新・モナゴル帝国史〜The Power Politics〜第六章
ii |,| r;;ゞ:: ,,;;) ;;;シ..;;;)'' __ |_ l'l'''l'''''l''''''''''l'''''l''''''''l;‐'''''l;j''゙ljj,j,jjj''!____ _lロlo‐ュ__|!‐‐|゙l __l;lニlニlニニニlニlニニl{;{ニl,jニljj,j,jjj,,!-'-'-'-'-' ,r―"、‐''‐,、‐''´ ,,、| ''´ i ̄O)!| ̄t;―tュ―;ュ ̄O)~ ̄i| ̄'| ̄`''r―‐::r'‐:r‐::v-、、_ O))二二二二二)))_,,)<―‐r‐; ‐、:|―‐  ̄ ̄ |i゙゙i ̄ ゙̄'゙ ̄ ̄i゙゙i ̄ ̄ | .| .| | | | `'ヾ;> ___゙''‐x、‐‐゙━=tュニ{|: 、,, {三三{!'''_tュ,rri,,ュ_,'''{三三{;`';;'、___|__|_|_|__,,,,x;' _tュ‐ュ,,、、、-y-―‐_,,,、、--―'"‐'‐'‐`''┴― .ヘ;;三;;ヘ______ヘ;;三;;ヘソr゙i i'r゙i i'r゙i;;i'r゙i;;i'r゙i;,r--、、-‐''´ _,,,、、-‐''_,,、-‐''´ ゙̄ヘ ̄ ̄ ̄./゙| .二, ̄ ̄ \三;\ソ '、ソ '、ソ '、ソ ',\三;\ソ;0))二二二二二)_))二<_――<_――――‐〉――〈 : | |╋|.t''、'' """"""""""""""""""""""""""""""""""""""`"'''-、、,,, `"''‐、、_ `'''‐-、,,,_,/____,ヘ_|_,,,、-‐'' """"" _,,,、、--‐‐'''二二二二_,,,、、--‐‐''´´ ̄| ̄ ̄ ̄`| ̄ ̄`||||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .___i___ . ___ i 立 . r''´ . ̄| ̄ ̄ ――|―  ̄ ̄ ̄|ヽヽ | | ┌┴┬┴┐ .| . ┬ ゙| .|二|二| 十 . |゙゙|~ □  ̄| ̄ ̄ | | | .| / i ̄| ̄i | ‐|‐、..| ヽ/ ノ|` .ノ. | ヽ___ __,/ .___| / |_/ ' . | .' .|,,二二,,| /\_ 〜THE POWER POLITICS〜 第五章 ________________________________________ ∧,,,∧ ∧,∧ ミ ヾヽ,,彡 (д゚; ,,)ヽ ∩M∩ ∧,,,,,∧ ∧,,,,,∧ (:゙゙::::§:゙) ll:=:::゙゙:;)§. (´ー` ,)  ̄ノノ;・∀・) ̄ノノ,,;`◇)  ̄ ̄ /‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ ̄ ̄| (゙‐:lll:=::゙) _,§(゙゙:‐:lll:=゙i__§(゙゙:‐:lll:=゙i ___ U´U,____UU_____| /‐::lll:::‐::ゝ /:‐:::lll:::‐i /:‐:::lll:::‐i (__(___) (__)_) (__)_) ∧∧ (゚; ),、
【当スレについて】
・当スレは「モナゴル帝国史」スレのストーリーの直接の継続です。
・当スレは「モナゴル帝国」を初めとする諸国家の内政・外交・権力闘争・国際政治・軍事衝突・
文化や風俗といったことをネタにしたストーリーを展開するスレッドです。
・当スレの時代設定は一応現代となっておりますが、実在しない国家・人物・兵器・勢力が登場します。
・当スレにおいては独自の世界地図を用いている関係上、モナジア(アジア)とニャーロッパ(欧州)では
季節が逆になります。なお北半球にあるモナジアが我々の日常の季節に対応します。
・当スレは「神聖モーナ帝国」「マルミミスタン」両スレのストーリー・設定を継承しております。
・但し当スレ以外で上の二スレの継承スレが立てられても、当スレは一切関係ありません。
又、そのスレの設定・展開等に当スレは一切関与せず、その逆も又然りです。
・旧モナゴルスレにおいては「世界制服をたくらむモララー」「モナー村開拓史」の二つのスレが関連スレ
として存在しましたが、現在はこれらは関連スレとして取り扱いません。
・上記二スレを含む当スレ及び当スレの過去ログとして扱うスレ以外のスレにおいて、当スレと類似の、
若しくは当スレと同一の元ネタを持つ又はそのスレの設定を元ネタにした設定が当スレに存在する場合、
それは当スレとは無関係のものとして取り扱います。
・当スレに登場する国家、団体、人物等は実在のものとは一切関係ありません。
・当スレにおける設定およびストーリーの進行については下記のスレにて協議・決定致しますので、
何かご連絡がございましたらそちらにお願いします。
・AA作成に参加を希望される方がおられましたら、できるだけ下記のスレにご連絡願います。
・その他要望・批判・相談等ございましたら同スレにお願いします。
モナゴル帝国史 設定・進行議論スレッド
http://yabumi.jp/wmbp100/wingmulti.cgi?bbsname=kktrug&mode=res&no=49&oyano=49&line=0 ・感想レスなどは本スレでも構いませんが、こちらもご利用ください。
軍事系AA総合感想スレ
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=3740&KEY=1071754444
4 :
大陸全体図 :04/07/18 02:03 ID:VmLKbyA8
北 極 海 _,, く ゙`'`i rュ ,、 〔〕 _/ \_ t‐'`‐' `‐-'`ー' .i_ ,r‐' ̄\/ ̄~''`'゙ ,、;'`、  ̄~ヽ_ ,ゝ''`'`;、;'`''`'`;、;'゙`‐ュ !__,,、__r、 ,、;'`''`';`、;、'`'` 〉 →モナメリカ !_ .スカンジナビア ,! .`ー'~`''‐-ュ /~`ー'' r',、;゙、連邦;、; < ,,,, 。〈〉 ,i`i_<> i´~ `'ュ_iュ !_,,、 '~ ̄/´ヽ_rv'V゙ `ーr' ,二> ,'、' `ュ ゙~`'`‐'ヽ_,、_/~>./ / < ,ri`' / ,、;゙、、;'`''`;、;、~| ./ モ 、―i'゙ //目本 `ュギコシャ連合_/ ロ ,/ ;` `‐| <!"  ̄ヽ 〈_ / ;、 .〉 ナ ;'、 .,! / `> i´`i ク ';、 _/ ;` ! ! i r' /;'、 ;、/ ;ゴ ;、` .| モ \ `ー-‐' ,ゝ;゙ マ ;i`. __ ;'、 ;'、 ,r‐く ! ! '`;、 ;i、 〈_i'-、;、' _r'`ー、 /U ! ―赤道― フ / `ュ 連  ̄`'ー' i、ル! ,! i K i' | | 邦 'i、 ! RM i.<゙G i' リ \ `t ';、 `ー―'└'‐<゙ モギリス .,r‐‐ュ `‐、 `''‐'´ ̄`''ー-、 '゙;、帝 国 ノ rュ | ,! カ ,/ / ̄\ |__,-、_,! ~´ ,ノ | / 〉 `ー‐,r<´ モ ''ー―――''' `! _,r―'' `i ペルシィ i~ ~゙i_ーナく\帝 国 ___r゙ ̄ /ゝ-'~i `i ,!.゙>‐'r‐'`;、 '`'‐、_;i'゙,ィ' i \,/ .`‐r‐'゙ |―' シィンド __r' ヽ__/~~> ._ノュ ._〉 連邦 .,i゙ `‐' `―' .\ / \. / \_,/ 〈〉
〜大モナゴル帝国〜 ¶〜 /○\ (´ハ` ヽヽ ∫ι________/丁了 と|X★Xi'゙)§ 丿;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ヾ.ヽ. i⌒i i⌒iヽ__ゝi⌒i ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,,.,.,.,.,.;;.ヾヽ | (__)i ̄~'|...| .ヘ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;::::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,.,.,..,.,.ヾ.ゝ.., ヘ |__(_)___| ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.,___., λ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,__ノヾ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ ゞ,ノヘ q⌒p ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,ノゞゞ γ――ヽ U/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒..Uミミ::l (_´ハ`) ¶ミ ¶ゞ U三三,U,,三三U三三,U,三三U,三三U三三Uミミミl / ~)))~ ) ∧⌒∧ ∧⌒∧ ┼┐___┌┼┼┼┼┼┐___┌┼┼┼┼┤_ヽ .人|__|||_| (‐∀‐ )ヽ 彡゚Д゚ ミ /,,;;;;;;;; /]ミ;;,, /,,;;;;;;;;;/]ミ;;,, ..│ミミ‖ .(__ム)__ム) (~(((~ ̄ヽ (|%%%%|) _______士士士士士士士士士士________士士 ./##/##,'ヽ> (****ヽ> 三三三三彳/.|ミ . 彳/三三三三三三彳/.|ミ (__(___) ∪∪ 三 三...彳/ |ミミミ 彳/三三三三三三彳/ |ミミミ ;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;; 三....彳/.. |ミミミミミ 彳/三三三三三三彳/ ..|ミミミミミ ;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ニャーラシア大陸北東〜中東部を版図に収める大帝国。 1963年に周辺諸遊牧部族を統合したオマエモナー汗により建国される。 以降その勢力を拡大し、現在その領域は世界最大の広さを誇る。 本国の数個のウルス(汗国)、欧州諸国、高麗等からなる連邦国家であり、 元首は大汗(大ハーン)、現在はモナー汗第三子オゴタイが大汗の職にある。 多民族・多言語の巨大国家である。人口は属領含めて約15億、 動員可能兵力は五千万人以上。ただしモナゴル正規軍は予備含め五百万以下。 連邦全土の公用語はモナゴル語、ペルシィ語、英語である。 ______________________________________
−モナゴル本国− _,, く ゙`'`i _/ \_ ,r‐' ̄\/ ̄~''`'゙ ,、;'`、  ̄~ヽ_ !__,,、__r、 ,、;'`''`';`、;、'`'`___ 〉 `ー'~`''‐-ュ | 東方 /~`ー'' i´~ \三王ュ_iュ ,r' オゴタイ /\ 家|二> / / ~`''< 高麗 / ̄ ̄ ̄\/ 、―'゙ .,/ チャガタイ / ;` `ュ 〉 / ̄ ̄ ̄|;'、 ,! _/ _/ 直轄 .|トルゥイ! ./ / ;.\ |、` .| ;i`. __/ ジ;'、 | /'、 ,r‐'゙ ;i、 〈_i'-、;、' _|'`ー'、_/  ̄`'ー' i、ュ ! ,! i 'i、 ! i.< ';チ`ー―'└'‐、 '゙;、―'、__,r‐ノ |_NU_,-、_,! 本国はモナー汗の四人の子の子孫により分割統治されている。 他にモナー汗の三人の弟による東方三王家や有力貴族の領地もある。 モナコルム周辺の帝国中央部は帝国政府の直轄領である。 これ以外にはニャーロッパ属州の一部によるNU(ニャーロッパ連合)、 高麗王国やジサクジエン共和国、キプニャク汗国(ジュチ・ウルスの一部)がある。
モナゴル帝国主要人物 第一世代皇族 オマエモナー汗:帝国の建設者。故人。 オッチギン:北部方面軍総司令官。陸軍元帥。モナー汗末弟。 第二世代皇族 オゴタイ汗:第二代大汗(モナゴル全体の元首)。モナー汗第三子。 ジュチ:モナー汗第一子。陸軍元帥。故人。 チャガタイ:西部本面軍総司令官。陸軍元帥。モナー汗第二子。 第三世代皇族 グユク:第一機甲軍司令官。陸軍大将。オゴタイ汗第一子。 バトゥ:欧州方面軍総司令官。陸軍上将。ジュチ第二子。 ベルケ:ジエニア軍集団総司令官。陸軍大将。ジュチ第三子。 モンケ:海軍参謀長。海軍元帥。トルゥイ第一子。 フビライ:第七軍司令官。陸軍大将。トルゥイ第二子。 フラグ:第九軍司令官。陸軍大将。トルゥイ第三子。 アリクブケ:ケシク(帝国親衛隊)戦闘軍総司令官。親衛隊上将。トルゥイ第四子。 帝国政府 耶律ン材:首相・シナー担当相。 抹拉刺(モララー):外相。前欧州方面軍総司令官。陸軍元帥。 鎮海:副首相・内相・欧州・内陸担当相。陸軍中将。 粘合重山:副首相・財務相・満州担当相。 軍部 擬虎胡薩爾(ギコフッサール):欧州方面軍副総司令官。陸軍元帥。 サクッチ:南海海軍総司令官。海軍元帥。 ジ・サクエン:南海海軍第一艦隊司令官。海軍上将。 フランシスコ・マルーエル:欧州方面軍総司令官臨時代行兼マルミミア軍集団総司令官。陸軍元帥(昇進)。 モナルコ・マルフ:第9機械化軍団軍団長。陸軍少将。 タチャル:欧州航空軍司令官。陸軍中将。 モナルド・マルニーダ:第五機甲軍司令官。陸軍中将。 バアトル:第六機甲軍司令官。陸軍中将。
モナゴル帝室系図 ,,,,,,,,,,,,,, ¶〜 ,,,,,,,,,,,,,,, (,,,,l,,⌒,l,| .∧⌒∧ |,l,⌒,,l,,,,) 8ハ´ ー`) = (´∀` )ヽ = (゚ー゚*,ミq モルテ | オマエモナー汗 ミィ | ┌―――――――┬─――――┴――――─┬――――――――───┐ ,,,,,,,,,,,,,, .| |. ,,,,,,,,,,,,,,,,,, | ,,,,,,,,,,,,,, | (,,,,l,,⌒,l,) .,,,,,,,,,,,,,,,, (,,,,,,l,,⌒,l,| ¶〜 (,,,,l,,⌒,l,) † [X]ノメノ)) §¥§ |,l,⌒,,l,,,,) 彡リノノ)〉 /○\ ri_,.1リノ)))〉 ∧⌒∧ ((ゝl゚ ヮ゚ノ) = (´∀`ヽヾ .(゚Д゚ ヾ 川*゚−゚ノ = (´ハ` ,ヽヽ 〈「(l!゚ ヮ゚ノ| = (゚ー ゚*ヽヽ ベクタミシュ | ジュチ チャガタイ トゥラキナ | オゴタイ ソルカクタニ. | トルゥイ (ジュチ家) (チャガタイ家) (オゴタイ家) (トルゥイ家) ゙. ┌─―┴―┬―――┐ ┌─┴─┐ ┌───┬┴──┬───―┐ . ¶E | ¶ん. | ¶⇔ ¶Z ¶F ¶S ∧⌒∧ (Z三三) その他 ∧⌒∧ | ∧⌒∧ ∧⌒∧ ∧⌒∧ ∧⌒∧ (・∀・ ヽヽ (`◇´ヽヽ .(-_-||ヾ. | (`□´ ,ヽヽ (・ー・ ヽヽ (`〈_´ ,ヽヽ (`д´ ヽヽ バトゥ ベルケ グユク (クチュ) モンケ フビライ フラグ アリクブカ | シムレン
モ −蒙連邦構成国たる欧州諸国− ヘ ラ/. .\ | / ギコ連合王国 i ; ヘ/.ル \___ | |\ / : ヘ ヘ山  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ | | ロ へ 脈 キプニャク /ジサク |_____/ ・ ク へ 汗国 /ジエン / \ / ̄ ̄ ̄ 〉 マ へ. / ̄ ̄ ̄ ̄| 共和国| 高麗王国 | | モーナ .< 連 へへ 丸耳共和国 ̄ ̄| 投下領 / ___ | 帝國 i' 邦 へ _____/|_____/ _/ ̄ / . | | 昆布海 | | \ モナンス / / 島/. / ./ (モーナ側名称:東モーナ海) | |モランダ \ /  ̄ ̄ . / | |____|____/ ̄ ̄\_) ニャーロッパ海 / | /゙ |_______,/ \ (モランダ王国) モナゴル属領の欧州諸国の一国。人口約3000万人、国土の広さ約500万平方キロ。 人種はモララー系がほとんど。公用語はモランダ語・英語。国土の中央部を広大な湿地帯が占め、 辺境には山岳地帯が広がる。正規軍総兵力20万人。モナンスと同じく第三次大戦でモーナに併合、 第一次蒙茂戦争後再成立。第三次蒙茂戦争序盤に再びモーナに攻め滅ぼされた。 (丸耳共和国) モナゴル属領の欧州諸国の一国。人口約8000万人、国土の広さ約1000万平方キロ。 元はモペイン・モルトガルの二国であったが、丸耳民族主義の高まりを受け丸耳統一国家に。 公用語はモペイン語・モルトガル語・英語。国土の大半は高地又は山地である。 正規軍総兵力62万人。モーナ帝国の脅威に対しモナゴルに帰順した国家である。
(ジサクジエン共和国) モナゴル属州の南東モナジアの一国。国土の広さは500万平方キロ、 ニャーロッパとモナジアの境界をなす地帯で、砂漠と峻険な山岳がその国土の大半を占める。 しかしモナギコ回廊の鉄道、道路がニャーロッパ諸国へ分岐する交通の要所。人口は約800万人。 第三次世界大戦でモーナ帝国に滅ぼされるも、モナゴルの助力により復興、 その属国となる。人口の大半をジサクジエンが占める。公用語はモペイン語、英語。 正規軍総兵力12万人。現在はその全領土をモーナ側に奪われている。 (モヘミア行省) モナゴル本国の一部だが高麗王国の投下領でもある。元はモーナ帝国領、その前は複数の独立国、 さらにその前はモランス植民地であった。山岳地帯と砂漠地帯が国土の西半分を占めるが、 東側は湿潤な気候であり、低地には熱帯雨林が広がる。所謂「モヘミア」は東側の一部の地名。 ただしモナゴルの行政機構としてこの地域を統括するのがモヘミア行省である。 人口は約4500万人、高麗軍の歩兵師団3個(総兵力4万人)が駐留する他に、 現地人により編成されたモナゴル直轄の軍団4個(機甲1、歩兵3)、16個師団総兵力20万人が存在する。 他に予備役が50万人存在する。領民にはニダー族やニャーロッパ系モナー・モララー族が多い。 公用語はモナンス語、高麗語、英語。既に蒙軍は撤退し茂帝国の支配下にある。 (高麗王国) モナジア極東にある半島国家。モナゴルの最初の属国。元目本領で、大茂名亜帝国の降伏決定後独立し、 共産主義軍事独裁国家と資本主義軍事独裁国家の二つに分裂する。後戦争で両国は崩壊し統合。 高麗王国が成立する。しかし立憲君主制の建前のもと軍部が実権を握り、国王をたてる国王派とに武断派との 間で深刻な対立が発生、そこにモナゴルが介入し国王派を支援し自国の属国にして国内を安定させる。 総人口3000万人、正規軍総兵力は30万人。第三次蒙茂戦争開戦時に新茂派政権が蒙連邦離脱、 対蒙宣戦を行うが新蒙派のクーデターにより打倒され、現在は蒙帝国の衛星国に復帰している。
モナゴル属国主要登場人物 丸耳共和国 モナール・イリイッチ・マルミミスキー:初代大統領。故人。 ドミニコ・フィリップ・マルモーラ:第二代大統領。陸軍上級大将。 ジサクジエン共和国 ジサック:総統(大統領)。 高麗王国 王璋:国王。 ティル:王妃。モナゴル皇族。
〜神聖モーナ帝国〜 ∧_∧ . (゙゙( `llllll´ ) ヽ:::::<iVi>:::) |~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..| | . | | . | | . | |___________________________________________| |:::::::| i:i____ / ̄> ____i:i |:::::::| |:::::::| i:iニニニニヽ/゙ 卍 ゙ヽ/ニニニニ:i:i |:::::::| |:::::::| i:i::::::ヽ==ヽ www /==/::::::: i:i |:::::::| |:::::::| i:i . i n i .i:i |:::::::| _____ _____ _____ _____ _____ _____ l´_‖_`l`l`l`l l´_‖_`l`l`l`l l´_‖_`l`l`l`l l´_‖_`l`l`l`l l´,‖_`l`l`l`l l´_‖_`l`l`l`l /ニi'l゙| ´∀),),),) /ニil゙| ´∀),),),) /ニil゙| `∀),),),) /ニil゙| ´∀),),),) /ニil゙| ´∀),),),) /ニil゙| ・∀),),),) ((.〔〕:"|,|〕‐:::つ~)~)'〔〕:":|,|〕‐:::つ~)~)'〔〕:":|,|〕‐:::つ~)~)'〔〕:":|,|〕‐:::つ~)~)'〔〕:":|,|〕‐:::つ~)~)'〔〕:":|,|〕‐:::つ~)~) /:::`〇:/、ゝゝゝゝ /:::`〇:/、ゝゝゝゝ ./:::`〇:/、ゝゝゝゝ ./:::`〇:/、ゝゝゝゝ ./:::`〇:/、ゝゝゝゝ ./:::`〇:/、ゝゝゝゝ し''`(__)_)_)_) し''`(__)_)_)_) し''`(__)_)_)_) し''`(__)_)_)_) し''`(__)_)_)_) し''`(__)_)_)_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ニャーロッパの南部一帯を支配する帝国。「モナーのための国家」として1935年にモナードV世に より建国される。1943年にモナチス党のモナットラーが政権を獲り、皇帝は亡命、後行方不明に。 1944〜46年の第二次世界大戦では一時欧州を制圧するも敗北、辛うじて政権を維持する。 その後冷戦時代に国力を回復、冷戦末期にはギコ共和国連邦を滅ぼし、欧州に再侵攻する。 この第三次世界大戦で欧州を制するも、力尽きたところでモナゴルと交戦したため軍は崩壊、 国土の大半を奪われることになる。マルミミスタン紛争後にモナゴルから領土を返還され、 以降国力の回復に努めた。そして2004年8月、遂に宿敵モナゴルを滅ぼすべく軍事行動を開始した。 総人口約2億5000万、総兵力340万人。角耳モナー・モララー族が人口の大半を占めるも、 角耳ギコ族もかなりいる。反丸耳主義国家。 ____________________________________________
モーナ帝国主要登場人物 帝国政府 モナルフ・モナットラー:総統。陸軍総司令官。 モナルフ・ヘス:副総統。 モラドール・モラ:外相。旧モララー共和国元国務相。 アルベルト・シュペーモナ:軍需相。 ウォルター・フォン・アサピリッツ:元外相。 ジェラール・ウッディーン:特別軍政顧問官。旧ホラズム王国王子。 軍部首脳 モナヒム・バイパー:欧州同盟軍最高統帥部総長。SS上級大将。 アルベルト・シーナッソー:海軍総司令官。海軍上級大将。 ヨーゼフ・フォン・アヒャルード:空軍総司令官。空軍元帥。 ルゥードビッヒ・モナカス:国防軍憲兵総監。陸軍大将。 陸軍 ザルゲ・フォン・レープ:A軍集団総司令官。陸軍元帥。 アダーベルト・フォン・モラッセルン:B軍集団総司令官。陸軍元帥。 ハンス・フォン・サカーシュタイン:C軍集団総司令官。陸軍元帥。 ゲオルグ・フォン・アヒャット:第一装甲軍司令官。陸軍中将。 マルチン・ニギール:第二装甲軍司令官。陸軍中将。 ローラント・フォン・マニールト:第三装甲軍司令官。陸軍大将。 ヴァルター・モーナッハ:第四装甲軍司令官。陸軍中将。 ラインハルト・フンナー:第一軍司令官。陸軍中将。 海軍 ヴィリィ・マーイニッツ:第一潜水艦隊司令官。海軍中将。 空軍 ブラウン・モナーデル:第五航空艦隊司令官。空軍中将。 親衛隊(SS) ハインリッヒ・ヒモラー:SS長官。SS上級大将。
〜モナンス共和国〜 Λ_Λ (xxxxx) lxl lxxl /xxxヽ _____________ /xxxx"丶 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |::::::::::::::::::::::|';';';';';';';';';';';';';';';';';' __/xxxxxxxヽ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |::::::::::::::::::::::|';';';';';';';';';';';';';';';';';' ___l========l\_ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::: ======|\ ГГl====== |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |::::::::::::::::::::::|: : : : : : : : : : : : : : ΓΓГ|.. |ГГ|ГΓГ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |::::::::::::::::::::::|: : : ;へ_へ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |::::::::::::::::::::::| (::: ・ー・)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (::::::<y>:) ::::::::::::::::::::::::::::::: /::‐::::::::! ::::::::::::::::::::::::::::::: (___)__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 元モナゴル属領の欧州諸国の一国。人口約6000万人、国土の広さ約500万平方キロ。 人種はモナー・モララー系が多い。公用語はモナンス語。元国名をモランスといったが、 第二次大戦後亡命モナー・ギコ族の増加により改名。正規軍総兵力53万人。 第三次世界大戦にてモーナ帝国に併呑されるも、第一次蒙茂戦争にてモナゴル属領として 再成立。以降モナゴル経済の中心地として重要な地位にあった。 しかし2004年の第三次蒙茂戦争ではモーナ側に寝返り、モナゴル攻撃に参加。 一時はモーナに併合され属州となったが、モラ外相の欧州対蒙同盟構想により再独立。 全正規軍を欧州同盟軍D軍集団として戦争に投入している。 ______________________________________
〜モララー共和国〜 ___________ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | |――――‐ r',ゝ.――――‐| | 彡三`i i"三ミミ :| |――――‐/i,,iゝ――――‐| |::::::::::::::::::::::-": `-:::::::::::::::::::::: |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ A__A ( ・∀・ ,) /“¶¶¶=“) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | ̄ ̄| | ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ モナジア内陸部のキプニャク・モラキア地方に存在するモナンス系モララー系の国家。 元々遊牧民キプニャク族の住むキプニャク高原とウイグル、キタン系の都市が 点在するモラキア地方に統一国家は存在しなかった。しかしモランスの植民地時代を 経て第二次世界大戦後にまずモラキア地方が国家として独立。その際モナチス協力者が 多く移住し親茂色が強まる。その後ホラズム王国の崩壊に乗じてキプニャク高原を併合、 第三次大戦ではモーナ帝国との同盟を結ぶ。しかしモナゴル帝国との戦争に敗れ、 第一次蒙茂戦争後属国化されて抹拉刺将軍の領地抹拉刺藩王国となる。 これは将軍の引退でジュチ第二子バトゥのウルスになり、俗称キプニャク汗国が成立。 だが第三次蒙茂戦争時に旧モララー共和国系の勢力がクーデターを起こし、 キプニャク汗バトゥを廃し国内親蒙勢力を粛清してモララー共和国を再建した。 国土の中央には砂漠があり、モナンス系モララー族は主に南東のモラキア地方に居住。 公用語はモナンス語、但しキプニャク族は独自の言語を持つ。人口は2000万人程。 旧モナゴル第十軍を主力とする国防軍で欧州同盟軍E軍集団を編成。 ______________________________________
〜目本国〜 〇,r〜ュ、_,,,r‐-、 _ ||ヾ, ':::: ::`''‐''´ ::ヽ、_,,,_ || ヘ ':: .::. :::: `ヽ,,,__ || ゙i : .::,r‐-、_,,,,、::: ::. `ゝ || i . /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ:. :: / ||.. i :: !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i: : ! || i ::. ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ソ: :: i || ! :: `::.''''"´ :: ::. .i || .i‐-、::: :::: ゙:::. :: ゙i ||. i ゝ;,,,ノ´~`ヽ:::::: ::: ::. i ||. ! `'''‐''"~`ヾ,∧w∧ ∧,,,,,∧ ,、___,、 || i (,, ゚Д゚) 彡,,´ー` ミ (´∀` ,) || ! /■\ (, <y>.) ( <y>‐.) ( <y>‐ ). ∧_∧ ||. i (, ・∀) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヘ 〈д` 〉 ||. ! .|⌒i; 〈y)./ ヘ(y〉 |⌒| ||.. i | ゙ー―ュ`;/ .ヘ´r――' |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ニャーラシア大陸極東部に位置する島国。人口約一億二千万人。その領土は狭いが 世界的な経済大国であり、強力な空海軍を保有している。 1946年の第二次世界大戦での敗戦以来長らく憲法により陸海空軍の保有が 否定されてきたが、第三次世界大戦、マルミミスタン紛争などの戦争の影響や モナゴルの台頭と露骨な拡大政策に対応すべく第二次蒙金戦争直後に憲法を改正。 軍の保有と国際秩序維持への積極的貢献をその外交方針として打ち出した。 世界最強の国家モナメリカと安全保障条約を結んでいるが、モナゴルやモーナの 強大化を受けてその親米一辺倒とも言われてきた外交政策を見直しつつある。 _____________________________________
〜ギコ連合王国〜 ___________ | `''‐ 、:::::::::::::::::::::::::::;;、‐''" | |`゙''‐ 、 `''‐、::::;;、‐''" ,,、‐'゙"| |:::::::::::::::> <゙::::::::::::::| |:::;;、‐''" ,,、‐''゙ `''‐、 `''‐、;;::| |'" ,,、‐''"::::::::::::::::::::::`゙''‐、 |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧ ∧ ∧,,,∧ (.^Д^ ) ( ゚−゚*) (◎‐◎,) (::<y>:::) O::<y>::) (::<v>ロ゙)  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ モナジア最南端にして欧州との境をなす地域にあるギコ系民族中心の王国。 元々はモナジアの小王国と旧スラブ・ギコ帝国(後のギコ共和国連邦)の植民地であった。 帝政崩壊の際逃れてきた元皇族がここに独立王国を立て、それが後に周辺の モナジア・ギコ系の王国を吸収して連合王国となった。 文化的にはスラブ系の影響が強く、公用語もロクマ語である。元々の現地の言葉は 一部地域でしか使われていない。永世中立国を宣言してはいるが、ロクマとの関係が 伝統的に深く、またモナメリカ・目本・モナゴルとも経済的結びつきが強い。 総人口7000万人。国民皆兵が原則であるが平時は志願制の軍を保有。 常備軍総兵力は陸軍30万人、海軍6万人、空軍3万人。 ______________________________________
欧州反蒙同盟構成国 モナンス共和国主要登場人物 アンリ・ヒラーヌ:首相。 モララー共和国主要登場人物 ジョセフ・ド・ウラーネル:臨時政府首席兼E軍集団総司令官。元欧州方面軍副総司令官。陸軍上級大将。 フィリップ・ネーノン:E軍集団参謀長。元バトゥ副官。陸軍大佐。 フェルディナン・モラーラ:元大統領。 中立国 目本国主要登場人物 狸穴茂(マミアナ シゲル):首相。前国防相。 小耳誠一:国務相(副総理)。元外相。 韮茶猫三:外相。 金山似太郎:国防相。 結沢米吉(ムスビザワ コメキチ):官房長官。 房崎義固之丞:国防軍統合参謀本部議長。 ギコ連合王国主要登場人物 アナスターシャ・イワノヴァ・シイヤ:首相。 ミハイル・アレクセイエビッチ・ラカタ:外相。 ドミトリー・コンスタンチノビッチ・グラスコ:国防相。陸軍大将。
19 :
あらすじ :04/07/18 02:15 ID:A1h+7n8/
2004年12月、タンネンベルク作戦は成功裏に終わり、 蒙古帝国の欧州諸邦はほぼ完全にモーナ帝国国防軍により征服された。 唯一抵抗を継続した欧州第三の強国丸耳共和国は自国領からの撤退を拒否、 マルミードを中心に三個軍からなるマルミミア軍集団が展開し、 これが茂軍の侵攻の中に孤立する事態となった。 一方でモナゴル側は叛乱軍に捕らえられた欧州方面軍総司令官バトゥ汗の 奪還に成功。彼は本国で処分を待つ身となる。 だが彼とともに捉えられた政府・軍の高官はモララー共和国軍によって 悉く処刑されてしまったのであった…
12月25日9時10分 モナリン:総統官邸 __ (__,,) |: |ヽ |: | ヘヽ、,,,/´:::`ヽ__,,r‐-、 バタバタ‥ |: | ',::::;;:::.:.::::::::;;::::.::::::::;;`::、__,,、-、 |: | !:::::;;:::.:.:::::::;;::::.::::::::;;:::::::::.:::::::::ヽ、 |: | i::::::;;;:::.:::::::/゙´ :. ヽ::.:::::::::;;::::', |: | . !::::::;;:::.:.::::i /' ,r、 ';:.:::::::::;::::::i |: |. !::::::;::::.:::::i \、.i' :` :i:.:::::::::;::::::i |: |. i::::::;::::.::::::i :、 ,/`:ヽ i:::::::::::;;:::::i |: |. i::::::;::::.:::::::', `'' ;/ ,'::.:::::::::;:::::i |: | . i;::::::;::::::::::::::ゝ,,_ _,,/::::.:::::::::;::::i |: | i `''‐-‐''´`ヽ::.:::::::::::;;:::::::::.:.::::::;;::::i |: | ! `''‐''"`ヽ;;::::;;r‐、;::::::i |: |. i ヽ::,
21 :
2/60 :04/07/18 02:17 ID:A1h+7n8/
r─────────────────────ュ | モナヒム、戦況はなかなかいいようだな。 | | 一時はモララー共和国が持たないかと思ったが、 | | 第一装甲軍が辛うじて彼等を助けてくれたな。 ! | 連結が間に合って本当によかった。 | `ー――‐v―――――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――――――ュ | はい総統。更に喜ばしい知らせも入っております。 | ,∧__∧ `ー――――――‐v―――――――――――――――'' (, ∧仝∧ ∧_∧ | (, `lllll´) (∀` ,) | /:::;::<y>:;つ i/>ロ;゙゙;;;)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. i:;;;‐;;;;;;ゝ \ ((___) \ )`ー―――――――――――――――――――――― \ | 我が軍は敵マルミミア軍集団を完全に包囲しました。 \ `ー――――――――――――――――――――――‐
22 :
3/60 :04/07/18 02:19 ID:VmLKbyA8
r―――――――――――――――――――――ュ | それは素晴らしい… どうしたのだモラ外相? | | 気分でも悪いのか? | `ー――――――――‐v―――――――――――'' ∧__∧ ( ∧仝∧ ,) (`lllll´; ,)| ∧♪', |i'::<y>+:;ヽ r( ;‐∀) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l(:::::、::::::<l/ | '―O / '|l ̄/ ,/ / r――‐'`ー―――――――――――――――――――ュ | いえ…聊か面倒な問題に直面していまして… | | 総統がご心配になるほどのものではありませんが。 | `ー――――――――――――――――――――――'' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 全く…あの単細胞共め… :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
23 :
4/60 :04/07/18 02:19 ID:VmLKbyA8
r────────────────────ュ | む、もしかして例の捕虜殺害の件かね? | | あれは卿の責任ではないし、第一戦時下では | | 良くあることだ。気にするな。 | `ー――――――――‐v――――――――――'' r───────────────ュ | お気遣いありがとうございます。 | | しかし敵側は.騒ぎますので… | `ー――――‐y―――――――――'' ,∧♪∧ __ (, ;・∀・) |_,,| と::;;,:<y>::i ∧仝.|_,,|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (´ ,,| | | と::::::::: | | |:'"l゙ ̄ ̄ | :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: この馬鹿…私にとってはこれが命取りになりかねんのだ! ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
24 :
5/60 :04/07/18 02:20 ID:VmLKbyA8
', ,:', `ヽ ∧_∧ ∧合∧ ・', ( ´∀` ,), ( ´−` ,), i (::<V>‐::)| (::∽、::::;)| /  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ―''-、 ‐ '''":::`:::、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: いざとなったら私を悪人に仕立てて逃げるつもりだな、シュペーモナ… ヘスの奴も随分嬉しそうにしてやがる。有利な戦況を喜んでいるのか、 或いは私の失策にほくそえんでいるのか…? :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
25 :
6/60 :04/07/18 02:20 ID:VmLKbyA8
r─────────────────────ュ | 作戦の説明を続けて宜しいでしょうか…総統。 | `ー――――――――――‐v―――――――――'' r――――――――――――‐ュ | ああ続けてくれモナヒム。 | | 包囲した後がなんだ? | `ー――‐v――――――――‐'' ,∧__∧ (, ∧仝∧ ∧_∧ | (,, ;`lll) (∀`; ) | /:::;::<y>:;つ i/>ロ;゙゙;;;;)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. i:;;;‐;;;;;;ゝ \ ((___) \ \ r――――――――――――‐'`ー――――――――――――‐ュ | はい。まず救出したE軍集団にA軍集団の第一装甲軍、 | | 及びC軍集団の第三軍を合流させてこれを増強します。 | | なおマルミード包囲の三個軍はF軍集団として独立させます。 | | A軍集団には代わって第四装甲軍と第四軍を配備します。 | | 尚第五装甲軍は一時予備にまわす予定です。 | `ー―――――――――――――――――――――――――‐''
26 :
7/60 :04/07/18 02:20 ID:VmLKbyA8
12月25日 マルミード包囲戦・蒙ジエニア軍集団のジエニア脱出 ___ 《第6機甲軍》〈::゙ヽ | | _ 〈:::::::::::《第3機甲軍》 i:::::|【仏装甲軍】 《ジエニア軍集団》 /::;;>  ̄ ̄ ̄ ̄ ‐ :::::::ヽ _,,i:::::l | | /:::::/ ,/´ 【藻第1軍】 \ヽ::::::::::::::::;;ノ ゙ ‐' 《第18軍》 i i'モララバード ヽ ',  ̄ / ̄! 【D軍集団】 '、:::::゙:、 ', '、 ● i,__,! 【仏第2軍】 \::::ヽ \ ゙ヽ【E軍集団】__ 〈__,,/ ― ・ ― `'‐'' ゙‐'' 〈 \ ― ・ ― ,r‐、 _ 【第5装甲軍】 /:::::/ / `:【第1装甲軍】 \ \ /:::/ / ,/ ` ‐'' 《第19軍》【第4装甲軍】 /:::::/ ,/ / ↑ / |:マルインo ‐'' 【第3軍】 ・ 【F軍集団】 《モラルニア軍集団》 ゙'‐'' r‐:、 / / 〉〈゙ ̄ ̄ \ , r‐:、 | | ,/ /_  ̄【第2装甲軍】 《第5機甲軍》 /::::::/ 【第4軍】 【A軍集団】 / /,/:::ノ ヽ::::\\ \ マルザーo 《第12軍》 /_,,/ / /《第15軍》《第16軍》 ‐' _______ _,,,..、-‐:::"::::;/ /`゙〉 ― ・ ― 【第6軍】 |::::::| ● |::::::| ,r‐、 |:::::::::《第11軍》::::::::| ヽ_;;;;:::、-‐''" 【第2軍】 | | ゙ ‐' マルミード_゙ ‐'' ,/ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ゙ ‐' 〈:::《第14軍》:::〉 / / l゙ ̄【第5軍】 ゙̄l l ̄【第3装甲軍】 ̄l` ‐"  ̄ ̄ ̄ ̄ / /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〈 ̄ ̄【第1軍】 ̄ / 【B軍集団】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
27 :
8/60 :04/07/18 02:21 ID:VmLKbyA8
r―――――――――――――――――――――ュ | ん?一寸待て。となるとC軍集団は.解隊か? | | ハンスの奴を浪人にする積りではなかろうな? | `ー――‐v―――――――――――――――――'' _ __ /,/,__', ∧仝∧,!__,! (;`lllll´,) | r――――――――――――――――――ュ \ と;</>+;::) | | フォン・サカーシュタイン将軍には | . \"::"::;l´ :| | F軍集団総司令官に就任して貰います。 | ゙\_)|___| `ー―‐y―――――――――――――――'' \ ∧_∧ 二二二二::l (∀`; ,) | ,,| i/>ロ;;゙゙;;) i:;;;;‐;;;;;;ゝ (___)_) r――――――――‐'`ー―――――――――――――――ュ | 丸耳国の大軍が篭城しているのでそれなりの指揮官を | | 包囲軍の指揮官に据えておきたいので… | `ー――――――――――――――――――――――――''
28 :
9/60 :04/07/18 02:22 ID:VmLKbyA8
r───────────────────――――――─ュ | ところで総統…E軍集団のド・ウラーネルを更迭されては… | | 捕虜殺害の件で何らかのリアクションを.示しておかないと ! | 今後我々が展開する.外交政策に色々不都合を来たします。 ! | それに彼はバトゥの逃亡を許してしまいました。 | `ー―――‐v―――――――――――――――――――――'' r───────────────――――――――ュ | 確かにバトゥを逃がしたのはけしからんことだ。 | | だが彼のお陰で戦況が大きく好転したのも事実だ。 | | 故に彼を馘にすることはできん。 | `ー―――――‐v――――――――――――――――'' ,∧♪∧ __ (, ;・∀・) |_,,| と::;;,:<y>::i ∧仝.|_,,|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (´ ,,| | | と::::::::: | | |:'"l゙ ̄ ̄ | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 帝国の勝利より新参の功臣のほうが重要ですか… :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
29 :
10/60 :04/07/18 02:22 ID:VmLKbyA8
9時30分 モナコルム:万安宮 ∫ι________/丁了 丿;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ヾ.ヽ. ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,,.,.,.,.,.;;.ヾヽ .ヘ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;::::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,.,.,..,.,.ヾ.ゝ.., ヘ ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.,___., λ ヘ ,,__ノヾ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ ゞ,ノヘ ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,ノゞゞ U/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒ヽU/⌒..Uミミ::l U三三,U,,三三U三三,U,三三U,三三U三三Uミミミl ┌┼┐___┌┼┼┼┼┼┐___┌┼┼┼┼┤_ヽ │ /,,;;;;;;;; /]ミ;;,, /,,;;;;;;;;;/]ミ;;,, ..│ミミ‖ ┌士士士士________士士士士士士士士士士________士士 . . 彳/三三三三三三彳/.|ミ . 彳/三三三三三三彳/ |ミ . 彳/三三三三三三彳/.. |ミミミ . 彳/三三三三三三彳/ . |ミミミ . 彳/三三三三三三彳/ .. |ミミミミミ .. 彳/三三三三三三彳/ .|ミミミミミ
30 :
11/60 :04/07/18 02:23 ID:VmLKbyA8
r―――――――――――――――――――――――――――ュ | さて諸君。これよりバトゥの処分に関する会議を行う。 | | なお今回のこの会議は軍法会議ではなく皇族会議の体裁を | | とっている。しかし帝室典範の規定により.皇族の処分に | | ついては軍法会議と同様の権限を有するものである。 | | よって会議の決定如何では当該人物を死刑に処することも | | 可能であるということを、あらかじめ宣言しておく。 | `ー―――――――――――‐v――――――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ r(,,´ハ` ) ∧,,∧ ,ノ(,, ;‐∀) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::, (Д゚ ヾヽ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\ ll:ロ;:゙゙::;;)§ | ー‐O,/ \::O―'' | |__,/ \__| ,/ \
31 :
12/60 :04/07/18 02:23 ID:VmLKbyA8
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 皇族会議は本来皇族・貴族の一部のみで行うものであるが、 | しかし事の特殊性を鑑み今回はこれに元帥クラスの武官を | 加えるものとする。更に事の当事者であるバトゥがジュチ家の . | 当主であることから、ジュチ家の票はトルゥイ家に与え、 | 投票権行使者として同家のフビライ大将を会議に参加させる。 | 又オゴタイ家の投票権は皇帝たる朕ではなく息子グユクが | これを行使するものとする。 | ____________________________/ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ (´Å` ,,)ヽ (`□´ ,,ヾヽ /゙:‐:lll:ロ::゙゙;§ (“‐:ロ“ ,,)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
32 :
13/60 :04/07/18 02:24 ID:VmLKbyA8
