新・モナゴル帝国史〜The Power Politics〜第七章
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Molador Mora ,,:::"、::;;',‐、ゾ‐/::::/"::::::`::、
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〜THE POWER POLITICS〜
第七章
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/ ', . / ', 《N.Kp.AG》 ,/:::::/【1PzA】
、 ヽ、/, ',゙ ゙ ゙/, ',ッ, 、::::/ |_,,/ 【E.AG】
、ヾ o o ,ノ, ,r‐.、 /`; 【3A】
ヾ、,, i ̄ i 'ノ /:::::/ 【4PzA】
、..,_ ,, ,/__,l _,,'ノ 《12A》 / / ∧,,∧
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_,..i_:::_:: ̄[,:=:゙]::lll:「;i!_ r:‐ュ . r‐ュ 【A.AG】 ,_/::;;゙゙::::ヽ§
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/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||l:l;l;l;l::::ヘ Giko Husserl
2 :
保管サイト一覧:04/09/24 05:26:09 ID:rFsS9WzO
3 :
大陸全体図:04/09/24 05:26:45 ID:rFsS9WzO
北 極 海
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く ゙`'`i
rュ ,、 〔〕 _/ \_
t‐'`‐' `‐-'`ー' .i_ ,r‐' ̄\/ ̄~''`'゙ ,、;'`、  ̄~ヽ_
,ゝ''`'`;、;'`''`'`;、;'゙`‐ュ !__,,、__r、 ,、;'`''`';`、;、'`'` 〉 →モナメリカ
!_ .スカンジナビア ,! .`ー'~`''‐-ュ /~`ー''
r',、;゙、連邦;、; < ,,,, 。〈〉 ,i`i_<> i´~ `'ュ_iュ
!_,,、 '~ ̄/´ヽ_rv'V゙ `ーr' ,二> ,'、'
`ュ ゙~`'`‐'ヽ_,、_/~>./ / < ,ri`'
/ ,、;゙、、;'`''`;、;、~| ./ モ 、―i'゙ //目本
`ュギコシャ連合_/ ロ ,/ ;` `‐| <!"
 ̄ヽ 〈_ / ;、 .〉 ナ ;'、 .,!
/ `> i´`i ク ';、 _/ ;` !
! i r' /;'、 ;、/ ;ゴ ;、` .|
モ \ `ー-‐' ,ゝ;゙ マ ;i`. __ ;'、 ;'、 ,r‐く
! ! '`;、 ;i、 〈_i'-、;、' _r'`ー、 /U ! ―赤道―
フ / `ュ 連  ̄`'ー' i、ル! ,! i K i'
| | 邦 'i、 ! RM i.<゙G i'
リ \ `t ';、 `ー―'└'‐<゙ モギリス .,r‐‐ュ
`‐、 `''‐'´ ̄`''ー-、 '゙;、帝 国 ノ rュ | ,!
カ ,/ / ̄\ |__,-、_,! ~´ ,ノ |
/ 〉 `ー‐,r<´ モ ''ー―――''' `!
_,r―'' `i ペルシィ i~ ~゙i_ーナく\帝 国 ___r゙ ̄
/ゝ-'~i `i ,!.゙>‐'r‐'`;、 '`'‐、_;i'゙,ィ'
i \,/ .`‐r‐'゙ |―' シィンド __r'
ヽ__/~~> ._ノュ ._〉 連邦 .,i゙
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登場国家一覧
《蒙古連邦》
・大モナゴル帝国
・丸耳共和国
・ジサクジエン共和国(亡命政権)
・高麗王国
【欧州反蒙同盟】
・神聖モーナ帝国
・モララー共和国
・モナンス共和国
「中立国」
・モナメリカ合衆国
・宋帝国
・ロクマ連邦
・目本国
・ギコ連合王国(UKG)
〜大モナゴル帝国〜
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∫ι________/丁了 と|X★Xi'゙)§
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U三三,U,,三三U三三,U,三三U,三三U三三Uミミミl / ~)))~ ) ∧⌒∧ ∧⌒∧
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ニャーラシア大陸北東〜中東部を版図に収める大帝国。
1963年に周辺諸遊牧部族を統合したオマエモナー汗により建国される。
以降その勢力を拡大し、現在その領域は世界最大の広さを誇る。
本国の数個のウルス(汗国)、欧州諸国、高麗等からなる連邦国家であり、
元首は大汗(大ハーン)、現在はモナー汗第三子オゴタイが大汗の職にある。
多民族・多言語の巨大国家である。人口は属領含めて約15億、
動員可能兵力は五千万人以上。ただしモナゴル正規軍は予備含め五百万以下。
連邦全土の公用語はモナゴル語、ペルシィ語、英語である。
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−モナゴル本国−
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く ゙`'`i
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!__,,、__r、 ,、;'`''`';`、;、'`'`___ 〉
`ー'~`''‐-ュ | 東方 /~`ー''
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,r' オゴタイ /\ 家|二>
/ / ~`''< 高麗
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|_NU_,-、_,!
本国はモナー汗の四人の子の子孫により分割統治されている。
他にモナー汗の三人の弟による東方三王家や有力貴族の領地もある。
モナコルム周辺の帝国中央部は帝国政府の直轄領である。
これ以外にはニャーロッパ属州の一部によるNU(ニャーロッパ連合)、
高麗王国やジサクジエン共和国、キプニャク汗国(ジュチ・ウルスの一部)がある。
モ −蒙連邦構成国たる欧州諸国−
ヘ ラ/. .\ | / ギコ連合王国 i ;
ヘ/.ル \___ | |\ / :
ヘ ヘ山  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ | |
ロ へ 脈 キプニャク /ジサク |_____/ ・
ク へ 汗国 /ジエン / \ / ̄ ̄ ̄ 〉
マ へ. / ̄ ̄ ̄ ̄| 共和国| 高麗王国 | | モーナ .<
連 へへ 丸耳共和国 ̄ ̄| 投下領 / ___ | 帝國 i'
邦 へ _____/|_____/ _/ ̄ / . | | 昆布海
| | \ モナンス / / 島/. / ./ (モーナ側名称:東モーナ海)
| |モランダ \ /  ̄ ̄ . / |
|____|____/ ̄ ̄\_) ニャーロッパ海 / |
/゙ |_______,/ \
(モランダ王国)
モナゴル属領の欧州諸国の一国。人口約3000万人、国土の広さ約500万平方キロ。
人種はモララー系がほとんど。公用語はモランダ語・英語。国土の中央部を広大な湿地帯が占め、
辺境には山岳地帯が広がる。モナンスと同じく第三次大戦でモーナに併合、
第一次蒙茂戦争後再成立。第三次蒙茂戦争序盤に再びモーナに攻め滅ぼされた。
(丸耳共和国)
モナゴル属領の欧州諸国の一国。人口約8000万人、国土の広さ約1000万平方キロ。
元はモペイン・モルトガルの二国であったが、丸耳民族主義の高まりを受け丸耳統一国家に。
公用語はモペイン語・モルトガル語・英語。国土の大半は高地又は山地である。
元の正規軍総兵力は62万人。モーナ帝国の脅威に対しモナゴルに帰順した国家である。
蒙古帝国側の欧州諸邦のうち現時点で唯一同盟軍に対し抵抗を継続中である。
(ジサクジエン共和国)
モナゴル属州の南東モナジアの一国。国土の広さは500万平方キロ、
ニャーロッパとモナジアの境界をなす地帯で、砂漠と峻険な山岳がその国土の大半を占める。
しかしモナギコ回廊の鉄道、道路がニャーロッパ諸国へ分岐する交通の要所。人口は約800万人。
第三次世界大戦でモーナ帝国に滅ぼされるも、モナゴルの助力により復興、
その属国となる。人口の大半をジサクジエンが占める。公用語はモペイン語、英語。
現在はその全領土をモーナ側に奪われており、亡命政権がモナコルムに存在。
(モヘミア地方)
モナゴル本国の一部だが高麗王国の投下領でもある。元はモーナ帝国領、その前は複数の独立国、
さらにその前はモランス植民地であった。山岳地帯と砂漠地帯が国土の西半分を占めるが、
東側は湿潤な気候であり、低地には熱帯雨林が広がる。所謂「モヘミア」は東側の一部の地名。
ただしモナゴルの行政機構としてこの地域を統括するのがモヘミア行省、後モヘミア省である。
人口は約4500万人、領民にはニダー族やニャーロッパ系モナー・モララー族が多い。
公用語はモナンス語、高麗語、英語。既に蒙軍は撤退し茂帝国の支配下にある。
(高麗王国)
モナジア極東にある半島国家。モナゴルの最初の属国。元目本領で、大茂名亜帝国の降伏決定後独立し、
共産主義軍事独裁国家と資本主義軍事独裁国家の二つに分裂する。後戦争で両国は崩壊し統合。
高麗王国が成立する。しかし立憲君主制の建前のもと軍部が実権を握り、国王をたてる国王派とに武断派との
間で深刻な対立が発生、そこにモナゴルが介入し国王派を支援して自国の属国にし、国内を安定させる。
総人口3000万人、正規軍総兵力は100万人に増強。第三次蒙茂戦争開戦時に新茂派政権が蒙連邦離脱、
対蒙宣戦を行うが新蒙派のクーデターにより打倒され、現在は蒙帝国の衛星国に復帰している。
蒙連邦登場人物1
第一世代皇族
オマエモナー汗:帝国の建設者。故人。
オッチギン:北部方面軍総司令官。陸軍元帥。モナー汗末弟。
第二世代皇族
オゴタイ汗:第二代大汗(モナゴル全体の元首)。モナー汗第三子。
ジュチ:モナー汗第一子。陸軍元帥。故人。
チャガタイ:西部本面軍総司令官。陸軍元帥。モナー汗第二子。
第三世代皇族
グユク:第1機甲軍司令官。陸軍大将。オゴタイ汗第一子。
バイダル:第4機甲軍司令官。陸軍中将。チャガタイ第五子。
バトゥ:南キプニャク軍集団総司令官。前欧州方面軍総司令官。陸軍大将。ジュチ第二子。
ベルケ:北キプニャク軍集団総司令官。陸軍大将。ジュチ第三子。
シバン:第3機甲軍司令官。陸軍中将。ジュチ第四子。
ボアル:第12軍司令官。陸軍中将。ジュチ第五子。
トガ・テムル:第11軍司令官。陸軍中将。ジュチ第六子。
モンケ:海軍参謀長。海軍元帥。トルゥイ第一子。
フビライ:第7軍司令官。陸軍大将。トルゥイ第二子。
フラグ:第9軍司令官。陸軍大将。トルゥイ第三子。
アリクブケ:ケシク(帝国親衛隊)戦闘軍総司令官。親衛隊上将。トルゥイ第四子。
帝国政府
耶律ン材:首相・シナー担当相。
抹拉刺(モララー):外相。前欧州方面軍総司令官。陸軍元帥。
鎮海:副首相・内相・欧州・内陸担当相。陸軍中将。
粘合重山:副首相・財務相・満州担当相。
蒙連邦登場人物2
軍部
擬虎胡薩爾(ギコフッサール):欧州方面軍副総司令官。陸軍元帥。
サクッチ:南海海軍総司令官。海軍元帥。
ジ・サクエン:南海海軍第1艦隊司令官。海軍上将。
フランシスコ・マルーエル:欧州方面軍総司令官兼マルミミア軍集団総司令官。陸軍元帥。
モナルコ・マルフ:南キプニャク軍集団参謀長。陸軍少将。
タチャル:欧州航空軍司令官。陸軍中将。
モナルド・マルニーダ:第5機甲軍司令官。陸軍中将。
バアトル:第6機甲軍司令官。陸軍中将。抹拉刺孫。
丸耳共和国
モナール・イリイッチ・マルミミスキー:初代大統領。故人。
ドミニコ・フィリップ・マルモーラ:第二代大統領。陸軍上級大将。
ジサクジエン共和国
ジサック:総統(大統領)。
高麗王国
王璋:国王。
ティル:王妃。モナゴル皇族。
〜神聖モーナ帝国〜
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ニャーロッパの南部一帯を支配する帝国。「モナーのための国家」として1935年にモナードV世に
より建国される。1943年にモナチス党のモナットラーが政権を獲り、皇帝は亡命、後行方不明に。
1944〜46年の第二次世界大戦では一時欧州を制圧するも敗北、辛うじて政権を維持する。
その後冷戦時代に国力を回復、冷戦末期にはギコ共和国連邦を滅ぼし、欧州に再侵攻する。
この第三次世界大戦で欧州を制するも、力尽きたところでモナゴルと交戦したため軍は崩壊、
国土の大半を奪われることになる。マルミミスタン紛争後にモナゴルから領土を返還され、
以降国力の回復に努めた。そして2004年8月、遂に宿敵モナゴルを滅ぼすべく軍事行動を開始した。
総人口約2億5000万、総兵力340万人。角耳モナー・モララー族が人口の大半を占めるも、
角耳ギコ族もかなりいる。反丸耳主義国家。
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〜モナンス共和国〜
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元モナゴル属領の欧州諸国の一国。人口約6000万人、国土の広さ約500万平方キロ。
人種はモナー・モララー系が多い。公用語はモナンス語。元国名をモランスといったが、
第二次大戦後亡命モナー・ギコ族の増加により改名。正規軍総兵力53万人。
第三次世界大戦にてモーナ帝国に併呑されるも、第一次蒙茂戦争にてモナゴル属領として
再成立。以降モナゴル経済の中心地として重要な地位にあった。
しかし2004年の第三次蒙茂戦争ではモーナ側に寝返り、モナゴル攻撃に参加。
一時はモーナに併合され属州となったが、モラ外相の欧州対蒙同盟構想により再独立。
全正規軍を欧州同盟軍D軍集団として戦争に投入している。
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〜モララー共和国〜
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モナジア内陸部のキプニャク・モラキア地方に存在するモナンス系モララー系の国家。
元々遊牧民キプニャク族の住むキプニャク高原とウイグル、キタン系の都市が
点在するモラキア地方に統一国家は存在しなかった。しかしモランスの植民地時代を
経て第二次世界大戦後にまずモラキア地方が国家として独立。その際モナチス協力者が
多く移住し親茂色が強まる。その後ホラズム王国の崩壊に乗じてキプニャク高原を併合、
第三次大戦ではモーナ帝国との同盟を結ぶ。しかしモナゴル帝国との戦争に敗れ、
第一次蒙茂戦争後属国化されて抹拉刺将軍の領地抹拉刺藩王国となる。
これは将軍の引退でジュチ第二子バトゥのウルスになり、俗称キプニャク汗国が成立。
だが第三次蒙茂戦争時に旧モララー共和国系の勢力がクーデターを起こし、
キプニャク汗バトゥを廃し国内親蒙勢力を粛清してモララー共和国を再建した。
国土の中央には砂漠があり、モナンス系モララー族は主に南東のモラキア地方に居住。
公用語はモナンス語、但しキプニャク族は独自の言語を持つ。人口は2000万人程。
旧モナゴル第10軍を主力とする国防軍で欧州同盟軍E軍集団を編成。
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欧州反蒙同盟登場人物
神聖モーナ帝国政府
モナルフ・モナットラー:総統。陸軍総司令官。
モナルフ・ヘス:副総統。
モラドール・モラ:外相。旧モララー共和国元国務相。
アルベルト・シュペーモナ:軍需相。
ウォルター・フォン・アサピリッツ:元外相。
ジェラール・ウッディーン:特別軍政顧問官。旧ホラズム王国王子。
同軍部首脳
モナヒム・バイパー:欧州同盟軍最高統帥部総長。SS元帥(昇進)。
アルベルト・シーナッソー:海軍総司令官。海軍上級大将。
ヨーゼフ・フォン・アヒャルード:空軍総司令官。空軍元帥。
ルゥードビッヒ・モナカス:国防軍憲兵総監。陸軍大将。
同陸軍
ザルゲ・フォン・レープ:A軍集団総司令官。陸軍元帥。
アダーベルト・フォン・モラッセルン:B軍集団総司令官。陸軍元帥。
ハンス・フォン・サカーシュタイン:F軍集団総司令官。陸軍元帥。
ゲオルグ・フォン・アヒャット:第1装甲軍司令官。陸軍大将(昇進)。
マルチン・ニギール:第2装甲軍司令官。陸軍中将。
ローラント・フォン・マニールト:第3装甲軍司令官。陸軍大将。
ヴァルター・モーナッハ:第4装甲軍司令官。陸軍中将。
フランツ・フォン・ボルジャー:第5装甲軍司令官。陸軍中将。
ラインハルト・フンナー:第1軍司令官。陸軍中将。
ヴォルフガンク・セントガー:第2軍司令官。陸軍大将。
ヘルムート・フォン・テンプル:第5軍司令官。陸軍大将。
同海軍
ヴィリィ・マーイニッツ:第1潜水艦隊司令官。海軍中将。
同空軍
ブラウン・モナーデル:第5航空艦隊司令官。空軍中将。
モナチス親衛隊(SS)
ハインリッヒ・ヒモラー:SS長官。SS上級大将。モナンス共和国
アンリ・ヒラーヌ:首相。
モララー共和国
ジョセフ・ド・ウラーネル:臨時政府首席兼E軍集団総司令官。陸軍元帥(昇進)。
フィリップ・ネーノン:E軍集団参謀長。元バトゥ副官。陸軍少将。
フェルディナン・モラーラ:元大統領。
ジャック・ド・モラーク:藻第1軍(旧蒙第10軍)司令官。陸軍大将。
〜目本国〜
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|| i (,, ゚Д゚) 彡,,´ー` ミ (´∀` ,)
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||. i (, ・∀) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヘ 〈д` 〉
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ニャーラシア大陸極東部に位置する島国。人口約一億二千万人。その領土は狭いが
世界的な経済大国であり、強力な空海軍を保有している。
1946年の第二次世界大戦での敗戦以来長らく憲法により陸海空軍の保有が
否定されてきたが、第三次世界大戦、マルミミスタン紛争などの戦争の影響や
モナゴルの台頭と露骨な拡大政策に対応すべく第二次蒙金戦争直後に憲法を改正。
軍の保有と国際秩序維持への積極的貢献をその外交方針として打ち出した。
世界最強の国家モナメリカと安全保障条約を結んでいるが、モナゴルやモーナの
強大化を受けてその親米一辺倒とも言われてきた外交政策を見直しつつある。
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〜ギコ連合王国〜
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モナジア最南端にして欧州との境をなす地域にあるギコ系民族中心の王国。
元々はモナジアの小王国と旧スラブ・ギコ帝国(後のギコ共和国連邦)の植民地であった。
帝政崩壊の際逃れてきた元皇族がここに独立王国を立て、それが後に周辺の
モナジア・ギコ系の王国を吸収して連合王国となった。
文化的にはスラブ系の影響が強く、公用語もロクマ語である。元々の現地の言葉は
一部地域でしか使われていない。永世中立国を宣言してはいるが、ロクマとの関係が
伝統的に深く、またモナメリカ・目本・モナゴルとも経済的結びつきが強い。
総人口7000万人。国民皆兵が原則であるが平時は志願制の軍を保有。
常備軍総兵力は陸軍30万人、海軍6万人、空軍3万人。
______________________________________
中立国登場人物
目本国
狸穴茂(マミアナ シゲル):首相。前国防相。
小耳誠一:国務相(副総理)。元外相。
韮茶猫三:外相。
金山似太郎:国防相。
結沢米吉(ムスビザワ コメキチ):官房長官。
房崎義固之丞:国防軍統合参謀本部議長。海軍大将。
ギコ連合王国
アナスターシャ・イワノヴァ・シイヤ:首相。
ミハイル・アレクセイエビッチ・ラカタ:外相。
ドミトリー・コンスタンチノビッチ・グラスコ:国防相。陸軍大将。
19 :
あらすじ:04/09/24 05:43:19 ID:rFsS9WzO
2004年12月末、モナコルムにおいて開催された特別会議により、
バトゥ将軍は欧州方面軍総司令官から解任され、大将に降格された。
後任の総司令官F・マルーエル元帥に代わって後退した八個軍を指揮する
副総司令官擬虎元帥はバトゥ大将を軍集団総司令官に任じ、再起の機会を与えた。
2005年1月、補給の停滞にもかかわらず前進を続ける同盟軍に対し、
蒙欧州方面軍主力を率いる擬虎元帥は攻勢転移計画「アユンガ作戦」を立案、
バトゥ、ベルケに部隊の再配置を命じ、両将はそれを成功させた。
そして1月15日、四個機甲軍を主力とする蒙軍部隊が南北で攻勢を発起。
バトゥ大将率いる南キプニャク軍集団は瞬く間に同盟軍第4軍を殲滅。
ベルケ大将率いる北キプニャク軍集団と共に同盟軍の第1・第4装甲軍を追い詰め、
彼は自らの名誉を回復した。そして1月20日、擬虎元帥は上記二個軍の包囲殲滅を指令。
アユンガ作戦は大きな成果を挙げつつ最終段階に移行した。
…だが、その頃モナリンにおいて、これを上回る規模のもう一つの包囲計画が、
神聖モーナ帝国外相モラドール・モラにより画策されていた。
1月26日7時00分 南キプニャク軍集団総司令部
r―――――――――――――――――――――――‐:ュ
| 第4機甲軍から報告が入りました。現在同軍は敵の |
| 軍団規模の部隊の攻撃を受けているとのことです。 |
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∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧_∧ ∩__∩
彡,, ゚дミ ノノ ‐∀‐) (,, ゚Д) ( ・ム) (д・ ,,)
(:゙゙:シlll:=゙i §(:゙゙:‐:lll:=゙i iシlll:‐::゙:) ,i:シlll:‐::゙゙) .ll::‐::゙゙::;;)
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|__________________________
r――――――――――――‐'`ー―――――――――ュ
| 敵も一か八かで攻めてきましたな。どうしますか? |
| もたついていると包囲の機会を失いますが。 |
`ー――――――――――――――――――――――''
21 :
2/62:04/09/24 05:46:06 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――――――――:ュ
| 慌てることはない。追い詰められた鼠に噛まれたからといって |
| 猫が死ぬようなことはないのだ。寧ろ狼狽して獲物を逃さぬよう、 |
| 着実に作戦をすすめればそれでよいのだ。後はバイダルに任せろ。 |
`ー―――――――――――‐v―――――――――――――――― '
,∧__∧ ∧,,∧ ∧,,,,,∧ ∩,,,,∩
(, ・ム) (,, ゚Д) ( ,ヾヽノ,,) 彡д゚ ,,ミ
(:゙:::::::::::゙) (::::"::シll (::゙::::§::゙) (゙:シlll:=:゙:)
 ̄ ̄ ̄ ̄ /::::::::i:::::ゝ  ̄ /::::::‐:::l|  ̄/::::::::i:::::ゝ ̄/‐:::lll:::‐:ゝ  ̄ ̄ ̄:|
____ (___)__) __ U U _ (___)__),_(___(__,) ___|
r――――――――――――‐'`ー―――――――――ュ
| 第1機械化軍団を第41軍団の南に移動させろ。 |
| 4個航空団を軍兵站線上空の哨戒任務から外し、 !
| これを交代で第4装甲軍の上空に常時貼り付ける。 .|
`ー――――――――――――――――――――――''
22 :
3/62:04/09/24 05:46:35 ID:rFsS9WzO
1月26日朝 蒙第4機甲軍に対する同盟軍サイナン作戦集団の先制攻撃
【A軍集団】
【サイナン作戦集団】
xx
/ ̄ [(><)] 【SS第2装甲軍団】
【SS「北国」師団】 xx xx
ヽ______/ | [(二)] / xx [(二)]
_____ 【SS「海賊」師団】 [(二)] 【第6装甲師団】 .xx
:::::::::::xx::::::::::::::::::ヽ i / \, ', 【SS「髑髏」師団】 | / [,∞゙]
::::::::::[(><)]::::::::::::::: l | | \ ヽ'| \ / | / 【第3航空師団】
:::《第234師団》::::/ _| |_ > | ', l __l |__
 ̄ / \ /  ̄ ̄ ヽ ヽ , \ /
XXX ヽ/ ______ \ `"| ___ ヽ'"_
《第41軍団》 / /::::::::::::: xx ::::::::::::::ヽ ,> | /::::::::::::: xx ::::::::::::::ヽ
l::::::::::::::::[(二)]::::::::::::::|  ̄ ̄ ̄ l::::::::::::::::[(二)]::::::::::::::|
\:::《第230師団》::/ \::《第231師団》::/
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ___
/:::::::: xx ::\
xx |::::::::::[(二)]:::::
[(><)] 《第232師団》
《第4機甲軍》 《第233師団》 \:::::::::::::::::::
《第15機甲軍団》
23 :
4/62:04/09/24 05:47:19 ID:rFsS9WzO
7時30分 蒙第4機甲軍司令部
r――――――――――――――――――――――ュ
| この航空師団ってのは一体どういう部隊かね? |
`ー――――――――‐v――――――――――――''
,,‐",,."、'',,-''-",,´、''‐",,‐,‐''"‐,,",,‐´、''-,, "-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_"
-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_",,‐" `,,´-''",,‐´、''-,, "-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_"
",,‐´、''-,, "-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_"-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_",,‐" `,,´-''
 ̄  ̄ __ ̄ ̄  ̄_  ̄  ̄_ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄
/´::;;;;;_ヽ /´;;。。;;ヽ /;;;;;;;_ヽ
ノ(,, ´д) ノ( ゚ゥ゚ ) (Д゚ ミ、
§(::´ロ:ロ:;i, §(:´::ロ:ロi _/:ll:ロ:`;)§
lニニニニニニニニニニニニニニニニニl
|:|" (___)__) (__)__) U U ヾ|:|
~ ~
r―――――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ュ
| 茂帝陸軍所属のヘリコプターを集中運用している独立部隊です。 |
| 元々は旅団規模の支援航空部隊で、この第1航空師団というのは |
| 第4機甲軍に.所属していた2個航空旅団を臨時に統合したものです。 |
| 1個旅団に攻撃ヘリ大隊が2個、輸送ヘリ大隊.が2個配属されています。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――''
24 :
5/62:04/09/24 05:47:45 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――ュ
| 1個師団で8個ヘリ大隊か? |
`ー――――――――‐v――――''
_ _ __
/´;;;;;_ヽ /´;;;;;;;_ヽ /´;;;;;;;_ヽ
彡, ゚Д) (〜゚ ヾソ) (д` ヾ;
§::::::`'つ (::゙´::::§) ,i::´:::::::::§
lニ/::::i::::ロiニニi:ロ::::::i:::ゝニ i:ロ:::::::i::::ゝニニl
|:|" U U (__)__) (___)__) `|:|
r――――――‐'`ー―――――――――――――――ュ
| 他に.偵察ヘリが一個大隊、戦車大隊が一個で、 |
| 輸送ヘリ部隊は空中機動歩兵に改編されています。 |
`ー――――――――――――――――――――――''
25 :
6/62:04/09/24 05:48:31 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――ュ
| 敵の戦力では我々に.勝つことはできん。絶対にな。 |
| そこで連中は我々の戦力集中を妨げつつ各個撃破 |
| しようと考えるだろう。或いは、我々が攻撃を急ぎ |
| 前進を強行すれば敵は後退しながら抵抗し、我が |
| 攻撃計画の破綻を期するであろうな。 |
`ー――――――――‐v―――――――――――――''
 ̄  ̄ __ ̄ ̄  ̄_  ̄  ̄_ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄
/´::;;;;;_ヽ /´;;。。;;ヽ /;;;;;;;_ヽ
ノ(,, ´д) ノ( ゚ゥ゚ ) (Д゚ ミ、
§(::´ロ:ロ:;i, §(:´::ロ:ロi _/:ll:ロ:`;)§
lニニニニニニニニニニニニニニニニニl
|:|" (___)__) (__)__) U U ヾ|:|
~ ~
r――――‐'`ー―――――――――――――‐ュ
| と、しますと…やはり問題は時間ですな。 |
| しかし敵にこういう.対応をされては… |
`ー――――――――――――――――――‐''
26 :
7/62:04/09/24 05:48:54 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――――ュ
| 忘れたのかね?.我々の目標は敵軍の包囲であって |
| こんな連中にかかずらっている暇などないんだよ。 |
| ここは仕方が無いから第1・第5機械化軍団を出して |
| こいつらを迂回する。第15機甲軍団の前進が遅れるが、 !
| それは仕方ないだろう? |
`ー―――――――――‐v――――――――――――――''
,, " ヾ`''-';;、::-::(´;::、-::、,,);;i‐、;;ー"::、‐、'';;(,,ノ
ヾ''、ソ=''、'';;(,,ノ;;、‐、;;ー"::、‐、ヾ_::ヾ`''-';;、::-::(´
 ̄  ̄  ̄ _  ̄ _  ̄ _  ̄  ̄
/´;;;;_;;ヽ /´;;;_;;;ヽ /´;;;_;;ヽ
ノ(,;´д`)(゚ ヾ;ソ,,) (゚ ミ、ミ
§(::´ロ:ロ゙i(:´::::§::) (´:::§:)
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||〃', (__)__)(__)__)ヾ|| U U ヾ||
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| そ、そうですね。しかしこの攻撃への対処はどうします? |
`ー――――――――――――――――――――――――''
27 :
8/62:04/09/24 05:49:25 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――――――――――
| ん?別に無視しても迂回されたら攻撃をやめるんじゃないかね?
| 君も真面目すぎるな。…いいだろう。ならば一つの答えをやろう。
| 敵集団は保有する全師団を攻撃に投入している。予備隊無しでな。
| だから迂回した部隊が攻撃されることはありえないわけだが、
| 同時に我々が敵に一定の損害を与えてしまえばもはや敵には攻撃を
| 行う能力はおろか防御に転ずる余力すらなくなるわけだ。
`ー――――――――‐v――――――――――――――――――――
 ̄  ̄ __ ̄ ̄  ̄_  ̄  ̄_ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄
/´::;;;;;_ヽ /´。;;;;;_ヽ /;;;;;;;_ヽ
ノ(,, ´д) (゚ゥ゚ )ヽ (Д゚ ミ、
§(::´ロ:ロ:;i, (:´::ロ:ロi§/:ll:ロ:`;)§
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|:|" (___)__) (__)__) U U ヾ|:|
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r―――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――――――――
| まあ折角だからこの際この敵を殲滅するのも悪くは無いな。
| 敵が全師団を投入しているということは、敵の攻撃軸は既に明白であるということ。
| そしてそれは第231機甲師団の殲滅を意図している。ノルトラント、ヴィーキング両師団が
| 我が左翼部隊を牽制、トーテンコープフ師団、第6機甲師団が攻撃を行うわけだが、
| 我が右翼への押さえが無い。ここで我々が第232機甲師団を動かそうとすると、
| ヘリ師団が一躍前進してこれを阻止する…更なる増援には両翼の部隊を下げながら
| 内線を形成、その利を生かして右翼の牽制部隊から兵力を引き抜いて対処する。
| こうして我が攻撃を自らに誘引しながら時間を稼ぐ…こんなところだろう。
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――――――
28 :
9/62:04/09/24 05:50:04 ID:rFsS9WzO
_ r――――――――――――――――――――――:ュ
/´;;;。。;ヽ | そこで我々は第15機甲軍団を一時後退させる。 |
ノ(,, ゚ゥ゚ ) < 敵を引き寄せる為に… |
§(´::ロ:ロ:i `ー―――――――――――――――――――――''
《第24軍団》 _______《第3機甲軍》 l::::::\ 【第3軍】
《北キプニャク軍集団》 〈::《第2機械化軍団》::〉 l::::::\ 《第6機甲軍団》 __
_____ __ ̄ ̄_____ 《第13機甲軍団》 \::::::l /
/:《第37軍団》::〉/ __〉〈【第1装甲軍団】〉l ̄ヽ.\::::::\ ヽ:::::::::::i 【第15軍団】
_ヽ::/ ̄__【第2装甲軍団】 【第1装甲軍】 \ \\:::::l |::::::::::| l
/:::::l / __,〉 l_/ 【GM.装甲軍団】《第14機甲軍団》. `‐''
《第11軍》 /::::【第7装甲軍団】 ― ・ ― \_l \::::::/
《第39軍団》 | 【A軍集団】 \ 【第1軍団】 `"
|::::::| . `‐'' 【第4装甲軍】 . ・ モラキア \l 【E軍集団】
― ・ ― `‐ ' /ヽ \  ̄ / ̄l
,r‐、 | | 【仏第4軍団】
|:::【第9装甲軍団】 【サイナン作戦集団】 l_/
ヽ::::::ヽ__\_l / 【SS第2装甲軍団】 ←【仏第5軍団】
\《第41軍団》::::〉\ ,.― 、【6PzD・1HD】_ 【仏第2軍】
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /:"::::::::::`"::\l_/ >:::::::|
XXXX《第1機械化軍団》::::::::::::::::::::::::::/ /::::::, 、l | ←【仏第6軍団】
\ 《第15機甲軍団》:::::`‐'"::::::/ ― ・ ― ―XXXX―
《第4機甲軍》 :::::::::::::/
《第5機械化軍団》 l ̄\ ←【第26軍団】
:::::::r‐、 \ \ 【モナンスキー作戦集団】
《第44軍団》 |::::::| 【第13軍団】 シィスパニア←【第27軍団】
29 :
10/62:04/09/24 05:50:30 ID:rFsS9WzO
9時10分 モナコルム:万安宮
∫ι________/丁了
丿;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ヾ.ヽ.
ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,,.,.,.,.,.;;.ヾヽ
.ヘ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;::::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,.,.,..,.,.ヾ.ゝ.., ヘ
ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.,___., λ
ヘ ,,__ノヾ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ ゞ,ノヘ
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,ノゞゞ
U/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒..Uミミ::l
U三三,U,,三三U三三,U,三三U,三三U三三Uミミミl
┌┼┐___┌┼┼┼┼┼┐___┌┼┼┼┼┤_ヽ
│ /,,;;;;;;;; /]ミ;;,, /,,;;;;;;;;;/]ミ;;,, ..│ミミ‖
┌士士士士________士士士士士士士士士士________士士
. . 彳/三三三三三三彳/.|ミ . 彳/三三三三三三彳/ |ミ
. 彳/三三三三三三彳/.. |ミミミ . 彳/三三三三三三彳/ . |ミミミ
. 彳/三三三三三三彳/ .. |ミミミミミ .. 彳/三三三三三三彳/ .|ミミミミミ
30 :
11/62:04/09/24 05:50:58 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| …以上の通り、目本側は茂帝国との接近をあくまでも平和的なものであると |
| 主張致しましたが、その一方で韮茶外相はこれに安全保障面での意味がある |
| ということをちらつかせていました。 |
`ー―‐v―――――――――――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――
| 間違いない。連中は我々と敵対するつもりだ。
| あの戦下手どもが調子に乗りおって。
∧,,,,∧ `ー―――――――‐v―――――――――――――――
q⌒p (´ハ` ヾヽ
γ――ヽ |/゙‐:lll:ロ:゙:ヽ ∧,,,,∧
r(,_ ´) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (Д゚ ,,ヾヽ
|(, __~))) ,/ \. (∽::゙:::::::::l:§
| ー―ュ,,ヾ;/ \ /:::r――‐' |
|___,|,/ \i|___,|
/ \
r―――――――――‐'`ー―――――――――――――――――ュ
| と、なるとこれまで以上に南宋の動きを警戒せねばならんな。 |
| 東部方面軍の総司令官を任命せねばならんが… |
| 誰か適当な人間はいないものかね? |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
31 :
12/62:04/09/24 05:52:07 ID:rFsS9WzO
r───────────────────────────ュ
| この際親衛軍と統合して大本営直轄で動かしてはどうかね? |
| 親衛軍自体が第1機甲軍と第17軍の2個軍しかないのだから、 |
| 直隷方面軍とでもして再編すればよかろう。 |
`ー―――――‐v――――――――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∧,,,,∧
(´Å` ,,)ヽ (`□´ ,,ヾヽ
/゙:‐:lll:ロ::゙゙;§ と“‐:ロ“ ,,)§
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r―――――――――――――――――‐'`ー――――――――――――ュ
| 東部方面は大縦断山脈を抵抗線として.利用すれば帝国中枢への |
| 攻撃を阻止し、華南方面を策源とすれば長期の抵抗作戦が可能です。 |
| しかし満洲は南宋に近接しており、適当な抵抗拠点もありません。 |
| こちらの防衛を強化する必要もあるかと。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――――''
32 :
13/62:04/09/24 05:52:30 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――――ュ
| それを仰るなら国防部の大臣も空席ですよ。 |
| 軍需だって特別に部局を設けたほうがいいぐらいです。 |
| 誰か適当な.人物がいらっしゃるでしょう? |
`ー――‐v――――――――――――――――――――''
∧彡∧ ∧_∧
rノノ;・∀・) ノ(, ;‐〜‐)
| (::゙::‐:lll:=゙つ | (::゙::;;;∽::゙i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r――――――――――――‐'`ー――――――――ュ
| 軍需にはフビライ殿下などがよさそうですが… |
| 国防部は…? |
`ー―――――――――――――――――――――''
33 :
14/62:04/09/24 05:52:57 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| ならば…国防部はグユクにでも任せよう。新方面軍総司令官には… |
| そうだな…東方三王家からイェスンゲ将軍などどうだろうか? |
`ー――――――――――‐v―――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――
| いいだろう。モンケには海軍の仕事に専念してもらう。
∧,,,,∧ `ー―――――――‐v―――――――――――――――
q⌒p ( ´ハ` ,)ヽ
γ――ヽ |/゙‐:lll:ロ:゙:ヽ ∧,,,,∧
r(,_ ´ハ) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( ゚Д゚ ,,ヾヽ
|(, __~))) ,/ \. とll:ロ::゙::::::l:§
| ー―ュ,,ヾ;/ \ /:::r――‐' |
|___,|,/ \i|___,|
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r―――――――――‐'`ー―――――――――――――――ュ
| 戦局の悪化に備え、4個軍を新たに志願兵で編成する。 |
| それと高麗王国に.満洲方面への軍の派遣を指示しよう。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
34 :
15/62:04/09/24 05:53:48 ID:rFsS9WzO
10時00分 同盟軍A軍集団総司令部
r――――――――――――――――──────―ュ
| 敵は我々の反撃を無視しています。あっさりと。 │
| 攻撃の中止もなく、増援部隊すら.送っていません。 |
| サイナン作戦集団は後退させたほうがよいのでは? |
`ー―――‐v─―――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――ュ
| だが第15装甲軍団は後退している。ここでうまくこれを |
| 打撃すれば次には.第5機械化軍団を攻撃できる。 |
`ー――――――‐v―――――――――――――――――''
∧_∧ ∧_∧ ∧興∧
(, ;^Д) (´;┓` ) (・Д・; ,)
(::"ッ<y>i ,/::<y>ロ:゙:ヽ i゙:<y>=:゙゙)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|_________________________
r―――――――――‐'`ー―――――――――――――
| それは観測があまりにも楽観的過ぎます!
| 「我々には後が無い」と仰ったのは閣下ご自身でしょう。
`ー―――――――――――――――――――――――
35 :
16/62:04/09/24 05:54:22 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――― ュ
| 何を言うか!私は可能性に賭けているだけだ。 |
| たとえ作戦集団を後退させても事態は変わらん。 |
| ならば少しでも良くなる可能性を.選ぶしかなかろう? |
`ー――‐v―――――――――――――――――――‐'
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
∧興∧ ,/ |
( ・Д・;) ,/ |
ど:<y>=゙:つ / |
/‐:::::::‐:ゝ / /' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | |
∧_∧ _)/ /' l :|
(,, )/ /' :| :|
∧_∧゙:::::::::゙:) ./' l :|
(,, ;^)::: / / | :|
(::::"ッ<yi / / | |
,/:::::‐::::l ./ /__________,l. |
(_(__)/ |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:|
|_______________:|
r―――――‐'`ー―――――――――――――――――――ュ
| サイナン中将に指令、このまま前進して敵の戦力を殺げ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
36 :
17/62:04/09/24 05:54:49 ID:rFsS9WzO
10時20分 サイナン作戦集団司令部
r――――――――――――――――――ュ
| この戦力で一体どうしろというのかね? |
| レープ元帥も気が狂ったか… |
`ー―――――‐v―――――――――――''
r――――――――――――――――――――――:ュ
| いや、勝てる可能性はありますぞゲルフSS中将。 |
| 空軍の降下師団を投入できるとのことですので、 |
| これをうまく使えば… |
`ー――――――――‐v―――――――――――― '
∧G∧ ∧災∧ ∧H∧
(・∀・; ) (廿´ ,,) (д` ,)
(;;;";;;<yi /iy>:::゙゙::::) iy>:::゙゙::::)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|___________________
r――――――――――‐'`ー――――――――――――――――
| しかし閣下、降下猟兵師団の装備など高が知れたものですよ。
| 装甲師団の相手になどなりません。
`ー―――――――――――――――――――――――――――
37 :
18/62:04/09/24 05:55:47 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――――――――――――
∧災∧ | いや。私の作戦はこうだ。まず第2降下猟兵師団を第231・232師団の間に
(, `廿´) < 奇襲降下させて空挺堡を設置、ここを第1航空旅団が通過して第231師団の
,/:゙゙:::<y>゙O | 後方に進出し、SS髑髏・第6装甲師団と共同してこれを殲滅する。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ :| これと同時にSS第2軍団も攻撃を行い、敵を牽制する…
`ー――――――――――――――――――――――――――――――――
【A軍集団】
xx
/ ̄ [(><)] 【サイナン作戦集団】
【SS「北国」師団】 【第101航空軍団】
ヽ____/ 【SS第2装甲軍団】 xx
______. l ̄\ xx [, Y ,]
:::::::::::xx::::::::::::::::::ヽ \. \ [,∞゙] 【第2降下師団】
::::::::::[(><)]::::::::::::::: l \_l xx xx 【第1航空師団】
:::《第234師団》:::/ [(二)] xx [(二)] /
 ̄ 【SS「海賊」師団】 [(二)] / ̄l 【第6装甲師団】
/ / ̄l /  ̄ ̄ ̄【SS「髑髏」師団】 '" / l`" / _,| |_ /
XXX / / _\,___,/,_ \ ヽ'l ヽ_/_,,|__< \ /
《第41軍団》 / ヽ_/ /::::::::::::: xx ::::::::::::::ヽ > | /::::::::::::: xx :::::::::::::::ヽ ゙" /
l::::::::::::::::[(二)]::::::::::::::|  ̄ ̄ l::::::::::::::::[(二)]::::::::::::::|
\:::《第230師団》::/ \::《第231師団》::/ |/ ___
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ /:::::::: xx ::\
xx |::::::::::[(二)]:::::
[(><)] 《第232師団》
《第4機甲軍》 《第233師団》 \:::::::::::::::::::
《第15機甲軍団》
38 :
19/62:04/09/24 05:56:12 ID:rFsS9WzO
11時00分 モナリン:茂帝国外務省
__r;__
'‐'o'‐゙ _
l ̄ ̄l::l i':::|
l:ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ!ニlニ!ニlニ!ニlニ!ニl ''~|
|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::| ‖
|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::| _,,‖__
|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::| l ̄ ̄l::::l
|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|::/ ̄l:^:li ̄ ̄l:^:li ̄ ̄l:^:li ̄ ̄/\ ̄ ̄ ̄\
|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:l―――――――――――‐i―‐ '―――‐:!
|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:l ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |:ロ ロ:|llllllllllllll|
|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:l ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |:ロ ロ:|llllllllllllll|
|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:l ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |:ロ ロ:|llllllllllllll|
|ロロロロロロロロロロ lニニニl::l ロロロロロロロロロロロ|:l ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |:ロ ロ:|llllllニl::ll|
|ロロロロロロロロロロ__|| || || ||,__ロロロロロロロロロロロ|:l ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |:ロ ロ:|llllll_|||||:l|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
39 :
20/62:04/09/24 05:56:45 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――ュ
| どうぞこちらへ…大使閣下。 |
`ー―――――――‐v―――――'' ____ | 、..、
|:::| l―――――| | ,____ | !:`::::、,..、
|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | | | | i;ノソ'‐゙ヾ::::..、
|:::| l―――――| | | | | r;'|: |`i ヘ::!`:''`
r―――ュ .|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | l o;| l i:l!|: |`i | ',iリ
l | .|:::| l―――――| | | | | ,i:i:l|:_l`i | t;;
____ __| |_____,|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| |_|____|_,,|. `~` ` ' | ,!i!
|ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ=゙ \ ` ――――――┘ \ `'ヾ;!
