ:ミ ミ:::]つとミ ━━━━━━━━━━ ∧,,∧ ミ゚Д゚,,彡 ミ:ソノ:::ミ ミつと[:::ミ ━━━━━━━━━━ ∧,,∧ ミ ,,゚彡 ミ:::::::::::ミ ミ::::::::::::::ミ ━━━━━━━━━━ ∧,,∧ ミ゚,, 彡 ミ:::::::::::ミ ミ::::::::::::::ミ ━━━━━━━━━━
━━━━━━━━歩き━ ∧,,∧ ミ,,゚Д゚彡 ミ:::ヽソ:ミ ミ::::::::]つ し' ~ ━━━━━━━━━━ ∧,,∧ ミ゚Д゚,,彡 ミ:ソノ:::ミ と[::::::::ミ ~ `J ━━━━━━━━━━ ∧,,∧ ミ,,゚Д゚彡 ミ:::ヽソ:ミ ミ:::::|::::ミ (,/ `J ━━━━━━━━━━ ∧,,∧ ミ゚Д゚,,彡 ミ:ソノ:::ミ ミ:|::::::::ミ し' ヽ,) ━━━━━━━━━━ アシル ━━━━━━━━立ち━ {::::`Y´:} 彡*゚ ー゚ミ 8ミ:::ヽソ:ミ 8 ミ:::::|::::ミ 彡 し'`J ━━━━━━━━━━ {:`Y´::::} ミ゚ー ゚*彡 ミ:ソノ:::ミ8 ミ:|::::::::ミ 8 し'`J ミ ━━━━━━━━━━ {:`Y´::::} 彡iiミ*゚ミ ミ::8::::::ミ 8:::::::::ミ 彡 し'`J ━━━━━━━━━━ {::::`Y´:} ミ゚*彡iiミ ミ::::::8::ミ ミ :::::::8ミ し'`Jミ ━━━━━━━━━━
━━━━━━━━座り━ {::::`Y´:} 彡*゚ ー゚ミ 8ミ:::ヽソ:ミ 彡8とミ::::::ミ:::ミ ━━━━━━━━━━ {:`Y´::::} ミ゚ー ゚*彡 ミ:ソノ:::ミ8 ミ:::ミ::::::ミつ8彡 ━━━━━━━━━━ {:`Y´::::} 彡iiミ*゚ミ ミ::8::::::::ミ O80ミ::::ミ 彡 ━━━━━━━━━━ {:`Y´::::} ミ゚*彡iiミ ミ::::::::8::ミ ミ::::ミO80 彡 ━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━歩き━ {::::`Y´:} 彡*゚ ー゚ミ 8ミ:::ヽソ:ミ 8 ミ::::::::]つ 彡 し' ~ ━━━━━━━━━━ {:`Y´::::} ミ゚ー ゚*彡 ミ:ソノ:::ミ8 と[::::::::ミ 8 ~ `J ミ ━━━━━━━━━━ {::::`Y´:} 彡*゚ ー゚ミ 8ミ:::ヽソ:ミ 8 ミ:::::|::::ミ 彡 (,/ `J ━━━━━━━━━━ {:`Y´::::} ミ゚ー ゚*彡 ミ:ソノ:::ミ8 ミ:|::::::::ミ 8 し' ヽ,) ミ ━━━━━━━━━━
回━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回 ┠No. 11┘ ・名前 ―{ ホロケウ } ┃ ∧,,∧ ・年齢 ―{ 17歳 } ┃ ミ,,゚Д゚彡 ・性別 ―{ 男 } ┃ ミ:::ヽソ:ミ ・技能 ―{ 鋭い五感、野生の勘、俊敏性。 } ┃ ミ:::::|::::ミ ・所属 ―{ 名もなき原人集団 } ┃ し'`J ・備考 ―{ 特になし } 回━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回 ┠No. 12┘ ・名前 ―{ アシル } ┃ {::::`Y´:} ・年齢 ―{ 13歳 } ┃ 彡*゚ ー゚ミ ・性別 ―{ 女 } ┃ 8ミ:::ヽソ:ミ ・技能 ―{ 手先が器用。 天候を読める。 } ┃ 8 ミ:::::|::::ミ. ・所属 ―{ 名もなき原人集団 } ┃ 彡 し'`J. ・備考 ―{ 滑舌が悪い、口も悪い } 回━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回 ┠No. 13┘ ・名前 ―{ マルミミ } ┃_∩ ・年齢 ―{ 20歳 } ┃´ー`) ・性別 ―{ 男 } ┃ ) ・技能 ―{ 体力、筋力。 語学力、採集知識。 } ┃| | ・所属 ―{ 名もなき原人集団 } ┃__)_) ・備考 ―{ 影が薄い } 回━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回 ┠No. 14┘ ・名前 ―{ ショボーン } ┃ ∧_,,∧ ・年齢 ―{ 16歳 } ┃ (´・ω・) ・性別 ―{ 男 } ┃ ( ) ・技能 ―{ 慎重思考、気まじめ、勤勉。 } ┃ | | | ・所属 ―{ 名もなき原人集団 } ┃ (__)_) ・備考 ―{ やや弱気で状況変化への対応が不得手 } 回━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回 ┠No. 15┘ ・名前 ―{ ニダー } ┃ ∧_∧ ・年齢 ―{ 17歳 } ┃ <ヽ`∀´> ・性別 ―{ 男 } ┃ ( ) ・技能 ―{ 高い生命力。 火起こし、盗みが上手い。 } ┃ | | | ・所属 ―{ 名もなき原人集団 } ┃ (__フ__フ ・備考 ―{ ギコを激しく敵視・嫉視・ライバル視 } 回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回 以上
乙です 十分面白いよ
320 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/21(水) 00:38:16 ID:dHGWyuHk0
SUGEEEE……!? 投下前に躊躇っていらっしゃったので、失礼ながら「どんな怪作が……!」と身構えていたら、 これ以上ないほど丁寧で素晴らしい作品が。 本気で感動しました。 GJです、楽しく読ませて頂きました。面白かったです。
321 :
61 :2009/10/21(水) 00:49:21 ID:rbUvvXaj0
超GJ。本筋で移住してもこの家充分前線基地に使えるじゃないですか? 後、ホケロウとアシルはスゲーイイキャラで是非続き読みたいです。…ヒヒィの影薄くなったorz 一応無理矢理12レス分ヒキィで作ったんですが、こんな力作の後じゃ恥ずかし過ぎる出来… 少し間空けます。スミマセン。
>>321 2行目 ×ホケロウ→○ホロケウ、×ヒヒィ→○ヒキィ
あまりの力作に驚いたまま書いて間違えました。スミマセン。
おぉー大作乙 深くにもモナー言葉で吹いたw キャラの名前とか外見的にアイヌっぽくて良いね
324 :
前スレ16 :2009/10/21(水) 22:55:24 ID:Uqq3xFlV0
まぁ、原始の時代は、神々は人間とともにいたというし…
| \
|Д`) ダレモイナイ・・トウカスルナラ イマノウチ
|⊂
|
>>223 のスレ主のレス受けてやはり書かなきゃと思い、2度目のAA話作成に挑戦し、
またヒキィで無理矢理AA話一応作りました。12レス+14レスの2話に分割して投下します。
ヒヒィの回想、脳内&口語会話が全部半角カナなのは演出のつもりですが、読みにくかったらゴメンナサイ。
とにかく、AAが稚拙なのも突っ込み処満載の話なのも実はAAより文章説明ばっかでウザく思えるのも
セルフ突っ込みが寒い・イタいのも話のリズムもクソも無いのも作者が無知なくせにイタいのも何もかも
全ては『空飛ぶスパゲティ・モンスター様』(wiki参照)のせいですw
タイトルは「”トモダチ”の地まで」とでも。
(…ボクハ”イチゾク”ノモノヲコロシタ) ミ 彡 r'` \ _ ミ 彡 ガバッ!! \ γ´`∪ ι\ ミ 彡 彳≡≒ \ ι( 彡 ヒューーーン / ̄ ̄:-,, 〆\≒≒\ ⊂( 彡 / : :ヽ \ ミ≒\/ 彡 / : :.!"l \::: ≒≡ 彡 l:::::::::. ゙! ソ 彡 \ 彡 |:::::::::: ━○━ ハ \:: \ 彡 |::::::::::::::::: \__ | | \:: \ ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ 彡 \::.. \ ヽ:::::::::::::::::::. 彡 \:: \ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 心の目で見れば、先を割った木の枝に打製石器を挟んで 草で縛りつけただけの斧が飛んで頭勝ち割った様に見えるよ! ハ_ハ ('(゚∀゚∩ みえるよ! ヽ 〈 ヽヽ_)
(”トモダチ”ヲコロソウトシタカラ) ト、 |トlヽ、 /l ヽソ/ハヾ〈! j ///:;ハヾミヽ /:::::/':::::::〈ハヽヾj /:::::::::::(ぅ、::} {ソ /:::::;'::::::::l:::::j ll /::::::;:::::::::::::l::::L. l. i::::::::i:::::::ヾ、;:l、:::{ l. l::::::::l::::::::::::::ヽ〉::! l. ヽ:::::::',::::::::;':::::ト.j { j ヽ:::::j:::::::{::::;ハk、___ソ
(チイサイトキカラ、ナグラレケラレツヅケタオボエシカナイ”イチゾク”ナンカヨリ) ┌――――――――――――――――――――――――――――――――― | 黙って膝抱えてウチの(洞)穴に引きこもってるんじゃネェ!気持ち悪いんだよ! | 人手足りネェんだから草と実とっとと取って来い!この石みてぇな糞餓鬼が! │ 後、女共手伝って川で魚も捕まえて来い!少なかったらテメエの食物はねぇぞ! └――――v―――――――――――――――――――――――――――― ............... ○⌒(-∀-#)ヽ ヽヽ从 _○ ) 三○_<,,) ボカッドカッ ('∩∩) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こうしてヒキィは草木・実の採集・知識&魚捕りを嫌というほど覚えました。 そして、成長して狩りに行く頃になっても… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌―――――――――――――――――――――― | 何斧外してんだよ!獲物逃げちまったじゃねーか! | 何黙ってんだぁ!何か言えよ!気持ち悪いんだよ! └――――v―――――――――――――――――― ..............-=≡三 ボカッボカッ! (♯-∀-)二三⌒)::)_−) ( っ ) ( つっ) / へ > / / / ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こうしてヒキィは狩猟と投げ斧の技能を嫌と(ry 勿論、この虐待生活で元々無口な性分のヒキィは強い嫌人癖持ちになりました。
(アノヒデアッタ”トモダチ”ノホウガ”タイセツ”ダッタカラ) (;-_-) <…ヤクソウダヨ AA、 オソルオソル (, )⊃ξ /・〃 ∪ ∪ u")_⌒)Z ''''""'"'''"""  ̄ ⌒` ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そんなある日、ヒキィが一人で狩りに出された時、森の中で群れからはぐれて怪我して 動けなくなっていた子馬と出会い、薬草の知識で傷を直して打ち解け 子馬が動けない間草や水を与えて手懐けました。 ヒキィはこの出会いで虐待生活から精神的に初めて救われたという訳です。 結果的には現在でもある、アニマル・セラピーの一種のホース・セラピーに近いかも。 ちなみにホース・セラピーは古代ギリシャ時代からある療法との事。 (参照URL:news.ameba.jp/2007/08/6256.php) …コラ、ソコ。そんな都合のイイ厨二な話ある訳ないだろ?ご都合主義乙wとか言わない。 『空飛ぶスパゲティ・モンスター様』の祟りがあるよ! ハ_ハ ('(゚∀゚∩ あるよ! ヽ 〈 ヽヽ_)
(”イチゾク”カラニゲダシテ”トモダチ”‐”ヒヒィ”ハドンドンオオキクナッテイッタ) 〔ヒヒィ(出会った時点)〕 AA、 /・シ u")_⌒)Z /くT/ ↓ 〔ヒヒィ(現時点)〕 : : ._,,-ー'''''""゙゙゙"'''ー丶 _,,,,,,,-----、,,,_: : ,,,,,,,,,,,,,,,,,,__,―ー-、 : ,,/゙,,,--‐''"゙゙゙゙゙゙"'''..-'"゙`: : : : : : : : : : `'' ` `'-、: `'i、 : : : : /: : : : : \: : `'i、 ..-'"゙゙ : : ヽ: : .゙li、: : : l゙,、.. .,,、: : : : │: : ゙'k,: : : : ゙|i、 ,/``ヘ,,,,、 : :│ : : ゚!i、 : .゙l゙l: : : ( .゙l .,/` : : ゙l'i、ヽ,、.゙i、 : `| : |: ゙l: ,/ヽ: : │ ゙''',,,,,, : .ヽ.: .│ .゙l .、 ., ._,,-'" .|ヽ: 丿 `゙'' ゙ヽ,/ .│ : │ :|--―'"`'i、: : l゙: `\、: : :| ./ : .,/l,: | \,_: : \: : │ : | .,i´ : 丿 │ .| 〕 :│: │ : | │ : : ,i´ │ | | :/′ .|: : |,,、 `゙l : │ │: \ │.丿 .|: : ::丿 ゙l : ゙l、 ゙l、: │ 丿 :/ │:: ,i´ ヽ : \ l゙ : .| ,/: :.│ /: : /: ヽ : `゙',! .|: : l゙ .\,,,/゛ .,i´ ./′: \,,,,,l゙│ ,! .丿: ,/: : : : ./: .l゙ : : `: !. :
(ソノアイダニ”ヒヒィ”ハ、ボクヲソノセナカニノセテクレルヨウニナッタ) ( -_) / 、 ヽヽ ミミ(ヽ,,,ヘ ____( ___ ヽ二⊃ミミジ ,, ・ヾヽ、 彡彡彡ミミ"´ 丿丿  ̄" ..ノ ゝ-々_゚〉 /, ,) " ヽィ´,/ ( ,ヽ 、ヽ )ノ l ヽ ノ`゙`i''‐'‐'─t" ヽ<ノソ ) /ヽ、 l `ー-、_`ヽ、 ゙.; 〈, ', ヽ.ヽ、 } ,l`ヽ,`、 ; . / / `tニゝ / / ,tニゝ ・; Lソ `,゙ ;' ;,〈_フ ' ; ' (”ヒヒィ”ニノッテイルウチニ、ボクハ”ヒヒィ”トモットナカヨクナッテ”イッタイ”ニナレルヨウニナッタ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 心の目で見ればヒキィがヒヒィの首にしがみついてるように見えるよ!(AAry
(ニゲテルアイダニ、ホカノ”イチゾク”ニアッテオソワレタコトモアッタケド) ∧_∧─→ (・ω・)ノ <「●※」にヒトらしいのが乗ってるぞ!从从WW ノ/ / ∧_∧ † WW ノ ̄ゝ (・ω・)ノ <んな訳あるか!アレは「悪霊」だ! ノ/ / 現に仲間殺しやがったぞ!从从W从 从从W ノ ̄ゝ ∧_∧ ∧_∧─→ 从从WW从WwWW从 と'⌒@(;;゙o‡;。)つ─→ (・ω・)ノ <「悪霊」を殺せ! と;;;・;;从从WW从W ノ/ / WW从WwWW从从从WW从W ノ ̄ゝ从从WW从WwWW从从从WW从WwWW从从从WW从Ww 从从WW从WwWW从从从WW从WwWW从从从WW从WwWW从 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「●※」=馬としたのは部族で呼び方が違う(もしくは見た事が無い)可能性を考えてです。 馬を見た事の有無の違いはあれど、それ=「動物」に乗り操る人間というのは 恐らく、この時点での原人の平均的認識では有り得ないと設定しました。 その上、自己防衛(ヒヒィが怯えた&ヒキィの人嫌いw)の為投げ斧で相手を殺したので ヒキィは人以外の悪いモノ=ここでは「悪霊」と認識されてます。
(ダレモ”ヒヒィ”ト”イッタイ”ニナッタボクニオイツケナカッタノデ、イキノビラレタ) 〜ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッゥゥゥウ───── ───── ( -_) <待ちやがれぇ〜… ────── / 、 ヽヽ ミミ(ヽ,,,ヘ <「悪霊」めぇぇぇぇ… ____( ___ ヽ二⊃ミミジ ,, ・ヾヽ、 ────── 彡彡彡ミミ"´ 丿丿  ̄" ..ノ ゝ-々_゚〉 <速ェェ… /, ,) " ヽィ´,/ ヒヒ〜ン! ────── ( ,ヽ 、ヽ )ノ l ヽ ノ`゙`i''‐'‐'─t" ヽ<ノソ ────── ) /ヽ、 l `ー-、_`ヽ、 ゙.; 〈, ', ヽ.ヽ、 } ,l`ヽ,`、 ──── ; . / / `tニゝ / / ,tニゝ パンパカパンパカ!・; Lソ `,゙ ;' ;,〈_フ ' ; ' 从从WW从W从从WW从 ───────── 从从WW从W 从从WW从WwWW从从从WW从WwWW从从从WW从WwWW从
゚ 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゜ 。 。 ゜ ゜ ゚ ゜ 。 。 ゜ 。 。 。 。 " _,,,...:-‐‐=-..,,,_ 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゜ 。 。 ゜ ゜ 。 ,r'":: :: ::\,,....., ゚ 。 ゜ 。 。 。 ,,r'":: :: :... ::: . ::; :::.`'::.、 ゜ 。 ゜ (ソウシテボクト”ヒヒィ”ハ、モウ3カイノフユヲコシテ…): :; ::: .:: `':.、 ゜ 。 。 ゜ 。 ゜ ゜ ,r'":::.. ..:: ..:::. .... : :: :; :: ::. ヘ l ノ r ゝYイソ。 ,r'":::: ...::: :...::: :: ::: .:: :; :: ゜ ゜ヽYソ ヾvノ/ ゜ ∧,,∧._-).....::::: ::. _,, |i| ||i。 /・ ・`ヽと ) ._,,,"( ''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""(。。ノ しヽ `"""'、.""''"''''"""''"""'''''"""''"" . ..:.:.:.。.. . .. .:.o:.. . .. . ..:.:. .゚.O.:.:..。/ヽ / ノ:.. . .. . ..:.:. .゚.O.:.:..。..゙゙゙゙''''''''.:. .゚.O.:.:..。.. .. . ..:.:. . 。 。 ゜ ( へ /|.| ゜ 。.:.o:.. . .. . ..:.:. .゚.O.:.:..。..゙.. . ..:.:. ゜ 。 。 ゜ ゜ ..: .ヽヽ| | U . ..:.:. . ,.:.o:.. . .. . ..:.:. .゚.O.:.:..。..゙.. . :..。. . .. . :. .゚.O .:.:..。..| | ザクッ!ザクッ!'''''"゙゙ ,, 。 ゜ 。 。 . U゜ . .:.o:.. . .. . ..:.:. . ゜ ゚ ゜ 。 。 . .:.o:.. . .. . ..:.:. .。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「ヒヒィ」は生まれて間も無くの頃ヒキィに出会い、現時点ではは3歳馬位になってます。
} ⊂ニ⊃
_ 〈 ⊂⊃
イ ノ /⌒ヽ
└ _.-‐ 厂 /⌒ヽ/ \ _ /⌒ヽ
r' ,-' / / \/ \/
| ,、_ノ ̄ _,,-' `ヽ
| ̄ . . .. . . . ................