,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | よって会議は帝室四家の代表に東方三王家代表のオッチギン元帥、 | 及び帝国陸軍の抹拉刺元帥、擬虎胡薩爾元帥、マルーエル元帥、 | 海軍のサクッチ元帥を加えて行う。以上の要員が一人一票の | 投票権を有し、会議の最後に行われる投票を以って有罪か無罪かを | 決定する。なお有罪の場合軍事刑法に基づく刑罰に処し、 | 無罪の場合は行政処分に留めるものとする。いずれの場合も | 処分の詳細は諸君の意見を参考に朕が決定する。 .\______________________________ ∧,,,,∧ ∧_∧ ノ(, ;・ー・) ノ(|ll ‐_‐) §(:゙゙:‐:lll:=゙; §(:゙゙:‐:lll:=゙i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
33 :
14/60 :04/07/18 02:24 ID:VmLKbyA8
. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 又擬虎元帥及びマルーエル元帥の票は.抹拉刺元帥に ! | 委任されている為、抹拉刺元帥は合計三票を投じる。 | | これについては、諸君も事前に了解しているはずである。 | . \________________________/ ,,、-:―- 、 ,、-:―- 、 ゙r =(w):ュ' ゙r:(w)= ュ' ( ・−・,) (,´−` ) (゙゙‐:lll:‐゙゙) r‐ ∧,,,,∧‐ュ (゙゙‐:lll:‐゙゙) /‐:::lll:::‐ゝ |ノ(;‐∀‐ ) :| /‐:::lll:::‐ゝ __,,、-―:、 (_,l_,) .| /゙゙:‐:lll:=゙;,| (_,l_,) rュ`r==(w):i' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | |〈キ ・∀・) " \ | ゙ー―ュ;/ \ |__/ \
34 :
15/60 :04/07/18 02:25 ID:VmLKbyA8
r―――――――――――――――――――――――――――ュ | それではこれより欧州方面軍総司令官バトゥ陸軍上将の | | 処分に関する特別会議を開始する。同将軍はその怠慢により | | 配下の軍の.叛乱を許し、司令官の身でありながら敵の手に | | 落ちるという帝国始まって以来の.大失態を犯したものである。 | | のみならずこの.叛乱が.原因で我が軍は.欧州を一時放棄する | | という苦境に陥った。 | `ー―――――――――――‐v――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――ュ | まずは兄上の意見をお聞かせ願いたい。 | `ー―――――‐y――――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ r(,, ´ハ`) ∧,,∧ ,ノ(,, ;‐∀) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::, (Д゚ ヾヽ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\ ll:ロ;:゙゙::;;)§ | ー‐O,/ \::O―'' | |__,/ \__| ,/ \
35 :
16/60 :04/07/18 02:25 ID:VmLKbyA8
r──────────────────────────ュ | 諸君…。今回の事案は誠に.憂慮すべきものであり、 | | それが帝国にとってどれほどの打撃であるかを説明するに | | 多言を要しないと私は考える。 | `ー――――――‐v――――――――――――――――――'' ∧,,,,∧ ノノ,, ゚Д゚,) §(:゙゙‐:lll:ロ゙:つ ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / r─────────―‐'`ー─────―─────────ュ | 我が帝国は誇り高き草原の民によって建国され、 | | 今でもその屋台骨を支えるのは日々馬に乗り、高原に生きる | | 遊牧の民である。そして彼等から構成される.精鋭の軍こそが | | 我が帝国の統一と栄光を一手に担う存在である。 | | 故に帝室に在るものは全て果敢なる将帥であらねばならない。 | `ー――――――――――――――――――――――――――''
36 :
17/60 :04/07/18 02:26 ID:VmLKbyA8
r―――――――――――――――――――:ュ | 然るにバトゥは帝国の高位の皇族であり、 | | 同時に軍の重責にあったにも関わらず、 | | 敵の捕虜となり、帝国の威信を傷付けた。 | | のみならず彼の失態は.属領の喪失とその ! | 民の犠牲という結果を招いた。 | `ー――――‐v―――――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧_∧ ∧,,,∧ rノノノ‐ュ,゚) (‐∀‐; ,)ヽ, (ハ`rヾヽュ | § :|゙゙:ヽ /゙:‐:lll:ロ:゙;;)§/::゙゙:::| |§l 二二二二| :'ー゙''二二二二二l二二r:r―'' | | |,,__,|__| (__| |_).l(_|__,|_| r─────―‐'`ー─────────――――ュ | 現在我が欧州方面軍は窮地に陥っている。 | | 故郷を追われた将兵は士気を喪失している。 | | 今こそ我が帝室は模範を示し、敵に立ち向かう | | 決意を示さねばならないと.私は考える。 | `ー――――――――――――――――――――''
37 :
18/60 :04/07/18 02:27 ID:VmLKbyA8
r――――――――――――――――――――――――――ュ | 故に私はバトゥ上将を死刑に処するべきであると考える。 | | これを以って全軍に我々の断固たる.決意を示すべきである。 | `ー――――――――――――――――‐v――――――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ r(´ハ` )ヽ ∧,,∧ ,ノ(,, ;‐∀) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::,§ (Д゚ ヾヽ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\ ll:ロ;:゙゙::;;)§ | ー‐O,/ \::O―'' | |__,/ \__| ,/ \ r―――――――――‐'`ー―――――:ュ | 兄上の意見は了解した。 | | では抹拉刺、卿はどう考えるかね? | `ー――――――――――――――― '
38 :
19/60 :04/07/18 02:27 ID:VmLKbyA8
r―――――――――――――――――――――――――――――――ュ | 恐れながら私はチャガタイ殿下のご意見には賛成できません。 | | モラキア・キプニャク地方は最近まで私の藩王国でした。 | | そしてこのような叛乱を起こすだけの.勢力を育てるのは短期間では | | 不可能です。当然私の統治していた時代から.居たのでしょう… | | 故に叛乱の責任は私にあり、この件について殿下を.処罰するべきでは | | ありません。捕虜になってしまったのは問題ですが、これも不可抗力と | | 言うべきものでありまして、行政処分に留めるべきであります。 | `ー―――――――――‐v――――――――――――――――――――'' ∧_∧ ノ(,,;‐∀‐) §/:゙::‐:lll:ロ゙;  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \
39 :
20/60 :04/07/18 02:28 ID:VmLKbyA8
r――――――――――――――――――――――――ュ | それに皇族の人間にそのような苛烈な処分をすると、 | | 帝国の結束を却って破壊する危険性があります。 | | 今は外敵と戦っているのです。内部に.問題を作るのは ! | 適当とはいえません。 | `ー――――――――――‐v――――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧_∧ ∧,,,∧ rノノノ‐ュ,゚) (・∀・; ,)ヽ, (ハ`rヾヽュ | § :|゙゙:ヽ /゙:‐:lll:ロ:゙;;)§/::゙゙:::| |§l 二二二二| :'ー゙''二二二二二l二二r:r―'' | | |,,__,|__| (__| |_).l(_|__,|_| r─────― '`ー────────――ュ | そういう問題ではない抹拉刺元帥。 | | 軍規は常に厳しくあらねばならんのだ。 | | 特に戦時中はだ。 | `ー―――――――――――――――――''
40 :
21/60 :04/07/18 02:28 ID:VmLKbyA8
r――――――――――――――――:ュ | チャガタイ元帥の仰るとおりです。 | | バトゥの失策は万死に値する… | `ー―――――――――‐v――――― ' ∧,,,,∧ ∧_∧ ノ(,, ;・ー) ノ(|ll ‐_‐) §(:゙゙:‐:lll:=゙; §(:゙゙:‐:lll:=゙i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r―――――‐'`ー――――――――――― ュ | …重要な問題であることは確かですね。 | | 重要であることは… | `ー―――――――――――――――――‐'
41 :
22/60 :04/07/18 02:29 ID:VmLKbyA8
r─────────────────ュ | イズレニセヨ戦争ニ勝ツコトガ最優先デス。 | | 有害ナ処置ハムシロ避ケルベキデス。 | `ー―‐v――――――――――――――' ,,、-:―- 、 ,、-:―- 、 ゙r =(w):ュ' ゙r:(w)= ュ' ( ・−・,) (,´−` ) (゙゙‐:lll:‐゙゙) r‐ ∧,,,,∧‐ュ (゙゙‐:lll:‐゙゙) /‐:::lll:::‐ゝ |ノ(;‐∀‐ ) :| /‐:::lll:::‐ゝ __,,、-―:、 (_,l_,) .| /゙゙:‐:lll:=゙;,| (_,l_,) rュ`r==(w):i' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | |〈キ ・∀・) " \ | ゙ー―ュ;/ \ |__/ \
42 :
23/60 :04/07/18 02:29 ID:VmLKbyA8
r―――――――――――――――――――――――――――ュ | そうだろうなサクッチ元帥。確かにバトゥを処断することには | | 少なからぬ問題があるだろう。だがな.海軍元帥、我が帝国の | | 根幹とは何かということを考えてみてはどうかね? | `ー―――――――――――――――――‐v――――――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ r(,, ´ハ`) ∧,,∧ ,ノ(,, ;‐∀) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::, ( ゚Д゚,,ヾヽ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\と;‐lll:ロ:゙゙;)§ | ー‐O,/ \::r ―'' | |__,/ \__| ,/ \
43 :
24/60 :04/07/18 02:29 ID:VmLKbyA8
r―――――――――――――――――――――――ュ | 先帝は世界を統合し人々を争いから解放しようと | | 努めました。故に我が国是は大陸に秩序を構築し、 | | 人民を苦しめる諸勢力を駆逐すること… | | 平たく言えば世界平和こそが我が国の根幹… ! `ー――――‐v―――――――――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧_∧ ノ(, ;・ー・) ノ(‐_‐ ll|) §(:゙゙:‐:lll:=゙つ §(:゙゙:‐:lll:=゙i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
44 :
25/60 :04/07/18 02:31 ID:a9bFkv+7
r―――――――――――――――――――――――――――ュ | その通りだフビライ。だがそれ自体はさして重要ではない。 | | 良く覚えておけ若造!我が帝国の最重要の.根幹は「力」だ! | | もっと言えば軍事力だ! | `ー―――――――――――――――――‐v――――――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ r(,;´ハ`) ∧,,∧ ,ノ(,, ;‐∀) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::, (,゚Д゚#,ヾヽ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\と;‐lll:ロ:゙゙;)§ | ー‐O,/ \::r ―'' | |__,/ \__| ,/ \
45 :
26/60 :04/07/18 02:32 ID:a9bFkv+7
r――――――――――――――――――――――――――ュ | 先帝の偉大なる所以はそのともすればむず痒い理想を | | 現実にしうる力を構築したことだ! | | モレイトを廃し、ナイマンを降し、西夏を呑み込み、ウイグル・ | | カルルクを従え、ホラズムに勝ち、モーナを追い詰めたのは | | 我が帝国の軍事力に他ならん!この事実を蔑ろにしてやれ | | 自由だやれ人権だとほざく輩が最近は多すぎる! | `ー―――――――‐v―――――――――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧_∧ ∧,,,∧ r――:ュ(Д゚# ヾヽ (‐∀‐; ,)ヽ, (ハ`rヾヽュ | :と:;;゙゙:::: §,/゙:‐:lll:ロ:゙;;)§/::゙゙:::| |§l 二二二二| :' ll:::‐:::::::;ゝ::二二:l二二r:r―'' | | |,,__,|(__,,),,)(__| |_).l(_|__,|_| r─────― '`ー────────―――――――ュ | 力を失えば大モナゴルは成り立ち得ないのだ! | | だからこそ我々は力を持ち続けなければならない! | `ー――――――――――――――――――――――''
46 :
27/60 :04/07/18 02:33 ID:a9bFkv+7
r──────────────────────────――ュ | いいかバトゥ!わしとしては貴様を遊牧民の伝統に則って | | 絨毯に包んで馬で.踏みつけにしてやりたいところだ! | | それでこそ貴様もモナゴルの王族たる面子を保ちうるであろう。 | | わしは.貴様が憎いからかく言うのではない。モナゴルの誇りを | | 第一に思えばこそ言うのだ。そして軍の将来を思えばこそだ。 | `ー――――――‐v――――――――――――――――――――'' ∧,,,,∧ ノノ,, #゚Д) §/::゙゙‐:lll:ロつ ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / r─────────―‐'`ー───:ュ | …もし兄上が今の貴様を見たら、 | | 同じ事を言ったであろう。 | `ー―――――――――――――― '
47 :
28/60 :04/07/18 02:33 ID:a9bFkv+7
r―――――――――――――――――――ュ | …チャガタイの言うことは極論としても、 | | 確かにそれなりの処罰は必要であろうな。 | `ー―――――‐y――――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ (´Å` ,,)ヽ (`□´ ,,ヾヽ /゙:‐:lll:ロ::゙゙;§ i“‐:ロ“ ,,)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r――――――――――――‐'`ー――――――ュ | 帝国に必要なのは力であり、その根幹に | | 軍の誇りがあることには全面的に同意します。| `ー―――――――――――――――――――''
48 :
29/60 :04/07/18 02:34 ID:a9bFkv+7
r――――――――――――――――――――ュ | さて、反対又は補足する意見はあるかね? | `ー――――――――‐v――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ r(,,´ハ` ) ∧,,∧ ,ノ(,, ;‐∀) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::, ε= (Д‐ ヾヽ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\ ll:ロ;:゙゙::;;)§ | ー‐O,/ \::O―'' | |__,/ \__| ,/ \ r――――――――‐'`ー――――ュ | どうも疲れるな…わしも年か。 | `ー―――――――――――――''
49 :
30/60 :04/07/18 02:34 ID:a9bFkv+7
r――――――――――――――――――――――――――ュ | どうも皆さんの意見は有罪とする方向に傾いているように | | 見受けられるが、私としてはこれには賛成はできない。 | `ー―――――――――‐v―――――――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧_∧ ∧,,,∧ rノノノ‐ュ,゚) (‐∀‐; ,)ヽ, (` rヾヽュ | § :|゙゙:ヽ /゙:‐:lll:ロ:゙;;)§/::゙゙:::| |§l 二二二二| :'ー゙''二二二二二l二二r:r―'' | | |,,__,|__| (__| |_).l(_|__,|_| r─────―‐'`ー─────────――――――ュ | まだそう仰いますか元帥、確かにバトゥを後継者に | | 選んだ貴方のお立場も理解しますが、しかしここは | | そういうことを持ち込むべき.場所ではありません。 | `ー――――――――――――――――――――――''
50 :
31/60 :04/07/18 02:35 ID:a9bFkv+7
r―――――――――――――――――――――――――――――ュ | 殿下!私が斯くも執拗に.反対しているのはそんなつまらない | | 理由からではありません。マルミン紛争時のあの忌々しい事態を | | 念頭において意見を申し上げているのです! | `ー―――――――――‐v――――――――――――――――――'' ∧_∧ ( ・∀・#,)ヽ O:゙:‐:lll:ロ゙;§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \
51 :
32/60 :04/07/18 02:36 ID:a9bFkv+7
r――――――――――――――――――――――――――ュ | 抹拉刺…いくら貴殿でも陛下の前で申し上げていいことと | | 悪いことがあるのだぞ…それだけは絶対に… | `ー―――――――――――――――‐v―――――――――'' r―――――――――――――――――――――――――――ュ | …そのことはよい。確かにあれは朕の判断に誤りがあった。 | | 抹拉刺やン材が諌めてくれなければ.帝国は分解しておった。 | `ー―――――――――――‐v――――――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ ノノ ´ハ`) ∧,,∧ ,ノ(,, ;‐∀) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::, (Д゚; ヾヽ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\ ll:ロ;:゙゙::;;)§ | ー‐O,/ \::O―'' | |__,/ \__| ,/ \ r――――‐'`ー―――――――――――――――ュ | 申し訳ありません陛下。しかし私としましては ! | あの危機の教訓を忘れてもらいたくないのです。 | | …これが私の.主張するところであります。 | `ー――――――――――――――――――――''
52 :
33/60 :04/07/18 02:37 ID:a9bFkv+7
r―――――――――――――――――――――――ュ | それではこれにて議論を終了し、採決に移る。 | | まず兄上、次に抹拉刺、そして叔父上…の順で | | 自らの立場を明示せよ。尚棄権・白票は認めない。 | | まず、兄上。 | `ー―――――――‐y――――――――――――――'' ∧,,,,,∧ (,,ヾヾヾヽ ,、/:゙| § |;、 二二二l二二二二l| |二二二l |_:| (,_|___,,| |_:|
53 :
34/60 :04/07/18 02:37 ID:a9bFkv+7
r―――――――――――――――ュ | 抹拉刺の言うことも分かるが、 | | 意見は変わらない。有罪だ。 | `ー―――――――――――‐v――'' r――――――――――ュ | 次、抹拉刺元帥。 | `ー――――‐v――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ (´ハ`,,ヾヽ ∧,,∧ ,ノ(,, ;‐∀) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::, (Д‐ ヾヽ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\ ll:ロ;:゙゙::;;)§ | ー‐O,/ \::O―'' | |__,/ \__| ,/ \ r――――‐'`ー―――――――――――:ュ | 意見はこれまで申し上げた通りです。 | | 全票を無罪に投じます。 | `ー―――――――――――――――― ' r―――――‐'`ー――――ュ | では叔父上、どうぞ。 | `ー――――――――――''
54 :
35/60 :04/07/18 02:38 ID:a9bFkv+7
r―――――――――――――――――――――‐ュ | 残念ではあるがバトゥの失態は酷すぎる。 ! | 叛乱だけなら許したが捕虜になったのがいかん。 | | 有罪だ。 | `ー―――――‐y――――――――――――――‐'' ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ (´Å` ,,)ヽ (□´ ,,ヾヽ /゙:‐:lll:ロ::゙゙;§ i“‐:ロ“ ,,)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r―――――――ュ | 次、グユク。 | `ー――――――''
55 :
36/60 :04/07/18 02:38 ID:a9bFkv+7
r――――――――――――――――ュ | 有罪。それも死刑に処することを | | 強く進言する。 | `ー―――――――――‐v―――――'' ∧,,,,∧ ∧_∧ ノ(,,;・ー・) ノ(|ll ‐_‐) §(:゙゙:‐:lll:=゙; §(:゙゙:‐:lll:=゙i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄o ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〇 (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒) ( 私もサクッチ元帥も兄上に同調するから、 ) ( 兄上がどうでるかで決まるのか… ) ( 昔なら無罪は確実だったろうけど、今は… ) (.__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,)
56 :
37/60 :04/07/18 02:39 ID:a9bFkv+7
r―――――――‐ュ | 次、モンケ。 | `ー――――――‐'' r―――――ュ | ……。 | `ー――‐v―'' ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ (´Å` ,,)ヽ (`□´ ,,ヾヽ /゙:‐:lll:ロ::゙゙;§ i“‐:ロ“ ,,)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
57 :
38/60 :04/07/18 02:39 ID:a9bFkv+7
r――――――――――――――――ュ | どうしたモンケ?お前の意見は? | `ー―――――‐v―――――――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ r(, ´ハ`,) ∧,,,,∧ ,ノ(,,;・∀・) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::, ( ゚Д゚ ,,ヾ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\ ll:ロ;:゙゙::;;)§ | ー‐O,/ \::O―'' | |__,/ \__| ,/ \
58 :
39/60 :04/07/18 02:39 ID:a9bFkv+7
r───────────────────────ュ | 皇帝陛下…恐れながら私はこの特別の会議は | | バトゥを処断するに不適切なものであると考えます。 | | …ジュチ家の代表が居ませんし、元帥二人が参加 | | できず、投票を委任しております。 | `ー―――‐v――――――――――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧_∧ rノノ‐:`□) (‐_‐ ll|)ヽ |§ :|゙゙:ヽ O゙‐:lll:=:゙;;)|§ 二二二二| :'ー゙''二二二二二二二二二二 |,,__,|__| (__(_)'_| r―――――――――‐'`ー―――――――ュ | 何を言うかモンケ…それは貴殿も予め | | 承知していたはずだ… | | 今更そんなことを持ち出してどうする? ! `ー―――――――――――――――――''
59 :
40/60 :04/07/18 02:40 ID:a9bFkv+7
r――――――――――――――――――――ュ | グユクの言うとおりだモンケ。この.会議の | | 形態と参加者については皆が認めている。 | | 直ちに貴官の意見を示せ。これは命令だ。 | `ー――――――――‐v――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ r(, ´ハ`,) ∧,,,,∧ ,ノ(,,;・∀・) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::, ( ゚Д゚; ヾ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\ ll:ロ;:゙゙::;;)§ | ー‐O,/ \::O―'' | |__,/ \__| ,/ \
60 :
41/60 :04/07/18 02:40 ID:a9bFkv+7
r――――――――――――――――――――――ュ | 勅命とあらば已むを得ません。…私の意見では | | バトゥの行為は不作為による利敵行為であり、 | | 本来ならば最も厳しい.処罰が適当であります。 | `ー――――――――――――――‐、r――――――' ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ ノノ,,;´Å`) (`□´,,ヾヽ l/゙:‐:lll:ロ::゙゙; i“‐:ロ“ ,,)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r――――――――――――‐'`ー――――――――――――――‐ュ | …併しながらその処罰を.裁定する方式が不適切、正当な | | 裁きを経ない処刑は法治国家としてあるまじき行為です。 | | 陛下がどうしても意見を明示されよと仰るのなら、不本意ながら | | 私は彼を不当な刑事的処分から逃れさせる形となる意見を | | 示さざるを得ません。よって、無罪です。 | `ー―――――――――――――――――――――――――――‐''
61 :
42/60 :04/07/18 02:42 ID:VmLKbyA8
r――――――――――――――ュ | …そうか。では次、フビライ。 | `ー―――――‐v―――――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ r(;´ハ`,) ∧,,,,∧ ,ノ(,,;・∀・) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::, ( ゚Д゚;,,ヾ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\ ll:ロ;:゙゙::;;)§ | ー‐O,/ \::O―'' | |__,/ \__| ,/ \
62 :
43/60 :04/07/18 02:42 ID:VmLKbyA8
r――――――――――――ュ | 屁理屈をゴチャゴチャと… | `ー――――――‐v――――'' ∧,,,,∧ ∧_∧ ノ(,,;・ー・) ノ(,,#‐_‐) §(:゙゙:‐:lll:=;つ §(:゙゙:‐:lll:=゙i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r――――‐'`ー――――――――――――――ュ | えーと…やはり抹拉刺元帥が仰るとおり | | 苛烈な処分は帝国に傷を.残すと思います。 | | 今回は有罪とすると死刑は確実。それならば | | 寧ろ刑事的責任を問うは避けるほうが賢明と | | 考えます。よって、無罪です。 | `ー―――――――――――――――――――'' r――――――――――――――ュ | では最後に、サクッチ元帥。 | `ー―――――――――――――''
63 :
44/60 :04/07/18 02:43 ID:VmLKbyA8
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒) ( これでいいんですね、兄上… ) (.__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__,,、__.) , , ∧,,,,∧ 、、 ,r―-、..,,__ ノノ `□´,)‐ュ ∧ ∧ ゙iw)====ュ'' /;“‐:ロ“ )| | /' ', ,,,,,/' ', (∀・ ,#〉  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,r'" ‐''ヾ::ヾ: ‐''ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i 彡、ヾヾヾヽ、 i r―‐'`ー―――――――――ュ ゙、 ミ::: r 、,,彡ノ | 私モ無罪デス。理由ハスデニ | 、,-.‐.、':、''' 冖¬(;;)‐''ヘ‐,-.、 | 他ノ方々ガ仰ッテイマス。 | /`:::゙゙::゙´:::::゙゙::::'''''::(;;):::''"::`::'':, `ー―――――――――――''
64 :
45/60 :04/07/18 02:43 ID:VmLKbyA8
r―――――――――――――――――――――――ュ | それではバトゥ上将に対する処分を発表する。 ! | 採決の結果は有罪3票、無罪6票であり、同将軍に | | 対する刑事罰の適用は行わないこととなった。 | `ー―――――――――‐v――――――――――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ r( ´ハ` ,) ∧,,,,∧ ,ノ( ;‐∀) /゙゙‐:lll:ロ゙゙::, (Д‐# ,,ヾ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ゙̄‐'  ̄ ゙̄‐' ̄ ̄ ̄\ ll:ロ;:゙゙::;;)§ | ー‐O,/ \::O―'' | |__,/ \__| ,/ \
65 :
46/60 :04/07/18 02:44 ID:VmLKbyA8
. /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | それではバトゥに対する処分を発表する! | | 同将軍を欧州方面軍総司令官から解任し、 ! | 同時に陸軍上将から陸軍大将に降格する。 | | 大将の身柄は後任の欧州方面軍総司令官に委ね、 | | 引き続き軍務に当たらせるものとする。 | . \_______________________/ ,,、-:―- 、 ,、-:―- 、 ゙r =(w):ュ' ゙r:(w)= ュ' ( ・−・,) (,´−` ) (゙゙‐:lll:‐゙゙) r‐ ∧,,,,∧‐ュ (゙゙‐:lll:‐゙゙) /‐:::lll:::‐ゝ |ノ(;‐∀‐ ) :| /‐:::lll:::‐ゝ __,,、-―:、 (_,l_,) .| /゙゙:‐:lll:=゙;,| (_,l_,) rュ`r==(w):i' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | |〈キ ・∀・) " \ | ゙ー―ュ;/ \ |__/ \
66 :
47/60 :04/07/18 02:44 ID:VmLKbyA8
r―――――――――――ュ | これにて散会とする。 | `ー――――‐v―――――'' ∧,,,,∧ ∧__∧ (, ´ハ`,) ∧,,,,∧ ,ノ( ;‐∀) =3 /゙゙‐:lll:ロ゙゙:, (Д‐#,,ヾヽ §|(:::";::‐:ll / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'\ (∽_;;::゙゙;;)§ | ー‐O,/ \:r‐―'' | |__,/ \__| ,/ \
67 :
48/60 :04/07/18 02:45 ID:VmLKbyA8
11時00分 モナリン:外務省 r―――――――――――――――――――――ュ | 総統閣下は君の失敗を許してくださったよ。 | | 感謝しておきたまえ。 | `ー―――――‐v――――――――――――――'' :| |i | ∧♪∧ | |i | 【(∀‐ )_ | |i_| r-- ヾ:;<y>‐::::);〕 __ ::|: `゙゙''' ‐- | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| :|  ̄ ̄ ̄|____________| ̄ ̄ ̄ ̄`゙'' ‐ 、,,_ r――――――――‐'`ー――――――――――――ュ | だが忘れるな。君が捕虜を皆殺しにしてくれた ! | お陰で私の外交計画が危機に瀕していることを。 | `ー―――――――――――――――――――――''
68 :
49/60 :04/07/18 02:45 ID:VmLKbyA8
r────────────────────ュ | …だから実行者を.処分しておけというのだ。 | | 形式的でも構わん。体面さえ保てればよい。 | | …そうだな。ミスということでもいいだろう。 | `ー――‐v――――――――――――――――'' /♪∧ rュ O!‐∀) | |'、::'::::<yiヽ,、 ,-‐ュ | 'ー―‐:::ヽ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |___|_|______| r―――‐'`ー―――――――――――――――――ュ | 忘れるなよ。君は大統領や将軍を殺したのだぞ。 | | 雑魚を多少間引いたのとはわけが違うのだ。 | | モナゴルは早速これを.喧伝している。いいかね? ! | これは利敵行為にも等しいものなのだよ。 | `ー――――――――――――――――――――― '
69 :
50/60 :04/07/18 02:46 ID:VmLKbyA8
r―――――――――――――――――――――ュ | …まあ私も馬鹿ではないし、まだ手札はある。 | | 当面をなんとかやり過ごしてくれ。 | `ー―――――‐v――――――――――――――'' :| |i | ∧♪∧ | |i | 【(∀・ )_ | |i_| r-- ヾ:;<y>‐::::);〕 __ ::|: `゙゙''' ‐- | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| :|  ̄ ̄ ̄|____________| ̄ ̄ ̄ ̄`゙'' ‐ 、,,_ r――――――――‐'`ー――――――――――――ュ | 君の指揮下に二個軍が加わることになった。 | | 元々の計画ならキプニャク草原を奪取すれば | | 戦争は終わるはずだった。だが今は.多分無理だ。 ! | まだまだ先は長いから覚悟しておきたまえ。 | `ー―――――――――――――――――――――''
70 :
51/60 :04/07/18 02:46 ID:VmLKbyA8
:.、 ∧ |ヾ!∧ / ヘr;;_,/ ヘ /"´ `ヽ i ・! ヽ,,_ ,ノ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|゙゙:i | | |`''‐ 、、 _ ガチャ | | |::::::::::::::! r`‐、  ̄ ̄ ̄ ゙̄ ゙| | | `'''‐-'' `‐' -' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | l"__l"_,,! /  ̄ ̄ ̄ ゙̄ ゙| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そう、まだまだ先は長いのだ… :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
71 :
52/60 :04/07/18 02:48 ID:saQxftLm
11時30分 モナコルム:海軍参謀部(旧大都督府) |~゙; |~゙; ‖゙ ‖` _____ll_____,ll_____ | | lニニニlニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニlニニニl |ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ| |ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ| |ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ| |ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ| |ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ| |ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ| |ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ| |ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ| |ロロロロロ|ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|ロロロロロ|
72 :
53/60 :04/07/18 02:48 ID:saQxftLm
海軍参謀長執務室 r────────────────────:ュ | 申シ訳アリマセン…予定ヨリ多クノ方ガ来ラレタノデ | | 椅子ノ用意ガ遅レテ… | `ー―――――――――‐v―――――――――'' r――――――――――――――――――ュ | 変な配慮をせんでよいサクッチ元帥。 | | 私が用意する気にならんかっただけだ。 | | ここに居るのは皆元帥、お前は大将だ、 ! | 文句は無かろうな。 | `ー――――――‐v――――――――――'' ∧,,,,∧ ,r―-、,,__ ノノ,, `□´) ゙r=(w)==i' |(, ”,,∽ ”; (・∀・;#〉 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| l ニニニl ∧___∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||_________| |||| ̄|||| ̄ (∀‐; ,,)ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧,,,,∧ と:::::゙゙::::::::)§ (‐ ヾヾヽ ,r:'‐、‐::::::::ゝ (:゙゙::::::§;) (_/||~ ゙̄|| i:‐::::::i:::::ゝ (___)___)
73 :
54/60 :04/07/18 02:49 ID:saQxftLm
r───────────────────────────ュ | いいかバトゥ、お前が私に文句を言いに来たのか、 | | 或いは礼を言いに来たのかは知らん。 | | だが弁解の類は聞きたくない。いや今のお前の言うことなど、 | | 中身がなんであれ聞く意味もなかろうな。 | `ー――――――――‐y―――――――――――――――――'' ∧,,,,∧ ,r―-、,,_ ノノ,, `□) ゙i:=(w)==ュ' |(, ”,,∽ ”; ( ・∀・;#〉 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| i"――;ィ,! | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ||ll ||ll ,∧__∧ |__________|,/ ゙ ゙ (∀‐ ,,)ヽ ∧,,,,∧ ll:ロ:::゙゙:::;;)§ (・ ヾヾヽ /´`::‐::-::ゝ (::゙゙:::::§:) (_/ || ̄|| r――――――――――‐'`ー――――――ュ | …本日ハモウ オ帰リニナッタホウガ宜シイノデハ? | `ー―――――――――――――――――''
74 :
55/60 :04/07/18 02:49 ID:saQxftLm
r――――――――――――――――――ュ | …そうなら今日は帰らせてもらうよ。 | | でも一言礼を言っておく。…ありがとう。 | `ー――――――‐v――――――――――'' ∧,,,,∧ ,r―-、,,__ ノノ,,`□´ ) ゙r=(w)==i' |(, ”,,∽ ”; (・∀・ #〉 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| l ニニニl ∧___∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||_________| |||| ̄|||| ̄ (∀・ ,,)ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧,,,,∧ ll:ロ:::゙゙::::;)§ (・ ヾヾヽ ,r:'‐、‐::::::::ゝ (:゙゙::::::§;) (_/||~ ゙̄|| i:‐::::::i:::::ゝ (___)___) r――――――――‐'^ー――――――――――――――ュ | これからお前がどうなるか、私には分からん。 | | いや、この戦争自体に先が見えん。 | | だが私の判断が正しかったと思えるようにして欲しい。 | | …私から言うことはそれだけだ。 | `ー―――――――――――――――――――――――''
75 :
56/60 :04/07/18 02:50 ID:saQxftLm
12時00分 モラード:欧州方面軍第二総司令部 r────────────────────ュ | バアトル将軍、貴官に第二のマナン作戦を | | やってもらいたい。…というのも第三機甲軍の | | 撤退を再度支援する必要が出てきたのだ。 | `ー―――‐v―――――――――――――――'' ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧__∧ ノ(,, ゚д) ノミ,, ゚Дミ (∀・ ,ヾヽ §(:゙゙:‐lll:=i §(:゙゙:‐:lll:ロ゙i lll:=:::゙゙:::;)§ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r――――――――‐'`ー―――‐ュ | とりあえず地図を見たまえ。 | `ー――――――――――――‐''
76 :
57/60 :04/07/18 02:50 ID:saQxftLm
r──────────―――──────────ュ | 正月までに本国から.援軍が二個軍到着する。 | | 私としてはこれを以ってマルミミア軍集団救出の為の | | 大攻勢を行いたいと考えている。だがその前に | | 第3機甲軍の突出状態を解消したい。 | `ー―――――――――‐v――――――――――――'' ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧__∧ ノ(, ゚д゚ ) ノミ,, ゚Д゚ 彡 (・∀・ ,ヾヽ §(:゙゙:‐lll:=i §(:゙゙:‐:lll:ロ゙i /:i:ll:=::゙゙:::;)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ___ 《第6機甲軍》〈::゙ヽ | | _ 〈:::::::::::《第3機甲軍》 i:::::|【仏装甲軍】 《ジエニア軍集団》 /::;;>  ̄ ̄ ̄ ̄ ‐ :::::::ヽ _,,i:::::l | | /:::::/ ,/´ 【藻第1軍】 \ヽ::::::::::::::::;;ノ ゙ ‐' 《第18軍》 i i'モララバード ヽ ',  ̄ / ̄! 【D軍集団】 '、:::::゙:、 ', '、 ● i,__,! 【仏第2軍】 \::::ヽ \ ゙ヽ【E軍集団】__ 〈__,,/ ― ・ ― `'‐'' ゙‐'' 〈 \ ― ・ ― ,r‐、 _ 【第5装甲軍】 /:::::/ / `:【第1装甲軍】 \ \ /:::/ / ,/ ` ‐'' 《第19軍》【第4装甲軍】
77 :
58/60 :04/07/18 02:51 ID:saQxftLm
r───────────────────────ュ | 現在茂軍は.急激な前進で補給線が伸張し、 | | 一方叛乱軍は勢力を消耗している。 | | モララバードを攻略する条件は揃ったと言えよう。 | | そしてモララバードを押えることはマルミミア解放の | | 足がかりとなる。 | `ー―――――――‐y――――――――――――――'' ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧__∧ ノ(,, ゚д) ノミ,, ゚Дミ (∀・ ,ヾヽ §(:゙゙:‐lll:=i §(:゙゙:‐:lll:ロ゙i lll:=:::゙゙:::;)§ ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / / ,/_______________,/ r――――――‐'`ー――――――――――――――――――――ュ | 現在我々は丸耳人を中心に第20軍を編成しています。 | | これが予備となりますので.貴下の軍の投入が可能になりました。 ! | 恐らく貴方がモララバードに入る頃には方面軍全軍が攻撃を | | 開始するでしょう。尚作戦名は「バルタ(斧)」です。 | `ー―――――――――――――――――――――――――――''
78 :
59/60 :04/07/18 02:51 ID:saQxftLm
r――――――――――――――――ュ | 了解しました。全力を尽くします。 | `ー―――――――‐v―――――――'' ∧,,,∧  ̄\ ノ(, ゚д゚ ) \§(:゙゙:‐lll:=i∧,,,,∧ . \:::‐:::ノミ,, ゚Д゚ 彡 ゙\ と::゙゙:‐lll:ロ:゙) \/::‐:::lll:::‐i . \U´ U ∧_∧ \ (・ ,ヾヾヽ \ (゙゙:::::::§゙) r――――――――‐'`ー――――――――――ュ | うむ。モナゴルの.威信を回復するには | | 我々の力を示すより他無い。諸君の活躍に ! | 帝国の将来がかかっていることを十分に | | 肝に銘じておいて欲しい。 | `ー―――――――――――――――――――''
79 :
60/60 :04/07/18 02:51 ID:saQxftLm
r―――――――――ュ | 幸運を祈るぞ… | `ー――――‐v―――'' ∧__∧ ∧,,,∧ ∧,∧ ノノ,, ・∀) ミД゚ ,,彡ヽ (д゚ ,,)ヽ (゙§::::゙゙::) ll:ロ:::゙゙::;;)§ ll:=:::゙゙:;)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /::i:::::::‐:ll  ̄ ̄ ll::::‐::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ ̄ ̄:| ______(__(__)____U´U____UU_____| 続く
乙華麗保守!