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \
ヽ:|__________| \
∧♪∧ \
( ・∀・ ,) ____________ \
(:::<y>‐::つ i`r ――――――――――‐゙i. \
/::::i:::::::ゝ | | * * * |. \
∧_∧ (__(__) | `r`: 二二二二二二二二二`r`:
(( (, ´(・) \|____iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ
(:::::::::<V! 、| | |
/::::::‐::::i | . | |
40 :
21/62:04/09/24 05:57:21 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――――ュ
| さて…貴国もそろそろ腹を決めていただけませんかね? |
| 我々もいい加減待ちくたびれてきましたよ。 |
`ー―――――‐v――――――――――――――――――''
___∧♪∧_____ \
i`r:――( ・∀・,) ――――‐'i. \
| | *(::::<y>:::つ. * |. \
| `r`: 二'、::::::ノ、::;ゝ二∧_∧`r`:
\|____iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ
、| | |
| . | |
\|_____________|
41 :
22/62:04/09/24 05:57:48 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――ュ
| しかしですな大臣閣下、私の入手した.情報では |
| 現在は貴方方同盟軍の旗色が悪いようですよ。 |
| 負け戦に巻き込まれるのは正直御免蒙りますな。 |
`ー―――――――‐v―――――――――――――''
iヽ、 ,:ヘ、
i ;ソ:‐'、_,i:i、
/´ ヽ
_ ,,,i '´ ヽ :i -- ―
/"´ ̄ ', (・ ,,) ,:!
| ヽ '' ` ,,:乂
| _':,/_ /´:i_ヘ‐,,/_/´::::ヽ
| /ヽ /:::::i_く:i;;/::ゝ:::::_::::::i
| i:::::":‐''":/;‐':´::::::;;/
____| ヽ::_:;;:::ソ、、:::::;;:;:ノ:i
i´ `i `i ,,/::::::::/o::::::: ̄::::;;;;i
42 :
23/62:04/09/24 05:58:13 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――ュ
| なるほど…既に情報を得ておられましたか。 |
| 確かに我が同盟軍は押されています。 |
| が、しかし今貴国が参戦を決定されるならば |
| 昨今の劣勢も一挙に吹き飛びますよ。 |
`ー――――――――‐v―――――――――――''
、
/゙', lヾ!/゙',
/ ',(;ソ /,, ',
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/´ ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i ・ i ¬ ・ :i
ヽ,, _ ヽ'' ' ,ノ
,.. -::::/:ヽ、‐-, 、‐/:ヘ:::‐-、、
/::::::::::└-:,:ヘ‐'::; /::、-┘::::::::::',
,/:::::::〃:::::::く:::::',i;;/:::::::>‐,:::ヾ:::::::!
r――――――――――‐'`ー―――――――――――――ュ
| それに…現在の中立国のなかで我々と通じているのは |
| 貴国一国だけではありませんしね。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
43 :
24/62:04/09/24 05:58:59 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――ュ
| 宋国ですか…貴方はそれと同じ台詞を !
| あちらの大使にも仰るのでしょう? |
`ー――――――――‐v――――――――''
_____∧_∧____
i゙―――― ( ´(・)` ,,)―――r'i
| * と::<V>‐::)* | |
i":"∧♪∧二 '、;:ノ、::::‐ゝ 二:i":" :|
r"ニニニニニニニニニニニニニニ:゙r'i____|/
| | |、
| | . |
|_____________|/
r――――――‐'`ー――――――――――――――――ュ
| 勿論ですとも。彼等とて.華南方面の奪還は悲願です。 |
| 貴方方も革命やら政変やらのドサクサに紛れて連中に |
| 奪われた地方の回復を目指しておられるはず… |
`ー―――――――――――――――――――――――''
44 :
25/62:04/09/24 05:59:20 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――ュ
| いずれにせよ本国にお伝えしましょう。 |
`ー―――――――――‐v―――――――''
___∧♪∧_____ \
i`r:――( ‐∀・,) ――――‐'i. \
| | *(::::<y>::::ヽ, * |. \
| `r`: 二'、::::::ノ、::;ゝ二∧_∧`r`:
\|____iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ
、| | |
| . | |
\|_____________|
r――――――――‐'`ー―――――――――――ュ
| 大ロクマに往時の誇りと栄光のあらんことを… |
`ー――――――――――――――――――――''
45 :
26/62:04/09/24 05:59:50 ID:rFsS9WzO
1月27日1時5分 第2降下猟兵師団
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;,r‐,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;;::;:;:;:;;:;;:;:;:::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
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;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;'、゙_ ー"_二ー'",;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;;::;:;:;:;;:;;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;=‐,/:;:;:;:;:;'‐";:;:;:;:;:;:;:;::;:ゴォー;:;:;:;:;:;;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;::;:;:;:;:;:;:;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:'_/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;;::;:;:;:;;:;;:;:;:::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
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46 :
27/62:04/09/24 06:00:27 ID:rFsS9WzO
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;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:
47 :
28/62:04/09/24 06:00:54 ID:rFsS9WzO
1時40分 サイナン作戦集団司令部
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 0130時、第3旅団の展開を終了。各空挺堡は連絡を強化中。 |
| 第1旅団は0125時に確認された敵偵察部隊を撃退。 |
`ー――――――――――――――――‐v――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――――‐ュ
| 第1航空師団の前進を開始。部隊は航空打撃旅団を先鋒に、 |
| 空中歩兵旅団が継続。第3空挺堡に.航空支援基地を設営。 |
| 第101航空軍団上空のCAPを強化せよ。 |
`ー――――――――‐v―――――――――――――――――‐''
∧G∧ ∧災∧ ∧H∧ ∧夂∧
( ・∀・) ( `廿´ ,,) (, ´д`) (д゚ )
(;;;";;;<yi i゙::<y>::::゙) iy>:::゙゙::::) iy>:::゙゙:::::)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|___________________
r―――――――――― '`ー―――――――――――ュ
| 戦車大隊は中隊規模で各降下猟兵旅団に配属。 |
| 一個中隊を予備隊として師団司令部に確保しろ。 |
`ー――――――――――――――――――――――'
48 :
29/62:04/09/24 06:01:17 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――ュ
| 報告!敵軍団予備第233師団の移動を確認。 |
| 0400時までに第231師団の後方に.展開の見込み! |
`ー――――――‐v―――――――――――――――''
__,,r―-、
゙r ===(wi' ∧夂∧ ,∧H∧ ,∧災∧
( ;・Д). (д゚ ) (`; ,) (廿´ ,)
(:::;;"::<yiつ (::::"::<yi (::::::::::゙゙:) と::゙:::::::::::゙)
| ̄ ̄ ̄ ̄<::::::‐::::i ̄ ̄ ̄/::::::::‐::」 ̄ ̄ ̄ /::::i:::::::::i  ̄ /:::::::i::::::ゝ
|____し (__)___(__(__) __ (__(__)__(__)___)
r―――――――――――――――――――――――‐'`ー―――
| 強硬突破しろ!攻撃ヘリで敵を攻撃しつつその機動を妨害し、
| ヘリ歩兵で強襲をかければ撃破できる!師団戦車大隊も
| 降下猟兵師団ではなく航空師団にまわせ。
`ー―――――――――――――――――――――――――――
49 :
30/62:04/09/24 06:01:40 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――ュ
| 閣下、正面攻撃のほうも聊か遅れております。 |
| 何か別の手段を講じたほうが… |
`ー――――――――――――――――‐v――――''
r――――――――――――――――――――――――ュ
| 北部のSS第11「ノルトラント」師団を1個旅団づつ南方の |
| SS第3「トーテンコープフ」師団、SS第5「ヴィーキング」師団に |
| 送れ。残り1個旅団を軍団予備に残す。 |
`ー――――――――‐v――――――――――――――''
∧G∧ ∧災∧ ∧H∧ ∧夂∧
(,;‐∀‐) (,, `廿´) (´д` ) (д゚ )
(;;;";;;<yi i゙::<y>::::゙) iy>:::゙゙::::) iy>:::゙゙:::::)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|___________________
r―――――― '`ー―――――――――――――ュ
| 諒解しましたよ。うまくいけばいいですがね… |
`ー――――――――――――――――――――''
50 :
31/62:04/09/24 06:02:19 ID:rFsS9WzO
2時00分 第三次キプニャク会戦・南翼の戦い
【A軍集団】
 ̄ ̄ヽ 【サイナン作戦集団】
【SS「北国」師団】
__ /
__ l ̄\ 【SS第2装甲軍団】
::::::::::ヽ \. \ 【第101航空軍団】
::::::::::::::l \_l xx xx
::::::: / [(二)] xx [(二)] xx
 ̄ 【SS「海賊」師団】 [(二)] / ̄l 【第6装甲師団】 [,∞゙]
/ / ̄l /  ̄ ̄ ̄【SS「髑髏」師団】 '" / l`" / _,| |_ 【第1航空師団】
XXX / / _\,___,/,_ \ ヽ'l ヽ_/_,,|__< \ / xx
/ ヽ_/ /::::::::::::: xx ::::::::::::::ヽ > ,| /:::::::::::::: xx :::::::::::::::ヽ " __[, Y ,] _
l::::::::::::::::[(二)]::::::::::::::|  ̄ ̄ l::::::::::::::::[(二)]::::::::::::::| |_2_| |_1_|
\:::《第230師団》::/ \::《第231師団》:【第2降下猟兵師団】_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄_ ̄_ / ̄ ̄l /:::::::: xx ::\
:::::::::::::::xx:ヽl_3_,/ |::::::::::[(二)]:::::
::::[(><)]:::\ 《第232師団》::
《第4機甲軍》 《第233師団》l \:::::::::::::::::::::
《第15機甲軍団》 ::::::::::::::| \:::::::::::::::
51 :
32/62:04/09/24 06:02:44 ID:rFsS9WzO
7時00分 南キプニャク軍集団総司令部
r―――――――――――――――――――――――‐ュ
| 第4機甲軍のバイダル中将より、第1機械化軍団を |
| 投入して欲しいとの要請が入っています。 |
`ー―――――――――――――――――――――― 、(
∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧_∧ ∩__∩
彡,, ゚д゚ミ (・∀・,,ヾヽ (,, ゚Д) ( ・ム) (∀` ,,)
(:゙゙:シlll:=゙i i゙‐:lll:=::゙゙)§ iシlll:‐::゙:) ,i:シlll:‐::゙゙) .ll::‐::゙゙::;;)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__________________________
r―――――――――――――――‐'`ー――――――――ュ
| 少し早すぎるのでは?まだ中将の手持ちの戦力でも… |
`ー――――――――――――――――――――――――''
r――――――――――‐'`ー―――――ュ
| かまわん。第1機械化軍団を出せ。 |
`ー――――――――――――――――''
52 :
33/62:04/09/24 06:03:08 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――ュ
| ただし防衛強化ではなく攻撃に投入するのだ。 |
| まあ中将もそのつもりだろうが。 |
`ー―――――‐v―――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――
| つまり既に敵の抵抗力は消滅した、とお考えなのですか?
ヽ∧_∧ ), -―――――――――――――――――――――――――
(, ・ム・,∧,,∧
(::::::"::シl(,,゚Д゚ )
/::::::::‐:::(::゙シlll:=i
(__(_/‐:::lll:∧,,,,∧
Uノノ,, ・∀)
§(:::::"::-:ll∩,,,,∩
/:::::::‐::彡 ,,ミ
(__),(::::::"::シ:ll
/::::::::‐::::ll ヽ __________
(__)___). |
\|_________
r――――――――‐'`ー―――――――――――――――――‐ュ
| 「既に」ではなく「今は」そのときなのではないかね中佐? |
| 既に第5機械化軍団の.一部隊は敵の増援と接触している。 |
| あと少しもすればこの部隊が本格的に攻撃を開始するだろう。 |
| 敵第1機甲軍の後退も進んでいる。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――‐''
53 :
34/62:04/09/24 06:03:34 ID:rFsS9WzO
1月27日 蒙アユンガ作戦・同盟軍増援の到着
《第24軍団》 _______《第3機甲軍》 l::::::\ 【第3軍】
《北キプニャク軍集団》 〈::《第2機械化軍団》::〉 l::::::\ 《第6機甲軍団》 __
_____ __ ̄ ̄_____ 《第13機甲軍団》 \::::::l /
/:《第37軍団》:/ _〉〈【第1装甲軍団】l ̄ヽ.\::::::\ 【第15軍団】
_ヽ::/ ̄_【第2装甲軍団】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ \\:::::l l
/:::::l / _,〉 l_l 【GM.装甲軍団】 \::::::::::::::/ `‐''
《第11軍》 /::::【第7装甲軍団】 ― ・ ― 【第1装甲軍】 \_l 《第14機甲軍団》
《第39軍団》 / 【A軍集団】 \ l ̄\ __l:::::::::l__
|::::::|  ̄ 【第4装甲軍】 ・. モラキア 【第1軍団】 \::::::/ 【E軍集団】
― ・ ― `‐ ' /ヽ \ \_l `" / ̄l
,r‐、 | | 【仏第4軍団】
|:::【第9装甲軍団】 【サイナン作戦集団】 __ l_/
ヽ::::::ヽ__\_l 【SS第2装甲軍団】 l::::ヽ 【仏第5軍団】
\《第41軍団》::::〉/ 【第101航空軍団】:::l / ̄l 【仏第2軍】
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__/ヽ__,/ /:::::::/ 【仏第6軍団】
XXXX《第1機械化軍団》:::::::::::::::::::::::《第5機械化軍団》 l_/
\ 《第15機甲軍団》:::::/ l::::::/ ― ・ ― ―XXXX―
《第4機甲軍》  ̄
l ̄\ ←【第26軍団】
,r‐、 \ \ 【モナンスキー作戦集団】
《第44軍団》 |::::::| 【第13軍団】 ←【第27軍団】
54 :
35/62:04/09/24 06:05:11 ID:rFsS9WzO
7時30分 同盟軍E軍集団総司令部
r─────────────────────―――ュ
| おい、このモナンス第2軍を我が軍集団に編入しろ。 |
`ー――――――――――――‐v――――――――――''
▲__▲ λ_λ .A__A ∧丙∧
( ;・▽) ( ;`ー´) (・∀・ ,) (д` )
(::";:‐<yi (゙゙ッ<y>::i ど:<y>ロ::゙) i゙<y>=::゙;)
/:::::‐::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(__)_,,|___________________
r―――――‐'`ー―――――――――――――――――――――‐ュ
| お言葉ですが閣下、モナンス第2軍はA軍集団への増援ですぞ。 |
| 我々が勝手に取り上げてしまっては越権… |
`ー―――――――――――――――――――――――――――‐''
55 :
36/62:04/09/24 06:05:52 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| かまうもんか!それに我々が敵の攻勢を阻止しないと、 |
| A軍集団だって包囲されちまうんだぞ。なら包囲を阻止して |
| やるために兵力を引き抜いて何が悪いんだ? |
| この際最高統帥本部には.現場の判断を尊重してもらう。 |
`ー―――――‐v――――――――――――――――――――''
▲__▲
(・▽・; )
_________ど::<y>ロ゙つ
/|:::‐::ゝ
λ_λ|__)
(`ー´;,)
A__A,:::゙゙::::)
,(, ・):::::::ゝ
∧丙∧:::::::::゙゙:)__)
( )::i:::::::ゝ )ヽ―――――――――――――――――――‐ュ
/(゙::::::::::゙゙:)(__,) | モナンス第2軍の司令官に直接命令しろ! !
_,,,/ ,/:::::i::::::::ゝ | 全軍北転して敵第3機甲軍を阻止せよ、とな。 |
l: /(_(__) `ー―――――――――――――――――――''
_,,|/
56 :
37/62:04/09/24 06:06:18 ID:rFsS9WzO
同時刻 同盟軍B軍集団総司令部
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| モナンスキー君、君の集団は私の指揮下に入ってもらう。 |
`ー――――――――――‐v――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――‐ュ
| え、し、しかし我々にはA軍集団の救援という任務が… |
`ー―――――――――――――――‐v――――――――‐''
∧彡', /V\ ,∧,,,,∧ ∧__∧ /,鋤∧
(,, ・∀) ( ・ワ). ( ・∀) 彡, ´∀) (∀`; ,,)
(:゙ッ<y>゙i (::゙ッ<y>゙i (:゙゙:::<y>゙i .(゙:<y>‐:゙) とiy>=:::゙:;)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |:::::‐::::ゝ
|____________________| (___)_)
r――‐'`ー――――――――――――――――――――――――――――――
| そんなことは言われなくても知ってるよ。だが今敵の第5機械化軍団が
| 我が第2軍の北方を突破して進撃中なんだ。これがA軍集団を包囲しようと
| 動いている。つまり緊急に対応を要する戦区は我々の担当地区にあるのだ。
| それならば我々が部隊を動かして敵を阻止したほうが早いだろう?
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――――
57 :
38/62:04/09/24 06:06:44 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――ュ
| いや…しかし、その… |
`ー―――‐v――――――''
∧鋤∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ;´∀`) /
(:゙゙::<y>゙l/
/::‐::::/ ∧__∧ ∧,,,,∧ /V\
(__,/. (` ,ミミ (・ ) (ワ・ )
| ̄ ̄ ̄ ̄(:゙゙::::::::::゙゙)  ̄ ̄(:゙゙:::::::::゙゙) ̄ ̄ ̄ (:゙゙:::::::::゙゙) ̄
|____/:::::::::i:::::;ゝ__/:::::::::i:::::;ゝ___/::::::::i:::::;ゝ_
(__)_) (__)_) (__)_)
r―――――――――――――‐'`ー―――――――――――――――――
| しかしも案山子もあるか。A軍集団への直接の救援には仏第2軍が
| 向かっておるではないか。命令だ、モナンスキー作戦集団は第2軍の
| 北翼に展開、準備が整い次第私の命令により敵第5機械化軍団を攻撃し、
| その前進と敵北翼部隊との結合を阻止せよ。
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――
58 :
39/62:04/09/24 06:07:14 ID:rFsS9WzO
14時30分 蒙第4機甲軍司令部
r―――――――――――――――――――――――‐ュ
| 閣下、第1機械化軍団の投入準備が完了しました。 |
| サイナン作戦集団への攻撃.を開始しましょう! |
`ー―――――――――――‐v――――――――――‐''
 ̄  ̄ __ ̄ ̄  ̄_  ̄  ̄_ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄
/´::;;;;;_ヽ /´;;。。;;ヽ /;;;;;;;_ヽ
ノ(,, ´д) ノ( ‐ゥ‐ ) (Д゚ ミ、
§(::´ロ:ロ:;i, §(´::ロ:ロ:i _/:ll:ロ:`;)§
lニニニニニニニニニニニニニニニニニl
|:|" (___)__) (__)__) U U ヾ|:|
~ ~
r――――――‐'`ー――――――――――――――――ュ
| 第5機械化軍団は1個機械化師団を後衛において |
| 残りの2個師団で敵集団の背後を襲います。 |
`ー―――――――――――――――――――――――''
59 :
40/62:04/09/24 06:07:56 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――‐ュ
| 第1機械化軍団の攻勢正面の状況は? |
`ー――――――――‐v―――――――――‐''
_ _ __
/´;;;;;_ヽ /´;;;;;;;_ヽ /´;;;;;;;_ヽ
彡, ゚Д) (,,ヾソ ) (д` ヾ;
§::::::`'つ (:::§::`゙) ,i::´:::::::::§
lニ/::::i::::ロi ニ/::::i::::::::ゝニ i:ロ:::::::i::::ゝニニl
|:|" U U (__)__) (___)__) `|:|
r――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ュ
| 敵ノルトラント師団は後退、第9機甲軍団の第24機械化師団と |
| SSヴィーキング師団との間に.戦力の空白ができています。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
60 :
41/62:04/09/24 06:08:19 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――ュ
| よし。第1・第5機械化軍団に攻撃開始を指令せよ。 |
`ー―――――――――‐v――――――――――――''
 ̄  ̄ __ ̄ ̄  ̄_  ̄  ̄_ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄
/´::;;;;;_ヽ /´;;。。;;ヽ ,/;;;;;;;_ヽ
ノ(,, ´д) ノ(, ゚ゥ゚ ,) (Д゚ ミ、
§(::´ロ:ロ:;i, §(´::ロ:ロ:i ,ill:ロ:`';)§
lニニニニニニニニニニニニニニニニニl
|:|" (___)__) (__)__) U U ヾ|:|
~ ~
61 :
42/62:04/09/24 06:08:51 ID:rFsS9WzO
15時25分 蒙第1機械化軍団
| _l_l l _| l
_| __r―― | ./
_| ._/ __/. | _l_l l _| l
_| __r―― | ./
_| ._/ __/
:::::...
//::::....
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,.r: 、 "
< /
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,r┐ ,.、 ,// r:,":::::::::::::.........
t::r――==―――'―',‐',/,ヽ" /" ''''::::::::::
E:| ,o,o,o,o ::', ヘ"/ _r‐;_ ,.、/"
E:| `――' :',_,ヘ ',ヽ''>
ゞ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `"" '''' ¬ ‐ - , ¬ ‐-,
,,. ===o====o====o====' ''''◎
'"i'´ `:γ, ヽγ, ヽγ, ヽγ, ヽγ, ヽγ, ヽ(◎)` ,,: '"
゙' -、'_'、_',ソ::'、_',ソ::'、_',ソ::'、_',ソ::'、_',ソ::'、_',ソ,,、‐" ~~
`゙~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´
62 :
43/62:04/09/24 06:09:20 ID:rFsS9WzO
━━┓・・
┃ ━━━━━━ ・・ ┃
━━┛ ━┛ ドォン
| ドォォン…
| _
. 三 | .|:| !エニニニ!ユ!==━━
| .|:| . ゙| ゙̄|;`ii''!''゙゙゙゙ ̄
三 rr┬:┬:┬:┬‐:::゙ ‐'-゙、,,゙‐'‐'三'-、,,_ 、__ _
三 皿|王 |王 |王 |王三三三三主=ヘ_゙ィソヘ ;>_|爰i二二二二二二二二二二:二二lニ!
r:ュ――‐r――-ニ二ッ-------------------;---ッ 三 i
゙'ロ. .| | | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ゙゙゙̄'''''゙‐r゙― --、、,,、 三 _i_ll_;=―_
;{,,|___,,|____|_|___|___|___,゙|__,,,,,,、ヘ_゙>三 __ __Ei王王 主ョ゙:,>コ=====
'ゞ,;ソ' i'´,、`i゛i'´,、`i゛i'´,、`i‐o.i'´,、`i‐o:i'´,、`i,,゙'i'´,、`i:ゞ゙'゙.ソ |i_:i__:i_i二i二i二iニヾ;
`''‐ x、'、,,゙;ソ´ゞ゙'゙ソ´ゞ゙'゙ソ´''゙ゞ゙'゙ソ´'' ゞ゙'゙ソ´''ゞ゙'゙,,:'、'-'''゙ 三 ヾ◎◎◎_◎_◎:◎ノ'
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´  ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄  ̄  ̄
63 :
44/62:04/09/24 06:10:18 ID:rFsS9WzO
1月28日 蒙第4機甲軍の攻勢・同盟軍サイナン作戦集団の危機
/\ /\
/::::::::::::\【北国MD1/3】 _
~《25MD》 __\/、 ,r:l_/:::::::::::::
|::::::::::::|/:::《26MD》:::> <::::::::::《242AD》 __
_ /::::::::::::::::::::/_ ̄l/_ ヽl ̄ヽ:::::::::::::: /::::::::::ヽ
/::::::::\《第1機械化軍団》:::ヽ | く 【サイナン作戦集団】  ̄ __ 《236MD》
《234ID》:、:::::::::::::::::::::《27MD》::i '´ヽ, \【SS第2装甲軍団】 /:::::::::::::ヽ ヽ::::::::::::/
\:::::::/:::《28MD》`ー――'"_【北国MD2/3】 《235MD》  ̄
 ̄ :::::::::::::::::::::::/【海賊AD】ヽ, ――― 、, ――【第101航空軍団】 ヽ:::::::::::::/
《第41軍団》 ヽ_____/ 【髑髏AD】〉【第6AD】〉.―‐、 |::::::く  ̄ 《第15機械化軍団》
/::::::::::::::::::::::::::ヽ\__,/::::::::::l【第2AbD】 l, '"ヽ:::ヽ
ヽ:::《230AD》:::/ /::::《231AD》" _【第1HD】 _/:::::::i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ:::::::::::::/ /::::::::::\― " /::::::::::::::ヽ
 ̄ ̄ 《233MD》\ 《232AD》|
\:::::::::::/ \::::::::/
《第5機甲軍団》  ̄  ̄
《第4機甲軍》
64 :
45/62:04/09/24 06:10:42 ID:rFsS9WzO
9時30分 同盟軍A軍集団総司令部
r――――――――――――――――――――――――― ュ
| 報告!SSノルトラント師団の戦力半減、ヴィーキング師団も |
| 機甲戦力の4割を喪失し、ゲルフSS中将より退却の要請。 |
`ー―‐v―r―――――――――――――――――――――''―――――ュ
| 第9装甲軍団左翼隊の反撃失敗、第23装甲師団壊滅。 |
| 敵第41軍団が前進を開始、第24装甲擲弾兵師団の一部が |
| 敵中に孤立、救援を求めています。 |
`ー―――――――――――――‐v―――――――――――‐''
∧興∧ .∧_∧ ∧_∧
(,,;・Д・) ( ;) (^Д^; )
(;;;:::゙゙:ッ<i (゙::」)(l;;:゙:) i>=::::゙゙::;)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/;::::::‐::::l ̄ /;::::::::::‐:i ̄ i::::‐::::::;ゝ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
_______(_(___)__(_(___)_,(_(___)_______|
,, -―‐-、
`r=―=::ュ' ,,-―‐- 、
( )ヽ `r=―=::ュ'
65 :
46/62:04/09/24 06:11:06 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――ュ
| もはやこれまで、か… |
`ー―――――‐v――――''
r――――――――――――――――――――ュ
| サイナン作戦集団に後退命令を出します。 |
`ー―――‐v―――――――――――――――''
∧_∧ ∧_∧ ∧興∧
(,,;^Д^) (;´;┓` ) (Д・ ,)
(::"ッ<y>i (゙::‐<y>:゙) O゙:<y>=:゙゙)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|_________________________
r―――――――――‐'`ー―――――――――――ュ
| いえ、もう後退云々の.状況ではありません。 |
| 全軍にモラキア方面への脱出を命じるべきです。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
66 :
47/62:04/09/24 06:12:38 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――――――――――――
| ド・ウラーネルとフォン・モラッセルンに予備隊を取られさえしなければ…
| 我々の敵は正面にのみ居るのではないらしいな。
`ー――‐v――――――――――――――――――――――――――――
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
∧興∧ ,/ |
( ‐Д‐;) ,/ |
(゙:<y>=゙:) / |
/‐:::::::‐:ゝ / /' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | |
∧_∧ _)/ /' l :|
(, ´┏)/ /' :| :|
∧_∧゙:::::::::゙:) ./' l :|
(,, ;^)::: / / | :|
(::::"ッ<yi / / | |
,/:::::‐::::l ./ /__________,l. |
(_(__)/ |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:|
|_______________:|
r―――――‐'`ー―――――――――――――――――――ュ
| 全軍集団に指令。全力を以って東方へ脱出せよ。完敗だ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
67 :
48/62:04/09/24 06:13:18 ID:rFsS9WzO
1月29日 同盟軍A軍集団の崩壊
《第24軍団》 《第3機甲軍》 【第3軍】
《北キプニャク軍集団》 ::《第2機械化軍団》:: ,r‐、 r‐、
_____ >::::j__.、>::::::::::: 《第13機甲軍団》 .|:::::::【第15軍団】
/:《第37軍団》:::::〉 / ,l:::::::< ̄ ヽ:::::::/ 《第6機甲軍団》
ヽ::/ _ ̄ ̄ ̄【第2装甲軍団】  ̄ l ̄\ __|:::::|__ |:::::::| | |
/:::::l l_/ 【GM.装甲軍団】、::::::/ _ `‐'' `‐''
《第11軍》 《第39軍団》/ ̄l ― ・ ― 【第1装甲軍】 \_l `'' /::::::::::\
/:::【第7装甲軍団】 \ 【第1装甲軍団】 l ̄\《第14機甲軍団》
|::::::| l_/【A軍集団】 ・ モラキア 【第1軍団】 \::::::::::/ 【E軍集団】
― ・ ― `_‐', 【第4装甲軍】 \ \_l  ̄ / ̄l
,r‐、/ ヽ _ ___ r‐、 【仏第4軍団】
|:::【第9装甲軍団】 ,>:::::::| _ __, | | l_/ ↑
ヽ::::::ヽ__/::::::::::/ /:::::/`' 〈::::::〉 〈::::::ヽ 【仏第6軍団】 【仏第5軍団】
《第41軍団》::://:::::::::::i【残存】《第5機械化軍団》 | |
\  ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::::| 〈_〉_ l:::::::/ `‐'' 【仏第2軍】
XXXX《第1機械化軍団》:::::::::::::::::::::::\  ̄ / ̄l
\ 《第15機甲軍団》:::::/ 【第26軍団】
《第4機甲軍》 l_/
l ̄\
,r‐、 \ \ 【第27軍団】
《第44軍団》 |::::::| 【第13軍団】
68 :
49/62:04/09/24 06:13:45 ID:rFsS9WzO
10時00分 南キプニャク軍集団総司令部
r――――――――――――――――――――――――――――――
| 敵第2空挺師団が完全降伏しました。第1航空師団のヘリ部隊も
| 敵敵防空体制の隙を突いて攻撃した我が空軍部隊により損害を受け、
| 戦闘能力を喪失して後退しています。
`ー――――――――――‐v――――――――――――――――――
r ―――――――――――――――――――――――‐ュ
| それで、脱出しつつある機甲部隊は捕捉出来たか? |
| 敵の予備隊の動きはどうなっている? |
`ー――――――――――‐v――――――――――――''
,∧__∧ ∧,,∧ ∧,,,,,∧ ∩,,,,∩
(, ・) (, ゚Д゚,,) ( ,ヾヽノ,,) ミд゚ ,,ミ
(:゙:::::::::::゙) (::::"::シll (::゙::::§::゙). ll:=:::゙゙:::::)
 ̄ ̄ ̄ ̄ /::::::::i:::::ゝ  ̄ /::::::‐:::ll ̄ /::::::::i::::::ゝ ̄.ll:::‐::::::::ゝ  ̄ ̄ ̄|
____ (___)__) __ U U _ (___)__),_ (_(__,) ___|
_,r‐_‐-、
゙r====ュ'
(,ヾソソ )
(゙:::§:::゙)
69 :
50/62:04/09/24 06:14:19 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| サイナン作戦集団の部隊のうち、第6装甲師団は.捕捉していますが、 |
| トーテンコープフ師団とヴィーキング師団は我が第5機械化軍団をすり抜けて脱出を |
| 進めている模様です。同軍団兵站部隊の一部に被害が生じています。 |
| なお予備隊についてはいまだ動きがありません。 |
,),.-――――――――――――――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――――
| 警戒を怠るな!サイナン集団の残党と予備隊の挟み撃ちの
ヽ∧_∧ | 可能性がある。そうなるとこっちの予備がまたなくなるぞ。
(, ・ム・,∧,,∧ ),.-――――――――――――――――――――――――――
(::::::"::シl(Д゚ ,,)
/::::::::‐:::(::゙シlll:=i
(__(_/‐:::lll:∧,,,,∧
Uノノ,, ・∀)
§(:::::"::-:ll∩,,,,∩
/:::::::‐::彡 ,,ミ
(__),(::::::"::シ:ll
/::::::::‐::::ll ヽ __________
(__)___). |
\|_________
r――――――――‐'`ー――――――――――――――――――――ュ
| 閣下、もうサイナン作戦集団の残党は予備の.歩兵部隊に引き渡して |
| 第15機甲軍団は引き上げてよいのではないでしょうか? |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――''
70 :
51/62:04/09/24 06:15:04 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――――――‐ュ
| そうだな少将。第15機甲軍団に替えて第44軍団を前に出す。 |
| それと新規部隊の.編成も急ごう。どうも予備隊が少なすぎる。 |
| 兵站の許す限り手駒を増やしておいたほうが良いだろう。 |
`ー――――――――‐v―――――――――――――――――‐''
r―――――――――――――――――――――――ユ
| マルミード回復には、まだまだ戦わねばならない。 |
`ー――――‐y―――――――――――――――――''
∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧_∧
彡,, ゚дミ (∀・ ヾヽ (゚Д゚ ,) (・ム・ ,)
(:゙゙:シlll:=゙i i゙‐:lll:=::゙゙)§ ,iシlll:‐::゙) ,i:シlll:‐::゙゙)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__________________________
r――――――‐'`ー―――――――――――――――――ュ
| しかし我々は確実にマルミミアに.近づいています。 |
| マルーエル元帥と再び握手できるのも、そう先のことでは |
| ないと思います。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
71 :
52/62:04/09/24 06:15:29 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――ュ
| そうだな…それまで気を抜かずに頑張らねばな。 |
`ー―――――‐v―――――――――――――――''
ヽ∧_∧
(, ・ム・,∧,,∧
(゙:::::::::::゙:(,,゚Д゚ )
/:::::i::::::: (:゙シlll:=)
(__(_/‐:::lll:∧,,,,∧
Uノノ ・∀・ )
§(゙:-:lll:=゙:∩,,,,∩
/:‐:::lll::彡 ,,ミ
(__),(::゙:::::::::::゙)
/:::::::::i::::::ゝヽ __________
(__)___). |
\|_________
72 :
53/62:04/09/24 06:16:14 ID:rFsS9WzO
17時10分 茂外務省大臣室
r―――――――――――――――――――‐ュ
| ロクマ連邦政府の結論をお伝えします。 |
`ー――――――――‐v―――――――――‐''
_____∧_∧____
i゙―――― ( ´(・)` ,,)―――r'i
| * と::<V>‐::)* | |
i":"∧♪∧二 '、;:ノ、::::‐ゝ 二:i":" :|
r"ニニニニニニニニニニニニニニ:゙r'i____|/
| | |、
| | . |
|_____________|/
r――――――‐'`ー―――――――――‐ュ
| お待ちしておりましたよクマノフ大使。 |
`ー――――――――――――――――‐''
73 :
54/62:04/09/24 06:16:38 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――――――――――――
| 我が連邦政府は東カザフ及びシィベリア方面の領土回復を目指し
| モナゴル帝国に対し軍事行動を行う旨を決定いたしました。
| また同時に対モナゴル戦争の遂行に当たって欧州諸邦との連携を強化し、
| 共同して蒙帝国の撃破を目指すこととなりました。
`ー――――――――――――‐v――――――――――――――――――
iヾ 、 ,r:i
| i ヘ _ /,i |
,r '''"´  ̄`''‐、
/ ',
i '´ `' :i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ', r'´・`ヽ ,!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ,, ゝ_ ,ノ ,ノ
,,.-‐¬i':::ヽ‐-r:ュ‐''/:゙i:::‐- 、
/::::::::::::::|_:::_::ヘ i:;;i ,/:::_::_|::::::::::::',
/::::::::::ノ::::::/:::::'i:::;i,':::::ヽ::::::ヾ:::::::',
74 :
55/62:04/09/24 06:17:03 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――ュ
| 素晴らしい。これで私の構想は完全に実現します。 |
| 東西南三方向から蒙帝国を完全包囲するのです。 |
| 我々はじきに.多国間同盟を結成することでしょう。 |
`ー―――――‐v――――――――――――――――''
___∧♪∧_____ \
i`r:――( ・∀・,) ――――‐'i. \
| | と:::::<y>‐:つ * |. \
| `r`: 二'、::::::ノ、::;ゝ二∧_∧`r`:
\|____iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ
、| | |
| . | |
\|_____________|
r――――――――‐'`ー―――――――――――――――ュ
| 失礼ながらまだ宋帝国の動向がわかりませんよ、閣下。 |
| 彼等が参戦しない可能性も… |
`ー――――――――――――――――――――――――''
75 :
56/62:04/09/24 06:17:26 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――‐ュ
| それについてはご心配には及びません… |
| おいフリードリッヒ、閣下をお連れしろ! |
`ー―――――――‐v―――――――――――‐''
, ,
/ヘ〈゙|_ /ヽ
,,/. ', l;/ .',、
/´ ヽ
i ・┌'
', ヽ ,.r,‐ 、、
 ̄ ̄ ̄ ̄、~ヾヽ,, _,,ノ ――‐ ,,、-':::‐、ソ‐'―
,,..-‐:i''´::ヽニ/;;ヾ/::ヽ‐-::‐::¬'、::::::::::::ソ
/::::::::::i_::_::::ヘ i';;i 7::::::_i::::::::i::::::::::;::::;;::/
,i:::::::::ソ:::::/::ヘ;;;;/:::ヽ、‐,::::ソ::ノ:‐'''"´
,i:::::::::::;!::::::::\::::゙/::;/::::゙::::i´
76 :
57/62:04/09/24 06:18:14 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| どうぞ史閣下…こちらが外務大臣のモラドール・モラです。 |
| お隣はロクマ連邦のM・I・クマノフ大使です。 |
`ー――――――――‐v――――――――――――――――''
\人,__,从,__,人,__,从,__,人,__,从,__,人,__,从,__,人,__,从,__,人,__从/
< >
< そ、宋国の史崇之首相閣下…!…何故此処に? >
< >
/ Y⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒W \
_______ | 、..、
|:::| l―――――| | ,____ | !:`::::、,..、
|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | |l:l | | i;ノソ'‐゙ヾ::::..、
|:::| l―――――| | ||:| | | r;'|: |`i ヘ::!`:''`
r―――ュ .|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| |r;|:|.q⌒p | l i:l!|: |`i | ',iリ
l | .|:::| l―――――| | γ――:ヽ | | ,i:i:l|:_l`i | t;;
____ __| |_____,|:::l△__△jjjjjjjjjjj:| |,,(_・六・_,,),|_,,|. `~` ` ' | ,!i!
|ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ=゙ \. (, ´∀)‐――┘(~(((~__ ) ゙\ `'ヾ;!
