. __
. . | 卍 .|
. . | ̄ ̄ [モランツ国 首都モラストガイア]
.▲
| | .▲
.____▲l | ___|_|___
__|__.▲|_. |_▲_____▲|_
|___|__|__門__|__|____|_|_|
[モランツ国総統室]
┌────┐┌────────────────────────
│ / ││モライツェル。ディエアとの戦いはどうなっている。
│ \/\│└v───────────────────────‐
│\/\ │ ┌────────────────────────────
│ / │ │いくら経済大国と言えど、我がモランツ海軍の前では無力です。
└────┘ └──v─────────────────────────‐
モランツ国 ナチス総統「モラネウス」
___
/ __ヽ
| ⊆.==卍|_ __
| ( ・∀・) _|卍==.⊇
ヽ/~~~〉 〈ヽ 旦 (・∀・ )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (《V》__´)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ | /_|__ゝ
| | (_(__)
モランツ国 ナチス副総統「モライツェル」
┌─────────────────────────────────
│現在フォンモラナス中将の率いる国防軍第3方面軍が交戦中です。
│第1、第2、第3艦隊に別れ、3方向からディエア海軍を叩いています。
└─────────────────────────────────
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ディエア軍艦隊 モランツ軍艦隊 ┃
シィストリア国 / ┃司令官「ディクスタル中将」 VS 司令官「フォンモラナス中将」..┃
_______/. ..┃ 50隻 100隻 ┃
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\;;;;;;;;;;┌────| モランツ国
/ \;;;;│;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
\ /;;;;↓;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;>
;;;;;\ ディエア国 /─→◎←───/
;;;;;;;;;;;\ 凸 /;;;;;;;;;;;; ; ↑;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
;;;;;;;;;;;;;;;;\ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;│;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;└─────\_______
┌──────────────────────────────────
│ディトファリアはシィストリアに支援を要請していますが、来るわけがありません。
│シィストリアは現在アヒャリシャと交戦中ですし、シィストリア‐ディエア間にも
│艦隊を配置してあります。…それに、同盟を結んでいるとはいえ、
│シィストリアとディエアは昔から仲の悪い国ですしね…。
└──────────────────────────────────
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ディエア軍艦隊 モランツ軍艦隊 ┃
シィストリア国 . │ .../ ┃司令官「ディクスタル中将」 VS 司令官「フォンモラナス中将」..┃
_____│_/. ..┃ 50隻 100隻 ┃
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;×;;;;;;;;; ; ;; ┗━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┫
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;↓;;;;;;←────────ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .. ┃ モランツ軍艦隊 . ┃
;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\;;;;;;;;;;┌────| モランツ国 . ┃ 50隻 . ┃
/ \;;;;│;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ┗━━━━━━━━━━┛
\ /;;;;↓;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;>
;;;;;\ ディエア国 /─→◎←───/
;;;;;;;;;;;\ 凸 /;;;;;;;;;;;; ; ↑;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
;;;;;;;;;;;;;;;;\ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;│;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;└─────\_______
