|＼|ovelletten

　novelette [/nvlt | nv-/]

-----------------------------------------

[名]

　((しばしば軽蔑))（感傷的な）中編［短編］小説.

　　　　　　　　　

-----------------------------------------

　　　　　　　　※ドイツ語では"novellette"。
　　　　　　　　　 意味は同義。

【このスレについて】

こんにちわ。

基本的には一話完結の短編集のスレです。
更新は気が向いたときです。
なので不定期です。

各物語の前には導入として短い序章を置いています。
蛇足とも取れるかもしれませんが、物語に入りやすければ、
と考え配置いたしました。
読まなくても物語を読む上で支障はないので、
読み飛ばして下さっても結構です。


位置付け的には下のスレの継続になると思います。

pieces　of　deaths
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1055678530/l50

長々しい端書は以上です。
それでは、また。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -D'' ◆D.8p9FY7nQ

　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　 |三三三三三三三三三三三三
　　　|ii!i;|　｜_ 　 　ｒｰｒｰｒｰｒｰｒｰｒｰｒ
　　　|ii;l!| <´＼＼　| ｜｜｜｜｜｜
　　　|!ｉ!ｉl　 ＼::＼　| ｜｜｜｜｜｜
　　　|i;!il|／ 　＼_;>| ｜｜｜｜｜｜
　　　|;l;;ｉ|≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
　　　|!ｉ!ｉ|　 |
　　　|i;!il| |￣|￣|┬┬┬┬┬┬┬‐
　　　|;l;;ｉ| |　 |　 |｜｜｜｜｜｜｜
━━━━━━━━━━━━━━━━━



　　　　　　　　　　　　　　|＼|ovelletten...

━━━━━━━━━━━━━━━━━

::.　/ 　: . :: ｌ |l_,|:i.ｉ|｀､_ 　 　 __
:.:. :.: .　....:　ｌ |l. |i!:.|ｌ l|＿＿[二]＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_,　 !
.　 :. : .: :. : .ｌ |l‐|:.i!|ｌ l|‐.Ｌ」―――　||ll　ll￣￣￣￣ll―― |　|｀"'
. :.　:. / :. . :ｌ |l-|:i!.|ｌ l|┐ｌl　r┬┬┐ｌｌll　ll　// 　 　 lｌ┐ ｢l |　|　/
:　.:　: : . /: ｌ |l. |:.iｉ|ｌ l|==ｌｌ========||ll　ll　　 //　[ ll==== |　|　/
. 　:: . : .　.: ｌ |ｌｨ|;i!;|ｌ l|ｒｭ.!! ｪｪｪｪｪ f1ｌｌll　ll＿＿＿＿ll｢l｢ｌ｢ｌ | └-
　: 　 　 :　..ｌ |ｌ｣|;;i!|ｌ l|二ｌｌ二二二二ｌｌ二二二二二二二二｣ ｒ｢「ｌｒ
.　 ./: 　　. .ｌ |l/|;:i!|ﾚ'|ｪｪ||　｢｀i ｢｀ｉ　||　.＿＿―┐＿＿ 　 | ｌﾞ'' -､
. :　.　. : 　 .ｌ |l. |;;i!|ｆ'ﾞ|==ｌｌ========ｌｌ　|====|　｜ ＿　|l.　| T''- 、
. :/　.:. /. .: ｌ |l1|:i!;l./.!　 !!―┐ ｒ＼￣[][]　｢￣|｜ｌ＼ ＼ ｒ-ｭ＿_
. :: .: .　.: : . ｌ |l,! /,/ｌ├ｆ二i‐｢￣|‐l　＼ [][][]　_|｢￣｢ｌｌ￣|[][] ― ｌ
　/ .:　..　 : ｌ |l /./ l! |_. 　 　￣　｜! 、＼　三｢ｌ「ｌ「ｌ｢ｌ　[]ｒ―- ､ ｢
　/　. .:: . .: ｌ |ｌ' /ｌ .l! |l 　 　　　　 | |　＼ ＼､== r‐'''''""'''ii￣L+i∩
. :　. .:. .　:.//, /' |l l! |ｌ 　 　 　 　 |_|｣.　 ＼ ＼　ｌ`''ー――１ ＼ ､
　. ://..　://. /　l|l l! |'　　　　　　 　 　　　 ＼ ＼============
. : :. ::.　.//. /l　 l|l l./　　　　　　　　 　　　　　＼|＼￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　 乱雑な部屋の中

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
―――┐┌――――――┐|┌――――
-､ ┌ ､｜｜　　　 r==､ｒ==､｜|｜　|￣|―
　|　|　:|｜｜ｒ─┐|:.　‖　｜|｜| |￣￣￣「
======┤├============┤|├========
　 　 　 ｜｜r=ｭ r=ｭ r=ｭ r=､|｜|　ｒ─┐
〔_〕 ｢_] ｜｜|　:| |　:| |　:| l　:||｜|｢￣|―|￣
======┤├============┤|├========
r=､　 　｜｜ -┬-　 -┬-　｜|｜ ｒ=ｭ ｒ=､
ｌ　:l　〔〕｜｜〔 ┗ 〕 〔 ┗ 〕 . |｜|　|　:| |　:|
========================'､ =========
―───┬───────‐ﾞr──――
　 　 　　　 |　　　　　　　　　　　 ||
　 　 　　　 |　　　　 　 　 　 　 〔 || 〕
　 　 　　　 |　　　　　　　　　　 　||
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 片隅の棚には一つ薬ビンがあります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　 ＿＿＿＿＿__　 　　　　　　 　＿_
　　　　　　　|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|　　 　　 　　　 |iiiiiii
　　　　　　　 ｌ￣￣￣￣￣ｌ　　　　 　 　　　 l￣
　　　　　　 ｆ´ 　 　 . . ..: .: .:｀、　 　　 　 　 ｆ´
　　　　　　 |┐　　 　. ..: .:.:r‐|　 　 　 　 　 |‐､
　　　　　　 |::|　　　　. ..: .: |:=|　 　 　 　 　 |:: |
　　　　　　 |::|　　　　. ..: .: |::f|　 　 　 　 　 |:: |
　　　　　　 |::|　　　　. ..: .: |:: |　 　 　 　 　 |:: |
　　　　　　 |::|　　　　. ..: .: |:=|　 　 　 　 　 |:: |
―――ｰ‐ |::|　　　　. ..: .: |:: |―――――| ,｣
　　　　　　 ト'　　　　..:..: .: '-１ . 　 　 　 　 |
　　　　　　 ヽ 、 　 　 . ..: .:,. '　　 　　 　 　 ヽ､
　　　　　　　　　￣ ￣￣
―─────────―──────―
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　その薬の効能は…少しの心の充足。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 　 　　　 ∧∧
　　　　　　　　　　　 　 (｡ ｡ ,,)
　　　　　　 　＿_　　 　 っﾟ　ｌ
　　　　　　　ｌ ＿l〕　。.と、Ｕ０
　　　　　　　　　　ﾟ　
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　ひきかえの副作用は…
　　　　　　　　　　　数え切れないほど。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　
　　　　　ｆ!´￣￣￣￣ ） ｒ
　　　　　||＿＿_ｌヽ,_ｌヽ '　〜
　　　　　|＼　　 (； ﾟ とヽ ＼
　　　　　|｣　＼ｒ､ ､つ^'ｰ`〜'＼
　　　　　　　　 ﾞ、　 　、　 、, 　 ＼
　　 　 　　 　 　 ＼,_､_,、_,､_,、_,､_,_ゝ
　　　　　　　　　　 l_|_｣￣￣￣￣i_ｌ_｣

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　気だるさ、熱っぽさ、動悸に始まり、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　 ｀､　　　 　 ｒ'
　　　　　 ､　　　　　ｒ'　　　　 ｊ
　　　　　　'､　　　　　　　　 '　　　 _,
　　 　 　 　 　　　ｌヽ,ｌヽ　　　　-'´
　　　　　　　　　 ∩ -； )
　　　 　 　 　　 　ﾞ､　と ヽ
　　　　　　　　　 　(＿_　,つ::::...
　　　　　　　　　　　:::::::::::::::::......

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　悪化すれば妄想癖、鬱症状…。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　ｆ,ﾆﾆﾆ,i
　　　　　　　　　　　ｆ´￣ `i
　　　　　　　　　　　|　 　｢:|
　　　　　　　　　　　|　　 Ｌ|....
　　　　　　　　　　 └―‐ '::::::....
　　　　　　　　　　　　::::::::::::.....


━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　そして最も恐ろしいのはその依存性。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　 ,ｒ−―- ､
　　　　　　　　　 ヽ　　 　　＼
　　　　　　　　 ／ ＼ 　 ﾞ､　　＼
　　　　　　　 /　　　 ＼_,,ﾉ　　　 ＼
　　　　　　　ｌ　、 ﾞ､　 ﾞ､　／）　 ＿ ﾞ 、
　　　　　　　ﾞ、 ﾞ、 ﾞ､ 　 (_／ｒ´ 　　　 ｌ
　　　　.　 　　ﾞ -ﾍ,_ﾉﾞ ‐'　　└−--　ｌ
　　　　　　　　　　　ﾞ　､　　　　　　　,/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　効果が切れれば人は必ずまた薬を口に含みます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　 　 　 　 　　 __,∧
　　　　　　 　 　 　 <(｡ ｡ ；)
　　　　　　 　＿_　　 とと　ヽ
　　　　　　　ｌ ＿l〕　。　L_L__つ
　　　　　　　　　　ﾟ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　例外なく。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　|￣￣￣ﾞ｢ｌ
　　　　　　　　　|　ｒ―┐,ｌ｣::::::....
　　 　 　 　 　　 ￣￣￣::::::::::....
　　　　　　　　　　　　　　　　

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　さて、この恐ろしい薬は
　　　　　　　　禁止も制限もされていません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　 　 　 　 　　 ∧∧
　　　　　　 　 　 　　 (ﾟ〜ﾟ；)
　　　　　　 　＿_　　 ∩ﾟとヽ
　　　　　　　ｌ ＿l〕　。(_ L__つ
　　　　　　　　　　ﾟ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 それどころか人はみんな、
　　　 この恐ろしい薬を飲んでいるんです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　ｆ,ﾆﾆﾆ,i
　　　　　　　　　　　ｆ´￣ `i
　　　　　　　　　　　|　「::::::|
　　　　　　　　　　　|　L_::::|....
　　　　　　　　　　 └―‐ '::::::....
　　　　　　　　　　　　::::::::::::.....


━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　その薬の名前は…

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　 ＿＿＿＿＿__
　　　　　　　|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|
　　　　　　　 ｌ￣￣￣￣￣ｌ
　　　　　　 ｆ´ 　 　 . . ..: .: .:｀、
　　　　　　 |―-----　､　 .: .|
　　　　　　 |＝====== :|　　::|
　　　　　　 |　　　　　　::|. ..: .:|
　　　　　　 |　Love　　::|...: .: |
　　　　　　 |＝====== :|　 ..:.|
　　　　　　 |　　　　　　::|　:. ::|
　　　　　　 |―-----　''.:..: .: |
　　　　　　 ヽ 、 　 　 . ..: .:,. '
　　　　　　　　　￣ ￣￣

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　……『恋』。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　　　　【Praludium01】　fin

　　　　　　　　　　 　 　 　 　　　　 ＿＿＿　　　　　＿＿＿
￣￣￣￣￣￣ﾞ、　　　　　＿＿_´_, --- ､ ﾞ＿＿_´_, --- ､ ﾞ＿
　　　 　 ―――|　　　　ｒ´ , --- ､ ﾞ､　　ｒ´ , --- ､ ﾞ､　　,ｒ´, -
　 .l二二二二二|＿,＿,,.|　ｉ＿＿ｌ ｌ　ｌ＿,.|　|.ｌ＿_,.ｌ ｌ　|,.＿|　|:|
　 　 　 　 　 　　|　　　　|　|　 　 L|　|　　|　|｣　　 L|　|　　|　|｣
――――――┴┐　　Ｌ_ｌ. 　　　Ｌ_ｌ　　Ｌ_|　　 　 Ｌ_|　　Ｌ_|
::::::::::::::::::::::::::::::::::: . |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　 ここには、もう来たくなかった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　ﾞ､｣　'　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ノ
　　　　　　　 　　　　　　 　　 　　　 　　　　ノ´
　　　　　　　　　ｒ'　　 　 　 　 　　　 　 ｒ'､　　　　　／
　／　　　　　　´　　　　　ノ 　 　　 　　lﾚ'
　　　　ｒ<　,ノ　　　　
　　　　iiﾉ　　　　　　,ｒ'´　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　､_　　　　　　　　／
　　　　　　　　ﾞ､ｊ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　 秋風が吹いている。
　　　　　　　　　　君は、もういない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

::. .ｌ ｌ:／／:. :.//　　　　　　ﾞ､ﾞ､::. ::. :. ｌ ｌ　+　:.　::.＼ ､:
: : ,ｌ ｌ／::.　: //:. ﾞ:.":.::ﾞ::. ::　.:ﾞ､ﾞ､ ::. : ｌ ｌ :. ﾞ:.": . : : : ＼
／ ! !:.::.　+//:. ::.ﾞ"　:. :.:.: :. :.. ﾞ､ﾞ､ :. ｌ ｌ :. : . : : :　.:ﾞ:: : .
／::ｌ l.:.　:.//:.: :. :. : . : : :　.:ﾞ:.":.:ﾞ､ﾞ､: ! ! ﾞ:.":.::ﾞ::. ::　.:　.:
::.+:.ｌ ｌ　.://:.::.　+:. ::.ﾞ":::." : .: :. : ﾞ､ﾞ ｌ ｌ.::. ﾞ:.":.::.　+.ﾞ:.":
　　　　　　　　　#1．��醜い風��
:. ﾞ:"ｌ ｌ//｀"''''‐- ﾆ''_‐-　､,_.::. ﾞ:.":. ｌ ｌﾞ､:. :.:.: :. ::. :.:. :.:
::. +:.ｌ l/.:. :.+:. :.:"ﾞ:　 `"''''‐- ﾆ''_‐-' ｌ ､_:. :.:.: :. : +:::. :.:.
: .:. /ｌ ｌ:." :.ﾞ::　.:ﾞ:.":.::.　+:. ::.ﾞ" :. : `ｌ i‐- ﾆ''_‐-　､_ :. :.:.
　://:! ! :.ﾞ::. ::　.::. ﾞ:.":.::.　:. : . : .　:.ｌ ｌ:. ﾞ::ﾞ､ﾞ､:`"''''‐　ﾆ _
:.//:. ｌ ｌﾞ::. ::　.::. ﾞ:.":.::ﾞ::. ::　.::. ﾞ:. ":ｌ ｌ.: :. : :ﾞ､ﾞ､. .: :. ::. :: .
//: : .ｌ ｌ .::. ﾞ:.":.:::.":.: :. :. : . : : ":.: ｌ ｌ.::. ﾞ:.":.:ﾞ､ﾞ､::. :: .:. :: .
/: :　 .ｌ ｌ .::. ﾞ:.":.:::.":.: :. :. : . : :":.: ｌ ｌ.::. ﾞ　:.":.:ﾞ､ﾞ､::. :: .:. :: .

｀"'''‐-　､,._　　, ､---､　　,＿　　　　＿
--―‐┬―｀Ｔ､_∠二二二／/￣＼ 　 ／/￣￣＼
:::::::::l＿|:::::::::::|-ｆ　, - ､―_-＿＿ ￣|/￣￣＼￣＿!＿
:::: _,.、、 --､ | ィ´_,. -''´｀"''‐ ､　 "''‐ ､/￣,. -''＾''-, ､―
´　　　　　　 ﾞ、.|　|　　｢ |　／＼￣￣￣＼|￣　,／- ＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　 　　　　　　小さな町の片隅の、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

:::；:";:｀L_
；：;;::ﾞ;;:;:そ
;:;:：_；::;ノ´
┳┳┳┳┳┳┳┓
┃┃┃┃┃┃┃┃r―――┐
┃┃┃┃┃┃┃┃| 　 　 　 ｣＿＿ｌ⌒ｌ__ｌ´
┻╋┻┻┻┻╋┛|二二二|　　ｌ⌒ｌ　 ｌ⌒ｌ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 小さな公園。

━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　 　 　 　　ﾞ､、 　∧＿∧
　　　　　　　 　 　 |:ﾞ､、 （:::　　　）
　　　　　　　　　　,!:! ﾞ､＼と.　　 ﾞ｢|
　　　　　　　　　　|:|　 iﾞ､ ｒ　ｒ―‐｜
　　　　 　 　　　　|:|l＝|:|(＿|| ￣ ||

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　そこで僕はいつも絵を描いていた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.:.: :.:ﾞﾞ,:；:":;，:."`ヽ
ﾞﾞ,；:::；:":":;，:.":ﾞﾞ；L
":;，:.":.: :.:::.:ﾞ ﾞ,:； " :｀､　　　 　　　　 _,,,.....、､､､､ ---ｧ,
:.":.: :.:ﾞﾞ,；::::.:ﾞ::.:ﾞﾞ,；:；:::.:i　 　 .　　　　ハ ｌ　　ｌ　　l 　 /　ﾞ、
":;，:.":.: :.:.: :.:ﾞﾞ,:；:":; : ｊ 　　　　　　/ 　 ｌ　　ｌ　　ｌ　/ !　 ﾞ、
ﾞ,；:::；，:.":":;，:.":.: :.,；:ﾒ　　　　　 / 　 . ｌ　　ｌ　　l /　ｌ.　　ﾞ、
.":.: :.:ﾞﾞ,；::"ﾞ.: :.:ﾞﾞ,；: ；〈 　　　 　 / 　 　 ｌ　　ｌ　　/　 ,ｌ 　　 ﾞ、
:.:.: :.:ﾞﾞ,:；:":;，:.":;:.::.:_ﾉ　　 　 　/　　 　 .ｌ　　ｌ _ / 　　!＿＿_ﾞ、_
，:.":.: :.:ﾞ ,；:；:　､／` __　　　 / 　　　,｢＝===,/ .＿__ｌ　　ｌ　 .ﾞ、,.´ｨ
:；:.:ﾞ:,；､　ｒiｨ ‐` 　‐- ､,,_ 　 /　　＿,.,.,.､､　 --┐ ￣　　iｆ"ﾞ´　　　l
Wｖ　_iiＶ^"　　 ll　 　.ll　 ｀"ｉｉ"ﾞ´　　　　　　/　ll 　　　　ll　　　ﾞ
i!;;;; i!l.｀ 　　　　 　 　 ll　 　 ||　　　　　　　 '　　'
i;;l;;;i;:!|　　 　 　　　　　　　　''
;;::!;;i:;!|
iｉ:;;!;i!:;|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. 　-　''´
iii;;:　i:;|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　-　'"
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 昼も夜も、人影はほとんどない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　＿､ ＿　　　　　　　　　 　 ＿､ ＿
　　　 ,ｪ´.:::；:":;."":＼　　　　　　 ,ｪ´.:::；:":;."":＼
　　 ノ.":；ﾞ,；:::；:":;."":.ゝ　　　　ノ.":；ﾞ,；:::；:":;."":.ゝ
　　ﾒ.":；:":;，:.":.: :.:ﾞ":"1　　　 ﾒ.":；:":;，:.":.: :.:ﾞ":"1
　　）":.: :.:ﾞﾞ,；:::；:":;."":.: 7　　　）":.: :.:ﾞﾞ,；:::；:":;."":.: 7
　　'（:.;.":；:":;，:.":.: :ﾉﾞ；｣ 　　　ﾞ､.;.":；:":;，:.":.: :.ﾞｊ,；｣
┳━て_:；:；：:;:":_、；_ン┳━┳　て:；:；：:;:":;ﾞ;:；_ン
┃　 ┃ Ｗi!;;ｉｉl! /V' 　 ┃　 ┃　 　Ｗi!;;ｉｉl!WV´
┃　 ┃　,|:;!ｉ!":ﾞ;!　　　 ┃　 ┃　 ┃,|:;!i!":ﾞ;|　 　 ┃
┃　 ┃　,!;i!;;";iﾞ:! ┃　 ┃　 ┃　 ┃,!;i!;;";iﾞ:!.　 　┃
┃　 ┃　|:;";ﾞi!i:;i| ┃　 ∧∧　 　 ┃!:;";ﾞi!i:;i|.　　 ┃
┻━┻ /, ﾉ [三三三 (　｡ ｡)　三三] /.,ﾊ.;i, ､ ━┻
　"ﾞ"　 "＾"ﾞ"[三三三 U ： ｌ)三三三]"＾"ﾞ""ﾞ＾　"ﾞ
￣￣￣￣￣ |＼＿＿ (＿_,.ゝ＿＿＿＼￣￣￣￣
　　　　　　　 　　||　 　　Ｕ ヽ)　　　 ｌ　 ||