乙。毎度毎度良い内容ですね。
保守
12月26日19時30分 蒙第六機甲軍司令部 r――――――――――――――――――――――――ュ | 我が第六機甲軍が臨時の.編成だったのでこれまで | | 第6機甲軍団はそのまま私が指揮してきたが、 | | これからはマルヒャー少将にこれを任せることにした。 | | これからよろしくやってくれ。 | `ー――――――‐v――――――――――――――――'' ∩_∩ ∧_∧ ∩__∩ ∩,,,∩ ∩__∩ (,, ゚w) ノノ, ・∀) (, ・ー) 彡,, ゚дミ (∀゜ ,) (:´ロ:ロi§(´::ロ:ロ゙iつ i:ロ:::゙゙::;) i:ロ:::゙゙::;) i:ロ:::゙゙:::) l二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l |_| U U (__)__,) (_(___) (_(__,) (_(_|_| r―――――――――――‐'`ー――――――――ュ | 閣下のご期待に副えるよう全力を尽くします。 | `ー――――――――――――――――――――''
84 :
2/63 :04/08/01 22:00 ID:iWFrlBlz
r――――――――――――――――――――――――――ュ | さて、例によって.早速作戦に入るが、今回の作戦は | | 基本的に奇襲作戦だ。消耗した叛乱軍に.総攻撃をかけ | | モララバードを奪還する。同市奪還後は我が軍はそのまま | | モラキアに展開する。 | `ー――――――‐v――――――――――――――――――'' ∩_∩ ∧_∧ ∩__∩ ∩,,,∩ ∩__∩ (,, ゚w゚) ノノ,,・∀・) (・ー・ ) 彡゚д゚ ,,ミ (゜∀゜ ) (:´ロ:ロi§(´::ロ:ロ゙iヽ, iロ:ロ:゙゙:;) i:ロ:::゙゙::;) il:ロ::::゙゙::) l二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l |_| U U (__)__,) (_(___) (_(__,) (_(_|_| r―――――‐'`ー―――――――――――――――――ュ | その後は第二司令部から別途指示があるはずです。 | `ー―――――――――――――――――――――――''
85 :
3/63 :04/08/01 22:01 ID:iWFrlBlz
20時00分 欧州方面軍第二総司令部 r―――――――――――――――――ュ | 話は聞いているから.報告はいらん。 | | 私が聞きたいのは大将の希望だ。 | `ー――――――‐v―――――――――'' r―――――――――――――――――――――‐ ュ | 一体何を望むのだ。退役か?予備役編入か? | | それとも文官に転任させてやろうか? | `ー―――――‐y―――――――――――――――' ∧,,,∧ ∧,∧ ミ ヾヽ,彡 (д゚; ,,)ヽ (:゙゙::::§゙) ll:=:::゙゙:;)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ ̄ ̄| ________ U´U____UU_____| ∧,,,,,∧ r―――――‐'`ー――――――――ュ ノノノノ ・) | 元帥…いくらなんでも失礼では?| (゙§:::::゙゙::) `ー――――――――――――――''
86 :
4/63 :04/08/01 22:02 ID:iWFrlBlz
r―――――――――――――――――――――ュ | 黙れハーハル。私は殿下にお聞きしている。 | | 失態を犯した部下に対する上官としてな。 | `ー――――――‐v―――――――――――――'' ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧ ノ(, ;゚д) ノミ,, ゚Д゚ 彡 (‐∀‐;ヾヽ §(:゙゙:シlll:=i. §(゙゙:‐:lll:ロ゙i i゙:‐:lll:=:゙゙)§ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |____________________
87 :
5/63 :04/08/01 22:03 ID:iWFrlBlz
r――――――――――――――――――――――――――ュ | 俺は抹拉刺と違って生涯武官一筋にやってきた。 | | だから政治的判断とやらは知らん。故に今知りたいのは | | 殿下に再び軍の指揮を執る気概があるかどうかだ。 | | もし無ければこの非常時、責任あるポストなど任せられん。 | `ー―――――――‐v―――――――――――――――――'' ∧,,,∧  ̄\ ノ(, ;゚д゚,) \§(:゙゙:シlll:=i∧,,,,∧ . \ ::‐::lll::ミД゚ ,,彡ヽ ゙\U'Ull:ロ:::゙゙::::;)§ \ ll::‐:::::::::ゝ . \U´ U ∧,,,∧ \ (∀‐;,,ヾヽ \ ll:=:゙゙:::::::)§ r――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ュ | 縦しんばあったとしても、将兵からの冷たい視線は免れ得まい。 | | 特にこの叛乱が原因で国を失った連中からはな。 | | それを容れた上での覚悟があるか?否と応えるならばここを去れ。 | | 我が軍営に敗北主義者は必要ない。 | `ー――――――――――――――――――――――――――――''
88 :
6/63 :04/08/01 22:03 ID:iWFrlBlz
r―――――――――――――――――───ュ | どうするバトゥ?好きなようにさせてやるぞ。 | `ー――――――‐v――――――――───―'' ∧,,,∧ ∧,∧ ミ ヾヽ,彡 (д゚; ,,)ヽ (:゙゙::::§゙) ll:=:::゙゙:;)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ ̄ ̄| ________ U´U____UU_____| ∧,,,,,∧ ノノノノ ・) (゙§:::::゙゙::) r――――――‐'`ー―――――――ュ | 戦闘に参加したいと考えます。 | `ー――――――――――――――''
89 :
7/63 :04/08/01 22:04 ID:iWFrlBlz
r―――――――――――――――――――ュ | ほう?.指揮を執りたいかね?それとも | | 兵卒として前線に出たいかね? | `ー――――――‐v―――――――――――'' ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧ ノ(, ;゚д) ノミ,, ゚Д゚ 彡 (‐∀‐;ヾヽ §(:゙゙:シlll:=i. §(゙゙:‐:lll:ロ゙i i゙:‐:lll:=:゙゙)§ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |____________________ r―――――――――‐'`ー―――――――ュ | 階級に相応の地位で指揮を執りたい。 | | 私の失態を償うに兵卒の任務ではその | | 為しうるところが小さすぎる。 | `ー―――――――――――――――――''
90 :
8/63 :04/08/01 22:04 ID:iWFrlBlz
r――――――――――――――――‐ュ | 今の自分にその能力があると? | `ー―――――――‐v―――――――‐'' ∧,,,∧  ̄\ ノ(, ;゚д゚,) \§(:゙゙:シlll:=i∧,,,,∧ . \ ::‐::lll::ミД゚ ,,彡ヽ ゙\U'Ull:ロ:::゙゙::::;)§ \ ll::‐:::::::::ゝ . \U´ U ∧,,,∧ \ (∀‐;,,ヾヽ \ ll:=:゙゙:::::::)§ r―――‐'`ー――ュ | 勿論です。 | `ー――――――''
91 :
9/63 :04/08/01 22:05 ID:iWFrlBlz
r――――――――――――――――ュ | ならばよしとしよう。バトゥ大将! | | 貴官に一個軍集団を委ねる。 | `ー――――――‐v――――――――'' ∧,,,∧ ∧,∧ ミД゚ ,,彡ヽ (д゚; ,,)ヽ (:゙゙::::::::゙゙)§ ll:=:::゙゙:;)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ ̄ ̄| ________ U´U____UU_____| ∧,,,,,∧ ノノノノ ・) (゙§:::::゙゙::) r――――‐'`ー――――ュ | ありがたき幸せ。 | `ー―――――――――''
92 :
10/63 :04/08/01 22:06 ID:iWFrlBlz
r―――――――――――――――――――――ュ | 私の指揮下にある部隊をこのように再編する。 | `ー――――――‐v―――――――――――――'' ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧ ノ(,, ゚д゚) ミ ゚Д゚ ,,彡ヽ (・∀・ ,ヾヽ §(:゙゙:シlll:=i. /゙:‐:lll:ロ::゙)§ i゙:‐:lll:=:゙゙)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 大本営 ├欧州方面軍総司令部:F・マルーエル元帥 │└マルミミア軍集団:マルーエル元帥兼務 | ├第14軍 | ├第15軍 | └第16軍 └欧州方面軍第二総司令部:F・ギコ元帥 ├北キプニャク軍集団:ベルケ大将 |├第3機甲軍:シバン中将 |├第6機甲軍:バアトル中将 |└第18軍:オルダ中将 ├南キプニャク軍集団:バトゥ大将 |├第4機甲軍:バイダル中将 |├第5機甲軍:マルニーダ中将 |├第19軍:トガ・テムル中将 |└第20軍 └予備軍集団:マーナ大将 ├第3軍 ├第11軍 └第12軍:ボアル中将
93 :
11/63 :04/08/01 22:07 ID:iWFrlBlz
r―――――――――――――――――――――――――‐ュ | 殿下の麾下には旧親衛兵団を含む二個機甲軍を | | 編入します。これで敵のB軍集団を撃破していただきたい。 | | 戦力に不足はありませんな? | `ー―――――――‐v――――――――――――――――‐'' ∧,,,∧  ̄\ ノ(, ;゚д゚,) \§(:゙゙:シlll:=i∧,,,,∧ . \ ::‐::lll::ミД゚ ,,彡ヽ ゙\U'Ull:ロ:::゙゙::::;)§ \ ll::‐:::::::::ゝ . \U´ U ∧,,,∧ \ (∀・ ,,ヾヽ \ ll:=:゙゙:::::::)§ r――――――――――‐'`ー―――――――――――――ュ | 当然です。斯くも大規模の兵力を私に任せていただき、 | | ありがとうございます。 | `ー――――――――――――――――――――――――''
94 :
12/63 :04/08/01 22:07 ID:iWFrlBlz
r―――――――――――――――――――――‐ュ | だが貴官に付ける参謀長と副司令官が | | なかなか見つからん。一応.見つかるまでの間 | | ハーハルを貸し出しておく。作戦を考えておけ。 | `ー――――――‐v―――――――――――――‐'' ∧,,,∧ ∧,∧ カシダシッテ… ミД゚ ,,彡ヽ (д゚; ,,)ヽ (:゙゙::::::::゙゙)§ ll:=:::゙゙:;)§  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ ̄ ̄:| ________ U´U____UU_____| ∧,,,,,∧ ノノノノ, ;‐) (゙§:::::゙゙::) r―――‐'`ー―――ュ | は、はい… | `ー―――――――''
95 :
13/63 :04/08/01 22:08 ID:iWFrlBlz
12月27日5時00分 モラキア:モララー共和国第一軍展開地区 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::シ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ュ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゥ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゥ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゥ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゥ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
96 :
14/63 :04/08/01 22:09 ID:iWFrlBlz
| ̄| □□ ._| ̄|___ | ̄| | ̄| | |__ |_ __ |  ̄ | | | .__l | | | | / / | | |_| / / __/ / |_| /__/ |__,/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'::::::::::::::::;;::::::::::::::::゜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::;'',:::::゙ ::::::::::,' ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::: ':::' :::::::' ;::::::: ,:';゙:::::::::::゙:::::::::::::''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::゙ :.::::゙ ,:i ::::゙ ;:::: ,/ ,'::: ‐:::::::::_::::::::::::::":::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::',: :',::' ;:i ::: ;:::,:'゙ ,''' / ゙; ヽ::、::::::::::::::::::::‐:::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::', ':,' :::i, : ::/ ,' ,,、 " ' ,,;:: ": ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::', ゙:, " `: ;::'" ,, " '' ; ´::'':::::::":::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::: 、:::゙ ゙, . :'" ` " ,,::":::::::::::::::::::::‐:::::::::::::::::: ::::::::::::::::::゙ 、` 、, :' ‐ 、 " "::::::::::: 、::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::` 、 ` .. ,,:: 、 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::ヽ ゙:.. :: ,,::"::::::´::::::::::::::::::::`::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ.. 、.... ''' ,,,::"::::::::::::::‐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ~~''' ‐‐ ‐ ''''"´ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄~ ̄ ̄ ̄ ̄
97 :
15/63 :04/08/01 22:09 ID:iWFrlBlz
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ドォン:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ドォン:::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::ゞ:::シ::)::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゞ::::::゙!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(::::::::::)::::: ::::::::::::::::::::::::(::::::::);':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(:: ::)''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(:::::::):、'::::::: :::::::::::::::::::::(:: :::)'':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(:: ::)::)::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゞ:::::シ::::::::: ::::::::::::::::::(:: ;; ::::::::::::゜ ':::::::::::::::::::: ゞ:: ;;'' ::::::::::::::、::::;;::::::::::: (:: ::) :::::::::: :::::::::::: ::::::::::゙ ,,":::::::::: ::::::::_` "_:: :::::::::::  ゙̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ̄ ̄ ̄ ゙̄ ̄ ̄ ̄~~ ̄~ ゙̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ゙̄ ̄ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
98 :
16/63 :04/08/01 22:10 ID:iWFrlBlz
/二二`i ロロ // ,,, .,,, _ // /二二二二二二二二二二二二二二二二/ ヽゝヽゝ// /二二/ // ''' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::三 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::三 |::::::::::|:|:::::::!エニニニ!ユ!==━━:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::|:|::::::::゙| ゙̄|;`ii''!''゙゙゙゙ ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::三 rr┬:┬:┬:┬‐:::゙ ‐'-゙、,,゙‐'‐'三'-、,,_ 、__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_:::: ::::::::::::::::::::三 皿|王 |王 |王 |王三三三三主=ヘ_゙ィソヘ ;>_|爰i二二二二二二二二二二:二二lニ!: r:ュ――‐r――-ニ二ッ-------------------;---ッ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ゙'ロ. .| | | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ゙゙゙̄'''''゙‐r゙― --、、,,、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;{,,|___,,|____|_|___|___|___,゙|__,,,,,,、ヘ_゙>:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::'ゞ,;ソ' i'´,、`i゛i'´,、`i゛i'´,、`i‐o.i'´,、`i‐o:i'´,、`i,,゙'i'´,、`i:ゞ゙'゙.ソ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::: `''‐ x、'、,,゙;ソ´ゞ゙'゙ソ´ゞ゙'゙ソ´''゙ゞ゙'゙ソ´'' ゞ゙'゙ソ´''ゞ゙'゙,,:'、'-'''゙:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄~ ̄ ̄ ̄" ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
99 :
17/63 :04/08/01 22:10 ID:iWFrlBlz
5時20分 モララバード:E軍集団総司令部 r―――――――――――――――ュ | 敵は私を寝かせないつもりか! | | で、.動きはどうなっている? | `ー――――‐y―――――――――'' λλ A__A (,, ;`ー) , (,, #・∀) 、、 (( (::::゙゙::ソ:iO (( ⊂);;;;":::‐:iO <:::::‐::::i <;::::‐:::/ゝ ' ' し(__) (_/、_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r―――‐'`ー―――――――――――――――――ュ | 投入された部隊は敵第六機甲軍と見られます。 | | 目標は間違いなくモララバードです。 | `ー―――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――ュ | モララー軍だけでは対応できん。 | | モーナの.第一機甲軍を投入する。 | `ー――――――‐v――――――――'' λλ A__A (,, ;`ー) , (,, #・∀) (( (::::゙゙::ソ:iO (;::":::‐:iつ <:::::‐::::i <;:::::‐::::i (__)__) し(__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r―――――‐'`ー―――――――――――――ュ | しかし彼等は補給が追いついていません。 | | 直ちに投入と言うのは難しいのでは… | `ー―――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――ュ | やかましい!首都を落とされるわけにはいかん! | | 今すぐ連中に連絡しろ! | `ー――――――‐v―――――――――――――――'' λλ A__A (,, ;`ー) , (∀・# ) (::::゙゙::ソ:iO (;::":::‐:iG <:::::‐::::i <;:::::‐::::i (__)__) し(__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r―――‐'`ー――ュ | は、はい… | `ー――――――''
5時30分 第一装甲軍司令部 r―――――――――――――――――――ュ | 軍集団司令部から前進命令が出ました。 | `ー―――‐v――――――――――――――'' ∧X∧ ∧_∧ ∧_∧ ,∧_∧ (, ´д) (゚∀゚= ,) (八・ ,,) (ロ・ ,,) (::゙゙シ:‐゙i ,/゙:‐:=::゙゙ヘ i:=::゙゙:::;) i:=::゙゙::;) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |______________________ r―――――――― '`ー―――――――――――ュ | ふむ。モララー軍の消耗は予想以上らしいな。 | | 我々が出るより他無しというわけか。 | `ー――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――ュ | しかし閣下、我々の補給状況は劣悪です。 | | 装備自体の.充足はそれなりのものですが、 | | 燃料と弾薬が部隊に行き渡っておりません。 | `ー―――――――‐v―――――――――――'' r――――――――――――――――――ュ | それはそうだ。しかし対応が遅れると | | 却ってまずいことになりかねん。 | | とりあえず敵の状況だ。 | `ー――――――――‐v――――――――'' ∧_∧ ∧__∧ ∧_∧ ∧X∧ (,,, ・ロ) ( ・八) (゚= ,) (д` ) (゙:::::::::゙゙:) (゙::::::::::゙゙:) (゙:::::::::::゙゙:) (:゙゙::::::::::゙)  ̄ ̄ /::::i::::::‐:i ̄ ̄/:::::i::::::‐i  ̄/:::::i:::::::‐i  ̄ i:‐::::::i::::ゝ ̄ ̄ ̄| __ (__(__)__(__(__,),_(__(___) _(___)_,,)___|
r―――――――――――――――――――――――――――――――― ュ | はい。第6装甲軍を主力とする敵は三箇所で藻軍の戦線を突破しました。 | | うち第6装甲、第9機械化軍団がモララバード近郊ほぼ10km付近にまで | | 達しています。他に,第37軍団が西から首都を目指しています。 | `ー―――‐v―――――――――――――――――――――――――――‐' ∧X∧ ∧_∧ ∧_∧ ,∧_∧ (,, ´д`) (=゚∀゚=,,) (八・ ,,) (ロ・ ,,) 蒙軍「バルタ作戦」 (::゙゙シ:‐゙iつ ,/゙:‐:=::゙゙ヘ i:=::゙゙:::;) i:=::゙゙::;)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 《第14機甲軍団》 r:::ュ 《第6機甲軍》 《第3機甲軍》 |::::::| ← |::::::| ヽ::::::《第59軍団》:::::::/ |::::《第6機甲軍団》 |::::::| 《第9機械化軍団》:::| _______ i::::::::::::::::::::::: 《第13機甲軍団》 :::::::::::::アルコバード 〈 【藻第3軍団】 〉 ,/:::::::::::::/ ̄__ ← /::::::/  ̄ __‐ 、:::::::o:::::',  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /:::::::::::/ 〈:::::\ ↑↑ /::::::/ 《第18軍》 / ,l ` 、:::::::::::ヽ:':i o, |`'':::::::::::/ _ \:::::\____ ゙‐ '' ,/ / ヽ:::::::::::モラス モラトル |:::::::::::ヾ 〈゙ \ 《第2機械化軍団》::::〉 ,,r‐ :::::\ 【藻第4軍団】 '"――‐o _____ o――‐' \ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / :::::::::| / ,/ O 〈 【藻第6軍団】 〉 【藻第2軍団】 / :::::::::\` ‐'" モラール  ̄ ̄ ● ̄ ̄ ̄ \ ヽ / 【仏第2軍】 ::::::::::::::::::::::\ モララバード _ ` ‐'' 〈 _/ 《第37軍団》::> o 【藻第1軍】 |\ ::::::::::::::::::::::/ バルモナ 【藻第1軍団】 __ 〈 \ \ \ 【GM装甲軍団】 【藻第5軍団】 【第1装甲軍団】 【第1装甲軍】
r―――――――――――――――――――――――――――――――――― | モララー軍は予備隊の一個軍団を既に投入、東部戦線の縮小で浮いた | 一個軍団をも首都方面に移動中です。つまり西の第37軍団に対応する | 兵力が存在しないということであります。ド・ウラーネル将軍の要求は | この第37軍団を速やかに撃退した後首都方面の救援に向かえということです。 `ー―――‐v――――――――――――――――――――――――――――― ∧X∧ ∧_∧ ∧_∧ ,∧_∧ (, ´д) (=゚∀゚=,,) (・八・ ,,) (ロ・ ,,) (::゙゙シ:‐゙iヽ ,/゙:‐:=::゙゙ヘ i:=::゙゙:::;) i:=::゙゙::;) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | r―――――――――‐'`ー―――――――――――――ュ | よろしい。大茂軍団と,第1装甲軍団を西部へ。 | | 第1軍団はモララー軍に一時編入、第2装甲軍団は | | 予備隊として後方に.拘置。補給を西進する二個軍団に | | 集中させろ。少数精鋭で敵を翻弄する。 | `ー―――――――――――――――――――――――''
12時00分 第9機械化軍団 """  ̄ ̄ ̄ ̄ """ '''''' ¬―-- 、、...,,___ _ ,,,,, 、、 --― _l_ ''''' """  ̄ _ _ ....... l二二l ‐ ェ‐:_:::::: l‐ | ―: ....:::_ェ‐El三i‐王‐.=ェ......... ̄_ ::::r‐l_ l‐匚l―__ r‐‐┐ ¬―-- 、、..,,_ :::‐::::_‐ ::__ ::::‐ _ェ‐E‐_Fュ-| :―i :| ― 、_ :::::.:.:......  ̄""''''¬‐-、、,,_`:::-::i__‐‐ :l ̄l ‐l ‐ ::::_l‐ ┌―| | _::::::::::::::::::.:.:.:................ _::: ==l‐l三t‐ l‐圭 i‐ :__i | ―┐r:::‐三  ̄ ̄ """"''''''' ¬―-- 、、.‐::::=:::l‐r三l=:::_‐ ‐l | l ̄ ̄l‐::r‐::r‐E __  ̄ """''''' ¬―-、、.._::::: ‐:::三:::r=:: ‐ /´___ヘ__ __  ̄ """" ''''''' ¬― 彡,, ミ゙i〕 /´__ヘ (´:::::::::`';;ソ (・ ,,) /:::::i::::::::::i とi:ロ::::::;;)
r―――――――――‐ュ | モララバードか… | `ー―――‐v――――‐'' r――――――――――――ュ | 一番乗りですね、少将。 | `ー―‐y―――――――――'' __ ___ /´__ヘ /´___ヘ (,, ・▽) 彡, ゚д゚ミ (゙´:ロ:ロiつ (:":つ::l::と)  ̄,/::ロ::::::li ̄ ̄ /:::‐::゙‐'‐':i """""""""""" U U (___)__) """""""",,,,,,, """""" ,,,,,,,,,,,, r――――― '`ー――――――――ュ | ああ、そうだな。だがまだ敵の | | 残存勢力の掃討が残っている。 | `ー――――――――――――――'
r―――――――――────────────────‐ュ | 戦闘偵察隊の戦車を前進させて司令部ビルを砲撃しろ。 ! | 第300、第400機甲師団はモラス攻略を切り上げ、同市を | | 迂回して二方向から首都を.攻撃しろ。モラスは予備隊から | | 独立旅団を投入して攻略にあたらせる。 | `ー―――――‐v――――――――――――――――――‐'' r―――――――――――――ュ | ではそろそろ戻りましょう。 | `ー―‐y――――――――――'' __ ___ /´__ヘ /´___ヘ (,, ・▽) 彡゚д゚ ,,ミ (゙´:ロ:ロi (:":つ::l::i゙)  ̄,/::ロ::::::li ̄ ̄ /:::‐::゙‐'‐':i """""""""""" U U (___)__) """""""",,,,,,, """""" ,,,,,,,,,,,, r――――― '`ー――――――――――――ュ | 分かった。それから第401機械化師団を | | アルコバードから… | `ー――――――――――――――――――''
r────────────ュ | 緊急連絡です!.将軍! | `ー――‐y――――――――''-::i__‐‐ :l ̄l ‐l ‐ ::::_l‐ ┌―| | _::::::::::::::::::.:.:.:................ _::: ==l‐l三t‐ l‐圭 i‐ :__i | ―┐r:::‐三  ̄ ̄ """"''''''' ¬―-- 、、.‐::::=:::l‐r三l=:::_‐ ‐l | l ̄ ̄l‐::r‐::r‐E __  ̄ """''''' ¬―-、、.._::::: ‐:::三:::r=:: ‐ """ /´___ヘ __  ̄ """" ''''''' ¬― 彡゚д゚ ,,ミ /´__ヘ ? """" (´:::::::::`';) (▽・ ,,) """"""" /:::::i::::::::::i とi:ロ::::::;;) ___ (__(___) i::::ロ:::::ゝ /´___ヘ """"" U U ,,,,,,,,,,,,,,, (, ;´) と´::::::::::`':つ ,,,,,,,,,,,, <::::i:::::::::ロi """"""" 彡_)'` ‐' r──── '`ー─――――─────―ュ | 何事だ?それにここはまだ敵地だ、 | | 大声で将軍などと呼ぶな。 | `ー――――――――――――――――''
r―――――――――────────────────‐ュ | 申し訳ありません。軍司令部より緊急連絡です。 | | バルモナに前進した敵機甲軍が第18軍.第37軍団を撃破、 | | 再度移動する構えを見せております。 | `ー―――――――――‐v――――――――――――――‐'' r―――――――――――――――――:ュ | 予想以上に早いな…このままでは | | 藻軍と茂軍に挟撃されるかもしれん… | `ー――――――‐y――――――――― ' __ ___ ___ /´__ヘ /´___ヘ /´___ヘ (, ;・▽) 彡,,; ゚дミ rヤ´Д`;,) (゙´:ロ:ロi (:":つ::l::i゙) ヾ:i:::ロ:ロ`':)  ̄,/::ロ::::::li ̄ ̄ /:::‐::゙‐'‐':i """i:ロ::::::ロ::ゝ""""""""" U U (___)__) """(_(__) """""" ,,,,,,,,,,,, r―――‐'`ー――――――――――――――‐ュ | 敵の補給状況からして茂軍の進撃まで | | 多少の時間はあると考えます。今のうちに | | モララバードを落とすべきです。 | `ー――――――――――――――――――‐''
r─────────────────────ュ | そうだな。二個機甲師団に加え.第401師団の | | 一部もモララバード攻略に参加させろ。 | `ー―――――――‐v――――――――――――'' _::::::::::::::::::.:.:.:................ _::: ==l‐l三t‐ l‐圭 i‐ :__i | ―┐r:::‐三  ̄ ̄ """"''''''' ¬―-- 、、.‐::::=:::l‐r三l=:::_‐ ‐l | l ̄ ̄l‐::r‐::r‐E ___ __  ̄ """''''' ¬―-、、.._::::: ‐:::三:::r=:: ‐ "/´___ヘ /´___ヘ __  ̄ """" ''''''' ¬― ( ´Д) 彡,, ;゚д゚ミ /´__ヘ """(:::::゙´::ロ:i (:゙´:ロ:ロ`:つ (▽・; ,) """"""" /:::::::ロ::::i /:::ロ::::::ロi とi:ロ::::::;;) (__(___) (___)___) i::::ロ:::::ゝ """"" U U ,,,,,,,,,,,,,,, r――――――‐'`ー――――――――ュ | 兎に角司令部に戻りましょう。 | | 何時茂軍が来るかわかりません。 | `ー―――――――――――――――''
13時30分 第一装甲軍司令部 r―――――――――――――――――――――――――ュ | 敵はモララバードへの.本格攻撃を開始しています。 | | どうやら我々の到着前にこれを攻略する積りのようです。 | `ー―――‐v――――――――――――――――――――'' ∧X∧ ∧_∧ ∧_∧ ,∧_∧ (, ´д) (=゚∀゚=,,) (八・ ,,) (ロ・ ,,) (::゙゙シ:‐゙i O゙:‐:=::゙゙ヘ i:=::゙゙:::;) i:=::゙゙::;) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |______________________ r―――――――― '`ー――――――――――――ュ | 敵は油断しているな。二個軍団の補給状況は? | `ー―――――――――――――――――――――'' r――――――‐'`ー――――――――――――――― | 弾薬は不足気味ですが、燃料はまだ十分です。 | その他の物資についてはモララー軍からそれなりの | 供給があります。燃料の制約を考えるならあと100`、 | 時間的にはあと4日間は本国からの補給がなくとも | 行動できます。 `ー――――――――――――――――――――――
r―――――――――――――――――――――――― | 結構だ!私はこれから二個軍団の司令部に向かう。 | そして第9機械化軍団への攻撃を直接指揮する。 | 諸君は補給物資の調達を急いでくれ。 `ー――――――――――‐v―――――――――――― ∧_∧ ∧__∧ ∧_∧ ∧X∧ (,,, ・ロ) ( ・八) (, =゚∀) (д` ) (゙:::::::::゙゙:) (゙::::::::::゙゙:) (゙:::::::::::゙゙:) (:゙゙::::::::::゙)  ̄ ̄ /::::i::::::‐:i ̄ ̄/:::::i::::::‐i  ̄/:::::i:::::::‐i  ̄ i:‐::::::i::::ゝ ̄ ̄ ̄| __ (__(__)__(__(__,),_(__(___) _(___)_,,)___| r―――‐'`ー―――ュ | 了解しました。 | `ー―――――――''
14時00分 モララバード近郊 | _l_l _l l |. | __| ┌―‐ | | ,_ | _,/ .| |;| .| tュ'ユi━ (:: ii |,| ii l ̄ゾ> ,, 、‐ " ::.. l'l'''l'''''l''''''''''l'''''l''''''''l;‐'''''l;j''゙ljj,j,jjj''!____ '" :: __l;lニlニlニニニlニlニニl{;{ニl,jニljj,j,jjj,,!―――‐'' 、,,. |i ̄O)!| ̄t;―tュ―;ュ ̄O)~ ̄i| ̄'| ̄`''r―‐::r'‐:r‐::v-、、_ ` ゙ 、,,, '' |  ̄ ̄|i゙゙i ̄ ゙̄'゙ ̄ ̄i゙゙i ̄ ̄ | .| .| | | | `'ヾ;> :" {三三{!'''_tュ,rri,,ュ_,'''{三三{;`';;'、___|__|_|_|__,,,,x;' ヾ::,,, . ヘ;;三;;ヘ______ヘ;;三;;ヘソr゙i i'r゙i i'r゙i;;i'r゙i;;i'r゙i i'r゙i`''゙/ (:: ,,:: \三;\ソ '、ソ '、ソ '、ソ ',\三;\ソ;ゞソ;ゞソ;;ゞソ;;ゞソ;ゞソ/ ゙ ‐ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\人人从人人从人人从人人/ ) ( < 次弾、HEAT-MP装填! ゝ ) ( /⌒Y⌒Y⌒ W⌒Y⌒Y⌒Y⌒\ __ _ ` '''‐゙:、::、 ,,、-::''二- ,,"‐、 ヾヘ ,r',"''" `ヽヾ ヽヽ __,_,,,、 ''", ` 、,. _______ /`ヾ 、, __ ゙, `ヽ/ ´ _i / i_ ・ ',::''" ‐:`ヽ _,ノi /、 / ヘ, i::i i::i 、ヾ ,,.ノ / __ _ ヾ、 ヾ:、 __,,:ノ' _ ̄"¬‐i ,:――――i",; ―‐:、`i ,r'''" ̄::::::.... _,/`: ::i0| |i゙  ̄ ̄ ̄| i' ゙i | /:::::'::: i ; !_ |i :| ':、 ,l | ,':::::: 、 /::: ;' / 0i "_''__‐ 、 ,,, .. 、 _ ‐ ''' :|__,':::::: :::/::::: ,/, _,, 、 _.`_ ゙: `;  ̄ i::::: ::'、 ,,/ヾ"´i ゙i :,' _r;゙li;‐'" '、:::::::... ヾ ,/ i リ / ,!‐-''" ̄` ‐" '' _,,' -' ‐"''´  ̄
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'" ::ヾ:: :::) .::! ..:::ノ::::::: ''' | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :: .::) ,,ノ ‐''.....::::::''''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_____________゙::、',,,シ‐"________________ ┃ ・・ ・ | r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r: | r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: ┣━ ━╋ ┃.| l,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,l | l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l ┃ ┏┫ ━━┛ 、 ゙ , " | ┃ ・・ ・ | ` ヾ ::´ `:/ ' ´ , ┣━ ━╋ ┃ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄',:: (::. .:::) .:)´‐ ̄┃ ┏┫ ━━┛ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ゙- 、..,,_ _________ヾ ゞ:: ,,ノ‐'゙ 、 _____|_________ _ _ , 、(::.. .:::)‐、::゙: ‐:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:| r‐: .... ... ...:::::...r‐: r‐: r‐: ゜` , , ゞ::‐゙ 、,,:)'' " ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,l| ‐:: " ::゙ヽ :: ::::::::.:....l,_,l l,_,l " (:::.. ,, `r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:| ..::) ´ ::ヽ ;; ,l:::: :.. . r‐: ゙ ‐ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll :::ノ ::ヽ:: ::、 ::ノ:::.:.. l,_,l l,_,l |r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r‐" ::⌒ヽ ::) ..::::) :::::..‐: r‐: r‐: |l,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll::_、:: :: '':::::::::''',,ノl l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l |r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:ri:、,_ ::::'' ...:::::'' r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: |l,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,l| l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l |r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:| r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: |l,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,l| l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l |r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:r:| r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: r‐: |l,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,ll,l| l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l l,_,l