┌────┐┌───────────────────────────────
│ / ││そうか。この作戦が成功した後、フォンモラナスを大将に昇進させろ。
│ \/\││ディエアが降伏して鉱産資源と賠償金を支払った場合でも構わん。
│\/\ │└v──────────────────────────────‐
│ / │ ┌───────────────────────────
└────┘ │いいのですか?ディエア国の領土を我が国のものにしなくても。
___ └v──────────────────────────‐
/ __ヽ
| ⊆.==卍|_ __
| ( ・∀・) _|卍==.⊇
ヽ/~~~〉 〈ヽ 旦 (・∀・ )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (《V》__´)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ | /_|__ゝ
| | (_(__)
┌────┐┌──────────────────────────────────────
│ / ││ナチス親衛隊とゲシュタポに調べさせた結果、ディエア国が何らかの新兵器に
│ \/\││資金を投じていることが分かった。どうせ、遠距離用の大型大砲だろうがな。
│\/\ ││今回はディエアの基礎兵力を削るだけで構わん。こっちも新兵器を考えてあるしな。
│ / │└v─────────────────────────────────────‐
└────┘..┌─────────────────────────────────
___ │それは知っていますよ。第一私は内務大臣ですから。しかし私はなぜ…
/ __ヽ ..└────────v────────────────────────‐
| ⊆.==卍|_ __
| ( ・∀・) _|卍==.⊇
ヽ/~~~〉 〈ヽ 旦 (・∀・ )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (《V》__´)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ | /_|__ゝ
| | (_(__)
┌────┐┌─────────────────────────────
│ / ││く ど い な 。 君は時期総統候補だ。今は静かにしていてくれ
│ \/\│└v────────────────────────────‐
│\/\ │ ┌────────────────────────────
│ / │ │…イエス。ヒューラー(そういえばそうだったな)
└────┘ └──v─────────────────────────‐
___
/ __ヽ
| ⊆.==卍|_ __
| ( ・∀・) _|卍==.⊇
ヽ/~~~〉 〈ヽ 旦 (・∀・;.)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (《V》__´)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ | /_|__ゝ
| | (_(__)
モライツェルの回想[国会演説]
┌───────────────────────────────────
│クソッ!モラネウスめ!私がせっかく狙っていた国防大臣の地位を奪いやがって!
│モランリヒやモランハルトと協力して国防大臣と陸軍総司令官を失脚させてまで
│欲しかった地位だというのに!その後国防大臣の地位は廃止され、モラネウスが
│吸収しやがった!もう奴に忠誠など誓わん!暗殺だ!暗殺!!!!
└v──────────────────────────────────‐
__
⊆.==卍|_
( #・∀・) ┌─────┐
(`__《V》) │国会演説→│
/__|_ヽ └──┬──┘
(__)_) │
[国会演説会場 終盤]
┌────┐
│ / │
│ \/\│
│\/\ │
│ / │ ┌───────────────────────────
└────┘ │私は宣言する!私の第一後継者は、…モライツェルだ!
__ ....└v──────────────────────────‐
⊆.==卍|_
∩( ・∀・)
ヽ【 卍 】つ
___/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\____
| | | 卍 | | |
| | | molantsch | | |
\ハイル・モランツ!ハイル・モライツェル!/\ハイル・モランツ!ハイル・モライツェル!/\ハイル・モランツ!ハイル・モライツェル!/
∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩
( ・)/ ( ・)/ ( )/ ( )/ ( )/ (・ )/ (・ )/
_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_
・)/ ( ・)/ ( )/ ( )/ ( )/ (・ )/ (・
∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧_∧∩ ∧
)/ ( ・)/ ( )/ ( )/ ( )/ (・ )/ (・
┌──────────────────────────────────────
│なんということだ…。閣下はあんなことを考えておられたのか…。
│…決めた。私は生涯閣下に全てを尽くす!ハイル・モランツ!ハイル・モラネウス!!
