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: . : : : (,, ・∀・) //,,,、,,,,、,,,,、‐′ (゚ー゚*) ..∨ /■\〇 .( ̄ ̄ ̄\
/:.:.:.:.::;;::;二つ// と):.:.:;;;| || (´∀` ,,)/ (____>
し// ´__ ̄)//,,,...:-‐‐=-..,,,_ .||ノゝヽ\ ||/:.:::.::.;;:;;;;/
`/ /(_)":: :: ::\||~|~|~~|~ と//:.::.:::;;:'|
(__)'":: :: :... ::: . ::; :::. ̄~`'::._|| /:.:.:.::;:::::'|
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ノ
,,__ ロ ロ (^ー―---、 l´) |二二l
(`ー---‐、 / ,‐--、ヽ ´ ̄ " 、 / | | |____l
l ,-‐‐-、 l (_ノ / / / / | ヽ 、 ト---‐
| ヽ__ノ | / / / ,、ヽ、 | `ヽ_l └――--、
`ー―--´ /,,_/ /,/ \_ヽ | | l l
 ̄ ヽ) l_|_l 、|
新生興亡史
,.;:""'"`""'""``´''"""`"`´""'"""''""`'"""`"";:.,
,.;: ':;.,
,.;:' ':;.,
,.;:' ':;.,
;:.,,.,.______________________,.,;:
;: ______[ ローカルルール ]________ :;
|∫| |∫|
| | 1、話の流れを 無にするようなことは 起こさない | |
|∫| |∫|
| | 2、種族を追加するときは 既存の ある程度有名な | |
|∫| キャラで、能力、場所は空気を読んで |∫|
| | | |
|∫| 3、時を一度に5年以上進めないこと |∫|
| | | |
|∫| 4、一方的過ぎる展開及び時間逆流.は禁止 |∫|
| | | |
|∫| 5、他国からの移民、技術協力は許可。 |∫|
| | 但し、現在の島の文化水準+α程度に収める | |
|∫| |∫|
| | 6、リレー物なので、設定はなるべく簡素に | |
|∫|_______________________|∫|
;:__________________________:;
種族情報ボード
種族の情報を記入してください。
旗 :その種族の地図上での表記です。
種族名:種族の名前を入れてください。
集団名:部族、民族、国家の名称です。統治者、支持率と共に記入してください。
英 雄:現在、その種族に属している英雄の人数です。
能力地:その種族の能力値です。各能力最大10まで、合計30までで設定してください。
身:生命力や、戦いの強さ、身体能力。
統:組織的行動のうまさ、団結力。
知:臨機応変さ、狡猾さ、頭の回転力。
政:物を生み出す力、育てる力や、外交力。
繁:子孫を増やしていく能力、繁殖力。
総人口:現在の総人口です。兵士数、移民割合と共に記入してください。
初期総人口はその種族の繁殖力×10以下でお願いします。
物 資:現在備蓄している物資を記入してください。
技 術:現在所持している先端技術を記入し、陳腐化(誰でも持っている)した技術を削除してください。
状 況:現在の状況をかる〜く記入してください。主観、偏見の混入OK。
目 標:現在、種族が目指している目標を記入してください
同 盟:同盟種族や、参加している同盟軍を記入してください。
仇 敵:こいつだけは絶対にブチ殺す!という不倶戴天の種族を記入してください。
┌─┬──────────────────────┐
|旗|種族名 英雄:☆☆☆☆☆☆☆|
├─┴──────────────────────┘
│集団名:なし 統治者:なし 支持率:−−%
├───┬───┬───┬───┬───┬────┐
│身 00 │統 00 │知 00 │政 00 │繁 00 │合計 00 |
├───┴───┴───┴───┴───┴────┘
│総人口:00匹 兵士:00匹 移民割合:−−%
├────────────────────────
│物 資:
│ :
│ :
├────────────────────────
│技 術:
│ :
│ :
├───┬────────────────────
│状 況│目標:
├───┘
│
│
│
├────────────────────────
│同盟:なし 仇敵:なし
└────────────────────────
英雄情報ボード
その種族名と、その種族に所属する英雄の情報を記入して下さい。
能力は0から100まで設定してください。但し、100の能力を持つ
英雄は一種族に同時に一人までとします。また、100の能力を
複数所持することも禁止です。
英雄とは、つまるところ名前キャラです。その種族の能力傾向を無視
した能力を持たせる事が出来ますが、数に限りがあります。また、英雄
だからといって必ずしも有能でなくてはいけない、とは限りません。単なる
無能な名前キャラでも、名前を持つ以上は『英雄』の人数制限に入ります。
一種族に同時に所属できる英雄は7人までです。家系の欄には、当主を
記入して下さい。
┌─┬──────────────────────┐
|旗|種族名 |
├─┴─┬────────────────────┘
│家 系|−−家 −−−−− −−才
├───┴───┐統: 武: 知: 政: 魅:
├───┬───┴────────────────
│家 系|−−家 −−−−− −−才
├───┴───┐統: 武: 知: 政: 魅:
├───┬───┴────────────────
│家 系|−−家 −−−−− −−才
├───┴───┐統: 武: 知: 政: 魅:
├───┬───┴────────────────
│家 系|−−家 −−−−− −−才
├───┴───┐統: 武: 知: 政: 魅:
├───┬───┴────────────────
│家 系|−−家 −−−−− −−才
├───┴───┐統: 武: 知: 政: 魅:
├───┬───┴────────────────
│一 代|−−−−− −−才
├───┴───┐統: 武: 知: 政: 魅:
├───┬───┴────────────────
│一 代|−−−−− −−才
├───┴───┐統: 武: 知: 政: 魅:
└───────┴────────────────
拡大マップテンプレート
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃旗┃ α−16 ┃場所名 ┃総人口: 総収穫:
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力: 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|地形┃統治者:
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 2 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 3 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓データ:
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 5 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 6 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓データ:
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 8 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 9 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓データ:
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┤10km 000年00月 現在┣━┓データ:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ログスト島初期地形
−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│凍│凍┃〜│〜│〜┃山│山│山│山│山│山│山┃〜│〜│〜│2
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┤− 冷帯
│〜┃火│ │ │ │ │林│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃山│山│ │ │林│林│林│森│森┃〜│〜│3
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃山│ │ │ │ │林│林│林│林│ ┃〜│〜┃山│山│山│山│ │ │ │林│山┃〜│〜│4
├─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜│〜┃山│ │林│ │ │ │林│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃山│荒│荒│山│山│山│山┃〜│5
├─┼─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┏━┛─┼─┏━━━┓─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜│〜┃山│林│林│林│ │ │林│山┃〜│〜│〜┃ │ ┃ ┃火│山│荒│ │林│林│山┃〜│6
├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┃─┼─┃─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜│〜│〜┃森│林│森│林│ │ │ │山┃〜│〜┃山│ ┃〜│〜┃山│山│ │ │山│山┃〜│7
├─┏━┓─┃─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┃─┏━┛─┼─┗━━━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜┃森┃ ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃ │ ┃〜┃ │ │ │砂│砂│砂│砂│山│山│山│ ┃〜│8
├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼─┼─┗━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− 温帯
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃ │ │ │ │ │ │砂│砂│ │山│ │ │ ┃〜│9
├─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┏━┛─┤−
│〜│〜┃山│山│山│火┃〜│〜│〜│〜│ │ ┃ │ │ │ │ │ │ │ │林│林┃〜│〜│10
├─┼─┃─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜│〜┃林│ │山│山│山│山┃〜│〜│〜│〜│ ┃林│林│林│林│林│林│林│林│森┃〜│〜│11
├─┏━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃森│林│林│ │ │ │ │ │ ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森│森│森│林│林│林┃〜│〜│12
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜┃森│森│林│ │ │ │ │ │ ┃〜┃ │ ┃〜│〜│〜│〜┃森│森│森│林│林│山┃〜│13
├─┃─┼─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┓─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃ │ │ │ ┃〜│〜│〜┃森│森│林│林│山┃〜│14
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┃─┗━┓─┼─┼─┗━━━┓─┃─┼─┼─┼─┼─┃─┤− 熱帯
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃〜┃森│森│森│山│山┃〜│15
├─┗━━━━━━━┛─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┗━━━━━━━━━┛─┗━━━━━━━━━┛─┤−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│16
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| バウェツを呼んでこい。今すぐだ。
\___ _________
|/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ̄00) | ハッ!ただいま呼んでまいります!
|/* ー゚) \__________ ____
/~~~()| |/
/___/
丿__/
(_/`J ./■\
( )
| ヽ
(__) |
| | |
( ̄00)
/ ̄ ̄|/* ー゚) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 新兵団の調練は十分か。
\___ ______
|/ /■ヽ
/(゚∈゚__) ̄ ̄ ̄ ̄
| ・・・・・・・・・・・
\_______
( ̄00)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/* ー ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 沈黙は金か、フッ。最初の作戦を言い渡そう。
| 南山山脈を越え、上陸地点を制圧、船を確保せよ。
| ただし、無抵抗の者に危害を加えてはならぬ。
\___ _________________
|/
練兵長 バウェツ
/■ヽ
(゚∈゚__)
/⌒ )
ミイ //
( ̄00) | ( (
|/* ー゚) | ) )
/~~~()| | //
/___/ | ノノ
丿__/ . |ノノ
(_/`J . 彡ヽ`
( ̄00)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/* ー ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| この作戦が成功の暁にはお前を我が村の都督に登用してやろう。
| どうだろう。この作戦、お前には可能か?
\___ _____________________
|/ /■ヽ
/(゚∈゚__) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ・・・・・・・・・・・・・・
\_________
/■ヽ
(゚∈゚__)
/⌒ )
ミイ //
( ̄00) | ( (
|/* ー゚) | ) )
/~~~()| | //
/___/ . | ノノ
丿__/ . ..|ノノ
(_/`J 彡ヽ`
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ログスト歴007年3月、今まさにオニギリ史の蠢動が始まろうとしていた。 ::|
|」________________________________|
┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┃
│ │村│山│山┃〜│7 ┃
┼─┼┃┼─┼─┃─┤− ┃
│山│┗━━━┓┃〜│8 ┃
┼─┼─┼─┼↓┃─┤− ┃
│山│ │ │村┃〜│9 ┃
┼─┼─┼─┏━┛─┤− ┃
│ │林│林┃〜│〜│10:、┃
┼─┼─┼─┃─┼─┤− ┃
━━━━━━━━━━━━━┛
''''' '''';;;;;;;,,,;;;;;;'''''';;;;,,,, ''';;;;,,, ''';;;,,, ,,,,,;;;;;;'''''';;;;;,,,,,,,,, ,,,,,,;;;;;;;''''''
,,,;;;'''''' '''';;;;;;,,,, '''';;;;,,,, ''';;;, ,,,,;;;;'''' ''';;;;,, '''''';;;;;;,,,,,;;;;;;;;''''''
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''''''''';;;;;;;;,,,, ; ;' ,,,,,,,,,,;;;;;'''' ';
|三三三| |三三三| |三三三| :/|| |三三三| |三三三| |三三三|
/( ´∀`) /( ・∀・) /(,, ゚∀゚) :(;;||:: /( ´∀`) /( ´∀`) /( ・∀・)
〈〈|iiii□iii|〉 : 〈〈|iiii□iii|〉 〈〈|iiii□iii|〉 l:l 〈〈|iiii□iii|〉 〈〈|iiii□iii|〉 ::〈〈|iiii□iii|〉
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〈__〉_〉 〈__〉_〉 〈__〉_〉 : l:l :〈__〉_〉 :〈__〉_〉 :〈__〉_〉
/■ヽ ノミ!
( ゚∋゚ )//
/⌒\/ /
(彡 /
) /
/ \/ \
( /^> )
\) ヽミ
彡/
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 山間盆地村の練兵長バヴェツが執政官ラーラロの命を受け、 ::::::|
||| 新たに組織した木器歩兵団をもって上陸地点を制圧したのだ。 :|
|」_____________________________|
┼─┃─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┃
│村┃〜│〜┃山│山│ │村│山│山┃〜│7 ┃
┼↑┗━━━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┃
│┃│砂│砂│砂│砂│山│山│ │ ┃〜│8 ┃
┼┃┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┃
│┗━┓│砂│砂│ │山│┏━━━村┃〜│9 ┃
┼─┼┃┼─┼─┼─┼─┼┃┼─┏━┛─┤− ┃
│ │┗━━━┳━━━━━┛│林┃〜│〜│10:、┃
┼─┼─┼─┼↓┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤− ┃
│林│林│林│村│林│林│林│森┃〜│〜│11:、┃
┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤− ┃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ノト |
彳ミ ノiミ
__,,.. .-‐ '''""~~""''' ‐-彡彡ミ .彡ミ..,,____
_,..-'''" 彡彡ミミ 彡;;;ミミ
__,,.. .-‐ '''""~ 彡彡ミミミミ彡彡ミミミ
__,,.. .-‐ '''""~""''' ‐- ...,,____,,.. .-‐ '''""~''''''''''''''''''''''''~""''' ‐-、_ii|_,,.. .-‐'''""~
.,.:,..:.. .,. :,..:.. ,.:,..:.. , -'" :.:.:...:::. .... ," .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,.
.,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:.. , -'" ... ,.:.:.:...:::.. . ,' .,.:,. .:.. .,.:,..:.. .,.:
.,.:, .. .. .,. :,..:.. , -'" / ... ,.. ...:/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:..
.,.: ,..:.. .,.:,..:., -'" ..::/■ヽ/ | 大変だぞゴルァ!!.. ..,.:, ..:.. .,.:,..:..
, -'" .(゚Д゚;) / \_______ .,.:, ..:.. .,.:,..:..
.,.:,..:., -'"... ,.. ::.と つ ... ,.. ," .,.:, ..:.. .,.:,..:.. .,. :,..:..
, -'" .(~)、 |... ,.. . ," .,.:,..:.. .,. :,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:..
, -'" ..::.: `J ," .,.:,..:.. .,.:, ..:.. .,.:,..:.. .
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 長きに渡る平和を俄かに綻ばせる兇報は、旅人によって即座に他の二村に伝えられた。:::|
|」______________________________________|
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
,.;;;;;;;;;;;;;;、._ ,.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;._ ........
,. ‐'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`‐、 __, ‐'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ, ‐'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ヽ、 / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐'´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; `‐、
/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ヽ
i. l 1 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; i
,!ヘ. ‐- 、._ u | l _、l ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; │
. |〃、!ミ: -─ゝ、 __ .l レ二ヽ、 、__∠´_ | l
!_ヒ; L(.:)_ `ー'"〈:)_,` / riヽ_(:)_i '_(:)_/ ! ‐;-、 、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
/`゙i u ´ ヽ ! !{ ,! ` ( } ' (:)〉 ´(.:)`i |//ニ !
_/:::::::! ,,..ゝ! ゙! ヽ ' .゙! 7  ̄ | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、 r'´~`''‐、 / !、 ‐=ニ⊃ /! `ヽ" u ;-‐i´
! \::::::::::::::ヽ `ー─ ' / ヽ ‐- / ヽ ` ̄二) /ヽト、
i、 \:::::::::::::::..、 ~" / ヽ.___,./ //ヽ、 ー
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 南方の村では看過されたこの情報だが、沿岸村の人々を驚かせるには十分であった。 |
|」______________________________________|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| え〜これより、対策会議を始めるっすー
\_______ _________
|/
/■\ ./■\
(; ´∀`) (・д・ )
/:.;;:;∨;::;| ( )
/■\ . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /■\
(,, ・∀) / . 旦 \ (д・ ` )
( )./旦 . 旦 \( )
/■ヽ / \ /■\
(,, ゚-゚)/ \ (_` )
| ∪ 旦 旦\( )
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ラデルから政務を一任されているラフハール政務官を筆頭に対策会議が開かれた。 ::::|
|」______________________________________|
┏━━━┓─┃─┼─┼┃
┃ │ ┃ ┃火│山│┃/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃─┼─┃─┗━┓─┼┃| この村は沿岸に位置してるっす。
┃山│村┃〜│〜┃山│┃| だから海からの攻撃にはめっぽう弱いっす。
┛─┼─┗━━━┛─┼┃| 上陸地の船を奪われたとなれば、
│ │ │砂│砂│砂│┃| 奴等が次に狙うのは此処しかないっす。
┼─┼─┼─┼─┼─┼┃| まずは、迎撃のための兵団が必要っす。
│ │ │ │砂│砂│┃| そんから、南の村に救援も要請しとくっす。
┼─┼─┼─┼─┼─┼┃| _____________________
━━━━━━━━━━━┛|/
/■\ ./■\
(; ´∀`) (・д・ )ンー?
/:.;;:;∨;::;| ( )
/■\ . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /■\
(,, ・∀) / . 旦 \ (д・ ` )ホォー
( )./旦 . 旦 \( )
/■ヽ / \ /■\
(,, ゚-゚)/ \ (_` )ウム
| ∪ 旦 旦\( )
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 地形上彼らは船を持つ者を敵に回す訳にはいかなかった。::::|
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| えっと・・・異議は無いっすか!?
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(; ´∀`) (・д・ )
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/■\ . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /■\
(,, ・∀) / . 旦 \ (д・ ` )
( )./旦 . 旦 \( )
/■ヽ / \ /■\
(,, ゚-゚)/ \ (_` )
| ∪ 旦 旦\( )
しーん
/■\ ./■\
(;´Д` ) (‐д‐ )
/:.;;:;∨;::;| ( )
/■\ . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /■\
(,, ‐∀) / . 旦 \ (д‐ ` )
( )./旦 . 旦 \( )
/■ヽ / \ /■\
(,, ゚-゚)/ \ (_` )
| ∪ 旦 旦\( )
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| かといって相手に媚びることを拒む彼らは、防衛兵団の設立と、 ::::::|
||| 南方のケーリュケイオンの治める村への同盟の要請を決定した。 :|
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/■ヽ
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| そのころ「開拓王」ことラデルは、南東の砂漠で見つけた「紅き宝玉」を村に持ち帰る途中であった。:::::::|
|」___________________________________________|
\ 帰還ワッショイ! おかえりワッショイ! /
. + /■\ /■\ /■\ +
( ´∀`∩(´∀`∩) ( ´ー`)
+ (( (つ ノ(つ 丿 (つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
\ 魔術師ワッショイ! お祭りワッショイ! /
. + /■\ /■\ /■\ +
( ∩( ) ( )
+ (( ( ノ( 丿 ( つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 沿岸村からの使者が辿り着く三日前、南方の村には吉報が飛び込んでいた。゙|
||| 遂に暗闇の森から一人目の帰還者が現れたと言うのだ。 |
|」_________________________________|
. + /■\ /■\ /■\ +
( ´∀`∩(´∀`∩) ( ´ー`)
+ (( (つ ノ(つ 丿 (つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
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|久しきかな・・・わが故郷・・・
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( `∀´)
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人,,,,,,,,,,,,,|
(__(__ノ
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( ∩( ) ( )
+ (( ( ノ( 丿 ( つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
,――――――――――――――
|卿が最初の帰還者である。
│先ずは、修行ご苦労であった。
'――――――――――v―――
,―――――――――――――――――
│勿体無いお言葉に御座います、大師。
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/■\ (´∀` ,,)
( `∀´) /~~~~~~\
../ |/ ヽ | | ╂ | |
| \(S)/ . ~~| |~~
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,――――――――――――――
|ふむ…燃え上がる爆炎が見える。
│卿の見た物は火の力だな。
|名は何と言うか。
'――――――――――v―――
,――――──―――――――
│リリ・ススと申します。
│お見知り置きを。
'――v──―――──―――
\ /□\
/■\ ピシーン / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/(´∀` ,,)
( `∀´) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /~~~~~~\
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人,,,,,,,,,,,,,| 〈二〈二=〉
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,――――――――――――――────────
|さて、卿には我が村の発展に貢献してもらいたい。
│よって卿を我が魔術官の一人として招聘する。
│卿はこの提案を受けるかな?
'――――――――――v―――────────
,――――――――――――――――───―
│勿論に御座います。
│有り難き御礼、然るべき働きで返礼致します。
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||| ケーリュケイオン自ら、火のフォースを発現した若き才、リリ・ススを迎えた。 ::::::|
||| 彼を配下の一人として迎え入れることに異存は無かった。 |
|」__________________________________|
┌───────────────
│どうか同盟の件、御一考ください。
└──v────────────
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│う〜む
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_ と____)_)___________|二二二二二二二二二二二
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||| 満を持して使者が辿り着くが、ケーリュケイオンは即答を辞した。 |
||| 彼は得体の知れない軍事同盟に平和が侵食されるをよしとしたくなかったのである。 ::::|
|」_____________________________________|
,――――――――――――――――─―
.____│この判断はどんな影響をもたらすか・・・・
|\\ '――――v───────―――――――
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||| 三日間の熟考の末、同盟要請の受諾をリリ・ススに託し、沿岸村に使者として使わせた。 |
|」______________________________________|
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| リリ・ススが沿岸村に着くまでの二週間余りの間に、 :::|
||| ラデルは「陸の橋」の向こうに冒険に出かけていってしまったため、::::|
||| 村に到着したリリ・ススを迎えたのはラフハールであった。 |
|」_____________________________|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,――――――――――――――――─―─────────────
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │率直に申し上げましょう。我々は、同盟のお誘いを断らせていただきます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'――――――――――v―――――――─────────────
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄''| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / '| :/■\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 ̄ ̄ ̄ (;; ´Д):/ '| | || :i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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||| ラフハールは如何なる返答が相手の口から飛び出すのかを神妙な面持ちで聞いていたが、 ::::|
||| リリ・ススの口から「拒否」の言葉が出た瞬間に戦慄してしまった。 |
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||| リリ・ススは故意に断ったのであった。 :::::|
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ 紅き宝玉 ──開拓王ラデル──南東の砂漠にて── ::\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 飾ってあった「紅き宝玉」を一目見た瞬間にその煌きに取りつかれ、 :|
||| これを武力により奪って献上べきであると考えたのである。 :|
|」_______________________________|
,――――――――――──────────
│卿は、一体彼らに何を伝えたのだ!?
│卿の眼孔に、奇妙な光が宿っているぞ!?
'―――――──―――v―――――────
,――――――───────
│……率直に申し上げます。
│私は同盟を拒否しました。
'――v――――――────
,――――――――――────────────────
│やはりな!卿は何を持ってそんな酔狂な判断を下したのだ!
│言ってみよ!!
'―――――──―───――v―――――───────
,――――――──────────────────────
│彼らの村で、私は魔法の力を発する「石」を見つけました。
│私は武力を持ってそれを奪取すべきであると判断いたしました。
│彼らの「石」は我々のフォース魔法に進化を与えるでしょう。
'――v――――――───────────────────
\ /□\
/■\ ピキーン / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/(´∀`#,,)
( `Д´) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /~~~~~~\
../ |/ ヽ | | ╂ | |
| \(S)/ . ~~| |~~
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│馬鹿者が!!
│例え有益な物を発見したといっても、
│それは我々の所有物ではないのだぞ!!
│卿にはそれすら区別できぬか!!
'―――――──―――v―――――────
,―――────
│しかし……
'――v―――─
,――――─────────────
│卿には慙愧の念という物が無いのか!
│これ以上卿と話す事は無い!!
│卿に四週間の謹慎を申し渡す!!
'―――――――v―───────
,――――──
│…………
'――v―──
/□\
/■\ (´∀`#,,)
( `Д´) /~~~~~~\
../ |/ ヽ | | ╂ | |
| \(S)/ . ~~| |~~
人,,,,,,,,,,,,,| 〈二〈二=〉
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||| 帰還したリリ・ススがケーリュケイオンに叱責を受けたのは無論のこと、:::::|
||| 彼はリリ・ススに長期の謹慎を申し渡した。が、 |
|」_______________________________|
,――――───────────────────
│例え、大師のお許しが得られなくとも・・・・
│私は民族の更なる繁栄を諦めることはできぬ・・・・
'────――v―──────────────
,――――────────
│全軍、行軍を開始しろ!
'――――――v─────
:/ ̄|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|\
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|: : :_\: : : : : : : : : : /_ ::| /三三\ /三三\ /三三\ /三三\
|: : : : : : : : :: : : : : : :::| (´∀`\_| (・∀・\_| (゚∀゚ \_| (・∀・\_|
|: : : : : : : /_ | |三三三|) |三三三|) |三三三|) |三三三|)
 ̄ ̄|: : : : : : | ̄ ̄ ||||| |||| | .||||| |||| | .||||| |||| | .||||| |||| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| :/ |三三三|) |三三三|) |三三三|) |三三三|)
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| リリ・ススはこれに離反し、麾下の木器兵団とともに沿岸村へと進撃し始めた。 |
||| 南北動乱の始まりである。 |
|」___________________________________|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
| リリ・ススの野郎が勝手に進撃し始めたぞ |
,―――――――──────────\_________________/
│あれっ・・・・誰も迎えてくれないのかよorz
│寂しいなぁ・・・・ショボーン
'――――v――――─────────
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
| どうなってんですか大師!! |
/■\ .\____________/
( ´・ω)
/ |/ |
| | |
|/|/|/|//
(_(__)
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 時同じくして、新たな才が南方の村に帰還を果たしていた。 :::|
||| 水のフォースにおいて比類ない才を示すこととなる彼の名はティ・ベルク。 |
|」_________________________________|
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 時にログスト暦011年6月。 |
||| オニギリ人達の平和に、静かに綻びが広がっていくことを誰もが感じていた。 :::::|
|」__________________________________|
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃ ψ− 9 ┃西方移民船団上陸地 ┃総人口:1,890人 総収穫:米1200石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:300人 総生産:‐
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┰─┬─┐− ┃元地形|平地┃統治者:‐
┃│山│林│ │ │ │ │ │ ┃〜│〜│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤− ┃飯:ι−4:物資・船置場
┃│山│林│ │ │ │林│ │ │ ┃〜│ 2 ┣━┓人口:600 兵力:100
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │田┃〜│ 3 ┃飯:ι−7:物資・船置場
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┣━┓人口:420 兵力:100
┃│ │ │林│林│ │ │ │ │拠│〜│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┏─┘─┤− ┃飯:η−9:物資・船置場
┃│ │ │〜│林│林│ │ │ ┃〜│〜│ 5 ┣━┓人口:660 兵力:100
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │ │ │ │ │ │林┃〜│〜│ 6 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗―┐─┤− ┣━┓
┃│ │ │ │ │ │ │ │田│拠│〜│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┃
┃│ │ │ │ │林│ │林│ │ ┃〜│ 8 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │林│ │ │田│拠│ │ ┃〜│ 9 ┃
┃├─┏━━━━━━━━━━─━━━━┛─┤− ┣━┓
┃│森┃〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┸─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 011年06月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:材木30本/月 米1200石/年 魚20食/日
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:ヨット(4人)660艘 クナール(10人)300艘 干し魚200食 米200石
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃ φ− 7 ┃山間盆地の村 ┃総人口:4130人 総収穫:小麦4600石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:250人 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|平地┃統治者:ラーラロ
┃│ │林│林│林│森│林│林│林│ │山│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃飯:ε−6:盆地の村:ラーラロ執政官
┃│ │ │ │ │ │林│ │ │ │山│ 2 ┣━┓人口:4000 兵士:250 収穫:小麦4600石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │林│ │ │ │ │ │ │ │林│ 3 ┃飯:ζ−7:牧場
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓生産:肥料30kg/月 食肉50食/月
┃│ │ │ │林│ │林│ │ │ │山│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│ │林│ │ │畑│ │ │ │森│山│ 5 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │林│ │畑│村│畑│ │ │山│山│ 6 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┤− ┣━┓
┃│ │ │ │林│畑│牧│ │ │森│森│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │山│ 8 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│ │山│山│ │ │森│山│ │山│ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│山│山│山│山│森│山│山│山│山│山│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 011年06月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦4600石/年 材木100本/月 肥料30kg/月 食肉50食/月
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:小麦1000石
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃ ο− 7 ┃半島の村 ┃総人口:5230人 総収穫:小麦5200石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:650人 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┰─┐− ┃元地形|平地┃統治者:ラデル
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ ┃〜│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┃飯:ε−6:半島の村:開拓王ラデル
┃│ │ │ │林│ │ │ │ │ ┃〜│ 2 ┣━┓人口:5230 兵士:650 収穫:小麦5200石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┏━┛─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│ │ │林│ │ │ │ ┃〜│〜│ 3 ┃飯:δ−7:牧場
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤− ┣━┓生産:肥料40kg/月 食肉80食/月
┃│山│研│ │ │ │ │ │ ┃〜│〜│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤− ┃飯:β−4:研究小屋
┃│山│山│ │畑│畑│ │ │ │ ┃〜│ 5 ┣━┓使用:飯:資源研究会
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│ │ │畑│村│ │ │林│ ┃〜│ 6 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┏━┛─┤− ┣━┓
┃│山│ │ │牧│畑│ │ │ ┃〜│〜│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤− ┃
┃│山│ │ │ │ │ │ │ ┃〜│〜│ 8 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │ │林│ │ │ │ ┃〜│〜│ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━━━┥− ┣━┓
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 011年06月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦5200石/年 材木20本/月 肥料40kg/月 食肉80食/月
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:小麦1800石
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃ σ−11 ┃森林地帯の村 ┃総人口:3280人 総収穫:米3500石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:620人 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|林野┃統治者:ケーリュケイオン
┃│ │軍│ │ │ │ │ │林│ │ │ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃飯:ζ−7:森の村:賢者ケーリュケイオン
┃│ │ │ │ │森│ │ │ │ │林│ 2 ┣━┓人口:3280 兵士:320 収穫:米3500石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│ │ │林│林│ │林│林│林│林│ 3 ┃飯:β−1:沿岸村攻撃軍:リリ・スス
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓兵士:300
┃│林│森│林│林│林│ │林│林│林│林│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│林│林│山│山│森│ │ │森│ │ │ 5 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│林│林│ │ │ │ │ │ │林│ 6 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┤− ┣━┓
┃│ │林│ │ │田│村│田│ │林│林│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│ │林│林│林│林│田│田│林│ │ │ 8 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│林│森│林│ │森│森│林│林│ │ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│森│森│森│林│ │森│林│林│林│ │ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 011年06月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:米3500石/年 材木600本/月 干し肉300食/月
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:米500石 干し肉600食
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─┬──────────────────────┐
|飯|おにぎり 英雄:★★★★★★★|
├─┴──────────────────────┘
│集団名:なし 統治者:ラデル他二人 支持率:99%
├───┬───┬───┬───┬───┬────┐
│身 04 │統 08 │知 05 │政 07 │繁 05 │合計 29 |
├───┴───┴───┴───┴───┴────┘
│総人口:14530人
|兵 力:1820人
├────────────────────────
│生産力:米4700石/年 小麦9800石/年 材木750本/月
│ 魚20食/日 干し肉300食/月 肥料70kg/月
│ 食肉130食/月
├───┬────────────────────
│状 況│現 状:動乱・蠢動
├───┘
│山間盆地の村の行動を火蓋に、三村の間の均衡が少し
│づつ崩壊しつつある。同時に、新たな英雄達が各村で歴
│史の表に出始めている。彼らの活躍により、興亡は如何
│に推移していくのか・・・・・・・
├────────────────────────
│同盟:なし 仇敵:なし
└────────────────────────
┌─┬──────────────────────┐
|飯|おにぎり |
├─┴─┬────────────────────┘
│一 代|開拓王 ラデル
├───┴───┐統:75 武:61 知:21 政:15 魅:88
├───┬───┴────────────────
│一 代|執政官 ラーラロ
├───┴───┐統:12 武:5 知:67 政:92 魅:72
├───┬───┴────────────────
│一 代|賢者 ケーリュケイオン
├───┴───┐統:21 武:12 知:93 政:64 魅:59
├───┬───┴────────────────
│一 代|都督 バウェツ
├───┴───┐統:75 武:96 知:21 政:15 魅:29
├───┬───┴────────────────
│一 代|政務官 ラフハール
├───┴───┐統:22 武:16 知:57 政:75 魅:38
├───┬───┴────────────────
│一 代|魔術師 リリ・スス
├───┴───┐統:63 武:9 知:88 政:21 魅:42
├───┬───┴────────────────
│一 代|魔術師 ティ・ベルク
├───┴───┐統:?? 武:?? 知:?? 政:?? 魅:??