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r────────────────────────────ュ | それにしても…!アヒャットの奴め補給が足らんというから | | なけなしの燃料を送ってみればお礼とばかりに燃料切れの | | 機械化軍団を遣しやがって!我々にこれをどう使えというのだ! | `ー―――――‐v―――――――――――――――――――――'' ゴ ォ ォ ォ ォ ..:::::: ..:::) ::: :::: :: ⌒::ヽ .::)'' (:: :::) ..::ノ :::) ::::: ll A__A..,,,_ ガシャン と( ・∀・#)O;i) _` "_  ̄  ̄ lヽ ̄ ̄ ̄ ̄\ λ__λ _,,,...,,,_ | \. \ (;と:::::::::i'(⌒)⌒) \. \. \  ̄ ̄  ̄ r―――――‐'`ー―――――――――――――――――ュ | フォン・アヒャット中将には何か考えがあるようです。 | | 兎に角今は敵の攻勢を防がねばなりません。 ! | …それ以前に衛兵に我々の鉄兜を用意させましょう。 | `ー―――――――――――――――――――――――''
12月28日8時10分 第9機械化軍団司令部 r─────────────――ュ | 何だと!間違いはないのか!? | `ー――――‐v―――――――――'' r―――――――――――――――――― ∩,,,,∩ | はい。アルコバードが敵軍に襲撃され、 彡, ;゚д゚ミ | 兵站部隊の一部が壊滅しました。 r======O´====`゙O==ュ `ー――――‐v―――――――――――― .|ll ̄ ̄|| ̄:::::::::/´__ヘ ̄|| ||l :rュ.|| __::::(i,,゚Д゚) ||rュ  ̄  ゙̄ ゙̄ ̄ ̄ ||| T,,||―‐.ヽ―‐ ヽ,― ||T  ̄ ̄ ̄ """" ''''''''¬―-、、、..,,,____ __ r―――i ̄i ̄'‐`ヽ,,,、- ̄‐  ̄‐ ̄-`'' ‐ 、 ___ ___ | ,_ i i i_ i:l: Oii圭圭圭圭ii:O l /´___ヘ /´___ヘ | /:::::::゙, i i /:::::::',`::ヽ:: ''i'========' ,, /、 ,(・; ,) (д`; ) r::;'゙:::`:',_-_ /;'゙:::`::',_:_tニiニl二二lニiニュ! `l:ロ::`'':::) i:ロ:::`'::) |:i:::0:::i;;;;;i  ̄ i:::0:::i;;;;;i''''''‐'‐'-‐-‐-‐-'‐';;;i i::::ロ:::::ゝ i::::ロ:::::ゝ '、;;;;ソ;;;ソ '、;;;;ソ;;;ソ、;;;;ソ;;;ソ '、;;;;ソ;;;ソ ((___) _(_(___)  ̄  ̄  ̄  ̄ /´__ヘ r―――――‐''`ー――― ュ """"""""""" (( ( ・∀) | それで、敵軍は? | """""" `ー―――――――――‐'' r――――――――‐'`ー―――――――――― | まだアルコバード近郊に留まっています。 | しかし移動を再開するのは時間の問題かと… `ー―――――――――――――――――――
r――――――――――――――――――――――ュ | このままモララバードに留まるのは,危険だ。 | | 全軍団を東へ向かわせる。目標はモラトル。 | | 敵第3軍団の補給線を断ち、第6機甲軍団との | | 連携を図る。軍司令部に第59軍団で敵第3軍団を ! | 攻撃するよう要請しろ。私はこれから独立旅団を | | 視察してくる。以上だ。 | `ー――――‐y――――――――――――――――'' ∩,,,,,∩ 彡,, ゚дミ _ (::::"::::::;ニO r===========:ュ /:::::::ロ::::i|:| || /´__,ヘ ll (_,/' ゙̄|:| ||. (, ゚Д)〔〕 ______,/__|:|_|:ー――――‐ i_` ''' ¬−-- 、 __ __ | ___ i: _|___ :| ,/´___ヘ /´___ヘ | ,/:::::::_::_:::::ヘ l三l i /:::::::_::_:::::ヘ ̄ ̄i (∀・; ) (д`; ) |_/ r''´:::::::`ヽ:ヘ___, 二二二二 / r''´:::::::`ヽ:ヘ_,〔〕 iロ:ロ::`':) .iロ:ロ::`':) ー i::::(◎)::::i ―――――――― i::::(◎)::::i ―' il::::::ロ::;ゝ il::::::ロ::;ゝ ヾ::::::::::;;ノ ヾ::::::::::;;ノ __, (__(__) (__(__) """""""""""" """""""""""""""""""" /´___ヘ _ (∀・ $ )) /´_ヘ """""""" """""""""" (∀゚ ,) ))
9時30分 アルコバード:大モーナ装甲軍団 r――――――――――――――――ュ | 前進の準備はできたかね諸君? | | まだ燃料は.残っているだろう? | `ー――――――――――‐v――――'' | __,,.、-‐-、 | ゙r:===(vi' r―――――――――――――ュ | (, =゚∀) | 勿論であります中将閣下。 | _|_____.________|__/゙::'、":ヾ;、, `ー―――――‐v――――――'' |./´ ̄ ̄ ̄0 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄、゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ ̄ ̄ ̄ ̄`゙''‐x、,,,_ | '、___,ノ  ̄ ̄ ̄二ャュ ===ェェ| | .〈<,,>':,':, |、二二二二二二二二二二二二二二二二二二二|_':,<_>':,.'、,_ ,r―-、.,,__ ,r―-、.,,__ | ,r‐、ll ゙.,、::-:;,,、\ /.,、::-:;,,、 \ /.,、:::-:;,,、':,_|.ti‐,> ゙iv)===:ュ' ゙iv)===:ュ' |tll゙'it`ll‐,:";;;;;;;;;;;;;;゙': :'i i゙ ,:";;;;;;;;;;;;;;゙':.=゙'‐'゙ ,:";;;;;;;;;;;;;;゙': / (∀` ,) (∀・ ) '`゙'=='` |;;;;;(◎);;;;;|=|三三|=|;;;;;(◎);;;;;|=二|;;;;;(◎);;;;;|‐''´ i/>::゙゙:::::) i/>:::゙゙::::) ヘ;;;;;゙'''゙;;;;;;ソ ヘ;;;;;;゙'''゙;;;;;;ソ .ヘ;;;;;;゙'''゙;;;;;;ソ i::::ロ::::::ゝ, i::::ロ::::::ゝ ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐゙''‐―'''゙ ‐‐‐‐‐‐‐‐‐゙''‐―'''゙.‐‐‐‐‐‐゙'''‐―'''゙ (___)_) (___)_) r――――――――――――‐'`ー―――ュ | 我が軍団の戦力は充実しています。 | | 増援無しでもまだ戦えます。 | `ー――――――――――――――――''
| __,,.、-‐-、 r──────────────――――――――― | ゙r:===(vi' | 敵はアルコバードを押さえられて焦っているだろう。 | (, =゚∀) < 当然後方線の回復なり新規設定なりするはずだ。 ______|__/゙::'、":ヾ;、, | まず考えうるのはモナーバードの敵との連携だ。 アルコバード `ー―――――――――――――――――――――― O 【Ku.AD】 【藻7ID】 | 【藻6ID】 【L.AD】 【藻第3軍団】 【グロス・モナッチェラント装甲軍団】 | 【Mh.AD】 \――――――――――‐ 、 モラトル \ >―‐ O / \ /' 【藻5ID】 / 《401MD》 \. 《第9機械化軍団》 | 《第6機甲軍団》 \ / | 《37AD》 / モラス/' | モナーバード 【1AD】 O《蘭1IB》――――|――――――――‐ O―――――― \ | 《38AD》 《40MD》 【2AD】 《300AD》 《400AD》 ____/ 《39MD》 【第1装甲軍団】 \ / 【藻18ID】 | 【藻4MD】 【1MD】 モララバード ,/ | 【藻1MD】 l:【藻17ID】::;] | 【藻16ID】―――[::::::::::::::::::::::」――――――┼―――――――【藻第1軍団】 【藻第6軍団】
r―――――――――――――――――――――――――――――ュ | しかしそれだと第6機甲軍団の後方組織に過大な.負担をかける。 | | もっともこの選択肢は最後まで敵将の頭に残るだろうな。 | `ー――――――――――‐v―――――――――――――――――'' | __,,.、-‐-、 | ゙r:===(vi' r―――――――――――――――ュ | (, =゚∀) | で、我々はどうするのですか? | _|_____.________|__/゙::'、":::::つ `ー―――――‐v――――――――'' |./´ ̄ ̄ ̄0 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄、゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ ̄ ̄ ̄ ̄`゙''‐x、,,,_ | '、___,ノ  ̄ ̄ ̄二ャュ ===ェェ| | .〈<,,>':,':, |、二二二二二二二二二二二二二二二二二二二|_':,<_>':,.'、,_ ,r―-、.,,__ ,r―-、.,,__ | ,r‐、ll ゙.,、::-:;,,、\ /.,、::-:;,,、 \ /.,、:::-:;,,、':,_|.ti‐,> ゙iv)===:ュ' ゙iv)===:ュ' |tll゙'it`ll‐,:";;;;;;;;;;;;;;゙': :'i i゙ ,:";;;;;;;;;;;;;;゙':.=゙'‐'゙ ,:";;;;;;;;;;;;;;゙': / (∀` ,) (∀・ ) '`゙'=='` |;;;;;(◎);;;;;|=|三三|=|;;;;;(◎);;;;;|=二|;;;;;(◎);;;;;|‐''´ i/>::゙゙:::::) i/>:::゙゙::::) ヘ;;;;;゙'''゙;;;;;;ソ ヘ;;;;;;゙'''゙;;;;;;ソ .ヘ;;;;;;゙'''゙;;;;;;ソ i::::ロ::::::ゝ, i::::ロ::::::ゝ ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐゙''‐―'''゙ ‐‐‐‐‐‐‐‐‐゙''‐―'''゙.‐‐‐‐‐‐゙'''‐―'''゙ (___)_) (___)_) r――――――――――――‐'`ー――――――――――ュ | まあそう焦るな…地道にことをすすめればいいのだ。 | | あくまでも地道にな。 | `ー―――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――:ュ | 失礼します!軍団偵察部隊より報告、敵軍団は | | 現在移動を開始、その目標はモラトル、尚軍団の | | 最後尾には第401師団が.展開、移動を支援。 | `ー――――――――――――――――‐v―――― ' r――――――――――――――――――――――――ュ | よろしい!大茂軍団はアルコバードからモラトルへ! | | 第1装甲軍団はモラス南を,迂回してモナーバードと | | モラトルの連絡を切断せよ! | . | __,,.、-‐-、 `y―――――――――――――――――――――――‐' . | ゙r:===(vi' . | (, =゚∀) __,,,|__/゙::'、":::Q ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ ̄ ̄ ̄ ̄`゙''‐x、,,,_  ̄ ̄二ャュ ===ェェ| | .〈<,,>':,':, 二二二二二二二|_':,<_>':,.'、,_ __,,.r―-、 __,,.r―-、 ,r―-、,,__ 、::-:;,,、 \ /.,、:::-:;,,、':,_|.ti‐,>' `r===(vi' `r ===(vi' `r====:ュ' ;;;;;;;;;;;;;;゙':.=゙'‐'゙ ,:";;;;;;;;;;;;;;゙': / (, ´∀) ( ・∀) (´ )、 ;;(◎);;;;;|=二|;;;;;(◎);;;;;|‐''´ i/>::゙゙:::::) i/>:::゙゙::::) i´;゙:::::::::゙゙/ ;;;;゙'''゙;;;;;;ソ .ヘ;;;;;;゙'''゙;;;;;;ソ i::::ロ::::::ゝ, i::::ロ::::::ゝ i'':ロ:::::i:::ゝ ゙''‐―'''゙.‐‐‐‐‐‐゙'''‐―'''゙ (___)_) (___)_) (___)_)
18時30分 蒙第六機甲軍司令部 r――――――――――――――――――――――――ュ | 叛乱軍の第1軍団はもはや.弱体だな。二個師団を | | こっちにおいておけばそのまま無視してモララバードへ | | 進撃できるだろう。 | `ー――――――‐v――――――――――――――――'' ∩_∩ ∧_∧ ∩__∩ (,, ゚w゚) ノノ, ・∀・) (ー・ ,,) (:´ロ:ロi§(´::ロ:ロ゙iヽ i:ロ:::゙゙::;) l二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l |_| U U (__)__,) (_(___) |_| r――――――――――― '`ー――――――――――――ュ | マルフ少将は背後を襲われて多少狼狽して | | いるようですが、迅速に移動すればなんとかなるでしょう。 | `ー――――――――――――――――――――――――' r――――――――‐'`ー―――――――――――――――ュ | 勿論彼の退避行動を.支援し、かつアルコバード.奪還の | | 努力を行うことは重要です。既に軍集団の予備から | | 我が軍に第20軍団を編入、これをアルコバード北方から | | 同市の敵軍に対して差し向けています。 | `ー――――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――:ュ | 敵の第6軍団はマルフ少将の攻撃で消耗し、 ! | 第1軍団も脅威というには弱体に過ぎる。 | | このままいけばマルヒャー少将がモララバードを | | 落としてくれるだろう… | `ー――――――――――‐v――――――――――'' ∩__∩ ∧_∧ ∩_∩ (, ・) ノノノノ, ・) (゚ ,,) (::::::゙゙:::ロi ,、/゙§:::::`;ヽ i:´::::::`) l二二二二二二/::::::::ロ:::i 二 /::::::::ロ:::i二,il::::::i:::;ゝ 二二二l |_| (___)_) (,__(__) U U |_| r―――――――――‐'`ー――――――――――――ュ | 我々も叛乱軍.第3軍団への攻勢を強化します。 | | 第9機械化軍団と連携すれば敵第3軍団を降伏させ | | モラトルを拠点に連絡線の再構築が… | `ー――――――――――――――――――――――''
\,,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人,/ ) 大変です閣下!第9機械化軍団から連絡、 ( ) 同軍団の第401機械化師団が敵機甲部隊の ( ) 挟撃を受け現在防戦の最中とのことです! ( /⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\ ∩__∩ ∧_∧ ∩∩ ∩∩ ヽヽ ( ;・−ノノ;・∀・) (, ;゚w゚) (゚; ) 三 (:゙゙:ロ:ロ:(:゙´:ロ:ロ゙づ::ロ:ロi ど゙::::::::゙つ 三 二二/::ロ:::::::/:::ロ:::::::li /:ロ:::::li 二l二二二二二二l /::::::::::;ゝ 三 l_,l (___)__(__)__) U U l_,l l_,l (,/ `‐' 〃  ̄  ̄ r─────‐'`ー─――――――――──‐ュ | 一寸待て、挟撃だと?ということは | | 敵は機甲軍団をもう一個動かしてきたか?| | とすると…? | `ー―――――――――――――――――‐''
12月29日10時00分 第9機械化軍団 r─────────────――ュ | …第401師団が降伏だと? | `ー――――――‐v―――――――'' r―――――――――――――――――― | そう連絡を受けています。南からの | 攻撃に対応が追いつかず司令部が壊滅、 | 麾下部隊も順次敵に降った、と… ================ュ `ー――――――‐v――――――――――  ̄ ゙゙|| ̄ ̄ ̄/´__ヘ ̄|| _,,,...、-‐ '''"´ rュ.||,,__ (i,,゚Д゚) ||rュ _,,,...、-‐ '''"´ .............. ,T゙||―‐.ヽ―‐ ヽ,― ||T ‐`ヽ,,,、- ̄‐  ̄‐ ̄-`'' ‐ 、 ___ ___ i_ i:l: Oii圭圭圭圭ii:O l ∩,,,,∩ /´___ヘ ,/´___ヘ ::::::',`::ヽ:: ''i'========' ,, /、彡 ;゚д゚ミ (Д`; ,) (Д・; ) :::`::',_:_tニiニl二二lニiニュ!(::゙゙::ロ:ロ゙i l:ロ::`'':::) i:ロ:::`'::) 0:::i;;;;;i''''''‐'‐'-‐-‐-‐-'‐';;;i /::::ロ:::::::lli i::::ロ:::::ゝ i::::ロ:::::ゝ ;;;;ソ;;;ソ、;;;;ソ;;;ソ '、;;;;ソ;;;ソ (___)__) ((___) (_(___)
r―――――――――――――――――――――――ュ | モラス攻略に当たっていた第401師団の一個旅団を | | 連中に送り返したな…今すぐ呼び戻せ。 | `ー――――――――――‐v―――――――――――'' r―――――――――――――――― ,_ | 既に第401師団の降伏については |:| r===========:ュ | 彼等に知らせてあります。 |:| || /´_,ヘ, ll `ー――――――‐v―――――――― /゙ ゙̄|:| || (,, ゚Д),〔〕 __|:|_|:ー――――‐'i_` ''' ¬−-- 、 __ __ . i: _|___ :| ∩,,,∩ /´___ヘ /´___ヘ ':, l三l i /:::::::_::_:::::ヘ ̄ ̄i 彡, ;゚дミ (Д` ,,) (Д・ ,,) ::ヘ___, 二二二二 / r''´:::::::`ヽ:ヘ_,〔〕(::::":::ロ:!つ i:ロ::゙゙:::::;) i:ロ::゙゙:::::;) : ―――――――― i::::(◎)::::i ―' <:::::::ロ::::i l::::ロ::::::;ゝ ,l::::ロ::::::;ゝ ヾ::::::::::;;ノ (( し''(__) (__(___) (__(___)  ̄ r―――――――――――‐'`ー――――――――――ュ | ならばよい…部隊のモラトル再集結を急ぐ。 | | 敵軍が第401師団の包囲殲滅を実施したとなれば… | | 敵の主力はモラス近郊に居るはずだ。 | `ー――――――――――――――――――――――''
r──────―――――───────―――ュ | 出来れば偵察部隊を出したいところですが… | | 偵察部隊は既に出払っています。 | | モラトル方面を調査する必要がありますので… | `ー――――――――――――‐v―――――――'' r――――――――――――――――――――ュ | 軍団・師団司令部の部隊から斥候を出せ。 | | 私もこれでモラス方面の様子を見てくる。 | | 軍団のモラトル再集結を急いでくれ。 | ================ュ `ー―――‐v―――――――――――――――''  ̄ ゙゙|| ̄ ̄ ̄/´__ヘ ̄|| _,,,...、-‐ '''"´ rュ.||,,__ (i,,゚Д゚) ||rュ _,,,...、-‐ '''"´ .............. ,T゙||―‐.ヽ―‐ ヽ,― ||T ‐`ヽ,,,、- ̄‐  ̄‐ ̄-`'' ‐ 、 ___ ___ i_ i:l: Oii圭圭圭圭ii:O l ∩,,,,∩ /´___ヘ ,/´___ヘ ::::::',`::ヽ:: ''i'========' ,, /、 彡゚д゚; ミ (Д`; ,) (Д・; ) :::`::',_:_tニiニl二二lニiニュ! と;::゙゙::ロ:ロ゙i l:ロ::`'':::) i:ロ:::`'::) 0:::i;;;;;i''''''‐'‐'-‐-‐-‐-'‐';;;i /::::ロ:::::::lli i::::ロ:::::ゝ i::::ロ:::::ゝ ;;;;ソ;;;ソ、;;;;ソ;;;ソ '、;;;;ソ;;;ソ (___)__) ((___) (_(___,) r―――‐'`ー―――――ュ | 了解いたしました。 | `ー―――――――――''
12月30日12時00分 モラキア会戦―蒙第9機械化軍団の危機 | / __ / | アルコバード 《第20軍団》 /:::::::::::::::\ 、/ _《第59軍団》 ヘ O ,,_/ /' |::::【藻7ID】:::|_<  ̄| _____ \ \xi '\ ':, ,.ゝ ,i:::::::::::::::::::::::::::【藻第3軍団】:::::::::::::::::::::\,>__,| \ `''" :::::::::::::::::::::::::::::::【L.AD】― 、:::::::::::【藻6ID】::\ \――――――――【Ku.AD】::::::モラトル↓::::::::::::::::::::::::::::::::/ \ 【G.M装甲軍団】↓:>―‐ O【藻5ID】::::::::::::::::::/ / \ :::::::::::::::::::::::::/ ̄ ,/ ̄《400AD》 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ::\【Mh.AD】::| 《蘭1IB》 《第9機械化軍団》 / ::\::::::::::::::::`/―‐ 、. | 《37AD》 / 《第6機甲軍団》 ::::モラス/【1MD】:::\《300AD》__,,..――...、 モナーバード ::::::::::::::::::::::::::O::―――――――|―――【2AD】―――‐O―――――――――― ::【藻16ID】::::::::::::\::::::::::::::::::::::::【1AD】:::::::::::::::::::::::::/ / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\【第1装甲軍団】___《38AD》 《39MD》 ::::::::::::::【藻17ID】:::::/::::::::【藻18ID】::::\ |_______ 《40MD》 ::::::::::::::::モララバード::,/:::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::【藻1MD】::::ヽ_____ l::::::::::::::::::::::::;] :::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::【藻4MD】::: ―――――――――[::::::::::::::::::::::」――――――┼―― 【藻第1軍団】 ――― 【藻第6軍団】
欧州同盟軍E軍集団司令部 r――――――――――───────────ュ | で、アヒャットの奴はなんと言ってきた? | | また物資を寄越せとかいうんじゃないだろうな? | `ー―――――――‐v――――――――――――'' A__A r(, ・∀・) λ_λ |:(::゙゙:ロ:ロ゙i (´; ,) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| と:´::::::::`) |___________| i:ロ::::::i::::ゝ (___)__) r──────────────‐'`ー──────────ュ | それだけではありません。第3軍を至急戦線に投入して | | 敵第18軍の右翼を圧迫するようにと…。例によって到着した | | 物資を第2装甲軍団に送って欲しいとも言ってきました。 | | これを戦線に追加投入して一気に敵.機甲軍を殲滅すると… | `ー───────────────────────── '
\,,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人_,人,_/ ) あの野郎…!私を自分の部下とでも思っているのか! ( ) この軍集団の総司令官は私だ!奴にそう伝えろ! ( /⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒\ A__A r( #・∀・) 彡 λ_λ ミ と::゙゙:ロ:ロ:O (´; ,,) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| と:´::::::::`) |___________| i:ロ::::::i::::ゝ (___)__) r───‐'`ー──ュ | は、はい… | `ー──────''
13時30分 モラトル南方地域 :::::::::::::::::::::: (::: :::) ‐、:::::::::;;:::::: :::::::::::::::::::::::::::: ,:r:: ヾ::: .:::::::::::::::::::: ,r::':、:: ::ノ::: :::):::::'':: ...:::::::::::::::::::::::: (::: ::::):: ...:::::::::::::::::::::::: (::: :::) :::):、::'':::: ::::::::::::::::::::::::::: ,r:::ゞ:: ;;ソ:: :::::::::::::::::::::::::::: ゞ:: ;;;ソ:!‐'' :::):::: ..::::::::::::::::::::::: (::: ::;;!、‐'':: ..::::::::::::::::::::::: (::,, ,,;;)::''、::ソ'' ..:::::::::::::::::::::::::: ゞ:: ::'' ::‐'' ::::::::::::::::::::::::: r:: ヽ‐'':: シ :::::::::::::::::::::::::: (:::.. :::ソ‐' .:::::::::::::::::: ,r::ヾ:: ッ :::;) ..::::::::::::::::::::: r::'、:: `::::) ::::::::::::::::::::: r::'、:: ::シ:::`!'' ....::::::::::::::::::::: ,r:::'、:: :::ノ:!' .:::::::::::::::::::: ゞ::: ;;):::‐'' ::::::::::::::::::::::: (::. ::;;)::: ::)'' ::::::::::::::::::::: (::: ;;;)‐'';;;) .:::::::::::::::::::::: r''::ヾ''::)::''
/二二`i ロロ // ,,, .,,, _ // /二二二二二二二二二二二二二二二二/ ヽゝヽゝ// /二二/ // ''' __r;,..-.,_ .....,,,,_!ニ二,,i_i,>_‐〈‐,>,>ニ==== ll三:―:―:―:―: −:−:−:ュ ,,,,,,,,, '''' ヾ''◎,◎,◎,◎,◎,◎,◎ン _ ''''''' """"""""""""""""""""´ 三 ,i"_lr=tl―‐‐ ''''''''' ,.-: ‐:,、:,、:,、:,、=='=:= ̄= ̄'‐-''、二'、....,,,,_ """" 三 i i 」|" " :'シ:'シ:'シ:'シ| | ヽ_,,_,,_/‐_ `: 、_`__、__r― 、______ _ .......,,,,,,,,,,_ `''―――- 、 ̄‐、,,|l二l|/______',‐,,_:_'"‐,__'"-゙---''------------'‐' 三 :||  ̄〔_ ̄ ̄_〕`lllll ̄ ̄ ̄ ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄""i '''' r‐- 、、,,_ """ !!  ̄ ̄l: ̄ ̄ ̄l: ̄ ̄ ̄l: ̄ ̄ ̄l: ̄ ̄ ̄l:~ ̄ ̄l゙:l~ ̄:|~ ̄:|゙ ̄l:| ̄iヘ 三 | : ̄ ゙̄‐__―_,‐゙‐__―_,‐゙‐__―_,‐゙‐__―_,‐゙‐__―_,‐゙‐__‐゙‐__‐゙‐__‐゙ ''".´ """ ' ヾ,,_,ノ:'" ,. ` _ :'" ,.゙` _ :'" ,.゙` _ :'" ,.゙` _ :'" ,.゙` _ :'" ,.゙` _ :'" ,.゙` _ゞ_,ソ 三 ゙ヽ,,ヾ,_゙_ノ ヾ,_゙_ノ ヾ,_゙_ノ ヾ,_゙_ノ ヾ,_゙_ノ ヾ,_゙_ノ ヾ,_゙_ノ-''"´ """" """""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""´ ,rii二二'‐ュ_ """ """" ~/ ̄`゙ '' ‐゙、、,_゙ ''' ‐ 、、_ ,r ―‐、. __________ """""" 〈―――――,,>――,,>_,|ll:'__':ill__________lll二! _ヘ_,,.. 、__''"´___,,.、 ''" """""""  ゙̄~|"""'''"-゙‐ 、 、.,,_ """""" __,,|____|__`゙_''_‐,,、,,_ """"" """" | | i・| ̄':ヘ
| _l_l ' , _l l ._| ‐' ̄ ̄ ! / _| _,ノ __/ ,,,,, ,,riill‐''' i''~゙|,,、,,,,,,__ ,ril' ,,,,,,,,,,,,,,,,,,rェェェ'rェ'ェ'ェェュ,,,,,,,,,,,,,,,,,,r‐ュ‐ュ, ,il' ヤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヤ´|゙|ゞゞ゙''''ll'''!ヘ'''''i\;―ュ____ __ヤ_______ヤ_|,|__,ゞゞ'||ロ!,/'''''!/'--'――――'' |三三l三三l三三l三三l三三|~~[~]'ii''''''''i''''''''i''‐x、、,,ti_ iil |三三l三三l三三l三三l三三|:ュ ‐r゙‐r゙‐r゙‐r゙‐r゙'r゙'r゙'r‐''ヽ 'ii, 'i―‐'i'ヤ_z__z_ヤi,_z__z_'i―‐'i';-i___i___i___i___i___i__i__i__i,,ッ''i'' 'ill、 lニニニlヤ_______lニニニli o;i o;i o;i o;i o;i o;i o;i`''゙ソ ヾ::、 ヾ三ヽソ'、ソ'、ソ'、ソ'、ソ'、,;ヾ三ヽ ソ'、ソ'、ソ'、ソ'、ソ'、ソ'、ソ/ ` ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´
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r――――――――――――――――――――――――――――――ュ | 申し訳ありません閣下。ド・ウラーネル上級大将は閣下の進言を | | 容れられませんでした。第3軍ではなく第5装甲軍を投入すると、 | | それまで届いた物資は.出来るだけ備蓄にまわすので攻勢は止めろ、 | | そう仰られたとのことです。 | `ー――――――――‐v――――――――――――――――――――'' _|_____.________|__ |./´ ̄ ̄ ̄0 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄、゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ ̄ ̄ ̄ ̄`゙''‐x、,,,_ | '、___,ノ  ̄ ̄ ̄二ャュ ===ェェ| | .〈<,,>':,':, |、二二二二二二二二二二二二二二二二二二二|_':,<_>':,.'、,_ | ,r‐、ll ゙.,、::-:;,,、\ /.,、::-:;,,、 \ /.,、:::-:;,,、':,_|.ti‐,> |tll゙'it`ll‐,:";;;;;;;;;;;;;;゙': :'i i゙ ,:";;;;;;;;;;;;;;゙':.=゙'‐'゙ ,:";;;;;;;;;;;;;;゙': / '`゙'=='`__,,.、-‐-、 ;;;;;|=|三三|=,r―-、.,,__;;|:,r―-、.,,_,◎);;;;;|‐''´ ゙r:===(vi';;;;;ソ ゙r(w)==ュ';ソ:゙r(w)==ュ' ''゙ ;;;;ソ ‐‐‐‐‐‐ ( =゚∀゚)'''゙‐‐‐‐‐‐‐‐(´∀`;,) ‐(・∀・;,)―'''゙ (:::":::ロ:i ,r―-、,,_i/>::゙゙:::::) i/>:::゙゙::::) /::::::ロ::::l ゙r====:ュ',:::ロ::::::ゝ i::::ロ::::::ゝ (___)__) (`; ,)___)_) (___)_) と:゙゙:::::::::゙つ r――――――――――――‐'`ー―――――――ュ | 折角敵をここまで.追い詰めたのに… | | 今攻撃すれば第9装甲軍団は勿論、第6装甲軍 | | 全体を殲滅するのも… | `ー――――――――――――――――――――''
r───────────────────────ュ | 物資が不足しては攻撃はできんな。 | | 我々は我々の出来る範囲で十分やったと言えよう。 ! | 今日の予定進出線まで前進したら、攻撃は終了だ。 | | それでは諸君、今夜は祝杯をあげようではないか! | `ー――――――――‐v―――――――――――――'' _,,.r―-、 __,,.r ―-、 ,r―-、, ,r―-、,,__ `r:===(vi' ゙r==(w)ュ' ゙iv)====゙iw)===ュ' ( ´д) (, =゚∀゚) (∀`; ,(∀・; ,) (:::゙゙::::ロ:iつ ど:ロ:ロ:゙゙:) i:ロ:::゙゙:::i:ロ:::゙゙::::;) /:::::::ロ::::i /ロ:::::::ロ::ゝ l::::ロ:::: l::::ロ:::::::ゝ (___)__) (_(__) (__(___(__(___) r―― ^ ―― ^ ―ュ | は、はい… | `ー――――――‐'
22時30分 蒙欧州方面軍第二総司令部 r―――――――――――――――――――――――――――― ュ | 報告します!第6機甲軍は敵の攻撃停止に乗じて脱出を計画、 | | 第9機械化軍団は既に危機を脱し、第6機甲軍団も戦線縮小を | | 開始しつつあります。…バルタ作戦は失敗しました。 | `ー―――――――――――‐v――――――――――――――― '' r――――――――――――――――――――――ュ | 申し訳ありません元帥閣下…バアトル将軍なら | | なんとかやってくれると思ったのですが… | `ー―――――‐y――――――――――――――― ' ∧,,,∧ ∧,∧ ミ ヾヽ,,彡 (д゚; ,,)ヽ ∩M∩ ∧,,,,,∧ ∧,,,,,∧ (:゙゙::::§:゙) ll:=:::゙゙:;)§. (´ー` ,)  ̄ノノ;・∀・) ̄ノノ,,;`◇)  ̄ ̄ /‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ ̄ ̄| (゙‐:lll:=::゙) _,§(゙゙:‐:lll:=゙i__§(゙゙:‐:lll:=゙i ___ U´U,____UU_____| /‐::lll:::‐::ゝ /:‐:::lll:::‐i /:‐:::lll:::‐i (__(___) (__)_) (__)_) ∧∧ (゚; ),、 i゙゙::::::::゙::シ
r───────────────────────────ュ | 構わん。バルタ作戦は敵の兵力をモラキアに誘引する為の | | 囮でしかない。元々バアトルが成功するとも,思っておらん。 | | 部隊の前進に際して十分な予備と側面援護を欠き、同時に | | 敵機甲戦力が前進しないだろうという楽観に基づいた作戦が | | 成功するとすれば、それは敵が.無能である場合だけだ。 | `ー――――――――――‐v―――――――――――――――'' ∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ ( ´ー) ノ(, ;゚д) ノミ,, ゚Д゚,彡 (`◇´;ヾヽ, (・∀・;ヾヽ (゙゙::::::::゙゙::) §(:゙゙:シlll:=i §(゙゙:‐:lll:ロ゙i i゙:‐:lll:=:゙゙)§ i゙:‐:lll:=:゙゙)§ /::::::i::::::‐i, | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_(__) |_________________________ r────────────‐'`ー──────────────ュ | 前回はそうだったらしいが、残念ながら茂帝国の.指揮官は | | 有能な奴の方が多いのだ。まあ第3機甲軍の予備隊を一部 | | 投入することになるとは思ったが、予想より少なくて済んだのは | | 寧ろ幸いでしたな、ベルケ大将。これで貴下の軍集団の攻勢も | | 十分な戦力を以って実施できるでしょう。 | `ー―――――――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――ュ | マーナ大将、予備軍集団から第3軍を抽出してこれを | | ベルケ軍集団に編入する。既にモラキア方面に配置済みだ。| | 直ちにこれを東部に投入しろ。,バアトル中将は元の位置に | | 戻してそのまま防戦に当たらせろ。 | `ー―――――――‐v―――――――――――――――――'' ∩M∩ ( ´ー` ) (:゙:‐:lll:=:゙) /:‐:::lll:::‐ゝ (_,∧,,,∧  ̄\ ノ(, ;゚д゚,) \§(:゙゙:シlll:=i∧,,,,∧ . \ ::‐::lll::ミД゚ ,,彡ヽ ゙\U'Ull:ロ:::゙゙::::;)§ \ ll:::‐::::::::ゝ ∧,,,∧ . \U´ U (´; ヾ∧,,,∧ \ ll:=:゙゙(・;,,ヾヽヽ \ ll:::‐::ll:=:゙゙:::::::)§ r―――――――‐'`ー――――――――――――ュ | バトゥ軍集団は作戦の準備はできていますね? | `ー――――――――――――――――――――'' r――― '`ー―――ュ | …勿論です。 | `ー―――――――'
r―――――――――――――――――――――――――ュ | 作戦の目標と大まかな予定は私が決定しますが、 | | 詳細は殿下にお任せします。が、失敗は許されません。 | `ー――――――――――‐v―――――――――――――'' r―――――――ュ | 勿論です… | `ー――‐y―――'' ∧,,,∧ ∧,∧ ミД゚ ,ヾヽ (д゚; ,,)ヽ ∩M∩ ∧,,,,,∧ ∧,,,,,∧ (:゙゙::::::::゙§ ll:=:::゙゙:;)§ (´ー` ,)  ̄ノノ ‐∀) ̄ノノ,,;`◇)  ̄ ̄ /‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ ̄ ̄| (゙‐:lll:=::゙) _,§(゙゙:‐:lll:=゙i__§(゙゙:‐:lll:=゙i ___ U´U,____UU_____| /‐::lll:::‐::ゝ /:‐:::lll:::‐i /:‐:::lll:::‐i (__(___) (__)_) (__)_)
r────────────────────── ュ | なおこの作戦の名称は「アユンガ(雷)」… | | 作戦の目標は敵侵攻軍に決定的な打撃を与え、 | | マルミード解放への.足掛かりを確保することだ。 | `ー――――――――――‐v―――――――――― '' ∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,,∧ ( ´ー) ノ(, ;゚д) ノミ,, ゚Д゚,彡 (`◇´ ,ヾヽ, (・∀‐ ヾヽ (゙゙::::::::゙゙::) §(:゙゙:シlll:=i §(゙゙:‐:lll:ロ゙O i゙:‐:lll:=:゙゙)§ i゙:‐:lll:=:゙゙)§ /::::::i::::::‐i, | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_(__) |_________________________ r――――――――――――‐'`ー――――――ュ | 諸君の働きに欧州の命運が懸かっている。 | | 我がモナゴルの力を、見せ付けるのだ… | `ー―――――――――――――――――――'' 続く
乙!