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　彼女を除いて。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
　　 ｆ ｒ――――┬―――――|＼――――─┐ｌ
　　 | |　　　　　_ソ　　　　　　　　|::.. ＼　　　　　　 |｜
　　 | |　　　　 て　　 　 　　 　 　|::. 　　＼_＿＿＿＿＿_　
　　 | |　　　 _｣´　　　 　 　　　／::　　　　　　　　 　 　 ／
　　 | |ViiW´　 　　 　 　 　 　/:..　　　　　　 　　　　 イ
　　 | |ii:;#/　　　　　　　　 　 |::.. 　 　　 　　　　.....:::::::|
　　 | |:;"ﾞｉ|　　　　　　　 　 　 ﾞ､:.　　　　　　　....::::::::::/
　　 | |::ﾞi;;ｉ|∧∧　　　　　　　　＼:..　　　　......:::::::::／ |
　　 | |:ｉ:l!ﾞ:|* ﾟ -) 　 　 　 　 　 ∠二二二二二二ゝ|｜
　　 | |i!":;ﾞ|(/ ：ｌ　　　　　 　　／　　　　　　　　 　 ＼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 僕が描く絵の中には、いつも彼女の姿があった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 　 　 　 ｣"´：.":.:.:；::..: :.:ﾞﾞ;┃,:； ::ﾞﾞ,:；:":;，:. ""ﾞ`ヽ
　　　　_ｆ´ﾞ，:.":.: :.:.: :.:；ﾞ:ﾞﾞ,:;.┃ﾞ ﾞ,；::；:":":;， ；:.":ﾞﾞ；L
　　　/´ " .":.: :.:ﾞ,；::":ﾞ.: : :ﾞ::┃；:;，.":.: :.::；:.: ﾞ ﾞ,:； " :｀、
　　 （:. :．,.:.: :.:ﾞﾞ,:；:":;:，:."ﾞ:.,┃",；:.:ﾞﾞ,；::；::.:ﾞ:: .:ﾞﾞ ,；:；:::ミ
　　 ｢.":.: :.:ﾞﾞ,；:: .:ﾞ:；: ;:ﾞﾞ,；:；:;┃";，":.: ；:.:.: :.:ﾞﾞ , :；:":; :く
　　 ヽ:.: :.:ﾞﾞ,；::::.:ﾞ:；ﾞﾞ,:；:；:.： :┃ﾞ；::；，:."::":;，: . ":.: :.,；ミ
　　　（:."ﾞ，:.;ﾞ:.:.；: :.:ﾞ: ﾞ,:； .".┃;.":: :.:ﾞ,；: :"ﾞ.: :. : ﾞﾞ,；: ；:.）
　　　 ﾞ､ :.:ﾞﾞ,；::::.:ﾞ::.:ﾞ.ﾞ,；:；:: ::.┃；:: :.:ﾞﾞ, :；:":;，: . ":;:.::.:_ﾉ
　　　　そ；::；，" :":: ，::.":."┃，:":；,. : :.:ﾞ ,；:； :　､ｊ´`
　　　　　`ヘ_;":.:ﾞﾞ:,；::"ﾞ.:　:.ﾞ┃",；:；: ；ﾞ:,；､　ｒiｨ ‐`
　　　　　　　　"^ヘ_ｉｉW^Ｗ'┃^Wｖ　_iiＶ^"´
　　　　　　　　　　　　 ＼|i:;:┃; i!/｀
　　　　　　　　　　　　 　 |:i..┃;;l;|
　　　　　　　　 　 　 ∧∧:i;:┃::!:∧,,＿_
　　　　　　　　　　　(ﾟーﾟ*)ﾞ;┃!:;(　｡ ｡)'ﾞ
　　　　　　　　 　 　(ｌ：　U:!ｉ┃":.U　：ｌ
　　　　　　　　　 　 ﾉ＿_,ゝ ┃!;ｉﾉ＿_,.ゝ
　　　　　　　　　　　(/ U|:" ┃:;:i;|U ヽ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　哀しげな顔も、うれしそうな顔も。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

."::;ﾞ:;: .. 　+'ヾ:::,":: ,":;.::;, :;.::;+:;.::;, ﾐ,::;／:.,":;.'+,"":;.:"/+;."::; :
::;:;.::;,'ﾐ,": ;."::;:;.::;,,":;'ﾐ,": ;.":ヾ.::;, ／'ﾐ,": ,":;.;.",":;,":; /":;:ﾐ: :
ﾐ,":;.ヾ:;.+　／ﾐ,",":;:;.ヾ:;.::;,'+ ／'+,::;:／,'ﾐ,":;.,"": ;":./ +".": .
:::.": .. ／　+'ヾ:::,":;::／ ,":;.::;, ／ﾐ,::　／:.,":;.'+,"":;.:": ;."::; :".
ﾐ,"／／+ ::ﾐ,":;.:;:／ ";,'ﾐ,": ;."::; .／,":;.＋,"ヾ:;:;ﾞ+ /."::;ﾞ"."
:: ／:;.::;,':.:.ﾐ,,":;":;.ヾ:;.::;,／,"."::;ﾞ:;.::."::;ﾞ:;ﾐ,":;.ヾ:;.::;,'ﾐ:.:.ﾐ,":.::;:;.:
　．.::;,'ﾐ:.ﾐ,",":;:;.::;, ／;.::;:;.."::;ﾞ::;."::;ﾞ:;,':",":;.ヾ:;ﾐ:.:. /::;:;.::;,'ﾐ,".:
ゞ:.ﾐ,": ＋,":; 　／／＋　+ヾ::."::;ﾞ:;;:;.::　'/:."::;ﾞ:.":/+ ﾐ,":;.:": .
"ﾞ:."::,":;;ﾞ　::／:;.::;,'ﾐ:.ﾐ,":."::;:."::;ﾞ:;.+,":/:/+.::;+ / /::;:;.::;,'ﾐ,".::
::"ﾞ:,":;"::;ﾞ ／　+　 ,":.:."::;ﾞ:;:;:;.::;,'ﾐ," / :.+::　 ＋/' :.:. ,":;.::;, ,"
ﾐ,,":; ／"ﾞ:."::;ﾞ　　＋,":;.::.."::;ﾞ:;ﾐ,":;./ヾ:."::;ﾞ;,/ / ﾐ,":;.::;, :;.ヾ:;
::.,":;"／:;.::;,'ﾐ:.."::;ﾞﾐ,":;.::::;:;.."::;ﾞ:;::;,'ﾐ,";, ﾐ,":/;.::;+:;.ヾ:;ﾐ:.:ﾐ,""::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　 小鳥の囀りと、微かな葉擦れの音の中で、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　|＼
　　　　　　　　　　　　　|　 ＼ ,,＿＿＿
　　　　　　　　　　　　 /´　　 　 ｀ 　　/:::.
　　　 　 　 　 　 　 　 l　__　　　　　,イ:::..
　　　　　　　　　　　　 ﾞ、　　　〃　 ﾉ:::..
　　　　　　　 　 　 　 　 >-――‐＜:::::..
　　　　　　　 　 　 　　 ｌ　´￣￣ 　 ｌ:::::..
　　　　 　 　 　　 　 　 ｌo　　ｌ　 　|　!::::...
　　 　 　 　 　 　 　 　 | 　　,|　　 |　|::::...
　 　　　　　　　　　　　|o　　|　　 |　:|::::...
　　 　 　　　　　　　　 |　 　,ｌ　　 ｌ　 |::::...
　　　 　 　　　　　　　ﾉo　　|　　 |＿｣::::...
　　　　 　 　　　　 　 √￣ﾞL＿,｣ 　 !:::::...
　　　　　　　　　　　/　　　L＿ﾉ　 　|:::::...
　　　　　　 　 　 　/ 　 　 　 　 　 　 |:::::...
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 彼女はスポットライトを浴びているように、
　 その公園にいつも居た。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.　 　 　 ∧∧
　　　　 (ﾟ- ﾟ*)
　　　　 (l：. (ﾉ
　 　 　 ﾉ＿_｣　　　　　　　　　　　 　 ＿＿＿＿＿
　　　　　U U::::.. 　 　　　　　 　　 　 |i　　　　　　　 i,
　　　　　 :::::::::....　　　　　　　　　　　ｌ i　　　　　 ,∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |､'i＿＿＿_（　　　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,|ｌ ､ｌ:l　　 　と .|￣￣|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|:l=====,ｒ='　 　 :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （||｀|| ￣ ||::::.......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::::::.........
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　 僕の絵の中に居た。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　 ,　　　　　 _,ｒ-/
　　　　　　 ｒ'　　　　　　>　/
　　　　　　'　　　　　　　￣　　　　　 ｒ´　　,
　　　　/　　 　　　　　　　　　　 　 ´　 ,ｒ'
　　ｒ‐'ﾞﾍ　　　　　　　　　＿､ｚ-‐'／
　　.〉/､/'　 　 　　 _ｒ^´:. 　 　 ノ｣　ｒ´
　　L／　　　　 _｣´::.　　,. -‐'´　|　´
　　　　　　　　>::... ＿/ヾ､:.　　｣　　　　　　　　,ｒ'
　　　　　　　　7::. _／､::.　　 ..:｣　　　　　　　　'
　　　　　　　　 ﾌ:./､::. 　 :..:>'ﾞ　　　　　　 ＿ﾉ
　　　　　　　　 ｊ:. 　､／ｌ／　　　 　　　_ｒ' ／｣
　　　　　　　　 ｀''´　　　　　　　　　　　>/､ ｌ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　└‐''´
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　 枯葉が舞っている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　 　 　　 　 ,
　　　　　　　,. "　　,.
　　　　　　　　　,. "　　／ｌ
　　　　　＿／ 　 　　/ 　 ｌ＿＿＿__　　　　''´
　　　 ／∠_｣.　　　 /　　　　　 　 ／
　　　 Ｌ'__./　 　 　 ｌ　　　 　 　 イ
　　　　　　　　　　　ﾞ、　　 　　 ノ　　　　　　　　　,.　´
　　　　　　　　　　　 ｆ二二二フ　　　　　　　f_7´
　　　　　,　,.　´　　/::..　 　　　 ﾞ、　　　
　　　 <_7　 　.　　,'::.. 　 　 ｌ　　 ｌ
　 　　　　　　　　 l::..　 　 　|　　 |　　
　　　　 　 　 　 　ｌ::..　　　　|　　 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　薄っぺらな想いが、それと重なった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　,.　´
　　　　　　σ
　　　　　　　　　　∧＿∧
　 　 　 　 　,.´ 　（　 　 　）
　　　　　σ　　　（l 　 　 ｌ）
　 　 　 　　　　 　 |　 l　 |
　　　　　　　　　 （＿_ｌ＿_）
　　　　　　　　　　:::::::::::::::::
　　　　　　　　　::::::::::::::::::::::::

　　 　 ＿＿_
　　　｜ 　　　|ﾞ、
＿＿,_!＿＿_,,|｜
　　　　　　　　||ﾞ､　_
===========|| i.ﾞ､ |_､＿＿
in　acｉd　 　　|| i　iﾞ､ 　 　 .|ﾞ､　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
===========|| i　i ｉﾞ､ 　 　!　ﾞ､　　　　　　　　　　　　　　　/!三
　 |　 　 |　 　 || i　i i i.ﾞ､ 　 |　　|　　　　　　　　　 　 　　　/ .|三
_,._|＿_,_,|＿_,._|| i　i i i i ﾞ､　|　　|＿ 　 　 　 　 　 　 　 　 |　 |三
　 |　 　 |　 　 || i　i i i i ｉi|　|　　|三|ﾞ、　　　　　　　 　 　 |　 |三
_.,_|,.＿__|＿_,._|| i　i i i i ｉi|　|　　|三|ｉ ﾞ､　　　　　　　　 ＿|　 |三
　 |　 　 |　 　 || i　i i i i ｉi|　|　　|三|i　 |　　　　　　　/|　｜　!三
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　 　　哀しげな顔も、嬉しそうな顔も、
　　　　　 　　 　 何が原因なのかは知っていた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　　　／ｌ
　　　　　　　　　　　　　 　　／　 ｌ ＿_ ＿＿
　　　ト､　ト､　　　　　 　　/　　　　　　｀ 、／　　　　　　.
　　　ｌ　ヽ｣. ヽト､　　　 　 ｌ 　 　　　 ..:::::::::ｌ　　 　 　　,.／L,／ｌ
　　 ｆ　_　　　 ｌ　ヽ､＿__.　ﾞ、　　　　...:::::::ﾉ 　 ＿_,.／ l 　 ｡　｡ｌ
　　 ﾞ、　｀ 　.ｆ 。　 　　/　∠二二二二フ　　ヽ,　　 。ミ　　 ノ
　　　＞-‐　 ﾞ、　��　ﾉ　　/　　　　　　　ｌ　　　彡 ″ ミ　￣ ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　　騒々しい、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 　 |. |　 | |.∧∧　∧∧　　　　　　　　　　,ｒｆ^:ﾞヘ//　//::
　 　 |=|　 | |(,　　ﾟ)ミ　　彡 　 　 　 　 　 　ｆ';｢ｒ::ﾌ//　//:::::
　 　 |. |＿| |(!　　ｌ)(,!　　ｌ)∧＿∧て 　 　 |￣￣|/　//:::::::
　 　 |＿＿_|,L＿,ｊ ,ﾉ＿__（　　:::::::） （　　　|＿＿l　//::::::::::
　 　 | 　 　 　U U　 .U U（ｌ　 　 Ｕ　　ｒ-ｖﾍｒ､ 　 !//:::::::::::::
　 　 |　　　 　 　 　 　　　 |＿ｉー'、　｢^:;ﾞ'ｽ/:l /ｌ　/::::::::::::::::
　 ／　　　　　　　　　 　 （＿_）ｰ'　,ｆﾞ｢ｒ::ﾌ/　/ :| /::::::::::::::::::
／　　　　　　　　　　　 　 　 　 　,ｒ:ﾞr｢:ﾍ/　/　//:::::::::::::::::::::
　　　　　　 ∧＿∧　　.∧∧　 .ｒ｢^::ﾞｽ/　/　//::::::::::::::::::::::::
　 　 　 　 （　´∀｀） 　(ﾟーﾟ*)　 |￣￣|　/　//::::::::::::::::::::::::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　憂鬱な街の中で

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　∧＿∧　　　　　　　 　 　 　　 ∧＿∧　
　 （　´ー｀∧∧　　　　　　　　 　 （　 :::::::::）
　 （l　　　(ーﾟ*.)　　　　　　　　　　Ｕ　 ：　l）
　　 Y　/ (ｌ　 (ﾉ 　 　　　　 　 　 　,|＿,ｌ___ﾞ、
　　（＿,）,ﾉ＿_,ゝ　　　 　　 　　　 （__, ヘ､__）
　　　　　　(/ ヽ)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　 見かけた二人。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　 　／l
　　　　　　　 　 ／ 　|
　　＿＿_,,. -‐' 　 　 .!　 　 　　.ｒ､
　　＼ 　 　 　 　__　　ﾞ、　　　　ｌ　＼
　　　 ＼　　 　´　　 　ｌ　　　　 |　　 `ー‐--､
　　 　　 ﾞ 、 　 　　ーﾉ　　　　/　　　　　　　 ＼
　　　　　　＞‐--- ＜　 　 　 ｌ　　０　 　　　T"｀
　　　　 ／　　　　　　ﾞ､ 　　 　ﾞ､ﾌ　　　ﾞ"ﾞ　ﾉ
　　　 /　 ｌ　　　　　 ｌ　ﾞ、　　 　＞--‐‐ ＜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　 笑顔の二人。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　|＼
　　　　　　　　　|　 ＼＿＿＿_
　　　　　　　　 /　　　　 　 ､ ／
　　　　　 　 　 |　　　　　 　 ｌ
　　　　　　　　 ﾞ、 　 　 　　/
　　　　　　　　 <´￣￣￣￣7
　　　　　　　　/￣￣￣￣￣ﾞ､
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　僕は、眺める人。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　',　　　',　|　　　|
　　　　　　　　 ',　 　 ',｜　 　|
　　　　　　　 　 ', 　 　',ｌ　　　ｌ
　　　　　　　　　 ',:　 　',　 　 |
　　　　　　　　 　 ',_,.､-1-‐ ｒ'
　　　 　　　　　 　 ﾞ､ 　 ､),ノ
　　　　　　　　　　 　￣,　、 `
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 　 幸せな二人を、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　 ／| 　 ／l
　　　　　　　　　／ 　ｌ_／　 |
　　　　　　　　/　　 　　 　　ﾞ、
　　　　　　 　 ｌ　　　 　 ,ﾍ 　 ｌ
　　　　　　　　ﾞ、��ﾞ 　 　 ーﾉ
　　　　 　 　 　 ＞――--＜
━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 幸せな彼女を、

