久しぶりに長編。
技術的には超軽いけど、気分的に重くて途中あたりが特に滅入りそうな感じ。
【 泣いたもの勝ち 】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
140 :
(1/77):2005/05/12(木) 23:00:51 ID:zKOUnPrU
彼女が死んだ。
____
|__ノヽ、__|
|:::∧∧:::|
| (;;;;;;;,,) :|
 ̄ ̄ ̄
141 :
(2/77):2005/05/12(木) 23:01:30 ID:zKOUnPrU
∧_∧
( )
( )
| | |
(_(_)
俺は悲しむことを周りに許して貰えなかったんだ。
142 :
(3/77):2005/05/12(木) 23:02:02 ID:zKOUnPrU
不可抗力の発作的病死。
俺にとっては突然過ぎた。
∧ ∧
( )
と つ
∧_∧ ( ノ
( )') (/^ヽ)
( ノ
| | |
(_)_)
最期に見たのは「明日仕事行きたくないなぁ」と
口を尖らせる彼女の顔
最期に話したセリフは「また明日」
:∧_∧:
:(Д ):
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| :U U ):
_____| :(__(_⌒):
だって
「明日」があると思ってたんだよ。
143 :
(4/77):2005/05/12(木) 23:02:44 ID:zKOUnPrU
泣いたよ。涙止められるワケないじゃん。
∧_∧
(∩∩ )
(ノ ヽ )
| | |
(_(_)
飯も食えなかった。食べたくないんだからしかたないじゃん。
144 :
(5/77):2005/05/12(木) 23:03:42 ID:zKOUnPrU
でもみんな言うんだ。
「オマエはこれから幸せな未来がある人間だ」って。
∧_∧
( д ) ∧_∧ ∧ ∧
( つ つ ( − ) (っ )
) ) ) ( ) とと |
(_)_) | | | | )〜
(_(_) UU
「生きていれば絶対いいことがあるんだ」って。
俺が今にも氏にそうな思いつめた顔してるって?
命を絶つんじゃないかって心配してる?
∧_∧ ∧_∧ ∧ ∧
( ) ( − ) ( )
/ つ ( ) と ヽ
だからこの人達は、俺に命を粗末にすることの愚かさ、
人生の素晴らしさを教えようとしてるのか。
145 :
(6/77):2005/05/12(木) 23:04:24 ID:zKOUnPrU
じゃあさ、
その素晴らしい人生と命を失ってしまった
彼女はどうなんだ?
____
|__ノヽ、__|
|:::∧∧:::|
| (;;;;;;;,,) :|
 ̄ ̄ ̄
「オマエはこれから幸せな未来がある人間だ」
彼女にはもう幸せな未来などない
「生きていれば絶対いいことがあるんだ」
彼女にはもういいことは絶対に起こりえない
命を大事にできなかった彼女は
それほど哀れで愚かな存在だって言うのかよ?
146 :
(7/77):2005/05/12(木) 23:05:12 ID:zKOUnPrU
誰もわかってくれない
俺の命より愛しかった彼女
∧∧_∧
( ) )
/ と )
( ノ( (
(/^ヽ)_(_)
愛してるよ、今でも。誰よりも。
そして愛してくれたよね。幸せだった。
世界も未来も輝いて見えたのは君がいたから。
147 :
(8/77):2005/05/12(木) 23:05:39 ID:zKOUnPrU
:::: ∧_∧
::::::: ( Д )
::::::: と と )
:::::::: ( ( (
:::::::: (_(_)
なんで急にいなくなっちゃうんだよ。
148 :
(9/77):2005/05/12(木) 23:07:27 ID:zKOUnPrU
本当にどこにもいなくなっちまったのか?
それとも古くからの言い伝えのように霊魂になったのか?
λ
(シ iヽ
ヾ)
∧_∧
( Д )
( )
魂があるのなら俺に逢いにきてよ
夢でもいいから声をきかせて
___ ∧_∧__
|____ ( − ) |
|\ _,〜´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ
| .\ノ ゞ ヾ \
\/ \ _,. - 、_,. - 、._ \
\ \________\
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
一度でいいから姿をみせて
オマエがそっちの世界で寂しいと思うなら
俺を連れて行ってくれてもいいんだよ?
λ
(シ iヽ
ヾ)
___ ∧_∧__
|____ ( д /) |
|\ _,〜´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ
| .\ノ ゞ ヾ \
\/ \ _,. - 、_,. - 、._ \
\ \________\
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
オマエがいなけりゃこの世に価値なんてない
…そこに魂があるのなら…
俺をこの苦しみから救ってよ?
∧ ∧
( ∧_∧
/U ( )
( (∩ と )
(/^Uと_)_)
前、俺が失敗して落ち込んでた時、
酷い大雨だったのにわざわざ俺のところに来て
そばにいてくれたよね。
___ ∧_∧__
|____ ( ∩∩) |
|\ _,〜´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ
| .\ノ ゞ ヾ \
\/ \ _,. - 、_,. - 、._ \
\ \________\
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
…そこにいるのなら…どうして助けてくれないんだよ?
やっぱり霊魂なんてモンは嘘っぱち。
彼女が今の俺を助けてくれないなんてありえない、信じたくない。
|| V || ||
|| ○∩_∩ ∧ /||○ ( )/
|| ( ( )( ||))((( )))/
○∧_∧∧_∧.. || /■\/
( ( ( − ) || ∧∧/
ヽ. ( つ.||( /||
| | | | | `|| /_/ |
(_(_(__)_)...|| ̄__ |
そして日々は無情、眠れず泣いて腫らした目だけでは
仕事から逃げるいいわけにはならない。
∧_∧ ∧_∧
( − ) (´−` )
( ) ( φ と)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
\ \
職場では俺は腫れ物、
皆どう声をかけていいかわからないらしい。
俺達二人のことをよく知ってるモナー先輩に誘われた。
5つ年上で新婚、仲も良くて尊敬してる先輩。
先輩夫婦と俺達と4人で旅行に行ったこともある。
∧_∧ ∧_∧
( ) (ー` )
/ つ旦 {}@{}@-と ヽ
 ̄ ̄( ⌒ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(⌒ ノ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄し' U| ̄|
…幸せそうな先輩夫婦を見て、
俺達もよく「結婚したらあんな夫婦になりたいね。」って話してたんだ。
わかってる。先輩は今俺のことを心から心配してくれている。
┌────────────────────────
|いつまでも落ち込んでたらダメだよ、
|君はいい仕事もできるんだし、こんなとこで
|つまづきっぱなしじゃ勿体無いよ。
|まだ人生やり直しができる年齢なんだから、
|終わってしまった過去にしがみついてたらいけないよ。
└──────────v─────────────
∧_∧ ∧_∧
( ) (∀` )
/ つ旦 {}@{}@-と ヽ
 ̄ ̄( ⌒ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(⌒ ノ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄し' U| ̄|
だが吐く言葉は例のセリフ。
やり直しができない彼女の人生って何?
先輩だって彼女と一緒に旅行にもいったじゃないか。
なのに「終わってしまった過去」って、
もう先輩の中で彼女はどうでもいい存在なのか?
そして、先輩は彼女の病気を詳しく調べてくれてたみたいで、
┌──────────────────────────
|小さいうちから心臓弱かったみたいだね。
|こんなに早く亡くなってしまうなんて、よっぽど重症だったのか。
│生きていても出産には耐えられないで
|医者に出産を控えるよう言われる場合も多いらしいよ。
└───────────v────────────────
∧_∧ ∧_∧
( ) (−` )
/ つ旦 {}@{}@-と ヽ
 ̄ ̄( ⌒ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(⌒ ノ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄し' U| ̄|
┌────────────ヘ────────────────
|というか、そんな持病があったことを君は知らされてなかったのか?
|結婚も考えていた仲なんだろう?
└────────────────────────────
なんだよそれ、出産できるかどうかが女の価値なのか?
…でもそれより俺自身も気にかかってたことをズバリ言われた。
お互いを信用してなんでも打ち明け合ってる仲だと思ってたのに
彼女は持病、体に抱えた爆弾のことをずっと俺に隠してた。
∧∧ ∧_∧
( )(ー )
| つと )
( | | | |
(/ U (_(_)
…よくとれば「俺に心配かけたくない」
「病気のことで俺が離れて行くのが怖かった」だろう。
…だが逆に、そんなことくらいで俺が揺らぐと思ってたの?
知っていればもっと優しく、そして誰よりも支えになってあげたいと
考える俺の姿は想像できなかったの?
…俺は信用されてなかった…?
冷静な先輩はこういった。
┌────────────────────────────
|籍を入れて、君が苦労する前で…よかったのかもしれないよ?
└──────────v─────────────────
∧_∧ ∧_∧
( ) (−` )
/ つ旦 {}@{}@-と ヽ
 ̄ ̄( ⌒ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(⌒ ノ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄し' U| ̄|
…自分達が最高の恋人同士だったと思い込みたかった俺に。
言い返せない。すごく悔しい。
貴方からみれば俺達なんか
最初から縁の無いカップルだったんだね。
先輩は俺を励まそうと必死。
知ってるよ、俺自分が先輩には可愛がって貰ってると
今でもわかってるし、俺だって普段から先輩が好きだよ。
∧_∧ ∧_∧
( ) (` )
/ つ旦 {}@{}@-と ヽ
 ̄ ̄( ⌒ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(⌒ ノ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄し' U| ̄|
でも今はこう思う。
「 黙 れ 。 オマエになんかわからない。
オマエも一回、嫁に死なれてみろ。
それでまだそんな口がきけるのか?」 と。
遊びの誘いに乗らない俺にギコが痺れを切らしてきた。
無理にでも俺を外遊びに連れ出すって。
外の新鮮な空気吸って気持ちを切り換えろって。
∧∧ ∧_∧ γ
(,, ゚Д) ( ) γ
< | ( ) ......................................
( | | | | .::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::........
(/ U (_(_) ...:::::;;;'' ';;;:::::.......
'"""゛~"''"""゛"゛""''・、 ...::::;;;'' '';;;::::::........
"”゛""''""“”゛゛""''' "j' ....::::::;; '';;::::::::::.......
:::::ヘ :::::....ヽ :::;;;ノ ::( ......:::::::::;; ';;;;:::::::::.........
:: ゝ :::::......ノ:;;../ ~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^ ~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^~~~^ ~~~^^~~~~
高校時代の部活の親友。
あの頃からコイツとはお互いに何でも相談しあってたな。
俺が彼女とつきあいだした時も喜んでくれて、
俺の愚痴もノロケも嫌な顔せずに聞いてくれる友人。
だが吐くセリフは一緒。
┌────────────────────────
|いい加減元気だせよ。
|気持ちはわかるけど、オマエの体の方が心配だよ。
└─v──────────────────────
∧∧ ∧_∧ γ
(,, ゚Д) ( ) γ
< | ( ) ......................................
( | | | | .::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::........
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まだ生きてる俺を大事に思ってくれてるから、心を痛めてくれてるんだろ?
なら誰よりも大事だった人間に氏なれた俺の心の痛みがわからないか?
┌────────────────────────
|…オマエがそんなんだったら、彼女も浮かばれないぞ。
|オマエのことが心配で成仏できなかったらかわいそうだろ。
|安心させてあげなよ。
└─v──────────────────────
∧∧ ∧_∧ γ
(,,-Д) ( ) γ
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成仏?心配?かわいそう? そんな霊魂ってモンはありえないんだよ。
心配で成仏できなければとっとと俺のトコにくればいいのに来ないんだ。
俺が泣こうが体調を崩そうが、彼女は「無」。
俺に関心など持ちうるはずのない、「無」に返ったんだ。
┌────────────────────────
|…オマエがツラそうな顔してたら、俺だってつらいんだよ。
|オマエの両親もほんと心配してるんだよ?
|オマエは一人じゃないんだから。な?
└─v──────────────────────
∧∧ ∧_∧ γ
(,, -Д)( ) γ
( つ( ) ......................................
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なんだ、そばにいるそっちがつらいから、俺に落ち込むのをやめろと言うワケか?
オマエが部活の大会の準決勝で負けた時泣いてたよな?
オマエだってつらい時は泣くだろ。落ち込むだろ。
あぁわかってる。ギコは本当に俺のこと心配してくれてる。
おそらく一生のうちでもかけがえのない友人。
∧∧ ∧_∧ γ
(,,, ゚)( ) γ
( つ( ) ......................................
( | | | | .::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::........
(/ U (_(_) ...:::::;;;'' ';;;:::::.......
'"""゛~"''"""゛"゛""''・、 ...::::;;;'' '';;;::::::........
"”゛""''""“”゛゛""''' "j' ....::::::;; '';;::::::::::.......
:::::ヘ :::::....ヽ :::;;;ノ ::( ......:::::::::;; ';;;;:::::::::.........
:: ゝ :::::......ノ:;;../ ~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^ ~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^~~~^ ~~~^^~~~~
だが今はこう感じてしまう。
「俺の元気を出させたい奴ってのは、
自分が俺の陰鬱な空気の被害者になりたくないから
俺の感情を押さえ込もうとしてるだけなんだ。」 と。
ヒマな時にちょくちょく会ってた
大学時代の友人モララー。
陽気な性格でコイツと俺が盛り上がると
「漫才みたい」と周りに笑われたモンだ。
∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( )
と と ) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
女に対していまいち奥手で今まで恋人ができたことがない。
男からみると、義理堅いし超いい奴なんだけどね。
┌────────────────────────
|なんだよ、ホントに痩せちまったなー。
|おごるから食え食え、う〜〜、今日だけは
|そこの活平目注文したってヨシとしてやるぜっ!!
└────────v───────────────
∧_∧ ∧_∧
( >∀<∩ ( )
と ノ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ありがとう。皆そうやって奢ってくれるって言ってくれるんだけど
食べれないんだよ。気持ちだけ受け取っとく。
彼の吐くセリフはこうだった。
┌──────────────────────────
|オマエは幸せだったと思うよ。たとえ短い間だったとしても
|そんな風に心から愛せる人と恋人同士でいられたんだから。
|…ちょっとうらやましいと思うよ。
|俺なんか女とつきあったこと自体ないから。
└────────v─────────────────
∧_∧ ∧_∧
(-∀- ) ( )
と∇ と ) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
…なるほどね。恋人がいたことのない人は
失って苦しんでる事実より、
恋人がいた経験の方にしか目がいかない…か。
┌──────────────────────────
|それにオマエって、俺より全然モテるじゃん。
|オマエのことを好きになる女はこれからも絶対いるよ。
└────────v─────────────────
∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( )
と∇ と ) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
…わかってない。女なら誰でもいいんじゃないのに。
それにモテるってね、俺は好きになった子に
好いて貰えるよう努力してたの。
本気で誰かを愛したこともなく
自分磨きの努力もしないで
軽々しく人を女に不自由してないみたいに言わないで欲しい。
今の俺はたった一つの宝物だった愛を失って
他のことも考えられない、飯も喉に通らない、
こんなに不自由してるのに
┌─────────────────────────────
|アハハ、俺なんてオマエと違って、
|このまんまず〜〜っと一生女と縁がなさそうで鬱だー。
└────────v────────────────────
∧_∧ ∧_∧
∩ ;-∀) ( )
ヽ∇ と ) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
それでも今バクバク飯を食ってる「オマエよりはマシ」だから
俺は自分を不幸と思っちゃいけないのか?
わかってるよ。モララーは俺を元気づけるために
俺に今後の希望を抱かせるために、
あえて本人も本気で痛い自虐してくれてるんだって。
いつも損な役回りを自然と引き受けて
それでもこうやって人を応援できる本当にいい奴。
∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( − )
( つヽ@@@/ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
だけど今は酷いことを考えてしまった。
「どうして俺に愛されて、これから幸せになろうとしてた
彼女がこんなに早く命をおとしたんだ?
なんで誰とも縁もなく必要ともされてないような
こっちの男の方が無駄飯食って長生きできるんだよ…?」 …と。
…自分が嫌になる。
なんで俺こんなに周りを呪ってばかりの嫌な奴なんだろう。
∧_∧
( − )
へ,へ ヽ
(⌒(⌒__人_つ
俺の本性がこんな醜い人間だから
神様が俺から彼女を取り上げたのか?
でもさ、彼女が死ぬまでは俺そんな酷いこと考えたことなかった。
自分を心配してくれる人間を憎むなんて、
俺そこまで、落ちぶれた人間じゃなかったよ。
:,-―-、:
:<< ):
:へ,へ ヽ:
:(⌒(⌒__人_つ:
…あ、わかった。
俺、狂ったんだ。
∧_∧
( ∀ )
へ,へ ヽ
(⌒(⌒__人_つ
彼女を失った悲しみのあまり、気が狂ったんだ。
うちの親はね、本当は彼女のことよく思ってなかったんだ。
彼女の家は小さい借家で
父親の仕事は巷では中流よりちょっと下にみられる職業。
┌─────────────
| もうちょっと食べたら?
└─────v────────
∧_∧
J;´ー`)
( ) ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(− )
∧_∧ \ )
( ) \
つきあってるだけだったから、ちょっと気になる程度の言い方しかされてなかったけど、
結婚を言い出したら反対してたと思う、
この世間体が大事な見栄っ張りの両親は。
∧_∧
J ´−`)
( ) ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\( − )
∧_∧ \ )
( ) \
┌─────────ヘ───────────────
| いい加減にしろ。オマエがそんな風にしてたって、
| 氏んだ人間が生き返るワケじゃないだろう。
└────────────────────────
この人達は彼女が死んでさぞかしホッとしてるだろうよ。
毎日両親が心配してくれてるのを知ってるのに
こんなことを言ってる俺。
┌────────────────────────
| 最近自分でも変だと思うよ。狂ってきてるんだと思う。
| 精神病院で薬貰ったらつらくなくなるのかな?
| だったら病院にいきたいんだけどいいとこ知らない?
└─────────────v───────────
∧_∧ て
J;´ o`) て
( ) ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\( ∀ )
∧_∧ \ )
( ) \
この後俺は怒られた。
「オマエは今がつらいだけで病気なんかじゃない、
そこは本当に病気の人が行くところだ。しっかりするんだ」
「世の中にはもっと不幸な人間はたくさんいるのに、
アナタのことはたくさんの人が心配してくれてるのよ。
彼女のことは可哀想だけど早く気持ちを切り換えなさい。」
だって。正しい意見だよな。
∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\( − )
\ )
\
フン。精神病院通いがこの家から出るのが
不名誉だから止めたんだろ?
本当は俺のことなんてどうでもいいんだ。
…なんでこう、人の言うことが全部悪く聞こえちゃうんだろう。
∧_∧
( − )-、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ノ ̄(ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彼女が死んだのも苦しいけど、
自分が堕ちていくのも苦しすぎる。
わかってる。彼女のことは割り切って
早く立ち直るのが、俺にとっても周りにとっても最善だって。
∧_∧
( − )-、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ノ ̄(ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
…アイツも俺が落ち込んでたら
本当に心配してくれたっけ。
∧ ∧
( ∧_∧
/U ( )
( (∩ と )
(/^Uと_)_)
…アイツの魂があったら、絶対俺が元気になるように願ってるはず。
俺だってもし立場が逆だったら生きてる彼女には
死んだ自分のことは割り切って幸せになって欲しいと願うもの。
∧ ∧
( ヮ ∧_∧
/U (ー )
( (∩ と )
(/^Uと_)_)
わかってる、わかってるけど
どうしても受け止められない。
∧_∧
( Д⊂ヽ-、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ダメだと思いながらも泣き明かす日々
あまりにもつらいので俺は悪魔に心を売った。
|| V || ||
|| ○∩_∩ ∧ /||○ ( )/
|| ( ( )( ||))((( )))/
○∧_∧∧_∧.. || /■\/
( ( ( ー ) || ∧∧/
ヽ. ( つ.||( /||
| | | | | `|| /_/ |
(_(_(__)_)...|| ̄__ |
え?悪魔なんていやしないよ。だが気持ちの問題。
日常生活は普通に送る、俺の内部だけの問題。
恋人同士を見たら、理不尽な不幸に見舞われるよう呪いをかけてやる。
悩みなく笑ってる奴らに、逃げられないトラブルがあるよう願ってやる。
そう、俺が体験したみたいな奴をな。
皆俺の苦しみを知ればいい。
∧_∧
(∀ )
U ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(_⌒)⌒)
/
/
彼女のいない地球に美しい環境や資源を残す必要もない。
そんなモンは俺の代で食い尽くせばいい。
俺がマトモでいることに執着する必要ない。
なにもかも俺と彼女と一緒に破滅しちまえばいいんだ。
そう吹っ切ると毎日が楽になるんだよ。
…ふと素に戻った時すっごく空しいけどね。
だから空しくならないよう常に悪意で武装する。
俺が楽になるためだったら
周りにはいくら迷惑をかけたっていい。
∧_∧ ∧_∧
( ;・∀) (ー )
と∇ と ) ∇と )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
沈黙がイヤなら、勝手に喋っとけ。
オマエらの方が俺のそばにいたいんなら
そうやって俺に気を使い続けろよ。
俺は別に独りになったっていいんだ。
どうせオマエらがいてもいなくてもこの胸の穴は埋まらないんだから。
春の人事異動。
アレか?重苦しい空気を放つ俺はここにいて欲しくないもんな。
イヤ、知ってるって。彼女が死ぬ前に、
俺が自分で希望してた部署への異動だ。
∧_∧
( ´ー`)
( ) ∧_∧
| | | ( − )
(_)_) ( )
| | |
(_(_)
たぶんモナー先輩からも上司に掛け合ってくれたんだろうな。
俺がこの場所で彼女の思い出に縛られないように。
仕事の方でやりがいを見出せるように。
…いい人だぜ。畜生。だが俺にはどうしようもない。
心機一転できそうな職場ではあるけど
いかにも俺が苦手なタイプのおばさんが一人いた。
お局様なんて可愛いモンじゃない、
俺よりは母に近い年代の太っ腹母さん的なオバタリアン。
@@@@
@ ゚д゚)
( ) ∧_∧
ハ ( Д )
( )
この手の人ってーのは、噂好きでお節介で
人のことをどんどん詮索してくるから嫌い。
案の定、会って間もないうちに質問されたよ
┌────────────────
|つきあってる女の子はいるの〜?
└────────v────────
∧_∧
@@@@ (− )
@ ^д^) ( )
( ) | | |
ハ (_(_)
噂のネタ集めのための単なる好奇心のくせに。
それとも何か、俺が独り身だったら
余計なお世話でも焼いてくれる気なのか?
いかにもそういうことが好きそうだな、このババァ。
昔の俺なら、こういう相手は適当に流してた。
だけどアンタは困らせてやるよ。
重苦しい空気に巻き込んでやる。
アンタは俺を傷つける質問をしたんだって自覚するといい。
┌─────────────
|半年前に亡くなりました。
└────────v─────
∧_∧
@@@@ (− )
@ ゚д゚) ( )
( ) | | |
ハ (_(_)
驚いたか。予想の範囲外だっただろ。
この後寡黙になる俺を アンタはどう取り繕うんだ?
どうやって必死に慰めるんだ?
┌────────────────────
| あぁ〜、じゃあ今が一番つらい時期だね。
└────────v────────────
∧_∧
@@@@ Σ (Д )
@ ゚−) ( )
( ) | | |
ハ (_(_)
驚いたのは俺だった。この人は他の奴らみたいに
慌てて俺を慰めようとしなかった。
┌────────────────────────────
| 私もね、若い時に付き合ってた人に氏なれたことがあるのよ。
| バイクで事故っちゃったのよ。
└────────v────────────────────
∧_∧
@@@@ (Д )
@ -д) ( )
( ) | | |
ハ (_(_)
この後彼女はすぐ他の人に呼ばれて仕事に戻った。
┌────────────────
| こればっかりは
| つらいけどしょうがないよねぇ。
└──────v─────────
ハイハイ ∧_∧
/ @@@@ ( Д )
アラヤダさーん (゚д゚ @ ( )
\ ( ) | | |
ハ (_(_)
彼女は俺を慰めなかった。
だけど今までの誰の言葉より俺の現実だった。
「つらいけれどしょうがない」
たったそれだけの会話だったのに
他の誰の言葉よりも癒されてしまった。
∧_∧
( −)
(ニ) つ
ii ⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊂⊃し'
木
゚ ゚ ゚
皆が俺に元気になることを、立ち直ることを要求する中
彼女だけが俺の今を「つらい時期」だと認めてくれたんだ。
∧ ∧
@@@@ ( )
@ ^д) と |
( ) | )
∧_∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| ハ UU
( ) / |
(ニ) つ /
ii ⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
⊂⊃し' |
木
゚ ゚ ゚
今は夫にも子供にも恵まれて悩みもなさそうな彼女、
でも彼女はこの俺と同じ苦しみを知ってる人間なんだ。
だとしたらもう一つ、彼女に聞きたいことがある。
∧_∧
@@@@ (Д )
@ ゚д゚) と )
( ) ( ( (
ハ (_(_)
この苦しみのトンネルからは
いったいどうやったら抜け出せるのかと。
返ってきたのは信じられないくらいありきたりな答え
┌────────────────
| 時間が解決してくれるのを
| 待つしかないね。
└──────v─────────
∧_∧
@@@@ Σ (Д )
@ -д) と )
( ) ( ( (
ハ (_(_)
助かる方法はそれだけ?
他にもっと、早くこの心の傷を癒す方法はないの?
少しがっかりした。
だけど彼女がそういうならそれが真実なんだろう。
俺はつらいと思ってていいんだ。
つらい時期なんだから無理に立ち直らなくてもいいんだ。
そう思うことでまた少し楽になった。
|| V || ||
|| ○∩_∩ ∧ /||○ ( )/
|| ( ( )( ||))((( )))/
○∧_∧∧_∧.. || /■\/
( ( ( − ) || ∧∧/
ヽ. ( つ.||( /||
| | | | | `|| /_/ |
(_(_(__)_)...|| ̄__ |
この苦しさをどうしてもわかってくれない周りの奴らに
イラついてた俺だったけど、
こればっかりは本当に味わったことのある人にしか
理解できない感覚なんだろうな。
┌─────────────
| そうか、新しい職場にも
| なじめたか。よかったな。
└──────v───────
∧_∧ ∧_∧
( ー) (∀` )
/ つ旦 {}@{}@-と ヽ
 ̄ ̄( ⌒ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(⌒ ノ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄し' U| ̄|
「この気持ちを理解して貰えなくてもいい」
そう思うことでもホッとした。
…俺は馬鹿だ。馬鹿すぎる。
∧_∧ ∧ ∧
( Д ) ( ,,)
( ) と |
| | | | )
(_)_) U U
…なんで彼女が死んで一年やそこいらで
別の女の子を好きになってしまうんだろう。
∧_∧ ∧ ∧
(///Д/) (,, ー)
( ) と つ
| | | ( |
(_)_) U U
あんなに泣いて暮らしてたのに
あんなに狂うほど思いつめていたのに
なんで俺はこう薄情なんだ。
自分で自分が情けない。
∧_∧
( Д )-、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ノ ̄(ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
死んだ彼女に永遠の愛を誓うんだと
何度も自分に言い聞かせてたじゃないか。
なんなの、この意志の弱さは。
君のことを忘れるつもりなんかない。
今でも全部覚えてる。
君の顔、君の言葉、君と作ったたくさんの思い出。
___ ∧_∧__
|____ ( − ) |
|\ _,〜´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ
| .\ノ ゞ ヾ \
\/ \ _,. - 、_,. - 、._ \
\ \________\
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
夢の中でいいから逢いに来てよ
君の感触を忘れないように
___ ∧_∧__
|____ ( − ) |
|\ _,( U〜U'ヽ ̄ヽ
| .\ノ ゞ ヾ \
\/ \ _,. - 、_,. - 、._ \
\ \________\
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
そして夢に現れない彼女
でもね、君が遠い世界にいってしまったとしても
もう「無」になっっていたとしても、本当に愛してるよ。
そこにいてもいなくても
愛してるって言わせて
溜め息のようなその言葉が今の俺を支える呪文。
…だけどどうしよう。日に日に
新しく出会った彼女のことも
好きになっていくのが止められない。
∧_∧ ∧ ∧
(///−/) (ー )
( ) と つ
| | | | )
(_)_) U ヽ)
…そういや前の彼女もこんな風に
好きになってしまってたんだっけ。
…たぶん俺はこの女の子のことも
前の彼女と同じくらいの情熱で愛せる。
∧_∧ ∧ ∧
(///Д/) (ヮ )
( ) と つ
| | | | )
(_)_) U U
…けどそんなのって…俺だけずるくないか?