久しぶりに保守。 結局、何も書いてないなぁ……
12月31日朝 モナリン:欧州反蒙同盟軍最高統帥本部 l:::、 |~'' | lニニニニニニニニニニl /:| |::| |::| |::| |::| |::| |::| |::| |:\ __________,,|゙ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~| ,_________ ,/_∩_∩_∩_∩,,__,| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ,_,∩_∩_∩_∩_,\ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ l:ニニ:ニニニ:l ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ::||:||:||:||:||:||::ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
149 :
2/61 :04/08/15 00:50 ID:Ow3jUl50
r―――――――――――――――――――――――――――ュ | 敵軍はモララバードの奪還に失敗しました。 | | ド・ウラーネル将軍はこの方面で大規模な攻勢に出ています。 | | 二個装甲軍を投入して速やかにモラキアから敵軍を.放逐する | | 計画であるとのことです。 | `ー――――――――――――‐v―――――――――――――'' ∧♪∧ ∧__∧ /合∧ (, ・∀) (∀` ,,) (−` ,) (;;::::<y>::ヽ /;;<y>ロ;;゙:, l/>‐:::::;;) /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/ / r――――――――――‐'`ー――――――――――――――ュ | すると同盟軍の主戦力はモラキア方面に.集中しますね… ! | しかしD軍集団はもう.戦線を離脱させてよいでしょう。 | | どうもUKGとの関係が怪しいのでそっちに配置してください。 | | B軍集団とA軍集団はどうするのです? | `ー―――――――――――――――――――――――――''
150 :
3/61 :04/08/15 00:51 ID:Ow3jUl50
r─────────────────────────ュ | そういえば.モナー共和国はどうなりますかね? | | 私の聞くところでは連中は態度を明確にしないようだが… | `ー―――‐y――――――――――――――――――――'' r──────────────────────────ュ | ああ、それなら別に気にすることでも無いですね。 | | いずれにせよモナコルムへの進撃にはモナルスタン地方は | | 押さえねばなりませんから。…兵力が一個軍集団もあれば | | 半月もかからないでしょうからね。 | `ー――――――――――‐v――――――――――――――'' ∧合∧ ∧__∧ ∧♪∧ (, ´−`) ( ;´) (∀・ ,,) (:」)(l:::::;;) /i゙;;;;;;;;;゙゙;;ヽ.、と::::::::::::::;;)  ̄ ̄ ̄/:::i::::::::‐:i ̄/;;;i;;;;;;;‐;i`" ̄/:::i::::::::‐:i ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (___(__) (___(__) (___(__) ,|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r――――――――‐'`ー――――――――――――――――――ュ | まあ確かに…E軍集団かA軍集団がやることになるでしょうね。 | | 敵の予備兵力を考えると聊か不安もありますが… | `ー―――――――――――――――――――――――――――''
151 :
4/61 :04/08/15 00:51 ID:Ow3jUl50
r───────────────────────────ュ | 心配は無用です。このままモナコルムまで前進してください。 | `ー―――――――‐v――――――――――――――――――'' ,、 |ヾ ,ヘ、 iヽ:、 _ | '/ i:', i ヾ (;;;;シ/ i ', i,、‐゙''"´  ̄`"ヾ、 / ': i ・ ・ i '、 ヘ'¬' ,! ヽ、 _ ヽ'', ,ノ ,..:、‐-, 、-‐ ¬'':ヽ ,,:::"、::;;',‐、ゾ‐/::::/"::::::`::、 /:::::::、":::::',i;;;i /::::"、:::::::::::::::::ヽ ,'::::::::::::\:::::', /::::/:‐-:::',::::::::::::', ,/::::::::::i:/‐::\/:/:::::::`":::::',:"::::::::', /:::::::::`:/i:::::::::i'o:::::::::::::::::::::::::〉‐:::::::::!
152 :
5/61 :04/08/15 00:52 ID:Ow3jUl50
r――――――――――――――――――――――――ュ | 軍部が大ヘマでもやらかさない限り問題ありません。 | | これ以上のことは私の管轄ですから。 | `ー――――――――‐v――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――――――ュ | 今度は一体どこに叛乱を仕組もうというのかね? | | 同じ手が三度以上も通じるとは思えんが。 | `ー―――――――――――――――‐y――――――'' ∧♪∧ ∧__∧ /合∧ (, ・∀) (∀`; ,) (−` ,) (;;::::<y>::ヽ /;;<y>ロ;;゙:, l/>‐:::::;;) /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/ / r――――――――――‐'`ー――――――――――――――ュ | …兎に角A・B両軍集団に攻撃作戦の実施を命令します。 | | これでE軍集団のモラキア攻略を支援できるでしょう。 .| `ー―――――――――――――――――――――――――''
153 :
6/61 :04/08/15 00:52 ID:Ow3jUl50
12月31日 蒙軍の再編と同盟軍E軍集団の圧迫 ______《第3軍》/ ,r‐、 _ 〈:::::《第6機甲軍》:::〉ヽ:::/ | |. | 《北キプニャク軍集団》 /::;;>  ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄_ ̄ _【第5装甲軍】 ・ 【D軍集団】 《第3機甲軍》 /::::::/ /´ 【藻第1軍】_〉〈___,/ | 《第18軍》〈_/モララバード |::::::| ,/ / ● |::::::|【第1装甲軍】 【E軍集団】 ― ・ ― |::::::| | | 《予備軍集団》 `‐'',r‐、‐' 【第3軍】 __ l l ― ・ ― /:::::〉 | | /:::::/【第4装甲軍】 《第19軍》/ / / 《第4機甲軍》 /::マルインo ‐'' ・ 【F軍集団】 《南キプニャク軍集団》 /::::::/ ,r‐:、 / ,/ 〉〈゙ ̄ ̄ \ ,/::::::/ / / / /_  ̄【第2装甲軍】 《第5機甲軍》 __゙''‐'【第4軍】 【A軍集団】 / /,/:::ノ ヽ::::\\ \ マルザーo /:::::〉 / / / /《第15軍》 《第16軍》 ‐' ________,,,..、-‐:::"::::;/ _,〈_/ ― ・ ― 【第6軍】 |::::::| ● |::::::| ,r‐、 |::::::::::::::::::《第20軍》::_;;;;:::、-‐''" / 〉 | | ゙ ‐' マルミード_゙ ‐'' ,/ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ゙ ‐' 〈:::《第14軍》:::〉 / / l゙ ̄【第5軍】 ̄ ゙̄l l ̄【第3装甲軍】 【第2軍】  ̄ ̄ ̄ ̄ / /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ 〈 ̄ ̄【第1軍】 ̄ / 【B軍集団】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
154 :
7/61 :04/08/15 00:53 ID:Ow3jUl50
r――――――――――――――――――――――――――――ュ | 攻勢正面は.第1・第4装甲軍にして、両軍が前進して夫々が | | 北と南に旋回、中央に第3軍を投入します。同時に第3装甲軍で | | マルザー東部を抜けて第4装甲軍とで両翼包囲の形を作り、 | | 第1装甲軍はそれだけで片翼包囲になります。 | `ー―――――――――――‐v―――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――――――――ュ | 今回はF・ギコ元帥が.敵軍の総指揮をとるようですから、 | | 十分に注意してくださいね。 | `ー――――――――――――――‐y―――――――――'' ∧♪∧ ∧__∧ /合∧ ( ・∀・) ( ´∀` ,) (−` ,) (;;::::<y>::つ O゙;;<y>ロ;;ヘ /l/>‐:::::;;)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r―――――――‐'`ー――――――ュ | まあ私は楽観していますがね。 | `ー――――――――――――――''
155 :
8/61 :04/08/15 00:54 ID:Ow3jUl50
2005年1月3日10時00分 蒙欧州方面軍第二総司令部 r───────────────────────────ュ | 偵察情報等を綜合するに敵はマルイン―モララバード間を | | 主攻軸に設定するようだな…第3機甲軍の位置といい前の | | 12月攻勢に類似しておる… | `ー―――――――――――――‐v――――――――――――'' ∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ( ´ー) ノ(,, ゚д) ノミ,, ゚Д゚,彡 (:::゙゙:::‐lll:i §(:゙゙:シlll:=i §(゙゙:‐:lll:ロ゙ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r―――――――――――‐'`ー――――――――――――ュ | 如何致しましょう閣下、既に我が軍は攻勢を開始する | | 準備を整えていますが。 | `ー――――――――――――――――――――――――''
156 :
9/61 :04/08/15 00:55 ID:Ow3jUl50
r―――――――――――――――――――――――――‐ュ | 作戦内容を変更する。敵の攻勢を待ち受けて防戦し、 | | その後改めて攻勢に.出るとしよう。予備軍集団を敵の ! | 攻勢正面の二個軍の背後に配置。敵の突破に備える。 | `ー―――――――‐v――――――――――――――――‐'' ∩M∩ ( ´ー` ) ヽ. (゙::‐:lll:∧,,,∧ \/:‐:ノ(, ゚д゚,) \§(:゙゙:シlll:=i∧,,,,∧ . \ ::‐::lll::ミД゚ ,,彡ヽ ゙\U'Ull:ロ:::゙゙::::;)§ \ ll:::‐::::::::ゝ . \U´ U \ \ r―――――――‐'`ー――――――――――ュ | 両軍集団に作戦の変更を通達しておけ。 | `ー――――――――――――――――――''
10時20分 蒙南キプニャク軍集団総司令部 | ヘ'゙,、'` ::::::: ← / / | ' ヘ'゙,、`,:r‐‐‐‐‐‐::::::::‐‐‐‐i i | '` ヘ,、'` ,...::::::::: ← '‐‐‐‐‐‐‐i | '` `i::::::::::::::::::::: ← _i |。 i ↑ '゙,、'` /i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,ヘ,,ヘ ∧,,,∧ ∧∧ ∧_∧ ノノ, ゚Д) (∀・ ,,ヾヽ (Д゚ ,,) (ゥ゚ ,)ヽ §(::::゙:::シll ,/i:lll:=::゙゙::)§ ll:=::゙゙::::) ll:=::゙゙:::::)§ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |____________________ r――――――― '`ー――――――――――――ュ | 南キプニャク軍集団参謀長を拝命致しました | | ブリ大佐であります。なにとぞよろしく。 | `ー――――――――――――――――――――'' r――――――‐'`ー―――――ュ | ああ。よろしく頼むぞ大佐。 | `ー――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――ュ | 早速ですが参謀長、第二司令部から命令です。 ! | 当初の予定を変更し.敵の侵攻の阻止にあたり、 | | 後の命令を待って進撃せよ、とのことです。 | `ー―‐v―――――――――――――――――――'' ヘ ヘ. r――――――――――――――――ュ ( ゚Д゚ ,,) < ようやく反撃に出られると思ったら、|  ̄ ̄ ̄/i と:シlll:=::) | いきなり.待ちぼうけですか… | . / .| /‐:::lll::‐ヘ `ー―――――――――――――――' / / ∧,,,,∧__) . / / ノノノノ,, ・) / /∧∧::§::::::゙゙) )`ー―――――――――――――――ュ . / /(, ゚)::i::::::::::ヘ | 擬虎元帥にも考えがあるのだろう。 | / / (゙:::::: ∧_∧_,) | 今は機会を窺うのだ。 | / /:::::i:ノノノ,, ゚) `ー―――――――――――――――‐'
| '` `i::::::::::::::::::::: ← _i |。 i ↑ '゙,、'` /i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,ヘ,,ヘ ∧,,,∧ ∧,∧ ∧_∧ ノノ, ゚Д) (∀‐; ヾヽ (Д゚; ,) (ゥ゚ ,)ヽ §(::::゙:::シll ,/i:lll:=::゙゙:::)§ ll:=::゙゙:::) ll:=::゙゙:::::)§ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |____________________ r―――― '`ー――――――――――ュ | 急いだほうがよいと思いますが… | `ー―――――――――――――――' r――――‐'`ー―――――ュ | 命令は命令だ、大佐。 | `ー――――――――――''
22時00分 蒙第18軍正面 /二二`i ロロ // ,,, .,,, _ // /二二二二二二二二二二二二二二二二/ ヽゝヽゝ// /二二/ // :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::___,,___r ‐:.、:::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: _  ̄lj~;'': i二l''|::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :: _:,―ュ、:::::::::::::::::::::::::::::::_:-:エエエ:エ:エエエニl_____::::ll::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,...........、 ::::: _,,..、 '‐ '' " ,,´:''"_':, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,/゙i ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ヾ;ヾ;ヾ;ヾ;l:´l~゙|゙゙:l::::::::::: lニl二二二二二二二二二二ll/__ヘlll二".―――''."‐―‐―〉―― ―‐:< |:i'''¬ |ヾ;ヾ;ヾ;ヾ;___l,‐|__|_,,!::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i〕::::::: ヽ二ヽ_`__、_,==/_____\.,l_ー‐',,l.、''-''"__,---,______ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_;|;:::::、、:-:'‐` ¬: ''' ""´i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ llllll [___] ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,:'''"´l:l――‐l――‐l――‐:ュ――――:―゙゙ ――:―――'''''::―――‐: ―――‐: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'、l ,|;| :| :| :| | :| | | | | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`l''¬―:―,゙_―_‐┴―― ┴ ――‐ ┴―――┴―――┴―――┴―――┘(:: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':,、'_,ノ ,r:=::、 ̄ ,r:=::、 ̄ ,r:=::、 ̄ ,r:=::、' ̄ ,r:=::、' ̄ ,r:=r'':: :(:: ::) :::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `'' 、,`゙' i;l o i:i oi;l o i:i oi;l o i:i oi;l o i:i o:i;l o i:i (:: .::) 、 ::)::ゞ '':) ::) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`''ヾ:、.,,,ィソ、_ヾ:、.,,,ィソ、_ヾ:、.,,,ィソ、_ヾ:、.,,,ィソ、_,ヾ:、.,(:: ::) ‐'' ::) '' ::) ::ノ ::ノ `~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~ ~ ~ ~ ~ ´ ‐ """ ,,,,,
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同時刻 蒙北キプニャク軍集団総司令部 r――――――――――――――――――――ュ | 第18軍正面で攻撃が始まりましたな、大将。 | `ー――‐v――――――――――――――――'' r――――――――――――――――――――:ュ | 第18軍を撤退させろ。第二司令部に連絡。 | | 予備軍集団に戦闘準備を通達。.第3機甲軍、 | | 前進準備。 | `ー――――――‐v―――――――――――― ' ∧∧ ∧,,,∧ ∧w∧ /V\ (,*゚∀゚) (`◇´,,ヾヽ (д゚ ,) (−・ ,) (゙:シlll:=i _/゙:‐:lll:=:゙ヽ_ ll:‐::゙゙::::) ll:‐::゙゙:::::) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_____________________
1月4日7時00分 同盟軍第一装甲軍司令部 r―――――――――――――――――――――ュ | 大茂・第1装甲、第1軍団は敵第18軍を突破、 | | 敵は撤退を開始しています。 | `ー―――‐v――――――――――――――――'' ∧X∧ ∧_∧ ∧_∧ ,∧_∧ (, ´д) (゚∀゚= ,) (八・ ,,) (ロ・ ,,) (::゙゙シ:‐゙i ,l゙:‐:=::゙゙ヘ i:=::゙゙:::ヽ i:=::゙゙::;) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |______________________ r―――――――― '`ー――――――――――――――ュ | 逃がすな。敵は.後方に予備軍を配置しているらしい。 | | 今奴等を殲滅しなければいずれ苦戦することになろう。 | | 各軍団は敵の撤退を阻止、これを殲滅せよ。 | `ー―――――――――――――――――――――――' r――――――‐'`ー―――――――――――ュ | そうすれば敵も動かざるを得なくなるかも | | 知れませんな。 | `ー――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――ュ ∧__∧ | その通りだ。第1装甲・第1軍団で敵第39軍団を包囲、 | (, =゚∀゚) < GM軍団は北へ向かいジュチ親衛軍団を.殲滅せよ。 | /:::":‐:=:つ `ー―――――――――――――――――――――――''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄,/ ヽ:::::::《第20軍団》::::: 同盟軍侵攻作戦「ドッペルコップフ(双頭)T」 | `ー― ̄ ̄― ̄、 / ̄ ̄ ̄ ̄ :::::::::::::::::::::::: l/ヽ 【藻第4軍団】 l 【藻第5軍団】 《ジュチ親衛軍団》::::::::| | モラール XXX :::::::::::::::::::::::::::::/ O l モララバード /l_ ̄_ ̄_ ― XXXX ― ● < バルモラ \ 【藻第1軍】 \l ̄\【GM.装甲軍団】o 《第18軍》::::::\ 【E軍集団】 《第37軍団》::| ‐XXX‐ :::::::::::::/ ギコアール 【第1装甲軍】 /l___/ o < 【第1装甲軍団】 \l ̄ ̄ ̄\ モラフ 【第2装甲軍団】 ::::::::::::::\ O 《第39軍団》| ‐XXX‐ ::::::::::::::::::/ /l__/ < 【第1軍団】 \l ̄ ̄\___
9時00分 蒙第18軍司令部 r――――――――――――――――――――――ュ | このままでは親衛軍団と.第39軍団の両方が | | やられてしまう。今すぐ予備隊を投入しなくては… | `ー――――――‐v――――――――――――――'' n_n §¥§ ∧w∧ (,;゚д゚)ノノ ;´−)ミ (д゚ ;ヾヽ (゙::ロ:ロiと:゙゙::ロ:ロ゙つ とiロ:ロ::゙゙;;)§ lニニニニニニニニニニニニニニニニニl l_l U U (__)___) (___(__) l_l r――――――――――――‐'`ー―――――――――ュ | しかし我々には一個軍団しか予備隊がありません。 | | それ以上に我々は.撤退を命じられているのです。 | | 部隊投入でそれが遅れてはいけません。 | `ー――――――――――――――――――――――''
r──────────────────────────── n_n §¥§ | この際やむを得ない…親衛軍団救出は第6機甲軍に頼む。 (,;゚д゚)ノノ;´−`) ∠ 我が軍は第39軍団救出の為、敵第1機甲軍団右翼を攻撃する。 (゙::ロ:ロiと:゙゙::ロ:ロ゙ヽ `ー―――――――――――――――────────────  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /'――――- 、 ヽ:::::::《第20軍団》::::: \r――-、 `ー― ̄ ̄― ̄、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::::::::::ヽ\ . 【藻第4軍団】 l 【藻第5軍団】 | ̄ ̄<《ジュチ親衛軍団》::| | モラール XXX l \:::::::::::::::::::::::::::::/ O l モララバード '"\ `ー ̄ ̄ ̄ ― XXXX ― ● \ 【GM.装甲軍団】 バルモラ \ 【藻第1軍】  ̄ ̄ ̄\ o 《第18軍》::::::\‐XXX‐ 【E軍集団】 《第37軍団》::l /l__ ::::::::::::/ < 【第2装甲軍団】 ___/ o\l ̄ .、 / 【第1装甲軍団】 【第1装甲軍】 | " ,r――― モラフ |__ヽ:::::::::::::\ O 《第39軍団》| ‐XXX‐ | ̄ ̄<::::::::::::::::::/ | ,. `ー―― '" \ 【第1軍団】  ̄ ̄ ̄ ̄
9時20分 蒙北キプニャク軍集団総司令部 r―――――――――――――――:ュ | 早速予定が狂ってきました… | | 第18軍はどうしましょう? | `ー――‐v――――――――――― ' r――――――――――――――――――――ュ | 已むを得んな。第3機甲軍に前進を命じる。 | `ー――――――‐v――――――――――――'' ∧∧ ∧,,,,∧ ∧w∧ /V\ (,;゚〜゚) ( `◇´,,)ヽ (д゚ ,) (−・ ,) (゙:シlll:=iつ _/゙:‐:lll:=:゙ヽ_ ll:‐::゙゙::::) ll:‐::゙゙:::::) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_____________________ r――――――――――――‐'`ー――――――――――――――― | しかし、予定では敵を予備軍集団にあてることになっていますが。 | 今機甲軍を投入すると後の攻勢転移が困難になるのではないかと。 | 少なくともギコ元帥の諒解を求めたほうがよいのでは? `ー――――――――――――――――――――――――――――
r―――――――――――――――――――――――ュ | 勿論報告はする。だが諒解を求める必要は無い。 | | 軍の投入離脱の判断は私の権限だ。 | `ー――――――‐v―――――――――――――――'' ∧_∧ (*゚∀゚,)  ̄\ (:゙:シlll=i \ /::‐::lll:‐! ∧,,,,∧ . \, U U ( `◇´ ,)ヽ ゙\ ど:‐:lll:=:゙:) \ /‐::lll:::‐∧w∧ . \_(__,(゚ ,) \. (:゙::::::::::゙)/V\ \/‐:::::::::(・ ,) r―――――‐'`ー―――――――――――――――――――ュ | なぁに、心配はいらんよ中佐。要するに敵を我が防衛線に | | 引き込めばよいのだ。それなら機甲軍を撤退に.見せかけて | | 予備軍集団の方へ逃がせばよいではないか。 | `ー―――――――――――――――――――――――――'' r―――――‐'`ー――――――――ュ | 果たしてそううまくいきますか… | `ー――――――――――――――''
9時30分 蒙欧州方面軍第二総司令部 r───────────────────────ュ | ベルケ軍集団は早々と第3機甲軍を投入するか… | `ー―――――――――――――‐v――――――――'' ∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ( ´ー) ノ(,, ゚д) ノミ,, ゚Д゚,彡 (:::゙゙:::‐lll:i §(:゙゙:シlll:=i §(゙゙:‐:lll:ロ゙i | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r―――――‐'`ー―――――――――――――――――ュ | 第18軍、第19軍共に撤退が遅れているようですね… | | 下手なことをすれば二個軍を.失いかねませんね。 | `ー―――――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――――― ュ | 心配はいらん。いずれにせよ消耗した軍を再編せねばならん。 | | この作戦が終わったらな。それより心配なのはバトゥのほうだ。 | | 功を焦って事を仕損じることがなければよいがな。 | `ー―――――――‐v―――――――――――――――――――‐'' ∩M∩ ( ´ー` ) ヽ. (゙::‐:lll:∧,,,∧ \/:‐:ノ(, ゚д゚,) \§(:゙゙:シlll:=i∧,,,,∧ . \ ::‐::lll::ミД゚ ,,彡ヽ ゙\U'Ull:ロ:::゙゙::::;)§ \ ll:::‐::::::::ゝ . \U´ U \ \ r――――‐'`ー――――――――――:ュ | もしそのようなことになったら…? | `ー――――――――――――――― '
r――――――――――――――ュ | そのときは直ちに更迭する! | `ー―――――‐v―――――――'' ,、 ,、 /' ', /' ', 、/ ',' '〃〃 ,,', 、ヾ., ''' "'','ノ ヽ、,_ o ___ o 彡 ヽ、,_ l i ,ノ, ` ..,, ,/-‐-i _,,ノ" /`'''¬‐:- ,,.ュ:r-:‐ '''i..,,_ 、-‐x ''ヽ'' ` '' ‐ '-"-'ェ'-'‐ '"'‐-`;、 / ''' " ´:::::::::::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::::::::ヘ
10時00分 蒙南キプニャク軍集団総司令部 r―――――――――――――――――――――――ュ | 北軍集団は機甲軍の投入を開始するようですね。 | `ー―――‐v――――――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――――――――ュ | そうらしいな。向こうには向こうの都合があるのだろう。 | | …第5機甲軍を軍団単位に分割、第20軍の増援に出す。 | `ー――――――‐v―――――――――――――――――''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,ヘ,,ヘ ∧,,,∧ ∧,∧ ∧_∧ ノノ, ゚Д) (・∀・ ヾヽ (Д゚; ,) (ゥ゚ ,)ヽ §(::::゙:::シll. (i:lll:=::゙゙:)§ ll:=::゙゙:::) ll:=::゙゙:::::)§ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |____________________ r―――― '`ー――――――――――――――――ュ | 反対です。第4機甲軍も加えた大攻勢を以って | | 敵の攻撃の意図を挫くべきです。 | `ー―――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――ュ | 方面軍全体の戦略は擬虎元帥が決定される。 | | 我々の判断はこの戦略に沿ったものでなくてはならない。 | | 故に我々は当面防戦にあたらねばならないのだ。 | `ー――――――‐y―――――――――――――――――'' ヘ..ヘ r――――――――――――――――――――― ( ゚Д゚ ,,) < しかし現にベルケ軍集団は機甲戦力を前線に  ̄ ̄ ̄/lと:シlll:=:::) | 投入しているではありませんか。 . / .|/‐:::lll::‐ヘ `ー―――――――――――――――――――― / / (_∧,,,,∧ . / / (・ ヾヽヽ / /∧∧::::::::§゙゙) )`ー――――――――――――――――‐ュ . / /(, ゚)::i::::::::::ヘ | 他所は他所、うちはうちだ、大佐。 | / / (゙:::::: ∧_∧_,) | 空軍の阻止攻撃を第19軍正面に集中、 | / /:::::i:ノノノ,, ゚) .| 敵.第4機甲軍の前進を阻止せよ。 | `ー―――――――――――――――――''
1月5日朝 蒙北キプニャク軍集団総司令部 r――――――――――――――――――ュ | 面目ない…どうも体調を崩してしまい… | `ー――――――――――‐v――――――'' r―――――――――――――――――――――――――ュ | いえ…兄上は本来戦場に出てくる予定ではありません。 | | 調子を悪くされるのも無理からぬことかと… | `ー――――――――――‐v―――――――――――――'' /V\ ∧w', ∧,,,∧ ∧,,,∧ ∧∧ (, ・−) (, ;゚Д) ノノ,;`◇) (−`lliヾヽ (∀゚;,,) (:::":::::シll (:::"::シll §(::"::::‐:ll と:: -,'、 ::|=と::::゙゙:::::)  ̄ ̄ ̄ ̄| /:::::::‐:::ll /::::‐:::ll ,/::::‐::::::ll _,rヾi' -o,-゙:_| ll::::‐:::ゝ ____| (__(__) U U (___)_) (_/'ヾ'_ii,゙ノ U U r―――――――――――――――‐'`ー―――――――――ュ | 第18軍は大きな損害を蒙っており、他の軍に併合するのが | | 適切であろうと考える… | `ー―――――――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――――――ュ | どうかお大事に…軍のことなら擬虎元帥や私がなんとかします。 | `ー――――――‐v―――――――――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――――ュ | 私が心配しているのはそれでけじゃない… | | バトゥのことだ。そしてジュチ一門のこともな… | `ー――――――――――――‐v―――――――''  ̄\ ∧∧ ∧,,,∧ \ ∧,,,,∧ (, *゚∀) ノノ,ill´−) . \ ノノ `◇) (( (:::"::;;つ=| '、:::-,:、つ ゙\ ど:‐:lll:=:゙:) /::::‐:::ll. |_i' -o,-゙:;;ソ、 \ /‐::lll:::‐∧w∧ (/ U ヾ'_ii,゙ノ` ‐' . \_(__,(Д゚ ,) ゴロゴロ‥ \ ll:‐:゙::::::)/V\ \ ll:::‐::::(・ ,) r―――――‐'`ー――――――――――――――――ュ | それもありますが今は戦時中です。帝国の勝利を | | 第一に我々は努力するまでです。 | `ー――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――ュ | …さて、第18軍の離脱はほぼ完了したな。 | `ー――――――――‐v――――――――――'' r――――――――――――――――――――――――― | はい。しかし参謀長の計略通りうまくいくものでしょうか? | 敵が攻勢を継続してくれなければなりません。 `ー――――――――――‐v――――――――――――― ∧,,,,∧ ∧w∧ /V\ ノノ `◇´) (д゚ ,) (−・ ,) §(゙:‐:lll:=:i, ll:‐::゙゙::::) ll:‐::゙゙:::::) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_____________________ r――――――――――‐'`ー――――‐ュ | 大佐もそれは考えているだろう。 | | 第3機甲軍の離脱計画の工夫をな。 | `ー―――――――――――――――‐''
1月6日昼 同盟軍第一装甲軍司令部 r―――――――――――――――――――ュ | 敵は戦車を砲撃陣地に.入れています。 | `ー―――‐v――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――――ュ | 何?戦車を…機動部隊から機動性を奪って | | どうしようというのだ? | `ー―――――――‐v――――――――――――'' ? ∧X∧ ∧_∧ ∧_∧ ,∧_∧ (, ´д) (゚∀゚= ,) (八・ ,,) (ロ・ ,,) (::゙゙シ:‐゙iつ (i:‐:=::゙゙ヘ i:=::゙゙::::) i:=::゙゙::;) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |______________________ r―――――――――― '`ー――――――――――――――――ュ | 理解に苦しむ話ですが敵は防戦に必死なのかも知れません。 | | 野戦築城と戦車で我々の進撃速度を落とすつもりなのでしょう。 | `ー―――――――――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――ュ | それにしてもだ…空爆でなんとかできんかね? | `ー――――――――‐v―――――――――――'' r――――――――――――――――――――ュ | 敵は師団単位で強固な.築城を施し、 | | 強力な防空部隊を擁しているとのことです。 | | それでなくとも防空戦闘機が居るのですから、 | | 空軍は協力は難しいと。 | `ー―――‐v―――――――――――――――'' ∧_∧ ∧__∧ ∧_∧ ∧X∧ (,,, ・ロ) ( ・八) (〜゚= ,) (д` ) (゙:::::::::゙゙:) (゙::::::::::゙゙:) (゙:::::::::::゙゙:) (:゙゙::::::::::゙)  ̄ ̄ /::::i::::::‐:i ̄ ̄/:::::i::::::‐i  ̄/:::::i:::::::‐i  ̄ i:‐::::::i::::ゝ ̄ ̄ ̄| __ (__(__)__(__(__,),_(__(___) _(___)_,,)___| r――――――――――――――‐'`ー―――――――ュ | とりあえず突破と迂回、包囲作戦で対処しましょう。 | | 直ちに攻勢を開始しましょう。 | `ー―――――――――――――――――――――― '
r―――――――――――――――――ュ | 仕方ない。それでやってくれたまえ。 | `ー――――――――‐v―――――――'' ∧X∧ ∧_∧ ∧_∧ ,∧_∧ 同盟軍侵攻作戦「ドッペルコップフU」 (,, ´д`) (=゚〜゚=,,) (八・ ,,) (ロ・ ,,) (::゙゙シ:‐゙i ,/゙:‐:=::゙゙O i:=::゙゙:::;) i:=::゙゙::;)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄《第6機甲軍》 《第14機甲軍団》::::::| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ヽ:::::::《第20軍団》::::: /:::::::::::::::/ l 【藻第4軍団】 l  ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /::::::::::::/ \_ l 【藻第5軍団】 /:::::/l_/ モラール 〈::::::::< 【GM.装甲軍団】 \ O モララバード  ̄ \l ̄ ̄ ̄ XXX ● 《第3機甲軍》 ‐XXX‐ \ バルモラ 【藻第1軍】 ,,r‐::、 ____ o ./::::::::::ヘ.| / 【E軍集団】 |:::::::::::::::|| ヽ 【第2装甲軍団】 |:::::::::::::::||/ヽ \ ギコアール 《第2機械化軍団》 ', o |:::::::::::::::| | | 【第1装甲軍】 |:::::::::::::::|【第1装甲軍団】 モラフ ':,:::::::::::/ O `'' ‐''" ‐XXX‐ /l___/ < 【第1軍団】 \l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