━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾊ_ﾊ　 .ﾊ__ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (　* ﾟ) (｀　　)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　(　　 ｌ)(ｌ　　 ｌ)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 't‐u‐`　U＾U
　　　　　　　　　　　　∧＿∧　　　　::::::::::::　 :::::::::::
　 　 　　　　　　　 　（　 　　 ）
　　 　 　 　 　 　 　 （ｌ　　　.ｌ）
　　　　　　　　　　　　|＿|＿|
　　　　　　　　 　 　 （＿_L＿）
　　　　　 　　　　 　:::::::::::::::::
　　　　　　　 　　　　:::::::::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　遠くで眺める人。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 　 |. |　 | |　　　　 ／　(/＾U　U"U　 　 　 ,ｒｆ^:ﾞヘ//　//::
　 　 |=|　 | |　　　／ 　 　　　　　 　 　 　 　ｆ';｢ｒ::ﾌ//　//:::::
　 　 |. |＿| |　 ／　 　 　 ∧＿∧　 　 　　 |￣￣|/　//:::::::
　 　 |＿＿_|／　　 　　　（::::::　　）　　　　　|＿＿l　//::::::::::
　 　 | 　　　　　 　 　 　 .（ｌ　 　 Ｕ　　 ｒ-ｖﾍｒ、　 ｌ//:::::::::::::
　 　 |　　　 　 　 　 　　　 |＿|＿|　　｢^:;ﾞ'ｽ/:l /ｌ　/::::::::::::::::
　 ／　　　　　　　　　 　 （＿（＿_）,ｆﾞ｢ｒ::ﾌ/　/ :| /::::::::::::::::::
／　　　　　　　　　　　 　 　 　 　,ｒ:ﾞr｢:ﾍ/　/　//:::::::::::::::::::::
　　　　　　 　 　　　　　　　　　 .ｒ｢^::ﾞｽ/　/　//::::::::::::::::::::::::
　 　　　　∧＿∧　∧∧.　　　 |￣￣|　/　//::::::::::::::::::::::::::
　　　　　（　´∀｀）(ﾟーﾟ*) 　 　 |＿＿|,/　//
　　　　　（l 　 　 l）(lと　 ｌ　　　　　　 /　//
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　僕は、エキストラ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　（そのときの彼女は、
　　　　　　　　　　　　　　　　　僕

　　　　　　　　　　　　　が描く

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絵
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の中の彼女より

　　　　　　もっと

　　　　　　　　　　　輝いていて、
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　もっと

　　　　　　素敵な

　　　　　　　　　　　　　　　笑顔
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　をしていた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　……当たり前だけれど）

　　　　　　　　　　　　　ｆ;，:.":.: :.:.: :.:ﾞﾞ,:；:":;，:.":.: :.:.: :.:ﾞﾞ,:；:"::ﾞ、
　　　　　　　　　　　　　ｌ.:.: :.:ﾞﾞ,:；:":;，:.":.: :.:..:.: :.:ﾞﾞ,:；:":;，:.":.: ::ｊ
　　　　　　　　 　　　　 ヾ iﾞ.: :.:ﾞﾞ,；: ；::ﾞ.: :.:ﾞﾞ,；: ；::ﾞ.: :.:ﾞﾞ,；: ；::::ｒ'
　　　　　　　　　　　　　　 Yﾞソ::ﾞ.: :.:ﾞﾞ,；: ；:::ﾞ_　:ﾞ.: :.:ﾞﾞ,；: ；::ﾞ. ﾉ
　　　　 　,ｒ============（_::ﾞ.: :.:ﾞﾞ,；::_,,ｨ'´l|`､,_､、::ﾞ.: :.:ﾞﾞｒ'
　　　　　/|　 ｉ　　　ｉ　　 ｉ　 　`ヽ::．ﾞノ i;;i i!;L/;;i/`i :．;:;:.ｊ
　　　　 / |　｜　　 ｉ　　 ｉ　　　　`ー-.|;i!;i".,!;:i!/_、;::._ノ´
　　　 ,/　|　 .ｉ　　　ｉ　　 ｉ　 　 　 　　 |;;.i1,"!"ｆ
　 、 / 　,! 　 ! 　 　ｉ　 　ｉ　　　i　　　 |;;ﾞﾞ;i!;":.:k
　　`'ｉｒ=======================,!;;i!ﾞ!:;ﾞ;; :i、
　 　 |l　 '　　 ￣￣　　　 ￣￣ 　 　 ,|:i!;;iｉ;;!"ﾞ:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i;;:"ﾞ:i":;i;:!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｊ':ｊ;!;",ﾞ::;i;､:k
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀ﾞ"~''＾"ﾞ'"ﾞ^´
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　寂しい公園で、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　 　 　 　 　 　 　 　 !:;";ﾞi!i'.:/
　　　　　　　　　　　　 |;i!i;;;";i:ｌ
　　　　　　　　　 　 　 ｌ:;!i!ｉ;":ﾞ;!　　　 　 ＿＿＿＿＿
　　　　　　　 　　　　 ,|:;";ﾞi;:!i:;ｌ 　 　 　|i　　　　　　　 i,
　　　　　　　　　　 　 ｌ;i!;;";iﾞ:.:!|、　　　ｌ i　　　　　 　＿
　　　　　　　　　　　ノｒ,､ﾊ;i ､i,ﾍ､　　 |､'i＿＿＿_∠　　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,|ｌ ､ｌ:l　　 　　( |￣￣|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:l=====,ｒ='　 　 :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （||｀|| ￣ ||::::.......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::::::.........
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 　 一人、目を瞑っていた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 ,.　-――-　､
　　　　　　　／　　　　　　 　ﾞ､
　　　　　　 '―┬　 　 　 　 　ｌ
　　　　　　　　　ﾞ､　　　　　　,'
　　　　　 　　　∠二二二二7
　　　　　　　　　/　　　　　　ｌ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　最近、彼女を見かけなくなった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　＿､ ＿　　　　　　　　　 　 ＿､ ＿
　　　 ,ｪ´.:::；:":;."":＼　　　　　　 ,ｪ´.:::；:":;."":＼
　　 ノ.":；ﾞ,；:::；:":;."":.ゝ　　　　ノ.":；ﾞ,；:::；:":;."":.ゝ
　　ﾒ.":；:":;，:.":.: :.:ﾞ":"1　　　 ﾒ.":；:":;，:.":.: :.:ﾞ":"1
　　）":.: :.:ﾞﾞ,；:::；:":;."":.: 7　　　）":.: :.:ﾞﾞ,；:::；:":;."":.: 7
　　'（:.;.":；:":;，:.":.: :ﾉﾞ；｣ 　　　ﾞ､.;.":；:":;，:.":.: :.ﾞｊ,；｣
┳━て_:；:；：:;:":_、；_ン┳━┳　て:；:；：:;:":;ﾞ;:；_ン
┃　 ┃ Ｗi!;;ｉｉl! /V' 　 ┃　 ┃　 　Ｗi!;;ｉｉl!WV´
┃　 ┃　,|:;!ｉ!":ﾞ;!　　　 ┃　 ┃　 ┃,|:;!i!":ﾞ;|　 　 ┃
┃　 ┃　,!;i!;;";iﾞ:! ┃　 ┃　 ┃　 ┃,!;i!;;";iﾞ:!.　 　┃
┃　 ┃　|:;";ﾞi!i:;i| ┃　 ┃　 ┃　 ┃!:;";ﾞi!i:;i|.　　 ┃
┻━┻ /, ﾉ [三三三三三三三三三] /.,ﾊ.;i, ､ ━┻
　"ﾞ"　 "＾"ﾞ"[三三三三三三三三三]"＾"ﾞ""ﾞ＾　"ﾞ
￣￣￣￣￣ |＼＿＿＿＿＿＿＿＿＼￣￣￣￣
　　　　　　　 　　||　 　　　　　　　　 ｌ　 ||

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　あぁ、仲良くしてるんだろうな。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　 _
　　　　　　　　　　　 　 _ ／, '
　　　　　　　　　　 ,ｒ/ﾞ／,<、
　　　　　　　　　　〈,ｌ,ﾉと,ノ /｀ ､
　　　　　　　　　 ∠, '　` ､/
　　　　　　　　 ,彡'　　　　ﾞ ､
　　　　　　　　　　　
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　筆を取った。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　 　 　 　　ﾞ､、 　∧＿∧
　　　　　　　 　 　 |:ﾞ､、 （:::　　　）
　　　　　　　　　　,!:! ﾞ､＼と.　　 ﾞ｢|
　　　　　　　　　　|:|　 iﾞ､ ｒ　ｒ―‐｜
　　　　 　 　　　　|:|l＝|:|(＿|| ￣ ||

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　 絵を描こう、幸せな彼女の。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　＋　　.　　　　　+
　　　　　　　　　　　:. 　 ∧∧　.,:
　　　　　　　　　　;: 　　(ﾟーﾟ*)　　.:　*
　　　　　　　　.: 　　　　(ｌ：　U　.　　,:'
　　　　　　　　　　＋　 ﾉ＿_,ゝ　.+　:
　　　　　　　　　　　:. 　 (/ U　　.　.

━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　 最上の笑顔の彼女を…。

━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　
　　 　　 　 　 |　　 ｌ　　　
　 　 　 　 　　!　　 !　　　　　
　　　　　　　 .ﾞ、　 ﾞ､　 ,:i;'　
　　 　 　 　 　 ﾞ､　　 >/7　　／
　　　　　　　　　ﾞ､／´ﾞﾌ　
　　　　　　　　 　 `,ｰ'ﾞ　　　ｽｯ
　　　　 　 　 　 　 '-'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　そう思ったのに。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　 　 　 　　ﾞ､、 　　 ／ｌ＿
　　　　　　　 　 　 |:ﾞ､、 　（::　 　 ＞
　　　　　　　　　　,!:! ﾞ､＼(,ｌ　Ｕ　｢|
　　　　　　　　　　|:|　 iﾞ､ ｒ　ｒ―‐｜
　　　　 　 　　　　|:|l＝|:|(＿|| ￣ ||

　　　　　　　　　　　　　　　　,.
　　　　　　　　　　　　　　 ／ |
　　　　　　　　　　　　　／ 　 .!
　　　　　　　　　　　　/::::::::::: └― ----　､
　　　　 　 　　　　 　 ｌ:::::::::::: 　 　 　　 　／
　　 　 　 　 　　 　 　ｌ::::::::　 　　　　 , イ
　　　　　　　　　　 　 ﾞ､―　 　　　　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　∠二二二二二7
　　　　　　　 　 　 　 ,ｲ　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　 ／/o.　　　　 　 　 |｢￣ｌ
　　　　　　　 　 ／　/　　　　　　　　　|　　|
　　　　　　　　<　　/o　　　　　 l　 　　!　 .ｌ
　 　 　 　 　 　 `／　　　　　　　L＿＿|　｜

　　　　　　　　。


　　　　　　　ｒﾍ　　ﾟ
　　　　　　　`'´

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　o
　　　　　　　　　ﾟ
　　　　　　　　　　。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　「……神様、教えてください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　

　　　　　　　　　　　　,.　--―-- ､
　　　　　　　　　 　／　　　　　　　＼
　　　　 　 　　　∠.,,＿＿　 　 　 　　'.
　　 　 　 　 　　 　 ｒ‐ｆ⌒ヽ　　　　　　ｌ
　　　　　　　　　　ｒ'ｰ|￣￣|　　　　　 i
　　　　　　　　　　|　 |　 　 | 二二二7
　　　　　　　　　　|　｜　　 !　 　　 　!　　
　　　　　　　　　　L,__l　 　 `´　　,/　|｢￣ｌ
　　　　　　　 　　　　/L　＿＿ ／ 　 | 　 |
　　　　　　　　　　　/o　　　　　 　　　!　 .ｌ
　 　 　 　 　 　　　/ 　 　 　 　　　　　| 　 !
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　僕は何かが欠けた人間です。
　　　　　　　　　　だからわからないんです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　 　　 　 　 　 ､　 　　＿
　　　　 　 　 　 　.|lﾞ､　∠::.　)
　　　　　　　　　　||　ﾞ､　ｃ　:)|
　　　　 　 　　　　||l=.||.(（_|￣|


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　けれど、今、涙が流れているんです。
　　止めることができないんです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 　 　 　 ｣"´：.":.:.:；::..: :.:ﾞﾞ;┃,:； ::ﾞﾞ,:；:":;，:. ""ﾞ`ヽ
　　　　_ｆ´ﾞ，:.":.: :.:.: :.:；ﾞ:ﾞﾞ,:;.┃ﾞ ﾞ,；::；:":":;， ；:.":ﾞﾞ；L
　　　/´ " .":.: :.:ﾞ,；::":ﾞ.: : :ﾞ::┃；:;，.":.: :.::；:.: ﾞ ﾞ,:； " :｀、
　　 （:. :．,.:.: :.:ﾞﾞ,:；:":;:，:."ﾞ:.,┃",；:.:ﾞﾞ,；::；::.:ﾞ:: .:ﾞﾞ ,；:；:::ミ
　　 ｢.":.: :.:ﾞﾞ,；:: .:ﾞ:；: ;:ﾞﾞ,；:；:;┃";，":.: ；:.:.: :.:ﾞﾞ , :；:":; :く
　　 ヽ:.: :.:ﾞﾞ,；::::.:ﾞ:；ﾞﾞ,:；:；:.： :┃ﾞ；::；，:."::":;，: . ":.: :.,；ミ
　　　（:."ﾞ，:.;ﾞ:.:.；: :.:ﾞ: ﾞ,:； .".┃;.":: :.:ﾞ,；: :"ﾞ.: :. : ﾞﾞ,；: ；:.）
　　　 ﾞ､ :.:ﾞﾞ,；::::.:ﾞ::.:ﾞ.ﾞ,；:；:: ::.┃；:: :.:ﾞﾞ, :；:":;，: . ":;:.::.:_ﾉ
　　　　そ；::；，" :":: ，::.":."┃，:":；,. : :.:ﾞ ,；:； :　､ｊ´`
　　　　　`ヘ_;":.:ﾞﾞ:,；::"ﾞ.:　:.ﾞ┃",；:；: ；ﾞ:,；､　ｒiｨ ‐`
　　　　　　　　"^ヘ_ｉｉW^Ｗ'┃^Wｖ　_iiＶ^"´
　　　　　　　　　　　　 ＼|i:;:┃; i!/｀
　　　　　　　　　　　　 　 |:i..┃;;l;|
　　　　　　　　 　 　 ∧＼:i;:┃::!:／,／_ ／
　　　　　　　　　　　＼ﾟ＼ ﾞ;┃!:; ／ ｡)'ﾞ
　　　　　　　　 　 ＼`：､U:! ┃":／ ：／
　　　　　　　　　 　＼_＼_ゝ┃!;ｉﾉ／_,ゝ／
　　　　　　　　　　　(/＼l＼┃:;:i;|U／)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　もし、これが…これが恋だと言うなら、
　　　　　　　　　　　　　　 　　僕は最低の人間です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

.　 　 　 ∧ ／
　　　　 ／／)／
　　　／(／ ／
　 　 ／／／_ゝ　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　 ／／U／:.. 　 　　　　　 　　　 |i　　　　　　　 i,
　　　　　 :::::::::....　　　　　　　　　　　ｌ i　　　　　　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |､'i＿＿＿∠　 　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,|ｌ ､ｌ:l　　 　と .|￣￣|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|:l=====,ｒ='　 　 :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （||｀|| ￣ ||::::.......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::::::.........
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　愚かで、身の程知らずな、最低の人間です…」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　 　,.
　 　 　 　 　　　 　 　 　　 ,';ﾌ
　　　 　 　　　　　　　　　/７
　　　　 　 　 　 　 　 　 /_/
　　　　　　　　 　 　　 / /
　 　 　 　 　 　 　 　 / /
　　　　　　　　　　　/_/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　結局、絵を描ききることはできなかった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
　　 ｆ ｒ―――――──────――――─┐ｌ
　　 | |　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　　 |｜
　　 | |　　　　　 　 　 　 　　　　 　 　 　 　　　　　 |｜
　　 | |　　　　 　 　　　　　 　 　 　 　 　 　　　　　 |｜
　　 | |　　　　　　　　　　　 ,/　 　 　 　 　 　 　 　 |｜
　　 | |　　　　　　>――‐＜　 ﾞｒ――　　　　　　　|｜
　　 | |　　　　　/　　　　　　ﾞ, /　　　　　 ﾞ、 .　　　|｜
　　 | | 　 　 　 ｌ　ｌ　　　 　 ｌ ｌｌ ｌ　　　　　　ﾞ､　　　.|｜
　　 | | 　 　 　,l　,!　　　　　| |! !　　　 　 ﾞ、 　 　　|｜
　　 | |　　　　 ｌ　ｌ　　　　　 | |｜　　　　　 　 　 　 |｜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 幸せそうな二人を描こうとすると、
　　　　　　　　　　　　　　　　筆が止まってしまうから。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　／　　　　　　／
　　　　　　　　　,ｒ'　　　　　　　　　／　　　　　　　／
　　　／　　　　 ,ｒ'　　　　／　 ,ｒ'　　　　／
　　　　　ｒ‐<　　　　 　　　 _　　,ｒ'　　　　,ｒ'
　　　　　l!_/　　　　　　　<_,ｊ'　　　　　　　,ｒ'　　　／
　　／　　　　／　　　　　　　　　　　ｒ‐<
　　　　　／　　　　　　／ 　　　　　 レ'　　　／

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　風。すべてを消していく。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　 ／　　／　　　／
　　　　　 　 　 　　ﾞ／／　 ＿ｌ／、
　　　　　　／　 　／､／∠:::　　／ ／
　　　　　　　　　　,!／､＼と. ／ ｌ｢l　／
　　　　　　　　 ／:|　／ ｒ／／‐｜／
　　　　 　　／　／ ＝|:l(＿|| ￣ ｡／

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　雑音だけの世界。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　..　　:.　:　　　.　　..
　　　　　 　. 　: 　　: .　.　.::::.　:　　...
　　　　　　.　.:::　 ::　. :.　::.　.:　　:.　 .:::


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 僕は泣いている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　　　　　　　#1．��醜い風�’in

ﾘｱﾀｲで見ました


お疲れ様です。

>>1乙

GJ!　こういう話（or雰囲気）好きだ

>>69
ﾜﾛｽｗ

続編がｷﾃﾀとは…乙です！

こんな恥ずかしい話が書けるなんて
そこがしびれる憧れるぅ

ｳﾏｽ・・・

　　　　　　　,'ｒ:::::::::'ｒ‐ _-､＜
　　　 　 　　ｌ:ｌ:::ﾆﾆ:ｌ/　　｀ﾞ､ﾞ、
　 　　 　　　|:! :::::::::ｌ| ;; 　|:ｊ: .ｌ
　　 　 　　　!:::::::::::::||:.　 :.|'. : ｌ
　　　　　　 ,|:|:::::::::::l,|　:.:. |#:' |
　　　 　 　 └‐-―' ﾞ┬‐ｲ;.:; ｌ
　　　　　　　 　　'ｰ,―L,_ﾉ―''
　　　　　　　　　　/:　. ｌ .　　ｌ
　　　　　　　　　,/;　　:.ｌ 　.:　|
　　　　　　 　　/:.　　　|;; .　:. |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　帰り道を歩く