└───────┴────────────────
┌─┬──────────────────────
|飯|木器歩兵(山間盆地)
├─┴──────────────────────
│ |三三三|
│ /( ´∀`)
│ 〈〈|iiii□iii|〉
│ /|||||〉||||〉
│ :〈__〉_〉
├──┬───┬───┬───┬───┬─────
│能力│攻 08 │防 12 │移 04 │統 08 │合計:33
├──┼──┬┴─┬─┴┬──┼──┬┴─┬───
│適応│平○│森▲│荒▲│山▲│雪▲│街○|水×
├──┼──┴──┴──┴──┴──┴──┴───
│特性│乱戦に強い
├──┴┬────────────────────
│説 明│:木器、一見あまり強そうには見えない道具だが
├───┘:その力を侮ってはならない。バウェツが直接に
│ :設計案を出した堅固な木鎧、殴打用の棒など
│ :最大限に木器の力を出せるように工夫が
│ :施されている。
├────────────────────────
│開発年代:07年03月 必要技術:木器
└────────────────────────
┌─┬──────────────────────
|飯|木器歩兵(南方森林)
├─┴──────────────────────
│ /三三\
│ (´∀`\_|
│ |三三三|)
│ ||||| |||| |
│ |三三三|)
├──┬───┬───┬───┬───┬─────
│能力│攻 06 │防 08 │移 10 │統 08 │合計:32
├──┼──┬┴─┬─┴┬──┼──┬┴─┬───
│適応│平○│森▲│荒−│山−│雪−│街○|水×
├──┼──┴──┴──┴──┴──┴──┴───
│特性│乱戦に強い
├──┴┬────────────────────
│説 明│:奇妙な風貌、叩いたら割れそうな雰囲気。
├───┘:まさにその通りの能力しか持たない木器兵の
│ :バリエーションの一つである。南方は暑いため
│ :あまり厚い鎧を着込むわけにはいかず、結局
│ :奇妙な板材を組み合わせて作られた軽鎧を
│ :装備するに落ち着いた。しかし、身軽である故
│ :山間盆地の木器兵よりも高い移動性を持つ。
├────────────────────────
│開発年代:10年05月 必要技術:木器
└────────────────────────
詳細ルールはしっかり書いてあるけど
「このスレがどんなスレか?」ってのがいまいち飲み込めない(´・ω・`)
でも応援してます
―― 13年4月 下旬
∧∧
┌(゚o ゚;)──────────────────
| ハナン様、また西の村の兵が近くに現れました!
└───v─────────────────
∧∧
┌(*゚−゙)──────────────────────
| またか……あのヒマ人どもめ……捨て置け捨て置け。
| どうせこの村の中にまで攻め入ってくる度胸など無いわ。
└─v───────────────────────
∧∧
(*゚−゙) ∧∧
( ∞ ) (゚o ゚;)
〜(,,つと) ,ヘ とヽ
ミ"""""""""ミ U (,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
一躍富強を成したハナン軍であったが、心配の種は尽きなかった。
アスターがファットマンを挑発していたように、ハナンにも挑発を仕掛けて
来たのである。
┗ ┛
∧∧
┌(゚- ゚;)──────────────────────
| 我々は宜しゅう御座いますが、民は怯えております。
| 『大呪術師アスターが竜を引き連れ攻めて来る』……と。
└───v─────────────────────
∧∧
┌(*゚−゙)─────────────────────────────
| フン、竜を自由自在に操れるなど大嘘よ。もし実際に操れるのだとしたら、
| とっくの昔にあやつは竜の軍勢を率いてこの村に攻め込んできておるわ!
| それをせぬ以上、「しない」のでは無く「できない」と考えるのが筋だろう。
└─v──────────────────────────────
∧∧
(*゚−゙) ∧∧
( ∞ ) (゚- ゚;)
〜(,,つと) ,ヘ とヽ
ミ"""""""""ミ U (,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
アスター軍の挑発にハナンは苛立っていたが、それでも、挑発に乗って
軍を西の村に差し向けるようなことはしなかった。
┗ ┛
∧∧
┌(゚- ゚;)────────────────────────
| しかし、先の戦いで飛竜光臨がファットマン勢に致命的な
| 打撃を齎したことは事実であります。これは無視出来ませぬ。
└───v───────────────────────
∧∧
┌(*゚ o゚)─────────────────────────────
| それが問題だな。自由自在とまでは行かぬとて、ある程度は操れるらしい。
| ……それが、どの程度であるのか。それが分からぬ内は手が出せぬ。
└─v──────────────────────────────
∧∧
(*゚ o゚) ∧∧
( ∞ ) (゚- ゚;)
〜(,,つと) ,ヘ とヽ
ミ"""""""""ミ U (,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
理由は簡単。 ―― アスター軍の飛竜。
それを恐れての事である。
┗ ┛
∧∧
┌(*- o)────────────────────────────
| なんとかして、アスターと飛竜について知りたいが……
| ……それが、どの程度であるのか。それが分からぬ内は手が出せぬ。
└─v─────────────────────────────
∧∧
┌(゚- ゚;)───
| うーむ……
└───v──
∧∧
(*- o) ∧∧
( ∞ ) (゚- ゚;)
〜(,,つと) ,ヘ とヽ
ミ"""""""""ミ U (,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
ファットマンの二の舞とならぬよう、ハナンは考えた。どうすればアスターの
手の内を知ることが出来るのか……。それを考えた。
┗ ┛
∧∧
┌(゚^ ゚;)─────────────────────
| 我が村には西の村からの移民も多く居りますゆえ、
| 彼らの中の年寄りに話を聞く、という方法もありますが。
└───v────────────────────
∧∧
┌(*゚ー゚)──────────────────
| それは良い、さっそく移民の中で、最も年老いて
| 最も古きを知るものを者を召しだせ!
└─v───────────────────
∧∧
(*゚ー゚) ∧∧
o´ つ (゚^ ゚;)
〜(,,つと) ,ヘ とヽ
ミ"""""""""ミ U (,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚−゚)────────────────────────
| フム、それではあの飛竜は50年以上も前から北西の山より
| 人を喰いに現れ、人々を苦しめていたと言うのか……。
└─v─────────────────────────
∧∧
┌(゙'p゙'=)──────────────────────────
| あーそーですじゃ。畑仕事をしている若人を取って喰ったり、
| 山で遊んでいるわらべっこどもを取って喰ったり、そりゃあ
| 気まぐれに現れては暴れまわり、北山の悪竜と呼ばれたモンじゃ。
└──────v──────────────────────
∧∧
(*゚−゚) ∧∧ λλ ヨボボ…
o´ o (;゚−゚) (゙'p゙'=)、
〜(,,つと) ,ヘ とヽ OO、 ヽ〜
ミ"""""""""ミ U (,,_つ ┃ し`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
その結果……
┗ ┛
∧∧
┌(゙'p゙'=)────────────────────────
| しかしの、あのアスターの親父が満月の日に赤子を生贄として
| 竜に差し出すようにしてからは、あまり暴れんようになった。
|
| 月に一度、満月の日の正午に生贄を喰いに現れるっきりじゃ。
└──────v────────────────────
∧∧
┌(*゚−゚)────────────────────────────
| (アスターの呪術……、呪術に非ず、これ詐術なり。単に毎月同じ日に
| 同じ場所に現れる飛竜の光臨予定位置に、ファットマンを誘ったのみ。
|
| ……執拗に挑発し、私に出兵を促しているのも、竜の降り立つ地に
| 我が軍を誘い込もうと言う計略、だな。)
└─v─────────────────────────────
∧∧
(*゚−゚) ∧∧ λλ ヨボボ…
o´ o (;゚−゚) (゙'p゙'=)、
〜(,,つと) ,ヘ とヽ OO、 ヽ〜
ミ"""""""""ミ U (,,_つ ┃ し`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚ ヮ゚)───────────────
| いやありがとう、実に興味深い話だった。
└─v────────────────
∧∧
┌(゙'p゙'=)─────────
| 感動したなら麦をおくれ!
└──────v─────
∧∧
(*゚ ヮ゚) ∧∧ λλ ヨボボ…
o´ o (;゚−゚) (゙'p゙'=)、
〜(,,つと) ,ヘ とヽ OO、 ヽ〜
ミ"""""""""ミ U (,,_つ ┃ し`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
ハナンは勝利への確信を得た。
┗ ┛
―― 13年6月 上旬
∧∧
┌(゚o ゚;)─────────────────────
| お待ち下さい大村長(おおむらおさ)!今兵を出せば、
| 西の村へ着くのは丁度月の満ちる頃となりまする!
└─────v──────────────────
∧∧
┌(*゚−゚)────────────────────────────────
| だから征くのだ。今、西の村に残るものの多くはアスターを心から信奉する狂信者。
| 彼らの目を覚まさせ、私に従わせるには、アスターの詐術を破らねばならん。
└─v─────────────────────────────────
∧∧
(*゚−゚) ∧∧
__ハハoヽ (゚o ゚;)
('_゚ ミ ,,)〜 と と )
ヽ "U´)ミ と__ ,,)〜
||^|| ̄|| ヽ,)
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
そして、麦蒔きが終わり、農閑期に入る6月上旬、
┗ ┛
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;:;:;:;:;:;;:;:;:;;:
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;:;:;:;:;:;;:;:;:;;::;;:::;:;
;:;:;:;:;:;;:;:;:;;::;;:::;:;::;;
ハハ ハハ ハハ ハハ
(ー ) (ー ) (ー ) (ー )
ハハ ハハ ハハ ハハ ハハ
(ー ) (ー ) (ー ) (ー ) (ー )
ハハ ハハ ハハ ハハ ハハ ハハ
(ー ) (ー ) (ー ) (ー ) (ー ) (ー )
ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ
(゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚)
ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ
(゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚)
ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ
(゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚)
ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ. ハハ.
(゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚) (゚ー゚)
∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ )
∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ )
∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ ) ( ゚ー゚ )
┏ ┓
ハナンは、400の大軍勢を率いてアスター討伐の軍を出した。
┗ ┛
∫ ナントーカ
∫ ∧∧ カントーカ
_____ (0 * )') テキトーニ
> < と ノ ホーイ!!
(从 从 从) | ,,)〜 ) ) )
//;:l:l;;ヽヽ し'`J ∧∧⌒ヽ ∧∧⌒ヽ ∧∧⌒ヽ
/ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ (。 。 *)U(,,_つ (。 。 *)U(,,_つ (。 。 *)U(,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
当然、アスターはファットマンを撃退したときのように、竜召喚の儀式を
行い、ハナンに立ち向かったが、
┗ ┛
アスター軍
┳
×┳ ┳×
×┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳×
××××××××××××
竜
┴
┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴
┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴
┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴
ハナン軍
┏ ┓
しかし、その結末は、前回とは全く違うものとなった……。
┗ ┛
∧∧
┌(; 皿 )─────────────────────
| な、何故だ、何故なんだッ!何故、竜が天から光臨する
| その時に……
└───────v────────────────
∫
∫ ∧∧
_____ (; 皿 )
> < ( O O
(从 从 从) 〜(,, /
//;:l:l;;ヽヽ し'`J
/ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(; 皿 )───────────────────
| 何故整然と軍を退却させることが出来るッ?
| 何故一兵卒の端に至るまで、混乱せぬのだッ!
|
| しかも……
└─────────────────────‐
∧∧ ∧ ∧ ∧ .∧ ∧
(゚ー゚*) ∧∧∨ ∧∧∨ ∧∧∨ .∧∧∨ ∧∧∨
__ハハoヽ (゚ー゚*┃ (゚ー゚*┃ (゚ー゚*┃ (゚ー゚*┃ (゚ー゚*┃
('_゚ ミ ,,)〜 (| O. (| O. (| O. (| O. (| O
ヽ "U´)ミ | ┃ | ┃ | ┃ | ┃ | ┃
||^|| ̄|| し'` ,┃ し'` ,┃ し'` ,┃ し'` ,┃ し'` ,┃
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(゚ー゚*)──^────────────────
| フッ、アスターの焦る顔が目に浮かぶわ……。
└─────────────────────
∧∧
┌(; 皿 )────────────────────
| 何故竜があのような物に口をつけているのだッ!?
└──────────────────────‐
,、 ト、ト、 〜♪
//l\ ≧,,^w>
⌒^⌒ヽ /=/ ヽ ̄/
<,^`),,(=ノ / ヽ
ヽm m ヽ__/
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
そのタネは、じつに簡単なものであった。
┗ ┛
シィィィーッ!! モウヌスミハ シナイカラ
イノチダケハ オタスケーッ!!
∧∧
と(゚ー゚*) ゚^i^゚ ∧∧
ヽ ̄/ ヽ つ=l二> ,.:@;:,. (>0<;)
/ ヽ と ,,)〜 ミ三彡 ミ三彡
ヽ__ノ (,/ と_*_と,,)〜 と_*_と,,)〜
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
竜光臨の直前、毒酒の入った瓶に、活きのいい罪人を刻んで入れただけ。
┗ ┛
━O∧∧━━━(((<>
,、 ト、ト、 〜♪ ( ー *)
//l\ ≧*゙w> __ハハoヽ
⌒^⌒ヽ /=/ ヽ ̄/ ('_゚ ミ ,,)〜
<,^`),,(=ノ / ヽ ヽ "U´)ミ
ヽm m ヽ__/ ||^|| ̄||
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
あとは血の臭いに引かれた竜がぐでんぐでんになった所で……
┗ ┛
!! ∧ ビキッ!!
'' ∧∧ オルァッ!!
,、 ト、ト、 (゚皿゚*)
//l\<っ<il>)))━━━と __ハハoヽ
⌒^⌒ヽ /=/ ヽ ̄/ ('_゚ ミ ,,)〜
<,^`),,(=ノ / ヽ ヽ "U´)ミ
ヽm m ヽ__/ ||^|| ̄||
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
槍で思いっきり、横っ面を突き刺すだけ。
┗ ┛
ビー!!
ト、ト、 ,、
<wT,,≦ /lヽ\
ヽ=ヽ /⌒^⌒
ヽ=(__,,´^,>
ヽmヽm
∧∧
(゚−゚*)
l>)))━O__ハハoヽ━
ヽ ̄/ ('_゚ ミ ,,)〜
/ ヽ ヽ "U´)ミ
<二ニ) ヽ__/ l> ||^|| ̄||
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
流石に青銅の槍では竜を倒すことは出来なかったが、牙を一本
へし折って、竜を追い払うことに成功した。
┗ ┛
∧∧
┌(; O )────────────
| ……………………………………
└───────v───────
∫
∫ ∧∧
_____ (; O )
> < ( O O
(从 从 从) 〜(,, /
//;:l:l;;ヽヽ し'`J
/ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
ただ、ただそれだけで、全てが終わった。
┗ ┛
∧∧
┌(; へ )─────────
| くッ!ここまでかッ……!
└───────v────
∫ マターリノタメニ シニナサイ!!
∫ ∧∧
_____ (; へ ) ∧∧ ∧∧
> < ( つ (゚ぺ;) (゚ぺ;)
(从 从 从) 〜(,, < <>)))━O━と )━ <>)))━O━と )━
//;:l:l;;ヽヽ し'`J と_ )〜 と_ )〜
/ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ヽ,) ヽ,)
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
アスター配下の兵は、アスターの竜召喚の秘術を信じて着いてきた兵で、
それが破られたとなれば、当然……謀反が起こる。
┗ ┛
∧∧
┌(*゚ー゚)────────────────────────
| 貴様の智謀はまぁまぁ面白いものであった。……どうだ?
| 私に仕えると約束すれば妻子共々命だけは助けてやろう。
|
| ああ、勿論死ぬまで監視付きだがな。
└─────v─────────────────────
∧∧
┌(* - )────────────────────
| 無駄口を叩く暇があったらさっさと首を取るがいい。
| ……この時代に、貴様が生まれた事が我が不幸よ。
└─────v─────────────────
∧∧
(*゚ー゚)
ミ""ミ ( O O ∧∧
ミ ミ(,, ヽヽ (* - ) ) ) )
ミ,,_____ """ミJ'J ミ三彡 ∧∧⌒ヽ ∧∧⌒ヽ ∧∧⌒ヽ
ミ"""""""""""""""ミ (___,,)〜 (。 。 *)U(,,_つ (。 。 *)U(,,_つ (。 。 *)U(,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
西の村の軍は、即座にアスターを捕らえ、ハナンに引き渡し降伏した。
┗ ┛
|i`ヽ
|i |
∧|i_| オカクゴ
∧∧ (゚ぺ||) メサレヨ!!
( - *) ( つO
ミ三彡 | ,,)〜
(___,,)〜 し`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
して、世に残った群雄は、ハナンとドン・ボールのみとなった。
┗ ┛
∧∧
┌(*゚ー゚)────────────────────────
| 貴様がこの村の工人どもの長か。苦しゅうない、面をageよ。
└────v──────────────────────
∧∧
┌(。 。 *)──────
| ははーッ!
└─────v───
∧∧
(*゚ー゚)
ミ""ミ ( O O
ミ ミ(,, ヽヽ )
ミ,,_____ """ミJ'J ∧∧⌒ヽ
ミ"""""""""""""""ミ (。 。 *)U(,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚ー゚)─────────────────────────────
| さて、この度私は里を荒らし人を喰らう悪竜と戦い、その牙を折り取った。
| この偉業と武功を永く後世に残すべく、竜の牙を使い槍を作りたい。
|
| ついては、牙の加工と青銅による装飾を命ずる。
└────v───────────────────────────
∧∧
┌(゚っ゚*)────────────────────
| ……お言葉ですが大村長、青銅では無理です。
└─────v─────────────────
∧∧
(*゚ー゚)
ミ""ミ ( O O ∧∧
ミ ミ(,, ヽヽ (゚っ゚*)
ミ,,_____ """ミJ'J O O )
ミ"""""""""""""""ミ (,,(,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚ o゚)───────
| ほぅ、何故であるか?
└────v─────
∧∧
┌(゚っ゚*)──────────────────────
| 青銅は、錆び易く長期保存には向きません。……ここは、
| 雨に錆びず酸に溶けず毒に変色せぬ不朽の金属、「金」
| を用いて飾るべきであると思います。
|
| そうすれば、功名は幾千年と残る事でしょう。
└─────v───────────────────
∧∧
(*゚ o゚)
ミ""ミ ( O O ∧∧
ミ ミ(,, ヽヽ (゚っ゚*)
ミ,,_____ """ミJ'J O つ
ミ"""""""""""""""ミ (,,(,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚−゚)───────────────────
| ふむ……その様な金属があるのか、知らなかった。
| では、鎧もその金属で作ってもらえぬか?
└────v─────────────────
∧∧
┌(゚っ゚*)──────────────────────
| それはお止めになった方が宜しいかと存じます。金は、
| 確かに不朽で御座いますが、質は柔らかく、目方は重く、
| 武具本体の材料に使えるような物ではありません。
|
| また、青銅と比べ精錬に大きな手間と時間がかかります。
└─────v───────────────────
∧∧
(*゚−゚)
ミ""ミ ( O O ∧∧
ミ ミ(,, ヽヽ (゚っ゚*)
ミ,,_____ """ミJ'J O つ
ミ"""""""""""""""ミ (,,(,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚−゚)──────────────────────
| ふむ、金はあくまで飾りか。……まぁよい、汝我に仕えよ。
| 竜の牙槍の製作を命ず。柄は白木、装飾は金だ。
└────v────────────────────
∧∧
┌(゚ー゚*)─────────
| はっ!命に換えましても!
└─────v──────
∧∧
(*゚−゚)
ミ""ミ ( O O ∧∧
ミ ミ(,, ヽヽ (゚ー゚*)
ミ,,_____ """ミJ'J O O )
ミ"""""""""""""""ミ (,,(,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
―― ……そして16年9月、秋の刈り取りの後……
∧∧
┌(*゚−゚)──────────
| これが……、最後の戦だ。
└────v────────
∧∧
(*゚−゚)
━━(|i゚i:i:i:iO━━━ミ,,゚`<ニ二>
〜ノ,,,ノヽヽ
し `J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┃
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│ 1 ┃
┃┝━━━┓─┼─┏━━━━━━━━─┐─┤− ┃
┃│山│山┃〜│〜┃山│山│山│山│村─┐│ 2 ┃
┃├─┐─┗━┓─┃─┌─────┘─┃│┤− ┃
┃│林│山│山┃〜┃山│村│畑│ │畑┃││ 3 ┃
┃├─└─┐─┗━┛─┘│┼─┼─┌─┃│┤− ┃
┃│森│林│山│山│ │畑│畑│森│山┃││ 4 ┃
┃├─┼─└───┘─┼│┼─┌─┘─┃│┤− ┃
┃│畑│村───────┤│森│山│山┃││ 5 ┃
┃├─┼─┼─┌───┐│┌─┘─┏━┛│┤− ┃
┃│畑│畑│ │山│山│││山│山┃┌─┘│ 6 ┃
┃├─┼─┌─┘─┌─┘││─┏━┛│┼─┤− ┃
┃│林│ │山│山│ │││山┃〜│↓│〜│ 7 ┃
┃├─┼─└───┘─┼│┏━┛─┌─┐─┤− ┃
┃│林│林│ │畑│村─┤┃〜│〜│村│〜│ 8 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼│┃─┏━┛─┃─┤− ┃
┃│森│森│林│畑│畑││┃〜┃畑│畑┃〜│ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼│┗━┛─┼─┃─┤− ┃
┃│森│森│森│森│林│└──→林│森┃〜│ 10 ┃
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┸─┘− ┃
┏ ┓
ハナンは、里の兵力の殆ど、1000の大軍を率いて、最後の戦いに望んだ。
┗ ┛
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃ χ−3 ┃アフォしぃの集落 ┃総人口:15500人 総収穫:小麦14700石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:1300人 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|森林┃統治者:なし
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃┝━━━┓─┼─┏━━━━━━━━─┐─┤− ┃呆:ζ−3:山麓の寒村:少女 ハナン
┃│山│山┃〜│〜┃山│山│山│山│村│〜│ 2 ┣━┓人口:4100 兵士:500 収穫:小麦3900石/年
┃├─┐─┗━┓─┃─┌─────┘─┃─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│山│山┃〜┃山│村│畑│ │畑┃〜│ 3 ┃呆:ι−2:北の漁村:
┃├─└─┐─┗━┛─┘─┼─┼─┌─┃─┤− ┣━┓人口:2400 兵士:200 収穫:小麦2000石/年
┃│森│林│山│山│ │畑│畑│森│山┃〜│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─└───┘─┼─┼─┌─┘─┃─┤− ┃呆:ε−8:東の村:
┃│畑│村│ │ │ │ │森│山│山┃〜│ 5 ┣━┓人口:3800 兵士:300 収穫:小麦3800石/年
┃├─┼─┼─┌───┐─┌─┘─┏━┛─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│畑│畑│ │山│山│ │山│山┃〜│〜│ 6 ┃呆:β−5:西の村:呪術師 アスター
┃├─┼─┌─┘─┌─┘─│─┏━┛─┼─┤− ┣━┓人口:2700 兵士:150 収穫:小麦2500石/年
┃│林│ │山│山│ │ │山┃〜│〜│〜│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─└───┘─┼─┏━┛─┌─┐─┤− ┃呆:ι−9:南の漁村:ドン ・ ボール
┃│林│林│ │畑│村│ ┃〜│〜│村│〜│ 8 ┣━┓人口:2500 兵士:150 収穫:小麦2500石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━┛─┃─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│森│森│林│畑│畑│ ┃〜┃畑│畑┃〜│ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┃─┤− ┣━┓
┃│森│森│森│森│林│ │ │林│森┃〜│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┸─┘− ┃
┃├─┤10km 013年01月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦12100石/年 魚200食/日 青銅/武装作れる程度 金/ちょっぴり
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:少しはあるかも知んないし、無いかもしんない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─┬──────────────────────┐
|呆|アフォしぃ |
├─┴─┬────────────────────┘
│一 代|大村長 ハナン 15才
├───┴───┐統:95 武:100+7 知:73 政:61 魅:37
├───┬───┴────────────────
│一 代|イッテの娘 ダッテ 14才
├───┴───┐統:56 武:42 知:71 政:79 魅:76
├───┬───┴────────────────
│一 代|ドン ・ ボール 41才
├───┴───┐統:52 武:79 知:03 政:01 魅:12
└───────┴────────────────
┌────────┐
|ログスト暦 2年6月|
└────────┘
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil ∧_∧ |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilili ( -m-) |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilili /:::::::ハ::j .|lilillilililil| /⌒\ lillilililil| |lilillilili
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ <:::_:ノつcヾ  ̄ ̄ ̄ ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,.,._∧ ======== | |
( ・∀) / ̄ ̄/ | |
/:::::::::::::ノ、 /__/ (∀・ )
<::_:::::/__〉) / ̄ ̄/ ∞ヾ::::::i,
/__/ (Y_ヽ::j
,.-────^─────-
i ・・・さて、話に入るぞ。
`'ー-----------------‐
↑unknown... ,.-( -m-)──────────-
i l i これは我らの先祖が書き記した
j Mountains | l 大凡のこの島の地図・・・。
|_ _, ___ _i, ゙'ー----------------------------‐
j:::::ヽ, _ _  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ゙`' ー- .、
_,.::'":::::::::::::::::::゙' ヽ、 ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i l
|::::::::::::: Trees ::::::::::::i _ ____ _,i
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i ,. --- 、,.:'":::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,_i Village i::::::::::: Trees :::::::::::|
ヾ:_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_';:-:‐::-::、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j
゙' ────--一'" ゙'ー------:、_:_::_ノ
↑unknown... ,.-‐( -m-)───────────-
i l i そしてこれが昨夜帰ってきた調査団が
j Mountains | l 書き記した物・・・。
|__, ___ _i, ゙'ー-----------------------------‐
j::ヽ, _ _  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ゙`' ー- .、
_,.::'"::::::::::::::::゙' ヽ、 ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::i .,. -─- 、 l
|::::::::::::: Trees :::::::::i i Village i _ ____ _,i
i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i ,.- ──-- 、,.:'":::::::::::::::::::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i.,__ i:::::::::::: Trees :::::::::::|
ヾ:_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j ゙'ー------:、::::::::::::j
゙' ────--一'" ヾ__::_ノ
_
| \ /l ,.-───────────────-
| \ __ / | i 皆が知っているとおり、10年ほど前に
| .、 | | 巨大な地震が起き前の村も畑も水に
| Y l 浸かってしまった。
| -- ,. ., l ゙'y------------------------------‐
ヽ j:,:';:゙: !ノ
> '゙ ’<
/:::::::::::::ヽ /:::ヽ
/::::::::::::::::::::::::∞:::::::::i,
l::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::l
/⌒\
( ) ,.-───────────────-
| | i しかし、こんなに水没するとは・・・。
| | l 民も流石に何年も麻のテントで
(・∀・ ;) < 生活するのはさぞ厳しいであろうな・・・。
∧_∧ /::∞、::::ヽ |早く次の安全な村を決めんと、
( -m) '(__Y__ヾ:::j i 反逆する者が出てくるぞ・・・。
/::::::::::ノ 、 // ___ ___ ゙'ー-----------------------------‐
<::_::/__〉) // / / / /
// ,.,._∧ _/ ./__/
(・ )
j、::::::::::::ヽ
(__ヾ::::_::::_j
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil ∧_∧ |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilili (. -m-;) |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilili /::::::∞:::j .|lilillilililil| /⌒\ lillilililil| |lilillilili
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ <:::_:ノつcヾ  ̄ ̄ ̄ ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,.,._∧ ======== | |
( -∀) / ̄ ̄/ | |
/:::::::::::::ノ、 /__/ (∀- ; )
<::_:::::/__〉) / ̄ ̄/ ∞ヾ::::::i,
/__/ (Y_ヽ::j
,.-────^────────────────-
i たしかにそうだが・・・。だが、今やっとのおもいで
l 耕すことのできた畑を手放すことは民にとって
l さぞ、きつい事であろう・・・。
,.-─'^ー‐ `'ー-----------------------------------‐─-、
| ・・・ならば、収穫まで待ち一年過ごせる程の食料を持って
l 安全な場所へ行けばよかろう。そして・・・収穫までの間・・・、
゙'ー------------------------------------------------‐
|\
| \ ,.-──────────-
| \ | この私が・・・、
| ´ ̄ ̄ ゙;':.;':;,:'.,:,.、 | 新天地を探しましょう。
|/ ゙;',:,:;::,.;:i ゙'y--------------------‐
| _ |
| r:::、 /::::j |
ヘ  ̄ t──j  ̄ /
ヽ ヽ二ノ ノ
`'ー - -'"
/:::i ノ:::::::::ヽ
/:::::::::ヽ /:::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::O::::::::::::::::::::::::::::\
┌───────────────────┐
| 紀元前8年 、 ログスト島の南西にある離島で |
|巨大な地震が起きた。 |
└───────────────────┘ ___ l:] l:]
|lii:: i| ラ:::::::::;;;;;;;;;;;;;;:::;;ゝ|lii: i|;;;;Wiwノノ;;:::ゝ |i: :iiレ' .|i: l川|/リリ-'` !::::::::::::::::i
|lii:: i| ラ:::::::::;;;;;;;;;;;;;;:::;;;;ゞlii: i|;;;;Wiwノノ;;:::ゝ.|i: :ii| |i: l川| wwiiii j::::| ̄l:::::l
|lii:: i| ミ;;;;,,ゝ;;;レ/;;;::::k |lii: i!WリリWii-''"`" .|i: :ii| |i: l川|^'w|川k  ̄ ノ::::j ___
|lii:: i| `w:!iiii!wWk'ゝ |lii: i| .|i:::| | ∧_∧ |川 |l:i| |i: <:::ノ l:::::::::::::::::::l
|lii:: i| |i::| |lii: i| .|i:::| ((; ・・Д)) .:i;| |川 |l:i| ,二二二二,
{ _ノ つ つ |::::::::::::::::::::::j
'::: "' "'':::'"''::'':::':'''':::'":"'''. '::: "' "'':::'" ((_ _jj // ´、:. ;;'"゙~;,:; ;、:. ;,:;;、:.)  ̄ ̄ ̄j:::::l
,,..'.;'":;. :.'''"'"' "'''.'''.;'":ソ''.':::。.. ::":::::"'''. ' i i,_)) :;;、":. ;,:;;、:. ;,:;;、:. ;,~):;,.:。 ノ:::/
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' "'''."''' '''.'"''' ,, ;''.'''"'ヽヾiツィ "'''ヽ ,、 ':,、,ヾi ,、 。.. ,、 ':,、,、::::::。..
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┌──────────────────────┐
| 地震の直後、 異変に気づいたのは漁師たちだった。|
|.それを見た彼らは、 草食動物のように逃げ回った。 |
└──────────────────────┘
∧_∧
(・Д・ lil) ∧_∧
と と )_ (ili ・Д・)
j ヽ,___) / ,.へ へ
(___ノ (__jヽ_,ヽ__)__,)
┌───────────────────────────────┐
|この島には言い伝えがあった。 |
| ‘ When the earth is angry , the sea resonates , and the sky disappears.’ |
| ( 大地怒りしとき 海共鳴し 空消え去る ) |
└───────────────────────────────┘
┌─────────────────┐
|.そう.、 彼らが見たのは水が無くなった海。|
|海があった場所には砂や泥など、 |
| 川から流れてきたもので溢れていた。|
└─────────────────┘
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~: ;.;;:; :; ;;.'; :;;:゙ .:;.: ;., :;:.;~ : ;. ;,;:".;; :,, ;.:, ;.;~,:;.: ;, ;'.:,;.: ; .:~';,; ,:,:'",; .;~,:.;
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~ ".; ;.: ,;. ;~, :;.:; , ;'.:~' ;,;, . __ ;;:゙ .: ;.: ;. ,:;:. ; :;; ;.' ;:;;:゙. :;.: ;. ,:;: .;
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;.,:;:.; __,,...- ' " __,,...-::'::":::ノ :;; ゙.:;.: ;.,:; :.;~ :; .;, ;:".;; : , , ;.:,; :'"
,...- ' " __,,...-::'::":::::::::::::::::::/ :; .:~' ;,.;:. :;;;. .:;.: ;.,:; :;.:.;~ ;
◎ /::::::::::::::::::::::::::::::::,.:::'" ;;.';:;;:゙.:;.: ;.,: ;:;.;,;: ;;~:;.;;:; :;; ;.,:;:.;~ :;.;,;:".;;
ヾi'ノ 、j,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄
┌─────────────────┐
| 同時刻、北の空から赤い炎が見えた 。 |:::
└─────────────────┘:::::......