前の彼女にも申し訳ないけど、
この子だって代用品じゃないんだ。
俺の寂しさを埋めるために利用するみたいで
この子に対して失礼だ。
ギコに相談してみた。昔から恋の悩みも全部ギコにしてたから。
┌─────────────────────────
|よかったなぁ〜〜〜、気になる人ができて。
|本当によかったよ。一時のオマエはどうなるかと思ったから。
└─────v────────────────────
∧ ∧ ∧_∧ っ
(,,^Д^) (− ) っ
と∇と) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今まで俺を心配して何度も遊びに連れ出してくれたギコは
昔のように自分から相談を持ちかけた俺の報告を本当に喜んでくれている。
…友達をやめないでいてくれてありがとね…。
┌────────────────────────────
|でもこんな状況の俺なんかだと向こうに迷惑になるかもしれない。
└────────────v───────────────
∧ ∧ ∧_∧
(,,^Д) ( Д )
と∇と) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌────────ヘ────────────────────
|オマエって昔から最初はそうだよなー。
|迷惑かどうかなんて、普段の相手の反応みてたらわかるだろ?
└────────────────────────────
…相手の反応?
…ウン…。好意を持ってくれてると思う。
∧_∧ ∧ ∧
(///−/) (ヮ )
( ) と |
| | | | )
(_)_) U U
俺、前の彼女に死なれた話もしたんだよね。
「そうだったんだ…」と言ったきり
変な慰めもしてこなかった。
∧_∧ ∧ ∧
( − ) ( )
( ) と |
| | | | )
(_)_) U U
潤んだ瞳で俺をみつめたまま。
思わずこっちが目を逸らしてしまった。
俺が本当に彼女を好きになったら
もうたぶん後には引けない。
でも一人で生きることなんて
考えられないほど好きになってしまってから
また彼女を失うことになったらどうしよう?
それがたまらなく怖い。
あんなにつらいのはもう嫌だ。
本当はもう誰も好きになりたくないんだ。
∧ ∧ ∧_∧
(,,゚Д゚) (∩∩ )
と∇と) ( ノ ヽ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌──ヘ────
| あのね…。
└──────
┌────────────────────────────
|縁起でもないけど、じゃあまた今度の彼女が亡くなるとするよ。
|オマエは自分の気持ち、伝えとくのと伝えとかないの
|どっちが後悔すると思う?
└───────v─────────────────────
∧ ∧ ∧_∧
(,, ゚Д) (−∩ )
と∇と) ∩ ヽ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
…そんなの…後者の方が後悔するに決まってる。
┌───────────────────
|今の好きって気持ちを後悔なく使えよ?
└───────v──────────
∧ ∧ ∧_∧
(,, ^Д) ( − )
と∇と) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
前の彼女には全部渡しきれなかった俺の愛。
今度は「好きな人が生きている」喜びを
自覚しながら注げるの…か?
…決めたんだ。明日告白しようと思う。
君は喜んでくれる?それとも浮気者と罵ってる?
___ ∧_∧__
|____ ( − ) |
|\ _,〜´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ
| .\ノ ゞ ヾ \
\/ \ _,. - 、_,. - 、._ \
\ \________\
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
君の気持ちは今夜伝えに来て。
明日の朝、俺が君と同じように
冷たい骸になっていたならそれでいい。
俺が他の人と愛を育むことを君が許さないなら
どんな風に罰しても構わない。
受け入れるよ。
愛してるよ。今でも。
他に誰を愛したって君は永遠に特別な人。
だから俺の運命を決めていい。
___ ∧_∧__
|____ ( ∩∩) |
|\ _,〜´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ
| .\ノ ゞ ヾ \
\/ \ _,. - 、_,. - 、._ \
\ \________\
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
…そういえばこんな風に泣くのは久しぶりかも。
…前は毎晩泣いていたのに。
これが…時間という薬なのか…。
今までさんざん逢いたいと願っても
夢に現れたことのない彼女は
やっぱり俺には何も答えてこなかった。
|| V || ||
|| ○∩_∩ ∧ /||○ ( )/
|| ( ( )( ||))((( )))/
○∧_∧∧_∧.. || /■\/
( ( ( − ) || ∧∧/
ヽ. ( つ.||( /||
| | | | | `|| /_/ |
(_(_(__)_)...|| ̄__ |
…だから告白する。付き合って欲しいと頼んでみるつもり。
そりゃ振られるのは怖いよ。
でも好きな人が永遠にいなくなってしまう恐怖に比べれば
これくらいの勇気を出すのも振られる覚悟も
たいした痛みじゃない。
∧_∧ ∧ ∧
(////o/) (o )
( ) |U |
| | | | )
(_)_) U U
…泣かれちゃった。
俺のトラウマを知って、彼女相当悩んでたんだって。
力になってあげたいけど方法がわからなかったって。
∧_∧ ∧ ∧
Σ (///Д/) ∩ )
と つ ヽ |
| | | | )
(_)_) U U
…なんかやばくない?
俺、こんなに簡単に幸せになっていいのかな…?
∧_/∧ ∧
(///−( )
( つ と ヽ
| | | | )
(_)_)U U
だってあれほど死ぬの生きるのの勢いで
悩んで人に迷惑をかけまくった人間なのに
┌────────────────────────
|マジで〜〜!?完全に相思相愛じゃん、やるなぁ〜。
|この幸せ者っっ。
└────────v──────────────────────
| …なんか俺ってズルイ生き方してるよね。
└────v───────────────
∧_∧ ∧_∧
( >∀<∩ ( )
と ノ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌────────────────────────
|ずるいじゃなくって、元々オマエはそうやって
|幸運のチャンスを逃さない人間なのさー。
|俺なんてあの時ああしておけばよかったの後悔だらけw
└────────v───────────────────
| …ごめんね。…荒んでる時は俺、
| モララーにも当たってたと思う。
└────v────────────
∧_∧ ∧_∧
( ・∀) ( )
と と ) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────────────────────────
|わかってたけどいいよ。
|俺もそれでオマエを嫌いになってたら普通に関係絶ってたけど、
|そうしたいと思わなかったしな。
|なんつーか、オマエって男にも女にも甘え上手?
└────────v───────────────────
| そ、そうかぁ〜〜〜?
└────v────────────
クス ∧_∧ ∧_∧
( -∀-) Σ (Д////)
と と ) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
…そうなんだ。俺が悲しみに荒れちゃってる時も
広い懐で接し続けてくれる人達がいて。
俺は自分を思いやってくれる人達に甘え続けてた。
┌────────────────────────────
|けどそれはうらやましい長所だよ。
|俺ももうちょっとオマエみたいに器用に生きれたらなぁと思うよ…。
└────────v───────────────────
∧_∧ ∧_∧
(-∀- ) (− )
と と ) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今回も、荒んだ俺を見放さずに受け止めてくれるという
損な役回りを黙って引き受けてくれてたモララー。
そうやって自分を卑下してるけどね、
俺の人生にとってオマエは本当に大事にしたい人間の一人だよ。
今は心からそう思う。
┌─────────────────
|俺もどっかにいい人いないかなぁ…。
└────────v─────────
∧_∧ ∧_∧
(∀- ) (− )
と と ) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この先彼につらいことや荒むことがあっても
俺が何の力になれなくてもそばにい続けてあげたいと思う。
「オマエは一人ぼっちじゃないんだ」って。
…あ、これってギコが落ち込んでた俺に言ってくれたセリフだ。
あの時は、単なる気休めのセリフにしか聞こえなかったけど
…そうか、こういう意味が込められていたのか。
うわべだけ面白おかしく付き合いたい人間は
不幸な人間とは付き合いたがらない。
だから何人もの人達が
いつまでも元気にならない、荒んだ性格になっていく俺のことは
さっさと見放していった。
だけどあの逆境で、本当に俺への深い情を持って
俺の力になり続けてくれる覚悟のある人達を何人も確認できた。
┌───────────────────
|よかったなぁ、今度二人で遊びにおいで。
└──────v─────────────
∧_∧
( ´∀`)
( つ ∧_∧
| | | ( )
(_)_) ( )
| | |
(_(_)
慰めや具体的な力になってくれなくても、
不幸な俺のそばから離れていかなかった彼らこそが
本当に俺を支えてくれてる人達だったんだと。
そうやって、信じ愛せる友人達がいて、
その人達への心地よい「感謝」の気持ちを
実感できる今の俺は本当に幸せになったんだなと思う。
もう手放さないよ。
今度いつ不幸が訪れても、後悔のないように
毎日を真剣に、大事な人間に心残りないよう
生きていきたいと思ってる。
┌─────────────
|ついに結婚か〜。
|気持ちの整理は大丈夫?
└─v─────────────────────────
|うん、式場のことで彼女とうちの両親の
|意見が違ってて、それでちょっと今は揉めてるけど、
|両親の説得は俺がやるつもり。
└─v──────────────────────
∧∧ ∧_∧ γ
(,, ^Д)( ) γ
< | ( ) ......................................
( | | | | .::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::........
(/ U (_(_) ...:::::;;;'' ';;;:::::.......
'"""゛~"''"""゛"゛""''・、 ...::::;;;'' '';;;::::::........
"”゛""''""“”゛゛""''' "j' ....::::::;; '';;::::::::::.......
:::::ヘ :::::....ヽ :::;;;ノ ::( ......:::::::::;; ';;;;:::::::::.........
:: ゝ :::::......ノ:;;../ ~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^ ~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^~~~^ ~~~^^~~~~
┌─────────────────
|そーじゃなくて、前の彼女のことだよ。
|ほんとに大丈夫?
└─v────────────────
∧∧ ∧_∧ γ
(,, ゚Д) ( ) γ
< | ( ) ......................................
( | | | | .::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::........
(/ U (_(_) ...:::::;;;'' ';;;:::::.......
'"""゛~"''"""゛"゛""''・、 ...::::;;;'' '';;;::::::........
"”゛""''""“”゛゛""''' "j' ....::::::;; '';;::::::::::.......
:::::ヘ :::::....ヽ :::;;;ノ ::( ......:::::::::;; ';;;;:::::::::.........
:: ゝ :::::......ノ:;;../ ~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^ ~~^^ ~~~~~^^^~ ~~^^~~~^ ~~~^^~~~~
そりゃあ、迷ったよ。俺は死んでしまった彼女のことだって
一生忘れるつもりはないんだから。
移り気で、精神的に二股をかけているような俺は人としてどうなのか。
∧_∧
@@@@ (Д )
@ ゚д゚) と )
( ) ( ( (
ハ (_(_)
心の中で人生の先輩と思っている彼女に問うが、
┌────────────────────
| 人生の波っていうのはそんなモンだよ。
| いろいろ考えても考えなくても
| 時期がくれば勝手に節目ができてるんだよ。
└──────v─────────────
∧_∧
@@@@ (Д )
@ ゚д) と )
( ) ( ( (
ハ (_(_)
また身もフタもない「考えても無駄」という意見。
それが真理のような気もするけど
俺は自分に与えられた幸せを受け入れるために
ゴチャゴチャと納得できる答えを探す。
俺は世の中の神を信じない。
短命だった彼女の運命を決定付けるような存在がいたとしたら、
俺はそいつを絶対に許せない。
真摯に神を崇めているのに幸せになれない人がこの世にはたくさんいるのに、
こんなさんざん人に甘えて迷惑かけてた俺が幸せになるのを
全知全能の神が許しているとしたら不公平で信頼に値しない。
†
∧
|^|___
| ∩∩|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 貴方は神に誓いますか? |
\_____________/
ドレスが着たいという妻になる人の希望でここにきたけど
金儲け主義の企業が作った似非教会に
運命を誓えるほどの偉大な何かがいるとも思わない。
いるかいないかわからない不確かなモノに祈りを捧げるなら
もっと自分の今後を見守って欲しい
運命を託してもいいほど
一方的に愛せる存在が常に俺の中にある。
|□||/ \ | ̄ ̄| / \||□|
|※||\/ ̄ ̄\ | | / ̄ ̄\/||※|
|※|| i | ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄| i ||※|
|□|| i |___ ___| i ||□|
|※|| i `'''''''''''''l| |l'''''''''''''´ i ||※|
___/|※|| i l| |l i ||※|\___
◇◇◇◇|□|| i l| |l i ||□|◇◇◇◇
 ̄ ̄ ̄\|※|| i l| |l i ||※|/ ̄ ̄ ̄
|※|| i l| |l i ||※| λ_λ
|□|| i ∧_∧___∧%∧ i ||□|(`ー´ )
/lii⌒i| ̄ ̄| ( ) ̄ (__) | ̄ ̄||\|~†~i'^'つ
|| ̄i ̄i ̄| /' ('' ̄ ̄'') /..,__,,_,.ヘ ~'| ̄|~~|~|__| ||
|| i i | ||i., |人._人| / \ |_| :|(_(_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .(___χ___).(...,,,,,____,,,,...) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
夢にすら出てこないそいつは
神以上に不確かなモンではあるが
俺はひそかにそいつに誓う。
こんな俺をここまでエコヒイキして幸せに導ける
人知を超えた存在がいるとしたら君しかいないだろう?
λ
(シ iヽ
ヾ)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 誓います |
\_____/
∧_∧
( )
('' ̄ ̄''つ
|人._人|
(___χ___)
隣にいる女性を妻として愛し生きていくことをご報告します。
俺の親愛なる永遠の女神へ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
┌──────────────────────
|無宗教日本人?っつーか、死者を仏壇の中の
|仏様扱いしとこうってのと同じ結論ね。
|主人公、結局別の女に乗り換えるクセに
|途中ガタガタ周りに迷惑かけすぎなのよ。
└────v───────────────────────────
|だから「泣いたもの勝ち」って題名なんだよ。
|文句言いながらも感情の露出が上手かったんだろうね。
|そしてスッキリしたら次への切り換えは早いと。
└───v────────────────────―
⊂⊃ 逆に最初っから無理して誰にも
/⌒\ 心配かけないほど前向きにしてたら
。 。 モグモグ ( ) 後でヤバイことになるんじゃないかと
∧∨ | |
⊂ヽ(*゚〜゚) o | |
∩''y'';;つ (∀・ )⌒ヽ
 ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ノ† ヽ_)リルヽヽ
\ ノ ヽ)\)
_________\
|
。 。
⊂ヽ ∧∨∧
と(〓;;'';;つ・∀・)つ
┌─────────────────ヘ──────────────────
|貼ってから気づいた、最後に 〜糸冬〜 が抜けたっ!!
|
>>51メル欄
|誰宛て、どの辺の人を見ながらAA作るかで、やっぱ作風も味も変わっちゃいます。
|今回のはあんましAA板住人向けじゃないと思うんだけど、まぁいいや。
└────────────────────────────────────
マンコー(挨拶
珍蜜氏、かなり久しぶり!そして乙GJ!
泣いた、かなり泣いた。これからもよろさく!
いーなー。俺なんてこないだ一年ぶり復活したのに周囲は物凄く冷たい反応だったのにさー。
なんつったりして。
とにかく乙。
今回も乙です。
ちょっと関係ないんだけど、
高校と1年前に亡くなった友人を思い出したよ。
自分は主人公みたいに、心から悲しむことができなくて
まるで他人事みたいに葬儀に参列していたことや
高校の方の友人にいたっては、いろんな理由つけて
一度も病院へ見舞いにいけなかったことを
時々、ふと思い返しては悔やんでるよ。
だからさ、どんな理由であっても主人公みたいに
悔い残らないぐらい心から悲しめたってのは、やっぱり幸せだなあ。
こんなこと言いながら、きっと自分は今後も
そんな事ばかり繰り返してそうだけど。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/漢\
( ̄(,, ´д`)`)
ヽ <
\
兄貴、まだいたんだ。
兄貴、まだいたんだ。
みっちゃん久しぶり(*´∀`)ノシ
中盤の沈む展開でみっちゃん特有の救いのない話かなと思ったら
意外にもハッピーエンドで驚いた。でもヨカタヨ〜。
「泣いたもの勝ち」って題名はAA見る側へのメッセージかなと思ったりw
あ〜おかえりなさい〜
いつ彼女がやって来て
オマエだけ幸せにさせるか!
と主人公を引きずっていくのか
ハラハラしながら見ていた。
ごめんなさい、感動の話だったんだね・・・
happyend乙ッ!スペルあってたっけ?
今までのみっつぁんのネタを見てるとアレな展開が多くて、今回もアレなのかッ!?
と身構える事しきり。しかし最後には立ち直れた上に幸せな結婚まで。良かった。ほんと良かった。
まあみっつぁん得意のドロドロしたのも好きだけどね。
どうでも良いけど今回のコレって、君望のアレがこうなってああなったら、みたいな気がした。そんだけ。
ハッピーエンドになぜか全く思えなかった。
ま、感じ方なんて人それぞれだよな。
男の自分の悲しみを理解してくれない周囲への感情に
何か凄く自分の気持ちが揺さぶられてしまった。
俺は辛い事があった時、周囲に悲しむなとか苦しいって顔をするなって
色々と圧力を掛けられて無理やり笑って過ごした結果、性格が歪んじまった。
あの時、苦しいって泣いておけば良かったなって今更、振り返るよ。
@@@@
@ ゚д゚) < あ、あれは!
ノ( )ー バーカ
ハ
@@@@
ヽ(゚д ゚ @ ノ < 空も飛べるはず
(( ノ( )ヽ ))
< >
あぼーん
あぼーん
┌───────────────────────────────
|
>>228 |その「君望」の内容は知らんけど、過去に見てきた、また最近見た
|死別ストーリーの流れが気に入らなくて、「俺なら主役をこう書く」な
|動機で描いた部分もあります。「死人に口なし」ってとこを徹底的に。
|
|
>>229 |その部分、うまいこといかなくて3回ほど丸々作り直したんですよ。
|最初周りにもうちょっと冷めた悪意の人間も置こうかと思ったんだけど
|主役が腐っていく動機がぼやけてしまうので、結局周りはいい人ばかりで
|固めてしまいました。そこがワザとらしくてヤだったんだが結局妥協。
|
|自分でも苦労した割にいまいち自信のなかったそこに注目して
|気持ちを動かしてくれたという感想は作者としちゃ嬉しいっすね。
|
|それとわかってると思うけど、「悲しむな」って圧力は
|かける側も悪意でやってたんじゃなくて、おまいさんを元気づけたくても
|手段がわかんなくて、手っ取り早くそーなっちゃってただけだと思う。
|俺も「力になってやりたい」「幸せになって欲しい」と思う人間がいても
|実際はありきたりなことしか言えないモン。人の心を動かすのは難しいよ。
|(逆に「俺はこうなるぞ」と思ったことを実行する方がどれだけ楽か。)
|
|だから実際はおまいさんの力にはちっともなれてないんだろうけど、
|俺の作ったモンがそんな状況のおまいさんの気持ちに少しでも
|響いたってのも俺にとっちゃ嬉しい話です。
└────────────v────────────────────
` 、 ∴’ '
` 、 ∴’ ' 。 。
/漢ヽ ∧∨∧
⊂( )二( ^ω^)二⊃
( ) ;;'''''''''''';;
UU (〓〓〓)
ノ>ノ
三 レレ
┌──────────ヘ─────────────────────
|>>兄貴
|何急にはじめてんだよ、続きが楽しみで見入っちゃうじゃないか。
|しかしなんでイケメンヒーロー大活躍とかの話を描いても実話扱いされないのに
|不幸系はああいう突っ込みが入るんだろう?
|
|つーことで今度は俺の不幸な実話を少々。
└────────────────────────────────
235 :
(1/9):2005/05/15(日) 16:08:10 ID:g/do/9nO
【 麦畑の妖精 】
気持ちのいい風 今日は五月晴れ
;;⌒ 、
(;;; ,,;; ヽ、 _,,,...:-‐‐=-..,,,_
(_,,, ;;ノ,r'":: :: ::\,,....., ;;⌒ 、
,,r'":: :: :... ::: . ::; :::.`'::.、 (;;; ,,;; ヽ、
,:r'::: :: .::: :: :: :; ::: .:: `':.、 (_,,, ;;ノ
,r'":::.. ..:: ..:::. .... : :: :; :: ::. ::`'::、_
,r'":::: ...::: :...::: :: ;,,, - '''' ''':‐-,, ,, ::. ::`'::、_ __,, - ''""
,r'"...::::.. ......::::: " ''''‐- ,..,,,... __,, -‐- ,... .-‐‐''''"
,r'":::,,,,,, :::::......:::::: ... _,, - ''" ""'''"" `'' -,..
:::..... -‐" "'' -‐‐‐-,..,,.
::::,,,::;;;;:::::::: :::::;;;;;::::::: ;;:::::;::;;;;::::,:::::;;;;;::;;; :::,,::::::: ::::; ;;;;:::::::;;; :::,,:::::::::::::;;,,,
...:::::;;:::::::::::;;;;,::::::::::::::::::::://::::,,;;;;:::::::::::;;;;:::::::: :::::;;;;;::::::: ;;:::::;::;;;;:::;;::;::::://:::::::.::::;;:.......
::::;;; :::,,::::::: ::::; ;;;;:: :::::::::: //...::::.::::;;;;:;;;;;,:;;;;;::;;;;;;;;;;:::::::::: :::::::: ;;;;;;;;;;;; :::://:;::::::::::;;;::::::;;::::::::...,,,
WWWwwwjij,,.、,、,,,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywWwWWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWw
',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',
236 :
(2/9):2005/05/15(日) 16:08:44 ID:g/do/9nO
初めて通る土地 広がる麦畑
。 。
∧∨∧
( ・∀・ )/つ
;;''''''''''U;;
三三i^i三三三三三三i^i三三三三三三i^i三三三三三三i^i三三三三三三i^i三三三三三三
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のどかな風景との出会いに ちょっと感動する
青く実った穂 収穫はもう少し先のようだ
237 :
(3/9):2005/05/15(日) 16:09:24 ID:g/do/9nO
雲雀が鳴いてないのが残念だけど 見渡す限り他に誰もいない
\
ヽ \
ヽ
o、 o ,、
ヽ | /.:!
、ー ..,,_ _ヽ,,.// ::l
\ ::, ''´ ::ヽ、゙
\,' :::',
l (::) (:::) :::!
l __, " .:::;'`,
/ ´`) ゙、 .::;ノ' ;゙,,.ィ''゙´ ̄`,
iィ'´::ヽ._,.`ミ-;;‐''''"゙"彡.ィ''゙ ;゙
`ヽ、__ ,;ミィ'゙ ::,,. '' ;;ィ''゙"ミ _,,::-'
`゙ミ ;;: .. .::;゙l ::|-‐‐''''゙- 、,,
ミ ,, ,.;;:/ ::l..,,,_ `)
ミ;; ,;γ´ .:ノ `゙`''''‐--''゙
今はこの風景 青麦の香り 俺だけで独り占め
238 :
(4/9):2005/05/15(日) 16:10:02 ID:g/do/9nO
なのに… こんな風景を見て
o、 o ,、
ヽ | /.:!
、ー ..,,_ _ヽ,,.// ::l
\ ::, ''´ ::ヽ、゙
\,' :::',
l (::) (:::) :::!
l ___ .:::;'`,
/ ´`) ゙、 " .::;ノ' ;゙,,.ィ''゙´ ̄`,
iィ'´::ヽ._,.`ミ-;;‐''''"゙"彡.ィ''゙ ;゙
`ヽ、__ ,;ミィ'゙ ::,,. '' ;;ィ''゙"ミ _,,::-'
`゙ミ ;;: .. .::;゙l ::|-‐‐''''゙- 、,,
ミ ,, ,.;;:/ ::l..,,,_ `)
ミ;; ,;γ´ .:ノ `゙`''''‐--''゙
どうしても彼のことを思い出してしまう
239 :
(5/9):2005/05/15(日) 16:10:27 ID:g/do/9nO
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
___ 実 強 ふ き 元
,. -'''Y´:三三三::`ヽ、__ を. く ま び よ
/ミミミミミ三三三三彡彡ミヽ. つ ま. れ し
___/:三:彡''"\ミ三三彡'~`ヾ、彡`、 け っ て い 麦
{三三ヲ  ̄ ̄ ヾ彡\ る す 冬. じ
.!ミ彡〈 ヾ:彡:ヽ ぐ ふ に ゃ
{t彡彡〉 /彡彡} 麦 に ま
{彡彡'ノ二ニ_‐-, i-‐_.ニ二ヽ 彡彡ノ に の れ 青
/"'i:l >┬o┬、i iy┬o┬< |:i'"V な び て. い
| ハ|:| `┴‐┴' { }`┴‐┴'′ |:|ハ.l る て 芽
| {..|:l ` ̄ ̄┌|  ̄ |┐ ̄ ̄´ !|,,} | .ん を
ヽ_|| └`----'┘ ||_ノ じ だ
| ヽ ヽ--―‐--―‐--/ / | ゃ し
\ ! \二二二二/ ! / ,..-''"´ ̄`ヽ
| \ ―― /lヽ _」 ,/´ ヽ
__/\ ヽ_____,i____ノ /井ヽ く. `く ,.-''´ ヽ
┬┬/ /井\ /井井|\┬r-、 `r‐ヘ. 〈 ,. -''" ヽ
t井/ /井井\. /#井井ト、 \井ヽ. ヽ `''ヽ_〈 r┬ |
:井| |ヽ 井井\ /:#井井|#ヽ ヽ井ヽ ヽ、__ゝ-' |
井| | #ヽ井井#\ /井井井|井tヽ ヽ井|ヽ | l、 |
f#| |井#ヽ:井井#\. /#井井井|井井| |井|井`ノ ヽ |
:#| |井井ヽ井井井\ ,/井井井井|井井t| |井#t/ |
#| |井井#ヽ井井井#:/:井井井井|井井ff| |井f/ |
f| |井井井ヽ井井#/:#井井井井 / 井井井| |井| |
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
それはコイツ ゲソ親父
しかも漫画じゃなくて このAAで
240 :
(6/9):2005/05/15(日) 16:11:03 ID:g/do/9nO
イヤイヤ そんなことはどうでもいいとして
。 。
∧∨∧
( -∀-;)/つ
;;''''''''''U;;
三三i^i三三三三三三i^i三三三三三三i^i三三三三三三i^i三三三三三三i^i三三三三三三
三三l,,|三三三三三三l,,|三三三三三三l,,|三三三三三三l,,|三三三三三三l,,|三三三三三三
; ;; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ;; ; ; ;; ; ; ;; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ;; ;;
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そういえば ここの畑も ちゃんと麦踏みしてるんだろうか
241 :
(7/9):2005/05/15(日) 16:11:52 ID:g/do/9nO
やっぱ 麦踏みっていったら…
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
,、、、----‐‐‐‐‐--、,
/ :ヽ
/ :\ ,..-''"´ ̄`ヽ
/ ヽ _」 ,/´ ヽ .