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (:::::::<y>:つ |__||l_人;, \
ヽ:|__________| /:::‐:::i::::」 (ム__,)__) \
(___)__) \
∧♪∧ ____________ \
(, ・)i`r ―――― ∧_∧:―――゙i. \
(::::::::::::::::)| | * (,, ;) * |. \
/:::::i::::::::::ゝ::`r`::二二彡(::::::::::::::::)二二`r`:
(_(__,)\|____iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ
、| | |
| . | |
77 :
58/62:04/09/24 06:18:39 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 『総統閣下とお会いするまでの間暫く時間がありましたので、 |
| 外相閣下の私室で休憩させていただいておりました。 |
| そうしたら隣の執務室に外相と.大使閣下がお出でになり… |
| お話の一部始終を.通訳を通して聞かせていただきました。』 |
`ー――――――‐v――――――――――――――――――――''
:|
、:=‐-,, |
ヾリ' |
:|t;; |
:|,!{ | ∧_∧ ∧♪∧
-〃iq⌒p ゴニョゴニョ (´(・)`;,) (・∀・ ) △__△
γ――ヽ ∧±∧――――ュ<V>::::) iy>‐:::::::)(´∀` ,)
(,__・六) (, `) :|:::::::::::ゝ _ |::::‐:::::::;,(::<y>‐:::) ____
-‐( ) (:::::::::::::::) __r――‐ュ___) (__(__) i::::i:::::‐:ゝ
/__人| ,/::::::i::::::::ir=:ュ_| |______ (__(___)
(_(,,_,) (_| ̄ ̄ ̄ ̄| |ュ ̄ ̄ ̄ ̄||
|____|___l_|____|l
r――――――‐'`ー―――――――――――――――――――――――――ュ
| 『勿論盗み聞きをするつもりは毛頭ありませんでした。しかしこの通訳殿が |
| 勝手にお二方のお話を訳して話して聞かせるもので…申し訳ありません。』 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――――――''
78 :
59/62:04/09/24 06:20:39 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――ュ
| …これは、貴方がわざとそう仕組んだのでしょう? |
`ー――――――――、r――――――――――――― ''
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| 如何にも。勿論このようなやりかたが外交儀礼上、 |
| というより普通の話し合いとしても礼を.失するものであることは |
| 重々承知しております。しかし私は手段を選びませんので… |
`ー―――――――――‐v――――――――――――――――''
r―――ュ .|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | | o;| l i:l!|: |`i | ',iリ
l | .|:::| l――――‐q⌒p | | ,i:i:l|:_l`i | t;;
____ __| |_____,|:::∧±ヽjjjjj,iγ――ヽ___|_,,|. `~` ` ' | ,!i!
|ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ=゙ \. (, `∀) ‐(_・六・_,,) ゙\ `'ヾ;!
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (:::::::<y>:i. (~(((~__ ) \
ヽ:|__________| /:::‐:::i::::」 |__|||_人; \
△__△ (___)__) (ム(ム_) \
(, ´∀) ,∧♪∧ ∧_∧ ___________ \
(::::::::::::::::) (, ・∀) (・)`; )――――――――――:i. \
/:::::l::::::::::ゝ(::::::::::::::::) (:::::::::::::::::) * * * |. \
(_(__,) /:::::i::::::::::ゝ /::::::::::i::::::ゝ二二二二二二二二二`r`:
(_(__,) (_(_,,)__,iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ
、| | |
r―――――――――――――‐'`ー―――――ュ
| 相変わらずの.マキャベリズムですな。 |
| しかし宋国首相閣下に盗み聞きなどさせて、 |
| 問題にはなりませんか? |
`ー―――――――――――――――――――''
79 :
60/62:04/09/24 06:21:21 ID:rFsS9WzO
r――――――――――――――――――――――――‐ュ
| ここにいるのは帝国外務省の職員ではなく、全て私の |
| 私的な部下です。まさかロクマ大使閣下程のお方が |
| 宋国の首相が盗み聞きをした等と中傷.されることは、 |
| ありませんな? |
`ー―――――――――――――‐v―――――――――‐''
‐r:ッ:シ-:=―=:-:、ャ::i;r‐
|:il;/"__||__`ヾ',:|
.q⌒p r:ュ:|__||__|:r:ュ
/±∧:―‐ヽ !::i||__||__||l::i ∧_∧
( `∀)六・) ,△,△__||__/;i;;! ∧♪∧´(・)`;) r:ュ
(:::::::::::::::)~))),)( ´∀)  ̄ ̄ ̄`~゙ (, ・)>:::::::: ) | |
/::::::i::::::;ゝlll__,| (:::::::::::::::) とiy>:::::::::):::‐::::::ゝ==:= ,,l´ ̄ :|
 ̄ ̄ (___(__))ム)/:::::::i::::::;ゝ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i::::‐::::::ゝ_(__)┘ ̄┘ ̄└ ─ ┘ ̄ ̄
(___(__) (___)_)
r―――――――――――― '`ー――――――――――ュ
| …ええ、勿論。如何にも閣下らしいやり方ですな。 |
| 私は史閣下と面会しなかった。それでいいのでしょう? |
`ー―――――――――――――――――――――――''
r――――――――‐''(
| そういうことです。 |
`ー――――――――''
80 :
61/62:04/09/24 06:21:48 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――――――――――――ュ
| さぁ皆さん!我々は全大陸を挙げてモナゴルを完全包囲します。 |
| 欧州・満洲の工業地帯を奪い、その本拠地の高原に戦車部隊を |
| 進めるのです。我々の大同盟は必ずや勝利を手にするでしょう! |
`ー―――――――――‐v――――――――――――――――――''
r―――ュ .|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | | o;| l i:l!|: |`i | ',iリ
l | .|:::| l――――‐q⌒p | | ,i:i:l|:_l`i | t;;
____ __| |_____,|: ∧±∧ijjjjjγ――ヽ___|_,,|. `~` ` ' | ,!i!
|ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ=゙ \. ( `∀´ ) ‐(_・六・_,,) ゙\ `'ヾ;!
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (:::::::<y>:i. (~(((~__ ) \
ヽ:|__________| /:::‐:::i::::」 |__|||_人; \
△__△ (___)__) (ム(ム_) \
(, ´∀`) ∧♪∧ ∧_∧ ___________ \
(::::::::::::::::) (,, ・) (・)`; )――――――――――゙i. \
/:::::l::::::::::iと:::::::::::::::::つ (:::::::::::::::::) * * * |. \
(_(__,) /:::::i::::::::::ゝ /::::::::::i::::::ゝ二二二二二二二二二`r`:
(_(__,) (_(_,,)__,iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ
、| | |
81 :
62/62:04/09/24 06:22:46 ID:rFsS9WzO
r―――――――――――――――――――ュ
| そして今このときこそ、21世紀最初の |
| 世界大戦の、.真の始まりなのです… |
`ー――――――――‐v―――――――――''
:|t;; |
:|,!{ | ∧_∧ ∧♪∧
-〃iq⌒p | ( ´(・)`) ( ・∀・ ,) △__△
γ――ヽ ∧±∧――――ュ<V>::::). とiy>‐:::::::) (∀` )
(,___・) (, `) :|:::::::::::ゝ _|i:::::‐::ゝ__ (::<y>‐:::) _______
-‐( ) (:::::::::::::::) __r――‐ュ___) (__(__) i::::i:::::‐:ゝ
/__人| ,/::::::i::::::::ir=:ュ_| |______ (__(___)
(_(,,_,) (_| ̄ ̄ ̄ ̄| |ュ ̄ ̄ ̄ ̄||
|____|___l_|____|l
続く
82 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/09/24 14:20:58 ID:avYn26ww
文字多すぎてツマンネ
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
この重曹構造した物語が、最大の魅力だわ〜
モナゴルの干渉好きが、21世紀最初の世界大戦を呼び起こす…
GJ!乙津華麗!
GJ!!
>82
じゃ来るなヴォケ!
乙華麗保守
86 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/09/25 18:54:30 ID:TqD2PDVn
難しくてツマンネ
.
乙!こういう展開がイイ!
保守
2月1日朝 蒙南キプニャク軍集団総司令部
r――――――――――――――――――ュ
| 上級中将?なんだその変な階級は? |
`ー――――――――‐v――――――――''
∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧_∧ ∧∧
彡, ;゚дミ ノノ ;・∀) (, ゚Д) ( ・ム) (Д^;,,)
(:゙゙:シlll:=゙i §(:゙゙:‐:lll:=゙i iシlll:‐::゙:) ,i:シlll:‐::゙゙) ll::‐::゙゙:::)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|__________________________|
r――――――――――――――――――――――――‐'`ー―――
| 欧州方面軍において軍司令官の地位にある中将が多くいるので、
| これらを軍団長級と区別する為に新設された階級だそうです。
| なお従来の上将は廃止し、将官四階級体制は維持されるようです。
| ただし現在上将の職にあるものは上級大将と称するとのことですが。
`ー――――――――――――――――――――――――――――
r――――‐'`ー――――――――――――――ュ
| 何故今更そんなややこしい「改革」を…? |
`ー―――――――――――――――――――''
91 :
2/66:04/10/10 23:50:04 ID:V9TdIEG7
r―――――――――――――――――――――――――――――‐ ュ
| 噂では新しく国防相に就任した.グユク殿下がバトゥ大将閣下の |
| 上将復帰を妨げる為に仕組んだものだとか、戦争による軍拡で |
| 軍司令官ポストが増えて大将の数が増えるのを嫌ったからだとか… |
)ノ――――――――――─――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――ュ
| それは不敬発言だぞ。口を慎みたまえ、中尉。 |
`ー―――――――‐v――――――――――――――''
∧∧ ∧__∧ ∧,,∧ ∧,,,,,∧ ∩,,,,∩
;^Д) (ム・ ,) (Д゚ ,,) (∀・; ヾヽ ミд゚ ,,ミ
::::":::llつ (:゙:::::::::::゙) (゙゙:::::::゙゙) (::゙:::::::::::゙§ (:゙::::::::::::゙)
::::‐:::ll ̄ ̄ ̄/::::::::i:::::ゝ  ̄ /:::::i::::::ゝ ̄;ヾ,:::::i::::::ゝ ̄/:::::::::::::::ゝ  ̄ ̄ ̄|
_UU ____(___)__) __ U U _ (___)__),_(___(__,) ___|
r―‐'`ー――――――ュ
| す、すみません… |
`ー――――――――''
92 :
3/66:04/10/10 23:50:37 ID:V9TdIEG7
r―――――――――――――――――――――ュ
| まあ確かにあの根暗野郎ならやりかねんな… |
`ー――――――――‐v―――――――――――''
r――――――――――――ュ
| いくらなんでもそれは… |
`ー―――――‐v―――――''
∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧_∧ ∧∧
彡, ;゚дミ ノノ;・∀・,) (, ゚Д) ( ・ム) (Д^;,,)
(:゙゙:シlll:=゙i §(:゙゙:‐:lll:=゙i iシlll:‐::゙:) ,i:シlll:‐::゙゙) ll::‐::゙゙:::)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|__________________________|
r――――――――――――――――――――――――‐'`ー―――
| あ…それから、第二総司令部からですが、マルフ少将は中将に、
| ギコール中佐は大佐に昇進だそうです。おめでとうございます。
`ー――――――――――――――――――――――――――――
r――――――――― '`ー―――――――ュ
| まだ作戦は完結していないのだが… |
| 見切り昇進といったところですかね? |
`ー―――――――――――――――――'
93 :
4/66:04/10/10 23:51:04 ID:V9TdIEG7
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 功績のあった将星や色々苦労させた幕僚諸君に昇進人事で |
| 報いることが出来るならそれでよい。バイダルやマルニーダも |
| 今の調子でいけばすぐ大将に昇進させることができよう。 !
`ー―――――‐v―――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| ところで次の.作戦計画はどのようなものになるのでしょうか? |
ヽ∧_∧ `ー―――‐v――――――――――――――――――――――''
(, ・ム・,∧,,∧
(::::::"::シl(,, ゚Д゚)
/::::::::‐:::(::゙シlll:=i
(__(_/‐:::lll:∧,,,,∧
U ノノ ・∀・)
§(:::::"::-:ll∩,,,,∩
/:::::::‐::彡 ,,ミ
(__),(::::::"::シ:ll
/::::::::‐::::ll ヽ __________
(__)___). |
\|_________
r―――――‐'`ー――――――――――――――――――――――――‐ュ
| さあな。恐らくB軍集団かE軍集団の殲滅を狙ったものになるだろうが、 |
| 敵の増援部隊を相手にする必要もあるだろう。その辺の.話はこれから |
| 第二総司令部で擬虎元帥と相談して決めることになるだろう。 !
`ー――――――――――――――――――――――――――――――‐''
94 :
5/66:04/10/10 23:51:25 ID:V9TdIEG7
昼 蒙大本営戦略会議
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| ここ最近、西部国境付近のロクマ連邦軍に動きがある。 |
`ー――――――――――――――――――‐v――――――''
r―――――――――――――――――――――ュ
| 動き…というとつまり軍事行動の前触れか? |
`ー――――――――――‐v―――――――――''
∧,,,,∧
q⌒p ノ( ´ハ`)
γ――ヽ |/゙゙:‐:lll:ロ;) ∧,,,,∧
r(,_ ´ハ) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (Д゚ ヾヽ
|(, __~))) ,/ \ ,∽ニ:::゙:§|
| ー―ュ,,ヾ;/ \ /:::r――‐' |
|___,|,/ \i|___,|
/ \
,/ \
95 :
6/66:04/10/10 23:51:54 ID:V9TdIEG7
r───────────────────────────────ュ
| わからん。最近連中の財政状況がまあまあ改善してきたらしいから、 |
| 久しぶりに大規模演習をやろうとしているのかもしれん。 |
`ー―――――‐v――――――――――――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∧,,,,∧
(‐Д‐,,ヾヽ (Å` ,,)ヽ
(:::∽:::゙゙:) | (゙:‐:lll:ロ::゙゙; |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r―――――――――――――――‐'`ー――――――――――――
| それならば我が国にも然るべき経路で通達があるものでしょう?
| まだ何も言ってきていないというのですか?
`ー――――――――――――――――――――――――――――
96 :
7/66:04/10/10 23:52:20 ID:V9TdIEG7
r――――――――――――――――――――――ュ
| 現時点ではまだ何の.連絡もありません。 |
| 露大使を呼び出して問いただしてみましょうか? |
| 貴国は軍を動員して何をしようとしているのだ、と。 |
`ー―――――――――――‐v―――――――――''
∧彡∧ ∧_∧
rノノ;・∀・) ノ(,;・∀・ )
| (::゙::‐:lll:=゙i | (::゙゙:::lll:ロ:゙i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r―――‐'`ー――――――――――――――――――ュ
| しかしよりによってこの時期に…警戒が必要です。 |
| 西部方面軍を増強してはいかがでしょうか? |
`ー―――――――――――――――――――――― '
97 :
8/66:04/10/10 23:53:00 ID:V9TdIEG7
r―――――――――――――――――――――――――――――ュ
| ああ。俺もそのことをこの会議で.提案しようと思っていたところだ。 |
| 新編の第21〜第24軍を我が西部方面軍の指揮下に置きたい。 |
| 無論俺の領国でも3個軍の編成を進めているがな。 |
`ー――――――――――――――――――‐v―――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――――‐ュ
| 待った…兄上は全部で10個軍も必要だと仰るのですか…? |
| 欧州方面軍で10個、第二司令部.麾下部隊は8個軍ですぞ。 |
`ー――――――――――‐v―――――――――――――――‐''
∧,,,,∧
q⌒p ノ( ;´ハ`)
γ――ヽ |/゙゙:‐:lll:ロ;O ∧,,,,∧
r(,_ ´ハ) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (゚Д゚ ヾヽ
|(, __~))) ,/ \ とll:ロ::゙゙::§|
| ー―ュ,,ヾ;/ \ /:::r――‐' |
|___,|,/ \i|___,|
/ \
,/ \
98 :
9/66:04/10/10 23:53:28 ID:V9TdIEG7
r────────────────────────────―ュ
| 本格的に戦争となればそれぐいらいは当然必要ですな。 |
| 何しろロクマとの境界には地形障害が何も無い。 |
| 戦車で突っ走られればあっという間に我が神聖なる草原地帯、 |
| 故郷の大地を無残に蹂躙されてしまう。 |
| それに我々が大軍を動員すれば抑止効果というものもあるだろう。 |
`ー―――――‐v――――――――――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∧,,,,∧
(゚Д゚ ヾヽ (´Å` ,,)ヽ
(:::∽:::゙゙:) | O゙:‐:lll:ロ::゙゙; |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r――――――――――――――――― '`ー――――――――ュ
| 確かに蒙古高原だけはなんとしても維持せねばなりません。 |
| 高原には先帝の陵墓もあるのですぞ。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
99 :
10/66:04/10/10 23:53:56 ID:V9TdIEG7
r―――――――――――――――――――――――――――――――:ュ
| 分かった。第21〜第24の4個軍64個師団を西部方面軍に移管する。 |
| チャガタイ・ウルスで編成する3個軍は第25〜27軍、でいいのだな。 |
`ー―――――――――――‐v―――――――――――――――――― '
r――――――――――――――――――――――――――――‐ュ
| そうです。欧州軍の統廃合で欠番になった.第16・第18・第19や |
| 全滅した第13あたりの.番号も考えましたが、ややこしいので。 |
| 兎に角、直ちに私の部将で軍集団を編成、臨戦態勢を整えます。 |
`ー―――――――――――――――――――‐v―――――――‐''
∧,,,,∧
q⌒p ノ( ;´ハ`)
γ――ヽ |/゙゙:‐:lll:ロ;) ∧,,,,∧
r(,_ ´ハ) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (゚ ヾヽヽ
|(, __~))) ,/ \ ll:ロ::゙゙:::§|
| ー―ュ,,ヾ;/ \ /:::r――‐' |
|___,|,/ \i|___,|
/ \
r――――― '`ー―――――ュ
| ああ、そうしてください。 |
`ー―――――――――――''
100 :
11/66:04/10/10 23:56:07 ID:V9TdIEG7
r───────────────────────────────
| ところで陛下、直隷方面軍の兵力増強のほうはどうなっておりますか?
| 南宋軍の動きも活発化しつつあるとの報告を得ていますが。
| 旧東部方面軍の総戦力は3個軍にすぎませんし、フラグ大将の第9軍は
| モナギコ回廊方面に貼り付けの状態です。
`ー――――――――――――――‐v―――――――――――――――
∧,,,,∧ ∧,,,,∧
ノ(,, ´Å`) (□´ ,,ヾヽ
§(゙::‐:lll:ロ:゙i i“‐:ロ“ ,,)§
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r――――‐'`ー―――――――――――――――――――――ュ
| それを言うなら我が北部方面軍の兵力にも不安がある。 |
| 高麗王国は全6個軍のうち4個軍を私のもとに遣すようだが、 |
| これでも合計7個軍だ。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
101 :
12/66:04/10/10 23:56:29 ID:V9TdIEG7
r―――――――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 北部方面軍の増強は叔父上にお任せする。だが南宋軍の戦力は約6個軍、 |
| 増強しても10個軍がせいぜいだ。旧東部方面軍の2個軍で南部から敵を牽制し、 |
| 北部方面軍で攻撃をかければ敵は手も足も出まい。 |
`ー―――――――――――‐v――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――――――――――
| 漢地方面からの兵力調達はトルゥイ・ウルスのハンたる貴公の役目であろう?
| あの方面の人口から考えて10個軍ぐらいは徴兵できるのではないかね?
`ー―――――――――――――――――――‐v―――――――――――――
∧,,,,∧
q⌒p ノ(,,´ハ` )
γ――ヽ |/゙゙:‐:lll:ロ;) ∧,,,,∧
r(,_ ´ハ) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( ゚Д゚ ,ヾヽ
|(, __~))) ,/ \ ll:ロ::゙゙:::;;)゙|
| ー―ュ,,ヾ;/ \ /:::r――‐' |
|___,|,/ \i|___,|
/ \
102 :
13/66:04/10/10 23:56:54 ID:V9TdIEG7
r────────────────────────ュ
| そ、そうは仰いましても私は今海軍参謀長ですよ。 |
| 陸軍の問題に介入する権限はありません。 |
`ー―――――――‐v―――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∧也∧
(□´; ヾヽ (−・ ,)ヽ
とi‐:ロ“ ,)§ i゙‐:lll:ロ::゙::)§
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r―――――――――――――――――‐'`ー―――――――ュ
| ではフビライ大将…は軍需相か。フラグ将軍は従軍中で、 |
| アリクブカ将軍は第1親衛軍司令官。担当者が居ませんな。 |
| 他人の領国で勝手に徴兵はできません。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
103 :
14/66:04/10/10 23:57:19 ID:V9TdIEG7
r―――――――――――――――――――――――――――――ュ
| ならば止むを得んだろう。イェスンゲ将軍に直隷方面軍管区での |
| 全徴兵権を委任したほうがよい。ただし中央での志願兵募集と |
| 直轄都市での徴兵権は皇帝陛下に残せよかばろう。 |
`ー――――――――――――――――――‐v―――――――――''
r――――――――――――――――――――――――ュ
| うむ。早急に我が本国の防衛体制を強化するため、 |
| 各々全力で事にあたってくれ。 |
`ー――――――――――‐v――――――――――――''
∧,,,,∧
q⌒p r( ´ハ` )ュ
γ――ヽ |/゙‐:lll:ロ:゙i,| ∧,,,,∧
r(,_ ´ハ) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (, ゚Д゚ )ヽ
|(, __~))) ,/ \ ll:ロ::゙゙:::;;)゙|
| ー―ュ,,ヾ;/ \ /:::r――‐' |
|___,|,/ \i|___,|
/ \
,/ \
104 :
15/66:04/10/10 23:57:54 ID:V9TdIEG7
夕刻 蒙欧州方面軍第二総司令部
r―――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 先程入った報告によると、敵の第19機甲師団が降伏したそうだ。 |
| これで敵第4機甲軍の戦力の半分以上を撃破したことになる。 |
| …アユンガ作戦は成功した。 |
`ー―――――――――――‐v――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| 同作戦の遂行においてバトゥ大将閣下、ベルケ大将閣下の |
| 果たされた役割は大変ご立派なものであったと、皇帝陛下も |
| 大いに賞賛されておりました。 |
`ー―――――――――――‐v――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∧,,,,,∧ ∧,,,∧ ∧,,∧ ∩M∩
ノノ ・∀) ノノ `◇) ミ ヾヽソ彡 (д゚ ,,)ヽ (ー` ,,)
§(:::::"::‐:ll:__§(:::::"::‐:ll (:゙゙::::§:゙) ll:=:::゙゙:;)§ ll:=::゙゙:::::)
 ̄~ /::::::::‐:::ll ,/::::::::‐:::ll  ̄ ̄ /‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ ̄ll:::‐::::::::ゝ
__(__)_) (__)_),___ U´U,____UU____(__(__,)
105 :
16/66:04/10/10 23:58:22 ID:V9TdIEG7
r──────────────────────―――ュ
| ところで閣下、次の作戦計画はどのようになりますか? |
| 今モララバードへの侵攻を.実施すればこれを攻略できる |
| 公算が高いものと考えます。 |
`ー――――――――――‐v―――――――――――――''
∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧
(, ´ー`) ノ(, ゚д゚) ノミ,, ゚Д゚ 彡 (`◇´ ヾヽ (・∀・ ヾヽ
(゙゙:‐:lllロ゙). §(:゙゙:シlll:=i §(゙゙:‐:lll:ロ゙i i゙:‐:lll:=:゙゙)§ i゙:‐:lll:=:゙゙)§
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(_(__,,|_________________________
r―――――――――――――――― '`ー―――――ュ
| 第4機甲軍の一部には損害が生じていますが、 |
| 第5機甲軍はほぼ無傷です。物資の準備が整えば |
| このまま次の作戦に移行できます。 |
`ー――――――――――――――――――――――''
106 :
17/66:04/10/10 23:58:49 ID:V9TdIEG7
r――――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| その物資の件だが…大本営によると対露・対宋方面の.防衛強化の為、 |
| 本土における作戦物資の集積の優先順位を上げるので、欧州方面への |
| 物資輸送は必要最低限にとどめるとのことだ。つまり当面攻勢作戦は |
| 実施することができない。 |
`ー――――――――――‐v――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| なんと!…それでは敵に立ち直りの機会を与えてしまいます。 |
| 折角敵の主力に打撃を与えたというのに… |
`ー―――――――‐y―――――――――――――――――――''
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Σノノ, ;・∀)Σノノ, ;`◇) ミ ヾヽソ彡 (д゚ ,,)ヽ (−`; )
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r―――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――――――ュ
| ロクマと南宋が帝国本土に対する.軍事作戦を同時に行う可能性もあるのだ。 |
| 仮に三正面戦争になった場合、本土から遠く離れた欧州での軍事作戦の |
| 優先度は最低まで下げられる。それどころか兵力の一部引き抜きすら !
| ありうるだろう。…まだ決まったわけではないが、覚悟はしておけ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――――''
107 :
18/66:04/10/10 23:59:22 ID:V9TdIEG7
r――――――――――――ュ
| 覚悟…と仰いますと? |
`ー―――――‐v―――――''
r――――――――――――――――ュ
| それは言うまでも無かろう。大将。 |
`ー――――――‐v――――――――''
,、
/'゙ ', /', /ヽ ,/ヽ /ヽ /ヘ
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シ ヽ i ! ι ・ r¬ ・ i ''" 、 ''〃 `、
ノリ ,! ,ヽ,,, ヽ‐' ノ "´,, ミ 彡'' ,`、
ノ__ ノ _8l,, ̄二二lllニi_ ´ノ,,シ,,ヾ;; シ'__´ ,,、ヽ
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108 :
19/66:04/10/10 23:59:55 ID:V9TdIEG7
r―――――――――――――――ュ
| 欧州方面からの、全面撤退だ。 |
`ー――――――‐v―――――――''
∧,,,,∧ ∧,,,,,∧ ∧,,,∧ ∧,,∧ ∩M∩
ノノ, ;‐∀) ノノ, ;`◇) ミ ヾヽソ彡 (д゚ ,,)ヽ (−` ,,)
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109 :
20/66:04/10/11 00:00:34 ID:gYvgk/u/
2月2日 同盟軍A軍集団残存部隊の総退却と第1装甲軍の危機
《第24軍団》 《第3機甲軍》 【第3軍】
《北キプニャク軍集団》 ,r‐、 r‐、
|:::::::【第15軍団】
《第37軍団》 _______ __ 《第6機甲軍団》
_ 〈::《第2機械化軍団》::〉 〈:::::::::::::\ |:::::::| | |
/:::::l  ̄ _ ̄_ ̄ ̄_ 《第13機甲軍団》 _ `‐'' `‐'‐、
《第11軍》 《第39軍団》/~ ,/ ̄l〈【第2装甲軍団】〉 l ̄\__\:::::l /::::::::::\ / /
【第7装甲軍団】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【GM.装甲軍団】 l ̄\《第14機甲軍団》【仏第5軍団】
|::::::i l_| _ l ̄\  ̄ ̄ 【第1軍団】 \::::::::::/ | |
― ・ ― ` ‐' __ 〈_〉 【第1装甲軍団】【第1装甲軍】__l  ̄ / ̄l `‐''
:::::::::::::\ 〈::::::〉\_l ―XXXX― 【仏第4軍団】
:::::::::::\ __~ _ l ̄\ l_/【仏第2軍】
《第1機械化軍団》:l 〈::::::ヽ 〈_〉 【仏第6軍団】 【E軍集団】
::::::| 《第5機械化軍団》 \_l
\ ___ l:::::::/ 【第4装甲軍残存】\
XXXX :::::::::::::::::::::::\  ̄ / ̄l 〈_〉_ XXXX
\ 《第44軍団》::::::/ 【第26軍団】 〈_〉 \
《第4機甲軍》 l_/
《第41軍団》 l ̄\ 【モナンスキー作戦集団】
《第15機甲軍団》 ,r‐、 \ \ 【第27軍団】
|::::::| 【第13軍団】
110 :
21/66:04/10/11 00:01:11 ID:gYvgk/u/
朝 モナチス党(NSMAP)党本部:副総統室
r――――――――――――――――――――――――ュ
| すると憲兵隊以外に動かせる部隊は無いのかね? |
`ー―――――――‐v―――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 一般SSを動かすことも可能ですが、パイパーに感づかれる.公算が |
| 大きいものと考えます。警察部隊についても同様ですので、ここは |
| 万全を期して最も信頼の置ける部隊を動かすべきかと。 |
`ー――――――‐v――――――――――――――――――――――''
┗━━━━━┛
∧_∧
( ´∀` ) |
__/:::::<V>:::',___ |
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
___________l | |__________,,|
∧而∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ____________ヽ
(, 〇) i'ュ―――――――――――゙!.\
(::::::::::::゙::i | |,_.. * * * _,| \
/:::::::::::‐::i | `r`: 二二二二二二二二二`r`: \
(__(___) \|____iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ
、| | | \
| . | | \
\|_____________|
111 :
22/66:04/10/11 00:01:37 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――――――――――――――――――― ュ
| 具体的には重要地域各所に駐屯する憲兵大隊を使います。 |
| 最高統帥本部の第505憲兵大隊、国防省警備の第502憲兵大隊、 |
| モナリン地区の第503・第504憲兵大隊といったところですね。 |
| 最高統帥本部にはパイパーの私兵、武装SSの警察大隊が居ますが、 !
| こちらにも手を回しておきます。最悪の場合は別働の2個大隊で |
| これらを襲撃し、第505大隊で政府首脳を押さえることになります。 |
`ー――――――――――‐v――――――――――――――――――‐''
∧_∧ ∧而∧
r:‐'――:ュ´) (○<○,,)
| |:|:::つ (゙<y>ロ:゙:)
l ̄ ̄:| | ーュ ̄ ̄| ̄ ̄| /‐::::::‐::ゝ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l__:|___|__,|__|__| (_(__)
r――――――‐'`ー――――――――――――――――――ュ
| いいじゃないか。それだけの兵力が.動員できるのなら。 |
| 奇襲的に計画を遂行すれば成功は間違いないと見てよい。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
112 :
23/66:04/10/11 00:02:10 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――――――――――‐ュ
| 油断は禁物です。モナリンだけでも一般SSが3万人、 |
| 国防軍が4万人、武装SSが1万人.もいるのですから。 |
| それに国家警察も4万人はいるでしょう。 |
`ー――――――――‐v――――――――――――――‐''
‐r:ッ:シ-:=―=:-:、ャ::i;r‐ ‐r:ッ:シ-:=―=:-:、ャ::i;r‐
|:il;/"__||__`ヾ',:| |:il;/"__||__`ヾ',:|
r:ュ:|__||__|:r:ュ r:ュ:|__||__|:r:ュ
∧__∧ l::l||__||__||l::i,/而∧ !::i||__||__||l::i
rュ:::..´∀) i:l:ゝ__||__/;(<〇 ,) i:l:ゝ__||__/;i;;!
| |::::::::<',i:ヽ ~´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~' iy>ロ::゙゙:::) .r‐: ~´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`~゙ r‐:
| 'ー―、:ゝ| ̄ ̄ ̄ ̄| i:::‐:::::::;ゝ | ー―:ュ r:―――:ュ r――' |
__|____|___|____|____(__,,(_,,)__|___|__ll ̄ ̄ll_,,|___|__
r―――― '`ー――――――――――――ュ
| わかっているとも。.油断はしないさ。 |
| こう見えても私は元騎兵将校だ。 |
| 軟弱な文官連中と一緒にせんでくれ。 |
`ー―――――――――――――――――''
113 :
24/66:04/10/11 00:02:35 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――――――――ュ
| ならば結構ですよ。退役騎兵中将閣下。 |
`ー――――‐v―――――――――――――''
┗━━━━━┛
∧_∧
( ´∀` ) |
__/:::::<V>:::',___ |
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
___________l | |__________,,|
∧而∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ____________ヽ
(, 〇) i'ュ―――――――――――゙!.\
(::::::::::::゙::i | |,_.. * * * _,| \
/:::::::::::‐::i | `r`: 二二二二二二二二二`r`: \
(__(___) \|____iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ
、| | | \
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114 :
25/66:04/10/11 00:05:47 ID:gYvgk/u/
昼 同盟軍最高統帥本部
l:::、
|~''
|
lニニニニニニニニニニl
/:| |::| |::| |::| |::| |::| |::| |::| |:\
__________,,|゙ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~| ,_________
,/_∩_∩_∩_∩,,__,| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ,_,∩_∩_∩_∩_,\
| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ l:ニニ:ニニニ:l ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ::||:||:||:||:||:||::ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
115 :
26/66:04/10/11 00:06:10 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――――――――――――――――――ュ
| …すると君の意見では最高統帥本部を大幅に改組すべきである、 |
| ということになるのかね? |
`ー――――――――――――‐v―――――――――――――――''
∧♪∧ ∧__∧ ∧合∧
( ・∀・) ( ;´∀`) ( ´−`)
(;;::::<y>::i /;;<y>ロ;;゙:, ,l/>‐:::::;;) ∧_∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (@ ,)
,/ l (:゙゙:::::::::::゙)
/ | /::::::::i:::::;ゝ
r――――――――――――――――――――――‐'`ー―――――――ュ
| はい閣下。軍集団の総司令部を司令部に格下げし、その権能を縮小、 |
| 同時に最高統帥本部を強化すべきであると。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――――''
116 :
27/66:04/10/11 00:06:33 ID:gYvgk/u/
r────────────────ュ
| で、お二方はどうお考えですか? |
`ー――――――‐v――――――――''
r──────────────────────────ュ
| いいんじゃないですか?いずれにせよ何らかの.対策を |
| とらねばなりませんし、中央の統制が強まるのは結構です。 |
`ー――――――――――‐v――――――――――――――''
∧合∧ ∧_∧ ,∧♪∧
( ´) (, ;´) ( ・)
(:」)(l:::::;;) (;;」)(l;;;゙゙;) (:::::::::::::;;)
 ̄ ̄ ̄/:::i::::::::‐:i ̄/;;;i;;;;;;;‐;;i  ゙̄/::::i::::::‐:i ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(___(__) (___(__,) (___(__) |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r―――‐'`ー―――――――――――――――――――――――‐ュ
| 同じく。モナンスやらモララーやら余計な連中が加わって統制が |
| 混乱しているのは是正されるべき状況です。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――‐''
117 :
28/66:04/10/11 00:06:59 ID:gYvgk/u/
r────────────────────――――――──────ュ
| …ということだアサヒナー中将。貴官を最高統帥本部参謀長に任命する。 |
| 組織改革と反攻作戦の立案を進めてくれたまえ。 |
`ー――――‐v――――――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――――――
| 承りましたSS元帥閣下。直ちに仕事にとりかからせていただきます。
`ー――――――――‐v――――――――――――――――――――
∧_∧
(@∀@ ,)
∧合∧ (゙:<y>=゙:)
(, ´) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧__,;∧::::<Vi,/
(, ´)::::/
∧♪ヘ;゙゙;;;<yi/
(, ・∀) ;;;/
(:::::::::<yi/
/:::‐::::/
(_,,/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|_____
118 :
29/66:04/10/11 00:07:23 ID:gYvgk/u/
2月3日昼 蒙西部方面軍総司令部
r――――――――――――――――――――ュ
| さて中佐、我が部隊の状況と露軍の動きを |
| 説明してくれたまえ。 |
`ー――――――――‐v――――――――――''
∧木', ∧台∧ ∧,,,,∧ ∧札∧ /喇∧
ノ( ・Α) ,ノ(,, ´m`) ノノ, ゚Д゚) (・∀・ )ヽ (−゚ )ヽ
§(:::::":::‐:ll §(:゙゙:‐:lll:ロ゙i §(:゙゙:‐:lll:ロ゙i i゙シlll:=:゙゙::)§ ll:ロ:::゙゙::::)§
,/::::::::‐:::ll | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.ll:::‐::::::::ゝ
(__)_,) |______________________| U U
r――――――――‐'`ー―――――ュ
| 諒解いたしました、元帥閣下。 |
`ー――――――――――――――''
119 :
30/66:04/10/11 00:07:48 ID:gYvgk/u/
2月3日時点の蒙西部・直隷両方面軍の対露配置部隊
 ̄l ̄
/ オゴタイ・ウルス /
,/_《第22軍》___ ,/
/ \ /
/ イェス・モンケ・ウルス \/ トルゥイ・ウルス
/ 《第4軍》 《シィベリア軍集団》,/ へ
_/ サルバン・ウルス / へへ
へ ', 《第21軍》 ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| へ
へ /チャガタイ・ウルス / ● | へ
北カフカース山脈,,/ チャガタイ汗直轄地 / モナコルム | へ
へ _/ 《カザフ軍集団》_へ_/ 中央政府直轄地 大縦断山脈
へ / 《第1軍》 / へ \ へへ
へ _,/ モエトゥケン・ウルス / へ, \ |へ
へへ, 《第2機甲軍》 /,アルタイ山脈 | _ □ へ
へ 《カフカース軍集団》 _,/ 《第1親衛軍》 |/ \モナルカンド へ
へ モチ・イェベ・ウルス ,/ | ヘヘ ,|  ̄ ̄ ̄ ̄\へ
ヽ_へ 《第23軍》 ヽ__/ ̄\《親衛軍集団》 O←首都 へヽ
へへ _ へへ |《第1機甲軍》
へ へへ へ O i_ モナー共和国
南カフカース山脈 |へブハラ ,_i
へ《第17軍》
ロクマ連邦 へ \___
へ ヘ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
モラル山脈 ジュチ・ウルス
120 :
31/66:04/10/11 00:08:13 ID:gYvgk/u/
r────────────────────――――――─────ュ
| ご覧の通り我が方面軍は常備の3個軍を中核に3個軍集団を編成、 |
| 現時点では方面軍予備1個を含め計7個軍を配置済みであります。 |
| ただ我々にとって不利な点はカフカース軍集団が敵の領域に突出し、 |
| また欧州方面軍を支える兵站線が通る欧亜境界の.対露方面の縦深が |
| あまりにも短小であるため、どうしてもこの方面の防衛を第一に作戦を |
| 構築しなければならない、という縛りがあることです。 |
`ー――――――‐v―――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――――――
| 欧亜境界には直隷方面軍の親衛軍集団が展開しているが、
| これまでもを戦線に拘束されると帝国陸軍全体の予備がなくなる。
| 出来る限り早急に欧亜境界防衛を欧州方面軍に移管すべきです。
`ー――――――――‐v――――――――――――――――――――
∧喇∧
( ゚−゚ ,,)、
∧札∧ (゙‐:lll:ロ゙::)
ノ(, ・∀・) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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ノノ ゚Д):::: /
∧台∧::"::‐:ll/
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(_,,/. ( ヾソ彡 )
| ̄ ̄ ̄(:゙::§:::゙゙:) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|___/::::::i:::::::ゝ
(_(__)
121 :
32/66:04/10/11 00:08:43 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――――――――ュ
| それは陛下や胡薩爾に再三要請しておる。 |
| だがまだ結論は出ないようだ。特に欧州方面軍の |
| 反発が根強いようでな。 |
`ー――――――――‐v――――――――――――''
∧木', ∧台∧ ∧,,,,∧ ∧札∧ /喇∧
ノ( ・Α) ,ノ(,, ´m`) ノノ, ゚Д゚ ) (・∀・; ,)ヽ (−゚ )ヽ
§(:::::":::‐:ll §(:゙゙:‐:lll:ロ゙i §(:゙゙:‐:lll:ロ゙i i゙シlll:=:゙゙::)§ ll:ロ:::゙゙::::)§
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(__)_,) |______________________| U U
r――――――――‐'`ー―――――――――‐ュ
| 自分達の兵站線が危ないと言うのに… |
| 全く暢気なものだな。欧州方面軍も。 |
`ー――――――――――――――――――‐''
122 :
33/66:04/10/11 00:09:05 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――――――――――ュ
| なに、露軍の攻撃が始まれば連中も.納得するだろう。 |
| 駄々を捏ねたところで戦争には勝てんからな。 |
`ー――――――――‐v――――――――――――――''
∧喇', ∧札∧ ∧,,,,∧ ∧台∧ /木∧
ノ(, ゚−) ( ゞシ, ・) ノ;ゞシ彡,,゚) (` ゞシ, ) (Α・ ,)ヽ
§(:::::":::ロ:ll (:゙::§::゙゙:つ .(:゙::§::゙゙:i i:゙゙::::§::゙). ll:‐:::゙゙::::)§
,/::::::::‐:::ll | ̄ ̄ /::::::i::::::‐:l ̄ ̄ ̄/:::::i:::::‐:l ̄ ̄ ̄l::‐:::::i:::::ゝ  ̄ ̄~| ll:::‐::::::::ゝ
U U |___ (__(__,)___(__(__,) __ (__,)_)____,! (___)__)
r――――――――‐'`ー―――――――――――――‐ュ
| モナー共和国を押さえられれば、欧州への兵站も |
| 多少は楽になるんですけどね… |
| …それは兎に角、露軍の動きですが、各軍管区で |
| 部隊の動員が完了、既に.21個軍105個師団が |
| 国境地帯に配置されています。更に8個軍が後方に |
| 予備隊として集結中、数日中に動きがあるでしょう。 .!