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 ､
　　　　　　　　 l ＼＿
　　　　　　 　 ｆ　　　　＼
　　　　　　　_ ﾞ、 __:::::フ"`
　　　 　　 ｒ'':ｒ'" ｒ‐､ ﾞ､　
　 　 　 　 ｌ::::ｌ　ll`< ﾞ` i
　 　 　 　 |::::|__|:/ ;ﾞー'
　　 　 　 └‐､,ﾉ_;＿_;｣
　 　 　 　　 　 ,'　:.|　::|
　　 　 　 　 　,'　.; ｌ;　:|　
━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　痛みが引かない身体

━━━━━━━━━━━━━━━━

　 　 　 　 |:.　　.:|
　 　 ／￣|:.　　.:|┛￣￣￣￣￣￣￣／ﾞ､
　 ／　 　 |:.　　.:|　　　　　　　　　　／ ｢｢ｌ ﾞ､
￣￣￣￣|:.　　.:|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　 |:.　　.:|
　 　 　 ┏|:.　　.:|
　 　 　 　 |:.　　.:|.　　　 ＿
　 　 　 　 |:.　　.:|　 　r(　　＞
＿＿＿＿|:.　　.:|＿　l,U　 .ｌ)＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　`ー‐ ' 　 　 (/ﾞU

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　泣きたくてたまらないけれど、
　　　　　　涙が出ないからしょうがない

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

::. :::.:. :.:...::. :::. . ::.::.:.:::. ..::. ::. ..;:.::.::::::. :::.:. :.:...::. :::. . ::. .::.::..:::.:...::.:
.:...::. :::. . ::.::.:.:::. ..::. ::. ..;:.::.::::::. :::..:...::. :::. . ::.::.:.:::. ..::.:::...;:.::.::::::.:::.:
::. :::.:. :.:...::. :::. . ::.::.:.:::. ..::. ::. ..;:.::.::::::. :::.:. :.:...::. :::. . ::. .::.::..:::.:...::.:
::;:: :.:..::::. :::.:. :.:...::. :::. . ::. ..::::. :::.:. ::::. ..::. ::.::::. :::.:. : :.:.:..:::: .::.:::.;:.:
:.::. ::;:: :.:..::::. :::.:. :.:...::. :::. . ::. .　.:::. ..::. ::. ..;:.::.:::::. :.::.:.:.::. ..:: .. . .:::
::. ::::.::. ::.:::.　:. .:::... :. :. ..　. .　..　:... 　　 . .: : .:. :. .:..:::: .:: ..: .;:;::;:;:
::;.::;.: ::.:. ::. ::. ::.. :. .. . .　　.　　　　.　　　　.　.: 　:. .:.::. ..::;:.: .::. ::;:
:::::. :.::.:.: : ... :.: . .:: . .　 　　　　　　　　　　　　.　.: .:. .:::: .:: ..: .;:;::
::.:::.::. ::::.. ;:. : :.. :　. 　　　　　　 . 　　　　 　 .　 .　:.::. : :.:. :.:.::::;;::
::;.::.:.:..:...　.　.:　..　.　.　　　　..　　　　　.　　　　 ..　:. . ..;:. .: .:::;::::
‐::. _,.: _ｌ :.-.:-―-‐'''''''''"`''ー''""￣｀""ﾞ´｀'''''^''ｰ- . :. ＿:.,_ __
^_""ﾞ''ﾞ:｢_^_''"^',､―‐､ｪ｀"￣≡''ミ-'''彡ｒ､-´､￣"´三‐､ｒ― ､
‐∠ﾆﾆﾊ, -―'―`､ﾐミ彡／ﾞ､￣￣￣＼ l￣｢￣￣|― ､ ／￣
￣＼_／　　　 　 　 ＼　,ｒ''´￣/＼　 ／＼￣￣￣＼ ｢:｢￣￣
￣　ｌ'r――――――i` ――ｲ―‐i '――i`ー――‐`! |　ﾛ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　夕焼けが僕を包む

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

::::. :::::.::...::::::::.:::..::::::.. ::::..::: ...:::::::::. ::::.:::. ...:.:::.:::.::: ..
', :.: :..:. :::.:. ..: :. :.: .:. :. :.::.::.::.::. ::.:...:::.::. .::::.　.:::.:: .::
:.',::.:. ..: :. :.: .:. :. :.:.:::...　..:.:.:::...::. ..　:.::.　.:.:::...:. ..::. :
　', .:..　.::. :...::.　.::.　.:. .:. . 　.:.:.:. :..　.:　.::. .:　.::.　:.
ﾞ､｢ :. :.　. :. : .:. ..:. .:　.:.　.:.　.::.　.: .　.:..:.::.　..::.: ../
. ﾞ､＾^ｧ1.　:.:..　:.::.:　.:　.　..　.　:.　:.　:.: .　:..: 　:/
　 ﾞ、;；ﾍ..　.:: .　: |＼　:.　.::　／ｌ　.:.　:.　:. 　./
. 　 ﾞ､^;<:.:.　 .:　.:ｌ　 ＼＿／　｜　.:　. : . . /
　 　 ﾞ､:｢:.　:　.　/ 　 　 　 　 　 ﾞ､.　:.. :. :. /
　　　 ﾞ、:..／￣ｌ　　　　　　　　　ｌ￣＼　/
　　 　 |／＿＿ﾞ、　＿＿＿__　/＿＿　|
　　 　 |　l　　　 ,ｒ´:::::::::::::::::::::｀、　　｜ |
　 　 　|￣￣ ,/ |ｌ::::::::::::::::::::::::::ｌ|ﾞ、￣￣|
　　 　 | 　　　ｌ　|ｌ::::::::::::::::::::::::::ｌ| ｌ　 　 ｜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　全てが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このまま

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　
　　　　　　　 　　　 　 ／|
　　　　　　　 　 ,..　‐''　　ｌ
　　　　　　　 ／　　　　 　ﾞ､
　　　　　　　'ｰ┬　　　 　　ｌ
　　　　　　　　__ﾞ、 　 　 　/
　　　　　　　fﾞ:::::`７￣ 　 ｀､
　　　　　　　|:::::::::l|　　ｌ　　 ｌ
━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　奪われて
　　　　　　焼かれて

━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　
　 　　　　　　 　　 　 ｒｆﾞｉｆﾞi
　　　　　　　　　　　｢ｌ | i! ｒ､
　　.　　　　　 　 　 ,| #. ;: ,ノ
　　　　　　　　　　/.｀つi, .ｌ_
　　　　　　　　 ／ ＼!''":´.i
　　　　　　 .／#:. .／|:.　.#|
━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　無くなってしまえば

━━━━━━━━━━━━━━━━

:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;:＿_;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:∠　､/);;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
_,;:;＿;:_;;:;_:_,;:＿;_(/　U);:_;:_;＿:;:＿;_:_;;:;_:_;::;_:;;＿:_;_:;;;
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;::(／:(_/:；;;;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;::;:;;，:;:；．;;；:;”:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　僕は救われるのかな

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

:::;;::::..::....::...　::::::;;::...:.::::;.::::..::.:::::::::::::..::....::...　:::;;:::::...:.:::::.::::..;;.::::.
::::::::::::..:::::: .::::;;:::::..::....::.::::::::::::...:.。:.::::..::.::::::..:::::::::..:::::: .::;::.:::::::::..:
::::::::::::..:::::: .:::::::::::..::....::...:::.:::::::;:;...:.:::::.::::..::.::::::..::::;;:::..:::::: .:::::::::::..:
:::::::::..::....::...　;:::::::::...:.:::::.｡:..::.:::::::::::::..::....::...　::::::::::...:.:::::.::::..::.::::.
::::::::::::..:ﾟ::: .::::::::;;:..::....::...　::::::::::...:.:::::.::::..::.:::;;:..:::::::::..:::::: .::::::::ﾟ::..::
::. :::.:.:.:.::::.:.:::. .:.::.::.:.;;:...::.::...;:.::.::::::. :::.:. :.:...::.:::..:::::.::.::..:::.:...::.::::::::.:
::. :::.:. :.:...::. :::. . ::.::.:.:::. ..::. ::. ..;:.::.::::::. :::.:. :.:...::. :::. . ::. .::.::..:::.:...::
.:...::. :::. . ::.::.:.:::. ..::. ::. ..;:.::.::::::. :::..:...::. :::. . ::.::.:.:::. ..::.:::...;:.::.::::::.:::
::. :::.:. :.:...::. :::. . ::.::.:.:::. ..::. ::. ..;:.::.::::::. :::.:. :.:...::. :::. . ::. .::.::..:::.:...::
::;:: :.:..::::. :::.:. :.:...::. :::. . ::. ..::::. :::.:. ::::. ..::. ::.::::. :::.:. : :.:.:..:::: .::.:::.;:
:.::. ::;:: :.:..::::. :::.:. :.:...::. :::. . ::. .　.:::. ..::. ::. ..;:.::.:::::. :.::.:.:.::. ..:: .. . .:
::. ::::.::. ::.:::.　:. .:::... :. :. ..　. .　..　:... 　　 . .: : .:. :. .:..:::: .:: ..: .;:;::;:
::;.::;.: ::.:. ::. ::. ::.. :. .. . .　　.　　　　.　　　　.　.: 　:. .:.::. ..::;:.: .::. ::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　 オレンジの向うに待っている夜だけが

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 　 ｒ ､
　　　　　　　 ,. -┘　ヽ
　　　　　　∠..,_　　 　 !
　　　　　　　　_、__:::::ノ
　　　 　　　 ｒ''::ﾞ｢, :. .｀',　
　 　 　 　 　ｌ:::::::!i　. ::｜
　 　 　 　 　|:::::::!|.:　|#.!　
　　 　 　 　 L::::｣ト-1,_｣
　 　　　　　　　ｌ `ｰ'' :::|
　　 　 　 　　　|　; ｌ;　::|　
━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　僕を癒してくれる気がして

━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　 .,':.　: . ,'　!:.　　 |
　　　　　　　/:#　.: ﾉ　.| :. .: . |
　 　　　　_ノ:.　 .:.:/ 　 .!::.　:.: |
　.　 　　/｀`''- ､/　 　 ｌ＿＿;ゝ
　 　.　　｀`''-､,__〉　　　L＿＿ﾞ､

━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　僕は歩いている

━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　　　　 【Praludium02】　fin

え？終わり？

　　　 　 　 　 |||:::||:::||:::||:::||:::||:::||:::||:::| ||
　　――――|||:::||:::||:::||:::||:::||:::||:::||:::| ||／
　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_,／
　　￣￣￣￣￣／ ／　　　　　 ／ |
　　￣￣￣￣／ ／　　　　　 ／ ／|
　　　　　　　 |￣￣ー￣￣￣|／.￣|
　　 　 　　 　 ￣￣￣￣￣￣　　￣|
　　　　　　 　 　 　 |　　 　 　　 　 　|
　　　　　　 　 　 　 |　　 　 　　 　 　|／
　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　 机の一番上の引き出し

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿
　　　 　 　 　 　 |ll|　　　　　　　　　 |!
　　　　　　 　 　 |ll|　　　　　　　　　 |!
　　　　　　　　　 |ll|　　　　　　　　　 |!
　　　　 　 　 　 /|ll|　　　　　　　　　 |!
　　　　 　 　　/　|ll|, 、 ＿＿＿　 　 |!
　　　　　.　　 ｌ　 ／ /　＿＿＿　 　 |!
　　　　　　　/　　 ｒﾞ　　　　　　　　　 |!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　
　　　　　　　　隠してあるノートに

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　 　 　 　 _/:::::/
　　　　　　　　　　／/:::::/ ￣｀　､
　　　　　　　　　/.; /ｒ´｀ヽ　::.#
　　　　　　　 　 L,/::::ﾞ､ /　ﾞ､
　　　　　　　　　,/､_;/ ﾞ､　.';.
　　　　　　　　　ｌ ／L_;ﾉ`
　　　　　　　 　 ﾞ'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　嫌な事全部書き殴る。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 ,. -― - ､
　　　　　 　 ／　　　 　　＼
　　　　　　 'ｰ┬　　 　 ┬‐'
　　　　　　　　 ＞　　 ＜
　　　　　　　 ,/　　　　 　ﾞ､
　　　　　　　 ｌ　 ｢!　＿｣　:|
――――― ､｢ﾞ｀iｆ__i＿__｣――──
　　　　　 　 　 `'"￣ |￣￣ ﾞ､
　　　　　　　/　ﾆﾆﾆ | ﾆﾆﾆ　ﾞ､
　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　今日僕は何で泣いた？
　　　　 嫌な事全部書き殴る。

━━━━━━━━━━━━━━━

　　　 　 　　/:.
　. 　 　 　　|ｷ:;i ｌ
　　　　　　｜::.:｜
　　　 　　　|;#;.. !
　　　 　 　 ｌ .: ｷｌ
　 　 　 　 /#:.. 〈
　　　　　（（（（,'`ﾞ
　　　
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　右腕の痣

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　 ﾞ、　　　　　　ノ
　　　　　　　　＞　　　　＜
　　　 　 　　/:. 　　　　　　 ﾞ､
　. 　 　 　　|ｷ:;i ｌ　　　 　　ｌ　!
　　　　　　｜::.:｜　　　 　 .ｌ　|
　　　 　　　|;#;.. !　　　　 　 ｌ　|
　　　 　 　 ｌ .: ｷｌ 　 　 　 　 ', .ｌ
＿＿＿＿/#:.. 〈　 ＿　　 　 ﾞ､》　＿ ＿ ＿＿＿＿
　　　　　 《〈〈〈`ﾞf´　　ﾞ',　、 　 `''ｒｆ´ 　 ﾞｌ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　冷たい感触

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　 ﾞ、　　　　　 　ノ
　　　　　　　　＞　､＿　 ＜
　　　 　 　　/:. 　　;;:. 　 .　 ﾞ､
　. 　 　 　　'ﾍ､_:;l ;.　;.,;　 ; ｌ　ｌ
　　　　　　｜::.:｜;;: ;; ; . ; : !‐１
　　　 　　　|;#;.. !;　::. 　 ;:　:|;; |
　　　 　 　 ｌ .: ｷｌ 　 #;;.　;　 ', .ｌ
＿＿＿＿/#:.. 〈　 ＿;. ￣￣ﾞ､》　＿ ＿ ＿＿＿＿
　　　　　 《〈〈〈`ﾞf´　　ﾞ',　、:.　;`''ｒｆ´ 　 ﾞｌ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　 　　 　 汚れた服

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;:＿_;:;:;;:;:;:;:;:;:ﾊ,,ﾊ;;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:∠　､/);;:;:;:;:;:(д　);::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
_,;:;＿;:_;;:;_:_,;:＿;_(/　U);:_;:_;_(l　　U_:_;;:;_:_;::;_:;;＿:_;_:;;;
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;::(／:(_/:；;;;:;:;;:;U^U:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;::;:;;，:;:；．;;；:;”ﾊ,,ﾊ;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;::
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:; (　　 ):;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　 消えない言葉

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　 ﾊ_,ﾊ
　　　　　　　　　　(:::::::::)
　　　 　　　 ＿＿ (o! ０＿＿
　　　　　　　　　　/._｣__ﾞ、

━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　嫌な事全部書き殴る

━━━━━━━━━━━━━━━

／　　　　､　､_　　::　　　　　　　　レ'　　　　::　　.
　　　::　　　＼ｌ　　　　　:.　　　　　::.　　　´　::.
　　 　　/7　　　　∠ﾌ　　　　:;.　´　　　､　　　　::.
　　::　　´　　:.　　　　　　:: 　　 　　::..　l｢＼、
　::　　　　　　　:: 　　　　　. :　　　　　 　￣　　,iヘ
　 　　　　　　#2．��愚者の日記��
　　　ｒ､ｧ　　　　　　　　/l､　　　∠i　　　　　　､L_/
　　　`"　 　 　 _ ,.ｨ　　l∧!　::.　　　　 <＼、　:.
.　　:　　　　　　 >　l!　　 `´　　::　　　　 ￣　　::
　、 　 　:.　　　｢ﾞ､ |!　　　　::　　　､ﾍ　　　_　､
、:.　 　:.　　　　＼lﾌ'　　 __　 　　　`´　　" 　　:.　:.
　　、　　:: ｢ﾌ　　　 　／/7　　　　::.　　　/＾へ
　　　　　　　　　　　　￣´

　　　　　 　　　　,._ _
　 　 　　 　 　／　ｌ|lｌ
　　　　 　　,./　　:| lﾘ　　　　
.　　　 　 /´　　 　 　 ﾞ、　,iﾞ二_'‐- ､
　　　 　 ｌ　　　　　　　 ｌ　,i'|　　　￣i
　　　／ ﾞ、　　　　　　ﾉっ,ｆ´"ﾍ二　!
　 　 |　　 ＞　　　 ＜/ .（ｌ　　 ｊ　　|
　 　 |　 ,/　　　　　　 ＼/　　/- ､,.!
　 　 |　/　　　　　 ､　　　　 /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　ぐちゃぐちゃのノートを見て
　　　　僕は自嘲気味に笑う