夕方 蒙第3機甲軍展開地域 (,, ..:::::::::::::)'' r'' ::(,, ,,):::.. ,,) ,r‐(,, ;;'':::::::::)'、 ,.. ゞ‐、::(,, ;;‐ 、 ,; (,, ,,;;;;::::::::::::::::::::::) ...::‐'、,,; (,, ,,;;:::::::(,, ,,;;)'';  ̄ ゙゙゙゙゙ '''''' " r'゙: ::.,,;;:: ゙゙"" ''''''' "" "" .. ,,.... ,::'':"゙:: ゙""" ..::"::" ゙:: :: ゙'''''''" ::..,,,,,::.,,,.:‐'' _ r―――――――――――ュ r''〃、ヾヽ_ ∠ そろそろ引き際だな… | ノ(,,)' (G__(OO `ー――――――――――'' ,rェ―:'‐ェ'ュ、':_i| |!_ /´ ̄ ̄,o,o,o ̄`''‐、': i''=''='r==================(ニニ(・゙゙0 ,/ ゞゞゞ' ヘ:゙ー―`, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄_ ̄ ̄` ̄'' ̄ ̄‐ ̄-; ̄‐'' ‐ 、,, ̄ ̄ ̄`'' ‐ 、,,_ | ti ti | ヘ((-・`'' ‐ 、,, `'' ‐ 、,,_ |_________________:|____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄:/ |'"´二i二i二i二i二i二i二i二i二i二i二i二i二i二i二i二i二i二i二i二`ヽヾ____`ヽヽ ヤi'ヾiix゙;__゙; ゞ''/ " ゞ'' .ゞ''/ " "i' iixiニ:! /:iニ:! ::'、":`,ッ_,ッ _,,,,_(,/ _,,,,_ _,,,,_ _,,,,_ ._,,,,_(,/ _,,,(,/ '、'シ=/ /'、'シ=/ ヾ、''":i' ,,`::`:‐ i' ,,`::`:‐i' ,,`::`:‐ i' ,,`::`:―‐i' ,,`::`:‐i' ,,`::`: /:/―‐": /:/ ヾ、'、,゙,ソ;;ソ '、,゙,ソ;;ソ '、,゙,ソ;;ソ '、,゙,ソ;;ソ '、,゙,ソ;;ソ .'、,゙,ソ/:/ソ .'、,゙,ソ/:/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´~~~~~~~~~~~´
\―――――――――――――――――/ | 第130機械化師団、後退を開始せよ。 | | .移動は予定通り、ラインCまで。 | /―――――――――――――――――\ _ r―――――――――――――――― r''´、ヾヽ ∠ さて、アヒャットを騙しおおせるか… ノ(,,)', `◇)_ `ー――――――――――――――― §:":::: -゙';、(OO___ /:::< ((),>/ :| ':, , --====='===`=='='=='ゞ二[(O / .,;o,;o,;o; (ニニ'='='='='='='='='='='='='='ニ'・'''(O /______ヾ'ヾ'ヾ'__゙´゙''゙ ̄ヘ'~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`´ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄````゙゙゙゙゙゙゙゙'''''''''''''―--x、,,v-‐ヾ;''‐-x、,,_ ̄ ̄ ̄ ゙゙゙̄''''‐-x、,,_
同刻 蒙北キプニャク軍集団総司令部 r―――――――――――――――――――――――‐ュ | 敵の攻勢軸に合わせて後退するのだ… | | 後退させた部隊を両翼背後に移動させ円陣を形成。 | | 第13機甲軍団の進撃準備は? | `ー――――――‐v―――――――――――――――‐'' r――――――――――――――――――――――ュ | 完了しています。ただ集積物資が少なめなので | | 前進できる距離は50`程が限界ですが… | `ー――――――――‐v――――――――――――' ∧ ∧ ∧w∧ /V\ (*゚∀゚ ) (д゚ ,) (−・ ,) (゙::シlll:=i ll:‐::゙゙::::) ll:‐::゙゙:::::) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_____________________ r―――――――‐'`ー―――――――――――――‐ュ | それでいい。予備軍集団の配置は大丈夫だな? | `ー―――――――――――――――――――――‐'' r―――――――――――‐'`ー―――――――――ュ | 既に縦深10`程度の野戦築城を構築済みです。 | `ー―――――――――――――――――――――''
1月7日 同盟軍第1装甲軍の前進 ::::::::::::::::::::::| 《第14機甲軍団》 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ヽ:::::::《第20軍団》::::: ::::::::::::::::::::::| | ̄ ̄<::::::::::::::::::::::::::/ l 【藻第4軍団】 l  ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ::::::::::::::::::::::| l,.、 \  ̄ ̄ ̄ \_ l 【藻第5軍団】 《第47軍団》 ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ モラール ::::::::::::::::: / /'‐ 【GM.装甲軍団】 O ::::::::::::::::/ \r‐ XXX :::::::::::: / ,、 / 【第2装甲軍団】_ \ バルモラ 【藻第1軍】 :::::::::::/ | " / ̄ l \ o ::::::/ .|__ヽ ___`―- 、 \ 【E軍集団】  ̄ 《第3機甲軍》:::::::::\ヽ ヽ _ |::::::::::::::::::::::::::::|【第1装甲軍団】 ギコアール ::::::\ 《第2機械化軍団》 | o 《第12軍》 |::::::::::::::::::::::::::::| | | 【第1装甲軍】 :::::::::::::| ___\:::::::::::::::::::/ ヽ_,/ モラフ :::::::::::::| | <  ̄/\ O :::::::::::::| | ,、 \__,| |_ ‐XXX‐ 第44軍団》 \ :::::::::::::| /'‐'' 【第1軍団】 :::::::::::::| \:―-、 :::::::::::::| \ :::::::::::/ ― ・ ― ::::::/ 【A軍集団】  ̄ 【第4装甲軍】
同昼 同盟軍第一装甲軍司令部 r――――――――――――――――――――――ュ | 作戦は順調です。このまま敵を包囲孤立させ、 | | それから一気に北へ旋回しましょう。 | `ー――――‐v――――――――――――――――'' r――――――――――――――――――――――――――ュ | そうだな….第3軍の前進を急いでもらいたいが、また | | あのモナンス系のへそ曲がり.総司令官は容れんだろうな。 | | 今は正面の敵を徹底的に殲滅しよう。 | `ー―――――――‐v―――――――――――――――――'' ∧X∧ ∧_∧ ∧_∧ ,∧_∧ (, ´д) (=゚〜゚=,,) (八・ ,,) (ロ・ ,,) (::゙゙シ:‐゙i _/i:‐:=::゙゙ヘ i:=::゙゙::::) i:=::゙゙::;) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |______________________ r―――――――――― '`ー―――――――――――――ュ | 偵察部隊の報告によると、敵機甲軍の後方にも陣地が | | 構築してある模様です。 | `ー――――――――――――――――――――――――''
同夕刻 蒙北キプニャク軍集団総司令部 r―――――――――――――ュ | 今が潮時です。ご命令を。 | `ー――‐v―――――――――'' r――――――――――――――――――――‐ュ | うむ。第3機甲軍、.撤退開始だ。手元にある | | 予備隊で敵を攻撃、牽制して撤退を支援せよ。 | `ー――――――‐v――――――――――――‐'' ∧∧ ∧,,,∧ ∧w∧ /V\ (, *゚∀) (◇´ ,ヾヽ (д゚ ,) (−・ ,) (゙:シlll:=O i:‐:lll:=:゙::)§ ll:‐::゙゙::::) ll:‐::゙゙:::::) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_____________________
同刻 蒙南キプニャク軍集団総司令部 r――――――――――――――――――――――――――ュ | 航空兵力を敵第4機甲軍に集中、阻止攻撃に加えて | | 戦略爆撃を実施する。第19軍をこの間に完全撤退させろ。 | `ー―――――――――‐v―――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――――――――:ュ | 航空兵力は後の攻勢の為に温存したほうが賢明です。 | | 現時点でこれを用いるのには反対です。 | `ー――――‐v――――――――――――――――――― '  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,ヘ,,ヘ ∧,,,,∧ ∧,∧ ∧_∧ ノノ, ゚Д) ノノ ・∀・) (Д゚; ,) (ゥ゚; ,)ヽ §(::::゙:::シllつ §(:゙゙:‐:lll:=i ll:=::゙゙:::) ll:=::゙゙:::::)§ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |____________________ r―――――――――― '`ー――――――――――――――――ュ | バイダル中将、.第4機甲軍から師団単位で兵力を抽出して | | 第19軍の撤退援護に差し向ける。部隊の具体的な.選別を行え。 | | 規模は最大5個機甲師団だ。精兵を選抜せよ。 | `ー―――――――――――――――――――――――――――'' r――――――‐'`ー―――ュ | 諒解しました…大将。 | `ー――――――――――''
16時30分 同盟軍第1装甲軍・第2装甲軍団 __,,,,,__i_ ゴゴゴゴ… ====ニ==ニl,」二二l二,,..ニ!ュ__ ,,,,,,,,,, ,r':‐:‐:‐: ─┬─┬―,,‐=! )) ,,,,,, ,。 ,,,,,,,,,,, ヾ''◎◎◎◎◎◎◎゙/:::... /二llユヽ/" '''''' `~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ r::(∀` (ヾ'"ロ )) ~~ ~~ ~~~~ ~ ~ """" ,,,,,,, """" , ,、_ェ:'-:'ェェ‐ェ‐l^!ュ_____ ゴゴゴゴ・・・ ,.; ---、___ _,,,. :r‐¬ィ-''‐''''''"" ̄ ̄ ゙̄| ̄ ̄ヾヾヾヾ| | ̄|__ iニii!二二二二二二二二二〔i:'__'ili__ii爰ii i| ||―:| i ―――‐ r―:i|ヾヾヾ,:ヾ___|__|_!ヽ| )) ,,,,,,,,,,, ,,,,,,, ~~  ゙゙゙゙̄'!!...,,,| i____,,,. 、'、-‐'ヾ、-‐¬''"´__,,,,,,,,,,、、、、---::ュ _,,,、 ::-;;‐¬ii''ii""´ii ̄ ̄ ̄ ̄ ̄o| ̄ ̄ ̄ ̄lllll ̄〔 ̄ ̄〕 i!i! )) '''''' /_i゙゙|゙:|゙゙ ゙̄|゙゙ ゙̄|゙゙ ゙̄|゙゙i  ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄:| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄:|  ̄ ̄ ̄,,゙二ニ! i """"" i! :`,:‐;―┴―┴―┴'- 、、.,_,..、、-‐┴- 、、..,_,..、、-‐┴―¬';'",、.`:i'[|/ ゙'‐、_"ヽ_ :'゙ ,、`, :'゙ ,、`, :'゙ ,、`, :'゙ ,、`, :'゙ ,、`, :'゙ ,、`, :'゙ ,、`, ゞ.゙_,シ'ヾ| ..::::::: '''''''''' ,,,,,,, `''‐、':、,゙,ソゞ':、,゙,ソゞ':、,゙,ソ__.ソゞ':、,゙,ソゞ':、,゙,ソゞ':、,゙,ソ、-''"、"‐、::::::::::: `~~^~~__^~~゙~~l´__ `l~~~゙~~´~~~~^~~~¨~~~~~"~~~゙~~~~`~~~~ ,,,,,,,,,,, """"" l´__ `l (∀` i二ヽ (∀・ i二ヽGに;;:::`':::::〔〕 )) """"" ,,,,,,,,,, ‐==Gに;;:::`':::::〔〕 )) i:::ロ:::::::ゝ __ """" i:::ロ:::::::ゝ (__)_) l´__ `l ,,,,,,,,,,, """"" (___)ノ (ω・ i二ヽ ‐==Gに;;:::`':::::〔〕 ))
ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ... ┃ ・・ 。 ┣━ ━╋ ・・ ┃ /' ll ┃ ┏┫ ━┛ ...... / 〃 r;:/ _ = ‐ ...::::: .....::::: r:l" ,,、__ _,!i__l::ロi r;ユ==- )) ,,、''" .::: ..::::: ___:-ll二lコ,,.....i'_ 〃 __l:l  ̄lロ!::ニ{、----、ii‐'_ /" ::: llll∃ニ/_ ヾ' ',‐・‐:'':‐o llllll-`..、:‐,――' :ヘ:‐o, ,r‐ュ、ヽ l! ::: :¬、――-,`"‐'''  ̄''' -、゙' ―-,. ll ||||llニ=/ ヾ88' :',‐(:(,,__((二二二ii :::: l__,i=====;同二二二同i=====; ,-、__゙:-‐''_¬‐-‐_ '''" ̄ ̄` '' ‐''"-..,,, li :::: iリ; l;i三l三i:_____:i三l三i. ll l, `,!-_-_-`,!o:l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l:o:l,!-_':, ::. illlll,!爰爰,! ..illlll,!爰爰,! ! !―'':llニl:lニll  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ llニl:ヾ、 `~~~~~~´ `~~~~~~´. ll i''llllll:i;三;:;三i――――――――':i;三;:;三i` ‐ 、... ,,,,,,,,,,, ,,,,,,,, """" i,llllll,!爰;:;爰,! ..i,llllll,!爰;:;爰,! `~~~~~~~~~´ `~~~~~~~~~´ """""" ,,,,,,,,,,,, '''''''' ,,,,,,,,,, """" ,,,,,,,
\ / ガァン! _______ェ‐ェ‐ェ ェ‐ェ‐ェ‐ェ_l´_! "_ __ _ (,(,,), :|r'シr'シr'シr'シ  ̄:| ╋  ̄ ̄ ̄`゙゙゙'''''¬‐ュ,,,_ _ ,r―‐、 l__l___l___| _r'シr'シr'シr'シ‐ュ ―――― | |:| ゙!爰)二),!__,!二二二二)) . ______`_`''‐::、:、`ヽ:、,,_ :|ー'_______,|_|:|'''" ̄ ll三三三三三三ll_ ̄_二:lニニl:二_|||||二二二二二二二二二二`゙''' ‐ 、,,,_ /__/ ',__', ',__',/__/、、,_ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ :| ̄ ̄ ̄ ̄| :| ̄ ̄|: ̄ ̄|: ̄ ̄| | :i〉 ゴァン! |__| \;;;;;;;;;;;;;|__|;;;;;;i' ゙i ''――'- 、、,,_=_,,、-‐- 、、,,_=_,, `‐――''――''――'‐''"´ ヾ::ヽ::::::::::::::::::ヾ::ヾ、i' r; `l i' r; `l i' r; `l i' r; `l i' r; `l i' r; `l i' r; `lゞ,ノ' ― ヾ::ヽ、 ノ ヾ,,_, ヾ::ヽ、,_ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ ヾ,,_,ノ,/l ヾ `~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´ """"" """""""" ,,,,,,,,,,,,,,, '''''''''' ,,,,,,,,, """" ,,,,,,,,,,, """" ,,,,,,, ,,,,,,,, """
━┓・・ ┃ ━╋ ━┛ ┏┫ ・ ・ ・ 、(;; ;;;) ;;) \ ゞ;; ;;‐;' ;;) ` (::: ;;;)'' / " _ _,_‐ ,., ;;) ,__, 、 ,r 、、;;; バァン! _i:ロirュ‐(〇)ェ‐ェ‐ェェ゙r:::::::..... \'oヽ ;;;;;;;;; 。l´ l二l|:l i'、_シ;i゙l:|¬'''(:: ::::: .... ヾ ,,> ;;; ゙'|__r‐ュ_,,|―`ー''―|,,r::(:: ::)‐'' .:: '::. ;; i`i二二二i;oニニi三三iニニo:i二二二i _ :: :: '"ii三ii三ii  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:ii三ii三ii i゙;―;。ニニニ.。:―;゙! ii≡ii≡ii-―――――‐-ii≡ii≡ii i圭i------i圭i ii圭ii圭ii ii圭ii圭ii ,,,,, ,,,,,, ~~~~~~ ~~~~~~ """"" '''' """" ,,,,,,,,,, '''' ,,,,, """" ''''' ,,,,,,,,,,,,
┃ ・・ ・ ┃ ┣━ ━╋ ┃ ┃ ┏┫ ━━┛ ‐、、 ミ:、 __,,......_,,、.... ヽ ___r::_ェii:=ェ:ェ;_=ェ:ェ;___.... ..:::ヾ、 , -, 、 .r'''-""'゙╋l ̄‐'ッ'ッ'ッ'ッ :| | _ _ :|:::::: ::.. ((二二(,_((二|  ̄ ̄ 'ッ'ッ'ッ'ッ i_,,|_,,!凵二!__,!::::::::___ ''':彡 _ ,,.. 、 - ―゙======::::''"i"´,l ̄ ̄ ̄l:l圭圭圭圭圭圭l:l::::::: ,,;ソ '、! ll ̄i: ̄i: ̄i,l ̄ ̄ ̄ ̄i  ̄ ̄ ̄ ̄i ̄ ̄,,i  ̄ i `ヽ , ,、-'":l  ̄ i:::::: ,,::: " ':、ソ ,~=: ̄,=:: ̄,=:: ̄,=:: ̄,=:: ̄,=:: ̄,=:: '、リ:―┘、‐''"、,,,_;; ,!:―┘:::::: "" ヾ: li 0:il li 0:il li 0:il li 0:il li 0:il li 0:il li 0:il/;爰;/―"―"―'/;爰;/::::::: `'゙ = '-゙ = '-゙ = '-゙ = '-゙ = '-゙ = '-゙ ="‐-‐' '-゙ = '-゙ ="‐-‐':::::: '''' """" ,,,,,,,,,, '''' ,,,,, """" ''''' ,,,,,,,,,,,, """ ,,,,, __ """ ,,, """" ,,,, '''' ,,,, __ l´ ::::::`l ,,,,,, """" l´ ::::::`l (/,)二;;;;ヽ ,,,,, ,,,,,, """(i二二;;;ヽ i'、:゙:〔〕__,,〕 '''' ,,,,,,, """" ,,,,,
ゴ ゴ ゴ ゴ ォ ー― |. | | ,_ | )) .| |;| .| tュ'ユi━ ii |,| ii l ̄ゾ> ヽヽ l'l'''l'''''l''''''''''l'''''l''''''''l;‐'''''l;j''゙ljj,j,jjj''!____ ...:::::: __l;lニlニlニニニlニlニニl{;{ニl,jニljj,j,jjj,,!-'-'-'-'-' )) ::::: ..::::: |i ̄O)!| ̄t;―tュ―;ュ ̄O)~ ̄i| ̄'| ̄`''r―‐::r'‐:r‐::v-、、_ 、、 ::: |  ̄ ̄|i゙゙i ̄ ゙̄'゙ ̄ ̄i゙゙i ̄ ̄ | .| .| | | | `'ヾ;> ::::::.... {三三{!'''_tュ,rri,,ュ_,'''{三三{;`';;'、___|__|_|_|__,,,,x;' 〃::::::::... . ヘ;;三;;ヘ______ヘ;;三;;ヘソr゙i i'r゙i i'r゙i;;i'r゙i;;i'r゙i i'r゙i`''゙/ ::::: :::: \三;\ソ '、ソ '、ソ '、ソ ',\三;\ソ;ゞソ;ゞソ;;ゞソ;;ゞソ;ゞソ/ 〃 : ::: ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
17時00分 同盟軍第一装甲軍司令部 r―――――――――――ュ | 進撃が停止したか… | `ー―――――‐v――――'' r―――――――――――――――――――――――――ュ | 前進してきた敵機甲部隊を迎撃、撃退してこれを.追撃 | | したものの敵の強固な陣地に直面しておりまして… | `ー――――‐v―――――――――――――――――――'' ∧X∧ _∧_∧ ∧_∧ ,∧_∧ ( ;´д) /(=゚〜゚=,,) (八・; ,) (ロ・; ,) (::゙゙シ:‐゙iつ ヾi:‐:=:::゙゙ヘ i:=::゙゙::::) i:=::゙゙::;) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |______________________ r―――――――――― '`ー―――――――――――――――ュ | それより包囲しようとしておりました敵の第3機甲軍主力が ! | 脱出を始めています。直ちにこれを追撃し殲滅するべきです。 | | このままでは前進した意味がなくなります。 | `ー――――――――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――――ュ | わかった。GM、第2装甲軍団、第1軍団の前進を停止。 | | 第1装甲軍団は第2機械化軍団を追撃しこれを殲滅せよ。 | `ー――――――――‐v―――――――――――――――'' ∧_∧ ∧__∧ ∧_∧ ∧X∧ (,,, ・ロ) ( ・八) ( ,) (д` ) (゙:::::::::゙゙:) (゙::::::::::゙゙:) ど:::::::::::゙゙:つ _/:゙゙::::::::::゙)  ̄ ̄ /::::i::::::‐:i ̄ ̄/:::::i::::::‐i  ̄/:::::i:::::::‐i  ̄ i:‐::::::i::::ゝ ̄ ̄ ̄| __ (__(__)__(__(__,),_(__(___) _(___)_,,)___| r―――――――――‐'`ー―――――――――――ュ | どうも気が進まんが、今これを撃破しなければ | | まずいことになるかも知れん…多分。 | `ー――――――――――――――――――――― '
18時00分 蒙南キプニャク軍集団総司令部 r―――――――――――――――――――――ュ | 敵第3機甲軍の前進を阻止する。予備隊の | | 第5機甲軍から最大8個師団を抽出、 | | これを第20軍に増派し敵の進撃を阻止せよ。 | `ー―――――――――‐v――――――――――'' r――――――――――――――――――――――ュ | 大将!一体貴官にはどういう戦略があるのだ? | | 攻勢を前に部隊を消耗させるつもりか! | `ー――――‐v――――――――――――――――''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,ヘ,,ヘ ∧,,,,∧ ∧,∧ ∧_∧ ノノ, #゚Д) ノノ,, ・∀) (Д゚; ,) (ー`; ) §(::::゙:::シllG §(:゙゙:‐:lll:=i ll:=::゙゙:::) ll:=::゙゙:::::) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |____________________ r―――――――――― '`ー―――――――――――――――ュ | 攻勢に出るからには敵の反撃を封じておかねばならない。 | | その為に全軍を後退させ戦線の縮小を行っているが今敵に | | 突破されては元も子もない。故に.機甲部隊を増援している。 | | 戦車の速度に.対応できるのは戦車でしかないからな。 | `ー――――――――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――ュ | 屁理屈を言うな。そういう調子でやっているから | | 貴官は戦争に勝てんのだ!私が何のために貴官の | | 参謀長を引き受けたかわかるか! | `ー―――――‐v――――――――――――――――'' ヘ ヘ ( ゚Д゚#,,)  ̄ ̄ ̄/i (゙シlll:=:゙:つ . / .| /‐:::lll::‐ヘ / / ∧,,,∧:.__) r―――――――――――――――――――――――― . / / (∀・ ,,ヾヽ < 戦線を崩壊させた間抜けを監視する為かな? / /∧∧=::゙゙::::;;;)§ | そんなことはどうでもよい。貴官が仕事をしてさえくれば。 . / /( ;゚)::::::::::::ヘ `ー――――――――――――――――――――――― / / (゙:::::: ∧_∧_,) / /:::::i:(, ;)
\人_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_从/ < バトゥ大将!貴官がふざけた命令を出すのなら > < 私は従うわけにはいかん!今すぐここから出ていけ。> < 私が代わって指揮を執る… > /Y⌒Y⌒W⌒Y⌒Y⌒W⌒Y⌒Y⌒W⌒Y⌒Y⌒W⌒Y⌒Y\ ,r: 、 ,:r:、 /':: ゙ヽ.-‐-/ \ /ヾ ...::゙,ミミ、.. ...:ノヽ ,、-.=:::/ミ o o ‐' ( ', /:::::',,。゙-i` i‐- ‐: ` i .,,_ /:::::::::::::::`'':ヘ / :l / ` .,゙''‐、 ,i:::::::::::::::ヾ'ヾ::ヽ、. ;'-―‐-', /`:::、゙'、`。;::ヽ i:::::::::::::::、':/|:ヾ:、:::` ''' ―--― '''"´::::::::、:::` ゙::"::::::ヘ .|::::::::::‐-`'、 !::::ヾ:、,,::::,,、'/'lj|::::l三l三l三l::::ヾ:"::::::::::::::::ヘ '::::::::::::::::::ン::|::::::::`‐=‐":::::||l::::: ̄: ̄: ̄::::::::|ヽ"_:::::::::::::::', ヽ:::::::::::::':::::l::::::::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::::::::::::::::|´:ヾ:::::::::::::::::;! `'' ‐ 、、::::|::::::::::::::::::::::::::|||:::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::;;/
r――――――――――――――――――――ュ | つまり私の命令を.無視するということかね? | | …参謀長の職責、大佐の階級で。 | `ー――――‐y――――――――――――――'' ,r: ,r: _,/ i,,,i ,::""'' ‐ `ヽ r――――――――――――――――――――― /,,彡" ・ l‐! < それが軍法に触れることは分かっているな? ,(;''ノノノ,,__....,,_,ソ `ー―――――――――――――――――――― 8 /::::"‐'":::‐-i! 8 ,i::::'::、::::::::ヽ::リ、 ,8'ヾ::-、、\;;::::::\ヽ /:::::::::i`'::‐=\::::::リ.:‐、-、 く::::::::::`:‐''":::::::il `''| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `':‐- 、、;;;::::::::l|. | ,.、":::::ソ''"i:::::::`;!. ! /::::::>''" i―::!. | 、"::::、'" |::::::l | ` 、:ッ |:::::':‐、 | '‐'~゙‐' '――――
\人_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_从/ < ああわかっているとも!だが貴官の怠慢には ゙> < 我慢ならん。貴様のような間抜けより私が… > /Y⌒Y⌒W⌒Y⌒Y⌒W⌒Y⌒Y⌒W⌒Y⌒Y⌒W⌒Y⌒Y\ /ヽ /ヽ / ヽ,,/ ヽ /´ミ 〃〃 "" `ヽ / ミ 彡 oヘ l = ::: = ;; ' ( i ヘ "ヽ;;〃,,ノヾ '' ` ,/ `,ノノ(;;;)ノノ,リ://ノ,! _ ,/ ,r==‐'、::(;;;)::::::::::::::::_::_::::::i...,,,__,._ _ /::::::::::::::::::::(;;;):::::: ̄:::::::::::::::"‐‐゙-'-'":、 r:ヾ' ヽ、 ,'::::::::::::::::::::::(;;;)::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ,,r‐:¬::、 ';!
r――――――――――――ュ | ならばやむをえんな… ゝ `ー―――――――――――' ,.、 ,.、 / ', / ', ,/ _,,.',ソソ/ ,', / l `` ` / / """ '彡, ,/ l ア _/ / :、 _ i・ _, ・ .:ヾ ` ::、、 ', ', ,! ...:::ヾ ヾ ,、______,、 ヽ__`'', __ ,,,,,,,.....:::: i!,!ニ、 二二:::::r:シ:ヘ .r='-'‐゙‐'、[!::lll::[';‐,、]::::_:::::_;;; ,/  ̄i:! r'ッ゙i:'ニシ〈" ,/::::::i::/:::::::::::::::::|||:::: ̄::::::::::::::::::;; ,,:=" `''´r_‐;::::'ニ ゙:‐:O-‐、‐::- 、、 .,,__ _,,,...、:-‐'''":::::::::ヾ:l:::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::::::::::::;;; ´ '、=';:::::::i ,ノ' ;::!. :l::::::::::l::::::i::  ̄::ヾ:、::`i;::::::::::::::::::`ヽ:::::====::::::|||:::::l三l三l三l;;;; `  ̄ ´ ` ̄'、ノ ::::::::':::::ソ:::::::::::i:ヘ::::l:',::::::::::::::::::::::::、i::::::::::::::::::: ||l:::::l三l三l三;;;;; `""""''''' ‐-、、::;;;::::::::::::;;;;;;::、- '''"´ l::::::::::::::::::: |||::::::::::::::::::::::;;;;;;;  ̄ |::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;
r―――――――――――――――――――――――――ュ | …一発目は空砲を入れてある。だが二発目は実弾だ。 | | 我が帝国においては軍法を犯した部下を.射殺する権利が | | 指揮官に認められていることを忘れるな、大佐。 | `ー―――――――‐y――――――――――――――――'' ヘ ヘ (( ( ゚Д゚ill,)  ̄ ̄ ̄/i _/゙シlll:=::゙ヽ_ . / .| `(⌒(⌒)! `" / / ∧,,,,∧ r―――――――――――――――――――――――― . / / (・ ,,ヾヽヽ < 貴官を参謀長から解任する。さっさと本国へ帰れ。 / /∧∧ ll:=::゙゙::::§ | 私も貴官のような小うるさい塵の相手をする暇は無い。 . / /( ;゚) ll:::::::‐:::::ヘ `ー――――――――――――――――――――――― / / (゙:::::: ∧_∧_,)_) / /:::::i:(, ;)
1月8日 蒙欧州方面軍第二総司令部 r───────────────────────ュ | やれやれ…ブリ大佐の後釜を用意せねばいかん。 ! | 今バトゥの参謀長をやりたい奴なんぞ居らんのに… | `ー―――――――――――――‐v――――――――'' r――――――――――――――――――――――――ュ | そのブリ大佐にしても聞いてみれば.志願した理由は | | 大将の監視と命令の適正化を図るというもので… | | 大佐はチャガタイ一門の出身ですしね。 | `ー―――――――――‐v―――――――――――――'' ∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ( ´ー) ノ(, ;゚д) ノミr',)‐Д彡 =3 (:::゙゙:::‐lll:iつ §(:゙゙:シlll:=i §,ヾ`::‐:lll:i | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r――――― '`ー―――――――――――――――――ュ | それは後で考えましょう。それより現在の戦況です。 | `ー―――――――――――――――――――――――''
同盟軍第1・第2装甲軍の前進・蒙予備(中央キプニャク)軍集団の投入 ______ ___《第3軍》,r‐、 《北キプニャク軍集団》_ 〈:::::《第6機甲軍》::〉〈:::::::::::::::::::::::/ | |. | /::;;>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄__【第5装甲軍】 ・ 【D軍集団】 《第3機甲軍》 /::::::/ r‐、〈 ̄ ̄【藻第1軍】 ̄ ̄〉〈____/ | 《第18軍》 《第11軍》' ,/  ̄ ̄ ̄ ̄モララバード /:::【第1装甲軍】 ● 、::::/ |_,,/ 【E軍集団】 ,r‐.、 /`; 【第3軍】 《中央キプニャク軍集団》 . /:::【第4装甲軍】 《第12軍》 / 〈:::::/' 〈_,,/ r:‐ュ . r‐ュ 《第4機甲軍》 |::::::| | | / |::::::【第4軍】. マルインo ・ 【F軍集団】 《南キプニャク軍集団》 《第19軍》 | / / 〉〈゙ ̄ ̄ \ |::::::| | | / /_  ̄【第2装甲軍】 《第5機甲軍》 _ ‐" `_'" 【A軍集団】 / /,/:::ノ ヽ::::\\ \ マルザーo /:::::〉 / ゙i / /《第15軍》 《第16軍》 ‐' ______/::::::/| ̄ / ― ・ ― 【第6軍】 |::::::| ● |::::::| ,r‐、 |:::::::::::::::::《第20軍》【第3装甲軍】 | | ゙ ‐' マルミード_゙ ‐'' ,/ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ゙ ‐' 〈:::《第14軍》:::〉 / / l゙ ̄【第5軍】 ̄ ゙̄l 〈__/ 【第2軍】  ̄ ̄ ̄ ̄ / /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〈 ̄ ̄【第1軍】 ̄ / 【B軍集団】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r───────────────────────―――――――――― | 作戦自体は順調だ。敵の主力部隊を我が防衛線に拘束することができた。 | 我が軍の損害は第18軍が打撃を蒙ったが、他は大したことは無い。 | 後は戦線両翼に機甲部隊を集結させ、反転攻勢に出るだけだ。 `ー―――――――――――――‐v―――――――――――――――――― r――――――――――――――――――――――――ュ | 損害の大きい軍は再編成の必要があると考えます。 | `ー―――――――――‐v―――――――――――――'' ∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ( ´ー) ノ( ゚д) ミ゚Д゚ ,,彡ヽ (:::゙゙:::‐lll:i §(:゙゙:シlll:=i i゙:‐:lll:ロ:゙゙)§ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r――――― '`ー―――――――――――――――――‐ュ | 方面軍の予備兵力がなくなるのが辛いところですが… | | 攻勢に出れば一部の歩兵軍を.撤収できるでしょう。 | `ー―――――――――――――――――――――――‐''
r――――――――――――――――――――――――――――― | 第18軍を第11軍に、第19軍を第12軍に統合する。 | 第11軍司令官にはトガ・テムル中将、第12軍司令官は引き続き | ボアル中将が務める。第6機甲軍・第3軍に命令、再度モララバード | への攻撃作戦を実施せよ。ベルケ・バトゥにも十日以内に攻勢作戦 | の実施が可能になるよう機甲軍を準備するよう命じておけ。 `ー―――――――‐v―――――――――――――――――――― ∩M∩ ( ´ー` ) ヽ. (゙::‐:lll:∧,,,∧ \/:‐:ノ(, ゚д゚,) \§(:゙゙:シlll:=i∧,,,,∧ . \ ::‐::lll::ミД゚ ,,彡ヽ ゙\U'Ull:ロ:::゙゙::::;)§ \ ll:::‐::::::::ゝ . \U´ U \ \ r―――――――‐'`ー――――――――――ュ | 我々は敵を阻止することに成功した。 | | 今敵の主力は我が縦深防御の中にあり、 | | 補給線も完全に.延びきっている。 | | 彼等にこれ以上の前進は不可能だ。 | `ー――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――ュ | 今度は、我々が彼等を殲滅する番だ。 | `ー――――――――‐v――――――――'' ,ヘ ,ヘ / ', . / ', 、 ヽ、/, ',゙ ゙ ゙/, ',ッ, 、ヾ o o ,ノ, ヾ、,, i ̄ i 'ノ 、..,_ ,, ,/__,l _,,'ノ `,;_'''::::..... .._;‐''" _,..i_:::_:: ̄[,:=:゙]::lll:「;i!_ ,:'==''"´:::::: ̄::::::: ̄|||:_´_::ヽ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||l:l;l;l;l::::ヘ /::::::::::::::::;;;;//- :====::|||:l;l;l;l:::!:::', ,/::::::::::::::::;;;;/'':‐::::::::::::::::::::||l l;l;l;l::|:::::', i::::::::::::::::‐`'、i:::::::::::::::::::::::::|||:::::::::::i=-::i  ̄ ̄ ̄ '、:::::::::::::〃::\::‐、:二二[Lロ]二!:::::/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \:::::::::::/Oヽ'_::::::::::::::|||::::::::::iヾ'' ヾ::::/ヾ". 、 ヽ::::::::::|l.|::::::::::i,! `''‐"====:`'':::::::::|l||::::::::::i /::::::::::::::::::::::::::::::::||||::::::::::i 続く
毎度毎度見させていただいております。 リアルタイムで今回見させていただきました、乙です。
リアタイでみていたので、バトゥ発砲に完全にやられますた。 GJ!!