`ー――――――――――――――――――――――‐''
123 :
34/66:04/10/11 00:09:27 ID:gYvgk/u/
r────────────────────――――ュ
| 閣下、先制攻撃はやはり許可されないのでしょうか? |
`ー―――――‐v―――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| 無理だな。ン材やモンケが反対しておるし、欧州方面軍も |
| 対露宣戦には消極的だ。迎え撃つより仕方あるまい。 |
`ー―――――‐v―――――――――――――――――――''
∧喇∧
( ゚−゚ ,,)、
∧札∧ (゙‐:lll:ロ゙::)
ノ(, ・∀・;) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧,,,,∧シ:lll:=:゙つ
ノノ ゚Д):::: /
∧台∧::"::‐:ll/
ノ(,, ´) :: /
§(::::"::‐:ll/
/:::‐::::/ ∧木∧
(_,,/. ( ヾソ彡 )
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r―――――――― '`ー―――――――――――――ュ
| この期に及んで逡巡するとは…敵の思う壺ですぞ。 |
`ー――――――――――――――――――――――''
124 :
35/66:04/10/11 00:09:58 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――――――――‐ュ
| 準備が出来るだけマシだと思え。対宋戦線は |
| 未だ全くの無防備なのだぞ。特に漢地方面は |
| トルゥイが死んで以降、放置されっぱなしだからな。 |
`ー――――――――‐v――――――――――――‐''
∧木', ∧台∧ ∧,,,,∧ ∧札∧ /喇∧
ノ( ・Α) ,ノ(,, ´m`) (゚Д゚ ,ヾヽ (・∀・; ,)ヽ (−゚ )ヽ
§(:::::":::‐:ll §(:゙゙:‐:lll:ロ゙i (゙゙:‐:lll:ロ゙i§ ,i゙シlll:=:゙゙::)§ ll:ロ:::゙゙::::)§
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(__)_,) |______________________| U U
r――――――――‐'`ー――――‐ュ
| 北部方面軍も大変ですな… |
`ー―――――――――――――‐''
125 :
36/66:04/10/11 00:10:30 ID:gYvgk/u/
夕刻 同盟軍最高統帥本部
r――――――――――――――――――ュ
| で、作戦計画は纏まったかね?中将。 |
`ー――――――‐v――――――――――''
∧♪∧ ∧__∧ ∧合∧ ∧_∧
( ・∀) (, ´∀`) ( ´−`) (∀@ )
(;;::::<y>::i /;;<y>ロ;;゙:, ,l/>‐:::::;;) l>=:::゙゙:::::)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| i:::::::::::::;ゝ
|_____________________| (___)__)
r――――――――――――――――――――――‐'`ー―――――――‐ュ
| はい閣下。作戦名は「フライハイト(自由)作戦」。作戦目標は欧亜境界 |
| への部隊の進出、そして… |
`ー――――――――――――――――――――――――――――――‐''
126 :
37/66:04/10/11 00:10:56 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――――――ュ
| マルミード及び丸耳共和国軍の殲滅です。 |
`ー―――――――‐v―――――――――――''
i'ヽ,、 /ヽ
i ヘヽ / i:',
i, ', ', / i ',
,,.' -‐  ̄ ‐- ' `::、
,/´ `ヽ
,i ,r⌒ヽ , ,r⌒ヽ __'i
l=i (0) i=〃ヽ=i (0) i=",;;;l
', ゝ _,ソ l  ̄ | ゝ _,ソ ,;;;;;;;i
ヽ、 ヽ,,ノ ,,,;;;;;;;;;/
`; ''_‐_ _,;;;;:..''、
,r,==i´:::::ヘ_ ̄/;;;;ヽ_´,,/:::::::::l::''===‐、
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i::::::::::=ii=`:::::、::::ヘ:::::i/:::::,, ‐''"‐i三i:::ヾ:::::::::!
127 :
38/66:04/10/11 00:11:21 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――――――――――ュ
| …具体的な作戦計画を聞かせてもらおうか。 |
`ー――――――――――――‐v―――――――''
∧♪∧ ∧__∧ ∧合∧
( ・∀・) ( ;´∀`) ( ´−`)
(;;::::<y>::i (゙;;‐<y>゙i (;;:::<y>::i ∧_∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (@ ,)
,/ l (:゙゙:::::::::::゙)
/ | /::::::::i:::::;ゝ
r――――――――――――――――――――――‐'`ー――――――――
| はい。我が同盟軍は敵の攻勢により第4装甲軍、及び第4軍を失い、
| 第1装甲軍にも無視できぬ損害を蒙りました。しかし我が同盟軍には、
| まだD軍集団・F軍集団という強力な予備戦力があり、これらを対蒙戦線に
| 追加投入することで戦況を再度有利に変えることができると考えられます。
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――
128 :
39/66:04/10/11 00:11:52 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――――――――――――――――――――――
| 対擬方面のD軍集団は新規編成の部隊や後備部隊を動員して代替することで
| 対蒙戦線への転換が可能ですが、F軍集団についてはマルミミア軍集団を殲滅せぬ
| 限りこれを他の方面に転用することは不可能です。故に、マルミードを徹底的に破壊、
| その策源地としての能力を喪失させるべく大規模な都市爆撃を行うべきであると
| 考える次第です。
`ー――――――――――――――‐v――――――――――――――――――――
∧_∧
(@∀@ ,)
∧合∧ (゙:<y>=゙:)
( ;´) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧__,;∧::::<Vi,/
( ;´)::::/
∧♪∧;゙゙;;;<yi/
(, ・) ;;;/
(:::::::::<yi/
/:::‐::::/
(_,,/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|_____
r―――――――‐'`ー―――――――――――――――――――――――――ュ
| 待ちたまえアサヒナー中将。君はマルミード市に対し無差別爆撃を行えと !
| 主張するのかね?今は第二次世界大戦の時代ではないのだぞ。 |
| そんなことをすれば我が帝国は国際的な非難にさらされるし、欧州反蒙同盟も |
| 崩壊しかねん。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――――''
129 :
40/66:04/10/11 00:12:15 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――――――――――――――――――――――
| 無論単に無差別爆撃を行うのではそうでしょう。しかし別の行動を同時に
| 行えば話は別ではないでしょうか?
`ー―――――――――――――――――――――――‐v――――――――
∧♪∧ ∧__∧ ∧合∧ ∧_∧
( ・∀) (, ;´∀`) ( ;´−`) (∀@ ,)
(;;::::<y>::i .(;゙;;‐<y>゙i (;;:::<y>::i l>=:::゙゙:::::)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| i:::::::::::::;ゝ
|_____________________| (___)__)
r―――――‐'`ー―――――――ュ
| 「別の行動」とは何だね? |
`ー―――――――――――――''
130 :
41/66:04/10/11 00:12:37 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 現在、蒙古帝国はマルミミアに残留する民間人の脱出支援をUKGに |
| 要請しております。これを彼等ではなく我々が実施してやるのです。 !
`ー―――――――――――――――――――――――‐v――――――''
∧♪∧ ∧__∧ ∧合∧
( ・∀・) ( ;´∀`) ( ´−`)
(;;::::<y>::i (゙;;‐<y>゙i (;;:::<y>::i ∧_∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (@ ,)
,/ l (:゙゙:::::::::::゙)
/ | /::::::::i:::::;ゝ
r――――――――――‐'`ー――――――――――――――――――――
| つまり我が軍の輸送機をマルミードに入れて敵の非戦闘員を脱出させる、
| ということかね?それは少し面倒が過ぎはしないか。
| それに、全員の脱出までどれだけ時間がかかるか分かったものじゃない。
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――
131 :
42/66:04/10/11 00:15:11 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| お言葉ですが閣下、何もそこまで律儀にやる必要はありません。 |
| 我々が民間人を救おうとした、という印象さえ作り出せればいいのです。 |
| あとは何かしら理由をつけて中止すればよろしいと考えますが? |
`ー―――――――――――‐v――――――――――――――――――''
、
i'ヽ, /:ヘ
l ヾ 、 / i i
| ,,冫''  ̄ ヽ_ノ,,i-、
_ ,:'´ ヽ
/,:、; ''´ ̄ヽ _,r‐、_, ''´ ̄ヽ ',.、
/ ;" :t:i: (◎) i '/ ヾ; i: (◎) i=t;"i`'
,r:'、 ' ノヽ,_ _ノ i-‐ 'l ヽ,_ _ノ :i
/:::::::::ヘ´ '、 ヽ ,/ ;;,'
/:::::::::::::::i ヽ, ,,;;;/
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132 :
43/66:04/10/11 00:15:35 ID:gYvgk/u/
r─────────────────────────―‐ュ
| 成る程ね…王国側に難民の兵力転用を禁止させておけば |
| それほど問題にはなるまい。 |
`ー―――‐y―――――――――――――――――――――‐''
r──────────────────────────――ュ
| 外交的問題を生じさせないのであれば、反対する理由は無い。 |
| だが念のため総統に諮っておきますか。 |
`ー――――――――――‐v――――――――――――――――''
∧合∧ ∧__∧ ∧♪∧
(, ;´) ( ;´) (, )
(:」)(l:::::;;) /i゙;;;;;;;;;゙゙;;ヽ.、 (:::::::::::::;;)
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(___(__) (___(__) (___(__) ,|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r―――――――‐'`ー―――――――――――――‐ュ
| 少なくとも蒙側は激しく反発するでしょうな… |
| マルミードの無血開城要求も出しておきましょう。 |
| 連中が拒否すれば爆撃すればよい。 |
`ー―――――――――――――――――――――‐''
133 :
44/66:04/10/11 00:15:54 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――――――――――――――――――
| これで決まりだ。マルミードのマルミミア軍集団司令部に無血開城を要求、
| 彼等がこれを容れなければ市街戦になると通達し、その際の民間人の
| 犠牲を最小限に留める為その脱出を支援すると表明せよ。同時に貴官は
| 爆撃部隊の編成を急ぎ、フォン・サカーシュタインと協力してマルミード殲滅
| の準備をすすめるのだ。
`ー――――――――――‐v――――――――――――――――――――
∧♪∧ ∧__∧ ,∧合∧
(, ・∀) ( ´∀`) (´−` )
(;;::::<y>::i (゙;;‐<y>゙i (;;:::<y>::) ∧_∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (@ ,)
,/ l (:゙゙:::::::::::゙)
/ | /::::::::i:::::;ゝ
r――――――――――――――‐'`ー―――ュ
| 諒解。直ちに計画の準備に着手します。 |
`ー――――――――――――――――――''
134 :
45/66:04/10/11 00:16:16 ID:gYvgk/u/
夜 マルミード:欧州方面軍総司令部・丸耳共和国国防省
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135 :
46/66:04/10/11 00:16:39 ID:gYvgk/u/
. . . .,.,.,.,.:,:,:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
. . . .,.,.,.,.:,:,:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
. . . .,.,.,.,.:,:,:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
r――――――――――――――――──――――――――――――ュ
| 蒙古帝国大本営より通達。『帝国周辺の国際状況の悪化により !
| アユンガ作戦に続く攻勢作戦を.実施することは不可能となった。 |
| 故にF・マルーエル元帥及びD・F・マルモーラ大統領にマルミミアに |
| 現在展開する全部隊の運用の全権を付与し、その始末を任せる。』 |
| …皇帝陛下と首相閣下、各方面軍司令官の連署による命令です。 |
`ー――――――‐v――――――――─――――――――─――――''
r――――――――ュ
| うむ。ご苦労。 |
`ー―‐v―――――''
,, -―‐-、
`r=(w)=ュ'
/ヤ´Д`,)
ヾ゙´ロ:ロ:`)
/:ロ:::::::ロゝ ∩E∩
(__l__) (・Α・;)
∩_∩ ∩_∩ i‐:=:`゙)
( ‐∀‐) ( `−´ ,) i:::::::‐:ゝ
(::;゙::‐:ロ゙i (:゙::‐:ロ:゙) (__(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄
136 :
47/66:04/10/11 00:17:07 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――ュ
| …感想はあるかね.元帥? |
| この稚拙な作文について。 |
`ー―――――‐v――――――''
∩_∩ ∩_∩ ∩E∩
( ‐∀・) ( `−´ ,) (Α・; ,)
(::;゙::‐:ロ゙i (:゙::‐:ロ:゙) i‐:=:`゙:)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄
r――――――― '`ー―――――――――――ュ
| 特にありませんな。戦況が悪化したから |
| 助けられなくなった。それだけのことでしょう? |
`ー―――――――――――――――――――''
137 :
48/66:04/10/11 00:17:30 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| いつか私の言ったことは正しかったな。連中は我々を見捨てたのだ。 |
| それもはっきり『降伏しろ』とは言わず、『始末を任せる』ときた。 |
| どこまでも卑劣な連中ではないかね? |
`ー―――――――‐v――――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――
∩_∩ | 言いにくいことですからね。しかし降伏を命じられて
, (∀・ ) | 我々は素直に従うものでしょうか?
\ i:ロ::`'::::) `ー‐y―――――――――――――――――――――――
\::::‐:::::: ∩_∩
\_)_ (−´ )
\ i:ロ:::::∩E∩
\:::::‐(・; )
\ (´::::::::`)
r――――――― '`ー―――――――――――――――――――ュ
| 我々は我々の祖国の為に戦っているのだ。故に我々に.降伏を !
| 命じることが出来る者など、いるはずがなかろう。 |
| それに連中にとって、我々が降伏するよりも寧ろ名誉の戦死を |
| 遂げてくれたほうが都合が良かろう? |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
138 :
49/66:04/10/11 00:17:52 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 我々が死んだら、連中は我々を殉国の.英雄に祭り上げて、 |
| 蒙古帝国の為に戦わされる丸耳兵の戦意高揚に利用するのさ。 |
| 実に胸糞の悪い噺ではないかね? |
`ー―――――‐v―――――――――――――――――――――''
∩_∩ ∩_∩ ∩E∩
(・∀・ ) (`−´ ,) (Α・; ,)
(::;゙::‐:ロ゙i (:゙::‐:ロ:゙) i‐:=:`゙:)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄
r――――――― '`ー――――――――――――ュ
| …かも知れません。しかしそんなことはもう、 !
| どうでも良いことではありませんか? |
`ー――――――――――――――――――――''
139 :
50/66:04/10/11 00:18:17 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――──――――――――――――ュ
| 報告!欧州同盟軍最高統帥本部より丸耳共和国政府に対し、 !
| 戦時国際法に基づくマルミードの無防備地域宣言を要求してきました。|
`ー――――――――――――――─―――――‐v―――─――――''
r――――――――――――――――――――ュ
| 連中はそこまで市街戦が怖いのか。 |
| 全面的に拒否しろ。我々は出血を恐れない。 |
`ー―――――‐v―――――――――――――''
,r―‐-、_
`r:(w)=ュ'
∩E∩ rヤ゚Д゚ ,)
(, ・) ヾ:‐:‐゙::)
∩_∩ ∩_∩ i‐:=:`゙) /:‐:::::‐:ゝ
(,, ・) ( `−´ ,) i:::::::‐:ゝ U U
(::;゙::‐:ロ゙i (:゙::‐:ロ:゙) (__(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄
r――――――――‐'`ー―――――――――――
| はっ…なお我々がこれを拒否する場合、
| 同盟軍は民間人の安全な脱出を支援する為、
| 陸路及び空路を丸耳国の民間人に解放する
| との申し出もありますが、如何いたしましょう?
`ー――――――――――――――――――――
140 :
51/66:04/10/11 00:18:41 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――――――――ュ
| 奴等の言うことなど一切信用できんな。 |
| そのまま.収容所送りではないのかね? |
`ー―――――‐v――――――――――――''
,r―‐-、_
∩_∩ ∩_∩ ∩E∩ `iw)==ュ'
(, ・∀) (`−´ ,) (Α・; ,) (Д゚ )
(::;゙::‐:ロ゙i (:゙::‐:ロ:゙) i‐:=:`゙:) i゙‐:‐゙:;)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄
r―――――――――――――――――‐'`ー―――――――――
| いえ、脱出した民間人は全てギコ王国に送致するとのことです。
| この作業の全般にわたって両国及び擬国の監視をつけることを
| 認めると彼等は言っていますが。
`ー―――――――――――――――――――――――――――
141 :
52/66:04/10/11 00:19:07 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――――――――ュ
| ならばよかろう…どうも下心がありそうだがな。 |
| UKGに援助要請を。これで心置きなく戦えるな。 |
`ー――――――‐v――――――――――――――''
_ _
i'i´ `i /'i´ `i
,i.i, -'‐¬‐'- ,|、
/´ ヽ
i ・ r ¬ ・ i
ヽ, ヽ,ノ ノ
_,,,../_゙_''ニ'/ヽ,ニ:二::::ヘ,, _
,r':-゙‐゙::::::: ̄:iO:::::::::::::"‐゙- ':ヽ
/::::ヾ::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::i::::::::\
/:::::::‐:、::〃::―‐ |:O:::l三l三l:ヾ:::"::::::::ヽ
i'::::-::::::::イ:゙ヾ::‐:::::::|:::::: l三l三l::::‐::、〃:::::::゙i
マ:::::〃iヾi:::::::::::::::::::|:O:::::::::::::::::::::|/ヾ`:::::/
ヽ::::::::::::;:ヽ‐、::::::::::|:::::::::::::::::::;_:く:::::::゙::::/
`' - ::;ノ ヾ'::::::::::|:O:::::::::::‐ヾ,'_:i::::ノ"
l:::`" :::::::::::|::::::::::::::::::::::::`|''´
142 :
53/66:04/10/11 00:19:32 ID:gYvgk/u/
2月4日1時10分 宋帝国首都臨安:国務院総理執務室
____|___,,|_____________________________,,|___,,|____
`‐、;三:|:: |:三;_,‐'' `‐、;三:|:: |:三;_,‐''
゙ ‐|:: |‐ ' ゙ ‐|:: |‐ '
|:: | |:: |
|:: | |:: |
|:: | ヽ`ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ´,/ |:: |
|:: | | | l _ ‐l―l‐ | | |:: |
|:: | | | ヽ ̄| ノ ,王|王 | | |:: |
|:: | | |  ̄| ̄ --|― | | |:: |
|:: | ノ ,.ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ、 ヽ |:: |
|:: | r――――――――――――――――――――――
|:: | | 国務総理閣下!我が軍は全部隊の配置を完了、
|:: | _ q⌒p _ | 予定通り明朝0530時に作戦行動を開始します。
|:: | ,} γ―‐ヽ{ `ー――――――‐v――――――――――――――
|:: | | (,__・六・)| |:: |
|:: | l (,__~lll~_ )| |:: |
l´  ̄ ̄`l | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ,.r ―- 、 l´  ̄ ̄`l
,___,l二二二二l_______| | _ ゝ, _,, イ _ ,,l二二二二l___
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (  ̄,,):、
("::::::::゙゙:ソ
143 :
54/66:04/10/11 00:19:56 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――――――――――ュ
| うむ。これから皇帝陛下に報告に上がる。 |
| 趙総参謀長には予定通り作戦を行うよう伝えよ。 |
`ー――――――――――‐v―――――――――''
_ q⌒p _
, }γ――ヽ{ r―――――‐ュ
|| ( ・六・ )| | はっ! |
|| ( _~)))~,)| `ー―‐v――‐''
________ _ |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ ________
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ,.r ―- 、
\|_____________| ゝ, _,, イ
( ,,)
144 :
55/66:04/10/11 00:21:51 ID:gYvgk/u/
5時00分 宋帝国軍総参謀部
r―――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 国務院より、駐蒙大使が蒙古帝国政府に宣戦布告を通達したとの |
| 連絡がありました。0520時には皇帝陛下が自ら宣戦の詔勅をご朗読、 |
| これを全国に放送することになっています。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――ヽ(
,, -‐ ¬::、
_,,、-―; `r==(w):ュ' ∧趙∧ ∧鄭∧ 、―- 、、,,_
'r===(i' ( `ハ´) ( ´Д`) ( ・ハ・) /胡∧ ゙i)====ュ'
(, ゚ハ) (:゙゙::<y>:i (゙:ッ<y>゙i (゙:ッ<y>゙i (, ・∀) (д´ )
(;;:"<yi/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| iy>=::゙゙::) iy>‐::゙゙::)
/::‐::::/ | |::::‐:::::ゝ i::::‐::::::ゝ
U,/ | (_(__) (__(___)
r―――――――― '`ー―――――――――――――ュ
| うむ。各師団の戦車大隊は駐屯地より出発、 !
| 先に展開している.歩兵部隊との合流を急げ。 |
| 空挺部隊の発進を開始、空軍は直ちに攻撃部隊を |
| 出撃させ、重要目標への爆撃を開始せよ。 |
`ー――――――――――――――――――――――''
145 :
56/66:04/10/11 00:22:17 ID:gYvgk/u/
5時10分 漢水上空
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146 :
57/66:04/10/11 00:22:42 ID:gYvgk/u/
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,,//,i `゙ ..,, '' \ \´ ヾ:、 ___''ヽ:、
//,i ゙` 、、 `` ヽ ` ‐'' \ ̄ ̄ \:、,、
/::ヽ、 `、 `` ゙::,ヾ 、;; 、 ,,: ''、メ,
..::::::~ヽ、 ,;ヽ 、 \ ,/
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..::::::::::::::::::::::::ヽ、 ,' 、―― 、_ ''':::,,,
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...:::::::::::::::::::`'''::‐、 ''ヽ:、 ,,.. ''" ヾ:iヽ ヽ/ / ''':::,,,
...::::::::::::::::::::::::::::: ̄::ヽ \:、,、''"´ | \ /",,‐ヾ"
147 :
58/66:04/10/11 00:23:08 ID:gYvgk/u/
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`""'''''''' ―――---、"_´_=〈i=====<_‐|= ―`'‐ i::::,,,!
ヽ ̄ ̄'"――――` ___,,---- 、、 -‐ '''""´
 ̄ ̄,,. '- ̄― ̄┘―-、 ヽ__i
ヾ、..,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,.. -''"
ヾ ヾ
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<,,_i ̄‐ i _i_ ̄,i,二=‐
 ̄ ̄ `‐゙ ヾ ヾ
___ ,r‐,
<,,_i ̄‐ i _i_ ̄,i,二=‐
 ̄ ̄ `‐゙
148 :
59/66:04/10/11 00:23:31 ID:gYvgk/u/
|
| ゴ ォ ォ ォ ・ ・ ・
,,r(⌒):、
・―:―:―:=='、.(..・,,).,`==:―:―;:―・
`⊂⊃"
ゞ '
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_ ,r ‐、
,.r:: :'´ ..:(::: ,,;;) ,.. ‐: 、 _
.(::: ,,;;): ,;;ゞ:::;;;ノ:: ‐、 (::: ;;゙i":::::ヽ‐、
ゞ:: . ″,,;;;) ::) ::´:::ゞ:: ::'' ‐:、;ノ..:;i
` (::: ゚ ¨ ・ ゙ ´ '' 、¨ . ・ ::i “ ''。
、 ・, ゙ ` : " ´ ・ " `` ‥,,
_______ . ″ ゙ ・ 。 ゜ ´ .,
メ_メ_メ_メ_メ_メ,/ヽ、 ‥ .¨ ・` ″ ' ,
ヽ/_ヽ/_ヽ/_ヽ/_ヽ,,/二二二ヾ:::::,,,, ,,,,::::二二二二二二ヽ、 ,,::彡二二二二
 ̄ i,j ̄ i,j ̄ i,j ̄ i,j ̄ i,j ̄ i,j ̄::::... ...:::: ̄ i,j ̄ i,j ̄ i,j ̄ i,j :::::.... ..:::::i,j ̄ i,j ̄ i,j
' ヾ、 、 ,,::' ,,:' :' ', :. ` ,, _ ‐ " 〃
ヽ ` ‐ ‐_ ‐ '',," " ,, ' ヽ 、 ,,.. "
`  ̄ ,,  ̄
 ̄
149 :
60/66:04/10/11 00:23:54 ID:gYvgk/u/
5時30分 モナコルム:直隷方面軍総司令部
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| 黄河中流域、渭河、淮河、衛河、潁河及び漢水の橋梁が |
| 爆撃を受けています。現在本土航空軍の戦闘機が迎撃中、 |
| しかしレーダー網に穴がありますので捕捉は困難! |
`ー―――‐y――――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| 直ちに被害状況を纏めここと北部方面軍総司令部に送れ。 |
| レーダーサイトの再建も進めるのだ。AWACSも対露方面から |
| 対宋方面に移せ。 |
`ー――――――‐v―――――――――――――――――――''
r――――――――――――――
| 陛下はご起床か…ならよい。
)ノ―――――――――――――
,∧∧ ∩,,,,∩ ∧也ヘ ∧,∧ ∧亦ヘ ∧∧
ノ(, ;゚Д) (・Д・,,ヾヽ ノ(,, ・−) _ ミД゚ ,,ミ ノノ, ´Α) (ω゚ ,,)ヽ
§(::;;":‐:ll と:シlll:=::゙:)§ §(:::":::‐:ll/O' ll:=::゙::;;)§ §(::゙:シlll:ロiつ ll:=::゙:::::)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ,ll:::‐:::::ゝ
|__________________________| UU
r―――――――――――― '`ー―――――――――――‐ュ
| 東部軍集団のチョルマルン将軍に全軍出撃を命令しろ。 │
| 北部方面軍と共同して宋軍の前進を阻止、敵の攻勢を |
| 頓挫させるのだ。あくまでも阻止するだけだぞ。 !
`ー――――――――――――――――――――――――‐''
150 :
61/66:04/10/11 00:24:21 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――ュ
| 諸君…戦況はどうだね? |
`ー――――――‐v―――――''
∧∧ ∧亦∧ ∧,,∧ ,∧也∧ ∩,,,,∩ ∧,,∧
rヤ゚ω゚ ) rヤ´Α`,,)ヽ rヤ゚Д゚,,ミ rヤ・−・ )ヽ rヤ・Д・ )ヽ rヤ゚Д゚;)、
ヾ゙:=:ll:-:゙! ヾ゙:シlll:ロ:゙:)§ ヾ゙‐:lll:=:゙) ヾ゙:‐:lll:ロ:゙)§ ヾ゙:シlll:=:゙::)§ヾ゙:‐lll:=:゙)§
/:‐::ll::‐i. | ̄ /‐:::lll:::‐:ゝ  ̄,/‐:::lll:::‐ゝ ̄/‐:::lll:::‐:ゝ ̄/‐:::lll:::‐::ゝ ̄/‐::lll::‐ゝ|
U U |__(__(___)___U U__,(__l__)_ (__l_,)__ U,U,__|
∧,,,,∧
( ヾソ彡,(ヽ
(:゙::§:::゙:':/
/:::::i::::::‐:ゝ
151 :
62/66:04/10/11 00:24:43 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――――――――――ュ
| ご覧の通り、敵の爆撃で多くの橋梁が破壊されており、 |
| 一部で部隊の移動が困難になっているものと… |
`ー―――――――‐v―――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| あ、それから先程敵空挺部隊が開封、河南方面に降下したとの |
| 未確認情報がありました。現在.第7軍が偵察部隊を派遣して |
| 確認中とのことですが… |
`ー―――‐y―――――――――――――――――――――――''
,∧∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧亦∧ ∧∧
ノ(, ;゚Д) ノノ,, ・Д) ノ(, ・−・) ノノ,,´ハ`) ミД゚ ,,ミ (´Α`,,ヾヽ (ω゚ ,,)ヽ
§(::;;":‐:ll §(::゙:シlll:=゙i §(:":::‐:lll:iつ§(:゙:‐:lll:ロ゙i ll:=::゙::;;)§ i゙シlll:ロ:゙゙;)§ ll:=::゙:::::)§
/:::::‐| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ,ll:::‐:::::ゝ
U |__________________________| UU
r―――――――――――― '`ー―――――――――――――――ュ
| やはりモナコルムから対宋戦線を指揮するのは無理があるな… |
| 第7・第8軍は北部方面軍に委譲すべきかもしれん。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――‐'`ー――――――――――――
| 仰るとおりですが、開戦の混乱が収まってからにしたほうが
| より賢明かと。今は面倒が多すぎます。
`ー――――――――――――――――――――――――――
152 :
63/66:04/10/11 00:25:10 ID:gYvgk/u/
r―――――――――――――─ュ
| 地上部隊に動きはあるのか? |
`ー――――――――‐v――─―''
r────────────────────────ュ
| はっ…現在全力で情報の収集に努めておりますが、 |
| 敵の爆撃に関する情報以外は入っておりません。 |
| しかし恐らくは既に地上軍の行動も始まっているかと。 |
`ー――――――――─―‐v─―――――――――――''
∧∧ ∧亦∧ ∧,,∧ ∧,,,,∧ ∧也∧ ∩,,,,∩ ∧,,∧
(ゞ彡 ゚) (ゞシ彡,´) ミゞ彡,゚ミ ノノ, ´ハ) (−・ )ヽ (Д・ ヾヽ (Д゚; ,)ヽ
(゙;§:::゙) (゙::§::::゙::). (゙:§:::゙), §(:゙:::::::::::゙:) ll:ロ::゙゙::::;;)§(:゙:::::::::::゙::§ (:゙::::::::゙:)§
,/::::i::::‐i. | ̄,/:::::i:::::‐::ゝ/:::::i:::::ゝ ̄/::::::i:::::‐ゝ~ll:::‐::::::::ゝ ̄i‐:::::i:::::::ゝ  ̄,/‐::::i::::ゝ
U U |__(__(___)_U U__(_(__)__(___)__)_(___)__)__, U_|U
153 :
64/66:04/10/11 00:25:38 ID:gYvgk/u/
_,)\/\i\/\∧∧∧∧∧∧∧∧/i/i/ヘ/i/(_
ヽ /
< ほ、報告!チャガタイ元帥閣下より…! >
/_ _ヽ
)/ヽ/ヽ/ヘ/∨∨∨∨∨∨∨\/\i\/\/ヽ (
`
r――――――――――――――――――――ュ
| 一体何事だ。今は対宋作戦で忙しいのだ。 |
`ー――‐y――――――――――――――――''
∧∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧亦∧ ∧∧ ∧,,,∧ 彡
,ノ(, ;゚Д) ノノ,, ・Д) ノ( ・−) ノノ,,;´ハ)ノミ ;゚Д゚ミ ノノ ;´Α) ノ(,,;゚ω) (Д`; )ヽ_
§(:;;":‐:ll §(::゙:シlll:=゙i §(:":::‐:lll:i §(:゙:‐:lll:ロ゙i§ll:=::゙::;;) §(::゙シlll:ロ:゙i §ll:=::゙::::) とll:=:::゙::::;⊃」 三
/:::::‐| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ll:::‐:::::ゝ ヘ:::‐::::ソ ヽ
U |__________________________| UU (_,/`‐'
r―――――――‐'`ー――――――――――――――――――‐ュ
| イェスンゲ上級大将の言うとおりだ。兄上には申し訳ないが、 |
| 今は南宋への対処で手一杯… |
`ー――――――――――――――――――――――――――‐''
154 :
65/66:04/10/11 00:26:01 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――――――――――――――――――
| …ロクマ軍陸軍部隊が越境攻撃を開始、これと前後して空軍部隊が
| 我が方の要所に爆撃を実施。防空部隊の応戦により敵機32を撃墜。
| 敵地上軍は現在モエトゥケン・ウルス北方及びモチ・イェベ・ウルス南方の
| 合計6箇所を突破して前進中。カフカース軍集団は現在予備隊を増派中。
`ー―――――――――‐v―――――――――――――――――――――
/ヽ /ヽ
/, ' -' ;ヘ
/´ `ヽ
i '´ i¬ ` J :i
ヽ,__ '‐┘ _,,ノ
,=='、,,Li~lll~lニl´;;ノ==、
/::::::::::__:::::::::|||:: ̄:::::::::::::::::ヽ
/::::::ヾヾ _ ̄ ヘl:::l三l三l:ヾ:::::::ヘ
/:::::::〃':゙i' 三; l|::::::::::::::::::~:、;;::::::':,
i::::::":':::::::ゝ'''-‐┘::::::::::::::::::|;:ヾ::::::::i
`'‐-‐'''´lニニニlロ!ニニニ,ri'::::::::;/
i゙i:::::::::::::|||::::::::::::::゙'i';゙;';'"´
゙!=::::::::::|l:l:::::::::: ==='!'
i::::::::::::::||||::::::::::::::::::::i
155 :
66/66:04/10/11 00:26:22 ID:gYvgk/u/
r――――――――――――――――ュ
| 三正面戦争が、始まりました。 |
`ー――――――――――――――ヽ(
・ ・ ・ 。
∧∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧亦∧ ∧∧ ∧,,,∧
,ノ(, ;゚Д) ノノ, ;・Д) ノ( ;‐−) ノノ,,;´ハ)ノミ ;゚Д゚ミ ノノ ;´Α) ノ(,,;゚ω) _ (Д`; )ヽ
§(:;;":‐:ll §(::゙:シlll:=゙i §(:":::‐:lll:i §(:゙:‐:lll:ロ゙i§ll:=::゙::;;) §(::゙シlll:ロ:゙i §ll:=::゙::::) ヽOll:=:::゙::::;)§
/:::::‐| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ll:::‐:::::ゝ ll:::‐:::::::ゝ
U |__________________________| UU (_(___)
続く
リアタイキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
乙華麗さまでございます。
ついに来た、3正面作戦…それにまだ、モナチスのクーデター計画まで…
輻輳するこの状況が毎回たまらない…
GJ!!
乙華麗保守!!!!
r――――――――――――――――ュ
| 三正面戦争が、始まりました。 |
`ー――――――――――――――ヽ(
・ ・ ・ 。
∧∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧亦∧ ∧∧ ∧,,,∧
,ノ(, ;゚Д) ノノ, ;・Д) ノ( ;‐−) ノノ,,;´ハ)ノミ ;゚Д゚ミ ノノ ;´Α) ノ(,,;゚ω) _ (Д`; )ヽ
§(:;;":‐:ll §(::゙:シlll:=゙i §(:":::‐:lll:i §(:゙:‐:lll:ロ゙i§ll:=::゙::;;) §(::゙シlll:ロ:゙i §ll:=::゙::::) ヽOll:=:::゙::::;)§
/:::::‐| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ll:::‐:::::ゝ ll:::‐:::::::ゝ
U |__________________________| UU (_(___)
r――――――――――――――――――――ュ
| それは、クマったことになったな・・・・・。 |
`ー――‐y――――――――――――――――''
∧∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧亦∧ ∧∧ ∧,,,∧
,ノ(, ;゚Д) ノノ, ;・Д) ノ( ;‐−) ノノ,,;´ハ)ノミ ;゚Д゚ミ ノノ ;´Α) ノ(,,;゚ω) _ (Д`; )ヽ
§(:;;":‐:ll §(::゙:シlll:=゙i §(:":::‐:lll:i §(:゙:‐:lll:ロ゙i§ll:=::゙::;;) §(::゙シlll:ロ:゙i §ll:=::゙::::) ヽOll:=:::゙::::;)§
/:::::‐| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ll:::‐:::::ゝ ll:::‐:::::::ゝ
U |__________________________| UU (_(___)
・・・・・・・・・・・・・・#。
∧∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧亦∧ ∧∧ ∧,,,∧
,ノ(, # Д) ノノ, # Д) ノ( ;‐−) ノノ,,# ハ)ノミ # Д ミ ノノ# Α) ノ(,,# ω) _ (Д`; )ヽ
§(:;;":‐:ll §(::゙:シlll:=゙i §(:":::‐:lll:i §(:゙:‐:lll:ロ゙i§ll:=::゙::;;) §(::゙シlll:ロ:゙i §ll:=::゙::::) ヽOll:=:::゙::::;)§
/:::::‐| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ll:::‐:::::ゝ ll:::‐:::::::ゝ
U |__________________________| UU (_(___)
/ヽ /ヽ
/, ' -' ;ヘ
/´ `ヽ (ああ・・・せっかくイェスンゲ上級大将が
i '´ i¬ ` J :i 場の雰囲気を和やかにしようとしたのに
ヽ,__ '‐┘ _,,ノ ・・・・ここは、僭越ながら小官の切り返しで
,=='、,,Li~lll~lニl´;;ノ==、 上級大将をお救い申し上げねば・・・)
/::::::::::__:::::::::|||:: ̄:::::::::::::::::ヽ
/::::::ヾヾ _ ̄ ヘl:::l三l三l:ヾ:::::::ヘ
/:::::::〃':゙i' 三; l|::::::::::::::::::~:、;;::::::':,
i::::::":':::::::ゝ'''-‐┘::::::::::::::::::|;:ヾ::::::::i
`'‐-‐'''´lニニニlロ!ニニニ,ri'::::::::;/
i゙i:::::::::::::|||::::::::::::::゙'i';゙;';'"´
゙!=::::::::::|l:l:::::::::: ==='!'
i::::::::::::::||||::::::::::::::::::::i
r――――――――――――――――ュ
|ロクマだけにロクマ事になりませんなぁ・・・ |
`ー――――――――――――――ヽ(
∧∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧亦∧ ∧∧ ∧,,,∧
,ノ(, # Д) ノノ, # Д) ノ( ;‐3−) ノノ,,# ハ)ノミ # Д ミ ノノ# Α) ノ(,,# ω ) _ (Д`; )ヽ
§(:;;":‐:ll §(::゙:シlll:=゙i §(:":::‐:lll:i §(:゙:‐:lll:ロ゙i§ll:=::゙::;;) §(::゙シlll:ロ:゙i §ll:=::゙::::) ヽOll:=:::゙::::;)§
/:::::‐| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ll:::‐:::::ゝ ll:::‐:::::::ゝ
U |__________________________| UU (_(___)
・・・・・・・・###!!