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 ｒ 、
　　　　　　 　 ::|　＼,.＿＿ ＿__
　　　　　　　 ::/　　　　　　 ｀､ /:.
　 　 　 　 　 .:ｌ　　　　　　　　ｌ':.
　 　 　 　 　 |￣￣￣￣￣￣ |
　 　 　 　 　 | 　 　 　 　 　 　 |‐-､:.
　　　　　　.:/| 　 　 　 　 　 　 |　　）:.
￣￣￣￣￣| 　 　 　 　 　 　 |￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　笑いながら涸れた筈の涙を堪えてる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　 ／!
　　　　　　　　　　／　 |＿＿＿_
　　　　　　 　　 ,/:::..　　　　　 ／
　　　　　　　　　ｌ:::.. 　　　　 イ
　　　　　　　　　ﾞ､:::..　　　　 ﾉ
　　　　　　　　　　＞　　　＜
　　　　　 　 　　 /　　　　 　 ﾞ､
　 　 　　　 　　 ,'!　　 !　　 　 :ｌ
　　　　　　　　/ |　　 l　　 !　 :|
　　 　 　　 ／,_,＿__./ 　 / 　 :!
　　 　 　　 `'//:::::::<　　/　 　 ｌ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　 　そして虚空を見つめる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:∧∧:;;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
:;;:;;:;:;:;;:;:;:(　 д):;:;:;;;:;;;;::;:;:;:::::;:ﾊ_,ﾊ;:;:;:;:;::;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
_,;:;＿;:_;;(/　　っ::: _,.,ﾊ _;_:＿(∀　,):;_:_,;:＿;;:_;:_;__:_;;:;_
:;;:;;:;:;:;;:;::Ｕ"ヽ) ＜　 と # ;つ(ｌ と｜:;:;:;:;:;:;::;::;;;:;:;;:;:;:;:;::
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;::;:;;，:;:；･.;ﾊ,,ﾊ::;;:;;:U"U:;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;
:;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:;:;:; (　　 )::.::::;;;::;:;;:;::;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　記憶から逃げている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　ｌ　　　　　　　 u ::::ｌ
　　　　　　',　　　 　 　　　:::::,'
　　　　　　 ﾞ､‐-一　　u :::::;/
　　　　　　　 ＞　　　　 :＜
　　　　　　／　　　　　　::::::ﾞ、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　『時間なんて経って欲しくない！
　 永遠に次の日が来なければいいのに！』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 ∠　　)
　　　　　　 　 　,ｒ 　(ﾉへrﾍ,,ｒヘ､ ｒ‐ｉｉ
　　　　　　　 　 し'"ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ||
　　　　　 　 　 　 || 　 　 　 　 　.　　||

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　 ベッドの上　静寂が傷に響く

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　|　　|　　 |　　|　　　　　　　　　　 L＿__｣＿＿｣
　　|　　| 　　|　　|　ｒ 、　　　　　　　　|　　|｜ 　|
　　|　　| 　　|　　| _ｌ　＼ 　　＿＿＿ |　　|｜ 　|
　　| 　 ,ゝ ｒ┤　_,ゝ:: :;. ;:`_´＿_:.　､:　|　　|｜　 |
　 .｢ﾞ´　　ﾞ､ ｢ﾞ´　　ﾞ､iｆｆｆ´ : : :;　__;ﾉ　,「｀"''ｌ.「｀"''ｌ
　.└‐'''' "´└‐'''' "´　　　 ￣　　 ｒ'´　 　 |´ 　　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀"''''ｰ┘ '''‐┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　…夢にまで出てこないで

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_／レ1＿__::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／(；:::::_::)　／|:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノﾞ⌒⌒⌒⌒ﾞﾌ:::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｒ´:　´ 　｀　､:.ノ´::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::ｒ´、,_,、＿,.,_,,ノﾞ::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::|｣￣￣￣￣ｌ｣!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　僕を笑わないでよ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　 ,. -､-、
　　　　　　ｒ'´､ !_|_｣／)
　　　　　　ﾞ､Li┘#;　/
　　　　　　　ﾞ､　　　ｆ
　　　　　　　　i ; ' #i|
　　　　　　 　 |ｷ; 　 !
　　　　　　 　 !　: i! ;|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　右腕の痣

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　　　 　_ ＿__　　＿＿＿,..､､.,_ ＿_
　　　　　　　＿<´ｒ'´／ _,.. `´　:.　_:.　、 　　"''''''
　　　　 　 〈 と　`i、 ￣ 　ｒｆｆ￣　: : :;_;ﾉ＿＿＿__
　　　　　　　 　 　　￣　　`　￣￣ 　

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　冷たい感触

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　　,._､.,_._､.,_._､.,_._､.,_._､.,_._､.,_
　　 　 　::／￣￣￣￣￣￣ﾞi
　　　　::///　/　　　　　　　 |
　 　 　::ｌｌ |　:ｌ　　　　 ／　　 !
　 　 　::lｌ_|　.ｌ:　 ￣／- 、 　ｌ
　　　　 ::└‐ﾞ､＿_/　 　ｉ〉／`''ー-‐ｰ-ー-‐ｰ-ー-‐ー-
　　　 　　　　:: 　 ::ﾞ'1√‐'::

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　割れた爪

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　 　 　 　 |:. 　 |#.　 |　;;. 　:.|!
　 　　 　　　 ,ｌ# .:. |; ;　 |　::`　:..|i
　　　　　　　 ｉ;　;. ｊ＿_,;｣: :; ; .:　|｣
　　 　 　　　ﾉ :; : . ､__ノ　 :.# ; ::|ｊ
　　　　　　 'ｰ‐ｧ--- ､､､､､,._,..,,｣
　　　　　　　 ,/　#;;;:. .|,,;;.　 　｜
　　　 　　　 / 　:::;.　 .|;;;.., 　 　|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　
　　　　　　　汚れた服　耳鳴り…
　　　　　　　………

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

＾ヘ::::::::::::::::::::::::::::...:..:........　..　.:..　 .. .. ..　 .:......::............`＾´ヽ､＿;＿）ノ:::
ノ　）:::::::::::::::::....::....　..　.　:..　　.:　..　....　:.. .....　..　.　:.　　.......:::::::::::::::::::::
`´":......　..　.　　　　.:　.　 　　 　.　　　　　　　..:　　.　.:　. .　.　　.:....::::::::
　_ __ｪｪ_　 ＿　.　.:.　　.　.. ,. -――-　､　.　　　　.:　.:　...　　　　:. 　..:..
｜|三三| ｌ|三|　　 　.　. ／　　　　‐=ﾆ二ニ=‐　 ＿＿＿_　　 　 .　 . :
｜|三三|_ｌ|三|＿_　. . ,/　　　　　　 　 　　ﾞ、 　 |三三三｢|ミｌ＿|工工
;;| ｪｪ_三| ｌ|｢ｌ三三|＿_'　r‐｢l　 ＿＿＿＿,r‐ｒ､_,|三三三｢|ミｌ田|工工
`　､ |ﾐ|ﾐ| ｌ|ｌ:|三三| il iｌ|‐|ミ├‐|王王王王|ミ!｜|三三三｢|ミｌ田|工工
'''"￣´^"￣￣"´￣´^""´^"'''￣""'￣"ﾞ´￣´""''＾ﾞ""＾"`￣`"''＾''""'''
　 　　　_,.　　 　,.　＿,　　.　_　,.＿、　,_,.　＿,　、,_,.　,..＿、,_　,._
"´￣::. 　: . ￣ :.　 ::.　　::.　..　　:　:.:.　.:.　　::.　:.:　::: :.　:...: ..:.:.　　 ￣´ﾞ
　　:..::.. ..:　.::.:　.　::.　.　:.　:..　.　.　　　..　::　.　:.　　..　 .:　　:.　:.　::.　　:
::.　:.:::　.:　.::　.::.　　　　...　　　　:　..　　　　.　　:　.　　　　::.　.:　:　::　 :::.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　 ｢朝が来ました。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　i´＼::::::....
　　　　　　　　　 　 　i 　　＼::::::...
　　　　　　　　 　 　　| 　　 　＼:::::...
　　　　　　　　　　 ,.'´.... 　 　 　_ﾞ＿＿＿＿__
　　　　　 　 　 　 /::::::::::::..... 　 　　　 　　 　 /:::::...
　　　　　　　　　 ｌ:::::::::::::::::::::.......　 　 　 　　/::::...
　　　　　　　　　 !::::::::::::::::...... 　　　　　_,. イ:::::...
　　　　　　　　　 ﾞ、―┐　　　 　　　　　 /:::::...
　 　 　 　 　 　 　 ﾞ 、ノ　　　　　　　　／:::::...
　　　　　　　　　　　 ＞　　　　　　 ＜:::::...
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　「赤い眼に眩しい陽の光。アスファルトの感じ。

　　　　　動き出す世界、、――‐人のいる世界…。

　　　　　　　　　見渡せば周りは僕を傷つける物だけ。



　…だから僕は必死に笑顔を貼り付けるのです。


　　　　　　　　　　　　　　今日もまた。今日も。今日も。｣

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:..:.:::...:...:.:::...:...:.::..:..:..::.::.:.:...::..:.:.:....::..:.::.:...:..:.:...:.:.::..:.
. .. .. .. .... .　 　. .. ... .. . 　. ....　. .. .. ... . .. . . .... ...

　　　　　　　　　　　＿＿＿_＿＿__
　　 　　　 　 ――|[l[l[l[l||[l[][]|[:][:]|ｌ―ｧ
　 　　　 　 　 ｒ―‐┐◇:: 　□　　　 ／
　　　　　　ﾆﾆ|　 　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｺ '　 |
　　　　 　 l├.L＿＿]ｰ|―――|　　／
　　　　 　 | | ／|　|.　　|二二二| ／
　 　　　 　　　 ￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　机の一番上の引き出し

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　 　 　,/｀''-､,
　 　　　　　　　　　　　　　//　　　`''-､
　　　　　 　　　　　　　　,// /`''- ,　`/'
　　　　　　　　　　　　　// 　`''ー'　,/'
　　　　　　　　　　　　,//::;， ､ . 　 /'
　　　　　　　　　　　　`''=､、::､`　:/'
　　　　　　　　 　　　　　　ﾞ`''=､､/'
　　　　　 　 　　　　　　　　　　ﾞ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　そのノートが途切れた時

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

::::::::::::::::::::::::::::..　　　　 ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::...　 ｌ´＼　 ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::..　ｒ―‐┘ 　 ﾞ､　 ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::...　＼　　　　　ｌ　 ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::....　 ﾞ、　　　/　 ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::...　 7　 　ﾞ、　...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::...　 ,'　 　 　ﾞ、　...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::... 　!　 　 　　',　 ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::.....　ｌ　　　　 　',　 ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　それは僕が途切れた時

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　　　　　#2．��愚者の日記�’in

GJ!　こういう話（or雰囲気）好きだ

もしかして死刑囚の手記の作者さん？

>>118
今更なにをいってるんだ。
その通りだぜ。

sa

age

age

保守

この作者さんの新作がみたいです＞＜

保守

うわあ今見つけて読んできた。

死刑囚の手記の人の作品のわりに・・・
なんというか、浅い気がする。

>>126
ﾌﾟｷﾞｬｵﾂｲﾈ

っていうか、ラギのひとはカノンまでＡＡ化してたんだ。知らなかった。

　　　　 |　 |
　　　 　|　 |
　　　　 |　 |
　　　　 |　 |
　　　　 |　 |
　　　　 |　 |
　　　　 |　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　＿|／
　 ／
／

　　　　内向的で、いつも端で座ってます。

　　　　　　　　,､,.＿＿＿＿＿＿__,.,､,
　　　　　　 　ｊ ii.|￣￣￣||￣￣￣!i i.i,
　 　　　　 　 ｊ ｉi |／／　.||　　　　,ｌｉ.i ｉ!
　　　　　　　,i i iｉ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!i ｉ i|
　　　　　　　ｊ !ｉ ｉ| . ／　 || ／　　,!i.i ｉ!!
　　　　　　ノﾉｊi,i,.l＿＿__,||＿＿__ｊｉ i i iｌ
　　　　　　"´`"ﾞ`￣￣￣￣￣￣"´"`´


　　　　　光は、あまり好きではないです。

:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ili;l;l;l;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ili;l;l;l;:;:;::;:i:;:;;:
:;i:;::;:iillii;::;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;:;:;:;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;:;:;:;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;:;
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ili;l;l;l;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;:;:;:;:;:;:;:;:;ili::;
:iillii;::;:;:;::;:i:;:;;::;:;:;::;:i:;:;;:
:;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;:;:;:;:;:　　　　　　　‐＝==ｪｪｪ_､
;:iillii;::;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;:;;　　　　　　　　　　　　 `
:;:;:;:;:;ili;l;l;l;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;:;:;:;:;:;:;:;:;ili::;
;:i:;:;;:;;illi:;:;:;:;:;:;:;:;:;ili::;;:i:;:;:;:;:;
:;::;:i:;:;;:;;il　　　　　　＿＿＿＿_
:iillii;::;:;:;l;　 　　 　´ﾞ￣￣￣￣｀`
:;:;:;:;:;:;:;:;ili;l;l;l;:;:;::;:i:;:;;:;;i;:;:;:;:;:;:;:;ili;l;l;l;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;:
:;i:;::;:iillii;::;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;:;:;:;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;:;:;:;:;:;::;:i:;:;;:;;illi:;:;
::;:i:;:;;:;;i;:;:;:;:;:;:;:;ili;l;l;l;:;:;::;:i:;:;;:;;i;:;:;:;:;:;:;:;ili;l;l;l;:;:;:;:;:;:;:;iｌｌｌi

　　　　　　　よく目をつぶっているけど、
　　　　　　　孤独はキライです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【Praludium03】　fin

　　　　　　　　　　　　ﾊ,,ﾊ
　　　　　　　　　　　 (,, ｡ ｡)
　　　 　 　 　　　　　(,,っ/77
　　　　　　　　　　　　 　￣

　ちっちゃなころから、
　　　　　　　　　本を読むのが好きだった。

　　　　　 　 　 　 ,.､-‐'''"´￣｀"'''‐-､
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　/.　 　　iﾟVﾟVﾟi ,ﾒﾊiﾒ☆　 　ﾞ､
　　　　　　 ,'　　　　 (, ﾟД) (ーﾟ*川　　 　',
　 　　　 　 ! 　 　 　 Ｕ ｌ｣ ｌ)({：i}}}Ｕ 　 　　 |
　 　　　　　',　　　 　 |__｣_｣ノﾉ｣｣｣ゝ　　 　 ,'
　　　　　　　ﾞ､　　　 (＿)__) (__(__｣　　　　/
　　　　　　　　ヽ､　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　`'‐-　､.,,＿,,...　-‐'''´


　 　　　　　　子供が本を読むときって、
　　 　　　例えば主人公とか、ヒロインとか、
　 　　　　　　 登場人物に憧れるのが
　 　　　　　フツーなのかもしれないけど、

　　　　　 　 　 　 ,.､-‐i''"´￣l｀"''‐-､
　　　　　　　　／＼/￣|　　/　　　　 |＼
　　　　　　　/l　＿　i／Vﾟi lﾒﾊiﾒ☆／　 ﾞ､
　　　　　　 ,'＼/＼　,＼　) ＼ﾟ*＜L＿_ 　',
　 　　　 　 !＿／レ/　/｣ ｌ)({/i}}}Ｕ/　　 ＼|
　 　　　　　',　　 ／_／＞｣-√|,／｣ゝ　 / ,'
　　　　　　　ﾞ､￣|／ﾚ´|＿)__) /_(__｣/￣L/
　　　　　　　　ヽ､＿/￣＼＿/＿√＼ ／
　　　　　　　　　　`'‐-　､/,＿|,...　-‐'''´


　　　　　　　　　　　　僕は違った。

　　　　　 　 　 　 ,.､-‐'''"´￣｀"'''‐-､
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　/.　 　　　　∧,∧　 　 　 　 ﾞ､
　　　　　　 ,'　　　　　　(´- ｀ )　　　　　 　',
　 　　　 　 ! 　 　　　((φ　と l　　　　.　 　 |
　 　　　　　',　　　 ￣/二7￣￣￣￣　　　,'
　　　　　　　ﾞ､　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　ヽ､　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　`'‐-　､.,,＿,,...　-‐'''´


　 　　　　　僕が憧れたのは
　　　　　　　　　　　　　本の作者だった。

　　　　　　　　　_,.　-'''""´
　　　　　　　 ｣´
　　　　　　　|
　　　　　　｢
　　　　　　＞
　　　　　/ 　　　　　　ﾊ,,ﾊ
　　　　　L,　　　　　 (,,ﾟ -ﾟ)
　　　 　 　＞　　　　(,,っ/77
　　　　　　＼　　　　　　￣

　　　　　遠くから知らない人に言葉が届く。
　　　　　そういうものへの、本質的な憧れ？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿/　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｣ ＼
　　　　　　　　　 　　iﾟVﾟVﾟｉ　_／☆
　　　　　　　　　　　 (, ﾟД)　/-ﾟ*川
　 　 　 　 　 　 　 　 Ｕ ｌ｣ ／：i}}}Ｕ
　　　　　　　　　　 　 |__｣/￣ﾉ｣｣｣ゝ
　　　　　　　　　　　 (_／__) (__(__｣
　　　　　　　　　　＿/
　　　　　　　　、　／￣
　　　　　　　／￣＼

　　　　または絶対の権力、支配への憧れ？

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　, ､
　　　　　＿＿＿／' `､＼
　 　 　　|l!￣￣ ﾞ、 　　`､＼
　　　 　 |l!　　 　. ﾞ、　　　 > ,>
　　　 　 |l! 　 　 　 ﾞ、 , ', '／
　　　 　 |[三三三三', '／
　　　　　￣￣￣￣￣


　　　ちょっと成長して、
　　　　　　　　前よりも自分がキライになった僕は

　　　　　　　　　　　 ,∧∧
　　　　　　　　　　　 (｡ ｡ ,,)_
　　　 　 　 　　　 　φ[_|_O＿｀つ
　　　　　　　　　 /二７
　　　　　　
　　　　本を書き写すことが好きになった。

　　　　　　　　　　　　 /７
　 　 　 　 　　　　 ,.ｒ /./―
　　　　　　　　　 / し / ,ｒ''
　　　　　　　　　 `/_(,／
　　　　　 　　　　 レ'


　　　ただ書いてある文章をペンで写すだけ。
　　　―でも。

　　　　　 　 　 　 ,.､-‐'''"´￣｀"'''‐-､
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　/　 　　　　∧∧　　　 　 　 ﾞ､
　　　　　　 ,'　　　　　　(ﾟ- ﾟ,,)　　　　　　　',
　 　　　 　 ! 　 　　　((φ と,l 　 　 　 　 　 |
　 　　　　　',　　　 ￣/二7￣￣￣￣　 　 ,'
　　　　　　　ﾞ､　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　ヽ､　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　`'‐-　､.,,＿,,...　-‐'''´


　 　　　　　　自分が存在している錯覚。。

　　　　　　　　　､,；:.　　　　　i；.
　　　　　　　；.
　　　　　　　　　　　 /´7　　＿ _
　　　　　 　 　 　 　 |　|　／,. -┘　　　；:.
　　　　　　　　ｒ ､　 |　 l/ ./_,. -‐ ┐
　　　　　　　　| └-'　ｒ'⌒'､ -ﾆ_"ﾞ
　　　 　　　　　＼　　 ﾞ､＿ﾉ 　､ ｌ　　　:.i
　　　　　　　　　　`''ﾌ　　　　| └'


　　　　　　　　支配している錯覚。

　　　　　　　　　　　 ,∧∧
　　　　　　　　　　　 (｡ ｡ ,,)_
　　　 　 　 　　　 　φ[_|_O＿｀つ
　　　　　　　　　 /二７

　　　　　　　　　　もう戻れない。

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　 ,/ﾞ､
　　　　　　　　　　　/,'_/
　　 　 　 　　　 　 / /　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　　　　　　 /_/　　　　　　　　　　|ll|　　　　
　　　　　　　　　 ﾚ' 　 　　　　　　 　　 |ll| (ﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　 |ll|