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┌────────────────────┐
| 決して強そうでない炎、周りに立ち込める黒雲。 |
└────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
|. ある一人の男は悟った。今の現象と先代が残した言い伝え。 |
|「地震が起きたから津波が起き、 火山噴火により空が黒雲で埋め尽くされた。 」 |
| と・・・。|
└─────────────────────────────────┘
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| ´ ̄ ̄ ̄ / |
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ヽ ── ノ
゙'ー、 ,.--一'"
/:::ヽ ノ:::::\
/:::::::::::::ヽ /::::::::::::::\
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┌─────────────────────┐
|彼の名はハヴィ・リアム。 彼は今で言う物理学者。 |
|頭脳では彼が群を抜いて一番であった。 |
└─────────────────────┘
┌─────────────────────┐
|もちろん彼は民衆の心をすぐつかんだ。 |
|この種族に彼しか地震に詳しい者がいないとか、 |
|彼は頼りになるなど民衆からの期待は大きかった。 |
└─────────────────────┘
∧_∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧
( Д ) (・∀・ ;);・Д・)(・Д・ ;) ∧_∧
と''~ヾ::::::l ( ) つ つ ( ヽ(・∀・ )
| ヾ::j | | || | | | | | ( )
(_ノ 、__) (_(__)__)_)(_(__) ∪ ∪
゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´
┌────────────────────────┐
|そして一部の民衆は彼の教えに従い北へと逃げていった。 |
|食べ物や布、象 以外の全てを故郷に置いて。 |
└────────────────────────┘
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::_:::::) :: :(:::: ::::_:::::::_:::) :: :: :(::::: :::::::_:::(:::_::::: ::::::::_::)::::::
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:::::::::::ノ(::::::_:::::: ::::::):::: :::: ::: (:::::::::;;-‐''"´'':、;;:::::::ノ::::::::
_;;:--ー''''''"゙゙ ゙゙̄"'''''―--:;;;;;;-‐'゛.:'"゙:.:゙,:;、,"':::: :: ::_,,.;
::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"';,_,,.-ー'''"゙゙:,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,:゙',`:;,':,
":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; : ;:; ;~'',;'' ;~'',;'' ; ::;
..n. ..n. ..n. ..n. ..n. ..n. ..n. ..n. ..n. ..n. ..n. ..n.
:~:':~:~:':~:~:':~:~:':~:~:':~:~:':~:~:':~:~:':~:~:':~:~:':~:~:':~:~:':~:~:
┌───────────────────┐
|しかし、全てが順調に進むものではなかった。|
└───────────────────┘
___ _,.-─‐─--:.、.,_
,. - 一// ̄ ̄  ̄// ̄/ ゙'ヽ、
/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄| j ::ヾ ゙'i
/. | l ..::| i :::j .、 |
|: | .:l:::::| | ::i' 、:: |
|: | ...:::l:::::| i:, :l ゙ ● |
| |______....::::_::::l:::_| ヾ、 :i |
| ゙'ヾ:、 j ::‐,、 |
| l,: ...:::゙:ヾ:_i::::i l 三:|
j| i,: .:::::::::::/ ̄l | 三|
i::| ..::::| --─ |::. .::::::::::/i | i 三|
j::| ...::::::j::.. _ _i::::. ::::::::j’::l ヘ k: 三|
,i::!| ::,:-'"一'" ̄ l::::: :::::i ::::| ゙'、 ヽ 三|
|::!| /|::::... | |::: :::|::: l ゙iヾ、l =|
_∧ i::| i /..:::i :::::: i |: :|::: | | =i ∧_∧
;・∀・) |:j | :::| ::: | | j::: | i =| ( Д )
) '´ | |:::: i | l:: i | =i /::::::ハ:::i
人 Y /:::... i,:::::.. ゙i, j::::...... i,:::..゙'i l__,.:」 <:::::ノ ,ヾi
__(_) ヾ:_:::_::...___〉:_::__〉 ヾ::_:::_:..__〉::_:〉 (__ノ_)
゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´
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,.::'"::::::::::::i, / | | | | /
/::: ::::::::::::::::j ゴ / \ i l i l / -
/:::::: :::::::::::::::i ゴ / ─- .∧_∧ ──
〈:::::: ::::::::::::ノ ゴ ─‐ ( Д ) ─-
゙'ー- - '" / ゴ ── /::::::ハ::i ──
/ ゴ / <::::::ノ ,ヾi \ ─
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j::::| 「:l 「:l
l:::::i |::i |::i
|::::::゙':ヽ、
j:::::l ヾ、::ヽ
j::::::i ヾi ,:ー:::-::::-、 、
|::::::j `ー --一' j:::::i
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‘−--一'
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ヾiノ 、j,. i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i ヾjノ-
_,.j::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l、_
┌────────────────────┐
| 彼は運悪く重さ約25kg程の紡錘状の |
| 火山弾に当たり、無残な姿に変わり果てた。 |
| |
| 残った民衆は安全な場所を求めて太陽の陽が |
| 少しでもあたる灰の薄い場所で生活をした。 |
└────────────────────┘
__
/iヽ ヽ __
/ l \ \ /iヽ ヽ
 ̄  ̄  ̄ ̄ / l \ \
 ̄  ̄  ̄ ̄
┌────────────────────────┐
|.そして、村は津波に襲われ残った者の多くは溺死するなど|
| 生き残れた者は僅かだった。 |
└────────────────────────┘
:::::::::::::::::::::::::: ::::::: :::::::) :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :/:: .::. .::. .::..::ヽ :: :: :: (:::::: ::::: : ::: :: :::::::
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.....:::::::. ::::....... ....:::: ::.. .. :::.. .::: .: :. . ~~ ~ . ~ . ~ .: .: . ::...::::: :
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::: :::.:::.. . .. . .. ∧_∧:. ::::: :... . .:::: ..: ::.../::::k'.. .::::.. . . .:: : :.. . ... ::
:. . ::.. .. ::: : :..(;。-Д・). ... .::::.. . . .:: : :.~゙〜::'"~:: ::::: :... ::::: :... . .::
....:::: ::.. .. ::::: : ,ノ_つ,' 3とノヽーっ .. .::::: :: :. ::::: :... __ .. : ::...::::.. . . : :..
. .. .::::: :: ~゙'〜::〜:. ⊃〜⌒_つ〜~:. ::::: :.γ'⌒ヽ(´> > .. .::::.: :::... . ..
. . ... .::::.. . . .:〜' . ~ ~゙'〜〜'". ... ::: :::.:::~゙~`': 〜.〜::〜'~::~゙ ~. ::::: :...::::: :...
.. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... ::: :::.:::.. . .. . .. .::::: :: :. ::::: :... . .:::: ..: ::..
┌──────────────────────┐
|それから10年、ログスト暦2年。灰も薄くなり本格的な.|
|農業が出来るようになったのはこの年。 |
|それまでは象の肉を食べたり、 樹海に入り木の実や |
|キノコを採って飢えをしのいできた。 |
└──────────────────────┘
∧_∧ ,.--、
(; ・∀・)|| ̄
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lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilililil ∧_∧ |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilili (. -m-;) |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilililil| |lilillilili
lil| |lilillilililil| |lilillilili /::::::∞:::j .|lilillilililil| /⌒\ lillilililil| |lilillilili
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ <:::_:ノつcヾ  ̄ ̄ ̄ ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,.,._∧ ======== | |
( -∀) / ̄ ̄/ | |
/:::::::::::::ノ、 /__/ (∀・ )
<::_:::::/__〉) / ̄ ̄/ ∞ヾ::::::i,
/__/ (Y_ヽ::j
┌────────────────────────┐
|その年の6月、集会所である3人による今後のことについて|
|会議が行われた。 |
└────────────────────────┘
┌────────────────────────┐
|結果は新天地を探してさらなる危機を防ぐことに決まった。 |
└────────────────────────┘
,.-、∧_,.,.
(@(・∀・ ) ,.-、∧_∧
| ̄/::::::ハ:::i (@(,, ・∀・)
|__<::_:ノ ,ヾl | ̄〈:::::::y':::〉 ,.-γ'⌒゙ヽ
(_ノ、__) |_ l::_:/::_::l (@( -ハ-)
(_ハ__) | ̄/::::::y'::::ix
|_i:::_:/::_:::l
(__)_)
┌─────────────────────────┐
|調査団として行ったのは、シギとエド・リアムとサビラの3人。 |
└─────────────────────────┘
∧_,.,. -、
( ・∀:::::)@)
...,..,..,...,..,..,..,..,..,...,.,..,..,..,.,..,..,...,..,...,..,...,..,.. .,.... ,. i:::::ハ::::ヽ`| ...,..,..,..,..,..,..,.,..,..,.,,,,.,.,..,.,.,..,..,
.......l::ノ、 ヾ:::i_:|
........:::::::::::::::`ーヽ__)
....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....
......:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::: ,.- ∧_∧ + +
::::::::::::::::: (@(,, ・∀・) γ'⌒゙ヽ +
┌──────────┐ |´〈::::::::y'::::]ア)-ハ-#)@)
|彼らは北へと向かった。|
└──────────┘
┌─┬──────────────────────┐
|模|モララー 英雄:☆☆★★★★★|
├─┴──────────────────────┘
│集団名:なし 統治者:ヴィジ・リアム 支持率:40%
├───┬───┬───┬───┬───┬────┐
│身 08 │統 06 │知 06 │政 05 │繁 03 │合計 28 |
├───┴───┴───┴───┴───┴────┘
│総人口:1600匹
├────────────────────────
│生産力:トウモロコシ1800石/年 魚120食/日
├───┬────────────────────
│状 況│目標:北上
├───┘
│ 紀元前8年に起きた地震のせいで、大きな爪あとを
│残された南東にある離島。この経験をもとにまた起こる
│かもしれない地震に対して、より安全な場所を
|探すことになった。
├────────────────────────
│同盟:なし 仇敵:なし
└────────────────────────
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃模┃ ζ−13 ┃モララーの集落 ┃総人口:1600人 総収穫:トウモロコシ1800石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力: − 総税収: −
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|平地┃統治者:ヴィジ・リアム
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃模:θ−7:集落:ヴィジ・リアム
┃│山│森│ │ │ │ │ │ │ │ │ 2 ┣━┓人口1520人 収穫トウモロコシ1800石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│山│森│ │ │ │ │ │ │林│ 3 ┃模:ζ−8:漁港:マシキ
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓人口60人 魚120食/日
┃│森│林│林│ │ │ │ │林│林│森│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │森│森│ 5 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │ │ │ │ │畑│ │林│林│ 6 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┤− ┣━┓
┃│ │ │ │ │ │ │畑│集│ │ │ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│ ┃〜│〜│〜│〜│港│ │ │ │ │ 8 ┣━┓
┃┝━┛─┼─┼─┼─└─━━━━━━┓─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜|〜│〜│〜┃ │ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┥− ┣━┓
┃│〜│〜│〜│〜│〜|〜│〜│〜│〜│〜│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 002年06月 ┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:トウモロコシ1800石/年 魚120食/日
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:丸木舟50隻 象45匹 トウモロコシ100石 日干し魚150食
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─┬──────────────────────┐
|旗|種族名 |
├─┴─┬────────────────────┘
│家 系|リアム家 ヴィジ・リアム 84才
├───┴───┐統:61 武:14 知:65 政:82 魅:42
├───┬───┴────────────────
│一 代|リアム家 エド・リアム 16才
├───┴───┐統:14 武:63 知:23 政:10 魅:64
├───┬───┴────────────────
│一 代|シギ 29才
├───┴───┐統:04 武:96 知:87 政:90 魅:42
├───┬───┴────────────────
│一 代|マシキ 41才
├───┴───┐統:94 武:70 知:11 政:41 魅:86
├───┬───┴────────────────
│一 代|サビラ 84才
├───┴───┐統:60 武:57 知:62 政:00 魅:54
└───────┴────────────────
∧_∧ γ'⌒゙ヽ /⌒\
( -m-) ←──親友──→ ( -ハ-) ( )
ヴィジ・リアム サビラ | |
現統治者 調査団の一員。 | |
↑| 他の者と違っていつも ( ・∀・)
親子 青銅の剣を持っている。 マシキ
|↓ ハゲ。 漁港の会長
∧_∧ 子供に好かれてる。
〜 DIED 〜 ←───┐ ∧_,.,. ↑
ハヴィ・リアム 嫉妬─── ( ・∀・) ←──親友┘
この部族の中で一番 シギ
頭が良かったらしい。 調査団の一員
↑| ハヴィの死を一番
親子 喜んでた。
|↓
∧_∧
(,, ・∀・)
エド・リアム
育ちが悪く凄いバカ。
調査団として行く事に
なったのは祖父の要望の為。
独り言が多い。
82 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2008/06/28(土) 18:54:40 ID:bel9Oc+N0
l 、 ,ィ
| \ / |
| \____/ |
> ´ ` l
/ ヽ
/ |
| |
l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
l O O | < 考えてみたがお前ら2chに巣くう下法もの。|
, イ ´ヽ r-─、 /_ | ちょっと死んでもらおう正義の名の下に・・・ |
/ \ ノ_ l / ヽ \___________________/
/ ` _ ´ |
/ l
/ l |
l | l |
_,| |─ - 、 | |
( | ヽ \ | |
` |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
ヽ | l\
\ ___________/ | |
\ l l
\ _______ _ ノ、_ノ
―― 16年9月 南の漁村付近の平野
∧∧ | ヽ
(;゚ -゚) ;: | |
━( つ━O━━(((<> ;:,. |_| ━━(((<>
〜(,, つ ∧∧;:: ||
(,/´ (゚p;゚;;:)彡 ∧∧つ
━(;:つ((;:;:., (゚ぺメ)ヽ
∧∧ 〜(;:; ミ;: ヽ,) 、_ ,,)〜
(;>_<) ヽ;:) ;:;:;;:;: \ ヽ,)
━( つ━O━━(((<> "'';:;;:,..\l ∧∧とヽ
〜(,, つ /´/ (゚∀゚*) ノ
(,/´ ∧∧ / / ( つ=[ニニフ
(#゚皿゚) /_/ / ,,/〜
━( つ━O━━(((<> // (,/´J
〜(,, つ ∧∧ O∧∧
∧∧ (,/´ (ili>0<) (iliTO・;:。;:゚;:
(;゚ぺ) ( つ━O━l:;:と:)(((<>
━( つ━O━━(((<> 〜(,, / /;::;:: ,,)〜
〜(,, つ (,/'(,/ (;/'(;/
(,/´
┏ ┓
南の漁村攻略戦は、今までに無い大乱戦となった。……策を用いて将を
討ち、捕らえ、敵軍を降伏させてきた今までの戦いとは違う、総力戦。
┗ ┛
.,,.;:;:∧∧
;::;;,;::(:;,.;:;゚') /:),/;)
━━━━━━(((<> ;:;:;::;;:;::-、;:つ 〜‐-、;/ ;:;:.,;:;:,;:;:,.;:;:;:,.::;λ
彡 彡 ;:;: ;:;:8;:;: ;:,.,.,.,.,.. ;;: ;:;:.,;:;:,;(゚ζ:;:,.;:;:;:.,;:;:,;:;:,.;:
∧∧ ∧∧ ∞:∞;∞:;;:; ∧∧ :;:,;:;:,.;:;:;:.,λ;:
('(T0Til)') (゚ぺ*) (。 。#)、 :.,;:;:,;:;:,,.;@つ;:
ヽ ノ ( つO[ニニフ ∧と ヽ ;:,;:;:;:U
と_ ,,)〜 | (,,つ /´ (iliT0∠二]O :;;:;:;
ヽ,) =3 し´ / と,,) U´U し'`J ;: シィノ ノウミソ
∧l∧ ∧∧ ∧∧ ビャア゙ァ゙゙ァウマヒァィ゙ィィ゙
(:;:;:i|;:) (゚ー゚*) ━━━━━━(((<> oζ゚;;p゚)
━(;:つi;:O ( つO[ニニフ ピチョ (;::つo _ ペチャペチャ
〜(;:;:;:|i;:l ヽ つ ;:;:; 。 と;:;:);:) (_i.,o,。
(;:/ J;:;:,.. ヽ,,) ,.;::" ━━(((<>
┏ ┓
前線は両軍の兵の血で染まり、屍と臓物があたり一面に散乱する。
殺す者。殺される者。それらが交じり合い、ひっくり返ってはまた戻る。
┗ ┛
∧∧
/\(>_<*)
∧∧ ;:,. <l─≪と )
(*゚皿゚) "';::;,.∧∧ ヽ/ ,)〜
( つハハつ━━━━━(((<l*゚O゚) (,/`ヽ,) ∧∧
〜(,, ミ,,゚_') / つ[ニニフ (゚0T;)
彡(`U" ノ 〜(,,つ ノ /;:つ[ニニフ
> ̄>^> ∧∧ (,/ ∧∧ 〜(メつノ
(il゚O゚)つ /|(゚O゚*) (,/
━(;:つ;i─≪━(((<> O | と )
┏ ┓
この、軍紀も、軍令もあったものではない混沌の戦場において、生ける者は
残らず混沌に呑まれ、死から逃げ、恐慌の中に居たのだろうか?
┗ ┛
? 〜( ,. <
∧|_ ∧∧ /,.;:;,..つ
(゚^;il゚li)> (゚ー゚*) l(:@;:)´ ,.;:;:@>
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シャシャシャ U| "'';;::;,.,. /;:;: と;/;:/:;;;U
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(*゚−゚)つ━ ;::;|:− = 三,,゚`<ニ二> ,_8_、 (:;,.:;つO[ニニフ;:;:;:;:つ
ミ ━O|i゚i:i:i:i 彡 ;:i;:;:: / λλ /;:,.;:;:;)〜 (。0。ili) ,._:_;:_;/
〜ノ,,,ノヽヽO━ − = 三,,゚`<ニ二> :,.,.;;:;:li゚3゚) (;/`(;:つ ∨∨ :;;:;:8;:;:"
し `J ;:l;. (゚:;/ ,.;:;:;:';:;:∩と;:) ;:;:;:;8::;,.
シャシャシャ
┏ ┓
答えは、否。この戦場の中心部においてなお、冷静さを失わずに周囲の
情勢を洞察し、……それを最大限殺戮に生かすことの出来る者が、いた。
┗ ┛
∧∧
(;゚;:0゚)
"'l'''"
;:|:;
∧∧つ[ニニフ :;l:|; .,.,.,)
∠二二]と(゚∀゚メ) i; @;:;:;:∧∧
-=三=−[ニニフ - = = ― - /,./ と(ilT0゚)つ
∠二二]-=三=- (;:つ∩ ;:i;:;:|;:  ̄
-=三=- 〜(;:;:;:;:ノ - = = ― -
-=- U´U U´U
┏ ┓
言わずと知れた大村長ハナンと……
……アフォしぃ一の荒くれ者、ドン ・ ボール。
┗ ┛
┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻
┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻
┳
┴
┤ ├
┤┤┤ ├├├
┤┤┤┤ ├├├├
┤┤┤┤ ├├├├
┤┤┤┤ ├├├├
┏ ┓
やがて、両軍の兵士はその二人を避けるようになり、戦場の中央に
戦力の空白部分が生まれ……
┗ ┛
∧∧ ∧∧
(*゚−゚) (゚ー゚メ)
━━(|i゚i:i:i:iO━━━ミ,,゚`<ニ二> ( つ[ニニフニフ
〜ノ,,,ノヽヽ < ,,ヽ〜
し `J ヽ,)`ヽ,)
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
その中央で、ついに二人が激突した。
┗ ┛
∧∧
┌(゚ー゚メ)───────────────────────────────
| ほぉぉ……テメーが最近売り出し中のハナンとか言うザコか。
|
| ……幼い頃から随分腕を磨いたそうだな?親父の仇を討つ為に……ククク。
└─────────────────────────v────────
∧∧ ∧∧
(*゚−゚) (゚ー゚メ)
━━(|i゚i:i:i:iO━━━ミ,,゚`<ニ二> ( つ[ニニフニフ
〜ノ,,,ノヽヽ < ,,ヽ〜
し `J ヽ,)`ヽ,)
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚−゚)─^──────────────────────────────
|
| 貴様のようなゲスと語り合うべき言葉など無い。……我が覇道の前に散れ。
|
└──────────────────────────────────
∧∧ ∧ −
(*゚−゚) (゚ー 三 = −
━━(|i゚i:i:i:iO━━━ミ,,゚`<ニ二> ( つ[ニニフニフ
〜ノ,,,ノヽヽ < = −
し `J ヽ,)` = −
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
勝負は……
┗ ┛
キィン /
∧∧ / ::;;:,.:,. λλ
(*゚−゚) × ;;:;:;:;:o゚)つ[ニニフ
<二ニ>´゚,,ミ━O|i゚i:i:i:iつ━━━ / /ヽ,)[ニニフ
〜ノ,,,ノヽヽ / /と ,,)〜
し `ヽ,) (,/
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
一瞬。
┗ ┛
∧∧
(*゚−゚)
━━(|i゚i:i:i:iO━━━ミ,,゚`<ニ二>
〜ノ,,,ノヽヽ .,,..,.,.,,.,..,
し `J と と :;;:::つ> =[ニニフ
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""";::;;:,.;:.,;:,;:;:;:,."""""""""""""""""""
┏ ┓
たった一瞬で、戦いは終わりを告げた。
┗ ┛
∧∧
┌(*゚−゚)─────────────────────────
| 手土産も持たずに降伏とな?……その様な虫の良い事は断じて
|
| 許さぬ。ドン ・ ボールに付き従った者とその家族、残らず殺して
|
| 首を渡せ。さもなくば村ごと焼き討ちにしてくれようぞ……。
└────v───────────────────────
∧∧
┌(。 。 ili)──────
| ははーッ!
└─────v───
∧∧
(*゚−゚)
ミ""ミ ( O O
ミ ミ(,, つノ ) ) ) )
ミ,,_____ """ミ'J ∧∧⌒ヽ ∧∧⌒ヽ ∧∧⌒ヽ ∧∧⌒ヽ
ミ"""""""""""""""ミ (。 。 ili)U(,,_つ (。 。 ili)U(,,_つ (。 。 ili)U(,,_つ (。 。 ili)U(,
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
しかし、南の漁村の民にとって、本当の地獄はここからであった……
┗ ┛
|i`ヽ
|i | イヤー!!
∧|i_| ダ、ダッコ スルカラ
。・゚・。∧∧。・゚・。 (゚ぺ||) ∧∧ ∧∧ ∧∧ ミノガシテ…
(>_<*) ( つO (>0<*) (゚-T*) (゚ヮ゚ili)
ミ三彡 | ,,)〜 ミ三彡 ミ三彡 ミ三彡
(___,,)〜 し`J (___,,)〜 (___,,)〜 (___,,)〜
""""")... .. .. .. .. ..... . .. .(""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
碌に戦わずに降伏したファットマンの残党や、アスターを手土産代わりに
生け捕って降ってきた西の村の残党の時とは違い、正面から激突して
ハナン軍に多くの死傷者を出させた南の村の残党に対する追及は
苛烈を極めた。
┗ ┛
|i`ヽ
|i ;;| Z
∧|i_.::;| Z
。・゚・。ハ,,ハ。・゚・。 (゚ぺ||) z
(>_<*) ( つO ハ,,ハ ハ,,ハ ハ,,ハ
ミ三彡 | ,,)〜 (゚'o゚'il) (゚-T*) (゙ー゙*)
|l ̄ ̄l| し`J ミ三彡 ミ三彡 ミ三彡
""""")... .. .. .. .. ..... . .. .(""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
ドン ・ ボール軍の生き残り34名は残らず斬罪に処され、ドン ・ ボール軍
に加担した兵の家族達も、乳離れしていない赤子まで一人残らず殺された。
┗ ┛
―― 16年10月 南の漁村付近の平野
∧∧
┌(゙- ゙;)───────────────────────
| ハナン様、此度は少し殺り過ぎでは御座いませんか?
|
| 年端の行かぬ赤子まで殺しては、よからぬ噂が立ちますぞ。
└─────v────────────────────
∧∧
┌(*゚−゚)───────────────────────────
| フン、赤子一人がどれだけ怖いかは私自身が一番良く知っておるわ。
|
| 生かして置けば後の憂いとなる。残らず殺し、見せしめとすべきだ。
└────v─────────────────────────
∧∧
(*゚−゚) ∧∧
ミ""ミ ( O O (゙- ゙;)
ミ ミ(,, つノ | U
ミ,,_____ """ミ'J | ,,)〜
ミ"""""""""""""""ミ し'`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚−゚)───────────────────────────────
| さて、私はもう過去のことには興味は無い。考えるべきはこれからだ。先ずは、
|
| 住民をこの里から強制的に移住させようか。あと、収穫の六割を私に……
└────v─────────────────────────────
∧∧
┌(゚0 ゚;)───────────────────────
| お待ち下さいッ!き、強制移住とはまた如何なるご了見で?
|
| また、その決まり事は民に嫌われる元となります、ご再考を!
└─────v────────────────────
∧∧
(*゚−゚) ∧∧
ミ""ミ ( O O (゚0 ゚;)
ミ ミ(,, つノ と と )
ミ,,_____ """ミ'J | ,,)〜
ミ"""""""""""""""ミ し'`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚−゚)────────────────────────────────
| たわけ、そもそもなんでこの様な動乱が起こった?民が腹いっぱい喰えるだけの
|
| 食料がこの狭い里では取れないからだ。……しかも悪いことに、動乱の起こった
|
| その頃よりも人は今のほうが確実に多いぞ。
└────v──────────────────────────────
∧∧
┌(゚- ゚;)─────
| うーむむむ……
└─────v──
∧∧
(*゚−゚) ∧∧
ミ""ミ ( O O (゚- ゚;)
ミ ミ(,, つノ | U
ミ,,_____ """ミ'J | ,,)〜
ミ"""""""""""""""ミ し'`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚−゚)──────────────────────────────────
| 今は戦乱の世が終わって間もないゆえ、死なぬだけ喰えていれば文句は言われぬが、
|
| 平和に慣れれば民は増長し、かつての苦しみを忘れて確実に文句を言い始める。
|
| ならば、強制的に民を移住させ、新天地で開墾させるしか方法はあるまい。
|
| その為に、民の模範として私自らが率先して移住しよう。
└────v────────────────────────────────
∧∧
┌(゚- ゚;)─────
| ………………。
└─────v──
∧∧
(*゚−゚) ∧∧
ミ""ミ ( O O (゚- ゚;)
ミ ミ(,, つノ | U
ミ,,_____ """ミ'J | ,,)〜
ミ"""""""""""""""ミ し'`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚−゚)────────────────────────────────
| ちなみに、作物の六割を取るのは開拓者達の食を養い、新たな町を作るための
|
| ものだ。……勿論、文句を言う奴は、私が直々に殺す。テッテー的に殺す。
└────v──────────────────────────────
∧∧
┌(゚- ゚;)───────
| セリフ長いです……。
└─────v────
∧∧
(*゚−゚) ∧∧
ミ""ミ ( O O (゚- ゚;)
ミ ミ(,, つノ | U
ミ,,_____ """ミ'J | ,,)〜
ミ"""""""""""""""ミ し'`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚皿゚)──────────────────────
| うるさいわ。……あと、兵は200を残して全て平民に戻せ。
|
| 兵を持つのは私一人で十分だ、村長に兵は持たせん。
└────v────────────────────
∧∧
┌(゚- ゚;)─────────────────────
| ま、兵の没収は仕方ありませんか。乱世の元ですしね。
└─────v──────────────────
∧∧
(*゚皿゚) ∧∧
ミ""ミ ( O O (゚- ゚;)
ミ ミ(,, つノ | U
ミ,,_____ """ミ'J | ,,)〜
ミ"""""""""""""""ミ し'`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚ー゚)───────────────────────────────
| さぁ、これより私は王を名乗る。……大村長じゃあ、この唯一至尊の響きは出ん。
|
| ついでに我が種族の各村々を全て纏めて「アフォシリア」を称しよう。
└────v─────────────────────────────
∧∧
┌(゙- ゙;)──────────────────
| (……ハナン様は、見栄っ張りだからなぁ……)
└─────v───────────────
∧∧
('(*゚ー゚)') ∧∧
ミ""ミ > / (゙- ゙;)
ミ ミ(,, つノ | U
ミ,,_____ """ミ'J | ,,)〜
ミ"""""""""""""""ミ し'`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
∧∧
┌(*゚ー゚)───────────────────────────
| では、下がって良い。余はこれから工人と財宝作りの話があるのでな。
└────v─────────────────────────
∧∧
┌(゙o ゙;)───────────────────────
| ……その労力を国家開拓に費やしていただきたいです……。
└─────v────────────────────
∧∧
(*゚ー゚) ∧∧
ミ""ミ ( ∞) (゙o ゙;)
ミ ミ(,, つノ | U
ミ,,_____ """ミ'J | ,,)〜
ミ"""""""""""""""ミ し'`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┌─┬──────────────────────┐
|呆|アフォしぃ 英雄:☆☆☆☆☆★★|
├─┴──────────────────────┘
│集団名:アフォシリア王国 統治者:ハナン王 支持率:12%
├───┬───┬───┬───┬───┬────┐
│身 04 │統 07 │知 03 │政 05 │繁 09 │合計 28 |
├───┴───┴───┴───┴───┴────┘
│総人口:15700人
|兵 力:200人
├────────────────────────
│生産力:小麦14700石/年 魚60食/日
├───┬────────────────────
│状 況│現 状:南漁村の大虐殺と、文明の夜明け
├───┘
│ ついにハナンがアフォシリアの統一を成し遂げた。
│ さらに、数々の改革を行おうと考えている模様。だが、
│ 逆らうものを力でねじ伏せるその方針は、あまり人々に
│ 好かれては居ないようである。
│
| ちなみに、900以上の兵士が一般市民になったので一見
│ 人口は増えているように見えるが、兵+民の合計人口で
| 考えるなら相当減っている。
├────────────────────────
│同盟:なし 仇敵:なし
└────────────────────────
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃ χ−3 ┃アフォしぃの集落 ┃総人口:15700人 総収穫:小麦14700石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:200人 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|森林┃統治者:なし
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃┝━━━┓─┼─┏━━━━━━━━─┐─┤− ┃呆:ζ−3:山麓の寒村:少女 ハナン
┃│山│山┃〜│〜┃山│山│山│山│村│〜│ 2 ┣━┓人口:4500 兵士:200 収穫:小麦3900石/年
┃├─┐─┗━┓─┃─┌─────┘─┃─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│山│山┃〜┃山│村│畑│ │畑┃〜│ 3 ┃呆:ι−2:北の漁村:
┃├─└─┐─┗━┛─┘─┼─┼─┌─┃─┤− ┣━┓人口:2700 収穫:小麦2000石/年
┃│森│林│山│山│ │畑│畑│森│山┃〜│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─└───┘─┼─┼─┌─┘─┃─┤− ┃呆:ε−8:東の村:
┃│畑│村│ │ │ │ │森│山│山┃〜│ 5 ┣━┓人口:4300 収穫:小麦3800石/年
┃├─┼─┼─┌───┐─┌─┘─┏━┛─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│畑│畑│ │山│山│ │山│山┃〜│〜│ 6 ┃呆:β−5:西の村:呪術師 アスター
┃├─┼─┌─┘─┌─┘─│─┏━┛─┼─┤− ┣━┓人口:3000 収穫:小麦2500石/年
┃│林│ │山│山│ │ │山┃〜│〜│〜│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─└───┘─┼─┏━┛─┌─┐─┤− ┃呆:ι−9:南の漁村:ドン ・ ボール
┃│林│林│ │畑│村│ ┃〜│〜│村│〜│ 8 ┣━┓人口:1200 収穫:小麦2500石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━┛─┃─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│森│森│林│畑│畑│ ┃〜┃畑│畑┃〜│ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┃─┤− ┣━┓
┃│森│森│森│森│林│ │ │林│森┃〜│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┸─┘− ┃
┃├─┤10km 016年10月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦12100石/年 魚200食/日 青銅/武装作れる程度 金/ちょっぴり
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:少しはあるかも知んないし、無いかもしんない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─┬──────────────────────┐
|呆|アフォしぃ |
├─┴─┬────────────────────┘
│一 代|大村長 ハナン 15才
├───┴───┐統:95 武:100+7 知:73 政:61 魅:37
├───┬───┴────────────────
│一 代|イッテの娘 ダッテ 14才
├───┴───┐統:56 武:42 知:71 政:79 魅:76
└───────┴────────────────
訂正
┌─┬──────────────────────┐
|呆|アフォしぃ |
├─┴─┬────────────────────┘
│一 代|建国王 ハナン 15才
├───┴───┐統:95 武:100+7 知:73 政:61 魅:37
├───┬───┴────────────────
│一 代|イッテの娘 ダッテ 14才
├───┴───┐統:56 武:42 知:71 政:79 魅:76
└───────┴────────────────
/ ヽ
/ ̄ ̄"'- 、 ´ ̄`ヽ /`ヽ /ヽ'~'ヽ / /
/ ,,.--、 ヽヽ °,ノ__ ヽ__/ ゝノ `ー' ,..-、 / く
゙ー―''´ / /  ̄,,.―、 ヽ / ̄ヽ, -'"> / __'ー、 / _二ニヽ
/, -'" / / / } 〉 '' /~-''"`j ー´, -'" -' ./ /
, -'". ´ / 'ー‐''´ / ./ / _> ='´ ,-'", -'" / /
, -'",-'" ヽー―‐--´ ヽー´ ヽ-'''"~∠, -" {_,ノ ,,.. -――--..,,、
ヽー' __|__\ / \
. _|_ | __ __|__ヽヽ | | / .,..-ー'''''ー-、 ヽ
/ | \ | __|__ | | / ./ \ .l
| | .| | ゝ | / / l !