ハハハハハ・・ハッ
∧∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧亦∧ ∧∧ ∧,,,∧
,ノ(, # Д) ノノ, # Д) ノ( ´・ω・`) ノノ,,# ハ)ノミ # Д ミ ノノ# Α) ノ(,,# ω) _ (Д^; )ヽ
§(:;;":‐:ll §(::゙:シlll:=゙i §(:":::‐:lll:i §(:゙:‐:lll:ロ゙i§ll:=::゙::;;) §(::゙シlll:ロ:゙i §ll:=::゙::::) ヽOll:=:::゙::::;)§
/:::::‐| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ll:::‐:::::ゝ ll:::‐:::::::ゝ
U |__________________________| UU (_(___)
保守
2月4日9時00分 四川省成都:直隷方面軍東部軍集団総司令部
r――――――――――――――――――――――――ュ
| 全く…開封方面に降下兵.などと、誰がそんな誤報を |
| 大本営に送ったのだ!お陰で私は頓珍漢な命令を |
| ひっくり返すのに大変だったぞ。 |
`ー―――――――――‐v―――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――ュ
| 敵の第五列による意図的な攪乱かも知れません。 |
| 漢人はどれも信用してはなりません。 |
`ー―――――――――‐v――――――――――――''
∧,,∧ ∧,,,,∧ ∩,,,,∩ ∩,,∩ ∧,,∧
ノ(,, ;・ー) ノ( ;゚∀゚) (・д・# )ヽ (−゚* ) (д` )ヽ
§(:::"::::‐ll §(゙゙:シlll:=゙i と:‐:lll:ロ:゙:)§ i゙lll:=::゙゙:) ll:=:::::::::)§
/:::::::‐:::ll | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ll:::‐:::::::ゝ
(___)),|____________________| (_(__)
166 :
2/66:04/10/24 23:41:51 ID:Z4i12W1a
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| フビライ殿下…貴方の配下には多数の漢人が居りますが、 |
| 連中は信用できるのでしょうな? |
`ー――――――――――――‐v――――――――――――''
∧,,,,∧
,ノ(,;・ー・ ) ∧,,,∧
(:゙::‐:lll:=゙O (∀゚; )ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. ll:=::゙゙:::::)§
\:::‐:::::::;;∩,,,,∩
\_ (・#,,ヾシ)
\ ll:ロ::゙:§)
\::‐::::::::∩,,,∩
\_(゚* ,)
\ll:=::゙゙:::)
\‐::::ゝ
r――――‐'`ー―――――――――――――――――‐ュ
| 勿論です!彼等は既に蒙古帝国にその身を捧げ、 |
| 変わらぬ忠誠を誓っております。 |
`ー――――――――――――――――――――――‐''
167 :
3/66:04/10/24 23:42:22 ID:Z4i12W1a
r――――――――――――――――――――――――ュ
| まあ…兎に角…で、敵の部隊の実際の配置状況は? |
`ー―――――――――‐v―――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――
| はい。敵はダミーのパラシュートを落とすなどもしましたが、
| 夜明けまでに空挺部隊の展開状況の把握を完了しました。
| 敵は湖南省を中心に展開しています。
`ー―――――――――‐v―――――――――――――――
∧,,∧ ∧,,,,∧ ∩,,,,∩ ∩,,∩ ∧,,∧
ノ(,, ;・ー) ノ( ;゚∀゚) ノ(, #・д) (−゚* ) (д` )ヽ
§(:::"::::‐ll §(゙゙:シlll:=゙i §(:゙:‐:lll:ロ:゙i i゙lll:=::゙゙:) ll:=:::::::::)§
/:::::::‐:::ll | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ll:::‐:::::::ゝ
(___)),|____________________| (_(__)
r―――――――――‐'`ー――――――――――――――――ュ
| 展開した空挺部隊は3個師団。既に湖南省の譚州を制圧… |
| 初動が遅れたのが原因です。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
168 :
4/66:04/10/24 23:43:03 ID:Z4i12W1a
東部戦線戦況図
\ 《第5軍》 l 《第6軍》
《第11機甲軍団》 ・ 《第10軍団》 xxxx 《第30軍団》
ヽ、,__ _開封 l 黄河 《第19軍団》 l 《第29軍団》
,,/" ◎ ̄~~~ヽ_ __,, -―-、 _,, -、 ,r‐、_ /
_,,/ 《第13軍団》 /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'' ‐''"´  ̄ ̄ ヽ, ̄o ノ ̄ ̄,i゙‐i'
渭河 i o朱山鎮  ̄泗州 / o連雲港
河南省 \ 『第2軍』安徽省『第4軍』 『第5軍』 i
 ̄~''‐-‐'''"`ヽ、\ 徐州o. i |
潁河 蔡州‐ヽ o潁州 淮河 ,,/´ヽ,_ノ |
《第7軍》 o \`_'',,=-o'''⌒ヽ、 _,,, -‐ '" |
《第14軍団》 _,, ‐ \ 寿春  ̄ 宋 帝 国 :|
四川省 ,.:'" \ 『第1軍』 :l
', 湖北省,,ノ淮河 \ __漢水 江蘇省 o揚州
ヽ, i _ 《東部軍集団》 o_,,、-―-、,,_,,\''" `''‐、 _ ,,r‐-='、
◎成都ノ ゙ヽ o -''"´襄陽 \ ,io `'':、 長江 o /平江
', ,r 、 ':, i釣魚台 《第34軍団》 \ _,,ノ´鄂州 ヽo'' ●臨安
ヽ,ノ ヽ、,,_:、,,r‐'゙、 ,r''"~ヽ江陵o''⌒ヽ, ,:'"\ 江州 `_'o明州
ヽ、,,_,,ノ '、,,,ノ `'‐:': \ 『第3軍』 i
/ '、 r'ヽ:'、 \ 隆興 |
ヽノ『空挺軍団』`' \o_____,,|
洞庭湖o ハ陽湖 |
譚州 浙江省 :|
湖南省 |
169 :
5/66:04/10/24 23:43:41 ID:Z4i12W1a
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| 直ちに開封の第11機甲軍団と江陵の.第34軍団の一部を |
| 譚州に向かわせる。コデン将軍は第8軍を率い直ちに北上、 |
| フビライ大将はこのまま第7軍を指揮せよ。私は.前線を |
| 視察してくる。 |
`ー―――――――――‐v―――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――ュ
| 閣下、フラグ将軍の第9軍はいかがいたしましょうか? |
`ー―――――――――‐v――――――――――――――''
∧,,∧ ∧,,,,∧ ∩,,,,∩ ∩,,∩ ∧,,∧
ノ(,, ;・ー) ノ( ;゚∀゚) ノ(,,#・д・) (−゚* ) (д` )ヽ
§(:::"::::‐ll §(゙゙:シlll:=゙i §(:゙:‐:lll:ロ:゙i i゙lll:=::゙゙:) ll:=:::::::::)§
/:::::::‐:::ll | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ll:::‐:::::::ゝ
(___)),|____________________| (_(__)
r―――――――――‐'`ー―――――――ュ
| 第9軍は大本営の直轄に移管された。 |
| 我々が動かすことは出来ん! |
`ー―――――――――――――――――''
170 :
6/66:04/10/24 23:44:34 ID:Z4i12W1a
9時20分 宋帝国軍総参謀部
r――――――――――――――――――――――ュ
| 空挺軍団に敵軍が向かっているな、鄭少将? |
`ー――――――――――‐v――――――――――''
,, -‐ ¬::、
_,,、-―; `r==(w):ュ' ∧趙∧ ∧鄭∧
'r===(i' ( `ハ´) ( ´Д`,,) (・ハ・ ) /胡∧
(, ゚ハ) (:゙゙::<y>:i i゙ッ<y>ロ゙) i゙ッ<y>=゙) (∀・ ,)
(;;:"<yi/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| iy>=::゙゙::)
/::‐::::/ | |::::‐:::::ゝ
U,/ | (_(__)
r―――――――――――――‐'`ー―――――――――――――――
| は…敵は江陵の部隊を南下させています。しかし我が空挺軍団は
| 既に野戦築城を強化中、制空権も我々が握っておりますので、
| そう簡単に駆逐されることはありません。
`ー―――――――――――――――――――――――――――――
171 :
7/66:04/10/24 23:45:05 ID:Z4i12W1a
r――――――――――――――――――ュ
| 越境部隊の状況はどうなっている? |
`ー――――――――――――――‐v――''
r――――――――――――――――――────────────ュ
| 孟上将の第1軍は隆興を発して浙江省に進撃。曹上将の第3軍は |
| 湖北省に侵入。共に大した抵抗はないようです。河南省に向かった |
| 余上将の第2軍は敵第13軍団と遭遇、交戦中です。 |
`ー――――――――――‐y――――――――――――――――――''
,, -―::、
`r=(w)ュ'
(,,゚パ ) 、―- 、、,,_
(゙::<y>:i iv)===:ュ'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (ハ´ ,,)
| iy;/趙∧
| i(´Д` )
| (,iy>::/鄭∧
| i::(ハ・ ,)
∧胡∧ ,| (__ iy>=:::゙::)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(, ・)  ̄ ̄ ̄ ̄::| i::::‐:::::ゝ
________(゙:::::::::::゙:)______| (___)_)
/::::::i:::::::ゝ
(__(__)
172 :
8/66:04/10/24 23:45:35 ID:Z4i12W1a
r――――――――――――――――――――───―‐ュ
| 第4、第5軍はこのまま動かさなくてよいのでしょうか? |
`ー――――――――――――――――‐v――───―‐''
,, -‐ ¬::、
_,,、-―; `r==(w):ュ' ∧趙∧ ∧鄭∧
'r===(i' ( `ハ´) ( ´Д`) (ハ・ ,) /胡∧
(, ゚ハ) (:゙゙::<y>:i どッ<y>ロ゙) i゙ッ<y>=゙) (∀・ ,)
(;;:"<yi/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| iy>=::゙゙::)
/::‐::::/ | |::::‐:::::ゝ
U,/ | (_(__)
r――――――――――‐'`ー――――――――――ュ
| 構わん。だが挑発攻撃は行わせろ。黄河南岸の |
| 防衛線に敵を.引き寄せるのだ。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
173 :
9/66:04/10/24 23:46:07 ID:Z4i12W1a
9時30分 モナコルム:万安宮
∫ι________/丁了
丿;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ヾ.ヽ.
ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,,.,.,.,.,.;;.ヾヽ
.ヘ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;::::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,.,.,..,.,.ヾ.ゝ.., ヘ
ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.,___., λ
ヘ ,,__ノヾ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ ゞ,ノヘ
ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,ノゞゞ
U/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒..Uミミ::l
U三三,U,,三三U三三,U,三三U,三三U三三Uミミミl
┌┼┐___┌┼┼┼┼┼┐___┌┼┼┼┼┤_ヽ
│ /,,;;;;;;;; /]ミ;;,, /,,;;;;;;;;;/]ミ;;,, ..│ミミ‖
┌士士士士________士士士士士士士士士士________士士
. . 彳/三三三三三三彳/.|ミ . 彳/三三三三三三彳/ |ミ
. 彳/三三三三三三彳/.. |ミミミ . 彳/三三三三三三彳/ . |ミミミ
. 彳/三三三三三三彳/ .. |ミミミミミ .. 彳/三三三三三三彳/ .|ミミミミミ
174 :
10/66:04/10/24 23:46:33 ID:Z4i12W1a
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| 兄上は西部方面軍を指揮しておる。叔父上は北部方面軍、 |
| イェスンゲ上級大将は直隷方面軍の指揮で忙しい。 |
`ー――――――――――‐v―――――――――――――――''
∧,,,,∧
q⌒p ノ( ´ハ`)ュ
γ――ヽ i゙:‐:lll:ロ:゙):|
r(,__ ;´ハ) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ,ュ
|(, __~))) ,/ \. | |
| ー―ュ,,ヾ;/ \ r―― ' :|
|___,|,/ \,|___,|
/ \
,/ \
r――――‐'`ー――――――――――――――――――‐ュ
| 四方面軍の司令官が全て出奔しておられるとは… |
| なんとも慌しい… |
`ー―――――――――――――――――――――――‐''
175 :
11/66:04/10/24 23:47:03 ID:Z4i12W1a
r―――――――――――――――――――――――ュ
| 全体として戦況は安定していますが… |
| 直ちに欧州方面軍の.撤退を命じる必要があります。 !
`ー――‐v―――――――――――――――――――''
∧彡∧ ∧_∧
rノノ;‐∀‐) ノ(, ;‐∀‐)
| (::゙::‐:lll:=゙i | (:゙::‐:lll:ロ:゙i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r――――――――――――‐'`ー―――――――――――ュ
| バトゥ殿下には申し訳ありませんが、止むを得ません。 |
| 欧州方面軍の撤退に同意します。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
176 :
12/66:04/10/24 23:47:35 ID:Z4i12W1a
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| …擬虎胡薩爾元帥麾下の欧州8個軍を南部方面軍として |
| 欧州方面軍より.独立させる。同方面軍に欧亜境界までの後退を |
| 命じるものである。直ちに胡薩爾に連絡せよ! |
`ー――――――――――‐v――――――――――――――――''
∧,,,,∧
q⌒p ( ´ハ`,,)ヽ
γ――ヽ i゙:‐:lll:ロ:゙):|
r(,,__ ;´) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ,ュ
|(, __~))) ,/ \. | |
| ー―ュ,,ヾ;/ \ r―― ' :|
|___,|,/ \,|___,|
/ \
,/ \
177 :
13/66:04/10/24 23:48:01 ID:Z4i12W1a
9時40分 東モナゴリア省ビシュバリク:西部方面軍総司令部
r――――――――――――――――――――ュ
| どうやら我が戦線は安定しておるようだな。 |
`ー――――――――‐v――――――――――''
/速∧ ∧,,,,∧ ∧札∧
,ノ(,, ゚д゚) ノノ, ゚Д゚) (∀・ )ヽ
§(:゙:‐:lll:ロi §(:゙゙:‐:lll:ロ゙i i゙‐:lll:=:゙゙:)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|______________________|
r―――――――――――――‐'`ー――――――――ュ
| はい閣下。初動が早かったのが幸いしたようです。 |
| ウルス南北の突破は全て阻止しました。 |
`ー――――――――――――――――――――――''
178 :
14/66:04/10/24 23:48:44 ID:Z4i12W1a
r────────────────────――――ュ
| 結構だ中佐。欧州方面と違って我が配下の将帥は |
| 経験豊富な者が残っておるしな。 |
`ー――――‐v――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――ュ
| ああ、それから大本営からですが、欧州方面軍の |
| 撤退が決まったそうです。戦線を縮小すれば欧州軍の |
| 一部をこちらに転用できるかも知れません。 |
`ー――‐v―――――――――――――――――――――''
∧札∧
ノ(, ・∀・) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧,,,,,∧シlll:=:゙つ
ノノ ゚Д):::: /
/速∧ :"::‐:ll/
ノ(,, ゚) :::::/
§(:::"::‐:ll,/
/:::‐::::/
(_,,/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|_________________
r―――――――‐'`ー―――――――――――――――――ュ
| 結構な話だ。こっちも.対宋戦線もまだ油断がならん。 |
| 出来るだけ戦線を縮小して敵の攻勢を凌ぎ、外交を以って |
| 敵の同盟を崩壊させるより他無かろう。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
179 :
15/66:04/10/24 23:49:22 ID:Z4i12W1a
10時00分 成都:東部軍集団総司令部
\――――――――――――――――――――――――――――――――/
| ∩,,,,∩ だから敵軍の進撃が予想以上に早いようなのだ! |
| ノ( #・д・) 第7軍正面に敵は3個軍を集中配置している! |
| §(:´::ロ:ロ:i そいつ等が一斉に.前進を開始している。今すぐ北部方面軍に |
| 河南戦区を移管し第7軍は湖北に.集中配置する。 |
| さもないと各個撃破されるぞ、急げ! |
/――――――――――――――――――――――――――――――――\
r――――――――――――――――――――――――ュ
| は…諒解いたしましたチョルマルン上級大将閣下。 |
| 戦力を順次襄陽方面に,集中させます…はい。 |
`ー―――――――――‐v―――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――――
| 第8軍が浙江省に到着するまで、まだまだ時間がかかります。
| 北部方面軍が手早く対応してくれれば良いのですが。
`ー―――――――――‐v――――――――――――――――
∧,,∧ ∧,,,,∧ ∩,,∩
ノ(,, ;・ー) ノ( ;゚∀゚)】 (−゚* )ヽ,
§(:::"::::‐ll §(゙゙:シlll:=゙i" ,i゙lll:=::゙゙:)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|____________________|
180 :
16/66:04/10/24 23:50:05 ID:Z4i12W1a
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| さあなあ…昔と違って帝国陸軍も歩兵が多いし部隊は大集団。 |
| なかなか移動も指揮も難しいだろう。 |
`ー――――――――――――‐v――――――――――――――''
∧,,,∧
(・ー・; )ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. ll:=::゙゙:::::)§
\:::‐:::::::;;,∧,,,∧
\_ (∀゚; ,,)ヽ
\ ll:=::゙゙::::::)§
\::‐::::::::∩,,,∩
\_(゚* ,)
\ll:=::゙゙:::)
\‐::::ゝ
r――――――――――‐'`ー――――――――――――――――――――――
| どうです…ここは一つ漢人の地域有力者に徴兵権を認めて独立漢人部隊を
| 幾つか創設しては如何でしょうか…私に幾人か心当たりがありますので。
| 精兵は望めないかもしれませんが、数は用意できると思います。
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――――
181 :
17/66:04/10/24 23:50:32 ID:Z4i12W1a
r───────────────────────────ュ
| それはイェスンゲ上級大将閣下に諮ってみないことには… |
| 一応徴兵権は方面軍司令官にありますし。 |
`ー――‐v―――――――――――――――――――――――''
r──────────────────────────――─ュ
| 漢人がどれだけ信用できるか、怪しいものです。 |
| 武器を持たせようものならすぐさま南宋に寝返るかもしれませんよ。 |
`ー――‐y―――――――――――――――――――――――――''
∩,,,∩
( *゚−゚,)ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(:゙:‐:lll:=i,∧,,,∧
,/:‐:::lll:ノ( ゚∀゚;)
U §(゙:シlll:=:゙i\ ∧,,,,∧
/‐:::lll:::‐i (・ ゞ彡)
(_)_)\と:゙:::::§::゙i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/:‐::::::i:::::l _______
(___)__)
r───────‐'`ー───────────────――─ュ
| いえ。信頼できる人間を選んでやらせれば問題ありません。 |
| 兎に角、方面軍総司令部に打診してみてください。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
182 :
18/66:04/10/24 23:51:00 ID:Z4i12W1a
同時刻 モナリン:欧州同盟軍最高統帥本部
(,, ..:::::::::::::)'' r'' ::(,, ,,):::.. ,,)
,r‐(,, ;;'':::::::::)'、 ,.. ゞ‐、::(,, ;;‐ 、 ,;
(,, ,,;;;;::::::::::::::::::::::) ...::‐'、,,; (,, ,,;;:::::::(,, ,,;;)'';
 ̄ ゙゙゙゙゙ '''''' " r'゙: ::.,,;;:: ゙゙"" ''''''' "" "" .. ,,....
,::'':"゙:: ゙""" l:::、 ..::"::" ゙:: ::
゙'''''''" |~'' ::..,,,,,::.,,,.:‐''
|
lニニニニニニニニニニl
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| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ l:ニニ:ニニニ:l ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ::||:||:||:||:||:||::ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
183 :
19/66:04/10/24 23:51:25 ID:Z4i12W1a
,, -―‐::-、 、―‐-、、,,_
/♪∧ `r==(w):ュ' /合∧ ゙iw)===ュ'
(∀‐ ,,) (, ´∀`,(−` ,) (∀@ ,,)
iy>‐::::::) )) とi:y>ロ;;゙゙;)i/>‐::::;;) )) iy>=:::::::) ))
i::::‐:::::;ゝ i:;;;‐;;;;;;ゝi:::::‐::::ゝ i:::::‐:::::ゝ
(_/ヽノ )) (___)__)(_/ヽノ )) (___)__) ))
 ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
184 :
20/66:04/10/24 23:51:49 ID:Z4i12W1a
r──────────────────ュ
| そうか!万事順調にいっているのか。 |
| いいぞいいぞ… |
`ー――――――――――――‐v――――''
| ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::|
| ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
| ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
| ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
| ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
| ,/ ∧_∧ :|
| / (, ´∀`) ,∧而∧ |
| / と::::::<V>::つ ○‐ ) |
| ,/ /::‐::::i:::::i (:゙゙::::::::::゙) !
|/ (___)__) /:‐:::::i::::::ゝ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (__)___)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r――――――――――――‐'`ー───―────ュ
| 我々もそろそろ.会議室に向かいましょう… |
| 計画の着手は1040時あたりを予定しています。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
185 :
21/66:04/10/24 23:52:16 ID:Z4i12W1a
r――――――――――――――ュ
| 結構結構。実に楽しみだ。 |
| 奴等の驚く顔が目に浮かぶ… !
`ー――‐v――――――――――''
\ | ...::
∧_∧ \,|______::::::::::
( ,,)
(::::つ⊂:) ,∧而∧
/::::::::i:::::ゝ ( ,,)
ー(__) (:゙゙::::::::::゙)
´´ /‐:::::::i:::::ゝ
´´ (__)___)
186 :
22/66:04/10/24 23:52:45 ID:Z4i12W1a
,/ヽ 〜♪ r――――――――――――ュ
/ ', | …ええ、そうでしょうとも。 |
‐-,/ :', `ー――‐v――――――――''
'' `ヽ
ヽ ', /ヽ‐,‐ /ヽ
‐-‐i :i / l゙l゙l゙l'、, ':.、
,/ .::;! _,γ゙ ヽ _ γ゙ ヽ_r゙、
‐'" ,,::::ノ i ヽ,,_ノノ'`ヽ,,_ノ ;;i
_''i'"_´ ヽ,, _` __ ,,,;;;;ノ
ヽ ̄ ,,/"::::ヽ‐-..、、,,_ ,r''"i":::',-,::、‐/::´::',::''::‐、
i''゙ -/:::::::::::::::;i::::::::::::::::`ヽ ,i:::::=゙/:',,i:::i,/::ヽ‐'::::::::::::',
187 :
23/66:04/10/24 23:53:21 ID:Z4i12W1a
10時20分 モナコルム:直隷方面軍総司令部
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 東部方面軍から、漢地方面の在地勢力の武装を認めるように |
| 要請がありました。兵力を大幅に増強する為だそうです。 |
`ー―――――――――――――‐v―――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| ほう?ようやくトルゥイ・ウルスの徴兵計画が具体化しましたか。 |
| 直ちに漢地の全地方に命令を出しましょう。 |
`ー――――――‐v――――――――――――――――――――''
,∧∧ ∩,,,,∩ ∧也ヘ ∧,∧ ∧亦ヘ
ノ(, ;゚Д) ,ノノ ・∀) ノ(, ・−) _ ミД゚ ,,ミ、 (Α` ヾヽ
§(::;;":‐:ll §(:゙゙:シlll:=:i §(゙::‐:lll:ロ゙i ヽ0ll:=::゙::;;)§ ,i:シlll:ロ゙::)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|__________________________|
r――――――――――――――――‐'`ー――――― ュ
| 部隊の編制は東部軍集団に任せればよかろう。 |
| 戦車がないが、歩兵の数ぐらいは稼げるだろうな。 |
`ー――――――――――――――――――――――‐''
188 :
24/66:04/10/24 23:54:16 ID:Z4i12W1a
同刻 南キプニャク軍集団総司令官宿舎・入口
r―――――――――――――――――――――――‐ュ
| 総司令官閣下から部屋に来るように言われている。 |
| それは聞いているな? |
`ー――――――――――――――‐v―――――――‐''
___ __
_,, -―‐-、 ,/´ `:, _,.-―-、 /´_||_ヽ
`r =(w):ュ' | | `r=(w)ュ' ,-―‐-、_,||__l|
r:ヤ,´д`) | | rヤ,゚Д゚) `r====:ュ':|__l|
ヾ゙:‐:lll:‐:゙i | O | ヾ:゙;:lll:‐:! 彡゚ ,,'ヽ,__l|
/:‐:::lll:::‐i | | /:‐::lll:::;i (゙゙::::::::::゙;:"  ̄
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189 :
25/66:04/10/24 23:54:41 ID:Z4i12W1a
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r――――――――――――――――――――ュ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| 閣下、マルフ参謀長がお見えになりました。 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
`ー―――――――‐v―――――――――――'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
__ ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/´ `:, ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| | ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| | ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| O | ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| | ....,.,.,.,:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
__________|_____|_________ _ ....,.,.,.,:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;:;:;:;:;:,.,.,.,.,.,...... . . r――――――ュ ....,.,.,.,:;:;:;:;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:,.,.,.,.,.,.,...... . . | …入れ。 |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.................. . . . `ー――‐y――''
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,....................... . . . . .
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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190 :
26/66:04/10/24 23:55:04 ID:Z4i12W1a
r―――――――――――‐ュ
| どうぞお入りください。 |
`ー――――――‐v―――‐''
_ ___
__,,..-:―-, :l:l,/´::::::::::::::::::`:, ,.-―-、,,
`r===(wi' |:|l:::::::::::::::::::::::::::| `r(w)=ュ'
( ´д) ,|:|l:::::::::::::::::::::::::::| (゚Д゚ ) ∩,,,∩ ミ
(:::゙゙::二::O_|:|l:::::::::::::::::::::::::::| ど:lll:‐:゙::) ミд゚ ミ:ヽ
<:::::::‐:::lll::i |:|l:::::::::::::::::::::::::::| i::lll:::‐;ゝ (゙゙::::::::::゙;:Oi:l
______(___)__)_|,|l:::::::::::::::::::::::::::|___U U__/::::::::i::::::ゝ'"_
(___)ヽ,ノ
191 :
27/66:04/10/24 23:55:31 ID:Z4i12W1a
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| 参謀長マルフ中将、只今参りました。 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
`ー―――――――‐v―――――――――'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
__ ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/´ `:, ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| ∩,,,,∩. | ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| 彡 ゚д゚ ,ミ | ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
l i;i゙゙:シlll:=:゙)| ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| /:‐:::lll:::‐ゝ.| ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;
__________|_(_,|_,),,|________ _ ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;
;;:;:;:;:;:,.,.,.,.,.,...... . . ....,.,.,.,:;:;:;:;;;;;
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192 :
28/66:04/10/24 23:55:54 ID:Z4i12W1a
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:;:;;;;;;;;;;;;| …閣下? |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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| 悪い知らせがある。 |
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193 :
29/66:04/10/24 23:56:28 ID:Z4i12W1a
r――――――――――――――――――――――――――ュ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| …擬虎元帥配下の8個軍は、欧州から完全に.撤退、 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| 欧亜境界方面に再配置される。マルミミア軍集団の処置は |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| マルーエル元帥及びマルモーラ上級大将に一任される。 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| …つまり、蒙軍は彼等を見捨てることになった。 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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194 :
30/66:04/10/24 23:56:51 ID:Z4i12W1a
r―――――――――――――ュ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| …覚悟はしておりました。 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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195 :
31/66:04/10/24 23:57:14 ID:Z4i12W1a
r―――――――――――――――ュ
| …すまない。私の権限では… |
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196 :
32/66:04/10/24 23:58:13 ID:Z4i12W1a
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| 閣下…私は閣下を慰めれば宜しいのですか? |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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| …… |
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197 :
33/66:04/10/24 23:58:38 ID:Z4i12W1a
r―――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 今第4機甲軍のバイダル上級中将と.第12軍のボアル上級中将、 |
| 方面軍総司令部のギコ・ハーハル少将がお見えになり、 |
| 作戦参謀のギコール大佐と撤退計画について話し合っております。 !
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r―――――――――――――――――‐'`ー―――――――――――――‐ュ
| 私も計画の立案に参与しなくてはなりませんので、他にご用件が無ければ |
| そろそろ軍集団総司令部に戻らせていただきます。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――‐''
198 :
34/66:04/10/24 23:59:07 ID:Z4i12W1a
10時50分 モナリン:欧州同盟軍最高統帥本部
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| つまり計画としてはマルミードの殲滅を優先するわけです。 |
| 今となってはマルミミア軍集団は小部隊に過ぎませんが、 !
| 丸耳兵の士気に与える打撃は大きなものになるでしょう。 |
`ー――――――――――――‐v―――――――――――――''
∧♪∧ ∧__∧ /合∧
r( ・∀・ ) r(, ´∀) r(−` ,)
|:(;;::::<y>::) |:(;;゙;;<y>゙i ,|:(::::<V>:;)
,/幵∧ ,/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:r(,, `へ),/
,|:(;;";;;<yi/
r―――――――――――――――――‐'`ー―――――――――ュ
| だが我が軍の損害を最小限度に留めることができなければ… |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
199 :
35/66:04/10/24 23:59:27 ID:Z4i12W1a
バタン! \从从从从从从从从从从/
ヾ 〃
≪ 全員そこを動くな! ≫
〃 ヾ
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_ _____ __
|::| `ヽ, '"´ `ヽ/´ |::|
|::|:l二l | | l二l:|::|
|::|:l二 ミ __, 彡 二l:|::|
|::|:l二l | ∧而∧:::::::`l, | l二l:| _
|::|:l二 ミ (〇<〇 )Д・),彡ミ l´_::::::::`l
|::|:l二l | ど゙:<y>ロ:゙つ=‐・ | l /:_i ´∀`)
|::|:l二 ミ /‐::::::‐::ゝ::::i 彡 !〔(:゙゙:::つャO=‐・
______,|;;|__|__(___)__)_) _|_<::-::::::‐i ________
___ ヽ,,(___)
l´::::::::_`l 〃
( ゚∀゚ ,i_:ヽ
・=と二;;゙::)〕
/:::::::‐:::ゝ
(_/ヽ_)
200 :
36/66:04/10/24 23:59:56 ID:Z4i12W1a
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| 何の真似だ?君とその部下など会議に呼んだ覚えは無いぞ。|
`ー――――――――――――――――‐v―――――――――''
___ l´::::::::_`l
l´_::::::::`l ( ゚д゚,,i_ヽ
/:_i ・Д・) ・=と,,::::;;)
(::::つャO=・∧♪∧ ∧__∧ /合∧ /而∧:::::‐::ゝ
/::::‐::::::::r(, ・∀) r(,;´∀`) r( ´−) _,_(<〇 ,,),ヽ_)
(___)_,|:(;;::::<y>::i |:(;;゙;;<y>゙i ,|:(::::<V>:;) ~Oiy>ロ:゙゙::) ___
,/幵∧ ,/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| i:∧__∧ l´::::::::_`l
:r(;`Д´,)/ | (,,;@∀)ュ (Д`,,i_::ヽ
,|:(;;";;;<yi/ | _,i/:::;゙゙:::::) | '‐=と二:::゙゙:::::)〕
:l  ̄ ̄:/ |,/:::l´ ̄ ̄ :| <:::‐::::::::ゝ
,l___/ l__|___,,| (_/、_)
201 :
37/66:04/10/25 00:00:21 ID:xJmYNkeF
r―――――――――――――――――――――ュ
| 私が呼んだのだよヘル・シュペーモナ。 |
| 帝国に害をなす分子を幾らか排除する為にね。 !
`ー―――――――‐v――――――――――――''
___ __
l´::::::::_`l l´_::::::::`l
/十∧ (・∀・,,i_ヽ ∧_∧ /_:i `д´) ∧幵∧
r(, ;´д) ・=と:::;;゙゙::) r(,, ´∀) 〔(::゙゙つャO=(Д´; )ュ
|(::::<y>::i ,/:::::::::‐:ゝ と:::::<V>:つ ,/:::‐:::::::i iy>;;;゙゙;;;;):|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
202 :
38/66:04/10/25 00:00:45 ID:xJmYNkeF
\从从从从从从从从从从从从从从从从从/
ヾ 〃
≪ さあ、大人しく連行されたまえ! ≫
≪ モラ、シュペーモナ、そしてパイパー! ≫
≪ 諸君の悪事は収容所で償ってもらうぞ! ≫
〃 ヾ
/WWWWWWWWWWWWWWWWW\
ガタ・・ /´i /"i
/,, i‐- '、
彡 ,:'´ ヽ
r― i: ´ i‐i ュ
|: ヽ,,,__ ,ソ !
| ,/::''::‐:-::、:ヘ:゙!::''::‐-―::¬‐,,=
| /::::::::::::::::::::‐,::i::ノ::ノ:::;;;;;::::ノ‐'
l: ,'::::::::::::ノ:::::::::ヽi‐ ''!'"´
|: ,'::::::::::;/__,,..:::::::o| | 〃〃
| i:::::::;;´:'::::i'´,:ヽ::::| |
 ̄ ̄ ̄ ̄`'' ‐--‐'‐-'`' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
203 :
39/66:04/10/25 00:01:08 ID:xJmYNkeF
クックックックック・・・
,,
∧. |ヾ!:',
// / _'r;;!/_ ', ヽヽ
/´ ヽ
r―i ‐ _,, ‐ !‐ュ
| ヽ,, _ _ ,,ノ :|
// ,,..-‐::/':::ヽ/;;ヽ/:::ヽ::‐:、 ヽヽ
,':::::::;;::_‐/_',,,_::_ヽ‐::',:::::',
i:::::‐'':,r;ッ,:~::::::;;i‐`''::::::ヾ::i
ヽ::;;::::::::;; ::-‐''- ::;;;:::::::;;ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~  ̄ ̄ ̄ ̄~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
204 :
40/66:04/10/25 00:01:31 ID:xJmYNkeF
r――――――――――――――――――――――ュ
| 何が可笑しい!この.薄汚い奸臣め…! |
| 何を笑っているのだ、この状況が飲み込めんか? !
`ー―――――――――‐v―――――――――――''
___ __
l´::::::::_`l l´_::::::::`l
/十∧ (・∀・,,i_ヽ ∧_∧ /_:i `д´) ∧幵∧
r(, ;´д) ・=と:::;;゙゙::) r(, #´∀) 〔(::゙゙つャO=(Д´; )ュ
|(::::<y>::i ,/:::::::::‐:ゝ O::::<V>:つ ,/:::‐:::::::i iy>;;;゙゙;;;;):|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r―――――――――――‐'`ー――――――――――――ュ
| 貴様等は不当に権力を簒奪し、尚且つ戦争指導を誤り |
| 帝国に多大な損害を与えたのだ!それだけでなく… |
`ー――――――――――――――――――――――――''
205 :
41/66:04/10/25 00:01:58 ID:xJmYNkeF
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| 状況を理解しておられないのは副総統閣下のほうですよ。 |
| 閣下はまだお聞き及びでないかもしれませんが、 |
| 今朝方宋帝国及びロクマ連邦が蒙連邦帝国に対し宣戦、 !
| 軍事行動を開始いたしました。 |
`ー――――――――‐v―――――――――――――――――''
,,
∧. |ヾ!:',
/ _'r;;!/_ ',
/´ ヽ
r―i ・ i¬ ・ :!‐ュ
| ヽ,, _`" _,,ノ |
,,..-‐::/':::ヽ/;;ヽ/:::ヽ::‐:、
,':::::::;;::_‐/_',,,_::_ヽ‐::',:::::',
i:::::‐'':,r;ッ,:~::::::;;i‐`''::::::ヾ::i
ヽ::;;::::::::;; ::-‐''- ::;;;:::::::;;ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~  ̄ ̄ ̄ ̄~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r―――――――――― '`ー―――――――――――――――――ュ
| 勿論のこと総統閣下にはこの私から報告させて頂きましたが、 |
| 総統は大いに歓喜され、この私やパイパー元帥を多いに |
| 賞賛されました。折角巧い具合に事が進んでいるのに、 |
| 誰がどうしてクーデターまがいの茶番に賛同するものでしょうか? !
`ー――――――――――――――――――――――――――――''
206 :
42/66:04/10/25 00:02:23 ID:xJmYNkeF
r―――――――――――――――――――――――――ュ
| 貴方もこのような大それたことを計画なさるのでしたら |
| もっとご自分の身の回りに気を使われたほうがよろしい。 |
`ー――――――‐v―――――――――――――――――''
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l´_::::::::`l ( ゚д゚,,i_ヽ
/:_i ・Д・) ・=と,,::::;;)
(::::つャO=∧♪∧ ∧__∧ /合∧ /而∧:::::‐::ゝ
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207 :
43/66:04/10/25 00:03:12 ID:xJmYNkeF
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄\
| …なかんずく後ろのほうに。 |
\_____________,/
┃ ┃
___ ┃ ┃ ___
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i'::::::::::::::::::::::::::::::::', i'::::::::::::::::::::::::::::::::',
,|:::::ニニ:::::ニニ:::::j 、_ /ヽ ,:ヘ i::::ニニ::::ニニ:::::::|,
/:::i' ・ i¬ ・ i:', _ノ /,, '- -' ,,', /::i ` __ ´ ii::',
'―ヽ,_ `'" _,ノ‐' ) ,/´ ヽ '‐ ヽ、 ' ┘ _,,ノ ‐゙
,,.. 、、:'、:::::'ニ::/ヽニ::ヽ、 r:i ι ´ ;¬ ` iュ ,,.. -/:'ニ:/ヽ:ニ`::::;;ゝ-、、
/:::::::::ヾ;:::: ̄::::i:o:::::::::::::', | ヽ,,,__ '-┘ _ _,ノ | /"::::〃:::~::i:o:::: ̄::::::::::::::::',
,/::::::ヾ::_::i;i=r;=:::i:o::::::::,l、::', ,..-‐,'::::ヽ~/ヽ~/::::',‐:-、 /:::::::::ll:r;=:::i:o:::_::/::::::::::::i
i:::::::::‐'、,,.. ̄_'''i'三i'r7,二::・ /:::::::'‐/::',7;「/::ヽ‐::::::::':, ・::二r,`'`_':-‐:::''':::"ヾ::::::::::;;/
ヽ:::::::::::::i'::´iE゙;‐''',ミヾ‐ソ;::;ノ ,/:::::::::ノ::\:::',;;/:::/::ヾ::::::::':, ヽ::::ヽ,~ノ:::::::;;;;;;;;::: -‐'i'"
` ''‐-`‐´`":::i::ヽ〃:::i´ /:::::::::/::::::::::`::,o'"::::::::::ヘ:::::::::':, ` :::::: ̄:i:o'''::::::::::::::::!
i:::::::::::::::::::::i:::::::::::::::i rrr,~ヾ゙; i::::::::::::::::i::::::::::::::::::i i''r~,,ュ、、 i::::::::::::i:::::::::::::::::::::::i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
208 :
44/66:04/10/25 00:03:38 ID:xJmYNkeF
\从从从从从从从从从从/
ヾ 〃
≪ さあ、さっさと立て! ≫
〃 ヾ
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ぐぃっ
_ /::::::::::::::
::::::`::、 /‐:::::::::::::::
:::::::::::::::、 /:::::::::::::::::::ノ"
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ヽノ::´:::::::~; ' ' , ,ヽ:;;;:/
`ヽ:::::::_/ /,:/,'"
〃 ;::`゙‐_''〃'!