　　もっと成長して、
　　　前よりもさらに自分がキライになった僕は

　　　　　　
　　　　　 　　　 　 　 ∧∧
　　　　　　　　　　　 (ﾟ- ﾟ ,)┐
　　　　　　　　　　　 φ と) :|
　　　　　　　／￣/二7￣￣￣￣￣ﾞ、
　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　ﾞ､

　　一度だけ、
　　　自分の文章を書こうと思ったことがあった。

　　　　　　ﾞ､>､　 　 　　il
　　 　 　 　 ＼＼　　　i l!
　　 　 　 　 　 ＼<ﾞ ､　　
　　 　 　 　 　　　＼>'　i
　　　　　　　　　-` 　ヾ､　 ､-


　　　　　　でも、かけなかったんです。

　　　　　 　 　 　 ,.､-‐'''"´￣｀ﾞi'''‐-､
　　　　　　　　／　　　　　　　/､＿　 ＼
　　　　　　　/＼　　　　∧／　　　 　 　 ﾞ､
　　　　　　 ,'　　L　　　(ﾟ-|ﾟ,,)　　　　　　　',
　 　　　 　 ! 　 　《,　((φ ＞,l 　 　 　 ＼__|
　 　　　　　',　　　＼/二7＼￣￣￣　_／,'
　　　　　　　ﾞ､　　　 L√`´＼￣＼／　 /
　　　　　　　　ヽ､　　　、＿ /　　　|　 ／
　　　　　　　　　　`'‐-　､／_,,...　-‐'''´


　 　　 ｢キライな自分｣は、憧れにはなれません。

　　　　　　
　　　　 　 　 　 　 　 ∧∧
　　　　　　　　 　 　 (｡ ｡ ,,)┐
　　　 　 　　　　　　 Ｏ　と) |
　　　　　　　／￣/二7￣￣￣￣￣ﾞ、
　　　　　 ／　　　　　　''' ==-　　　　 ﾞ､

　　そんな事実に心から納得して、涙は出ません。

　　　　　　　　　　　　　　　　♪
　　　　　　　　　　　　　　　´
　　　　　　　　　　　 ,∧∧
　　　　　　　　　　　 (　　,,)_
　　　 　 　 　　　 　φ[_|_O＿｀つ
　　　　　　　　　 /二７

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　そして、またボクは書き写しを始めます。
　　　　　　　　　鼻歌を歌いながら。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　 　 　 　 ,.､-‐'''"´￣｀"'''‐-､
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　/　 　　　　∧∧　　　 　 　 ﾞ､
　　　　　　 ,'　　　　　　(　　,,)　　　　　　　',
　 　　　 　 ! 　 　　　((φ と,l 　 　 　 　 　 |
　 　　　　　',　　　 ￣/二7￣￣￣￣　 　 ,'
　　　　　　　ﾞ､　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　ヽ､　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　`'‐-　､.,,＿,,...　-‐'''´

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 　　でも自分は別の人間で、ボクは一人の作家。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　|::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　 　 　 　 ,.､-‐'''"´￣｀"'''‐＿_／:::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　／　　　　　　　 ＿/ 　 ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　/.　 　　　　∧, ／　 　 　 　 ﾞ､::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 ,'　　　　　　(´-/ﾟ ,)　　　　　 　',:::::::::::::::::::::::::::
　 　　　 　 ! 　 　　　((φ ｣と,l　　　　.　 　 |::::::::::::::::::::::::::
　 　　　　　',　　　 ￣/　/￣￣￣￣ 　 　 ,':::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　ﾞ､　　　　／　　　　　　　　 　/:::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　ヽ､　　|　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　`／ 　､.,,＿,,...　-‐''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　 ／￣::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　まだボクは錯覚に住んでいるんですね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　 ,∧∧
　　　　　　　　　　　 (　　,,)_
　　　 　 　 　　　 　φ[_|_O＿｀つ
　　　　　　　　　 /二７


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　それでも今、ボクはボクが好きです。
　　　　　　　　ここに居る自分ではなく、


　　　　　　　　どこかに居る、ボクが。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


　　　　　　　　　　　　 　　　#3．��僕についての考察�’in

電波…

なんか凄ぇ…

あるあるwwww

保守

保守

　

保守

保守

　　　　　　　　　 ／＼　 　 　　　／＼
　　　　　　　　　 ＼　 ＼　__　／　 ／　　　　 /l
　　　　　　　　　　　＼　 ＼／　 ／　　　　<ﾆﾆﾆヽ　
　　　　　　　　　　　　 ＼　　　／　　　　　　//　| |　
　　　　　　　　　　　　 ／　　　＼　　 　 　　l/　</　<＼
　　　　　　　　　　　／　 ／＼　 ＼　　　　　　　 　 　`´　/l
　　　　　　　　　 ／　 ／ |＿| ＼　 ＼　　　　　　 　 lﾆﾆ -'
　　　　　　　　　 ＼／ 　 |lllｌl|　　＼／　　　　　　　　
　　　　　　　　 　 　 　 　 |lllｌl|_
　　　　　　　　 　 　 　 　 |￣| |　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　 　 　 　 　 |＿|/　　　　　　　　　　　　　　　　
　 　　　 　　　 　 , ｒ,====|ｌllll|====､、　　　　 /l
　　　　 　　　　 Ｔﾞ￣ ﾞ、;;;|llllｌ|;;;　ｒﾞ￣ﾞT　　<ﾆﾆﾆヽ
　　　　　　　　　ﾞ ､__ ノ―|￣|― ﾞ､ _,ノ　　　//　| |　<＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 |＿|　　　　　　　　l/　</　　`´　/l
　 　　　 　　　 　 　＿ｒ―|llｌll|―-､　　　　　　　　　 　lﾆﾆ -'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　たまに思うことがある。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　

　　　　　　　、　　　　　 l　　　　/
　　　　　　　　　　<＼ ／>
　　　　　　　　　　　> .　<
　　　　　　　　　　<／||＼>　カ ン
.　　　　　　　カ ン　　||　　　　　　　　　　　　　　∧∧
　　　　　　　　　　　Ｏ||Ｏ　 　 　　 　 　 　 　 　 (　　 )
　　　　　=========､|ｆｺ　　　　 　 　 　 　 　 　U　　|)
　　　　　#########l|||―━―━―━―━─━─━─━―
　　　　　#########l|||ｭ　　　 　 　 　 　 　 　 　 U U
　　　　　#########l|||三ﾖ＿＿＿＿＿＿＿＿_＿＿＿＿＿_
　　　　　≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　 　　　　　　　カンカンとうるさい音の中にいると、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　＞‐　､ｒ ‐ ＜
　　　　　　　　　　　　　 ／　　 　 |o`''"´ ＼
　 　 　 　　　　 　 　 　 |　　 　　 :| 　　　　　ﾞ､
　　　　　　　　　　　　　|　 　|　 　|o　 　　| 　 |
　　　　　　　　　　　 　 |　 　|　　 |　　　　 |　　|
　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　＿＿ｆlllllllllllllｆ＿＿＿ｆlllllllllllllｆ＿＿＿ｆlllllllllllｆ＿＿＿ｆlllllllllllｆ＿_
　　 　 　 　 　　　　 　ﾉ＿_,｣　 　 |o　 　 　,ゝ/
　　　　　　　　　　　　| 　ｌ｣ ―-..'` -―'''´ Ｖ
　　　　　　　　　 　 　 ﾞ、_ｊ|::........::: |:::::::....:::､/
　　　　　　　　　　　　　　 |::::.....::::::|::::::......::::|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　 ｢実は自分はこの世界でもっとも異質な人間ではないか｣とか

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 .,､.|| ,､　　　　　　　＿ | ＼ 　　　　　／| ￣￣￣￣￣|　　 ＿＿
＿ >×<　　　ｒ―ｭ.　|　｜ 　 ＼＿＿＿＿_, [_]　　[_]　 |―┴_―┴―――――┐
　 |´ ||８ﾞ＿_|￣￣￣ ﾛ/!　 　　　　　　　　/. [_]　　[_]　 l 　｢l || 　｢l　　 ｢ｌ　 　｢l　 |――┐
== ､ || |‐ ｉ´ｌ三ｌ ｒ‐|￣|ｌ　　. 　 　　　　　l/ｒｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪ､　ｌ｣ﾞ|| ｒ====================
##ｌ|| ||ｭ=========== ｌ 　 　 　 　 　　　! ===============|| ||l###################
##ｌ||_||ヨ‐'''´　　　　　　ﾞ ､　 　 　 　　　ﾉ└┴―┴ﾛﾛﾛ┘￣ ||_||l###################
ﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＞ｰ---ｰ＜ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ`''''- ﾆ _ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／━━━━━━━━／ 　 　　 　　　＼━━━━━━━━━━━`'' ━ ,._ ━━━━
=================/　l 　 　　　　　　ｌ　ﾞ､===========================`'''==､,._ =
　 　 　 　 　 　 　 　 / 　| 　 　 　 　 　　|　 |　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　`''
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈　　l　　　　　　　.　 |　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
＿＿＿＿＿＿＿＿ﾞ、｜ 　　　 　　　　 |　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
llllllｆ　　 ｆllllllllllｆ 　　ｆlllllﾞ､ｌ 　 　 　 　 　 　 |　 | ｆllllllllllｆ　　ｆllllllllllｆ　　ｆllllllllllｆ　　ｆllllllllllｆ　　ｆllllll
￣￣￣￣￣￣￣￣　/ 　 　 　 　 　 　　|　 | ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　_｣__｣
　　　　　　　 　 　 　 '　--――'''''''''"￣ .|__/
　　　　　　　　　　　 　　|...::::::....:.:|::::...:::::::::|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　 ｢自分を気にかけてる人なんて実は誰もいないんじゃないか｣とか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

￣ ‐- ＿　　　　`　　､　　　　　＼　＼　 　＼　　　　＼　　　 ﾞ、
　　　　　　￣ ‐- ＿ 　 `　　､ ,. -―'''''''""￣￣｀""'''''―- ､ ＼　､ヽﾞ､
　￣　　―　　＿ 　 　 　 - __ || ｆlコｌコ‐┐(_,,)　　　[二二] ||＼　＼　　、
-　　＿　　＿ 　　￣　-　　　_|| |ﾛﾛﾛ 　 |｜￣￣￣￣￣　|| |_|＼＼ ､
　　　　　―　　￣　＿―　 ＿|| |　 　 　 |｜　　　　　　　　.|| | ||　＼
―--　　　＿＿　　　　　―　 || |＿＿＿|└―――――‐'|| |_|||ﾞi､.､＼
　　　　　　　　 　 　―　　 ￣_|L＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿｣| | ||| |l|:l||:i､
―　　　 _　＿　　　　―　 　　|　 　 　┌───┐ 　 　 　 | | |||_|l|:l||,l|
　　　　　　　　　￣　　―　ニ |　　　　 | l　　 　 ｌ |　 　 　　 | | ||　 |:l||:ll
- 　 ＿￣　　 　 ―- 　 . 二　| f^) 　 └―――┘　 　.f＾) | | ||　 |:l|ｌ_,.
＿_　　　--― 　 ＿￣ 　 ―-|＿＿＿＿ｒ‐ｪｪ‐ｭ_＿＿_＿_｣_l,､､-'''Tﾞ)''
　　　　　　　　　　　　―　＿　 ｒ‐､ ||l ﾒi　｢i　　｣　ｌﾚ　i｣ ｆｆ;;ｒ＾',　ｌﾉ‐'´ ／
　　＿　　-―　"　￣　　　　―` ､二二二二二二二二二ﾌ､_ﾉ-'　　 ／
　　　　　__　―　￣_　- 　 　 _,. ‐_ﾆ‐''´　　　 　 　 　 _,. .ﾆ´'　　／　　/
_　-‐ ￣　　　　　　　　_,. ‐_ﾆ‐''´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ. ‐ﾆ‐''´　／
　　　　__ -‐　´_,. ‐_ﾆ‐''´　　　　　　　 　 _,. ‐ﾆ‐''´　　　　　　／　　/
　_　-'　 _,. ‐_ﾆ‐''´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,. ‐ﾆ‐''´　／ 　　　／　　　　/
　 _ ‐_ﾆ‐''´　　　　　　　　 　 _,. ‐ﾆ‐''´　　／　　　／　　　／　　　/
ﾞ‐ ''´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ,. ‐_ﾆ‐''´　／　　　／　／　　　　　　　/　
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　けたたましい音を立てて列車がやってくる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　 　 　 　 　　　 (_ﾞ､_／　　　　　　|
　　　　　　　　　　　ノ＿＿＿＿＿_,｣
　　　　　　　　　　　　｜........::::::!...::: |
　　　　　　　　　　　　｜........::::::|...:::::|
　　　　　　　　　　　　｜ .......:::: |...:::::|
　　　　　　　　　　　　｜..... ..::::::|...:::::|
　　　　　　　　　　　　｜........:::::::ｉ...:::::|
　　 　　　　　　　　　　| .........:::::::|...:::::|
　　　 　　 　　　　　　ﾉ_;;;:＿､_;_｣-ｰ┘
　　　　　　　　　　　　ｒ´　 　 　 !＿｣
　　　　　 　 　 　　　└――‐ ┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　おそらく、ちょっとだけ前に出れば、僕は死ぬ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　自分が死んだ後をちょっと考えてみる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ,ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(∀ /)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　U　 ｒ'
　　　　　　　∧∧　　　　　　　　　　(/　､)
　　　　　　 (　∀ )　　 　 　　 ,､　　　　　　　　　　
　　　　　　 U　　|　　 　　　∠;.ｌ；.　;ｆつ　　
　　　　　　 (　　 |　　 　 ｒ´L､,";.； ;.：；　　;.　　∧∧
　　　　　　　U"U　　 ｒ´#l;;.､/；　；.；:.　　　 　 (　∀∧∧
　　　　　　　　　　　　レレ'"　U:；;”;.　　　　　と　 .(∀　,)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　(|　 と
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Uﾞ'U !　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 U"U

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　……みんな笑ってるんだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

＿＿＿ｒ――ｭ＿＿＿ｒ――ｭ＿＿＿ｒ――ｭ＿＿＿＿三＿＿=　＿　三
　　　　 ￣￣￣　　　　￣￣￣　　　三＿＿＿＿　 =　三　　.<＼ ／> ﾆ
====================== ｭ　　　　||￣￣｀ｉ|ｆ´　=≡ .ｒ===　>　　<==≡
　　 |　|　／／　　|　|　　　 　||　|￣|　|| 　 　 .|||. 　 　=. |≡　.<／ ＼>　−
／　|　|　　　三　 |　|　／　　||　|＿|　|Ｌ_＿__｣||_,＿＿_ 三 　 =　| |=≡
　　 |　|　　　　 　 |　|　　≡　||　　 　 .|　　 　 ]|[　　　　= 　 三○| |○　三
==========.∧∧=====≡ '' 　三.　 |　 　 　 | 　 = 　 ≡ -=ﾆ= |｢￣|ｒ===
　　　　 　 　 (　　 )　　　　　　　　　　 |＿＿＿|＿＿＿　三　 　 .|L__｣|###
━―　─━(,ｌ　　U━─━─━─━─━─━─━─━─━‐| | . ||###
､＿ノ￣-`､　|＿_,ゝ､＿ノ￣-`､＿ノ‐ﾞ￣￣ ≡､＿ノ三-` ｢l三三| |コ||###
￣￣￣￣￣ .UﾞU　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　L三三| |コ||###

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　目の前を、列車が流れて行ってしまう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ／ ＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 `' "　|　|　`''"
　　　　　　　　　　　< ＼　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　　|　|
　　　　　　　　　　　　＼ >､　　　　　　　　　　　　　　　　　｜_|
　　　　　　　　　　　　　 ＼;;＼　　　　　　　　　　　　 　 ｒ==|ｌlｌ|==､
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼;;>､　　　　　　　　 　 　.（__）-|lｌｌ|-（__）
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼＼ 　 　 　 　 　 　 　 　　 |　|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　 ＼ >､　　　　 　 　 　 　　 |_,.|
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　＼;;＼　　　　 　 　 　 . |ｌlｌ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　＼;;>､　　　　　　　　|ｌlｌ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ ＼　　　　 　　| |￣￣|
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ >､　　　 　 | |　 　 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　　　バーが上がる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　


　　　　　　　　　　<＼ ／>
　　　　　　　　　　　> .　<
　　　　　　　　　　<／||＼>
.　　　　　　　　 　 　　||||　　　　　　　　　　　　 　 ∧∧
　　　　　　　　　　　Ｏ||Ｏ　　 　　.∧＿∧ 　 　　 (　　 )　　　
　　　　　=========､|ｆｺ　　　　 （‘ - ‘ ∧＿∧ U 　 |)　∧∧
　　　　　#########l|||｣　　 　 ∧∧ }　（　・∀・）ﾉ＿,｣　(,,ﾟДﾟ)
　　　　　#########l|||ｭ　　　 (ﾟーﾟ*) |_（ｌ　 ：　ｌ） U U 　(ｌ　 U
　　　　　#########l|||三ﾖ＿__l ： U_（＿|＿|--1_＿＿＿|　 O＿_
　　　　　≡≡≡≡≡≡≡≡ ﾉ」_[__]≡（_＿）ｰ'≡≡≡　U"≡≡
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　 　　　　　　　　　　ヒトの群れが動き出す。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　 ,. - ―‐ - ､
　　　　　　　　　　　　　　ｒ´　　　　　　　＼
　　　　　　　　　 　 　 　 ｌ　　　　 　　―T"´
　　　　　　　　　　　　　　ﾞ、　　　　　::::::ﾉ
　　　　　　　　　　 　 　 　 ｆ―---- ＜
　　　　　　　　　　　　　　｜ 　 　 　 　',
　　　　　　　　　　　　　　 ｌ　ｌ 　　ｌ.　 　ｌ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　フッっと、思考が戻っていくのを感じる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 .,､.||||､　　　　　　　＿＿＿＿　 　　　　　／l ￣￣￣￣￣|　 ＿＿
＿ >×<　　　ｒ―ｭ.　|　　　　　｜ 　 　　,／　 |　 [_]　　[_]　 | ┴_―┴―――――┐
　 |´ ||８ﾞ＿_|￣￣￣ 　ﾛ 　 ﾛ　|＿　 　 |　 　 |　 [_]　　[_]　 l ｢l || 　｢l　　 ｢ｌ　 　｢l　 |――
== ､ ||||‐ ｉ´ｌ三ｌ ｒ‐|￣| ﾛ 　 ﾛ　!　 |　　 |　 　 ｒｪｪｪｪｪｪｪｪｪ、!.ｌ｣ﾞ|| ｒ==================
##ｌ|| ||ｭ . ｌ_,|三||￣　 .| ﾛ 　|￣￣l｜ 　 |　 　 |　　　　|　 　ｌ |　 .|| ||l#################
##ｌ||_||ヨ‐'''´　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ` ''' ┴――┴ﾛﾛﾛ''￣ﾞ||_||l#################
ﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ,ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ` '''- ﾆ _ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／━━━━━━　(　　)━━━━━━━━━∧_∧━━━━━━　`'' ━ ,._ ━━━━
===============,ｊ 　 l)∧∧============= (　　　)====================`'''==､,._=
　 　 　 　 　　　　　' u-uﾞ(　　 )　　　　 　 ∧_∧(l 　　U　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ (ｌ　　ｌ)ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ(´- ｀ )|　| [__]ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ （-∀-　）ﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　　　 　 　　 　 ,ﾉ＿_｣　 　 　 　 (| 　 U(＿)ー'　　　　　　　　　　　（ｌ　　　ｌ）
二二二二二二二二二　(/ .Ｕ二二二二 Ｏ　[＿]二二二二二二二二二二|　 l　 {二二二
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀U　　　　　　　　　　　　　　　.（＿_）-'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　都会の踏み切りは長くて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　余計なことまで考えてしまいます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【Praludium04】終