| (…ココニタドリツイタンダ)
| , , ' ' , , ' , ,
| ∫,,,, ' , , ' , ,
| ,// l ヽ ' , , ' ,,_∧ . ' , ,
\. . ' ' ' ' ヒヒ〜ン(_・ | , ,
' ̄ " '' ' , , ' ' | ゞ , ,
' , , (‐_‐) , (  ̄ ~゙ ̄ )^)
.(∩∩) ||` || ( |( |
ヽヽヽぃヽヽヽヽぃヽぃヽヽヽヽヽぃヽヽヽヽヽぃヽヽ'~ ~ '~ '~ヽヽぃヽヽヽヽヽヽヽ
-〜ー…‥―〜―---―----〜―-一―------------―ー‥…〜‐--―--
〜 〜 〜〜 〜〜 〜 〜 〜〜 〜 〜〜
〜 〜〜 〜 〜 〜 〜 〜〜 〜 〜〜 〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>>72 で「J8かK9」と書きましたが「J-7辺り」と自分で修正します。スイマセン_(_ _)_
ヒキィがこの地点で留まったのは川が広くて渡れない一方、川筋が曲がってて
流れが緩やか(内周側川縁に砂利が堆積してて平たい&少し遠浅と勝手に想定)
なので魚が取りやすい&ヒヒィの水飲み&世話(体洗い?)もし易いのというのが
一応理由ですが…最大の理由は2レス後に。
(カワカミノモリニハトオイケド、ナカガクラクテ”ヒヒィ”ガコワガッタシ…)
マス割り地図〔拡大〕
−I −J −K −L −M −N
┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼
│山│河│山│山│山│山│2
┼─┼―┼─┼─┏━┓─┼
│森│河│森│河┃森┃/│3
┼─┼―┼─┼─┗━┛─┼
│河│河│河│河│ │/│4
┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼
│ │河│ │ │ │/│5
┼─┼―┼─┼─┼─┼─┼
│河│河│ │ │ │/│6
┼─┏━┓─┼─┼─┼─┼
│河┃ヒ.┃ │ │ │/│7
┼─┗━┛─┼─┼─┼─┼
ttp://www.geocities.jp/dark_purple_phoenix/aastory/history/pointmap.htm?mark=J7,GREEN,M3 (まとめサイト管理人様早速使わせて頂きます。多謝)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
川の西岸に森があって東岸に無いのに困ったので
M-3に森を勝手に加えました。不都合なら無視して下さい。
一応この拡大図一帯の川東岸がヒキィ&ヒヒィの北側の基本行動範囲です。
馬乗り&放浪慣れしているのでかなり範囲広く常時行動出来ます。
(ココカラオク〔東〕ニ”トモダチ”ノムレヲミツケタシ!)
∧_ _∧
/ ・,_) (_` ミ_
_,,--───'~ ,/ \, ~'───--,,
λ _ _ ) ( _ λ
ノ 〉〉 ̄ ̄ ̄ 〉〉 | |  ̄ ̄ ̄ | | ノ
// // | | | |
从wWW从WW从W从WW从从WW从WwWW从wWW从wWW从W从w
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コレがヒヒィが現地点に留まった最大の理由です。
一応群れの生息地はM-7辺りから東方と仮設定しておきます(変更自由)
ttp://www.geocities.jp/dark_purple_phoenix/aastory/history/pointmap.htm?mark=J7,GREEN,M3,brown,m7 とりあえず先に
>>71 で文章で書いたヒヒィの詳細設定を出来る限りAA化してみました。
(作ってたら
>>72 で書いた場所設定変わった…捕獲道具も出せなかった…石斧が先になった…orz)
コレ以上の長さになるのもどうかと思ったのでココで一旦切ります。
更にもう一話分投下させて頂きます、変わらぬ自分の技術不足・イタさには御目溢しを是非に_(_ _)_
次のタイトルは「『”トモダチ”ゲットだぜ!』作戦」とでも。
(ウ‐ン…ドウヤッタラアノムレカラ”トモダチ”ツクレルンダロウ…) ノト | 彳ミ ノiミ __,,.. .-‐ '''""~~""''' ‐-彡彡ミ .彡ミ..,,____ _,..-'''" 彡彡ミミ 彡;;;ミミ __,,.. .-‐ '''""~ o (-_-)o 彡彡ミミミミ彡彡ミミミ __,,.. .-‐ '''""~""''' ‐- ...,,____,,.. .-‐ '''""~''''''''''''''''''''''''~""''' ‐-、_ii|__,,.. .-‐''""~ .,.:,..:.. .,. :,..:.. ,.:,..:.. .... :.:.:...:::. .... .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,. .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:.. ... ... ,.:.:.:...:::.. . .,.:,. .:.. .,.:,..:.. .,.: .,.:,..:.. .,. .,.: ,..:.. .,.:,..:. ... , .. ... ,.:,. .:.. .,.:,..:.. .,.:,. . .,.:, .. .. .,. :,..:.. ,.. ,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,. .:.,... ,.. ;;,.. ,.. .,.:, ..:.. ... ,... ... ,.. . .,.:,..:.. .,. ... .,.:,..:.. .,.:, ,, .,.:, .. .. .,. .,.: ,..:.. .,.:,..:. ... , .. ... ,.:,. .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,. ., .,.:, .. .. .,. :,..:.. ,.. ,..,.∧_ .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,. .:.,... ,.. ;;,.. ,.. / ´,_).:,ヒヒィ〜ン ..:.. ... ,... ,.: _,,--───'~ ,/ . .,..,.:,..:.. ... .,.:,..:.. λ _ _ ) .,.:, .,.∧__ ..:. ... .,.∧_ .ノ 〉〉 ̄ ̄ ̄ 〉〉 .,.:, / ′,_)..: ,, / ・,_) ... // // _,,--───'~ ,/ . .,.: _,,--───'~ ,/ ... , .. パカパカッ.:,. .:.. λ _ _ ) .,.:, λ _ _ ) :,..:.. ,.. ,.:,..ノ 〉〉 ̄ ̄ ̄ 〉〉 .:.. .,.:,.ノ 〉〉 ̄ ̄ ̄ 〉〉 ;;,.. ,.. ... // // ... // // .,.:,..:.. .,. パカパカッ ... パカパカッ .,.:,..:.. .,.:, ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 心の目で見れば十数頭の馬の群れにm(ry
(ハジメテアッタトキハ、スグニニゲラレタシ…) ___ / \ / ┯┯ ┯┯ \ <マ!…マッテェ〜…(涙) /:::::: ││ ││ ::::::\n ,、ヘ,___ | ┏━┓ |^l.| | /) 〔クミ )  ̄``"''''⌒\ /;:|` ┛' 、 ノ;| | レ'//) 'ー-''ミ`"''''ー-、、,,,._ {;:;::乂_,,ッ、、_/.:;:;} / ミ ミ `ヽ ゞ彡彡ニミミッ;;/ ノ ミ ミ l _б 彡〃.:.:.:.:.:.:.:゙ヾミ_/ ミ ミ│ ''"/ : :.,;"´゙,;.:.:.ヾゝ ミ ‖ノミ ゙i .:ト'',.´;, ',;:.:"〈 ミ ヾ :: 〈● :゙;, ,;"::;●夂 /ミ `ヾ,|`: : : ;, ,;:.::::`";l 乂 ! / ミ!;;;ゝ,リ|; : : :; ;::.:.:;::i)彡 彡 ,/ヽ//:ミヾ〉巛《:'》》》》彡 : . | ヘ // : : //イ::,.:..; :.{、; ゙;:゙;;.:"';}:::!、_! ヘ /: / : : //'゙::;'.:.::; :,::`i.;゙:.,,:''::`/::::::.:ヾ _____`) /: : / =、/,.!::: ; :,' :' : :.:.:ヾ;∞;ソ::::::::.:,:.}!  ̄ ̄´ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ この時点までには放浪途中で作ったかなり簡便な作りの荒縄(麻?蔦?が原料)で 鼻付近を軽く縛ってある程度まで馬の操作が出来る様になっているという設定で。 (イメージ画像: www.cinema.janjan.jp/0806/0806119280/img/photo156901.jpg) ヒキィとヒヒィは放浪生活の苦難を通じてかなり意思疎通が出来ていて、この程度の手綱では通常無理なレベルまで ヒキィはヒヒィを細かく操れます。それでもヒキィはもっとヒヒィと『一体』になりたい‐馬を操作したいと思っていますが…
(イキタママカマエヨウト、カワシモニアッタ”ヨクマガルキ”ノエダツカッテドウグツクッタケド) _,,,,..,,_ 〔枝を縦に割ってヤナギの枝を ,. -''"´ `゙''-、 挟み込んで荒縄で縛っている〕,." .ヽ ↓ / `、 ─────────────巛巛巛巛┐ i. ─────────────巛巛巛巛┘ l ↑ \ ,' 〔長い木の枝〕 丶 / ヽ ,.' `'-、_ _,.-'´ `゙''ー-‐'''"´ ↑ 〔直径1m程の輪にしたヤナギの木の枝〕 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ …悩んだ挙句、こんなのしか作れなかったorz
(ケッキョク、アシノオソイホカノケモノカルノニシカツカエナカッタシ…) ┣¨ ┣¨ ┣¨ カパッ! ,ハiヽ.. (‐_‐ ) ,. ., __ ,. ., _ 勹━━━━━━━━ ノ"・,,'' ヽミ━⊂ ゝ⊂) グッ! 彡 〈゚x ゚:の`:‐:-、_ 〈゚x ゚;の`:‐:-、_ (。\丿 )/ヽミ〜 〜⌒ヾミミミミ彡 ノ,,;:; :;.,゙:; :;:゙'i´ </.,゙:; :;:゙'i´ ヒヒィ〜ン! ∪ ) 彡 c‐c‐'''"''' `っっ:‐:‐c′ ( 、 ..)___彡( ,,.ノ ┣¨ グイッ! //( ノ ノ.ノ (彡 ↑ // \Yフ .. 〆 .い 彡 〔疲れた+足遅いで最後尾〕 .(ノ くノ // 彡 グッ! くノ 〔引き摺り回し動けなくなった所で〕 ↓ 彡 _,,r〜、 ,,,,,,r´⌒,,、 r'` \ _ 彡 ,,,,,,,,r⌒ ⌒\ γ´`∪ ι\彡 バガッ! ,,、ノ⌒ _,,,,、,,,,___,,,,グシャ!≒ \ ι( 彡 /,,/゙゛ `゙゙゙''':-,, 〆\≒≒\ ⊂( 彡 , ",/ ) : :ヽ \ ミ≒\/ l゙ ,i´ ヽ、 l ,リ , : :.!"l \::: ≒≡ l゙ l゙ ,,,,,,__, `./'''i" ゙‐'゙! ソ 彡 \ l゙ | __,゙,l´ ┴_、 \' \ | .| _,,,,゙l,,,,,/i、  ̄`r _,,,,,,,r-"\ \ ゙l ゙l、  ̄ _,‐ ゙l `、Z´ / 「" \ ゚i、゙l, ‐" / ,,,rl、 ゙'-,ヽ、 \ `''r,,ー-、,,,,,,,,_,,,/ `゙レィ'ーt、 ` 、_t メェェェェェェエエエエ!!!!_ `゙"''''''''"゛ ヽ`!,,_ _,〕 r‐'" ̄ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんな狩り方有り得ないと作者自身も思います(汗)。作者の無知により想像だけで作成しました。 一応虚構ならではの話として下さい。 但し、この捕獲道具は現代のモンゴル遊牧民の“ウルガ”がモデルです。使い方等は詳しい方お願いします_(_ _)_ (“ウルガ”に関しては「モンゴル ウルガ」でググって下さい。映画「ウルガ」の解説に短い説明があります) 後、まだこの時点ではヒキィは馬以外の動物を家畜化するという考えを持っていません。 馬も只”トモダチ”増やすというだけで家畜化‐動物利用にまで思い当たっていません。 第一、放浪中の狩猟採集しか知らない一人(+一頭)では大規模牧畜自体始められないという事で。
(ウ‐ン…”ヒヒィ”ダケナラチカヅケルダロウナァ…) ∧_ ヒィィ〜_∧ 〔ヒヒィだけ接近〕→ / ・,_)ヒヒ〜ン! (_` ミ_←〔無警戒(予想)〕 _,,--───'~ ,/ \, ~'───--,, λ _ _ ) ( _ λ ノ 〉〉 ̄ ̄ ̄ 〉〉 | |  ̄ ̄ ̄ | | ノ // // | | | | 从wWW从WW从W从WW从从WW从WwWW从wWW从wWW从W从w
ピカッ! \ │ / / ̄\ ─( ゚ ∀ ゚ )ー \_/ / │ \ / ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |::: ━ ━ |< …ソウダ! ヽ:::::::..━..... ノ \_____
(”ヒヒィ”トイッショノ”スガタ”ニナレバイインダ!) ハ ハ {ハ _《 ノ! 〉彡彡ミミハ 【ココ!】→ ;彡ィ''ァヽ:::ヾk iケ:ノ/::::::kぅ'':}lk ← ,レテニ.;;:::'' :::: llllハ ←【ココ!】 /レ':::::::::: /ゝllllllllljハ ← . /::::;::::::::::/::/‐''T!:'リli. {:::: :2)::;/;;/7::::;:::i::::llj . l'::'::ゝ';ム7ノ:::i '":::i:::::リ `‐ー′ |:::j:::::::::::j::::::| ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ヒキィは人間嫌い+ヒヒィ(馬)が好きなあまり少しでも 自分をヒヒィ(馬)と近づけたい‐同一化したいという 無意識での欲求もあってこの発想に繋がったという事で。 心理学での摂取、同一化現象とでも… 作者は心理学も当然全くの素人なので以下参照(逃) (参照URL: www.sinri-soudan.com/iranai/bouei.htm)
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| (マズ、”ヒ”ヲツケルノニツカッテテワレタイシヲ、コスッテミガイテ…)
| , , ' ' , , ' , ,
| ∫,,,, ' , , ' , ,
| ,// l ヽ ' , , ' ' , , ,,_∧ . '
\. . ' ' ' ' ' ,ヒヒ〜ン?(_・ | , ,
' ̄ " '' ' , , シャー、シャー ' , , , | ゞ , , ' , ,
' , , _ (_−;) ,, (  ̄ ~゙ ̄ )^),
.((( 〈;;;;;;と ヾ)ヾ゙" , , ||` || ( |( | , ,
ヽヽヽぃヽヽヽヽぃヽぃヽヽヽヽヽぃヽ/;l;/;k;;〉( つつ ヽヽヽヽ'~ ~ '~ '~ヽヽヽヽ
-〜ー…‥―〜―---―----〜 ''"'''""''―------------―ー‥…〜‐--―--
