誰も知らない物語 Part5

ほしゅ

┌――――――――――――――――――
｜ ｴｯｸｽ、助手頼むぞ。準備は出来たか？
└―v――――――――――――――――
　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　｜ はい。��0527はそちらの部屋に。ガウドとモネイルに監視させてます。
　　　　｜ 機材も問題なく動きましたから、すぐにでも始められますよ
　　　　└―――――v――――――――――――――――――――――――


　 ∧_∧　　　　　∧ ∧
　(;;・ω｀)　　　　(ー｀ x)
　(iつｙ>l)　　　　(ｌＶ／ ｌつ
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　　し U　　　　 　 U ヽ)

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……どういうことだ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―v――――――――
　　／ 二二二二二.／!　　　 ＿＿＿__.　
　　|┌───┐=　:|:::|　　／　　　　／i　
　　|│√`wｰ､_!　　 |:::|　 ||￣￣￣||::::::|::.
　　|｜ 　 　 　｜　　|:::|＿||＿＿＿||::::::|::.　　　　 　 　 　┌―――――――――――
　　|└───┘　　|::;|□□||＿＿||::::::|:::　　　　　　 　 　|　そんな！！まさか……
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　∧_∧　 (д｀ ；)　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(・ω｀;;)とｌヽＶ/ｉつ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　　　　　　l 　　　　　 |__|＿|　　し Ｕ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣/| 　　　 　　し U　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　 　／/J
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　 　／／ 　
　　　　　　　　　　　　　　　l￣'￣'￣'￣'￣|／ 　
　　　　　　　　　　　　　　　Ｌ−−−−−J.　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ あの２人、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―v――――

　　／ 二二二二二.／!　　　 ＿＿＿__.　
　　|┌───┐=　:|:::|　　／　　　　／i　
　　|│√`wｰ､_!　　 |:::|　 ||￣￣￣||::::::|::.
　　|｜ 　 　 　｜　　|:::|＿||＿＿＿||::::::|::.　　　　 　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　∧_∧　 (´д｀;)　ﾋﾟｯﾋﾟｯ　ﾋﾟｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(;;・ω｀) .(iつθと
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ …繋がりません
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―v―――――――　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 逃がしたってことか
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―v―――――――　　　　　　　

　　／ 二二二二二.／!　　　 ＿＿＿__.　
　　|┌───┐=　:|:::|　　／　　　　／i　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(；-ω｀) .(iＶﾉ　iノ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 捕まえるぞ。遠くには行ってないだろ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―v―――――――――――――――
　　／ 二二二二二.／!　　　 ＿＿＿__.　
　　|┌───┐=　:|:::|　　／　　　　／i　
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　　|└───┘　　|::;|□□||＿＿||::::::|:::　　　　　　 　 　|　はい。行きましょう！
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┌――――――――――――――――――
｜ あの…先生、それ、何ですか？ｵﾓﾁｬ？
└――――――――――――v――――
　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　　　　｜ ｸﾞﾛｯｸ34。ﾌﾟﾗｽﾁｯｸ製だけどちゃんとしたﾋﾟｽﾄﾙさ。
　　　　　　└――――――――――v―――――――――――――

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　　　　 'i,　　　　 'i,　　　 　　　　　　 (´∀｀ )
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┌―――――――――――――――――――――
｜ 何に使うんですか。本物だったら危ないですよ
└――――――――――――v―――――――
　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　　　　｜ もしもの場合を考えて、だよ。子供たちは部屋にいる？
　　　　　　└――――――――――v―――――――――――――
　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　｜ はい。カギもかかってます。
　　　　　　　　　└―――――v―――――――

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　　　　　　　　　　　　　　　　 〜(_　　ﾉ

　　　　　　┌――――――――――――――――――――――
　　　　　　｜ しばらくは、外に出したりしないようにね。
　　　　　　｜ 博士が戻って来たら物騒なことになるだろうし
　　　　　　└――――――――――v―――――――――――
　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　｜ 戻って……来るんですか？
　　　　　　　　　└―――――v―――――――

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　　　　 'i,　　　　 'i,　　　 　　　　　　 (´∀｀ )┌‐
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　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　｜ たぶんね。ところでギコ君、お父さんに会いたいかい？
　　　　　　└――――――――――v――――――――――――――
　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ へ？親父ですか？いや別に…
　　　　　　　　　└―――――v―――――――――

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　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ あ、来たみたい
　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――
　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ だ、誰がですかっ？
　　　　　　　　　　　　└――v―――――――
　　　　　__,..､-ｰ=､ 　　　　　　　L..i─∧_∧─────L____:j 　　　　　　ﾄﾞﾝｯ
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　 　　　　　　 (　´д)　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ﾄﾞｸﾀｧ〜！遅くなってｽﾐﾏｾｪﾝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ご苦労さん。報告よろしく
　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――
　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ あ、看護婦さん…？なんで…そのﾊﾟｿｺﾝは？
　　　　　　　　　　　　└――v――――――――――――――――――

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 博士の現在位置はぁ、ここから1kmほど離れた場所ですねぇ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 移動中で、たぶんー、そばに他の人間もいますぅ。こちらに向かってるっぽいですぅ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 連れて行かれた場所は？
　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 4kmほど先でしたぁ。地図で照らし合わせてみたらぁ、今は使われてないはずの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 研究所でぇ、だいぶ前の名義でしたがぁ、所有者はｱｰﾄﾞ=ﾛ・ﾚｱﾙですぅ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ な、何でそんなことが分かるんですか？
　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――――――

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　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 博士の脳に埋まってるﾁｯﾌﾟは特殊な電波を放出してて、
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 調べればどこにいるか分かるんだ。体温や心音なんかもね。
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 今までそんなことしなかったけど、今回は特別。
　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ｱｰﾄﾞ=ﾛ・ﾚｱﾙの研究所にはぁ、本人とぉ、その息子とー、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ﾄﾞｸﾀｧ達が昔いたﾗﾎﾞの人間がぁ数名いるみたいですぅ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ﾗﾎﾞが閉鎖されてからこちらに移り住んだと考えて良いと思いﾏｽｩ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ じゃあ、やっぱり博士は実験台に？
　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――――――

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　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 脳移植、するためだと思う。彼の子供は生まれた時から病気だったんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ｱｰﾄﾞは、元は自分の完全な不老不死ための研究をしてたはずなんだけど
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 息子が生まれてからは、息子のクローン研究に切り替えたらしい。
　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ちなみにぃ、推測ですがぁ、ここに向かっているのは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ガウド・N・ネイテル…あなたの父親とぉ、モネイル=ラットですぅ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ 最近ね、ここ、調べられてたんだ。だから僕も調べている奴らを調査した。
　　　　　　　　　　　　｜ 僕らがいた研究所の所長ｱｰﾄﾞ=ﾛ=ﾚｱﾙと、ｴｯｸｽ主任。それから博士と同じﾁｰﾑにいた
　　　　　　　　　　　　｜ ｶﾞｳﾄﾞ・N・ﾈｲﾃﾙとﾓﾈｲﾙ=ﾗｯﾄ。言うまでもなくｶﾞｳﾄﾞは君の父親。ﾓﾈｲﾙにも会ったことはあるよね？
　　　　　　　　　　　　└――――――v―――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ あ、はい。何度か会ったと思います。
　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――
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　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ 博士が研究所を出たのはその２人のせいもある。間接的とは言え
　　　　　　　　　　　　｜ クローン研究が台無しになる原因を作った２人だ。恐らくアードの傍にいて
　　　　　　　　　　　　｜ 良い待遇は受けてないだろうし、博士を連れてここに来る、って事が
　　　　　　　　　　　　｜ あってもおかしくない。ギコ君がいることは知ってるだろうから。
　　　　　　　　　　　　└――――――v―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　┌――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ 親父が……ここへ？
　　　　　　　　　　└―――――v――――――
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　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ そうしたら勿論アードとエックスが追いかけてくるはずだ。
　　　　　　　　　　　　｜ たぶん、息子のディアは限界まで身体が悪くなってるんだと思う。
　　　　　　　　　　　　｜ どんな強硬手段に出るか分からないよ。それが「もしも」の時。
　　　　　　　　　　　　└――――――v―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ さっきのﾋﾟｽﾄﾙ、使うんですか？本物ですよね？
　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――――
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　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ 僕は博士を守りたい。あんまり体力には自信ないけど…
　　　　　　　　　　　　└――――――v――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　｜ 守る、ですか
　　　　　　　　　　└―――――v――

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　　　　 'i,　　　　 'i,　　　 　　　　　 (´д｀ )　ﾐﾟдﾟ *ﾐ　　　　　　　　　　　　　
　　　　　）　　　　 '　 　)　 　 　　__(i Ly」il)_ ( V　ヽ)　　　　　　　　　　
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　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　.　 iニニ∧ ∧ ニニニﾚ　
　　　　　　　　　　　　　　　 |il　　(　　　)　　　　|i|
　　　　　　　　　　　　　 　 　　 　/　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　 〜(_　　ﾉ　

　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ 僕は、博士の友達だから。
　　　　　　　　　　　　└――――――v――――――


　　　　　__,..､-ｰ=､ 　　　　　　　L..i_∧_∧─∧□/|──L____:j 　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　 　　　　　 (´∀｀ )　ﾐﾟ∀ﾟ *ﾐ　　　　　　　　　　　　　ガンｯ！
　　　　　）　　　　 '　 　)　 　 　　__(i Ly」il)_ ( V　ヽ)　　　　　　　　　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j　　　　／　　 　 　　□　　/l　　　　　　　　 ドンドンドンッ！
　　　　　|＿＿____,,j／　　　／　　　　　　　　　　//i|　　　　　　　　　
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　.　 iニニ∧ ∧ ニニニﾚ　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガチャッ
　　　　　　　　　　　　　　　 |il　　( 　　)　　　　|i|
　　　　　　　　　　　　　 　 　　 　/　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　 〜(_　　ﾉ　

　　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ 博士だっ！！博士の声です！
　　　　　　　　　　└――――v―――――――――

　　　　　__,..､-ｰ=､ 　　　　　　　L..i_∧_∧─∧□/|──L____:j 　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　 　　　　　 (　´д)　ﾐ*ﾟ∀ﾟﾐ　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　）　　　　 '　 　)　 　 　　__(i Ly」il)_ ( V　 )つ　　　　　　　…!!　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j　　　　／　　 　 　　□　　/l　　　　　　　　　　　〜!!
　　　　　|＿＿____,,j／　　　／　　　　　　　　　　//i|　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　.　 iニニ∧ ∧ ニニニﾚ　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　 |il　　(； ﾟД)　　　　|i|
　　　　　　　　　　　　　 　 　　 　/　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　 〜(_　　ﾉ　

　　　　　　　　　　┌――――――
　　　　　　　　　　｜ 博士っ！！
　　　　　　　　　　└――v――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ただいま。あー疲れた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――v―――――――――
　　　　　┌――――――
　　　　　｜ おかえりー
　　　　　└――v――――
　　　　　　　　　 　　 ∧ ∧　　　　　　　　　∧,,∧
　　　　　 ∧_∧ 　　 (； ﾟД)　　　　　　　　(ω・ ,,)
　　　　　(,, ´∀)　　 /つ　つ　　　　　　　 (lLy」 il)
　　　　　(il Ly」l)〜（　　ノ　　　　 　 　　 　|__|＿|〜
　　　　　 |＿|__|　　 ヽ）U　　　　　　　　　　 し U
　　　　　　し U
　　　∧□/|
　　 ﾐ* ﾟ∀ﾟﾐ
　　と(　 V )つ
　　　 )　　(
　　　(/￣U

　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ あ゛ぁ〜良かったぁ〜！おかえりなさいー！
　　　　　　　　　　└――v―――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ なんなんだ、暑苦しいな
　　　　　　　　　　　　　　　└――v―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　……　
　　　　　　　　　 　　 ∧ ∧ ∧,,∧　　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧　　　 ∩ ∩　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　 ∧_∧ 　　 (,,TД)(ω・ #)　　　　　　　　　　　　　　　　（дﾟ *）　　 (∀・　)　＜　ｶﾞｳﾄﾞさん、あれ息子さん？　 　 |
　　　　　(,, ´ー)　　 /つ　とlLy」 il)　　　　　　　　　　　　　　　　(lLy」 il)　　（|Lv」ｉｌ）　　|　変わってないねぇ〜　　　　　 　 |
　　　　　(il Ly」l)〜（　　ノ　|__|＿|〜　　　　　　　　　　　　　　　 |__|＿|　　　 |__|＿|　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　 |＿|__|　　 ヽ）U　　し U　　　　　　　　　　　　　　　　　　U U　　　　 し ヽ)
　　　　　　し U
　　　∧□/|
　　 ﾐ* ﾟдﾟﾐ
　　　U　V )
　　　 )　　(
　　　(/￣U

　　　　　　　　　　┌―――――
　　　　　　　　　　｜ あ、親父
　　　　　　　　　　└――v――

　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 挨拶して来いよホラ
　　　　　　　　　　　　　　　└―v―――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ギコ……ギコなのか…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――v――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　 　　 ∧ ∧ ∧,,∧　　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧　　　 ∩ ∩　　
　　　　　 ∧_∧ 　　 (,, ﾟД)(# ・ω)　　　　　　　　　　　　　　　　（дﾟ *）　　 (∀・ ；)　感動ﾉ再会?
　　　　　(,, ´д)　　 /つ　とlLy」 il)　　　　　　　　　　　　　　　　(lLy」 il)　　（|Lv」ｉｌ）　　
　　　　　(il Ly」l)〜（　　ノ　|__|＿|〜　　　　　　　　　　　　　　　 |__|＿|　　　 |__|＿|　　
　　　　　 |＿|__|　　 ヽ）U　　し U　　　　　　　　　　　　　　　　　　U U　　　　 し ヽ)
　　　　　　し U
　　　∧□/|
　　 ﾐ* ﾟдﾟﾐ
　　　U　V )
　　　 )　　(
　　　(/￣U

　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ さあて、これからよろしく。ってね、ゆっくり挨拶したいところだけど
　　　　　　　　　　　　　　　｜ たぶんもうすぐ所長達が追っかけて来るよ。
　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ 助けてくれたのはありがたいけど、何であんたらまで
　　　　　　　　　　　　｜ ついてきたんだ？ここで暮らしたいって？
　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ やー、あのねー、君が研究所をめちゃくちゃにしてくれたお陰で、僕達、
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 何故か所長達と一緒にいるはめになってねえ。息苦しいわ生活しづらいわ
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 所長は怖いし主任は冷たいしもうどうしようかと思ってたんだよ
　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――――――――――――――

　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　 |　　　____　　 ____　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:|
　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ヽ.○ノ...;.|
　　　　 | 　　　　 'i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :.: .▲.: .: .|
　　　　 |　　　　 　|i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:ｊヽ;;:;:; |
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣
　　　　 |　　　　 　||　
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　∩ ∩＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ(・∀・ ) 　　　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　(iLv」il)　　　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　(,,）ﾑ（'')　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..i∧,,∧──────L____:j 　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　.(　 　,,)　　　　　　　ｷﾞｬｧｧー!!
　　　　　）　　　　 '　 　)( 　　´)＿(i　　　l)＿＿　　　　　　∧ ∧∧ ∧　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (i Ly／　　　　　 　　　/l　　　　　(liﾟД（Дﾟ｡*）　ｷﾞｺｫｫー!!
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ 　　　　　　　　　//i|　　　　 /　つとy」とi)
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　 　（　　 ﾉ |_|＿_| Ξ　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　　（ノし　 ヽ）ゝ）

　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ そんな時に君を見つけた。ガウドさんは息子がいるからって言うし
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 僕もあてはないし、抜け出せるならここに来ちゃうのが妥当なとこかなぁーってね。
　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ こっちの都合はお構いなしか。住まわせるなんて言ってないんだけど
　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 都合？僕さあ、あんまり君の事好きじゃないんだよね。でも助けてあげたろ？
　　　　　　　　　　　　　　　｜ あのままだったら君はここにいないんだぜ？恩は返すのが当たり前だよね
　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――――――――――――――――
　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　 |　　　____　　 ____　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:|
　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ヽ.○ノ...;.|
　　　　 | 　　　　 'i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :.: .▲.: .: .|
　　　　 |　　　　 　|i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:ｊヽ;;:;:; |
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣
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　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　∩ ∩＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ(・∀・#)　　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　(iLv」il)　　　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　(,,）ﾑ（'')　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..i∧,,∧──────L____:j 　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　.(　 　,,)　　　　　　　ﾌｶﾞｧｧ!!
　　　　　）　　　　 '　 　)( 　　´)＿(i　　　l)＿＿　　　　　　∧ ∧ ∧　ｽﾘｽﾘｽﾘ
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (i Ly／　　　　　 　　　/l　　　　　(liﾟ（ДT*）彡　
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ 　　　　　　　　　//i|　　　　 /　つ とi)　会ｲﾀｶｯﾀｿﾞｫー！　　　
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　 　（　　 |＿_|
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　　（ノしUヽ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　┌――――――――――――――――――――
　　　｜ ねえ、アードは博士を捕まえに来るんでしょ？
　　　｜ 悠長にしてる場合じゃないんじゃないかなぁ。
　　　└―――――v―――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ あ、ちなみに僕は何もしないよ。隠れさせてね。所長もｴｯｸｽ主任も怖いし。
　　　　　　　　　　　　　　　｜ なんか秘密兵器とかないの？あっちはかなり本気で来るよ。怒ってるだろうし
　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ まあ…ここにいる限りそう簡単に連れてかれるつもりはない。それに
　　　　　　　　　　　｜ 私の身体が必要なら傷をつけるような乱暴な真似はできないだろ
　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――――――――――――
　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　 |　　　____　　 ____　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:|
　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ヽ.○ノ...;.|
　　　　 | 　　　　 'i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :.: .▲.: .: .|
　　　　 |　　　　 　|i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:ｊヽ;;:;:; |
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣
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　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ(・∀・ ) 　　　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　(iLv」il)　　　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　(,,）ﾑ（'')　＿__.,,,i__i　　|　
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　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L.i∧,,∧.──────L____:j 　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(ω・ ,,)　　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧　ﾋｨｲー!!
　　　　　）　　　　 '　 　)(　´д)＿(iLy」 l)＿＿　　　　　 　∧ ∧ｳｫｧｰ!!(il ﾟД)
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (i Ly／　　　　　 　　　/l　　　　　（ *TД）　　　ﾉ 　 つ　
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ 　　　　　　　　　//i|　　　　　(iつy」iつ ⊂（ 　 ノ
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　 　　/　/ /　　彡　し'
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　 　 (ﾉ U

　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　｜ そうだね。僕も全力を尽くすよ。ﾋﾟｽﾄﾙ持ってきたし。
　　　└―――――v―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ナイフとかなら僕も貸してあげるよ。せいぜい頑張って追い払ってね
　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――――――――――――
　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　 |　　　____　　 ____　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:|
　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ヽ.○ノ...;.|
　　　　 | 　　　　 'i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :.: .▲.: .: .|
　　　　 |　　　　 　|i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:ｊヽ;;:;:; |
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣
　　　　 |　　　　 　||　
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　∩ ∩＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ(・∀・ ) 　　　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　(iLv」il)　　　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　(,,）ﾑ（'')　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..i∧,,∧──────L____:j 　　　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(ω・ ,,)　　　　　　　　　　　　　
　　　　　）　　　　 '　 　)(　´∀)＿(iLy」 l)＿＿　　　　　 　　　　　　　　　　　　ｷﾞｺｫー!!!
　　　　　i',',',',',',',',')_／j とi Ly／　　　　　 　　　/l　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　|＿＿____,,j／　　l／ 　　　　　　　　　//i|　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｷﾞｬｱｱｱー!!
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　
　　　　　　　　　　　 　　　|il　　　　　　　　　|i| 　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　｜ どうやって来るかな。窓…入り口もカギしとかないと
　　　└―――――v―――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ うーん。なるべく派手にﾊﾞﾘｹｰﾄﾞを…あ、
　　　　　　　　　　　　　　　｜ でも一生ここから出ないわけにはいかないからねえ
　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――――――


　　　┌――――――――――――――――――――――――――
　　　｜ 二度とここに来れないようにするのが一番なんだけどな
　　　└――――――――――v―――――――――――――――

　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　 |　　　____　　 ____　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:|
　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ヽ.○ノ...;.|
　　　　 | 　　　　 'i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :.: .▲.: .: .|
　　　　 |　　　　 　|i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:ｊヽ;;:;:; |
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣
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　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ(・∀・ ) 　　　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿
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　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　(,,）ﾑ（'')　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　　　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(ω・ ,,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧_∧
　　　　　）　　　　 '　 　)(　　 ´)＿(iLy」 l)＿＿　　　　　 　　　　　　　　　　　　∧.,.,.,　　(−｀ x)　ﾁｬｷｯ
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (i Ly／　　　　　 　　　/l　　　　　　　　　　　　　　　　(・ω｀;;)　つ≒と)
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ 　　　　　　　　　//i|　　　　　　　　　　　　　　　　(i<y> i)　 |　|　 |
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　|__|＿|　　 U ヽ)
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 し U
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ ………………あれ？
　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――
　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　 |　　　____　　 ____　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:|
　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ヽ.○ノ...;.|
　　　　 | 　　　　 'i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :.: .▲.: .: .|
　　　　 |　　　　 　|i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:ｊヽ;;:;:; |
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣
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　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ( ・∀・) 　　　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿
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　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(ω・ ,,)　　　　　　　　　　　　　　　　∧_∧
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　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (i Ly／　　　　　 　　　/l　　　　　　(・ω｀;;)　 l≒とi)
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ 　　　　　　　　　//i|　　　　　　(i<y> i)　 |　|　 |　ｽﾀｽﾀ
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　　　　　|__|＿|　　 U ヽ)
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　　　 　 し U　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ うわあっ！！いつの間にっ
　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――
　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　 |　　　____　　 ____　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:|
　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ヽ.○ノ...;.|
　　　　 | 　　　　 'i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :.: .▲.: .: .|
　　　　 |　　　　 　|i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:ｊヽ;;:;:; |
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　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ(；・∀・) 　 　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿
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　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　∧_∧　　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(； ・ω)　ｹﾞｯ　　　　 　　　　　(−｀ x)　　　
　　　　　）　　　　 '　 　)(；´д)＿とiLy」 lつ＿＿　　　　 　 ∧.,.,. ≒とi),　　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (iつ┌‐　　　　　 　　　/l　　　　　　(・ω｀;;)|　|　
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ﾁｬｷｯ　　　　　　//i|　　　　　　(i<y> i) ヽ)
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　　　　　|__|＿|　　
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　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ どこから入ってきたんだ？
　　　　　　　　　　└―――――v―――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 玄関から普通に、です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――

　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
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　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ヽ.○ノ...;.|
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　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　　　　　　＿__.,,,i__i　　|　ミ (；・∀・) 逃ｹﾞﾛｰ
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　　(iつLvつ
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　 ∧_∧ ||　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(； ・ω)　　　　　　　 　　　　　 (−｀ x)　　　
　　　　　）　　　　 '　 　)(；´д)＿とiLy」 lつ＿＿　　　　∧.,.,.¬とi≒とi),　　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (iつ┌‐　　　　　 　　　/l　　　　(・ω｀;;)　| 　|　|　
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／　　　 　　　　　　//i|　　　　(i<y> i) 　し ヽ)
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　　　|__|＿|　　
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　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
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　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ヽ.○ノ...;.|
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　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　 ∧_∧ ﾊﾟﾝｯ　　　　　　　　　 (il・∀・)
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(； ・ω)　　　　　　　 　　　　　 (　´ー)　　　　　　　　　　て　 (iつv」iつ　}}
　　　　　）　　　　 '　 　)(；´д)＿とiLy」 lつ＿＿　　　　∧.,.,.¬とiヽV/iつ≒　　　　　　　　そ　|＿_|__l
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (iつ┌‐　　　　　 　　　/l　　　　(・ω｀;;)　| 　|　|　巛　　　　　　　　　　　(ノ U
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／　　　 　　　　　　//i|　ｺﾞｿ　(iつ｡ﾟ。 　し ヽ)
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　　　|__|＿|　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　 　 し U　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ さて……時間がないんですよ。��0527、こちらへ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――v―――――――――――――
　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　｜ ……私のことか？せっかくだが、断る
　　　　　　　└――――――――v――――――――――
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 |　　　　 　||　
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ　　　　 　 　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　　　　　　 　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　　　　　　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　　　　　　　　 　　　　　　　　　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　 ∧_∧ 　　　　　　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(,, ・ω)　　　　　　　 　　　　　　(ー｀ x)　　　　　　　　　　..::
　　　　　）　　　　 '　 　)(；´д)＿ (iLy」 l)＿＿__　　　　∧.,.,.¬とiヽV/iつ≒　 　　　　　　...,:;::;;　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (iつ┌‐　　　　　 　　　/l　　　　(・ω｀;;)　| 　|　|　　　　　　　　　　　'''
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／　　　 　　　　　　//i|ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ(iつﾟ> i) 　し ヽ)
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　　　|__|＿|　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　 　 し U　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ アードさん、薬は噛まないで飲んで下さいよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――v―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ま、良いじゃないか。おい、そこのﾋﾟｽﾄﾙ構えてる奴、
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ５秒以内に捨てろ。死にたくなかったらな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――v――――――――――

　　　　　　┌――――――――――――
　　　　　　｜ 嫌だ。お前らが出て行け
　　　　　　└―――――v――――――
　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ モガット、良いよ。お前は帰れ
　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 |　　　　 　||　
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ　　　　 　 　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　　　　　　 　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　　　　　　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　　　　　　　　 　　　　　　　　　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　 ∧_∧ 　　　　　　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(ω・ ,,)　　　　　　　 　　　　 　 (- ｀ x)　　　　　　　　　　..::
　　　　　）　　　　 '　 　)(； ´ -)＿ (iLy」 l)＿＿__　　　　∧.,.,.¬とiヽV/iつ≒　 　　　　　...,:;::;;　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (iつ┌‐　　　　　 　　　/l　　　　(・ω｀;;)　| 　|　|　　　　　　　　　　　'''
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／　　　 　　　　　　//i|　ｺﾞｸﾝ(iつy>i) 　し ヽ)
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　　　|__|＿|　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　 　 し U　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ 私が必要なんだろう？ならこいつには手を出すな
　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ じゃあさっさと来て下さい。こっちに。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――v――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ごー、よん、さん、にー、いち、
　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――v―――――


　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　｜ 博士はお前らになんか渡さない！
　　　　　　└―――――v―――――――――

　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 |　　　　 　||　
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ　　　　 　 　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　　　　　　 　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　　　　　　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　　　　　　　　 　　　　　　　　　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　∧_∧ 　　　　　　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(,, ・ω)　　　　　　　 　　　　　 (- ｀ x)　　　　　　　　　　..::
　　　　　）　　　　 '　 　)(； ´Д)＿(iLy」 l)＿＿__　　　　∧.,.,.¬とi≒とi) 　　　　　　　　...,:;::;;　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (iつ┌‐　三　　　　　　/l　　　　(・ω｀;;)　| 　|　|　　　　　　　　　　　'''
　　　　　|＿＿____,,j／　 | ／　　 　パンッ！//i|　　　　(i<y> il)　し ヽ)
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　　,.　 |__|＿|　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　ﾋﾟｼｯ´・'　 し U　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……ぜろ。どこ狙ったんだ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――v――――――

　　　　　　　　　　　┌――――――
　　　　　　　　　　　｜ あ、あ……
　　　　　　　　　　　└―v――――
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 |　　　　 　||　
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ　　　　 　 　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　　　　　　 　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　　　　　　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　　　　　　　　 　　　　　　　　　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L∧_∧ 　　　　　　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(ω・ ；)　　　　　　　 　 (- ｀ x)　　　　　　　　　　　..::
　　　　　）　　　　 '　 　)(； ´д)＿(iLy」 l)＿＿　∧.,.,.¬とi≒とi) 　　　　　　　　　...,:;::;;　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (iつ┌‐　　 　　　　　　/l(・ω｀;;)　| 　|　|　　　　　　　　　　　'''
　　　　　|＿＿____,,j／　　/　　　　　　　　　　//i|(i<y> il)　し ヽ)
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　|__|＿|　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　 　 し U　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 麻酔銃です。動いたら即、撃ちますよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ　　　　 　 　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　　　　　　 　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　　　　　　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　　　　　　　　 　　　　　　　　　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　∧,,∧　　　∧_∧ 　　　　　　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　　　　　(ω・ ；)　　 (- ｀ x)　　ﾌｩ　　　　　　　　　　　　　..::
　　　　　）　　　　 '　 　)　　　 とiLy」 lつ¬とヾ Vi)　　　　　　　　　　　　　　　　...,:;::;;　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j 　　/┌‐　　 　　 　 　/l _）　　　　　　　　　　　　　　　'''
　　　　　|＿＿____,,j／　　/　　　　　　　　　 //i
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　 　
　　　　　　　　　　　　　∧_∧∧.,.,.　　 　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　(;´д(・ω｀;;)　＜　なあ…別に俺は悪の手先だとかじゃないんだよ　|
　　　　　　　　　　　　 とiLy」 iとi＿)　　 |　陳腐な友情ごっこを見に来たわけでもないし、 .　|
　　　　　　　　　　　　　 |__|＿|_|＿_|　..　|　そもそもお前らに興味なんてない。―――ただ、.|
　　　　　　　　　　　　　　し U U ヽ)　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 我々にもね、守りたいものがあるんですよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ　　　　 　 　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　　　　　　 　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　　　　　　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　　　　　　　　 　　　　　　　　　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　∧,,∧　　　∧_∧ 　　　　　　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　　　　　(・ω・;)　　 (- ｀ x)　　　　　　　　　　　　　　..::
　　　　　）　　　　 '　 　)　　　 とiLy」 lつ¬とヾ Vi)　　　　　　　　　　　　　　　　...,:;::;;　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j 　　/┌‐　　 　　 　 　/l _）　　　　　　　　　　　　　　　'''
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　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　 　
　　　　　　　　　　　　　 ∧_/∧.,.,.　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　
　　　　　　　　　ﾟ.,｡; ･　("д(・ω｀;;)　＜　必要なものを、取り戻しに来ただけだ　|
　　　　　　　ゴスッ {{ とilL.,;;とi＿)Ξ　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_／
　　　　　　　　　　　　　 |__|_|_|＿_|　ｼｭｯ　
　　　　　　　　　　　　 　 し　U ヽ)　　　