\___| .ノ レ (__ (__ ノ P r o j e c t ONIGIRI
────────────────────────────── | .|
挑 戦 者 た ち Challengers .!
l l l゙ .!
l ヽ / l
ヽ \_ ,,/ /
.\  ̄゛ ./
`'-..,, ___、_/
: : : ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::: : : : .: :
: : ;;;;;;;;:::::::::__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;: : : ,:
,:;;;;;;;;::::::/゜:::`: :::`──── ´ ̄ ̄\: : ::::;;,,,_;;;;;;;;;: : :
: ;;;;;;;;./;_,;;_.,,;;::::::: : : ::.: : : : : : : :;,,,i、';゙''llil`─、゙゙゙゙":::::;;;;;;;;;;;: ,:
: ;;;;;;;;|゙lliilllll゙゙゙゙Wy、: : : :`: : : : : :/`''ザ,iiillllllllllL|_、: : :::::;;;;;;;;;;;;;: ,:
: ;;;;;;;;;; ̄ ̄>;;:::゙゚゙!,,;、;、::::::`: : :;;;:::;‐,llllllllllllllllillK',、\: : : ::;;、;;;;;;;;;;;: :
: ;;;;;;;;,,illllllllll\、゙'"`":,.。,、i"`、:::::::ヽ::`___l],,_:゙ll\,,、.;l!゛;;;;;;;;;;;;;;;;:
;;:;;;`lllllllllllllllll|、;,,i、:`“゙ヽ`: :=、::;;,,,,,/llll!!llll,lllll\l】,,,l{i|;;;;;;;;;;;;;;;;;;:
;;;;;;;;'''l゙゙l!!!llllll\_,゙ケ,,″: .と-: : ;,/il,l,,,,l,,,,iiilllllllllll>゙゙゙゙ト:\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:
;;;;;;;;;;;``'フ]llllllllll\____/lllllllllllllllllllllllllllllllll\_.ニ: :|:;;;;;;;;;;;;;;;;;;:
: ;;;;;;;;;;、; |リ|llllllllllllliiiiiliiiiiillllliiiiiiilllll!lll゙゙゙゙″`;゙'゚゙゙lllll!l|.:'゙l,タ: ,ll「.\ :;;;;;;;;;;;;;;;;: :
:、;;.;、;`;:"ミ゙!llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll的"、;;;`;;;;;、ヽj|lll\,''r,,,,`゙、、:.\:.;;;;;;;;;;;;;:
: ヽ、´、、'"''T|lllllllllllllllllllllllllll!lll゙\、;ヽ.、、;.;、'.,゙ll|lllll\〒::`:::`:::;|;;;;;;;;;;;;;:
`゙‐ヽ:,'`'"゙''ガ゙llll!!!!!!!!!゙ケ/;`;,、`,ヽ;:、`,‐ヽ`il|゙lllllllii\___|、;;;;;.;;;`
: `:';;;ヽ;.、'`゙";"`;`;.`、`;.,``、、ヽ,丶;.、`ヽ"ア゙ll!!lii,l,,liiilllllllilliロ"、丶
: : : : ;`;;;;´;;;`;;;`;;丶'丶、;;;、`'丶;````、、`.'゙゙゙!!!llllllllll!!l゙″
: : : : `: : : ````;丶;、;;;`;;`丶;;`´゚~゚~`
: : : : : :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 「資研」の最初の課題は、「鈍く輝く石・青銅」であった。 |
|」__________________________|
― ○ ― ‐
/ \
i . ⊂ ⊃ | ̄ ̄ ̄ ̄~|
⊂ ⊃ ⊂ ⊃ | て/■ヽ |
|そ(゚Д゚ ,,):|
/\ | ___|
⊂⊃ ⊂ ⊃ /\⊂ ⊃ |/
/\ \⊂ ⊃./ /\ ./⊂ ⊃ ⊂ ⊃
\ /\ / / ⊂ ⊃ ./ \ /\ / \
⊂⊃ /\ / /\ /\ / ⊂ ⊃ / /\
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 沿岸村に隣接する山岳地帯でラデルが発見したこの石は、 |
||| すぐさま「資研」の人々の好奇心の対象となった。 |
|」_____________________________|
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_,,/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ :/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
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/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; `、;;;;;;;;;;;;;;‐ 、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;; `ヽ ‐‐-- 、
_ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| :| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; };;;;;;;;;;;;;;; `‐、
/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;l、 f、,,_ _, | | l;;;;;;;;;;;;;;; |
レ __ヽlヾ ヽモ-ヽl ´fモチ7ヽ={ r‐ィッヾ ヽ-r'´〒fデF`lェr‐、 l |
l`=l fモチ)_{´ ヽl!l :l l ll !l `┴ー/ソl⌒ッ`┴┴' }//l l、 ,,、ァtッヒヽ、rゥ _,,ェヒ‐ l,-、
ヾ}弋_シl弋 ヽl ヽ- ヽl lゝ__,ノ | ゞ___ノl/l / l `~゙´ lァノl 、fモチ lヾ;|
ヾl `' _`''´lヽ ── /l\l l、, l_ノ 〈 _ l!ノ l、, lソ
}\  ̄ ̄ ,ィl \  ̄ / l l ___ / ── 丿 ─‐ 丿
,/\ \__// \ \___/ ,,-''\|\ _ /|\ - / |、 ` / ,|、
-‐' \_,,-‐'\ `ヽ、 ,,r' /| \ / .| \__/ ,,rヽ‐-‐ '' / l`ヽ
,,-‐'' \ /\/\ / \. \____/ /\ ,,-‐'' /\ ,/ l ヽ
-‐''´ \/ }゙ _,,,‐''\ \ / /l\‐'' / `ヽ、_ l
_,,-‐'' ヽ \ / / l ''‐-、,/ `‐-、_
_,,-‐''´ ヽ /V<´ / l `‐- 、,,_
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 「資研」とはラフハーンの提案から創設された研究開発機関である。 :::|
||| 村の中でも特に好奇心旺盛な若者たちを中心に構成されている。 |
|」_______________________________|
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/ _\ /_ : ヽ
| (::.:.) (:;;;:) : :|
|  ̄  ̄ : : :|
| | ゙̄i_ :: : :/ < 冒険!冒険!
\ ┴─┘ :: : :/ 俺が珍しい物は回収してきてやんよ!
/ ̄ ̄ ̄() ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ / \ \
「鈍く輝く石」
│
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│〜┃││ ┃ ┃火│山│
┼─┃↓┼─┃─┗━┓─┼
│〜┃山│村┃〜│〜┃山│
┏━┛─┼─┗━━━┛─┼
┃ │ │ │砂│砂←───「赤き宝玉」
┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼
│ │ │ │ │砂│砂│
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ラデルが放浪の旅の道中で発見する奇妙な物体の調査研究を一手に引き受け、 |
||| 村のさらなる発展に役立てようと言うのであった。 |
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.......:::::::::::::)
.....::::::::)/ ) <::::...(;;;;;;;;,,,
| l !|,/´ ,l!| <::::...(;;;;;;;;;;,,,,,
| l !| ,,,r'!'"' |i:| |l !|
_ ,,| l !|'" |i:| | l!|
'" | l !| ,. |i:| |l !|
| l !| ,. (⌒'´::: :::
| l !| " (.:: ::: ::: :::
ノl ! ヽ " """'"'"'
,. _,/^‐、
_ 〈,., ..:::ヽ
"'"';;´"'"'"'"'-,.,.,.,. ""''"",,.,.,.,.,.,,.,..,,.-、,.,.,.,. ""''"",,.,.,.,.,.,,.,..,,.-,
"'"'"''"'"'"''"'、 '"'"'"'-,.,.,_r'""''"'" _,,.,.,.,.,.,,.,.,.,.、 '"'"'"'-,.,.,_r'""''"'" _,,.,.,.,.,.,,.,.,.
ヽ l::::::ノ::~'~ヾ"''"'"'";l"'" ~~;;j´~~ヽ_;;;/_:::: :~'~ヾ"''"'"'";l"'" ~~;;j´~~ヽ_;;;/_::::
l! _/:::::ノ:::::: ) :::;;/ ::::::l .. .::/ l:::\ :: ) :::;;/ ::::::l .. .::/ l:::\
ノ ヽ:::....ゝ:::....、ノ .;;:: /.:::ヽ::..::::/ :::;;ヽ_,/::::.. |....、ノ .;;:: /.:::ヽ::..::::/ :::;;ヽ_,/::::..
....:::ノー く::::.. l:::;;;;;/ ::::/、ー'、:::::;;;/ :::;;;/ . l:::;;;;;/ ::::/、ー'、:::::;;;/ :::;;;/
....:::::/ ...:::;,_、_/ :::::;ヽ_:::/ l ..:::ヽ/ ̄l,::;;;//■\:ヽ_:::/ l ..:::ヽ/ ̄l,::;;;/
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iwjwjivjivjwヾ_ノ /■\_,,ノ、_:::::/゙\,::ヘ_⊂ )ヽ_,,ノ、_:::::/゙\,::ヘ_/
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'':'`::'::',:'':';:;..,. | 八 r 丿 ';:;:;..,"'`',:'':'`::'::'': '':'`::'::',:'':';:;..,"'`'::',:'':';:;.
(_)(_)__) '':'` ::'::',:'':';:;:;..,
"'"'''':'`::':;:;..,"'`',:'':'`::'::'':':';:"'"''' "''''':'`::':':', :'':';:;:;..,"'`',:'':'`::'::'':;:;..,
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||| 早速彼らは山岳地帯にサーベイに出かけ、 |
||| ラデルが石を発見したと言う岩場の土砂や岩石のサンプルを小屋にもって帰った。 |
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||| 小屋で改めてよく観察してみると、全く輝きを持たない土くれの中に、 :::|
||| 少量ではあるが確かに光沢を持った小石が混ざっている。 |
|」_______________________________|
チョイスチョイスチョイスチョイスチョイスチョイスチョイスチョイスチョイスチョイスチョイスチョイス
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/■\ /■\
( ・∀・) (´∀` )
/ つ φ φ と '|
(_============== _)
 ̄|(_)) || ((_)| ̄
↓
ファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイア
ファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイア
ファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイア
ファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイアファイア
/■\ , ヾ、
( ・∀・) (ヽ、 ,ノ )
/ つ━━∈○) Y 丿
(_ '|''| !)ノ' ノ ,(
 ̄|(_)) / (( ´!. 、ヽ
| ,′, ヽ tゝ
| i /f ゛ )
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 丁寧に光沢を持つ小石だけを選別し、火で炙って見る。 :::|
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TAKE1
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|
| * *
| * + HOTです
| n /■\ n
| + (ヨ(*´・∀・)E)
| Y Y *
/■\ | ______________
( ’д’) |/
/■\ (/■\つ
(,, 'д`) ) )´∀ /■\ , ヾ、
( つ つ ( ・∀・) (ヽ、 ,ノ )
/ _/⌒ヽ/■\ つ━━∈○) Y 丿
(( (_人__つ ゚∀゚)つ| !)ノ' ノ ,(
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|(_)) / (( ´!. 、ヽ
| ,′, ヽ tゝ
| i /f ゛ )
TAKE2
______________
|
| * *
| * + ワンモアセッ!
| n /■\ n
| + (ヨ(*´・∀・)E)
| Y Y *
/■\ | ______________
( ’д’) |/
/■\ (/■\つ
(,, 'д`) ) )´∀ /■\ , ヾ、
( つ つ ( ・∀・) (ヽ、 ,ノ )
/ _/⌒ヽ/■\ つ━━∈○) Y 丿
(( (_人__つ ゚∀゚)つ| !)ノ' ノ ,(
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|(_)) / (( ´!. 、ヽ
| ,′, ヽ tゝ
| i /f ゛ )
●
そ
●
し
●
て
●
三
●
時
●
間
●
後
TAKE48
,――――───────────
│誰か早く実験終了させろよ……
│このままじゃ干からびちまうよ…
'――――――――───────
γ⌒ヽ
ゝ __ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 火が変色しなかったか…ゼェハァ…!? |
| まだ実験の余地があるぜーー! : |
○ | ________________/
|/
/■\
(; ’д’)
/■\ (/■\つ
(,;;'д`) :) )´∀ /■\ , ヾ、
( つ つ ( ;・∀・) (ヽ、 ,ノ )
/ _/⌒ヽ/■\ つ━━∈○) Y 丿
(( (_人_つ;゚∀゚)つ| !)ノ' ノ ,(
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|(_)) / (( ´!. 、ヽ
| ,′, ヽ tゝ
| i /f ゛ )
/■\
(; ’д’)
/■\ (/■\つ
(,;;'д`) :) )´∀ /■\ , ヾ、
( つ つ ( *・∀・)ハアハア (ヽ、 ,ノ )
/ _/⌒ヽ/■\ つ━━∈○) Y 丿
(( (_人_つ;゚∀゚)つ| !)ノ' ノ ,(
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|(_)) / (( ´!. 、ヽ
| ,′, ヽ tゝ
| i /f ゛ )
TAKE49
___
.//⌒___ \ + 。 + 。 * 。
//_/ \\ \
\\ \
* + (( | イヤッッホォォォオオォオウ!
| ∩
+ 。 : | | | * + 。 + 。 +
| | |
| / | ._ + 。 + + *
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
γ ⌒ヽ
i i
ゝ ___,ノ
γ⌒ヽ
ゝ __ノ
○
/■\
(; TдT)
/■\ (/■\つ
(,;TдT) :):)T∀ /■\ , ヾ、
( つ つ ( *・∀・)ハァハァ (ヽ、 ,ノ )
/ _/⌒ヽ/■\ つ━━∈○) Y 丿
(( (_人_つT∀T)つ| !)ノ' ノ ,(
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|(_)) / (( ´!. 、ヽ
| ,′, ヽ tゝ
| i /f ゛ )
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| その結果、彼らが一番最初に発見したのは「炎色反応」であった。 |
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/\ (´∀` ,) | | |/ / ::'::',:'':';:;:;.., ::'::',:'':';:;:;..,
| ̄\| | | とと ) :::| | | / '':';:;:;..,"'`',:'':'`::'::'':;:;.'':';:;:;..,"'`',:'':'`::'::'':;:;..,
\\ | | |/| ( ( ( :| | |/ ':'`::'::',:'':';:;..,"'`'::',:'':';:;':'`::'::',:'':';:;..,"'`'::',:'':';:;.
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_ __,,,...--‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ/ ̄Y ̄~゛T⌒√‐--...,,,__ __ __,,,...--‐√"゙゙T"~ ̄Y"\_ __,,,...-
T | l,_,,/\ ,,/l | l^i、 /ヽ_,l | T | l,_,,/\ ,,/l | l T |
,.-r '"l\,,j / |/ L,,,/ ゙i,,,_l ヽ| / j,,/l`r-./r '"l\,,j/ / |/ L,,,/\/ヽ,.-r '"l\
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼らはもう一度サーベイに出かけた。 |
||| 今度はもっと大量に大き目の石を採取できるポイントを見つけた。 |
|」_______________________________|
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 翌朝になって研究員Dが呟く。世界の理が崩れるので名前は無い。 :::|
||| 小屋の外にレンガで奇妙なドーム型の構造物が組み立てられている。 :::|
|」_______________________________|
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∫こんなものを組み立ててみたんだが……ハァハァ……
'〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜v〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
| ̄|
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l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l二二,,|二二,,|二二,,|: (*・∀・*)ハァハァ
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| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄,,|: | | | /|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|\
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄|: (__)_) /゙:|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ
""" "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" / : |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| \
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 丶
┌───────┐ | |
│なんですか > ` /
└───────┘ \ /
>──────<
┌────────────────────────────────
│そうだな…炉とでも言ったらいいだろうか。ほら、パンを焼く窯があるだろ。
└────────────────────v───────────
| ̄|
| |
| | /■\
l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l二二,,|二二,,|二二,,|: (・∀・* )
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ̄|: ( )
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄,,|: | | | /|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|\
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄|: (__)_) /゙:|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ
""" "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" / : |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| \
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 丶
┌───────┐ | |
│(゚д゚)へぇ > ` /
└───────┘ \ /
>──────<
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| そこから着想を得たらしい。これで石を焼いてみようということだ。 :::|
|」_______________________________|
┌────────────────────────────
│もしかしたら粘土を焼いて土器を作るみたいになるかもしれんよ!
└────────────────────v───────
| ̄|
| |
| | /■\
l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l二二,,|二二,,|二二,,|: (0゚・∀・) ワクワクテカテカ
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ̄|: ( )
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄,,|: | | |
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄|: (__)_)
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┼ 、 ┼ 、  ̄フ | -┼ ヽ、_・・ |''| :|''|
/ i ヽ / i ヽ ∠ニ、 | -┼ ./ l7 l7
α、 α、 o,ノ し αヽ (__ o o
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/ U ヽ \ / / U ヽ
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||| 彼の考えに皆興味を示した。なるほど、土器みたくなったら便利かもしれない。:::::|
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/ !,,;、;、::::::`: : :、゙'"`":,.。,、i、゙'"`":,.。,、i"::/
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\ ゙ケ,,″::゙゚゙!,,;、;、::::::`::゙゚゙!,,;、;\
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 石を炉の中に入れてみる。早速薪を放り込み加熱実験開始だ! :|
|」____________________________|
(;:;:;,.,.;:,.;)
(:;,:.,.:;) ボォォォ……
(;;:,.)
| ̄|
| | /■\
| | ( )
l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l二二,,|二二,,|二二,,|: /■ ⊂二、 \ :/■\
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ̄|: ( ) :\ ) (´∀` )
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄,,|: ⊂ ) / / / ∪∪ ヽ○
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄| (__)_) (__)_) (⌒(⌒)
""" "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ "" """ """ """ "" """ "" """ ""
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 炉の中を観察しつづける。石は如何様に変化するのだろうか。 |
|」____________________________|
30分…
(;:;:;,.,.;:,.;)
(:;,:.,.:;) ボォォォ……
(;;:,.)
| ̄|
| | /■\
| | ( )
l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l二二,,|二二,,|二二,,|: /■ ⊂二、 \ :/■\
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ̄|: ( ) :\ ) (´∀` )
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄,,|: ⊂ ) / / / ∪∪ ヽ○
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄| (__)_) (__)_) (⌒(⌒)
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一時間…
(;:;:;,.,.;:,.;)
(:;,:.,.:;) ボォォォ……
(;;:,.)
| ̄|
| | /■\
| | (;; )
l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l二二,,|二二,,|二二,,|: /■ ⊂二、 \ :/■\
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ̄|: ( ) :\ ) (´Д` )
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄,,|: ⊂ ) / / / ∪∪ ヽ○
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄| (__)_) (__)_) (⌒(⌒)
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二時間…
(;:;:;,.,.;:,.;)
(:;,:.,.:;) ボォォォ……
(;;:,.)
| ̄|
| | /■\
| | (;;; )
l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l二二,,|二二,,|二二,,|: /■ ⊂二、 \ :/■\
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 10分、20分、30分、1時間、2時間、何の変化も無い。何だこれは。 |
|」_____________________________|
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 加熱を一旦中止し、石の状態を確認してみる。 |
||| 奇妙な変化に気付く。角張っていた石が丸みを帯びているのだ。 :::|
|」______________________________|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
( : :`: : : : : ::゙゚゙!,,;、;、:::::::゙゚゙!,,;、;、::::::`、
|、;、::::::`: : :、゙'"`":,.。,、i、゙'"`":,.。,、i":)
("`":,.。,、i"`;,,i、:`“゙ヽ`: :;,,i、:`“゙ヽ::;;/
| 、:`“゙ヽ`: :_,゙ケ,,″: .と _,゙ケ,,: : ;,/
\ ゙ケ,,″::゙゚゙!,,;、;、::::::`::゙゚゙!,,;、;\
\ 、゙'"`":,.。,、i"`、::::、゙'"`":,:::\
\ ;,,i、:`“゙ヽ`: :=、;,,i、:`“゙ヽ:::/
\ _,゙ケ,,″: .と-:_,゙ケ,,″: ./
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│もっとたくさん熱をかけられるようにしてみる。
└────────v───────────
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│我々はこの凝固物の研究だ。
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( '∀`) ( ’∀’) (´∀` ) (゚∀゚ )
( ) ( ■■ ■■ ) ( )
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(__)_) | | (_(__)
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 五年間、開発者たちの飽くなき追求は続いた。 :::|
|」______________________|
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,,.;. ; :., .. .''... .. ' ..;,):
'' '.': ;,::. . ..., ;)
.''.:.:´⌒`.: .: ... . ...,. . ,;
.''':. .,'''.:;. .:: .'. ,.:,; ...,; ''
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( .: .....: ...:.: .: ⌒` .: ..:.: .:
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| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄| || || ( ) ( ) ( )
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄| || || | | | | | | | | |
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄| || || (__)_) (__)_) (__)_)
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| そして遂に、「青銅炉」が完成した。 ::|
|」_________________|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
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 ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'、:;;;:;;l ドローリ
| | | | |;:;;;;l
| | | | l;;;;;;;l
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| | | | |:;;;;;:|
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/ ::. _ .::::::::::::: _:::::ヽ_
┏┓ ┏━━┓ / / °ヽ_ヽv /:/ °ヽ::::::ヽ ┏┓┏┓┏┓
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┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━ | :::. ) )| |⊂ニヽ .| ! ) ) ::::| ━━━━┛┗┛┗┛┗┛
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/ ( ( ( .( \
/ .、.) ) / \ _ \
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 排出孔から、赤く熱を帯びる液体がドロリと流れ落ちたのと、 :::|
||| 研究員Dが、涙を頬に滴り落としたのは同時であった……。 |
|」____________________________|
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| これを契機に、青銅製の武器・防具・鎧の生産のための準備が始まった。 ::|
|」_________________________________|
...::;;;\ ....:::;;;;/ ...::::;;;;;/ .....::::::::;;;;;;;;;〉 ....:::::::;;;;| ...:::;;/ ...::::::;;;;;〈
..::;;;;;;;;〉 ..::::;;;;〈 ....:::::;;;;;〉 ....:::::;;;;;;;;;| ..:::::;;;;;;;;/ ..:::;;;;;/ ......::::::;;;;;;;/
...::::;;;;|__,,,;;;;;;;/_ 二二二二二二二二二二二二二二二二二二 ....:::::;;;;;/ .......::::::;;;;;/
......:::;;;;/ ........::::::;;;;;;ヽ || |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:: ; :;:;:;:;:;:| ||::::::::;;;;;;;/....:::::;;;ヽ ..:;;\_/ ̄..::;;ヽ
--―--、´ ...::::::::;::::|二| |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ; :| |二|:;;;;/_ ::;;;;;;| ..::;;;;| ...::::;;;〉
...:::;;;;\ ..:::::::::;;;;;;; || |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; | ||:::....::::::;;;;;;ヽ_/...:::;;;;;/ ..:::;;;;;|
..:;;;;;;;〉 .....:::::: ; |二| |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : | |二|::.:::::::;;;;;;;\| ...:::;;;/ ....::::;;;/
..::;;;;/`---、 . ....::::::;;;;;;;/ || |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : | || .......::::::;;;;;;;;〉 ...:::;;;|__....:::;;;;/\
...::;;;;/ ...:::;;;;\..::::::: /|二| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: . | |二|____,;;;;;/___/ "''''''---、/
.....::;;;| ...:::::;;;;;ヽ/:\ ...::;;|| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .: | ||.::::;;;;;::;ヽ/ ....:::;;;\ ....:::::;;;;;\
.......:::;;;;〉 ....::::;;;;;;〉 ..::; l |二| | / ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐::::| |二|..::;;;;;;i ...::::;;;;;;| ........::::::;;;;;;;;|
.....:::;;;/ ...::::;;;;;/ ...::;/ .:;;;|| |/─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─゙:::| ||.:::::;;;;;;/ ...::::;;;;;;;;/ .........::::::::::;;;;;;;;;/
ー'''´ `ー-----'' `ー-''"""''''` ̄ ̄ ̄""` ̄ ̄~~''~ ̄ ̄ ̄~~'' ̄ ̄ ̄ ̄~`ー--―'`ー--、,,,,,-''`ー--,,,____,,,,,,-―''`
/■ヽ ヽ\
__ ━((゚Д゚,,)━| |
/二二\、ヽ ヽ ) //
(_/´∀`)ヽl | |
( ) (_,/ ヽ,) /■ヽ/'>
/ノ γヽ (^Д^,)' 。
(__丿\__ノ : ( )
/| |
ヽ(_,/ヽ_)
┌───────────
│よっしゃ、その調子や!
└─v─────────
二二二
// `皿´) /■\
( ) ( ´・ω) て カキーン
| | | ( つ━┥| そ ピキーン
(__)_) ( ̄__)__)| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌─────────────────
│何種類かの材質で鋳型を作ってます。
└──────v──────────
/■\ /■\ /■\
(・∀・ ) ( ´∀`) ( )
( つつ ( つ ⊂ )
( ̄__)__) (_____) :(__)_)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
| ̄ ̄,,l ̄| : /■\
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| (・∀・* )ハァハァ
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| とと )
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄| (__(__ ̄)
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l二二,,|二二,,|
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄|
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄|
| ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄,,l ̄ ̄|三三三.| ̄ ̄|
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 大規模鉱山の開設、職人の育成、鋳型や道具の製作、「青銅炉」の建設……。:::|
|」__________________________________|
.,;:,.'""""'''''''::::;:;:;;,..,,.,.,:;;:'""'''''''' . :.. . :. .. . :.:.. .. . . _,,...;:;:;;:''""'''"";:;.:;;'' ::.....;
. .:. . . . . .. .. . . :. ....,,,,__...,,;:;'''""''''::;;;;.......,,,,...;: """''''''''"''''"'''''''''''''''':
. . :. .. . :.:.. .. . . .. .. .. . . . . ;;;;;;;;;;;''''''"""'''"""" ""''''''''':::::......"""''''
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:.:.. .. . . """"''''''''''':::::::::;;;;,,,,,....._ ""'"
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. . . . . .: .. . .
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 今、沿岸村に向かって、一人の男が走っている。::::::|
||| リリ・ススの進撃を伝えるために。 |
|」______________________|
WwwwWVVWWWWWwwWWVVwwvvvwWWWWWVVwwwWWVwvvvvWvvvVVVWVWWWWWW
⌒;;;((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミ((;;;ゝヾ;ヾ ⌒;;;) ;;;).(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;((;;;ゝヾ;;;/■ヽヾ⌒;;;ヾ:;ヾ(;ヾ⌒;;;:;ヾ() :;ヾ(;;;)
((;;;((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;;;;);;;;;;)⌒((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;.;; )ヾミ(⌒;;;);;;)ヾミヾミ:;ヾ(; ゚Д゚)ゞ;;ヾ;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミ((;;;ゝヾミ((;;;ゝ
"`"'"`'"'"'"'`""'`"'"`'"`"'`"'"`'"`"'"'"'`"``'''"""`''"`"``""''"''''''''⊂ ⊂)`''"`"'`"'"`'"`"'"'"'`"''`'''"'''"'''"
` '' ⊂(__ /
''' ヽ__) ,,
` , ,,,,
WVWWVVwwvWWWWwvvvvWvvWWWwwWWvVVVWWWWvvvwwvvvWWWWwwWWWWwwWWV
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;)ヾミ) ;;;)(;)ヾミ) ;;;)((;;;ゝヾ;ヾ⌒(;;;ゝヾ;ヾ⌒ヾ;ヾ⌒;;;((;;ゝヾ;ヾ;ヾ⌒;;;(;;;)ヾミヾミ:;ヾゞ;;ゝ;;;)ヾミ) ;;;)((;;;ゝヾ(;;;ゝ
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| そして、村を守らんとする兵たちは戦場へと赴く。 |
||| その身に開発者達の血と汗の結晶を纏いながら…… :|
|」________________________|
\_WWWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ 我らが故郷を共に守るぞ! \_WWWWWWWWWWWWW/
≫ ≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMMM≫ エイ、エイ、オー!! ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMM\
||__||_ ||__||_ .||__||_ .||__||_ :||__||_ .||__||_ .||__||_ .||__||_
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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┌─┬──────────────────────┐
|飯|おにぎり 英雄:★★★★★★★|
├─┴──────────────────────┘
│集団名:なし 統治者:ラデル他二人 支持率:99%
├───┬───┬───┬───┬───┬────┐
│身 04 │統 08 │知 05 │政 07 │繁 05 │合計 29 |
├───┴───┴───┴───┴───┴────┘
│総人口:14530人
|兵 力:1820人
├────────────────────────
│生産力:米4700石/年 小麦9800石/年 材木750本/月
│ 魚20食/日 干し肉300食/月 肥料70kg/月
│ 食肉130食/月 自然銅鉱石85kg/月
├───┬────────────────────
│状 況│現 状:旅はまだー終わらないー♪
├───┘
│資源研究会の開発者たちの血の滲むような努力の結果、
│ついに沿岸村はオニギリ史上初の金属武装を量産するこ
│とに成功したのであった。「資研」がその名をオニギリ史に
│残す事になった第一歩である。
│この技術進歩によって初めて彼らはリリ・ススの兵団に立
│ち向かうだけの戦闘力を身に付けたのである。
├────────────────────────
│同盟:なし 仇敵:なし
└────────────────────────
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃ ξ− 7 ┃ディロイ山 ┃総人口:120人 総収穫:‐
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:0人 総生産:自然銅鉱石85kg/月
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┰─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|山岳┃統治者:‐
┃│ ┃山│山│ │山│ │森│山│ │ │ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃飯:θ−7:ディロイ銅山
┃│ ┃森│山│山│山│山│山│森│山│山│ 2 ┣━┓生産:自然銅鉱石85kg/月 鉱夫:100人
┃├─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ ┃ │山│森│山│山│山│山│山│ 3 ┃
┃├─┏━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│ ┃ │ │山│山│森│山│山│山│山│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│ ┃ │ │森│山│山│森│山│山│山│ 5 ┣━┓
┃├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ ┃ │森│山│山│山│山│山│山│山│ 6 ┃
┃├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│ ┃ │山│山│森│山│山│鉱│山│山│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│ ┃ │ │ │山│山│山│山│山│ │ 8 ┣━┓
┃┝━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │林│山│ │山│森│ │山│ │ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│ │ │ │林│ │ │ │ │ │ │ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 011年06月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:自然銅鉱石85kg/月
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:小麦100石
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─┬──────────────────────
|飯|青銅重歩
├─┴──────────────────────
│ ||__||_
│ /;;;;;;;;;;;;;;)
│ |;;;/´∀`)
│ ━/;;;;;;;;;;;;;;;)0━━━━||>
│ |;;;;;;;>;;;;;>
│ <__>_>
├──┬───┬───┬───┬───┬─────
│能力│攻 10 │防 16 │移 04 │統 08 │合計:38
├──┼──┬┴─┬─┴┬──┼──┬┴─┬───
│適応│平○│森▲│荒▲│山▲│雪▲│街○|水×
├──┼──┴──┴──┴──┴──┴──┴───
│特性│密集戦法 雷に弱い 乱戦に弱い
├──┴┬────────────────────
│説 明│:オニギリ史上初となる金属武装の兵科であり、
├───┘:後の金属開発の雛型となった。従来の木製の
│ :鈍器や槍などのダメージのほとんどを通さない
│ :防御力、青銅を鋭く研いで作られた槍など、
│ :攻防両面において従来のオニギリの兵科を大
│ :きく凌駕する能力を持っている。
├────────────────────────
│開発年代:11年01月 必要技術:青銅器
└────────────────────────
すごーい!