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〜 〜〜 〜 〜 〜 〜 〜〜 〜 〜〜 〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>>219 の参考URLからのネタで、火打石を使って更に尖らせています。
火打石を使っての発火法は”イチゾク”に居た頃教え込まれています。
(ヨシ!デキタ!) 【ヒキィ流磨製(元火打石の剃刀風)小型石器】 ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /::::\/\ノ∨へ/ヽ/へ/\ |::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::ソ |::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::ノ ヽ ::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::,/ `ヽ、_ ;;;;;;;;;;;;;;;;;; _,,.,;‐'; "'''=ー;‐---‐‐''゚゚゚ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ …コラ、ソコ。石に見えるか!このヘタクソwwwとか言わない。 『空飛ぶスパゲティ・モンスター様』の祟りg(ry
(コレデアタマノケヲキッテ、ノコッタケズリキッテ…) 《【注意】危険なので絶対真似しないで下さい!(…する訳無いかw)》 バサッ!バサッ!ジョリッ!(イタッ!)ジョリッ!(イタタッ!)・・・・・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ コレで出来た頭皮の切り傷は川の水で洗った後、薬草当てて直してます。
,,、,、、,,,';i;'i,}、,、 ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃 ゙、';|i,! 'i i"i, 、__人_从_人__/し、_人_入 `、||i |i i l|, 、_) ',||i }i | ;,〃,, _) デ キ タ 〜!! .}.|||| | ! l-'~、ミ `) ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒ .{/゙'、}|||// .i| };;;ミ Y,;- ー、 .i|,];;彡 iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ { く;ァソ '';;,;'' ゙};;彡ミ ゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ _,,__ ゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;'' ,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,='' ;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-''' ''''' ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/ …もとい ↓ _ミ》_ /XXミXX\←切り傷塗れw |::: ┯ ┯ | ヽ:::::::..━..... ノ
【…とまあ、とにかく準備完了。接近捕獲作戦開始】 (コレデアノムレニケイカイサレズニチカヅケルゾ!) ≡》》 ( -_) へ ━━━━━━━━/ 、 ヽ∋ ミミ(ヽ,,,ヘ━━( \ ____( ___ ヽ二⊃ミミジ ,, ・ヾヽ、 \ \ 彡彡彡ミミ"´ 丿丿  ̄" ..ノ ゝ-々_゚〉 \_丿 /, ,) " ヽィ´,/ ( ,ヽ 、ヽ )ノ l ヽ ノ`゙`i''‐'‐'─t" ヽ<ノソ ) /ヽ、 l `ー-、_`ヽ、 ゙.; 〈, ', ヽ.ヽ、 } ,l`ヽ,`、 ; . / / `tニゝ / / ,tニゝ ・; Lソ `,゙ ;' ;,〈_フ ' ; '
【数時間後…】 (マタ、ニゲラレタ…) ミミミ》》_ / ミ \ / ┯┯ ┯┯ \ <マ!…マッテェ〜…(涙) /:::::: ││ ││ ::::::\n ,、ヘ,___ | ┏━┓ |^l.| | /) 〔クミ )  ̄``"''''⌒\ /;:|` ┛' 、 ノ;| | レ'//) 'ー-''ミ`"''''ー-、、,,,._ {;:;::乂_,,ッ、、_/.:;:;} / ミ ミ `ヽ ゞ彡彡ニミミッ;;/ ノ ミ ミ l _б 彡〃.:.:.:.:.:.:.:゙ヾミ_/ ミ ミ│ ''"/ : :.,;"´゙,;.:.:.ヾゝ ミ ‖ノミ ゙i .:ト'',.´;, ',;:.:"〈 ミ ヾ :: 〈● :゙;, ,;"::;●夂 /ミ `ヾ,|`: : : ;, ,;:.::::`";l 乂 ! / ミ!;;;ゝ,リ|; : : :; ;::.:.:;::i)彡 彡 ,/ヽ//:ミヾ〉巛《:'》》》》彡 : . | ヘ // : : //イ::,.:..; :.{、; ゙;:゙;;.:"';}:::!、_! ヘ /: / : : //'゙::;'.:.::; :,::`i.;゙:.,,:''::`/::::::.:ヾ _____`) /: : / =、/,.!::: ; :,' :' : :.:.:ヾ;∞;ソ::::::::.:,:.}!  ̄ ̄´ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 只でさえ外敵に臆病な身軽な野生馬の群れを人一人乗せた馬が一頭ひたすら無計画に追い回しても 余程幸運じゃない限りまず捕まらないでしょう。追い込む事は出来るでしょうが… きちんとした捕獲の計画と複数人の協力が言うまでも無く必要です。
} ⊂ニ⊃
_ 〈 ⊂⊃
イ ノ /⌒ヽ
└ _.-‐ 厂 /⌒ヽ/ \ _ /⌒ヽ
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| (デモ、コレデ”ヒヒィ”トイッショ(喜))
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| ∫,,,, ' , , ' , ,
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\. . ' ' ' ' ヒヒ〜ン(_・ | , ,
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' , , (‐_‐) , (  ̄ ~゙ ̄ )^)
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ヽヽヽぃヽヽヽヽぃヽぃヽヽヽヽヽぃヽヽヽヽヽぃヽヽ'~ ~ '~ '~ヽヽぃヽヽヽヽヽヽヽ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
作戦は失敗しましたが、ヒキィはこの頭が気に入ったようです。
何度も同じ事を繰り返す内に、頭皮が傷跡塗れになってしまい中央部分以外の頭髪が
疎らにしか生えなくなってしまいました。その為余計に現代の「モヒカン狩り」に近くなっています。
馬に近づきたかった‐なりたかった結果、偶然の一致で現代のモヒカン刈りに近い
(髪は立ってません‐糊が無い‐後頭部に流しています)髪型になったという設定です。
作者が無知の為文化人類学的にはどうかは知りませんが、結構こういう所から部族の風習とか
生まれるんじゃないか(ココでは偏愛し尊重する馬の模倣とか)と勝手に想像してみました。
コレがこのスレでの「文化‐風習」発生の一例にでもなればいいかと思います。
まあ、何だかんだと言っても、只単に
>>219 で思い付きで付けたヒキィのモヒカン頭に
理由付けしただけです(殴
不都合ならパラレル‐スルーで結構です>モヒカン・ヒキィ
――――おわり
訂正:
>>327 3行目 ×ヒヒィ→○ヒキィ
>>324 1行目 ×ノコッタケズリキッテ…→○ノコッタ ケヲ ケズリキッテ…)
以上です。失礼しました_(_ _)_
乙、だけど半角の長文は読みづらいわ
なんとなく ヒヒィ&ヒキィ単体 ρ ┃ __ハハ ( -_-)┃ ('_・ ミ_ (, )つ ヽ " `)ミ ∪ ∪ ┃ ||^|| ̄|| "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ ヒキィ騎乗 パカラパカラ __ハハ(_- ) σ━('_・ ミと__)━ ヽ " `)ミ <^< ̄< =3 "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """
乙
乙 ヒキィ根性あるなぁ っつーかリアルでみたら頭すごいことになってそうだw
360 :
前スレ16 :2009/10/23(金) 21:52:03 ID:LSBh9W9h0
今更恥ずかしながらまた訂正
>>339 ×ヒヒィ(記述全部)→○ヒキィ orz…もう訂正点無いと思いたいデス(T T)
>>356 >>327 で書いたように演出のつもりだったんですけど、確かに読みにくい。スミマセン_(_ _)_
>>357 AAありがとうございます_(_ _)_
>>359 オルジ程ではないにせよ、虐待、放浪というサバイバル生活を通じて、実は頭に限らず顔も全身も
細かい傷跡塗れになってるという事で。
>>360 ポイントマップ凄いです。神ですか?早速使わせて頂きました。ありがとうございます_(_ _)_
流石に書きすぎで自分でもウザいだろうJK…と思ったので、ココらで退散します。 ノシ
乙です頑張ってください
半角でも読みやすくするには、 ジエンの無謀な冒険あたりをみれば結構勉強になるかも。 まあそれでも読むの大変だけどw
半角はスペース入れるだけでも読みやすくなるよ。 頑張って〜
短文ならスペースだけでもいいけれど、長文だとかなりきついよ。 漢字交じりにするのが一番読みやすい。書くのは大変になるけれどね。
そういや文氏の進捗ってどのくらいなんだろう?そろそろ移住話出るかな?
368 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/24(土) 21:07:33 ID:IZB6FynK0
・現状報告 現在、40コマほどまで進行しております。 ちょっと体調を崩し気味で、進行が滞りがちですが、次の投下まではそう時間はかからないと思います。 ただ、あれこれ含めて長くなりそうなので、後編の1、後編の2、とかトチ狂ったことになるかもしれません。 >ヒキィ作者さん GJです。描いて下さって嬉しいです。 技術はコピペとその改変を続けたり、いろんな作品を見ていればだんだん身に付いてきますから、頑張って! ただ一つだけ言わせて頂けるなら、謙遜が過ぎる態度はあまり好まれないので、もう少し自然な振る舞いをお勧めします。 知識が無ければ勉強すれば良いですし、技術が無いのは練習すれば解決しますが、自信ばかりは当人の心持ち一つです。 もし気分が乗るなら、また続きを描いて下さいな。
369 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:49:56 ID:KQwARSVH0
これより60コマ投下させて頂きます。 タイトルは「歴史と文明を築く者 後編その1」です。 冂冂 後編、結局一話ニマトマリマセンデシタ [;o-o] スミマセン スミマセン [ ヽノ] > > __冂冂 コノトオリデス [ [;o-o] >><< 冂冂 アヤマッテルダロ! [ o-o]ノ ルリルリ
370 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:50:38 ID:KQwARSVH0
――村落内。成人男子(成人基準は狩りが可能かどうか程度)のみの集会。 \人_人_人_人_人_人人_人_人_人_人人_人_人人_人_人_人人_人_人_人_人_人_人_人/ > < > モララー族の接近については、既に皆から聞き知っているものと思う! < > < /Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^\
371 :
2/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:51:23 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――――――――――――――――‐ | 彼らは精強であり、また俺たちの所持していない武具を使用している。 | ……炎によって溶かした石の、その精髄を固めた強き武具だ! └─―――――――――v―――――――――――――――――――― / ヒュッ!! // ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ / //(゚Д-,,) く_` ) (´∀` ) + <二二二]と[:::[::::) | ∞ ) ( ) + ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) 移住案を納得させるためには、まず敵の優位を示して、 ――っと、銅剣、けっこう重いんだな。 ※……約4℃の水を1としたとき、鉄の比重は7.85、銅の比重は8.93。銅の方が重い。
372 :
3/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:52:27 ID:KQwARSVH0
┌―――――――――――――――――――――――――――――――‐ | 今、奴らと正面から戦うことは、弱った羊が狩人の前に立つことに等しい! | ほんの僅かな勝利に気を緩めては、跡形も残さず食い散らかされる! | よって奴らから距離を置くため、平原の川向こうへの移住を提案したい! └─―――――――――v――――――――――――――――――――― ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ (#゚Д゚)') く_` ) (´∀` ) <二二二]と[:::[::::/ | ∞ ) ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) ・・・・・ ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) そして本題を持ち出す。 更に、援護として――
373 :
4/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:53:08 ID:KQwARSVH0
┌―――――――――――――――――――――――――――――――‐ | 大丈夫だ! 俺がフーンと共に、その周辺の探検を既に行っている! | 土は肥沃で獲物も多く、川からは魚も取れた! 樹木にも事欠かない! └─―――――――――v――――――――――――――――――――― ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ (Д^,,)') く_` ) (´∀` ) <二二二]と[:::[::::/ | ∞ ) ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) 河向こうの好条件を列挙。 ――まぁ、演説的にはこんなもんか?