/ ,,,,;;::::::::::::::: . :::::::::::::::,,,,;;: ヽ く. `く ,.-''´ ヽ
| " " | . `r‐ヘ. 〈 ,. -''" ヽ ..
. /"'| >┬o┬、i iy┬o┬< . |".ヽ `''ヽ_〈 r┬ |
. | ハ| .`┴‐┴' { }`┴‐┴'′ .|ハ.l ヽ、__ゝ-' |
. | {..ヽ . ` ̄ ̄┌|  ̄ |┐ ̄ ̄´. |,,} | /:: ..::::/
ヽ_ l.. . . └`----'┘ |._ノ /:: ..::::/
| ヽ ヽ--―‐--―‐--/ | / . ..:::: /
ヽ ! \二二二二/ ! / / / ..:::: /
ヽ ―― :..:|/____/
` __/\ /ト、\:../井井井井/
ヽ/ ./井\___,i__/井ヽ ヽ井井井井/
|::|. |井井\ . /井井 | |井井井/
):| |井井井\/井井井| |井井 / | ヽヽ
/::| |井井 井井 井井井| |井 ノ |―‐ __
/ 井| |井井"ー- -ー---‐ -- ' | /
/井井 | |井/ / \
/\井井 .| |;;::'"
|::: \井.|::/ | ヽヽ
| \< m m |―‐ __
ヽ ,,,,,..... \ ノ ノ | /
`ヽ、:::::::::::.... \_ / \
`ヽ、:::::::::...... ! ムギュ
; ;; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ;;`ヽ、::::::: ノ ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ;; ; ; ;; ; ; ;; ; ; ; ; ;; ; ; ; ; ;; ;;
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厳しい冬の間 胴無しゲソ親父が
こうやって麦を強くしてるに違いない
242 :
(8/9):2005/05/15(日) 16:12:35 ID:g/do/9nO
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
一度考えたらダメだ もう絶対脳裏から離れない
o、 o ,、
ヽ | /.:!
、ー ..,,_ _ヽ,,.// ::l
\ ::, ''´ ::ヽ、゙ あ゙〜〜〜
\,' iiii :::',
l ー- --‐ iiii :::!
l r‐┐ .:::;'`,
/ ´`) ゙、 ー' .::;ノ' ;゙,,.ィ''゙´ ̄`,
iィ'´::ヽ._,.`ミ-;;‐''''"゙"彡.ィ''゙ ;゙
`ヽ、__ ,;ミィ'゙ ::,,. '' ;;ィ''゙"ミ _,,::-'
`゙ミ ;;: .. .::;゙l ::|-‐‐''''゙- 、,,
ミ ,, ,.;;:/ ::l..,,,_ `)
ミ;; ,;γ´ .:ノ `゙`''''‐--''゙
風薫る五月 心洗われる風景を前にして
俺の頭の中では 巨大ゲソ親父が麦を踏み続ける
|||||||||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
243 :
(9/9):2005/05/15(日) 16:13:16 ID:g/do/9nO
もう2ちゃんをする前の 純粋だったあの頃には帰れない
____,.
/ ヽ r― 、
/ ヽ (^く二.ヽ
i ノニ‐, i‐ニヽ i 弋ヾユ } ドス
{ハll エPエl lエPエ lハ} / ::/
;;⌒ ヾ.l|  ̄r|___ト, ̄' |!ソ/ ::/ ドス
(;;; ,,;; |ヽヽ-‐-‐-/ / l /____/
(_,,, ;;ノ\ `ニニ´ '/_####/...., ;;⌒ 、
,,r'"/7#`ー‐'ー‐'〉#ト、ヽ#/::; :::.`'::.、 (;;; ,,;; ヽ、
,:r'::: i:i .ハ##\/# |#| |#/ :; ::: .:: `':.、 (_,,, ;;ノ
,r'":::.. ...it| |######| #| |ノ :: :; :: ::. ::`'::、_
,r'":::: ./#:| |#,-ー-‐ -- ' ''':‐-,, ,, ::. ::`'::、_ __,, - ''""
,r'"...::::.. ./\##i/ " ''''‐- ,..,,,... __,, -‐- ,... .-‐‐''''"
,r'":::,,,,,, :::: |:: <. _,, - ''" ""'''"" `'' -,..
:::..... `ヽ;;:.. \_ -‐" "'' -‐‐‐-,..,,.
::::,,,::;;;;:::::: `ヽ;;:.. ):::::;;;;;::::::: ;;:::::;::;;;;::::,:::::;;;;;::;;; :::,,::::::: ::::; ;;;;:::::::;;; :::,,:::::::::::::;;,,,
...:::::;;:::::::::::;;;;,:::::::::ノ:: f::://::::,,;;;;:::::::::::;;;;:::::::: :::::;;;;;::::::: ;;:::::;::;;;;:::;;::;::::://:::::::.::::;;:.......
::::;;; :::,,::::::: ::::; ;;; cccC: //...::::.::::;;;;:;;;;;,:;;;;;::;;;;;;;;;;:::::::::: :::::::: ;;;;;;;;;;;; :::://:;::::::::::;;;::::::;;::::::::...,,,
WWWwwwjij,,.、,、,,,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywWwWWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWw
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。 。
∧∨∧
⊂ヽ(/つ∀T)
そして 脳内で汚染された風景を背に ;;''''''''''''U
(〓〓〓)
明日も生きていく 悲しき2ちゃねらー し(_)
〜 糸冬 〜
これは重度の五月病ですね。
ここまでくると凄いな…
ゲン親父ワラタ
実強ふきワラタ
そういうのってあるなあ・・・
ついつい一人の部屋でびっくりするほどユートピアと叫んでしまったあとの
悲しい気持ちといったら・・・
ああ…確かに。
知らなければ良かったとか、知ってしまったから変わってしまったとか。
人はかくも軟らかい生き物なんだな、と強く思ったよ。全裸で。
ゴム
今更ながら、作者タン乙。
オイラもちょっと関係ないけど、小さい頃同級生が亡くなってそれでも世の中は何事もなく
いつもの日常を営んでいて複雑な感情を抱いた事を思い出しました。
コレの保管庫はありますか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
┌─────────────────────
| こんにちはぁ〜。糞しぃガールズでーす♪
└──────v───────────────
∧ ∧ ∧ ∧
(*゜ワ゜)') ('(゜ワ゜*)
と ノ ヽ つ
( Y Y ノ
(/ ヽ) (/ ヽ)
┌─────────ヘ─────────────────
| なんかD8/honey2が純情ラブストーリー描いたんだってー。
└──────────────────────────
┌───────────────────────
| ホント?また主役はうだつのあがらないリーマン系?
└──────v─────────────────────
|い〜え、それが高校生達がおりなす
|青臭い恋愛模様のようで。
└───v─────────────────
∧ ∧ ∧ ∧
(*゜ワ゜) (゜ワ゜*)
U | と U
( | | )
U"U U"U
(*゜ワ゜) < キャラ設定はこんな感じです。
(*゜ワ゜) < うわ、この作者ついに顔吹き出しまで使い出したわ。
─────────────────────────────────
【 しぃちゃん 】 【 ギコ 】
∧ ∧ ∧ ∧
(*゚ー゚) (゚Д゚,,)
明るくて気立てのいい女の子。 優しくておっとりして
面倒見のいい ちょっと優柔不断の男の子。
吹奏楽部の副部長さん♪ 吹奏楽部の部長さん♪
─────────────────────────────────
┌──────────────────────────
| お話はしぃちゃんのギコへの淡い恋心からはじまりまーす。
└──────v──────────────────────────
|実は私達はね、しぃちゃんの友達キャラで登場するよ。
|しぃちゃんの恋を応援してるんだー。
└───v────────────────────
∧ ∧ ∧ ∧
(*゜ワ゜) (゜ワ゜*)
U | と U
( | | )
U"U U"U
(*゜ワ゜) < そうそうラブコメといえばなぜか登場する悪役も紹介しとかないと。
(#゜ワ゜) < こいつらマジむかつくよ。もう氏んでくれってほど嫌な奴らね。
─────────────────────────────────
【 ペルしぃ 】 【 モララー 】
λ、、λ ∧_∧
彡*゚ー゚ミ (・∀・ )
美人ってことを鼻にかけてる 美人教師に萌えてるキモイ奴。
性格超最悪女。 性格悪い者同士ペルとは気があってる。
しぃちゃんの恋のライバル。氏ね。 でもギコの親友だったりするからムカつく。
─────────────────────────────────
┌──────────────────────────
| こいつらさえいなければ平和で楽しい高校生活なのにぃ〜
└──────v─────────────────────
|とにかくっ!!皆さんは私達と一緒に
|しぃちゃんの恋を応援してあげてくださいね♪
└───v────────────────
∧ ∧ ∧ ∧
('(#゜ワ゜)') (゜ワ゜#)
ヽ ノ | U 。 。 ┌───
( | | ) ∧∨∧ < ……。
U"U U"U (∀・ )/つ └───
┌────────────────────────────────
|ま、彼女達の話は半分信じていいです。
|でも読み進むうちに、いろんな意味で痛々しい
|俺様ワールドになっていきますのでご了承の上おつきあい下さいな。
|
|一気に描いてはみたけれど、我ながら一気に読むのに苦労します。
|ですので全16話、毎晩ペースで小出しにしてこーと思ってます。
|(俺の都合で変更アリ。貼らない日が発生しても絶対に僕チンをイジメルな。)
|本日は冒頭3話分連続で。
└───v─────────────────────────────
。 。
∧∨∧ やりたかったのは
⊂ヽ( ・∀・) 一つの物語の「視点変更」
と;''''''''';;つ
(〓〓〓)
(__)_)
┌───ヘ────────────────────────────────
|
>>248 |イヤ、さすがの俺でも尻出して叩きながら白目むいて「びっくりするほどユートピア」は
|やったことねーな。そんな奴は君だけです。少々人間としてヤバいですよ(藁藁
└────────────────────────────────────
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
第1話
∧ ∧
(*゚ー゚) 【 しぃちゃん 】 (1/3)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
259 :
(1/10):2005/05/26(木) 00:57:18 ID:gYMi2Vel
新学期になって、2年生になった私達の代から
この吹奏楽部の部長を選ぶことになった。
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
(・∀・ ) (゚Д゚,,) 彡゚−゚*,,ミ (゚−゚*) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) | U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
260 :
(2/10):2005/05/26(木) 01:02:56 ID:gYMi2Vel
できれば男子に部長をやってもらいたいけど、うちの部は男子が少ない。
まずモララー、彼は行動力もあって明るいけど協調性皆無。
面食いで、若くて綺麗なレモナ先生ファンで、
他の女子を見下してるところが部活内の女子の中で凄く評判が悪い。
私もこの人のことは好きじゃない。
┌────────────────────
| モララー、あんたがやればいいんじゃない?
└───────────v─────────
そーよそーよ
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( -∀-) (Д゚ ,,) 彡−゚* ,,ミ (−゚*,,) (゜ワ゜#) (゜ワ゜*)
( ) | U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─────ヘ────────────
|めんどくさそーだから絶対いやだ。
└─────────────────
261 :
(3/10):2005/05/26(木) 01:03:36 ID:gYMi2Vel
┌────────────────────
| ペルは〜?ペルがやればいいんじゃない?
|だっていつも先生にソロ吹かせて貰ってて
|一番この部で活躍してるんだからさー。
└───────────────v─────
そーよそーよ
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (,,゚Д゚) 彡-д-*ミ (゚−゚*) (゜ワ゜*) (゜ワ゜#)
( ) | U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────ヘ───────
|今学期から予備校に行くので
|そんなヒマないです。
└──────────────
うちの部でダントツに上手いのはペルしぃ。
一番人数の多いクラリネット担当の中で、一番の実力者。
音大を狙ってるらしく、遊びで音楽をやってる私達とは違う人種。
見た目も超綺麗。だから彼女だけはモララーにも気に入られてる様子。
262 :
(4/10):2005/05/26(木) 01:05:08 ID:gYMi2Vel
けどモララー同様ペルも部活内で浮いてる。
人に絶対媚びない性格もとっつきにくいし
演奏で脚光を浴びることができない女子からかなり疎まれてる。
┌ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
| だったら部活なんてやめちゃえばいいのにね〜
└ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ v ─ ─ ─ ─
ホントホント
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( -∀-) (,,゚Д゚) 彡−゚# ,,ミ (゚−゚;) (#゜ワ゜) (゜ワ゜#)
( ) | U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「部長」なんて面倒な仕事だから皆やりたがらないので
こんな風に誰かに押し付けておこうという空気が漂ってる。
…私はこの部が大好きだし、それくらいならやってもいいんだけど、
立候補までしてやりたいワケじゃない。しばらくは様子を見てみよう。
263 :
(5/10):2005/05/26(木) 01:06:02 ID:gYMi2Vel
┌────────────────────
| じゃぁさー、ギコやんなよ。
| こーゆーのは男子がやるべきよ。
└───────────v─────────
そ〜ね、それがいいわ
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) Σ (;゚Д゚) 彡−゚* ,,ミ (д゚;,,) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) と つ ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌────ヘ──────
| えっ!?俺!?
└───────────
え?ギコ?ちょっとやめてあげなよ、
ギコっておっとりしてて人が良くって、こういうの断りきれないタイプじゃない。
彼に押し付けて負担になったら可哀想じゃない…。
264 :
(6/10):2005/05/26(木) 01:06:39 ID:gYMi2Vel
┌────────────────────
| 私はペルがやるべきだと思うわ。
| だって受験なんて皆するんでしょ?
| どうしてペルだけ特別扱いしなきゃいけないの?
└───────────────v─────
ガンガレ ここで
ペルをやめさせちゃえ
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (;゚Д゚) 彡,,#゚っ゚ミ (д゚;,,) (*゜ワ゜) (゜ワ゜#)
( ) / U U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌────ヘ───────────────
|そんな風に言うんだったら、
|さっきからそうやって人に押し付けてばかりの
|アナタ達こそ自分でやろうと思わないの!?
└───────────────────
┌───────────ヘ─────────
| だって私達は部長なんて器じゃないしぃ〜〜。
└────────────────────
あぁ、ペルも言い返すし。どんどん場が険悪になる。
やめて。私はこの部が好きだし皆仲良くしてて欲しいの。
265 :
(7/10):2005/05/26(木) 01:07:27 ID:gYMi2Vel
┌───────────────────
| …わかった。俺がやるよ、部長。
└────────v───────────
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (;-Д) 彡д゚* ,,ミ (д゚;,,) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) / UU ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ギコ…。無理しちゃって…。
でも優しくて、こんな時そういう覚悟もできる
アナタのことはやっぱり好きかも。
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (;-Д) 彡д゚* ,,ミ (ー゙*,,) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) / UU ミ~゚~ U彡 | と) | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────────ヘ───────────
|そうねぇ〜、じゃあ副部長はしぃちゃんがやれば?
└──────────────────────
266 :
(8/10):2005/05/26(木) 01:08:00 ID:gYMi2Vel
┌──────────────────────
|…他にどうしてもやりたい人がいなければ
|なってもいいけど。
└──────────v────────────
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
(-∀- ) (,,゚Д゚) 彡-д-,,ミ (;゚っ゚) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) / UU ミ~゚~ U彡 (つと) | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────────────────ヘ─────────
|全然OK♪ じゃ、部長はギコ、副部長はしぃちゃんに決まり〜♪
└────────────────────────────
あの時はギコに同情してたけど
267 :
(9/10):2005/05/26(木) 01:08:21 ID:gYMi2Vel
結果的によかったかもしれない。
┌──────────────────────
|え〜っと、年間予定表ってどう書けばいいんだ?
└────────v───────────────
|去年までの資料持ってきたよ。
|コレ参考にして作ってみよ。
└─y───────────
∧ ∧
∧ ∧ (ー゚*,,)
(;゚Д゚) □と |
/φ o | )
 ̄ ̄ ̄\三\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌──────────────────────
|しぃちゃんありがとう。
|俺ホント抜けてるからこれからいろいろ
|サポートよろしくな。
└────────v──────────────
|こちらこそよろしくね。
└──v──────────
*
* *
∧ ∧
* ∧ ∧ (ー"*,,) *
(,, ^Д) □と |
/φ o | )
 ̄ ̄ ̄\三\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こんな風にギコと二人の時間が持てるようになったから。
− 糸売 −
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
第2話
∧ ∧
(*゚ー゚) 【 しぃちゃん 】 (2/3)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
270 :
(1/13):2005/05/26(木) 01:10:34 ID:gYMi2Vel
高校最後のバレンタインデー。
∧ ∧
(*゚ー゚)
__(つ●O_________
●●●●
●●●●
3年になって部活動はもう半ば引退してる身だけど
また部の皆にチョコレート持っていってあげよう。
去年皆に喜ばれたから。
吹奏楽部、楽しかったな。たくさんの子が私の友達になった。
皆でワイワイと遊んだあの部でのことは
私の一生の思い出になると思う。
∧ ∧
(*-ヮ-)
__(つ●O_________
●●●●
●●●●
271 :
(2/13):2005/05/26(木) 01:11:26 ID:gYMi2Vel
ギコが部長、私が副部長と決まった時は不安だったけど、
皆私達に協力してくれて、私達の代になってから
部の活動以外にも花火大会やボーリングやカラオケ大会、
いろんなイベントを計画して盛り上がったっけね。
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
(,,*゚ー) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
と つ とと | とと |
( | | ) | ) /■\
(/"ヽ) U U U U (∀` )
272 :
(3/13):2005/05/26(木) 01:11:55 ID:gYMi2Vel
…若干2名どうしても馴染めなかった人もいたけど。
┌─────────────────────
|あっちで(*゜ワ゜)ちゃんの持ってきたデジカメで
|皆で写真撮ろうって盛り上がってるから
|モララーも来てくれる?
└──────v───────────────
∧_∧
(-∀- )
( ) ∧ ∧
Y 人 (ヮ゚*,,)
(_)ヽJ |U |
┌───ヘ──────────────
|俺はいいよ、んな写真もいらネェし(w
└─────────────────
気ぃ使ってやったのに
∧ ∧ ∧_∧ 何あの態度
(,, ^Д) (・∀・ ) こっちだってあんな奴
| U| ( ) 写したくないってーの
( | | | | ∧ ∧ ∧ ∧
U"U (_(_) (−゚*,,) (#゜ワ゜)
|U | | つ【◎
…ホント周りに合わせてくれない困った奴。
でもギコは彼ととても仲がいい。
あんな正反対の二人なのにどうして仲がいいのやら。
部に男子が少ないからしかたないのかもね。
273 :
(4/13):2005/05/26(木) 01:13:33 ID:gYMi2Vel
それともう一人、ペルしぃ。
ギコは誰にでも優しい人だから、モララーだけじゃなく
ペルにも親切だったのよね。
λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧
彡*゚−゚ミ (Д゚ ,,) (゚−゚*)
ミO}{と 彡 | つ (| U
浮いてるあの2人に気を使ってたんでしょうね。
部長になってしまった立場もあっただろうし。
私もほんとペルの扱いには気を使ったもの。
274 :
(5/13):2005/05/26(木) 01:14:06 ID:gYMi2Vel
なんでまたあの子が
ソロやるの
ホントやる気なくすー 選ばれても当然みたいな顔しちゃって
お高くとまってるのよムカツクー
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ マァマァ
(#゜ワ゜) (#゜ワ゜) (ヮ゚; ,,) 決めたのは先生だし
| つつ | つつ と |
部長選出で揉めて以降、ペルはますます他の女子と対立。
嫌味を言われてもかえってその子達を見下すような態度をする。
∧ ∧
(;゚−゚)
|∩∩
| |
キー ムカツクー U U
∧ ∧ ∧ ∧ λ、、λ ツン
(#゜ワ゜) (#゜ワ゜) 彡*- _-ミ
| つつ | つつ ミ つ}{O彡
どんどん険悪に孤立していく彼女を見ていられなかった。
副部長って立場もあったけど、せっかく皆が仲良くしてるのに
ペルのこういう態度もどうかと思った。
275 :
(6/13):2005/05/26(木) 01:14:59 ID:gYMi2Vel
彼女とちゃんと話して友達になろうと思ったんだけど、
彼女を喜ばせるつもりでいろいろ褒めたんだけど、
┌──────────────────────────
|ペルはいいなぁ、上手くって。
|私なんか全然ダメ〜。どうしたらそんなに上手く吹けるの?
└─────v─────────────────────
∧ ∧ λ、、λ
( *^ヮ) 彡゚−゚*,,ミ
(| |) ミO}{と 彡
( | ミ 彡
U U U"U
…なんだか余計に怒らせてしまったみたいで
私まで彼女に目の敵にされてしまった。
┌────────────────────────
|練習以外に上手くなる方法なんてあるわけないでしょ。
└───────────v─────────────
∧ ∧ λ、、λ プイッ
(;゚−゚) 彡,,#゚−゚ミ
(| |) ミO}{と 彡
( | ミ 彡
U U U"U
276 :
(7/13):2005/05/26(木) 01:15:51 ID:gYMi2Vel
音楽の才能のない私は彼女に見下されてるのかもしれない。
あの子浮いてるから
皆と仲よくやってるしぃちゃんが
気に入らないんでしょ、きっと。
気にすることないよ、
変なのはアイツの方だから
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
(#゜ワ゜) (#゜ワ゜) (−゙;,,)
| つつ | つつ | U |
けど皆の言うように、そういう部分もあるのかもしれない。
…だったらあまり彼女には深入りしない方がいいのかも。
277 :
(8/13):2005/05/26(木) 01:16:24 ID:gYMi2Vel
だからペルとモララーのことは
ついついギコにまかせっきりだったけど
∧ ∧ ∧ ∧
(,,゚Д゚) (ー゚*,,)
U | φ と)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私はこの部に貢献できたと思う。
…無理矢理部長にされて困ってたギコの
助けにもなれてたと思う。
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( ギコとは別々の学校かぁ… )
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
o
。
∧ ∧
(*゚−゚)
__(つ●O_________
●●●●
●●●●
…ギコの助けになってると思えたから
あれだけ張り切って頑張れたの。
278 :
(9/13):2005/05/26(木) 01:17:04 ID:gYMi2Vel
素で鈍感な彼が私の気持ちに気づいてるワケないけどね。
∧ ∧ ポロッ
(*T−゙)
__(つ●O_________
●●●●
●●●●
…実はね、さりげなくクリスマスに誘ってみたんだ。
一人で結果を知るのが怖いから
「みんな」でパーティーでもしようって。
┌──────────────────────────
|そっか、しぃは推薦で大学もう決まってるんだもんな。
|ちょっと冬期講習の時期と重なってるからなんともいえないよ…。
└───v───────────────────────
|別に無理しなくていいのよ、
|ゴメンネ、そっちはまだ忙しいのに変な話して。
└───v────────────────
∧ ∧ ∧ ∧ っ
(,,゙Д゙) (ヮ^;,,) っ
|U | | つ
…今までは「部長さんなんだからお願い、参加して〜」で
一緒に遊べたのに…。
これから皆バラバラの学校に行っちゃう。
OB会だって今までの先輩見ててもすぐ出席率悪くなっちゃうじゃない。
ギコと一緒に遊べる機会ってもうなくなっちゃうのかな…。
∧ ∧
(*T-T) ポロポロ
__(つ●O_________
●●●●
●●●●
今こうやって部の皆のためにチョコを作ってるけど
本当にあげたい相手はいつだって一人だったのに。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
去年のバレンタインデーは
┌───────────────
|チョコ手作りしてきました〜。
|たくさんあるから皆で食べてね〜。
└─────v──────────
ワァ、シィチャン スゴイー
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ギコー、モナー先生が
(,,*゚ヮ゚) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*) 探してたぞ
|つ□O とと | とと | マジ?
( | /■\ ∩_∩ ∧ ∧ ∧_∧
U U (∀`* ) (∀` ) (,,゚Д゚) ( )
┌───────ヘ────────
|ラッキー、これでチョコ貰えない歴に
|終止符が打てるぜ。
└───────────────
┌───────────────
|オニギリ、バッカじゃなーい、
|本命チョコのワケないじゃないの。
└────v───────────
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
(iii^ー^) (*゜ワ゜) (゜ワ゜*)
|つ O O●と) O●と)
( | /■\ ∩_∩
U U ( *´〜`) (∀` )
( つ□O ( )
┌───────ヘ───────────
|気持ちはどうでもいいの、
|女子からチョコ貰えたという事実だけあれば。
└────────────ヘ─────────────
|ヨシヨシ、好きなだけ食え、
|きっとコレが生涯最初で最後だwww
└────────────────
ギコが席をはずしてる間に、空気読めてない後輩にチョコを食べ尽くされて
┌───────────────
|ゴメン、ギコのいない間に
|チョコ全部無くなっちゃったの…。
└────v─────────────────
|そうなんだ。いいよ気にしなくて。
└────v──────────
∧ ∧ ∧ ∧
(iii゙−゙) (Д^ ,,)
/ UU | U
家に帰ってから泣いたっけ。
本命チョコを用意できなかった自分の勇気の無さが情けなくて。
沈んでる私を慰めてくれたギコの無垢な優しさが身に沁みて。
…そうね。今年は本命チョコを作ろう。
これで終わりになっちゃうよりは
最後に勇気を出してみよう。
∧ ∧
(*Tー゙)
__(つ●O_________
●●●●
●●●●
ギコと私は部長と副部長
一緒に部を盛り上げてきた大事なパートナー
…だけど最後くらい私情をはさんだって
∧ ∧
(゙ー゙*,,)
O♥ U
| )
U U
バチ当たんないよね…?
− 糸売 −
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
第3話
λ、、λ
彡*゚−゚ミ 【 ペルしぃ 】 (1/5)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
284 :
(1/11):2005/05/26(木) 01:20:51 ID:gYMi2Vel
2年になったから部長を決めるんですって。
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
(・∀・ ) (゚Д゚,,) 彡゚−゚*,,ミ (゚−゚*) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) | U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そんなの仕切りたがり屋のしぃがやればいいんじゃない?
285 :
(2/11):2005/05/26(木) 01:21:18 ID:gYMi2Vel
そんな風に思ってたけど、やっぱり奴らの嫌がらせがあった。
┌────────────────────
| モララー、あんたがやればいいんじゃない?
└───────────v─────────
そーよそーよ
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( -∀-) (Д゚ ,,) 彡−゚* ,,ミ (−゚*,,) (゜ワ゜#) (゜ワ゜*)
( ) | U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─────ヘ────────────
|めんどくさそーだから絶対いやだ。
└─────────────────
この女達、モララーのこと信頼してるワケでもないくせに何言ってんだか。
面倒な責任を押し付けて困らせてやろうという魂胆だけなんでしょう?