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　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　|　全く、 甚だ苛立たしいな。 　 |
　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｶﾁｬｶﾁｬ…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ おい。大して時間は無いが、お前には聞いておきたい事がある。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 何故あんな騒動を起こした。そこに確立した意思はあったか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――v―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ お陰で散々な目に遭いましたからね。ﾂｹは払ってもらいますよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――v―――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ ……お前らはあの研究所でいくつの命を奪った？生きている者を、
　　　　　　　　　　　　　｜ 物の様に扱って、簡単に使い捨てていくような人間が大勢いる場所で
　　　　　　　　　　　　　｜ 生きて行きたくなかったんだよ。あんな場所、存在すべきじゃなかった！
　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿_
　　|￣￣￣￣￣| .／∴¨　∞／!／|::::::|:::｜|l.||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,||　||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,||　
　　| [] 　 　　　　| |￣￣￣￣￣ | . | (ﾆﾆ:[|::|[||　| ｜| |｜| ｜||　||　| ｜| |｜| ｜||二二
　　|＿＿＿＿＿| |＿＿＿＿＿ |(((ニニニ`!:||　| ｜| |｜| ｜||　||　| ｜| |｜| ｜||＿＿
　　　　　　＿　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　||　| ｜| |｜| ｜||　||　| ｜| |｜| ｜||
　　　　 ／／|　　　　　　　　　　　　　 　　　　 ||　| ｜| |｜| ｜||　||　|_..|_|_.|_|_|_..|..||
　　　／／ 　|＿＿　 　　　　　　　　＿＿＿＿＿　　　　~~~~~
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　　　/ ∧,,∧　　　/l　　 ∧_∧　ｶﾁｬ　..　∧_,,.,.
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(,,・ω・)::;,..//i　　(匚l｀x)　　　　　 (・ω｀;;)
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 /とll　 　l/つ.//　　　(iつ÷と　　　 　 つ□とi)
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 / ._　 i:.::,//　　／///∞　／l　　　　|__|＿|
　|＿|￣|_||:::　　　　　 　　　　/＿(/＿し__:://:: 　l二二二二l／||::　　　　し U
　　　　　　　　　　　　 　　　　||＿＿＿＿||/:::　　||　::::::::::::::||:::
　　　　　　　　　　　　 　　　　!l　　　　　　li

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 阿呆め。人は己のために他を犠牲にする生き物だろう？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 誰だって自分が良いように生きるに決まってる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ あんただってこうまでして息子を助けたいなら、情はあるんだろ？
　　　　　　　　　　　　　｜ その愛情を少しでも他の人間に分けてやれなかったのか？
　　　　　　　　　　　　　｜ 無残に殺されてく小さな子供を見てなんとも思わなかったのか？
　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿_
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 愚問だな。全てが平等だとでも思うのか、偽善者め！所詮はお前も勝手なんだよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 形が違うだけで俺たちと同じ様に利己的だ。正当化の口実に正義を振りかざすな！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――――v―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿_
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　……そろそろ始めましょう。　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　｜ それでは麻酔を。
　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――
　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿_
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　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　　　/ ∧,,∧　 ∧_∧　 ∧_,,.,.
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(； -ω)::(匚l｀x)　(・□｀;;)　
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 /とll　 　l/つ÷とi_) _(i<y>qと
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 / ._　 i:.::,//| 　|／///∞　／l　
　|＿|￣|_||:::　　　　　 　　　　/＿ (/＿し_:://U しl二二二二l／||::　
　　　　　　　　　　　　 　　　　||＿＿＿＿||/:::　 　||　::::::::::::::||:::
　　　　　　　　　　　　 　　　　!l　　　　　　li

　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　|　さようなら、��0527。 .|
　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿／

乙です。

ありがとう。

すばらしい。
次の展開が楽しみです。ガンガッて作ってください

アードがんばれ〜

ＳＡＧＥ

新作乙です

深夜にブルースリーの真似をして飛び跳ねていたら着地に失敗して
右足の靭帯が切れてしまいました。松葉杖の1です。右足が不自由なだけで
これほどまで生活に支障が出るとは！！次回作ちょっと遅れるかもですが
気長にお待ち下さい。

激しい遊びを夜中にやってるんですねｗ
松葉杖生活大変でしょうが、養生して下さい。
乙でした、次回作楽しみにしてます。

>>112
萌え萌え(*´Д｀)'`ｧ'`ｧ

お大事に保守

今新スレの存在に気付いたorz
前スレに誤爆されてもなお気付かなかった自分ってorz

ギコにも萌えるが1さんにも萌えたｗ

俺もたった今気づいたＹＯ

そ･･そう来るとは･･･。
禿乙です。

＞＞１１６
一週間ばかし気づかずに前スレ見続けてたyo

俺はレス数だけ見て、まだ増えてないと思ってたせいで、今まで気付かなかった

　　　　┌――――――――――――
　　　　｜ あー、気が付きましたぁ？
　　　　└―――――――v――――
┌――――――――――
｜ ん、ここ……天国？
└――――v―――――
　　　　
　 　　　　ヽ l /
　 ＿＿＿＿＿＿＿ 　
　 ||　　　∩_∩　　　|　∧□/|　　　　　　
　 ||ヽ　〔(；-д・)〕 ...|_ﾐﾟ∀ﾟ *ﾐ＿＿＿＿
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`と　　 ヽ　　　　　　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、　　ゝ　　 　　　　 　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢| U´　　　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　

　　　　┌――――――――――――――
　　　　｜ はぃ〜？博士の部屋ですぅ〜
　　　　└―――――――v――――――
┌―――――――――――――――――
｜ 確か僕、撃たれて死んだんだよね…。
｜ 君、巨乳だね。揉んで良い？
└――――v――――――――――――
　　　　
　 　　　　
　 ＿＿＿＿＿＿＿ 　
　 ||　　　∩ _∩..　　|　∧□/|　　　　　　
　 ||ヽ　〔(；-∀・)〕 ...|_ﾐﾟ∀ﾟ *ﾐ＿＿＿＿_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`と　　 ヽ　　　　　　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、　　ゝ　　 　　　　 　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢| U´　　　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　

　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――
　　　　｜ やだぁ〜。生きてますよぉ？血の割には傷は浅かったですしー
　　　　｜ 一応安静にしててくださいねぇ〜。
　　　　└―――――――v―――――――――――――――――――――
┌―――――――――――――――――――――――――――――
｜ マジで？僕生きてるの？いてて…ホントだ。あれからどうなった？
｜ 所長達は？みんな無事？捕まった？おっぱい触って良い？
└――――v――――――――――――――――――――――――

　 ＿＿＿＿＿＿＿ 　
　 ||　　　∩ _∩..　　|　∧□/|　　　　　　
　 ||ヽ　〔(； ・∀)〕 ....|_ﾐﾟ∀ﾟ *ﾐ＿＿＿＿　　　　ﾊﾞﾀﾝｯ
　 |,ﾉ´￣´⌒￣U⌒`　つVと)　　　　　　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、　　ゝ　　 　　　　 　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢| U´　　　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　

　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　｜ あー、ﾄﾞｸﾀ〜。大丈夫ですかぁ？おなか。
　　　　└――――――――――――v―――――
　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　｜ 平気。僕が説明するからお前は近づかなくて良いよ。
　　　　　└―――――――v―――――――――――――――
┌――――――――――――――――
｜ なんだよ。まあいいや、説明して。
｜ ガウドさんは？どこにいんの？
└――――v――――――――――　
　 　　　　
　 ＿＿＿＿＿＿＿ 　 　　　　ｸﾞｲｯ
　 ||　　　∩ _∩..　　|　　 ∧_∧　　∧□/|　　　　　　
　 ||ヽ　〔(；・∀・)〕 ...|_　 (# ´∀)　ﾐﾟ∀ﾟ *ﾐ＿＿＿＿_＿＿＿＿＿
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`ヾ (iLy」 lつ つVと)　　　　　　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、 l＿|　　)　　（　　 　　　　 　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|U　　 U￣ヽ)　　　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　

　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　｜ ギコ君とガウド…さんはまだ見てない。最後まで出てこなかったから。
　　　　｜ 博士はたぶん連れてかれた。君は撃たれて、僕は殴られて気を失った。
　　　　└―――――――v――――――――――――――――――――――――
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜ へぇー。あーあ、連れてかれちゃったか。そんで、どーすんの？
｜ 助けに行くの？僕は怪我してるから無理だよ。行くなら早くした方がいいよ
└――――v――――――――――――――――――――――――――――
　 ＿＿＿＿＿＿＿ 　 　　　　
　 ||　　　∩ _∩..　　|　　 ∧_∧ 　 ∧□/|　　　　　　
　 ||ヽ　〔( 　・∀)〕 ...|_　 (д｀　)＿ﾐﾟ∀ﾟ *ﾐ＿＿＿＿_＿＿＿＿＿
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`ヾ (iLy」 l)　　つVと)　　　　　　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、 l＿|　　 )　　（　　 　　　　 　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|U　 　 U￣ヽ)　　　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　

　　　　┌――――――――――――――
　　　　｜ 言われなくたって……
　　　　└―――――――v――――――
┌――――――――――――――――
｜ あ、なに、もしかしてビビッてるの？
｜ あーららー見殺しにするんだねぇ〜
└――――v―――――――――――
　　　　
　 ＿＿＿＿＿＿＿ 　 　　　　
　 ||　　　∩ _∩..　　|　　 ∧_∧ 　∧□/|　　　　　　
　 ||ヽ　〔(,,　-∀)〕 ...|_　 (д｀　)　ﾐﾟдﾟ *ﾐ＿＿＿＿_＿＿＿＿＿
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`ヾ (iLy」 l)　 つVと)　　　　　　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、 l＿|　　)　　（　　 　　　　 　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|U　　 U￣ヽ)　　　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　

　　　　┌――――――――
　　　　｜ ……黙れよ。
　　　　└――――――v―
┌――――――――――――――――――――――――――
｜ ……怖いんだろ？自分の無力さを痛感しちゃって、
｜ 『あぁ〜僕が行ってもなんの役にも立てないまま
｜ もしかすると殺されちゃうかも〜』とかって迷ってるんでしょ
└――――v―――――――――――――――――――――

　 ＿＿＿＿＿＿＿ 　 　　　　
　 ||　　　∩ _∩..　　|　　 ∧_∧ 　∧□/|　　　　　　
　 ||ヽ　〔( 　・∀)〕....|_　 (- ｀ 　)　ﾐﾟ- ﾟ ；ﾐ＿＿＿＿_＿＿＿＿＿
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`ヾ (iLy」 l)　 つVと)　　　　　　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、 l＿|　　)　　（　　 　　　　 　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|U　　 U￣ヽ)　　　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　

　　　　　　　　　　┌―――――――
　　　　　　　　　　｜ ﾄﾞｸﾀｧ……
　　　　　　　　　　└――――v―
┌――――――――――――――
｜ どこ行くのさー。図星つかれて
｜ ｼｮｯｸ受けたのかなぁ〜？
└――――v―――――――――

　 ＿＿＿＿＿＿＿ 　 　　　　
　 ||　　　∩ _∩..　　|　　　　　∧□/|　　　　.∧_∧
　 ||ヽ　〔( 　・∀)〕 ...|＿＿＿_ﾐ* ﾟдﾟﾐ＿＿_( 　´ -)＿＿＿＿＿
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`ヾ　 　　 'J Vと)　　　 (li Ly」l)　　　　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、 　　)　　（　　彡　|＿|__|　　ｽﾀｽﾀ　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|　（/￣u　ｸﾙｯ　(/ .U
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　

　　　　　┌―――――――
　　　　　｜ ……そうだよ
　　　　　└―――v―――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊﾞﾀﾝ
　　　　　　 　　 　 　 　 　 ／￣￣＼ 　 　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ||　　　　　|]　　　 　　　　　　　
　 　 　 　 　 　 　 ∧_∧　||　　　　　|　　　　　　　　　／
　 　 　 　 　 　 　(´д｀ )..||　　　　　| 　 　 　 　 　 ／　
＿＿＿＿＿＿_ (iLy」 l)::::::＿＿____|]＿＿＿＿／　　
　　　　　　　　　　|__|＿|
　　　　　　　　　　 し U

　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　｜ ……僕は、役立たずの、臆病者だ
　　　　　└―――v――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　 　　 　 　 　 　 ／￣￣＼ 　 　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ||　　　　　|]　　　 　　　　　　　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ||　　　　　| 　 　　 　 　 　　／
　 　 　 　 　 　 　(∨∨) ..||　　　　　| 　 　 　 　 　 ／　
＿＿＿＿＿＿_ (iLy」 l)::::::＿＿____|]＿＿＿＿／　　
　　　　　　　　　　|__|＿|
　　　　　　　　　　 し U

　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ ﾄﾞｸﾀｧ…仕方ないと思いますぅ
　　　　　　　　　└―――v―――――――――――

　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　｜ は？何だよ。仕方ないって何が？
　　　　　｜ 僕が怖気づいて助けに行こうとしない事が？
　　　　　└―――v――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｶﾞﾁｬ
　　　　　　 　　 　 　 　 　 ／￣￣＼ 　 　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 .　|∧□/|.　|]　　　 　　　　　　　
　 　 　 　 　 　 　 ∧_∧ ﾐﾟдﾟ *ﾐ　 |　　　　　　　　　／
　 　 　 　 　 　 　(　´д) ( V　と 　 | 　 　 　 　 　 ／　
＿＿＿＿＿＿_ (iLy」 l): )　　(:::____|]＿＿＿＿／　　
　　　　　　　　　　|__|＿|　U￣ヽ)
　　　　　　　　　　 し U

　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ だって、ﾄﾞｸﾀｰ、気絶してましたし、
　　　　　　　　　｜ 行ってどうにかなる可能性なんて低いですし…
　　　　　　　　　└―――v――――――――――――――――――
　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　｜ 知った風な口をきくなよ！慰めのつもり？
　　　　　｜ 目が覚めてすぐに走り出さなかった時点で、
　　　　　｜ 僕は裏切り者だ。ｱｲﾂの…ﾓﾈｲﾙの、言った通りさ
　　　　　└―――v―――――――――――――――――――
　　　　　　 　　 　 　 　 　 ／￣￣＼ 　 　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 .　|∧□/|.　|]　　　 　　　　　　　
　 　 　 　 　 　 　 ∧_∧ ﾐﾟдﾟ ；ﾐ　 |　　　　　　　.　　／
　 　 　 　 　 　 　(　´д) ( V　と 　 | 　 　 　 　 .　 ／　
＿＿＿＿＿＿_とiLy」 l): )　　(:::____|]＿＿＿＿／　　
　　　　　　　　　　|__|＿|　U￣ヽ)
　　　　　　　　　　 し U

　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　|　僕は、博士を見殺しにするんだ。　　|
　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ でも、まだ間に合うかもしれませんよぉ
　　　　　　　　　｜ 急げば、もしかしたら、助け出せるかも
　　　　　　　　　└―――v――――――――――――――
　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　｜ お前に、僕の気持ちが分かるか？怖いんだよ。
　　　　　｜ 博士は僕の友達だ。なのにあいつらに捕まっちゃった。
　　　　　｜ 博士は僕の友達なんだよ？それがどいういことか分かる？
　　　　　｜ 僕と博士は、昔からずーっと、友達なんだよ？
　　　　　└―――v――――――――――――――――――――――
　　　　　　 　　 　 　 　 　 ／￣￣＼ 　 　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 .　|∧□/|.　|]　　　 　　　　　　　
　 　 　 　 　 　 　 ∧_∧ ﾐﾟдﾟ ；ﾐ　 |　　　　　　 　 　　／
　 　 　 　 　 　 　(　´∀) ( V　と 　 | 　 　 　 　 　　／　
＿＿＿＿＿＿_とiLy」lつ: )　　(:::____|]＿＿＿＿／　　
　　　　　　　　　　|__|＿|　U￣ヽ)
　　　　　　　　　　 し U

::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::　:::::::::::::::::::::　::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::　::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::”いつか、まともに生きられる日が来ると思う？“:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::: ::::　::::::::　::::　:::: ::::::::::::　::::　:::: ::::::::::::　:::::::: ::::　::::::::　::::::::　:::: ::::::::::::　::::::::　::::::::　:::: ::::　::::::::
:　:: ::　　　:: ::　　　　　:::　　　::　　:::: :: ::::　　　　:::　　　　:: ::　　　　　　::: :::　　　::　::::　　::: :::　:::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　 　,:::'' '': ::,　　　　　　::'' ''
　　　　　　　　　　　　　,::::'　"'''　,　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　 ;;''　　　　　' ''::,　,:::'　　＿,,,,,....
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,,,,,.--==='''''''"""""
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿,,,....===--''''"""""￣
　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,,,,,-''"""^　　　　　　　　　　　　　　　　....;;;;;;;::..
　　　　　　　　　　　　 _,,=-''"~　　　　　　　　　　　　::::::;;;;;;,,,....　　　　　　　　　　　;;;;;;:::::,,,
　　　　　　　　　　　　/　　,､........　 ∧,,∧　　　　 　.∧_∧
　　　　　　　　　　　　|ﾞ'､　　::::::::... (,,・ω)　　　　　 (∀｀,,)　　　　　　“うん。「使われ」なかったら、もしかすると、
　　　　　　　　　　　　|　.〉::;;;;;,,,..〜(_,,.uu　　,,,,....;;;::::.uu　_)o　　　　　　研究員とか、博士になれるかもしれない。
　　　　　　　　　　　　l|| |　　　　　　　　　　　　　　　""""'''''::::,,,,
　　　　　　　　　　　　|　|＼＿　　　　　:::....,,,,.　　　　　　　　　　""""　君は頭がいいし”
　　　　　　　　　　　 〈　ﾉ　|::::j＼　　　　　　　　　　　ゞ:::::::....
　　　　　　　　　　　　ヽｿ::::.〉 l　.|""''--=＿　　　　　　　　　　　　　　;;;:::....　　　::::::
　　　　　　　　　　　　 .| |　（　` .L::::　:::::|　l￣""'''==--...,,,=__　　　''''"""
　　　　　　　　　　　　　|:〉　|||　　|ll:::|::: ::l　　lll　 〉::: ::::::ヽ　|　``---==...,,,,,,,,,,,,＿
　　　　　　　　　　　　　〉::: :|||::::　l: ::::`i:::ヽl/:::: .〈　::.:J　 |::::l||　: |　::::　　|::::::::::::|　＼
　　　　　　　　　　　　　||　 .||:: ::::.|::::.i　|:: :::|::: ::: |::::　i::::　|::::|ll　 .|　.::::ill　|:::::::::::|　:::: ""'''I--==__

:::::::: ::::　::::::::　::::　:::: ::::::::::::　::::　:::: ::::::::::::　:::::::: ::::　::::::::　::::::::　:::: ::::::::::::　::::::::　::::::::　:::: ::::　::::
:　:::: :::::::::: 　: ..┌―――――――――――――――――――――――::::　　::: :::　:::
:: ::::　::::::::　:: : :｜ ……そしたら、友達とか、家族とか、出来るかな　　　　　::::::　::::::::　
::　　　::　.::: ::::::└―――――――v―――――――――――――――::::::　::::::::　::　
:::::::: ::::　::::::::　::::　:::: ::::::::::::　::::　:::: ::::::::::::　:::::::: ::::　::::::::　::::::::　:::: ::::::::::::　::::::::　::::::::　:
:　:: ::　　　:: ::　　　　　:::　　　::　　:::: :: ::::　　　　:::　　　　:: ::　　　　　　::: :::　　　::
　　┌――――――――――――――――――――――――
　　｜ 出来るよ！それにほら、友達ならもう僕がいるじゃない
　　└―――y――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ 君と僕は…立場が違いすぎるよ
　　　　　　　　　　　　└―――v―――――――――――
　　┌――――――――――――――――――――――
　　｜ 違ったって良いよ。君は君だし、僕は僕だもん
　　└―――y―――――――――――――――――
――――､＿＿＿　　　＿__
　　　　　　　　　　　´￣　　　￣￣￣＼
　:::::::,､.∧_∧　　　　　 　　　　∧,,∧　　￣￣￣｀―-､＿
　　　　(,,´∀)　　　""'''''::::,,,,　(ω・,,)　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　 o(_　っ　　　""""　　　　uu_,,)〜　　　　　　　 　　＿／|
　　_,,,,....;;;:::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 i´￣i　i　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　_,―――|´￣￣￣￣|　／　Ｙ
　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿/´i　　　　/　　　　　;　/|　|　　/
_＿＿/　　　　｜　　　　　　　｜　　 .｜　　　　　／　Ｙ　ノ　　
　　　｜　　　 ./　　　　　　　 ./　　　 /　　　　　｜　　| /　　　
　　　/　　　　｜　　　　　　　｜　　 ｜　　　　　｜　　Ｙ　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　|　だから。だから僕は　|
　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿／

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　博士が「使い物」にならないように、
　　　

　　 　　　／`ー----'＼
　　　　　［[ |ｌ二ﾆﾆ二ｌ| ]］
　　 　　__二二二二二二　　　　　
　　　 　|__＿＿＿＿＿＿|
　　　　｜||｡ ﾟ 　　ﾟ　。 /￣|]　　　
　　　　｜||　　∧,,∧／　|"|
　　　　｜||　c(,,-ω)っ.　|| |　　　 ＿＿＿＿　　 　＿＿＿
　　　　｜|| ﾟ。.l　　i ゜　　|| |.　 　 li=ー―-=i!| 　 　l＿＿＿
　　　　｜||　　uｰu~。...　|| |ニﾆﾆ||＿＿＿_|.|　...　||lll|lll|lll|　　
ー= =-｜||゜　　。 　o 　 || |.　 　 | 　 　 　 　|　...　|〔・〕。。
　　　　｜|| ﾟ　　　　　　　|| |　 　 .|＿＿＿＿|ー―|ニ====
　　　　[|::|[ﾆ二二二二ﾆ]|::|]　　　￣￣￣￣

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　父さんが居ない時に研究室に忍び込んで
　　　　　　博士用の投薬ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑのﾃﾞｰﾀをいじって
　　　　　　


　ｶﾁｬ　ｶﾁｬｶﾁｬ…

　　 ∧_∧.　|￣:/＼　
　　 (,,´д)　|　/ﾟ､　/　
　 　/　　っ::::...＼../i
　　o　　'っ＼""" ｀￣　＼
　　|　￣|　　|￣￣￣￣￣|
　 └ー┤　 |　　　　　　　.|

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　エラーが出るように仕向けたんだ。


　　∧＿∧ ｵｶｼｲﾅ、
　 （； ´Д｀） 失敗ﾀﾞ…　　　 ∧_∧　/
　 （iつ□と）　　　　　　　 　n(∀｀/)　-
　　|＿_|＿|　　　　　　　　　　l　　ﾉo　ヽ
　　（＿）_）　　　　　　　　　　 U u

　　　　　　　―――うまくいったよ。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　博士はディアの身体のストックに選ばれることも、
　　　　　廃棄されることもなく、やがて研究員になった。


　　　　　　　　　　　 ∧,,∧　　　　　∧_∧
　　　　　　　　　　　(,,・ω・)　　　　(´∀｀,,)
　　　　　　　　　　　(i Ly」il)　　　　(lLy」 i)
　　　　　　　 　.　 〜|__|＿|.　　　 　|__|＿|o
　　　　　　　　　　　　し U 　　　　　 U ヽ)


　　　　　僕が無理やり運命をねじ曲げた。偶然じゃない。

　　　　　それまで、博士は優秀な生体で、あのまま行けば
　　　　　十中八九、「使われ」ていたはずだったんだから。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　それで、良かったのに。
　　　　　　　　　　　　なのにどうして今さら？

　　　　　　こうなる運命だったのか？

　こうならないようにしたかったのに　

　　　　　　　　　　僕は結局、何の役にも立ってない

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　――博士。

　　　　　　　　　僕らは友達だ。

　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　|　助けに、行かなきゃ、ならないのに　|　　　
　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　 　　　　　　　　　　　　,／i
　　　　|｀ヽ、　　　　　 _／´ 　|
　 　　 |　　　 _,.-‐ ' ´　　 　 　l　　　　　
　　 　 |　 ／　　　　　 　 　 　 |
　 　 　i /　　　　　　　　 　 　　 |
　　　　! 　 _　 　　　　- ､｡　　 　i
　　 　 l　´　　　　　　　　　　　　l
.　　　　i　　　　_＿　　　　　　　/
　　　 　＼　　´ー '　　　　　 ／
　　　　 ,ーヾ‐、　　 　　,ｰ￣ー､

　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　｜ 今度こそ、どうにもできないような気がして……怖いんだよ
　　　　　└―――v――――――――――――――――――――――
　　　　　　 　　 　 　 　 　 ／￣￣＼ 　 　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 .　|∧□/|.　|]　　　 　　　　　　　
　 　 　 　 　 　 　 ∧_∧ ﾐﾟдﾟ ；ﾐ　 |　　　　　　　 　　／
　 　 　 　 　 　 　( ｡´д) ( V　と 　 | 　 　 　 　　　／　
＿＿＿＿＿＿__(i Ly」l): )　　(:::____|]＿＿＿＿／　　
　　　　　　　　　　|＿|__|　U￣ヽ)
　　　　　　　　　　 し U

::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::




　　バタンッ！！


　　　　　　 人_∧＿人_∧＿人_∧＿人∧
　　　　　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　 　＞
　　　　　)　　手ぇ放せやｺﾞﾙｧｧｱ！！！　＞
　　　　　ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　>
　　　　　　 ⌒∨⌒∨⌒∨⌒∨⌒∨⌒∨ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……なんだ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――

　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ギコ！
　　　　　　　　　　　　　　　　└――v――
　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿_
　　|￣￣￣￣￣| .／∴¨　∞／!／|::::::|:::｜|l.||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,||　||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,||　
　　| [] 　 　　　　| |￣￣￣￣￣ | . | (ﾆﾆ:[|::|[||　| ｜| |｜| ｜||　||　| ｜| |｜| ｜||二二
　　|＿＿＿＿＿| |＿＿＿＿＿ |(((ニニニ`!:||　| ｜| |｜| ｜||　||　| ｜| |｜| ｜||＿＿
　　　　　　＿　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　||　| ｜| |｜| ｜||　||　| ｜| |｜| ｜||
　　　　 ／／|　　　　　　　　　　　　　 　　　　 ||　| ｜| |｜| ｜||　||　|_..|_|_.|_|_|_..|..||
　　　／／ 　|＿＿　 　　　　　　　　＿＿＿＿　　　　~~~~~
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　　　/ ∧,,∧　 ∧_∧　 ∧_,,.,.　　　　　　　　　　 ∧ ∧
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(； ・ω)::(；´匚l)　(；・□｀)　　　　　　　　　(ﾟДﾟ；)　ﾊｧﾊｧ
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 /とll　 　l/つ÷とi_) _(i<y>qと　　　　　　　　¬と　　ヽ
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 / ._　 i:.::,//| 　|／///∞　／l　　　　　　　　　l　　 i〜
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 博士を放せっつってんだｺﾞﾙｧ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ さもなくば撃つ！マジだぞ！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……小僧、そういう時はさっさと撃たないと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――――
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……後悔するぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 無理！お前は撃てないから！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ なぜかと言うとっ！親父っ！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……なんだと？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 博士を放せ。さもないとお前の息子を殺す！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜脅しじゃねぇぞｺﾞﾙｧｯ！！銃捨てろやっ！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ディアッ！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――
　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ディア様っ！！
　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――
　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿_
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ くっ……おい小僧！！ディアに手を出したら殺すぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ こいつが死んだらお前らのやってることは無意味になるからなっ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 博士に何かしたらひきがね引きますよ！？今すぐ博士を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ こっちに寄越せ！博士さえ返せばあとは何もしない！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ アードさん…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……分かった。エックス、拘束具、外してやれ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ …分かりました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――

　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿_
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

乙！
ﾑｷﾑｷ♪

ＧＪ！
思わすﾊｧﾊｧしてしまいました。　作品にも、筋肉にも。

おぉ・・・いい作品。いい筋肉

(*´ω｀)鼻血吹きそう…なんて良い話…

最後に笑わせんなー！ｗ

ところで、感想用スレとかって要らないかな？

>>158
！？
いるいるいる！ 欲しい欲しい欲しぶっ(*´д｀･"'*.