└v─────────────────────────────────────‐
__
_|卍==.⊇
(・∀・ )
(《V》__´)
/_|__ゝ
(_(__) <続く>
モランツの紹介編(とくにモライツェル)でした。
作中にモライツェルが「国務大臣」と名乗るところがありますが、
これはモライツェルが副首相であり、大臣を兼任しているためです。
[モライツェルの役職一覧]
副総統−ナチス党の事実上のナンバー2
副首相−モランツ国の内閣で事実上のナンバー2。
外務大臣−外交政策を立案する
内務大臣−警察を動かすことができる。モライツェルがゲシュタポを創設したのもこの役職である
国家元帥−他の国防軍元帥よりも上位に置かれる位。軍事的に事実上のナンバー2
州首相−首都モラストガイアのあるモライセン州を治める。
巨大鉄鋼財閥総帥−巨大鉄鋼財閥「ヒュールズスチール」の総帥。
これで一通り終わりです。だらだらと説明してすいませんでした。
これはプロローグなので我慢して下さい。
次回からは普通にやりますので・・・。
乙。
これはいい第三帝国ですね。
>>510 そうです。その通り。ネタがこれしか思いつきませんでした。
他の国はあまり複雑にはしませんけどね。(登場人物は多いですけど)
これからも他の作者様とは比べ物にならないほどのショボいAA力で
頑張っていきますのでよろしくお願いします
まー、確かにまんまですな。<第3帝国
しかし、これからBLACK氏が「何を描きたい」のか。「彼らをどうしたい」のかが興味をそそる所。
ゆっくりと待ちますさー。 ~~旦(・ω・`)
…末路までまるまんま第3帝国ならヘコむが(ぁ
>>512 まあゆっくりとお待ち下さい つ旦~~
末路とかはまったく違いますね。
そこまで同じにしたら第三帝国をAA化しただけになってしまいますからw
空軍や戦車がないこの世界、
如何に第三帝国をモチーフにして物語を進めて行くのか。
とりあえず期待。ソ連も筆髭もないようだし。
がんばれ。
現在約50コマの戦い有りのストーリーを作っています。
もうしばらくお待ち下さい つ旦
こんなに早くできるとは…やれば出来るじゃん、俺
続きいきます
以前は>>418-
>>427 >>440-
>>455
山賊アジト・テント
―――――――――
.┬〜ー―――――――――――――――――――――
!| さて、まずは頭領に挨拶する前に、
!l 頭領の副官である僕の兄さんに挨拶をしてもらう
.┴〜ー────────―――――――――――――
/;;:::::/ ┌────────―――――――――
/':::::::;;/ ┃ へぇ、一家で山賊をやってるんですか!
/ ::::;;/ └────────――――ヽ ――――
/ :::/ ________
/ :/ | | |
/ ::/ | | | /)_/) ∧∧ wWw
/ ::/ | | | (,,´-`)') (o,o',) (д^*)
/ ::/ | | | l´. 。。 ノ l´†l,,l`l l´†_, `l
/ .:::/ | | | Y'ー -' L_: _iノ L__iノ
/ .::::::/ | | | ij l j i l j i l j
┃/::.. ..::::::::/ j____人___| Lノ、ノ (~_(~_) (~_(~_)
~  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄
iww... www
i,, .
.┬〜ー―――――――――
!| そうだね、頭領は僕の父
.┴〜ー────────―
.┬〜ー―――――――――――――――――――――
!| そして副官が数人いるけど、主だったのは僕と僕の兄
.┴〜ー────────―――――――――――――
〜解りやすい図〜
,,,,,,∧
(;;;;;;;;;) 【頭領】
|
┌───────┼──────┐
│ │ |
l^ll^l /)_/) その他数人の副官
(;;;;;;;;)【兄】 (,,´-`)
\ | /
その他大勢の部下
.┬〜ー――――――――――――――――――――――
!| だからこそ、君達も兄に嫌われないようにするために・・・
.┴〜ー────────――――――――――――――
i、
| ヽ_____、__
<`ー―J´ ̄=ーG ノ/ノ
(j' ああっ!あんっ!>
L;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;__〜'´
 ̄ ̄ ̄ ̄
中から女の人の声が聞こえます!
―――――――――――――――
.┬〜ー―――――――――― _j~l、_|\ヘヘ,K____j~\
!| するために・・・挨拶を・・・ ト、_人ー'´ ̄ ー―〜ー―――mノ
.┴〜ー────────― | ああ!許して!私には夫が・・・ )
ノハ___人_________>
`´ー 〜´7_))
/;;:::::/
/':::::::;;/
/ ::::;;/
/ :::/ ________
/ :/ | | | ・・・
/ ::/ | | | /)_/) ∧∧ .wWw
/ ::/ | | | (;´-`)') (o,o;) д^;)
/ ::/ | | | l´. 。。 ノ .l´†l,,l`l l´†_, `l
/ .:::/ | | | Y'ー -' . L_: _iノ L__iノ
/ .::::::/ | | | ij l j i l j i l j
┃/::.. ..::::::::/ j____人___| Lノ、ノ (~_(~_) (~_(~_)
~  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄
AA板は18才以上推奨なものはありません!