286 :
(3/11):2005/05/26(木) 01:21:52 ID:gYMi2Vel
でもモララーは強いわよ。アナタ達に屈したりなんてしないわ。
┌────────────────────
| ペルは〜?ペルがやればいいんじゃない?
|だっていつも先生にソロ吹かせて貰ってて
|一番この部で活躍してるんだからさー。
└───────────────v─────
そーよそーよ
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (,,゚Д゚) 彡-д-*ミ (゚−゚*) (゜ワ゜*) (゜ワ゜#)
( ) | U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────ヘ───────
|今学期から予備校に行くので
|そんなヒマないです。
└──────────────
もちろん私もよ。別にアナタ達が私をどう噂しようと知ったことじゃない。
┌ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
| だったら部活なんてやめちゃえばいいのにね〜
└ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ v ─ ─ ─ ─
ホントホント
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( -∀-) (,,゚Д゚) 彡−゚# ,,ミ (゚−゚;) (#゜ワ゜) (゜ワ゜#)
( ) | U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
なかなか進路を決められなくて普通高に来た私だけど
やっぱり本気で音楽をやることに決めたの。
クラリネット自体は遊びだけど、部での演奏もいろいろな勉強になる。
アナタ達なんて関係ない。この部にいるのは己の修練のため。
287 :
(4/11):2005/05/26(木) 01:22:29 ID:gYMi2Vel
┌────────────────────
| じゃぁさー、ギコやんなよ。
| こーゆーのは男子がやるべきよ。
└───────────v─────────
そ〜ね、それがいいわ
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) Σ (;゚Д゚) 彡−゚* ,,ミ (д゚;,,) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) と つ ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌────ヘ──────
| えっ!?俺!?
└───────────
…全く。自分達に火の粉がかからなければ誰でもいいのね。
ギコはいい奴だけど、部長の器じゃない。
…何やってるのよ、しぃ。早く立候補しなさいよ。
ギコが困ってるでしょ。アナタがやれば円満解決なんだから。
288 :
(5/11):2005/05/26(木) 01:24:16 ID:gYMi2Vel
それにしてもこの馬鹿女達にはホント腹が立つ。
向上心も責任感も無いクセに、人を羨ましがるか陥れるかしか能のない奴ら。
┌────────────────────
| 私はペルがやるべきだと思うわ。
| だって受験なんて皆するんでしょ?
| どうしてペルだけ特別扱いしなきゃいけないの?
└───────────────v─────
ガンガレ ここで
ペルをやめさせちゃえ
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (;゚Д゚) 彡,,#゚っ゚ミ (д゚;,,) (*゜ワ゜) (゜ワ゜#)
( ) / U U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌────ヘ───────────────
|そんな風に言うんだったら、
|さっきからそうやって人に押し付けてばかりの
|アナタ達こそ自分でやろうと思わないの!?
└───────────────────
┌───────────ヘ─────────
| だって私達は部長なんて器じゃないしぃ〜〜。
└────────────────────
いつも練習不足のコイツらが演奏の足を引っ張るから
完成が遅れる。完成度が低くなる。
さっさと部をやめて欲しいのはそっちよ。
289 :
(6/11):2005/05/26(木) 01:25:04 ID:gYMi2Vel
┌───────────────────
| …わかった。俺がやるよ、部長。
└────────v───────────
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (;-Д) 彡д゚* ,,ミ (д゚;,,) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) / UU ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
…やだ、ギコ…。どうしてアナタがやらなきゃいけないのよ?
この場を鎮めるために…?
だとしたら、この場を険悪にしてしまった私のせい…?
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (;-Д) 彡д゙* ,,ミ (ー゚*,,) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) / UU ミ~゚~ U彡 | と) | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────────ヘ───────────
|そうねぇ〜、じゃあ副部長はしぃちゃんがやれば?
└──────────────────────
…また迷惑かけちゃった。ゴメンなさい。
しえん
291 :
(7/11):2005/05/26(木) 01:25:47 ID:gYMi2Vel
…あぁ、そうなるのね。 フゥ…。
┌──────────────────────
|…どうしても他にやりたい人がいなければ
|なってもいいけど。
└──────────v────────────
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
(-∀- ) (,,゚Д゚) 彡-д-,,ミ (;゚っ゚) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) / UU ミ~゚~ U彡 (つと) | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────────────────ヘ─────────
|全然OK♪ じゃ、部長はギコ、副部長はしぃちゃんに決まり〜♪
└────────────────────────────
何が「他にやりたい人がいなければ」、よ。
仕切れる立場になって嬉しいくせに。
ひょっとしてギコを推薦させたのもアナタの差し金?
292 :
(8/11):2005/05/26(木) 01:26:39 ID:gYMi2Vel
頼りにならないギコの世話を焼いて
嬉しそうにしちゃってさ。
┌─────────────
|去年までの資料持ってきたよ。
|コレ参考にして作ってみよ。
└────v────────
| ペル
└──v──
∧ ∧
∧ ∧ (ヮ^*,,)
(;゚Д゚) □と | λ、、λ
/φ o | ) 彡,,#゚−゚ミ ∧_∧
 ̄ ̄ ̄\三\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ミU ~゚~ 彡 (∀・ )
293 :
(9/11):2005/05/26(木) 01:27:25 ID:gYMi2Vel
私は男子に人気があると言われるけど、実際は誰も近寄ってこない。
たぶん嫌いな男子を馬鹿にしてる態度が露骨に顔に出ちゃうからだと思う。
┌─────────────────────────────────
|俺がなっちまったもう一人の副部長、代わってやろうか?
|ギコに頼まれたから引き受けたけど、名前貸すだけで仕事する気はないからな。
└──────────v──────────────────────
な〜に言ってるの。引き受けたからには
モララーもしっかり手伝ってくれば?
────v────────────
λ、、λ ∧_∧
彡,,*゚−゚ミ (∀- )
ミU ~゚~ 彡 ( )
┌────ヘ──────────────────────────
| しぃがでしゃばってる限り俺の出番ないだろ。つーか、向こうも
| 俺に口出されるのは絶対嫌がるだろ。だから俺は何もする気ナシ。
└──────────────────────────────
モララーも単なる面食いの薄っぺらい男子の一人だけど、
変に私に媚を売ったりしてこないから
対等に話ができるのは彼くらいなのよね。
しえん
けどもちろんレモナ先生狂いの彼に気なんて全くない。
┌─────────────────────────
|ひっど〜〜い。ギコがアナタを頼ってるのに可哀想じゃない。
└───v─────────────────────────────────
|だから、俺とペルが代わらないかって言ってるんだよ。
|ペルがギコのサポートしてあげた方がいいんじゃないかなって。
└───v───────────────────────
λ、、λ ∧_∧
彡,,*゚ヮ゚ミ (∀・ )
ミU ~゚~ 彡 ( )
┌────────────
|何よソレ、どういう意味?
└───v───────────────
| 別にぃ〜〜。
└───v──────
っ
λ、、λ っ ∧_∧
彡;#゚д゚ミ ( -∀-)
と ~゚~ つ ( )
だけど時たま人の気持ちを見透かしたようなことを言ってくる。
…気づいてたとしても内緒にしててよ、モララー。
λ、、λ ∧_∧
彡,,*"−ミ ( -∀)
ミU ~゚~ 彡 ( )
ミ 彡 人 Y
U"U し(_)
私みたいな性格のキツイ嫌われ者の女に好かれてるなんてバレたら
ギコに絶対迷惑がかかっちゃうから…。
− 糸売 −
おつかれ すっげぇよかったよ。
みっちゃんお疲れー
次回も期待
これ、、、おk。あの四人全員が主人公か。
なんかエエ。オモシロス。色んな視点からのストーリーが爽快カモ。
GJ。。。神よ感謝します・・・
301 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2005/05/26(木) 12:44:44 ID:q8jIPxpw
糞しぃスレあげ
なんだか某所で評判悪いねぇ
いつもと同じみっちゃん流だと思うんだけど。
普通に飽きられたんだろ
それぞれのキャラの視点で話を分けるって、人物を掘り下げるのが得意なみっちゃんならではでいいね。
>>257 俺はみっちゃんが描いた作品なら100コマ越えでも一気読みできるw
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
┌─────────────────────────────────
|そーだ、このネタ結構長いので、やってる最中に容量なくなっちゃいます。
|俺がこのスレ内で誘導できたらいいんだけど、誘導前にスレが埋まっちゃったら
|
|●●●AA長編板 総合雑談スレッド Part4●●●
|
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1079166967/l50 |で次スレはお知らせします。
|
|といってもまだ次スレの準備何もしてないんで、
|ヒマと技術力を持て余すAA描きさんいらっしゃったら
|次スレのトップに使えそーなかっこいい蜂AAキボンヌ。
└───v─────────────────────────────
。 。
ヽ /
ヽ/
./ ;ヽ
>>302-304 l _,,,,,,,,_,;;;;i <いいぞ ベイべー!
l l''|~___;;、_y__ lミ;l 蜂スレを読む奴はギャラリーだ!!
゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | 蜂スレを読み続ける奴は訓練された蜂スレギャラリーだ!!
,r''i ヽ, '~rーj`c=/
,/ ヽ ヽ`ー"/:: `ヽ
/ ゙ヽ  ̄、::::: ゙l, ホント 蜂スレは地獄だぜ! フゥハハハーハァー
|;/"⌒ヽ, \ ヽ: _l_ ri ri
l l ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / |
゙l゙l, l,|`゙゙゙''―ll___l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
| ヽ ヽ _|_ _ "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ
/"ヽ 'j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄ [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`"
/ ヽ ー──''''''""(;;) `゙,j" | | |
┌────ヘ───────────────────────────
|では今夜は第4話と第5話を。しぃとペルの確執だけだと飽きてくるので
|少し空気の変わるモララー視点の話まで。
└────────────────────────────────
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なんかいきなりエラーでた。ひょっとしたら途中で止まるかも。
そしたら日か時間を改めると思いますと先に言っておこう。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
第4話
λ、、λ
彡*゚−゚ミ 【 ペルしぃ 】 (2/5)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
308 :
(1/12):2005/05/26(木) 20:26:59 ID:gYMi2Vel
ギコが楽器を始めたのは中3の時。
それまでは全く音楽に興味がなくて
楽譜すら読めない、リコーダーも満足に吹けない状態だったらしい。
っ
∧ ∧ っ 力み過ぎだよ λ、、λ
(,,゚Д゚) テンポに気をつけて 彡゚−゚*,,ミ
|つ⊆⊇<l ミU ~゚~ 彡
( | ∧_∧ ミ 彡
U"U (∀・ ) U"U
( )
小さい頃からピアノを、小学校高学年から吹奏楽をやってた
私やモララーとは違い、新しい曲の飲み込みがとても遅かった。
309 :
(2/12):2005/05/26(木) 20:27:54 ID:gYMi2Vel
正直言って彼の実力はたいしたことなかったけれど、
音が外れなければそれで満足してるような意識の低い他の部員達と違って
好きなことで自分を向上させようと一生懸命頑張る彼には一目置いていた。
┌─────────────────────
| そのCDのトランペット演奏を聴いた時
| 体が痺れるほど感動してね。
| それから俺も吹いてみたいと思ったんだけど
| スタートが遅いからついてくのに必死だよ。
└───v──────────────────────────
|そうかしら。昨日に比べると今日は物凄く
|よくなったと思うわよ。朝も練習してたんですって?
└───v────────────────────
∧ ∧ λ、、λ
(,,^Д) 彡ー゚*,,ミ
|つ⊆⊇<l ミ~゚~ U 彡
( | ミ 彡
U"U U"U
最初はただそれだけだった。
彼の方は自分より上手い人を参考にしたくて
私に近づいてきてただけだったかもしれない。
310 :
(3/12):2005/05/26(木) 20:29:13 ID:gYMi2Vel
実直で、からかわれてもすぐ騙されてしまうような人。
嘘をつけない真直ぐな瞳。
嘘つきで意地悪で警戒心の強い私やモララーとは違う人種。
♪
♪
∧ ∧ λ、、λ
(,,゚Д゚) 彡-、-*,,ミ ♪
|U | ミO}{と 彡
ある意味眩しい存在だったギコ。
そんな彼に見つめられて、
┌──────
| 綺麗…。
└──v───
ポー
∧ ∧ λ、、λ
(*゚Д゚) Σ 彡−゚*,,ミ
|U | ミO}{と 彡
311 :
(4/12):2005/05/26(木) 20:29:47 ID:gYMi2Vel
┌─────────────
|気持ち悪いこと言わないでよっ
└────v─────────
∧ ∧ っ λ、、λ カァァァ
(;゚Д゚) っ 彡;"っ"ミ
と つ ミO}{と 彡
┌───ヘ─────────────
|あ、音だよ、音が綺麗ってこと…
└─────────────────
…私の出す音を気に入ってもらってね…。
それだけよ。それだけのことだったのに、
| ギコ〜〜
/
何〜
∧ ∧ っ λ、、λ
(゚Д゚;) っ 彡*゙−゙ミ
と つ ミ つ}{O彡
私、変な風にとって失礼なこと言っちゃったんだ。
ゴメンなさい。
312 :
(5/12):2005/05/26(木) 20:30:21 ID:gYMi2Vel
…恋をしてる奴って傍から見てみっともなくて浅ましい。
┌────────────────────────────
|ホラ、今日のレモナ先生ブラウスの胸元がキュートだったから
|写真撮らせて貰っちゃったよ。これアイドル並みに可愛くない?
└─────v─────────────────────
λ、、λ ∧_∧
彡,,*゚д゚ミ i(・∀・* )
ミU ~゚~ 彡 []と )
┌───ヘ───────────────────────
|信じらんない。よくそんな写真撮らせてなんて頼めるわね。
|レモナ先生もこんな奴に撮らせて危険を感じないのかしら?
└──────────────────────────
┌────────────────────
|違う意味の何かを感じてるかも知れないよ♥
└─────v──────────────
λ、、λ ∧_∧
彡,,#~дミ i(∀-* )
ミU ~゚~ 彡 []と )
┌───ヘ──────────────
|ヤダ、もうこの変態どうしようもない、最低。
└──────────────────
…その上、独りよがりの叶うワケのない恋なんてしてたら超惨めじゃない?
私はそんなみっともないことに溺れたくないの。
313 :
(6/12):2005/05/26(木) 20:31:17 ID:gYMi2Vel
…なのにギコ、浮かれたしぃの姿見るたび胸が痛い。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
∧ ∧
∧ ∧ (ヮ^*,,)
(;゚Д゚) □と |
/φ o | )
 ̄ ̄ ̄\三\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
何の取り柄もなく、たいして可愛くもないのに
周りに愛想を振りまいて取り入ろうとするしぃ、
私はアイツが大嫌い。
普段私に嫌味を言ってくる奴ら以上に。
314 :
(7/12):2005/05/26(木) 20:32:34 ID:gYMi2Vel
要するに偽善者なのよ。
「私は周りのこと考えてます」って顔しながら
自分のイメージアップを狙ってるような。
┌──────────────────────────
|ペルはいいなぁ、上手くって。
|私なんか全然ダメ〜。どうしたらそんなに上手く吹けるの?
└─────v─────────────────────
∧ ∧ λ、、λ
( *^ヮ) 彡゚−゚*,,ミ
(| |) ミO}{と 彡
( | ミ 彡
U U U"U
…例えばこんな風に。周りから浮いてる私へのフォローのつもり?
それにどうしたら上手く吹けるか、ですって?
アナタなんかより長い時間かけて真剣に練習してるからじゃない。
┌──────────────────────────
|ペルはピアノも凄くうまいんだよね。やっぱ才能の違いかな〜。
|いいわよね〜、何やっても上手な人はー。
|ダメな自分がやんなっちゃうわー。
└─────v─────────────────────
∧ ∧ λ、、λ
( *-ヮ) 彡 − #,,ミ
(| |) ミO}{と 彡
( | ミ 彡
U U U"U
私のやってきてる努力と、努力せずノホホンと暮らしてるアナタの差を
そんな言葉で片付ける気?
自分がダメなのはアナタ自身の問題じゃない、私のせいにしないでよ。
だいたいね、私の演奏なんてアナタが上手いと思おうが
志望の音大にはまだ入れるレベルじゃないのよ。
「才能の差」なんて言葉、こんな低レベルな部活内で使って欲しくない。
この女と喋ってると本当イライラする。
315 :
(8/12):2005/05/26(木) 20:33:22 ID:gYMi2Vel
演奏会だって真剣にやりたい。コンクールでは他の学校に負けたくない。
だからたとえ遊びの部活でも頑張るべきだっていう私の考えおかしい?
しぃが副部長になって仕切り始めてから、この部は特に腐った。
この女の「皆で楽しくやれればいいじゃない」の馴れ合い精神は
この部の他の人達の向上心まで失わせてしまったのよ。
何が花火やボーリング大会よ、何がバレンタインよ。
全然吹奏楽と関係ないじゃない。
そのエネルギーでどうして演奏の練習しないのよ?
┌────────────
| ペルもよかったらどーぞ。
└──────v───────
オイシーヨ、 シィチャン
∧ ∧ λ、、λ
∧ ∧ ∧ ∧ ( *^ー) 彡゚−゚*,ミ
(*゜ワ゜) (*゜ワ゜) | つ□ ミU~~゚~彡
| つつ | つつ ( | ミ 彡
/■\ ∩_∩ UU U"U
( ) ( )
溶かして固めただけで「手作り」?
何、その着色料クリームで飾ったセンスのなさは。
それで皆にチヤホヤしてもらってご満悦ですか?馬鹿みたい。
┌──────────
| …私はいらない…。
└────v─────
∧ ∧ λ_,,_λ
∧ ∧ ∧ ∧ ( *゚−) 彡゚д゚*,ミ
(*゜−゜) (*゜−゜) | つ□ ミU~~゚~彡
| つつ | つつ ( | ミ 彡
/■\ ∩_∩ UU U"U
( ´∀) ( ´−)
316 :
(9/12):2005/05/26(木) 20:34:18 ID:gYMi2Vel
…って思いっきり顔に出しちゃった。
誰にでも愛想のいいあの子は人気者。また私は皆に嫌われた。
/
…やっぱちょっと ペルは自分が
マズそうだったかな… / こういうの作れないから
―― 妬いてるのよ
そんなことないです、 λ、、λ
じゃあペルさんの分まで 彡* − ミ
\ 俺がいただきますっ! ミU~~゚~彡
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ギコも私なんかより
可愛げある彼女の方がいいんだろうな。
∧ ∧
∧ ∧ (ー"*,,)
(,, ^Д) □と |
/φ o | )
 ̄ ̄ ̄\三\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
…あの馬鹿達の言ってた通り、私は妬いてる。
しぃが憎らしい。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
持って生まれた容姿なんて褒めてくれる人はほんの一部よ。
好きになった相手が自分のことを好きになってくれなければ
なんの意味も無いのに、どうして嫌味を言われるの?
部活内でソロ代表に選ばれる程度の実力しかないのに
どうしてそんなレベルで僻まれなきゃいけないの?
λ、、λ
彡∩д∩
ミ ~~゚~彡
ミ 彡
(/"U
出る杭は打たれる。そういうこと?
平凡な周りに溶け込んで、自由奔放にやってるしぃが憎い。
ギコに平気であんな物欲しそうな
笑顔を向けられるしぃを軽蔑している
∧ ∧
∧ ∧ (ヮ^*,,)
(,,゚Д゚) □と | λ、、λ
/φ o | ) 彡,, − ミ
 ̄ ̄ ̄\三\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ミU ~゚~ 彡
そんなドス黒い感情を持つ自分がホント嫌になる。
− 糸売 −
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
第5話
∧_∧
( ・∀・) 【 モララー 】 (1/5)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
321 :
(1/13):2005/05/26(木) 20:37:26 ID:gYMi2Vel
俺の16年間の人生経験ではっきり言えること
┌────────────────────
| モララー、あんたがやればいいんじゃない?
└───────────v─────────
そーよそーよ
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( -∀-) (Д゚ ,,) 彡−゚* ,,ミ (−゚*,,) (゜ワ゜#) (゜ワ゜*)
( ) | U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─────ヘ────────────
|めんどくさそーだから絶対いやだ。
└─────────────────
ブス女は100%心も醜い。
322 :
(2/13):2005/05/26(木) 20:38:42 ID:gYMi2Vel
中学の頃の俺は人見知りもなく、
小学校のノリでクラス全員と話して冗談で盛り上がるキャラだった。
∧_∧ ∧∞∧⌒)
( ・∀・) ()∀(;;´ )ヽし
( つ と )
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
だからたまたま隣になったバレー部のブス女とも
よく会話して盛り上がったんだよ。
向こうもサバサバしたしっかり者だったから
まさか勘違いなんかするとは思わなかった。
323 :
(3/13):2005/05/26(木) 20:39:25 ID:gYMi2Vel
初めて告られた。しかも好きでもなんでもない女に。
俺はパニックになってしまって、
∧_∧ ∧∞∧⌒)
(-∀-; ) (`)д(;;´)し
( ) と )
| | | | | |
(_(_) (_(_)
丁重にお断りするやりとりの中、
迂闊にもその時好きだった女の名前を出してしまった。
324 :
(4/13):2005/05/26(木) 20:40:04 ID:gYMi2Vel
「女心のわかんない奴」「冷たい男」なんて
そいつの仲間内から罵られるのはまだよかった。
,__,,
_I;;;;;;;;Iソ ∧ルル∧ ∧∞∧⌒)
ノリ;‘-ル (д´∴ル (`)∀(;;´)し
(つ Y) と ) ( )
く,_ゝ | | | ∧ルル∧ | | |
(/ l,) (_(_) (w-@ 彡 (_(_)
俺が無視を続けると
火の粉は俺の好きだった女の方に向かった。
露骨な嫌がらせ、根も葉もない中傷の流布。
何も悪いことをしてなかった彼女なのに
急にとんでもないイジメの対象になってしまった。
325 :
(5/13):2005/05/26(木) 20:41:24 ID:gYMi2Vel
かばうことすらままならない。
┌─────────────────
|な〜に男に色目使ってんのよ。コイツも
|いまだにカウガールの裏の顔も知らない
|性悪女の被害者なのね。気の毒にぃ〜〜。
└─────────v────────
|…いいから
|私から離れてた方がいいよ…。
└──────v────────
,__,, ∧ルル∧ ∧∞∧⌒)
_I;;;;;;;;Iソ ∧_∧ (`∀´∴ル (`)-(;;´)し
ノリ"-"ル (∀・; ) ( ) ( )
(つy) と ) | | | | | |
他の奴らもこの恥知らずで陰湿な軍団には
関わらぬが吉と踏んでしまって
表だって助ける奴も出てこない。
326 :
(6/13):2005/05/26(木) 20:42:02 ID:gYMi2Vel
彼女がこんな目に遭わされたのは俺のせい。
┌───────────────────────
|…俺がアイツらに君のこと言ったばっかりに…ゴメンネ
└─────v─────────────────
別にモララー君のせいじゃないよ
気にしないで。
──────v─────────
,__,,
_I;;;;;;;;Iソ ∧_∧
ノリ‘-‘ル (∀・; )
(つy) ( )
責任取りたい。そばで守ってあげたい。
┌────────────────────
|…でも噂になってるのは本当のことなんだ。
|俺、君のこと…好きなんだ。
|軽い気持ちで言ったんじゃないんだ…。
└─────v──────────────
……。
───v─────
,__,,
_I;;;;;;;;Iソ ∧_∧
ノリ‘-‘ル (∀- )
(つy) ( )
327 :
(7/13):2005/05/26(木) 20:42:35 ID:gYMi2Vel
┌─────────────────────────────
| ありがとう。
| でもね、私なんかといるとモララー君まで虐められちゃうよ。
| もう私には関わらない方がいいよ。
└─────v────────────────────────
ニコ
,__,, て
_I;;;;;;;;Iソ ∧_∧ て
ノリ^ヮ^ル (Д・ )
(つy) ( )
…ふられた。
彼女が本当に俺の身を心配してくれてたのか、
単にウザいと感じる俺を避ける口実にそういっただけなのか
自分ではわからなかったけど…
もし俺を嫌いだったとしても、迷惑をかけた原因であるはずのこの俺を
責めることなく、傷つけないようにふってくれたんだ。
本当にいい女だったよ。それにひきかえ…
328 :
(8/13):2005/05/26(木) 20:43:24 ID:gYMi2Vel
┌─────────────────────────────
| いい加減にしろよ。これ以上イジメを続けるんならなぁ…
└─────v────────────────────────
| 殴りたければ殴りなさいよ。
| っていうか頃せば?そうすればせいせいするでしょ。
└──v────────────────────
∧_∧ ∧∞∧⌒)
(# ∀ )(`)- (;;´)し
( 9 つ )
人 Y | | |
し(_) (_(_)
┌────────────────────────
| …開き直りか?そこまで性根腐ってんのかよ。
|おまえって最低の女だよな。
└─────v────────────────────────
| …誰のせいでそうなったと思ってるのよ。
└─────v─────────────────
∧_∧ ∧∞∧⌒)
( #・∀・) ( )д(;; )し
( ) ( )
| | | | | |
(_)_) (_(_)
329 :
(9/13):2005/05/26(木) 20:44:05 ID:gYMi2Vel
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< >
< 私がこんな風になっちゃったのも >
< 全部アンタが悪いんじゃない!!! >
< >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
∧_∧
( ;・∀・)
( )
こっちの女には自分の腐った性格まで
俺のせいにされてしまった。
…確かに俺も悪かった。
金輪際ブス女に勘違いさせるような
優しさを見せるのはやめようと誓った14の秋。
いい女とダメ女は根本的に質が違う。
あからさまにイジメに加担してるのは性格の悪さが
顔に滲み出てるブス女。
そんな奴らほど徒党を組みたがるから始末に悪い。
┌────────────────────────
|あのペルって子、生意気だと思わない?
|自分が綺麗っていうのを鼻にかけてる気がするわ。
└───v─────────────────────
|それに何、昨日貰った曲、今日には全部
|マスターしてきちゃって、やってこなかった
|私達への嫌味のつもり〜?
└───v────────────────
∧ ∧ ∧ ∧
(#゜ワ゜) (ワ゜# ) ∧_∧
| つ と つ ( -∀-)
( | | ) 。 ( )
o
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( 高校でもこういう奴らはいるのか…。 )
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
可愛い子は「男の前で性格使い分けてる」なんて中傷されるけど、
使い分けどころか、裏にも表にも可愛さが微塵もない奴は
それ以前の問題だろうに。
このペルって奴は面白い。
やられっぱなしだったカウガールちゃんと違って
このブス女軍団に言いたいことをビシッと言う。
┌─────────────────────────────
| こんなの中学の吹奏楽部でもやるレベルの曲じゃない。
| アナタのいた中学の吹奏楽部って、いったいどんなことやってたの?