ﾎｽｨ(ﾟдﾟ)

感想書く人少ないのに・・・まあ立てるというなら止めないが

この辺は作者さんの意向次第じゃないかな
個人スレだしね

提案者ですが実はスレ立てたことないのよ…
だ、誰かテンプレ案を。若しくは立ててくださいorz

リロしわすれたー。
人少ないからいらないかなぁと私も思ったんですが
とりあえずもう少し様子見か。

このスレの作者の才能にびっくり
よく思いつくねこんなストーリー
映画で見たいぐらいなんだが

　　　　　(;'∀`)ノiｰi 　 　 感想ｽﾚ　あったら嬉しい　ﾎﾄﾄｷﾞｽ
　　　　 ﾉ(one)..　Y　　　 でもあんまり人も居ないし　前ｽﾚも残ってるし
　 　　 iｰi く └'.　| 　 　　無駄に沈んでいくのを想像したら泣けてくるので
　.　 　 Y　　 　　 　 　 　 今のｽﾚだけで充分です　ひっそりと行きます。
　　　　 |　　　＼＼＼

作者さんお疲れ様。

>>others
今後の事を考えて老婆心ながら。
専用感想スレに関しては一応ルールがあって、
　・Part3以上続いている　（←これはクリア）
　・自治スレで協議した結果ＯＫが出た場合　（今ならＡＡギルドもしくは総合議論か？）
立ててもいいことになってます。
（内容に関してはちょっとはっきりしない）。

今でも有効かどうかはわからんのですが、とりあえず。

とりあえずPart4を使うっていうのはダメなのかな？

スレタイに「しぃ」が入ってたばかりに荒れに荒れたのも今は昔

別にそんなに荒れてはなかったと思うが。

　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ディア、しっかりしろ。エックス、点滴と心電図モニター持ってきてくれ。
　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――v――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿_
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　　　／／ 　|＿＿　 　　　　　　　　＿＿＿＿＿　　　　~~~~~
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　　　/ ∧,,∧　　　∧_,,.,.　　　　∧ ∧　　　　／￣￣￣￣￣￣＼
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(； -ω)::;,.. (・ω｀;;)　　　(´- ｀x)　　＜　分かりました 　　.|
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 /　 つ　と.　;/と<y>とi)＿＿(iヽV/lつ　　 ＼＿＿＿＿＿＿／
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　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 絶対、助けるからな。もうちょっとの辛抱だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――v―――――――――――――
　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ と……さん、さっきの…人、ぼくに、そっくり……だったね
　　　　　　　　　　　└――――――v――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿_
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　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……しんどいなら、喋るな。寝て良いよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――v―――――――――――

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……ディア様？どうかしましたか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――v――――――――

　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ エックス…僕、知ってるよ。父さんが、僕のこと助けるために……
　　　　　　　　　　　　　　｜ いろんなこと……してくれてる、の。……でも、嫌なんだ……
　　　　　　　　　　　　　　｜ ……僕のせいで、いろんな人が不幸になってる……
　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――――――――――
　　|￣￣￣￣￣| .／∴¨　∞／!／|::::::|:::｜|l.||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,||　||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,||　
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　　　　　　＿　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　||　| ｜| |｜| ｜||　||　| ｜| |｜| ｜||
　　　　 ／／|　　　　　　　　　　　　　 　　　　 ||　| ｜| |｜| ｜||　||　|_..|_|_.|_|_|_..|..||
　　　／／ 　|＿＿　 　　　　　 　 　＿＿＿＿_　　 _;ーi　
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　　　/ ∧,,∧　　/l　〔‐〕 ll　∧ ∧　　
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(；・ω):;.,//l　 _ll.　|| (- ｀ x)
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 /　 つ　 ヽ)ー=‐―'＿||とVとi_)　　
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 /　　 i:.::,//　　／　　　 　／il　　〆ξζ
　|＿|￣|_||:::　　　　　 　　　　/＿ (/＿し_:://:: 　l二二二二l／||.　|￣￣￣|
　　　　　　　　　　　　 　　　　||＿＿＿＿||/:::　　||　::::::ll::::::::||: :　
　　　　　　　　　　　　 　　　　!l　　　　　　li　　　　　.,　￣　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ そうですね…でも、ディア様、私達はあなたが大事なんです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ だから助けたいんですよ。何を犠牲にしても。勝手な話ですが。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――v――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ ……これじゃだめなんだ……だめなんだよ。
　　　　　　　　　　　　　　｜ 誰も…不幸になっちゃいけない…のに
　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――
　　|￣￣￣￣￣| .／∴¨　∞／!／|::::::|:::｜|l.||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,||　||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,||　
　　| [] 　 　　　　| |￣￣￣￣￣ | . | (ﾆﾆ:[|::|[||　| ｜| |｜| ｜||　||　| ｜| |｜| ｜||二二
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　　　／／ 　|＿＿　 　　　　　 　 　＿＿＿＿_　_;ーi　
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　　　/ ∧,,∧　　 〔‐〕 ll. 　）)　 　∧ ∧　　
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　 ｸﾞｲｯ　/{{ (;｡・ω)., //l_ll 　＼.　　　 (　´ ｰ)
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 / 　 つ と-=‐―'　　＿||＿＿_(i ヽVlつ〆　　
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 /　　 i:.::,//　　／　　　 　／il　｜l　 　ξζ
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　　　　　　　　　　　　 　　　　!l　　　　　　li　　　　　.,　￣　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　|　痛いのや…… 苦しいのを、 味わう人を… .|
　　　　　　　　　　　　　　|　これ以上、増やす必要、ないんだよ… 　 .　|
　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／


　　　　　ﾌﾟｽｯ…


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　……ディア様？　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ ……ガハッ、ぐッ…ぁ
　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――
　　|￣￣￣￣￣| .／∴¨　∞／!／|::::::|:::｜|l.||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,||　||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,||　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……え？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――v――
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　　　　　　　　　　　　 　　　　!l　　　　　　li　　　　　.,　￣　　　　　

　　　　　　　　　 人从人从人从人／|
　　　　　　　　 ゝ　　　　　　　　　　　 ＞
　　　　　　　　 <　 ディア様！！！ 　>
　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　|/∨W＼/∨Wヽ/∨

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　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ お、どうしたんだ？痴話ゲンカか？
　　　　　　　　　└―――――――――v――――――
　　　　　┌――――――
　　　　　｜ ……博士！
　　　　　└―――v――
　　　　　　 　　 　 　 　 　 ／￣￣＼ 　 　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 .　|∧□/| 　|]　　　 　　　　　　　
　 　 　 　 　 　 　 ∧_∧ ﾐ　ﾟдﾟﾐ .　|　　∧,,∧　　　　　 　　／
　 　 　 　 　 　 　( ｡´д) ( V　と 　 | 　(・ω・,,)　　　　 　.／　
＿＿＿＿＿＿__(i Ly」l): )　　(＿.._.|]__.(iLy」 l)＿＿＿／　　
　　　　　　　　　　|＿|__|　U￣ヽ)　　　　|__|＿|
　　　　　　　　　　 し U　　　　　　　　　　し U

　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　｜ 無事だったの！？だって、僕、行かなかったのに！
　　　　　└―――v―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｺﾞﾙｧ親父ｯ!!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ ギコ達が助けに来てくれたんだ。
　　　　　　　　　｜ みんな無事？モガット、腹は平気かい？
　　　　　　　　　└―――――――――v――――――――
　　　　　　 　　 　 　 　 　 ／￣￣＼ 　 　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 .　|∧□/| 　|]　　　 　　　　　　　
　 　 　 　 　 　 　 ∧_∧ ﾐ　 ﾟдﾟﾐ.　|　　∧,,∧　　　 　　　　／
　 　 　 　 　 　 　( ；´Д) ( V　と...　| 　(・ω・,,)　　　 　　／　　
＿＿＿＿＿＿ とi Ly」lつ)　　(::____|]__(iLy」 lつ_＿＿／　　
　　　　　　　　　　|＿|__|　U￣ヽ)　　　　|__|＿|
　　　　　　　　　　 し U　　　　　　　　　　し U

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　父ｻﾝ頑張ｯﾀｿﾞ!!
　　　　　　　　　　　　　　　　　ｵ前ﾍﾉ愛ｶﾞｱｯﾀｶﾗ…ｷﾞｺｰ!!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｷﾞｬｧｧ触ﾙﾅｧｧ!!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　┌――――――――――――――――――――――
　　　　　｜ 無事。僕も平気だよ。良かった…ごめんね、博士
　　　　　└―――v――――――――――――――――――
　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ 何が？まあ良いや、戸締まりもしたし、
　　　　　　　　　｜ 今後どうするか、応接室で話し合おう。
　　　　　　　　　└―――――――――v――――――――
　　　　　　 　　 　 　 　 　 ／￣￣＼ 　 　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 .　|∧□/|　ｵｶｴﾘﾅｻｧｲ　　　　　　　　　
　 　 　 　 　 　 　 ∧_∧ ﾐ *ﾟ∀ﾟﾐ......|　　∧,,∧ 　 　 　 　 ／
　 　 　 　 　 　 　( ｡´∀) ( V　と　　| 　(・ω・,,)　　　 　／　　
＿＿＿＿＿＿ とi Ly」lつ)　　(....___|]__(iLy」 l)_＿＿／　　
　　　　　　　　　　|＿|__|　U￣ヽ)　　　　|__|＿|
　　　　　　　　　　 し U　　　　　　　　　　し U

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　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　|　おーいエックス！行くぞ！しっかり鍵かけといてくれ！　 |
　　　　|　時間がない。次こそはあいつを捕まえる。　　 　　 　 　　|
　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　｜ アードさん……
　　　　　　　　　└―――v――――

┌―――――――――――――― ／￣￣￣￣＼
｜ 誰も侵入できないように、あ、銃も| アードさん　 |
└―――v―――――――――――＼＿　　＿_／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |／
　 　　∧_,,.,.　　　　　　　　∧ ∧　
　　　(・ω｀;;)　　　　　　　(д｀ x)
　　 とli <y>iつ　　　　　 とV／U
　　　 |＿|__|　　　　　　　　|l　　|
　　 　 (/ U　　　　　　　　 U .Ｕ

┌――――――――――――――
｜ 何だ！遮るなよ人の話を！！
└―――v――――――――――
　　　　　　　　　┌―――――――
　　　　　　　　　｜ ディア様が
　　　　　　　　　└―――v―――
┌――――――――――――――――――――
｜ ……ディアがどうした？点滴して寝てるだろ？
└―――v――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　 　　∧_,,.,.　　　　　　　　∧ ∧　
　　　(#・ω｀)　　　　　　　(- ｀ x)
　　 とli <y>i)　　　　　　 　ｉV/U
　　　 |＿|__|　　　　　　　　|l　　|
　　 　 (/ U　　　　　　　　 U .Ｕ

　　　　　　　　　┌――――――――――――
　　　　　　　　　｜ ディア様が、亡くなりました。
　　　　　　　　　└―――v――――――――
┌――――――
｜ ……は？
└―――v――
　 　　∧_,,.,.　　　　　　　　∧ ∧　
　　　(;;・ω｀)　　　　　　　(- ｀ x)
　　　(li <y>i)　　　　　　 　ｉV/U
　　　 |＿|__|　　　　　　　　|l　　|
　　 　 Ｕ U　　　　　　　　 U .Ｕ

ダダダダッ　　バタンッ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 何でだ！？まだだろう！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 心拍も安定してたはずだぞっ！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――――
　　　／／ 　|＿＿　　　　　　　　　＿＿＿＿___
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　 　 /;∧,,∧ 　　/ｌ　 ∧_,,.,.
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(ω-::;);;:.;//i　(・ω｀；)　　　 　∧ ∧　　 ／￣￣￣￣￣＼
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 / と　　Ｕ;;;;.;//　とli<y> iつ　　 　(- ｀ x)　＜　これを……　　|
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 /　　 i:.::.//　　　|__|＿| Ξ -+とｉV/Ｕ.　　 ＼＿＿＿＿＿／
　|＿|￣|_||:::　　　　　 　　　　/＿ (/＿U._://　　　　Ｕ　ヽ)　　 　　|l　　|
　　　　　　　　　　　　 　　　　||＿＿＿＿||/　　　　　　　　　　 　 　U ヽ)
　　　　　　　　　　　　 　　　　!l　　　　　　li　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……注射器？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ディアが…自分で？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――
　　　／／ 　|＿＿　　　　　　　　　＿＿＿＿___
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　 　 /;∧,,∧ 　　/ｌ　 ∧_,,.,.
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(ω-::;);;:.;//i　(;;・ω｀)　　　　　∧ ∧　　 ／￣￣￣￣￣＼
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 / と　　Ｕ;;;;.;//　　(iつ-+と　　　　(- ｀ x)　＜　　……はい　　|
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 /　　 i:.::.//　　　|__|＿| 　　 　 　ｉV/Ｕ.　　 ＼＿＿＿＿＿／
　|＿|￣|_||:::　　　　　 　　　　/＿ (/＿U._://　　　　Ｕ U　　　　　　|l　　|
　　　　　　　　　　　　 　　　　||＿＿＿＿||/　　　　　　　　　　 　　　U ヽ)
　　　　　　　　　　　　 　　　　!l　　　　　　li　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ お前がついてて？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――
　　　／／ 　|＿＿　　　　　　　　　＿＿＿＿___
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　 　 /;∧,,∧ 　　/ｌ　 ∧_,,.,.
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(ω-::;);;:.;//i　(;;・ω｀)　　　　　∧ ∧　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 / と　　Ｕ;;;;.;//　　(iつ-+と　　　　(- ｀ x)　＜　……申し訳ありません　 |
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 /　　 i:.::.//　　　|__|＿| 　　 　 　ｉV/Ｕ.　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　|＿|￣|_||:::　　　　　 　　　　/＿ (/＿U._://　　　　Ｕ U　　　　　　|l　　|
　　　　　　　　　　　　 　　　　||＿＿＿＿||/　　　　　　　　　　 　　　U ヽ)
　　　　　　　　　　　　 　　　　!l　　　　　　li　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 何故だ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ …私も不意のことだったので…まさかこうなるとは…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 話してた最中だったんです。ディア様が「これじゃだめだ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ と仰って、すぐに…… ／￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v―――――＜　はははは　 |―――――――――
　　　／／ 　|＿＿　　　　　　　　　＿＿＿＿___　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿／
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　 　 /;∧,,∧ 　　/ｌ　 ∧_,,.,.
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(ω-::;);;:.;//i　(;;・ω｀)　　　　∧ ∧　　
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 / と　　Ｕ;;;;.;//　　(iつ-+と　　　(- ｀ x)　　
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 /　　 i:.::.//　　　|__|＿| 　 　 　ｉV/Ｕ.　　
　|＿|￣|_||:::　　　　　 　　　　/＿ (/＿U._://　　　　Ｕ U　　　　　|l　　|
　　　　　　　　　　　　 　　　　||＿＿＿＿||/　　　　　　　　　 　　　U ヽ)
　　　　　　　　　　　　 　　　　!l　　　　　　li　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ はははははははははは！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ アードさん……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――
　　　／／ 　|＿＿　　　　　　　　　＿＿＿＿___　
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　 　 /;∧,,∧ 　　/ｌ　 ∧_,,.,.　　　　∧ ∧
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(ω-::;);;:.;//i　(;;^ω｀)　　　(д｀ x)　　　
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 / と　　Ｕ;;;;.;//　　U <y>iつ　　 ｉV/Ｕ.　　
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 /　　 i:.::.//　　　|＿|__| 　 　　|l　　|
　|＿|￣|_||:::　　　　　 　　　　/＿ (/＿U._://　　　　Ｕ 彡　　　 　U U
　　　　　　　　　　　　 　　　　||＿＿＿＿||/　　　　-+　ｶｼｬﾝｯ　　　　 　　　
　　　　　　　　　　　　 　　　　!l　　　　　　li　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ははは……ゲホッ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――v――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ …ｺﾞﾎｯ。……終わりだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ え？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――v―
　　　／／ 　|＿＿　　　　　　　　　＿＿＿＿___　
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　 　 /;∧,,∧ 　　/ｌ　 ∧_,,.,.　　　　∧ ∧
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(ω-::;);;:.;//i　(;;・ω｀)　　　(д｀ x)　　　
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 / と　　Ｕ;;;;.;//　　U <y>iつ　　 ｉV/Ｕ.　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜終わりも終わり。ｼﾞ・ｴﾝﾄﾞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ｹﾎｯ、最悪のｼﾅﾘｵだな。なんだこれ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ アードさん？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――v―――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ これが俺の人生か！はははッ、ゲﾎｯ！！いや、ほんの一節だな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 繰り返せるよ、何度でも。長い長い人生の中で！その度にこんな結末ｺﾞﾎｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ アードさん、落ち着いて下さい！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 薬、飲まないと。切れかけてますっ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――v―――――――――――――
　　　／／ 　|＿＿　　　　　　　　　＿＿＿＿___　ｺﾞﾌｯ
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　 　 /;∧,,∧ 　　/ｌ ∧_,,.,.　　　　∧ ∧
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(ω-::;);;:.;//i(・ω｀;;)　　　(д｀ ；)　　　
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 / と　　Ｕ;;;;.;//と.;:';y> iつ　　とｉV/ lつ　　
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 /　　 i:.::.//　　|__|＿| 　 　　|　l　|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ …ｹﾞﾎｯ、ガナーの墓に…、行って来る
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 私もついて行きま|　ディアを、見ててくれ　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―― ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
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　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　 　 /;∧,,∧ 　　/ｌ 　　　∧ ∧　　　 ∧_,,.,.　　　　
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(ω-::;);;:.;//i　　　(； ´д)　　　(;;・ω｀);.　　
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 / と　　Ｕ;;;;.;//　　　とｉ ヽVlつ　 　(l' <y>i)　
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 /　　 i:.::.//　　　　　| 　.l |　　　　|＿|__| 　 　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 分かり…ました…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――
　　　／／ 　|＿＿　　　　　　　　　＿＿＿＿___　
　 ／／　 ／：：：／|　　　　　　 　 /;∧,,∧ 　　/ｌ 　　　∧ ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　∧_,,.,.　　　　
　 | |　 ／：：：／／i|::..　　　　　　/　(ω-::;);;:.;//i　　　(- ｀ ；)　　　　　　　　　 　　 　　 　 　(;;-ω｀),,.　…ｺﾞﾎｯ　
　 |_|／：：：／／￣ 　 　　 　 　 / と　　Ｕ;;;;.;//　　　　(ｉ ヽVl)　　　　　　　　　　　　 　　 　 (il <y>i)　
　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　 /　　 i:.::.//　　　　　| 　.l |　　　　　　　　　　　　　　　　 　|＿|__| 　 　
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　┌―――――――――――――
　｜ ｹﾞﾌｯ…ん゛ん゛っ、
　｜ これじゃ話せないな…薬…
　└―――――――v―――――
　　　　
_ __ _,,..,_ __ ,.,,,.,_ __ ,.,_ ___,,.,_ __ ,..,.,_ ___,_ __
　　
'"`'　　　　　　　　　∧_,,.,.
　　　　　　　　 　　(・ω｀;;) }}　ｶﾞﾌｯ　
　　　　　　'´''　　　(iつy>.i) ｺﾞﾎｯ
　　　　　　　　　　　|＿|__.|　,,.,　）)
　　　　　　　　 　　　U ヽ)
,..,;..

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ふう……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――
　 /:/''ヾ,:;`//"'`',:'':'':'　　　.　.. .... .　　　　　`　..　　　. ... ..
;:;/:/:;;:;:i",:;ﾞ,:;`,,ノ''"_ ,.,,.,_ ___,_ __ ,.,_,.,_ __ _,,..,_ __ ,.,,,.,_ ___,_ _.,_ ___,_ __
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　.;,:;;:;:'':i/　　　　　　　　　　　　　　　　
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　 ,:;:'':;:;,i　　　　　　　　 　＿__　　　　　　　　　　　,,.,(-ω｀；)　ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ
　.;:'':;:;,:;;|　　　　　　　 　〃:::::::ヽ 　　　　　　　　　 　(iつﾟ>il)　　　ｺﾞｸｯ　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……久しぶり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――
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　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ ガナー。ディアが、死んだよ。
　　　　　　　　　　　　　｜ 自分で…毒を注射して……
　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――
　 /:/''ヾ,:;`//"'`',:'':'':'　　　.　.. .... .　　　　　`　..　　　. ... ..
;:;/:/:;;:;:i",:;ﾞ,:;`,,ノ''"_ ,.,,.,_ ___,_ __ ,.,_,.,_ __ _,,..,_ __ ,.,,.,_ ___,_ __
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　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ 呆気ないもんだな。お前の、「何で長生きしたいの？」って質問、やっぱり
　　　　　　　　　　　　　｜ 今でも答えらんねえよ。長く生きてる分、嫌なことの方が多いのに。
　　　　　　　　　　　　　｜ 縋り付いてたものがなくなるってのは、どうしてこう辛いんだろうな
　　　　　　　　　　　　　└―――v―――――――――――――――――――――――――――――
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　 :.;;:":.;;.''`.:.;;:."//.:.;;:":.;;.''`　. .:.`:.:..: .:.:.:.... .. . ..... .. . .
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　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ なぁ。空回ってばっかだよ。ディアのこと頼むって、お前言ったよな。
　　　　　　　　　　　　　｜ 最後の頼みだったんだよな。それすら叶えられなかった！死なせたよ！！
　　　　　　　　　　　　　｜ どうにかするって言ったのに。絶対って。なのに、どうにも出来なかったんだ……
　　　　　　　　　　　　　｜ 俺はさ、ホントに、何の為に生きてんだろうな？ちっとも幸せになれねえよ。
　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――――――――――――――――――――――
　,:;''`.:.;;:.":.;;..　.:.;;:.":.;;.''`.:.;;:."　.. :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..:.
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　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ なんか言えよ。返事しろよ。埋まってんだろ。なあ、ガナー。幽霊でも
　　　　　　　　　　　　　｜ 幻覚みたいなのでも良いよ、お前がいなくなって、ディアも、死んで、
　　　　　　　　　　　　　｜ 俺一体どれだけ大事なもの失くせば良いんだ？いつ終わるんだ？
　　　　　　　　　　　　　└―――v―――――――――――――――――――――――――――
　,:;''`.:.;;:.":.;;..　.:.;;:.":.;;.''`.:.;;:."　.. :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..:.
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;;:;:'':;ヾ:;,:｀ヽ､　　　　.､,.,,l::l;:::::::::::l（＿つ
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　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ こんな風になるなら、最初から、何もいらなかった、ってさ……
　　　　　　　　　　　　　｜ 言えれば良いのに、そうじゃないんだよ……。俺、寂しがりだぞ。
　　　　　　　　　　　　　｜ お前のことも、ﾃﾞｨｱのことも、大事だったのに……おいてくなよ、なあ…
　　　　　　　　　　　　　└―――v―――――――――――――――――――――――――――
　,:;''`.:.;;:.":.;;..　.:.;;:.":.;;.''`.:.;;:."　.. :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..:.
　 :.;;:":.;;.''`.:.;;:."//.:.;;:":.;;.''`　. .:.`:.:..: .:.:.:.... .. . ..... .. . .
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;;:;:'':;ヾ:;,:｀ヽ､　　　　.､,.,,l::l;:::::::::::l（＿つ゜
''´''"`''´ﾞ''"`''　　　　　　　　　　　　　　　　　,..,;..

　　┌―――――――――――――――
　　｜ もう良いか。いい加減、疲れた。
　　｜ エックス、怒るだろうけどな。
　　└―――v―――――――――――
　,:;''`.:.;;:.":.;;..　.:.;;:.":.;;.''`.:.;;:."　.. :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..:.
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;;:;:'':;ヾ:;;,｀ |__|＿|　.､,.,,l::l;:::::::::::::l,,
''´''"`''' "` し U　　　　　　　　　　　　　　　,..,;..

　　┌―――――――――――――――――――
　　｜ ……流石に、天国なんて、ないんだろうが
　　└―――v―――――――――――――――
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　|￣￣￣|／:::　　　　　　　 　 /　/　 　./　//　　／///∞　／l
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　　　　　 　　 ∧ ∧ヽ,,∧
　　　　'´''　　(- ｀ x)ω-,,)　　ｽﾞﾙｽﾞﾙ…
　　　　　　　　iV/　iつUヽ
　　　　　　　　 !ヾ　ヽ　　）〜　）)
　　　　　　　　　U ヽ)（ﾉ U
　
　　　　　　　　 　
,..,;..

　,:;''`.:.;;:.":.;;..　.:.;;:.":.;;.''`.:.;;:."　.. :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..:.
　 :.;;:":.;;.''`.:.;;:."//.:.;;:":.;;.''`　. .:.`:.:..: .:.:.:.... .. . ..... .. . .
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　　　　'''´': :.,.:;'
　　　　　　　 '

　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ ……アードさん。なんですかそれ。
　　　　　　　　　　　└―――――――v―――――――
　,:;''`.:.;;:.":.;;..　.:.;;:.":.;;.''`.:.;;:."　.. :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..:.
　 :.;;:":.;;.''`.:.;;:."//.:.;;:":.;;.''`　. .:.`:.:..: .:.:.:.... .. . ..... .. . .
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　.;,:;;:;:'':i/　　　　　　　　　　　　　　　　
:,,::::::;:'':;:|　　　　　　　''"`''　　　　　　　　 　,,.、
　 ,:;:'':;:;,i 　　　　　 　　　　＿__　　　　 ´ ∧ ∧
　.;:'':;:;;;;(∨''´') 　　　　　〃:::::::;ヽ　　　　(д｀ x)　''"`'　∧,,∧:
:'':;:;,:;;:;:'':U<y>il)　　　　　|;;i;;:::;;:;;:| 　,,,.,., (iV/　l)　　　　(-ω-,,)::　
;;:;:'':;ヾ:;:;（;;)_ﾑ(:;）::;　.､,.,,l::l;:::::::::::::l,,　　　 |.|　　| ｻﾞｯ　と　　　つ:
''´''"`',,┌‐';:;;.:::;::;;:　　　　　　　　　　,..,;... し ヽ)::...　　 /　　/::
,..,;..　;::;:;::::;;;;;:;;;:;;;''　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (/　U:::
　　　　'''´': :.,.:;'
　　　　　　　 '

　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ ずるいですよ。何で死ぬんですか。私１人で残って
　　　　　　　　　　　｜ 何しろって言うんですか？ねえ、アードさん、
　　　　　　　　　　　└―――――――v―――――――――――――――
:;ヾ､;..,",,ノ''"ヾ:;..,"'`',:'':'`　... :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..... ...　.. .:.:.:..
　 /:/''ヾ,:;`//"'`',:'':'':'　　　.　.. .... .　　　　　　..　　　. ... ..
;:;/:/:;;:;:i",:;ﾞ,:;`,,ノ''"_ ,.,,.,_ ___,_ __ ,.,_,.,_ __ _,,..,_ __ ,.,,.,_ ___,_ __ ,.,,.,_ ___,_
　'':;,:;;:;:'|//''"　.,;..
　.;,:;;:;:'':i/　　　　　　　　　　　　　　　　
:,,::::::;:'':;:|　　　　　　　''"`''　　　　　　　　 　,,.、
　 ,:;:'':;:;,i 　　　　　 　　　　＿__　　　　∧ ∧
　.;:'':;:;;;;(∨''´') 　　　　　〃:::::::;ヽ　　(д｀｡x)　'"`'　∧,,∧:
:'':;:;,:;;:;:'':U<y>il)　　　　　|;;i;;:::;;:;;:| ..,とiヽV/i)　　　　(-ω-,,)::
;;:;:'':;ヾ:;:;（;;)_ﾑ(:;）::;　.､,.,,l::l;:::::::::::::l,,.　 |　|.　|　　 　と　　　つ:
''´''"`',,┌‐';:;;.:::;::;;:　　　　　　　.　,..,;.. .Ｕ U::...　　　/　　/::
,..,;..　;::;:;::::;;;;;:;;;:;;;''　　　　　　　　　　　　　　　　　　(/　U:::
　　　　'''´': :.,.:;'
　　　　　　　 '

　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ 私は……1人で生きて行けるほど強くないですよ……。
　　　　　　　　　　　└―――――――v――――――――――――――――
:;ヾ､;..,",,ノ''"ヾ:;..,"'`',:'':'`　... :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..... ...　.. .:.:.:..
　 /:/''ヾ,:;`//"'`',:'':'':'　　　.　.. .... .　　　　　　..　　　. ... ..
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,..,;..　;::;:;::::;;;;;:;;;:;;;''　　　　　　　　　　　　　　　　　　(/　U:::
　　　　'''´': :.,.:;'
　　　　　　　 '

　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ ……世の中に、善も悪もないですけど、やっぱり、あるんですよね。
　　　　　　　　　　　｜ 私達、悪者だったんですかねぇ。こうなる運命だった、とか
　　　　　　　　　　　｜ そういうもんなんですかね。私達じゃない誰かが、幸せになったから？
　　　　　　　　　　　└―――――――v――――――――――――――――――――――
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　　　　'''´': :.,.:;'
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　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ 仕方ないですよね。こうなっちゃったんだから。どうしようもないです。
　　　　　　　　　　　｜ あーあ、まったく、生きるのって楽じゃないですね。
　　　　　　　　　　　└―――――――v――――――――――――――――――――――
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　　　 　 　　　｜ ほんと、人生なんてこんなもんです。　 |　
　　　　 　　　 ｜ 天国なんてのもないんでしょうし。.　 　 |　　
　　　　　　　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿　＿＿＿＿＿＿_／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |/


　　　　　　　　　　　　　　　 　 　
　　 　　 　 　　 　 　　l 、　　 　　 　 　 ／|
　　　　　　　　　　　　|　＼　 　　 　 ／　　i
　　　　　 　　　　　　 l　　　ー ‐-‐'　　　　|
　　　　　　　　　　　／　　 　 　 　 　 　 　ｲ
　　　　 　 　　 　　/　, -　　　　　　‐-､。 ヽ
　　　　　　　　　　i　　　　　　　　 　 　 　　 l
　　　　　　　　　　l　　　　､　　　_ , 　ヽ／　i 　　　
　　　　　　　 　 　 ヽ　　 　￣￣　 　／ヾ､/
　　　　　 　　　　　　ゝ､_　　　　　　　 _ ／
　　　　　　　　　　 　／　ヽ　　　 　　/ ヽー-

　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ ……でも、みんな同じところに行けたら、とか、
　　　　　　　　　　　└―――――――v――――――――――――
:;ヾ､;..,",,ノ''"ヾ:;..,"'`',:'':'`　... :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..... ...　.. .:.:.:..
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　 ,:;:'':;:;,i 　　　　　 　　　　＿__　　　　∧ ∧
　.;:'':;:;;;;(∨''´') 　　　　　〃:::::::;ヽ.　　(ー｀｡¬　ｶﾁｬ　∧,,∧:
:'':;:;,:;;:;:'':U<y>il)　　　　　|;;i;;:::;;:;;:| .,　(iヽV/∩　　　　(-ω-,,)::
;;:;:'':;ヾ:;:;（;;)_ﾑ(:;）::;　.､,.,,l::l;:::::::::::::l,,.　 |　|.　|　　 　 と　　　つ:
''´''"`',,┌‐';:;;.:::;::;;:　　　　　　　.　,..,;.. .Ｕ U::....　　 　/　　/::
,..,;..　;::;:;::::;;;;;:;;;:;;;''　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (/　U:::
　　　　'''´': :.,.:;'
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　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　|　思っちゃいますよ…　|
　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿／




　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊﾟﾝｯ…
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く

リアタイキター！
乙。続きが気になります。

前スレではしゃいでしまったけど改めてこちらで。

泣きそうになりました・゜(ﾉД｀)゜・映画かドラマを見てるみたいだ。
這いつくばってるってｗお大事にしてください。

親がどっちの方かﾜｶﾗﾝがGJ!