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　この街で誰も居ないところを探してみると、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＿＿＿　　､,ｒ､,ヘｒ､ｖ､,、　　_r､_､_
ii ii/￣ハそ；:.:；:. ;:. ";ﾞ:１,_ｒ＾:;."_；｢ _ _
ii i|￣ |　|ﾐ:";:.ﾞ；:.；:";.　 .7｢|┐ｆ‐h ﾆｌｭﾄｪｪlｺ┐ｪ-ﾆｌ＿
ミ:| 　 |　|:;.；";；.ﾞ､;:.　；:. ｆl￣|∠二二/二ﾞ､-､￣ｌ-ｭ|＿￣ハ-､
￣￣;. 　|┐;.　:.";.；　；ﾞｽ^;｢; | ﾛ　[二二二]二二二]／ﾞ､｢|￣|‐ｭ　＿
　;.#　　.; ￣￣|;；:."ﾞ;._,ｆ∠三三ｒﾍ_| ﾛ　ﾛ　| []　 [] |.|￣／二二ハ┐|
＿＿＿＿_　　!＾l´ｭ　ｌｒ^:.＼,､/;.:.；:ｽ, ､,.、 |　, ―――--, ､ [二二二]
;..　#.,　;|;.ｉ;..|''"´　　　ﾌ;.；　:.；;.　;"ﾞ;ｆ´/;.；＾ﾍ/＿＿＿＿,/__ﾞ、―／二　
　.;　.;.　|　 ;|＼　　､そ:.";　.ﾞ；.;" ﾞ:. ;´;.；.:.　;;ヘ　-､ｒ､　　| ｒ､ｆ＾｀`　＿_
＿＿＿|＿,|､ ､ ＼-''1; .;. ;；.; .； ;. ;. ;.　;.；.:.；. ；L:.;；"＾ｒ^｀；:.:.；　;/三ミ
￣￣￣|￣.|-‐ '' Ｔ"Ｌレ'ヘ　;. ； :;.　；.;　:.;" ﾞ;；.ﾌ;.；　そ;. ；:. ";./三三
;.;　　.".;|　; | 　 　 |_　　　　ﾚ-ヘ ､､_,.；:.;；_;ｒ､ｆ´､,.ノｗ_,ﾍ_;;"ﾞ；/三ミ三
＿＿＿|,＿|　　　 |-''´　　　　　 ﾞ,Ｖ/＾"´　　ｌ;. ;iｌ　　ｌ;ｌ 　W /三三三
￣￣￣|;￣|　　　｜　　　"ﾞ　　　 | ｌ　　 　 ,ﾉi!;. ',　　　　 |i/三三ミ三
;.　.:.;　. |　 .|-‐''ヘ-､_　　 　 ;. 　　ｌ |　ｆﾕｆﾕ　　　　　　　 ,/三三三三
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　二つくらいしか思い浮かばなかった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　なんでそんなものを探していたかというと、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　（ｌ　　 　 ｌﾞ）
　　　　　　　 　 　 （ｖ￣ｖ　）
　　　　　　　　　　　∨￣∨

　　　　∧＿∧
　　　 （, 　・∀）　　　　　　
　　　 （ｌ　　　 ｌ）
　　 　 .|　 |　 |　　　　 ,. -- ､
　　　 （＿_）＿）　　∠∠　　.ｌ
　　　　　　　　　　　(_(二二 _ﾉ　 　 　 　 ｒ､
　　　　　　　　　　　／ ,ハ　　ﾞ､　　　　　|　ﾞ､＿＿／ ｌ
　　　　　　　　　　（＿ ﾉﾉ ﾞ､＿ﾉ　　　　 /　　　_　　_　ﾞ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｌ　　 '´　　　 ｀ .ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ、　　　ー‐　 ,ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＞　　　　 ＜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　この街は人にあふれていて、みんなが笑顔で、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　なんだか

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　（ｌ　　 　 ｌﾞ）
　　　　　　　 　 　 （ｖ￣ｖ　）　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　∨￣∨　　　　　　　　　､＿r-[ orange
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　＼
　　　　∧＿∧　　　　　＿＿＿＿＿＿ /
　　　 （, 　・∀）　 　 ／ 　 　 　 　 　 ／|
　　　 （ｌ　　　 ｌ）　／　　　 　 　 　 ／　｜　#4．��オレンジと青��
　　 　 .|　 |　｜ . |￣￣￣￣￣￣l　　　|
　　　 （＿_）＿）　|　 　 　 　 　 　 |　 　 |　
　　　　　　　　　　|　 　 　 　 　 　 |　 　 |.ｒ､　　　　　 ､
　　　　　　　　　　|　 　 　 　 　 　 |　 ／ |　ﾞ､＿＿／ ｌ
　　　　　　　　　　|＿＿＿＿＿＿|／　 /　　　_　　_　ﾞ､
　　　　　　　 ､ ／　　　　　　　　　　 　 ｌ　　 '´　　　 ｀ .ｌ
　　　　　＿／L　　　 　　　　　　　　　　ﾞ、　　　ー‐　 ,ﾉ
　blue-┘　　　　　　　 　　　　　　　　 　 ＞　　　　 ＜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　煩わしく感じられたからだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　 　 ――――ｧ―――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　三三/三三
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　ﾆﾆ/||ﾆ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[i==|===‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||
　　　　　　　　　　　　　　 , -― '''''""ア!
　　　　　　　　　　　　　／　　 　 　／　|
　　　　　　　　　　　 ／　　 　　 ／　　｜＿＿＿＿＿＿　
　　　　　　　　　　／　　　 　 ／　　　　l__　　　　　　　　 |＼
　 　__,,,.. ､､､､､ ---┬i''''i'"""｢´｢￣￣ｌ | ￣ ｢"i'''' ―--- ､､､､,,,,
　　| | | | | |｜|｜|｜|｜ |　|　|　| 　|　ｌ| |　|　|　|　|｜|｜|｜| | | |
　,,_| | | | | |｜|｜|｜|｜ |　|　|　| 　|　ｌ| |　|　|　|　|｜|｜|｜| | | |
　‐- ﾞﾆｆｆﾞｒ ―ｒ -- ､､､ｌﾆ二i]'―'―'--'-' ‐'―'''_''_''ﾆﾆﾆﾆ"-ﾞ‐ﾞﾆﾞ
　- ､,.,_|| |￣｀|l"` '''''―---　､､ 二二 工 二二--―　'''''"´￣
　　| ｒ-|| |""'''ｰ- ､､＿ 　 ; 　 　 ￣￣:| |￣￣　; .　.; 　　　_,.､､
　　| |l `‐ﾞ===[‐'-'　｣_l `'i'‐- ､,,, . _ 　 | |　　_,. ､､　-‐ 'i'""_ﾞ,! -‐
　　| |ll` ｉ　 ||||＿-┐　!｀" ‐-　､!, _ｌ￣| |￣ｌ_ ,!､　-‐　 " ´　 _,. -
　　| |lｌ　|　 ||||　ﾟ|　|　 |　　; ;.: 　　　￣| |￣　 _,.､､　-‐''''''ﾞｉ　l
　　| |l|　|　 |||l　 |　|　 |　ｒ- ､ ,,._ 　 . : | | ;;　 |　　 　 　 　 |　l
　　| |lｌ　|　 |||l　 |　|　 |　||　　　|| ; :; ;;;| |;. 　 |　　 　 　 　 |　l
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　 まず最初に思い浮かんだ場所は
　　　　　　　　　 　　　古びたビルの屋上だった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　 ―‐ｧ―
　　　　　　　　　　　　　　　 ==/=
　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣/l――┐
　　 　 　　　 　 　 IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII
　　　　　　　　　　ｆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ;ﾆﾆ;. ﾆﾆ|
　　　　　　　　　　| .;》.|　;.#　　　　;."/ ; . : 　 .|
　　　　　　　　　　|:.ｷ;.|　　llｷ`;:.´! 　>|￣#＾|:｜
　　　　　　　　　　|　;; |;;. : l| L_;;;ﾞ|;.#. l|　 ; . |.｜
　　　　　　　　　　|;　;..ﾌ ;. l|＿＿|;. 　l|＿_ｒ#;ﾞ《
　　　　　　　　 　 ｆ#;. 《;.#;.ｷ；;.:;/　:.;;　:. 　 ;. ｷ|
　　　　　　　　　　》 .　|､;.　ヘ;;ｊ ;＼"";.　;." .ﾞﾞ<
　　　　　　　　　　ﾋ　 ;|　:. l|￣￣|〈 . l|￣￣|. ;|
　　　　　　　　　　| (;.;ﾞ|#　;l|　 　 |;ｷ; l|　 　 | . !
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　 いつまで使われていたのかわからないそのビルは、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

:."ﾞ　：.":."ﾞ　：."":."ﾞ　：."；　.;.;:;."；:. . ; ;:;."；　.;.;:;."；:. . ; ;:;."；　.;.;:;."
：."　.;."ﾞ　：.".;.."；　.;."ﾞ　：.".;.."；　.;."ﾞ　：.".;.."；　.;.　:.;. ;:;；. ”ﾞ;. _,,､､
"ﾞ　：."；.;.."　.;."ﾞ　：.".;.."；　.;.;:;."；:. . ; ;:;."；:. . ; :. ＿,;､､ -‐'''"´　:;.
`"'''"‐- ､､,,,＿　　　”ﾞ　：.":;.;.：."；　.;.､､-―'''''"´　 __　 ｒ‐'''' "! :;. ;
　　" :.；ﾞ　　:;.　　￣｀" '' ―-iｒi‐'''"´_,,... ｒ‐''''!　ｆ":´　|　|:::::|　 |　;；
　;:."；:."ﾞ　：."；.;.：."；　.;.　:";ﾞl| |ｆﾞ´| |　 | |::::| |　|::::|　 |　|:::::|　 | ;:；
:;.　､:　：."；.;.:;; .＿／　；”;.;ﾞ　l| ||_,_| |_,, | |＿_|　|＿＿|　|＿＿.|　;.
　　i、　　;”ﾞ;"　；/　;:;."；:. . ; l| || l | |:::|.| |::::| |　|::::|　 |;. |:::::|　 |　"ﾞ
　;. 　>へ　;.. 　;.; ＼　;.;"；.;ﾞ; l| |l.,l_| |＿| |::::| |　|::::|　 |　|:::::|　 |　:;.
―ｰ‐.ｒ､　　;.　；:.";.ﾞ :.　;."；;ﾞ l| |　　:. 　　 ￣　; ﾞ"'''''' ﾞ ; ﾞｰ---';　/:;
| | | | | |`''‐- ､,＿＿＿＿＿＿　:.; 　:.;； "ﾞ;.　;.　/ヘ、　;.”;.；:.;.　:; :;
| | | | | | | | | | || | | | | | || | | | || "'' ｰ- ､､,,,＿　;.;":. ;.　　;；";.; ：；　:.
二二,＼,| | | | || | | | | | || | | | ||　　;.;.　　　; :" ￣""'''''―-- ､､,,,＿
　　　|＼l`''-∧∧―ー‐||――||　　　　:.<＼　:;”;.:,　: ;.　.;；　　　
　　　| ;. `''‐(　　 )――――‐_ｪ- ､　　　 ＼i　;.　；;　.;."ﾞ　：.".;.."；　.
-‐''''iﾞ:.:.　　 U 　 |　 _,,.. ､-''''´l＼　 ＼　　:;.；　:.；　.;."ﾞ　：."　.;.."；　.ﾞ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣;￣　;　；:.　　　;.；　　:.":.　　　;.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　今はもう都会の廃墟となっていて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　出入りする人はいなかった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ―‐┬―‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　ﾆﾆ|ﾆﾆ
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿|＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 　 　 　　　ﾞ　 　 /|
　　　　　　　　　　　　　　　 |￣￣￣￣￣￣￣￣| ／￣￣￣/|
　 　 　 　 　 　 　 イ´|￣｢　!　　;. 　　＿＿＿＿ .||￣￣￣￣| |￣i'､
　 　 　 　 　 　 イｌ |　|＿|__.|　#.　　　|　　　　　 | ||.# 　 　 ; . | |＿ｌ ｌ
　 　 　 　 　 イｌ |／￣￣￣|　　　:. 　|　　　　　 | ||　: .; 　.:　.;| |￣ﾞ､
　 　 　 　 イｌ |／.: 　　 ﾟ　 ∧∧　　　|　　　　　 | || 　 ; . 　　《.:|
　 　 　 イｌ |／;.　　　:..　　(　　 ,) 　 . |　　　　　 | ||　#:　 　.;. |
　 　 イｌ |／　　　 :　.。 　;(|　　U　￣　　　　　:.　;:.　　　　.:　　　.:
　 イｌ |／　　.;　　。:.　　　ﾉ＿_,｣　　　:.　　ﾟ　:　　　　　:.'ﾞ　　.
　　|／　　　　　:. : 　　.　　 U U　:　　　.:　　　　:.　　　　　:.　　:
　／　:.　　　:.　　　　。　:.　　　　　　::　　:　　　　　..　　　　.:　　　.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　 忍び込んだ屋上で、ずっと空を見てた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　空には何もいなかった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　( ￣ )>
　　　　┬┬┬┬┬ ０┬０ ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬
　　　　｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜
　　　　┴┴┴┼┴┴┴┴┴┼┴┴┴┴┴┴┴┼
　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　;;;"#:.　　/　　　:.;;. ｷ　　　　: "ﾞ;.　;.":.;　.;#　　;
　　　　　　;. ＼　”;.ﾞ　　;;.:.
　　　　￣￣￣￣|　　　　 .　　; ;.:　/.　|￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　僕を笑う人はいなかった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ^｀⌒ｒ''＾^へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｆ´　　　　　 　 ,）
　　　　ｒ⌒^ヘ、　　　　　　　　　　　　 ｀て､（_ 　　ﾉｿ
　　　　ヽ､､ｒ､ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ー^´
　　　　　　　　　
　　　　　　 　 　 　　　 　 ,. ''´￣｀ヽ、
　 　　　　　　 　　 　 　∠.,_　　 　 _,.ゝ
　　　　　　 　 　　　　 　　＞-‐ -＜
　　　　　　 　　　　　　 ／ 　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　,/　/ 　　　 　 ﾞ、 ﾞ､
　　　/￣￣ｌ―‐┐　/　/　 　　　　 　ﾞ、 ﾞ､　＿　　　ｒ―┐
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/　/　　　　 　 　 　ﾞ、 ﾞ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　なんとも心地よくて、じっとしてた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

:. :.　　:.:.　;:.:. :.　　:.:.　;:.:. :.　　:.:.　;:.:. :.　　:.:.　;:.:. :.　　:.:.　;:.
: :. :　.: て⌒´^ ﾍ,　;:.　:. :.　　　;:　.:. :.　　　;:.　:. :.　　 ; :.::　;
　:　. 　 ｆ　　 ＿)ﾉ　:　:.　:　　:　:.　:　　:　:.　:　　:　:.　:　:.　:
　: .　 　 `"´　:.　　:　　.　:.　　:　　.　:.　　:　　ｒ"´⌒ ^ ヘ .:
）　:.　. .　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　 .（　　　:　 .ﾉ ）
. .　　　　　　　　 　 　 ｒ'´ ￣ ｀'' ､　　 　　　　 "`⌒"｀`｀ :.
　　|￣￣￣|　 　ｒ―┐.∧∧　　.ﾞ､　　　＿　　　　　　ｒ―
┬┬┬┬┬┬┬┬┬(　　 )┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬
｜｜｜｜｜｜｜｜｜(ｌ　　ｌ).|..｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜
┴┴┼┴┴┼┴┴┼ﾉ＿_」┴┴┼┴┴┴┼┴┴┴┼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣ UﾞU　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　そしたら、どんどん日は傾いていって、
　　　　　　空はオレンジ色になって行った。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　 ｆヽ､
　　　　　　　　　　　　　　 |ｌ　 ﾞ､　　 ,. イ
　　　　　　　　　　　　　　/　　￣' ´　 /ｌ
　　　　　　 　　 ｆ"ﾆﾆﾆﾆｌ　　 　　 　 '　ｌ ﾆﾆﾆﾆ
　 　 　　 　　　,l .! || || || ﾞ､ 　 　 　 　 ﾉ || || ||
　　　　　　　　,ｌ　ｌ=======7ﾆﾆ二二ｽ=====l=
.　　　　　　　 ,ｌ　ｒ‐/`''‐ ､/　　　　　　 ﾞ、￣￣
　　 　　 　　 ,l　ｆﾞ´/`''‐ ､|o　/　　 / 　 ',
　　　　　 　 ,l　 `〈　　　　` ''ﾞ　　 /　　　',
　　　　　　 ,l　 　 ｌ`''‐ ､,_　　　　/ 　 　　.',
　　　　　　,l　　　｜　 　 ｌ`''‐-‐'　　　　　 ﾞ､
　　　　　 ,l.　　　　| 　 　 |o　　　　　　　　　 >
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　―過ぎていく時間。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　だんだん僕は、