└────────────v─────────────────
んまっ
∧ ∧ ∧ ∧ λ、、λ
(#゜ワ゜) (#゜ワ゜) 彡゚−゚*,,ミ ∧_∧
U | U | ミO}{と 彡 (∀・ )
危なっかしいが応援してやりたくなるキャラだよな。
まぁここまで強情な女は恋の対象にはならないが。
もっと、余裕のある女がいいな。
綺麗でも触れると壊れそうな女じゃ
好きになるこっちがつらくなる。
∧_∧,
∧_∧ Xヘ ハヾ X
( ・∀) (∀^ ヽ|
( ) ( §
人 Y く__ゝ
し(_) U ヽ)
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( 新任のレモナ先生もかなり綺麗な人だよなぁ。 )
) 今からウチのクラスの現国の初授業のはずなのに (
( どこ向かってるんだろう。 )
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
o
∧_∧, 。
Xヘ ハヾ X ∧_∧
(∀^ ヽ| (・∀・ ) キンコーン
( § ( )
く__ゝ 人 Y
U ヽ) し(_)
5分後、彼女は息を切らせながら教室に入ってきた。
┌───────────────────
|ごめんなさいっ!!
|教室がわかんなくなっちゃってっ!
└─)ノ──────────────────
| 先生ダセェww
/ ∧_∧
/ ̄ ̄(∀・ )
/ /と )
少しトロくて守ってあげたいと思わせる
綺麗な大人の女性に
俺が惚れてしまうのにはそう時間はかからなかった。
− 糸売 −
乙です!
連載漫画読んでるみたいで楽しい。
しかし純情ラブストーリーは第一話だけジャマイカw
二話目から俺だけはわかってる的な優越感ストーリーに移行してるw
ギコはどう出るのかな?
もっとどす黒いのかな。楽しみ。
おつ
とりあえず乙といってから見ようかな
今のトレンドに沿ってみた
∧。。
/´。 `´-、
⊂ヽ{ 々 ゚l´
;'''''つ'''';;'
(〓〓∪
∪^∪ 斜め蜂
みっちゃん毎度やるなあ。
みっちゃんだいすきだよみっちゃん。
みっちゃん読んでると心がいたくなってくるよみっちゃん
次はいよいよギコか。楽しみでしょうがにゃいよみっちゃん
""'- 、 ,. -'""
メ `'ー 、_ _,.r'´ ナ
.《_ _,!;;;;;,.!, _》
_,,..、、- .、_ ~`'t`i、 (:.:i ::: i:.:) _,/,'''~ _ . - 、、..,,_
(´ `` ,ゝt二"'‐ ,,_ ヾ,ii、ミ´;;;{llllll};;;;彡 ノ,ツ´ _,, ‐ '二,-<´~ `)
\ ナて `Y´ヽ、ー 、,_ゞiゝ llllllllll;;;;i゙ィ'_,、ー,∠フY`ーk+~ /
\ ィ´~`ヽニニユ 三三 \彡!!!!!!!;;;;;三三エニニ_l-‐'´``フ /
``,ゞー''"二二二 ,-''"〆彡i川.!ミ\゛''-, 二二ヾ ̄''ー゙ィ`´
`ー =.._ `X/ ,.イ^ヾ、i i i i iッ'^ヾ、,, ヽ- `~`_,../
 ̄~ ̄ / } ,,.-+iiii!!!!!!!iiii!‐., { 'i. ̄~ ̄ ̄
_/ノ! ! {||||lllliiiillll||||}i !'、\
i!〆 〃 ,'^!!!!!!!!!!!!!!!!!!!~', ゙!.\'-、
,-_ソ イ ナ i''''''''''''''''''''''''i ナ ト ~"ヾ--ッ
~ ̄ l .i !||!!!iiiiiiii!!!|l' i. l'
メ/ヽ. liii,,,,,,,,,,,,iiil' /!.キ
メメ `.、lllllll./ ヽキ
_メメ `|´ `'ッ、
,'〆 弋
`
セイヨウミツバチのつもりです。
モララー…そんな過去があったんだな…そりゃ毒キャラにもなる。
次はいよいよギコか?普段は良く言えば協調性のある、
だが悪く言えばどっちつかずにも見える彼の心の中が見たい。知りたい。
>>334 うはwそう言われるといつものみっちゃん味だなw確かに。
こうくるとギコは実はめちゃくちゃドス黒ぇくらいで丁度イイのかもナw
ギコは部屋に女の子飼ってて「ご主人様」って呼ばしてるんだよ。w
>>343 そしてしぃとペルシィも調教されるわけか…
へへっ、見逃すわけにはいかねぇぜ
意外な線でギコがモララーに萌えリバ
コレで話がこじれる
さらにショックで百合に走るしぃ・ペルしぃ
つまりこういうことか
∧∧ ←──────────┐
(*゚ー゚) λ、、,λ │
├────── 彡゚−゚*,,ミ │
│ ↑ │
│ │ │
↓ ├──┘
∧∧ ∧_∧,
(,,゚Д゚) Xヘ ハヾ X
│ (∀^ ヽ|
│ ∧_∧ ↑
└→ ( ・∀・)────┘
レモナ先生はギコによりM奴隷として調教済み。
┌────────────────────────────────
|
>>341 |うぉ、かわいい、リアルにそうきたか。使わせてもらうよ、ありがd
└───v────────────────────────────
。 。
⊂ヽ ∧∨∧
と(〓;;'';;つ・∀・)つ
┌───ヘ───────────────────────────────────
|ギコの話への期待が多いようですが、まずはモララーの話の続きが残ってます。
|昨日来れなかったので、今日はギコの話の導入部と合わせて第6話と7話の合計2話を。
|今日までの部分でやっと
>>349みたいな全体図がわかるかな。
|
|全体の予定はこんな感じです。
|
|第1話 しぃ@ 第5話 モララー@ 第9話 ペルしぃB 第13話 ギコB
|第2話 しぃA 第6話 モララーA 第10話 モララーB 第14話 ペルしぃD
|第3話 ペルしぃ@ .第7話 ギコ@ 第11話 ペルしぃC 第15話 モララーD
|第4話 ペルしぃA .第8話 ギコA 第12話 モララーC 最終話 しぃB
|
|
>>346 |
>>340でカワイコぶってレスしてたおまいの本性はそっちの変態かぁ〜〜〜。
|もう人間なんて誰も信じられない。
└──────────────────────────────────────
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
第6話
∧_∧
( ・∀・) 【 モララー 】 (2/5)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
353 :
(1/14):2005/05/28(土) 19:32:48 ID:Fa6ySNSm
はっきりいってレモナ先生の授業は下手だった。
DQN校のように騒々しく学級崩壊することはないが、
授業中堂々と別の問題集を解いてる奴らはいた。
┌─────────────────────
|えぇと…だから今度はどうなるかわかりますか?
└──────v───────────────
,∧_∧
X ノ ハヘ X
|゚ノ;^∀^)
§ )
l二二二二二l シーン
| |
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ) ( ) ( )
小学生じゃないんだから誰も挙手なんてしないよ。
他の先生みたいに端からどんどん当てて
答えさせていけばいいじゃん。
,∧_∧ っ
X ノ ハヘ X っ
|゚ノ;"−")
§ ∩ )
l二二二二二l シーン
| |
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ) ( ) ( )
あぁ、何困ってるんだよ、もう。
354 :
(2/14):2005/05/28(土) 19:33:50 ID:Fa6ySNSm
,∧_∧ っ ┌─────────
X ノ ハヘ X っ | は〜〜い♪
|゚ノ*^∀^) └───v─────
と つ
l二二二二二l
| | ∧_∧
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ('(∀- )
( ) ( ∀) ( ∀) ヽ )
┌─────ヘ─────
| あっ!モララー君!
└───────────
生徒として授業に協力してやったさ。
そりゃ俺の態度は他の先生の授業中とはあからさまに違ってたから
周りには一発で俺が「レモナ先生ファン」だと認定されたよ。
355 :
(3/14):2005/05/28(土) 19:34:37 ID:Fa6ySNSm
まぁ相手が教師なら昔のカウガールちゃんのように
酷い迷惑をかけることもないだろう。
馬鹿な男子生徒が女教師をアイドル視してるってことで
済んでる状態は、俺も行動がしやすい。
┌──────────────────────
|アサピ〜。てっめー、レモナせんせの授業中に
|他の参考書読んでちゃダメだろが。
└─────v─────────────────
ん〜、でも俺理系狙いだし、
国語ないとこ受けるつもりだし…
─────v───────────
∧_∧
∧_∧ (・∀・ )
( ;@∀) ( つ
_(つ/⌒/⌒/ | | |
|\ ⌒' ⌒ \ (_(_)
┌───────────────────────
|アサピー君なら国立狙えんじゃん?
|センター受けなよ、だから現国も真面目に頑張って♪
└─────v──────────────────
調子いいこといいやがって。まぁわかったよ。
レモナ先生ん時は自習しないでやるよ。
─────v─────────────────────────
|ホント馬鹿ねぇ。
|他の授業もソレくらい真面目に
|受ければ〜?
└─────v───────────
∧_∧
∧_∧ (・∀・* )
( @∀) ((S ) ) λ、、λ
_(つ/⌒/⌒/ | | | 彡−^*,,ミ
|\ ⌒' ⌒ \ (_(_) ミ∩~゚~ 彡
とりあえず俺がこのキャラを利用してとった行動は
レモナ先生が授業をしやすい雰囲気作りだったね。
356 :
(4/14):2005/05/28(土) 19:35:13 ID:Fa6ySNSm
先生側も新米で不安な中、こんな風についてきてくれる生徒は
ありがたかった、か便利だったんだろう。
┌───────────────────
|正直言って私の授業ってどう?
|モララー君のクラス以外では
|ちゃんと授業聞いてくれない人もいるし…
└─────v─────────────
∧_∧,
∧_∧ Xヘ ハヾ X
( ・∀・) (∀^; ヽ|
( ) ( §
Y 人 Y 人
(_)`J (_)`J
357 :
(5/14):2005/05/28(土) 19:36:00 ID:Fa6ySNSm
┌──────────────────────────────
|んっとね、まず先生、声小さいよ。
|サボってる奴見つけても、困った顔するだけでビシッと言わないだろ?
|あと黒板書いてる時、ひたすら無口ってのもちょっとね。
|手際もあんましよくないかな。
└─────v────────────────────────
|ひっどーい。でもやっぱりそうなのかな…。
└───v────────────────
∧_∧,
∧_∧ Xヘ ハヾ X
( -∀-) (д^ ヽ|
( ) ( §
Y 人 Y 人
(_)`J (_)`J
先生側もこんな風に俺に頼ってきちゃうとこがあったしね。
俺も彼女を守りながら「一人前の教師にしてやろう」なんて思ってた。
┌───────────────────────
|せめて声だけはもうちょい大きくしようよ。
|それと、たまにはスカートがもっとミニな方がいいな♪
└─────v─────────────────
|ばか〜〜〜〜!!!!
└───v────────
∧_∧,
∧_∧ Xヘ ハヾ X
( *・∀-) (∀^# ヽ|
( ) と §
Y 人 Y 人
(_)`J (_)`J
そりゃ年の差、立場の差の激しいレモナ先生と自分が
恋人同士の関係になれるとは思ってなかったけどさ…
358 :
(6/14):2005/05/28(土) 19:38:17 ID:Fa6ySNSm
先生と俺との間には、他の生徒とはありえない
二人だけの空気もあったんだよね。
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( どひゃー!!レモナ先生、ミニスカート〜〜〜!! )
) 俺の言うこと真に受けちゃったのかバカ!!! (
( つーかカワイイ!カワイ過ぎる〜〜〜〜!!! )
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
o
。 ∧_∧,
ニコ Xヘ ハヾ X
(^∀^*ヽ|
l二二二二二l U U § )))
| | |__)
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ U ヽ_)
∧_∧ ( ) ( ) ( )
Σ( *・∀)
( )
o
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( 教師の分際でそんな色っぽさ出してたら )
) 他の奴らに何言われるかわかんないぞ!? (
( それでも俺へのサービスかよ、う〜幸せ〜〜♪ )
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
先生も俺と噂になっても気にすることはなかった。
冗談まじりのこんなやりとりはあったけど
実際にはやましい部分なんて一つもなかったんだから。
噂に潰れされた中学時代のことを思い出すと
俺は堂々と好きな人を好きといえるのが嬉しかった。
…ホントは学校に恥じるくらい
やましい関係になりたかったけどさ…w
359 :
(7/14):2005/05/28(土) 19:39:07 ID:Fa6ySNSm
…結局そんな関係にはならなかったけどね。
俺は違う意味で先生に深入りした存在になっていた。
┌────────────────
|ねぇ、学年主任のモナー先生って
|生徒の間では変な噂ない?
└─────v──────────
いや?御坊ちゃん校の
モナ大卒のボンボンってくらいかな。
35歳独身、嫁さん募集中w
─────v────────
∧_∧,
∧_∧ Xヘ ハヾ X
( ・∀・) (∀^; ヽ|
( ) ( §
Y 人 Y 人
(_)`J (_)`J
┌──────────────────────
|見た目堅そうだけど、積極的で話し上手だし
|遊んでたりするのかなぁって…。
|音楽のガナー先生も美人だけど
|私がここに来る前に彼女と何かあった話とか
|聞いたことない?
└─────v────────────────
別にそんな噂もなかったけど…
なんでモナー先生が気になるのさ?
───────v────────
∧_∧,
∧_∧ Xヘ ハヾ X
( ・∀・) (∀^; ヽ|
( ) ( §
Y 人 Y 人
(_)`J (_)`J
360 :
(8/14):2005/05/28(土) 19:39:51 ID:Fa6ySNSm
┌──────
| ……。
└──v───
…ひょっとして
つきあいを迫られたとか?
────v───────
年ひと回り違うジャン
∧_∧,
∧_∧ Xヘ ハヾ X
( ;・∀・) (−"; ヽ|
( ) ( §
Y 人 Y 人
(_)`J (_)`J
┌──────────────────────
|モララー君、他の人には絶対内緒よっ!!!
|私、どーしたらいいかわからなくってっ!!
└─────v────────────────
∧_∧,
アヒャ ∧_∧Xヘ ハヾ X
( ;゚ ∀゚(д"; ヽ|
と と §
) ) )(( (
(_)_)(_(_)
正直こんなことまで俺を頼って欲しくなかった。
…けどこの信頼を失いたくもなかった…。
361 :
(9/14):2005/05/28(土) 19:40:34 ID:Fa6ySNSm
2年の3学期にそんなこと打ち明けられちゃって
めちゃくちゃ落ち込んだよ。
┌────────────────────────────
|ホラ、今日のレモナ先生のブラウスの胸元がキュートだったから
|写真撮らせて貰っちゃったよ。これアイドル並みに可愛くない?
└─────v─────────────────────
λ、、λ ∧_∧
彡,,*゚д゚ミ i(・∀・* )
ミU ~゚~ 彡 []と )
┌───ヘ───────────────────────
|信じらんない。よくそんな写真撮らせてなんて頼めるわね。
|レモナ先生もこんな奴に撮らせて危険を感じないのかしら?
└──────────────────────────
でも急に「レモナ先生ファン」をやめられないじゃない。
俺がフラれてしょげてる態度を取れば、
周りに俺と先生の間には
冗談で済まない何かがあったと勘ぐられる。
そうならないために俺は望みのない女性の
薄っぺらなファンキャラを続ける。
それが今の俺が先生にしてあげられること。
俺が卒業するのと同時にレモナ先生は教職を辞める。
モナー先生の嫁さんになることが確定したからだ。
┌─────────────────────
|おぅ、この前の中間かなりよかったみたいだな。
└──────v───────────────
∧_∧ ∧_∧
( ・∀) ('(∀` )
( ) ヽV> )
人 Y Y 人
し(_) (_)`J
コイツにとってはあんな若くて綺麗な女だもん、
かなり必死になったんだろうな。
まだ学校では内緒。知ってるのは俺くらいか。
もちろんモナー先生も、俺がレモナ先生を好きなことを知ってる。
おそらく鈍いレモナ先生よりも
俺の真剣な本心に気づいてる。
┌──────────────────
|その調子で受験も頑張れよ〜〜
└──────v────────────
ハハハハ
+ ポンポン
∧_∧ ∧_∧
+ ( ´∀`) (# ∀ )
(<V> つ( )
Y 人 ) ) )
(_)`J (_)_)
学校でも特別に俺に優しくしやがるんだ。
「可哀想に、オマエなんか恋敵にもなりゃしねーよ(藁」という
余裕全快でな。
覚えてやがれ。オマエにはささやかな
復讐を考えてあるからな。
∧_∧,
∧_∧ ∧_∧ Xヘ ハヾ X どうしたの?
(´∀` ) (・∀・# ) (^∀^ ヽ|
(<V> ) ( ) ( §
Y 人 | | | Y 人
(_)`J (_)_) (_)`J
もちろんあのブス女共のような
下衆な手段を取る気はないが。
…馬鹿みたいだな、俺。 完全に職場恋愛のダミーじゃん。
┌──────────────────
| よ〜、モララー、こんなとこで
| クリスマスのデートのお誘いか?
└──────v────────────
あっもうそんな時期か。
先生クリスマスは俺と過ごそうよー。
────────v────────────
|もう何言ってるの♪
└───v──────
∧_∧,
∧_∧ Xヘ ハヾ X
( ・∀・)') (^∀^ ヽ|
( ノ ( §
| | | | | |
(_)_) (_(_) ∧_∧
(∀ )
こんなに仲がいいのに、彼女は恋愛感情の欠片すら
抱いてくれてないんだぜ。
そりゃ爆発したいよ。だけどレモナ先生の
短かった教師生活の思い出に
俺が曇りをつけたくはないんだ。
それくらい耐えてもいいほど好きなんだよ、レモナ先生。
ギコんとこが羨ましいよ。アレでも相思相愛なんだから。
∧ ∧ λ、、λ プイッ
(;゚Д゚) 彡,,*"−ミ
| つつ ミU ~~゚~彡 ∧_∧
( | ミ 彡 (∀- )
U U U"U ( )
ギコがもっと勇気を出して、ペルがもっと心を開けば
すぐそこに二人の幸せはあるのに
こいつらみててもどかしいんだよ、全く。
− 糸売 −
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
第7話
∧ ∧
(,,゚Д゚) 【 ギコ 】 (1/3)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
368 :
(1/14):2005/05/28(土) 19:45:14 ID:Fa6ySNSm
俺って奴はいつも要領が悪くて貧乏くじをひく。
┌───────────────────
| …わかった。俺がやるよ、部長。
└────────v───────────
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (;-Д) 彡д゚* ,,ミ (д゚;,,) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) / UU ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
やりたくなければモララーやペルみたいに
はっきり断れば済むことなのに、
なりゆきで部長を引き受けてしまった。
369 :
(2/14):2005/05/28(土) 19:45:49 ID:Fa6ySNSm
┌───────────────────────────
|なぁ、まだ決まってないもう一人の副部長
|モララーやってくれよ。俺どうやっていいかわかんねーもん。
└────────v─────────────────
だったら引き受けなきゃ
いいのに。
───────v──────
∧_∧ ∧ ∧
( -∀) (Д゙;,,)
( ) (つO λ、、λ
人 Y ( | 彡゚−゚*,ミ
し(_) (/"U ミ∩~゚~彡
┌───────────────
|そりゃそうなんだけど…。
└──────v────────
∧_∧ ∧ ∧ ハッ
( ・∀・) (;゚Д゚)
( ) (つO λ、、λ
人 Y ( | 彡゚−゚;ミ
し(_) (/"U ミ∩~゚~彡
あの場でペルがあれ以上責められるのを見てられなかったんだ。
370 :
(3/14):2005/05/28(土) 19:46:18 ID:Fa6ySNSm
…でも、俺の気持ちを知らないペルには意味のないおせっかいだったよね。
むしろ、今弱音を吐いてモララーに泣きついてた俺を見て
情けない男だと思ったに違いない。
∧_∧ ∧ ∧
( ・∀・) (,,-Д-)
( ) (つO λ、、λ
人 Y ( | プイッ 彡;"−"ミ
し(_) (/"U ミ∩~゚~彡
371 :
(4/14):2005/05/28(土) 19:46:54 ID:Fa6ySNSm
男ならたいてい心を奪われるであろう容姿。
高嶺の花だとわかってる。
♪
♪
∧ ∧ λ、、λ
(,,゚Д゚) 彡-、-*,,ミ ♪
|U | ミO}{と 彡
だけど真剣に、そして誰よりも美しい音色で
音楽を奏でるペルの姿に俺は魅入ってしまったんだ。
┌──────
| 綺麗…。
└──v───
ポー
∧ ∧ λ、、λ
(*゚Д゚) Σ 彡−゚*,,ミ
|U | ミO}{と 彡
迂闊にもこんな言葉が出てしまった。
372 :
(5/15):2005/05/28(土) 19:48:42 ID:Fa6ySNSm
┌─────────────
|気持ち悪いこと言わないでよっ
└────v─────────
∧ ∧ っ λ、、λ カァァァ
(;゚Д゚) っ 彡;"っ"ミ
と つ ミO}{と 彡
┌───ヘ─────────────
|あ、音だよ、音が綺麗ってこと…
└─────────────────
そ、そうだよね。俺みたいな男に言われたら
気持ち悪いよね…。
この後一ヶ月ほど立ち直れないくらい自己嫌悪になったよ。
いくら俺が好きになっても彼女には相応しい男じゃないんだ。
好きになるだけ無駄な相手なんだよ。
373 :
(6/15):2005/05/28(土) 19:49:19 ID:Fa6ySNSm
ペルに相応しい相手は…やっぱモララーみたいな奴かな。
頭も切れるし、周りに遠慮なくポンポンと自分の好きな行動のできる奴。
ペルとも気があうみたいでさ。
ペルもモララーの前だと地が出せるみたい。
┌─────────────────────────
|で、やっと親も私が音大に行くのを許してくれたんだけど、
|今の実力じゃ、たいしたとこには行けそうにないし。
└───v──────────────────────
λ、、λ ∧_∧ ∧ ∧
彡*- o-ミ (・∀・ ) (゚Д゚,,)
ミ∩~゚~彡 ( ) (つO
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─────────────────────────
|俺はペルの演奏とっても上手だと思うよ。
|それが夢なら叶えるように頑張りなよ。応援してるよ。
└──────────────v───────────
λ、、λ ∧_∧ ∧ ∧
彡*゚ー゚ミ (・∀・ ) (^Д^,,)
ミ∩~゚~彡 ( ) と つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌──ヘ────
|ありがと。
└──────
ペルが自分の進路を語ってくれた時、
俺はこういう気休めのような返答しかできなかったのに、
374 :
(7/15):2005/05/28(土) 19:50:16 ID:Fa6ySNSm
┌────────────────────────────────
|ぶっちゃけ今のペルのレベルじゃさっき言ってた音大は難しいだろうね。
|どうしてもそこにいきたいなら今からでも予備校行って
|専門の教育受けた方がいいよ。それで間に合うかどうかは
|もうペルの今後の努力にかかってるだろうねぇ。
└────────v───────────────────────
やっぱりモララーもそう思う?
今、合格者の多いA校と
家から近いB校で迷ってるんだ。
─────v────────
λ、、λ ∧_∧ ∧ ∧
彡*゚−゚ミ (∀・ ) (Д゚;,,)
ミ∩~゚~彡 ( ) | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
モララーはペルが本当に困ってる部分を
歯に衣着せない言葉で相談に乗ってやってたんだ。
\ /
λ、、λ ∧_∧ ∧ ∧
彡*゚д゚ミ (∀・ ) (;-Д-)
ミ∩~゚~彡 ( ) | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
…しっかり物事を判断して、どんどん先に進む彼ら。
俺みたいなトロくさい奴が入る余地なんかない。
375 :
(8/15):2005/05/28(土) 19:50:49 ID:Fa6ySNSm
けどモララーは俺にとっても大事な友達だ。
トロくて判断の鈍い俺は何度こいつに助けられたか。
┌────────────────────
| 俺のとこも親父がさぁ〜
| 自分が卒業したひろゆき大以外は
| 大学と認めない、絶対受験しろって言ってて
| 昨日も喧嘩しちまったよ。
| 俺に期待しすぎなんだよ。
└───v──────────────
∧_∧ ∧ ∧
( ・∀) (Д-;)
( ). U |
人 Y ( |
し(_) (/"U
┌────ヘ───────
|受けりゃいいじゃん。
└────────────
376 :
(9/15):2005/05/28(土) 19:51:25 ID:Fa6ySNSm
┌────────────────
| ハァ?だって俺が受かるような
| レベルの学校じゃないぞ?
└───v──────────────
∧_∧ ∧ ∧
( ・∀) (Д゚;,,)
( ). U |
人 Y ( |
し(_) (/"U
┌────ヘ────────────────────────
|だから合格しろとは言ってないよ。表面上親父さんの顔を立てて
|素直に受験だけはしとけってこと。実力で落ちれば嫌味言われても
|それ以上期待はされないだろ?その後併願しといた
|本命の方に行かせて欲しいって言えばいいじゃん。
|それまでは無駄なエネルギー使って喧嘩すんなよ。
└─────────────────────────────
ミもフタもない答えだったけど、
親父に正面から反抗して闇雲に喧嘩するしか能のなかった俺には
目からウロコだったよ。
要領のいい奴ってこうやって器用に生きてるんだろうな。
自分にはないモノをたくさん持ってるモララーには
友情だけでなく尊敬の念も抱いてた。
…だから、憧れのペルと尊敬できる友人のモララーが
くっつくなら俺はそれでいい…
┌────────────────
| 今日はだいぶ遅くなっちゃったね。
└─────v────────────────────────
|けど最後は割といい感じに仕上がったから
|よかったかな。
└───v───────────────
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ
( ・∀) (,,-Д-) 彡゚ー゚*,ミ
( ). (つO ミ∩~゚~彡
人 Y ( | ミ 彡
し(_) (/"U (/"U
┌──────────────────────
| あ、レモナ先生も今帰り?
| もう暗くなって危険だから駅までお供するよぅ♥
└──────v───────────────
|モララー君達の駅は
|反対方向でしょ?
└───v────────
∧ ∧ λ、、λ
(,,゚Д゚) 彡*゚ー゚ミ
(つO ミU ~゚~彡
( | ミ 彡 ∧_∧,
(/"U (/"U ∧_∧ Xヘ ハヾ X
( *・∀・)') .(^∀^ ヽ|
ダダッ \\\ ( ノ ( §
…まぁモララーの方はレモナ先生以外眼中にないようだけど。
┌────────────────────────
|…いいんだろうか、教師と生徒があんな会話してて…。
└─────v───────────────────
∧ ∧ λ、、λ
(;^Д^) 彡;゚ー゚ミ 俺は帰り遅くなっても
(つO ミU ~゚~彡 大丈夫だもん♪
( | ミ 彡 \ /
(/"U (/"U
\ そう?じゃあ駅までね♪
家まで送ってもいいよ♪
\ /
そっちの方が危険な気がするから
遠慮しとく♪
\ /
ペルの方は?
┌─────────────
|レモナ先生も残酷よね。
└─────v────────
∧ ∧ λ、、λ
(,, ゚Д) 彡*-д-ミ
(つO ミU ~゚~彡
( | ミ 彡
(/"U (/"U
┌──ヘ────
|どうして?
└───────
┌──────────────────────────
| モララーのことなんか眼中にないくせにトロいフリして
| あぁやって利用してるのよ。教職についていながら
| 計算高く男を利用する嫌な女。
└──────v───────────────────
∧ ∧ λ、、λ
(,, ゚Д) 彡,,*゚−゚ミ
(つO ミU ~゚~彡
( | ミ 彡
(/"U (/"U
トロいフリ…?別に俺はレモナ先生が演技してるように見えないけど
そう思うのはやっぱり俺が鈍いからだろうか?