↑(´д｀；)？？ﾃﾞｨｱの親が分からないってこと？
その伏線はﾃﾞｨｱが振り向いた時に(・ω・,,)な顔だったから
誰の子だか分からないと見せかけて結局ｱｰﾄﾞの子だったんだな、と俺は勝手に解釈した

色々と乙ー！
続き楽しみに待ってますYO!!

感動のシーンで笑わってしまった・・・

ｽｹﾞｰ（ﾟДﾟ）

↑　sageる事も知らないのか

厨房君wwwwww

>>233 そういう発言をするな
荒れる

「私達って悪者だったんですかね」

重い…。

目が潤んできた。
正直、今このスレが一番好きだ

ＡＡだけじゃなくてこういうストーリーも作るとはさすが
今後の活躍に期待！

(´д｀)　ま　た　鼻　血　が　…

>229
最後、メル欄

ああ、リアルタイム見逃した……

いや、とにかく乙です。
割り切れない思いとか、死に際の儚さとかが凄く伝わる…。

感動しました。頑張って下さい。

>>225
笑い顔が直らん。

会社で休憩中に見てたんだけど、我慢できなくなって
泣いてしまいました。

ＧＪです！

ギリギリで二月か…

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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣／￣￣￣￣＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　|　……昨日未明、.|　……ギコ、　|で死体が発見されました。　　　　　　 　　 　 　　 　 |
　　　　　|　三体の内の二体＼＿＿＿＿／ に銃創が.／￣￣￣＼自殺と判断されましたが、　|
　　　　　|　残りの一体の身体には注射の跡があり、 |　はい？ 　|警察は追って関連を . 　 　 |
　　　　　|　調べているとの事です。なお、死体の身元＼＿＿＿／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ブチッ:::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　｜ もう、子供達、部屋から自由に出して良いぞ。
　　　　　｜ 退屈してるだろうから、外で遊んでやって。
　　　　　└――――v――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ へっ！？で、でも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――y――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　 ∧,,∧　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　　 　∧ ∧
　　　　　　　　　　　(,,・ω・)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(дﾟ ；)
　　　　　　　　　　　(li Ly」l)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⊂　 U
　　　　　　　　　　〜|＿|__|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　と ,,ノ〜
　　　　　　　　　　　　Ｕ U　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀Ｊ

　　　　　┌――――――――――――
　　　　　｜ ……もう、大丈夫なんだ。
　　　　　└――――v―――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 分かり……ました……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――ｖ――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　 ∧,,∧　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　　 　∧ ∧
　　　　　　　　　　　(・ω・,,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(дﾟ ；)
　　　　　　　　　　　(i Ly」l)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ｌ 　.U
　　　　　　　　　　〜|＿|__|　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　　 　|　　|〜
　　　　　　　　　　　　Ｕ U　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 U｀Ｊ

　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ はぁ〜あ、これで一件落着って所かな
　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――

　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ まったく、胸糞悪い出来事だった。
　　　　　　　　　　　　｜ あんたらﾎﾝﾄにここで暮らすのか？
　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――
　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　 |　　　____　　 ____　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:|
　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ヽ.○ノ...;.|
　　　　 | 　　　　 'i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :.: .▲.: .: .|
　　　　 |　　　　 　|i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:ｊヽ;;:;:; |
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣
　　　　 |　　　　 　||　
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　∩ ∩＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ(・∀・ ) 　　　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　(iLv」il)　　　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　(,,）ﾑ（'')　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(,,・ω・)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　）　　　　 '　 　)(,, ´д)＿(iLy」 l)＿＿　　∧ ∧ 　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (i Ly／　　　　　 　　　/l (ﾟ 　 *)　＜　そりゃあな、ｷﾞｺも居るし、帰る家もない。　　　　　|
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ 　　　　　　　　　//i| (ily」と)　　|　２人で暮らしたいところだがｱｲﾂは承知せん。 　 |
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　（_（＿つ...｜ 迷惑は掛けんように努力しよう　　　　　 　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　　　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ 僕もね。長いこと１棟にいたからさあ、もう前の家ないんだよ。
　　　　　　　　　　　　　　｜ 部屋さえありゃ必要以上に干渉はしないよ。ま、ダメだってんなら
　　　　　　　　　　　　　　｜ 出て行くけど。僕は別になんでもいいんだ
　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ まあ、構わないが。奥の方に使ってない
　　　　　　　　　　　　｜ 部屋がいくつかあるから、好きにしろ
　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――――
　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　 |　　　____　　 ____　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:|
　　　　 |　　(`),/| 　/ヽ(゜,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ヽ.○ノ...;.|
　　　　 | 　　　　 'i /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :.: .▲.: .: .|
　　　　 |　　　　 　|i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:ｊヽ;;:;:; |
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣
　　　　 |　　　　 　||　
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　∩ ∩＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ(・∀・ ) 　　　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　(iLv」il)　　　　　 ______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　(,,）ﾑ（'')　＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　　　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(,,　　 )　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　）　　　　 '　 　)(,,. 　´)＿(i　　　l)＿＿　　∧ ∧　　 ／￣￣￣￣￣＼　　　　　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (i L ／　　　　　 　　　/l .(ﾟ 　 *)　＜　恩に着よう。　 |
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ 　　　　　　　　　//i| (ily」と)　　＼＿＿＿＿＿／　　　　　　
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　（_（＿つ　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ じゃ、さっそく見てくるね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――v―
　　　　 |　　　　 　|i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|;:;:;:;:ｊヽ;;:;:; |
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣
　　　　 |　　　　 　||　
　　　　 |　　　　 　||　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿_
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ ＿＿＿＿______.γ　　　　 　　　　　　　`, ＿＿＿＿＿＿
　　　／　　　　 / .|　＼　　　 __,________|　　　　　　　　　　______i､　　
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　　　　　　 ＿___,,i__i　　|.　 　∩ ∩
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|.　　(・∀・ )
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　　(i Lv」ilつ　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(,, ・ω)　　　　　　　 　 　 　　 　　|＿|__|　　　　　　　　　　
　　　　　）　　　　 '　 　)(,, ´д)＿(i Ly」l)＿＿　　　　　　　　∧ ∧　U U　　　　　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (i L ／　　　　　 　　　/l　　　　　　　(* ﾟд)　
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ 　　　　　　　　　//i|　　　　　　 (i lLy」i)　　　　　　　　
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ　 　　　　　　　 |＿|__|　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i|. 　　　　　　　　　(/ U

　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　｜ ……博士、ホントに、ごめんね。
　　　　｜ 怖気づいて、君を助けにいけなかった。
　　　　└――――v――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ 謝る必要なんかないだろ。結局助かったしね
　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――――

　　　　┌――――――――――――――――――――――
　　　　｜ でも、君があんな目に遭ったのは僕のせいなのに
　　　　└――――v―――――――――――――――――
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　　　　　　 ＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(・ω・,,)　　　　　　　　 　 　　　
　　　　　）　　　　 '　 　)(,, ´д)＿(iLy」 l)＿＿　 　 　 　　　　　　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (i Ly／　　　　　 　　　/l
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ 　　　　　　　　　//i|　　　
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　

　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ 何？お前は関係ないだろ？
　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――
　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――
　　　　｜ 僕は、君があいつらに利用されないようにしたかったんだ。
　　　　｜ 君の身体の欠陥は僕のせいでできたものなのに、
　　　　｜ 結局、君は狙われた。僕はただの役立たずだ。あの頃からずっと。
　　　　└――――v――――――――――――――――――――――――
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　　　　　　 ＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(・ω・,,)　　　　　　　　 　 　　　　
　　　　　）　　　　 '　 　)(,, ´д)＿(iLy」 l)＿＿　 　 　 　　　　　　　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (i Ly／　　　　　 　　　/l
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ 　　　　　　　　　//i|　　　
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　

　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ 役に立つとか、立たないとか、そんなのはどうでも良いさ。
　　　　　　　　　　　　　｜ 今こうして私は無事なわけだし、お前は親友だ。
　　　　　　　　　　　　　｜ 何か不都合があるか？それで良いじゃないか。
　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――――――――――
　　　　┌―――――――――――――――
　　　　｜ そう言ってくれると助かるけど…
　　　　└――――v――――――――――
　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ モガット、お前も徹夜続きだろ？帰って寝てくれ。
　　　　　　　　　　　　　｜ 私も緊張の糸が切れたらしい。暫く休む事にするよ。
　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――――――――――
　 ／　　　　　　　　　　　　　 i__i,_______i　　　　　　 ＿__.,,,i__i　　|　
／ 　　 　　　　　　　　　　 　　　| ┌'　 ￣￣￣￣　　;..:.:.:|　.:.:.:|　
　　　　　__,..､-ｰ=､..　　　　　　　L..∧,,∧──────L____:j 　　　　
　　　　 'i,　　　　 'i,　　　∧_∧　　(・ω・,,)　　　　　　　　 　 　　　　
　　　　　）　　　　 '　 　)(,, ´д).＿(iLy」 l)＿＿　 　 　 　　　　　　　　
　　　　　i',',',',',',',',')_／;j (i Ly／　　　　　 　　　/l
　　　　　|＿＿____,,j／　 l／ 　　　　　　　　　//i|　　　
　　　　　　 ｰ┷ｰ　　　　 iﾆニニニニニニﾆﾚ,　　
　　　　　　　　　　　 　　 |il　　　　　　　　　|i| 　　　　　

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　　　　┌――――――――――――――
　　　　｜ しっかしここ意外に広いねぇ〜
　　　　└――――――v―――――――
　　　　　　　　　　　　┌――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ 安い土地なんだろう。
　　　　　　　　　　　　└――――――v―――
　　　　　ﾃｸﾃｸ
　　　　　　　　　　　　 ∩ ∩　　　　∧ ∧
　　　　　　　　　　　　(* ・∀)　　　.(дﾟ .*)
　　　　　　　　　　　　(iLv」il)　　　 (iLy」 il)
――――――――. |__|＿|――　.|__|＿|―――――
　　　　　　　　　　　 　 U ヽ) 　 　 　 U U

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ？どうしたの？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――
　／￣￣￣￣＼　
　|　　　　　　　　|　
　|　 kids room. |]　
　|　　　　　　　　|
　|　　　　　　　　|
　|　　　　　　　　|]　　　　∧ ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　∩ ∩　　　 ∧ ∧
　|　　　　　　　　|　　　　(　ﾟдﾟ)　ｧ、　　　　　　　　　　　 　　(* ・д)　　 （дﾟ ；）　ｳﾜ
　 ===========―――/　つつ―――――――――――(iLv」il)―　(iLy」 il)――――――
　　　　　　　 　 　 　 〜（　　.ﾉ　　　∧∧ 　 ∧∧　　　　　　　|__|＿|　　　|__|＿|
　　　　　　　　　　　　　　(/ U　　　( ﾟ∀｀)　(,,´д) …ﾀﾞﾚ?　 　U ヽ) 　　　 U U
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〜(_ uu　o(_　っ　∧∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧∧　　∧∧　　(´・ω)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　(；・∀)　(*ﾟ -ﾟ)　 o(　　_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　 o(_ っu〜(_　 ﾉ

　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――
　　　　　　　｜ 大丈夫だぞｺﾞﾙｧ、今日からここで暮らす…のか？
　　　　　　　｜ えーと、モネイルさんと、……ガウドさんだ
　　　　　　　└――――v――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ あ、そうか、ちびっこがいるんだっけね。忘れてたよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ギコ、他人行儀なこと言わんで…ﾊﾟﾊﾟって呼んでくれよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ これからはずっと一緒だしなっ！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――――――――
　／￣￣￣￣＼　
　|　　　　　　　　|　
　|　 kids room. |]
　|　　　　　　　　|
　|　　　　　　　　|
　|　　　　　　　　|]　　　　∧ ∧　　　　　　　　　　　　 　　　 　∩ ∩　　　∧ ∧
　|　　　　　　　　|　　　　(,, ﾟДﾟ)　　　　　　　　 　　　　　 　 　(∀・　)　　（дﾟ *）
　 ===========―――/ U つ――――――――――― (iLv」il)―　(iLy」 iつ――――――
　　　　　　　 　 　 　 〜（　　ﾉ　∧∧ 　 ∧∧　　　　　　　　　|__|＿|　　　|__|＿|
　　　　　　　　　　　　　　(/ U　(;ﾟ∀｀)　(；´д)　　　　　　　　　U U　　　　 U U
　　　　　　　　　　　　　　　　 〜(_ cu　　cc　_)o　∧∧
　　　　　　　　　　　　　　 ∧∧　　∧∧　　　　　(´・ω)？
　　　　　　　　　　　　　　(；・∀)　(；ﾟ -ﾟ)　　　　 o(　　_)
　　　　　　　　　　　　　 o(_ っu〜(_　 ﾉ

　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　｜ ｳﾙｾｪ。こっちは、足元から、ﾓﾚﾝにﾓﾅｰ、ﾓﾗ、しぃ、ｼｮﾎﾞ。
　　　　　　　｜ みんな良い子だから変なこと教えんなよな。今日の晩から
　　　　　　　｜ メシはみんな一緒だから。あとあんたらの部屋は向こう。
　　　　　　　└――――v―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ふんふん、よろしくちびっこ達。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ふうむ、まさかロリコン願望があるとは思わなんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――――――――
　　　　　　　┌――――――――――
　　　　　　　｜ ねえよそんなもん。
　　　　　　　└―――v――――――

　／￣￣￣￣＼　
　|　　　　　　　　|　
　|　 kids room. |]　
　|　　　　　　　　|
　|　　　　　　　　|
　|　　　　　　　　|]　　　　∧ ∧　　　　　　　　　　　　 　　 　 　∩ ∩　　　∧ ∧
　|　　　　　　　　|　　　　(#ﾟДﾟ)　　　　　　　　 　　　　　 　 　 (∀・　)　　（дﾟ *）
　 ===========――　と　　U―――――――――――　(iLv」il)―　(iLy」 i)――――――
　　　　　　　 　 　 　 　　 l　　|　∧∧ 　 ∧∧　　　　　　　　　|__|＿|　　　|__|＿|
　　　　　　　　　　　　　　 U~U ( ﾟ∀｀)　(；´д)　　　　　　　　　U U　　　　 U U
　　　　　　　　　　　　　　　　 〜(_ uu　　cc　_)o　∧∧
　　　　　　　　　　　　　　 ∧∧　　∧∧　　　　　(　　　)　ﾖﾛｼｸｰ
　　　　　　　　　　　　　　(；・∀)　(；ﾟ -ﾟ)　　　 　 ( o　_)
　　　　　　　　　　　　　 o(_ っu〜(_　 ﾉ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ じゃ、俺らは外で遊んで来るから。メシは朝７時、昼１２時、夜７時。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 洗濯ものは昼までに出せば俺が洗う。風呂は勝手に入ってくれ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ それ以外は特になし。じゃ、ごゆっくり。行って来ます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―v――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　┌――――――――――
　　　　　　　　　｜ ギコ、お前の部屋は？
　　　　　　　　　└―v――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 教えねぇよ！入って来たらぶっ飛ばすからなｺﾞﾙｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―v――――――――――――――――――――
　主婦ﾀﾞﾈｪ
　　　 ∩ ∩　　　∧ ∧　　　　 　　　　∧ ∧
　　　(　・∀) 　　(* ﾟд)　　　 　　　　 (дﾟ ,,)
　　　(iLv」il)　　 (iLy」il)　　　　　　　　l　　つ　　∧∧ 　∧∧　ﾍｪｰ
―― |__|＿|――|__|＿|―――――〜'　　|― (ﾟ∀｀)　(д｀ )　∧∧―――――――――
　　 　 U .U　　　　U U　　　　　　　　　Ｕ Ｕ　〜(_ uu　o(_,,uu　(ω･｀)　ｵﾄｳｻﾝﾅﾝﾀﾞ…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧∧　　∧∧　(uu　)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(∀・ﾒ)　(ﾟ- ﾟ*)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 o(_ っu 　 (,,_　)〜

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　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　｜ これで、良かったんだ
　　　　　　　　　　　　　　　　└―――v―――――――
　　　　 |　　　　　　/ヽ　　　　　　　　　　　　　
　　　　 | 　　　　　/./￣ヽ　　　　　　　　　　
　　　　 |　　　　 　|i ￣￣　　　 ／￣￣＼　　
　　　　 |　　　　 　|| ..　.　 　 　 | 　 ∧,,∧|
　　　　 |　　　　 　|| ..　.　 　 　 |　 (･ω・,,)　　　　　
　　　　 |　　　　 　|| ..　.　 　 　 |　 (i Ly」l)　　　　　
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ＿＿＿＿| 　.|＿|__||
　　　／　　　　 / .|　＼　　　　 ￣￣Ｕノ￣￣￣￣￣
　 ／　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　

　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ 何を、思い悩む必要がある……？
　　　　　　　　　└―――v――――――――――――
　 ＿＿＿＿＿＿＿
　 ||　　　　　　 　　　| 　∧,,∧　　　　　　
　 ||ヽ　〔　　　　〕 　 |__(ω・ ；)＿＿＿＿＿＿＿
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`とiLy」 l)　　　　　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:.l.　_i　 　　　　 　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|,!　　 　　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　

　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ 私に非などない。あれは一方的な……
　　　　　　　　　└―――v―――――――――――――
　 ＿＿＿＿＿＿＿
　 ||　　　　　　 　　　| 　　　　　　　
　 ||ヽ　〔　　　　〕 　 |.∧,,∧_＿＿＿＿＿＿＿
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒'(ω- ；)　　　
　（　 ノ　 　⌒　　⌒とiLy」 lつ　　 　　　　 　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|_iつ　　 　　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　

　　　　　　　　　┌――――――
　　　　　　　　　｜ ……私は、
　　　　　　　　　└―――v――
　 ＿＿＿＿＿＿＿
　 ||　　　　　　 　　　| 　　　　　　　
　 ||ヽ　〔　　　　〕 　 |._＿＿＿＿＿＿＿
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒ (∨∨)　　　
　（　 ノ　 　⌒　　⌒とiLy」 l)　　 　　　　 　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|iつ　　 　　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　

　　　　　　　／￣￣￣￣＼
　　　　　　　|　 ………。　 |
　　　　　　　＼＿＿＿＿／

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 私のほうの部屋も同じ作りだな。ま、必要な家具は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ おいおい買うとして……さて、どうする？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――v―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ 寝る。眠いから。明日から仕事探さなきゃね
　　　　　　　　　　　　└――――――y――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ふむ、それもそうだ。無職の肩書きは情けないな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ では私も部屋で今後の事を考えるとしよう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――v――――――――――――
　　　　　　　　　::.　　　　　　　,
　　　　　 _＿＿＿_＿＿_,
　　　　　|l　　　　|| 　　　||
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　　　　　 ￣￣￣￣￣￣' ;::,.
　 ＿＿＿＿＿＿＿
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　 |＼ ⌒⌒ ⌒⌒ ⌒＼　　　　　 (　・∀)　　　　　　 (ﾟдﾟ *)
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　 ＼　 ｜⌒⌒⌒ ⌒ ''⌒| 　 　　 |＿|__|　　　　　　　|__|＿|
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　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l　
　 　　　　　　　　　　　　 　li_|　 　 　　 i_|

　　　┌―――――――――――――――――
　　　｜ はぁー。早く慣れないとなぁ……
　　　｜ 帰る家なんて、ないんだから…ｽｩ…
　　　└―v―――――――――――――――
　　　　　　　　　::.　　　　　　　,
　　　　　 _＿＿＿_＿＿_,
　　　　　|l　　　　|| 　　　||
　　　　　||　 　　 || 　　　||
　　　　　||　 　　 || 　　　||
　　　　　|l　　　　|| 　　　||
　　　　　 ￣￣￣￣￣￣' ;::,.
　 ＿＿__∩ ∩＿＿_　
　 |　　　( 　-∀)　 　|　　　　　
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　 ＼　 ｜⌒⌒⌒ ⌒ ''⌒| 　 　
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　　　　　　　　　　　　　l＼　　　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ...;;;''　　　　　　　　　　　''';;;:::...
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　　　┌―――――――――――
　　　｜ ……う、眩し…ﾔﾒ…
　　　└―v――――――――
　　　　　　　　　::.　　　　　　　,
　　　　　 _＿＿＿_＿＿_,
　　　　　|l　　;; 　|| 　　　||
　　　　　||　;;　.:;;;|| 　//::||
　　　　　||　 : ; ;' || 　. ;: ;||　,
　　　　　|l　　　　|| ;; :. 　||
　　 　 +,´￣￣￣￣￣￣' ;::,.
　 ＿＿__∩ ∩＿＿_ *:.｡　
　 |　　　(； -д) 　　|　　　　　
　 |＼ ⌒ U⌒U⌒⌒＼　　　　　
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　 ＼　 ｜⌒⌒⌒ ⌒ ''⌒| 　 　
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　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　l＼　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l　
　 　　　　　　　　　　　　 　li_|　 　 　　 i_|

　　　┌――――――――――――――――――――――
　　　｜ ん……あぁ、西日が射してるのか。あーびっくりした。
　　　｜ 光線で目潰しされる夢見ちゃったよまったく
　　　└―v――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　::.　　　　　　　,
　　　　　 _＿＿＿_＿＿_,
　　　　　|l　　;; 　|| 　　　||
　　　　　||　;;　.:;;;|| 　//::||
　　　　　||　 : ; ;' || 　. ;: ;||　,
　　　　　|l　　　　|| ;; :. 　||
　　 　 +,´￣￣￣￣￣￣' ;::,.
　 ＿＿__ ∩ ∩＿＿ *:.｡　
　 |　　　 (； 　　)/)　 |　　　　　
　 |＼ ⌒ ⌒⌒ ⌒⌒＼　　　　　
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　 ＼　 ｜⌒⌒⌒ ⌒ ''⌒| 　 　
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　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　l＼　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l　
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　　　┌―――――――――――――
　　　｜ ……ｶｰﾃﾝ、買わないとなぁ。
　　　└―v―――――――――――
　　　　　　　　　::.　　　　　　　,
　　　　　 _＿＿＿_＿＿_,
　　　　　|l　　;; 　|| 　　　||
　　　　　||　;;　.:;;;|| 　//::||
　　　　　||　 : ; ;' || 　. ;: ;||　,
　　　　　|l　　　　|| ;; :. 　||
　　 　 +,´￣￣￣￣￣￣' ;::,.
　 ＿＿__∩ ∩＿＿_ *:.｡　
　 |　　　(； -∀) =3. |　　　　　
　 |＼ ⌒ U⌒U⌒⌒＼　　　　　
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　 ＼　 ｜⌒⌒⌒ ⌒ ''⌒| 　 　
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　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　l＼　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l　
　 　　　　　　　　　　　　 　li_|　 　 　　 i_|

　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　｜ あーよく寝た。それにしても、人肌恋しい季節だね、うん
　　　└―v――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　::.　　　　　　　,
　　　　　 _＿＿＿_＿＿_,
　　　　　|l　　;; 　|| 　　　||
　　　　　||　;;　.:;;;|| 　//::||
　　　　　||　 : ; ;' || 　. ;: ;||　,
　　　　　|l　　　　|| ;; :. 　||
　　 　 +,´￣￣￣￣￣￣' ;::,.
　 ＿＿__∩ ∩＿＿_ *:.｡　
　 |　　　(　 ・∀) 　　|　　　　　
　 |＼ ⌒ U⌒U⌒⌒＼　　　　　
＿|　 ＼＾　⌒　⌒　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ＼　 ｜⌒⌒⌒ ⌒ ''⌒| 　 　
　 　 ＼..|.____＿＿＿＿__ |　　　
　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　l＼　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l　
　 　　　　　　　　　　　　 　li_|　 　 　　 i_|

　　　┌―――――――――――――――――――
　　　｜ ぬくもりが欲しい…平熱39℃の女性求む。
　　　└――――――――――v――――――――
　　　　　　　　　::.　　　　　　　,
　　　　　 _＿＿＿_＿＿_,
　　　　　|l　　;; 　|| 　　　||
　　　　　||　;;　.:;;;|| 　//::||
　　　　　||　 : ; ;' || 　. ;: ;||　,
　　　　　|l　　　　|| ;; :. 　||
　　 　 +,´￣￣￣￣￣￣' ;::,.
　 ＿＿＿＿＿＿＿_ *:.｡　
　 |　　　　　　　　　　|　　.　;;. ∩ ∩　　　　　　　
　 |＼ ⌒⌒ ⌒⌒ ⌒＼　ミ　(　・∀)　ｲﾈｰﾖｿﾝﾅ奴　　　　
＿|　 ＼＾　⌒　⌒　　　＼＿(i Lv」il)＿＿＿＿＿＿　　
　 ＼　 ｜⌒⌒⌒ ⌒ ''⌒|　　|＿|__|　　　　　　　
　 　 ＼..|.____＿＿＿＿__ |　.　(/ U 　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　l＼　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l　
　 　　　　　　　　　　　　 　li_|　 　 　　 i_|

　　
　　　┌―――――――――――――――――――
　　　｜ あ、ギコ君、僕ちょっと散歩行って来るから。
　　　└―――――v――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ あ、ハイ。分かりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――

　　　　　　　　　　　　　 　　 　 ／￣￣＼
　 　 　 　 　 　 　 ヽ l / 　 　　|　　　　　 |
　　　　　　 　　 　 ∩ ∩ 　 　 |　　　　　 | ∧ ∧
　　　　　　　　　　(,, ・∀)　　　|　　　　　 |(дﾟ　)　
＿＿＿＿＿＿　(i Lv」ilつ..＿|　　　　　 と　　⊃＿／￣￣
　　　　　　 　 　　 |＿|__|　　　　　　　　　 O、　）〜
　　　　　　　　　　 (/ U　　　　　　　　　　　　し