ますます、面白くなってきたー。
.
' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`
,、 ト、ト、 'l` 〜 Afosyria Story 〜
//l\≧,,゚ w>,m |
⌒^⌒/E⌒lー――――――――――――――
(^l:::::::| 王の旅路
ヽ`ー'ー――――――――――――――‐
 ̄ソ┌──┘ Episode - 8
―― 16年11月 山麓の寒村
、_________________________________,
.
∧∧
┌(*゚−゚)──────────────────────
| では、行って参る。留守と補給の事、よろしく頼んだぞ。
└──v──────────────────────
∧∧
┌(゚- ゚;)───────
| お気をつけて……。
└─────v────
━━O∧∧━━━ミ,,゚`<ニ二>
(*゚−゚) ∧∧
__ハハi゚iO (゚- ゚;)
('_゚ ミ,,ヽ〜 (つと ヽ
ヽ "U´)ミ ヽ ,,)〜
||^|| ̄|| し'`J
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 作物の刈り入れと脱穀が終わり、農閑期に入った11月、ハナン王は |l|
|i| |i|
|l| アフォシリアの民8000を引き連れて西へと移動を開始した。 |l|
|i| |i|
|l| ……国中の民の半分を引き連れての、民族大移動である。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│山│山┃〜│〜│〜│2
┏━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┤−
┃山│山│ │ │林│林│林←──村┃〜│〜│3
┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
┃山│山│山│山│ │ │ │林│山┃〜│〜│4
┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤
│〜│〜│〜┃山│荒│荒│山│山│山│山┃〜│5
┏━━━┓─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
┃ │ ┃ ┃火│山│荒│ │林│林│山┃〜│6
└─┴─┸─┗━┴─┴─┴─┴─┴─┴─┸─┘−
|i|ー──────────────────────────────|i|
|l| 西へと向かった理由は至極単純 。 北と東の海を 移動するだけの船を |l|
|i| |i|
|l| 彼らは持っていないし、南の岩山は見るからに不毛であり、 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
、、,
/(;::::)
∧∧/ ∧∧-、
(゚- ゚;) (>_<;)「i |
( と ) (つ/,と,|i li
と,, )〜 ヽ Ll| ハ,,ハ ハ,,ハ ハ,,ハ ハ,,ハ ハ,,ハ
ヽ,) U`ヽ,) (゚o゚;),,)~ (゚-゚;),,)~ (゚p゚;),,)~ (゚o゚*),,)~ (>_<;),,)~
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| … … 消去法で考えて 、 それしか選択肢が無かったから 、 である。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,.、、 ,..,.,
,,;:;,:,.;, :;,::,;:,.;;:
,.,:,,:,.;:;:,.;, W
y """
li 、、、、
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/\
/ \ ,..,,.,.,.,.,
l l ,.;::;,.:;:,.:,.;:;:,.,
| | ヽi/
|: | |i
| | ""
|\ |
l. > /.l 、、、、
l o ヽ/ |
ヽ ,'
// l^|^ lヾ
/`ヽ /`ヽ l l ,'l::|::|'| l
/ ヽ / l |;::::| 、、、、
l `ー-―' | |;;:::|
. | l |;;;,:|
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| しかし 、たった一つのその選択は、この場においての最適解であった。 |l|
|i| |i|
|l| 西方には、まだ人が多く暮らせる林野が広がっていたのである 。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
−..ニ:'' ⌒:)`,
-ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
-=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')
r‐,,..,-.,-,,.,.___,.,.,.-、__,.-.,_.,.,.,._____,.,.-,_.-.,.,,.,_,.,.,.-、__,.-.,_.,.,._,.,.-,____, ,.._.-.,.,,.,__,.-.,
/:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/ `、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ >::ノ、::ハ:丿::`、
/:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
. ..::.:/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;( (ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:::.. ..
、 :: :: :. :. .゙:. : ..`⌒::ー ‐ ‐- - -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ⌒‐_、_::- −..ニ ⌒゙''::ー =、::'' ⌒:)`::.::.::.:..
: `.: :.‐=、 .....ニ..⌒ ‐.: :.‐゙''::ー =、::'' ⌒:)`ヽ -ー) )''"  ̄..⌒゙ ヽ、_ _‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ::' .... )::.::.::.:..
: `::ー =ニ..⌒ ‐、_::- −..ニ ⌒゙'':`ヽγ ,. ': '`ヽ'´:. :`ヽ : ';  ̄..⌒゙ ヽ、_ __゙'':`ヽγ ,. ': ヽ_,,. - ‐‐::‐-
::.::.::.:.. :: : ヽ ‐:、 )...,. -=、':⌒ー:、く(´ ::. ' .... )::ニ ⌒ヽ_,,. - ‐‐::‐-.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .: :.‐=、 .....`ヾ、..
.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .: :.‐=、 .....`ヾ、.... .: .:`⌒((.:ー 、´ _ ..... __'`ヽ'´:. :`ヽ : '`ヽ'´:. :`ヽ::.:.:..::.::.:.:
::.:.:.:. : : ',_ :.:. ` 、 `ヽ ,. ':´ '`ヽ'´:. : `ヽ . :) '; .._´`:⌒´__....... _ `ヽ_,,. - ‐‐::‐-'`ヽ'´:. :`ヽ. :.:.: ..:.: :..::
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 中でもハナン王の心を引き付けたのは、 まるで螺旋のように山と林が |l|
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|l| 入り混じったある美しい高原。 |l|
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−..ニ:'' ⌒:)`,
-ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
-=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')
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/li∧il\
r‐,,..,-.,-,,.,.___,.,.,.-、__,.-.,_i-i-i__|il,二n二,li|..i-i-i,____, ,.._.-.,.,,.,__,.-., ,.._.-.,.,,.,__,.-.,
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/:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
. ..::.:/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;( (ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:::.. ..
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: `.: :.‐=、 .....ニ..⌒ ‐.: :.‐゙''::ー =、::'' ⌒:)`ヽ -ー) )''"  ̄..⌒゙ ヽ、_ _‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ::' .... )::.::.::.:..
: `::ー =ニ..⌒ ‐、_::- −..ニ ⌒゙'':`ヽγ ,. ': '`ヽ'´:. :`ヽ : ';  ̄..⌒゙ ヽ、_ __゙'':`ヽγ ,. ': ヽ_,,. - ‐‐::‐-
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.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .: :.‐=、 .....`ヾ、.... .: .:`⌒((.:ー 、´ _ ..... __'`ヽ'´:. :`ヽ : '`ヽ'´:. :`ヽ::.:.:..::.::.:.:
::.:.:.:. : : ',_ :.:. ` 、 `ヽ ,. ':´ '`ヽ'´:. : `ヽ . :) '; .._´`:⌒´__....... _ `ヽ_,,. - ‐‐::‐-'`ヽ'´:. :`ヽ. :.:.: ..:.: :..::
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| その自然の美しさに一目惚れしたハナン王は、そこへ館を建てさせ、 |l|
|i| |i|
|l| アフォシリアの国都とする事を宣言したのであった。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│山│山┃〜│〜│〜│2
┏━┛─┼─┼─┼─┼↑┼─┼─┗━┓─┼─┤−
┃山│山│ │ │林│├─村─←─村┃〜│〜│3
┃─┼─┼─┼─┼─┼│┼─┼─┼─┃─┼─┤−
┃山│山│山│山│ │││ │林│山┃〜│〜│4
┗━━━━━┓─┼─┼↓┼─┼─┼─┗━┓─┤
│〜│〜│〜┃山│荒│荒│山│山│山│山┃〜│5
┏━━━┓─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
┃ │ ┃ ┃火│山│荒│ │林│林│山┃〜│6
└─┴─┸─┗━┴─┴─┴─┴─┴─┴─┸─┘−
|i|ー──────────────────────────────|i|
|l| また、ハナン王は一部の民をその高原の北と南へ派遣して、周囲の |l|
|i| |i|
|l| 地形調査を行わせ 、 始めの村からさらなる移民団を 繰り出そうとした 。 |l|
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_,..-――-:..、 ⌒⌒ _,,, ,,, , ,,,, __
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, _,,,, ,,,,, ,,,_ ,, || ll | ノ/ /ii ll > , lノ | ~|ll l |ii ̄l⌒ ̄
⌒~ ~/;ヽ_,,,,ノ/⌒⌒// / ll| |ll l ノii / /ii l / |ノ ,, , , r)ノ ヽ /ii
/;;;;/ ~ ヽ_人;;,ノ ノ_ノ / lll ll/ //ノ Y
,, ,, ヽノ ,,, ,, , 'ヽ'''i /^/ ii /ii |ll |_iiノ ,,,, ,, ,, , |ll ゝ
ヽ|~ _|ll ll| |lll ノ ,,,,, ,,, ,, ,, ,,, | |ii |ii
" ,,, ,, ,,,, ⌒ ヽ,,l_;;;::/⌒',,,,, ,,, ,,,, , ,, ,, // ii r'
" ノ/ , /ii i
"" ,, ,,, , ,, ,,,,, ,, ,,, ヽ_ | ii ii
"" ,,,, , ,, , ゝ_ノl、ii l il| _
 ̄\|_ノ
∧∧
/⌒ヽ) ,,, ,, ,,,,
三 U ハ,,ハ
三 l 三 ) ,, ,,, , ,, ,,,,,
(/~∪ 三,,_u
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| しかし 、 先行した移民団が見たのは 、 海に囲まれた岩山の山脈と. |l|
|i| |i|
|l| 何処までも広がる不毛の荒野。 |l|
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∧∧
┌( *゚−)─────────────────────────
| 我らはもはや故郷である東の村々、あの楽園へは帰らぬ覚悟。
|
| この一帯を開墾するために、農具が沢山必要だ。
└───v────────────────────────
∧∧
┌(゚ー゚*)───────────────────────
| お任せ下さい。我ら西の村のの一族に任せていただければ、
|
| 木の農具くらいなら一週間で300本は作り上げて見せます!
└─────────v────────────────
∧∧
( *゚−)
ミ""ミ / つ |). ll ∧∧ i i i i i i
ミ ミ (,, l || O(゚ー゚*) l l l l l l
ミ,,_____ """ミJJ || | ̄| O l二二二l
""l""""""""""""""""l l二ニノ l__ノ=====- / /ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| これ以上の移動は無理と判断したハナン王は 、一部の民だけを |l|
|i| |i|
|l| 調査に残らせ、自らは新たな地の開拓の指揮を取り…… |l|
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┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐
│山│山│山│山│山│山│山│山│山│山│
├─┼─┌───────┼─┐─┼─┼─┤
│山│山│森│畑│畑│林│林│山│山│山│
├─┌─┘─┼─┼─┼─┼─└───┐─┤
│山│森│森│村│畑│林│林│林│林│山│
├─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┤
│山│林│林│ │ │ │ │ │ │山│
├─│─┼─┼─┌───┐─┌───┘─┤
│山│林│ │ │山│山│ │山│山│山│
├─└─┐─┼─│─┌─┘─│─┼─┌─┤
│山│山│林│ │山│畑│畑│山│山│林│
├─┐─│─┼─│─│─┼─│─┼─│─┤
│林│山│畑│林│山│畑│街│山│山│林│
├─└─┘─┼─│─└─┐─│─┌─┼─┤
│林│村│畑│ │山│山│森│山│林│林│
├─┌───┐─└─┐─└─┘─│─┼─┤
│林│山│山│林│林│山│山│山│畑│畑│
├─└─┐─└─┐─└─────┘─┼─┤
│ │ │山│山│林│林│ │林│村│畑│
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 17年の秋には、農業の振興に一定の成果を修めていた。 |l|
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┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃ τ−3 ┃山頂の王都 アフォシリア ┃総人口:6000人 総収穫:小麦7600石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:200人 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|林野┃統治者:なし
┃│山│山│山│山│山│山│山│山│山│山│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┌───────┼─┐─┼─┼─┤− ┃呆:η−7:アフォシリア:建国王ハナン
┃│山│山│森│畑│畑│林│林│山│山│山│ 2 ┣━┓人口:3000 収穫:小麦3500石/年
┃├─┌─┘─┼─┼─┼─┼─└───┐─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│森│森│村│畑│林│林│林│林│山│ 3 ┃呆:δ−3:ネコムシア
┃├─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┤− ┣━┓人口:1000 収穫:小麦1800石/年
┃│山│林│林│ │ │ │ │ │ │山│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─│─┼─┼─┌───┐─┌───┘─┤− ┃呆:β−8:エクスタシア
┃│山│林│ │ │山│山│ │山│山│山│ 5 ┣━┓人口:1000 収穫:小麦800石/年
┃├─└─┐─┼─│─┌─┘─│─┼─┌─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│山│林│ │山│畑│畑│山│山│林│ 6 ┃呆:θ−10:スカティロシア
┃├─┐─│─┼─│─│─┼─│─┼─│─┤− ┣━┓人口:1000 収穫:小麦1500石/年
┃│林│山│畑│林│山│畑│街│山│山│林│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─└─┘─┼─│─└─┐─│─┌─┼─┤− ┃
┃│林│村│畑│ │山│山│森│山│林│林│ 8 ┣━┓
┃├─┌───┐─└─┐─└─┘─│─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│山│山│林│林│山│山│山│畑│畑│ 9 ┃
┃├─└─┐─└─┐─└─────┘─┼─┤− ┣━┓
┃│ │ │山│山│林│林│ │林│村│畑│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 017年09月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃風踊る飛竜の高原:風属性を強化、炎、水、地属性を弱化。進軍にかなりの時間がかかる。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦7600石/年 青銅/武装作れる程度 金/それなり
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:それなりに余裕がある。地形的には悪くないしね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃ χ−3 ┃東の都 イストアルカード ┃総人口:8000人 総収穫:小麦12000石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力: 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|森林┃統治者:なし
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃┝━━━┓─┼─┏━━━━━━━━─┐─┤− ┃呆:ζ−3:イストアルカード:大臣ダッテ
┃│山│山┃〜│〜┃山│山│山│山│村│〜│ 2 ┣━┓人口:3000 収穫:小麦3500石/年
┃├─┐─┗━┓─┃─┌─────┘─┃─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│山│山┃〜┃山│街│畑│ │畑┃〜│ 3 ┃呆:ε−8:東の村 ミミモギード
┃├─└─┐─┗━┛─┘─┼─┼─┌─┃─┤− ┣━┓人口:2000 収穫:小麦3000石/年
┃│森│林│山│山│ │畑│畑│森│山┃〜│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─└───┘─┼─┼─┌─┘─┃─┤− ┃呆:β−5:西の村 オテュテンサ
┃│畑│村│ │ │ │ │森│山│山┃〜│ 5 ┣━┓人口:1000 収穫:小麦2000石/年
┃├─┼─┼─┌───┐─┌─┘─┏━┛─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│畑│畑│ │山│山│ │山│山┃〜│〜│ 6 ┃呆:ι−9:南の村 アンヨーク
┃├─┼─┌─┘─┌─┘─│─┏━┛─┼─┤− ┣━┓人口:1000 収穫:小麦2000石/年
┃│林│ │山│山│ │ │山┃〜│〜│〜│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─└───┘─┼─┏━┛─┌─┐─┤− ┃呆:ι−2:北の村 ポンポート
┃│林│林│ │畑│村│ │〜│〜│村│〜│ 8 ┣━┓人口:1000 収穫:小麦1500石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌─┘─│─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│森│森│林│畑│畑│ │〜│畑│畑│〜│ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─│─┤− ┣━┓
┃│森│森│森│森│林│ │ │林│森│〜│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 017年09月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃水の都:造船、貿易、商業が発達しやすい。同緯度の地域より比較的温暖。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦12000石/年 魚200食/日 青銅/武装作れる程度 金/ちょっぴり
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:穀物大絶賛支援中。生産力が多少落ちてもまだアフォシリアの食料の半分以上を生産できる。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃ τ−5 ┃荒野の町 カクメートン ┃総人口:1500人 総収穫:小麦900石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力: 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|荒地┃統治者:なし
┃│ │ │ │ │畑│畑│; ; │; ; │山│山│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┐─┤− ┃呆:ε−2:カクメートン
┃│ │ │ │ │村│畑│ │; ; │; ; │山│ 2 ┣━┓人口:1000 収穫:小麦700石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │; ; │; ; │ │ │ │; ; │; ; │; ; │ 3 ┃呆:γ−7:シータイン
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓人口:500 収穫:小麦200石/年
┃│ │; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│ │; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │ 5 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┌─────┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│; ; │; ; │畑│畑│; ; │; ; │; ; │山│山│山│ 6 ┃
┃├─┼─┼─┌───────┘─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│; ; │; ; │村│山│山│山│山│山│山│山│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┌─┐─└─────┐─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│; ; │山│; ; │; ; │; ; │; ; │山│山│山│山│ 8 ┣━┓
┃├─┘─│─┼─┼─┼─└───┐─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│山│; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │山│山│ 9 ┃
┃├─┼─└─────┐─┼─┼─└───┤− ┣━┓
┃│山│山│山│山│山│; ; │; ; │; ; │; ; │; ; │ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 017年09月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃不毛の荒野:農業が発展しにくい。進軍に時間がかかる。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦900石/年
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:食うや食わずのその日暮らし。援助を……。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃ σ−2 ┃寒村 ヒギャクード ┃総人口:500人 総収穫:小麦100石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力: 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|山岳┃統治者:なし
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃┝━┓─┏━┓─┏━━━━━┓─┏━━━┥− ┃呆:η−9:寒村ヒギャクード
┃│山┃〜┃山┃〜┃山│山│山┃〜┃山│山│ 2 ┣━┓人口:500 収穫:小麦100石/年
┃├─┃─┃─┃─┃─┼─┼─┃─┃─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山┃〜┃山┃〜┃山│山│山┃〜┃山│山│ 3 ┃
┃├─┃─┃─┃─┗━━━┓─┃─┃─┼─┤− ┣━┓
┃│山┃〜┃山┃〜│〜│〜┃山┃〜┃山│山│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┃─┃─┗━━━┓─┃─┗━┛─┼─┤− ┃
┃│山┃〜┃山│山│山┃〜┃山│山│山│山│ 5 ┣━┓
┃├─┃─┗━┓─┼─┃─┃─┌───┐─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山┃〜│〜┃山│山┃〜┃山│ │林│山│ 6 ┃
┃├─┗━┓─┃─┌─┃─┗━━─┐─│─┤− ┣━┓
┃│山│山┃〜┃山│ │〜│〜│〜│ │山│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┃─┃─│─│─┏━┓─└─┓─┤− ┃
┃│山│山┃〜┃山│ │〜┃山┃〜|〜┃山│ 8 ┣━┓
┃├─┐─┗─┛─│─│─┃─┗─━━┛─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│山│ │山│ │〜│村│畑│山│山│ 9 ┃
┃├─└─┘─└─┘─└─┘─┌─┘─┼─┤− ┣━┓
┃│林│林│ │ │ │ │畑│山│山│山│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 017年09月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃フィヨルド地帯:農業が発展しにくい。進軍に時間がかかる。山岳地帯に船で上陸できない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦200石/年 魚100食/日
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:空っ欠。麦の一粒でいいから早く下さい……。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃アフォシリア王国 ┃☆☆☆☆☆★★┃同盟:− 仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能 力┃身 04 ┃統 07 ┃知 03 ┃政 05 ┃繁 09 ┃合計 28 ┃建国王ハナン 支持率:13%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総人口:16000人 総兵力:200人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ12村 総収穫:小麦20600石/年
┣━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:6000人
┃林野│ τ−3 │山頂の王都 アフォシリア ┃総兵力:200人
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─街─┓ η−7 ┃アフォシリア:建国王ハナン|人口:3000 兵力:200 収穫:小麦3500石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ δ−3 ┃ネコムシア|人口:1000 収穫:小麦1800石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ β−8 ┃エクスタシア|1000 収穫:小麦800石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ θ−10 ┃スカティロシア|人口:1000 収穫:小麦1500石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃風踊る飛竜の高原:風属性を強化、炎、水、地属性を弱化。進軍にかなりの時間がかかる。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦7600石/年 青銅/武装作れる程度 金/それなり
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:8000人
┃森林│ χ−3 │東の都 イストアルカード ┃総兵力: −
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─街─┓ ζ−3 ┃イストアルカード:大臣ダッテ|人口:3000 収穫:小麦3500石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ι−2 ┃東の村 ミミモギード|人口:2000 収穫:小麦3000石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ε−8 ┃西の村 オテュテンサ|人口:1000 収穫:小麦2000石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ β−5 ┃南の村 アンヨーク|人口:1000 収穫:小麦2000石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ι−9 ┃北の村 ポンポート|人口:1000 収穫:小麦1500石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃水の都:造船、貿易、商業が発達しやすい。同緯度の地域より比較的温暖。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦12000石/年 魚200食/日 青銅/武装作れる程度 金/ちょっぴり
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:1500人
┃荒地│ τ−5 │荒野の町 カクメートン ┃総兵力: −
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ε−2 ┃カクメートン|人口:1000 収穫:小麦700石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ γ−7 ┃シータイン|人口:500 収穫:小麦200石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃不毛の荒野:農業が発展しにくい。進軍に時間がかかる。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦900石/年
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:500人
┃山岳│ σ−2 │寒村 ヒギャクード ┃総兵力: −
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ δ−3 ┃ヒギャクード|人口:500 収穫:小麦100石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃フィヨルド地帯:農業が発展しにくい。進軍に時間がかかる。山岳地帯に船で上陸できない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦100石/年 魚100食/日
┣━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘状況:ひとまず食糧確保が最優先。
┃
┃建国王ハナンの指揮の下、西方への移民を敢行し一定の成果を挙げたアフォしぃ族。
┃しかし、未だ食料を自給自足できない地域もあり、これらの地域での収量増加が課題となる。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ログスト島地図
−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│凍│凍┃〜│〜│〜┃山│山│山│村│山│山│山┃〜│〜│〜│2
├─┃─┌───────┘─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏━┛─┌───────────┗━┓─┼─┤− 冷帯
│〜┃火│ │ │ │ │村│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃山│山│ │ │林│村│林│森|村┃〜│〜│3
├─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┼─└───┐─┼─┼─┼─┌─┃─┼─┤−
│〜┃山│ │ │ │ │林│林│林│林│ ┃〜│〜┃山│山│山│山│ │ │ │林│山┃〜│〜│4
├─┗━┓─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼───┃─┼─┗━━━━━┓─│─┼─┌───┘─┗━┓─┤━━━
│〜│〜┃山│ │林│ │ │ │林│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃山│; ; │村│山│山│山│山┃〜│5
├─┼─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─│─┏━┛─┼─┏━━━┓─┃─└─┐─└─────┐─┃─┤−
│〜│〜┃山│林│林│林│ │ │林│山┃〜│〜│〜┃ │ ┃ ┃火│山│; ; │ │林│林│山┃〜│6
├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─└─┗━┓─┼─┃─┐─┃─┗━┓─└─┐─┼─┌─┘─┃─┤−
│〜│〜│〜┃森│林│森│林│ │ │ │山┃〜│〜┃鉱│村┃〜│〜┃山│山│ │村│山│山┃〜│7
├─┏━┓─┃─┼─┏━━━━━━━┓─└─┃─┏━┛─┘─┗━━━┛───´_,───┘─┌─┃─┤−
│〜┃森┃ ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃ │ ┃〜┃ │ │ │: : │: : │: : │: : │山│山│山│ ┃〜│8
├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼─┼─┗━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌───┘─┃─┤− 温帯
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃ │ │ │ │ │ │: : │: : │ │山│ │ │村┃〜│9
├─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─┏━┛─┤−
│〜│〜┃山│山│山│火┃〜│〜│〜│〜│ │ ┃ │ │ │ │ │ │ │ │林│林┃〜│〜│10
├─┼─┃───┐─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜│〜┃林│ │山│山│山│山┃〜│〜│〜│〜│ ┃林│林│林│林│村│林│林│林│森┃〜│〜│11
├─┏━┛─┼─└───────┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃森│林│林│ │ │ │ │ │ ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森│森│森│林│林│林┃〜│〜│12
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜┃森│森│林│ │村│ │ │ │ ┃〜┃ │ ┃〜│〜│〜│〜┃森│森│森│林│林│山┃〜│13
├─┃─┼─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┓─┼─┗━┓─┼─┼─┼─│─┃─┤−
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃ │ │ │ ┃〜│〜│〜┃森│森│林│林│山┃〜│14
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┃─┗━┓───┐─┗━━━┓─┃─┼─┼─┌─┘─┃─┤− 熱帯
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃〜┃森│森│森│山│山┃〜│15
├─┗━━━━━━━┛─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┗━━━━━━━━━┛─┗━━━━━━━━━┛─┤−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│16
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−
一部修正
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃ τ−3 ┃山頂の王都 アフォシリア ┃総人口:6000人 総収穫:小麦7600石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:200人 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|林野┃統治者:なし
┃│山│山│山│山│山│山│山│山│山│山│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┌───────┼─┐─┼─┼─┤− ┃呆:η−7:アフォシリア:建国王ハナン
┃│山│山│森│畑│畑│林│林│山│山│山│ 2 ┣━┓人口:3000 収穫:小麦3500石/年
┃├─┌─┘─┼─┼─┼─┼─└───┐─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│森│森│村│畑│林│林│林│林│山│ 3 ┃呆:δ−3:ネコムシア
┃├─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┤− ┣━┓人口:1000 収穫:小麦1800石/年
┃│山│林│林│ │ │ │ │ │ │山│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─│─┼─┼─┌───┐─┌───┘─┤− ┃呆:β−8:エクスタシア
┃│山│林│ │ │山│山│ │山│山│山│ 5 ┣━┓人口:1000 収穫:小麦800石/年
┃├─└─┐─┼─│─┌─┘─│─┼─┌─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│山│林│ │山│畑│畑│山│山│林│ 6 ┃呆:ι−10:スカティロシア
┃├─┐─│─┼─│─│─┼─│─┼─│─┤− ┣━┓人口:1000 収穫:小麦1500石/年
┃│林│山│畑│林│山│畑│街│山│山│林│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─└─┘─┼─│─└─┐─│─┌─┼─┤− ┃
┃│林│村│畑│ │山│山│森│山│林│林│ 8 ┣━┓
┃├─┌───┐─└─┐─└─┘─│─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│山│山│林│林│山│山│山│畑│畑│ 9 ┃
┃├─└─┐─└─┐─└─────┘─┼─┤− ┣━┓
┃│ │ │山│山│林│林│ │林│村│畑│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 017年09月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃風踊る飛竜の高原:風属性を強化、炎、水、地属性を弱化。進軍にかなりの時間がかかる。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦7600石/年 青銅/武装作れる程度 金/それなり
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:それなりに余裕がある。地形的には悪くないしね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃ χ−3 ┃東の都 イストアルカード ┃総人口:8000人 総収穫:小麦12000石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力: 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|森林┃統治者:なし
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃┝━━━┓─┼─┏━━━━━━━━─┐─┤− ┃呆:ζ−3:イストアルカード:大臣ダッテ
┃│山│山┃〜│〜┃山│山│山│山│村│〜│ 2 ┣━┓人口:3000 収穫:小麦3500石/年
┃├─┐─┗━┓─┃─┌─────┘─┃─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│山│山┃〜┃山│街│畑│ │畑┃〜│ 3 ┃呆:ε−8:東の村 ミミモギード
┃├─└─┐─┗━┛─┘─┼─┼─┌─┃─┤− ┣━┓人口:2000 収穫:小麦3000石/年
┃│森│林│山│山│ │畑│畑│森│山┃〜│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─└───┘─┼─┼─┌─┘─┃─┤− ┃呆:β−5:西の村 オテュテンサ
┃│畑│村│ │ │ │ │森│山│山┃〜│ 5 ┣━┓人口:1000 収穫:小麦2000石/年
┃├─┼─┼─┌───┐─┌─┘─┏━┛─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│畑│畑│ │山│山│ │山│山┃〜│〜│ 6 ┃呆:ι−8:南の村 アンヨーク
┃├─┼─┌─┘─┌─┘─│─┏━┛─┼─┤− ┣━┓人口:1000 収穫:小麦2000石/年
┃│林│ │山│山│ │ │山┃〜│〜│〜│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─└───┘─┼─┏━┛─┌─┐─┤− ┃呆:ι−2:北の村 ポンポート
┃│林│林│ │畑│村│ │〜│〜│村│〜│ 8 ┣━┓人口:1000 収穫:小麦1500石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌─┘─│─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│森│森│林│畑│畑│ │〜│畑│畑│〜│ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─│─┤− ┣━┓
┃│森│森│森│森│林│ │ │林│森│〜│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 017年09月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃水の都:造船、貿易、商業が発達しやすい。同緯度の地域より比較的温暖。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦12000石/年 魚200食/日 青銅/武装作れる程度 金/ちょっぴり
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:穀物大絶賛支援中。生産力が多少落ちてもまだアフォシリアの食料の半分以上を生産できる。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃アフォシリア王国 ┃☆☆☆☆☆★★┃同盟:− 仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能 力┃身 04 ┃統 07 ┃知 03 ┃政 05 ┃繁 09 ┃合計 28 ┃建国王ハナン 支持率:13%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総人口:16000人 総兵力:200人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ12村 総収穫:小麦20600石/年
┣━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:6000人
┃林野│ τ−3 │山頂の王都 アフォシリア ┃総兵力:200人
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─街─┓ η−7 ┃アフォシリア:建国王ハナン|人口:3000 兵力:200 収穫:小麦3500石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ δ−3 ┃ネコムシア|人口:1000 収穫:小麦1800石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ β−8 ┃エクスタシア|1000 収穫:小麦800石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ι−10 ┃スカティロシア|人口:1000 収穫:小麦1500石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃風踊る飛竜の高原:風属性を強化、炎、水、地属性を弱化。進軍にかなりの時間がかかる。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦7600石/年 青銅/武装作れる程度 金/それなり
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:8000人
┃森林│ χ−3 │東の都 イストアルカード ┃総兵力: −
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─街─┓ ζ−3 ┃イストアルカード:大臣ダッテ|人口:3000 収穫:小麦3500石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ε−8 ┃東の村 ミミモギード|人口:2000 収穫:小麦3000石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ β−5 ┃西の村 オテュテンサ|人口:1000 収穫:小麦2000石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ι−8 ┃南の村 アンヨーク|人口:1000 収穫:小麦2000石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ι−2 ┃北の村 ポンポート|人口:1000 収穫:小麦1500石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃水の都:造船、貿易、商業が発達しやすい。同緯度の地域より比較的温暖。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦12000石/年 魚200食/日 青銅/武装作れる程度 金/ちょっぴり
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
修正以上
.
' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`
,、 ト、ト、 'l` 〜 Afosyria Story 〜
//l\≧,,゚ w>,m |
⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
(^l:::::::| 建国王ハナンの憂鬱
ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
 ̄ソ┌──┘ Episode - 9
―― 17年10月 アフォシリア高原
、_________________________________,
.
∧∧
┌( *゚−)─────────────────────────
| そうか……分かった、下がってよいぞ。
└───v────────────────────────
∧∧
┌(゚0 ゚*)───
| ハニャ!
└──v───
∧∧
( *゚−)
ミ""ミ / つ |)
ミ ミ (,, l ∧∧
ミ,,_____ """ミJJ (゚0 ゚*)`ヽ
""l""""""""""""""""l U`U ,,)〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 移民 第一年目をなんとか乗り切ったハナンは 、 来年の 麦蒔きの前に |l|
|i| |i|
|l| さらなる麦の収量増加を目指し、内政に勤しんでいた。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
∧∧
┌( *゚−)───────
| おい西の村の、来い。
└───v──────
∧∧
┌(゚ヮ ゚*)────────────────────
| これはこれは国王陛下、ご機嫌麗しゅうございます。
| 例のお服の件なら、お仕立てにあと3ヶ月程は……
└──────v────────────────
∧∧
( *゚−)
ミ""ミ / ∞) ∧∧
ミ ミ (,, l (゚ヮ ゚*)`ヽ
ミ,,_____ """ミJJ (つと,,) ,,)〜
""l""""""""""""""""l し'`ヽ,) ))
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| そして北の山岳や、南の荒地を直に見たものの話を聞き、ハナンは |l|
|i| |i|
|l| 一つの策を思いついていた。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
∧∧
┌( *゚−)──────────────────────────────
| いや、今回はそれの事ではない。新しい開拓地から数名呼び寄せた民の話を
| 聞いた所、新たな畑は土が非常に固く、今までの木の農具では刃が立たぬ
| とか。その為、碌に耕しても居ない畑に麦を蒔かざるを得ないそうだ。
|
| ゼンゼン ツチガ
| ホレナイ ヨゥ。
| ∧∧
| (゚- ゚;)`ヽ
| l^ヽ===Oと ,,)〜
| 、、、.. ,,..、.. ,,..、、..|_| ,,..,,. し'`J .. ,,..、.. ,, .. ,,..、.. ,,
└───v─────────────────────────────
∧∧
( *゚−) ホゥホゥ…
ミ""ミ / ∞) ∧∧
ミ ミ (,, l (゚ー゚*)
ミ,,_____ """ミJJ o o )
""l""""""""""""""""l (,,(,,_つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
∧∧
┌( *゚−)──────────────────────────────
| そこで余は良い事を思いついた。農具に青銅の歯を付けてみるのだよ。
| きっと畑も良く耕せ、新たな畑を開墾するのもきっと楽になるに違いない。
|
| ハナンサマハ
| r ― - カシコイネ。
| / ワー スゴーイ!! ∧∧
| ( ( ∧∧ /oヽ━━(゚ー゚*)O━
| (゚ワ゚*)`ヽ l__l (| ノ
| /oヽ━━Oと ,,)〜 |__| 〜(,, __つ
|、、、.. ,,..、.. ,,..、、.l__l ,,..,,. し'`J .. ,,..、.. ,, .. ,,..、.. ,, (,/ ,..、.. ,, .. ,, ..
└───v─────────────────────────────
∧∧
┌(゚ヮ ゚*)────────────────────
| 青銅農具の鋳造で御座いますね、お任せ下さい。
| して、期限と農具の数の方は……?
└──────v────────────────
∧∧
( *゚−)
ミ""ミ / ∞) ∧∧
ミ ミ (,, l (゚ヮ ゚*)
ミ,,_____ """ミJJ o o )
""l""""""""""""""""l (,,(,,_つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 内容は実に単純。要するに農具の改良と農地の拡大。 |l|
|i| |i|
|l| 近い将来再び不足するであろう食料を増産しようというもの。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
∧∧
┌( *゚−)──────────────────────────────
| それなんだが、我が手勢200の内100を貸し与えるので、その者らを使い
| 来年の麦蒔きまでに3000本ほど用意せよ。……出来そうか?
└───v─────────────────────────────
∧∧ スポポーン
( *゚−) 。 。
ミ""ミ / つl) ヽヽ∧
ミ ミ (,, l ( ヮ *)
ミ,,_____ """ミJJ o o )
""l""""""""""""""""l (,,(,,_つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| |l|
|i| ただ、その調達数が問題であった。 |i|
|l| |l|
`ー──────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
∧∧
┌(゚っ ゚;)────────────────────
| さ、さんぜん……ですか?桁が一つ違うような……
└──────v────────────────
∧∧
┌( *゚−)──────────────────────────────
| 武具ならば兵士が使うだけなのでその程度の数で良いが、農具は老いも
| 若きも女も男も農業に携わるものならば誰でも使うものだ。むしろこれでも
| 本当に欲しい量の数分の一に過ぎぬわ。
└───v─────────────────────────────
∧∧
( *゚−)
ミ""ミ / ∞) ∧∧
ミ ミ (,, l (゚っ ゚;)
ミ,,_____ """ミJJ o o )
""l""""""""""""""""l (,,(,,_つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| … … アフォしぃの青銅生産力はそれほど高くない 。それほど数の要らぬ |l|
|i| |i|
|l| 武具程度なら兎も角、大量に必要な農具に青銅を使うのは不可能 。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
∧∧
┌(゚っ ゚;)──────────────────────
| あと、手勢の兵士方を預けて下さると申されましたが、
| 青銅の精錬は我が一族の秘伝ゆえ、他者を作業場に
| 入れるというのはなにとぞご容赦を……
└──────v──────────────────
∧∧
┌( *゚−)────
| …………む。
└───v───
∧∧
( *゚−)
ミ""ミ / ∞) ∧∧
ミ ミ (,, l (゚っ ゚;)
ミ,,_____ """ミJJ と と )
""l""""""""""""""""l (,,(,,_つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| そして、その主たる原因は人口や資源量などではなく、主にアフォしぃ |l|
|i| |i|
|l| 独特の工人集団による制限であった。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
从从从从从从从从从从从
≪ ≫
≪ 俺たち工人集団!! ≫
≪ ≫
WWWWWWWWWWW
∧∧
('(*゚ー゚)つ ∧∧
ヽ ヽ ハ,,ハ /´(*゚ー゚)
と_ ,,)〜 ('(,゚ー゚,)')〜(,, つ つ
(,/ ~(0,,_,,0' し'`J ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 突然だが、アフォシリアの工業はその全てが各村ごとに存在する |l|
|i| |i|
|l| 幾つかの 『工人』と呼ばれる一族集団によるものである。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
青銅作リヲ
教エテ クダサイ!!
カエレ!!
∧∧ ∧∧
O´(#゚Д゚) (゚д゚*)
〜(,, つ ,ヘ とヽ
し'`J ┃ U (,,_つ
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
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|l|. 最新鋭の技術が富を生むのは、貨幣すら存在しないこの時代に .|l|
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|l| おいても今と全く変わる事は無い。彼らは、一族の中で金属精錬、 |l|
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|l|. 防寒着や鎧の仕立てなどの技術を門外不出として囲い込み、村の |l|
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|l| 有力者にそれを献上する事によって 食料を与えられ生きてきた 。 |l|
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(;:;:;,.,.;:,.;)
(:;,:.,.:;)
(;;:,.)
|;;;;| ダルイ。
_|;;;;|_
_l,,_,l_ ∧∧
_l,,_,l,,_,l_ ○○ (゚- ゚*)__)
l,,_,l,,_,l,,_,l ○○○○ ∩ と つ
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|l| ……それだけならまだ良いのであるが、問題はその働きである。 |l|
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|l|. 言って見れば、その一族で村の各種工業を独占しているようなもので 、 |l|
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|l| 最低限喰えるように、しかし仕事は無くならない様に絶妙な手抜きを |l|
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|l| 行って、のらりくらりと物資の価値をつり上げながら働いていた。 |l|
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∧∧
┌( *゚−)───────────────
| 青銅の生産……もう少し増やせぬか?
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∧∧
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| ちょっとキビシーですねー。ってか無理です。
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∧∧
( *゚−)
ミ""ミ / ∞) ∧∧
ミ ミ (,, l (゚っ ゚*)
ミ,,_____ """ミJJ o o )
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|l| それは、ハナンに対しても変わらない。青銅を作りすぎてもう要らぬと |l|
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|l| なれば一族の存亡に関わるので、作れる量も作らずに干されぬ |l|
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|l| 程度の製品を献上しながら生活しているのである。 .|l|
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∧∧
┌( # −)───────────────
| ……まぁ、いい。作れるだけ作れ。
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∧∧
┌(゚っ ゚*)───────────────────
| 作れるだけですか……1ヶ月で10くらいですかね?
| あっ、でもお服のお仕立てにも人手を割かねば
| なりませんので、えーっとぉ?
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∧∧
( # −)
ミ""ミ / ∞) ∧∧
ミ ミ (,, l (゚っ ゚*)
ミ,,_____ """ミJJ o o )
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|l| かと言って、彼らを一般人と同じように殺してしまえば、他の集団にも |l|
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|l| 総スカンを喰らいってしまう事になる。彼らは、自らの持つ技術の |l|
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|l| 価値を貶めるようなマネをする主君には付きたがらないからだ。 |l|
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∧∧
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| ……それで良い。もう下がれ。
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| まいどー。頑張って作りますよ〜♪
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( # −) ∧∧
ミ""ミ / ∞) (゚ー゚*)
ミ ミ (,, l (| つ
ミ,,_____ """ミJJ | ,,)〜
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|l| そうなれば、武器の供給は受けられなくなる。そして、力のみが全てを |l|
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|l| 決めるこの時代において、それは即王権崩壊を意味してしまうのだ。 |l|
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|l| 流石のハナンも、こればかりはどうしようもない。 |l|
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∧∧
┌( # −)───────────────────────────────
| (……頑張って作る?大嘘ブッこきやがって……。なんとかしてこの状況を
| 変えねば、我が種族に未来は無い。買収するか、人質でも取るか、はたまた
| 自力で研究するか……。いずれにしても、このまま捨て置きはせぬぞ。)
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∧∧
( # −)
ミ""ミ / ∞)
ミ ミ (,, l
ミ,,_____ """ミJJ
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|l| しかし、ハナンも工人集団の技術独占をただ指をくわえて見ている程 |l|
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|l| 気の弱い人間ではない。なんとか青銅技術を我が物と |l|
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|l| すべく、幾つかの手段を考えていたのである……。 |l|
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┠───┘17年10月:状況:食糧増産の為、農具の改良をしたい。その為には……
┃
┃ 今のところ国の経営は安定しているが、いずれ食糧不足が再び襲ってくると予想される状況である。
┃ 来るべき食糧不足に備え、ハナンは農業の発展を進めるが、木製農具の限界か、荒地や山地の
┃ 畑の開墾がどうにも上手く行かないようだ。
┃
┃ そこで、青銅の鋤や鍬を作らせようとしたハナンだったが、工人の返事は余り乗り気ではない。
┃ 支給必要な物資の生産をのらりくらりと後伸ばしにしようとする工人集団に、ハナンは苛立っている。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
.
' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`
,、 ト、ト、 'l` 〜 Afosyria Story 〜
//l\≧,,゚ w>,m |
⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
(^l:::::::| トレジャー ・ クエスト
ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
 ̄ソ┌──┘ Another story
―― 17年10月 アフォシリア高原
、_________________________________,
.
_ _
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
|:l 次の者を重臣として遇する。 l:|
|:l l:|
|:l 1、森羅万象に深く通じ、世の理を知る者。 l:|
|:l 2、百兵を圧する武威を備え、戦の駆引きに長ずる者。. l:|
|:l 3、この世に2つと無い秘法を発見せし者。 l:|
|:l l:|
|:l 次の者に年10石の小麦を与える。 l:|
|:l l:|
|:l 1、民を治めて国を富ませる方法を知る者。. l:|
|:l 2、その力岩を上げ、一軍を率いる者。 l:|
|:l 3、美しく珍しい物を発見せし者。. l:|
|:l l:|
|:l 次の者に年5石の小麦を与える。 l:|
|:l l:|
|:l 1、新たに豊かな土地を発見せし者。. l:|
|:l 2、武芸に秀で、五兵を打ち倒しうる者。 l:|
|:l 3、珍しき物を発見せし者。. l:|
|:l l:|
|:l 次の者に年1石の小麦を与える。 l:|
|:l l:|
|:l 1、遥か遠方を踏破し、その地形を見聞せし者。 l:|
|:l 2、武芸に秀で、戦に望んで怯まぬ者。 l:|
|:l 3、美しき物を発見せし者。 l:|
ヾ__________________________ノ
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|l| ある日、王の館の前に一枚の羊皮紙(馬の皮製だが)が張られていた。. |l|
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|:l … l:|
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|:l … l:| (゚* )
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し'`J
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|l| 中身はよーするに、「賢い人強い人貴重なお宝大募集ですぅ」というもの。.|l|
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冒険行き
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|l| その噂はアフォシリア中を風のように駆け抜けて、一攫千金を夢見る |l|
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|l| 多くの若者を未開の土地へと駆り立てた。 |l|
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これは、そんな若者達の物語である。――
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| YO!そんなしけた顔してどーした?お前らしくも無い。
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| ……アスターか。近頃国王陛下が出されたお触れを、知ってるか?
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| おー、あの「小麦がうんたらかんたら」の奴だな。あれで他の
| 連中が一攫千金夢見て沢山旅立ったって言う。
| ……王軍で小隊長の位にあるお前には関係なさそうだけどな。
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| ……それの事なんだが。
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| あのお触れが出て以降、私の配下の兵士がどんどん辞めるんだ。
| 対策として新しい兵を雇ってはいるが、そいつらも訓練を終えて
| やっと使い物になったかと思った瞬間、辞めやがる……。
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| あっちゃー、そら舐められてんな。
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∧∧
┌(ili::::-:)───────────────────
| どうしてなんだ?……私に徳が無いからだろうか。
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┌(゚ー゚*)──────────────────
| ぶっちゃけるとあんま頼れそうに見えないからな。
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┌(;゚ o゚)───────────
| ……た、頼れそうに見えない?
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∧∧
┌(゚ー゚*)───────────────────
| お前が何で小隊長の位にあるか、考えてみろ。
| 昨年死んだお前の親父がゴラルド様の代から
| ハナン様の一家に従ってたから……それだけだ。
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(;゚ o゚) (゚ー゚*)
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∧∧
┌(*゚ー゚)─────────────────
| お前が小隊長になってから戦は起きてない。
| 戦が無いから武功も無い。武功も無いから、
| お前自身の力を誰も知らない。
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┌(;゚ -゚)───
| …………。
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(;゚ -゚) (*゚ー゚)
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∧∧
┌(゚ー゚*)────────────────────────
| そこへこのお触れが出された。若くて元気な連中は、実力も
| 定かでないお前にヘコヘコするより、自分の力で出世しようと
| 考えても不思議じゃあるまい?
└──────v────────────────────
∧∧
┌(ili::::-:)───────────────
| なるほど……所詮、私は親の七光りか。
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(ili::::-:) (゚ー゚*)
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∧∧
┌(ili::::-:)────────────────
| これでは死んだ父上に顔向けできぬ……。
└───v───────────────
∧∧
┌(゚ー゚*)────────────────────────
| あっらー、この件で結構悩んでる感じだね。……なんなら、
| お前の下に若くて優秀な連中が集まる方法、教えてやるか?
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(ili::::-:) (゚ー゚*)
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∧∧
┌(゚ヮ ゚*)────────────────
| お前も旅に出ればいいんだよ!簡単だろ?
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| ……話が見えんが?
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(*゚−゚) (゚ヮ ゚*)
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┌(゚ー゚*)────────────────────────
| 要は自分の地位は自分で手柄を立てて手にいれろってこった。
| 旅に出て何か凄いものを見つけて持ち帰れば、誰もお前の事を
| 親の七光りだー何だーとは言わねぇからサ。
└──────v────────────────────
∧∧
┌(;゚ -゚)─────
| ……なるほど。
└───v────
∧∧ ∧∧
(;゚ -゚) (゚ー゚*)
(|i゚i:i:i:i|) /^ 人 )
〜ノ,,,ノ ヾ ( / |、
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∧∧
┌(;-o-)─────────────────
| ……しかし、私には王都を護る役目がある。
| それを放って旅に出るわけには……
└───v────────────────
∧∧
┌(゚ー゚*)─────────────────────────
| あ、その件なら心配するな。あの王サマなら王都への侵入者の
| 50や100なら1人で殺っちまいそうだし。……お前も知ってるだろ、
| 王の渾名。ドン ・ ボールを攻めた時、1人で30人くらい血祭りに
| あげて付いた「暴虐王」「虐殺王」「殺戮王」「残酷王」「鮮血王」
| 「悪鬼王」「鬼神王」……etc、逆らう者は赤子も殺す大悪人。
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(;-o-) (゚ー゚*)
(|i゚i:i:i:i|) /^ 人 )
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∧∧
┌(*゚ー゚)─────────────────────────
| 俺の親父、西の村の大アスターと戦った時は飛竜をぶん殴って
| 牙を折り取ったっつー筋金入りの怪物だ。人じゃねぇぜ全く。
| そんな化け物が常駐してるこの都が、襲われるわけ無い無い。
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| ……そういえばそんな話も聞いたな。
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(;゚ -゚) (*゚ー゚)
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┌(゚ー゚*)─────────
| って訳で、出ようぜ!旅!
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| ……そうだな。
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(;゚ -゚) (゚ー゚*)')
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 ̄l ̄ ̄ ̄ ̄`J`J ̄ ̄ ̄ヽ`J`J_,> ̄ ̄ ̄l
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|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| かくして、また新たに2人の若者が旅に出て、 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
∧∧
┌(゚0 ゚*)───────────────────────
| 報告します!王都護衛軍小隊長のリスク ・ レフトダッコ殿が
| 一身上の都合で軍務から引きたいと申しております。
└──v───────────────────────
∧∧
┌( *゚−)─────────────────────────
| レフトダッコ……親父の代から勇者親衛隊の兵だった家の者か。
| 確かあそこは昨年親父が死んでまだ若い娘が継いだはずだな。
| 丁度いい、もっと実力のある奴を探して小隊長に据えろ。
└───v────────────────────────
∧∧
( *゚−)
ミ""ミ / つ |)
ミ ミ (,, l ∧∧
ミ,,_____ """ミJJ (゚0 ゚*)`ヽ
""l""""""""""""""""l U`U ,,)〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| ハナン王の考え通り、ログスト島探索事業は好調に進んでいた。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
∧∧
(*゚ー゚)
/^ 人 )
( / |、
ヽし`J_,>
アスター ・ ハニャライト(ローグ)
かの呪術師アスターの1人娘。父が敗れた際に捕まったが、西の村では
アスターの残党に対してそれほど厳しい追及が無かったため生き延びた。
夢はハニャライト家の再興。父を殺したハナン王に対しては好意は抱いて
いないが、かと言って戦いを挑んで勝てる相手じゃないと思っている。
基本的にあまり深く物事を考えず、ノリと勢いで決めてしまう傾向がある。
父と名前が同じなのでアスタージュニアや、小アスターと呼ばれる事も。
∧∧
(*゚ー゚)
━(|i゚i:i:i:iO━━━━(((<>
〜ノ,,,ノヽヽ
し `J
リスク ・ ダッコレフト(重装歩兵)
ハナンの父、勇者ゴラルドの時代からずっとハナンの家系に仕えている
ダッコレフト家の当主。若くしてアフォシリアに8人しかいない王都護衛軍
の小隊長になるが、それは父の位を世襲しただけのもの。その為、部下
から軽く扱われてしまっており、その現状に嫌気が差している。決して、
実力が無いわけでは無いのだが……。
性格は冷静で慎重派。ただ、石橋を叩いて壊すような失敗をする事も。
┌─┬──────────────────────┐
|呆|アフォしぃ |
├─┴─┬────────────────────┘
│家 系|アフォシリア家 建国王ハナン 16才
├───┴───┐統:95 武:100+7 知:73 政:61 魅:37
├───┬───┴────────────────
│一 代|ダッテ 15才
├───┴───┐統:56 武:42 知:71 政:79 魅:76
├───┬───┴────────────────
│家 系|ハニャライト家 アスター ・ ハニャライト 13才
├───┴───┐統:78 武:97 知:32 政:15 魅:82
├───┬───┴────────────────
│家 系|ダッコレフト家 リスク ・ ダッコレフト 13才
├───┴───┐統:91 武:79 知:70 政:75 魅:65
└───────┴────────────────
┌─┬──────────────────────
|呆|アフォシリア正規軍 軽歩兵Ver.1(雑兵・分隊長クラス)
├─┴──────────────────────
│ ∧∧
│ (*゚ー゚)
│ ━( つO━━━━(((<>
│ 〜(,, <
│ し `J
├──┬───┬───┬───┬───┬─────
│能力│攻 10 │防 04 │移 10 │統 04 │合計:28
├──┼──┬┴─┬─┴┬──┼──┬┴─┬───
│適応│平−│森○│荒○│山○|雪×│街○|水×
├──┼──┴──┴──┴──┴──┴──┴───
│特性│計略に弱い 逃げ足が速い
├──┴┬────────────────────
│説 明│:比較的軽装の槍歩兵。身軽ですばしっこく、
├───┘:入り組んだ地形や歩きづらい地形で力を
│ :発揮する。ただ、その分防御力は低い。
├────────────────────────
│開発年代:01年01月 必要技術:青銅加工
└────────────────────────
┌─┬──────────────────────
|呆|アフォシリア正規軍 重歩兵Ver.1(小隊長クラス)
├─┴──────────────────────
│ ∧∧
│ (*゚ー゚)
│ ━(|i゚i:i:i:iO━━━━(((<>
│ 〜ノ,,,ノヽヽ
│ し `J
├──┬───┬───┬───┬───┬─────
│能力│攻 10 │防 10 │移 08 │統 08 │合計:36
├──┼──┬┴─┬─┴┬──┼──┬┴─┬───
│適応│平○│森○│荒○│山○|雪×│街○|水×
├──┼──┴──┴──┴──┴──┴──┴───
│特性│部隊統率 士気が下がり難い 裏切らない
├──┴┬────────────────────
│説 明│:青銅の鱗札鎧を身に付けた重装の槍歩兵。
├───┘:25人の軽歩兵を配下に従える小隊長でもある。
│ :エリートゆえほぼ全ての戦場で十分に戦えるが、
│ :編成には高価な鎧と高い素質を持つ若い兵が
│ :不可欠で、その人数はとても少ない(8人)。
├────────────────────────
│開発年代:01年01月 必要技術:青銅加工 皮加工
└────────────────────────
┌─┬──────────────────────
|呆|ローグ
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│
│ ∧∧
│ (*゚ー゚) ∧∧ー-、 ∧∧
│ /^ 人 ) r(*゚ー゚) ̄ /⌒ヽ*)
│ ( / |、 ⊂/ ノつ=iニフ / ヽiニフ
│ ヽし`J_,> (,,__(ヽ,) (,,_____,,l
├──┬───┬───┬───┬───┬─────
│能力│攻 02 │防 03 │移 15 │統 01 │合計:23
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│適応│平○│森○│荒◎│山◎|雪−│街○|水×
├──┼──┴──┴──┴──┴──┴──┴───
│特性│夜戦に強い 偵察適正 工作適正 買収に弱い
├──┴┬────────────────────
│説 明│:財宝を求めてログスト島を旅するはぐれ者。
├───┘:武器らしい武器は包丁を兼ねる青銅製の
│ :ダガーくらいしか無い。馬皮のマントに身を
│ :包み、陸上ならばあらゆる地形を踏破する。
│ :但し、ローグ(悪漢、ならず者)の名の通り
│ :協調性や統率力は無いに等しい。
│ :
│ :戦闘能力はたいした事は無いが、ゴキブリ
│ :並みとも言われるバイタリティの高さは本物。
│ :無補給でかなりの距離を踏破することが
│ :可能で、密偵や工作員、道案内など戦争に
│ :おいてもその出番は多い。
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│開発年代:17年11月 必要技術:青銅加工 皮加工
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森森森森森
林林林林林林林林林林 森森森森森森
林林林林林林林林林林 火森森森森森森
林林林┴┴┴┴┴林林 火火森森森森
林林┴┴┴┴┴林林
林林林┴┴┴┴┴林林林
林林林林林林林林林
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| リリ・スス軍は伏兵、フォース魔法を用いた陽動を駆使し、 |
||| ラフハーン率いる青銅重歩の防衛兵団を回避、沿岸村へ強襲をかけた。 |
|」_________________________________|
沿 岸 村 領 域
 ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
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┬┬┬ ┻┻ ┬┬┬
┬┬ ┻┻┻┻┻ ┬┬
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||| 村内を一気に蹂躙し宝玉を奪ったリリ・ススは軍を反転、即座に退却を開始する。 :|
||| しかしそこへ、防衛兵団の逆撃を見、これに一計を仕掛け回避。退却を続行する。 :|
|」______________________________________|
/■ヽ
( ゚∋゚)
/⌒∨⌒ヽ
/ ヘ ト )
\ヽ) ノノ
彡/\/ヽミ
|三三三| | /| .ノ |三三三|
/( ´∀`) :| ノ/ソ (゚∀゚ ,,)\
〈〈|iiii□iii|〉 _____ ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)____ 〈|iiii□iii|〉〉
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||| 大混乱に陥った沿岸村に更なる追加攻撃が加えられる。 :|
||| バウェツ指揮の船団が姿を現し、上陸の構えを見せたのだ。 |
||| 折しもラデルが帰還し、残兵を指揮、村の防衛に当たるが劣勢。 :::|
|」______________________________|
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\ ゚ o 。| 。 / 。 /
\_WWWWWWWW/ ○ 。 ゚ |゜ O / o / 。゜
≫ ≪ ゜ 。 \ o ゚ O ゚ 。 /゚ 。 O
≫ 止まれえ! ≪ ゚ 。 \ | ゚ o / ゚ 。 ゜
≫ ≪ 。 ゜ 。 ノ~' ', , 。 ゚ 。o ゜
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゜ o 。 o `' '~ ゚ 。 ゚ 。 ゚
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||| そのころ帰路を進んでいたはずのリリ・スス軍は歩みを止めざるを得ない状況に遭遇する。 :::::|
||| ケーリュケイオンの命を受けたティ・ベルクが現れ、行軍を妨害し始めたのだ。 :::|
|」________________________________________|
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. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .○ 。 ゚ |゜ O / o
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 。 \ o ゚ O ゚ 。/゚ 。
゚ 。 \ | ゚ o /
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│雑魚に用は無い! リリ・スス! 出て来い! 。___ ゚l ) 。゜ ―
'―――――――――────────―v― o 。 o `' '~ ゚ 。
。 O / 。 |゜ 。゚ \゜
。 / 。 / ○゚ O \ 。
O ゜ 。./ ゚ | 。゜ ゚ 。 o
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|_/・Д・)|_/ '∀`)|_/ ゚∀゚) |_/´∀`) (ω・´ )
(|三三三|(|三三三|(|三三三|(|三三三| / |/ 二つ
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||| ティ・ベルクはケーリュケイオンからリリ・ススの討伐を命じられていた。 ::::|
||| 彼は軍と対峙し、リリ・ススとの直接対決に挑んだ。 |
|」_________________________________|
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゜ 。 \ o ゚ O ゚ 。 /゚ 。 O ゚ |゜ O / o / 。゜
゚ 。 \ | ゚ o / ゚ 。 ゜o ゚ O ゚ 。 /゚ 。 O
。 ゜ 。 ノ~' ', , 。 ゚ 。o | ゚ o / ゚ 。 ゜
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ヽ , ゜ o 。 o `' '~ ゚ 。 ゚ 。 ゚゚ l ) 。゜ ―O――――
)\ /( ゚ 。 O / 。 |゜ 。゚ \゜ O ゜ o `' '~ ゚ 。 ゚ 。 ゚
/;: ;:::)\/:;;: \ , ゜ 。 / 。 / ○゚ O .\ 。 ゜\ ゚ o | 。 / 。 /
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) ;;;;;::: ;;:;;: ( `∀´);;; :;::; :; / (ω・´; ) 。 ゜ 。 ノ~' ', , 。 ゚ 。o
\; ;;;:: ;;と二 |/ 二つ:; ;:;\ / |/ 二つ __。___ ゚l ) 。゜ ―O――――
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 強大なフォース同士がぶつかり合う死闘を二人は演じた。 |
|」___________________________|
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ……最後の一撃において─── :::::|
|」_________________|
\ ゚ o 。| 。 / 。
.○ 。 ゚ |゜ O / o
. 。 \ o ゚ O ゚ 。/゚ 。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
゚ 。 \ | ゚ o / | 覚悟しろ!
゜ 。 ノ~' ', , 。 ゚ \____ _
___ l ) 。゜ ― |/
o 。 o `' '~ ゚ 。
O / 。 |゜ 。゚ \゜ /|;;;;;;;;;;;;;;|\
/ 。 / ○゚ O \ 。 / \
O ゜ 。./ ゚ | 。゜ ゚ 。 o | / |
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O \ 。 ゜ / |
\ ゚ o 。| 。 / 。 / |
.○ 。 ゚ |゜ O / o | |
. 。 \ o ゚ O ゚ 。/゚ 。 | |
゚ 。 \ | ゚ o / ::::| |
゜ 。 ノ~' ', , 。 ゚ | |
___ ゚l ) 。゜ ― ::| |
o 。 o `' '~ ゚ 。 :| |
O / 。 |゜ 。゚ \゜ :| |
/ 。 / ○゚ O \ 。 | /| /| /| /| /
O ゜ 。./ ゚ | 。゜ ゚ 。 o :| ./ :| :/ :| :/ :| :/ :| :/
o 。゜:| o ゜ |/ |/ |/ |/ |/
| | |
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ────火は水に勝てなかった。 :|
|」_________________|
,―――――――――――――─――───―─―──
│防ぎ切れぬ……我が命運も此処までか…
/|;;;;;;;;;;;;;;|\ │大師…刃向かうような真似をしたことをお許しください…
/ \ 'v───────────────────────―
/ |
| ∪ \ | ( :::: ::::::::::::
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│クッ…もう限界か……
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┃ ┃ ┃ ||| ティ・ベルクの放った水刃は、リリ・ススの胸を貫いた。:::::|
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|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ||| リリ・ススは、死んだ。 |
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||| ティ・ベルクは彼の遺体を丁重に葬り、軍の指揮を執って森林村へと帰還した。 :::::|
|」___________________________________|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 敵の援軍は驚異的な防御力を有する鎧を装備しております。
| 我らの隊では全く歯が立ちません。
\______ ___________________
|/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 全軍撤退?了解いたしました!