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( …ヤダ、今の私ってギコの前で凄く嫌な女だったかもしれない…!! )
) 陰口なんて私が嫌ってるあの馬鹿女達と同じじゃない…!! (
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
o
∧ ∧ λ、、λ 。
(,,-Д) 彡,;゚−゚ミ
U | ミU ~゚~彡
( | ミ 彡
(/"U (/"U
それともやっぱりペルはモララーに特別の想いがあるから
そんな風にレモナ先生を見てしまうんだろうか?
モララーがいる時なら大丈夫なのに
二人っきりになると途切れがちになる会話。
ペルは俺と二人だと面白くないんだ、きっと。
┌─────────────────────
| あ、私買うものがあったから
| そこのコンビニ寄ってくね。じゃあまた明日。
└───v─────────────────
∧ ∧ λ、、λ
(;^Д^) 彡゚ヮ゚;,,ミ
U | ミU ~゚~ つ
( | ミ 彡
(/"U (/"U
┌────ヘ───────────────
|そう、それじゃあペルも気をつけてね。
└───────────────────
ペルの方から俺を避けるようにこんな風に言ってくるんじゃ
「待つから一緒に帰ろう」とは言えないじゃないか。
…俺だって好きな女を
送り届ける…なんてやってみたいよ。
∧ ∧
(,, ゙Д)
トボトボ |U |
( |
(/"U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
積極的になれるモララーが羨ましい。
けど俺には彼のような自信も行動力もない。
…やっぱり諦めよう。
∧ ∧ m
(,, -Д) ノ
|U |
( |
(/"U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
これ以上、友人への嫉妬でおかしくなる前に…。
− 糸売 −
もうマンセーとか言っていいの?
言っちゃえよ
みっちゃんGJだよ、みっちゃん。
,∧_∧
∧ ∧ ←単なる同級生─. ∧ ∧ ←気さくな友人─. ∧_∧ ←便利な生徒─ X ノ ハヘ X
(*゚ー゚) ── 好き ──→ (゚Д゚,,) ─尊敬と羨望 → ( ・∀・) ─本気で好き→ |゚ノ ^∀^)
│↑ ↑│
苦嫌 ││
手い ││
↓│ ││
λ、、λ ───‐ 好き ──┘│
彡*゚−゚ミ ←好き(高嶺の花)─┘
関係図はこんな感じ?
なんか、
しぃ主役.………りぼん連載
ペルしぃ主役.…ヤングユー連載
ギコ主役………少年マガジン連載
モララー主役 …ヤングジャンプ連載
って感じ
はっはまんせー
乙!
しかし、もどかしい!
なんかもう、こうなんつーか・・・ああああああああー!
うじうじしてないとさっさと言う!行動しる!
ともじもじしてしまう。
うはー人間関係が絡まりんぐ(棒読み
しかしながらオモスレー。
今回も(*^ー゚)b グッジョブ!!
ギコは裏表ない性格だとは予想してたけど好きな子はそっちがきたかw
続きがますます楽しみになってきた
もう話自体は完成してるらしいからあとは連投規制に負けずにガンガレ!
俺は性格と立場がギコで状況がモラ
ぶっちゃけ泣きそうになった
>>390 お前。・゚・(ノД`)・゚・。
強くイ`!
そしてみっちゃんGJ!
>351
糞しぃガールズはプロローグだけかとかいってみる
しぃ主役.………コロコロコミック連載
ペルしぃ主役.…コミックボンボン連載
ギコ主役………少年ガンガン連載
モララー主役 …漫画エロトピア連載
って感じだな。
そろそおrかな?
いつも楽しみにしてます。今夜もまた貼るのかな?
>>385 >>393 最近の漫画雑誌には疎いんで、感性古いかもしれないがこんな感じか。
@しぃちゃん主役の少女漫画
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ギコ】 ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
なに考えてるかわかんないアイツ。 < キ〜〜!!しぃの奴 >
だけどたまに優しいから < ギコ様と馴れ馴れし過ぎですわっ! >
しぃちゃんはドキドキ♪ < オマエ達、「パキャマラド作戦」で >
< しぃに赤っ恥かかせておやんなさい!! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
【ペルしぃ】
容姿端麗大財閥の育ちのいいお嬢様のはずなのに
庶民ですらやろうとは思わないえげつない手を使って
∧ ∧ 恋敵のしぃちゃんを陥れようと画策する。
∧ ∧ (ヮ^*,,)
(,,゚Д゚) □と | λ、、λ \ ラジャー /
/φ o | ) 彡,,#゚皿゚ミ') ∧ ∧ ∧ ∧
 ̄ ̄ ̄\三\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ミU ~゚~ 彡 (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
【 糞しぃガールズ 】
ペル様の手下。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌───────────────────
|どうしよう、クラリネットのドとレとミとファと
|ソとラとシの音がでない…!!
|パパから貰った大事なクラリネットなのに…。
└────────v───────────
えぇっ!しぃちゃんの出番は
もうすぐだよ!
─────v───────── | ペル様、奴のクラリネットにチョコボール詰めて
【モララー】 | 音が出ないようにしてきました。
しぃちゃんのことを影で慕ってるが └────v───v────────────
果てしなく限りなくいい奴どまり
∧_∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ;・∀・) (゚−゚iii) (*゜ワ゜) (*゜ワ゜) λ、、λ
( つ つ O}{と ) U | U | 彡^ヮ^*ミ
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< オーッホッホッホッホ、しぃの奴 >
< ギコ様の前で醜態を晒せばよろしいのよー! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌─────────────
|俺のクラリネットを使えよ
└─────────v───
\\\| | | | | | | | | | | | | | | | | | ///
三 三
三 これってギコ君と間接キス…!? 三
三 三 キィィィ〜〜〜
///| | | | | | | | | | | | | | | | | | \\\ なんでそうなるの しぃの奴
* 今度こそ覚えてらっしゃい
* * フッ
∧ ∧ ∧ ∧ λ、、λ
* (*゚д゚) (,,゚Д゚) + * 彡>皿<#ミ ∧ ∧ ∧ ∧
/つ つ }{と U と ~゚~~ つ (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Aギコ主役の少年漫画
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌───────────────
|ほらぁ〜ギコ遅いぞ〜
|今日はダッシュして学校いくよ♪
└──────v───────
【しぃ】
委員長もやってるしっかり者で ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
ギコんちの隣に住む幼馴染。 ( う…、しぃの奴 )
制服の冬服でも乳首の形が ) また胸が大きくなってる… (
はっきり透けてるDカップ。 ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
o
ムニュ 。
∧ ∧
(*゚ー∧ ∧
/つ(*゚Д゚)
( | つつ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌─────────────────
|ぶつかってきたのはそっちでしょ、
|あやまりなさいよっ!
└───v─────────────
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
∧ ∧ ( 怒ってるけど )
λ、、λ (Д゚*,,) 。o ) パンツ丸見えだよ… (
彡#"っ゚ミ') | U ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
と,へ~゚~へ | )
と_ノ▽へ_つ U U
【ペルしぃ】
気が強く孤立しがちな美少女転校生。
でも皆の見てないとこだと雨の中の捨て猫に優しくしたりする一面も。
連載2話中に1回くらいはパンチラシーンがある。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌────────────────────────
|女心をつかみたかったらやっぱプレゼントだね。
|ハート型が真ん中から二つにわけられる
|ペアのペンダントの片方なんかあげちゃうと
|女の子はメロメロさ♪
└──────v─────────────────
ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ 【モララー】
なるほど、今度ペルに ) ギコの悪友の二枚目のモテ男で、ギコの恋愛指南役。
あげてみようかな ( だがその恋の駆け引きテクはあまりにもお粗末で
〜〜〜〜〜〜〜〜〜' リアル現代社会で通用する代物でないので注意。
o また、モテ男設定のクセに、なぜかイイ女は全員
。 ギコに夢中でこいつは眼中におかれない。
∧ ∧ ∧_∧ \ キャー モララーくぅん♥ /
(,, ゚Д) (・∀- ) ∧ ∧ ∧ ∧ 【 糞しぃガールズ 】
| U | ( つ (゜ワ゜*) (゜ワ゜*) モララーがモテ男であることを
証明する記号としてだけの存在。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Bモララー主役のエロ漫画
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌────────────────────────────────
|さぁ、モララー君よく見なさい…。ここが何をするところかわかりますか?
└───v────────────────────────────
|えぇと…赤ちゃんが生まれるところ…ですよね?
└───v───────────────────
,∧_∧
X ノ ハヘ X
|゚ノ *"∀) ∧_∧ えぇと、女教師と男子生徒設定、
§ へへ(∀・ ) ストレート過ぎて
と人__人 ヽ / ヽ なんのネタにもならなかったので
|二二二ヽ__)(ノ> ) 解説省略。
| 教 壇 | ( <
┌────ヘ─────────────────────────
|ダメよ、そんな答えじゃ…
|どういう風にすればいいのか先生が今から個人授業してあげます。
└─────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌────────────────────────────────────
|すんません、ティーン向け少女漫画は未知の世界なのでペルネタは思いつかなくて省略。
|
>>390 |そうか…。だったらそんなおまいが勝ち組になる方法はわかってるよな?
|コテをつけるんだ。『○○男』というコテでその想いを赤裸々に2ちゃんにぶちまけるんだ。
|イヤ、それでどうなっても俺は責任持たないけど。
└────v─────────────────────────────────
。 。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊂ヽ ∧∨∧ < さて本筋に戻って第8話。やっとストーリーがちょっと動きはじめます。
と(〓;;'';;つ・∀・)つ \____________________________
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
第8話
∧ ∧
(,,゚Д゚) 【 ギコ 】 (2/3)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
401 :
(1/12):2005/05/29(日) 23:27:00 ID:dF6FgJQT
もうすぐ卒業。その前に受験があるけど
この期に及んで注意力がなくなってきてる。
∧ ∧ ∧_∧
(,-Д-) ( ・∀・)
_(φ O _(φ O
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\
このままペルへの気持ちを秘めたまま
卒業すると思うといたたまれない。
┌──────
| ハァ…。
└──v───
∧ ∧ ∧_∧
(,,゙Д゙) (・∀・ )
_(φ O _(φ O
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\
俺はこうして勇気も甲斐性もないまま
一生を過ごしそうな気がする。
少年漫画は合ってるけど
少女漫画は外れていると思う。
最近の少女はかなり複雑なのがお好みです。
403 :
(2/12):2005/05/29(日) 23:28:59 ID:dF6FgJQT
┌──────────────────
|…授業中にため息なんてついちゃって。
|悩みでもあるの?
└───v───────────────
|そりゃあるよ。いろいろとな。
└───v──────────
∧_∧ ∧ ∧
( ・∀・) (,,゙Д゙)
( ). U |
人 Y ( |
し(_) (/"U
┌─────────────────────
|だったらとっとと解決しちゃえよ。
|一人でウジウジ悩んでてもしかたないだろ。
└───v──────────────────
カチン
∧_∧ ∧ ∧
( ・∀) (゚Д゚#)
( ). U |
人 Y ( |
し(_) (/"U
…気軽に言ってくれるぜ。
俺はオマエみたいに悩みのない人間とは違うんだ。
404 :
(3/12):2005/05/29(日) 23:29:35 ID:dF6FgJQT
かなりカチンときたので、つい言ってやった。
┌────────────────────
|オマエみたいにレモナ先生ファンで
|楽しんでる奴にはわかんない悩みだよ。
└────v───────────────
∧_∧ ∧ ∧
( ・∀・) (#-Д)
( ). U |
人 Y ( |
し(_) (/"U
┌───ヘ─────────────
|色恋関係か。ひょっとしてペルのこと?
└─────────────────
┌─────────────
|なななんだよ、ペルって。
|どっから出てくるんだよ。
└────v────────
っ
∧_∧ ∧ ∧ っ
( -∀) (゚Д゚;)
( ). と つ
人 Y ( |
し(_) (/"U
┌───ヘ─────────────────
| ん〜、ペルのことが好きだったんじゃないの?
└─────────────────────
コイツ…俺の気持ちに気づいてたのか!?
405 :
(4/12):2005/05/29(日) 23:30:07 ID:dF6FgJQT
今までそれを知ってて黙って笑ってたのかよ、畜生!!!
どうせ身の程知らずだろ、似合ってないだろ。
くっそぅ、もうどうにでもなれ。いろいろと我慢の限界だ。
┌──────────────
|…あぁ、そうだよ。悪いか?
└────v─────────
∧_∧ ∧ ∧
( ^∀) (#-Д)
( ). (9 |
| | | ( |
(_)_) (/"U
┌───ヘ──────────
|やっと正直になったなぁ〜。
└──────────────
406 :
(5/12):2005/05/29(日) 23:30:33 ID:dF6FgJQT
な、なんだよ、その拍子抜けする反応は。
┌────────────────────
|ギコのことだから、ひょっとして何もしないで
|ず〜っと隠したままにするのかと思ってた。
└────v─────────────────
∧_∧ ∧ ∧
( -∀) (゚Д゚;)
と つ (9 |
| | |. ( |
(_)_) (/"U
┌───ヘ──────────
|…マジでモロバレだった?
└──────────────
┌────────────────────
|いやぁ、ペル本人は気づいてないと思うよ。
|オマエの気持ち。
└────v─────────────────
∧_∧ ∧ ∧
( ・∀) (゚Д゚;)
(∩ つ と つ
| | | | )
(_)_) U"U
そりゃぁペルは俺なんか眼中にないだろう。
ヤベェ、モララーにはしっかり口止めをしとかないと。
407 :
(6/12):2005/05/29(日) 23:31:06 ID:dF6FgJQT
┌────────────────────
|…お願いだから、ペルには黙っててくれよな。
└─────────v───────────
∧_∧ ∧ ∧
( ・Д) ("Д";)
( ) と つ
| | | | )
(_)_) U"U
┌────ヘ─────────────
|なんで?言ってやればペル喜ぶのに。
└─────────────────
┌─────
| …へ?
└──v───
∧_∧ ∧ ∧
( ・Д) (゚Д゚;)
( ) U U |
| | | | )
(_)_) U"U
┌────ヘ─────────────
|オマエもマジで気づかねぇの?
|アイツたぶんオマエに気があるよ。
└─────────────────
408 :
(7/12):2005/05/29(日) 23:32:26 ID:dF6FgJQT
ちょっと待って、頭がパニック。
どうしてモララーはこんなこと言うんだ?
根拠がわからねぇ。
┌───────────────
|うっそだぁ、ペルが好きなのは
|オマエだろ〜〜〜〜!?
└─────v─────────
∧_∧ ∧ ∧
( ;・∀) ("Д";)
( ) と つ
| | | | )
(_)_) U"U
┌────ヘ─────────────────
|オマエ何見てんだ?それは絶対ありえないだろ。
└───────────────────────
┌───────────────────
|だってオマエの方がペルと仲いいし…。
└──────v────────────
∧_∧ ∧ ∧
( ;・Д) (゙Д゙;)
( ) Oと |
| | | | )
(_)_) U"U
┌────ヘ────────────────
|マジで言ってる?ホントに今までそんな風に
|俺達のこと見てたのかよ…。
└────────────────────
だけど、モララーが本気でショックを受けてるのがわかった。
そりゃそうだよな。今の俺の告白は、
つまりモララーのことをずっと長い間
ウジウジと恋敵として見ていたということだから。
409 :
(8/12):2005/05/29(日) 23:33:23 ID:dF6FgJQT
┌──────────────────────────
|…俺は冗談でも何でもなく、レモナ先生が好きなんだよ。
|本気だよ。疑うんなら今後俺はペルと口聞かなくてもいいよ。
└────v──────────────────────
|ごめん…勝手なこと言って。
|そんな風にしてくれなくていいから、ごめんな。
└──v─────────────────
∧_∧ ∧ ∧
( =Д=) (゚Д゚;)
( ) U U |
) ) ) | )
(_)_) U"U
うーん、話がちょっと食い違ってるけど…。
確かにペルがモララーを好きだとしてもそれはモララーの責任じゃない。
考えてみれば、普段あれだけ合理的で冷静な判断力のあるモララーが
レモナ先生の件だけは無謀に突っ走ってる感じがある。
…これはひょっとして、冗談じゃなく本気で先生に惚れてるのかもしれない。
410 :
(9/12):2005/05/29(日) 23:33:47 ID:dF6FgJQT
だとしたら、俺と同じく片思いに悩む友人なのに
ゴメンな。自分だけが苦しいみたいな言い方して。
┌──────────────────────────
|…俺、彼女のこと考え過ぎてどうかしてたんだよ。
|勉強も手につかないし、周りにも疑い深くなっちまってるし…。
|ハハ…ダメだよな。こんなんじゃ告っても相手が迷惑だって。
└─────v─────────────────────
∧_∧ ∧ ∧
(=Д= ) (Д-;)
( ) と U |
| | | | )
(_(_) U"U
モララーは大事な友人だ。
恋愛と天秤にかけることのできない友情を感じてる相手だ。
嫌だよ、こんなとこで女絡みで友情を壊したくない。
┌────────────────────
|…そんなことないよ。ペルは喜ぶと思う。
└────v─────────────────
∧_∧ ∧ ∧
( -∀-) (Д゚;,,)
( ) U U |
| | | | )
(_(_) U"U
…このマジモードの中でモララーはまだそんな風に言う。
俺が告ればペルが喜ぶって?まさか。
┌──────────────
| …最後に頑張ってみない?
└────v─────────
ニコ
∧_∧ ∧ ∧
( ・∀・) (Д゚ ,,)
( ) | U |
| | | | )
(_(_) U"U
…モララーは自分の恋に望みがないから
俺をけしかけてるのかもしれないな…。
でもこれが俺とモララーの違い。
片想いでも好きな女を堂々と送っていけるモララーと
何もできずに好きな女が一人帰るのを見送る俺。
∧ ∧ λ、、λ
(,,゚Д゚) 彡*゚ー゚ミ
(つO ミU ~゚~彡
( | ミ 彡 ∧_∧,
(/"U (/"U ∧_∧ Xヘ ハヾ X
( *・∀・)') .(^∀^ ヽ|
( ノ ( §
…どうする、俺。モララーに嫉妬してたのも本当だけど、
アイツに憧れて、アイツみたいになりたかったんだろ?
…ダメで元々だ。せめてペルの音大受験の邪魔にならないように
∧ ∧ ∧_∧
(,-Д-) ( ・∀・)
_(φ O _(φ O
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\
皆の進路が決まった時、俺は行動してみよう。
そう決意してからの勉強は前よりははかどった。
− 糸売 −
今日は一つだけかぁ。でもとても良かったよ!GJ!
ツンデレ風味
>ギコんちの隣に住む幼馴染。
な ぜ そ れ を 早 く 言 わ な い ! ! ?
今日も乙!
>>416 それは少年漫画風の中の設定では・・・?
ハイパー週刊誌ネタ設定は面白かったwww
が、そういうネタを言ったのではなく、それぞれの視点のみで他の人物の気持ちを語らせずにストーリーを追っていけば
それぞれのマンガ誌の雰囲気だなぁー。って事だったのではと俺はオモタ。
が、一部ギャラリー(
>>416)に誤解が生じている模様。
アレは
>>385>>393に対するレスであり、ネタなのであしからず。
ひろゆき大ワロタ
Cペルしぃ主役のティーン向け少女漫画
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【しぃ】
何事にも前向き、一生懸命なクラスのマスコット的天然ちゃん
ギコとは一応彼氏彼女の仲として周りから公認されているが、
しぃ本人は自分が本当にギコに恋しているのかわからず悩んでいる
ペルしぃ、モララーとも普通に仲良しで、ギコと四人で一緒に遊びに行ったりもする
┌──────────────
|あう〜、また失敗しちゃった〜
└──v─────────────
│しょうがないなあ、後で俺がなんとかしといてやるよ
└──v───────────────────
∧ ∧ ∧ ∧ 【ギコ】
(iii゙−゙) (Д^ ,,) 失敗の多いしぃをさりげなく毎回フォローするいいヤツ
/ UU | U| 死んでしまった妹に似ているしぃのことをいつも気にかけてしまうが
心の中では本当はペルしぃに惹かれている
周りからしぃを彼女として見られてしまうことに戸惑いを感じつつも
しぃに冷たくしたり離れたりすることができずにいる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,∧_∧
X ノ ハヘ X
/ ソ ^ー^)
§::::::::::::::つ]
!!/:::::::::::::ヽ |レモナ先生は今日も喪服なのか…
(/∪ └─O──────────────
o
∧_∧ λ、、λ
(∀・ )彡゚- ゚*ミ
( )ミU ~゚~彡
【モララー】
ペルしぃの現彼氏
ペルと付き合いつつも、若くして夫を亡くし健気に生きるレモナ先生を
心の片隅で愛し始めてしまっている自分に気が付き始める
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>>399 ティーン向けは、普通の少女漫画と比べてより複雑な三角関係と各キャラの過去のトラウマがポインツ(*^ー゚)b
みっちゃんの今のストーリーは
どれかといえばティーン向け少女漫画だな。
ティーンを2回続けて言うと・・・
ティーンてぃ(略
ティーン蜜
脳汁でまくり
毎日楽しみにしてるんだから毎晩貼れよコノヤロー
>>426 まあもちつけ、俺もさっきからスレッドダウンロードしまくって待ってるんだ。
それはそうと最終話がしぃってのがちと怖いな。
でもみっちゃん的ドロドロの展開が見たい・・・
アウウ
∧ ∧ ド
(゚0u*ι ロ
υ。i゚゜。 ド
⊂~。υ `う ロ
~"`ヽι`⊃
°゙
┌──────────────────────────────────────────
|あぅぅ、「ツンデレ」にしても今時の少女漫画にしても俺には知らなかったことが多すぎる。
|
>>421 |よっし、今日からこのストーリーにマンセーする奴はティーンエイジャー女子と見なす。
|どんなに下品な言葉を吐いていても、少女漫画を小脇に抱えるお下げの眼鏡っ子
|(眼鏡を取ったら美形)の処女がうつむいて顔真っ赤にして膝を震わせながら発言してると見なす。
|
|
>>425 |この脳汁を垂れ流す乙女は、たぶん普段は女子高でお姉様と慕われてる
|小麦色の肌のスポーツ大好き長身乙女。それが今は皆が知ってる健康的な姿とは違って
|2ちゃんねるを渡り歩きながら脳汁でまくり。そんな感じだよな?
└────v─────────────────────────────────────
。 。
⊂ヽ ∧∨∧
と(〓;;'';;つ・∀・)つ
┌───ヘ──────────────────────────────────────
|しっかしそう言われて読み返すとこれからしばらくの展開は、複雑な三角関係に見えないこともない。
|流れ自体は今ネタバレしてるとこだけでも、しぃがギコにバレンタインにチョコ渡そうと考えてて、
|ギコはペルに告る決意をしちゃってますからね。
|そして今から貼る第9話もなんとなく誤解を招きそうですww
|
|
>>426 |くそっこの好きな人の前じゃつい悪態ついちゃうけど毎晩鳴らない携帯の前でため息ついてる
|ツンデレ娘が。
|
>>427 |あぁ、こんなレスに時間をかけてたら今度はナイフが似合う「俺女」のゴスロリ娘が…
| …ってキリがねぇっっ!!貼る!!
└──────────────────────────────────────────
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
第9話
λ、、λ
彡*゚−゚ミ 【 ペルしぃ 】 (3/5)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
430 :
(1/9):2005/05/30(月) 23:43:19 ID:icX5rEGo
モララーは話しやすい。そしてギコの親友。
だから誰ともつるまない私だったのに、
3年になった時は3人でいることが多くなってしまった。
┌──────────────────
|最終的にどこ受けることにしたの?
|経済か商学部って言ってたわよね。
└─────────v─────────
うん、そんな感じだけど
若干追加あり。でも秘密〜〜♪
────────v───────
∧ ∧ ∧_∧ λ、、λ
(,,゚Д゚) ( ・∀・) 彡ー゚*,,ミ
_ U | _( ) ミ~゚~ U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
431 :
(2/9):2005/05/30(月) 23:44:26 ID:icX5rEGo
そりゃ馬鹿女達が私とモララーを噂にしようとしたわよ。
けどモララーは屈しない。第一レモナ先生一筋だもんね。
それどころか私の気持ちの一番の理解者。
┌───────────────────────
|それより、ギコが授業中もボ〜ッとしてんだよね。
|どうしたのかな?
└───────────v─────────────────
|え?ギコ体の具合でも悪いの?
└────v──────────
∧ ∧ ∧_∧ λ、、λ
(;゚Д゚) (・∀・ ) 彡д゚*,,ミ
_ U | _( ) ミ~゚~ U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
私の気持ちが見透かされたと思った時
絶対からかわれると思ったんだ。
432 :
(3/9):2005/05/30(月) 23:45:02 ID:icX5rEGo
だけど彼は黙って私を応援してくれた。
ギコといる時に、ワザと私を誘ってくれる。
3人でいる時、口下手なギコと私の会話になるように
流れを持っていってくれる。
┌───────────────────────
|単なる寝不足だよ。昨日はちょっと夜更かししちゃって。
└────v──────────────────────────
|そう、でも無理しちゃダメよ。
|今の時期体壊したら大変だもん。
└────v──────────
∧ ∧ ∧_∧ λ、、λ
(,;^Д) ( -∀- ) 彡ー゚*,,ミ
_ U | _( ) ミ~゚~ U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
嬉しかったな。男と女の友情って成立しないと思ってたから。
ただでさえ男子には変な風に見られることが多かったから
恋愛感情一切抜きでモララーと友達になれたのはホントによかった。
┌──────────────────────────────
|勉強とは限らないぞ。えっちなビデオを見てたのかもしれない。
└─────────────v─────────────────
ば、ばか、ちがうよ
あqwせdrftg
─────v────
ニヤニヤ
∧ ∧ っ ∧_∧ λ、、λ
Σ (iii゚Д゚) っ (・∀・ ) 彡д~iii,,ミ
_と つ _( ) ミ~゚~ U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
意地悪でどうしようもない面もあったけどねぇ…。
433 :
(4/9):2005/05/30(月) 23:45:36 ID:icX5rEGo
でもモララーがお膳立てしてくれても
二人っきりになると緊張してしまう。
∧ ∧ λ、、λ
(,, ゚Д) 彡,,;゚−゚ミ
(つO ミU ~゚~彡
( | ミ 彡
(/"U (/"U
多々あるチャンスを全部自分からフイにした。
┌─────────────────────
| あ、私買うものがあったから
| そこのコンビニ寄ってくね。じゃあまた明日。
└───v─────────────────
∧ ∧ λ、、λ
(;^Д^) 彡゚ヮ゚;,,ミ
U | ミU ~゚~ つ
( | ミ 彡
(/"U (/"U
┌────ヘ───────────────
|そう、それじゃあペルも気をつけてね。
└───────────────────
434 :
(5/9):2005/05/30(月) 23:46:29 ID:icX5rEGo
性格の捻くれたどうしようもない女よね。
┌────────────────────
|ギコー、ちょっといい?
|ちょうどいいからペルもモララーも聞いてね。
└──────v──────────────
なに?