　　　　　　　　　／￣￣＼　　　　　　　　 　　∩ ∩
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 　|　　　　　　　　　　(,, ・∀)　〜♪
　 　 　 　 　 　 |　　∧ ∧|　　　　　　　　　　(i Lv」l)
　 　 　 　 　 　 |　. (； ﾟд)　？　 　　＿＿＿|＿|__|＿＿＿
＿＿＿＿＿＿|　　l　　U.|＿＿＿／ 　 　 　 (/ U
　　　　　　　　　　　|　 　l〜
　　　　　　　　　　　U~ヽ)

　　　┌―――――――――――――――――
　　　｜ さーてと、晩飯何にすっかなー。
　　　｜ 今日はちょい豪華めにしてやろーっと
　　　└―――――――――v―――――――
　 i￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　　 　　　＿＿＿
　 i 　 　　　　　　　　　　|￣￣| 　　　／　　　 ／|
__,,i＿＿＿＿＿＿＿＿.|_┏旦|　.　 |￣￣￣|..　|　
￣￣~|￣　　 　|　　￣ || ￣ 　|::|　　|　 　 　 |..　|　　
　　 ｡ |｡　　.　　|　 　　｡|｡ 　　 |;;|　　|　 　 ｛｝|..　|　
＿____.|_＿_....＿|＿_ ...__|._＿___|/￣. | 　 　 　|..　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿＿＿|／　
　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　(　ﾟд)
　　　　　　　　　　　　　　　　(i　　 つ＝○
　　　　　　　　　　　　　　　 〜　　l 彡 ｼｭｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　 (/~U

　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ ｷﾞｺ、父さんはﾛｰﾙｷｬﾍﾞﾂが食べたいぞ！
　　　　　　　　　└―――――――――v――――――――

　 i￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　　 　　　＿＿＿
　 i 　 　　　　　　　　　　|￣￣| 　　　／　　　 ／|
__,,i＿＿＿＿＿＿＿＿.|_┏旦|　.　/|￣￣￣|.　|
￣￣~|￣　　 　|　　￣ || ￣ 　|::|　 | i..∧ ∧..|.　| ←冷蔵庫
　　 ｡ |｡　　.　　|　 　　｡|｡ 　　 |;;|　 ||l (ﾟдﾟ*）|.　|
＿____.|_＿_....＿|＿_ ...__|._＿___|/￣.||| (iつとi)|.　|　バコンッ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ﾐO_|＿|.|／　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|/　 　U　
　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　(　 　ﾟ)　…
　　　　　　　　　　　　　　　　(i　　 つ＝○
　　　　　　　　　　　　　　　 〜　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　 (/~U

　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　｜ すみやかに氏ね！
　　　　　　　　　└―――――v―――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ それはそうと話がある！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――

　 i￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　　 　　　＿＿＿
　 i 　 　　　　　　　　　　|￣￣| 　　　／　　　 ／|
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￣￣~|￣　　 　|　　￣ || ￣ 　|::|　　|　 　 　 |..　|　　
　　 ｡ |｡　　.　　|　 　　｡|｡ 　　 |;;|　　|　 　 ｛｝|..　|　
＿____.|_＿_....＿|＿_ ...__|._＿___|/￣. | 　 　 　|..　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿＿＿|／　　∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧　　　　　　+　 　(ﾟдﾟ*）　刃物ｦ隠ｼ持ﾂ息子…
　　　　　　　　　　　　　　　　(# ﾟд)つ Ξ ＝ニﾌ　（iつy」iつ　父絶体絶命ﾉ ﾋﾟﾝﾁ!!
　　　　　　　　　　　　　　　 　l　 .U　ｼｭﾋﾟｯ　　　　　|＿|__|
　　　　　　　　　　　　　　　 〜 .　||　　　　　　　　　　U U
　　　　　　　　　　　　　　　　 (/~○

　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ 何だ。こっちは忙しいんだよｺﾞﾙｧ
　　　　　　　　　└―――――v―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 父さんはな、小説家になりたい！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――

　 i￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　　 　　　＿＿＿
　 i 　 　　　　　　　　　　|￣￣| 　　　／　　　 ／|
__,,i＿＿＿＿＿＿＿＿.|_┏旦|　.　 |￣￣￣|..　|　
￣￣~|￣　　 　|　　￣ || ￣ 　|::|　　|　 　 　 |..　|　　
　　 ｡ |｡　　.　　|　 　　｡|｡ 　　 |;;|　　|　 　 ｛｝|..　|　
＿____.|_＿_....＿|＿_ ...__|._＿___|/￣. | 　 　 　|..　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿＿＿|／ 　　∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧　　　　　　　 　　(ﾟдﾟ*）　ﾅｲｽｷｬｯﾁ父!!
　　　　　　　　　　　　　　　　(# ﾟд)　　　　　　　彡 (iつ＝ニﾌ　略ｼﾃ ﾅｲｽｷｬｯﾁﾁ｡
　　　　　　　　　　　　　　　 　l　 .U　　　　　　　　　　|＿|__|
　　　　　　　　　　　　　　　 〜 .　||　　　　　　　　　 　U U
　　　　　　　　　　　　　　　　 (/~○

　　　　　　　　　┌―――――
　　　　　　　　　｜ ……
　　　　　　　　　└―――v―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ お、ノーリアクションか、息子よ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――
　 i￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　　 　　　＿＿＿
　 i 　 　　　　　　　　　　|￣￣| 　　　／　　　 ／|
__,,i＿＿＿＿＿＿＿＿.|_┏旦|　.　 |￣￣￣|..　|　
￣￣~|￣　　 　|　　￣ || ￣ 　|::|　　|　 　 　 |..　|　　
　　 ｡ |｡　　.　　|　 　　｡|｡ 　　 |;;|　　|　 　 ｛｝|..　|　
＿____.|_＿_....＿|＿_ ...__|._＿___|/￣. | 　 　 　|..　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿＿＿|／　　∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧　　　　　　　 　　(ﾟдﾟ*） ﾎﾟｲ捨ﾃ御免!!
　　　　　　　　　　　　　　　　(　ﾟд)　　　　　　　　　(iつy」iつ ミ　
　　　　　　　　　　　　　　　 　l　 .U　　　　　　　　　　|＿|__|　　　＝ニﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　 〜 .　||　　　　　　　　　 　U U
　　　　　　　　　　　　　　　　 (/~○

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ぬぁッ！！ｵｰﾊﾞｰﾘｱｸｼｮﾝ！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――
　 i￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　　 　　　＿＿＿
　 i 　 　　　　　　　　　　|￣￣| 　　　／　　　 ／|
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￣￣~|￣　　 　|　　￣ || ￣ 　|::|　　|　 　 　 |..　|　　
　　 ｡ |｡　　.　　|　 　　｡|｡ 　　 |;;|　　|　 　 ｛｝|..　|　
＿____.|_＿_....＿|＿_ ...__|._＿___|/￣. | 　 　 　|..　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿＿＿|／　　 ∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧　　　　　　　 Σ (ﾟдﾟ ；）　目ｶﾞｧｱー!!　
　　　　　　　　　　　　　　　　(　 д)　三　ﾟ　 ﾟ　 　　(iつy」iつ　
　　　　　　　　　　　　　　　 　l　 .U　ｽﾎﾟﾝｯ　　　　　|＿|__|　　　
　　　　　　　　　　　　　　　 〜 .　||　　　　　　　　　 　U ヽ)　　　　　＝ニﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　 (/~○

　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ 何をいきなりﾄﾁ狂ったことを…
　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ いきなりじゃないぞ。父さん昔から物書きになりたかったんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ でも夢を追いかけてちゃ、お前らを養えなくてな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ 初めて知ったぞ、そんなの。
　　　　　　　　　　└―――――v―――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ちょくちょく書いてたんだぞ、それでも。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 無職のまま厄介になるわけにもいかんし、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ゆくゆくはお前と2人で暮らせるようにしたい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――y―――――――――――――――

　 i￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　　 　　　＿＿＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　(　д )　　　　　 (ﾟдﾟ ；） 怖ｲﾅｿﾚ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　U　U丶　　　　 (iつy」iつ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾟヽ ﾟ　）〜.　 　 |＿|__|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　U ヽ）　　　　　U U
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝ニﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　○＝

　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ ２人でなんか暮らさねえよ。まー金があるに越したことはないけど
　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 本気で、考えてみようと思うんだ。前から
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 付き合いのある、出版社に勤めてる知り合いがな、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ひとつ長いｽﾄｰﾘｰを書いてみろって言うから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 良い機会だし、やってみようかと思ってな。良いか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――y―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ 別に俺に了解取る必要ねーだろ。
　　　　　　　　　　｜ ……やりたいことやれよ。俺だってそうするし
　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――

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　　　　　　　　　　　　　　　　　(　ﾟдﾟ)　 　　(ﾟдﾟ *）
　　　　　　　　　　　　　　　　　/つ∩　　　　(iLy」 i）
　　　　　　　　　　　　　　　 〜 　　ﾉ　　　 　 |__|＿|
　　　　　　　　　　　　　　　　　U U　　 　 　 　U U
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝ニﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　○＝

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ そうか！お前たちを題材にしようと思うんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 了承取る必要がないなら話は早い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ さっそく書き始めることにするよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――y――――――――――――――
　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ お前たちって…俺たち？へ？
　　　　　　　　　　｜ ドキュメンタリーみたいなやつか？
　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ いや違う。あくまでも題材としてだな。脚色して
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 面白い話にするんだ。そうだなあ、うむ、「博士」と
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ その仲間が、悪と戦う話なんてのが分かりやすくて良い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――y―――――――――――――――――――
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　　　　　　　　　　　　　　　　　(；ﾟдﾟ)　　　 (ﾟдﾟ *）
　　　　　　　　　　　　　　　　　U　　l)　　 　(iLy」 iつ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 〜　　|　　　 　|__|＿|
　　　　　　　　　　　　　　 　　　U U　　 　　　U U
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝ニﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　○＝

　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　｜ はぁ。そうすか。
　　　　　　　　　　└―――――v―――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ お、そうだ、モネイルを見かけなかったか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――y―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ あー、散歩するとかなんとか言って出て行った。
　　　　　　　　　　　　　└―――y―――――――――――――――――
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　　　　　　　　　　　　　　　　　(,,ﾟдﾟ)　　　 (ﾟдﾟ *）
　　　　　　　　　　　　　　　　　U　　l)　　 　(iLy」 i)
　　　　　　　　　　　　　 　 　 〜　　|　　　 　|__|＿|
　　　　　　　　　　　　　　 　　　U U　　 　　　U U
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝ニﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　○＝

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ふむ、あまり遅いようだったら迎えに行ってやってくれ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 何かしてたりすると厄介だからな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――y―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ 何かって何だ？
　　　　　　　　　　　　　└―――y――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 婦女暴行とか連続殺人とか麻薬の密売とか放火とか……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 所長の下で抑圧されていた分、鬱憤晴らしは凄まじいかもしれん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――y――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ マジかよｺﾞﾙｧ！！
　　　　　　　　　　　　　└―――y―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ いや、嘘だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――y―――

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　　　　　　　　　　　　　　　　　(； ﾟД)　　　 (ﾟдﾟ *）
　　　　　　　　　　　　　　　　　U　　l)　　 　(iLyとi)
　　　　　　　　　　　　　 　 　 〜　　|　　　 　|__|＿|
　　　　　　　　　　　　　　 　　　U U　　 　　　U U
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝ニﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　○＝

　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ 　　ハ　　ァ　　？
　　　　　　　　　　　　　└―――y―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 冗談だ。そこまでｱﾎじゃないが、ふむ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ﾅﾝﾊﾟとかｹﾝｶはするかもしれんから…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――

　 i￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　　 　　　＿＿＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　(#ﾟДﾟ)　　　 (ﾟдﾟ *）
　　　　　　　　　　　　　　　　　U　　l)　　 　(iLyとi)
　　　　　　　　　　　　　 　 　 〜　　|　　　 　|__|＿|
　　　　　　　　　　　　　　 　　　U U　　 　　　U U
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　○＝

　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜ ……まあ、ﾒｼできても帰って来なかったら見てくるよ。
　　　　　　　　　　　　　｜ じゃ俺メシ作るから。邪魔だからどっか逝け
　　　　　　　　　　　　　└―――y―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 優しくしてくれないと父さん泣いちゃう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――――
　 i￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　　 　　　＿＿＿
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　　　　　　　　 　　 　 　　 　 　∧ ∧　　　 ∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　(,,ﾟдﾟ)　　　(ﾟдﾟ *） 　ﾎｲ
　　　　　　　　　 　　 　　○＝と　　l)　　＝ニﾌとi)
　　　　　　　　　　　　　 　 　 〜　　|　　　　|__|＿|
　　　　　　　　　　　　　　　ﾐ　　U U　　　　　U U
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

リアルタイムｷﾀ─ｗｗﾍ√ﾚｖｖ〜(ﾟ∀ﾟ)─ｗｗﾍ√ﾚｖｖ〜─ !! 乙!!
ﾅｲｽｷｬｯﾁﾁにﾜﾛﾀ

リアルタイムでミレター
乙です！

乙です!!
最後でﾜﾛﾀ

乙！

メル欄ｻｲｺｰ　　ではまた後日

48コマ目
＞婦女暴行とか連続殺人とか麻薬の密売とか放火とか……
婦女？

↑(ﾟдﾟ)？

幼女　って言いたいのかも

おかしいところが分からん？婦女でいいだろ？

>>299
国語辞典で婦女って調べてみ

ﾊｧﾊｧ(*TдT)　目　か　ら　鼻　血　が　…



あ。目からじゃ「目血」か。

婦女→腐女(ﾅﾆｵｵﾓｯﾀﾝﾀﾞｵﾚﾊ

　┌――――――――――――――――――――――――
　｜ はーぁ。なんだかなー僕だけ浮いてる気がするなぁ。
　｜ こういう時、友達いない自分って情けないよねぇー
　└――――y――――――――――――――――――
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　　　　　　　　　　　　 　 　 　";,: |:::| 　　　　　　　　
;:..　　　　　.　　　　　　　　　　　　|:::| 　
　　　　:,:; '　　　　　　　　　　　 .,.;|:::|／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~　
　　 ∩ ∩　　
　　(∀・ ；)　独ﾘ言ﾓ 増ｴﾙｼ
　　(i　Lvi)　　
　　 |＿_|_l　　
＿＿(/ U＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
============================

　┌――――――――――――――――――――――――
　｜ 1人でブツブツ呟いて１人ツッコミまでこなす
　｜ 恥ずかしい奴になっちゃってるよ僕…って、おっ？
　｜ かわいこちゃん発見！！ただちに捕獲したい。
　└―――――――v―――――――――――――――

.＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿.||:::| 　 |　|. |ｉ..|
　　　　　　　　　　　　 　 　 　";,: |:::| 　 |　|._|ｉ..| ;.'.　　　　　　　　　　　　　　　　.,:゛
;:..　　　　　.　　　　　　　　　　　　|:::| 　 |　　|　|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　:,:; '　　　　　　　　　　　 .,.;|:::|／ |.=.=|　|=========================
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~　　''─‐''　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　 ∩ ∩　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 /※∧
　　　　　　　　　　(* ・∀)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(* ^∀)　ｷｬﾊﾊ
　　　　　　　　　　(i　Lvi)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　つ　と
　　　　　　　　　　 |＿_|_l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　 　|〜
＿＿＿＿＿＿＿ (/ U＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__.U ヽ)_＿＿＿＿＿＿
====================================================================

　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　｜ ねーねーねー君かわいいね？僕とｷﾞｼｱﾝしない？
　　　　　　　　└―――――――v―――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ え……何？ナンパ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――v―――

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∩ ∩　　　　　　　　　/※∧　　∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　(* ・∀)　　　　　　　　(д‘ ；)　 (д｀ #)　ｵｲｵｲ
　　　　　　　　　　　　　　　 　とi　Lviつ　　　　　　　 つ　U　　(l　 　つ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿_|_l　　　　　　　　　l　 　,〜　|　　 l〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　(/ U　　　　　　　　　 U~ヽ)　　 し~U

　┌――――――――――――――――――
　｜ 僕今有り余ってるからｻｰﾋﾞｽしますよー
　└―v――――――――――――――――

　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　｜ お構いなく。ﾊﾆｰは俺で満足してるのさ
　　　　　　　　└―v―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ そうよ。見ての通りｱﾀｼﾀﾁﾗｳﾞﾗｳﾞですから。
　　　　　　　　　　　　　　└―v―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　彡　
　　∩ ∩　　　　 ∧ ∧　　/※∧
　 (* ・∀)　　　　(д｀#)　 (∀‘ *)　ﾅﾝﾊﾟ ｵ断ﾘー。
　とi　Lviつ　　　(l 　　iつと 　　lつ
　　|＿_|_l　　　 　| 　　l　　.l　　 |
　　 し U　　　　　U´ヽ) 　 (ﾉ´し

　　　　　　　　　　　　　　┌――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ ………
　　　　　　　　　　　　　　└―v――
　ｱｲﾗﾋﾞｭｰ
　　　　　　　　　　　　　　
　 ∧ ∧　　/※∧　　　　　　∩ ∩
　(* ´∀)　(∀‘ *)　ｳﾌﾌ　　(　・∀)
　(l 　　iつと 　　lつ　　　　 とi　Lviつ
　 | 　　l　　l　　 |　　）).　　 　|＿_|_l
　 U´ヽ)　　U´し　　　　　　 　 し U

　　　　　　　　　┌――――――――――――
　　　　　　　　　｜ なーんだよーつまんない…
　　　　　　　　　└―v――――――――――
　ﾊﾊﾊ
　　　　　　　　　　　　　　
　∧ ∧　　　　 　　∩ ∩
..(∀｀*)　　　 　　 (∀・ ,,)
.(l 　/※∧　　 　とiLv」i lつ
　|　(∀^*)　　 　　|__|＿l
　U´l　　U　　　　.　し U
　　 .i　　|〜
　　　Uヽ)

　　　　人ｿヾ从人ﾍ
　　　<　　　　　　　 ＞
　　　＜　なっ！！ ヽ／￣￣＼
　　 　ﾉ　　　　　　　　　 っと。　|
　　　　)/WV､/ヾ/Vヾ,､　 ＿_／
　　　　　　　　　　　　　|／
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　∩ ∩
ﾌﾞﾍﾞﾗｯ　　 　(∀・ #)　　　　 /　　ヾヽ
.　　 ∧ ∧ ⊂iLv」 iつ　　　/　　＼　　ー┼-
｡,'・;.(Д゛il)Ξとi＿ﾉ .Ξﾆ　　 　　　　　　ｰ|―　
　　とl 　./※∧ミヽ) 三ニー　　　　　　　　!　　l l
　　　ヽ　(∀^*)　　 　　　　　　　　　　　　　 　　／　　
　　　　U´l　　U　　　
　　　　　 .i　　|〜
　　　　　　Uヽ)

　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ ちょっ…、何するのよ！？
　　　　　　　　　　　　　　└―v―――――――――――
　　　　　　　　　┌――――――――――――
　　　　　　　　　｜ あ、ごめん、足が滑った。
　　　　　　　　　└―v――――――――――

　　　　　　　　　　 ∩ ∩　　　 /※∧
　　　ｹﾞｼｯ　　　　(* ・∀)　　　(Д‘；)
　ｹﾞｼｯ!!　　 ∧/⊂iLv」 i)　　　とと　'i
　　　 　.,;・,'.(ﾞД(;;とi _,,.ﾉ　　　　 ）　　l〜
　　　　　 　と;､⊂)ﾐ　ヽ）　　　　 U´ヽ）
　　　　　 〜ヽ_つつ ミ

　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ あ、またすべったすべったすべった
　　　　　　　　　｜ 今日はよく足がすべるなぁ〜！
　　　　　　　　　└―v――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ やっ、やめ……や…
　　　　　　　　　　　　　　└――v―――――――

　　　　　　　　　　 ∩ ∩　　　 /※∧
　　ｶﾞｽｯ　ｺﾞｷ　　(∀・ *)　　　(д‘。) }}
　ﾊﾞｷ!!　　　∧/⊂Lv」 iつ　 　と と　i
　　　 　.,;・,'.(ﾞд(;とi _,,.ﾉ　　　　 ）　　l〜
　　　　　 　と;､と,;)ﾐ .ヽ）　　　　 U´ヽ）
　　　　　 〜ヽ_つつ ミ

　　　　　　　　　　　 人从人_从人_人_从人_人__从人
　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　 <　 やめてッ！死んじゃうよ！！　>
　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　　 Ｙ＾Ｙ＾WＹ＾Ｙ＾ＹVWＹV＼　/VＹVＹ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 V　

　　　　　　　　　　 ∩ ∩　　　　　　　 　　 /※∧
　　　　　　　　　　(∀・;;;;)　　　　　　　　　(д<｡*)
　　　　　　　∧/⊂iLv」 i)　　　　　　　　　とと　ヽ
　　　 　｡,ﾟ･.(ﾞд(;;とi _,,.ﾉ　ゴスッ！！　　　ゝ　　l〜
　　　　　 　と;､⊂)ﾐ　ヽ）　　　　　　　　　　　U´ヾ）
　　　　　 〜ヽ_つつ ミ

　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　｜ やだなぁ、死んじゃうなんて、大げさだよ。
　　　　└――――-y-―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ あ、あたし、ついてくから！好きにして良いわ！
　　　　　　　　　　　　　　｜ だから、その人は逃がしてあげて……
　　　　　　　　　　　　　　└――――――v―――――――――――――

　　　　　　　　 　　∩ ∩　　　　 　　 　　 /※∧
　　　　　ｸﾞｲｯ　 　(;;;;^∀)　　　　 　　　　(д； *)　ﾊｧﾊｧ…
　　　　　　　∧/⊂iLv」 i)　　　　　　　 　 つ Uヽ
　　　 　　　(,;,ﾞ,д) |__|＿l　　　　　　　 　　ゞ　　l〜
　　　　　　と# ;;.と) し U　　　　　　　　　　U´ヽ）
　　　　　〜ヽ_つ(ﾉ
　　　　　　''':::;'':;　

　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　｜ 「好きにして良い」？
　　　　　　　　　└――――-y-―――――
　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ ええ。その代わり、彼は、み、見逃して
　　　　　　　　　　　　　　└――――――v――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　 　∩ ∩　　　　　/※∧
　　　　　ﾄﾞｻｯ　　ﾉノ　 　　(;;;;・∀)　　 　　(- ； *)　
　　　　　 　 ∧∧　　　　　(i Lv」i)　　　　 つと　l　　　
　　　 　　　(,;,ﾞ,д) ヾ 　　　|＿|__l　　　　　 l 　　|〜
　　　　　　 と　;;#つ　　 　　(ﾉ U　　　　　　し ヽ)　　
　　　　　　　ゞ;;　.:l
　　　　　　''':::;'U ヽ)':;　

　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ そっか、うんうん、
　　　　　　　　　　　　└――――-y-―――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∩ ∩　　 /※∧ ﾋﾞｸｯ　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　(;;;;-∀)　　(- ； *)　て
　　　　　 　 ∧∧　　　　　 　　　(i Lv」iつ　 つと l　 そ　
　　　 　　　(,;,ﾞ,д) 　　　　　　　　|＿|__l彡ｽｯl 　　|〜
　　　　　　 と　;;#つ　　 　　　 　　(ﾉ U　　　　U ヾ)　　
　　　　　　　ゞ;;　.:l
　　　　　　''':::;'U ヽ)':;　

　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　|　だが断る！！　 |
　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿／

　　ガスッ！

　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ なーにが「その代わり―」だよ。僕のことバカにしてない？
　　　　　　　　　　　　　　｜ 何で交換条件なんか持ち掛けられなきゃなんないのさ！
　　　　　　　　　　　　　　└―――-y-――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∩ ∩　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　从人
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　( ・∀・) ｺﾞｯ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧∧
　　　　　 　 ∧∧　　　　　 　　　(i Lv」U 彡 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(дﾟ ；)　ｹﾞｯ
　　　 　　　(,;,ﾞ,д) 　　　　　　　　|＿|__/※∧　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と　とヽ
　　　　　　 と　;;#つ　　 　　　 　　し U(д゛*;)つ⌒ つ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂"＿）〜 Ξ
　　　　　　　ゞ;;　.:l　　　　　　　　　　　 ;;';,';::..　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ)　　三
　　　　　　'''::;'U ヽ)':;　　　　　　　　　　'''’´　…ｹﾞﾎｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿∧＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　は……ぁぐ、　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ 思いあがるのもほどほどにしないとねっ
　　　　　　　　　　　　　　└―――v―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　ｿヾ人从ｿヾ人从人ﾍ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∩ ∩　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧∧ 　 ヾ　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　(・∀・ )　　　　　　　　　　　　　　 　(Дﾟ ；)　＜　何してんですか！　>
　　　　　 　 ∧∧　　　　　 　　　(i Lv」li)　　　　　　　　　　　　　　　と| 　U　　 <　　　　　　　　　　　　 ＞
　　　 　　　(；,ﾞ,д) 　　　　　　　　|＿|__/※∧　　ﾉ　　　　　　　　 　　l　　i〜　　|/V∨WV∨WV∨Wゝゝ
　　　　　　 と　;;#つ　　 　　　 　　Ｕ U(д゛*;)つ⌒つ 　　　　　　　　 Ｕ ヽ)
　　　　　　　ゞ;;　.:l　　　　　　　　　　　 ;;';,';::..
　　　　　　'''::;'U ヽ)':;　　　　　　　　　　'''’´

　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ うわ、びっくりした。何、迎えに来てくれたの？
　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∩ ∩　　　　　　　　　　　∧∧ 　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　(；・∀・)　　　　　　　　　　(дﾟ ；)　＜　親父が行けって……。つーか、これ、なんすか。...　　 |
　　　　　 　 ∧∧　　　　　 　　　(i Lv」li)　　　　　　　　　　と| 　U　　 |　どう見ても一方的にやったとしか思えませんよ。　　 　|
　　　 　　　(,;,ﾞ,д) 　　　　　　　　|＿|__/※∧　　ﾉ　　　 　　l　　i〜　 |　気絶してるじゃないですか！！　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　 と　;;#つ　　 　　　 　　Ｕ U(д；*;)つ⌒つ　 　　 Ｕ ヽ)　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　ゞ;;　.:l　　　　　　　　　　　 ;;';,';::..ｳ…
　　　　　　'''::;'U ヽ)':;　　　　　　　　　　'''’´

　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ だって本気で殴ったんだもーん
　　　　　　　　　　　　　　└―――v―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∩ ∩　　　　　　　　　　 　∧∧ 　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　(.　・∀)　　　　　　　　 　　(Дﾟ ；)　＜　なんでそういうことが平気で出来るんですか！ 　 　 |　
　　　　　 　 ∧∧　　　　　 　　　(i Lv」li)　　　　　　　　　　と| 　 つ　 |　だいたい、女殴るとか、最低ですよ、ｺﾞﾙｧ　　　 　 　 |
　　　 　　　(,;,ﾞ,д) 　　　　　　　　|＿|__/※∧　　ﾉ　　　 　　l　　i〜　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_／　
　　　　　　 と　;;#つ　　 　　　 　　Ｕ U(д；*;)つ⌒つ　 　　 Ｕ ヽ)　　
　　　　　　　ゞ;;　.:l　　　　　　　　　　　 ;;';,';::..
　　　　　　'''::;'U ヽ)':;　　　　　　　　　　'''’´

　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　｜ 男女平等でしょ？差別は良くないぜー
　　　　　　　｜ ……起きろよ、ホラ！寝たフリすんな！
　　　　　　　└―――v――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　ｹﾞｼｯ 　∩ ∩　　　　　　　ﾕｻﾕｻ
　　　　　　　　　　　(∀・　)　　　　　　　　 　∧∧　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　 　 ∧∧　(ilv」　li)　　　　　　　　　(ﾟдﾟ；)　）)　＜　しっかりしてください。 　 |
　　　 　　　(,；ﾞ,д) とi _,.,ﾉ　　　　　　　/※∧ とﾉノ.　　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　ｧ…　と　;;#つ ﾐ　U　　　 　　　　(д；*;)つ⌒つ　 　　　
　　　　　　　ゞ;;　.:l　　　　　　　　　　　 ;;';,';::..ﾊ…ｩ
　　　　　　'''::;'U ヽ)':;　　　　　　　　　　'''’´

　　　　　　　┌――――――
　　　　　　　｜ あらら……
　　　　　　　└―――v――　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　　　 　∩ ∩　　　　　　
　　　　　　　　　　　( ・∀・)　　　　　　　ｴ、ｲﾔ、ｱﾉ、ﾁｮｯﾄ…
　　　　　 　 ∧∧　(ilv」　li)　　　　　　　　∧∧　　　　　　　　　　　　 　　ｿヾ人从ｿヾ人从人ﾍ
　　　 　Σ (,；´д) とi _,.,ﾉ　　　　　　　　(；ﾟдﾟ)　　　　　 　　※∧　　　ヾ　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　 　と　;;と)　　ヽ)　　　 　　　　　/つ つ　　　　　　　(*；Д)　　＜　い、いやぁああッ！ ＞
　　　　　　　ゞ;;　.:l　　　　　　　　　　 〜l　　 l;,';::　　　　　　/;:.,つつ　 　<　　　　　　　　　　　　 ＞
　　　　　　'''::;'U Ｕ':;　 　　　　　　　　　'''し U’´　　　 　〜（　　ノ　　　　　l/V∨WV∨WV∨Wゝゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガバッ　彡　 (ﾉヽ)