,/:::::::::::::::;/
/:::::::::::::::;/
209 :
45/66:04/10/25 00:04:00 ID:xJmYNkeF
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| やはり貴方に宋露の参戦を伏せておいたのは正解でしたよ。 |
| こんなにも見事に道化師の役割を演じてくださるとは… |
| 来るべき我が軍の大攻勢の前座の余興として.実によろしい。 |
`ー――――――‐v――――――――――――――――――――'' ___
___ l´::::::::_`l
l´_::::::::`l ( ゚д゚,,i_ヽ
/:_i ・Д・) ・=と,,::::;;)
(::::つャO=∧♪∧ ∧__∧ /合∧ /而∧:::::‐::ゝ
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(___) と::<y>‐:::つ ,|:(;;゙;;<y>゙i ,|:(::::<V>:;) iy>ロ:゙゙::) ___
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210 :
46/66:04/10/25 00:04:29 ID:xJmYNkeF
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| そうだ、総統だ!総統がこんなことを.お許しになる筈は無い… |
| 私は政権獲得前からの.総統の忠実なる同志だ。 |
| 直接お会いして事情を説明すれば必ず解ってくださる。 |
| 私は総統を信じる!貴様等のくだらん芝居に騙されるものか… |
`ー―――――――――――‐v―――――――――――――――''
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/十∧ /_:i ・∀・) (ill´∀`,) (`д´,,i_ヽ ∧幵∧
r(, ;´д) (::》:‐::::゙:O;;~::<V>::~;;O:《::::::゙゙::)〕 (Д´; )ュ
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211 :
47/66:04/10/25 00:05:03 ID:xJmYNkeF
r―――――――――――――――――――ュ
| …そうそう、こんな紙切れがありました。 |
| どうやら人事に関するメモのようですね。 |
| 読んでみましょうか。 |
`ー――――――――‐v―――――――――''
,,
∧. |ヾ!:',
,、 / _'r;;!/_ ',
/ ヽ /´ ヽ
/,'、,/ r―i i¬ ・ :!‐ュ
', :_,! | ヽ,,`"_ _,ノ |
i´::::::i. ,,..-‐::/':::ヽ/;;ヽ,/:::ヽ::‐:、
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212 :
48/66:04/10/25 00:05:26 ID:xJmYNkeF
r―――――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 『…党及び政府機関の合理化に関して。.副総統職は廃止すべきである。 !
| モナルフは今や何一つしていない。軍関係の機能を強化せねばならない… |
| 武装SSと各軍の協同は適切であるが、.政府への情報伝達に難がある。 |
| シュペーモナには補佐役がいる。彼は有能だが高齢に過ぎる。 |
| 諸種の改善は速やかに実行されねばならない。』 |
`ー―――――――――――─――――――――――――――――――――''
___ __
l´::::::::_`l ∧_∧ l´_::::::::`l
/十∧ /二:i,・∀)(((ill´Д`,)))(`д´,,i_ヽ ∧幵∧
r(, ;´д) (::》:‐::::゙::O;;~::<V>::~;;O:《::::::゙゙::)〕 (Д´; )ュ
|(::::<y>::i ,/:‐::::::::ゝ /:‐::::::::‐ゝ i::::::::‐:;ゝ ,iy>;;;゙゙;;;;):|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
213 :
49/66:04/10/25 00:05:49 ID:xJmYNkeF
r――――――――――――――――――――ュ
| 『神聖モーナ帝国総統 M・モナットラー』 |
`ー――――――――‐v――――――――――''
,,
∧. |ヾ!:',
/ _'r;;!/_ ',
/´ ヽ
r―i ・ i¬ ・ :!‐ュ
| ヽ,,_ `" _,,ノ |
,,..-‐::/':r|_ ̄ ̄i'::::ヽ::‐:、
,':::::::;;:,.r'‐、ニ;__|ヽ‐':::::::::',
i::::::/:::::::::!'´:/:::/'‐`::i::::::!
i::'"::::::;;/:::`:i:o":::::::::::::i:::/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~  ̄ ̄ ̄ ̄~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
214 :
50/66:04/10/25 00:06:10 ID:xJmYNkeF
r―――――ュ
| う、う… |
`ー―‐v――''
___ __
l´::::::::_`l ∧_∧ l´_::::::::`l
/十∧ /二:i,・∀)(((ill´Д`,)))(`д´,,i_ヽ ∧幵∧
r(, ;´д) (::》:‐::::゙::O;;~::<V>::~;;O:《::::::゙゙::)〕 (Д´; )ュ
|(::::<y>::i ,/:‐::::::::ゝ /:‐::::::::‐ゝ i::::::::‐:;ゝ ,iy>;;;゙゙;;;;):|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
215 :
51/66:04/10/25 00:06:42 ID:xJmYNkeF
r――――――――――――――ュ
| 信ずるものは、騙される… |
`ー―――――‐v―――――――''
,,
∧. |ヾ!:',
/ _'r;;!/_ ',
/´ ヽ
r―i ‐ i¬ ‐ :!‐ュ
| ヽ,_ `'" _,,ノ |
,,..-‐::/':r|_ ̄ ̄i'::::ヽ::‐:、
,':::::::;;:,.r'‐、ニ;__|ヽ‐':::::::::',
i::::::/:::::::::!'´:/:::/'‐`::i::::::!
i::'"::::::;;/:::`:i:o":::::::::::::i:::/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~  ̄ ̄ ̄ ̄~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
216 :
52/66:04/10/25 00:07:07 ID:xJmYNkeF
\从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从/
ヾ ,_ _l‐__ _,,l__ ヽヽ l 7 l 7 〃
≪ |_| l -L‐ | ― -l_‐ l/ l/ ≫
〃 ,ノ,ヽl_l/_ | 、_ (,|ノ,) ――――― o o ヾ
/YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY\
,r''´ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ
| l二二二二:l | l二二二二:l |
| l二二二二:l | l二二二二:l |
l __ :| l二二二二:l | l二二二二:l |
l´_:::::_::`l | l二二二二:l | l二二二二:l |
Σ/::_i;・∀) :| l二二二二:l | l二二二二:l |
(《::‐:::゙゙:) ::| l二二二二:l | l二二二二:l |
____/::::::::‐::;ゝ___|______|______|__ _ _
(_(__)
217 :
53/66:04/10/25 00:07:29 ID:xJmYNkeF
11時00分 成都:東部軍集団総司令部
r―――――――――――――――――――――――――――――ュ
| シナー全土に有力者の武装許可令を出したのは何処の.莫迦だ! |
| いつ宋軍に寝返るとも知れん奴等だぞ!私の居ない間に何をした?|
`ー―――――――――――‐v――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| 総司令部には確かに「我々の指定した」という条件付けで |
| 要請しましたが、何時の間にか… |
`ー―――――――‐v―――――――――――――――――''
∧,,,,∧ ∩,,,,∩ ∩,,∩
ノ( ;゚∀) (д・# )ヽ (−゚* )
§(゙゙:シlll:=゙i ,i゙:‐:lll:ロ::O i゙lll:=::゙゙:)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|____________________|
r―――――――――‐'`ー――――――――――――ュ
| 間諜だ!司令部に第五列が紛れ込んでいるぞ! |
| 直ちに怪しい人物を探せ、.東部憲兵司令を呼べ! |
`ー――――――――――――――――――――――''
218 :
54/66:04/10/25 00:07:50 ID:xJmYNkeF
r――――――――――――――――――――――――ュ
| で、フビライ殿下は?第7軍司令部にでも行ったか? |
`ー――――――――――――‐v――――――――――''
∧,,,∧
(∀゚; )ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. ll:=::゙゙:::::)§
\:::‐:::::::;;∩,,,,∩
\_ (д・# )ヽ
\ ll:ロ:::゙゙::::)§
\::‐::::::::∩,,,∩
\_(゚* ,)
\ll:=::゙゙:::)
\‐::::ゝ
r―――――――――‐'`ー―――――――――――――――――‐ュ
| はい…釣魚台の司令部で湖北防衛作戦を指揮しておられます。 |
| 河南防衛は副司令官に任せてあるようです。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――‐''
219 :
55/66:04/10/25 00:09:43 ID:xJmYNkeF
r―――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 報告します!浙江省温州で挙兵した劉氏集団が先程地元のテレビで |
| 南宋側につくことを表明し、同時に省の役所を襲撃しています! |
`ー――――――――――――――――――――――――‐v―――――''
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| いわんこっちゃない!これから漢地の総崩れが始まるぞ… |
`ー――――――――――――‐v――――――――――――''
∧,,,,∧ ∩,,,,∩ ∩,,∩ /ヽ/ヽ
ノ( ;゚∀) ノ(, #・Д) (,,*゚−゚) (Д´; )ヽ
§(゙゙:シlll:=゙i, §(:::゙゙::‐:lll:i i゙lll:=::゙゙:) ll:‐:::゙゙:::::)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ,ll::::‐:::::::ゝ
|____________________| ((___)
r―――――――――‐'`ー――――――――――――――――ュ
| コデン上級中将に指令!華中・華南の私設軍部隊を攻撃、 |
| 南宋軍の到達までに全てを殲滅せよ!全てをだ! |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
220 :
56/66:04/10/25 00:10:05 ID:xJmYNkeF
11時10分 欧州同盟軍最高統帥本部
r――――――――――――――――――ュ
| で、上級大将昇進と内務大臣就任、 |
| どちらにするか決めたかね? |
`ー―――――――‐v―――――――――''
/♪∧ ∧合∧ ∧而∧
( ・∀) ( ´−`) ( )
(::::::::::<yi (:::::::<y>:) i゙゙::::::::::::゙)
/:::::::‐::::i /:::‐::::::::i i:::‐::::::i:::ゝ
(__(___) (___)__) (___)__)
 ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r――――――――――――――――‐'`ー―――――――――:ュ
| 一般SSと国家警察、憲兵隊を全て指導する国家保安本部の |
| 設置とその長官への任命をお願いしたいですね。 |
| 職務の遂行上警察組織を一手に集約したいので。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――― ''
221 :
57/66:04/10/25 00:10:28 ID:xJmYNkeF
r―――――――――――――――――――――――――――――
| 流石は実務家だな…いいだろう。上級大将昇進もついでだから
| 実現してやろうじゃないか。警察大将やらSS大将やらを指揮下に
| おくのなら、そうでなくては不便だろうからな。
`ー―――――‐v――――――――――――――――――――――
∧♪∧
(,,・∀・ ) ∧合∧
(:::::<y>::) ( ´−` ,)
/::‐::::::::i (::<y>‐: )
(__)___) /:::::::::‐:ゝ
∧而∧ (___(__,)
( )
(゙゙:::::::::::゙)
/::::::::i::::::ゝ
(___)__,)
r―――――――――‐'`ー―――――――――――――ュ
| ありがとうございます外相閣下。そして.軍需相閣下。 |
| それでは、私は次の仕事がありますので。 |
`ー―――――――――――――――――――――――''
222 :
58/66:04/10/25 00:10:56 ID:xJmYNkeF
r――――――――――――――――――ュ
| それにしてもだ… |
| 君も随分残酷なことをするものだな。 |
| 党の元老を晒し者にするとは… |
`ー―――――――‐v―――――――――''
/♪∧ /合∧
(∀・ ,,) (−` ,)
iy>‐::::::) )) i/>‐::::;;) ))
i::::‐:::::;ゝ i:::::‐::::ゝ
(_/ヽノ )) (___)__) ))
 ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r――――――――‐'`ー―――――――――――――ュ
| 残酷?彼が我々にしようとしたのも.同じことでは |
| ありませんか。それに無能な莫迦を見せしめにして |
| 有能で賢明な.人間の離反を防ぐのですから、実に |
| 費用対効果のよい計略ではありませんか。 |
`ー――――――――――――――――――――――''
223 :
59/66:04/10/25 00:11:20 ID:xJmYNkeF
r――――――――――――――――――ュ
| それにしても…総統が既にモナルフを |
| ,見限っておられたとは… |
`ー――――‐v――――――――――――''
∧♪∧
(・∀・ )彡
∧合∧ と::::::::::::::)
( ´) /:::::::i::::::ゝ
(::()(l_::::;) (__)___)
/:::::i:::::::::l
(___)‐''
r―――――――‐'`ー―――――――ュ
| さっきのメモ、ご覧になりますか? |
`ー―――――――――――――――''
224 :
60/66:04/10/25 00:11:42 ID:xJmYNkeF
r――――――――――――――――――――ュ
| 『…実行されねばならない』…ん? |
| 『追伸、モナルフについては適切なポストを |
| 与えること。それは彼の功績に見合った |
| ものでなくてはならない…』 |
`ー―――――――‐v―――――――――――''
/♪∧ /合∧
(∀・ ,,) _ (−`; )
iy>‐::::::) `Oi/>‐:::::;;) ))
i::::‐:::::;ゝ ,i:::::‐:::::ゝ
(___)__) (___)__) ))
 ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r――――― '`ー――――ュ
| だから言ったでしょ。 |
`ー――――――――――''
225 :
61/66:04/10/25 00:12:09 ID:xJmYNkeF
r―――――――――――――――ュ
| 信ずる者は、騙されるってね。 |
`ー―――――――‐v――――――''
, 、 ,
/ ',. |ヾi/゙',
/' ',_,| ´' ',
,, -‐ (;;;ソ ' ‐:'::、
/ :':,
i ・ l¬ ・ :::::i
ヽ,,, ヽ' ,,,;;ノ
,,.'-‐::::¬'''::: ̄_:::ヽ
/:::::::::: ̄:::: ̄:::::::::::::::`ヽ
/::::::::::::::ノ"::::::::::::::::::::::::::i:::::::',
,/:::::::::::‐",,,::_:::::::::::_::::::::::::|、::::::',
i:::::::::::"´::::::::::::::`i' ミi";`;ヽ''::::::::i
ヽ:::::::::::::_::::::::;ノ`-''::ソ:::__:::;;ノ
 ̄|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::!
|::::::::::::::::::::::::l|:::::::::::::|
226 :
62/66:04/10/25 00:12:34 ID:xJmYNkeF
湖北会戦:宋第1軍の襄陽攻撃
淮 河/ i, 『6A』 \
__,,,/' i \
 ̄ :i ←『2A』 『第2機甲軍団』 _
i \ ,,...‐'''"´ ̄ ̄
i 《206i》 ←『2M』.‐.、 \ ,,..‐''"´
襄陽 漢 水 ,.‐=''''"" ̄ ヾ:、,,_,, \''" 宋
《208i》O-=''‐'" ―XXX― 『第1軍』
=‐''"´ ', 《第34軍団》 『5M』 \
゙ , 《207i》 『第1機械化軍団』 \
゙ , 『9A』 / 『1M』 \ _,,..
゙ ,《209i》 __ 『7M』 XXX 『第1機甲軍団』-=‐'''"
江陵,r:'"´  ̄`ヾ、 / 『1A』 『5A』 \
O 長 江 ヾ: ,.〃´ \
ii i 《Fb.Ki》__ ヾ、,,, _ ,,,..-"´ \
/' :! l\  ̄  ̄<,i _ ―XXXX― \
ヾ、,,_ __,,./" :i↑ 『3Ab』 " ヽ! ←《Bp残存》
 ̄,' i、 『1Ab』 ,r'' ヽ _
/ ヽ, i i /ヽi
洞庭湖 『空挺軍団』 ヽノハ陽湖
227 :
63/66:04/10/25 00:13:01 ID:xJmYNkeF
11時30分 釣魚台:第7軍司令部
r―――――――――――――――――――――――ュ
| 淮河と漢水の橋梁が.破壊されてしまったのでは |
| 第14軍団を直接襄陽に向かわせるのは.困難だ。 |
| まして制空権は敵側にある。下手に渡河など行えば |
| すぐさま爆撃を受けるだろう… |
`ー―――――――――‐v――――――――――――''
∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧
ノノ;^д^) (・ー・; )ヽ ミД゚ ,,彡、
§(:゙:シ:lll:=゙i ,/:‐:lll:=::゙;)§ ll:‐:::゙゙:::;)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|___________________|
r――――――‐'`ー――――――――――――――― ュ
| まだ鉄道が.生きておりますので、とりあえずこの |
| 釣魚台まで.第14軍団を移動させてはどうでしょう? !
| 万が一襄陽を放棄するとなれば、長江―淮河間の |
| 回廊で遅滞戦闘を行うことになるでしょうから… |
`ー―――――――――――――――――――――― ''
228 :
64/66:04/10/25 00:13:25 ID:xJmYNkeF
∧,,,∧
(^д^;)ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. ll:=::゙゙:::::)§
\:::‐:::::::;;,∧,,∧
. \_ (ー・; )ヽ
\ ll:=::゙::::::)§
\::‐::::::::∧,,∧
ヽ \__ミ゚ ゞ''彡
. \ \l:‐:゙::§)
ヽ, \ \:::::i::ゝ
\ ::|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:|
\|___________,|
r―――――――――‐'`ー――――――――――――――――‐ュ
| 相手が軍3個でこっちは軍1個では勝負にならん… |
| 侵攻禁止命令も出ていることだし、当面は時間稼ぎをしながら !
| 部隊の増強をすすめるしかないか… |
`ー――――――――――――――――――――――――――‐''
229 :
65/66:04/10/25 00:13:58 ID:xJmYNkeF
r―――――――――――――――――――――――――ュ
| 漢水北岸の敵機甲軍団が.攻撃態勢に入っている。 |
| 戦力的に我が軍はこの方面の攻撃を防ぎ得ない。 |
| 第14軍団は釣魚台経由でまっすぐこっちに向かわせる。 |
| 湖南の空挺軍団の攻撃は.フビライ親衛師団がなんとか !
| 押し留めている。襄陽を核に内線を利用して対応すれば |
| ある程度はもつだろう… |
`ー―――――――――‐v――――――――――――――''
∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧
ノノ ;^д) (ー・; ,)ヽ ミД゚ ,,彡、
§(:゙:シ:lll:=゙i と::‐:lll:=::゙;)§ ll:‐:::゙゙:::;)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|___________________|
r――――――‐'`ー―――――――――――――――――ュ
| 海軍の海兵師団の投入も要請しましょう。 |
| なんとしてもこの戦力差を早急に解消せねばなりません。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
230 :
66/66:04/10/25 00:14:25 ID:xJmYNkeF
r―――――――――――――――――――――‐ュ
| よろしい。兄上も協力して下さるだろう。 |
| 南方の防衛が固まれば、南宋軍は阻止できる。 |
`ー―――――――――‐v――――――――――‐''
∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∩M∩
ミゞ,,シ ゚ミ (,ヾ彡 ・) (^ ヾシ,)
(:゙:§::::゙:) /:゙;§:::::゙:;> /:゙::::::§:ヽ
| ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄~/::::::i::::::ゝ  ̄~/:::::::i:::::ゝ  ̄ ̄|
|__ (__(__) _ (__(___)_ (_(__,,)___|
r――――――――――――‐'`ー―――――――――――――ュ
| 今が一番苦しいときだろうが、兵力さえ整えばなんとかなる。 |
| それまで諸君も頑張ってくれたまえ。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
続く
キテタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
クーデターは鎮圧、しかしモナゴルでは漢人の蜂起…
どきどきする…
乙華麗です!
232 :
保守:04/10/25 23:57:07 ID:a0LuYWJA
r――――――――――――――――――――――――ュ
| 漢人め! このカンジンな時に・・・・・ |
`ー――――――――――――‐v――――――――――''
∧,,,∧
(∀゚; )ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. ll:=::゙゙:::::)§
\:::‐:::::::;;∩,,,,∩
\_ (д・# )ヽ
\ ll:ロ:::゙゙::::)§
\::‐::::::::∩,,,∩
\_(゚* ,)
\ll:=::゙゙:::)
\‐::::ゝ
r―――――――――‐'`ー―――――――――――――――――‐ュ
| 漢地なんてとてもわたしにはカンチできない地域です。・・・ |
| |
`ー―――――――――――――――――――――――――――‐''
toriaezuhoshu
hosh!hosh!
2月7日9時20分 モナコルム:蒙海軍参謀部
|~゙; |~゙;
‖゙ ‖`
_____ll_____,ll_____
| |
lニニニlニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニlニニニl
|ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ|
|ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ|
|ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ|
|ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ|
|ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ|
|ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ|
|ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ|
|ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ|
|ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ|
236 :
2/60:04/11/08 23:41:17 ID:bUWiMXkU
海軍参謀長執務室
r―――――――――――――――――――ュ
| 帝国が危機にあるというのに…私は何も |
| することが.ないというのかっ! |
`ー――‐v―――――――――――――――''
r────────────────────―― ュ
| ソウデスネ…海兵部隊ノ指揮ハ サクエン上級大将ガ トリ、 |
| 親衛軍ノ指揮ハ フビライ大将ガ行ッテオラレマスカラネ。 |
| 閣下ハ参謀長デスカラ、ソレモ仕方ナイデショウ。 |
`ー―――――――――――‐v―――――――――‐'
r:――:ュ
| |
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||_________|  ̄ ,r―‐-、,,__ ̄ ̄ ̄ ̄
∧,,,∧ `r:(w)==:ュ'
ノノ,,#`□) (・∀・キ,;〉
(( §(,, " シ:i
<,,_‐_:i
ヽノ 、_)
237 :
3/60:04/11/08 23:41:55 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――――――ュ
| そういえば海兵部隊の編成はどうなっている? |
| 東海海軍の4個師団に南海海軍の.増強3個師団を |
| 加えて1個軍の体裁を整えるはずだったな? |
`ー―――‐y――――――――――――――――――''
_
∧,,,,∧ ____ i'、ヽ
ノノ,, `□´) |ヽ \―_| |
( ” シ:ロ”つ 、―-、、,,__ | :| ̄ ̄ ̄ ̄ l´ |
/,_‐__:_‐i i)====:ュ' ヽ|_____|――'
(___)‐'' (∀・;,;メ〉
r───────────‐'`ー─────────――ュ
| 南海海軍ノ部隊編成ハ ナカナカ人員ノ確保ガ難シイノデ… |
| ソレニ戦車大隊ガナイノデ対戦車大隊ヲ編成シタイノデスガ、 |
| ソノ手ノ物資ハ陸軍ガ優先サレテイマスノデ… !
`ー―――――――――――――――――――――――''
238 :
4/60:04/11/08 23:42:22 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――――ュ
| この際榴弾砲にHEAT弾を配備して済ますより |
| 他あるまい。戦車の数も不足気味だというしな。 |
| 航空機の増産にも.力を入れて居るし… |
`ー――‐v―――――――――――――――――''
r────────────────────―――――――ュ
| 資源ノ心配ガ無イノハ良イデスガ、工業生産ダケハ欧州・シナ方面ニ |
| 集中シテイマスカラネ。欧州陥落デ兵器生産ガ滞ルノハ仕方アリマセン。 !
`ー―――――――――――‐v――――――――――――――''
r:――:ュ
| |
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||_________|  ̄ ,r―‐-、,,__ ̄ ̄ ̄ ̄
∧,,,∧ `r:(w)==:ュ'
ノノ, `□) (・∀・キ,;〉
§(,, " シ:i
<,,_‐_:i
(__(___)
239 :
5/60:04/11/08 23:42:46 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――ュ
| 閣下、ハニャンハタイ大佐がお見えです。 |
`ー――――――――――‐v―――――――'
____ ___
/___ | ,___\
| |___| | |___| |
| ,___ | ,___ | r――――――――――ュ
| |___| | |___| | | お、来たか。通せ。 |
| ,___ | ,___ | `ー――‐y――――――''
| |___| | |___| |
_________|,,_____,|,_____,,|_______
∧,,,,∧
Σ (´ 、ヾシ、
( ” ,,)§)
_,,..-―-_、 /__ i__,ゝ
`r====:ュ' (___)__)
〈,, メ,,;キ・)
240 :
6/60:04/11/08 23:43:21 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| 閣下、外相閣下がモンケ閣下に再度のギコ連合王国行きを |
| お望みとのことで、至急お会いしたいと仰せであります。 |
| また今後の外交方針についての閣下のご意見も伺いたいと。 |
`ー―――――――――‐v――――――――――――――――''
r───────────────ュ
| うむ。今すぐ行くと伝えてくれ。 :|
`ー――――‐v―――――――――''
r:――:ュ
| |
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||_________|  ̄ ,r―‐-、,,__ ̄ ̄ ̄ ̄
,∧,,,,∧ `r:(w)==:ュ'
ノノ `□´,) (・∀・キ,;〉
§( ”シ:ロ”) ∧,,,,∧
<,,‐_,:_,‐i ミ゚ ヾシ,彡
(__)___) (゙゙::::::§゙)
/::::::::i:::::ゝ
(__)__,)
241 :
7/60:04/11/08 23:43:47 ID:bUWiMXkU
2月5日 湖北会戦・フビライ第7軍の内線作戦・第14軍団の増援
', _,,、-''" \
,/ \
淮 河/ i, \
,,_ __,,,/' i __ / \. 『6A』 \
 ̄ ̄ :i l:::::ヽ \『2A』 『第2機甲軍団』 漢 水 _
《100i》→ 《208i》::\ \ ヽ \ ,,...‐'''"´ ̄ ̄
《第14軍団》 ,i 《206i》 『2M』 _,,.- ‐.、 \ ,,..‐''"´
《97i》→襄陽 |:::::::|, - ‐=''','‐、 ̄ ヾ:、,_,, \''" 宋
_,,. O-=''‐ー'' ,r‐、 『5M』 ―XXX― 『第1軍』
_,,. -=‐''"´《第34軍団》 l:::::::l | | \
゙ , 《207i》 |『9A』 『第1機械化軍団』 \
゙ , /:::::/ | l、_ ,\ _,,..
《トルゥイ親衛軍団》゙ ,《209i》 ヽ『7M』l ,.-=‐'''"
,r:'" ̄`ヾ、 ,,..、 江陵,r:'"´_ ̄`ヾ、 ̄ ,,.. -‐'" \
ヾ:, 《Ks.Mk》,,O /::::::l 長 江 ,.〃´ \
:ii _ \:::::/ ii i《Ks.Fb》 ,__ ヾ、,,, _ ,,,..-"´ \
':, 〈_『2Ab』_,〉/' :!l::::::/ / l  ̄  ̄<,i,_, ―XXXX― \
ヾ、,,_ __,,./"_  ̄_/『3Ab』 " ヽ!
 ̄,' i、〈_『1Ab』_,/ ,r'' ヽ _
/ ヽ, i i /ヽi
洞庭湖 『空挺軍団』 ヽノハ陽湖
242 :
8/60:04/11/08 23:44:13 ID:bUWiMXkU
9時40分 釣魚台:蒙第7軍司令部
r―――――――――――――――――ュ
| 第14軍団の移送が遅れているな… |
`ー―――――――――‐v――――――''
∧,,,∧
(^д^;)ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. ll:=::゙゙:::::)§
\:::‐:::::::;;,∧,,∧
. \_ (ー・ ,)ヽ
\ ll:=::゙::::::)§
\::‐::::::::∧,,∧
ヽ \_彡゚ ゞ''ミ
. \ \l:‐:゙::§)
ヽ, \ \:::::i::ゝ
\ ::|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| U
\|___________,|
r――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――‐ュ
| はぁ…何しろ敵の航空優勢下にありますし、何より各地の橋梁が |
| 破壊されたのが打撃です。南北方向の移動が困難になりましたので、|
| 戦力の移動には慎重を期して然るべきかと。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――――‐''
243 :
9/60:04/11/08 23:44:38 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――――――ュ
| 現在敵は襄陽北東からの攻撃を強化しています。 |
| 彼我の兵力の差により危険な状況が続いています。 |
`ー―――――――――――――――‐v――――――''
∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧
ノノ;^д^) (・ー・; )ヽ 彡゚Д゚ ,,ミ、
§(:゙:シ:lll:=゙i ,/:‐:lll:=::゙;)§ ll:‐:::゙゙:::;)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|___________________|
r――――――――――――‐'`ー―――――――――――ュ
| 北部方面軍が予定通り開封〜蔡州戦区に展開すれば |
| 我が第7軍は襄陽に戦力を集中できる。第14軍団は |
| このまま襄陽北東に集中。南部の.親衛軍団は空挺軍団 |
| 程度になら耐えられるだろう。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
244 :
10/60:04/11/08 23:45:09 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――‐ュ
| 問題は敵の第1機甲軍団の行方だが… |
| 当分予備として後方に拘置されるのだろう。 |
`ー―――――――――‐v――――――――‐''
∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧
ミゞ,,シ ゚ミ (,ヾ彡 ・) (^ヾヾシ)
(:゙:§::::゙:) /:゙;§:::::゙:;> /:゙::::::§:ヽ
| ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄~/::::::i::::::ゝ  ̄~/:::::::i:::::ゝ  ̄ ̄|
|__ (__(__) _ (__(___)_ (_(__,,)___|
r―――――――‐'`ー――――――――――ュ
| 聊か楽観的な見方かもしれませんが… |
| 優先すべきは現在の敵の突破阻止です。 |
`ー――――――――――――――――――''
245 :
11/60:04/11/08 23:45:38 ID:bUWiMXkU
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| いいだろう。モンケ親衛師団を機甲予備として使えるうちは |
| そうそう危険な事態にはなるまい。 |
`ー―――――――――‐v―――――――――――――――''
∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧
ノノ;^д^) ノ( ;・ー・) 彡゚Д゚ ,,ミ、
§(:゙:シ:lll:=゙i §(:‐:lll:=::゙ヽ ll:‐:::゙゙:::;)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|___________________|
246 :
12/60:04/11/08 23:46:12 ID:bUWiMXkU
10時00分 東部軍集団総司令部
r――――――――――――――――――――ュ
| コデン上級中将は福州で敵を迎え撃つと? |
`ー―――――――――――‐v―――――――''
r――――――――――――――――――――――――――――‐ュ
| はい。建州で敵右翼隊を阻止し、第8軍主力を福州に集中して |
| 敵左翼隊を撃破すると。出来れば鄱ฺ陽湖方面から牽制部隊を |
| 前進させて欲しいと。 |
`ー―――――――‐v―――――――――――――――――――‐''
∧,,,,∧ ∩,,,,∩ ∩,,∩
ノ(,, ゚∀) (д・ ,,)ヽ, (−゚* )
§(゙゙:シlll:=゙i i゙‐:lll:ロ::;;)§ i゙lll:=::゙゙:)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|____________________|
r――――――――― '`ー―――――――――――――ュ
| 難しいが、公安軍師団数個程度なら可能かもしれん。 |
| 東部公安総局に連絡して準備しろ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――''
247 :
13/60:04/11/08 23:53:02 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――――――――ュ
| それとフビライ大将から出来るだけ早急に第7軍の |
| 襄陽集中を行いたいので、北部方面軍との入れ替わり |
| をもっと早く進めて欲しい、と。 |
`ー―――――――――‐v――――――――――――――''
∧,,,∧
( ゚∀゚ )ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. ll:=::゙゙:::::)§
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\_ (д・ ,)ヽ
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r――――――――――― '`ー――――――――――――――ュ
| それは私からも要請している。オッチギン元帥閣下によると |
| 10日までに第2軍を当該方面に進出させるそうだ。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
248 :
14/60:04/11/08 23:53:25 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――――――――――――‐ュ
| 現在北部方面において敵の突破はありませんが、牽制の意味でも |
| 黄河を越えての攻撃は行う必要があります。安徽省西部地域への |
| 半包囲攻撃も案の一つかと。 |
`ー―――――――‐v――――――――――――――――――――‐''
∧,,,,∧ ∩,,,,∩ ∩,,∩
ノ(,, ゚∀゚) (д・ ,,)ヽ, (−゚* )
§(゙゙:シlll:=゙i i゙‐:lll:ロ::;;)§ i゙lll:=::゙゙:)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|____________________|
r―――――――――‐'`ー―――――――――――――――ュ
| だろうな。だがそれは我が軍集団の手に余ることだ。 |
| 直隷方面軍と北部方面軍の総司令部が決定するだろう… |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
249 :
15/60:04/11/08 23:54:06 ID:bUWiMXkU
10時20分 南部方面軍(旧欧州方面軍キプニャク方面集団)総司令部
r――――――――――――――――――――――ュ
| 何度言っても答えは同じだ。命令に変更は無い。 |
`ー―――――‐v―――――――――――――――''
∧,,,∧ ∧,∧ ∩M∩
ミ ヾヽ,彡 (゚д゚;,,)ヽ (´ー`;,)
(:゙゙::::§゙) ll:=:::゙゙:;)§ ll:=:::::::;;;)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ll::::‐::::::ゝ ̄ ̄ ̄|
________ U´U____UU___(_(__,,)___|
∩,,,,∩ ∩_∩
( #・)ミ ∩∩ (`# ) ∩w∩
/゙:::::::::::゙:,O ( ,) と:゙゙:::::::::::゙つ (゚ )
250 :
16/60:04/11/08 23:54:40 ID:bUWiMXkU
r――――――――――――――――――――――――‐ュ
| それはこっちも同じだ!貴様らモナゴルの都合で |
| 我々の祖国を放棄し、しかも約束した救援も無しだと? |
| ふざけるのもいい加減にしろ! |
`ー――――――――――‐v――――――――――――‐''
r―――――――――――――――――――――――――‐ュ
| そうだ、この大嘘吐きめ!欧州を縦深防御の.捨石にして、 |
| お前等の荒地同然の草原を.維持しようというのだな? |
| お前達の考えなどとうにお見通しだ!! |
`ー――――――――――‐v―――――――――――――‐''
∩M∩ i'w∩
( ;´−) ∩__∩(Д゚#,) ∩__∩
ヽ. (゙::‐:lll:∧,,,∧ (Д`# )‐::゙゙::) (Д´ ミ
\/:‐:ノ(,, ゚д) とll:=::゙゙:::::):::‐:::ゝ ll:=::゙゙:::::)
\§(:゙゙:シlll:=i∧,,,,∧ ,ll:::‐:::::::ゝUU ll:::‐:::::::ゝ
. \ ::‐::lll::ミД‐ ,彡ヽ (__(__,∩∩ n__n__)_)
゙\U'Ull:ロ:::゙゙::::;)§ (д゚# ) (A゚# ,)
\ ll:::‐::::::::ゝ Oll:=::゙:::) ll:‐::゙::)
. \U´ U ll:::‐::::ゝ ∩,,,∩:::ゝ
\ U U (・# ,)
\ l:=:":::::::)
r―――――――‐'`ー―――――――――――――――――ュ
| 何度も言わせるな。問題はあくまでも地政学的なもので、 |
| 短絡的な感情論を持ち出すべきものではない。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
251 :
17/60:04/11/08 23:55:10 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 喧しい!我々はモーナと対立してはいたが、ロクマや南宋とは.無縁だ! !
| こんな面倒を引き起こしたのはお前等モナゴルの馬鹿げた覇権主義だ!|
| 自業自得の破滅に何故我等が付き合わねばならんのだ?あぁ? |
`ー―‐v――――――――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――――――‐ュ
| 逃げ帰るんならとっとと帰りやがれ、腰抜けの野蛮人どもめ! |
| 手前なんぞ何にも無い草っ原で槍でも持って戦争ごっこをしてるほうが |
| よっぽどお似合いだ!この蛮族が! |
`ー――――――――――――――――‐v――――――――――――‐''
∧,,,∧ ∧,∧ ∩M∩
ミ ヾヽ,彡 (゚д゚;,,)ヽ (;´−`)
(:゙゙::::§゙) ll:=:::゙゙:;)§ ll:=:::::::;;;)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ll::::‐::::::ゝ ̄ ̄ ̄|
________ U´U____UU___(_(__,,)___|
∩,,,,∩ ∩_∩
(, #・) ∩∩ (`# ) ∩w∩
(゙:::::::::::゙つ ( ,) O゙゙:::::::::::゙) (゚# )
252 :
18/60:04/11/08 23:55:34 ID:bUWiMXkU
从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从
≪ ≫
≪ 何事だ!どういう了見でこんな騒ぎを起こしているのだ! ≫
≪ 全員今すぐ持ち場に戻れ!今すぐだ! ≫
≪ ≫
WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
___ バタン!
,,.-‐:_,''"´ ̄  ̄`¨ヽ_,:‐-、、
,:',:' | l ゙:,ヘ
| |,/l| |l\:| |
| |l/:| 彡 ,∩,,,,∩ ミ |:\l| |
| |,/l| ∧,,,,∧ ゚д゚,,ミ |l\:| |
| |l/:| 彡 ( ・∀・#),:lll:=:゙)ミ :|:\l| |
| |,/l| と:゙:‐:lll:=:゙つll:::‐ゝ |l\:| |
| |l/:| <:`::ノヾ:';ゞ、__) |:\l| |
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ,/彡 ̄(_/ヽ_)  ̄ ̄ ミ\ ,| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
゙ └'" ゙''┘
253 :
19/60:04/11/08 23:55:59 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――――――ュ
| ほう?捕虜殿下のお出ましですか? |
| 手前どの面下げてのこのこ出てきやがったんだ? |
`ー―‐v――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――ュ
| 恥さらしめ、とっとと失せろ! |
`ー―――――‐v―――――――''
r――――――――――――――――ュ
| そうだ、お前こそ持ち場に帰れ! |
`ー―――‐v―――――――――――''
∩,,,,∩ ∩_∩
(#・∀・ ) ∩,,∩ ( ´Д`#) ∩w∩
(゙:‐:lll:=:゙つ (#゚д゚,)ペッ ll:=:::゙゙::::::) ( ゚Д゚#)
/‐:::lll:::‐:i n_n (゙‐:lll:‐i 、 ll::::‐::::::::ゝ O‐:lll:‐゙)
(__,)__) (,#゚A゚,,):‐::lll::::i ((___) ∩_∩lll::‐ゝ
/゙‐:lll:‐゙) U U (`Д´ ,ミU
゙/::::lll::‐ゝ i゙:lll:=::゙゙:)
U U ,i:::lll:::‐:::ゝ
(_(___)
254 :
20/60:04/11/08 23:56:24 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――――――――ュ
| ほざくな。軍の規律を乱す者は軍法に基づき処断する! |
| 上官に対する口のききかたを忘れたか? |
`ー――――――――――‐v―――――――――――――''
,.、 , 、
/ ', / 'ヽ
/, ゙-―'、 ,i ',
/´ ヽ
l ・ l‐¬ ・ ノ ( i、
丶 ヽ,,ノ ^,,ノヽ
_ ,i`:::..,,,_ _,,.. :::''"i_''
,.r"^-^‐::ヾ、:l,_l::lll:l _,,l::_::,::く.'`,ヽ、
,/::::::::::::::::::::::::::::::::|||:::: ̄:::::::::::::`::´:::ヽ
/::::::::::::;::i ::::::::::::::::::|||:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::ヾ" l::::===:::::|||:::l三l三l三l:ヾ:::::::::::::ヽ
l:::::::::〃;:..、l::::::::::::::::::::||l:::l三l三l三l::|ヽ:::〃:::::::,
ヽ::::::::::::::::::'';‐,-―_-、||::::::::::::::::::::::::| `,-‐::::::::i
`''‐ 、、:::::::::l ' ' 、:´:,、::::,.、:::::::::::::l /ヾ:::::::::/
`''‐-`ヽ、`、':::':、,` /、二二l /:::::::::::::/
l::::::::::::::¨´::|||'、/、 \:::::l`, 、:::::::/
|:::::::::::::::::::: |l:|::::::::ヽ、 `'〃, iヽ"
255 :
21/60:04/11/08 23:56:57 ID:bUWiMXkU
r――――――――――――――――ュ
| 我々は丸耳共和国軍の士官だ! |
| ハーンの手下ではない! |
`ー―‐v―――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――ュ
| こうなったら独立だ!我々は.蒙軍の指揮下より |
| 離脱し、独自の行動に移る! |
`ー―――――‐v―――――――――――――――''
r―――――――――――――――――ュ
| そうだ!独立だ!もうモナゴルになど |
| 頼るものか! |
`ー――――――‐v―――――――――''
∩,,,,∩ ∩_∩
(#・∀・ ) ∩,,∩ ( ´Д`#) ∩w∩
(゙:‐:lll:=:O (#゚д゚,) ll:=:::゙゙::::::) ( ゚Д゚#)
/‐:::lll:::‐:i n_n (゙‐:lll:‐i ll::::‐::::::::ゝ O‐:lll:‐゙)
(__,)__) (,#゚A゚,,):‐::lll::::i ((___) ∩_∩lll::‐ゝ
ど‐:lll:‐゙) U U ( `Д´,ミU
/::::lll::‐ゝ i゙:‐:lll:=:゙)
U U ,i‐:::lll:::‐:ゝ
(__(__)
256 :
22/60:04/11/08 23:57:46 ID:bUWiMXkU
r―――――――――――――――――――――――――ュ
| ほう?諸君は,自分達の力だけで丸耳共和国解放が |
| 出来ると考えているのか?そいつは御目出度いね。 |
| モナットラーも我々蒙連邦の分裂をさぞかし喜ぶだろう。 |
| そして丸耳国の,頑迷固陋の将校どもを称揚するわけだ! !
| 全く素晴らしき愛国心だな!! |
`ー―――――――‐v――――――――――――――――''
,, ,_
/ l/ l
ミ ,,.. '- ''‐- '、 _
,:ソ ヽ / ,,ヽ'゙ヽ
ミ /,;;〃 # ・ r┘ /´o `ヽ
r(;ソノノ、 _,> (( ヽ J i
,:(;;),,.〈::,`,、'''::::‐―:i く`_ ,ノ
,r(;;)'/':::::く,'/'''::::: ̄::il:, ll:_ロ:: ̄,::::l
r:(;;)',:メ゙:::::::::::`,::::::::===:::l|:', ll::::::: ̄:ヽ,,>:,
_(;;)''/::::::::::::::ノ::::::::::::::::::::ll::::', l|::::::::::ヾ::::::::::ヽ
'7i i"::::::::::::/::‐::::::::::::::::::;ソ::::::', |!::::::::::::::゙,ッ'‐:::::i
ヾ:::;;/::,,`二_"¨'''¬l ';::::::::', l|::::::::::/::::::::;ノ
/:::::::::::::::::::::::: ̄::ll ',:::::ノ、 lロlニrヽ::::::::イ
,xヽ::::::::::==:::::::::::::::l| ~i , ヽ l|:::::'、',7i/:::',
///::`;;、、;;;:::::::::::::::::_l| 'イiソ`' |!::::::::::::::::::::::::',
257 :
23/60:04/11/08 23:58:14 ID:bUWiMXkU
从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从
≪ ≫
≪ 黙れ!貴様らモナゴル人に祖国を失う我々の気持ちなど…! ≫
≪ ≫
WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
__ _,,_
,'´`ヽ.ヽ ,'´`ヽ.ヽ
l i i ,| :i i
,,.i - ―ノノノノ‐- ''::、、
/´ ヽ
l・ _ ・ l
', l l )ヽ ,!