─────v────
∧ ∧ ∧_∧ λ、、λ
(,,゚Д゚) ( ・∀・ ) 彡゚−゚*ミ
_U | _( ) ミ~゚~~U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
∧ ∧
(ヮ゚* ,,)
| U |
また人に媚びた笑顔でしぃがやってきた。
┌──────────────────────────
|あのね、クリスマスに部活の3年のちょっと内輪で
|パーティーしようかって話があるの。皆もどうかな?
└──────v────────────────────
∧ ∧ ∧_∧ λ、、λ
(,,゚Д゚) ( ・∀・ ) 彡 − *ミ
_U | _( ) ミ~゚~~U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
∧ ∧
(ヮ^* ,,)
| U |
「皆」?どうせアナタは私やモララーを誘ってないでしょ。
最初っからギコ一人狙いのクセして
アナタのくだらない提案に皆を付き合わせる気なの?
435 :
(6/9):2005/05/30(月) 23:47:14 ID:icX5rEGo
┌──────
| 俺無理。
└──v───┌──────
| 私も
└──v───
∧ ∧ ∧_∧ λ、、λ
(,, ゚Д) ( -∀- ) 彡^ー^#ミ
_U | _( ) ミ~゚~~U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
∧ ∧
(,,*゚−)
| U |
即答してやったわ。モララーもGJ。
部員全員がアナタの言いなりになると思ってるんじゃないわよ。
┌────────────────────────────
|そっか、しぃは推薦で大学もう決まってるんだもんな。
|ちょっと冬期講習の時期と重なってるからなんともいえないよ…。
└───v────────────────────────
∧ ∧ ∧_∧ λ、、λ
(,,゙Д゙) ( -∀- ) 彡゚−゚*,,ミ
_U | _( ) ミ~゚~~U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
∧ ∧ っ
(ヮ^;,,) っ
| つ
┌──ヘ─────────────────
|別に無理しなくていいのよ、
|ゴメンネ、そっちはまだ忙しいのに変な話して。
└───────────────────
…そしてギコは丁寧に断った。本当に元気ないわ。
睡眠不足なだけじゃなく、悩みでもあるみたい…。
436 :
(7/9):2005/05/30(月) 23:47:54 ID:icX5rEGo
それでもしぃの誘いを断ってくれたのは嬉しかった。
なのに、どうして思い出した風に
┌────────────────
|…今、3人とも断っちゃって、
|しぃちゃん気を悪くしたかな?
└────v────────────────────────
|だって俺達はアイツと違って
|まだ受験前だぜ。しかたねーだろ。
└────v─────────────
あ
∧ ∧ ∧_∧ λ、、λ
(;゚Д゚) (・∀・ ) 彡−゚;,,ミ
_ U | _( ) ミ~゚~ U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
あんな女のことを気遣うの?
437 :
(8/9):2005/05/30(月) 23:49:02 ID:icX5rEGo
┌──────────────────────────────
|…いや、それにしても随分そっけなく断っちゃったかなと思って。
|ちょっともっかい謝ってくるわ。
└────v────────────────────────
| ほっときゃいいだろ。
└────v──────
∧ ∧ ∧_∧ λ、、λ
(゚Д゚;) (・Д・ ) 彡−゚;,,ミ
と_つ _( ) ミ~゚~ U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
しぃにそっけなくして「いい気味」と嘲笑ってた私と
あんな子にも思いやりを欠かさないギコは人種が違いすぎる。
∧_∧ λ、、λ
( ・∀・) 彡−"*,,ミ
_ _( ) ミ~゚~ U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
438 :
(9/9):2005/05/30(月) 23:50:12 ID:icX5rEGo
┌─────────
| チョコでも食う?
└────v─────────────────
|何、学校にお菓子持ってきてるのよ。
└─────v──────────
∧_∧ λ、、λ っ
( -∀-) 彡ヮ"*,,ミ っ
_ _( つロ と ~゚~ U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
…誰にでも優しい眩しい人を 好きになったからいけない。
− 糸売 −
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
┌─────────────────────────
|
>>426-427 |なんだよ、あんなに待ち望んでたおまいらのことだから
|すぐに駆けつけてくれると信じてたのに。
|もうネット内女なんて誰も信じない。
└──────v───────────────────
。。
〃〃∩ _, ,_
⊂〓( つД´)
`ヽ_ ノ ⊂ノ
ジタバタ
許可が出たら、マンセーします。
>>439 俺がいるジャマイカ!!!
グッジョブ…
マンセーマンセーマンセー
もうさいこー
>>439 すまんこすまんこ。
本当楽しみにしてたけど次のが来るかなと思ってしばらく待ってたんだ。
とにかくグッジョブ
もういっこ!もういっこ!
マッンセッ!!マッンセッ!!
アンコール!!アンコール!!!
今のみっちゃんの状況がツンツンデレデレだな。
>>439 だって、あ〜たの場合、いつ終わりなのか分かり辛いんだもの。
みっちゃんならもう一個くれると信じてる!
この作品は作り置きを貼ってるの?それとも一日でこれだけ書き上げてる?
みっちゃんのストーリーは蜂蜜だからドロドロネバネバ。
今回もキテタ!GJ!
初めはギコとしぃがくっつくのかなと思ってたけど
話が進むにつれてペルとギコを応援したくなってくる。
もしかしてここらでお得意のキャラを奈落に突き落とすパターンになって
ギャラリーを落胆させようというみっちゃんの術中にはまってるのか!?(;゚Д゚)Σ
それはそうとこうやって小出しにされると逆にありがたいね。
大作ドカっと貼って以後長期放置の蜂スレより活気があって(・∀・)イイ!!
だとしても俺達はギコとペルを応援してるともサ!
なあ?
>>428の誤解発言を見ると、
これから大どんでん返しが待っているんだろうか?
俺達、いや私たち眼鏡っ子腐女子はみーんな
みっちゃんの手の平で転がされてるのねん!
___ 。 。
(´ー ― `====ニニニニニニ)∨∧
ヾ ,/ ̄ ('(ー゚* )/⊃ ))
. | | ⊂;'''''';;
|!| (〓〓>
|i| ヽ)ヽ) ))
⊂ニニニニニニニニニ⊃
) |i| O (
/ |!| o \
|. ___|_|_______ |
|_|.H o n e y. 。 。 ..|_|
| |/\/\゚∧∨∧. | |
| || | (・∀・ ).| |
| |\/\/と;''''''''';つ| |
| |. | | (〓〓〓)| |
|.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>305 みっちゃ〜ん、かなーり安易だけど蜂関連AA書いてみたよ。
でも、
>>341でカクイイ蜂AAが出てるから、無理に使わなくてもいいからね。
↓それに、これってラベルの裏はこうなってそうだし。
|. ________..|
|_|名称:蜂蜜. |_|
| |原料:蜂蜜、毒 .| |
| |注意:容量用法を..| |
| |守り、自己責任の | |
| |上でお食べ下さい!| |
|.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>455はラベルにみっちゃん印が描いてあるだけで、
決して蜂蜜でみっちゃん漬けを作ってるんじゃないよな。
いやでも原料が蜂蜜と毒だし・・・いやいやまさか・・・
。 。
∧∨∧
⊂ヽ( ・∀・)
;'';;;;;;;;つ
(( ⌒l
⊂ニニニニ(__)
) |i| O(
/ |!| o \
| ___|_.|______.: |
| | HONEY | |
| |\ | |
| | |::::: 。 。 | |
| |/\::∨∧| |
| || |∀・ | |
|. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
。 。
∧∨∧ うぉぇぇええっぷ
(ill ・Д・)
;;''つ !i;l 。゚・
と 〓)i:;l| 。゚
⊂ニニニニ⊃
) |i| O(
/ |!| o \
| ___|_.|______.: |
| | プロポリス | |
| |\ | |
| | |::::: 。 。 | |
| |/\::∨∧| |
| || |∀・ | |
|. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
蜂ってすごいね!
\\ \、 丶
、 \、
\
::゙::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
⊂ニニニニ⊃ ::: この想い 届け!:::
) |i| O( 、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、
/ |!| o \ \ 。 \ \
| ___|_.|______.: | ゙ . \ \
| | HONEY | | \、
| |\ | | ゚ 。
| | |::::: 。 。 | | 、 /|
| |/\::∨∧| | o (д">
| || |∀・ | | 、 。 ノノ / \
|. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | \ <\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
春の心地よい陽気も、次第に夏の強い日差しに変わってきた今日この頃
D8/honey2様は如何お過しでしょうか、久しぶりにスレッドを見させて頂いたのですが
登場人物の心情を余す所なく表現した素晴らしい作品に私の目は熱い涙で溢れてしまいました
いつになってもこの素晴らしいAA作品を書き上げるD8/honey2様は本当に凄い人なんだなぁと
ただただ感心するばかりです。
さてさてこれから本題に入るわけですが
一枚絵が出来たからあげる!そんだけ!!バイバイ!!!じゃね!!!!
/ ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ /
\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\
/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/
。 。 。 。
∨ ∨
( ・∀・) (‘∀‘ )
( 〓 っと 〓)
(,(/ ヽ),) |ヽ 。 。 ,ヘ
|,l:ヾ∨/(::l
/ ,_ ヾ
。 ,。 l f;;,i' ,,,, ‐- l
∧∨∧ ⊂⊃ ヽ ー */
⊂ヽ( ・∀・) /⌒\ _ γ⌒ヽ く
,;''''''つ''';;つ、 <)二<>二(> r´ `ヾ^つ Y `ヽ
(〓〓〓) (蜜). | | l _,ハ ),)'"'´゙゙' ;, l, '"' ;;,.ノ
(,,ノ(,ノ´ヽ、 | | γ'´l ヽ ´:; " ゙;;
. / し(ノ \ | | /,し l l ミ; ,.. :;
(ノ(ノ(ノハ(ノ(ソヾ( ・∀- )/(,(ノ l .l `";;..,,,; ;''゙ヾ;,,,,,:゙゙
(ノソ(/(/(/_,,( 二と二二 ),(ノ(ノl l / l l
(/,, -'´ ̄´/.:.:.:/.:/.:.: , - ⌒ヽヽ_ノ / l l
/.:.:/.:.:.:/.:/.:.:.:.:/.:.:.:/.:.:.:/ `ヽ、 / l l
/.:.:.:.:.l.:.:.:.:l.:.:l.:.:.:.:.:l.:.:.:.:l.γ `ヽ、 | l 。 。
<.:.:.:.:.l.:.:.:.:l.:.:l.:.:.:.:.:l.:.:.:.:l.:.l \ l l ∧∨∧
ヽ.:.:.:.l.:.:.:.:l.:.:l.:.:.:.:.:l.:.:.:.:l.:ヽ \ l l _ (゙(´∀` )´)
`ヽヽ.:.:.:ヽ.:.ヽ.:.:ヽγ´ `ヽ γ´ ̄  ̄`ヽ ヽ, l lヘ ヽミ''v'''''ミノ
ヽ`ヽ.:`ヽ.:.\.:l \ / l(_,、,_,人,) (〓〓〓>
` ̄`ー─ - ヾ、 ヽ/ l U U´
ヽ_ , ‐´ ノ
/⌒ヽγ⌒ー― ‐ '´ ̄´ /
/ / __,/ヽ
/ / ___ , -ー─ ─ ─ーー '´ l
(,ノ ,r ´ー―- , ,__ /
(ノ / ` ̄ ̄ ̄`' ー────'´
/ (ノ, /
(ノ(_l
/ ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ /
\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\
/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/ ̄\_/
みっちゃん!今晩も待ってるぜ!
いや、間違えた。蜂蜜さぁん…今夜もベッドの上で寝そべって待ってるからねぇ…
なつはったまっしいっだっていえーろぅーばーいばーいいぇー
>>439 ごめんよ。その時間もう眠かったんだ
お詫びに俺の愛を受け取ってくれ
。 。
∨∧ /;i ))
(ヮ゚* )/;;ノ _,,,_
ι;'''''';; _,.;::-''" ))
( 愛 ) (〓〓)
(/(/
もう・・・・まてない!!ウッ・・・・・・
∧。。
/´。 `´-、
⊂ヽ{ 々 ゚/´
;'''''つ( 愛 ) モグモグ
(〓〓∪
∪^∪
あ゛ーーーーー
俺の愛がわけのわからん香具師に食われた!!
不快だ!最悪だ!きょーはもう寝る!
早く貼らないときんたま潰す
┌─────────────────────────────
|あかんっ。イパーイAAやレスを貰ってるのに
|もう今日はレス返しする余裕ないほどおネムさんっす。
|まだ風呂にも入ってねぇけど第10話ー。
|
|毎晩っつーのも俺がしんどいな。明日はおやすみします。
└──────v───────────────────────
。 。
⊂ヽ ∧∨∧
と(〓;;'';;つ~∀~)つ
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
第10話
∧_∧
( ・∀・) 【 モララー 】 (3/5)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
471 :
(1/13):2005/06/01(水) 00:42:25 ID:of31i0+M
ペルにはつい感情移入してしまう。
∧_∧ λ、、λ
( -∀-) 彡−"*,,ミ
_ _( ) ミ~゚~ U彡
|\  ̄ ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ 彡
ギコみたいに思わず守ってあげたくなるような
純朴さを醸し出す奴に惹かれてしまう彼女と
レモナ先生を好きになる俺の想いは似てる気がするんだ。
472 :
(2/13):2005/06/01(水) 00:43:02 ID:of31i0+M
いつまでも気づいてやらないギコには
こっちがイライラしたよ。
それどころかアイツは
┌───────────────────
|だってオマエの方がペルと仲いいし…。
└──────v────────────
∧_∧ ∧ ∧
( ;・Д) (゙Д゙;)
( ) Oと |
| | | | )
(_)_) U"U
┌────ヘ────────────────
|マジで言ってる?ホントに今までそんな風に
|俺達のこと見てたのかよ…。
└────────────────────
今の今までとんでもない勘違いで俺達を見てたようだ。
473 :
(3/13):2005/06/01(水) 00:43:54 ID:of31i0+M
ハァ…仲良さそうに話すってだけで
即それを恋愛感情と結びつけて
勘違いする奴はブス女だけじゃなかったか…。
ギコと二人の時だってさ、俺があれだけマジメに
レモナ先生を好きだと言っていたから
ギコだけはそれが俺の本心だとわかってくれてると思ってたのに。
┌──────────────────────────
|…俺、彼女のこと考え過ぎてどうかしてたんだよ。
|勉強も手につかないし、周りにも疑い深くなっちまってるし…。
|ハハ…ダメだよな。こんなんじゃ告っても相手が迷惑だって。
└─────v─────────────────────
∧_∧ ∧ ∧
(=Д= ) (Д-;)
( ) と U |
| | | | )
(_(_) U"U
俺がオマエに抱いてた友情や信頼も、オマエの方は全部疑ってたんだな。
口では取り繕ってるけど、よくわかったよ。
オマエも恋愛が絡むと醜くなる人間だって。
474 :
(4/13):2005/06/01(水) 00:44:29 ID:of31i0+M
だけどペルのことは幸せにしてやれよ。
ペルはそんなオマエのことが好きなんだぞ。
プライドの高いペルから告白するなんてありえない。
だからオマエが何とかしてやれよ。
┌──────────────
| …最後に頑張ってみない?
└────v─────────
ニコ
∧_∧ ∧ ∧
( ・∀・) (Д゚ ,,)
( ) | U |
| | | | )
(_(_) U"U
あぁ、ペルのことだから意地張ってオマエを振るかもしれないな。
だがもう、そんなこと俺の知ったこっちゃない。
オマエが傷つこうがペルに気持ちを伝えてくれりゃ俺は満足だ。
475 :
(5/13):2005/06/01(水) 00:45:04 ID:of31i0+M
今までさんざんとぼけた顔して
ペルのこと生殺しにしやがって…。
┌────────
| せんせー♪
└──v─────────────────────
| モララー君は結局最終的に
| どこ受けることにしたの?
└──v───────────────
_____
| |
| ∧_∧ |
|( ・∀・/)
|( ノ ∧_∧,
| | | | Xヘ ハヾ X
|(_)_) (∀^ ヽ|
( §
 ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄
┌────────
| 秘密〜〜。
└────v────────────────────
|なによ〜〜、教師にまで隠すの?
└────v────────────
∧_∧,
∧_∧ Xヘ ハヾ X
( -∀-) (∀^ ヽ|
( ) と §
 ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄
476 :
(6/13):2005/06/01(水) 00:45:52 ID:of31i0+M
┌────────────────────────
| センセは担任じゃないから言う義理ないモン。
| 気になるなら担任のショボーン先生に聞いてみなよ。
└────v────────────────────
|あ〜、さては言うのが恥ずかしいくらい
|難しいトコ受けるんでしょ。
|いいわ。受かるまで秘密ってことで。
└────v────────────
∧_∧,
∧_∧ Xヘ ハヾ X
( ・∀・) (∀^ ヽ|
( ) と §
 ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─────────────────
| …あ、見たことないペンダントだ。
| ひょっとしてモナー先生から?
└────v────────────────────────
|ウン。まだ学校に婚約指輪はしてこれないでしょ。
|だからコレはクリスマスプレゼントなの。
└────v─────────────────
∧_∧,
∧_∧ Xヘ ハヾ X
( ・∀) (ー^* ヽ|
( つ と §
 ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄
477 :
(7/13):2005/06/01(水) 00:46:49 ID:of31i0+M
…ノロケやがって。
その暖かそうな肌に纏わりつくチェーンと
胸元に光る宝石にまで嫉妬してしまう。
そんなモン引き千切ってゴミ箱に捨ててやりてーよ。
┌─────────────────────
|なんだ、モララー職員室に来てたのか。
└────v───────────────
_____
| |
| ∧_∧ |
|( ´∀`) |
|( <V>つ ∧_∧,
| | | | ∧_∧ Xヘ ハヾ X
|(_)_) (∀・ ) (∀^ ヽ|
( ) ( §
 ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄
まったくこんな中年男のどこがいいっていうんだ。
資産家の息子だったからか?
えーい、もう腹の立つ。
478 :
(8/13):2005/06/01(水) 00:53:45 ID:of31i0+M
┌─────────────────────
|受験もうすぐだねー。大変だけど頑張れよ。
|そうだ、合格したらウチに招待するよ。
|一緒に鍋でも食べよう。他の生徒には内緒な♪
└──v───────────────────
| そりゃどうも。
└───v────
∧_∧,
∧_∧ ∧_∧ Xヘ ハヾ X
( ´ー) (-∀- ) (^∀^ ヽ|
(∩<V>) ( ) ( §
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄
アフォか。てめぇらのイチャイチャしてるとこを見ながら
鍋食って旨いわけないだろ。
479 :
(9/13):2005/06/01(水) 00:54:31 ID:of31i0+M
…レモナ先生の中では俺は「かわいい(?)生徒」止まりで終わるんだよな。
…空しいけどとうの前に覚悟したことだ。
∧_∧
(-∀- )
φ と )
 ̄ ̄/三/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
だがモナー先生、覚えてろよ。
レモナ先生にも迷惑かけない正攻法で
貴様だけに与える復讐は準備中。
もう俺の恋は終わった。
あとはペルだ。せめてアイツには幸せになって欲しい。
┌─────────────────
|そうだよ、勇気だしなよ、しぃちゃん♪
└──)ノ───────────────
|最後だもんね。ファイト♪
└──)ノ───────────
___
| ∧_∧
| (∀・ )
| ( )
| Y 人
| (_)`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( なんだ…? )
ヽ〜〜〜〜〜〜〜'
o ┌─────────────────
。 |そういやギコ、アーモンドチョコ
|よく食べてるよね。
└────v────────────
|そうだよ、しぃちゃん
|チョコはアーモンド入りにすれば?
└──v───────────
| ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
∧_∧| (*゜ワ゜) (*゜ワ゜) (ー゙*,,)
( ・Д) |つ つ |つ つ |∩ |
( ) ( | ( |. | )
| | | | U"U U"U U U
┌─────────ヘ────
| 喜んでくれるかなぁ…。
└─────────────
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( 違うっ ギコの好きなのはマカダミアナッツチョコだっ! )
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
o
。
| ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
∧_∧| (*゜ワ゜) (*゜ワ゜) (ー゙*,,)
( iii・Д) |つ つ |つ つ |∩ |
( ) ( | ( |. | )
| | | | U"U U"U U U
なんてツッコミはどうでもいいとして、
なんだよ、しぃがギコにバレンタインに告る計画かぁ〜!?
しかも何であの馬鹿共に相談してるんだよ。
てめぇも徒党を組んでギコやペルを追い詰める気か!?
…ヤバ…。中学の頃の悪夢を思い出す。
λ、、λ
彡,,*゚−゚ミ
ミU ~゚~彡
ミ 彡
(/"U
…ギコ、オマエの本心通りペルを選んでやれよ。
何があっても絶対にペルを守ってやれ。
…お願いだから…。
− 糸売 −
ただ一言
貴方に届け
GJ
誰もが蒸し返したくない暗部をまざまざと見せ付けられているようでGJ
きゃ〜進んでるわぁ。
せいぜい仲良くな、愛の奴隷たち。
みっちゃんの書くモララーの口調って、だいたい普段のみっちゃんのそれに似てるよね。
人物相関図 Ver.2
,∧_∧
∧ ∧ ←単なる同級生─. ∧ ∧ ← 軽い失望 ─‐ ∧_∧ ←便利な生徒─ X ノ ハヘ X
┌→ (*゚ー゚) ── 好き ──→ (゚Д゚,,) ─尊敬と羨望 → ( ・∀・) ─本気で好き→ |゚ノ ^∀^)
│ │↑ ↑│ ↑↑│
│ 苦嫌 ││ │││
│ 手い ││ │││
│ ↓│ ││ │││
│ λ、、λ ───‐ 好き ──┘│ │││
│ 彡*゚−゚ミ ←好き(高嶺の花)─┘ │││
│ ↑│↑ │││
│ ││└──────‐ 性別を越えた友情─────‐┘││
│ ││ ││
│ │└── 軽蔑──→ ∧ ∧ ∧ ∧ ── キモい ─┘│
│ └─嫌な女・大嫌い─ (*゜ワ゜) (*゜ワ゜) ←.最悪なブス共.‐┘
│ ↑
└──────友達──────┘
22才童貞の漏れが、1週間あたりの予想図を描いて見ましたよ!
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
| ,∧_∧ |
| ∧ ∧ ←複雑な気持ち─ ∧_∧ ←便利な生徒 ─ X ノ ハヘ X. |
| (゚Д゚,,) ─尊敬と羨望 → ( ・∀・) ─本気で好き?→ |゚ノ ^∀^) .|
| ↑│ ↑| ┌――――――――――――┘
| ││ ││ |
| ││ ││ ☆ ドンドン
| ││ ││ ヽ | ∧∧ アケテヨォ!!
│ λ、、λ ───‐ ラブ ──┘│ ││ |O(゚0T*) ←┐
│ 彡*゚−゚ミ ←――――ラブ―─┘ ││ | 義兄弟
│ ↑| ││ | の契り
│ |└─────‐ ありがとう 彡*^ー^ミニコッ───‐┘│ | ┌―┴─┐
│ └――― ・・・!何なんだ、この気持ち・・・?.――――┘ | ↓ ↓
| | ∧∧ ∧∧
└──────────── 蚊 帳 ─────────────┘ (*゜ワ゜)'X'(゜ワ゜*)
×1週間
○1週間後
>>490 ハズカシクラブさんだ!
長編以外のレス見るのは初めてだなぁ。
ハァハァ(゚'ω゚`)
>>490 ハッ!!!
いかにも童貞臭い相関図だな!!!
┌――――――――――――――――――――――――γl^^j ヽ ―――――――――――――┐
| ∧ -ゞ●>'●> _,,..,,,, |
| /´。 `ーァ ← ブリャ ── 。。 ← … ・・・ - - ─ / ,' 3 `ヽーっ
| ( 々 ゚l ─イシャハドコデスカ?→ ∈∋ ─ ブリャ?→ l ⊃ ⌒_つ
| ↑│ ↑| ┌――――――― `'ー---‐ "┘
| ││ ││ |
| ││ ││ │
| ││ ││ | /⌒ヽ
│ ∴∵∴∵─‐ tanasinn ──┘│ 26: ⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
│ <・>∴<・>←,はいよるこんとん ┘ ││ | │
│ / ●\ ││ | │
│ |└─────‐ tanasinn ――――――───‐┘│ | ┌―┴─┐
│ └――――――― テュッ!!.―――――――――――┘ | ↓ ↓
| | ペニス ダディ
└──────────── 三年の池上 ──────────┘
テラワロウスwww止めてくれwww殺す気だなwww
>>490 おりゃ?兄貴はもっと年喰ってるとばかりオモテたが、一個上だったのかw
俺はあと九年で魔法使いだ。兄貴もあと八年頑張ってくれよwww
兄貴というな、兄貴と。
今日はみっちゃんこないのかな?
もしかして俺、嫌われてる?
モナーに髪はあるのかな?カツラ?