374 :
5/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:54:25 ID:KQwARSVH0
1.ギコに比較的肯定的な集団(主にいつもの狩りのメンバーや、しぃ、でぃと交流のある者) ┌――――――――― | うーん、どうする? └――v――――――‐ ┌――――――――――――――――――――――― | いいんじゃない、あのギコの言うことだから。 | 信頼できるし、問題ないと思うよ。引っ越しワショーイ! └――――――v―――――――――――――――― ┌――――――――――― | まぁ、そんなところかなぁ。 └――v――――――――‐ ∩_∩ /■ ヽ ( ´Д) (∀` ) ( つ ( ) | | | | | | (__)_) (_(__)
375 :
6/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:55:07 ID:KQwARSVH0
1.ギコに比較的肯定的な集団(主にいつもの狩りのメンバーや、しぃ、でぃと交流のある者) ┌――――――――― | うーん、どうする? └――v――――――‐ ┌――――――――――――――――――――――― | いいんじゃない、あのギコの言うことだから。 | 信頼できるし、問題ないと思うよ。引っ越しワショーイ! └――――――v―――――――――――――――― ┌――――――――――― | まぁ、そんなところかなぁ。 └――v――――――――‐ ∩_∩ /■ ヽ ( ´Д) (∀` ) ( つ ( ) | | | | | | (__)_) (_(__)
376 :
訂正6/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:56:16 ID:KQwARSVH0
2.ギコに比較的否定的な集団(トラブルのあった者や、警戒している者など) ┌――――――――――――――――――――――――――――― | せっかく家を作ったのに移住しろとは何事ニダか! | これは暴力変態怪しげ洗脳男の陰謀ニダ!! 謝罪と賠償を(ry └――――――――――――v――――――――――――――――― ┌――――――――――――――――――――――― | 落ち着いて。 ――でも、今更移住は困るなぁ。 | やっと生活も目処が立ってきたところなのに…… └――――――v――――――――――――――――― ∧,,,∧ ∧_∧ (;・ω・) <`∀´#> ( ) と ) | | | | | │ (__)__) <__,<__〉
377 :
7/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:57:38 ID:KQwARSVH0
3.中立的な集団。(さほど交流の無い高齢層など) ┌―――――――――――――――― | さて、どうしたもんですかいのぅ…… └――v―――――――――――――‐ ┌―――――――――――――――――――――――――――――――― | 確かにモララーどもが来とるというのは物騒じゃが、来とるのは | ほんの少人数というではないか。移住というんも大げさではないかのぅ…… └――――――v―――――――――――――――――――――――――‐ ┌――――――――――――――――――――――――― | ふむ、それもそうじゃが、やはりモララーは恐ろしいて…… └――v――――――――――――――――――――――‐ ∧∧ ヨボヨボ ∧_∧ (,,゙W゙) (゙介゙ ) / つ と と ) | .┃ | | | し`J┃ (_(__)
378 :
8/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:58:27 ID:KQwARSVH0
結果―― ま っ た く 話 が ま と ま ら な い アレー? ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ (゚Д゚;)') く_` ) (´∀` ;) と[:::[::::/ | ∞ ) ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_)
379 :
9/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:59:09 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――――――――――― | あー、モナーの若衆(わかしゅ)の長として、賛成するモナ! | モナー族の若衆内に異論はないモナね……!? └――――――――――――――――――――――v――‐ 助け舟ktkr ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ ⊂ (*゚Д゚) く_` ) (´∀` ;)') (:::[::::| | ∞ ) ( / ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) モナー族若衆組、異論なし! なし! 大丈夫です、モナ―さん! \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_)
380 :
10/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 01:59:55 ID:KQwARSVH0
しかし―― ┌―――――――――――――――――――――――――――――――― | 反対反対反対だニダ!! 皆、何を流されてるニダか! | そんな出自も知れない奴の言葉に従うなんて、警戒心が無さ過ぎるニダ! | もしもそいつが、敵の手の者だったらどうするニダか! └―――v―――――――――――――――――――――――――――― ┌―――――――――――――――――― | おい、ちょっとそりゃ言い過ぎじゃ…… └――――――――v――――――――― ∧_∧ ∧,,∧ < #`Д´> ミ゚Д゚;彡 ( G iヽ,,iヽ ミ:ソノ:::ミ | | ( ) やめて! ミ:|::::::::ミ 〈_フ_と、 i し'`J しーJ ざわざわ・・・ ざわざわ・・・ ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( .)( .) | | ( | | | | | | | |..| | .| | .| し`J (__)_)し`J(__)_(__)_)
381 :
11/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:01:01 ID:KQwARSVH0
結果―― 更 に こ じ れ た ハァ オロオロ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ アワワ (゚Д゚;) ε= く_` ) ⊂(´∀` ;) ⊃ 0:[::::| | ∞ ) と つ ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) ヾ\ 喧 々 諤 々 // \ \ / / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_)
382 :
12/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:03:27 ID:KQwARSVH0
( そろそろ来るころか…… ) O ∧__∧ 。o く_` ) | ∞ ) | | | (_,(_)
383 :
13/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:05:11 ID:KQwARSVH0
\人_人_人_人_人_人人_人_人_人_人人_人_人人_人_人/ > < > っ、報告ッ!! 報告ッ! 通してくれッ!! < > < /Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y\ _____――∧_,,, _____―――(#゚Д゚) ―――――____/;:;:;っっ ―――____/;:#;:つ  ̄ ̄ ̄ ̄――(;:/
384 :
14/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:05:53 ID:KQwARSVH0
┌―――――――――――――――――――――――‐ | なんだ!? 何が起こったか、落ち着いて話してくれ! └─―――――――――v――――――――――――― ┌―――――――――――――――――――――――――――――――― | オルジさんより伝令ッ! 山地上部にモララー族の大集団が! 接近中! └――v―――――――――――――――――――――――――――――‐ ・・・・ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ ∧_,,, (゚Д゚;) く_` ) (´Д` ;) (;゚Д゚) ザッ 0:[::::| | ∞ ) と つ /;:;:/つ ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | とと;:;:`J し `J (_,(_) (_(__) な、なんだってー!? 荷物をまとめろ、逃げないと! \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) ――な!? まさか、今軍を進め……!? 意図は!? いや、俺の分析が間違ってたのか!? それとも――
385 :
15/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:06:39 ID:KQwARSVH0
皆が山脈を振り仰ぐ。 が、幾重にも山ひだが重なっており、見通せない。 モララー族の大集団。 ――みな、奴らによって土地を追われた者たちだ。 .::. ,,-‐''"´'':、,, ,,_,__ _,,.--ー''''''"゙゙ ゙゙̄"'''''―--.,,,,,,-‐'゛.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.: _,,.;:-−''"´`゙''ー、/ヽヾ\ ::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"';,_,,.-ー'''"゙゙:,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,:゙',`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,~゙"'ー-:;、,"'.: ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: :;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; : '' ;~ ; ::; : ;:; '',;''゚ ; ::; : ;:; ;~'',;'' ;~'',;'' ; ::; : ;:; ;~ ; ::; : ;:; '',;'' ; ; ::; : ;:; '',;''゚ ;~'',; ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; : ;:; ;~'',;'' ;~'',;'' ; ::; : ;:; ;~ ; ::; : ;:; ': ;:; ;~'',;'' ;~'',;''゚ ; :: :::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... ....:::::::::: .. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... ::: :::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ... .::::: :... 怖れ、警戒――みな、一様に深刻な表情を浮かべている。
386 :
16/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:07:37 ID:KQwARSVH0
┌―――――――――――――――――――――――――――――― | いえ、皆さん――! まだ続きがあります! | 「しかしながら、集団に大侵攻の気配なし。調査目的の模様」と! | ですがあのような大集団、押し寄せてこられては、支えられません! └――v―――――――――――――――――――――――――――‐ ・・・・ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ ∧_,,, (゚Д゚;) く_` ) (´Д` ;) (;゚Д゚) 0::[::::| | ∞ ) と つ /;:;:/つ ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | とと;:;:`J し `J (_,(_) (_(__) ほっ…… 今は来ないのか…… 助かった…… \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) ――……? 調査? 地形を見てるのか? 皆は安堵しているが、しかし、大集団で地形を見るなんて無駄もいいとこだぞ? 戦術的にも戦略的にも利が見えない――強いて言えば示威だが、可能性は低い。……なんだ?
387 :
17/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:08:21 ID:KQwARSVH0
と、ふと、声が響いた。 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | さて、不毛な争いはいい加減にした方がいいだろうな。 | |__________________________| ……フーンの声だった。
388 :
18/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:09:02 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――――――――――――――――――― | 事態が急を要することは、オルジからの今の報告で十分に判明した。 | 彼ですら「戦っては支えられない」と言うならば、残された手は移住しかない。 | 好むと好まざるとに関わらず、仕方の無いことだ。 ――分かるだろう? └―――――――――――――――――――v―――――――――――――‐ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ ∧_,,, (;゚Д゚) (´く_` )') (´Д` ;) (;゚Д゚) 0::[::::| | / ( ) /;:;:/つ ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | とと;:;:`J し `J (_,(_) (_(__) う、うむ…… 確かにもっともだ ああ、まぁ、なぁ…… \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) 俺から距離を置き、中立を保ってきたフーンの発言には、重みがあった。
389 :
19/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:09:50 ID:KQwARSVH0
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――― | そうだな、当座、“提案した責任を取らせる”意味でギコには移住の指揮を任せたい。 | とりあえずの指導者役のようなものだ。提案した以上は手順も考えているだろうしな。 | ……今は急ぎだ。誰かが一から考えるより、既に考えている奴にやらせた方がいい。 └―――――――――――――――――――v――――――――――――――――‐ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ ∧_,,, (;゚Д゚) (´く_` )') (´Д` ;) (;゚Д゚) 0::[::::| | / ( ) /;:;:/つ ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | とと;:;:`J し `J (_,(_) (_(__) まぁ、確かに。 言ってることは筋が通ってるな。 うーん…… \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) 全体の空気を“状況的に仕方ないので、消極的に賛成”に傾かせ――
390 :
20/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:10:36 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――――――――――― | ろくでもない指揮ぶりだったら、いったいどうするニダか? └―――v―――――――――――――――――――――― ┌――――――――――――――――――――――― | その場合、各種族の長の合議で解任できるとしよう。 | 俺やモナーも補佐する。よほどのことにはならない。 └――――――――――v――――――――――――― ┌―――――――――――――――――――――― | 指揮権を濫用しはじめたら、責任とれるニダか? └――v――――――――――――――――――― ┌―――――――――――――――――――――――――――――――― | 対策として期限を切ろう。 移住し、建築し、備蓄し、冬越し―― | ……まぁ、キリよく一年、“来年の春の半ばまで”といったところでどうだ? └――――――――v―――――――――――――――――――――――― ┌―――――――――――――――――――――― | 期限が終わっても、まだ指導者が必要だったら。 └――v――――――――――――――――――― ┌―――――――――――――――――――――――――― | 再度集会を開き、新たな指導者を選出しよう。 | 立候補資格は、俺やお前も含めて成人男子全員。どうだ? └――――――――v―――――――――――――――――― ∧_∧ ∧__∧ <丶`Д´> (´く_` ) スラスラ ( G G | ) | || | | | 〈_フ__フ (_,(_)
391 :
21/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:11:21 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――― | ウ、ウリも指導者になれるニダか!? └――v――――――――――――――― ┌――――――――――――――――――――――― | 皆が認めればな。 ――どうだ、皆も。 この条件で。 └――――――――v――――――――――――――‐ * + + + * パァァァ * ∧_∧ + ∧__∧ + <丶`∀´> + ( ´_ゝ`)) ( G G | / | || | | | 〈_フ__フ (_,(_) 幸せ回路、作動開始
392 :
22/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:12:03 ID:KQwARSVH0
――邪悪な指導者の、 :::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: ; 人i ; パチ、パチ…:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::メガァー!!::::::: ;`(ヾノ ; ミ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::∧∧:: |;;| ∧∧ ミセテヤロウ!!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::: (;×o): .|;;|(::∀:::) フハハハハ!!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::| つ::: |;と::[:::::) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::三∪三三:::::: |;;i;;;;;ゝ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::し`J:::::::::::::::::::::::::::::::し`J:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ――邪悪な圧政に、 ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ( ∀) ( ∀ ) ( ∀ ) ( ) ( ) ( ) ∧_∧ ∧∧ | | | | | | | | | ( ∀ ) (::∀:::) (__)_)∧_∧_) (__)∧_∧ と )===(::[:::|====X二> ( ∀ ) ( ∀ ) | | | ノ;;i;;;;;ゝ ( ) ( ) (__)_) し`J | | | | | | (__)_) (__)_)
393 :
23/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:13:27 ID:KQwARSVH0
\ ヽ | / / \ ヽ | / / \ ヽ | / / 追い詰められた原人集団に、颯爽と救いの指導者が! \ ヽ / / ‐、、 \ / _,,−'' `−、、 ∧_∧ ウェー、ハッハッハッハ! _,,−'' `−、、 < `∀´ > _,,−'' ` ( ̄\ / \ ( ̄ ̄ `i |ξ) ──────( ̄ ̄ |/| | ────────‐ ( ̄ ̄ | | | ( ̄ ノ /  ̄ ゙‐-、 _,,−'' ̄ ̄ / ___ `−、、_ `−、、 _,,−'' / /  ̄`−、、 \、 `−、、 ,'´\ / / | | /`i ! \ _,,-┐ / | |r‐-、、 / ! ゙、 `ー--<´ / / | |゙、 >−一'′ ,' y' `ヽ/ / | |ヽ '´ イ
394 :
24/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:14:10 ID:KQwARSVH0
そして―― ,rn r「l l h. | 、. !j ゝ .f | | ___ ___ ,」 L_ \ >< / ヾー‐' | ) ( | じ、 < \ _ / > キラーン! \ \. \ V::::/ / + \ ノリ^ー->==__,..-‐ヘ___ \ ノ ハヽ |_/oヽ__/ /\ \ / / / |. y' /o O ,l | 偉 大 な る 指 導 者 ニ ダ ー 総 書 記 マ ン セ ー ! ! ∧∧ ∧∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ )∧∧ )∧_∧ )∧_∧ )(∧_∧( ∧∧( ∧∧ ∧∧ ) ∧∧ )∧_∧ )∧_∧ ) (∧_∧ ( ∧∧ ( ∧∧ ∩∩ ) ∩∩ )∩_∩ )∩_∩ ) (∩_∩ ( ∩∩ ( ∩∩ ∩∩) ∩∩ )∩_∩ )∩_∩ ) (∩_∩ ( ∩∩ ( ∩∩
395 :
25/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:14:54 ID:KQwARSVH0
更には―― ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ――全年齢板ではお見せできない妄想が展開されております。しばらくお待ち下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
396 :
26/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:15:57 ID:KQwARSVH0
* | + | ホルホルホル! /ィ/ | * ゚ | ゚ | ・ | .+ .._ .......、.__ /:/l!/ o ゚。・ ゚ *o ゚ | :~""''..) ゙゙"''─‐'''" (;;;,l ・ o |* o○+ | ゙、'、::::::ノ ゙ヽ ゚| o ○。 ・+ ・ ``、/ \ / ゙ヽ|*゚ + | ゚ |i | + / //// ト─‐イ ////,,/|! | o。! |! ゚o ヽ,,. ヽ,_ノ ,,/ | * ゚ | 。*゚ l ・ ヾ、,, ,/ | o ゚。・ ゚ *o゚ |! ,.‐- .._ -‐}! ヽ! | * ゚|゚ + 。| * ゚ l| / 、 i } \ o ゚。・ ゚o.+ | ・ |l + ゚o i ` -、{! /_ \ ○・|o゚ o○ | | ヽ. ヾ´  ̄ `ヽ *。 ・| + ゚ o } } ヽ O。 O。 | | リ、 ..::: .. l 。 o+ |!*。| / `ー:::: , ヘ:::::.. | * |・ | ゚・ |/ / :::... .. /:::/ | ::..... { | _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_ > < /\ ──┐| | \ ヽ| |ヽ ム ヒ | | / \ / / | ̄| ̄ 月 ヒ | | \ _ノ _/ / | ノ \ ノ L_い o o > <
397 :
27/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:16:49 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――――‐ | さ、賛成するニダ! それでいいニダよ! └――――v―――――――――――――― * + + + * パァァァ * ∧_∧ + ∧__∧ + <丶`∀´> + (´く_` ) ( G G | ) | || | | | 〈_フ__フ (_,(_) もっとも強硬に反対していたニダーを賛成派に巻き取り、
398 :
28/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:18:28 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――――――――――――――――― | では、これで決定とする。 以後はギコが当面の指導者だ、従うように。 | さて、モララー族も迫っているようだ。 ――ギコ、何か指示を頼む。 └―――――――――――――――――――v―――――――――――‐ ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ ∧_,,, (;゚Д゚) (´く_` ) (´∀`* ) (;゚Д゚) 0::[::::| と ) ( ) /;:;:/つ ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | とと;:;:`J し `J (_,(_) (_(__) んじゃ、まぁ、とりあえず一年間よろしくなー。 大将ー。 \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) さらりと全体に、俺を指導者として認める形を作ってしまった。 それは原始的ながら、まぎれもなく“政治制度の構築”だった。――っと、指示!?