保守
保守
1月9日朝 蒙欧州方面軍第二総司令部 r───────────────────ュ | 作戦の準備はできているな?バトゥ大将。 | `ー――――――――――‐v―――――――'' r―――――――――――――――――――ュ | 勿論ですとも。必ずや勝利して見せます。 | `ー――――――――――――――――‐v―'' ∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ∧,,,∧ ( ´ー) ノ( ;゚д) ノミ ;‐Д彡 (∀・ ,,ヾヽ (:::゙゙:::‐lll:i §(:゙゙:シlll:=i §(゙::‐:lll:ロ゙i ll:=::゙゙:::;;)§ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r――――――――― '`ー―――――――――ュ | しかし…将軍の参謀長はどうしますか…? | | 副司令官もいまだ空席ですし… | `ー―――――――――――――――――――'
214 :
2/62 :04/09/01 23:31 ID:c+YvIlWz
r―――――――――――――――――――――ュ | いりません。適当な人員が居ないのであれば | | 寧ろ居ないほうがましです。 | `ー――――――――――‐v―――――――――'' ∩M∩ ( ´ー` ) ヽ. (゙::‐:lll:∧,,,∧ \/:‐:ノ( ;゚д゚,,) \§(:゙゙:シlll:=i∧,,,,∧ . \ ::‐::lll:ミ ;゚Д゚,,彡 ゙\U'U i゙‐lll:ロ::゙゙) \ l::::lll:::‐:∧,,,,∧ . \U´ U(・ ,ヾヾヽ \ と:゙゙:::::::§) \i::‐::::i:::::ゝ r―――――――‐'`ー―――――――――――――――――ュ | そうは言ってもな…兎に角、適当な人間を探しておくから | | 参謀の頭を撃ち抜くのだけは止めてくれ。 | `ー―――――――――――――――――――――――――'' r――――‐'`ー――ュ | はい。勿論… | `ー―――――――''
215 :
3/62 :04/09/01 23:32 ID:c+YvIlWz
r―――――――――――――――――――――――ュ | 連中の頭にちゃんと脳味噌がつまっているのなら。 | `ー――――――‐v―――――――――――――――'' ,、 ,、 / ヽ / ヽ ,.:'-‐ 'ノ'ノノノミ- 、': サッ /" ヘ l ・ i―:i ・ i、 ミ ゙、 ヽ,/ ,ノ', ミ ヽ、.. ,,..、':`'、;).、 _,、,、,、l:::::::_l二l:lll:l二l:::::゙i.,、,、,、'_):‐、 " /" ̄:::::::::::::::::::: ̄:|||::::: ̄:::::::::::::: ゙̄ヽ';;)、 ミ ./::::::::::;;;::::::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::::::::::::::;;::::::':,(;;)、 /::::::::::゙/‐::::::====::::|||::l三l三l三l::ヾ:::::::::::', '゙` i:::::::::::::::/i::::::::::::::::::::::: |||::l三l三l三l::|`、::::::::::i '.::::::::‐`:.、|:::::::::::::::::::::: ||l::::::::::::::::::::::::|,::'、-:::::;! ヾ:::::::::::::゙l:::::::::::::::::::::::|||:::::::::::::::::::::::l:::::`:::;ノ
216 :
4/62 :04/09/01 23:33 ID:c+YvIlWz
同日昼 モナリン:欧州反蒙同盟軍最高統帥本部 l:::、 |~'' | lニニニニニニニニニニl /:| |::| |::| |::| |::| |::| |::| |::| |:\ __________,,|゙ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~| ,_________ ,/_∩_∩_∩_∩,,__,| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ,_,∩_∩_∩_∩_,\ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ l:ニニ:ニニニ:l ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ::||:||:||:||:||:||::ロ ロ ロ ロ | ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
217 :
5/62 :04/09/01 23:34 ID:c+YvIlWz
r―――――――――――――――――――――――――――ュ | ご苦労だったなド・ウラーネル上級大将。E軍集団の前進は | | 極めて順調ではないか。 | `ー―――――‐v――――――――――――――――――――'' ∧♪∧ ∧__∧ /合∧ A___A (・∀・ ,) (´∀` ,) (−` ,) ( ・∀) i::<y>‐:::) i;<y>ロ;;゙) l/>‐:::::;;) (::::":::<ylつ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /:::::::‐::::i/ (__)_,/ r―――――――――――――‐'`ー―――――――――――― ュ | A軍集団の.進撃も順調ですから、このままうまくいけば | | 南北合わせて敵の4個軍を分断包囲下におくことができます。 | `ー――――――――――――――――――――――――――‐' r――――――――――――‐'`ー――――――――――――――― | 尤も、ここ数日我が戦車部隊の前進は遅れているようですがね。 | 私の聞くところでは敵軍の縦深防御地帯に嵌り込んでしまったとか。 `ー――――――――――――――――――――――――――――
218 :
6/62 :04/09/01 23:34 ID:c+YvIlWz
r――――――――――――――――――――――――――――ュ | 否定はしません。確かに第4装甲軍の前進は鈍っておりますし。 | | 第1装甲軍の状況も似たものだと… | `ー―――――‐v―――――――――――――――――――――'' ∧_∧ ∧,,,,∧ (´;;┓`; ) (・∀・ ,) /゙<y>ロ:゙゙:) (゙:∽ニ:::゙)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r――――――――――――‐'`ー――――――――――――――――― | まあ、二個装甲軍もの戦力をあれだけあからさまに集中すれば | 敵もそれなりの対策を用意してくるというものでしょう。 | 重要なのは敵装甲部隊の動きです。我がB軍集団第3装甲軍の | 情報によると敵バトゥ軍集団の機甲戦力は突破対策に師団単位で | 前線に派遣されているようです。この様子なら当分反攻はないでしょう。 `ー――――――――――――――――――――――――――――――
219 :
7/62 :04/09/01 23:36 ID:c+YvIlWz
r――――――――――――――――――――――――――――ュ | しかし油断は禁物です。我が軍の.補給線は伸びきっており、 | | 敵には精鋭2個軍を含む4個軍が加わりました。 | | 老獪なギコ・フッサール元帥が指揮を執り、復讐に燃えるバトゥと | | 故国を失った丸耳兵共が我が軍の殲滅を目指しております。 | `ー―――‐v―――――――――――――――――――――――'' ,,,_∧ (,,●Д´) A__A (゙゙:::<y>:゙i (・∀・ ) /:‐:::i:::‐| (゙゙:::<y>:゙i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r―――――――――――‐'`ー―――――――――――――ュ | そんなツマラン話はいいから、マルミミア軍集団包囲戦の | | 進展具合でも報告してくれんかね?ノッポ君。 | `ー―――――――――――――――――――――――――''
220 :
8/62 :04/09/01 23:36 ID:c+YvIlWz
r―――――――――――――――――――――――ュ | そうだな似非元帥。そういう.大層な口をきく前に | | 自分の任務を達成したまえ。それとも交代するか? | `ー―――――――――――‐v――――――――――'' ,、 _ /' ', ./゙ ', / ', / ', ,,,_∧ / ,',ノノノノ, ', (,●Д´,) /´ `ヽ ∧♪/ (゙゙:::<y>:゙i / :゙: (・∀・ , /:‐:::i:::‐l └┐・ :i iy>‐:::;;;;  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/ ..::/  ̄` '' ‐ 、 ヽ、 ....:::::/ _,i_'' ― ..:::_"i、 r;_‐;_=;_‐:"::::::: ̄:::"""::: ̄::::::::::::ヽ‐ 、..、.._ _____/:::::::::::::::::::::`::::''':::―::::--:::‐:::::''':::":'‐'-....'、.,,'ノ、 /:::::::::::::::::::::ソ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
221 :
9/62 :04/09/01 23:37 ID:c+YvIlWz
r――――――――――――――――――――――――――――ュ | まあそう苛めるな。敵の士気が旺盛で且つ強固に築城された . | | 都市群を相手にしているのだからな。予備兵力もまだまだある。 | | 大して問題になっているわけでもあるまい。 | `ー―――――‐v―――――――――――――――――――――'' ∧♪∧ ∧_∧ ,∧合∧ A___A (, ・∀・) (, ´∀`) (, ´−`) ( ・∀) i::<y>‐:::) i;<y>ロ;;゙) l/>‐:::::;;) (::::":::<yl ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /:::::::‐::::i/ (__)_,/ r――――――――‐'`ー――――――――――――――ュ | なにしろ民間人が多いのでな…なかなか思い切った | | 攻撃ができんでいるのだ。今は兵糧攻めだよ。 | `ー―――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――ュ | ところで…総統はご健在でしょうか? | | 最近.お目にかかっておりませんが。 | `ー―――――‐v―――――――――――'' ∧_∧ ∧,,,,∧ (´;;┓`; ) (・∀・ ,) /゙<y>ロ:゙゙:) ど:<y>ロ::゙)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r――――――――――――‐'`ー―――――――――――――― | そういえば最近は統帥部総長、外相、軍需相のお三方が | 作戦を仕切っておられるようですな。他の連中はどうしたのです? `ー―――――――――――――――――――――――――――
r―――――――――――――――――――――――――ュ | 総統はご健在だ。ただ閣下の健康の為に戦争指導は | | 主に我々が行っているのだよ。勿論諸君や他の閣僚の | | 意見も参考にさせてもらうがね。 | `ー―――――‐v――――――――――――――――――'' ∧♪∧ ∧_∧ ,∧合∧ A___A (, ・∀・) (, ´∀`) (, ´−`) ( ・∀) とi::<y>‐:::) i;<y>ロ;;゙) l<V>‐::;;) (::::":::<yl ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /:::::::‐::::i/ (__)_,/ r―――――――――――――‐'`ー――――――――――ュ | 総長が軍事、外相が外交、私が内政を担当している。 | | この三頭体制で効率的な戦争指導を実現しているのだ。 | `ー――――――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――ュ | つまり党の俗物共の介入無くやれるということか。 | | ここ数十年稀に見る.好条件ではないか、諸君? | `ー――――――――‐v―――――――――――――'' ∧_∧ (´;;┓`;)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\l'>ロ:::゙゙:;;)∧,,∧ \::‐:::::(∀・ ,) \_とi'>ロ:::゙゙:つ \:::::‐:::::ゝ \__) \ r――‐'`ーュ | …… | `ー―――''
同日夕刻 欧州方面軍第二総司令部 r――――――――――――――――――――――――――――ュ | 第9機械化軍団軍団長マルフ少将ただいま到着いたしました。 | `ー――――――――――――――‐v――――――――――――'' r―――――――――ュ | うむ。ご苦労。 | `ー―――‐y――――'' r――――――――――――――――――――――ュ | ようこそいらっしゃいました少将閣下。 | | 欧州方面軍参謀長代理ギコ・ハーハル大佐です。 | | こちらが.方面軍副総司令官.ギコ・フッサール元帥、| | こちら側の8個軍を指揮下においておられます。 | `ー――‐y――――――――――――――――――'' ∧,,,∧ ∧,,,∧ ミ ヾヽ,,彡 rヤ゚д゚,,)、 (:゙゙::::§:゙) ヾ゙シlll:=:゙゙)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ /‐::::::::::::ゝ ̄ ̄ /:::lll:::‐:ゞ ̄ ̄ ̄| _________ U´U,_____U U,,____| ∩,,,,∩ 彡゚; ,,ミ、 (゙゙:::::::::::゙:i'
r―――――――――――――――――――――――――――ュ | さてマルフ少将。.貴官が呼ばれた理由の見当がつくかね? | `ー―――――――――――――‐v――――――――――――'' /゙ヘ /ヘ / ', / ', ,/, ',ノノノノ, ', ':, :. ' ‐ '' " ' ' " ‐ 'ソ, ':、 ノ \ ゙ o ___ o ノ ヽ ` ,,. l l " ヽ` ..,,_ /__l _,,/ ` ‐ 、 ....,,,,_ ___ __,,,,‐''" _ ,、(;;l:::::_:::::::::|,r=;`|::|:|:|::|'カ|:::::|__,、_ r‐_‐_¬,,‐..=‐': ̄:"""::l:l:l"":: ̄::= -'::、 /::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::|:|:|:::::::::::::::::::::::::::::ヽ /:::::::::::::::::::::`;:〃,::::::::::::::::::::::::: |:|:l ::l三l三l三l、'::::::\ /:::::::::::::::::::::::::/::"‐:::::===-:::: |:|:|:::l三l三l三l::|;;::::::::‐:':-::-、__ /::::::::::::::::::ヽ:::/ ;;;::::::::::::::::::::::::::::::::|:|:|:::l三l三l三l::!;;::::":i´‐ :":‐ 、ヾ、 i:::::::::::::―-`:、';;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::|:|:|:::l三l三l三l:|ヾ:'、::ヽ,_‐、ヽ:i',/;',!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'::::::::::::::::´/:;:、 ;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::: |:|:| ::::::::::::::::::::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ:::::::::::"::::::::::_ヽ、:::::::::_;;;;;;;:::::::r:‐:ュ::;;;;_:::::::::リ \::::::::::::/,,..‐:_、 ̄_,,,,.... 、,l,l_,l」..._  ̄ ゙! \:::/,:O''´ _,.`‐、::::::::::::::::::::|:|:|:::::::::::::`::゙::', ` ヾ,,::‐,,´‐''"´:::::::::::::::::::::|:l |::::::::::::::::::::::', |:::::`''":::::::ノ;;ノ::::::::::::::::::|:l|:|:::::::::::::::::::::::',
r―――――――――――――――――――――――ュ | はい。バルタ作戦における失敗の懲罰措置の為と | | 認識しております。 | `ー―――――――――‐v――――――――――――'' ,r¬、-、 ,r¬、-、 i i:. i i i:. i , ,l. ,,:l:. ノノノノソノ, ,,:l i ‐" `‐ 、 ‐,'" o o ` -" r―: `、 ´,ノ, i l ι ヽ ノ,, _ __'―‐ヽ ,,,._、ヾ |::::[チ']:::|:|:|:::[゙,ヌ、] ̄_::::」_ ,r==‐゙:::::::::::::: ̄l:l:l::: ̄::::::::::::::::::::゙::‐==、 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::|:|:|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ i::::::::::::;;;;/;;:::::::::::::::|:|:|:::::::l三l三l三l:::;;、::::::::::::ヘ |:::::::::::::::;;i‐::::====:::|:|:|:::::::l三l三l三l:::i‐:::::::::::::::i
r──────────────────‐ュ | うむ。確かにそれもあるかもしれんな… | | しかし別に左遷するわけではないぞ。 | `ー―――――――――――――‐v―――‐'' ∩,,,,∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ 彡,,;゚д゚ミ ノ(, ;゚д) ノミ,,;゚Д゚ 彡 (::゙゙:::‐lll:iつ §(:゙゙:シlll:=i §(゙゙::ニ∽;゙i | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r―――――‐'`ー―――――――――‐ュ | お話がよく飲み込めませんが…? | `ー―――――――――――――――‐''
r―――――――――――――――――――――――ュ | 貴官を南キプニャク軍集団の…つまりバトゥ大将の | | 参謀長に任命したいと思うのだ。 | `ー―――――――――――‐v――――――――――'' ,、 ,、 / ヘ / ヘ / ヘ ノノノ / ヘ ':、' ,,:: ''' : ,::ノノ \、, 丿, \` o o ,'ノ ヽ ‐ i  ̄:l υ ,,/ ` ‐ /__,l ",,ノ;;;) ` ‐....,,,,,_ _ _ _,,,,....‐ " (;;;) r=='`='、:::__::[,r:']:::l:l:l:::[''ス]::__:,!='`==ュ /::::::::::::::::::::::::::::::: ̄::: |:|:|::: ̄:::::::::::::::::::::::::::::::\ ./:::::::::::::::、:::::::::::::::_ ,.、_:::::|:|:|:::::::::::::::::::::_ヾ:":::::::::::::::', /::::::::::::::_::/:‐::::,r^ヾ、;r`゙¬‐.、、-,:‐,r―.,、._:\、::::::::::::', /:::::::::::::::/-‐::::'''i"ヽ_!::::::::::::::::::::::`::'':ベ,`;゙i:,!:!::',‐:::::::::::i i:::::::::::::::::::〃:l:::::::::::::::::ヘ:::::::::::::::::::::::::::"::i:::`'::::::::::':::::::::::::i ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;:`゙::''':‐- 、、:::;;;::::::::::::::::::::::::::::::/ `''''―¬'''''"""´:::::::::::::::::|:|:|:::::::::::`:::`::¬::::‐-‐'''" l::::::::::::::::::::::::::::|:|:|::::::::::::::::::::::::::::::i |::二二二二[_l_l_]二二二二二l
r――――――――――――――――――ュ | …バトゥ将軍の参謀、でありますか? | `ー――――――‐v――――――――――'' ,r‐、 ,r‐、 l l i;ッ,:l l i ,"' 。 __ 。 ミ 彡,,υ ノ_,,! ,,ミ _"l:二ロlllロl,_ /´::::;;:::::::::::|||::::::::::`: i::::::、i"::‐‐::||l::≡:|::::i l::::::::|、:::::::::lll;::::::リ:::::i l::::::::|!ニニlロ!ニ:l:::::l `l :,./_:::::|||::::::::',',リ `',:::::::::::::|l:|:::::::::', ´ |::::::::::|:::::::::|~
r──────────────────――――――――――ュ | ああ。多分バトゥとブリ大佐との確執は君も聞いているだろう? | | 例の件の所為で今バトゥの幕僚になりたがる奴は居ないのに、 ! | 面倒を起こしてくれるものでな… | `ー―――――――――――――‐v―――――――――――――'' ∩,,,,∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ 彡,, ;゚дミ ノ(, ;゚д) ノミ゚Д゚;,,彡 (::゙゙:::‐lll:i §(:゙゙:シlll:=i §(゙゙::ニ∽;゙i | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r―――――‐'`ー――――――ュ | 命令であれば従います。 | `ー――――――――――――'' r――――――――――‐'`ー―――――――――――ュ | そうだな…命令だ。重要な軍集団参謀長のポストを | | あけたままにはしておけん。是が非でもやってもらう。 ! `ー――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――:ュ | どうか大将に頭を撃ち抜かれないよう注意してください。 | | バトゥ殿下は多少気が.立っておられるようですので… | `ー―――――――――――‐v――――――――――――― ' r――――――――――――――――――――ュ | 一応防弾チョッキを用意するつもりだが… | | 頭を.狙撃されてはどうにも… | `ー――――――――‐y――――――――――'' ∧,,,∧ ∧,,,∧ ∩,,,,∩ ミ; ヾヽ,彡 ノ( ゚д) ミд゚; ,,ミ (:゙゙::::§:゙) §(::::゙゙::シlli il:=:::゙゙:::;;)  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ /‐::::::::::::ゝ ̄ ̄/:::::‐:::lll ̄ ̄ll::::‐:::::::ゝ _______ U´U,____U U ___(__(__) r――――――‐'`ー―――――――――――――――ュ | いや、その防弾チョッキなんぞ用意せんでいいぞ。 | `ー――――――――――――――――――――――''
r──────────────────――――――――――ュ | 俺が『そんなに拳銃を振り回すようなら携行するな』と言ったら、 | | 大将は『なら軍刀にしておきます』と.返してよこした… | | 最悪の場合君は頸を刎ねられるから覚悟しておきたまえ。 | `ー―――――――――――――‐v―――――――――――――'' ∩,,,,∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ 彡,, ;゚дミ ノ(, ;゚д) ノミ ;゚Д゚彡 (::゙゙:::‐lll:i §(:゙゙:シlll:=i §(゙゙::ニ∽;゙i | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r―――――‐'`ー―――――――――ュ | …頸に鎖でもまいておきますか… | `ー―――――――――――――――''
1月10日朝 南キプニャク軍集団総司令部 \_,人_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_/ < 私の言うことが聞けんか! . > < ならば首を挿げ替えるまでだぞ。 > /゙⌒Y⌒W⌒Y⌒Y⌒W⌒Y⌒Y⌒W⌒゙\ r――――――――――――――――――ュ | いや、それは首の挿げ替えじゃなくて | | ただの斬首… | `ー――――――‐v――――――――――'' \_,人_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_,从,_,人,_/ \ < やかましいっ!貴様はその首を > \ \ < 体と切り離されてもなお喋るか? ,> ∧__∧ ∧,,∧ ∧,,,,∧ ,/゙⌒Y⌒W⌒Y⌒Y⌒W⌒Y⌒Y⌒W⌒゙\ (Д`; ) (,, ;゚Д) 彡 (∀・#,,ヾヽ とll:‐:::::::::) 三 (:lll:‐::::つ )) ‐====llOニll:=:::`':::;)§ </、:::":::::ゝ i:lll:::‐::ゝ /:、:::‐ヾ、:ゝ \ (__ヽ_ノ U ヽ) (___)ヽ,_) \ \ \ \ \ \. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∩,,,,∩ \|____ 彡,, ;ミ __r―――――ュ (゙:::::::::::゙゙) ヽ ……… | /:::::i::::::::l `ー――――''
r――――――――――――――ュ | ん…誰だ?ここに何の用だ? | `ー―――――――――‐v―――'' \ \ \ ',_∧ ∧,,∧ ∧,,,,∧ ,,´Д`) (;゚Д゚,,) (,・∀・#ヾヽ :シlll:‐::) (::lll:‐::゙:) )) と::ll:=:::`':::;)§ :: lll:::‐ゝ. i:lll:::‐::ゝ |l,/:、:::‐:::ヾ:, \ _)__) U ∪ (___)ヽ,_) \ \ \ \ \ \. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∩,,,,∩ \|____ 彡,, ;ミ (゙:::::::::::゙゙) /:::::i:::::::::l )`ー――――――――――――――――――――――――― (___(__) | えーと…ブリ大佐に代わって南キプニャク軍集団参謀長に | 任命されましたマルフ少将です。…おとりこみ中ですか…? `ー―――――――――――――――――――――――――‐
r―――――――――――――――ュ | なんだ.、元次席副総司令官か。 | | 君も貧乏籤をひいたものだな。 | `ー――‐v―――――――――――'' ∩,,,,∩ rヤ゚д゚;,,ミ ヾ::'゙シlll:=:゙゙) ∧,,,,∧ /:‐:::lll:::‐:ゝ ∧,,∧ ヽ ノノノノ #・) (_(___) (゚; ,,) ∧__∧ \ (゙::§:::::゙゙) (:゙゙:::::::::゙) (`; ,,) \〆:::::i:::::::ゝ /:::::::i:::::ゝ (:゙゙::::::::::゙) . \,_(__) U U /::::::::i:::::ゝ . \ (__)__,) r―――――‐'`ー―――――――ュ | はぁ…よろしくお願いします。 | `ー―――――――――――――'' r―――――――‐'"ー――ュ | いつまで持つやら… | `ー――――――――――''
r――――――――――――――――――――ュ | 私はバイダルの第4機甲軍を視察してくる。 | | その間に君は15日までの部隊集結の計画を | | 立案しておきたまえ。明朝までにだ! | `ー――――――‐v――――――――――――'' \ ∧_∧ \ \ , ´Д`) ∧,,∧ ∧,,,,∧ 、. \ ゙:シlll:‐::゙) (,,;゚Д゚) (∀・#,,ヾヽ \ ‐:::lll:::‐ゝ (シlll:‐::゙) ll:=::゙゙,、::;)§ )) \ __)___) /:::lll::‐::ゝ ∩,,,,∩ ll::::‐::\ゝ \ \ U ∪ 彡,, ;ミ. (__)ヽノ \ \ (゙:::::::::::゙゙) \ \ /:::::i:::::::::l \ \ (___(__) \. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \|____ r――――――‐'`ー―――――――――――――――――― | 詳しいことはこの連中に聞け。そうすればこのいざこざの | 理由もわかるだろう。 `ー―――――――――――――――――――――――――
r―――――――――――――ュ | 一体何があったのかね? | `ー――――――‐v―――――'' ∩,,,,∩ 彡,;゚д゚ ミ (:゙゙:シlll:=:゙) /::‐:::lll:::‐ゝ ∧,,∧ ヽ (_(___) (゚; ,,) ∧__∧ \ と:゙゙:::::::::゙) (`; ,,) \ /:::::::i:::::ゝ (:゙゙::::::::::゙) . \ U U /::::::::i:::::ゝ . \ (__)__,) r――――――――― '`ー――――――ュ | …確か引継ぎをされていませんね。 | | 私が.作戦参謀のギコール中佐、右は | | 兵站参謀のモナント大尉です。 | `ー――――――――――――――――'' r―――――――‐'"ー――ュ | よろしくお願いします。 | `ー――――――――――''
r――――――――――――――――――――――ュ | さて、ここ一週間ほどの間.敵軍は攻勢を実施し、 | | 我々は防戦に徹してきました。その際バトゥ将軍は | | アユンガ作戦に投入する為に後方配置してあった | | 機甲部隊の一部を.南北の戦線に分散して投入し、 ! | これがブリ大佐には気に.入らなかったようで… | `ー――――――――‐v――――――――――――'' ∩,,,,∩ ∧,,∧ ∧_∧ 彡,, ゚д゚ミ ( ゚Д゚;,) (´Д`; ) (:゙゙:シlll:=゙つ iシlll:‐::゙:) i:シlll:‐::゙゙:) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |__________________ r――――――――――‐'`ー―――――――――ュ | それは兎も角、敵の攻勢がほぼ停止した今、 ! | ギコ元帥は攻勢作戦の開始を命じられまして、 | | それで我が攻撃部隊を所定の位置に配置する | | ということになったのですが… | `ー――――――――――――――――――――''
南キプニャク軍集団の配置 《第1機械化軍団》':::::/ 《第44軍団》 【第4装甲軍】 キプニャク高原 /:::::/ _ 《第4機甲軍》 ヽ::/ ,/l (第4機甲軍の攻撃計画) 攻勢開始点A ―――-、 《第15機甲軍団》 .|::::::| \ ↓ 《第61軍団》\| 《第5機械化軍団》 ::::|  ̄ _/ 《第12軍》 |::::::| \ ヽ::/ ↓ 《第41軍団》 r.‐、 【第4軍】 |::::::| ↑ 《南キプニャク軍集団》 《第63軍団》  ̄ \ |::::::| _ |::::::| /l ↑ 《第16機甲軍団》 ヽ::/ / / 《第5機甲軍》 攻勢開始点B ―――'" マルザー /::::! \ (第5機甲軍の攻撃計画) 《第20軍》O 《第17機甲軍団》"::::/ ↓ 《第66軍団》 《第8機械化軍団》 /:::::/ 【第3装甲軍】 ______ ______ 、::/ 〈:::::《第64軍団》::::〉 〈:::::《第65軍団》::::〉  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【第5軍】
r―――――――――――――――――――――――― | ご覧のとおり攻撃部隊たる両機甲軍は広く分散し、 | これの移動にはかなりの時間と労力が必要です。 | そこで我々は攻撃位置に近い第1・第5機械化軍団、 | 第17機甲軍団をそのまま前進させ、この後ろから | 他の軍団を継続させる計画を立案したのですが、 | 将軍は前線の部隊を動かすと奇襲にならないと | 強硬に反対され、第15・第16機甲軍団を第一梯団として | 配置するよう命令されました。 `ー――――――――‐v―――――――――――――― ∩,,,,∩ ∧,,∧ ∧_∧ 彡,, ゚д゚ミ (゚Д゚; ,) (´Д`; ) (:゙゙:シlll:=゙i とiシlll:‐::゙:) i:シlll:‐::゙゙:) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |__________________ r――――――――――‐'`ー―――――――――――――――― | しかしその為にはこの二軍団の車両を一気に輸送する | 必要があり、我が軍集団の後方支援能力の限界を軽く超えて | しまうのです。軍団の輸送車両隊の戦車・装甲車移送は一日に | 一個旅団が最大です。…敵の妨害や車両の故障は計算外で、 | 渋滞も無く道路状況も完璧であるならばですよ。 `ー―――――――――――――――――――――――――――
r―――――――――――――――――――――――――――――― | それだけではありません。この部隊のための前線補給処の設営や | 各種物資の集積、輸送ルートの確保などいろいろな仕事があります。 | 前線には既に別の部隊とその補給ルートがあるのにですよ。 `ー―――‐v――――――――――――――――――――――――― ∧_,,∧ \ (, ´Д`) ゙\∧,,∧ と::゙゙::シlll:‐つ ( ゚Д゚,) /:::‐:::lll:::;ゝ ` (゙::シlll:‐:) (___)_) /:‐::lll::‐∩,,,,∩ U .彡; ,,ミ (:゙::::::::::::゙) /::::::::i::::::ゝヽ (___)__) \ \. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r――――――――――‐'`ー――――――――――――ュ | う〜ん。それは大変だな…鉄道は使えないのかね? | | 流石に新規の敷設は無理としても。車両輸送だけでも | | こっちに振り向けられれば大分楽になると思うが。 | `ー―――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――――――― | それは考えています…ただ、敵の戦略爆撃で幾つかの橋梁や | 分岐点・駅などが破壊されていますので。それに輸送中に敵の爆撃を | 受けると計画全体が狂ってきます。軍集団〜軍までの鉄道は健在です。 | ただ軍団レベル以下になるとやはりトラックに頼っていますね… | 敵の爆撃も軍団・師団レベルの兵站線を狙っていますから。 `ー――――――――‐v――――――――――――――――――――― ∩,,,,∩ ∧,,∧ ∧_∧ 彡,, ゚д゚ミ (゚〜゚; ,) (´Д`; ) (:゙゙:シlll:=゙i /iシlll:‐::゙) i:シlll:‐::゙゙:) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |__________________ r――――――――――――‐'`ー―――――――――――――― | それに物資輸送の問題が解決していません。縦しんば部隊の | 移動が速やかに、かつ隠密裏に実現したとしても、それらを | 動かす為の物資の集積を大規模に行えばたちまち敵は我が | 攻勢を察知することでしょう。それではバトゥ将軍が考えている | 奇襲攻撃など無理というものですよ。 `ー―――――――――――――――――――――――――――
r――――――――――――――――――――――――――――――――――― | なるほど…とりあえず我が軍集団の保有する貨車…重量物輸送用の長物車と | 物資輸送用のコンテナー車、それから路線の状況について調べてくれ。 | それと鉄道輜重兵・鉄道工兵の兵力についてのデータも持って来い。 | あと前線に出ている部隊の補給状況の資料も用意させろ。 `ー―――‐v―――――――――――――――――――――――――――――― ∩,,,,∩ 彡,, ゚д゚ ,ミ  ̄~ \. (:゙゙ニ∽ニ゙) . \/::‐:::lll:::‐ゝ . \__)__,)∧,,∧ \ (; ,,) \ど゙:::::::::゙) ∧_∧ . \::::i:::::ゝ (`; ,,) \U (:゙゙::::::::::゙) \ /::::::::i:::::ゝ \ (__)__,) r――― '`ー―――ュ | はい。直ちに。 | `ー―――――――'
同日昼 南キプニャク軍集団総司令部:参謀長公室 \―――――――――――――――――――――――――/ | ∧,,,,∧ 鉄道に着目したのはいい思い付きだ少将。 | | ノノ,, ・∀・) で、鉄道部隊の状況は調べ終わったかね? | /―――――――――――――――――――――――――\ r――――――――――――ュ | はぁ…現在調査中です。 | `ー―‐v―――――――――'' ∩,,,,∩ ∧,,,∧ r【彡,, _ ゚ミ __( ゚Д゚;,) ` 、゙゙〔_ロ_〕゙゙) ,:==、 ヽO_ヽ:‐:゙) | ̄ ll‐‐:ll‐:iiユ〉 ̄ ̄| ̄| /::::lll:::‐:ゝ |___(_||)__)___|_| U U \―――――――――――――――――――――――――――――――――――――/ | 私の調べたところでは稼動機関車が600両、正規の戦車輸送用長物車が1200両、 | | 改造・急造のそれが4000両、コンテナー車が8000両、タンク車が4000両、 | | その他雑多な貨車が2400両程といったところだ。鉄道輜重兵は一個集団9万人、 | | 鉄道工兵は南部戦区には6個旅団を配備している。これに.解隊になった中央軍集団の | | 部隊が加わるから輜重兵で17万人、工兵で10個旅団といったところだな。 | /―――――――――――――――――――――――――――――――――――――\
r――――――――――――――――――――――ュ | 既にそこまで調べておいででしたか… | | しかし物資集積の見込みはつきますでしょうか? ! `ー――――――――‐v――――――――――――'' \―――――――――――――――――――――――――――――――――/ | ∧,,,,∧ 第1・第5機甲軍団・第17機甲軍団への物資輸送を全て停止、 . | | ノノ,, ・∀・) これを第一梯団の為の備蓄にまわせばよい。 | |§(:゙:‐:lll:ロ゙i それから第44・61・63・66軍団への物資輸送の一部もこっちに . | | 振り向けたまえ。前者は主に弾薬と燃料、後者は食料その他をだ。| /―――――――――――――――――――――――――――――――――\ ∩,,,,∩ | ∧,,∧ 彡 ゚д゚ミ】、 | ,(, ;゚),、/::゙:シlll:‐:゙;;ン | |(゙:::::::::゙;! ̄ ̄ ̄ ̄|~| | _____|/::::l:::::ゝ l,_|_______| U U ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ \ r――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――――――――― | …成る程攻勢作戦に出ているわけでもない機甲部隊への燃料弾薬の補給は多少 | 抑制しても問題ないかもしれません。しかし実際のところはなんとも… `ー―――――――――――――――――――――――――――――――――――
\――――――――――――――――――――――――――――/ | ∧,,,,∧ それを調べる為にこうして前線に行って居るのだ。 | | ノノ,, ‐∀‐) なんとかなりそうだ。 | /――――――――――――――――――――――――――――\ r――――――――――――――――――――ュ | それでは輸送計画の取りまとめを急ぎます。 | `ー―‐v―――――――――――――――――'' ∩,,,,∩ ∧,,,∧ 彡,, _ ;゚ミ ガチャン __( ゚Д゚;,) (゙::〔_ロ_〕゙゙つ,:==、 ヽO_ヽ:‐:゙) | ̄ ll‐‐:ll‐:iiユ〉 ̄ ̄| ̄| /::::lll:::‐:ゝ |___(_||)__)___|_| U U r―――――――――‐'`ー――――――――――――――――― | …大尉から資料を受け取っていますが、どうやら不要ですね。 | 今兵站部鉄道課の准尉がきておりますので、彼と輸送計画の | 詳細を検討したいと思いますが… `ー――――――――――――――――――――――――――― r―――――‐'`ー――‐ュ | わかった。今いく。 | `ー――――――――‐''
同日夕刻 モナリン:モナチス党総本部 __ (__,,) |: |ヽ |: | ヘヽ、,,,/´:::`ヽ__,,r‐-、 バタバタ‥ |: | ',::::;;:::.:.::::::::;;::::.::::::::;;`::、__,,、-、 _ .....,.,.,.,.,:;:;:;:;:;:;;; |: | !:::::;;:::.:.:::::::;;::::.::::::::;;:::::::::.:::::::::ヽ、 r''" `ヽ ..,.,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |: | i::::::;;;:::.:::::::/゙´ :. ヽ::.:::::::::;;::::', i .....,.,.,.,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |: | . !::::::;;:::.:.::::i /' ,r、 ';:.:::::::::;::::::i ヽ,,_ _,,ノ...,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |: |. !::::::;::::.:::::i \、.i' :` :i:.:::::::::;::::::i ....,.,.,.,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |: |. i::::::;::::.::::::i :、 ,/`:ヽ i:::::::::::;;:::::i...,.,.,.,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |: |. i::::::;::::.:::::::', `'' ;/ ,'::.:::::::::;:::::i.,.,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |: | . i;::::::;::::::::::::::ゝ,,_ _,,/::::.:::::::::;::::i .....,.,.,.,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |: | i `''‐-‐''´`ヽ::.:::::::::::;;:::::::::.:.::::::;;::::i ....,.,.,.,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;; |: | ! `''‐''"`ヽ;;::::;;r‐、;::::::i |: |. i ヽ::、
副総統室 r―――――――――――――――――――――――ュ | 全く…面白くない話だとは思わんかね、憲兵大将? | `ー――――‐y―――――――――――――――――'' ┃ ( `llll´ ,,) ゙┃ r――――――――――――――ュ ┃ /:、<y>+:). ┃ | 何がですか?副総統閣下。 | ┗━━━━━┛ `ー――‐v――――――――――'' ∧__∧ | ( ´へ) r:=====:ュ | (( (::::;;::‐<V! __|l___|____ | /::::::‐:::i:i | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | _____し(__)___l | |___________|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ____________ヽ i'ュ―――――――――――゙!.\ | |,_.. * ∧而∧ * ,..| \ | `r`: 二二(○ )二二二`r`: \ \|____iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ 、| | | \ | . | | \ \|_____________|
r―――――――――――――――――――――――ュ | 何がって、シュペーモナやらモラの連中のことだよ。 | | モナヒムの奴も私からすっかり遠ざかりおって… | `ー―――‐v――――――――――――――――――'' ∧_∧ ∧而∧ r:‐'――:ュ´) (,,○ゝ○ | |:|::ヽ_ (( (:゙゙::<y>:゙i l ̄ ̄:| | ーュ ̄ ̄| ̄ ̄|::::‐!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l__:|___|__,|__|__|__) r―――――――――‐'`ー――――――――――――――――― | そりゃ今の貴方は碌に権限も無い、必要不可欠という存在では | ありませんからね。連中にとっては。 `ー―――――――――――――――――――――――――――
r―――――――――――――――――――――――――――ュ | 君も遠慮なしに言うもんだな。そこまで私も落ちぶれたか? | `ー―――――――‐v――――――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――――――:ュ | これは失礼。しかしお世辞をお聞かせするために | | お呼び出しをうけたとは思いませんでしたので。 | `ー――――‐y――――――――――――――――― ' ┃ ( `llll´ ,,) ゙┃r―――――――――――――――――――― ┃ /:、<y>+:). ┃| ああそうだとも。私は総統の威を借る狐さ。 ┗━━━━━┛| 閣下のご健康が優れないとあっては仕方ない。 ∧_∧ ), -――――――――――――――――――― ( ´∀`#) | __/:::::<V>:::',___ | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ___________l | |__________,,| ∧而∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ____________ヽ (, 〇) i'ュ―――――――――――゙!.\ (::::::::::::゙::i | |,_.. * * * _,| \ /:::::::::::‐::i | `r`: 二二二二二二二二二`r`: \ (__(___) \|____iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ 、| | | \ | . | | \ \|_____________|
r――――――――――――――――――――――ュ | 御用はそれだけですか?ならば私は帰ります。 | | 反体制分子や敵のスパイの.摘発で忙しいので。 ! `ー――――――――――‐v――――――――――'' ∧_∧ ∧而∧ r:‐'――:ュ´) (○<○,,) | |:|:::つ (:゙゙::<y>:゙i l ̄ ̄:| | ーュ ̄ ̄| ̄ ̄| /::‐:::::::‐i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l__:|___|__,|__|__| (_(__) r――――――‐'`ー―――――――――――――――――――― | まあ待ちたまえ。話はまだある。…君は現在の政治状況を | このままにしておいてよいと思うのかね? `ー―――――――――――――――――――――――――――
r――――――――――――ュ | …どういう意味ですか? | `ー―――――‐v―――――'' ‐r:ッ:シ-:=―=:-:、ャ::i;r‐ ‐r:ッ:シ-:=―=:-:、ャ::i;r‐ |:il;/"__||__`ヾ',:| |:il;/"__||__`ヾ',:| r:ュ:|__||__|:r:ュ r:ュ:|__||__|:r:ュ ∧__∧ l::l||__||__||l::i∧而∧ !::i||__||__||l::i rュ:::..´∀) i:l:ゝ__||__/;( 〇ゝ〇) i:l:ゝ__||__/;i;;! | |::::::::<',i:ヽ ~´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~'(゙゙::‐<y>゙i r‐: ~´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`~゙ r‐: | 'ー―、:ゝ| ̄ ̄ ̄ ̄| /::‐:::::::‐i | ー―:ュ r:―――:ュ r――' | __|____|___|____|____(__,,(_,,)__|___|__ll ̄ ̄ll_,,|___|__ r―――― '`ー―――――――――――――――――ュ | 考えてもみたまえ。今我が政府では外様の外相と | | その勢力が総統をほったらかしでやりたい放題だ。 | | モナヒムも軍需相も奴の言いなりだぞ。 | `ー――――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――ュ | こんな状況は第三帝国のあるべき姿ではない。 | | 今こそ我々は立ち上がるべきではないか… | `ー―――――――‐v―――――――――――――'' ┃ ∧仝∧ ┃ ┃ ( `llll´ ,,) ゙┃ ┃ /:、<y>+:). ┃ ┗━━━━━┛ .::∧_∧ ..::::(::´∀` ) | _...:::::::/:::::<V>:::',___ | .:::| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | _________ ,,,;;;;;;l | |__________,,| .::/而∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ____________ヽ ...:::(<〇 ) .:::i゙ュ―――――――――――゙!.\ ..::::::::iy>ロ::゙゙:::) ::::|::|,_.. * * * _,| \ .:::::::::::i:::::‐::::::ゝ ..:::::|::`r`: 二二二二二二二二二`r`: \ ..:::::(__(___) .::::::::\|____iヽニニニニニニニニニニニニニニニニヽ .:::、|::| | \ ..:::::l:::::| | \ ..::::::::::\|_____________|
同日夜 同盟軍B軍集団総司令部 r――――――――――――――――――――――ュ | ふむ…敵の機甲部隊の位置は変わらないか… | | 奴さんたちよっぽど頽勢にあると見える。 | `ー―――――――――――‐v―――――――――'' ∧¢', /V\ ∧,,,,∧ 円__円 ∧_℃ ( ゚ー) (,, ・ワ) (・∀・ ,) (∀・ ¥ (−・ ,,) (:::゙゙:::<yi (:゙ッ<y>:゙i _/゙:<y>ロ:゙:ヽ_ iy>ロ:::::;) iy>=:::::;) /::::::‐:::i | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| i::::‐:::::ゝ (_(___) ,|____________________| ((___) r―――――――――‐'`ー――――――――――――ュ | しかしこのままの状態が続くとは思えません。 | | でもそのときには第2軍を投入すればいいでしょう。 | `ー――――――――――――――――――――――''
r―――――――――――――――――――――――ュ | ただ我が軍の補給線はほぼ伸びきっております。 | | 敵のそれも今となっては同じようなものですが、 | | ここ暫く我々の補給が滞っているのは事実です。 | `ー―――‐v――――――――――――――――――'' ∧_,℃ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ・−・) / (:゙゙::<y>゙l/ /::‐::::/ 円__円 ∧,,,,∧ /V\ (__,/. (・ ¥ ¥ (・ ) (ワ・ ) | ̄ ̄ ̄ ̄(:゙゙::::::::::゙゙)  ̄ ̄(:゙゙:::::::::゙゙) ̄ ̄ ̄ (:゙゙:::::::::゙゙) ̄ |____/:::::::::i:::::;ゝ__/:::::::::i:::::;ゝ___/::::::::i:::::;ゝ_ (__)_) (__)_) (__)_) r―――――――――――――‐'`ー――――――――――――――― | 残念ながら貴官の言うとおりだヘルムート・フォン・テンプル大将。 | 第2軍の投入は我々を敵の攻撃による壊滅から救ってくれるだろうが、 | 同時に補給において苦しい状況をも生み出すだろう。 | 出来ることならば後方に置いたままにして段列の負担を和らげたい。 `ー―――――――――――――――――――――――――――――
r―――――――――――――――――――――――――――ュ | 私としてもそれは同感です。必要とされるのであれば | | いつでもどこにでも向かいますが、たとえ防衛の為であっても ! | 補給状況を悪化させるようなことは避けたいと考えます。 | | …今敵の逆襲を許せば、総崩れになりかねませんしね。 | `ー――‐v―――――――――――――――――――――――'' ∧¢∧ ( ゚ー゚,) /V\ (:゙‐<y>゙:つ (ワ・ ,)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ i>=::゙゙:::::) \::‐:::::::;; ∧,,,∧ \_,(・ ,) \ i>ロ::゙゙:::::) \::‐:::::::ゝ円__円 \_,(・ ¥¥ \ i>ロ::゙゙:::::) \::‐:::::::ゝ r──────────────‐'`ー──────────────── | 左様。尤も危険が大きいのは我が軍ではなくA・E両軍集団であるがな。 | 若し敵の攻勢が行われるとしても、それは我々の正面ではあるまい。 `ー───────────────────────────────
1月11日早朝 :';; `: _ ‐、;;;´ `; ;";;;; `: - 、 ,; ,,;;;‐、 ';;;,,.. .;;;´;;...`: _ ....,.,.,.,.;:;:;:;:,.,.,.,........ ::;;; ;;;;,,.. ;;; ;;,,,.,.,, ,,.,.,..`:;;,, `::‐、 ....,.,.,.,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.,.,.,.,.,...... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,.,.,.,....................',,.,..; llllllllllllliiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;;i;;;;i::::i:::::' '''' " _ __ _ ____ _ :" _`:  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄  ̄ ~ ~ ゙  ̄ ̄ ̄  ̄ ‐ ;;:;:;:;:;:,.,.,.,.,.,...... . . """ ‐ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:,.,.,.,.,.,.,...... . . ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.................. . . . ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,....................... . . . . .