―――――――――――――――――――
.┬〜ー―――
!| してほ ┌───────────────────────
.┴〜ー─ h へっ!そういいながらも腰振ってるのどこのどいつだよ
└───────────────────────
/;;:::::./ ┌───────────────────―――
/':::::::;;/ h 脂ぎった中年より、俺みたいな雄のほうがいいだろ?
/ ::::;;/ └───────────────────―――
/ :::/ ________
/ :/ | | | ・・・
/ ::/ | | | /)_/) ∧∧ wWw
/ ::/ | | | (-`;)') (o,o;) д^;)
/ ::/ | | | l´. 。。 ノ l´†l,,l`l l´†_, `l
/ .:::/ | | | Y'ー -' L_: _iノ L__iノ
/ .::::::/ | | | ij l j i l j i l j
┃/::.. ..::::::::/ j____人___| Lノ、ノ (~_(~_) (~_(~_)
~  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄
中で行われているのは、プロレスごっこです!
――――――――――――――――――――
.┬〜ー――――――――――――――――――――――――
!| 兄さん!また真昼間からですか!新人の入団希望者ですよ!
.┴〜ー────────――――――――――――――――
/;;:::::/
/':::::::;;/
/ ::::;;/
/ :::/ ________
/ :/ | | | ・・・
/ ::/ | | | /)_/) ∧∧ wWw
/ ::/ | | | (д´#)') (o,o;) д^;)
/ ::/ | | | l´. 。。 ノ l´†l,,l`l l´†_, `l
/ .:::/ | | | Y'ー -' L_: _iノ L__iノ
/ .::::::/ | | | ij l j i l j i l j
┃/::.. ..::::::::/ j____人___| Lノ、ノ (~_(~_) (~_(~_)
~  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄
/
//
/ /
/;;:::::/
/':::::::;;/
/ ::::;;/
/ :::/ ________
/ :/ | | | ・・・
/ ::/ | | | /)_/) ∧∧ wWw
/ ::/ | | | (д´#)') (o,o;) д^;)
/ ::/ | | | l´. 。。 ノ l´†l,,l`l l´†_, `l
/ .:::/ | | | Y'ー -' L_: _iノ L__iノ
/ .::::::/ | | | ij l j i l j i l j
┃/::.. ..::::::::/ j____人___| Lノ、ノ (~_(~_) (~_(~_)
~  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄
┌――――――――――――――――――――――――――――――
h やぁ、君達が新人か!顔を見るかぎり、屈強な男のようだ、健闘を祈る!
└――――――――――――――――――――――――――――――
/ _
// _ t>_> <_
/ / hj~ー´天n`7<け  ̄ホ`L,
/;;:::::/ < 顔を出してください!! l~
/':::::::;;/ `ー、_p_、―;_:―_」 ´
/ ::::;;/
/ :::/ ________
/ :/ | | |
/ ::/ | | | /)_/) ∧∧ wWw
/ ::/ | | | (д´#)') (o,o;) д^;)
/ ::/ | | | l´. 。。 ノ l´†l,,l`l l´†_, `l
/ .:::/ | | | Y'ー -' L_: _iノ L__iノ
/ .::::::/ | | | ij l j i l j i l j
┃/::.. ..::::::::/ j____人___| Lノ、ノ (~_(~_) (~_(~_)
~  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄
┌――――――――――――――――――――――
h ・・・おいおいマーマス、俺は戦利品の吟味をだな・・・
└――――――――――――――――――――――
p、
i` 、 , '/ll
! |\ヽ _ ,,, -ノノ.:;!| name:ヒージィー・オブライエン
) i!;:.. ヽ ー ''' ´ | age:24
.l| l;;:... | from:ジエン国