399 :
29/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:19:32 ID:KQwARSVH0
えー、あー……!? そうだな、 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | あー、ギコ・ハニヤだ! 急なことなんで挨拶は省くが、よろしく頼む! .| | とりあえず移住にあたって、村中の食糧や財産なんかを集めてくれ! | |________________________________| 慌てて指示を飛ばすと、皆がそれぞれに動き出す。 慌ただしい喧騒が過ぎ去り――
400 :
30/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:20:38 ID:KQwARSVH0
∧∧ ∧__∧ ・・・・ (;゚Д゚) ( ´_ゝ`) |::[:::| ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | し `J (_,(_) そして、フーンだけが俺の傍らに佇み続けていた。
401 :
31/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:21:23 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――――――――――‐ | おい、フーン。なんで俺を助けるような真似をしたんだ? └――――――――v―――――――――――――――― ┌――――――――――――――――――――――― | ……勘違いするな、別にお前のためじゃない。 | この集団が潰れれば、俺も困ったことになるからな。 └―――――――――――――v―――――――――― ∧∧ ∧__∧ (;゚Д゚) ( ´_ゝ`) |::[:::| ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | し `J (_,(_) ――素っ気ない声だった。
402 :
32/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:22:09 ID:KQwARSVH0
┌―――――――――――――――――――――――――――‐ | そんなことよりお前、いくらなんでもあの立ち回りはバカすぎる。 | ――次にやったらもう、手助けはしてやらんぞ。 └――――――――――――――――v――――――――――― ┌―――――――‐ | なっ……!? └――――v――― ∧∧ ∧__∧ (#゚Д゚) (´く_` ) |::[:::| ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | し `J (_,(_)
ケツから粉をふきだせよ
404 :
33/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:24:23 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――――――――――――――───────―┐ | 事実の評価だ。 元よりお前に好意的な狩り仲間の連中に、お前の演説直後に | | 歓声でも上げさせるよう根回しをしておけば、皆、その雰囲気に流されただろう。(※).| | 俺もわざわざ、こんな手間をかける必要はなかった。分かるな? 他にも―― .| └――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ( ´∀`) ( ´∀`) ( ´∀`) ( ) ( ) ( ) ∧_∧ ∧∧ | | | | | | | | | (´∀` ) (゚Д゚,,) (__)_)∧_∧_) (__)∧_∧ と )===(::[:::|====X二> ( ´∀`) ( ´∀`) | | | ノ;;i;;;;;ゝ ( ) ( ) (__)_) し`J | | | | | | (__)_) (__)_) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※……「Part 4 歩け、歩け、また歩け」の、集団心理の項を参照。
405 :
34/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:25:43 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――――――――――――――─────――─‐ | もっと危機が迫っているかのように誤認させる演説や、あるいは中立の連中や、 | 否定派の連中を取り込む手も、お前ならいくつも考えられたはずだ。 | それを怠ったのは誰だ? 状況がそれなりに苛烈だから、皆付いてくると思ったか? └――――――――――――――――v―――――――――――――――――――― ム… ∧∧ ∧__∧ (;-Д) (´く_` ) |::[:::| ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | し `J (_,(_) ┌――――――――――――――――∧――― ・ ・ ・ ・ ・―――― ・ ・ ・ ――─ | 馬鹿げた考えだと言わざるを得ないな。 人は見たいものだけしか見ない。 | ――おまけに理屈と感情の両方を揃えてやらないと動かない、面倒な相手だ。 └―――――――――――――――――――――――――――――――――― ――考えてみれば、この世界に来て、人から叱責されるのは初めてだった。
406 :
35/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:26:33 ID:KQwARSVH0
それなりに、上手くやってきたつもりだったが…… ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: _i^i i^i_ :.:.;:,. ヘ::::.. ノ;:;;: ;:;: i . |;;;;;X〉∧_∧\人/∧∧〈X;;;;;| ;:;:;:;:_/ ̄ ̄\;:;:ノ: ;:ゝ  ̄| |( ´∀`)')(`(Д^,,) | | ̄ ;:;:;:;i_,,,,,,,,__;:;:\;:;/ と //Y ヽ::[:::::]つ ;:;: ├-||||||――';:;::;`' |_|| | | 〉;;;i;;;;:;|_| ;: ;: | /;:;i;ヽ;:;: (__)_) (_/ `J ; :; :| .i;:;:;;|;:;|;:;:);:;: ;:;: ヽi;;;/;:/;:;: ;:;:/ ;:;:)::(;:;: ∧∧ ,、 :: ;:i (;:;: );:;: (,,゚Д) /ヾヽ \ ;:;:| ;:;:;:;;);:;:;: |::]つ←―0l> \\ヾ :: ;:ヽ ,;;从, ∧∧ ノ;;;;;;i;| ヽ ,// \ヾ\\ヾ\ ;: ;: ;: i (.'(;;;):;)━と(゚Д゚,,)ヽ (_/`J `-' \ヾ\ _,_\,_,_,_ ∧∧ ;:;: ;: ;:|V/7Vベヾ ヽ:[::::∪;;;;]つ \\ノ _,_,_,_,_,_〉 (Д il) '"''''"''''"'''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''"''''' \く_( ∀ ) / // 彡三ミつ /ヽ/ヽ ) // (/0;;;ゝ ヽ(_/_,/ ゝ// // / ヽ) //`_ ' ,// / // / // ー_- ' / //  ̄  ̄ ̄ / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌――――――――――――――――――――――――――――──────―┐ | 確かにお前は、これまで上手くやってきた。それは俺も認めよう、大したものだ。 | | しかし、これ以上の段階に進もうと思えば、“お前が生き残る”だけでは足りない。 .| | お前は“周り全てを生かす”のに、十分な働きをしなければならない。分かるな? .| └―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘ ・ ・ ――確かに、その通り。まだ不足だったのだ。
407 :
36/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:27:24 ID:KQwARSVH0
理屈を貫けば全てが通る、学問の世界はもう遠い。 遥か次元の向こうにある。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | \__ ___________________ ━━━∨━━━━━━━━━━━━ ,__ B■∧ / ━ (,,゚Д゚) / ━━━━━ ∧∧━━━━ ∧∧ | つ ∇ (Д゚,,) (Д゚,,) | |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ 〜| ||□| √ ̄ (___ノ〜 √ ̄ (___ノ〜 ∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛  ̄ ̄ ̄ ̄| | ====∧========== / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | \______________∧______ / | \_________________ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ――――だというのに、俺は未だに学者気分が抜けきっていなかったらしい。
408 :
37/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:28:06 ID:KQwARSVH0
そう……人を動かすのは、理屈“だけ”ではない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ (Д^,,)') く_` ) (´∀` ) <二二二]と[:::[::::/ | ∞ ) ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) \ / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
409 :
38/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:28:48 ID:KQwARSVH0
38 懐柔、根回し、脅迫、工作――あらゆるものを動員して、 人という複雑な生き物の集団を動かしていく。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: * + + + * パァァァ * ∧_∧ + ∧__∧ + <丶`∀´> + (´く_` ) ( G G | ) | || | | | 〈_フ__フ (_,(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: それが政治であり、そしてフーンは俺に“それをしろ”と言っている。 ――いや、言われるまでもなく、俺は気づくべきだった。
410 :
39/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:30:08 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――‐ | ……二つ、聞いていいか? └――――――――v――――┌――――― | なんだ? ┌――――――――――――‐└―v―――‐ | まず一つ。何故、俺なんだ? └――――――――v―――― ┌――――――――――――――――――――――――――――― | そうだな。 お前ならば上手くやれるかもしれない、と思ったからだ。 └―――――――――――――v―――――――――――――――‐ ∧∧ ∧__∧ (;-Д) (´く_` ) |::[:::| ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | し `J (_,(_) これは他の誰よりも知識がある俺が、やらなければいけないことなのだ。 生きるために。 皆を生き残らせるために。 そして、
411 :
40/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:30:57 ID:KQwARSVH0
だからこそ、言っておくべきこともある。 ┌――――――――――――――――――――――――‐.・ ・ ・ ・..――┐ | 二つ目。 さっきのモララー族の大集団。 お前……皆を謀ったな? | └――――――――――――――――――――――――――――――┘
412 :
41/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:31:39 ID:KQwARSVH0
∧∧ ∧__∧ ニヤ… (;-Д) (´く_,`) |::[:::| ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | し `J (_,(_) ――冷静に考えてみれば、すぐに推理できて然るべき話だった。
413 :
42/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:32:24 ID:KQwARSVH0
┌―――――――――――――――――――――――― | ハハッ! そうか、気づいたか! | ・ ・ ・ ・ ・ | そうだ、それに気付けるから、だからこそお前なんだ。 └―――――――――――――v――――――――――― ∧∧ ∧__∧ (;-Д) (´く_,` ) |::[:::| ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | し `J (_,(_) あのタイミングで、あの報告。 報告されたのは、モララー族の奇妙な行動。
414 :
43/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:33:04 ID:KQwARSVH0
全 て フ ー ン の 謀 略 だ 。
415 :
44/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:33:49 ID:KQwARSVH0
恐らくは、俺の指示後。 オルジに話を通してあったのだろう。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ニィ… ニヤ… /ヽ_ ヘ ∧__∧ (:::、_ゝ゜) (´く_,` ) < ) ( ) ,ソ ノ | | | (,_ノヽ._) (_,(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
416 :
45/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:34:39 ID:KQwARSVH0
だからこそ、話がまとまらなかったあのタイミングで―― :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧ ∧__∧ ∧_∧ (゚Д゚;) ε= く_` ) ⊂(´∀` ;) ⊃ 0:[::::| | ∞ ) と つ ノ;;;;i;;;;ゝ | | | | | | し `J (_,(_) (_(__) ヾ\ // \ \ / / ∧∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( )( )( )( ( ) ( )( ) ( ( ) ( .)( .) | | ( | ( ) ( ) ( ( ) ..| | | | | | |..| | .| | .| | | | | | | | | | | | ..し`J (__)_)し`J(__)_(__)_) (_(__)(__)_) (__)__(__)_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
417 :
46/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:35:55 ID:KQwARSVH0
あんな報告がやってきた。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: _____――∧_,,, _____―――(#゚Д゚) ―――――____/;:;:;っっ ―――____/;:#;:つ  ̄ ̄ ̄ ̄――(;:/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ならばフーンが、突然の事態に混乱を収拾できたのにも納得がいく。 “あらかじめ起こると分かっている混乱”だったのだから。
418 :
47/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:36:40 ID:KQwARSVH0
起こりそうな事態を想定し、全て収拾できるように考えていた。そうだ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: * + + + * パァァァ * ∧_∧ + ∧__∧ + <丶`∀´> + ( ´_ゝ`)) ( G G | / | || | | | 〈_フ__フ (_,(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 全ては“起こるかどうかもわからない”、俺の失敗のために、だ。 だが――
419 :
48/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:37:21 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――‐ | もう一つ、言わせてもらうぞ。 └――――――――v――――┌――――― | なんだ? └―v―――‐ ┌――――――――――――――――――‐ | お前は俺をリーダーに担ぎあげた。 | それに裏があるのかは、今は気にしない。 | だが……だがな。 いいか? └――――――――v―――――――――― ス… ∧∧ ∧__∧ (,,-Д) (´く_` ) |::[:::| ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | し `J (_,(_)
420 :