_ ヽ '―` __ ⌒ ,ノ
__ _ ヽ\ l;:lll:::r‐ュ:::::::::::::: ̄:::::i
´‐ー'-、 ̄`、 ヽ-、..、-、――:::―:::--:::、、--:::―::::::¬::,:'‐}}l‐::ー::―‐:'==r===:、
〈_'-_、 i;;;i :i::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::: |::::|||::::::::::::::::::::::::::::;:':::::::::::::::ヽ
ヾ‐-'、_;_,,..'::ソ_ ,!::::::::::::::::::::::::::::::i:::l:::::::::::::::::::::::::::|=:|||::l三l三l三l:::::i:::::::::::::::::::::::\
 ̄ `''¬―――---''‐―--―― ¬:l::::|||:::└┴┘::::::::〃、::::::::::::::::::::::ヽ
|::::|||::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::',
258 :
24/60:04/11/09 00:04:45 ID:AeCHMTNo
从从从从从从从从从从从从从从从从
≪ ≫
≪ い い 加 減 に し て く だ さ い ! ≫
≪ ≫
WWWWWWWWWWWWWWWW
| |,/l| |l\:| |
| |l/:| |:\l| |
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ,/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄\ ,| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
゙ └'" ゙''┘
∩,,,,∩
∧,,,,∧, 彡#゚д゚,,ミ
Σノノ ;・∀) と:゙シ:lll:=:゙つ
§(:゙:‐:lll:=゙i /:‐:::lll:::‐ゝ
/::‐:::lll:::‐i" (_/、_)
(__)__)
259 :
25/60:04/11/09 00:05:10 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| 同盟はあくまでも国家と国家の利害に.基づく関係です! |
| どんな強固な同盟であってもそれは感情的な紐帯ではなく、 !
| 冷徹な損得勘定による協約に他なりません! |
| それをあたかも友情か愛情によるものであるかのごとく |
| 相手国民に自国民の感情までをも理解せよと求めるなど、 |
| あまりにも幼稚過ぎる言動ではありませんか! |
`ー―――――――――――‐v―――――――――――――''
,.-‐,、 ,.-‐,、
/ i i' i i
,,..i iノノノノ, i,,
,, ''",, `、
,,:" o 丶
,,::' l¬`
ノノ:_,, '-,;、
L::::_::::: ̄::l二l::lll
,..-r''==ュ==::::: ̄:::~r;|i
/:::::::::::::`:、、:::::::::::::::::::,l,jj|
/::::::::::::::::::::;: :、:::::===,','[i||
/:::::::::::::::::::::/、:ヾ:,.、,::,〃:: |||
,/:::::::::::::::::::::/::` ''‐-'‐'":::::::|||
/:::::::::::::::::::::/ :::::::::::::::::::::::::::::|||
260 :
26/60:04/11/09 00:05:33 ID:AeCHMTNo
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 我等が丸耳国は確かに中欧随一の強国でしょう。 !
| しかしその力も所詮モーナ帝国には及ばないのです。 |
| だからこそ故マルミミスキー閣下は属国の屈辱を承知で |
| 蒙連邦への参加を申し出たのでしょう? |
\________________________/
∩,,∩
(∀‐; ,)
n_n ll:=::゙゙::::)
(A゚; ) ∩∩ ,ll:::‐::::::ゝ
ll:‐:::゙゙::) ∩∩ (Д‐;) i'w∩ ((_∩_∩
ll:::‐::::;ゝ (Д´ ミ ll:‐::゙゙:::) (Д゚;,) (Д`; ,)
UU ll:=::゙゙::::) ll:::‐:::::ゝ ll:‐::゙゙::), ll:=::゙゙:::::)
ll:::‐::::::ゝ U U ll:::‐::::ゝ ll:::‐:::::::ゝ
((__) UU ,((___)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 民族運動に携わった彼に誇りと愛国心が欠落していたはずがありません。
| 他の共和国政府関係者、軍の首脳についても同様です。我々の国家の立地は
| 我々に地域大国の安泰を与えるものではなく、欧亜の大勢力の中間にあって
| その両者の圧迫を受け、常に国家消滅の危険に曝すものです。
| 我々の国家には大国の真似事をする贅沢など端から許されては居ないのです!
| そしてこの弱肉強食の国際社会においては、生き残ることこそ唯一最大の目標です。
\____________________________________
261 :
27/60:04/11/09 00:06:01 ID:AeCHMTNo
r―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 皆が自暴自棄になり、戦意を喪失するとき、丸耳国の精神も.死に絶えるでしょう。 |
| 我が国の建国の精神は何であったか、諸兄はお忘れになられたのですか! |
| 『たとえ我等.丸耳族に1000年の苦しみがあったとしても、1001年目にそれは.覆される。 |
| 覆すのは他ならぬ我々の世代であり、そうでなければ我々の次の世代である。』 |
| 或いは祖国の地を追われ、異国の支配下におかれたとて、それが何でしょう? |
| 我々が生き残り、その精神と民族が.維持されるのであれば、再び1001年の後、 |
| 丸耳国は地上に蘇ることでしょう。諸兄にはそんなことも解らないのですか! |
`ー――――――――――――――――‐v―――――――――――――――――――――''
__ __
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l,, ,lノノノノ,, ,l、
,,:''" `ヽ、
,, '' o o 、`、
,,.. '', l ¬ ヽ、
ノ::,, __ '―┘ _ ,,ヾ
_,、,、_,,l:::::_::l二l::lll::l二l::::_:::l,,_,、,、_
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262 :
28/60:04/11/09 00:06:28 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――ュ
| …諸君の選択肢は二つだ。 |
`ー―――――‐v―――――――''
r――――――――――――――――――――‐ュ
| 即ち、我々に反抗してこの場で犬死するか、 |
| 我々に従い、このまま欧州同盟軍と戦うか。 |
| …選んでもらおうか? |
`ー―――――‐y―――――――――――――‐''
| |,/l| |l\:| |
| |l/:| |:\l| |
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ,/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄\ ,| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
゙ └'" ゙''┘
∩,,,,∩
∧,,,,∧, 彡#゚д゚,,ミ
( ・∀‐,ヾ、 ,/:゙シ:lll:=:゙〉
(:゙:‐:lll:=゙i§, ゙/:‐:::lll:::‐ゝ
/::‐:::lll:::‐i" (_/、_)
(__)__)
263 :
29/60:04/11/09 00:06:53 ID:AeCHMTNo
r――――――――ュ
| …いいだろう。 |
`ー―‐v―――――''
r―――――――――――――――――――――ュ
| 軍人としてあるまじき上官への反抗を詫びる。 |
`ー――――――‐v―――――――――――――''
∩,,,,∩ ∩_∩
( ‐∀‐,) ∩,,∩ ( ´Д` ,) ∩w∩
(゙:‐:lll:=:゙ヽ (‐д‐) ll:=:::゙゙::::::) ( ゚Д゚ )
/‐:::lll:::‐:i` n_n (゙‐:lll:‐i ll::::‐::::::::ゝ ,i゙‐:lll:‐゙:)
(__,)__) ( ゚A゚ ,,);:‐::lll::::i ((___) ∩_∩lll::‐ゝ
(゙‐:lll:‐゙) U U ( `Д´,ミU
/::::lll::‐ゝ i゙:‐:lll:=:゙)
U U ,i‐:::lll:::‐:ゝ
(__(__)
r―――――――――――‐'`ー―――――――――ュ
| もはや丸耳国の命運は尽きたも同然だろうが、 |
| 我々は名誉の為に、最後まで戦おう。 |
| だが、決してモナゴルの為に戦うのではない。 |
| それだけは忘れないでもらいたい。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
264 :
30/60:04/11/09 00:07:16 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――ュ
| 今回の騒動については特に責任は問わん。 |
| だが次回はないぞ。いいな? |
`ー―――――――‐v―――――――――――''
∧,,,∧ ∧,∧ ∩M∩
ミ ヾヽ,彡 (゚д゚;,,)ヽ ( ´ー`,,)
(:゙゙::::§゙) ll:=:::゙゙:;)§ ll:=:::::::;;;)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ll::::‐::::::ゝ ̄ ̄ ̄|
________ U´U____UU___(_(__,,)___|
∩,,,,∩ ∩_∩
( ・) ∩∩ (` ) ∩w∩
(゙::::::::::゙:i ( ,) i゙゙:::::::::::゙) (゚ )
265 :
31/60:04/11/09 00:07:47 ID:AeCHMTNo
___
,,.-‐:_,''"´ ̄  ̄`¨ヽ_,:‐-、、
,:',:' | l ゙:,ヘ
| |,/l| |l\:| |
| |l/:| |:\l| |
| |,/l| |l\:| |
| |l/:| ,n_n |:\l| |
| |,/l| (;;,, ) :|l\:| |
| |l/:| (゙:::::::゙l :|:\l| |
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ,/  ̄ ̄∩_∩:i::::ゝ' ̄ ̄'\ ,| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
゙ └'" ∩_∩彡;;,, ) U ゙''┘
(;;,, )::゙゙::::::::゙;i, ∩∩
(( (:゙゙::::::::゙;i,:∩w∩ゝ (;;,, ) ,∩,,,,∩
/:::::i:::::::i (;;,, ),) ,i:゙::::::゙:) (;;,, )
(__)‐゙ (゙:::::::::゙;! i::::::i:::;ゝ,i:゙::::::::゙゙)
ヽヽ /:::i::::::::i `´U i::::::::i::::ゝ
∧,,,,∧ (,/ `'' ― ゙‐(__) ∩,,∩
( ‐∀‐,,ヾ − − ― ミд゚ ,,ミ
(゙‐:lll:=:゙:)§ ‐ ‐ − 〈:゙シ:lll:=:゙i
/‐:::lll:::‐:ゝ ‐ ,/‐:::lll:::‐i
(__(__) (___)__)
r―――‐'ー―‐ュ
| …諸君。 |
`ー―――――''
266 :
32/60:04/11/09 00:08:14 ID:AeCHMTNo
r―――――――――――――――――――――:ュ
| 今の私は確かにただの異邦人かも知れん。 !
| だがいつの日か、諸君の一人の同胞として、 |
| 諸君に語りかける日が来ることを望んでいる。 |
`ー――――――――‐v―――――――――――''
i゙`ヽ i´ヽ ,. -‐:,, -‐:,
i ':,:! ヽ i:: |: |
,,、'-―:::::::、:::、、:'.、 _,,': _iノノ,,i_
/" ''':::,,::::::::::::ヽ /´ `ヽ
,' i:::'、:ヾヾ:、 / ',
└ 、 − :i::',:::ヾ:`; l:::.. ・ i
/ ',::ヾ::、'';;) ',::::::.... ―,!
ヽ、 ,,ノ゙(;;;) ヽ:::::::::::::...... ,,ノ
ll:~L‐,l::: ̄__:::::::: ̄::l (;;;) |:::: ̄::_:,.、::::::LH!:~ll
ll'::: ̄:::::::ヽ_^:,、ヽ:::~::', (;;;) /: ̄:::/::^、/::::::: ̄::゙ll
||::____::::,::'':::::::::::::::`::::::i (;;;) i::::;;::::::: ̄:::::、::::::::::::::||
||::i,i,i,i:::;:::::::::::::::::::::::::',::i (;;;) l:::::::::::::::::::::::::',::::===:||
||::i,i,i,i:::;::::::::::::::::::::::::::l::| (;;;) |:i::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::||
|l:::':':'':::i:::::::::::::::::::::::::::|::! (;;;) |:|::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::||
267 :
33/60:04/11/09 00:08:40 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――キ
| その前に、戦争に勝たなきゃいけませんよ。 |
| …閣下。 |
`ー―――――――‐v―――――――――――''
_
i´`i ゙, i´`i`;
,,i,,_ ソ ̄:'、_ i ,,i:、
/" :',
i ・ r ┐ ・ ..::i
ヽ,,_ `‐' _..::::ノ
_,l:_:::::::::::::::::::::_::_,、l
/: ̄::::::: ̄::::: ̄:::::::: ̄::,
,'::::i::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::',
,'::::::i::::::::::::::::::::::::::::::ヘ:::::::::::',
268 :
34/60:04/11/09 00:20:23 ID:AeCHMTNo
10時50分 湖北省随県:宋第1軍司令部
r―――――――――――――――――――ュ
| フビライ軍はやはり襄陽から動かんか。 :|
`ー――――――‐v―――――――――――''
∧,,,,∧ ∧久∧ ハ_ハ ∧,,,∧
(, `又) (,, ・八・) (゚ー゚ ,,) (^^ )
(:゙ッ<y>:゙i (:゙:ッ<y>゙i /゙:<y>ロ゙〉 iy>‐:::::;)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|____________________|
r―――――‐'`ー―――――――――――――――――――ュ
| はい。しかしゆっくりとはいえ逐次戦力を増強しています。 |
| このまま放置すれば危険な存在になるでしょう。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
269 :
35/60:04/11/09 00:20:47 ID:AeCHMTNo
r―――――――――――――――――――――ュ
| で、第2機甲軍団の攻撃の進展はどうかね? |
`ー――――――――――――――‐v―――――''
∧,,,,∧
(,,`又´ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. i>=::゙゙:::::)
\::‐:::::::;;,∧久∧
\_,( ・八・,,)
\ i>=::゙゙:::::)
\::‐:::::::ゝハ__ハ
\_(ー゚ ,)
\i>ロ::゙゙::::)
\‐::::::ゝ
r―――――――――――――‐'`ー―――――――――ュ
| はい。同軍団は現在.敵の増援部隊と接触、 |
| 同方面に新たに1個歩兵師団の展開を確認しました。 |
| 我が軍は予備隊を投入し更に攻勢を.強化しています。 |
`ー―――――――――――――――――――――――''
しえーん
271 :
36/60:04/11/09 00:21:08 ID:AeCHMTNo
r―――――――――――――――――――ュ
| 成る程。で、第1機甲軍団の移動は? |
`ー――――――‐v―――――――――――''
∧,,,,∧ ∧久∧ ハ_ハ ∧,,,∧
(, `又) (,, ・八・) ( ゚ー゚ ,,) (^^ )
(:゙ッ<y>:゙i (:゙:ッ<y>゙i ,i゙:<y>ロ゙) iy>‐:::::;)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|____________________|
r―――――‐'`ー―――――――――――――――――――ュ
| 先鋒は現在洞庭湖の東30`付近にまで進出しています。 |
| 今日の午後までには同湖に全軍が.到着する見込みです。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
272 :
37/60:04/11/09 00:21:35 ID:AeCHMTNo
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| よし、第1機械化軍団第7機械化師団に長江渡河を命じる。 |
| フビライ親衛師団を圧迫、敵の予備隊を誘引せよ! |
`ー――――――――‐v―――――――――――――――――''
《第209歩兵師団》 l 『第9機甲師団』 『第1機械化軍団』
ヽ::::::::::::i /、__/ 『第7機械化師団』
ヽ::::::/ _, -_===-―~―゙-=i==-,,,、、''´
,,.-=''‐'"‐、:::ヽ ,/ ,/ `ヽ,、
江陵 ,,r''" ,r`‐'::::/ ̄ ̄ ̄ ',` / ヾ、長 江
‐、:''_ _,,/ 沙市 ',,..、-` \ ヾ
〃 _,i´ _|__ \
"‐'' ,/:::::::l
| 《フビライ親衛師団》 / ̄l
|、_ /::::::::::/『第3空挺師団』
〈_,i::::l―ヽ::::::/ " "
::::::::::::/ ∧,,,∧ ハ_ハ ∧久∧ ∧,,,,∧
 ̄ ̄ (, ^) (,, ) (・ ,) (´ ,)
(;::::::::‐<i (:゙::::::::::゙i ,i:゙:::::::::::゙:) l゙::::::::::::゙:)
|~/::::::‐::::i ̄ ̄/::::i:::::::i  ̄ i:‐:::::i::::::ゝ ̄,i:::::::i:::::::ゝ ̄!
|__(__(__)___(__(__)__(___)__)_ (___)_,)_|
273 :
38/60:04/11/09 00:22:00 ID:AeCHMTNo
11時00分 モナコルム:蒙帝国外務部・外相応接室
||,',',',',',',',',',',',',',',',',',',|| !i r;"ヾ 、 |
||,',',',',',',',',',',',',',',',',',',|| il i'ノゝ',`,' |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i! i'ソ、,ヾ) |
_ _ ll! |
_______ / /l __ _____ __,, i :l _ , |l!、 ___|
/ / ;l ̄~`ll l´  ̄ :i :| l -'':i.. \
,/ / ;/  ̄/,| ____ | ̄ ̄ i :| ヾ -''::::...
/ / ;/ / / / ,',' :! i :| ::::::::::.
l`l,,/_ / / /' ,',' l___,l´l :::::
l :  ̄~`l゙' / /____,',' !´ ̄ ::|
|___,,|,/ ~l,,l ̄ ̄l,,l~ |____|
::::::::::::::: ..::: ......:::. :::::::::::::::::::
∧,,,,∧:::::::::: :::::::::::::::::::
( ゞ彡 ) ∧,,,,∧
(゙::§:::゙::つ (´ ヾソ ,)
/:::::i:::::::::ゝ i ”,,)§”)
r――――‐'`ー――――――――――――――――――‐ュ
| …ええ。そのマルミードの非戦闘員の,脱出の件です。 |
| 連中が自らそれを求めてきたのですよ。さあ、こちらへ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――‐''
274 :
39/60:04/11/09 00:22:22 ID:AeCHMTNo
r―――――――――――――――――――ュ
| …大分疲れているようだが、大丈夫か? |
`ー―――――――――‐v――――――――''
r――――――――――――――――――ュ
| はい。私ももう年ですので… |
| ようやく隠居したつもりが国家の一大事、 |
| 気の休まるときがありません。 |
`ー―――――――‐y―――――――――''
:i
∧,,,,∧ :i
ノ(,,;‐∀‐) ∧,,,,∧ i
____ l´ ̄ ̄/:゙゙:‐:lll:ロ゙; ̄(´ヾ、彡)`l i
l^l,,_l´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄§ ̄ ̄ ̄`l .,_
|__| | `'' .,_
,|___________| `'' .,_
275 :
40/60:04/11/09 00:22:47 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| さて…そろそろ本題に入らせていただきます。 |
| 先程申し上げました通り茂帝側から非戦闘員,脱出支援の |
| 申し出がありまして、丸耳側もそれを承認したのですが… |
`ー――――――‐v――――――――――――――――――''
||,',',',',',',',',',',',',',',',',',',|| !i r;"ヾ 、 |
||,',',',',',',',',',',',',',',',',',',|| il i'ノゝ',`,' |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i! i'ソ、,ヾ) |
_ _ ll! |
_______ / /l __ _____ ∧,,,∧ :l _ , |l!、 ___|
/∧,,,∧::`ll (`□´,,ヾヽ, l -'':i.. \
,/(ミ゙彡 ・)/,| ____ _,i:ロ“、,,;i :l§ ヾ -''::::...
/ ,:§";::‐:ll'_/ / ,','r,゙ヾ,_‐,,ノ:i :| ::::::::::.
l`l ,ヾ::'‐:ノ`;゙! /' ,','(___i"__i´| :::::
l :  ̄~`l `‐'' /____,',' !´ ̄ ::|
|___,,|,/ ~l,,l ̄ ̄l,,l~ |____|
::::::::::::::: ..::: ......:::. :::::::::::::::::::
::::::::::::::: :::::::::::::::::::
r―――――――――――――――‐'`ー――――――――ュ
| ギコ連合王国がまだ承知しては居ない、ということか。 |
| それで私がまた王国に行けばよいのだな? |
`ー――――――――――――――――――――――――''
276 :
41/60:04/11/09 00:23:24 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――‐ュ
| ええ。ただ王国側はまだ態度を明示しておりません。 |
| 若し失敗すれば殿下の政治的失点になる可能性も… |
`ー―――――――‐l/―――――――――――――――'
| |::::::/"
___ ,,r:、、 _____ | |/",,.. ''"
| r―‐(;;('-゙ '‐゙):、―――ュ | | ,,.. ''"
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|――――――――| :|
| | :|
|――――――――| :|
 ̄ ̄ ̄ ̄ i´`:/´゙,!~ |
l゙l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,/´,,゙.゙.`!゙~:l゙l |
| ー――――:i(、-,、‐,))― | |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `''r;''  ̄ ̄ |
|
r――――――――――/l――――――――――――ュ
| そんなことは百も承知だ!その程度のことで私が |
| 躊躇するとでも思うのか! |
`ー―――――――――――――――――――――― '
277 :
42/60:04/11/09 00:23:54 ID:AeCHMTNo
r―――――――――――――――――――――――――ュ
| これは失礼致しました…しかし今,殿下に「瑕」が付くと、 |
| 帝国の後継問題全体が揺らぐことになるのです。 |
| 確かに陛下は…殿下が即位されることをお望みでしょう。 |
| しかしそう思っていない人々もまた… |
`ー―――――――‐v――――――――――――――――''
:i
∧,,,,∧ :i
ノ(,;・∀・,) ∧,,,,∧ i
____ l´  ̄ と:゙゙:‐:lll:ロ゙つ::(´ヾ、彡)`l i
l^l,,_l´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄§ ̄ ̄ ̄`l .,_
|__| | `'' .,_
,|___________| `'' .,_
r―――――――――――‐'`ー―――――――――――――――ュ
| お前の言いたいことは分かる。だが帝室の内輪の問題と |
| 国家の問題とを混同することはならん。それに「瑕」とは何事か、 |
| 我等大蒙古の皇族は碧玉の類ではないぞ。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――''
278 :
43/60:04/11/09 00:24:26 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 現に多くの王族が政治的な失点どころか四肢生命をも,失いかねん |
| 現実の戦場に出向いて居るのだ!私とて多くの戦場において戦い、 |
| 卑近においても海軍の作戦に従軍したものだ。それを,知りながらの |
| かかる比喩は侮辱に等しいものであるぞ、抹拉刺! |
`ー――――――――――――――‐v――――――――――――――''
r:、、 i'ヽ、
i ヽ 、 i ヾヽ
,i,, ,,ノノノノノ ;〉-゙:、
/´ `ヽ
l ` _ ´ _, ヾ:ヽ
', l'  ̄| ヽ ( 、`;
ヽ,,└―┘ _,,,ノ`;;)
_,,,i_「」lll[,,,] ̄__,,,」,,,(;;)_
 ̄ ̄ ̄ ̄ /:'"´ ̄,iO ̄ ̄ "― - '":ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,:' ` =''ijij: l三l三l三l ':,
!:iヾ、,,,'ソ iO l三l三l三l ;;, ':,
i:i: i └┴┘ ヾ ':,
゙l iO ..::::':,: ':,
279 :
44/60:04/11/09 00:29:05 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――――――――――ュ
| どうかお怒りをお鎮めください殿下。確かに,私の如き卑しき臣下が |
| 黄金の一族の内輪のことに口を挟むのは、出すぎたことでありましょう。 |
| その点はお詫びいたしますし、処断をお望みとあらば従容としてそれに |
| 従わせていただきます。 |
`ー――――――‐v――――――――――――――――――――――――''
||,',',',',',',',',',',',',',',',',',',|| !i r;"ヾ 、 |
||,',',',',',',',',',',',',',',',',',',|| il i'ノゝ',`,' |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i! i'ソ、,ヾ) |
_ _ ll! |
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l`l ,ヾ::'‐:ノ`;゙! /' ,','(___i"__i´| :::::
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::::::::::::::: ..::: ......:::. :::::::::::::::::::
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r――――――‐'`ー――――――――――――――――――――――――ュ
| しかし殿下、ハーンの一族の問題は帝国全体の問題でもあるのです。 |
| そして今、戦争の最中であるからこそ、政争の勃発は絶対に,避けなければ |
| なりません。どうかご冷静に、そしてご冷徹に… |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――――''
280 :
45/60:04/11/09 00:29:27 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――ュ
| それは私にも分かっている。だがな抹拉刺、今現在、 |
| 戦に際して何もせず後方に安穏としていることこそ |
| この私の最大の「瑕」とは言えないかね? |
`ー――――――――‐y――――――――――――――''
,/ ̄ , |l!、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,/ l`‐::l ∧,,,,∧
,,/ ` ‐'' __,ノノ `□´) _______
/ ,,l´ ̄ ̄(, ”,,∽”) ~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l|
l^l,. ニニ<,,,‐_:_‐ゝ:ニニニニ:l^l |
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___/_ (;,ゞ彡 )__/i'
l´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄§ ̄ ̄`l:|,r:
| | l
|___________|/
r――――――――――‐'`ー―――ュ
| …否定は致しません。しかし… |
`ー――――――――――――――''
しえん
282 :
46/60:04/11/09 00:35:09 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| 私をこの地位に就けた者は、私が戦場から遠ざかり、 |
| 好んで戦いから逃げたという印象を与えようと画策した、 |
| そういう分析を聞いたことがある。確かに海軍の要職に |
| あってこの方、戦場に出向いたのは一回きり、それ,以降は |
| 全くの事務職に専念している。 |
`ー―――――――――‐v―――――――――――――――''
:i
∧,,,,∧ :i
ノ(,,;・∀・) ∧,,,,∧ i
____ l´ ̄ ̄/:゙゙:‐:lll:ロ゙; ̄(´ヾ、彡)`l i
l^l,,_l´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄§ ̄ ̄ ̄`l .,_
|__| | `'' .,_
,|___________| `'' .,_
r――――――――――――‐'`ー――――――――――ュ
| 海軍参謀長、元帥の高位に,あってかかる不作為、 !
| 誰の目にも,我が境遇は不当なものと映るであろう。 |
| そこに国家危急の大戦争だ。うまく勝利したとして、 |
| その後誰が人望を集めるか、それは戦争において !
| 大いに活躍した陸軍の将星であることは間違いない。 |
`ー―――――――――――――――――――――――''
283 :
47/60:04/11/09 00:35:56 ID:AeCHMTNo
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| さればこそ私は私に与えられた任務から逃れてはならない。 |
| たとえそれが外交であれ戦闘であれ,同じことだ。 |
`ー―――――――――――――――‐v――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――――ュ
| お前の言うように,失敗はあり得る。だが戦に際して逃げ出す、 |
| そんな卑怯者を信じ、その後に続くものが居るだろうか? |
| もし私が帝位を目指すのであれば、慎重さより果敢さが、 |
| 狡知よりも勇気,が必要であると考える。故に私は我が面前に |
| 問題があろうとも、うろたえる前に先へ進みたい。 |
`ー――――――――――――――‐v―――――――――――''
||,',',',',',',',',',',',',',',',',',',|| !i r;"ヾ 、 |
||,',',',',',',',',',',',',',',',',',',|| il i'ノゝ',`,' |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i! i'ソ、,ヾ) |
_ _ ll! |
_______ / /l __ _____ ∧,,,∧ :l _ , |l!、 ___|
/∧,,,∧::`ll (□´ ,,ヾヽ l -'':i.. \
,/(ミ゙彡 ・)/,| ____ _,i:ロ“、,,;i :l§ ヾ -''::::...
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l`l ,ヾ::'‐:ノ`;゙! /' ,','(___i"__i´| :::::
l :  ̄~`l `‐'' /____,',' !´ ̄ ::|
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284 :
48/60:04/11/09 00:36:31 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――ュ
| …そういうことでしたら,お任せいたしましょう。 |
| そしてくれぐれもその精神をお忘れなきよう。 |
| 殿下の前途にはまだ多くの困難が御座いますが、 |
| 必ずや突破を果たされるものと、信じております。 |
`ー―――――――‐y―――――――――――――''
:i
∧,,,,∧ :i
ノ(,, ・∀‐,) ∧,,,,∧ i
____ l´ ̄ ̄/:゙゙:‐:lll:ロ゙; ̄(´ヾ、彡)`l i
l^l,,_l´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄§ ̄ ̄ ̄`l .,_
|__| | `'' .,_
,|___________| `'' .,_
r―――――――――――‐'`ー――――――――――――ュ
| うむ。お前のような老いた者にまで心配はかけたくない。 |
| 我々の世代は必ずや戦争に,勝利する。だからあまり |
| 悲観的になるな。最後には天が我等に味方する。 |
`ー――――――――――――――――――――――――''
285 :
49/60:04/11/09 00:36:59 ID:AeCHMTNo
19時50分 蒙第7軍司令部
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 沙市方面に旅団規模の敵部隊の攻撃、同市防衛部隊は壊走。 |
| 敵部隊に戦車、装甲車多数を確認、敵第1機械化軍団所属の |
| 第7機械化師団と推定。 |
`ー――――――――――――――――――――――――――ヽ(
|:::::::::::::< :| 宋第7MDによる蒙第7軍南翼・江陵方面への攻撃
l::::::::::::::::\l ̄|『第9機甲師団』
《第209歩兵師団》 | ,/ | 『第1機械化軍団』
ヽ::::::::::::i /、__/ r―――――――――――――――――‐
ヽ::::::/ _, -,_===-―~―゙-=,/ / | またフビライ親衛師団主力の左翼にも
《トルゥイ親衛軍団》 ,,.-=''‐',/└――――" ̄ ̄ /`ヽ、 ,| 同師団支隊と思われる部隊の攻撃、
江陵 ,,r''"_lヽ,r\┌―-、『第7機械化師団』, ヾ | 空挺軍団もこれに同調し我が戦線を
《モンケ親衛師団》:::::::::::::::::::>沙市 lヽ'" / ̄ヽ___/ \ | 突破せんと攻撃を開始せり!
l::::::::l, 「_ 〃 _,i´  ̄l/ _|_ |_く \ `ー――――――――――――――‐v―
:、::::::ヽ,__ `‐l_"‐'' ,/:::::::l _
ヽ:::::::::/《フビライ親衛師団》::┌―, / ̄l ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧ ,/´:_:::_ヽ
|~ ii |、,_ ,/::::::::::|,.、 ` / ノノ, ;^д) ノ(,, ;・−) 彡,,;゚Д゚ミ 、 (Д´ ,)
 ̄ヽ ii ,〈_,i、:l―ヽ::::::/ / 『第3空挺師団』 §(:゙:シ:lll:=゙i, §i゙:‐:lll:=:゙) §ll:‐:::゙゙:::;) O::‐:`'::::)〕
__/ 〃:: / \ l_/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ,i::::ロ::::ゝ
,,/" ̄ ~| |~ 『第1空挺軍団』 __________________,| (___)_)
-='' " / ̄  ̄ ̄ヽ
『第1空挺師団』
286 :
50/60:04/11/09 00:37:26 ID:AeCHMTNo
r―――――――――――――――――――――――――――‐ュ
| 報告!江陵の西、松磁方面に敵部隊の長江渡河を確認! |
| 部隊規模は最低でも一個師団、航空偵察による情報では |
| 軍団規模の縦列が同方面に存在する模様! |
`ー―――――――――――――――――‐v――――――――‐''
宋第1機甲軍団の奇襲渡河・蒙第7軍後背への侵攻
==-,,、 l:::::::l『モンケ親衛師団』
ヽ、, 、 ―┐ ヽ::::::ヽ,__ `‐l_"‐''
ヾ:,,/ :| _ ,, -:,ヽ_:::::_::/ ii' 江陵
_,/ / `' / ̄\ `, ', l|
松磁 /'ii \ `' /`'', ii r――――――――――――――――
O『第1機甲師団』 『第2空挺師団』 ̄ヽ ,ii | 恐らく、敵第1機甲軍団です。
『第1機甲軍団』| \____/ 〃 | 暫く行方が知れませんでしたが、
| まさか我が側面を衝いてくるとは…
∧,,,∧ ∧,,,,∧!! ∧,,,,∧, ),-―――――――――――――――
彡,, ゚Дミ ノ( ・Д・) (^д^;ヾ、
§゙::::::::::゙:) §(:゙;:::::::::゙:ヽ (゙゙:::::::::゙:i§
| ̄ ̄ ,/::::::i::::::::ゝ  ̄~ /::::i::::::::ゝ  ̄~/::::i::::::::ゝ  ̄ ̄|
|__ (__(__) _ (__(___)_ (_(__,,)___,,_|
/´:::_:::ヽ
(・ii ,,)、
(:゙゙:::::::::゙:ノ
287 :
51/60:04/11/09 00:37:49 ID:AeCHMTNo
淮 河 ,|.. == 蒙第7軍北翼への攻撃・宋軍予備の投入と突破
,,/´|
, /" 国 道 『第1軍予備』 r――――――――――――――――――――――ュ
/ | 『第151機甲師団』 | 淮河南岸地域より数個師団規模の敵の突破! |
〃, ,、 | / 『第11機甲師団』 | 新規投入兵力又は,敵第1軍予備戦力と思われる。 |
,〃 | `'" / | 同方面では第208歩兵師団が,集中攻撃を受け、 !
" | ,/ ヽ『第6機甲師団』.| もはや抵抗は困難とのこと、直ちに,機甲予備を |
| / / __/ | 同方面に差し向けられたし! |
|_____ヽ, |`" / )/ ――――――――――――――――――――‐'
| |::::::::::::::\ |__く ,/\ 『第2機甲軍団』
| \:::::::::::::::\ l \ r――――――――――――――――――――
,/\ |《第208歩兵師団》,ゝ『第2機甲師団』 | 残念だがモンケ親衛師団は既に江陵防衛で
/ ::::::::: \ |, \::::::::::::::|`'" ,. 、 \, | 手一杯だ。もう機甲予備などない。
 ̄|:::::::::| ̄ :|, \::::::::| く \_,/ `ー――――――――‐v――――――――――
/::::::::::ヽ |  ̄ _ ̄_ r――――――――――――――――――――ュ
《第100歩兵師団》 /::::::::::::ヽ / ̄ ヽ | いくらなんでも数が多すぎますよ…これは。 |
:| 《第206歩兵師団》 | | `ーy――――――――――――――――――‐''
《第97歩兵師団》 |:::::::::::::::::| 『第2機械化師団』
___
/´:::::_::ヽ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧
ノノ,, `д), (д^,illヾヽ (−‐; )ヽ 彡Д゚; ,,ミ、
§(:::":ロ:iO (:゙:シ:lll:=゙i§ ,i゙:‐:lll:=:゙)§ ,ll:‐:::゙゙:::;)§
/::::ロ::::i | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
288 :
52/60:04/11/09 00:38:28 ID:AeCHMTNo
', _,,、-''" \ 宋第1軍の外線作戦・両翼包囲への移行
,/ _ \
淮 河/『151A』\, \
,,_ __,,,/ |_<『11A』l ‐、 \
 ̄ ̄,r::::::、_:i l:::::ヽヽ『6A』, 『第2機甲軍団』 漢 水 _
《100i》::::《208i》::\ヽ『2A』 \ ,,...‐'''"´ ̄ ̄
《第14軍団》 ,i 《206i》『2M』 _,,.- ‐.、 \ ,,..‐''"´
《97i》襄陽 |:::::::|, - ‐=''','‐、 ̄ ヾ:、,_,, \''" 宋
_,,. O-=''‐ー'' ,r‐、 『5M』 ―XXX― 『第1軍』
_,,. -=‐''"´《第34軍団》 l:::::::l | | \
゙ , 《207i》 |『9A』 『第1機械化軍団』 \
゙ , /:::::/ | l ,\ _,,..
《トルゥイ親衛軍団》゙ ,《209i》 _`‐'' ,.-=‐'''"
,r:'" ̄`ヾ、 ,> ̄| ,,,.江陵,r:'"´,_`ヾ、 ,,.. -‐'" \
『1A』/゙' ,r‐、 l《Ks.Mk》:::l<『7M』〉,l、長 江 ,,.〃´ \
『5A』o ii 『2Ab』`‐《Ks.Fb》,`',r‐、''' ヾ、,,, _ ,,,..-"´ \
松磁 ':, \_〉/' ,__ ̄_/『3Ab』  ̄  ̄<,i,_, ―XXXX― \
『1M』ヾ、,,_ __,,./"〈_『1Ab』_/ " ヽ!