\______ ___________________
|/
/■ヽ
(゚∈゚__)
/⌒ )
ミイ //
| ( (
|三三三| | ) )
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〈〈|iiii□iii|〉 . | ノノ
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 同じ頃沿岸村では、ラフハーンの加勢により逆転した戦況の元、 :::::|
||| 沿岸村の陣営は遂にバウェツに撤退を判断させるに至っていた。 :|
|」______________________________|
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(´Д` ,,) (ω・` ) /■\ /|| ∧
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;"',, ;"',, | | ;"',, |/|/|/|// | | | | | | 〇 |_|
〈二〈二=〉 (_(__) ;"' ; (_(__) . ̄ ̄ ̄\_/; :;:,::,,
;"',,
;"',, ;"'
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 全ての戦闘が終結し、各々は事後処理に奮闘する。 |
||| ケーリュケイオンとティ・ベルクは宝玉を携えて沿岸村へと謝罪訪問を行う。 :|
|」__________________________________|
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│この宝玉は卿らの持ち物であろう。
│予の配下が卿らの村を襲った。すまなかった。
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,―――――――――――――─―――────
│ここにこの宝玉を返還します。
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/■\
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( ;´∀`) . / |/ |"
/■ヽ /;:::;::;::;;つ | | | /□\
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~~し~J~ / \ 〈二〈二=〉
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│はぁ〜…その必要はありませんよ?
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/■\て
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/■ヽ /;:::;::;::;;つ | | | /□\て
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ノ::::ノ|::::| / | | | \ | | |
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~~し~J~ / \ 〈二〈二=〉
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| が、ラデルの思慮は彼らを逆に驚かせた。 :::::|
|」_____________________|
,―――――――――――─────────────────────
│私にはこの宝玉に実用価値を見出すことが出来ない。でも、
│あなたの配下はこの宝玉に利用価値を見つけたから奪いに来たんでしょ?
│ならば、あなた方にこれを持って頂いた方が役に立つと言うものです。
│返還の必要は、ありません。どうぞ持っていってください。
'──v──────────―────────────────
/■\て
/■\ (ω・` )そ
(´∀` ;) . / |/ |
/■ヽ /;:::;::;::;;つ | | | /□\て
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/~()~| (__)__)/ /\ :| \ (_(__) / |/ :|
ノ::::ノ|::::| / | | | \ | | |
/:::://:::::| / /二二二\ \ | |
~~し~J~ / \ 〈二〈二=〉
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼は宝玉を譲渡する、と言い出した。 :::|
|」_____________________|
,―――――─―――─────────────
│代わりに、と言っては何ですが、
│我々沿岸村と同盟を結んで頂けませんでしょうか。
│私達はあなた方の助けを必要としています。
'──────v──―────────────
,―――――――――――――─―────────――────
│……分かった。我々は卿らをできる限り支援しよう。
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/■\
/■\ (ω・` )
( ;´∀`) . / |/ |
/■ヽ /;:::;::;::;;つ | | | /□\
(,,゚Д゚) /:;;:;;;;/ ) / /\ \ |/|/|/|// (´∀` ,,)
/~()~| (__)__)/ /\ :| \ (_(__) / |/ :|
ノ::::ノ|::::| / | | | \ | | |
/:::://:::::| / /二二二\ \ | |
~~し~J~ / \ 〈二〈二=〉
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| これに乗じてラフハーンが彼らに同盟締結を提案する。 |
||| ケーリュケイオンはこの提案を快諾。ここに山間盆地村に対抗する「紅玉同盟」が誕生した。 :::|
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│
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||| この後数年間の平和期を経て、再び戦乱の災禍がオニギリ人に降りかかろうとしていた。 |
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\; ;;;:: ;;と二 |/ 二つ:; ;:;\
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ヽ:;; :;: ;:人,,,,,,,,,,,,,|:;; ;;;: /
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墓誌: リリ・スス
享年37
ケーリュケイオンの送り出した修行者の内の最初の帰還者。
火のフォースにおいて稀有な才能を発揮し、その力の攻撃性は極めて大きな戦力となった。
用兵や策略にも長じており、ラフハーンの指揮する青銅重歩兵団を散々翻弄した。
後世の歴史家には彼のことを批判する者が多いがそれは大きな間違いである。
彼は独断専行で物事を進める性格であったものの、自民族の繁栄を願っていた事に変わりは無く、
沿岸村の宝玉を強奪したのもひとえに自民族の魔法文明の発達を願ってのことだった。
ティ・ベルクとの決闘の末、防御し切れなかった水刃に胸を貫かれ絶命。
皮肉にも彼の死後になって宝玉はケーリュケイオンのもとに渡されることとなった。
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃ ο− 7 ┃半島の村 ┃総人口:6030人 総収穫:小麦5900石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:420人 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┰─┐− ┃元地形|平地┃統治者:ラデル
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ ┃〜│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┃飯:ε−6:半島の村:開拓王ラデル
┃│ │ │ │林│ │ │ │ │ ┃〜│ 2 ┣━┓人口:5230 兵士:650 収穫:小麦5200石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┏━┛─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│ │ │林│ │ │ │ ┃〜│〜│ 3 ┃飯:δ−7:牧場
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤− ┣━┓生産:肥料40kg/月 食肉80食/月
┃│山│研│ │ │ │ │ │ ┃〜│〜│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤− ┃飯:β−4:研究小屋
┃│山│山│ │畑│畑│ │ │ │船┃〜│ 5 ┣━┓使用:飯:資源研究会
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│ │ │畑│村│ │ │林│ ┃〜│ 6 ┃飯:ι−5:上陸跡
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┏━┛─┤− ┣━┓残された船:クナール(10人)10艘
┃│山│ │ │牧│畑│ │ │ ┃〜│〜│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤− ┃
┃│山│ │ │ │ │ │ │ ┃〜│〜│ 8 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │ │林│ │ │ │ ┃〜│〜│ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━━━┥− ┣━┓
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 017年04月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦5900石/年 材木20本/月 肥料40kg/月 食肉80食/月
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:小麦1800石
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃おにぎり ┃☆★★★★★★┃同盟:− 仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能 力┃身 04 ┃統 08 ┃知 05 ┃政 07 ┃繁 05 ┃合計 29 ┃ラデル他二名 支持率:86%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総人口:16910人 総兵力:1590人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ3村 総収穫:小麦11400石/年 米5600石/年
┣━━━┯━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘17年04月:状況:南北動乱終結
┃ 紅玉同盟の発足という幕引きで南北動乱は終結し、一応の形で数年間の平和がもたらされた。
┃ だが、平和とは長持ちしないもので、戦乱の足音は着実に大きくなっていた。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
──9年12月 下旬
/★\
┌─\(‐∀‐ ,,)ノ──────────────────────────
│フッ。道をはずれた者の運命など、この程度よ。クックックックック…
└──v──────────────────────────────
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\(‐∀‐ ,,)ノ;;;;:::::::: /☆\ /☆\
( ̄ ̄ ̄\;;;;;;;;:::::::: (‐∀‐ ,,) (‐∀‐ ,,)
(____>;;;;;:::::::::: ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ (____> (____>
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
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この2年はエクスデス教派が制した。彼らの土地は十分に肥えており、
人口が増え続けたからである。
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/ж\
┌─(,, ; ゚∀゚)─────────────────────────────────
│はっきりいってヤヴァイアヒャ。ネオエクスデス様のお告げも最近うやむやアヒャ…。
└───v──────────────────────────────────‐
;;;;;;;;;;;/ж\;;;;;;;←申し子のはずが神に頼ってる件
;;;;;;;;;(,, ; ゚∀゚);;;;;;;; /*\ /*\
;;;;;/ ̄ ̄ ̄);;;;;;;;;; (゚∀゚ ,,) (゚∀゚ ,,)
<____);;;;;;;;; ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ (____> (____>
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もちろん、猛吹雪の土地に住む彼らに食料などあるわけもなく、…
┗ ┛
/╋\
┌─(,, ・∀・)────────────────────────────
│ウーム。元々我らは宗教が派生しただけだし、南の村に帰順するか…。
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(,, ・∀・)ノ \(・∀・ ,,) \(・∀・ ,,)
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┏ ┓
かといって最初から弱腰の彼らに策などあるはずもない
┗ ┛
──そして、運命の日。 10年12月25日……の少し前
/★\
┌─\(・∀・ ,,)ノ─────────────────────────────
│お告げキターーー!!!!…おお!3つの村をひとつにする方法が分かったぞ!
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/★\て
\(・∀・ ,,)ノ /☆\ /☆\
( ̄ ̄ ̄\ (・∀・ ,,) (・∀・ ,,)
(____> ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ (____> (____>
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
そのお告げとは、次のようなものである。
無理に統一せず、相手の宗教を受け入れ、食物の手配をしてやる。
すると、自然に相手は傘下に加わるだろう。
だが、相手の統治者が自分より下等であることを示せ。
一般人と同類では非難されるので、統治者には補佐役の地位を与えよ。
┗ ┛
/ ж\
┌─(,, ゚∀゚)─────────────────────────────────
│おお!これは神の救い!すぐ、南の村へ「我々もこの制度に賛同する」と伝えろ
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;;;;;;;;;;;/ ж\;;;;;;; ヤット ゴハンガ タベラレルYO!
;;;;;;;;;(,, ゚∀゚);;;;;;;; /*\ /*\
;;;;;/ ̄ ̄ ̄);;;;;;;;;; (・∀・ ,,) (・∀・ ,,)
<____);;;;;;;;; ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ (____> (____>
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
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┌─(,, ・∀・)──────────────────────────
│これはありがたい。さっそく彼らの傘下に加わろうではないか
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(,, ・∀・)ノ \(・∀・ ,,) \(・∀・ ,,)
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┏ ┓
この知らせは他の2村に衝撃を与えた。
もちろん、断る理由などあるはずもなく…
┗ ┛
──こうして、10年12月25日。2年に亘る争いは、あっけなく幕を閉じた。
/★\
┌─( ,,・∀・)────────────────────────────
│統一が出来たか。しかし、統一をしたら人口が増えたな…。
│
│面倒だ。全ての種族の名をジェルティスと改めろ。
│
│そうだな…。私はこれから教皇と名乗る。肩書きが欲しいからな。
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/★\ ok
( ,,・∀・) /☆\ /☆\
/ ̄ ̄ ̄) (・∀・ ,,) (・∀・ ,,)
<____) ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ(____> (____>
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
/★\
┌─( ,,・∀・)────────────────────────
│…あ。アヒャエルとジェスリエルを呼んでこい。
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/★\ リョウカイ!
( ,,・∀・) /☆\ /☆\
/ ̄ ̄ ̄) (・∀・ ,,) (・∀・ ,,)
<____) ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ(____> (____>
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・
・
・
/★\
┌─( ,,・∀・)───────────────────────
│お前達はよく我々の攻撃に耐え、村を守った。
│
│その功績を称え、枢機卿の地位を与えよう。
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/*\ ./┼\
┌─(゚∀゚ ,,)(・∀・ ,,)────────────────────‐
│ありがとうございます。この一生、猊下にお捧げしましょう
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/★\
( ,,・∀・) /ж\ /╋\
/ ̄ ̄ ̄) (゚∀゚ ,,) (・∀・ ,,)
<____) ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ(____> (____>
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┌────────────────────────────────
│よし。これで奴らが裏切る可能性も無くなった。
│
│…あとは、私の力を誇示するようなものが必要だな…。
│
│………近くの山に探索隊でも送ろうか。
└────────────────────────────────
______
/ ★ \
/ \
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
〈 ● ├─┤ ● .〉
\______\/____/
/ )
/ )
/ )
/*\
┌─(゚∀゚ ,,)────────────────────────────
│アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
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/*\ /*\ /*\
(゚∀゚ ,,) (゚∀゚ ,,) (゚∀゚ ,,)
( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
(____> (____> (____>
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┏ ┓
こうして、山に向けて探索隊(?)が出発した
┗ ┛
゚ 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚ ゜
゜ 。 。 ゜ ゜ ゚ ゜ 。 。 。
゜ 。 。 ゜ 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚
゚ 。 ゜ ゜ 。 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚ 。
゜ 。 。 ゜ ゜ 。。 。 ゜ ゜ 。
。 ゜ ゜ ゚ ゜ 。 。 ゜ ゚ ゜ 。 。
゜ 。 。 ゜ 。 。 ゜ ゜ ゜ ゜
/*\
/*\ (,, ;゚∀゚)コノ タイセイ ムリ ナクネ? ゜ 。゚
(,, ゚∀゚) / ̄ ̄ ̄)
/ ̄ ̄ ̄) <____) ゜ ゜ ゚ ゜ 。 。 。
<____) ,,-‐''"´'':、,, ,,_,__
_,,.--ー''''''"゙゙ ゙゙̄"'''''―--.,,,,,,-‐'゛.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.: _,,.;:-−''"´`゙''ー、/ヽヾ\
::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"';,_,,.-ー'''"゙゙:,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,:゙',`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,~゙"'ー-:;、,"'.:
":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: :;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :
'' ;~ ; ::; : ;:; '',;''゚ ; ::; : ;:; ;~'',;'' ;~'',;'' ; ::; : ;:; ;~ ; ::; : ;:; '',;'' ; ; ::; : ;:; '',;''゚ ;~'',;
":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; : ;:; ;~'',;'' ;~'',;'' ; ::; : ;:; ;~ ; ::; : ;:; ': ;:; ;~'',;'' ;~'',;''゚ ; ::
:::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... ....::::::::::
.. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... ::: :::.. ... .. .. . ... ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ... .::::: :...
┏ ┓
万年雪の厳しい寒さに耐え(体の構造上、体温の変化はおきないが)、
凹凸の激しい山道を乗り越え、………
┗ ┛
:ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ /;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ |ii;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞヾ:ヾ
ノ;;ヾ ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ ヾゞ;| <;;/::ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ;;::iiゞゞ;;ゞゞ;;ゞヾ;;>;ゞヾ;ゞ
ゞヾ ;ゞゞ;ゞiilヾ;ゞゞ゙ゞ;;:::ii| |;:ヾゞ "ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾiii| <:;ヾ:ヾ;;>ヾ;ゞ'';ゞヾ;ゞ
|;:ilヾ \ |::;ii| ヾ;ゞゞ''ノヾ|;:i| ノヾゞ:ヾヾ::ヾ\ |i;;:iii| /;;ゞ :;ヾ:, |i;ゞゞ
|;:i| \`'';:::ii| ヾ:ヾ;;>;ゞヾ| |;:i|/^ '|i| |;:i| \`";;::ii| ノ / :ヾ;;>ヾ;ゞ ;ゞヾゞ
|;:i| ゙ヽ,;:;;;l| /゙;ゞゞ;ゞ:::ii| |;:i| |i| |;:i| ~|ii;;:ii"´/ |;;::ii| |i|/
|;:i| |:::;iii~ ノ ,,|;;::ii| |;:i| |i| |;:i| |i::;;iii|~ .|;;::ii| ''\|i|
':;,`:ヽ|/,'|:;:;ii|:,:;*.,:;/.:::;.:":::"''''⌒ヾゞ γ''"""''""''"' |ii;;i;('')''"''''"""''"""'''''"""''
";*'.:.:;”:;゙|:;;iii|`:;,':,*”:;:;.,:;.:;'.:.:;”:;ヾヾ)) ((,:ソミ;.:';';';::;.:". |i;;;::;iii|`:;,':,:;.,:;.:;';',: ':::;.:".:;.:';
.:;”:`:;,' *”|:;:;ii|:,:;*.,:;/.:::;,':,*”:;:;.,:;.:;'.:ソ "''~`''"゙"'''~ノ;;ii;:iilli;ゝ"''~`''"゙"''~`''"゙"''~゙
"''~`''"゙ ノノシillゝ * キラーン "'''''''''''''''" ..,,、vji、iijww、ii..,
"'''''''''" /ヽ * キラーン .'""'''""'" /|
,..,.,.,.,、 /ヽ * キラーン | /*\
''''""'* キラーン /ヽ \(゚∀゚ ,,)オオッ!
;;;ゝ);;));ヾ;;) /ヽ ,..,.,.,.,、 ''"""~ ( ̄ ̄ ̄\
))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;)ゝ))ゝ (____>
;;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;⌒;;) iijww、ii. """~" ''"""~
ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;(::;ゝ;;;)) ,..,.,.,.,、
光 り 輝 く 多 量 の 鉱 石 を 。
・
・
・
──そして、この約5年間、様々な出来事がおきた。
/★\
┌─( ,,・∀・)────────────────────────
│そうだな。鉱物の研究や加工が終わるまでに、灌漑をしよう
└────v────────────────────────
/*\
┌─(゚∀゚ ,,)────────────────────
│灌漑?それは如何様なもので?
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/★\
( ,,・∀・) /ж\ /╋\
/ ̄ ̄ ̄) (゚∀゚ ,,) (・∀・ ,,)
<____) ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ(____> (____>
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
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┌─( ,,・∀・)───────────────────────‐
│3村の中心部にちょうど湖があるだろう?
│
│そこから水路を引いて畑に送るのだ。そうすれば、
│
│作業の効率が上がり、収穫できる量が増える。というわけだ。
└────────────────────────────
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐
│ │凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│山│山│
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│ │ │ │ │凍│凍│凍│凍│凍│凍│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤
│ │ │畑│ │ │ │畑│村│畑│凍│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤
│ │畑│村│山│山│ │林│ │凍│凍│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤
│ │ │畑│林│林│湖│林│ │ │凍│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤
│ │ │林│林│森│林│ │山│ │凍│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┤
│ │ │林│山│村│畑│林│ │ │林│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤
│ │林│山│林│畑│畑│ │ │林│林│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤
│ │ │ │林│畑│林│山│林│林│森│
├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤
│ │ │林│林│林│山│森│森│林│林│
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘
──1つは、灌漑である。成功すれば穀物の収穫量があがるだろう。
/★\
┌─( ,,・∀・)────────────────────────
│さらに、私は皇都を移そうと思う。東北の寒冷地域にな。
└────v────────────────────────
/ж \
┌─(゚∀゚; ,,)───────────────────────
│な、なぜでございますか!国の発展に不向きな場所でしょう…
└───v────────────────────────
/★\
┌─( ,,・∀・)────────────────────────
│エクスデス様の声を聞くには辺境が一番なのだ。
│
│お前達も教祖なら、この気持ち、分かるだろう?
└────v────────────────────────
/★\
( ,,・∀・) /ж \ /╋\
/ ̄ ̄ ̄) (゚∀゚; ,,) (・∀・ ,,)
<____) ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ(____> (____>
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
──2つめは、皇都の移動。
ほとんどの兵たちを引き連れ、教皇は東北へ向かって民達を進ませた
゚ 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚ ゜
゜ 。 。 ゜ ゜ ゚ ゜ 。 。 。
゜ 。 。 ゜ 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚
゚ 。 ゜ ゜ 。 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚ 。
゜ 。 。 ゜ ゜ 。。 。 ゜ ゜ 。
。 ゜ ゜ ゚ ゜ 。 。 ゜ ゚ ゜ 。 。
゜ 。 。 ゜ 。 。 ゜ ゜ ゜ ゜
/☆\ /☆\ /☆\ /★\
(,, ・∀・) (,, ・∀・) (,, ・∀・) (,, ・∀・)
/ ̄ ̄ ̄) / ̄ ̄ ̄) / ̄ ̄ ̄) / ̄ ̄ ̄)
<____) <____) <____) <____)
''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''、.''"""'゙゙''''''''"""'、.""''"''''"""''"""'''''"""''""'''"""''""
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| 教皇自らが先頭で指揮を執っている一行は、 |i|
|i| |i|
|i| 果て無き道のりの末に新天地へ到着した。 |i|
`──────────────────────────────´
` 、 '
‐― ○ − ‐
, ' ヽ
,. ヾ
, '
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
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/ ... ... ... ... . ... ....... ... ... ... .... \
... ... ... ... ... ... ... ... ....... ... ... ....... ...
... ... ... ... ... ... ... ... ....... ... ... ....... ... ...
|i|`ー─初代教皇直筆の日記───────────────────´|i|
|i| |i|
|i| それは、雪原ではなく、氷の塊だった。 |i|
|i| |i|
|i| 雲の無い昼間だったため表面の雪は溶け、 |i|
|i| |i|
|i| 歩けば滑って転びそうで、その氷山はピカピカと光っていた。 ..|i|
`──────────────────────────────´
` 、 '
‐― ○ − ‐
, ' ヽ
__ ,. ヾ
/ ★ \ , '
_ |i-i-i-i-i-i-i| _
_______i´ n `i | l+l+l n l+l+l | i´ n `i________
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/ ... ... ... ... . ... ....... ... ... ... .... \
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... ... ... ... ... ... ... ... ....... ... ... ....... ... ...
|i|`ー─初代教皇直筆の日記───────────────────´|i|
|i| |i|
|i| 私は、瞬時に1つの事を決めた。 |i|
|i| |i|
|i| ここに氷の神殿(宮殿)を建て、国都とすることを。 .|i|
`──────────────────────────────´
──完成後のジェルティス神殿
┌────────────────────────────────
│まずは、この辺りでの食料の入手方法だが…。
│
│まず、小麦の栽培は期待できない。いや、苗を植える事すら無理だろう。
│
│さらに、遠く離れた場所に海があるが、ガレーでは漁は出来ない…。
└────────v───────────────────────‐
___
< ★ /
__|__|__|_./ / ♀(・∀・ ,,) __|__|__|__|__
_|__|__|_./ / |と ̄ ̄ ̄\ .// //|__|__|__|__|_
__|__|__/ / .| (____> // //|__|__|__|__|__
/ / // //
/ | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/ //
/ .//
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/☆\ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/
( ,, ・)┌────────────────────────
/ ̄ ̄ ̄)< はい。今のところ2つとも研究中です。
<____)│
│ですので、暫くはアトランジェスからの支援しか。
└────────────────────────
┌─────────────────────────────────────
│そうか。では、貯蔵庫を作らせよう。送られてきた食料と鉱物の保管用に。
│
│それと、アトランジェスへ伝令を。ジェスリエルとアヒャエルを新天地へ向かわせろ。
│
│アトランジェスを中心として各地に分散させるのだ。
└────────v────────────────────────────‐
___
< ★ /
__|__|__|_./ / ♀(・∀・ ,,) __|__|__|__|__
_|__|__|_./ / |と ̄ ̄ ̄\ .// //|__|__|__|__|_
__|__|__/ / .| (____> // //|__|__|__|__|__
/ / // //
/ | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/ //
/ .//
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/☆\ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/
( ,, ・)┌──────────────
/ ̄ ̄ ̄)< 了解しました、猊下。
<____)└──────────────
/╋\ /┼\ /┼\
(・∀・ ,,) (・∀・ ,,) (・∀・ ,,)
( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
(____> (____> (____>
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/*\ /*\ /ж\
(,, ゚∀゚) (,, ゚∀゚) (,, ゚∀゚)
/ ̄ ̄ ̄) / ̄ ̄ ̄) / ̄ ̄ ̄)
<____) ..<____) <____)
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| こうして、ジェスリエルは西、アヒャエルは南へと、 |i|
|i| |i|
|i| それぞれの思いを巡らせながら出発した。 |i|
`──────────────────────────────´
──ジェスリエル側
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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_,,..-‐''`'ー-、_
_,..-'''"~""''' ‐- ...,,___,,..-‐''~""''' ‐-~""''' ‐- ...,,__'''""~
┌─────────────────────────
│ここが、我々の里となる場所…。静かでいい所だ…
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/┼\ /╋\
( ,, ・) ( ,, ・)
/ ̄ ̄ ̄) / ̄ ̄ ̄)
<____) <____)
''"'"' "'''.'''"'"' "'''.'''"'"':"'" ̄'"":..:"'" ̄'"":..:"'" ̄'"":..:"'" ̄'"":..
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| ジェスリエルが見つけたのは、山と林に囲まれた、平野であった。 .|i|
|i| |i|
|i| 温厚な性格のジェスリエルはその景色に惹かれ、そこに村を作った。 |i|
`──────────────────────────────´
──アヒャエル側
_,,,...:-‐‐=-..,,,_ __,,.. - ‐‐ ''''"
.、 ,r'";; ;; ;;\,,_ _,,.. - ‐‐ ''''"";;;;,,,, ,,;;;;;;;;;;,,,,,
;;;,`';;.、 ,,r'";; ;; ;,,, ;;; , ;;; ;;;,`';;.、 --‐‐''''""';;; ;; ,;;; ;;;;; ,,,;;; ;,,,;;
;; ;;;,`';;.、 ,:r';;; ;; ,;;; ;; ;; ;;;,`';;.、 ;;;; ,,,;;; ;,,,;;; ;;;;;; ,,,,;;;
,,;; ,,;;;, ,r'";;;,, ,,;; ,,;;;, ,,,, ; ;; :; ;; ;;, ;;`';;、_ ,,,, ,,,,,,;;;;; , ;;; ;;;
;;;; ,r'";;;; ,,,;;; ;,,,;;; ;; ;,,, - '''' ''':‐-,, ,, ;; ;;`';;、_ __,, - ''""
;;;; ,r'",,,;;;;,, ,,,,,,;;;;; " ''''‐- ,..,,,... __,, -‐- ,... ,-‐‐''''",,;; ,,;;;, ,;;
,r'";;;,,,,,, ;;;;;,,,,,,,,;;;;;; ,,, ,,;; ,,;;;, ,,,, ;; ;;
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;,,,,;;::ソ;;;゙;;::゙::;)) .,,, /ж\
;゙;;;;゙゙;;;;ゞ;;;゙,,;゙)) ,,.. ( ,, ゚)フーン
,::;;゙゙;゙゙;;;;;゙゙;))シ)) wiiw .,,, / ̄ ̄ ̄)
<____)
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| 一方、アヒャエルも村を作るのに丁度良い平野を見つけた。 |i|
|i| |i|
|i| そこには大きな川が流れ、中々の湾もあった。 |i|
`──────────────────────────────´
−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓−
┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│村│凍┃2
┃─┌───────┘─┼─┼─┼↑┼─┃−
┃火│ │┌─────村─────┘│凍┃3
┃─│─┼│┼─┼─┼│┼─┼─┼─┼─┃−
┃山│ │││ │ │││林│林│林│ ┃4
┗━┓─┐↓┼─┼─┼│┼─┼─┼───┃−
│〜┃山│村│林│ │││ │林│山│山┃5
│─┃─│─┼─┼─┼│┼─┼─│─┏━┛−
│〜┃山│林│林│林│└─┐│林│山┃〜│6
│─┗━┓─┼─┼─┼─┼↓┼─└─┗━┓−
│〜│〜┃森│林│森│林│村│ │ │山┃7
┏━┓─┃─┼─┏━━━━━━━┓─└─┃−
┃森┃ ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃ │ ┃8
┗━┛─┗━━━┛───────┗━┴─┘−
──3つめは、民族の大移動。
アトランジェスを中心として、民達は各地へ散らばった。
──9月のアトランジェス
/☆\ヒッコシ!ヒッコシ!
(,, >∀<) ∴
/ ̄ ̄ ̄) ∴||∴
<____) . ||
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
/☆\・・・ン?
(,, >∀<) ∴
/ ̄ ̄ ̄) ∴||∴
<____) . ||
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
/☆\ . ナンダロウ
(,, ・∀・)ノ ∴
/ ̄ ̄ ̄) ∴||∴
<____) ||
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
/☆\ ムシャムシャ
(,, >∀と) ∴
/ ̄ ̄ ̄) ∴||∴
<____) ||
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
/☆\ウマイ!!!