49/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:39:00 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――――――――――――――――┐ | 二度と無断でやるな。 今回は俺の手落ちもある、何も言わない。 | | が、お前がもし本当に、俺に指導の権利を認めるならば…… | └――――――――――――――――――――――――――――――┘ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,. .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;:;:,. .,:;:;:;:;:;:;:;:; :;:;:;:;:;:;:,. .,:;:;:;:;:;:;: ;:;:;:;:;:;:,. ________ ________ .,:;:;:;:;:;:; :;:;:;:;:;:,. |´ 、 _ \ / _ `| .,:;:;:;:;:;: :;:;:;:;:;:,. ::. / \ \ / / \ .:: .,:;:;:;:;:;: :;:;:;:;:;:,. :. |: │ :| \ / |: │ :| .: .,:;:;:;:;:;: :;:;:;:;:;:,. :.. \ / l〉 ):. .:( 〈l \ /、 .: .,:;:;:;:;:;: :;:;:;:;:;:,. \  ̄ 、 / ..:::.:.. ...::.:::.:::.::::.:.::.:.::.:... ..:.:::.. \ ,  ̄ / .,:;:;:;:;:;: :;:;:;:;:;:,.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /::.. ..::..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..... ..::\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .,:;:;:;:;:;: ;:;:;:;:;:;:,.  ̄ ̄ ´ `  ̄ ̄ .,:;:;:;:;:;:; :;:;:;:;:;:;:;:,. .,:;:;:;:;:;:;:;: :;:;:;:;:;:;:;:;:,. .,:;:;:;:;:;:;:;:;: :;:;:;:;:;:;:;:;:;:,. .,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ┌――――――――――――――――――――――――――――┐ | 断りもなく策謀を巡らせる部下を、俺は好かねぇ。 ――いいな。 | └――――――――――――――――――――――――――――┘
421 :
50/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:40:09 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――‐ | 分かった。 次からは、一言入れる。 └―――――――――v――――――― ┌――――――――‐ | ……それでいい。 └――――v―――― ∧∧ ∧__∧ ゾク… (#-Д) (´く_`;) |::[:::| ( ) ノ;;;;i;;;;ゝ | | | し `J (_,(_)
422 :
51/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:41:46 ID:KQwARSVH0
┌―――――――――――‐ | 移住の指示を出してくる。 └――――v――――――― ∧∧ ∧__∧ (Д゚,,) ⊃ (´く_`;) |[::::| ( ) ノ;;i;;;;;;ゝ | | | し ヽ) (_,(_)
423 :
52/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:42:34 ID:KQwARSVH0
・・・・ ∧__∧ (´く_`;) ( ) | | | (_,(_)
424 :
53/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:46:33 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――‐ | …………思った以上の、逸材かもな。 └―――――――――v――――――― ∧__∧ ニィ… (´く_,` ) ( ) | | | (_,(_)
425 :
54/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:47:58 ID:KQwARSVH0
・ ・ ・ ┌――――――――――――――┐ │ ……若いということは、 良いな。 | └――――――――――――――┘ ┌―――――――――――┐ | 何ッスか? いきなり。 .| └―――――――――――┘
426 :
55/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:48:41 ID:KQwARSVH0
|;;l:/;/:://wwwv从;;;;;;;;//;;;;ノノ ル|l从WW;|//vw;W;;;;;wリリリノノ |l||W从W///W;;;;;wリリリノノゝ I|l|llij;;;;:/:/'''//Wリリリノ┌―――――――――――――――――――――――― l|ll||l|i;;|l;::::|//'''"'"" | いや、なんでもない。 己の若い頃を思い出しただけだ。 ||l||lji(_);l:l:|/ | ……あの若造どもを見ていると、な。 それで、首尾は? l|il|ll|l;;;;:ll::l|. └―――――――――v――┬―――――――――――‐ |l|lil||i;;;;:ii::h | 問題は無いっス。 !l||l|ll|;l;;;i:;;イ └――――v―――― |i|ll|ll;;l;;::l:;;i| ll|l||l|i;;|l;:i.;l:!;ゝヾ;ヾ)) /ヽ_ ヘ ∩∩ |l|i|li;|;l;:|:;;ll:lゝヾ;ヽソ;;;)ゞ((;;;ゝヾ;ヾヾミ;ソ) (,::::_ゝ゜) (Д゚,,) iiii;;;;;;((,,,):i;.i)::;ゝ)ゞ((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミゞ 〈 | | | |li;;:;;::'':;ii::;:::;!;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;ヾ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;))ゝ | | iiiiiii;;ii;;;;;;;~~;|ゞ((;;;ゝヾ;;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミヾ⌒(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;) し`J |iMii;;ii:i;;i:i;iM,,.;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;))ソ;;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ
427 :
56/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:49:26 ID:KQwARSVH0
|;;l:/;/:://wwwv从;;;;;;;;//;;;;ノノ ル|l从WW;|//vw;W;;;;;wリリリノノ |l||W从W///W;;;;;wリリリノノゝ I|l|llij;;;;:/:/'''//Wリリリノ┌――――――――――――――――――――――― l|ll||l|i;;|l;::::|//'''"'"" | 監視組全員、打ち合わせの方は完璧っス。 ||l||lji(_);l:l:|/ | 誰でもたまには“見間違う”ことくらいありますよね? l|il|ll|l;;;;:ll::l|. └――――┬―――――――――――v――――――‐ |l|lil||i;;;;:ii::h | そうか、なら、いい。 !l||l|ll|;l;;;i:;;イ └――――v――――― |i|ll|ll;;l;;::l:;;i| ll|l||l|i;;|l;:i.;l:!;ゝヾ;ヾ)) /ヽ_ ヘ ∩∩ ニコ |l|i|li;|;l;:|:;;ll:lゝヾ;ヽソ;;;)ゞ((;;;ゝヾ;ヾヾミ;ソ) (,::::_ゝ゜) (Д^,,) iiii;;;;;;((,,,):i;.i)::;ゝ)ゞ((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミゞ 〈 | | | |li;;:;;::'':;ii::;:::;!;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;ヾ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;))ゝ | | iiiiiii;;ii;;;;;;;~~;|ゞ((;;;ゝヾ;;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミヾ⌒(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;) し`J |iMii;;ii:i;;i:i;iM,,.;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;))ソ;;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ / ガサ… \
428 :
57/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:50:07 ID:KQwARSVH0
|;;l:/;/:://wwwv从;;;;;;;;//;;;;ノノ ル|l从WW;|//vw;W;;;;;wリリリノノ |l||W从W///W;;;;;wリリリノノゝ I|l|llij;;;;:/:/'''//Wリリリノノ/ l|ll||l|i;;|l;::::|//'''"'"" ||l||lji(_);l:l:|/ l|il|ll|l;;;;:ll::l|. |l|lil||i;;;;:ii::h !l||l|ll|;l;;;i:;;イ |i|ll|ll;;l;;::l:;;i| ll|l||l|i;;|l;:i.;l:!;ゝヾ;ヾ)) /ヽ_ ヘ ヒュッ…! ∩∩ ア…! |l|i|li;|;l;:|:;;ll:lゝヾ;ヽソ;;;)ゞ((;;;ゝヾ;ヾヾミ;ソ) (::く_゜ ,)ヽ/) (Д゚;) iiii;;;;;;((,,,):i;.i)::;ゝ)ゞ((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミゞ ∪ヽ 、,/ヾ\ と | |li;;:;;::'':;ii::;:::;!;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;ヾ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;)ヽ_)丶ヾ\, .| | iiiiiii;;ii;;;;;;;~~;|ゞ((;;;ゝヾ;;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミヾ⌒(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;) し`J |iMii;;ii:i;;i:i;iM,,.;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;))ソ;;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ
429 :
58/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:52:02 ID:KQwARSVH0
|;;l:/;/:://wwwv从;;;;;;;;//;;;;ノノ ル|l从WW;|//vw;W;;;;;wリリリノノ |l||W从W///W;;;;;wリリリノノゝ I|l|llij;;;;:/:/'''//Wリリリノノ/ l|ll||l|i;;|l;::::|//'''"'"" ||l||lji(_);l:l:|/ l|il|ll|l;;;;:ll::l|. |l|lil||i;;;;:ii::h !l||l|ll|;l;;;i:;;イ |i|ll|ll;;l;;::l:;;i| ll|l||l|i;;|l;:i.;l:!;ゝヾ;ヾ)) ∩∩ ハヤ…!? |l|i|li;|;l;:|:;;ll:lゝヾ;ヽソ;;;)ゞ((;;;ゝヾ;ヾヾミ;ソ) (Д゚;) iiii;;;;;;((,,,):i;.i)::;ゝ)ゞ((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミゞ と | |li;;:;;::'':;ii::;:::;!;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;ヾ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;))ゝ | | iiiiiii;;ii;;;;;;;~~;|ゞ((;;;ゝヾ;;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミヾ⌒(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;) し`J |iMii;;ii:i;;i:i;iM,,.;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;))ソ;;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ /ヽ_ ヘ――____ (::く_゜ ,)――――____ タッ!! とヽ つ――――_______从/ 〈_,ヘ \―――――___ \__〉―― ̄ ̄ ̄ ̄
430 :
59/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:54:47 ID:KQwARSVH0
ヒュッ…!! 人_人_人_人_人_人_人_人 < きゃぁ……っっ!? > Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y /ヽ_ ヘ―__ ,..,.,.,.,、 ∧∧ (::く_゜;)――__ ''''""'"'''""" ミ;゚ o゚彡<三G二 ヽ―― ̄ ̄ ̄ ;;;ゝ);;));ヾ;;) ,..,.,.,.,、 ミ っ 〉 \― ̄ ̄ ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;)ゝ))ゝ \从ミ,_,_,つつ 〈__/\__〉― ̄ ;;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;⌒;;) iijww、ii. """~" ''"""~ ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;(::;ゝ;;;)) ,..,.,.,.,、 ――女!?
431 :
60/60 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:55:49 ID:KQwARSVH0
┌――――――――――――――――― | λΔτλλοζΒΚΤωλκ!? └―――――――――v――――――― ピタ /ヽ_ ヘ ・・・ ,..,.,.,.,、 ∧∧ く_゜ ) ''''""'"'''""" ミ;゚ o゚彡<三G二 ヽ ;;;ゝ);;));ヾ;;) ,..,.,.,.,、 ミ っ 〉 \ ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;)ゝ))ゝ ミ,_,_,つつ 〈__/\__〉 ;;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;⌒;;) iijww、ii. """~" ''"""~ ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;(::;ゝ;;;)) ,..,.,.,.,、 言葉は分からないが、あの若造――ギコの着ている衣につくりが似ている。 奴の同族の可能性がある、か。 ……とりあえずは、連れて行くのが妥当だろうな。 ――――つづく
432 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:56:31 ID:KQwARSVH0
【現在の主な問題】 ・土器類が必要です。 ・金属器が必要です。 ・各種器具、工具が必要です。 ∧∧ サァテ… (,,-Д゚) |::::]∞l ノ;;]つ0ゝ 技 術 躍 進 の 時 代 【登場人物一覧】 NEW!! ・技能追加 回━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回 ┠No.5┘ ・名前 ―{ フーン } ┃ ∧__∧ ・年齢 ―{ 23歳 } ┃ ( ´_ゝ`) ・性別 ―{ 男 } ┃ ( | ・技能 ―{ 山歩き。 慎重思考。 政治センス。 } ┃ | | | ・所属 ―{ 名もなき原人集団 } ↑new!! ┃ (_,)_,) ・備考 ―{ 特になし } 回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回
433 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 02:57:24 ID:KQwARSVH0
今日の投下は以上です。支援スレでの支援、ありがとうございました。
次こそは! 次こそは河向こうに移住しますので……!
そしたら住環境が一変することは当分なくなるので、気楽に参加できるようになる、はずです。多分。
なかなか移住させられないで申し訳ないです。
>保管庫の方へ
>>375 は完全にミスで重複してしまったコマ。
>>403 に割り込みレス。
>>409 の二行目の「38」もミスです。うっかりコマ番号までコピーしてしまいました。
保管時に削除しておいて頂ければ幸いです。
いつもお手数おかけしております、ありがとうございます。
リアタイ乙!
先ほどは大変失礼しました… 久々のリアタイで興奮してしまいまして… 本当にごめんなさい。
1、移住中〜後にギコから何か具体的な指示はありますか? 例えば〜〜を建てろ、とか〜〜を作れ、とか。 2、あるとしたらその内容、規模、時期は?成人全員参加クラス? 3、移住後は春までギコをリーダーに据えて完全に中央集権? それとも各部族の事は各部族で決めちゃったりするの? 4、移住先のコマはどこらへん? 5、弓の技術はもう集団内に伝播されてる?それともギコのみの技術?
きた!医学生きた!
新作乙です、ペルの中の人です。 使っていただいてどうもありがとうございました オルジの第一印象があまりに私の想定内のものと近かったので正直驚きました とりあえず今は遭遇して、ギコに一通り説明を受けて、反論を始めるところを書いてます
439 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 12:07:38 ID:KQwARSVH0
>>436 1.建築と、陶工系の作業と、冶金系の作業は人数がいるので、一時的に大きな動員はあるかもしれません。
2.時期は描けるようになったら。まぁ、適当です。他の描き手さんを制限するほど無茶な動員はしません。
「うちは参加してた」とも「うちは参加してなかった」とも何とでもいえる規模で。
3.部族内のことは、おおむね部族任せになるのではないでしょうか。
ギコがそこまでの強権を持つに足る権威の裏付けを持ってないので、ギコの指示が無ければ何もしないとかできないとかは無いです。
普通に自己判断であれこれやって、たまに指示があればそれをする、とかそんな感じで。
つまりやっぱり、他の描き手さんを制限するほどのことはないです。
4.とりあえずはK-5あたりを予定しますが、そこから集落を分散させる予定。独自集落とかも作れます。
(
http://www.geocities.jp/dark_purple_phoenix/aastory/history/pointmap.htm?mark=K5%3A%E6%9D%91 )
5.特に積極的には伝えませんが、聞かれれば答えるので伝わってるかもしれません。つまり描き手次第。
>>438 頑張ってください。楽しみにしています。
建築と言うのは、架橋工事等公共の工事ですか?それとも家づくり等も含めて?
あ、それとギコから現代知識、現代武術等を聞き出すことは可能?