l _ , -,、 | character:山賊さん
i t´t;) ー'' l
l ,;;''' ̄ -;; l
6 '' /
\ t7 /
ゝー _ ―て
.┬〜ー―――――――――――――――――――――――
!| 兄さん、また村を襲ってきたんですか?頭領はあれほど…
.┴〜ー─────――――――――――――――――――
/
// ┌――――――――――――――
/ / h いいじゃねぇか、女の一人ぐらい
/;;:::::/ └――――――――――――――
/':::::::;;/
/ ::::;;/ ファサッ
/ :::/ ________
/ :/ | | 彡 |
/ ::/ | ∧_∧ .| /)_/) ∧∧ wWw
/ ::/ | ( ,゚∀゚) | (д`;) (o,o,,) д^;)
/ ::/ | | | l´. 。。l l´†l,,l`l l´†_, `l
/ .:::/ | | | Y'ー -l) L_: _iノ L__iノ
/ .::::::/ | | | ij l j i l j i l j
┃/::.. ..::::::::/ j____人___| Lノ、ノ (~_(~_) (~_(~_)
。
0
( コイツも頭目の一人…兄のほうか…)
.┬〜ー――――――――――――――――――
!| まったく…その女に刺されても知りませんよ?
.┴〜ー─────―――――――――――――
/
┌―――――――――――――――――――――――――――――――
h なーに、そのくらいのじゃじゃ馬のほうが乗りこなしがいがあるってもんだ
└―――――――――――――――――――――――――――――――
/':::::::;;/
/ ::::;;/ ファサッ
/ :::/ ________
/ :/ | | 彡 |
/ ::/ | ∧_∧ .| /)_/) ∧∧ wWw
/ ::/ | ( ,゚∀゚) | (д`;) (o,o,,) д^;)
/ ::/ | | | l´. 。。l l´†l,,l`l l´†_, `l
/ .:::/ | | | Y'ー -l) L_: _iノ L__iノ
/ .::::::/ | | | ij l j i l j i l j
┃/::.. ..::::::::/ j____人___| Lノ、ノ (~_(~_) (~_(~_)
。
0
( どちらにせよ無駄な詮索は良くないな、挨拶だけはしておこう)
.┬〜ー――――――――――――――――――――――
!| すまないね、醜聞をさらすような真似をして・・・
.┴〜ー─────―――――――――――――――――
┌─────────────
|いえ、特に気にはしていません
└─────────────
.┬〜ー―――――――――――
!| そう言ってもらえると助かるよ
.┴〜ー─────――――――
ザッザッザッ
(ヘ(ヘ ∧∧ wWw
(-`;) (,o ,,) (д゚,,)
(v´`) (
┌────────――――――――――――――
┃僕もさっきのプロレスごっこに混ざっていきたいです!
└────────――――――――――――――
.┬〜ー―――――――
!| 死にたいならどうぞ
.┴〜ー─────――
.┬〜ー―――――――――――――――――――――――――
!| そうそう、最近はここも物騒になりそうなんて噂がたっててね・・・
.┴〜ー─────――――――――――――――――――――
ザッザッザッ
( モラザー達のことか・・・ )
。o 0
(ヘ(ヘ ∧∧ wWw
(-`;) (,o ,,) (д゚,,)
(v´`) (
.┬〜ー――――――――――――――――――――――──────────────
!| なんでもジエン国に新しく出来た軍隊が攻めてくるんじゃないかなんて話しもあるんだよ・・・
.┴〜ー─────―――――――――――――――――──────────────
.┬〜ー――――――――――――――――――――――
!| 君たちは、その軍隊のことを見聞きしているかい?
.┴〜ー─────―――――――――――――――――
( 何故こいつそんなことを・・・? )
(ヘ(ヘ ∧∧ wWw
(-` ) (,o ,,) (д゚,,)
(v´`) (
┌──────────────────────────
┃はい、先の国境間戦争で逃げた時に助けていただきました・・・
└──────────────────────────
.┬〜ー――――――
!| へぇ・・・
.┴〜ー──────
/` 、 /` 、
./: ) ./: )
/:: / _/:: /
./:: ´ ̄ ヽ
|::' |
|::.. l
|:::::.... |
\;;;;,,,,,, /
>:::::::::..... <
.┬〜ー――――――――――――――――
!| それじゃその恩義は忘れていないよね?