　　　　　　｢お前なんかいらないんだよ！｣って

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　　　ｒ､　　　　 ､
　　　 　 　　　　　　　|　＼＿／ |
　　　　　　　　　　　 ｆ　 　　　　　 ﾞ,
　　　　　　　　　　　 ﾞ、　 　　　　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　＞‐ ､ｒ ‐ ＜
　　　　　　　　　 　 ,/　　　:ｌo　　　ﾞ､
　　　　　　　　 　　/　l　 　.|　　　ｌ　ﾞ､
　　　　　　　　　 ｆ⌒ヽ　 　.ｌ　 　 ｒ ⌒',
　二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
　　 | |　 　 　 | |　　ﾉ＿ 　| | ＿_｣　 | |　 　 　 | |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　空に言われてるような気がして、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　 　 　 　 　 　 　 　＿
　　　　　　　　　　　∠∠ ,,)
　　　　┬┬┬┬┬ ０┬０ ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬
　　　　｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜｜
　　　　┴┴┴┼┴┴┴┴┴┼┴┴┴┴┴┴┴┼
　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　;;;"#:.　　/　　　:.;;. ｷ　　　　: "ﾞ;.　;.":.;　.;#　　;
　　　　　　;. ＼　”;.ﾞ　　;;.:.
　　　　￣￣￣￣|　　　　 .　　; ;.:　/.　|￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　もう上を見ていられなくなった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　居場所を失った僕は、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　 　　＼`´:.； ";＾ﾍ:､.:.　:.　:.； ﾍ
　,. _ 　　　＼:.　";.ﾞ そ ｣´　.；:. ； て
　　　`''‐ ､,. _＼:. ；:.: ｒ':. :. ：: ;:. :.；<　　　　　　　　　 _
　ｪｪ ､- ､ f >:. "ﾞ　:. '､　;.；:"　.:. ；ｿ　　　　　　　,ｆ`´:.；`1､
　　 |``=ｪ_ｌ' :. ；: ´.　<:. ；:.";. :. ﾞｒ'　　　　　　ィ:｢`´^､ｒヘ_､
　　 |. 　 　｀l:. ":.　 ､,､ｒｖヘ　:.；｢　 ‐ﾊ￣　､｢:.,>；:.: ";　ﾞ.； L　ｒ´ヘ
　￣｀'' - ､_｣― ｒ`´:.; "ﾞ　:そ_:.:1　＼ﾞ｢￣ ｆ:.ｒ´:."; ﾞ； ;. :"／￣￣
　　ｒ- ､._ﾞ´l　　>:.　：:. ";.ﾞ 〈__ -ｌ　ﾛ　ﾞ､‐　 < :.　;. :;　. ∠,,＿＿__
　　|　ll　|　| 彡ﾐ＾｀''ヘ、―ｨ´!/ 　_　　ﾞ､ｒ､ ミ:.":. ；; .＿_ : ｌ |==| ｌ
　￣￣￣｀ヽミ､ｌミ^:. ミﾐｔｔ|_|/　　 ｌ｣　 　ﾞ､l` ､`'' ､　 ]==l　| |　 |_ｌ
　￣￣｀｀"" '''''''' ―┐-i／　　 　 　　 　 ﾞ､　｀ ｆ"ﾞl===ｆ"ﾞ"ﾞ　　| ｌ
　　　　　　　　　 　　 |／ 　 　∧∧　 　 　 ﾞ､　.|　 !ｔｔｔｔ|　 　 　 | ｌ
　　　　　　　　　　 ／ 　　　　(　　 )　　　　　ﾞ､ |　 |ｔｔｔｔ|　 　 　 | ｌ
　　　　　　　 　 ／　　　 　 　(l　　U　 　 　 　 ',ﾞーﾞ￣ﾞL＿_　　| ｌ
　　　　　　 ,. ''´　　　　　　　　L_,_ ゝ　　　　　　',　　　　　　 ￣
　　　　,. ''´　　　　　　 　 　 　 U Ｕ　 　 　 　 　 ｌ　　:.　　　ﾟ.　
　,. -''´　　　　　　　　　　 ／￣/　　 　 　 　 　　ｌ 。　　　:.　　。
　　　　　　　　　　　　　／　　/　　　 　 　 　　　 ｌ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　だれもいない場所を探して、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ずっと坂を下っていった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

::. ::. :: :.. ::. :: :.. ::. :: :.. ::. :: :.. ::. :: :.. ::. :: :.. ::. :: :.. ::. :: :.. ::. :: :.. ::. :: :.. ::.fh
_,. _,_,_ _,. ,. _,_,_ _,. ,. _,_,_ _,. ,. _,_,_ _,. ,. _,_,_ _,. ,. _,_,_ _,. ,. _,_,_ _,. ,. _ .ｒｪ| |_
　　:.　　:.. :.　:.　:.　"ﾞ: .　;:.　:.〜 :. :. :.　:.　:.　"ﾞ: .　;:.　:.〜 :. 　　　｢三ミ
　〜 　　:. "ﾞ" :. :. ﾞ :.　:.　:.　"ﾞ: .　;:.　:.〜 :. :. :.　:.　:.　"ﾞ: .　;:.　:.〜ｒ､i. :.
　　:. "ﾞ" :. :. ﾞ :.　:.　:.　"ﾞ: .　;:.　:.　:. "ﾞ" :. :. ﾞ :. :. :. ﾞ :.　:.　:.　"ﾞ: .　;:.　:.
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
. .| |:. 　| |.　 .| |: .　| |:　"| |　:. | |..　 | |　:. | |　:. | |　".| |.　. | |　".| | : ..
:. | |　:. | |:. :. | |　_ｒ| |〜''| |､ _ | |. ":.| |ｒ〜| |､ _ | |:. 　| |. :　| |　_,.| |ｒ〜
^ﾞ| |`L.,| |ｒ〜| |＾'　| |　　| |　　| |´`'ﾞ| |　　| |　　| |`L,.| |ｒ〜| |´　.| |
　| |　　| |　　| |　　| |　　| |　　| |　　| |　　| |　　| |　　| |　　| |　　| |
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌ＼.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
.￣￣￣￣￣￣￣￣ ｆ:. 　￣ﾞ"ﾌ　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　 ﾞ､:. 　　.ﾉ
　　　　　　　　　　　　　ｆﾆﾆﾆ '､
　　　　　　　　　　　　/ 　 　 　ｌ
　　　　　　　　　　　 </　　 　| |
　　　　　　　 　 　 　 '‐ｧｰr―i"　　　
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　ずっと坂を下っていくと、一面に広がる海がある。
　　 　　　　　　　僕はそこまで歩いていった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

もう夜が海を覆っていた。

空に、三日月が見えた。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾟ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
都会の明かりが邪魔をして、星はまばらだ。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::: ﾟ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
星が少ない夜空では、三日月はひたすらに孤独だった。:::::::::::::::::::
真っ黒の空の中で、細々と。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
それでも、夜空に確かに｢存在｣しているのだ。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..........　　　　　　　　　　　　　.......::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.......　 　　　　 　 　　　､、 　 　　　.....
ﾟ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.......　　　　 　 　 　 　　　 ｌ ﾞ、　　　　 ..
僕はこの三日月に:::::::::::::::::::::::::..... 　　　　　　　　　　　　 l 　!
都会の空の三日月に:::::::::::......　　　　　　ｌ',　 　　　 　 　,'　 .ｌ
ずっとあこがれていた。:.... 　 　 　 　 　　ｌ ﾞ､ 　　　　 ／ 　,/
:。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::......　　　　 　　　ﾞ､ `''''　"´　　 ／
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.........　　　　　　　　　`'' ―- ‐ "　　　　　　 　..
だって、僕は、:::::::::::::::::::::::::::..........　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....
孤独で、その上―::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::........　　　　　　　　　　　　　........:
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
―無力だから。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

::::: ｡::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾟ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
=================ｭｒ=======.､ｒ=======================
　 ||　 || 　|| 　||　 ||　 ||||　||　 ||　||||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||
　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||||　||　 ||　||||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||
==============ｒ=='' `=ｒ===ｒ='' `=ｒ==================ｒ===
￣￣ﾞ＾￣´`￣￣＾￣￣｢￣￣￣ｌ￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞ￣＾￣￣
.ｒ^.:<ヽ´^ヘｒ､ｒ〜ﾍ_.,.:.｢￣￣￣￣ｌｒｆ＾｀`へ:.‐､._ｒ､ｒ:ヘ_,,._:<ヽ´ヘ_,､,
.　.:　`　.:　　.ﾟ.:. .ﾟ:. ｡:　.ﾟ　.. ::＾:.´:.∧∧:.:.　. `　. .:. .: ﾟ :: : .: :: 　.:　 :.ﾟ.
.　.:　　.ﾟ.:. .:　.:　`　.:　　.ﾟ.:. .ﾟ:. 　 (　　 )　.:　.:　　.ﾟ.:. .｡: :. :. :: . 　.: . :..
.　:.　. `　. .:. .: ﾟ :: : .:.　:.　. `　. :.(/　 U:.　 ..:.　. `　. .:. .: ﾟ :､　:.:.　:.　.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　僕は前へ前へと歩いて行った。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　 :.　; 　| 　　　　| 　ﾞ、 .；:. :. . .；: .；:. :. . .；: .；:. :. . .；: .；:. :. . .
　　.： ;.　.,l 　 　 　 |　　 ﾞ、 ：.. ：;. .:”：.: ; . ..：.. ：. ：;. .:”：.: ; . ..：..
　　. ：; ；｜　　　　 |　　　＼ :. . .；:. :. . .；:. :. . .；: ; . .. ：.. ：;.. ：;. .
　　､: .. . :l.　　　　　|　 　 ／ ､　 . .. ：.. ：;. . .. ：i. . :. . .；:. :. . .；:
　　 ｡､.ﾟ ﾉ＿＿＿__｣､,イ　　 　> ：.. ：;. .:”：.: ; . .”：.: ; . .. ：.. ：;..
　　、 ﾟi､,ｒ'　　　 　 |　ｆ 　 　／. ;:. . :. . .；:. :. . .；::. . .；:. :. . .；: ; .
　 　. .ｒ从从i､r､＿,｣ .:ﾞｰ‐ '　.：.;,ｨ.； :. . .. :. . .；:.: ; . .. ：.. ：;.. ：;. .:
　　　、. :.　 .. . ..`へ､,._ . ：.. ：;. .:”：.: ; . .. ：.. ：;.. ：;. .:”：.: ; . ..：..
　　｀　、ﾟ...:｀...ﾟ.. .. 。 ｀ﾞヽ- ､_ . .. ：.. ：;. . .. ：.. ：;.. . :. . .；:. :. . .；:

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　冷たい感じが足に触れる。
　　　　　　　　　　それでも僕は前へ歩いた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

::::::｡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡::::::::::
:::::::::::::::::ﾟ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
_　.,.　.,_,.　_,.　.,_,,._　_　,..　..._.,.　　_....　_.　,.　,.　...,..　..,..　_..　..,..　..,.._
:.: ﾟ　.:　"ﾞ:. ":.:.:.　:..:.　　::ﾟ:..:.　.".ﾞ":. .:.　　:.:.ﾟ :.　:."ﾞ:.:.　:　"ﾞ　:.ﾟ　:　.:.
:::　..::　.:- :.　"ﾞﾞ:. .　　.:. :. :.　=-.ﾞ .:. :. ":.　.ﾟ.　.:　 -:　:.　:.: .:"ﾞ=.　:... :
　.:. :. :.＝-:=:.ﾞ .:. :. ":_.ﾟ. :.:-= .　.:. :. :.　":.ﾞ .:. :._":.　.ﾟ.　.:　　.　.:. :. :. .
"ﾞ:. ":.:.:.　:.-　　::ﾟ:..:　∧∧"ﾞ:. ":.:.:.= _:..:　:ﾟ=_:..:.　"ﾞ:. ":.:..　。::ﾟ:..: .:　
:.ﾞ .:. :=":.　.ﾟ.　.:　　_. (　　 ,):. :. :.　":.ﾞ .:. :. ":.　.ﾟ.　.=-　.　.:. :._. :. :　"
:::　..::　.:.＝_　"ﾞﾞ.: .　(l 　　ｌ､)　.:. :. :.　":.ﾞ=:._:. ":.　.ﾟ.　.: 　 .=_　:.　:.:=
　.:　　.＝:. :.=.　":.ﾞ .:.､.''"ﾞ´:.　._ﾟ.-ｰ　.:　　≡　.:　　.　.:=:. :.":.ﾞ .:. :. ﾟ.
. :._=:.　":.ﾞ .:. :. "´:=　.ﾟ. :.=　　.　.:　　.　.:. :. :=-:.　":.ﾞ .:. :. " ´:.　.ﾟ.　.:
､ : .　.:　.. ｒ-､_.:　＝.　.:._=:. :. :.　":.ﾞ .:. :=".:　_.:. :. :. :.≡":.ﾞ .:. :. ":.　;:
;.`"´`〜´：;: .; `ヽ､　,_:.　;.　=　　　_,.ｒ ､_:. =-. :.　≡ =　　:.　:.　::.ﾟ　:.
:.:；:.：.: ; . ;. ； ：.;:.　:. :　;￣ ` "'''"´；:;；:.:. `'〜ヘ､,_:_,.ｒ‐'''`ー''"´`" ´
: ; . ;. ； ：.;:.　: ; . ;. ； ：.;:.　: ; . ;. ； ：.;:.　: ; . ;. ； ：.;:.　: ; . ;. ； ：.;:.　:；:.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　 やがて僕の体は海の中へ埋もれていった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　　　　　　　　　。　　　　　　。　　ﾟ
　　　　　　　　　　　　　　　　o
　　　　　　　　　　。　　　ﾟ　　　　　　　　　。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾟ
　　　　　　　　。　　　　　ﾟ　。　o
　　　　　　　　 　 　 　 　　 ∧__　　　。
　　　　　　　　　　　　　 ∩(　　,ﾌ　　　　　｡
　　 　 　。　　　　　　 　 ヽ　 　U
　　 　 　　　 　　　 　　　と　　_ﾉ　　　　　ﾟ
　　　　　　　 ﾟ　 　　　 　 　 (,/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　 そして、なぜか僕は海へ沈んで行った。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　。　　　　　　ﾟ　　　　　　　　　　　　ﾟ
　　　　　　　　　　　　　　　。　　　　　　。　　ﾟ
　　　　　　　　　。　　　　　　　o
　　　　　 　 ﾟ　　 　　　　／ｌ_　　　.ﾟ　.
　　　　　　。　　　　　　(　 　,)ﾌ　　　　ﾟ
　　　　　　　　　　 (ﾞヽと　　Ｕ　　
　　ﾟ　　　。 　　　と＿　 -''　　　
　　　　　　　　。　　　　　　ﾟ
　　　　　。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾟ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　　海の中には、何もいなかった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

: 　　　。　　.::　　　　:. 　.　　／　 　　／‐ｒ'　　:.　　:
　　　..::　　　　　:.ﾟ　　　　 ／　　 　／　　!　　　　。　　::.
　　　　　　。　　　　 ﾍ ／　　　 ／l 　　　ｌ　::.
　　　:. 　 　　　:. 　/　 ＼ 　　 ' ―' 　　　|　　　　:.
　 　. 　　　　,ｒ´￣ﾞｧ　　　`''‐､_　　　　　/　　:　.:.　　　:.
　　　:: 　　:. 「｀￣ｆ　　　　　　　＼┬‐ ''　。
　:. 　　:.:: 　 !　　 |　　　　　　　／７　　o　　　　:.
　　　　 　　 |　　 ｌ　　　　　　 ,ｌ　 ｡　　。　　 :.　　　　:.
　　:. 　 .::. 　ﾞ､　　ﾞ､ 　 　　 　 !,/　ﾟ○　　　:.　　　　:.　::.
　　　　　　　ﾟ .＼　　　　　　　, o　　。 　ﾟ
:. 　　　 :. 　　　　ｱ""'''― -＜　o　O　　.　　　　::.　　ﾟ
　　　　　　:. 　 /　　　　 , -−､',
　ﾟ　　　 　.: 　 ｌ　　　　　　　　　ｌ､　。　　　　　:.　　　　:.
　　　:. 　　　　 ﾞ ､　 　 　 　 　 ﾉ　＼　　　　.:
　　:.ﾟ. 　　　:. 　 　＼　 ├''''"´ ￣￣　　::.　　　　.:
　　　　:. 　　　　　 　＼ |　　:: 　。　::.　　　　::.
　:: 　　　　　　　 　:. 　 `　.:　　　ﾟ::　　　　.::　　.:　　　.:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　　　酸素が足りなくて、苦しいけれど、
　　　　 　　　　　僕は笑っていた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::　　　　　　 　 　　　　､、　　　　　　.:::::::::::::::::::::::::::::::::
::::　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ｌ ﾞ､　　　　　　　　　　　　　　:::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　 ｌ
::::　　　　　　　　　　　　ﾄ、　 　 ／　 ,/　　　　　　　　　　　　　　::
:::::::::::::::::::::::::::　　　　　　'､`'''' "　 　, '　　　　　　.::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　 　`''‐-- ''' ´　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　ふと上を見やると、三日月がどんどん遠ざかってく。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　｡　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　遠ざかっていく三日月は、
　　　　　　やがて一つの点になって、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見えなくなった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ぼくはやっと、ひとりになった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　#4．��オレンジと青�’in

新作待ってました、GJ！！

相変わらず深い…

梶井基次郎だなあ…

保守

保守
深い話です・・・

保守

ホース

ほっしゅ

ほしゅ

保守

保守

保守

保守

保守

　

ほす

保守

保守

保守

ほ

　　　 　 ∧∧　 　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　 （,,　　）　　＜　　>>2ゲットしようと来てみれば
　　　　 .(　　つ　　　|　　こりゃまた とんだ駄スレだなぁ オイ
　　　　　|　, |　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　U Ｕ

　　　　まあ せっかくだからやっといてやるよ　 　
　　 ￣￣￣￣￣￣V￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　 　 　　　 　 ∧∧
　　　 　 　　　　 （ﾟДﾟO　=3
　　　 　 ⊆⊂´￣ 　ソ　ﾔﾚﾔﾚ

今だ！2ゲットォォｫｫ！！
￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣
　　 　 ∩ ∩
　　 〜| ∪ |　　　　　　　　　(´´
　　 ﾍﾉ　　ﾉ　　　　　　　(´⌒(´
　　(（つ　ﾉ⊃≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
　　￣￣￣(´⌒(´⌒;;
　　　ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣
　　 　 ∩ ∩
　　 〜| ∪ |　　　　　　　　　(´´
　　 ﾍﾉ　　ﾉ　　　　　　　(´⌒(´
　　(（つ　ﾉ⊃≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
　　￣￣￣(´⌒(´⌒;;
　　　ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ


ﾄﾞｯｺｲｼｮ・・・・・・・・・
￣￣￣￣￣∨￣￣￣
　　　　 ∧∧　　　　　　　 　　(´;;
　　　 （ﾟДﾟ ,）⌒ヽ　　　　(´⌒(´
　　　　 U‐U^(,,⊃'〜... (´⌒(´⌒;;

ﾊｧ、ﾀﾞﾙｯ・・・帰るか
￣￣￣￣￣∨￣￣￣
　 ﾎﾟ　　∧∧　　ﾎﾟ
　 ﾝ　 （ﾟДﾟ ,） .　ﾝ
　　 (´;) U,U ）〜 (;;).
(´)〜(⌒;;UU (´ )...〜⌒(｀)