438>> 読み返してみたら表現方法を間違えていたので訂正 >「とりあえず今は遭遇して、ギコに一通り説明を受けて」←ここまでは既に終わっているものとして 私が書いているのはここからです→「反論を始めるところを書いてます」
443 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/25(日) 22:00:49 ID:KQwARSVH0
感想スレを設置しました。どうぞご利用ください。
【History】感想・議論・質問・雑談スレッド【文明のはじまり】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1256474799/ >>440-441 建築について……含めます
知識……聞かれれば噛み砕いて話します。噛み砕けない話は、好んで人に話しません。
とはいえ、「自分はこれをしたい」ということを前提に述べた上で質問しないと、こちらも抽象的な回答しかできません。
特にがっつりプロット決めて描くほうでもないので、そもそも私自身の作の予定が、あちこち未定だらけですし。
なお、ここはともかく他のスレで、投下したばかりなのに質問攻勢すると、盛大に叩かれる可能性があるのでご注意を。
>>442 拾ってほしい、とのことでしたので拾うまでは描かせて頂きました。
以後、頑張ってください。
たまには使わせて頂くかもです。
444 :
前スレ16 :2009/10/25(日) 22:07:29 ID:AjsdLo8B0
>>433 投下乙です。修正箇所委細承知、編集してからアップしますね。
>>415 がカコイイ。ニヤリ笑いにしびれますw
あー……いきなり質問ばっかりすみませんでした、以後自重しますです……。
447 :
31 :2009/10/26(月) 12:17:31 ID:s4Niyn4Z0
┌──────────── │………………おい、小僧。 └──────‐v───── |\ /| ス…… | \ / | | \ / | | >ー‐< | | | ビクッ! V;:;:;:;:;::;:;:,., | /| |;:;メ;:○;:;:;:,. ィ" フ | |\ / | |;:;:;: ;:;::;:キ;:;:;i  ̄ | | \ / | |;:;:;/;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ / | \ / | ヽ;:;:ゞ;: __/ / | >―< | , ‐|ヽ____/|ー-、_,, | | ┃┃ / | | /;:;ヽ |/ ヽ| ・ ・ / --一 ー-/;:;:;::/ \ / 、__,, | ./ _,_,-';:;:;:;:;:;:;:| | | U イ リ〉 〈 .| , `i-――';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:! ` | !  ̄ ヽ | |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:i | | ̄ ̄ ‐' ─ _ U __ / | i |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:| | |::::::::::::::::::::::::::::::`‐ _ ヽ:::::V |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`‐、 /
448 :
30 :2009/10/26(月) 12:18:18 ID:s4Niyn4Z0
┌―――――――――――――――──── |な、なんですか?監視組になにか問題でも? └――――――‐v―――――――――――― ┌――――――――――――─―― |いや、そっちには何の問題もない。 | ……ただな。 └――v‐――――――――――─― /ヽ_ ヘ (,::::_ゝ゜) < ) ,ソ ノ (,_ノヽ._) ∧∧ (Д゚;) ⊃ |::::[:| ノ;;;;;;i;;;ゝ し`J
449 :
29 :2009/10/26(月) 12:19:03 ID:s4Niyn4Z0
┌―――――――――――――――────―――――――――――――────―― |近くの茂みでこいつを見つけた。衣のつくりからしてお前と同族の可能性があると思ってな └―――――――――‐v――――――――――――――――――――――────―― ┌―――――― | え・・・・? └―――‐v―― ∧,,∧ /ヽ_ ヘ ∧∧ ミ;゚ -゚彡 (,::::_ゝ゜) (゚Д゚;) (´つ ミ と ) |::[::::| 〜ミ ミ ,ソ ノ ノ;;;;i;;;;ゝ し`J (,_ノヽ._) し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"''""`'"''"''
450 :
28 :2009/10/26(月) 12:20:07 ID:s4Niyn4Z0
/ヽ / l / | < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 巛巛巛《.,_ l \ ノ ヽl \ ' J ミ \ミ 0.r'~~l r'~~l 彡 ミ、レ `ー' `ー' 彡 ミ'i` -─ 彡 />‐- -‐< / /.:.:ヾヽ.:/⌒`ヽ.:.:.:ヽ ,,---、_ ノ /:.:.:.:.,| |.:.:ヽ/.:.:\.,:l (_. ヽ/:.:.:.:./ノソ.:.:.:.\.:.:.:.:.:.:.l ` ̄ヽ/\:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ_,ノ ,l ┘ / l______| \_ノーl;:;:;:;:;:;:;,:;:;:;:;:;:;/ /:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:l /;:;:;:;:;:;/..|;:;:;:;:;:;| /:;:;:;:;:;:/ .|:;:;:;:;:;:;i /;:;:;:;:;:;/ |;:;:;:;:;:;:;| /ヽ___/ |____l ヽ___ノ ヽ___,,ノ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ・・・着ているものだけで判断しても明らかにこの世界の住人では無いことはすぐに解った ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
451 :
27 :2009/10/26(月) 12:20:48 ID:s4Niyn4Z0
} "'' | ヽ __ ,. -‐''"""" } | ,. ''" ̄ "'´ / { / / | / / !/ / { / ', ,,__ / } ‘ー` ヘニ二フ r''" { , / ゝ/"'' 、 ィ' r‐く /ヽJ ,,. '/ /r' ヽ 、"''iー ''" ト 、 / ヽ、 > レ::::}ヽ,,_ _,,.. -/ 7_,// /:::::ノ:::::::::ヽ、 /::::::::::{ /ノト、,,_ _,,,. r-‐/::::/::::/::::::::::::) /:::::::::/ヽ イ゙::::::`'ー,....、 '''7゙::::/::::/::::::::::::/:ヽ.,,_ /:::::::::/:::::::ヽ f::::::::::::::::{i0:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ::::::::::::::::ヽ、 /:::::::::/::::::::::::::ヽ,:::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`, /:::::::::/:::::::::::::::::/.:::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i 〈::::::::::/::::::::::::::::::/::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::} i:::::::/:::::::::::::::::::/:::::::::::::::{i0:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::| }::::/::::::::::::::::::::/.::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::::::::::::イ:::::::::::::::::::::::::::::::{ {::/::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::::::::::/::}:::::::::::::::::::::::::::::::} }/::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::i i i:::::::::::::::::::::::::::::::::':::::}::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: きっと彼女も俺が元居た時代か、あるいはそれに近い文明を持った別の時間軸から来た漂流者だ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
452 :
26 :2009/10/26(月) 12:21:34 ID:s4Niyn4Z0
┌―――――――――――――――――――――――― |報告有難うございます。では彼女に話を聞いてみますね。 └――――――‐v――――――――――――――――― ┌―――――――――――――――――――― |あぁ、では俺は持ち場に戻らせてもらうとしよう └――v‐――――――――――――――――― /ヽ_ ヘ (,::::_ゝ゜) < ) ,ソ ノ (,_ノヽ._) ∧∧ (Д゚ ,,) |[:::::) ノ;i;;;;;;;;ゝ し`J
453 :
25 :2009/10/26(月) 12:22:18 ID:s4Niyn4Z0
γ´⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( 何なんだろうこの人達? ) ゝ..________O____ノ 。 o ∧,,∧ /ヽ_ ヘ<・・・・・・・ ∧∧ ミ;゚ -゚彡 (,::::_ゝ゜) ・・・・・・>(゚Д゚;) (´つ ミ と ) |::[::::| 〜ミ ミ ,ソ ノ ノ;;;;i;;;;ゝ し`J (,_ノヽ._) し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"''"''""`'"''"''
454 :
24 :2009/10/26(月) 12:23:04 ID:s4Niyn4Z0
/ヽ_ ヘ (,::::_ゝ゜) <・・・・・・・ < ) ,ソ ノ (,_ノヽ._) ∧∧ ↑ ・・・・・・>(Д゚ ,,) |[:::::) ノ;i;;;;;;;;ゝ し`J :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: こっちのフーン?はまるで原始人みたいな格好をしてるし ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
455 :
23 :2009/10/26(月) 12:23:50 ID:s4Niyn4Z0
/ヽ_ ヘ (,::::_ゝ゜) <・・・・・・・ < ) ,ソ ノ ↓ (,_ノヽ._) ∧∧ ・・・・・・>(Д゚ ,,) |[:::::) ノ;i;;;;;;;;ゝ し`J ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: こっちのギコは現代人の服装だけど何をしゃべっているのかまるで解らないし・・・ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
456 :
22 :2009/10/26(月) 12:24:33 ID:s4Niyn4Z0
γ´⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( ここから解ることはつまり・・・ ) ゝ..________O____ノ 。 o ∧,,∧ウ〜ン・・・ ミ;-_-彡 (´つ ミ 〜ミ ミ し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'
457 :
21 :2009/10/26(月) 12:25:19 ID:s4Niyn4Z0
γ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( ここはきっとアフリカの原住民の集落か何かでしょ!? ) ゝ..____________O___________ノ 。 o | \ __ / _ (m) _チーン! |ミ| / `´ \ ∧,,∧ ノカー! ミ*゚ー゚彡 (´つ ミ 〜ミ ミ し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''" ※まだペルはここが現代の地球であると信じてます
458 :
20 :2009/10/26(月) 12:26:03 ID:s4Niyn4Z0
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そうよきっとそうよ、多分私は居眠りしてる間に「目が覚めたら〜」的な何かで ここにワープをしちゃったとかそういうノリよきっと ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /ヽ_ ヘ (,::::_ゝ゜) <・・・・・・・ < ) ,ソ ノ ↓ (,_ノヽ._) ∧∧ ・・・・・・>(Д゚ ,,) |[::::::) ノ;i;;;;;;;;ゝ し`J ∧,,∧ ミ *゚彡 ゚ o γ´⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒O⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( 少なくとも現代人が居るんだからここは現代よね? ) ゝ..______________________ノ
459 :
19 :2009/10/26(月) 12:26:48 ID:s4Niyn4Z0
┌――――――――――――――――――――――――───────── |え、えっと〜ちょっといくつか質問をしたいんだが、俺の言葉は理解出来るか? └――――――――――――――――――――‐v―――───────── ┌――――――――――――― |はい、大丈夫です解りますよ。 └――――――‐v―――――― ┏━━━━━━━━┓ ┃ オルジステルス .┃ ┗━━━━━━━━┛ ス… ∧,,∧ ∧∧ ミ*^ー^彡 (゚Д゚ ,,) (´つ ミ |::[::::| 〜ミ ミ ノ;;;;i;;;;ゝ し`J し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"'' ゚ o γ´⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒O⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( キター!ヤッパこの人日本人じゃん?良かった〜。 ) ( この人にここが何処なのか聞いて近くの町にでも案内してもらえれば ) ( お父さんに帰りの飛行機代送ってもらえるよ。 ) ゝ.._____________________________ノ
460 :
18 :2009/10/26(月) 12:27:35 ID:s4Niyn4Z0
┌――――――――――――――――――――――――───────── |そうか、ならまずあんたの名前と生年月日と年齢を聞きたいんだか・・・ └――――――――――――――――――――‐v―――───────── ┌―――――――-ペルシィ―フッサアル――――――――――――───────── |えっ?はい、私は経瑠椎・福生或、◇◇◇◇年☆☆/△△生まれの22歳ですけど? └――――――――――――‐v―――――――――――――───────── ∧,,∧ ∧∧ ミ;゚д゚彡 (゚Д゚ ,,) と ミ |::[::::| 〜ミ ミ ノ;;;;i;;;;ゝ し`J し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: えっ、何この人?名前はともかくなんで年と生年月日まで聞いてくるワケ? デリカシー無イナー :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
461 :
17 :2009/10/26(月) 12:28:19 ID:s4Niyn4Z0
\ ゚ o 。| 。 / 。 / ○ 。 ゚ |゜ O / o / 。゜ ゜ 。 \ o ゚ O ゚ 。 /゚ 。 O ゚ 。 \ | ゚ o / ゚ 。 ゜ 。 ゜ 。 。 。 ゚ 。o ゜ __。___ ゚ 。 ゜ ―O―――― ゜ o 。 o ゚ 。 ゚ 。 ゚ ゚ 。 O / 。 |゜ 。゚ \゜ O ゜ ゜ 。 / 。 / ○゚ O \ 。 ゜ O ゜。 / ゚ | 。゜ ゚ 。 o / o 。゜ | o ゜ \ ∧∧ (゚; ) (:::::::::7 ノ;;;;;;;;ゝ. し`J::::.. ::::::::::::::::.... :::::::::::::.... ::::::::::.... ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: なるほど、どうやら偶然だが俺と同じ時代から来たらしい、 もしかしたらあの時の現象に巻き込まれたのかもしれない。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
462 :
16 :2009/10/26(月) 12:29:03 ID:s4Niyn4Z0
γ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( まぁとりあえず、まずは今のこの状況を説明する必要がありそうだな・・・ ) ゝ..____________O___________________ノ o 。 ┌―――――――――――― |じゃあ、フッサールさん・・・ └――――――‐v―――── ∧,,∧ ∧∧俺イッコ年下ダヨ アラソウミ*゚ー゚彡 (゚Д゚ ,,) と ミ |::[::::| 〜ミ ミ ノ;;;;i;;;;ゝ し`J し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"' ┌―――――――――――∧―― |あ、年近そうだしペルでいいよ? └――――――──────── ┌―――――――――――――――――――∧―――――───────────────── |・・・そうですか、ではペルさんあなたが今おかれている状況を俺の憶測も交えて説明させて貰います。 │いっておきますが嘘や冗談では無いのであまりショックを受けないで下さいね? └―――――――――――――――――――――――───────────────────
463 :
15 :2009/10/26(月) 12:29:53 ID:s4Niyn4Z0
只今現状の説明とお互いの情報を交換中 しばらくお待ち下さい _/\/\ _,,..-―'"⌒"~⌒"~ ゙̄"~ ゙̄"'"/::::ヽ:::\::\ ゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ~ ̄\::::::::ヾ:;";`;:;";,::、 T | l,_,,/\ ,,/l l,_,/\\::::::::ヾ:;";`;:;";,::、 ,.-r '"l\,,j / |/ L,,,/\,,j/ |/ \:::::::ヾ:;";`;:;";,::、 ,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,,,/|,/\,/_,|\_,//\::::::ヾ:;";`;:;";,::、 _V\ ,,/\,| ,,∧,,|_V\ ,,/\,| ,,_/ \:::::ヾ:;";`;:;";,::、 /""V\/\_/,,/\,,j_/,,_i/\,/ \::::::ヾ:;";`;:;";,::、 ,,/|,/\,/ _,|\,/\,/_,|\_,,,// \:::::::ヾ:;";`;:;";,::、 _V\ ,,/\,| ,,\ ,,/\,| ,_/γ''''"""''"""'''''"""''ヽ\::::::::ヾ:;";`;:;";,::、 ;;::::ヽ;;,,';;"'';|\_,i_,,,,,/|,/\,/;/;:;:,ヾ:.ゞ;;ゞ(;:ヾ:::";.:';:;:;ヾ \::::::::\::\::\ ::::ヽ;;,,';;;:;:;:;:;:;:;:;:;"'''''';:;:;:;:;""'':(;:;:;ヾ;:;:;::;::;:ヾ:::";.:';:;:;:;ゞ;:;i \/⌒/⌒/⌒l "゙ "゙" "゙"゙ "゙ "゙"゙ "゙ "゙ "゙"゙"゙" " ゙"゙" ゙"゙"゙"゙" ,,, ∧_,,, ゙"゙"゙ ∧∧ (#゚;;-゚)/ (゚ー゚*) " |;:;:つ、0 ーと | (;;つ0/ヽ /}0と ) <三} / ( ( ( {三> =======' `=`=======
464 :
14 :2009/10/26(月) 12:30:34 ID:s4Niyn4Z0
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |! cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・ ミミ:::;,! u `゙"~´ ヾ彡 ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi '" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< / : ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ / \_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u `ヽ ゙:l _,,..,,_ ,.ィ、 / | ゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 ./__ ー7 / /;;;''"  ̄ ̄ ───/ ゙ ,::' 、 .i:⌒`─-、_,.... l / ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ※ ペ ル で す