『第1機甲軍団』  ̄,' i、 i ,r'' ヽ _
/ ヽ, i i /ヽi
洞庭湖 『空挺軍団』 ヽノハン陽湖
289 :
53/60:04/11/09 00:38:59 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――――――ュ
| 各方面への強力な増援が必要です。第11機甲軍団がこっちに |
| 到達すればこれを使って… |
`ー――――――‐v――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――ュ
| 直ちに襄陽から撤退する。 |
`ー―――――‐y――――――''
∧,,,∧
(^д^;)ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. ll:=::゙゙:::::)§
\:::‐:::::::;;,∧,,∧
. \_ (−・ ,)ヽ
\ ll:=::゙::::::)§
\::‐::::::::∧,,∧
ヽ \_彡゚ ゞ''ミ
. \ \l:‐:゙::§)
ヽ, \ \:::::i::ゝ
\ ::|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| U
\|___________,|
290 :
54/60:04/11/09 00:39:24 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| しかし閣下、襄陽―江陵の,交通線を失うと華南方面への |
| 連絡が失われてしまいます。 |
`ー―――――――――――――――‐v―――――――――''
∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧
ノノ;^д^) (・−・; )ヽ ミ゚Д゚; ,,ミ、
§(:゙:シ:lll:=゙i ,/:‐:lll:=::゙;)§ ll:‐:::゙゙:::;)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|___________________|
r――――――――――――‐'`ー――――――――――――ュ
| これ以上襄陽に執着すると第7軍自体が崩壊する。 |
| 今のうちにこの釣魚台方面まで後退、襄陽防衛兵力の |
| 残存に北方の2個軍団を合流、漢人有力者の部隊も加えた |
| 第7軍の全力を以って襄陽回復を図る。それしかない。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――''
291 :
55/60:04/11/09 00:39:47 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――――‐ュ
| 南方の第8軍や第1海兵軍は大縦断山脈横断の兵站線で |
| なんとか維持できるだろう。 |
`ー―――――――――‐v―――――――――――――――‐''
∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧
ミゞ,,シ ゚ミ (,ヾ彡 ・) (^ヾヾシ)
(:゙:§::::゙:), (:゙;§::::゙:) l゙::::::§:゙)
| ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄~/::::::i::::::ゝ  ̄~/:::::::i:::::ゝ  ̄ ̄|
|__ (__(__) _ (__(___)_ (_(__,,)___|
r―――――――――‐'`ー―――――――――――ュ
| 東部軍集団総司令部へ、襄陽撤退を具申せよ。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
292 :
56/60:04/11/09 00:40:14 ID:AeCHMTNo
20時20分 モナコルム:直隷方面軍総司令部
r―――――――――――――――――――――――ュ
| フビライ大将は失敗したようだな。第7軍の撤退は |
| 認めざるを得まい。 |
`ー――――――――――‐v―――――――――――''
r―――――――――――――――――――ュ
| 北部方面軍が作戦準備を完了するまで、 |
| あと4、5日はかかります。 |
`ー――――――――‐v―――――――――''
∧,,∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ,∧,∧
ノ(, ;゚Д) ノノ,, ・Д・) ノ(,,・−・ ) ミД゚ ,,ミ
§(::;;":‐:ll §(:;゙:シlll:=:゙i ,/:゙::‐:lll:ロ゙; ll:=::゙::;;)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|__________________________|
r――――――――――――― '`ー―――――――――――――――ュ
| どの途戦力密度が希薄な南部方面から攻勢を行うことは出来ん。 |
| この際コデン上級中将、フビライ大将の作戦計画通りに我が部隊を |
| ある程度後退させ、敵の戦力の分散を,図るほうが賢明であろう。 |
`ー―――――――――――――――――――――――――――――''
293 :
57/60:04/11/09 00:40:39 ID:AeCHMTNo
東部戦線・高麗軍集団の投入と湖北防衛の失敗
《高麗軍集団》 《第5軍》 《満洲軍集団》 《第6軍》
《高麗第1軍》 《10》 《9A》 《4M》 《30》
ヽ、,__ _開封 《28》 黄河 《19》 《29》 《42》 《43》
,,/" ◎ ̄~~~ヽ_ __,, -―-、 _,, -、 ,r‐、_ /
_,,/《高麗第3軍》 /  ̄,『1』  ̄ ̄ ̄『4』 `'' ‐''" 『9』  ̄ ヽ『5』o ノ『10』『8』
渭河 i o朱山鎮 『7』  ̄泗州 / o連雲港
河南省 『6』 『第2軍』安徽省『第4軍』 『第5軍』 i
 ̄~''‐-‐'''"`ヽ、\ 徐州o. i |
潁河 蔡州‐ヽ o潁州 淮河 ,,/´ヽ,_ノ |
へへへ o,『2』 \`_'',,=-o'''⌒ヽ、 _,,, -‐ '" |
へへへ ,_,, ‐ \ 寿春  ̄ 宋 帝 国 :|
四川省 《11A》 ,淮河,.:'" \ :l
', へへ 湖北省,,ノ 『2A』, \ __漢水 江蘇省 o揚州
ヽ, 《東部軍集団》《第7軍》 《14》,o_,,、-―-、,,_,,\''" `''‐、 _ ,,r‐-='、
◎成都ノ ゙ヽへ o《13》 -''"´襄陽 『第1軍』 ,io `'':、 長江 o /平江
へ', ,r 、 へ :,へへi釣魚台 《34》『1M』, \ _,,ノ´鄂州 ヽo'' ●臨安
へ, ヽ,ノ へヽ、,,_:、,,r‐'゙、へ ,r『1A』江陵o''⌒ヽ, ,:'"\ 江州 `_'o明州
へへへ へ, ヽ、,,_,,ノ '、,,,『1Ab』 , `'‐:': \ i
へへへ へへへ へ / '、 r'ヽ:'、 \ 隆興 |
へ へへへ へへ へへへ ヽノ `i' `' \o_____,,|
へへへ へへへへ/ヽ へへへ, 洞庭湖o ハ陽湖 へ『第3軍』 |
/ヽ/ヽ/ヽへへへ へへ 譚州『2M』 へへへ浙江省 :|
へへ/ヽへ/ヽへ へ へ 湖南省 o' 株州, i へへへ へへへ 『3』 |
へへ へへ/ヽへへ へへ へ i へ ヽ へへへへへ へ 『3A』 :|
294 :
58/60:04/11/09 00:41:06 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| モンケ殿下によると一週間後までには第1海兵軍を |
| 戦線に投入できるそうだ。問題はどこに,投入するかだが… |
`ー――――――――――‐v――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――ュ
| 湖南省の方向から進撃する敵第3軍支隊を阻止する |
| 任務に回すべきであると考えます。 |
`ー――――――‐v――――――――――――――――''
∧,,∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ,∧,∧
ノ( ゚Д) ノノ,, ・Д・) (・−・ ,)ヽ ミД゚ ,,ミ
§(::;;":‐:ll §(:;゙:シlll:=:゙i ,/:゙::‐:lll:ロ゙;§ ll:=::゙::;;)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|__________________________|
r――――――――――――― '`ー――――――――――――ュ
| うむ…福州の東海海軍司令部での部隊編成が終了次第、 |
| チョルマルン軍集団に編入する。そして第8軍の… |
`ー――――――――――――――――――――――――――''
295 :
59/60:04/11/09 00:41:35 ID:AeCHMTNo
r――――――――――――――――――――――――――─:ュ
| 報告します!第7軍司令部より、江陵が陥落したとの連絡。 |
| なお同市での戦闘によりトルゥイ親衛軍団の2個師団が壊滅、 |
| 北部方面でも1個師団が壊滅し、現在夜陰に紛れて撤退を |
| 遂行中。松磁方面を渡河した敵部隊より偵察部隊が発進、 !
| 襄陽後方に展開しつつある模様。 |
`ー――――――――――─――――‐y―――――――――― '
∧,,,∧ ∧也∧ ∩,,,,∩ ∧,,∧
ノミ;゚Д゚,ミ ( ・−・ ,)ヽ ( ・Д・ ,)ヽ, (゚Д゚; )ヽ
§(:::::゙:::‐l ll:ロ::゙゙::::;;)§(:゙:::::::::::゙::§ (:゙::::::::゙:)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /:::::i:::::ゝ  ̄ ll:::‐::::::::ゝ ̄i‐:::::i:::::::ゝ  ̄,/‐::::i::::ゝ  ̄ ̄ ̄|
|______U U____(___)__)_(___)__)__, U U_____|
∧,,,∧
(,,ゞ彡 ,)
r────────────‐'`ー────────ュ
| 遅かったか…恐らく背後に回った敵部隊も含め、 |
| 全軍が明日早朝より,黎明攻撃を開始するだろう。 |
| それまでに出来る限り部隊を撤退させるしかない。 |
`ー――――――――─――─―――――――――''
296 :
60/60:04/11/09 00:42:01 ID:AeCHMTNo
r―――――――――ュ
| それから閣下… |
`ー――――‐v―――''
r――――――――――――――――――――――――――ュ
| うむ。無理をしてでも航空兵力をこちらに割いてもらう。 |
| 空軍の阻止攻撃で敵機甲部隊の前進を少しでも遅らせれば |
| 第7軍の崩壊も食い止められるだろう。 |
`ー――――――――――‐v――――――――――――――''
∧,,∧ ∩,,,,∩ ∧也∧ ,∧,∧
ノ( ゚Д) ノノ,, ・Д・) (・−・ ,)ヽ ミД゚ ,,ミ
§(::;;":‐:ll §(:;゙:シlll:=:゙i i゙:‐:lll:ロ゙::)§ ll:=::゙::;;)§
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|__________________________|
r――――――――――‐'`ー――――――――――ュ
| つまるところ、湖北防衛は完全に失敗したのだ。 |
`ー―――――――――――――――――――――''
続く
…今気づいた…支援、間に合わなかった…
でもキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
マルミミの独立の意志(つ∀`゜。
日本人だと、キレイに読みすぎちゃうかもしれないけど、良い文だ…
本国の防衛作戦は厳しいし、ギコ連合王国も絡んでくるし、毎回楽しみです。
乙華麗さまにしてGJ!!
すごいな、この物語は全部一人で考えているのかな?
= 一週間の歌 =
∫
- ミ
チィ! マターリダネ ∧_∧ ∫
ハ,,ハ ∧∧ (~( ・∀・)n―・
(*゚ー゚)(゚ー゚*) ヽ ,,ノ
/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\ 人 Y
|_____| し' (_)
♪ 月曜日にお家を焼かれ〜
ハニャァァァ! チィ!
∧∧ ハ,,ハ (' ,.;;:;,,.,.ノ;;:;,.;::,.)⌒`)
(゚0T*)(゚0゚*) (,.;;:;:メ;;:;:;:;:);:;:;,.;:;)
と と,,ヽ_,,._ノ 从从从( .;;:;:)ソ
Y ,,.,)〜= | ̄ ̄;,从从:;从;:.)..,.)
し'`ヽ) 三 3 |;,,.;;;:;;:从从,.;从从,.;ノ
♪ 命からがら逃げ出した〜 ♪
∧∧ ハ,,ハ ∧∧ ∧∧ ∧∧
(( と(゚-T*)(゚ー゚*) (゚0 ゚*) (゚0 ゚*) (゚0 ゚*)
ヽと,, ヽ_,,ノ θ(つと,,) (つと,,) (つと,,)
) ,,)〜 )) || | ,,)〜| ,,)〜| ,,)〜
(ノ´゙`J ,.||_ .じ`J し゛`J し゛`J
♪ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュララー ♪
ハ,,ハ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
(゚ー゚*(*T-゚) (゚0 ゚*) (゚0 ゚*) (゚0 ゚*)
(_,./,,つ つ )) θ(つと,,) (つと,,) (つと,,)
(( 〜' ,,ノ || | ,,)〜| ,,)〜| ,,)〜
し'゙し' ,.||_ .じ`J し゛`J .し゛`J
♪ テュラ テュラ テュラ テュ〜ラ〜ラ〜♪
/ / / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / / / /
/ / / ./ / / / / / /
/ / / / / ザァァァァァァァ / / / / / /
/ / / ./:./., / / / / / / / /
/ / / / :.∧∧.// / / / / / / /
/ / / / (゚-T*)、;,./:./ / / / / / / / /
// / / / / 0ハ,.と,. ヾ:,./ / / / / / / /
/ ./:. /., /., /;,.(>_<*),(~))〜..:/...'./.:/.: /. :/. /.: /.: ../..:/.
´゛゛´゛´´゛``´`゛゛゛´´``´´`゛``´゛``´`゛゛゛´´``´´`゛`゛゛゛´´``´´`゛
♪ 火曜日は一日雨で〜 ♪
ベビチャン!シッカリシテ!
ゴホッ!
ゴホッ! ∧λ
ハ,,ハと(゚0Tlil)゙`ヽ
ε(゙0Tlil),,),.゙゙`J,.,.;;:)〜
♪ シィノベビチャン 風邪引いた〜 ♪
ゴホッゴホッ
∧∧ ハ,,ハ ∧∧ ∧∧ ∧∧
(( と(*T0゚)(lil>0) 3 (゚0 ゚*) (゚0 ゚*) (゚0 ゚*)
ヽと,, ヽ_,,ノ θ(つと,,) (つと,,) (つと,,)
) ,,)〜 )) || | ,,)〜| ,,)〜| ,,)〜
(ノ´゙`J ,.||_ .じ`J し゛`J し゛`J
♪ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュララー ♪
ゴホッ
ゴホッ
ハ,,ハ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
ε(0<*(゚0T*) (゚0 ゚*) (゚0 ゚*) (゚0 ゚*)
(_,./,,つ つ )) θ(つと,,) (つと,,) (つと,,)
(( 〜' ,,ノ || | ,,)〜| ,,)〜| ,,)〜
し'゙し' ,.||_ .じ`J し゛`J .し゛`J
♪ テュラ テュラ テュラ テュ〜ラ〜ラ〜♪
オ・・・ガ・・・ ベビチャン!
ダ・・・・・ン ∧∧゜。゜ ガンバルノヨ!
(゚0 ゚lil)
::ハ,,ハ:: と,,と,,ヽ
::`(,,(lil゙;;0゙):: (,,_,,;;;)〜
♪ 水曜日に ベビチャン 死んだ〜 ♪
ベビチャン!シナナイデェェェェ!
イヤァァァァァァ!
゜。゜∧∧゜。゜
ハ(>O<*)
0(;;゙;;pと,, ヽ
`(,,;,,っ(,,.;;:;:;:;;;)〜
♪ 風邪をこじらせ 死んじゃった〜 ♪
∧∧ ハ,,ハ ∧∧ ∧∧ ∧∧
(( と(。,,,。lil)(;;゙;;p゙) (゚0T*) (゚0T*) (゚0T*)
ヽと,, ヽ_,,ノ θ(つと,,) (つと,,) (つと,,)
) ,,)〜 )) || | ,,)〜| ,,)〜| ,,)〜
(ノ´゙`J ,.||_ .じ`J し゛`J し゛`J
♪ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュララー ♪
ハ,,ハ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
(゙p;;゙;;(lil。,,,。) (゚0T*) (゚0T*) (゚0T*)
(_,./,,つ つ )) θ(つと,,) (つと,,) (つと,,)
(( 〜' ,,ノ || | ,,)〜| ,,)〜| ,,)〜
し'゙し' ,.||_ .じ`J し゛`J .し゛`J
♪ テュラ テュラ テュラ テュ〜ラ〜ラ〜♪
ウウ・・・シィノ・・ベビチャン
おっ! シンジャッタヨゥ・・・
∧_∧ ∧∧ハ,,ハ
( ・∀・) (。,,,。*);;゙;;p゙)
( ) | U,,_ノ
人 Y | ,,)〜 ))
し' (_) し'゙゙ヽ)
↓
イヤァァァ!シィノ オテテェェェ!
∧_∧
゜。゜ ∧∧゜。 (・∀・ )')@つ
(,.,.,.(*>0<) と ,,ノ ; ハ,,ハ
と,,.;:;::@,,.;;:@ (_(_つ,,. .,,.@つ `(;;(;;゙;;p゙)
♪ 木曜日にオテテを取られ〜 ♪
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::シィノ・・・オテテ・・・ ::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::: ベビチャン・・・ :::::::::::::::::::::
::::::::::: . :: :∧∧ パチパチ ::::::::::::::
:::::: ....::::(*T-゚) 从从,,ハ ::::::::::
:::: . .: ...::::/;;,@,,@ 从メ从::p゙从 :::::::
:: ,,.,,,,,;;;;;;;;;;(;;;,,,,,,,.,) ,ノX从从从ヾメ ........ : :. .:::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
♪ ベビと〜共に燃やされた〜 ♪
∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
(゚-T*) (゚0 ゚lil) (゚0 ゚lil) (゚0 ゚lil)
(( @,.;@;,ヽ θ(つと,,) (つと,,) (つと,,)
) ,,)〜 )) || | ,,)〜| ,,)〜| ,,)〜
(ノ´゙`J ,.||_ .じ`J し゛`J し゛`J
♪ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュララー ♪
∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
(*T-゚) (゚0 ゚lil) (゚0 ゚lil) ::(゚0 ゚lil)::
/,.;@.:@ )) θ(つと,,) (つと,,) :: と と,,ノ
(( 〜' ,,ノ || | ,,)〜| ,,)〜 / ,,)〜
し'゙し' ,.||_ .じ`J し゛`J (ノ´`J::
♪ テュラ テュラ テュラ テュ〜ラ〜ラ〜♪
糞虫は
「しじゅうひきまわし」だー
イヤァァァァァ!! = ∧_∧ ∧__∧ 次、僕にも
三(,,・∀・)')(´∀`,,) やらせてよ!
( `) ∧∧ ,.,,.,,.) /と ,,/(,,つ つ
(,.,,_,.(;;:,. `ヾ(゚0 ゚lil)@;:,.;;;:))つし'`(__) し'`(__)
↓
ちぎれた・・・
早っ!
ハ・・・・・ニャ・・・・ ∧__∧ .∧__∧
(;・д・)(´д`;)
::∧∧::,,.,.,,..) /と,, U) U U,,)
::(゚0;;゚lil)@;;:;:;@ ,,.;@つ (__(__) (__(__)
♪ 金曜日にアンヨをもがれ〜 ♪
;ヾ ;ヾ ; ;ヾ" ;ヾ ;ヾ ;../ ;ヾ ;" ;ヾ ;;ヾ ;ヾ"
;ヾ ;ヾ;_";ヾヾ;_";ヾ;" ";. ; ;ヾ ;ヾ ";"; ;;"ヾ ;
;";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;" ; ヾ 〃"";. ; ;ヾ ;ヾ ;" ;
;ヾ;" "ヾ;" i i l ";ヾ ;;ヾ ;;" || ハニャァァァァァン!
" ; ;ヾ|i l l i|/"/゙, " ,|| オロシテヨォォォ!
ヾ; " ヾ|ll l | |゛l|/" ∧∧
;"ヾ゛ | | l l l ! | " ", (*T0゚)
| | i | l | 三三 ∧_∧ ∧__∧
| l l.l|l |、 〜(@;;,.;@' (,,・∀・) (´∀`,,)
ノノ l l !l | l ヽ、 (,,U U(,,U U
゛ し'`(__) し'`(__)
♪ そのまま枝に吊された〜 ♪
∧∧ ∧∧ そ
∧∧ (>0<*) (*゚д゚)
(゚0T*) θ(つと,,) (つと,,) ::∧∧::
(( @,;;@;;ヽ .|| | ,,)〜| ,,)〜 γ'゙ (lil゚ 0゚)つ::
@;;,.;@;;)〜 )) ,.||_ .し'`J し'`J と,,_ノし'´゙´
♪ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュララー ♪
∧∧ ∧∧ ∧∧゜。゜
∧∧ (>0<*) (#T0゚) (゚0Tlil)')
(*T-゚) θ(つと,,) / ,,つ<,,つ /
/,;;@;;@ )) || | ,,)〜〜(,, ,/ 〜、_,,つ
(( 〜(;;@;;,.@ ,.||_ .じ`J ヽ)ヽ) し'
♪ テュラ テュラ テュラ テュ〜ラ〜ラ〜♪
;ヾ ;ヾ ; ;ヾ" ;ヾ ;ヾ ;../ ;ヾ ;" ;ヾ ;;ヾ ;ヾ"
;ヾ ;ヾ;_";ヾヾ;_";ヾ;" ";. ; ;ヾ ;ヾ ";"; ;;"ヾ ;
;";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;" ; ヾ 〃"";. ; ;ヾ ;ヾ ;" ;
;ヾ;" "ヾ;" i i l ";ヾ ;;ヾ ;;" || コラ!ソコノ チビギコ! 本当デチ。
" ; ;ヾ|i l l i|/"/゙, " ,|| シィチャンヲ タスケナサイ! ちょうど良かったデチ
ヾ; " ヾ|ll l | |゛l|/" ∧∧ ∧,,,∧
;"ヾ゛ | | l l l ! | " ", (#゚ 0゚) オニイタン!シィデチ! (・∀・,,)
| | i | l | 三三 ∧,,∧ (l l)
| l l.l|l |、 〜(@;;,.;@ (`(,,・д・) | |〜
ノノ l l !l | l ヽ、 ヽ_,.,,,,O)@ U゙`U
゛
↓
弟よ、早くするデチ
∧,,,∧ イヤァァ!
γ(,,・∀・) ∧,,∧ ハイデチ!
(〜' ,.ヽ)lil゚ 0゚) =と(・∀・,,) オニイタン!
@;:;し',,;:@;;:;,ノ ヽ_,.,と,,)@
♪ 土曜日にオメメを取られ〜 ♪
;ヾ ;ヾ ; ;ヾ" ;ヾ ;ヾ ;../ ;ヾ ;" ;ヾ ;;ヾ ;ヾ"
;ヾ ;ヾ;_";ヾヾ;_";ヾ;" ";. ; ;ヾ ;ヾ ";"; ;;"ヾ ;
;";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;" ; ヾ 〃"";. ; ;ヾ ;ヾ ;" ; さっきネットでみたら、しぃの目玉は
;ヾ;" "ヾ;" i i l ";ヾ ;;ヾ ;;" 惚れ薬の原料になるとあったデチ!
" ; ;ヾ|i l l i|/"/゙, "
ヾ; " ヾ|ll l | |゛l|/" ハニャァァァ!マックラダヨゥ!
;"ヾ゛ | | l l l ! | " ", オメメ!オメメェェェェ!! ハヤク、タメスデチ! ∧,,,∧
| | i | l | ∧ = ∧ (,,・∀・) ゚li゚
| l l.l|l |、 (゙0;;`三゙;;0゙) ∧,,∧ と ,,つ
ノノ l l !l | l ヽ、 /;:@;;@ (,,>∀<) 〜、_,.,,.,.つ
゛ 〜(@;;,.;:@ @(;,,.,._,,ノ し'
♪ あたりは一面闇の中〜 ♪
{{::∧∧::}}
∧∧ {{::(゚0 ゚lil)::}} ::∧∧::
(゙0;;`*) θ0と,,ヽ ::(:: ::∧∧:: ::(lilT-゚)::
@;:,.,@ヽ || | ,,)〜 :: γ´`(lil゚ 0゚) /,,つ,,つ::
@;,.;:;@)〜 ,.||_ .じ`J と,,.,.ノ(ノ゙゙`ヽ) と,,,.,.(~))〜
♪ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュララー ♪
{{::∧∧::}}
∧∧ {{::(>_<*)::}}
(*゙;;0゙) θ0と,,ヽ
/@;:,.,@ || | ,,)〜
〜(@;,.;:;@ ,.||_ .じ`J
♪ テュラ テュラ テュラ テュ〜ラ〜ラ〜♪
;ヾ ;ヾ ; ;ヾ" ;ヾ ;ヾ ;../ ;ヾ ;" ;ヾ ;;ヾ ;ヾ"
;ヾ ;ヾ;_";ヾヾ;_";ヾ;" ";. ; ;ヾ ;ヾ ";"; ;;"ヾ ;
;";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;" ; ヾ 〃"";. ; ;ヾ ;ヾ ;" ;
;ヾ;" "ヾ;" i i l ";ヾ ;;ヾ ;;"
" ; ;ヾ|i l l i|/"/゙, "
ヾ; " ヾ|ll l | |゛l|/" ウウ・・・マックラダヨゥ・・・ ア・・・ゥ・・
;"ヾ゛ | | l l l ! | " コワイヨゥ・・・ ∧_,,. ゴ・・・・ハン・・・
| | i | l | ∧∧ __(゚0;;゚#)
| l l.l|l |、 (゙-;;`*) (;;:,.;:;と;;;;ノ
ノノ l l !l | l ヽ、 @;;:;@;;ヽ |;;:,.;メ;'〜 ))
゛ @;;,.;:,.@)〜 .し'゙ヽ)
↓
;ヾ ;ヾ;_";ヾヾ;_";ヾ;" ";. ; ;ヾ ;ヾ ";"; ;;"ヾ ;
;";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;" ; ヾ 〃"";. ; ;ヾ ;ヾ ;" ;
;ヾ;" "ヾ;" i i l ";ヾ ;;ヾ ;;"
" ; ;ヾ|i l l i|/"/゙, "
ヾ; " ヾ|ll l | |゛l|/" \ ゴスッ! /
;"ヾ゛ | | l l l ! | " ∧_,,.
| | i | l | そ〃(゚-;;゚#)
| l l.l|l |、 Σ ∧(;;:,.;:;と;;:;ヽ
ノノ l l !l | l ヽ、 ゚。(。;;;。lil)ヽ;;:,.;メ;)〜
゛ 。@;;,.;:,.@)〜ヽ)
♪ 日曜日で最期を迎え ♪
;ヾ ;ヾ;_";ヾヾ;_";ヾ;" ";. ; ;ヾ ;ヾ ";"; ;;"ヾ ;
;";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;" ; ヾ 〃"";. ; ;ヾ ;ヾ ;" ;
;ヾ;" "ヾ;" i i l ";ヾ ;;ヾ ;;"
" ; ;ヾ|i l l i|/"/゙, "
ヾ; " ヾ|ll l | |゛l|/"
;"ヾ゛ | | l l l ! | " くちゃ アゥ・・・・
| | i | l | くちゃ ∧_,,. ォ・・イ・・シィ・・
| l l.l|l |、 (゚皿゚#)
ノノ l l !l | l ヽ、 ∧λ,,.,.U8と;;ヽ ___
゛ _,,.,.。(。;;;。lli)@;;:;:@;:メ;;)〜 (;;:;:,.;:;)
´´゛´``´¨´゜`゛´`゛
♪ 「でぃ」の糧に成り果てる〜 ♪
∧∧
(゚-T*)
(( ιι ) ∧∧ ∧_∧
)ノ )) (゚- ゚lil) (・∀・ )
0θと,,.ヽ ( λと)ヽ∧λ
∧λ,,.,.,.,.) || ヽ,, )〜 Y (;;;。,,,。)(゙p;;`;;)゙;、,,.)
_,,.(。;;;。lil)@;;;:@,,.,. ,.||_ .じ`J (_)U、;;:;:,.;:;:`つU;:;:,.つ ))
´´゛´``´¨´゜`゛´
♪ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュララ・・・
∧∧ そ
(lil゚ 0゚)
( つ つ 〃 ∧_∧
)ノ ∧と(・∀・ )
そθ;;。lil)`ヽと,, ) ∧λ ,,.,.)
∧λ,,.,.,.,.) || ヽ`し' )〜ヽ λ∧(゙p;;`;;);;:;:ヽ
_,,.(。;;;。lil)@;;;:@,,.,. ,.||_ .じ`J)(_) と(゙p;;゙;;;)O;:し'つ;:;つ
´´゛´``´¨´゜`゛´
( ゴスッ!)
∧∧
(*T-゚) 〜♪
( J J ∧_∧ ,⌒`Y `
)ノ (`(-Д-* ) λ | ,・ ;
θ と,, ) (゚0Vlil) ∧λ ,,.,.)
∧λ,,.,.,.,.) || ( ( ( Uli;Uヽ λ∧(゙p;;`;;);;:;:ヽ
_,,.(。;;;。lil)@;;;:@,,.,. ,.||_(_(_) と;;:lil:;:(~))〜と(゙p;;゙;;;)O;:し'つ;:;つ
´´゛´``´¨´゜`゛´ (;;:;:;;:;:;:;:;:;:;:)
♪ テュラ テュラ テュラ テュ〜ラ〜ラ〜♪
= おわり =
,-‐-、
アルェー //~~`ヽ
渉君すごいYO! // ヽ ,_,,'!,、゜゙
∧_∧ (ξ)∧_∧ ヽ>゚ヽ'!。゚
(. ・3・) ヽ(; ^^ ) ヽ ノ /,;゚〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(つ つ ( ) ノ‐ミ!〜!゜。〜゚。〜〜〜〜〜〜〜
) ) ) / ∧ ヽ `゚。,;!゚。ヾ从//,;゚〜〜〜〜〜〜〜〜
(__)_) (_ノ ヽ_) /〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
/゙
じゃあ俺薪探してくるYO。 あ、竿忘れたぽ。
∧_∧ ∧_∧
( .・3・) ( ^^ )
( ) ( ,=〇=、
Y 人 Y.| ̄ ̄ ̄~|
(_ノ`J (_i!________,i!
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
,====、
| ̄ ̄ ̄~|
i!________i!
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
ハァ、オナカスイタ・・・
,====、 ∧∧,,,,,,,,,、
| ̄ ̄ ̄~| (゙- ゙*) )〜 ) ) )
i!________i! (ノ~ヽ)'''U~ヽ)
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
ナニカタベタイ・・・
,====、 ∧∧,,,,,,,,,、
| ̄ ̄ ̄~| (゙o ゙*) )〜) ) )
i!________i! (ノ~ヽ)''(ノ~ヽ)
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
ガッ! シィ!?
,====、 从∧∧,,,,,,,,,、
| ̄ ̄ ̄~(>0<*) )〜
i!________i! (ノ~ヽ)''(ノ~ヽ)
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
イタタ…ナニカシラ…
∧∧
,====、 n゚- <*)
| ̄ ̄ ̄~ゝ とヽ
i!________i!と* O)〜
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
ハニャ! オサカナサン!
∧∧
,====(。,,,。*)
| ̄ ̄ ̄~|とヽ
i!________i!* O)〜
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
,====、 ,---、モグモグモグ…
| ̄ ̄ ̄~|〜( ';, ∧∧,! モグモグ
i!________i! (ノ~O(*。,,,,。),つ
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛>゚);:+;ニ<゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
ハニャーン♪オイシィ!
∧∧
,====、 (*゙ヷ) -3
| ̄ ̄ ̄~| /つと)
i!________i! (O * つ
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛>゙)+++<゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
//
モウイッピキタベヨ♪ ヽ ∧_∧//i
∧∧ - ( ^^ )/ノ
,====、.,-(゚ワ゚*) ( O j 〜
| ̄ ̄ ̄~|ヽ と) Y 人
i!________i! と * つ (_ノ`J
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛>゚)+++<゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
//ミ
.// ヽ
// '-、ノ
アーン♪ ∧_∧ξ)
∧∧ .( ^^ )ノ
,====、. (,^ワ^,) ( .)
| ̄ ̄ ̄~|(つ二(゚< | | |
i!________i! と * つ (_(__)
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛>゚)+++<゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
, -=三二ミ
/// ミ
ハニャ!? /// ∧_∧
∧∧,彡ー-=〜ニニニニニニと( ^^ )
,====、. (*゚QJ~ .( .)
| ̄ ̄ ̄~|(つ二(゚< .| | |
i!________i! と * つ (_(__)
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛>゚)+++<゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
シィィィィ!!
)ヽ)ヽ
とγ'⌒O(*>QJ⌒~ヽ、,
(/~!"゙`,~(ノ~ ヾ
/// ・゚,;。,; //
//// ,-=≡三ニニミ .//
/ ∧_∧ //
/// ( ^^ )つ
,====、. .( .)
| ̄ ̄ ̄~| / ゝ 〉
i!________i! (_ノ\_)
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛>ニ二(゚<゛゛>゚)+++<゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
ハニャ---ン!!
( 三
ノ ∧∧ /) 从
レQ<。*)つ⌒`つ三 /W
/// ,;!~し' 三 (
///,!" ・゚。 ノ
i! l! i!|r'つ //
∧∧ノ,;!'~・ i!|
と(゙QJ*)つ li | ∧_∧
',i! γ( ^^ )
'・,;。゚ ,====、 ミ し.( .)
∧∧,;! | ̄ ̄ ̄~| //〈 〈 \
と(>0;<*)') .i!________i! // (_ノ、_)
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛/WMNヽ゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛>ニ二(゚<゛゛>゚)+++<//゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛
俺たちの魚を勝手に食うとはどういうことぽ
ナニヨー!
オナカスイテタンダカライイデショー!! ∧_∧
∧∧ ( ^^ )
。・゚(*>Q<)゚。・ ,==== と( .) 三
と,;'~';.つ | ̄ ̄ ̄~| Y 人
(O *;;つ i!________i! (_ノ`J
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛"""・゚゙!;:,.゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛>ニ二(゚<゛゛>゚)+++<゙゙゙゛゛゛゛゛lニニニニニニニニニ='〜〜゛゛゛゛
ほほう。
ブシィ! ∧_∧
'`;:・ /!ヾ从 ( ^^ )三
,;゚。(Q<(⌒`と )つ三 ,====、
と,;'~';.つ ̄ヽ ヽ 三 | ̄ ̄ ̄~|
(O *;;つ ヽ_) i!________i!
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛"""・゚゙!;:,.゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛""""""゛゛>゚)+++<゙゙゙゛゛゛゛゛lニニニニニニニニニ='〜〜゛゛゛゛
そんなに食いたいなら食わせてやるぽ。
エ?ホントウ・・・? _
.||∧_∧
∧λ || ^^ >ニ二(゙<
(*Tp(;:) (つ )つ ,====、
/O,;'.つ 人 Y | ̄ ̄ ̄~|
(O *;;つ し´ヽ_) .i!________i!
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛"""・゚゙!;:,.゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛""""""゛゛>゚)+++<゙゙゙゛゛゛゛゛lニニニニニニニニニ='〜〜゛゛゛゛
ほれほれ。
アーン…
∧_∧
∧λ ( ^^ )
(*゙ワ;:)>ニ二(゙<=と )つ ,====、
/つ,;'つ ( ( ( .| ̄ ̄ ̄~|
(O *;;つ (_(_) i!________i!
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛"""・゚゙!;:,.゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛""""""゛゛>゚)+++<゙゙゙゛゛゛゛゛lニニニニニニニニニ='〜〜゛゛゛゛
ブビ! 召し上がれ♪
'; ∧_∧
∧从,; ( ^^ )三
(*'゚)二(゙<=と )つ三 ,====、
/つ,;'つ Y 人 三 | ̄ ̄ ̄~|
(O *;;つ (_ノ`J i!________i!
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛"""・゚゙!;:,.゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛""""""゛゛>゚)+++<゙゙゙゛゛゛゛゛lニニニニニニニニニ='〜〜゛゛゛゛
およよ。
',;・,;'!~,;''; ∧_∧
`;:,。゚从∧λ( ^^ )
>ニ二(゙<=ξ゙Qとと ) ,====、
,;'"!;・'Wつ,;'つ ヽノ 人 | ̄ ̄ ̄~|
,'(O,!*;;つ (_ノ`J i!________i!
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛"""・゚゙!;:,.゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛""""""゛゛>゚)+++<゙゙゙゛゛゛゛゛lニニニニニニニニニ='〜〜゛゛゛゛
アルェー(・3・) )ー/
どうしたの? i .l 死んだぽ。
∧_∧ ',。ノ∧_∧
( .・3・)三i! ,'!,/', ||( ^^ )
(つ三i三i!と ξ゙;!p゙) と ) ,====、
人 Y ,;/;'!・'i! | | | | ̄ ̄ ̄~|
し´ヽ_) ,.,.,'(OUUつ (_人_) i!________i!
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛・゚。!;:゛""・゚゙!;:,.゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛""""""゛゛>゚)+++<゙゙゙゛゛゛゛゛lニニニニニニニニニ='〜〜゛゛゛゛
糸冬
あっ、しぃだ!
ハニャーン 拾ってもいい?
ハニャーン ∧_∧ あんなもの拾って
__∧∧_ _/二二ヽ (´Д` ) どうするんだ?
/\ (*゚ 0゚) \ (´∀` ) ( )
\/| ̄∪∪ ̄|\ ( : ) Y 人
\|____| ∪`ヽ) (__)__)
夏休みの自由研究が
まだだから
こいつを材料にするんだ ∧_∧ 近所迷惑に
/二二ヽ_ ハニャーン (´Д` ) ならないようにな
( ´∀`) ∧∧ .( )
( : ) ;∴0 ゚*)`ヽ 人 Y
と__)__) ヽ;;;;;;/U(⌒ )〜 (__(__)
ぱくぱく  ̄
しぃの忍耐力を調べる
,,,,,,, ハニャーン… 心配するなよ、
|l∧∧ ハニャーン… 痛い目には遭わないから!
|(;゚ 0゚) )) _/二二ヽ
ミ三三彡 (´∀` )___
ミ三三彡 ( つφ /
|し'`ヽ) )) とと_)__/
^^^^^
放っておいて、どこまで
,,,,,,,,,, _____ ストレスに耐えられるか
|l∧∧ ハニャニャニャッ!? | ∧∧ || 実験だ!
Σ|(*゚ワ゚) | (゚Д゚,,) || _/二二ヽ
ミ三三彡 |⊂⊂ ヽ ||、 (´∀` )
ミ三三彡 | ヽ )〜.|| \ ( : )
|し'`ヽ) )) . | U"U || \ ∪∪
^^^^^  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハニャーーーーン!!
ハニャーーーン!!
ダッコダッコダッコーー!!
,,,,,,,,,, ______
|l∧∧ | ∧∧ ||
(( |(;゚O゚) )) | (゚Д゚,,) ||
ミ三三彡 |⊂⊂ ヽ ||、
ミ三三彡 | ヽ )〜.|| \
(( (/'`ヽ) )) . | U"U || \
^^^^^  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハニャニャニャニャーーン!!
ダッコダッコダッコハニャニャーン!!
ハニャアアン!! ハニャアアン!!
ハニャニャンニャニャニャーーン!!!
,,,,,,,,,, ______
・(。(∧∧゚))。 . | ∧∧ ||
。・゚ ゚・(l|>O<)・゚ ゚・。 | (゚Д゚,,) ||
ミ三三彡)) |⊂⊂ ヽ ||、
(( ミ三三彡 | ヽ )〜.|| \
(( し'`ヽ) )) | U"U || \
^^^^^  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/
ハニャニャアアアアン!!
ハニャーーーンハニャーーーン!!
ダコダコダコダコダコハニャーーーン!! おいおい
\ 近所迷惑にならないようにって……
/二二ヽ_ ∧_∧
(;´∀`) (´Д` ;)
( : ) ( )
と__)__)  ̄|| ̄ ̄|| ̄ (_(_つ
もうちょっとで実験が終わるから
ガマンして!
( 30分後 )
∫
,,,,,,,,,, ______ ストレス過重で
|∧∧ ・〜 | ∧∧ || 氏んじゃったよ……
(#。;;0゙) | (゚Д゚,,) || _/二二ヽ
ミ三三彡 |⊂⊂ ヽ ||、 (´Д`;)
∬ミ三三彡 | ヽ )〜.|| \ . ( : )
;,;|し;;'J | U"U || \ ∪∪
∵;;;^'^゙^  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<結論>ある特定の種類の精神的ストレスには、驚くほど弱い。
〜 実験おわり 〜