Σ(,, ・〜・) ∴
/ ̄ ̄ ̄) ∴||∴
<____) ||
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
──そして4つめは、
新 た な る 食 物 の 発 見
であった。
──だが、これらはまだ物語の飾りにすぎない。
まだ大規模な戦争が起きたことのないジェルティスに、戦乱の火の粉が降りかかろうとしていた
──安定してきたネオエクスデス教派の村(ネオアトラン)
┌───────────────────────────
│ほう。貴公が皇都から派遣されてきた大司教クェシアル殿か。
└──────v────────────────────‐
┌──────────────────────────────
| | /ж\ │いえいえ、そのような大層な紹介はいりません。私のような若輩者に。
| | (,, ゚∀゚) └─v────────────────────────────‐
| | ./ ̄ ̄ ̄) ___
| |/____.) | Ф | /*\
lニニニニニニl (゚∀゚ ,,) (゚∀゚ ,,)
| | | | 〈~|†|~~~~\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ 〈_____> (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┌───────────────────────
│ハハハ、謙遜、謙遜。
│ところで貴公は暗黒魔法を使うそうだな。
└──────v────────────────‐
┌─────────────────────────────────
│はい。出来るだけ多くの魔法を打ち崩すには暗黒魔法しかなかったので…。
| | / ж\ │これもジェルティスへの忠義を表すためです。
| | (,, ゚∀゚) └────v────────────────────────────‐
| | ./ ̄ ̄ ̄) ___
| |/____.) | Ф | /*\
lニニニニニニl (゚∀゚ ,,) (゚∀゚ ,,)
| | | | 〈~|†|~~~~\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ 〈_____> (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| そう、この男が後世まで語り継がれる戦争の首謀者、 |i|
|i| 闇の大司教 クェシアル・クレパール |i|
|i| であった |i|
`──────────────────────────────´
┌─┬──────────────────────┐
|璽|ジサクジエン |
├─┴─┬────────────────────┘
│家 系|ジェルサーガ家 教皇ジェラエル・ジェルサーガ 37才
├───┴───┐統:82 武:00 知:97 政:41 魅:78
├───┬───┴────────────────
│家 系|クレパール家 大司教クェシアル・クレパール 25才
├───┴───┐統:95 武:00 知:100+5 政:30 魅:82
├───┬───┴────────────────
│一 代|ジェルサーガ家 皇子ジェスター・ジェルサーガ 10才
├───┴───┐統:40 武:00 知:63 政:30 魅:41
├───┬───┴────────────────
│一 代|枢機卿アヒャエル 32才
├───┴───┐統:72 武:00 知:76 政:39 魅:88
├───┬───┴────────────────
│一 代|枢機卿ジェスリエル 35才
├───┴───┐統:64 武:93 知:35 政:76 魅:83
└───────┴────────────────
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃璽┃ κ−2 ┃極寒の皇都 ジェルティス ┃総人口:1000人 総収穫:
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:800人 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|林野┃統治者:教皇ジェラエル
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┏━━━━━━━━━┥− ┃璽:ζ−6:ジェルティス:教皇ジェラエル
┃│〜│〜│〜│〜│〜┃凍│凍│凍│凍│凍│ 2 ┣━┓人口:1000 兵士:800
┃├─────────┛─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│ 3 ┃璽:ε−6:貯蔵庫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│ 5 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│凍│凍│凍│凍│倉│街│凍│凍│凍│凍│ 6 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼―┼─┤− ┣━┓
┃│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│ 8 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 015年01月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃極寒の高原:進軍にかなりの時間がかかる。凍死の危険性大。氷結、暗黒、神聖魔法が強化される。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:穀物3000石 ガレー(20人)300隻
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃璽┃ η−3 ┃中心都市 アトランジェス. ┃総人口:3000人 総収穫:小麦10000石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:200人 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|林野┃統治者:皇子ジェスター
┃│ │凍│凍│凍│凍│凍│凍│凍│山│山│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃璽:ε−7:アトランジェス:皇子ジェスター
┃│ │ │ │ │凍│凍│凍│凍│凍│凍│ 2 ┣━┓人口:1800 兵士:200 収穫:小麦6000石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │畑│ │ │ │畑│村│畑│凍│ 3 ┃璽:θ−3:フィリフス
┃├─┼─┼─┌─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓人口:500 収穫:小麦2000石/年
┃│ │畑│村│山│ │ │林│畑│凍│凍│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─└─┘─┌─┐─┼─┼─┼─┤− ┃璽:γ−4:ラギーニ
┃│ │畑│畑│林│林│湖│林│ │ │凍│ 5 ┣━┓人口:500 収穫:小麦2000石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─└─┘─┌─┐─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │林│林│畑│林│ │山│ │凍│ 6 ┃璽:δ−7:コプーン鉱山
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘―┼─┤− ┣━┓鉱夫:200人
┃│ │ │林│鉱│街│畑│林│ │ │林│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┌─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃
┃│ │林│山│林│畑│畑│ │ │林│林│ 8 ┣━┓
┃├─┼─└─┘─┼─┼─┌─┐─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ │ │林│畑│林│山│林│林│森│ 9 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│ │ │林│林│林│森│森│森│林│林│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 015年01月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃産業都市:物の生産率が高め。産業が発達しやすい。同緯度の地域より比較的寒冷。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦10000石/年 自然金1kg/月 自然銀10kg/月 自然銅50kg/月
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃璽┃ δ−5 ┃田舎町 ライトキース ┃総人口:2000人 総収穫:小麦2500石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力: 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|平野┃統治者:枢機卿ジェスリエル
┃│山│山│山│山│ │ │林│林│林│林│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┌───┘─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┃璽:ζ−9:ジェイトアース:枢機卿ジェスリエル
┃│山│山│ │ │ │ │ │ │林│林│ 2 ┣━┓人口:2000 収獲:小麦2500石/年
┃├─┼─│─┼─┌───┐─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│山│ │ │山│山│ │ │林│林│ 3 ┃
┃├─┼─│─┼─└───┘─┼─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│山│山│ │ │ │ │ │ │林│林│ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─│─┌─┐─┼─┌─┐─┼─┼─┤− ┃
┃│山│山│ │山│ │ │山│ │林│林│ 5 ┣━┓
┃├─┼─│─└─┘─┼─└─┘─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│山│ │ │ │ │ │ │林│林│ 6 ┃
┃├─┼─└─┐─┼─┼─┼─┌─┐─┼─┤− ┣━┓
┃│山│山│山│ │ │ │ │山│林│林│ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┌─┘─┼─┼─┼─└─┘─┼─┤− ┃
┃│山│山│ │ │ │ │ │ │林│林│ 8 ┣━┓
┃├─┌─┘─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山│林│林│畑│畑│村│畑│林│林│林│ 9 ┃
┃├─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│山│林│林│林│林│林│林│林│林│林│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 015年01月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃自然の砦:防衛戦に強い。農業が発達しやすい。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦2500石/年
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃璽┃ θ−7 ┃水の溢れる町 ネオアトラン ┃総人口:2000人 総収穫:小麦2500石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力: 総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/ ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐− ┃元地形|平野┃統治者:枢機卿アヒャエル
┃│ │ │ │ │山│山│山│山│林│林│ 1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┌─┐─┼─┼─┼─┤− ┃璽:β−2:ネオジェトラン:枢機卿アヒャエル
┃│ │村│畑│ │山│湖│山│山│林│林│ 2 ┣━┓人口:1000 収獲:小麦1000石/年
┃├─┼─┼─┼─┼─│─│─┼─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│畑│ │ │山│〜│山│山│ │ │ 3 ┃璽:ζ−7:ハイネスト
┃├─┼─┼─┼─┼─│─└─┐─┼─┼─┤− ┣━┓人口:1000 収獲:小麦1500石/年
┃│林│林│ │ │ │〜│〜│ │ │ │ 4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─└─┐─│─┼─┼─┤− ┃
┃│林│林│林│ │ │畑│〜│ │ │ │ 5 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─│─│─┼─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│林│林│林│ │ │畑│〜│ │ │ │ 6 ┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─│─│─┼─┼─┤− ┣━┓
┃│林│ │ │ │ │村│〜│ │ │ │ 7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┌───┘─│─┼─┼─┤− ┃
┃│ │ │ │ │〜│〜│〜│ │ │ │ 8 ┣━┓
┃├─┼─┏───┘─┼─┼─└─┓─┼─┤− ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│ │ ┃〜│〜│〜│〜│〜│〜┃ │ │ 9 ┃
┃┝━━━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┗━━━┥− ┣━┓
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘− ┃
┃├─┤10km 015年01月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃道塞ぎの港町:川付近での進軍にかなり時間がかかる。造船、貿易、漁業が発展しやすい
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦2500石/年 魚200食/日
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃璽┃神聖ジェルティス教国 ┃☆☆★★★★★┃同盟:− 仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能 力┃身 01 ┃統 07 ┃知 10 ┃政 05 ┃繁 06 ┃合計 28 ┃教皇ジェラエル 支持率:98%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総人口:8000人 総兵力:1000人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ7村2施設 総収穫:小麦15000石/年
┣━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:1000人
┃凍土│ κ−2 │極寒の皇都 ジェルティス ┃総兵力:800人
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─街─┓ ζ−6 ┃ジェルティス:教皇ジェラエル|人口:1000 兵士:500
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─倉─┓ ε−6 ┃貯蔵庫│兵士:300
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃極寒の高原:進軍にかなりの時間がかかる。凍死の危険性大。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:3000人
┃林野│ η−3 │中心都市 アトランジェス .┃総兵力:200人
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─街─┓ ε−7 ┃アトランジェス:皇子ジェスター|人口:3000 兵士:200 収穫:小麦11000石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ θ−3 ┃フィリフス:枢機卿アヒャエル|人口:1500 収穫:小麦2000石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ γ−4 ┃ラギーニ:枢機卿ジェスリエル|人口:1500 収穫:小麦2000石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─鉱─┓ δ−7 ┃鉱山|鉱夫:500
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃産業都市:物の生産率が高め。産業が発達しやすい。同緯度の地域より比較的寒冷。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦10000石/年 自然金1kg/月 自然銀10kg/月 自然銅50kg/月
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:2000人
┃平野│ δ−5 │田舎町 ライトキース ┃総兵力: −
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ζ−9 ┃ラアース:枢機卿ジェスリエル│人口:1000 収獲:小麦2500石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃自然の砦:防衛戦に強い。農業が発達しやすい。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:収獲:小麦2500石/年
┣━━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┫総人口:2000人
┃平野│ θ−7 │水の溢れる町 ネオアトラン ┃総兵力: −
┣━━┷━━━━┷━┳━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ β−2 ┃ネオアトラン:枢機卿アヒャエル│人口:1000 収獲:小麦1000石/年
┣━━━━┻━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┣━─村─┓ ζ−7 ┃ハイネスト│人口:1000 収獲:小麦1500石/年
┣━━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃道塞ぎの港町:川付近での進軍にかなり時間がかかる。造船、貿易、漁業が発展しやすい
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:小麦2500石/年 魚200食/日
┣━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘状況:教国の夜明け
┃
┃あっさり統一されたジサクジエン。その後、数々の出来事があった。
┃鉱物の発見、灌漑の開始、新天地への移住、新しい穀物の発見……。
┃そして、大乱の予兆。果たして、このジェルティスはどうなるのだろうか?
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│村│凍┃〜│〜│〜┃山│山│山│村│山│山│山┃〜│〜│〜│2
├─┃─┌───────┘─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏━┛─┌───────────┗━┓─┼─┤− 冷帯
│〜┃火│ │ │ │ │村│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃山│山│ │ │林│村│林│森|村┃〜│〜│3
├─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┼─└───┐─┼─┼─┼─┌─┃─┼─┤−
│〜┃山│ │ │ │ │林│林│林│林│ ┃〜│〜┃山│山│山│山│ │ │ │林│山┃〜│〜│4
├─┗━┓─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼───┃─┼─┗━━━━━┓─│─┼─┌───┘─┗━┓─┤━━━
│〜│〜┃山│村│林│ │ │ │林│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃山│; ; │村│山│山│山│山┃〜│5
├─┼─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─│─┏━┛─┼─┏━━━┓─┃─└─┐─└─────┐─┃─┤−
│〜│〜┃山│林│林│林│ │ │林│山┃〜│〜│〜┃ │ ┃ ┃火│山│; ; │ │林│林│山┃〜│6
├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─└─┗━┓─┼─┃─┐─┃─┗━┓─└─┐─┼─┌─┘─┃─┤−
│〜│〜│〜┃森│林│森│林│村│ │ │山┃〜│〜┃鉱│村┃〜│〜┃山│山│ │村│山│山┃〜│7
├─┏━┓─┃─┼─┏━━━━━━━┓─└─┃─┏━┛─┘─┗━━━┛───´_,───┘─┌─┃─┤−
│〜┃森┃ ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃ │ ┃〜┃ │ │ │: : │: : │: : │: : │山│山│山│ ┃〜│8
├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼─┼─┗━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌───┘─┃─┤− 温帯
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃ │ │ │ │ │ │: : │: : │ │山│ │ │村┃〜│9
├─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─┏━┛─┤−
│〜│〜┃山│山│山│火┃〜│〜│〜│〜│ │ ┃ │ │ │ │ │ │ │ │林│林┃〜│〜│10
├─┼─┃───┐─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜│〜┃林│ │山│山│山│山┃〜│〜│〜│〜│ ┃林│林│林│林│村│林│林│林│森┃〜│〜│11
├─┏━┛─┼─└───────┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃森│林│林│ │ │ │ │ │ ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森│森│森│林│林│林┃〜│〜│12
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜┃森│森│林│ │村│ │ │ │ ┃〜┃ │ ┃〜│〜│〜│〜┃森│森│森│林│林│山┃〜│13
├─┃─┼─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┓─┼─┗━┓─┼─┼─┼─│─┃─┤−
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃ │ │ │ ┃〜│〜│〜┃森│森│林│林│山┃〜│14
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┃─┗━┓───┐─┗━━━┓─┃─┼─┼─┌─┘─┃─┤− 熱帯
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃〜┃森│森│森│山│山┃〜│15
├─┗━━━━━━━┛─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┗━━━━━━━━━┛─┗━━━━━━━━━┛─┤−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│16
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−
.
' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`
,、 ト、ト、 'l` 〜 Afosyria Story 〜
//l\≧,,゚ w>,m |
⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
(^l:::::::| 建国王ハナンの退屈
ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
 ̄ソ┌──┘ Episode - 10
―― 17年11月 アフォシリア高原
、_________________________________,
.
∧∧
(*゚−゚)
(| |)
(二二l|==_つ
し´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| その日、ハナンは王都をぶらぶらと歩いていた。政務に疲れ、 |l|
|i| |i|
|l| 少しでも気分転換になればと考えての事である。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
∧∧
┌(゚ぺ*)────────────
| 往来の邪魔だと苦情が来ている。
| さっさとここから立ち去れ!!
└──────────v────
∧∧
┌(>0<;)───────────
| うわーんうわーんうわーん!!
└──────v───────
∧∧
;;""""""""""""""""""";; (゚ぺ*)
;; -l-l-l 。> -l-l-l 。> ;; ∧∧(/と )
;; l>l-l-l ゚> l>l-l-l ゚> ;; (>0<;)') ,,)〜
;; ;; (_,,)@'`J
""""""""""""""""""""""""
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| そこで、ハナンは妙なものを見た。王都の治安を護る兵士と幼い子供が |l|
|i| |i|
|l| アジの干物を道に並べてもみ合っているのである。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
_ ∧∧
┌(# - )──────────────────────────────
| 余は只今癒しを求めて王都を散策中であるというのに、貴様らは何を
| グダグダと騒いでおるのか。あまりに騒がしいなら王都の静寂と余の
| 精神衛生の為に切って捨てるぞ。どうだ?
└─v───────────────────────────────
∧∧
┌(゚ぺ;)────────────
| はっ、これは国王様!実は……
└──────────v────
∧∧
┌(>0<;)───────────────
|は〜な〜せぇ〜!おっ母ちゃんが……
└──────v───────────
∧∧ ∧∧
(# - ) ;;""""""""""""""""""";; (゚ぺ;)
..(| つ==|ニ二>l-l 。> -l-l-l 。> ;; ∧∧(/と )
二l | ;; l>l-l-l ゚> l>l-l-l ゚> ;; (>0<;)') ,,)〜
し'`J ;; ;; (_,,)@'`J
""""""""""""""""""""""""
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 不思議に思ったハナンは、二人に事の経緯(いきさつ)を問うた。 |l|
|i| |i|
|l| ……その問い方は、傲慢不遜そのものであったが。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
∧∧ 〜♪
;;""""""""""""""""""";; (*゚ー゚)
;; -l-l-l 。> -l-l-l 。> ;; ∧∧ ( つl>l-l-l 。>
;; l>l-l-l ゚> l>l-l-l ゚> ;; (*゚ヮ゚) 、-, 〜(,, -l-l-l ゚>
;; ;; @(,,_つ(_X) し´
""""""""""""""""""""""""
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| その話は要約すれば、「ヒギャクード村に住むその少女の母親が .|l|
|i| |i|
|l| 病に倒れたので、麦を沢山食べさせてやろうと干物を持って王都へ |l|
|i| |i|
|l| 来て、干物と麦を交換していた」というもの。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
イツモ スマナイネェ。
ワタシサエ ゲンキ ダッタラ…
ソレハ イワネェ ヤクソクダロ?
∧∧ イイカラ タベテ オクレヨ。
,,;;''"""""`∧∧ (゚ー゚*)
,,;;'' ;;(;゙ -゙) O==と_,,)@
 ̄ ̄""""""""""""""" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 魚が豊富に取れた漁村の出身者は、アフォシリア高原に移住してからも |l|
|i| |i|
|l| 魚を食べたいと思っていたので 、 干物一枚で結構な量の麦と交換でき 、 |l|
|i| |i|
|l| その麦で粥を作って病床の母に食べさせていたらしい。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ / / | _|_ ― / / ̄7l l _|_
_/| _/| / .| | ― / \/ | ―――
| | / | 丿 _/ / 丿
./\ /\
/:::::::ヽ____/::::::::ヽ、
/ ::. _ .::::::::::::: _::::ヽ_
/ / °ヽ_ヽv /:/ °ヽ::::::ヽ
/ /.( ̄( ̄__丶 ..( ̄(\:ヽ|ノ|
. | .:::::::: ) )/ / tーーー|ヽ) ) ./|ヽ|
. | .::::...( (..||. | ( ( ::|
. | :::. ) )| |⊂ニヽ .| ! ) ) :::|
| : ( ( | | |:::T::::.| ( ( ::|
\: ) )ト--^^^^^┤ ) ) 丿
/ ( ( ( .( \
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| ……こう見えて、ハナンはその手の話に非常に弱い。僅か3歳で両親を .|l|
|i| |i|
|l| 失ったせいで親孝行、親子愛の類いに憧れに似た感情を抱いていた。 .|l|
`ー──────────────────────────────‐'
∧∧
;;""""""""""""""""""";; (゚ー゚*)
;; -l-l-l 。> -l-l-l 。> ;; ∧∧ (| つ
;; l>l-l-l ゚> l>l-l-l ゚> ;; (*゚ヮ゚) | ==|l二二)
;; ;; @(,,_) し'`J
""""""""""""""""""""""""
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 案外 あっさりとハナンは交易の許可を出した。 往来の邪魔にならぬ .|l|
|i| |i|
|l| 居館前の広場にて、と言う条件は付いていたが。 .|l|
`ー──────────────────────────────‐'
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半月後……
−..ニ:'' ⌒:)`,
-ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
-=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')
___ ワラワラ
/li∧il\ ワラワラ
r‐,,..,-.,-,,.,.___,.,.。。。。。。。。i-i-i__|il,二n二,li|..i-i-i,。。。。。。.-.,.,,.,__,.-., ,.._.-.,.,,.,__,.-.,
/:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/ 。゚。`、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ >::ノ、::ハ:丿::`、
/:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ。゚ ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
. ..::.:/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;(。゚(ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:::.. ..
、 :: :: :. :. .゙:. : ..`⌒::ー ‐ ‐- - -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ⌒‐_、_::- −..ニ ⌒゙''::ー =、::'' ⌒:)`::.::.::.:..
: `.: :.‐=、 .....ニ..⌒ ‐.: :.‐゙''::ー =、::'' ⌒:)`ヽ -ー)::)''"  ̄..⌒゙ ヽ、_ _‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ::' .... )::.::.::.:..
: `::ー =ニ..⌒ ‐、_::- −..ニ ⌒゙'':`ヽγ ,. ': '`ヽ'´:. :`ヽ : ';  ̄..⌒゙ ヽ、_ __゙'':`ヽγ ,. ': ヽ_,,. - ‐‐::‐-
::.::.::.:.. :: : ヽ ‐:、 )...,. -=、':⌒ー:、く(´ ::. ' .... )::ニ ⌒ヽ_,,. - ‐‐::‐-.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .: :.‐=、 .....`ヾ、..
.:''⌒丶、 ::_ ,,...、ー 、' .: :.‐=、 .....`ヾ、.... .: .:`⌒((.:ー 、´ _ ..... __'`ヽ'´:. :`ヽ : '`ヽ'´:. :`ヽ::.:.:..::.::.:.:
::.:.:.:. : : ',_ :.:. ` 、 `ヽ ,. ':´ '`ヽ'´:. : `ヽ . :) '; .._´`:⌒´__....... _ `ヽ_,,. - ‐‐::‐-'`ヽ'´:. :`ヽ. :.:.: ..:.: :..::
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 居館前の広場は、ヒギャクード村から王都に魚を運ぶ商人で溢れていた。 .|l|
|i| |i|
|l| それを買わんとする民の流れも、絶える事無く続いている。 .|l|
`ー──────────────────────────────‐'
カイコンナンカ ヤメテ リョウシニ ナロウヨ!!
ソッチノ ホウガ タクサン ムギ タベラレルヨ。
ワー、マターリダネ♪
∧∧
∧∧ (゚ー゚*)
(*゚ワ゚)`ヽ (| つ
l^ヽ===Oと ,,)〜 | ,,)〜
、、、.. ,,..、.. ,,..、、..|_| ,,..,,. し'`J .. ,,..、.. ,, し'`J.. ,,..、.. ,, ,,..、.. ,, ,, ,,..、..,, ,,..、..,, ,,..、..
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 商人が増えれば、農民は減る。山奥の荒地を開墾するより、王都で . |l|
|i| |i|
|l| 魚を売る方がずっと儲かると知った民はこぞって農具を捨て、漁師や .|l|
|i| |i|
|l| 商人になった。当然、ハナンにとっては都合の良くない展開である。 .|l|
`ー──────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_ _
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
|:l l:|
|:l 明日移行、王都で商いをする者は5匹の干物を王に l:|
|:l l:|
|:l 献上せよ。しないとブッ殺す。 l:|
|:l l:|
|:l l:|
|:l l:|
|:l l:|
|:l l:|
|:l つーかこの食糧難の時代に農地放棄とかどこまでお前ら .l:|
|:l アフォなんだと、 うんぬんかんうんあーたらこーたら .l:|
|:l ・ l:|
|:l ・ l:|
|:l ・ l:|
ヾ__________________________ノ
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| そこで、新たなお触れを出した。 商売をする者に一定の貢物を税として |l|
|i| |i|
|l| 要求し、商人の数を減らそうという試みであった。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
しかし……
∧∧
┌(ili p )──────────
| あばばばばばばばば!!!
└───v─────────
おら、馬さ売りに来ただが、馬も5匹 てめーそんなに幅取ってんじゃねーよ>
∧∧ 干物にして渡さんといかんだべか? 糞が!死ねカス!
(ili p ) ∧∧ うわーんうわーん!!
ミ""ミ / ∞) (゚O ゚*) 道の途中の谷に干物落としちゃったー! るせー!国に払うもの払ってんだ、
ミ ミ (,, l (| つ 。・゚・。_。・゚・。これじゃあお母さんに麦を 貴様なんぞに文句を言われる
ミ,,_____ """ミJJ | ,,)〜 ( O *)>持って帰れないよぅぅぅぅぅ……。 言われなんざねーやボケナス! >
""l""""""""""""""""l し'`J (_,,)@ 目ン玉刳り貫くぞゴルァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| この お触れは完全に失敗する。魚以外を商う者や、場所を巡って .|l|
|i| |i|
|l| いろいろな者が騒ぎ立て、事態は混迷の度合いを深める一方。 |l|
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∧∧
┌( # −)───────────
| 後は任せる。余はもう疲れた!
└───v──────────
∧∧
┌(゚- ゚;) ───────────
| 無責任なんだからもぅ〜……。
└──────v───────
∧∧
( # −) ∧∧
ミ""ミ / つ (゚- ゚;)
ミ ミ (,, l UU |
ミ,,_____ """ミJJ | ,,)〜
""l""""""""""""""""l し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i|ー──────────────────────────────'|i|
|l| 事ここに至り、 ハナンは相談役である ダッテを イストアルカードから .|l|
|i| |i|
|l| 王都へ呼び寄せ、 事態の収拾に当たらせる事にしたのだった。 |l|
`ー──────────────────────────────‐'
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┠───┘17年11月:状況:てめーら里に帰って大人しく農業して下さいオナガイシマスゥゥゥ……
┃
┃ 病気の母を持つチビしぃに、居館の前の広場を開放したのが運の尽き。儲け話に群がる習性のある
┃ アフォしぃ達はこぞって耕作放棄を始め、アフォシリアの食糧生産の根幹が揺らぐ事態に……。
┃
┃ その他諸々の問題と併せ、ハナンはダッテにこの案件を丸投げした。無責任な王である。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
__________
| Ф |
| |
/ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄○ ̄\ ________
〈;;;;;; ├─┤ 〉 |クェシアル内乱編|(+本編)
\,,,,, \/ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/~~~~~~~~~~~~~~|╋|~~~~~~~〉 「クェシアルの陰謀」
/ |┃| 〉
/  ̄ 〉 ── 14年10月 皇都ジェルティス神殿
/ 〉
┌──────────────────────────────────
│我はネオアトランに監視役を送りたい。アヒャエルだけでは心配だからな。
│かなり知識に秀でた者がよいが…。貴公は誰を推薦する?
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< ★ /
__|__|__|_./ / ♀(・∀・ ,,) __|__|__|__|__
_|__|__|_./ / |と ̄ ̄ ̄\ .// //|__|__|__|__|_
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| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/☆\ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/
( ,, ・)┌───────────────────────────
/ ̄ ̄ ̄)< はい。私はクェシアル様が良いかと。
<____)│あのお方は豊富な知識と強力な魔力をお持ちですので…。
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┌────────────────────────────────
│クェシアル・クレパール…か。彼のこれまでの功績を言ってくれ。
└────────v───────────────────────‐
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< ★ /
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_|__|__|_./ / |と ̄ ̄ ̄\ .// //|__|__|__|__|_
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/ | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/ //
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| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/☆\ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/
( ,, ・)┌────────────────────────
/ ̄ ̄ ̄)< はい。まず、鉱石は彼の配下の者が発見しました。
<____)│この神殿を設計、建造したのも彼と彼の配下です。
│ちなみにクレパール家は500石を持つ名家です。
└────────────────────────
┌────────────────────────────────
│実力があるならいいだろう。いずれ奴を枢機卿に任じてやる。
└────────v───────────────────────‐
___
< ★ /
__|__|__|_./ / ♀(・∀・ ,,) __|__|__|__|__
_|__|__|_./ / |と ̄ ̄ ̄\ .// //|__|__|__|__|_
__|__|__/ / .| (____> // //|__|__|__|__|__
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/ | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/ //
/ .//
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/☆\ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/
( ,, ・)┌────────────────────────
/ ̄ ̄ ̄)< では、クェシアル様へ伝えてきます。
<____)└────────────────────────
┌─────────────────────────
│クェシアル様〜。…ここにおられましたか。
└────v────────────────────‐
┌──────────────────────────
│私には分かりますよ。ネオアトランへ行くのでしょう?
└────v─────────────────────‐
___
/☆\ ;;;::| Ф |::::;;;;
(,, ・∀・) ;;;:::(,, ゚∀゚):::;;;;;;
/ ̄ ̄ ̄) ;;;;::/~~~~|†|~〉::::;;;;
<____) ;;;:::<____〉:::;;;;
 ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
┌─────────────────────────
│知っておられましたか。では、早急に出発して下さい。
└────v────────────────────‐
┌──────────────────
│ネオアトランか…。クククク…。
└────v─────────────‐
___
/☆\ ;;;::| Ф |::::;;;;
(,, ・∀・) ;;;:::(,, ゚∀゚):::;;;;;;
/ ̄ ̄ ̄) ;;;;::/~~~~|†|~〉::::;;;;
<____) ;;;:::<____〉:::;;;;
 ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| この、いかにも悪巧みをしていそうな人物こそ、 |i|
|i| 後世に語り継がれる大乱の首謀者、 |i|
|i| 「クェシアル・クレパール」 である |i|
`──────────────────────────────´
・
・
・
|i|`ー─────────────────────────´|i|
|i| |i|
|i| そして、現在、 |i|
|i| 15年1月 |i|
`──────────────────────────´
┌───────────────────────────
│クェシアル。ライトキースへ使者として行って貰いたい。
└──────v────────────────────‐
┌──────────────────────────────
| | /ж\ │ライトキースへ…ですか?それは一体如何様な理由で?
| | (,, ゚∀゚) └─v────────────────────────────‐
| | ./ ̄ ̄ ̄) ___
| |/____.) | Ф | /*\
lニニニニニニl (゚∀゚ ,,) (゚∀゚ ,,)
| | | | 〈~|†|~~~~\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ 〈_____> (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| |i|
|i| 到着してから2月。クェシアルは初仕事を頼まれた。 |i|
|i| |i|
`──────────────────────────────´
┌───────────────────────────
│ライトキースがどんな所か知っておきたい。
│…友好のためだぞ?決して印象を悪くするなよ?
└──────v────────────────────‐
┌──────────────────────────────
| | / ж\ │もちろんでございます、猊下。それでは行ってまいります。
| | (,, ゚∀゚) └─v────────────────────────────‐
| | ./ ̄ ̄ ̄) ___
| |/____.) | Ф | /*\
lニニニニニニl (゚∀゚ ,,) (゚∀゚ ,,)
| | | | 〈~|†|~~~~\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ 〈_____> (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| |i|
|i| それは、ライトキースへ使者として行くという、簡単なものであった。 |i|
|i| |i|
`──────────────────────────────´
┌──────────────────────
│これは好機。私の能力を知らしめてやる…。
└─v────────────────────‐
__________
| Ф |
| |
/ ̄○ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄\
〈 ├─┤ ;;;;;;〉
\ \/ ,,,,,/
〈~~~~~~~|╋|~~~~~~~~~~~~~~\
〈 |┃| \
〈  ̄ \
〈 \
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| |i|
|i| これが、大乱を起こす原因になるとは、誰も思わなかっただろう。 |i|
|i| |i|
`──────────────────────────────´
┌───────────────────────────
│クェシアル殿!よくここまで来られた。ゆっくりして行かれよ。
└──────v────────────────────‐
┌─────────────────────────────
| | /╋\ │何を言うか下郎!このような汚い場所にいられるか!我は帰る!
| | (,, ・∀・) └─v───────────────────────────‐
| | ./ ̄つと ) ___
| |/____.) | Ф | /┼\
lニニニニニニl (゚∀゚ # ,,) (・∀・;,,)
| | | | 〈~|†|~~~~\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ 〈_____> (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| |i|
|i| なんと、着くや否やライトキースを散々に貶し、 |i|
|i| |i|
`──────────────────────────────´
┌──────────────────────
│大司教!どうしたのだ!その格好は!!
└──────v───────────────‐
┌──────────────────────────────
| | / ж\ │つ、着いた途端に切りかかられ、逃げ帰ったのです……。
| | (,, ;゚∀゚) └─v────────────────────────────‐
| | ./ ̄ ̄ ̄) ___
| |/____.) | Ф ζ
lニニニニニニl (;A;ζ,,)
| | | | と~|†;~~;;~\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ 〈;:.;_::;:;__>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| アヒャエルの前にボロボロの格好で現れ、 |i|
|i| |i|
|i| 全くの嘘を報告したのである。 |i|
`──────────────────────────────´
┌───────────────────────────
│許すまじネオアトラン!兵を集めよ!戦だ!!
└──────v────────────────────‐
| | /╋\
| | ( #・∀・)
| | ./ ̄ ̄ ̄)
| |/____.) /┼\ /┼\
lニニニニニニl (・∀・ ,,) (・∀・ ,,)
| | | | ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ (____> (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┌───────────────────────────
│ライトキース…必ずや報復させてもらうぞ!!
└──────v────────────────────‐
┌─────────────────────
| | /ж\ │許してなるものか!皆殺しだ!!!
| | (,,# ゚∀゚) └─v───────────────────‐
| | ./ ̄ ̄ ̄) ___
| |/____.) | Ф | /*\
lニニニニニニl (゚∀゚ #,,) (゚∀゚ ,,)
| | | | 〈~|†|~~~~\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ 〈_____> (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| こうして、完全にクェシアルに操られた両者は、 |i|
|i| 村の若者を集め、戦いを始めた。 |i|
|i| その数、共に1000 |i|
`──────────────────────────────´
┌────────────────────────┐
│ 全軍、行軍を開始せよ!! │
└────v──────┬───────v─────┘
/╋\ │ /ж \
(,,#・∀・) │ (゚∀゚# ,,)
./ ̄ ̄ ̄つ | と ̄ ̄ ̄ヽ
/____.) │ (_____ヽ
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| |i|
|i| ついに、ジェルティス史上初の大規模戦争が始まった |i|
|i| |i|
`──────────────────────────────´
・
・
・
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| |i|
|i| 一方、様々な発見があったアトランジェスでは… |i|
|i| |i|
`──────────────────────────────´
┌───────────────────────────────
│まずは鉱石の件だが、父上の命令通り、ジェルティスへ輸送してくれ。
│毎月というのも難儀であろうから、半年程度でよいぞ。
└──────v────────────────────────‐
| | < ★ >
| | (,, ・∀・)
| | ./ ̄ ̄ ̄) ナイス判断!!
| |/____.) /☆\ /☆\
lニニニニニニl (・∀・ ,,) (・∀・ ,,)
| | | | ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ (____> (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| ジェスター皇子は、10代という若さにも関わらず、 |i|
|i| この中心都市を見事に統治していた。 |i|
|i| |i|
`──────────────────────────────´
┌───────────────────────────
│…そうだ。灌漑は順調に進んでいるか?
└──────v────────────────────‐
| | < ★ > ┌──────────────────────
| | (,, ・∀・) │はい。遅くてもあと半年程度で完成します。
| | ./ ̄ ̄ ̄) └─v────────────────────‐
| |/____.) /☆\ /☆\
lニニニニニニl (・∀・ ,,) (・∀・ ,,)
| | | | ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ (____> (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┌─────────────────────────────
│…では、新しい食物が発見されたとかいう報告のことだが…。
└──────v──────────────────────‐
| | < ★ > ┌─────────────────────────────
| | (,, ・∀・) │報告によれば、「ブドウ」という濃い青色をした丸い果実だとか。
| | ./ ̄ ̄ ̄) └─v───────────────────────────‐
| |/____.) /☆\ /☆\
lニニニニニニl (・∀・ ,,) (・∀・ ,,)
| | | | ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ (____> (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┌───────────────
│これでございます、猊下。
└─v─────────────‐
┌─────────────────────
│うむ。それでは、一口…。
└──────v──────────────‐
| | < ★ >
| | (,, ・∀・)つ。
| | ./ ̄ ̄ ̄) ┳ /☆\
| |/____.) \(・∀・ ,,) /☆\
lニニニニニニl ( ̄ ̄ ̄\ (・∀・ ,,)
| | | | (____> ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
┌───────────────────────────
│…これは何とも美味!是非とも畑でこれを栽培したい!
└──────v────────────────────‐
| | < ★ > ┌──────────────────────────────
| | (,*・∀・) │はい。難しいとは思いますが、今年に収穫できるよう手配します。
| | ./ ̄ ̄ ̄) └─v────────────────────────────‐
| |/____.) /☆\ /☆\
lニニニニニニl (・∀・ ,,) (・∀・ ,,)
| | | | ( ̄ ̄ ̄\ ( ̄ ̄ ̄\
ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ (____> (____>
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
|i|`ー─────────────────────────────´|i|
|i| |i|
|i| ジェスターの命令により、葡萄が栽培されることとなった。 .|i|
|i| |i|
`──────────────────────────────´
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┠───┘18年1月:両軍の激突。そして平穏なアトランジェス。
┃
┃後の歴史家に「西南クェシアル内戦」と名づけられることになる戦いが、ついに始まった。
┃どちらが勝っても利益など無いこの戦いを、クェシアルはどうしようというのだろうか。
┃
┃一方、アトランジェスは戦いなど露知らず、平和な日々を送っている。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