.┴〜ー─────―――――――――――
43
wWw
┌(д^,,)────── ,ノY9-^て、
┃そりゃも・・・!<グヘッ!!)>
└────┌(o,o,,)────────────────────────
|いや、彼らの義務であって、そこまでのものとも思っていません
└──────────────────────────
ギコット君、静かにしててね
_
(_ ヽ
∧∧) ) _
_( o,o)ノ −= ̄ ̄_) ;,”’
( _ /_ − ̄  ̄ _ _), ’; なんでだよ!
\__) ---- ― = ̄  ̄`:, .∴ ' wWw
/ _ _ __――=',”・,‘ ( )
( / − ̄'' ̄  ̄ ̄__ _) r⌒> _/ /
\ ノ  ̄=−_− _ _)`;,| y'⌒ ⌒i
(ノ  ̄ ;’, | / ノ |
, ー' /´ヾ_ノ
/ , ノ
/ / /
/ / ,'
/ /| |
!、_/ / 〉
|_/
ギコヴァリーは咄嗟に、これが誘導尋問であるということに気がついたのだ。
「その恩義を忘れていないよね?」に「ハイ」と答えた場合、
潜入者として判断されてもおかしくないからである。
ギコットクン チョットシズカニシテテネ
… ウワーン
(ヘ(ヘ ∧∧ wWw
(- ) (# o,) (дT(;;)
(v´`) ( `v) (
しかしだ。それと同時にギコヴァリーは、マーマスの思考を読みきれずにいた。
ここは敵陣だ、怪しければ捕らえればいい、拷問すればいい、殺せばいい
ならばこの男は何故そのような質問をしたのか?目的は何か?
こちらの真意を探り出して、情報を取るだけ取って…いや、拷問ですむ話しだ。
だからこそ、不用意な返答をしようとしたギコットを殴りつけたのである。
/`ヽ /`ヽ、 .┬〜ー―――――――――――
( ヽゞ ヽ !| まぁまぁそう堅くならないでよ
ヽ ヽヽ ヽ .┴〜ー─────――――――
ヽ ヽヽ ヽ、
/´ ヘ
l l
l l
ヽ /
ゝー ―。―。― '
/ \
/ \
/ \
「濁しておけばいい」それが答えだった。
「様子を見られている」のであれば、害意ある返答さえしなければ無事だということだ。
・ ・ ・ ・ ・
今のところは
.┬〜ー―――――――――――――――――――――――――――
!| 僕も右腕になるような知恵者が欲しいんだ、相方君はアレだけどね
.┴〜ー─────――――――――――――――――――――――
┌────────
┃アレってなに!!
└────────
(ヘ(ヘ ∧∧ wWw
(- ) (,o ,,) (д゚#)
(v´`) l†l,,l.`l .l†_, ,`l
<_.;フ L_ _j
.┬〜ー――――――――――――――――――――――
!| でもねぇ・・・どうしてここにきたんだい?
.┴〜ー─────―――――――――――――――――
.┬〜ー――――――――――――――――――――
!| ここに軍隊訓練をうけた、戦力になる兵士はいない
.┴〜ー─────―――――――――――――――
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ンッタク…
(ヘ(ヘ ∧∧ wWw
(- ) (,o ,,) (д゚#)
(v´`) l†l,,l.`l .l†_, ,`l
<_.;フ L_.U L_ U
(_/ヽ) (_ノ、) (_/ヽ)
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.┬〜ー―――――――─―――――――――――――――─
!| さきほどの兄だって武芸に秀でていてもそれを生かす脳はない
.┴〜ー─────―――――――――――――――――──
.┬〜ー――――――――――――――――――――――
!| 頭領も、確かに冷静沈着で豪胆ではあっても軍師としての
!| 知識を身につけているわけでもない
.┴〜ー─────―――――――――――――――――
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;マーッタク、ナンデオレガオワライタントウニ;;;
丶
(ヘ(ヘ ∧∧ wWw ン...?