　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　｜ ほっときなよ。
　　　　　　　└―――v――――　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　　　 　∩ ∩　　　　　　
　　　　　　　　　　　( ・∀・)　　　　　　ﾁｮ、ﾁｮｯﾄ…ｴｰ
　　　　　 　 　　　　(i Lv」li)　　　　　　　　∧∧　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　 |＿|__|　　　　　　　　(； ﾟд)　　　　　　　　　　　　　ｿヾ人从ｿヾ人从人ﾍ
　　　　　　　　　　　　し U　　　 　　　　　/つ つ　　　 　　　 ∧∧　　ヾ　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〜l　　 l;,';::　　　　　 (；:´Д)　＜　ま、待ってくれー！＞
　　　　　　'''::;'　':;　 　　　　　　　　　　　'''し U’´　　　 　　 / つ つ　 <　　　　　　　　　　　　 ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　〜（;;:',,;;/　　 　l/V∨WV∨WV∨ゝヾ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ξ　　 （,（／

　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　｜ ……帰りましょう。メシ、出来てます。みんな待ってますよ。
　　　　　　　└――――――v――――――――――――――――――
　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　｜ はぁ、過保護だなあ。食いたきゃ勝手に食うから、
　　　｜ わざわざ迎えに来なくていいって。僕もうおっさんだよ？
　　　└――――v―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　 　∩ ∩　　　∧∧　　　
　　　　　　　　(；・∀・)　　(；-д)　　　　
　　　　　 　 　(i Lv」li)　　U　　l　　　　　　　
　　　　　　　　 |＿|__|　 〜|　　|　　　
　　　　　　　　　し U　　 　(/ U
　　　　

　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　｜ 作ったんだから食ってくださいよ。用事があるんですか？
　　　　　　　└――――――v―――――――――――――――――――

　　　┌―――――――――――――
　　　｜ んー、ちなみにメニューは？
　　　└――――v――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　 　∩ ∩　　　∧∧　　　
　　　　　　　　(　・∀)　　(дﾟ #)　　　　
　　　　　 　 　(i Lv」li)　　U　 と)　　　　　　　
　　　　　　　　 |＿|__|　 〜|　　|　　　
　　　　　　　　　し U　　 　(/ U
　　　　

　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿
　　　　　／　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　|　オムライスと|　あ、僕卵ｱﾚﾙｷﾞｰだから　　|
　　　　　＼＿＿＿＿＿ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　|　ﾛｰﾙｷｬﾍﾞﾂとシチュ|　あと、野菜もﾀﾞﾒなんだ。と、いうことで、 　|
　　　　　　　　　　　　　　丶_＿＿＿＿＿＿＿__＼_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿___／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ キャアアアー！痴漢よー！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　 　∩ ∩　　　　　　 　
　　　　　　　　　　∧∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 (* >∀)
　　　　　　　 　　( ；ﾟд)　…ｴ?　 　　　 　　　　　　　　　　　 とｌi　Lvｌつ
　　　　　　 　　　U　　つ　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　三 |＿_|_|
　　　　　　　　 〜|　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ξ　　　 し (/　　ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
　　　　　　　 　 　(/ U
　　　　
ドドドド…

　　　ｱﾗﾔﾀﾞ!
　ｱﾗﾔﾀﾞ!　痴漢！
　 @@@@ |）　　　　　　　　　　　　　　　　
　@#ﾟдﾟ) |　通報ｼﾏｽﾀ!！
　と　　ﾘつ　@@@@　　 　　 　　　　　　∧ ∧　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　ｌ　　ｌ　　(#｀Д´)　　　　 　　　　　　(Дﾟ il)　＜　ｺﾞ、ｺﾞﾙｧｧｱー！！！　　|
　　(/ U Ξ/　　つ〆　　　　　　　　　と 　 つ　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　三　　 （　　 ﾉ　　　　　　　　Ξ　〜(＿⊃　　
　　＝　　　 Ｕﾉ　　　　　　　　　　　　　(ノ　　　　　
J(#@盆)し
　/つ　つ　ﾌｻﾞｹﾃﾙﾉ
　ｌ　　ノ
　ｕ´U

　　　┌――――――――――――――――――――
　　　｜ 己が欲求を満たし突き進むこそ真の男なり！
　　　└――――v―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　 　∩ ∩　　　　　　
　　　　　　　　(・∀・,:)　ｵ､ﾅﾝｶ名言ｯﾎﾟｲ　　　　　
　　　　　 　 　(iLv」 li)　　　　　　　　　
　　　　　　　　 |__|＿|　　　　
　　　　　　　　　ヽし::...
　　　　

.;
..;;.　　..　　　....
.. ..:,..　. ;..／|
: ,;　. ; ／ 　|　 ヽ ｌ /
;;　: ／.......　|　 ∩ ∩ 　　／￣＼
:　.;|;;;;,....　　|　(∀・,;;,)　＜　お、 |
:.　.|;;;;,....　　|　(iLv」 li) 　 ＼＿／
:.:　|;;;;,....　　|　 |__|＿|
,;　.|;;;;; ; _＿|／ し U;:,..
;;.　|;;;／　／
;.,　|;..　／　
;;.　|.,／
　／;;;.....
;;;;;;;;;...

　　　┌―――――――――――――――――
　　　｜ このｱﾊﾟｰﾄ潰れてなかったんだなー
　　　└――――v――――――――――――

　　　　　;　 ＿＿＿＿___
　 　./　　_;;|＿,∩ ∩＿;;:, /
　　/;;,.. :._|＿_.(・ 　；.)____/. |　
　 /　;;　_|＿ _(i 　　 l)_ /:;　|　ｶﾝ、ｶﾝ、ｶﾝ…
　 ||　 __|＿＿_|＿|__|___||;;''.;|
　 ||__|＿＿＿__ しノ_＿||;..;..
　|||;;,__＿_＿＿　＿_ __|| .;＿
／　　;:. ;..　　　,、　　　　　　
　　;;... : 　　　 ;.　''´　　　　;: :.　　

　　　　　　　　　　　　　　 　 　
　 　 　 　 　 　＿＿＿___　,,:
　　　　　　　　|　　　　　 |　　 ＿＿_
　　　　　　　　| .　　 ;;.. , | 　 〔S,lag 〕
　　　　　　　　|＿　　 　,∩ ∩￣￣　　
　　　　　　　　||o|　　　 (　　　)　;;;.:
　　　　　　　　|￣　.; 　(i 　:. :;l)　　::, :::　　　　　
. 　 　 ＿＿＿|＿＿＿_.|＿|__|_＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　し U　　　　　　　|＼
　　　　　　　　　　　;:;,, ...;,　´′　　''　　 　l
　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣丶
　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　ｶﾞﾁｬｯ

　　　　　　　／￣￣￣￣＼
　　　　　　　|　……誰？　 |
　　　　　　　＼＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 宅配便でーす。夢と真心をことごとくお届けに参りました！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――v―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……モネイル。相変わらずのﾃﾝｼｮﾝだね。
　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 数年ぶりの再会だってのにつれないねぇ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 久しぶり、ラグ。会いたくてたまらなかったよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ とりあえず勝手に入って来るのやめてよ。
　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||　　　　　
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　
　 　 r-‐―‐―ｰ―-、　　, :　　.;.,　 ﾊ ,ﾊ　　　　　　 　 ∩ ∩
　 　 | 〈￣￣;〉_ _ ＿l|＿＿＿＿＿(,, ﾟ -ﾟ)＿＿＿＿_ (∀・ ,;)　
　 ／⌒ ⌒⌒ ⌒, ／.l　 　 　　　　 つ[]と　　　　　　とliLv」;:lつ
／　 ⌒　　.⌒　／;;　|　　　　　　／￣￣(ニ)￣´/ｉ　　|__|＿|　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　|iー‐―――- ''　　　 し ヽ)
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　 　　l.!　　　　　　　i_|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 鍵が開いてたら入るのは当たり前じゃないか
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ せっかく会いに来たんだから歓迎してくれよー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――y――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ こっちに戻って来てたんだね。
　　　　　　　　　　　　　　　｜ さっき外で騒いでたの、モネイルでしょ。
　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||　　　　　
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　
　 　 r-‐―‐―ｰ―-、　　, :　　.;.,　 ﾊ ,ﾊ　　;:　∩ ∩
　 　 | 〈￣￣;〉_ _ ＿l|＿＿＿＿＿(,, ﾟ ｰ)＿　.(∀・　)　
　 ／⌒ ⌒⌒ ⌒, ／.l　 　 　　　　 つ[]と　　とliLv」 l)
／　 ⌒　　.⌒　／;;　|　　　　　　／￣￣(ニ)￣´/ｉ_ﾉ
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　|iー‐―――- ''　　
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　 　　l.!　　　　　　　i_|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ えーマジで？僕のこと分かったの？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ラグ、やっぱり気にしてくれてたんだー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――y―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ あれだけうるさくしたら聞こえるよ…。血、ついてるし、
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ｹﾝｶしたんでしょ。この辺物騒だから気をつけないとだめだよ。
　　　　　　　　　　　　　　　└―――v―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||　　　　　
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　
　 　 r-‐―‐―ｰ―-、　　, :　　.;.,　 ﾊ ,ﾊ :,∩ ∩ +　+　:　
　 　 | 〈￣￣;〉_ _ ＿l|＿＿＿＿＿(； ﾟ -)(∀・ *) :+
　 ／⌒ ⌒⌒ ⌒, ／.l　 　 　　　　 (つ つ とi＿_) _
／　 ⌒　　.⌒　／;;　|　　　　　　／￣[]￣(ニ)￣/ｉ
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　|iー‐―――-''i.　'　
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　 　　l.!　　　　　　　i.l

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ うん。あ、そうだ、僕もうずっとこっちに住むことにしたから。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――y――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……そっか。だいぶ前にﾆｭｰｽで見たけど、ﾓﾈｲﾙが働いてた
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 研究所、潰れちゃったんだよね？あれからどうしてたの？
　　　　　　　　　　　　　　　└―――v――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||　　　　　
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　
　 　 r-‐―‐―ｰ―-、　　, :　　.;.,　 ﾊ ,ﾊ　:,　∩ ∩
　 　 | 〈￣￣;〉_ _ ＿l|＿＿＿＿＿(,, ﾟ -) ＿(∀・　)
　 ／⌒ ⌒⌒ ⌒, ／.l　 　 　　　　 (つと)　　(iL[]とi)　　 　
／　 ⌒　　.⌒　／;;　|　　　　　　／￣￣(ニ)￣/ｉ_ﾉ
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　|iー‐―――-l''　　
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　 　　l.!　　　　　　　i_l

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ いろいろあったんだよねー。やっと落ち着いてきたとこ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ま、積もる話は後にして、とりあえず風呂入って良い？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――y――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……別に良いけど
　　　　　　　　　　　　　　　└―――v―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||　　　　　
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　
　 　 r-‐―‐―ｰ―-、　　, :　　.;.,　 ﾊ ,ﾊ　:,　∩ ∩
　 　 | 〈￣￣;〉_ _ ＿l|＿＿＿＿＿(,, ﾟ -) ＿(∀-　)
　 ／⌒ ⌒⌒ ⌒, ／.l　 　 　　 　;　U　 l　　(iL[]とi)　　 　
／　 ⌒　　.⌒　／;;　|　　　　　　／￣￣(ニ)￣/ｉ_ﾉ
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　|iー‐―――-l''　　
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　 　　l.!　　　　　　　i_l

　　　┌―――――――――――――
　　　｜ はーあ、懐かしいなー……
　　　└――v――――――――――
　 　| 　| .＿＿＿＿　　　　　　　 　　　　|
　 　| 　| |｜　 ||　　|　 　 　 　 　 　ヾﾆﾆ|
　 　| 　| |｜　 ||　　|　 　||￣￣|| 　∩占|
　 　| 　| |/'￣￣￣.|　 　||　 　 || 　ヾﾆﾆ|
　 　| 　| .￣￣￣￣.　 　||＿＿|| 　自曰|
　 　| 　|__∩ ∩ __ 　 　 .＿＿＿_　ヾﾆﾆ|
　 　|／ .(・∀-,,).._＼ 　 ヾー―ﾂ′ 　.~'|
　　/　/と　　　⊃;::　|　　. ~￣~　　　　　|
　 /　/ :::: :::::　;; /　/|＿＿＿＿＿＿＿｣
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'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''

　　彼女、ラグ―――ラグ=スレッジは、
　　僕がこのﾎﾞﾛｱﾊﾟｰﾄに住んでた頃のお隣さん。

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'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''

　　僕があの研究所に勤めるようになるまで
　　この古くて汚いｱﾊﾟｰﾄが　僕の家だったんだ

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＿＿＿_　　 　 　 　 　　 　＿＿＿___　,,:
　　　　 |　　＿＿;;　 ;;.:　　|　　　　　 |　　 ＿＿_
　　　　 |　〔 M.L 〕 . ;　　　| .　　 ;;.. , | 　 〔S,lag 〕
　: ,　＿|　 ;￣￣ 　 　 　　|　　 　,,＿|　;　 ￣￣　　
　　　|o||　　　　　　　　　　|　　　 ;.|o||　　　　;;;.:
;;　 . ;￣|　　　　　　　　　　|　.; 　:. ￣|　　::, :::　　　　　
＿,.＿_.,|＿＿＿＿＿＿__!|＿＿＿..,,|＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　' 　　　' ;.　.:　　　　　　　　　　　　　　　　|＼
　　　　　　:: ;''　　　　　;:;,, ...;,　´′　　''　　.　　　　 　l
　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣丶
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　 　i'ヽ __/ヾ
　　　　　　　/　　　　丶　　　恋人でもなんでもなかったけど
　　　　　　　i　O 　 ０ i
　 　 　　　　ヽ,,　ー　ノ　　　　　まあ、そういう関係で
　　　　　　　/　　　　ヽ

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'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''

　　どっちの部屋でも生活できたっけな。
　　錆びて開かない窓　ｵﾚﾝｼﾞ色の西陽
　　くすんだ壁の色も　床の固さも　全部同じだった。

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'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||　　　　　
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　
　 　 r-‐―‐―ｰ―-、　　, :　　.;.,　 ﾊ ,ﾊ　:,.　; 　　∩ ∩　/
　 　 | (:￣￣:)_ _ ＿l|_＿＿＿＿＿(.,,^ ｰ).＿＿＿(∀・ ,,)　-
　 ／⌒ ⌒⌒ ⌒, ／.l　 　 　　 　;, .U　 つ　　　　と　　 つヽ　
／　 ⌒　　.⌒　／;;　|　　　　　　／￣￣￣￣ /ｉ .と⊂_ﾉo
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　|iー‐―――-l''　
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　 　　l.!　　　　　　　i_l

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ よーし！より磨きの掛かったﾃｸﾆｯｸをお披露目するよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――y――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 積もる話は……？
　　　　　　　　　　　　　　　└―――v―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ベッドの中で。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　　　　　　　　　 　 　　　　||　 　 || 　 　 ||　　　　　
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　
　 　 r-‐―‐―ｰ―-、　　, :　　.;.,　 ﾊ ,ﾊ　:,.　　　　 　 ∩ ∩
　 　 | 〈￣￣;〉_ _ ＿l|＿＿＿＿＿(； ﾟ ｰ) ＿＿＿＿ (∀・　)
　 ／⌒ ⌒⌒ ⌒, ／.l　 　 　　 　; と　とﾉ　　　　　　とiLv」 iつ　　 　
／　 ⌒　　.⌒　／;;　|　　　　　　／￣￣(ニ)￣/ｉ　　　l__|＿|
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　|iー‐―――-l''　　　　U ヽ)
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　 　　l.!　　　　　　　i_l

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　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　|　人体実験とか、怖くなかった？　　|
　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／


　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　慣れちゃうからねぇ。別に。　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　┌―――――――――――
　｜ 悪いこと、なんだよね。
　└――v――――――――

　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　|　医者だって人の身体を切り刻むんだぜ。　　　　　　　 |
　　　　　　　　　|　合法にしろ違法にしろ、やってることは変わらない　　|
　　　　　　　　　＼＿　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　　　　　　∨ 　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::
　 　 r-‐ﾊ ﾊ ‐――-、　　, :　　.;.,　　　　
　 　 | 〈(,, ﾟ -);〉 _ _ _ |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒ ⌒(ﾉ⌒,⌒ ∩ ∩　　∫ 　　 　 　 ＿＿＿_
／　 ⌒　　.⌒ ＾／(∀・　) ∬　　　　　 ／　　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 (iつ＝･　　　　　　 liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／ゝ_ つと　(ニ)　　　||￣￣￣　

　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ しかしこの煙草も久しぶりだね。なんてったっけ？
　　　　　　　　　　｜ キルビル…じゃなくて、ベンだっけ？ジョン？
　　　　　　　　　　└―v――――――――――――――――――――
　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　｜ ダンヒルだよ…。それね、もう廃止に
　　　　｜ なっちゃったんだ。最後の一箱なの。
　　　　└―-y-――――――――――――――
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　　　
　 　 r-‐ﾊ ﾊ ‐――-、　　, :　　.;.,　　　　
　 　 | 〈(；ﾟ ｰ);〉 _ _ _ |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒u⌒U⌒,⌒ ∩ ∩　　ﾌｰ…　　 　 ＿＿＿_
／　 ⌒　　.⌒ ＾／(,, -∀) =3　　　　　 ／　　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 (iつ＝･~　　　　 　 liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／ゝ_ つと　(ニ)　　　||￣￣￣　

　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ へえ、残念だね。ところで、
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 今日泊まってっても良い？
　　　　　　　　　　　　　　　└―v―――――――――――
　　　　┌――――
　　　　｜ だめ。
　　　　└―-y-―
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　　　
　 　 r-‐ﾊ ﾊ ‐――-、　　, :　　.;.,　　　　ﾖｲｼｮ
　 　 | 〈(,, ﾟ -);〉 _ _ _ |＿＿＿＿ ∩ ∩＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒ ⌒(ﾉ⌒,⌒／i　　　　　　(　・∀) ＿＿＿＿_
／　 ⌒　　.⌒ ＾／　 |　　 　(（　(＿ｉつニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　[_]　　 ,,.と　_,,)liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　 　||￣￣￣　

　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ へ？何でよ？
　　　　　　　　　　　　　　　└―v―――――
　　　　┌―――――――――
　　　　｜ モネイル…あのね、
　　　　└―-y-――――――
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　　　
　 　 r-‐ﾊ ﾊ ‐――-、　　, :　　.;.,　　　　
　 　 | 〈(- ﾟ ,,);〉 _ _ _ |＿＿＿.∩ ∩＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒ ⌒U⌒,⌒ ／i　　　　(∀・ ；) 　＿＿＿＿_
／　 ⌒　　.⌒ ＾／　 |　　　　(ｉLv」 lつ(ニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　[_]　　(,,つとﾉ liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　 　||￣￣￣　

　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　|　あたし、結婚するの。|
　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　┌――――――――――
　　　　　　　　　　｜ ……へー。おめでと。
　　　　　　　　　　└―――――v――――
　　　┌――――――――――――――――
　　　｜ だから、こういうの、今日でおしまい。
　　　└―v――――――――――――――
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　　　
　 　 r-‐ﾊ ﾊ ‐――-、　　, :　　.;.,　　　　
　 　 | 〈(,, ﾟ -);〉 _ _ _ |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒ ⌒(ﾉ⌒,⌒／|　　　 　∩ ∩　 　　＿＿＿_
／　 ⌒　　.⌒ ＾／　 i　　　　(∀・　) 　 ／ (ニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　(iつ[_]と　liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　 　　ｉ´_⊃と)　||￣￣￣　

　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ えー？何だよーせっかく帰って来たのに。
　　　　　　　　　　｜ たまに会うだけなら良いじゃん。
　　　　　　　　　　｜ 後腐れない関係、続けてけばさ。
　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――
　　　　┌――――――――――――――――――――――――
　　　　｜ 後腐れ、あるよ。モネイルが良くてもあたしがダメなの。
　　　　｜ それにもう少ししたら、このアパート、出るし
　　　　└―y――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　　　
　 　 r-‐ﾊ ﾊ ‐――-、 ,　∩ ∩, :　　.;.,　　　　
　 　 | 〈(,, ﾟ -);〉 _ _ _ |＿ (∀・ ；)＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒ヽ)⌒u⌒,⌒／| とiLv」 l)　　　　　＿＿＿_
／　 ⌒　　.⌒ ＾ ／　 i　 （_（_,, つ　　　／[_] (ニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　　　　 liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　　　||￣￣￣　

　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ えー。なーにそれー。
　　　　　　　　　　｜ そしたら僕つまんなくなっちゃうじゃんよー
　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――――――
　　　　┌――――――――――――――――
　　　　｜ モネイルはさ、あたしのこと好き？
　　　　└―-y-―――――――――――――
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　　　　　
　 　 r-‐ﾊ ﾊ ‐――-、 ;,　∩ ∩, :　　.;.,　　　　
　 　 | 〈(,, ﾟ ｰ);〉 _ _ _ |＿ (∀- ；)＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒ｕ⌒u⌒,⌒ ／|　 (iLv」 lつ　　 　　＿＿＿_
／　 ⌒　　.⌒ ＾ ／　 i　 （_（_,, つ　　　／[_] (ニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　　　　 liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　　　||￣￣￣　

　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　｜ そりゃ、好きだよ。
　　　　　　　　　　└――――v――――
　　　　┌――――――――――――――――――――――――――――
　　　　｜ でも、ずっと一緒にいようとか、結婚しようとか、思わないでしょ？
　　　　｜ あたし、もう昔みたいに不安定な生活出来ないし
　　　　｜ あなたと一生やっていけるほど器用じゃないもの
　　　　└―-y-―――――――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　┌――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ ……そっか、なら仕方ない
　　　　　　　　　　└――――v―――――――
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　
　 　 r-‐ﾊ ﾊ ‐――-、 ,　∩ ∩, :　　.;.,　　　　
　 　 | 〈(,, ﾟ -);〉 _ _ _ |＿ (∀・　)＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒ｕ⌒u⌒,⌒ ／|　 (iLv」 l)　 　 　　＿＿＿_
／　 ⌒　　.⌒ ＾ ／　 i　 （_（_,, つ　　　／[_] (ニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　　　　 liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　　　||￣￣￣　

　　　　∧
　／￣　 ￣￣￣￣＼
　|　……ごめんね　 |
　＼＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ じゃ、最後に１発！それで終わり。ね。
　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　
　 　 r-‐ﾊ ﾊ ‐――-、 ,　∩ ∩, :　　.;.,　　　　
　 　 | 〈(,, ﾟ -);〉 _ _ _ |＿ (∀・　)＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒ｕ⌒u⌒,⌒ ／| とi Lv」ilつ　 　 　　＿＿＿_
／　 ⌒　　.⌒ ＾ ／　 i　 （_（_,, つ　　　／[_] (ニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　　　　 liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　　　||￣￣￣　

　　　　∧
　／￣　 ￣＼
　|　…うん　　|
　＼＿＿＿／

　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
　　　　　
　　　　　好きなものも嫌いなものも　大切なものも
　　　　　これといった信念もなくて　こだわらずに
　　　　　好き勝手　自分の良いようにだけ生きた

　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　
　 　 r-∩ ∩ﾊ ﾊ―-、 ,　, :　　.;.,　　　　
　 　 | (* ・∀),,ﾞ -);〉_|＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒ ⌒ヾつ⌒ﾟ／|　　　　　　 　 　 　　＿＿＿_
／　 ⌒　ﾉ　｡ 　／　 i　　　　　　　　　　／[_] (ニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　　　　 liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　　　||￣￣￣　








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　'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''

　　　自分が　からっぽだなあと気付いたのは結構前
　　　しかし　厄介な事に僕は底なしのからっぽなのさ
　　　今さら気付いて隙間を埋めようとしても無理なんだ

　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　｜ ……じゃ、帰るよ。
　　　　　　└――――v――――

　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣￣'. ::　　
　 　 r-――ﾊ ﾊ---、　,∩ ∩, :　　.;.,　　　　
　 　 | 　　〈:(,, ﾟ -);〉_|＿(∀・　)＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒ ⌒' u⌒u ／|　(つLvと　　　 　 　 　 　＿＿＿_
／　 　　　　　　／　 i　 |＿_|_|　　　　 　 　　／[_] (ニ)　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／ .　し U　　　　　 　　 liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　　 　　　||￣￣￣　

　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''

　　　　軽くてテキトーで不真面目で　たぶんずっとこのまんま
　　　　僕は一生変われないし　映画みたいな
　　　　どんでん返しのﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞもやって来ない

　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
　　　　┌――――――――
　　　　｜ それ、あげる。
　　　　└―-y-―――――

　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ 煙草？最後の一箱なんでしょ？
　　　　　　　　　　└――――――――v――――――
　┌―――――――――――――――
　｜ 記念に…って言ったら変だけど
　└――――v――――――――――
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣ ヽ l /'. ::　　
　 　 r-――ﾊ ﾊ---、　,:　　.;.,　　　　∩ ∩,
　 　 | 　　〈:(,, ﾟ -);〉_|＿＿＿＿＿＿(　・∀)＿＿＿＿　　
　 ／⌒ ⌒' u⌒u ／|　　　　　　　　 (li Lv」i)　＿＿＿_
／　 　　　　　　／　 i　　　　　　　　　|＿|__|／[_] (ニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　　　　(/ U liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　　 　　　||￣￣￣　

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　''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''

　　それは良い事じゃないけど　嘆くほどの悲劇でもないんだ

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　''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ 良いの？…って、良いからくれるんだよね。
　　　　　　　　　　｜ 無駄な質問だった。
　　　　　　　　　　└――――――――v――――――――――
　　　　┌―――――――――――――
　　　　｜ 結婚する人、嫌煙者だから
　　　　└―-y-――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　｜ へえ。大変だぁね。
　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――

　┌―――――――――――――――――
　｜ 平気。いつかはやめようと思ってたし。
　└―――v―――――――――――――
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣ ￣￣;;　　 ::　　
　 　 r-―― ﾊ ﾊ --、　,:　　.;.,　　　 　∩ ∩,
　 　 | 　　〈:(,, ﾟ ｰ);〉_|＿＿＿＿＿ ＿(∀・　)＿＿＿＿　　
　 ／⌒ ⌒' u⌒u ／|　　　　　　　 　 (li Lv」iつ[_]＿＿_
／　 　　　　　　／　 i　　　　　　　　 　|＿|__|／　　(ニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　　　 　U U liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　　 　　　||￣￣￣　

　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ じゃ、有難くもらってくよ。お幸せに。
　　　　　　　　　　└――――――――v―――――――
　　　　┌――――――――――
　　　　｜ うん。……ばいばい
　　　　└―-y-―――――――
　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ なんか永遠の別れって感じたねぇ。
　　　　　　　　　　　　└――――――v―――――――――
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣ ￣￣;;　　 ::　　
　 　 r-――ﾊ ﾊ---、　,:　　.;.,　　　 　∩ ∩,
　 　 | 　　〈:(,, ﾟ -);〉_|＿＿＿＿＿ ＿(・∀・ )＿＿＿＿　　
　 ／⌒ ⌒' u⌒u ／|　　　　　　　 　 (iL[_]と)　＿＿＿_
／　 　　　　　　／　 i　　　　　　　　 　|＿|__|／　　(ニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　　　 　U U liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　　 　　　||￣￣￣　

　　　　　　ﾊﾞﾀﾝ
　 　 　 　 　 　＿＿＿___　,,:
　　　　　　　　|　　　　　 |　　 ＿＿_
　　　　　　　　| .　　 ;;.. , | 　 〔S,lag 〕
　　　　　　　　|＿　　 　∩ ∩￣￣　　
　　　　　　　　||o|　　　( -∀-) 　;;;.:
　　　　　　　　|￣　.; 　(i Lv」il)　　::, :::　　　　　
. 　 　 ＿＿＿|＿＿＿_|＿|__|_＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　 　 　し U　　　　　　　|＼
　　　　　　　　　　　;:;,, ...;,　´′　　''　　 　l
　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣丶
　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''

　　　ありふれた、なんて出だしで語れるほどまとまってもいない
　　　結末も、顛末もくそもない僕の人生。

　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
　　　┌―――――――――――
　　　｜ さーて、と。帰りますか。
　　　└――――――――v―――
　 　 　 　 　 　＿＿＿___　,,:
　　　　　　　　|　　　　　 |　　 ＿＿_
　　　　　　　　| .　　 ;;.. , | 　 〔S,lag 〕
　　　　　　　　|＿　　 　∩ ∩￣￣　　
　　　　　　　　||o|　　　(::・∀・)　;;;.:
　　　　　　　　|￣　.; 　(iL[_]と　　::, :::　　　　　
. 　 　 ＿＿＿|＿＿＿_|＿|__|_＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　 　 　し U　　　　　　　|＼
　　　　　　　　　　　;:;,, ...;,　´′　　''　　 　l
　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣丶
　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　　　　　　　　　 _
　　　　　　　　 　　 ,ー ､／´ヽ
　　　　　　　　　　 / 　 /　:::::::i
　　　　　　　　 　 ﾉ 　 / . : ::::::::l
　　　　　　　　／'´￣ '　. .::: :::::ヽ　　　　　　
　　　 　　 　/　　　　　 .:::: ::: .:::::::i　　　　 　／￣￣￣￣￣￣＼
　　　 　　 /　　　　　　　　.:::::: ::::::l　　　　＜　バイバイ、ラグ。 |
　　　　　　,'　　　　　●　..::: :::::::::::|　　　　　＼＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　| ､＿_,　　　　..:::::::::::::::/　　　　　
　　　　　 　＼_　 　 　 　...:::::::::／　　　　　　
　　 　　　, ー'´ゞ　　　／ヾ￣‘ー、

　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''

　　　　　　―――それでも、僕の人生。

　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
　　　　　　　　　　 　　 　　　　||　 　 || 　 　 ||
　　　,;　　　　　　　　　 　　 　 ||＿＿||＿＿_||　　;　
　　　　　　　…ｯ　　　　　　　　´￣￣ ￣￣;;　　 ::　　
　 　 r-――.ﾊ ﾊ---、　,:　　.;.,　　　 ,
　 　 | 　　.〈(/)-∩;〉_|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　 ／⌒⌒' ⌒ﾟ｡⌒／|　　　　　　　 　　　　　　 ＿＿＿_
／　 　　　　　　／　 i　　　　　　　　　　　 　／　　(ニ)　　　　
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|　 ／　　　　　　　　　　 　 liー‐―ー‐
|＿＿＿＿＿＿|／　　　　　　　　　　 　　　||￣￣￣　

乙でした！

>>368
哀しいねぇ>>1さんが。

物語も>>1さんも悲しかったです。

最近本編も楽しみだけど>>1さんのオマケのほうが楽しみな俺は負け組ですか？

(´･ω･｀)悲しいね…

乙です
最近子供達の出番が少なくて寂し

一番いいとこでにやけちゃったじゃないかああああ！！！！
GJ

GJ!!