みっちゃん!今日も楽しみにしてるよ!いや、今日じゃないか。12:00超えるだろうから明日か。
禁断症状がぁぁああ
やるよ
,川ヘ
ll゚0 ゚lll
⊂=( ,x , )=⊃
〉 . 〈
( Y )
│l │
∪∪
┌───────────────────────────────────
|
>>488 |普段の俺は蜜蜂モララーみたいな品性を疑われるような口調で喋ったりしません。
|リアルでは上流社会に身を置く者として、普通に語尾に「ザンス」とか「ザマス」を
|つけて喋っていますね。
|
>>500 |朝の5時からすげぇ高尚なことで悩んでますね。
└───v────────────────────────────────
。 。
∧∨∧
⊂ヽ( ・∀・)
<;'''''''''∩
(〓〓〓)
(__)_)
┌───ヘ───────────────────────────────────
|
>>494&ハジカチ
|つまりおまいらは「宝の持ち腐れ」という言葉でも表現できるが、この埋もれるお宝資源を
|うまいこと運用して何か新しいビジネスは開拓できないものか。
>>494、おまいも20代なら
|非生産的に魔法使いなんかに憧れずに、そろそろ本気で童貞で身を立てていくことを
|考えてもいい歳だ。そのありあまる『童貞力』を堅実に活かしてホリエモンを越えるんだ。
└──────────────────────────────────────
┌─────────────────────────────
|それとAAをくれた皆ありがとよ。一つじゃなくってたくさん来たから
|俺が手を抜くつもりだったのがある意味余計忙しくなっちゃったよ。
|
>>455 かぁいい。あとに続く
>>457-459はションベン野郎かゲロ野郎。
└──────v───────────────────────
。 。
∧∨∧
( ' p`)n
┌──────ヘ───────────────────────────────
|
>>460 |ありがdだけどおいおい、この女体ダイスキーAA描きの前でやっちまったな。
|俺は背景や小道具のズレや遠近感無視は一切こだわらないが、女体に関しては鬼プギャだ。
|スレトップを飾る女体を持ち込んだからにはただでは済まさんので覚悟するように。
|
|表情もかわいいし、下半身、特にふくらはぎと足指が激ウマだが、上半身との結合がイクナイぞ。
|下半身の割に小さい肩と顔してるのと、胴体に捻りを感じさせないとこが上半身と下半身を
|距離のある別物に見せちゃうんだよ。
|トレースじゃない着衣は蜂衣装でも繋がりがわからなくなるから難しいぞ。
|いきなり着衣でスラスラバランスいいのが描けるのはよく訓練された絵心のある奴だ!!
|
|俺もそうだが、自分の絵心に不安持ってる奴がオリジナル拡大に挑戦するなら、
|最初は構造を頭に叩き込むためオールヌードで描け、ヌードで。
|もしくは最初から雪だるまの形がわかってりゃある程度誰でも描ける2〜3頭身の
|可愛い路線で行くか、最初から上手い完成された素材をトレース(脇見含む)する
|方向で行くか、だ。
|
|…無難に過ごし始めたAA描きとして、思ったことを言わずにいるのとどっちがいいか
|かなり迷ったんだけど、俺なりにいろんな覚悟を決めますた。
|最悪、アナタを泣かして俺も落ち込むことになるかもしれないけど、プラスに受け取って
|もらえればお互いの糧になると思い、発言に責任持つため人様のAAを修正気取りで
|改造します。今の俺の全力で。
|
|つーわけで昨日ここに来ないで、実はこっちに集中してました。
|
|
>>502 ゴミンネ。そういうワケだから先にいろいろ貼らせてクレ。
└─────────────────────────────────────
@
まず、蜂尻を脱がせてだいたいの尻位置確認。この下半身は実にいいっすね。
ヒールの高いブーツ萌え路線だった俺だけど、素足の足指にも開眼。
この指の間に適度に隙間を感じさせるトコが、窮屈に変形したりムレたりしてない
自然体な清潔感漂う足先に仕上がってて実に…って話は今は置いといて。
-' ̄ ̄`ー-_
/ __ ヽ
/ / `ヽ
ヽ γ | `ヽ、
/´ ヽl / \
| ヽ / \
ヽ γ´ `ヽ / γ´ ̄  ̄`ヽ ヽ,
ヽ_l \ / l
ヾ ー_/ヽ/ l
ヽ_ , ‐´ ノ
/⌒ヽγ⌒ー― ‐ '´ ̄´ /
/ / __,/ヽ
/ / ___ , -ー─ ─ ─ーー '´ l
(,ノ ,r ´ー―- , ,__ /
(ノ / ` ̄ ̄ ̄`' ー────'´
/ (ノ, /
(ノ(_l
A
体の中心線と肩と頭の位置を考える。尻が横向きで顔、体が正面向きなのがちょいツライ。
この下半身だとホントは上半身も寝そべってるか、肘ついて上半身起こしてるくらいが
自然な体勢になるんだよね。右手の肘を床につけていいならこんな感じとか。
――
/ ヽ
/
| |
/ ̄ヽ ヽ /
/ / ヽ_____/
\_ノ ヽ_ /
- ̄ ̄ ̄ヽ / -_/ ̄ヽ
/ __ i / i |
/ / `ヽ / ヽ_/
ヽ γ | `ヽ、 /
/´ ヽl / _/
| ヽ /ー ̄ \
ヽ γ´ `ヽ / γ´ ̄  ̄`ヽ ヽ,
ヽ_l \ / l
ヾ ー_/ヽ/ l
ヽ_ , ‐´ ノ
/⌒ヽγ⌒ー― ‐ '´ ̄´ /
/ / __,/ヽ
/ / ___ , -ー─ ─ ─ーー '´ l
(,ノ ,r ´ー―- , ,__ /
(ノ / ` ̄ ̄ ̄`' ー────'´
/ (ノ, /
(ノ(_l
B
でも元AAと同じポーズにするため右手はまっすぐ床について体を支える方針で。
お次、左手が悩むねー。元AAみたいに胸を張る感じにしたいなら、
左肘は体の前方にくるのではなく、横か後方にいった方が自然。
後方にすると完全に別ポーズになるので却下。肘を脇腹にすると腕のラインの斜め角度が
AAだとやりにくそう。っつーことで楽に使いこなせる『|/』の線を使うため、左手は前方に来る方針で。
となると、左肩は下がってくると。(意味わかんなかったら自分でポーズでもとってクレ)
そんなポーズにしていくことを意識した上で体の中心線と肩と頭の位置を決定。
――
/ ヽ
/
| |
ヽ /
ヽ___/
/ - / ヽ
/ ̄ヽ― ̄/ /| |
/ /ー--~ ヽ/
\_ノ i
- ̄ ̄ ̄ヽ /
/ __ i /
/ / `ヽ /
ヽ γ | `ヽ、 /
/´ ヽl / _/
| ヽ /ー ̄ \
ヽ γ´ `ヽ / γ´ ̄  ̄`ヽ ヽ,
ヽ_l \ / l
ヾ ー_/ヽ/ l
ヽ_ , ‐´ ノ
/⌒ヽγ⌒ー― ‐ '´ ̄´ /
/ / __,/ヽ
/ / ___ , -ー─ ─ ─ーー '´ l
(,ノ ,r ´ー―- , ,__ /
(ノ / ` ̄ ̄ ̄`' ー────'´
/ (ノ, /
(ノ(_l
C
胴体に肉つけてくとこんな感じ。めっちゃ腰捻ってるなぁ。
余計な線はまだ消してません。
――
/ ヽ
/
| |
ヽ /
ノ ヽ___/
/ / / ヽ
/ ̄ヽ― ̄/ | |
/ /ー--~ | ´
/\_ノ i |
- ̄ ̄ ̄ヽ ノ | i
/ __ i ̄ ヽ /ー―'"
/ / `ヽ `ー―'"
ヽ γ | `ヽ、 / /
/´ ヽl / _/ /
| ヽ /ー ̄ /
ヽ γ´ `ヽ / /
ヽ_l \ /
ヾ ー_/ヽ― ̄
ヽ_ , ‐´ ノ
/⌒ヽγ⌒ー― ‐ '´ ̄´ /
/ / __,/ヽ
/ / ___ , -ー─ ─ ─ーー '´ l
(,ノ ,r ´ー―- , ,__ /
(ノ / ` ̄ ̄ ̄`' ー────'´
/ (ノ, /
(ノ(_l
はやk
D
手はこんな感じにつけるつもり。普段ならこんな棒人間交じりAAは作らないで
脳内作業だけど、今は何をしようとしてるかわかりやすくするために。
@、Cのように、見えない体のラインを本当に描いてみて、つながりが
おかしくならないか確認するのは、気合い入れてる時はたいてい実際にやってます。
――
/ ヽ
/
| |
ヽ /
ノ ヽ___/
/ / / ヽ
/ ̄ヽ r´ `ヾ^つ |
/ / l _,ハ ),) | ´
/\_ |ノ ○ .i |
- ̄ ̄ ̄ヽ ノ .| / | i
/ __ i ̄ | / /ー―'".|
/ / `ヽ | / ―'" ○
ヽ γ | `ヽ、 ○/ |
/´ ヽl / \/ |
| ヽ /ー ̄ \ |
ヽ γ´ `ヽ / γ´ ̄  ̄`ヽ ヽ, |
ヽ_l \ / l ○ヘヘ
ヾ ー_/ヽ― ̄ l (_,、,___,人,)
ヽ_ , ‐´ ノ
/⌒ヽγ⌒ー― ‐ '´ ̄´ /
/ / __,/ヽ
/ / ___ , -ー─ ─ ─ーー '´ l
(,ノ ,r ´ー―- , ,__ /
(ノ / ` ̄ ̄ ̄`' ー────'´
/ (ノ, /
(ノ(_l
お〜、支援してくれる人がいる。ありがd。
E
ここらで体の線を清書(?)して、ちとだけ大きくした顔をつけてみる。
いったんヌードの方向で全身像。この大きさと乳角度のティクビはどうも理想通りに
ならなかったので、下品なティクビをつけるくらいなら描かぬがマシと断念。
|ヽ 。 。 ,ヘ
| lヾヽ-∨ー-/(:: l
|,l: ヾ:: i
/ ,_ レ'
l f;;,i' ,,,,,, ‐- |
ヽ 、___, */
ノヽ、 ____,,/
,/ r'" ヽ
,r'"´ ヽ r´ `ヾ^つ .|
/ i l _,ハ ),) l l
/ , / i | .|
,,r'"  ̄ ̄ヽ、 ノ | / / | i |
/ , ̄ l / / /ー―'" .|
/ `ヽ、 l /'" | i
i `ヽ、 ヽ__,ノ l |
,r'"ヽ \ ,/ | .|
| ヽ、__ \ | |
i "ヽ γ´ ̄  ̄`ヽ ヽ, l |
ヽ_ \ / l i iヘヘ
ヾ ヽ/ l (_,、,___,人,)
ヽ_ , ‐´ ノ
/⌒ヽγ⌒ー― ‐ '´ ̄´ /
/ / __,/ヽ
/ / ___ , -ー─ ─ ─ーー '´ l
(,ノ ,r ´ー―- , ,__ /
(ノ / ` ̄ ̄ ̄`' ー────'´
/ (ノ, /
(ノ(_l
ここで漫画を描きなれてる人なら、もっとボディーラインや乳や尻のデフォルメして
顔にマッチした漫画みたいな萌えBODYが作れるんだろうけど、それは俺には無理。
あ、支援スレの話ね。
>>510w
F
どんどん着衣していきます。でもここで蜂尻もちと修正。
元AAの横向き蜂尻もシンプルでスッキリした線使いで良いと思うし、
俺が自分で一から描いてたらたぶん「その角度でいっか」ってことにしてたと思う。
でも今回はうるさく言った手前、角度もキッチリ変えてみます。
尻の針を割れ目ラインの延長上に置いて中心がどの辺になるか考えながら作っていきます。
|ヽ 。 。 ,ヘ ゚|
| lヾヽ-∨ー-/(:: l ゚|
|,l: ヾ:: i 。|
/ ,_ レ' c|
l f;;,i' ,,,,,, ‐- | .|
ヽ 、___, */ ´|
ノヽ、 ____,,/ 。|
,/ r'" ヽ _|
,r'"´ ヽ r´ `ヾ^つ .| .|
/ i l _,ハ ),) l l .|
\, / , / i | .| _|
,,r'"  ̄ ̄ヽ、 ノ | / / | i | _|
/ , ̄ l / / /ー―'" .| c|
/ `ヽ、 l /'" | i .|
i `ヽ、 ヽ__,ノ l | |
,r'"ヽ \ ,/ | .| ぅ|
| ヽ、__ \ | | ぅ|
i "ヽ γ´ ̄  ̄`ヽ ヽ, l | r|
ヽ_ \ / l i iヘヘ ゚|
ヾ ヽ/ l (_,、,___,人,) |
ヽ_ , ‐´ ノ ょ|
/⌒ヽγ⌒ー― ‐ '´ ̄´ / ょ|
/ / __,/ヽ ´|
/ / ___ , -ー─ ─ ─ーー '´ l ぅ|
(,ノ ,r ´ー―- , ,__ / っ|
(ノ / ` ̄ ̄ ̄`' ー────'´ c|
/ (ノ, / ょ|
(ノ(_l .|
G元AAのビキニラインをそのまんま利用しつつ斜め方向の蜂尻を。
|ヽ 。 。 ,ヘ ゚|
| lヾヽ-∨ー-/(:: l ゚|
|,l: ヾ:: i 。|
/ ,_ レ' c|
l f;;,i' ,,,,,, ‐- | .|
ヽ 、___, */ ´|
ノヽ、 ____,,/ 。|
,/ r'" ヽ _|
____ ,r'"´ ヽ r´ `ヾ^つ .| .|
_,,-‐''"  ̄``ー-、 / i l _,ハ ),) l l .|
\,,-'" \ / , / i | .| _|
| 、 ノ | / / | i | _|
,l __,:, , ̄ l / / /ー―'" .| c|
| / `ヽ、 l /'" | i .|
l γ `ヽ、 ヽ__,ノ l | |
l l \ ,/ | .| ぅ|
i ヽ \ | | ぅ|
ヽ γ´ `ヽ γ´ ̄  ̄`ヽ ヽ, l | r|
\_ l \ / l i iヘヘ ゚|
 ̄`― ヾ ヽ/ l (_,、,___,人,) |
ヽ_ , ‐´ ノ ょ|
/⌒ヽγ⌒ー― ‐ '´ ̄´ / ょ|
/ / __,/ヽ ´|
/ / ___ , -ー─ ─ ─ーー '´ l ぅ|
(,ノ ,r ´ー―- , ,__ / っ|
(ノ / ` ̄ ̄ ̄`' ー────'´ c|
/ (ノ, / ょ|
(ノ(_l .|
H
蜂尻模様とフワ乳。羽根がなかったけど、腰にマララー乗せる前提だから
そのまま元と同じパーツのみで。とりあえず蜂しぃ完成。ここまでの技術が俺の限界。
|ヽ 。 。 ,ヘ
| lヾヽ-∨ー-/(:: l
|,l: ヾ:: i
/ ,_ レ'
l f;;,i' ,,,,,, ‐- |
ヽ 、___, */
ノヽ、 ____,,/
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|.:.:./:.:.:.:./.:.:.:/:.:.:.:._,,-::" ̄:ヽ、 ノ`ー:| / /':. ,;''|
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ヽ_ , ‐´ ノ
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(ノ / ` ̄ ̄ ̄`' ー────'´
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(ノ(_l
>>460 改めて、この程度の技術で余計なコトしてスマンカッタ。
でもこんな描き方って他のベテラン技術派職人とは違ってかなり要領や効率悪いっしょ。
拡大を得意とする人のAAって、目から描こうが髪から描こうが、いきなり酷い狂いは出さない。美スィ。
どこからはじめようが、狂いが出たらその時点ですぐ気づいて軌道修正できる基礎が出来てるからでしょう。
もちろん先天的なセンスだけでなく、努力や慣れでそれを身につけた人も少なくないでしょう。
だけど俺みたいに基礎もなく、普段から努力もしてないような人間は違う。適当に描き進めた場合、
完成が近づくまで己のAAのバランスの悪さに気づけない。気づかず貼ったモンに後からすげぇ後悔する。
トレースや脇見で既に出来上がってる平面上の線を追う作業だと、今度は構造を見失う。
自分が一体何の部分を描こうとしてるのか、やってるうちにワケわからなくなってくる。
だから少しでもあとで自分が嫌な気分にならないように変なバランスの拡大AAにしないためには、
こんな風に初っ端のデッサンみたいな段階からいちいち苦心していかないといけないのよ。
結局そこで人並み以上の努力せにゃ人並みのレベルのモンは作れない。
美しい線の繋がりや陰影を追求する前に、マトモな構造目指すだけでもう精一杯。
ホントに自分の能力を低く見てる奴が上手くなりたいと思うなら、
既に基本はマスター済みの上手い人の更なる最上級技術を小手先だけ真似てもダメだ。
もっと根本的な自分自身のデッサン力を疑わにゃ。それ認めるのいっちゃんつらいけどな。
まぁだから上級技術以前の悩みを抱えるおまいらと等身大のオニイチャンの俺が
試行錯誤してる段階も晒してみました。同じようなことで試行錯誤してる人々の
糧になれば幸いです。
あ、俺本人は努力の足りない自分を卑下して、労せず慰めて貰おうなんて気はさらさらないので
変な気は使ってもらわなくて結構です。でもこれだけ言った&やったからには俺への批判、
AAへの辛辣な修正、改善は受ける覚悟でおりまする。
──────v─────────────────────────────────
。 。
∧∨∧
( ' p`)n
I
左側キャラ合体。続きは新スレで。
蜂蜜
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1117725790/ |ヽ 。 。 ,ヘ
。 ,。 | lヾヽ-∨ー-/(:: l
∧∨∧ ⊂⊃ |,l: ヾ:: i
⊂ヽ( ・∀・) /⌒\ / ,_ レ'
,;''''''つ''';;つ、 <)二<>二(> l f;;,i' ,,,,,, ‐- |
(〓〓〓) (蜜). | | ヽ 、___, */
(,,ノ(,ノ´ヽ、 | | /⌒`ヽ ノヽ、 ____,,/
,/ し(ノ \ | | /,し^ヾヽヽ、 ,/ r'" ヽ
(ノ(ノ(ノハ(ノ(ソヾ( ・∀- )/(,(ノハ ヽ)ヾ,r'"´ ヽ r´ `ヾ^つ .|
(ノ_,,-‐::".:.::.;:( 二と二二 ),(ノ(ノ(ノハヾ/ i l _,ハ ),) l l
\,,-:":/:.:.:.:.:/:.:.:.:;,r''":.:.:.:.:.:.:.\(ノハし/ , ,/ i;'''"'´゙゙'':;.|
|.:.:./:.:.:.:./.:.:.:/:.:.:.:._,,-::" ̄:ヽ、 ノ`ー:| / /':. ,;''|
,l:.:/:.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.:./:.:.:.:.:,;,;_,:, , ̄ `゙l / /,,;:::;;;;:::'''" |
|:;'.:.:.::/:.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.:./ `ヽ、 l /:'' | i
l:.:.:.:.l.:.:.:.:/:.:.:.:/:.:.:.:.:γ `ヽ、 ヽ__,ノ l |
l.:.:l.:.:.:.l:.:.:.:.:/:.:.:.:/l \ ,/ | .|
i:.:.:.:.:i:.:.:.:i:.:.:.:.:.:l:.:.ヽ \ | |
ヽ:.:.:|:.:.:.:i:.:.:.:.γ´ `ヽ γ´ ̄  ̄`ヽ ヽ, l |
\;;,;.:.ヽ:.:.:.:l \ / l i iヘヘ
 ̄`― ヾ ヽ/ l (_,、,___,人,)
ヽ_ , ‐´ ノ
/⌒ヽγ⌒ー― ‐ '´ ̄´ /
/ / __,/ヽ
/ / ___ , -ー─ ─ ─ーー '´ l
(,ノ ,r ´ー―- , ,__ /
(ノ / ` ̄ ̄ ̄`' ー────'´
/ (ノ, /
(ノ(_l
ちと待って、せっかく作ったトップAAが容量オーバーしてた;;
どこをどうするか考える;;
容量オーバーなんて久しぶりでした。蜂ポスターに点々入れてたのですが、
新スレにはその作業前のを貼ってきました。元AAくれた方々に感謝です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
| |: : : : (´ `` ,ゝt二"'‐: ;,_: : : ヾ,ii、ミ´;;;{llllll};;;;彡 ノ,ツ´: : : _,, ‐ '
。 。 。 。 | |: : : : :\ ナて `Y´ヽ、ー 、,_ゞiゝ llllllllll;;;;i゙ィ'_,、ー,∠フY`ー
∨ ∨ | |: : : : : : :\ ィ´~`ヽニニユ 三三 \彡!!!!!!!;;;;;三三エニニ_l-‐'´
( ・∀・) (‘∀‘ ) | |: : : : : : : : :``,ゞー''"二二二 ,-''"〆彡i川.!ミ\゛''-, 二二ヾ ̄''
( 〓 っと 〓) | |: : : : : : : : : : : `ー =.._ `X/ ,.イ^ヾ、i i i i iッ'^ヾ、,, ヽ- `~`_,
(,(/ ヽ),) | |: : : : : : :|ヽ: : : 。: :。: : : : ,ヘ ̄ / } ,,.-+iiii!!!!!!!iiii!‐., { 'i: ̄~ ̄ ̄: :
| |: : : : : : :| lヾヽ-∨ー-/(:: l : ノ! ! {||||lllliiiillll||||}i !'、\: : : : : : :
⊂⊃ | |: : : : : : :|,l: ヾ:: i: : 〃 ,'^!!!!!!!!!!!!!!!!!!!~', ゙!.\'-、: : : :
/⌒\ | |: : : : : : :/ ,_ レ': : :.イ ナ i''''''''''''''''''''''''i: :ナ ト: : :~"ヾ--
<)二<>二(> | |: : : : : : :l f;;,i' ,,,,,, ‐- |: : : : l .i !||!!!iiiiiiii!!!|l': : : i. l': : : : : : : :
| | .| |: : : : : : :ヽ 、___, */: : : : メ/ヽ. liii,,,,,,,,,,,,iiil': : : :/!.キ : : : : : : :
ノ´ヽ、 | | /⌒`ヽ,...|: : : : : : :ノヽ、 ____,,/: : : : : メメ: : : `.、lllllll./: : : : :ヽキ: : : : : : :
,/ し(ノ \ | | /,し^ヾヽヽ、: : : / r'" ヽ : : :_メメ: : : : : : :`|´: : : : : : : : :`'ッ、: : : : :
(ノ(ノ(ノハ(ノ(ソヾ( ・∀- )/(,(ノハ ヽ)ヾ,r'"´ ヽ r´ `ヾ^つ .|: ;'〆: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :弋: : : :
(ノ_,,-‐::".:.::.;:( 二と二二 ),(ノ(ノ(ノハヾ/ i l _,ハ ),) l l H A C H I Y A
\,,-:":/:.:.:.:.:/:.:.:.:;,r''":.:.:.:.:.:.:.\(ノハし/ , ,/ i;'''"'´゙゙'':;.| B E E F A R M
|.:.:./:.:.:.:./.:.:.:/:.:.:.:._,,-::" ̄:ヽ、 ノ`ー:| / /':. ,;''|二二二二二二二二二二二二二二二
,l:.:/:.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.:./:.:.:.:.:,;,;_,:, , ̄ `゙l / /,,;:::;;;;:::'''" | 。 。
___ |:;'.:.:.::/:.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.:./ `ヽ、 l /:''__ | i _________ ∧∨∧_ /;i ))_
l:.:.:.:.l.:.:.:.:/:.:.:.:/:.:.:.:.:γ `ヽ、 ヽ__,ノ l | __ (∀`* ,,)/;;ノ _,,,_
l.:.:l.:.:.:.l:.:.:.:.:/:.:.:.:/l \ ,/ | .| (´ー ― `=ι;'''''';; _,.;::-''"ニ
i:.:.:.:.:i:.:.:.:i:.:.:.:.:.:l:.:.ヽ \ | | ヾ ,/ ̄ (〓〓〓>
ヽ:.:.:|:.:.:.:i:.:.:.:.γ´ `ヽ γ´ ̄  ̄`ヽ ヽ, l | | | (/(/
>>505〜
>>516 すんごい勉強になりました。
今オレの描いてるAAのテーマみたいなもので
最も重要なことを教わったと思うよ。
ありがとうみっちゃんありがとう
『 しぃのうた異聞 』
Wishing on a dream that seems far off
(はかない夢を見る)
∧_∧
(・∀・ )
と ,へ つ
∧(__)、 ヽ
と´⌒つ;>0<)っ __)
 ̄ . o
o
O
O
Hoping it will come today
(すぐにも やってきてくれないかと)
O
○
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
(
( ∧_∧ ∧∧
( 煤@(lil ・∀・) (`(゚Д゚#)
( と,へ つ ヽ<ギ>つ、 ≡ ≡3
( ( (__)、ヽ ヽ@=)_,ゝ ≡ ≡3
( と´⌒つTワ゚)っ_) (ノ"ヽ) ≡ ≡ ≡3
(  ̄
(
(
(
(
(
〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
O
Into the starlit night ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;。;;;;;;;;;;;゚;;;;;;;;;;;;;;;;;
(星ふる夜空に) ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;☆;;;;;;;;;°;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;・;;;;;;;;;。;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;☆;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
Foolish dreamers turn their gaze ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;。;;O;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(夢みる愚か者が目を向ける) ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゚;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;☆;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;O;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;O;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;o ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧_,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(*T-゚);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;'つc ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〜O;;;,;つ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
o
O
O
Waiting on a shooting star
(流れ星をまって)
O
○
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
(
( ( ̄)
( ∧∧∧∧ ) )
( (*^ヮ^)Д゚,,) 彡 と `(⌒)
( | つと ヽゝ 彡 (; x'Ax)、)
( 〜ヽ_つ@=つ ∨ ̄∨
( し'´彡
(
(
〜〜〜〜〜〜〜○〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
But
What if that star is not to come ?
(でも 星はこないの?)
O
O ♪
o ∧_∧ ∧∧
∧_,,, ( ・∀・). (゚Д゚,,) ♪
. (lil゚O゚) と ) (| |)
∪;'; つ Y 人 ヽとノ〜
〜O;;;,;つ (__)__) `J
Will their dreams fade to nothing ?
(夢は消えてしまうの?)
∧∧
∧_∧っ/) (゚Д゚,,)
( ・∀(;;、从⊂ つ
( つと ;';煤シ )〜
。)゚ ゚・(*>0<)、)゚。゚ヾ) ミ
(__)__''''∨ ミ ミ
When the horizon darkens most
(空が暗くなると)
∧_∧ ∧∧
( ・∀λ,、!/≡≡(゚Д゚,,)
( つ(lil゙;,0<──と ,ヽ)
) と;';;';';つ≡ ≡ヽと_)〜
(_〜O;;;,;つ `J
We all need to believe there is hope
(希望があると信じずにはいられない)
λ_,,,
(゙o;,`#) 〜
c";;';';ヾ) 〜 〜
ヾ;;';;;';)〜
し'ヾ) 〜 〜
Is an angel watching closely over me ?
(天使に見捨てられた私)
∧_∧ ∧_∧
( ´∀`i⌒) λ_,,, (・∀・ )
( / (゙0;,`#), ゚,.;@と )
ヽ / 彡と;;';';@∵;、∪ ( ( (
(__) ⊂;;;,;,O〜 (_(__)
Can there be a guiding light I've yet to see ?
(導いてくれる光が見えないの)
"ノ
ノノ
( ((
∧_∧ ☆ `ヽヽ
( ´∀`)/ λ_,,, ヾヽ ∧_∧
( つっ - (( (#゙;,0`) )) )) ☆、 (・ )
) ) )` と;';;';';@ ノ シ と ○
(__)_) !;';;,;;;)〜 ノ ( ( (
し'`ヾ) (__)__)
I know my heart should guide me but
(心は私を導くけれど)
∧_∧
(・∀・ )
、 ハ,ハと と )
λ_,,, - (゚0゚*),,)〜_つ
〜 (#゙;,o`) .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜 . ノU;';;i ←──|
〜(;;;',;,;/ |
〜 (/"J |______
There's hole within my soul
(魂にはぽっかりと穴が)
∧_∧ λ_,,,
(・∀・ ) (`(゙0,;`#) .| ̄ ̄ ̄ ̄
( つ) ←─;;;@)─|
Y 人 (''''') !;゙;';;;)〜|
(__)_)*>0<) ))) (( (/"J .|_____
V'V "`; ∵
What will fill this emptiness inside of me ?
(何がこの穴を埋めてくれるの?)
Am I to be satisfied without knowing ?
(それが判らないのに満たされることはない)
. ∧_∧
::λ_,,,:: (´∀` )
,,;(#゙;,p`):: _ と )
::ノ;';,U;@:: __ ./ ヽ ___ ( ( (
::〜(;,つ;;っ:: | パテ | |ボンド| ( セメント ) (_(__)
(;;';'∵;;ノ  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
I wish then for a chance to see
(せめて見るチャンスくらいちょうだい)
∧_∧
( ´∀`) __
,、,,、 ( つO、 | パテ |
::/;;';;;';λ_,,, :: 人 Y |二二二二|
::〜(;;⌒)(#゙;q`):: (__(__) ◎ ◎
"(;;;';∵;'ノ