(- ) (,o ,,) (д゚#)
(v´`) l†l,,l.`l .l†_, ,`l
<_.;フ L_ _j L_ _j
(_/ヽ)
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.┬〜ー――――――――――――――――――――――───
!| 僕だって、学を身に着けているといってもたいしたことはない・・・
.┴〜ー─────―――――――――――――――――───
.┬〜ー――――――――――――――――――――――
!| なんで、ここにきたのかな?
.┴〜ー─────―――――――――――――――――
ギコットは空気が張り詰めていくのに気づいた、
/ ヽ ``
/ ヽ 、、 /
/ ヽ /
/ ヽ ノ ;;;;; ;;;;;; ;;;;
;;;; ;;;;; ;;;;;;; ;;;; ;;; ;;;
;;;;; ;;;; ;;;;;;;; ;;;;;
/ ヽ
l 0 l
l ; ,ヘ.l
ヽ ゝノ
狙われている。
:ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ /;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ |ii;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞヾ:ヾ
ノ;;ヾ ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ ヾゞ;| <;;/::ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ;;::iiゞゞ;;ゞゞ;;ゞヾ;;>;ゞヾ;ゞ
ゞヾ ;ゞゞ;ゞiilヾ;ゞゞ゙ゞ;;:::ii| |;:ヾゞ "ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾiii| <:;ヾ:ヾ;;>ヾ;ゞ'';ゞヾ;ゞ
|;:ilヾ \ |::;ii| ヾ;ゞゞ''ノヾ|;:i| ノヾゞ:ヾヾ::ヾ\ |i;;:iii| /;;ゞ :;ヾ:, |i;ゞゞ
|;:i| \`'';:::ii| ヾ:ヾ;;>;ゞヾ| |;:i|/^ '|i| |;:i| \`";;::ii| ノ / :ヾ;;>ヾ;ゞ ;ゞヾゞ
|;:i|∧ ゙ヽ,;:;;;l| /゙;ゞゞ;lll::ii| /|;:i| |i| |;:i| ∧|ii;;:ii"´ ∧_|;;::ii| |i|/
|;:i|コ;;) . |:::;iii~ ノ ,,|;;::ii| (;;|;:i| |i| |;:i| (;;; |i::;;iii|~(;;;;;;;|;;::ii|∧∧ |i|
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"''~`''"゙ ノノシillゝ"''~`''"゙"''~`''"゙"''~ ,´ `、''" ..,,、vji、iijww、ii..,
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不用意な返答は死につながる
思考が真っ白になり、脳が緊急信号を発する
身体はそれよりも先に身構え、筋肉を引き締める
口の中が渇く。
思わずギコヴァリーを見た次の瞬間のことである。
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!| ここはね、世に関わらず、静かに暮らしていければ ┌───────
.┴〜ー─────―――――――――――――― |世を正すために
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/` 、 /` 、
./: ) ./: )
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./:: ´ ̄ ヽ
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/` 、 /` 、 彡
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./:: ´ ̄ ヽ
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┌──────────────
|再び笑顔溢れる国を作るために
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|人が、人であるがために
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|己が信念を貫くために
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|私が、私自身であるために
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r 、 ,、
||`\ /,;| ┌───────
||;;;,,,..`ー ´/;;;;| |です。
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| ( )―( ) l
| − j
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/ー''''ー''''''j k'´\
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!| ・・・ふふふ・・・面白いな、君は・・・
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決して、ギコヴァリーもこの雰囲気に気づいていないわけではない
l` 、 l` 、
ゝ `ー -ゝ ヽ
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<, l
丶ー'´_) ,,_ ソ
ゝ~´ ゚ ゚ `ヽ、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
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