｢ﾏｼﾝｶﾞﾝ!｣
｢うわっ何をする止めろ｣
｢ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ!｣
｢うぎゃあああああああああ｣
って感じにしてもらいたかったのか。

　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　|　撤収ー。引き上げだー　 　|
　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／


　　お疲れーっす
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄﾞｰﾓｰ

　　　　　　　　　　　┌──────────────────────
　　　　　　　　　　　｜ …ｱｰﾄﾞ・ﾛ・ﾚｱﾙと言えば、一部の倫理団体が
　　　　　　　　　　　｜ 躍起になって探してた研究所の所長ですよなぁ？
　　　　　　　　　　　└───────ｖ──―──────────
　　　　　　　　　　　　　　　┌─────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　｜ あー、そうですがねえ、こんな形で見つかっても、
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 死人は捕まえられませんからなー、まったく。
　　　　　　　　　　　　　　　└─────────ｖ───────────


　　　　　　　　　┌──────────────────────────
　　　　　　　　　｜ 大方、逃亡生活を苦にして心中……と言った所でしょうや。
　　　　　　　　　｜ 無縁仏になっちまいますなぁ。その墓は誰のなんでしょ？
　　　　　　　　　└──────────ｖ───────────────
　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　｜ さぁてね。おいおい調べがつくでしょうし、
　　　　　　　　　　　　　　　｜ そん時は並べて埋めてやりましょうや。
　　　　　　　　　　　　　　　└─────────ｖ─────────
:;ヾ､;..,",,ノ''"ヾ:;..,"'`',:'':'`　... :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..... ...　.. .:.:.:..
　 /:/''ヾ,:;`//"'`',:'':'':'　　　.　.. .... .　　　　　　..　　　. ... ..
;:;/:/:;;:;:i",:;ﾞ,:;`,,ノ''"_ ,.,,.,_ ___,_ __ ,.,_,.,_ __ _,,..,_ __ ,.,,.,_ ___,_ __
　'':;,:;;:;:'|//''"　.,;..
　.;,:;;:;:'':i/　　　　　　　　　　　　　　　　
:,,::::::;:'':;:|　　　　　　　''"`''　　　　　　　　 　,,.、
　 ,:;:'':;:;,i 　　　　　　＿__　　　　　
　.;:'':;:;;;;:l　　　　　〃:::::::;ヽ.　　　　　　　　　∧_∧　　 ∩ ∩
:'':;:;,:;;:;:'':l　　　　　|;;i;;:::;;:;;:| .,　　　　　　　　(o-o'*)　 (- ｀　)
;;:;:'':;ヾ:;:;;i　　 .､,.,,l::l;:::::::::::::l,,.　　　　　　　　(iﾍv./ｉ)　(lヽy/ i)
''´''"`',,: . . ';:;;.:::;::;;:　　　　　　　.　,..,;.. ::....　 l、,i__,!　　|_,il、_|　　　:
,..,;..　;::;:;::::;;;;;:;;;:;;;''　　　　　　　;;:;;;:;;;'':::;;;; 　　U U　　　U ヽ)　.;　　　
　　　　'''´': :.,.:;' 　　　　　　　　　:::::::;;;;; ,,;'
　　　　　　　 ' 　　　　　　　　　　　; :;'

　　　／￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　|　何かあったかぁ？ .|
　　　＼＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　あー、そうですね　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　┌──────────────────────────
　　　　　　｜ 一応、参考にという事で、研究所の方にあった書類等を
　　　　　　｜ ざっと持って来たんですけど。紛れてこんなのがありましたよ。
　　　　　　└───────y───────────────────
　　　　　　　　　　　　┌──────────────
　　　　　　　　　　　　｜ 本か。随分とボロっちい…どれ
　　　　　　　　　　　　└────v─────────
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∩ ∩　　∧_∧
　　 ＿＿＿＿　　　　　( ёд)　(д｀　)　(o-o'*)
　／ 　 　 　 .／|　　　　/　つ[_]と とi＿)　(iﾍv./ｉ)
　|￣￣￣￣|　 |　ニﾆ （ ＿＿　　i_l､＿|　 l、,i__,!
　|　 　 　 　 |／　二ニ　＝＝=　　U ヽ)　　U　J
　￣￣￣￣　／￣/ 　ﾆ≫
　　　　　　　　￣￣

　　　 　＿＿,,＿＿＿＿_
　　　　|　　　　　　　　　　ゞ
　　　　ヾ　振り返れば　 | |　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　|　　 　 夢ー眠 　 | |　　　　　　|　……子供向けの絵本？　 |
　　　　|　 ＿ ＿ ＿＿＿ | |　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　|　|　/ 　 　 　 　 | ｯｉ
　　　　|　|　i（●） （●） | | |
　　　　|　| /　　 　 　 　 | | |
　　　　|　|（　 　 　 　 　 | | |
　　　　|　|　ー――'　　 | |/ゞ
　　　　|　￣￣￣￣￣￣,;/
　　　　￣￣￣￣´￣￣'

　　　　　　┌───────────────────────────
　　　　　　｜ 他にも何冊かありまして。大事にしまってあったみたいですよ。
　　　　　　｜ なんだか面白いですよね。お尋ね者の隠れ家に絵本なんて。
　　　　　　└───────y───────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　┌────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 子供、そんなに小さくなかった気がしますがな
　　　　　　　　　　　　　　　　　└─────v──────────────
　　　　　　　　　　　┌────────────────────
　　　　　　　　　　　｜ 年季入ってるなぁ。愛着でもあったんだろうよ。
　　　　　　　　　　　｜ 一緒に埋めてやりゃあ良いかね、うん。
　　　　　　　　　　　└─────v──────────────
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∩ ∩ 　∧_∧
　　 ＿＿＿＿　　　　　( ё∀)　(´д｀ ) (o-o'*)　夢ー眠…？
　／ 　 　 　 .／|　　　　/　つ　　つ[_]とi) (iﾍv./ｉ)　
　|￣￣￣￣|　 |　ニﾆ （ ＿＿　　i_l､＿|　 l、,i__,!
　|　 　 　 　 |／　二ニ　＝＝=　　U　U　　U　J
　￣￣￣￣　／￣/ 　ﾆ≫
　　　　　　　　￣￣

　　　　　　┌─────────────────
　　　　　　｜ 息子やｸﾛｰﾝのﾃﾞｰﾀとかもあります。
　　　　　　｜ 一応全部目ぇ通しとけって話です。
　　　　　　└───────y─────────
　　　　　　　　　　　┌───────
　　　　　　　　　　　｜ あぁ…はいよ。
　　　　　　　　　　　└─────v─
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∩ ∩ 　∧_∧
　　 ＿＿＿＿　　　　　( ёд)　 (д｀　) (o-o'*)　
　／ 　 　 　 .／|　　　　/つ□　　つ[_]とi) (iﾍv./ｉ)　
　|￣￣￣￣|　 |　ニﾆ （ ＿＿　　i_l､＿|.　 l、,i__,!
　|　 　 　 　 |／　二ニ　＝＝=　　U　U　 　U　J
　￣￣￣￣　／￣/ 　ﾆ≫
　　　　　　　　￣￣

　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|　　ｸﾞｷﾞｭﾙｩｩｳｩ〜…　ｸﾞｫｯ
　　　|　　　　　　|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　|　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　　　　 　　　　　　
　 .／　　　　／　∧∧　　　　∧∧　　∧∧
.／　　　　／　　(´∀ﾟ)　　　 (∀・ﾒ)　(ﾟ- ﾟ*)　
　 　　　／　　 　cuuっ　　 　 cu _,,)o っc _)〜
　 　 ／　　　　　　　　∧∧　 　 ∧∧　　　
　 ／　　　　　　　　　(´・ω)　　(д｀,,)　ｸｩｰ…
／　　　　　　　　　　o(_　 ﾉ　　　du_,,)o　

　　┌────────
　　｜ ……はらへった
　　└───v―───
　　　　　　　　　　　　　┌──────────────
　　　　　　　　　　　　　｜ すばらしい音色を奏でてるな
　　　　　　　　　　　　　└──v───────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ｷﾞｺ君、みんな揃うまで待ってろって言ってたけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……遅いね。お迎えに行けたのかな？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───v─────────────────
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|　　　ｷｭﾙﾙー
　　　|　　　　　　|　　　　　　　　　　ぐううぅ
　　　|　　　　　　|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　|　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　　　　 　　　　　　
　 .／　　　　／　∧∧　　　　∧∧　　∧∧
.／　　　　／　　(´∀ﾟ)　　　 (∀・ﾒ)　(- ﾟ ；)　ｷｭﾘｯｷｭﾘｯ
　 　　　／　　 　cuuっ　　 　 cu _,,)o っc _)〜
　 　 ／　　　　　　　　∧∧ 　 ∧∧　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　 ／　　　　　　　　　(´・ω)　(д｀,,)　ｸｩｩー　＜　迷子になってたりして…　 |
／　　　　　　　　　　o(_　 ﾉ　　du_,,)o　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　ｸﾞﾛﾛﾛ…

　　┌───────────────────
　　｜ ﾓﾋｬ…つーか最近、博士、元気ないよなぁ？
　　└──────y―───────────
　　　　　　　　　　　　　┌────────────────────
　　　　　　　　　　　　　｜ あの変なｵｯｻﾝ達もよくわかんねぇな。誰だよ。
　　　　　　　　　　　　　└──v─────────────────
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|　　ぎゅるるる
　　　|　　　　　　|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　|　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　　　　 　　　　　　
　 .／　　　　／　∧∧　　　　∧∧　　∧∧
.／　　　　／　　(´∀ﾟ)　　　 (∀・ﾒ)　(ﾟ- ﾟ*)　ｸｰ…
　 　　　／　　 　cuuっ　　 　 cu _,,)o っc _)〜
　 　 ／　　　　　　　　∧∧　 　 ∧∧　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　 ／　　　　　　　　　(´・ω)　　(｀；　 )　＜　変なｵｯｻﾝって…ｷﾞｺの　　 　 　 |
／　　　　　　　　　　o(_　 ﾉ　　　du_,,)o　　|　お父さんって言ってたじゃん　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　ぐぅううー

　　┌──────────────────────
　　｜ あんまり仲良くなさそうだよね、もう一人の人も。
　　｜ あのひと、博士のお友達なのかな？
　　｜ はやく帰ってきてくれないかなぁ…ごはん…(´・ω)
　　└──────―v──────────────
　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　｜ 何かあったんだよね、きっと。ギコ君も、昨日まで部屋から
　　　　　　　　　　　　　｜ 出るなって言ってたのに、今日は遊びに連れてってくれたし…
　　　　　　　　　　　　　└──────v───────────────────
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|　　くるる　　　　　ぐー
　　　|　　　　　　|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　|　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　　　　 　　　　　　
　 .／　　　　／　∧∧　　　　∧∧　 ∧∧　　　くうー
.／　　　　／　　(´∀ﾟ)　　　 (,,・∀)　(- ﾟ *)
　 　　　／　　 　cuuっ　　 　 cu _,,)o っc _)〜
　 　 ／　　　　　　　　∧∧　 　 ∧∧　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　 ／　　　　　　　　　(´・ω)　　(｀　　)　 ＜　何かあったとしても解決したんでしょ。...|
／　　　　　　　　　　o(_　 ﾉ　　　du_,,)o　　|　その結果があの２人なんじゃないの？ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　ぐぉおー

　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────
　　　　　　　　　　　　　｜ 俺らには知る権利があるっ！諸君、団結せよ！！
　　　　　　　　　　　　　└───v──────────────────
　　┌──────────────────────────
　　｜ でも、首突っ込んで、おもしろくなかったらやだよな。ﾓﾋｬ
　　｜ あの二人が着てるの、俺と博士がいた研究所の白衣だぞ。
　　└────―v────────────────────
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　|　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　　　　 　　　　　　
　 .／　　　　／　∧∧　　　　∧∧　　∧∧
.／　　　　／　　(´∀ﾟ)　　　 (∀・/)　(- ﾟ *)
　 　　　／　　 　cuuっ　　 　 c　_,,)o っc _)〜
　 　 ／　　　　　　　　∧∧　 　 ∧∧　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　 ／　　　　　　　　　(´・ω)　　(｀　　)　 ＜　余計な事はしない方が良いと思うよ。　|
／　　　　　　　　　　o(_　 ﾉ　　　du_,,)o　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　ｸﾞﾙﾙﾙﾙｩｩ

　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────
　　　　　　　　　　　　　｜ だってさー仲間外れにされてるみたいじゃんか。
　　　　　　　　　　　　　｜ 何があったのかだけ聞きてーよ。聞きに行こう！
　　　　　　　　　　　　　└───v──────────────────
　　　　┌───────────────────────────
　　　　｜ うん、僕も気になるよ。博士にちらっと聞いてみるならいいよね
　　　　└──────v────────────────────　
　　┌─────────────────────
　　｜ ﾓﾋｬﾋｬ、探偵みたいでｵﾓｼﾚｰかもな。行くか！
　　└────v────────────────
　　　|　　　　　　|　　　　　
　　　|　　　　　　|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　|　　　　　／　　　　　　∧ ∧　　　　　　　　 　　　 　　　
　 .／　　　　／　∧∧　　　(∀・ﾒ)　　　 　∧∧
.／　　　　／　　(´∀ﾟ)　　 o(_　 っ　　　　(- ﾟ *)　ｱﾀｼﾓ。
　 　　　／　　 　cuuっ　　　　　　　　　　　uc _)〜
　 　 ／　　　　　　　　∧∧　 　 ∧∧　　　　　　　 　　 人从人_从人_人_从人_人__从人
　 ／　　　　　　　　　( 　　 )　　(；´д) ﾊｧ…　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　
／　　　　　　　　　　o(_　 ﾉ　　 du _,,)o　　　　　　　　<　ｺﾞﾙｧー！メシだぞー！(ﾟДﾟ,,) 　>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ｙ＾Ｙ＾WＹ＾Ｙ＾ＹVWＹV＼　/VＹVＹ

　　　　　　　　　　　　　┌────────────
　　　　　　　　　　　　　｜ ……メシ食ってからな！
　　　　　　　　　　　　　└───v────────
　　┌────────────
　　｜ ﾓﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬ！メシー！！
　　└────―v──────
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|　　
　　　|　　　　　　|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　|　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　　　　 　　　　　　
　 .／　　　　／　∧∧　　　　∧∧　 ∧∧
.／　　　　／　　(´∀ﾟ)　　　 (*・∀)　(*ﾟ ｰ)　ﾖｶｯﾀ
　 　　　／　　 　cuuっ　　　o(_　 っ　っc _)〜
　 　 ／　　　　　　　　∧∧　 　 ∧∧　　　
　 ／　　　　　　　　　(´・ω)　　(*´д)　ｺﾞﾊﾝ!!
／　　　　　　　　　　o(_　 ﾉ　　　du_,,)o　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　

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;;;;;;: : .: 　 ::::::;;;;;;

　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　|　客？ (・ω・,,)　|
　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿／


　／￣￣￣￣￣＼
　|　はい (,,ﾟдﾟ) 　 |
　＼＿＿＿＿＿／

┌──────────────────────
｜ 寒いし中に入ってくださいって言ったんですけど…
｜ 外で待ってますからって。警察の人だそうです。
└──y───────────────────
　　　　　　┌─────────────────────
　　　　　　｜ そうか。ギコ、お前は戻って食事してて良いよ
　　　　　　└────v────────────────

　　∧ ∧　　　　　　　∧,,∧
　　(；ﾟдﾟ)　　　　　　(・ω・,,)
　　 と　 ヽ　　　　　　(iLy」 l)
　　　と＿ﾉ〜 　 　 　 |__|＿|〜
　　　　 ヽ）　　　　　 　U ヽ)

┌──────
｜ でも……
└──y───
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 人从人_从人_人_从人_人__从人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 <　ギコ〜！父さん死んじゃうー！ニー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ｙ＾Ｙ＾WＹ＾Ｙ＾ＹVWＹV＼/WVＹVＹ
　　　　　　┌─────────
　　　　　　｜ ほら、行ってやれよ
　　　　　　└──y──────

　　∧ ∧　　　 ∧,,∧
　　(；ﾟдﾟ)　　 (,,・ω・)　何ﾀﾞ?
　　 U　 |　　　(iLy」 l)
　〜|　　|　　　 |__|＿|〜
　　 Ｕ Ｕ　　　　U U

┌──────────────────────
｜ 分かりました。何かあったらすぐ呼んで下さいね。
└──y───────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 人从人_从人_人_从人_人__从人人_人__从人人_人__从人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 <　ﾛｰﾙｷｬﾍﾞﾂに針が！でもこれもお前の愛だよなー！　＼＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 <　父さんちゃんと食べたぞー！…ｶﾞﾌｯ！　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ｙ＾Ｙ＾WＹ＾Ｙ＾ＹVWＹV＼/WVＹVＹV＼/WVＹVＹVＹV＼/W
　　　　　　┌────
　　　　　　｜ ああ。
　　　　　　└──v─

　　∧ ∧　　　 ∧,,∧
　　(,, ﾟд)　　 (・ω・,,)
　　 U　 |　　　(iLy」 l)
　〜|　　|　　　 |__|＿|〜
　　 Ｕ Ｕ　　　　U U

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 人从人_从人_人_从人_人__从人人_人__从人人_人__从
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 <　それは針じゃなくてつまようじだろうがｺﾞﾙｧ！！　　>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ｙ＾Ｙ＾WＹl　lＹVWＹV＼/WVＹVＹV＼/WVＹVＹV＼/W
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　 　∧,,∧ 　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧
　　　　　(,,・ω・) 　　　　　　　　　　　　　 　(# ﾟД)　食ｯﾃ ﾄﾞｳｽﾝﾀﾞ!!
　　　　　（iLy」l.）　　　　　　　　　　　　　　 と 　 つ
　　　　　 |＿|__|〜 　 　　　　　　　ﾆ三　〜(＿⊃
　　　　　　U U 　　　　　　　　　　　　　　　　(ノ　

　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 夜分恐れ入ります。
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 自己紹介は…いりませんよな
　　　　　　　　　　　　　　　└──────y───────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ すいませんねえメシ時に。辛気臭いツラしたおっさん２人が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 入って行ったら食事が台無しになっちゃうかと思いまして。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────v──────────────────―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ …いえ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──v──
;ゞヾ.:　　;ヾヾヾゞ;ゞヾ.:　　;ヾヾヾゞ;ゞヾ.:　　;ヾヾヾゞ　 ;: :::::::::;;:;::;;;;::::;:: ::;;
　,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.:　　;ヾヾ;ゞ　　,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.:　;ヾヾ;ゞ　;ヾ ;: ;::: ;: :: ::;; ;: ;::: ;: :: ::;;
＼　ゞヾ:ゞヾ　ﾉﾉ　ゞヾ　.　,,ゞ.ヾ　ゞヾ:ゞヾ　ﾉﾉ　ゞヾ　.　, ;: ;::: ;: :: ::;; ;: ;::: ;: :: ::;;
;ゞゞ;ゞ　ヾ;ゞゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ　ヾ;ゞゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ　ヾ;ゞゞ　　 ;: ;::: ;: :;: :: ::;; ;: ;::: ;: :: ::;;
　ゞヾ,,.ゞヾ::ゞヾゞ:ヾ　ゞ:.y.ﾉヾゞ;ゞ　ヾ;ゞゞ;ゞ;ゞ　ゞ;　::::::: :::: :::: :::::: :::: : : : : : : : : : : :
　ゞ;ゞiii;:: ｲ.ヾゞ,　　　　ゞ;ゞiii;:: ｲ.ヾゞ　　:: ;: :: ::;; :: ;: :: ::;; :: ;: :: ::;;
:: ;:..ゞ;ゞ 　 iiiii;; :|;:/　:.:. .: .:: 　 ;ゞiiiii;; :|　::;; 　　:: ;:　 :: 　::;; :::;; 　　:: ;:　 :: 　::;; :
　　　　　　|ii;: : |:/　: . :. :. : 　　 ｲ|ii;: : |::;; 　　:: ;:　 :: 　::;; :::;; 　　:: ;:　 :: 　::;; :
: : : . . . .　|iii;;;;:|.　:.:::: ::::::::::::: :.:. :.: |iii;;;;:| :.:∧_∧　　∩ ∩ ;:　 :: 　::;; :, ∧,,∧
　　　　　 |ii;((,)|　　　:;;:; :::::::　　 　|ii;((,)| :(* o-o)　;(　´д) ;:　 :: 　::;; (・ω・,,)
: : .　　 　|iii;;::::|　　.:: : ;:;;::::　　　.:　|iii;;::::| (iﾍ.v/ｉ)　;(l ヽy/i) ;:　 :: 　::.;;(iLy」 l)
　　　　　|iii;;:::::|　　　　　　:::::　　　|iii;;:::::| :;l、,i__,!　　|__,il､_|, ;:　 :: 　::;;:::|__|＿|〜
,....,.. ,,.,...,|iMi:::i;|;., ,.,.. ,............,.. ,,.,...,|iMi:::i;|.,.: U U:...　　U Ｕ.,..,,,,,,,......,.,.,,...:U ヽ)....,.
.::;､,ﾞ",;.::;､,ﾞ",;.::;､,ﾞ",;i　　　　　　i",;.::;､,ﾞ",;.::;;;;､,ﾞ",;.::;;､,ﾞ",;.::; ､,ﾞ",;.::; ;.::; ､,ﾞ",;.::;
､,ﾞﾞ",;.;､,ﾞﾞ",;.;､,ﾞﾞ",;.;ﾞi　　　　　　iﾞ",;.:":;~"　;､,ﾞ",;.;､,ﾞ",;.::;;､,ﾞ",;.::;;､,ﾞ",;.::;
.;､,ﾞﾞ",;.;､,ﾞﾞ",;.;､,ﾞﾞ",;.i　　　　　　i.　,;.::　;､,ﾞ",;.::;､,ﾞ",;;､,ﾞ",;.::;;､,ﾞ",;.::;;､,ﾞ",;.::;

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ お時間取らせるわけにもいかんので、単刀直入に行きますと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 先日あっちの広場で死体が発見されましてなぁ。見ました？ﾆｭｰｽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────v──────────────────―────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ はあ、まあ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──v───
　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 一応、指名手配という形をとっていたｱｰﾄﾞ・ﾛ・ﾚｱﾙと
　　　　　　　　　　　　　　　｜ その息子、職員一人の死体、です
　　　　　　　　　　　　　　　└──────y───────────────
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ あー、なんと申しますか、あなたをどうこうするってわけではなく、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 一応確認のために来たまででして。この先来ることはもうないですし、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 用がないのを伝えに来た、なんて言うとおかしいんですがね、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ すんませんね、お時間取らせて。聞きたいこととかあります？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────v──────────────────―────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……自殺、ですか
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──v──────
　　　　　　　　　　　　　　　┌────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ええ、自殺と断定されました。息子は薬物注射、
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ２人はﾋﾟｽﾄﾙでこめかみをﾊﾟｰﾝと、ね。
　　　　　　　　　　　　　　　└──────y──────────────
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┌─────────────────────────
｜ 彼らの研究所は近々取り壊されることになりましたんで。
｜ ３人とも、あの場所にあった墓の横に埋葬されます
└─v───────────────────────
　　　┌────────────────────────────
　　　｜ 死人に口なし、私らもこの件はこれ以上追究しないことにしまして
　　　｜ あなたに図々しく立ち入った事を聞くのも忍びないですしな、
　　　｜ そいじゃ、どうも、わざわざお呼びだてしてすいませんでしたね。
　　　└────y────────────────────────

　 ∧_∧　　∩ ∩　　　　　　　　∧,,∧　　 ／￣￣￣￣＼
　(* o-o)　 (　´ー)　　　　　　　(ω・ ,,)　＜　いえ…… 　 |　
　(iﾍ.v/ｉ)　.(l ヽy/iつ　　　　　　(iLy」 l)　　＼＿＿＿＿／
　 l、,i__,!　　|__,il､_|　　　　 　　 　|__|＿|〜
　　U U　　　U Ｕ 　 　 　 　　 　　U U

　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　|　刑事なんぞやっとりますと、いろんな事に関わっちまいます。..　|
　　|　読ましてもらった書類の中にはあなたのﾃﾞｰﾀもありました。　　.|
　　|　それについてどうこう言う気はありませんがな、　　　　　　　　　 |
　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　 　 ￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　あなたは、あなたです。　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　　┌──────────────
　　　｜ それだけは、忘れんで下さい。
　　　└────y─────────

　 ∧_∧　　∩ ∩　　　　　　　　∧,,∧　　
　(* o-o)　 (　´ -)　　　　　 　　(ω・ ,,)　
　(iﾍ.v/ｉ)　.(l ヽy/i)　　　　　　　(iLy」 l)　　
　 l、,i__,!　　|__,il､_|　　　　 　　 　|__|＿|〜
　　U U　　　U Ｕ 　 　 　 　　 　　U U

　　／￣￣￣￣＼
　　|　……では。 |
　　＼＿＿＿＿／

　　　　　　|ii;: : |:/　: . :. :. : 　　 ｲ|ii;: : |::;; 　　:: ;:　 :: 　::;; :::;; 　　:: ;:　 :: 　::;; :
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　　　　　 |ii;((,)|　　　:;;:; :::::::　　 　|ii;((,)| ::::::::: : : ::::::::::: : : ::: ;:　 :: 　::;; (ω・ ,,)
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　 .　　　∧,,∧
　　　 　(,, -ω)　ﾌｩ…
＿＿＿(i　Lyil)＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　 　 |＿|__|
　　　　　(ノ U

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌───────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 君みたいに人間味のある奴が、あのﾗﾎﾞで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 働くのに耐えられてたのは不思議だよね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──y────────────────

　　　　　　　 .　　　∧,,∧　　　 　　　　　　　　　∩ ∩
　　　　　　　　　 　(,, ・ω)　　　 　　 　 　　 　　(∀・ ,,)
＿＿＿＿＿＿＿_(i　Lyi)＿＿＿＿＿＿＿＿(lLv」 l)＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　 　 |＿|__|　 　　 　 　　 　 　　　|＿|__|　
　　　　　　　　　 　　(/ U 　　　　　　 　　 　 　 　U U　

　　　　　　　┌──────────────────────
　　　　　　　｜ ……何の用だ。つーかあんたどこ行ってたんだ？
　　　　　　　└─v────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌───────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ヒ・ミ・ツ・！あぁ、耐えられなくなったんだよね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 皮肉だなあ、「造られた」君の方が道徳的だなんて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──y────────────────────

　　　　　　　 .　　　∧,,∧　　　 　　　　　　　　　∩ ∩
　　　　　　　　　 　(,, ・ω)　　　 　　 　 　　 　　(∀・ ,,)
＿＿＿＿＿＿＿_(i　Lyi)＿＿＿＿＿＿＿＿(lLv」 lつ＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　 　 |＿|__|　 　　 　 　　 　 　　　|＿|__|　
　　　　　　　　　 　　Ｕ U 　　　　　　 　　 　 　 　U U　