465 :
13 :2009/10/26(月) 12:31:18 ID:s4Niyn4Z0
┌─────────────────────────────────────── │い、イヤイヤイヤイヤイヤ。そんな、原始時代っぽい生活見せられてるだけで混乱してるのに │ここがそもそも地球じゃないとかそれなんてSF映画よ!? └───────────‐v─────────────────────────── ,; ;:. ::.:: .:: ,,.、 ,.::;, ,,.,,. :: ,,::::: ::::;;; ,;;::::. ;;; ´"'' ;;:: ,; ∧,,∧ ,viwハ、 〃 (ミ; д彡)ミ :::;;''" ,; .;;:::.. .:::. ..::: ;;;;, :::"´ ,,.,,. と つ :::::: ;;;;;; ;; .::;;, ,.vVw, .::;; .:::: ,;;;, ミ ..ミ ミ〜彡 .∧∧ ,;;:. し`J (゚; ) .:;;:. :.. , ,,., |:::::::::| .:;;:.:. ;;, .:::;; `|' '''""'' ノ;;;;;;;;;ゝ ;;'''""" ::;;;;;;;;;;, :::. '''"' vVw, し`J .,,,.. ,,,.,,..、 .::;; .::: ,,,.,,..、 ,;: ;:. ガッガッ ガッガッ ∧_∧ (\__/) _ 人彡(∀` ) __ 人彡(´∀` ) (;:;:;:そ てと ) (;:;:;:そ てと ) lニニニニニニニニl 〈;;] /] Y ( つと ) _ Y ( つと ) l三三三三三三l__ __ ivw,,, 〈;;i 〈;;] """ (;:;:;:;:)__ ,、〈;;;l ,、viw,,,,,,, ヽvw〃,,,. "'""'"" ""(;;:;:;:)(;:;:;:) 〈k;〉`' ∩_∩ ギュ… ,、viw,,,,,,, ( `) =============X二>
466 :
12 :2009/10/26(月) 12:32:02 ID:s4Niyn4Z0
┌─────────────────────────────── │時代的なところはもう認めざるを得ないけど、 │星に関しては単純に無いはずのやつは私達の時代にはもう無くなってて │有るはずのはまだ光が届いて無いだけの話じゃないの!? └───────────‐v─────────────────── ┌───────────────────────────────────── │まぁ、それもあるかもしれんが情報が少ない以上どっちかに断定する訳にもいかんだろ └────────────────‐v──────────────────── ,; ;:. ::.:: .:: ,,.、 ,.::;, ,,.,,. :: ,,::::: ::::;;; ,;;::::. ;;; ´"'' ;;:: ,; ∧,,∧ ,viwハ、 ミ;゚д゚彡 :::;;''" ,; .;;:::.. .:::. ..::: ;;;;, :::"´ ,,.,,. と つ :::::: ;;;;;; ;; .::;;, ,.vVw, .::;; .:::: ,;;;, ..ミ ミ〜 ∧∧ ,;;:. し`J (Д゚;) .:;;:. :.. , ,,., |:::::::::| .:;;:.:. ;;, .:::;; `|' '''""'' ノ;;;;;;;;;ゝ ;;'''""" ::;;;;;;;;;;, :::. '''"' vVw, し`J
467 :
11 :2009/10/26(月) 12:32:48 ID:s4Niyn4Z0
┌────────────────────────────────── │ じゃ、じゃあもとの時代に帰るためにすぐにタイム電話でギコミに救護要請を・・・ └─────────────‐v──────────────────── ┌───────────── │ イヤ、俺ギコえもんじゃねぇし └────v‐──────── ∧,,∧ ∧∧ ミ;゚д゚彡 (゚Д゚;) と ミ |::[::::| 〜ミ ミ ノ;;;;i;;;;ゝ し`J し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'
468 :
10 :2009/10/26(月) 12:33:33 ID:s4Niyn4Z0
┌────────────────────────────── │なら墓地脇の炭坑に眠る車型タイムマシンを掘り起こしに行きましょう! └─────────────‐v──────────────── ┌───────────────── │・・・多分まだ埋められて無いと思うぞ? └────v‐──────────── ∧,,∧ ∧∧ ミ;゚д゚彡 (゚Д゚;) と ミ |::[::::| 〜ミ ミ ノ;;;;i;;;;ゝ し`J し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'
469 :
9 :2009/10/26(月) 12:34:19 ID:s4Niyn4Z0
┌─────────────────────────── │ だったらみんなで手をつないでダイナマイトを爆発させれば・・・ └─────────────‐v───────────── ┌─────────────── │ それ未来に行ったときの帰り方だ └────v‐────────── ∧,,∧ ∧∧ ミ*Tд゚彡 (Д-;) と ミ |::[::::| 〜ミ ミ ノ;;;;i;;;;ゝ し`J し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'
470 :
8 :2009/10/26(月) 12:35:03 ID:s4Niyn4Z0
┌────────────────────────────────── │もしかしたらここは私達が暮らしてた時代から遙か未来かもしれないじゃない!? │地球上の生き物全部絶滅してまた全部リセットされた後の!? └────────────‐v───────────────────── ┌─────────────── │そういうSF映画見るまえに現実見ろ └────v‐────────── ,; ;:. ::.:: .:: ,,.、 ,.::;, ,,.,,. :: ,,::::: ::::;;; ,;;::::. ;;; ´"'' ;;:: ,; ∧,,∧ ,viwハ、 ミ;Tд彡 :::;;''" ,; .;;:::.. .:::. ..::: ;;;;, :::"´ ,,.,,. と つ :::::: ;;;;;; ;; .::;;, ,.vVw, .::;; .:::: ,;;;, 〜ミ ミ ∧∧ ,;;:. し`J (Д゚;) .:;;:. :.. , ,,., |:::::::::| .:;;:.:. ;;, .:::;; `|' '''""'' ノ;;;;;;;;;ゝ ;;'''""" ::;;;;;;;;;;, :::. '''"' vVw, し`J
471 :
7 :2009/10/26(月) 12:35:48 ID:s4Niyn4Z0
┌────────────────────────────────── │そんな〜、私これからどうしたらいいの〜?大学卒業したら美人女医になって │そこからタレントになって年収4000万のイケメン俳優と結婚する予定なのに〜? └──────────‐v─────────────────────── ┌────────────────────── │あぁ、そうか。ならあんた元の時代に帰れたら │精神科に行った方がいいかもな?患者的な意味で └──────v‐─────────────── ∧∧ ∧,,∧ (Д-;) ミ*Tд彡 |::[::::| ヘタッ・・・ ξ ミ ノ;;;i;;;;;ゝ 0 UUつ し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^
472 :
6 :2009/10/26(月) 12:36:33 ID:s4Niyn4Z0
┌───────── │ なんですって・・・ └──────‐v── ┌─────────────────────── │あぁ、それと言い忘れてたけど、あんた流れ着いた先が │こっちだったのは運が良かったぞ? └──────v‐──────────────── ∧∧ ∧,,∧ (゚Д゚ ,,) ミ#゚ぺ彡 |::[::::| ξ ミ ノ;;;i;;;;;ゝ 0 UUつ し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^
473 :
5 :2009/10/26(月) 12:37:19 ID:s4Niyn4Z0
┌───────── │ ・・・はぃ? └──────‐v── ┌────────────────────────────────────── │あそこに見えてる山の向こう側には別の民族が住んでるんだがその種族がまた好戦的でな │ついこの間も危うく俺達の集落が攻撃されるところだったんだぞ。 │むこうに移住する理由の一つがそいつらからなるべく離れることだからな │万が一最初に遭遇したのがそっちだったらあんた今頃生きてなかったぞ? └─────────────────‐v──────────────────── ∧∧ ∧_,∧ (゚Д゚ ,,) ミ*゚д゚彡 |::[::::| ξ ミ ノ;;;i;;;;;ゝ 0 UUつ し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^
474 :
4 :2009/10/26(月) 12:38:04 ID:s4Niyn4Z0
┌─────────────────── │・・・えっと、その種族ってまさかモララー族? └──────‐v──────────── ┌─────────── │え?あんた会ったのか? └────────‐v── ∧∧ ∧,,∧ (゚Д゚;) ミ;゚ー゚彡 |::[::::| ξ ミ ノ;;;i;;;;;ゝ 0 UUつ し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^
475 :
3 :2009/10/26(月) 12:38:48 ID:s4Niyn4Z0
;;.ii!;;::,,、"";;,,;;,゛: |i!|il|!ll| .|i|| .|l|| il|!ll| Y ;;/,,"" |liiil|!i!|";"゛ノ)|;;.;;;;;::,,、"";;(;;;;;::::゛"" .|l||. ||i|";"゛ノ)|;;.;;;;;::,,、"";;(;;;;;::::゛"" .|lii!|ノ )`~...,,,,,,.....,,, |!!ilill|!l;; ゛ヾ;;::il|!ll| Y ;;/ ||i|;,゛ |il|;; ゛ヾ;;::il|!ll| Y ;;/ ,!((/(;;,,ヽ;;;...(_;;::,, |ll!i(!ll|  ̄"\)l.ii!!ノ )`~.⌒;:. 、"";;,,;;,゛|il| |ill  ̄"\)l.ii!!ノ )`~.⌒;:. 、"";;,,,;,゛ il|!ll| Yii! .|!i!|il|ll| |,!((/(;;,,ヽノ ;;/,,"" .|ill |!i| |,!((/(;;,,ヽノ ;;/,,"" il|!ll| |!,ii |ill|il|!l) |i|!ll| `(~...,,,,,,.....,,,⌒) .|!i| .|ill| |i|!ll| `(~...,,,,,,.....,,,⌒) .|lii!| |ill| |!!iill|!li .|il|lil| (;;,,ヽ;;;...(_;;::,, .|ill| |ill| .|il|lil| (;;,,ヽ;;;...(_;;::,, .|lii!| |ill| (il|!llli!i| ||!li!i| Yii! .|ill| |l|!| .|!lli!i| Yii! il|!ll| |l|!| |!!iill|!ll| ||liii!| |!,ii |l|!| |l|!| |!lli!i| |!,ii |!!iil|,,,,.., ,vv|Mvv(/"从ll|ノ( |il|!ll| |ill| vv|Mv vv|Mv , , |!lli!i|..,,..,. , . ,,,,,.|ill| v !ソ;ハj|W "" Vv,w,.vw,.v"ji,,Iw,,MW w,,Mv,w,.vw,.vW "" V"ji,,Iw,,MW "" w,,Mv,w,.vw, _,_,_,_,_,_,_ ノ _,_,_,_,_,_〉 ∧_∧ ∧_∧ く_( -∀-) ( ・∀・) ( ・∀・) 〈二二| / |=[ ( ) ( つ=====X三> く_/_ゝ 〈二二| | |=ll | | | (__)_) (__)_) (__)_) ∧_∧ ∧_∧ |`( ・∀・) (・∀・ ) |X○ ○ ==○====つ=======X三> |X| | | | | | (__)_) (__)_) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ・・・間違いない、あの時見かけたあの人達の事だ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
476 :
2 :2009/10/26(月) 12:39:33 ID:s4Niyn4Z0
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ・・・ってことはもしあそこであの集団に話しかけてたら・・・ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 1 2 3 4 ∧,,∧ ∧_∧ :ミ∧∧ ミ ,:'ノ∧∧_∧ ミдT 彡(・∀・*) → ミ (illTд) ミ → ∧_∧ → ノミ; ヮミ ∀ ) ミつヘ ̄と ) (つと/ γ(* 。 。) ム(つ∠E∞/]つ ミ 〉 」 〈 〈 ミ 〜/::::::O ミ (( o( U⌒゙ヽ∧∧ ,:'" ノハ レ〈.」 し'(/_ノ__)_) (_/´ (_)て_つTд)) .,,;;'___,,,,ノノハヒ! ヒ 追い剥ぎーの 丸刈りーの 強姦されーの 嫁ぎーの .. .. .. .. ∧ :: ∧,,∧ :: (^゚ ;,,)>4ハネーダロ・・・ :: ミ; д彡 :: |::[::::| :: ξ ミ :: ノ;;;i;;;;;ゝ :: 0 UUつ :: し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""^´''"''"'"'^´''"''""^´''"''"'
477 :
1 :2009/10/26(月) 12:40:20 ID:s4Niyn4Z0
┌───────────────────────── │まぁ、あと言っとく事があるとすればそれからこの集落には │医者らしい医者は居ないからこれからよろしく頼むな └──────────────v‐────────── .. .. .. .. ∧∧ :: ∧,,∧ :: (゚Д゚,,) :: ミ; д彡 :: |::[::::| :: ξ ミ :: ノ;;;i;;;;;ゝ :: 0 UUつ :: し`J "`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""^´''"''"'"'^´''"''""^´''"''"' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そこで私は、初めて自分がかなり危険でdでもない状況に有ったことを理解した :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
478 :
1/7 ◆LiWish2aKA :2009/10/26(月) 22:59:42 ID:oTVGitT20
┌――――――――――――――――――――――――――――― | このような無様を晒しては、もう戦士としては生きられまい。 | 羊でも飼って、寝台で穏やかに死ぬ人生を送ることだ。いいな? └―――v――――――――――――――――――――――――― Α_Α ;∧_∧; ハ、ハヒィ!! (-∀- ) (⌒;( Д il ); ==| / |二二〉 〉:;〉⌒i⌒i \_ (⌒)、_ゝ /;:/ / /\__)=========== \__) く;:;:(__,/(__/;:;ゝ <二二二]== ( ;:;:。;:;:o;:;:) `ー----' ざわ・・・・! ざわ・・・・! ざわ・・・! ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( ) ( ( )( )( ) ( ( ) ( ) ( ( ) ( )( ( )( ) ( ) ( ( ) ( ) ( ( ) | | | | | .| | | | | | | | | | | | | | | | | | | .| | | (__)_)(__)_(__)_)(_(__)(__)_) (__)__(__)_) (__)_)(__)__(__)_)
479 :
2/7 ◆LiWish2aKA :2009/10/26(月) 23:00:30 ID:oTVGitT20
┌――――――――――――――――――――――――――――― | やりましたねウララード様! 見ましたか、観客の連中のあの顔! └─────────────────────────v───― ┌―――――――――――――――――‐ | 疲れただけだ。 里に戻って寝たいよ。 └―――――――――v―――――――― Α_Α 円_円 (-∀- ) ¥・∀・ ¥ ==| / |二二〉 G ) (⌒)、_ゝ | ,、 \ \__) (__)\__)
480 :
3/7 ◆LiWish2aKA :2009/10/26(月) 23:02:15 ID:oTVGitT20
┌―――‐ | ん? └―v―― ┌―――――――――――――――――――――――――――――― | 大族長様の末の娘御のメルデリーナ様に、ウララード様のご友人の | マルミミ・モラーラ様の一人娘、ミミィさまですね。 ……なにか? └─────────────────────────v───―― Α_Α 円_円 (・∀- ) ¥・∀・;¥ ==| / |二二〉 G ) (⌒)、_ゝ | ,、 \ \__) (__)\__) _,,_ 蜂ノ巣、 オイチソウ!! (__) 貰ッタノヨ ∩∩ (゚ー゚ ) (*・∀) 0{::}》と } (__) し`J
481 :
4/7 ◆LiWish2aKA :2009/10/26(月) 23:03:06 ID:oTVGitT20
┌―――――――――――――――‐ | ……少し挨拶をしていこうかとね。 └―――――v―――――――――― ┌――――――――――――― ザダム・シャタッフ ――――――――――――――― | そ、そんなまさか、ご冗談を。 “偉大な戦士”が、いくら、 | いくら大族長の娘とはいえ、ほんの12、3歳かそこらの女に挨拶をするなど…… └────────────────────────v─―――――──―― ┌―――――――――――――――――――――――――――‐ | マニー。 君は僕のいない間の里を任せるに足る、有能な男だ。 | ゆえにこそ悟ってほしいな。 “用がある”んだ。 分かるね? └――――――――――――――v――――――――――――― Α_Α 円_円 ハッ ( ・∀・) ¥・∀・il¥ ==| / |二二〉 とと ) ノ/、__,,ゝ | ,、 \ (_)\__) (__)\__) ┌─────────────∧────── | わ、私としたことが! 失礼しました……!! _,,_ └──────────────────── (__) ∩∩ (ー^ ) イッショニ食ベマショ (*^∀) 0{::}》と } (__) し`J
482 :
5/7 ◆LiWish2aKA :2009/10/26(月) 23:03:49 ID:oTVGitT20
( そうだ、ウララード様は“偉大な戦士”……深慮遠謀あってのことに決まっているじゃないか) O o 。 円_円 ワタシトシタコトガ… ¥・∀・;¥ G G) )) (_) 〈 丶__) 。 o O (それにしても、いったいどんな策を巡らせているんだろう……)
483 :
6/7 ◆LiWish2aKA :2009/10/26(月) 23:04:51 ID:oTVGitT20
┌――――――――――――――――――――――――‐ | やぁ、ご両人。 少しお願いがあって来たのだけれどね? └―――――――――――――v――――――――――― _,,_ Α_Α ア、オジチャン!! (__) ア。 (・∀・ ) ∩∩ ( ゚ー) ==| / |二二〉 )) (*^∀) 0{::}》と } ノ/、__,,ゝ (__) し`J (_)\__)
484 :
7/7 ◆LiWish2aKA :2009/10/26(月) 23:06:25 ID:oTVGitT20
┌――――――――――――――――――――――――――――‐ | ……そ、その蜂蜜、少しで良いから舐めさせてもらえないだろうか。 | いやうん、ほんのちょっとでいいんだ。 あ、皆には内緒で! └―――――――――――――v――――――――――――――― + + _,,_ + Α_Α キラキラ (__) * (・∀・* ) * + ∩∩ (;゚ー) + =ヽ / ヽ二二〉 (;^∀) 0{::}》と } ヽ、_,、_ゝ (__) し`J (__)ヽ__) ━ ザダム・シャタッフ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ “偉大な戦士” ウララードとは、――つまり、そのような男であった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
485 :
文 ◆LiWish2aKA :2009/10/26(月) 23:07:16 ID:oTVGitT20
・備考追加 回━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回 ┠No.7┘ ・名前 ―{ ウララード } ┃ Α_Α ・年齢 ―{ 28歳 } ┃ (メ-∀・) ・性別 ―{ 男 } ┃ / ∞ヽ ・技能 ―{ 圧倒的武勇 } new!! ┃ く_,、_ノヽ〉 ・所属 ―{ モララー族 } ↓ ┃ (__)ヽ__) ・備考 ―{ モララー族の長に対して懐疑的。 超甘党。} 回━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━回