　　　　　　　┌─────────
　　　　　　　｜ 何が言いたい？
　　　　　　　└─v───────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 別に。君はアレだね、意外と情が厚いよね。不便じゃない？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 自分以外のものに気を遣って、する必要のない心配して。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 自分の事だけ考えてりゃ楽なのにさ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──y───────────────────────

　　　　　　　 .　　　∧,,∧　　　 　　　　　　　　　∩ ∩
　　　　　　　　　 　(,, ・ω)　　　 　　 　 　　 　　(∀・ *)
＿＿＿＿＿＿＿_(i　Lyi)＿＿＿＿＿＿＿＿(lLv」 l)＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　 　 |＿|__|　 　　 　 　　 　 　　　|＿|__|　
　　　　　　　　　 　　Ｕ U 　　　　　　 　　 　 　 　U U　

　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 余計なお世話だよ。
　　　　　　　　　　　　　　　└─v────────

　　　　　　　　　　　　 .　　　∧,,∧　　　 　　　∩ ∩
　　　　　　　　　　　　　　 　(,, ・ω) 　 　 　 　(∀・　)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ (i　Lyi)＿＿＿＿(lLv」 l)＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　 　 |＿|__|　 　　 　 　|＿|__|　
　　　　　　　　　　　　　　 　　(/ U 　　　　　　　U U

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌───────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 何が正しいかなんて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 考える必要ないのに。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───v───────

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∩ ∩ 　　∧,,∧　　　 　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(∀・　)　　(,, -ω) 　 　 　 　
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__(lLv」 l)＿_(i　Lyi)＿＿＿＿
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 　　 　|＿|__| 　 　|＿|__|　 　　 　 　
　　　　　　　　 　　 　　　　　　　　　　 　　 　U U　 　 　(/ U 　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 考えすぎると脳みそ溶けちゃうよ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───v─────────────

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∩ ∩ 　 　　　 　∧,,∧　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(　・∀)　 　　　 　(,, ・ω)　
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿とl Lv」l)＿＿＿＿(i　Lyi)＿＿＿＿
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 　　 　|＿|__| 　 　　 　　.|＿|__|　 　　 　 　
　　　　　　　　 　　 　　　　　　　　　　 　　 　U U　 　 　 　 　　(/ U 　　　　　　

　　　　　　　　　　　┌──────────────────
　　　　　　　　　　　｜ いいけどね。じゃ。僕は部屋に戻るから。
　　　　　　　　　　　└─v─―───────────────

　　　　　　　　　　　　　 ∩ ∩ 　 　　　　　　　　　　　　　　　　.∧,,∧　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　(∀・　)　 　　　　　　　　　　　　　　　　.(,, ・ω)　
＿＿＿＿＿＿＿＿＿(lLv」 l)＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿(i　Lyi)＿＿＿＿
　　　　　　　　　　 　　　|＿|__| 　 　　 　　　　　　　　　　　　　　|＿|__|　 　　 　 　
　　　　　　　　　　 　　 　U ヽ)　　　　　　 　 　 　 　　　　　　　　Ｕ U 　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　∧,,∧　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(・ω・,,)　
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿(i Ly」i)＿＿＿＿
　　　　　　　　　　 　　　　 　　 　　　　　　　　　　　　|＿|__|　 　　 　 　
　　　　　　　　　　 　　 　　　　　 　 　 　 　　　　　　　Ｕ U 　　　　　　

　　　　　　　　　┌─────────────────────
　　　　　　　　　｜ あ、博士、早かったですね。何だったんですか？
　　　　　　　　　└───────v─────────────
　　　　┌───────────────────────
　　　　｜ さあ。特に用はなかったらしいが。なんだか疲れたな。
　　　　｜ ちょっと休ませてくれ。食事は後で食べるから。
　　　　└─────v─────────────────

　　　　　　　　　　　　　 　　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　　|　　∧ ∧|　
　　　　　　　　　 ∧,,∧　　　 　|　　(дﾟ ,,)
　　　　　　　　　(,, ・ω)　　　　.|　 と　　つ　
＿＿＿＿＿＿ (i Ly」i)＿＿....|　　O、　）＿＿＿／￣￣
　　　　　　　　 　|＿|__|　　　　　　　　 `Ｊ
　　　　　　　　 　 (/ U

　　　　┌──────────────
　　　　｜ じゃあ冷蔵庫に入れときます…。
　　　　└────v─────────

　　　　　　　ｺﾞﾁｿｳﾅﾉﾆ…。

　　　　　　　　　／￣￣＼　　　　　　　　 　　∧,,∧
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 　|　　　　　　　　　　(,, -ω)
　 　 　 　 　 　 |　　∧ ∧|　　　　　　　　　　(i Ly」l)
　 　 　 　 　 　 |　. (,, ﾟд)　　　　　　＿＿＿.|＿|__|＿＿＿
＿＿＿＿＿＿|　 /　 U　＿＿＿／ 　 　 　 (/ U
　　　　　　　　 〜（　　/
　　　　　　　　　　 U U

:::::::
::::::::::::::
:::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　|　怪しい。怪しいぞ！！　 |
　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｵﾅｶｲｯﾊﾟｲ…

　　　　┌────────────────────
　　　　｜ ごはん食べないなんて…何か悩んでるのかな
　　　　└───v────────────────
　　　　　　　　　　　　┌─────────────────
　　　　　　　　　　　　｜ ますます気になるな！よし、突撃しよう。
　　　　　　　　　　　　└───v─────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　 　　 　 　 　 　 ／￣￣＼　　　　　　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ||　　　　　|]　 　　　　　　　　　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ||　　　　　|　 　 　　　　　　／
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ||　　　　　|　　　　 　 　 ／　
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿||.＿＿＿.|].＿＿＿__／　　
　　　　　　　　　∧∧　∧∧　∧∧
　　　　　　 　　(´・ω) (´∀ﾟ)(∀・ﾒ)　　∧∧
　　　　　　　　o(_　uu　cuuっ cc_,,)o　(д｀ )　ﾊｰ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧∧ っc _)o　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　(- ﾟ *)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 uc _)〜

　　　　　　　　　　　┌────────────
　　　　　　　　　　　｜ ハ――カ――セ――！！
　　　　　　　　　　　└───v──v───v──


　　　　 |　　　　　　/ヽ　　　　　　
　　　　 | 　　　　　/./￣ヽ　　　　　　　　　　
　　　　 |　　　　 　|i ￣￣　　　 ／￣￣＼　　
　　　　 |　　　　 　|| ..　.　 　 　 |　 　 　 　|　
　　　　 |　　　　 　|| ..　.　 　 　 |　 　 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　 　
　　　　 |　　　　 　|| ..　.　 　 　 |　 ∧∧　|　　　∧∧　　　　　
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ＿＿＿＿|　(д｀；)..|　 　 (ﾟ- ﾟ*)
　　　／　　　　 / .|　＼　　　　 ￣ uu,,_)o ￣〜(_ uu￣￣￣
　 ／　　　　　　　　　　　　　　∧∧　　　　　　∧∧　
／　　　　　　　　　　　　　　　(∀・ﾒ)　∧∧　(ω・｀)
　　　　　　　　　　　　　　　　　 cc_,,)o(ﾟ∀｀n　c　　)o
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (　　ﾉ

　┌─────────────────
　｜ ……どうしたんだい？みんなそろって。
　└───v─────────────
　　　　　　　　　　┌────────────────────────
　　　　　　　　　　｜ ﾊｶｾ、元気ないし、最近なんかあったのかなーって
　　　　　　　　　　｜ 思って……聞きに来たんだけど、どうしたの？
　　　　　　　　　　└───v────────────────────
　┌───────────────
　｜ どうもしないよ。疲れてるだけだ。
　└───v───────────
　 ＿＿＿＿＿＿＿
　 ||　　　∧,,∧　　　|　　　∧∧　　　　　　　　　
　 ||　　〔(,, ・ω)〕 　 |__＿(∀・；)＿＿＿ ∧∧＿ ∧∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿　
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`ヽ､　uc_,,)o　∧∧(ω・｀)　(д｀ )　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、　　　　(ﾟ∀｀;)っu_ )o　uu,,_)o　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|　　 　uu ,,_)〜　∧∧
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　　(- ﾟ *)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (　_,,)〜

　　　　　　　　　　　　　　　┌───────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　｜ あのおじさん２人は、なんでここに住むの？
　　　　　　　　　　　　　　　└─────v──────────────

　　　┌────────────────────────
　　　｜ いろいろあってね。住む所がないそうだ。ガウドさんは
　　　｜ ギコの父親だし。仲良くやってくれると助かるんだけど
　　　└─v──────────────────────
　 ＿＿＿＿＿＿＿
　 ||　　　∧,,∧　　　|　　　∧∧　　　　　　　　　
　 ||　　〔(,, ・ω)〕 　 |__＿(∀・；)＿＿＿ ∧∧＿ ∧∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿　
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`ヽ､　uc_,,)o　∧∧(ω・｀)　(д｀ )　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、　　　　(ﾟ∀｀;)っu_ )o　uu,,_)o　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|　　 　uu ,,_)〜　∧∧
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　　(- ﾟ *)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (　_,,)〜
　　　　　　　　　　　 人从人_从人_人_从人_人人
　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　 <　　ゴルァおまいら！！　　　>
　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　　 Ｙ＾Ｙ＾WＹ＾Ｙ＾ＹVWＹV＼ＹVＹ

　　　　　　　　　　┌───────────────────
　　　　　　　　　　｜ 博士は疲れてるんだからまとわりつくなｺﾞﾙｧ！
　　　　　　　　　　｜ さっさと風呂入れ！New Yorkしなさい！
　　　　　　　　　　└─────v──────────────
　　　　 |　　　　　　/ヽ　　　　　　
　　　　 | 　　　　　/./￣ヽ　　　　　　　　　　
　　　　 |　　　　 　|i ￣￣　　　 ／￣￣＼　　
　　　　 |　　　　 　|| ..　.　 　 　 |　 　 　 　|　
　　　　 |　　　　 　|| ..　.　 　 　 |　 　 　 　|　　　　　　　　　　
　　　　 |　　　　 　|| ..　.　 　 　 |　 ∧∧　|　　　　　　　
　　　　 |＿＿＿ /|ヽ＿＿＿＿|　(ﾟДﾟ#)..|　
　　　／　　　　 / .|　＼　　　　￣と　　つ￣￣￣
　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　|
／　　　　　　　　　　　　　　　　　　し｀Ｊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　┌───────
　　　　　　　　　　｜ はーい……。
　　　　　　　　　　└───v───
　 ＿＿＿＿＿＿＿
　 ||　　　∧,,∧　　　|　　　∧∧　　　　　　　　　
　 ||　　〔(,, ・ω)〕 　 |__＿(；・∀)＿＿＿ ∧∧＿ ∧∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿　
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`ヽ､　uc_,,)o　∧∧(´・ω)　(；´д)　ﾆｭｰﾖｰｸ？
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、　　　　(;ﾟ∀｀)っu_ )o　uu,,_)o　入浴？ｳﾜー…
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|　　 　uu ,,_)〜　∧∧
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　　(* ﾟ -)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜(　_,ﾉ

　　　　　　　　　　┌──────────────
　　　　　　　　　　｜ じゃー博士、元気出せよな！！
　　　　　　　　　　└───v──────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ゆっくり休んでよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└─────v──
　　　┌──────────────
　　　｜ ああ…ありがとう。おやすみ。
　　　└───v──────────
　 ＿＿＿＿＿＿＿
　 ||　　　∧,,∧　　　|　　　∧∧　　　　　　　　　
　 ||　　〔(,, ・ω)〕 　 |__＿(∀・ﾒ)＿＿＿ ∧∧＿ ∧∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿　
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`ヽ､　uc_,,)o　∧∧(ω・｀)　(д｀,,)　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、　ﾓﾋｬ　(ﾟ∀｀)っu_ )o　uu,,_)o　
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|　　 　uu ,,_)〜　∧∧
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　　　　　　(ｰ ﾟ *)　ｵﾔｽﾐﾅｻｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (　 _,,)〜

　　　┌──────────────
　　　｜ ……悩む必要なんて、ないな。
　　　└───v──────────

　 ＿＿＿＿＿＿＿
　 ||　　　∧,,∧　　　|　　　　　　　　
　 ||　　〔(,,・ω・)〕......|__＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`ヽ､　　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　

　　　　　　　　　　 　∧,,∧ 　　　　　∧,,∧
　　　　　　　　　　　(,,・ω・) 　　　　(・ω・,,)
　　　　　　　　　　　(ilLy」i)　　　　　(l　　 l)
　　　　　　　　　　〜|＿|__|..　　　　　|　　 |〜
　　　　　　　　　　　　U U 　　　　　　U~U

　￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾃﾞ ｨ ｱ
　　　　私はクローンだ。しかし、オリジナルは死んだ。
　　　　私を造ったアード・ロ・レアルももういないし、
　　　　他のｸﾛｰﾝだって、現存しているものはないだろう。

　￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧_∧
　　　　　ﾉヽ　　　　　　　　　　　(´∀｀,,)
　　　　 ,i'　 `､　　　　　　　　　　(l Ly」i)
　　　　/　　　ヽ、 　 　 　 　　 　 |__|＿|
　　 ／　　　　　 ゝｲｶｸﾞﾙﾐ。　　　U ヽ)
　　 ""'l￣''''￣l"　
.　（~ヽ l (；ﾟДﾟ)|　 /~つ 　）)　　　　　　　 ∧∧　　∧∧
. 　 l　l | ∪　 つ　l　l　　　　 ∧,,∧　　　(- ﾟ *)　 (ﾟ∀｀;)
　　丶`li　　 　 il／ /.　　　　(ω・ #)　　∧∧ _)〜 uc ,_)〜
　(~ヽ_ﾉ　l-､ヽ　ヽ"二ヽ　　 (i Ly」i)　　(д｀,,)　 ∧∧　∧∧
　 丶＿ノﾉ ﾉヽヽ､丶 丶ヽ 　 |__|＿|　　 cuuっ　(∀・ﾒ)(ω・｀)
　　　　 / /' 　） ）`J　 し''　　 U U 　　　　　　　 du ,_)o uu　)o
　　　　 し'　 （_/
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣
　　　　だから私は現時点で、私という独立した１人の人間だ。
　　　　子供たちがいて、ギコがいて、モガットがいて…
　　　　普通の生活をしてる、普通の、人間。

　￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣ ￣

　　┌──────
　　｜ ……寝よ。
　　└───v──
　 ＿＿＿＿＿＿＿
　 ||　　　∧,,∧　　　|　　　　　　　　
　 ||　　〔(ω- ,,)〕 　 |__＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　
　 |,ﾉ´￣´⌒￣⌒⌒`ヽ､　　
　（　 ノ　 　⌒　 　⌒　 ﾞ:、
　 ﾞヽ　 　｢|￣￣￣￣￣￣｢|　
　　　ヽ,,ﾉ|｣――――――|｣　 　 　

　 ┌――――――――――――――――――┐
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　 　 |
　　|　 一晩眠って、目が覚めても。　 　 　 　 　 　 |
　　|　 私は 私で在り続けるんだから 　 　 　 　 　 |
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　 　 |
　　|　 ―――何も、心配はいらないだろう？ 　 　.|
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　 　　 　 |
　 └――――――――――――――――――┘

ﾘｱﾙﾀｲﾑｷ;y=ｰ( ﾟдﾟ)･∵. ﾀｰﾝ

リアルタイムｷﾀ━━━（ﾟ∀ﾟ)━━━!!!!!
乙です。

乙です。
次回・・・たのしみだなぁ。

休載挟んでもう２年近いんじゃないですかね。

楽しみにしてます。
感想は次回にとっときます。

次回でついに…！
って、メル欄の近況報告の事じゃないよね？ｗ

ああ最終回・・・最終回かぁ・・・

寂しいけど、いつかは終わるものなんだよなぁ

なんかこのままどんでん返しとかないよなぁ…

乙津

懐かしい…

ｱｱﾝ･･悲しいけど・・あえてこう言う。
乙華麗

毎度の事ながら乙＆GJ!!

ああ、ついに次は最終回ですか。
思えばこのストーリーも長く続きましたね。最初から見ているんで思い出深いです。
がんがってください
そして乙彼様

―――数日後

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ まだやってんのかよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――v―――
　　　 _＿＿＿_＿＿_,
　　　|l　　　　|| 　　　||
　　　||　 　　 || 　　　||
　　　||　 　　 || 　　　|| 　　
　　　|l　　　　|| 　　　||
　　　 ￣￣￣￣￣￣
　　 ＿＿＿＿＿＿＿_　
　　 |　　　（:￣￣:）　　|　　　　　
　　 |＼ ⌒ ⌒￣ ⌒⌒＼　　　　　 　ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ…
＿_..|　 ＼＾　⌒　⌒　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　　 ＼　 ｜⌒⌒⌒ ⌒ ''⌒| 　 　 ∧ ∧　　　　　　　　 ∧ ∧
　　 　 ＼..|.____＿＿＿＿__ |　　　（ ﾟдﾟ）　　　　　　　　(дﾟ ,,)
　　　　　　　　　　　　　　 　　　＿(iつφi)＿_　　　　　　(l　　i)
　　　　　　　　　　　　　　　　　l＼　＼￣＼　＼　　　　　|　　|〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l　　　　　U~ヽ)
　　　　　　　　　　　　 　　 　　　　li_|　 　 　　 i_|

　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ ギコ！どうした？父さん頑張ってるぞ！
　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……メシ持って来たんだよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ｵﾆｷﾞﾘなら書きながらでも食えるだろ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――v――――――――――
　　 ＿＿＿＿＿＿＿_　
　　 |　　　（:￣￣:）　　|　　　　　
　　 |＼ ⌒ ⌒￣ ⌒⌒＼　　　　　ヽ l /
＿_..|　 ＼＾　⌒　⌒　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
　　 ＼　 ｜⌒⌒⌒ ⌒ ''⌒| 　 　 ∧ ∧　　　　　　　　 ∧ ∧
　　 　 ＼..|.____＿＿＿＿__ |　　　（* ﾟд）ｶﾘｶﾘ…　　　(дﾟ ,,)　ﾎﾚ
　　　　　　　　　　　　　　 　　　＿(iつφi)＿_　　　　Οと,　　i)
　　　　　　　　　　　　　　　　　l＼　＼￣＼　＼　　　　　|　　|〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l　　　　　U~U
　　　　　　　　　　　　 　　 　　　　li_|　 　 　　 i_|

　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ 父さん感激のあまりに涙が…ｳｯｳｯ
　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ つーか、進んでんのかｺﾞﾙｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――v―――――
　　 ＿＿＿＿＿＿＿_　
　　 |　　　（:￣￣:）　　|　　　　　
　　 |＼ ⌒ ⌒￣ ⌒⌒＼　　　　　
＿_..|　 ＼＾　⌒　⌒　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　
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　　　　　　　　　　　　　　 　　　＿(iつΟi)＿_　　と　　つ
　　　　　　　　　　　　　　　　　l＼φ＼￣＼ ＼　 |　　|〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l 　U~U
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　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ うむ、結構進んだぞ。読むか？
　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ほー。どれどれ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v―――
　　 ＿＿＿＿＿＿＿_　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l 　U~U
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　　　　Life is a jest ; and all thing show it. I thought so once ; but now I know it.
　　　　　　　　　
　　　　　　（人生は戯れ、万事がそれを証す。かつてそう思い、今それを知る）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 by ジョン・クックル（墓石碑）

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　　空白の歴史に何が起こったのか知る人は少ない。

　　世界に名を轟かせた『博士』と、

　　虚ろな存在だった『彼ら』が出会ったのは、運命であったのだろうか。

　　これは共に同じ時間を歩み、ひっそりと生きた英雄達の物語である―――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ …何だ？ｺﾚ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――
　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ 何って、ﾌﾟﾛﾛｰｸﾞに決まってるだろう
　　　　　　　　　　　　　　└――――v―――――――――――
　　 ＿＿＿＿＿＿＿_　
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　　 ＼　 ｜⌒⌒⌒ ⌒ ''⌒| 　 　 ∧ ∧　　 　 　∧ ∧
　　 　 ＼..|.____＿＿＿＿__ |ｺﾞｸﾝ（*ﾟдﾟ)　 　　　(дﾟ ；)　
　　　　　　　　　　　　　　 　　　＿(iつとi)　　　 　 [￣]と　英雄ﾄｶ…
　　　　　　　　　　　　　　　　　l＼φ＼　　＼＼　 |　　,〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l 　U~ヽ)
　　　　　　　　　　　　 　　 　　　　li_|　 　 　　 i_|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ …いや、なんつーか、どんな物語だ…？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ｼﾞｮﾝ・ｸｯｸﾙって誰だ。登場人物？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜ 英雄たちと戦う、影の世界を牛耳る悪の親玉だ。
　　　　　　　　　　　　　　｜ 脚色してなんぼだからな。心躍るｽﾄｰﾘｰにしようと思っている。
　　　　　　　　　　　　　　｜ 今は苦楽を超えて再会する父と子の感動の場面を執筆中だ
　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ そ、そうか。まあ、出来上がったら読むぞｺﾞﾙｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――――
　　 ＿＿＿＿＿＿＿_　
　　 |　　　（:￣￣:）　　|　　　　　
　　 |＼ ⌒ ⌒￣ ⌒⌒＼　　　　　
＿_..|　 ＼＾　⌒　⌒　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　 ＼　 ｜⌒⌒⌒ ⌒ ''⌒| 　 　 ∧ ∧　　 　 　 ∧ ∧
　　 　 ＼..|.____＿＿＿＿__ |　　　(* ﾟдﾟ)　 　　　(ﾟдﾟ ；)　ｼﾘｱｽﾅ話ﾅﾉｶ?
　　　　　　　　　　　　　　 　　　＿(iつとi)　　[￣]と　　 l)
　　　　　　　　　　　　　　　　　l＼φ＼　　＼＼　 |　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　i＼ｌ二二二二二l 　.U .U
　　　　　　　　　　　　 　　 　　　　li_|　 　 　　 i_|

　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ ﾄﾞｸﾀｧ、研修の方がお見えになりましたぁ。
　　　　　　　　　　　└―――v―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 募集してないのになー。押し掛けだよね。
　　　　　　　　　　　　　　　└―――――v――――――――――――
　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ 国が派遣してくれてるんですよぉ。資格も持ってる
　　　　　　　　　　　｜ 優秀な方だそうですぅ。良かったですねぇ〜
　　　　　　　　　　　└―――v―――――――――――――――――――

　 　　　　 　　　　　 ∧□ヽ　　　　 　 ∧_∧
　　　　　　　　　　　 ﾐ*ﾟ∀ﾟﾐ　　　　　(д｀　)
　　　　　　 　　 　　と(　Ｖ ）つ　　　 .(iLy」 l)
　　　　　　　　　　〜丿　 （　　　　　　|__l＿lo
　 　　　　　　　　　　(/￣U　　　　　 　し ヽ)　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　う―――ん……　　|　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿／
　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　|　どうしたんですかぁ？ 　 |
　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、　　　　　　　　 　　　
　　　　　　　　　　　　　 ,、　　　　　　l ＼　　　　　　　　 　 /ｌ
　　　 、　　　,-― ヽ、 / l　　　　　　 |　　ヽ_　　　　　　 ／　|
　　　| ＼　 ||　　　 　l/　 |　　　　　　l　　　　ー-― -／　 　i
　 　 l　　 ｰ| i　　　　 |　　l　　　　 　/　　　　　　　 　　 　 　ｲ
　　　i　　　 ´ー-―''´　　´ヾ_　 　　i　　　　　　　 ､, 　　　　　i
　　 イ　　　　　　　　 ○　　へ.　 　| 　-‐　 　　　　 ‐-､　 　 |
　　 ノ　　〇　､_ -┤　　　　 ー　 　l　　　　　　　　　　　 ι　l
　　ヾ　＊　　　ヽ、l　　 　　ヾ　 　　ヽ　　　 -―-､　　 　 　 /
　　　く、_.　　　　　'　　　　ノ､ 　　　　丶､ _　　 　　　　＿／
　　　　/　ー　　　　　r'´ヽi　　　　　 　_,-ヽ,|　　　 　 /　 ＼ _
　　 　ｉ,　　　ヾ　　 ／´　　　ヾ　　　／　　/ lー――|　　／　 ―-、
　　/　　　　　＼／　　 　＼　 ＼　　　　<　 |　　 　/ 　r　　　 　　　＼
　　|　i´　　　　　　　　　　　 l　　丶　　 　＼〈 　　 i'　　ｿ
　　i　l 　　　　　　　　 　　　 i　　　　　　　　　i､　 / ／
　　　 ヽ,_　　　 　,　　　　　/　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ よし、追い返そう！
　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――
　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　｜ 何言ってるんですかぁー。最近、患者ｻﾝ増えてきましたし、
　　　　　　　　｜ ｱﾀｼとﾄﾞｸﾀｧだけじゃやっていくの大変ですよぉ〜
　　　　　　　　└―――v―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ だってさ、患者を診るのは僕１人で充分だし
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 薬も受け付けも掃除もお前が頑張れば良いんだし
　　　　　　　　　　　　　　　　　└――v―――――――――――――――――――
　　
　 　　　　 　　　　　 ∧□ヽ　　　　 　 ∧_∧
　　　　　　　　　　　 ﾐ；ﾟ∀ﾟﾐ　　　　　(∀｀ ,,)
　　　　　　 　　 　　と(　Ｖ ）つ　　　 .(iLy」 lつ
　　　　　　　　　　〜丿　 （　　　　　　|__l＿lo
　 　　　　　　　　　　(/￣U　　　　　 　し Ｕ　

　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――
　　　　　　　　｜ だからそれがｷﾂｲんじゃないですかぁ。
　　　　　　　　｜ 余裕を持って患者さんの応対が出来るように、
　　　　　　　　└―――v――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ うるさいな。いいから追い返してくれよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ お前がいれば良いんだってば。
　　　　　　　　　　　　　　　　　└――v―――――――――――――――
　　
　 　　　　 　　　　　 ∧□ヽ　　　　 　 ∧_∧
　　　　　　　　　　　 ﾐ；ﾟ∀ﾟﾐ　　　　　(∀｀ #)
　　　　　　 　　 　　と(　Ｖ ）つ　　　 .(iLy」 l)
　　　　　　　　　　〜丿　 （　　　　　　|__l＿lo
　 　　　　　　　　　　(/￣U　　　　　 　し ｕ 　

　　　　　　　……
　 　　　　 　　　　　 ∧□ヽ　　　　 　 ∧_∧
　　　　　　　　　　　 ﾐ*ﾟ∀ﾟﾐ　　　　　(∀｀ ；)　何？
　　　　　　 　　 　　と(　Ｖ ）つ　　　 .(iLy」 l)
　　　　　　　　　　〜丿　 （　　　　　　|__l＿lo
　 　　　　　　　　　　(/￣U　　　　　 　し ｕ 　

　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　｜ ﾄﾞｸﾀｧ〜…それって、それってぇ…
　　　　　　　　└―――v―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……んえ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　└――v―――
　　
　 　　　　 　　　　　 ∧□ヽ　+　　　　∧_∧ 　
　　　　　　　　　　　 ﾐ*ﾟ∀ﾟﾐ　 +　　　(∀｀ ；) 　
　　　　　　 　　 　　　(つVと　+.　　 とiLy」 lつ　
　　　　　　　　　　〜丿　 （　　　　　　|__l＿lo
　 　　　　　　　　　　(/￣U　　 　 　 　U Ｕ

　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　｜ ｱﾀｼへの愛の告白ですかァ〜！！
　　　　　　　　　　　└―――――v―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ そんなわけあるか馬鹿！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――v――――――――――
　　
　 　　　　 　　　　　　　　　　　　 ∧□ヽ　　　　　　　∧_∧ 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾐ*ﾟ∀ﾟﾐ　　　　　　 (д｀ ；) 　
　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　(つVつ　　　　　　 (iつy」iつ　
　　　　　　　　　　　　Ξ　　　〜丿　 （　　　-ﾆΞ　o|＿|__l
　 　　　　　　　　　　　　　　　　(/￣U　　　　　　　　 (/ U

　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜ ラグ、荷物が届いてるよ。
　　　　　　　　　　　　｜ 差出人名が書いてないみたいだけど
　　　　　　　　　　　　└――――――y――――――――――
　　　　┌――――――――――
　　　　｜ あたしに？誰かしら
　　　　└―v――――――――

　　　　　　 ﾊ ﾊ　　　　　　　　　∧ ∧　ﾋｰ
　　　　　　(,, ﾟ -)　　　　　＿＿(∀ﾟ ；)
　　　　　　(つ　l　　　　／　　　.／と ヽ　 　〜
　　　　　　 l　　i　　　　|￣￣￣|.　|　　）o　　　〜
　　　　　　 U U.　　　　|＿＿＿|／U ヽ)