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,........... . . . :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,............ . . . . :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.,.,.,.,,.,.......... . . . サーッ ;;; :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.,.,.,....... . . __ ,、r:、,,rュ、-、,,,__,,__,,__,,__,,__;;;;;;; . . ‐ |  ̄ |:l::iリ::ノ::ソ‐''"l:ii:::ii:::ii::::ii:::;;;;;;; :l |:i::i::/''" _ |:|i:::|!::li;;;;i;!;;;;;;;; :i . ....::/W\. l:i::!;' _ _: .|:!l::i:!:i;|;; l;i;;;;;;;;; .: . . ....::::::(; ・−)':l::i! _ !_,i!:i::!;i:l;|;;;|;;;;;;;;;;; . . ...::::::::::(:゙::::::::::゙つ:|:;ゝ .| l::i:i::i:i;;!;;;;;;;;;;;;;;; ,.,.,.,...... . . . . ...::::/;;;;;;::::::: / /  ̄i  ̄::`''~`:::;:;:;;;;;;;;;;;; ,.,.,.,.,.,.,......... . . .:::(;;;;__ / / .i ::::::::::::;:;:;;;;;;;;;;;;; :;:;:,.,.,.,.,.,.,.......... . . . . / 〃 i ..:::::::::::::;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
r―――――――――――――――――――ュ | …第一梯団集結の計画が纏まりました。 | `ー――――――――‐v―――――――――'' /', /', /::...',ノノノ:... ', /´::: `ヽ _., r:.、. !::: _ _ ', ∩,,,,∩ i !i i i | r: ',:::..... i冖! ,! r:ヤ, ゚д゚,,ミ .i -‐ './ ,ノヽ、:_:..... `'" _,,ノヽ. ヾ::'゙:シ:lll:=:゙) !、 '"_,ノ _l:::::~:口lll口::::::l_ /:‐:::lll:::‐ゝ i====i /: ̄::::::::::::: ̄:|||: ̄:::::::::::: ̄:ヽ (___(_) r::¬:‐:、 ,'::::::::::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::::::::::::::', r――――――――― '`ー――――――――ュ | …詳細はいい。私は君を信用している。 | | 重要な点だけかいつまんで話してくれ。 | `ー――――――――――――――――――' r―――‐'`ー―ュ | はっ… | `ー―――――''
r―――――――――――――――――――――――――――――― | 第15機甲及び第16機甲軍団の各師団はその保有する装軌車両を | 最寄の引込み線に集結。割り当てられた貨車が到着し次第これらを | 列車に載せ、直ちに集結地点に最も近い地点―駅に限らない―に | 移動してこれを速やかに降ろす。貨車はその場にて隠蔽、可能な限り | の数を埋め、残りと機関車は線路から出して偽装する。 | この移動には複線を含む全ての線路を使用、一方通行で行う。 | 又各部隊所属の装輪車両は自走して当該地点に移動する。 | なお線路の破損地点は敵偵察衛星の通過終了を待って工兵が迅速に | 復旧、間髪居れず列車の通過を行うことにより隠蔽の完璧を図る。 | 路線修理、集結、積載及び降車は分単位の計画に沿って行う。 `ー――――――――――――――‐v―――――――――――――― ∧,,,,∧ ∩,,,,∩ ( ‐∀‐ ,ヾ 彡 ゚д゚,,ミ i゙:‐:lll:=::゙) (::O□::゙) .::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..:::::|__________________ r――――――――――――――――‐'`ー―――――――――――――― | 敵偵察衛星の数の僅少及びその通過時刻の間隔の余裕あるを利用して | 敢えて最も露見しやすい移動手段をとるものであるが故に、その遂行の | 完璧なることは当然の前提条件であり、一つの躓きが全てを台無しにする | 賭博的要素の強い計画であることは言を待たない。 `ー―――――――――――――――――――――――――――――――
r――――――――――――――――――――――――――――― | 当然この集結計画の遂行に当たっては敵を欺瞞する陽動を | 実施する必要がある。この陽動には攻撃の第二梯団となるべき | 第8機械化・第41軍団を用い、これらを通常の手段により集結 | させることにより敵の読みに時間差を生じさせるものとする。 | 時間と輸送の都合上この二軍団の集結位置を本来のものから | 変更することは不可能であり、攻勢開始点の偽装も不能である。 | 故に第一梯団の集結の遅滞は即攻勢の成功可能性を減ずる。 | なお第三梯団については第一梯団の攻撃開始後に鉄道輸送を | 復活させてその物資を確保、第二梯団の後に続くものとする。 | 第三梯団の攻勢開始点は基本的に各軍団の現在位置とする。 `ー―――――――――‐v―――――――――――――――――― ,.、-: ,.、- 、 i :i: i :i :i ,,,l :l,ノ,l :|'' ,i..,, ,'"' ミミ、 ;_ o ミ、 _,l ミ、 ':、 ____ ,,,;;ミ ll[_]::::_::::_::::__::l ,,i|"::::::::::ヾ,^_ヽ、ヽ _, /::l|:::::::::::/:::::::::::::::',:', `\. /:::::l|::iiii::::i:::::::::::::::::::i::i r;、ヽ/::`:::l|::::::::::|:::::::::::::::::::|::!
r――――――――――――――ュ | …以上であります。 | | 何か質問など御座いますか? | `ー――‐v――――――――――'' ∧,,,,∧ (ノノノノ, ) (:゙:§:::゙::)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〃::::::l:::::::ゝ ̄ ̄ ̄ ̄| ____.∩,,,,∩_____ (,,_(__,)____,| 彡, ミ (゙::::::::::゙:) /::::i::::::::i (__(__)
r―――――‐ュ | …ない。 | `ー―‐v――‐'' ,、. ,、 /. ', ,,/. ', :'" `ヽ r―――――――――――――――ュ i ‐ l‐:l ‐ ! | 直ちに計画の実行に移ります。 | ヽ__`" _ノ;;、. `ー――‐v―――――――――――'' ,r=='‐-:r;:-:‐'==ュ /:::、':::::::::::::l|!:::::::::、;':::ヘ ∩,,,,∩ i:::::_i:::===:::l|!::l圭l::i-::::i rヤ゚д゚ ,ミ ',:::::゙,:〃::::::l|!::::::::::リ":::,! ヾ゙:シ:lll:=゙::) ヾ:::i/`ニ[ロl]ニニi:::/ /‐:::lll:::‐ゝ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r――――――――――――――ュ | 予定通り計画を開始せよ! ,| `ー――――――――――――-、( __ __ i' `: `i' `:`ヽ l ;;i l ;;i :i,,, ,, -,'' ''' ‐`、 ∧,,∧ ∧_∧ ‐,,'" o ` rヤ ゚Д゚,) .rヤ´Д` ) '‐、 .:: ヾ:゙:シlll:‐゙) ヾ::゙:シlll:‐:゙) ,,__i, ::;; /‐:::lll::‐ゝ /:‐:::lll:::‐ゝ __ '::,,:::.... __,,:::;;; U U r_‐_¬''''^` l´::::::::::::::::::::: ̄:::::"::""::::''':::‐lll::[W]::_ ̄_::::::_;;;;;;l_ `r':,ノ''"'、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|||: ̄::::::::::::::::::::::"::::::::: `  ̄ ~~~ ''''''' ‐- 、、::::::::|||::::::::::::::::::::::::::'::::::::::::: ヾ|||:::l王王l::::::::::i:::::::::::::: ||l:::l王王l::::::::::|::::::::::::: |||:::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::
同日昼 蒙欧州方面軍第二総司令部 r―――――――――――――――――ュ | 第3機甲軍、現在再集結を実施中。 | | 作戦前日までに完了の見通し。 | `ー―‐v――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――――――ュ | 第6機甲軍の補充は明日までに完了。 | | 第3軍は前進を開始し、敵第5装甲軍の反撃を撃退。 | | 敵戦車43両を破壊とのことです。 | `ー―――――――‐v――――――――――――――' ∧,,,∧ ∧,∧ ∩M∩ ミ ヾヽ,彡 (゚д゚ ,)ヽ (´ー` ,,) (:゙゙::::§゙) ll:=:::゙゙:;)§ ll:=:::::::;;;)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ll::::‐::::::ゝ ̄ ̄ ̄| ________ U´U____UU___(_(__,,)___| ∧_∧ ∩∩ ( ,) < `(ヽ (゙::::::::::::゙:) (゙:::::::゙::;;シ /:::::::i:::::::ゝ
r───────────────────────ュ | …バトゥ軍集団は?攻撃の準備はどうなっている? | `ー―――――――――――――‐v――――――――'' ∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ( ´ー) ノ(,, ゚д) ノミ,, ゚Д゚,彡 (:::゙゙:::‐lll:i §(:゙゙:シlll:=i §(゙゙:‐:lll:ロ゙i | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r――――――――――‐'`ー―――――――――――――ュ | 幕僚達の努力により順調に進行中とのことです… | | 攻撃作戦自体は.時間勝負になるとも言っておりましたが。 | `ー――――――――――――――――――――――――'' r――――――‐'`ー――――――――――――――ュ | 一時はどうなることかと思いましたが、どうやら | | マルフ参謀長とは問題なくやっているようですな。 | `ー―――――――――――――――――――――''
r――――――――――――――――――――――――――‐ュ | …実のところあの人選は失敗したマルフならそう.殿下に | | きつく当たることもなかろうと思ってやったのだが、今のところ | | 成功しているようだな。 | `ー―――――――‐v―――――――――――――――――‐'' ∩M∩ ( ´ー` ) ヽ. (゙::‐:lll:∧,,,∧ \/:‐:ノ(, ゚д゚,) \§(:゙゙:シlll:=i∧,,,,∧ . \ ::‐::lll:ミ ゚Д゚;,,彡ヽ ゙\U'U ll:ロ:::゙゙::::;)§ \ ll:::‐::::::::ゝ . \U´ U \ \ r―――――――‐'`ー――――――――――ュ | だが両方とも一度失敗した人間だからな | | …まだまだ分からん。 | `ー――――――――――――――――――''
1月14日:マルミミア軍集団の消耗と蒙第3軍の攻勢 /::::::/ → ______ 《第3軍》 ,r‐、 《北キプニャク軍集団》_ 〈:::::《第6機甲軍》::〉 /::\_/:::::/ / / /::;;>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \:::::::::::::::/【第5装甲軍】 《第3機甲軍》 /::::::/ r‐、〈 ̄ ̄【藻第1軍】 ̄ ̄〉↓ ̄ ̄ ̄ ,/ 《第11軍》' ,/  ̄ ̄ ̄ ̄モララバード  ̄ ̄ ̄ ̄ /:::【第1装甲軍】 ● /:::::/ |_,,/ 【E軍集団】 、:::::/ /`; \ 【第3軍】 《中央キプニャク軍集団》 . _【第4装甲軍】・ /:::::l / /' \ /:::::/ 〈_,,/ 《第12軍》‐ュ 《第4機甲軍》 |::::::| | | / |::::::【第4軍】. マルインo ・ 【F軍集団】 《南キプニャク軍集団》 |::::::| | | / / 〉〈゙ ̄ ̄ \ |::::::| | | / /__ ̄【第2装甲軍】 《第5機甲軍》 _ ‐" `_'" 【A軍集団】 / /,/::::::::::::::::::〉\ \ マルザーo /:::::〉 / ゙i / /《第15軍》" ̄ r:‐、 ‐' ______/::::::/| ̄ / ― ・ ― 【第6軍】 |::::::| ● |::::::| ,r‐、 |:::::::::::::::::《第20軍》【第3装甲軍】 | | ゙ ‐' マルミード/:::::/ / /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ゙ ‐' 〈:::《第14軍》:::/ / / l゙ ̄【第5軍】 ̄ ゙̄l 〈__/ 【第2軍】  ̄ ̄ ̄ ̄ / /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〈 ̄ ̄【第1軍】 ̄ / 【B軍集団】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
同日夜 同盟軍A軍集団総司令部 r――――――――――――――――ュ | どうやら敵の攻勢が近いようだな。 | `ー―――――‐v―――――――――'' r――――――――――――――――――――――ュ | 情報部の見解では来週中頃に敵の.集結が完了、 | | 週末には攻勢が開始される見込みであると。 | `ー―――‐v―――――――――――――――――'' ∧_∧ ∧_∧ ∧興∧ ∧災∧ (, ^Д^) ( ´;┓`,,) (・Д・ ,,) (`廿´ ) (::"ッ<y>i ,/::<y>ロ:゙:ヽ i゙:<y>=:゙゙) i゙::<y>=゙゙:) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r――――――――――――――‐'`ー―――――――― | E軍集団の正面でも敵の再集結が確認されています。 | …こちらのほうの予測では攻勢開始時期は早ければ | 今週末になるといっておりますが。 `ー―――――――――――――――――――――――
r―――――――――――――――――――――――――――――――― | ふむ。ベルケ軍集団とバトゥ軍集団で別々に作戦をやるつもりなのか。 | 或いは単に計画の調整が拙かっただけか。 `‐v――――――――――――――――――――――――――――――― ∧災∧ ( `廿´ ,) (゙:<y>=゙:) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ∧興∧::::‐:ゝ/ / ̄ ̄ ̄i i ̄ ̄ ̄l | ( ・Д・ ,)_)/ /___,,l l___| | (゙:<y>=゙:) / | /‐:::::::‐:ゝ / /' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | ∧_∧_)/ /' l :| (,,, )/ / | :| _∧::::::::゙:) ./ | | , ^):: / / | :| "ッ<yi ./ / l | ::‐:::::/ /__________| | _)/ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| |_______________:| r―‐'`ー――――――――――――――――――――――――――――――――― | 恐らく前者でしょう。いずれにせよほぼ同時期であることに変わりません。 | 多少の時期のずれは無視してでも我々の現状を機会と捉えて作戦を強行している、 | そんなところではないでしょうか。 `ー―――――――――――――――――――――――――――――――――――
r――――――――――――――――――――ュ | どちらにしても敵の機会は我々の危機だ。 | | 十分警戒を怠るな。 | `ー――――――――‐v――――――――――'' ∧災∧ ∧興∧ ∧_∧ ∧_∧ (, `廿)( ・Д) ( ´) (Д^ ,) (;;:::゙゙:::‐<i (;;;:::゙゙:ッ<i (;;:::゙゙::‐<iヽ, i>=::::゙゙::;)  ̄ ̄/::::::::‐::::i /;::::::‐::::i ̄ /;:::::‐::::i ̄ i::::‐::::::;ゝ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| __ (_(___),_(_(___)__(_(___)_,(_(___)______,,|
1月15日3時50分 南キプニャク軍集団総司令部 r―――――――――――――――――――――――――――― | 第15機甲軍団の第230・231機甲師団、第232・233機械化師団、 | 第16機甲軍団の第326・327機甲師団、第330機械化師団、 | 全て攻勢開始線に展開完了。命令に変更、中止などがなければ | 本日0400時を以って攻撃を開始する予定であります。 `ー――――‐v―――――――――――――――――――――― ∩,,∩ ∧,,,∧ 彡,, ゚дミ ノノ,, ・∀) (::":::::シll §(;;:::゙゙::‐ll /::::::::‐::ll /:::::::‐:::ll | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_(___) (_(___) |_ r―――――‐'`ー――――――――――ュ | 命令に.変更はありますでしょうか? | `ー――――――――――――――――''
r――――――――――――――――ュ | 無い。予定通り攻撃を.実施せよ。 | `ー―――――――‐v―――――――'' r―――――‐ュ | はっ! | `: `ーy――――'' _,,!,, , , ‐ / ',,,,,/ ', _`_ i'´ ヾ::!::ノ::`: ゙‐:r‐`,r::¬‐..、、 '、,, ‐,::r:;:‐ノ 、ヽ `‐!:::〃:::::::::'':::..、、 ,.,-:‐'::‐::-8‐::゙:‐.、 、,,,ヽ、_ `'' ‐::/,,:::-:::::::ヽ /:::::::リ,:::::::::::8:::::::;::ヘ :::::゙‐-^ ='::‐::'''::"´::::::::::::::::リ /:::::::i:' iヾ:::::::::8::::::::!::i :::::::::::::::::::::::::::!::::i::::;;;::、-''" ,-ヾ::::/ i::::::::::::::8:::::::!:::i、 ::::::::::::::::::::;;::ソ -''"  ̄ ̄ ̄ ̄ `´  ̄ !‐_''ニニ ''_!  ̄ ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::":/i ,':::::::::::::::::::::::', ::::::::::::::::::::::::| ,'::::::::::::::::i:::::::: ', ::::::::::::::::::::::::! ,'::::::::::::::::::l!::::::::::', 続く
乙華麗保守!!
1月15日昼 同盟軍A軍集団総司令部 r――――――――ュ | 敵の状況は? | `ー―‐y―――――'' /', /', /. ',__,/. ', ,:"´ `ヽ i ´ シ';;ッ::゙:、` :i ヽ、 _ 彡゙-‐ ゙ミ,.ノ ,, 、,-‐、,'r:‐、¬,::、::‐-'、,,_ ,r:`-´'`"´:i:::::::ヘ`t;;´!:_:::;!:::`:, /:::::::::::::::::::::: ゙‐:/:',i:ヘi:::::`;::_::::i i::::::::::、:〃;;::―:::ヽ::::',:::!:::::/_=ii:::i ヾ::::::"r:i:::::::::::::::::::::\:!::;/:_=_i!:ソ `‐ 、:i:::::::::::::::::::::::::i'0:::::::::::|' i:::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
277 :
2/65 :04/09/12 06:02:48 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――ュ | 第4軍の南北を突破して時速40`で進撃中です。 ! | 先ほど入りました報告では北部に投入された軍予備の | | 第45歩兵師団が壊滅し、この方面の防衛は崩壊した | | 模様です。南部戦区でも第21軍団が後退中です。 | `ー―――‐v―――――――――――――――――――'' ∧_∧ ∧_∧ ∧興∧ ∧災∧ ( ;^Д^) ( ;´┏;`) (・Д・ ,,) (`廿´ ) と:::"ッ<y>つ (゙::‐<y>:゙) i゙:<y>=:゙゙) i゙::<y>=゙゙:) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r――――――――――――――‐'`ー―――――――― | 攻勢開始時期を見誤りましたな。先程衛星情報で | 敵の鉄道輸送の回復を確認しました。 | 恐らく、これを使用したのでしょう。 `ー―――――――――――――――――――――――
278 :
3/65 :04/09/12 06:03:36 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――――ュ | 北部に軍集団予備の.第22軍団を投入する。 | | 南部には第4装甲軍から予備の.第13装甲師団を… | | それだけでは足りんな。もう一個装甲師団を送る。 | `ー――――――――‐v―――――――――――――'' ∧災∧ ∧興∧ ∧_∧ ∧_∧ (, `廿) ( ・Д) (, ;´) (Д^; ,) (;;:::゙゙:::‐<i (;;;:::゙゙:ッ<i (゙:つと::゙:) i>=::::゙゙::;)  ̄ ̄/::::::::‐::::i ̄ /;::::::‐::::i ̄ ̄ /;::::i::::‐::l ̄ ̄ i::::‐::::::;ゝ ̄| __ (_(___),__(_(___)___(_(___)__,(_(___)__,| r―――――――‐'`ー――――――――――――ュ | しかし…軍集団予備には数に限りがあります。 | | 今全てを投入してしまってよいものでしょうか? | `ー――――――――――――――――――――''
279 :
4/65 :04/09/12 06:04:10 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――――――――――――― | E軍集団に応援を頼む。4個軍17個軍団と我が軍集団の二倍以上の | 兵力を有しているのだから少しは余裕があるだろう。 `ー――v‐―――――――――――――――――――――――――――― ,∧災∧ ( `廿´ ,) (゙:<y>=゙:) ,/' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ∧興∧::::‐:ゝ' / ̄ ̄ ̄i i ̄ ̄ ̄l | ( ・Д・ ,)_)' /___,,l l___| | (゙:<y>=゙:) / | /‐:::::::‐:ゝ/ /゙ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄ | | ∧_∧__)' / l :| (,, )/ /' :| :| ∧_∧゙:::::::::゙:) ./' l :| (, ;^Д)::::::/ / | :| (::::"ッ<yi / / | | ,/:::::‐::::l ./ /__________,l. | (_(__)/ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| |_______________:| r―‐'`ー―――――――――――――ュ | 果たしてそう簡単にいきますか… | `ー―――――――――――――――''
280 :
5/65 :04/09/12 06:04:46 ID:69/zyRY5
アユンガ作戦:バトゥ軍集団の奇襲攻撃と同盟軍第4軍の後退 《第1機械化軍団》':::::/ \_l 【第4装甲軍】 《第44軍団》 _ キプニャク高原 /:::::/___l\ 〈_〉 《第4機甲軍》 《第15機甲軍団》::::::::> ↓ 【A軍集団】 r:‐、::::::/´ ̄l/:: /`! .《第41軍団》 |::::::| 【第19軍団】/→ _ 《第61軍団》、 /`i→ ̄ / ! 《第5機械化軍団》 ::::::::::::::::::> ̄ ←【第22軍団】 《第12軍》 |::::::| ̄l/r‐、 / / ヽ::/ | | !__,/ r.‐、 【第20軍団】 |::::::| | | 【第4軍】 《南キプニャク軍集団》 《第63軍団》.、 `‐'' |:::::::::::::::::::>_→ |::::::l ̄l/ \_! r: ‐、 ヽ::/:::\__l\\_,|→ 《第5機甲軍》 《第16機甲軍団》:::::::::::::>_【第21軍団】 マルザー 《第8機械化軍団》/::::!-‐'''"" ̄l// /→ 《第20軍》O 《第17機甲軍団》"::::/ __ ゙ ‐' 《第66軍団》 / | _ /:::::/【第6装甲軍団】 〈_〉 ______ ______ 、::| ̄ ̄< l__/ 〈:::::《第64軍団》::::〉 〈:::::《第65軍団》::::〉 .l, 、 \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄【SS第1装甲軍団】 【第3装甲軍】 【第5軍】 【第8装甲軍団】 |__/
281 :
6/65 :04/09/12 06:05:21 ID:69/zyRY5
同日夕方 同盟軍B軍集団総司令部 r――――――――――――――――――――――――ュ | A軍集団は苦戦している模様です。我々から応援を | | 送ってやってほうがよいのではないでしょうか? | `ー―――――――――――‐v―――――――――――'' ∧¢∧ (,,;゚ー゚ ) /V\ (:゙‐<y>゙i (,;・ワ・ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ i<y>=::゙゙) \::‐:::::::;; ∧,,,∧ \_,(・ ,) \ i>ロ::゙゙:::::) \::‐:::::::ゝ円__円 \_,(・ ¥¥ \ i>ロ::゙゙:::::) \::‐:::::::ゝ r─────────────―─‐'`ー───────────ュ | もし必要でしたら我が第3装甲軍が直ちに向かいます。 | | ご命令があればすぐにでも攻撃部隊を撤収し移動させますが… | `ー───────────────────────────''
282 :
7/65 :04/09/12 06:05:53 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――――ュ | うーむ。…第3装甲軍は動かさん。第3装甲軍は | | 敵の攻勢軸の横にあってその脇腹を脅かしている。 ! | 寧ろここに留めておいたほうがよかろう。 | `ー――――――――‐v―――――――――――――'' /', /', /, ',ノノノソ ',_ /´ `: l ・ ・ l ヽ_ ´ ̄` ,ノ ,:-‐='、::'':‐, :-、‐,r:::'、=:-、 /:::::::;::::く´_::',r;;_/:_`;´:、i:::::', .i::::::‐:r:';〃‐":::::::ヽ‐:゙;-'、:::::i ヽ::::::゙:´:::::::::::::;;::-''::::::::::::::;/ `i:::―:::''''"´:::''::‐-::‐i'" . |:::::::::::::::::|:o::::::::::::::::|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄ r――――――――‐'`ー――――――――――――ュ | 代わりに第2軍を動かしたいと思うが…どうかね、 | | ヴォルフガンク・セントガー大将? | `ー―――――――――――――――――――――''
283 :
8/65 :04/09/12 06:06:32 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――――――ュ | そうですね…ただ我が軍は歩兵部隊ですからあまり機動的な ! | 作戦はできません。第5軍団なら装甲擲弾兵がありますが。 | | これを増援に出し、他の3個軍団で第二防衛線を築くというので、 | | どうでしょうか、元帥閣下? | `ー――‐v――――――――――――――――――――――――'' ∧¢∧ ( ゚ー゚,) /V\ (:゙‐<y>゙:O (ワ・ ,)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ i>=::゙゙:::::) \::‐:::::::;; ∧,,,∧ \_,(・ ,) \ i>ロ::゙゙:::::) \::‐:::::::ゝ円__円 \_,(・ ¥¥ \ i>ロ::゙゙:::::) \::‐:::::::ゝ r──────────────‐'`ー─────────ュ | よかろう。だがフォン・レープの指揮下には入れんぞ。 | | あくまでも.我が軍集団の下で動いてもらう。 | `ー────────────────────────''
284 :
9/65 :04/09/12 06:07:16 ID:69/zyRY5
同日夜 蒙南キプニャク軍集団総司令部 r――――――――――――――――――――――――――――― | 報告します。第4機甲軍の前進は順調、バイダル将軍によると | 同軍は敵の二個師団を壊滅させ、残りを降伏させたそうです。 | 現在同軍は進路を南東に変えて、敵第4軍の包囲を目指し行動中 | とのことであります。 `ー――――――――――‐v――――――――――――――――― r ――――――――――――――――――――――‐ュ | バイダル中将に敵の予備隊が接近中だと伝えろ。 | | 規模は一個軍団三個歩兵師団、.現在位置は中将の | | 軍の南東約70`だ。じき偵察隊が接触するだろう。 | `ー――――――――‐v―――――――――――――'' ,∧__∧ ∧,,∧ ∧,,,,,∧ ∩,,,,∩ (, ・) (, ゚Д゚,,) ( ,ヾヽノ,,) 彡 ゚д゚,,ミ (:゙:::::::::::゙) (::::"::シll (::゙::::§::゙) (゙:シlll:=:゙:)  ̄ ̄ ̄ ̄ /::::::::i:::::ゝ  ̄ /::::::‐:::ll  ̄/::::::::i::::::ゝ ̄/‐:::lll:::‐:ゝ~ ̄ ̄ ̄| ____ (___)__) __ U U _ (___)__),_(___(__,) ___| _,,r‐_-、 ゙r:===ュ' ( ,)ヽ (゙::::::::゙:;;;シ
285 :
10/65 :04/09/12 06:07:52 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――‐ュ | マルニーダ中将から連絡、第5機甲軍は敵.第21軍団の | | 防衛線を突破、敵は後退しつつあるとのことです。 | ,),:――――――――――――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――――――――― | 敵の第6機甲軍団が我が戦線への攻撃を停止している。 | 今のところ動きは無いが必ず迎撃部隊が来るはずだ。 | それまでに敵軍団の継戦能力を破砕せよ。そのためには | 多少の危険はやむを得ない。 `ー――――――――‐v―――――――――――――――― ∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧_∧ 彡,, ゚дミ ノノ ‐∀‐) (゚Д゚ ,) (・ム・ ,) (:゙゙:シlll:=゙i §(:゙゙:‐:lll:=゙i iシlll:‐::゙:) ,i:シlll:‐::゙゙) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |__________________________ r――――――‐'`ー―――――――――――――――――――――― | 敵の第3機甲軍自体は依然我が第66軍団への攻撃を続けています。 | もしこれが突破されればまずいことに… `ー―――――――――――――――――――――――――――――
286 :
11/65 :04/09/12 06:08:30 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――――――――― | 確かに武装SSの精鋭機甲部隊が我が第20軍の左翼を脅かし、 | これが突破されれば第5機甲軍の兵站線を遮断する危険性がある。 | しかしそれまでにはまだ時間がある。…第63軍団から一個師団を抽出、 | これを第20軍の予備隊に追加しろ。 `ー―――――‐v―――――――――――――――――――――――― ヽ∧_∧ (, ・ム・,∧,,∧ (゙:::::::::::゙:(,,゚Д゚ ) /:::::i::::::: (:゙シlll:=) (__(_/‐:::lll:∧,,,,∧ Uノノ ・∀・ ) §(゙:-:lll:=゙:∩,,,,∩ /:‐:::lll::彡 ,,ミ (__),(::゙:::::::::::゙) /:::::::::i::::::ゝヽ __________ (__)___). | \|_________ r――――――――‐'`ー――――――――――――――――ュ | 諒解しました。予備隊はマルザーに集結させておきます。 | | それから航空援護の件ですが… | `ー―――――――――――――――――――――――――''
287 :
12/65 :04/09/12 06:11:28 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――――――― | それは必ず確保したまえ。欧州航空軍の全力を挙げて | 我が軍集団の上空を守ってもらわねばならん。 `ー――――――――‐v―――――――――――――――― ∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧_∧ 彡,, ゚дミ (・∀・,,ヾヽ (゚Д゚ ,) (・ム・ ,) (:゙゙:シlll:=゙i (:゙゙:‐:lll:=゙i§ iシlll:‐::゙:) ,i:シlll:‐::゙゙) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |__________________________ r――――――‐'`ー―――――――――――――――――――――― | タチャル中将は戦闘航空団12個をこちらにまわしてくれるそうです。 | 代わりに爆撃部隊は全て北方にもっていくつもりのようですが。 | 兎に角、部隊の確保には最大限努力します。 `ー―――――――――――――――――――――――――――――
288 :
13/65 :04/09/12 06:11:53 ID:69/zyRY5
1月16日朝 同盟軍E軍集団総司令部 r―――――――――――――――――――――ュ | 何?レープが我々の.第3軍を寄越せだと? | | こっちは今敵軍の攻勢にさらされているんだ。 | | 連中にくれてやる部隊など一個大隊もないわ! | `ー――――――――――‐v―――――――――'' _,,r―-、 ゙r:===(vi' A__A ▲__▲ ( ;`ー) (∀・# ) (▽・; ,,) (::゙シ<y>i O゙:<y>ロ゙) i>ロ:::::::;;) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |____________________ r―――――――‐'`ー――――――――――――――ュ | しかしA軍集団の状況はかなり危機的なようです。 | | それなりの援護をしてやるべきではないかと… | `ー――――――――――――――――――――――''
289 :
14/65 :04/09/12 06:12:16 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――──ュ | そんなことは最高統帥本部が考えることだ。 | | 我々がどうこうすることではない。…ド・モラーク大将! | | 我がモララー第1軍の損害が酷いようだが? | `ー―――――――――――‐v――――――――──―'' __,,r―‐-、 ゙r==(w)=i' (;`ー´ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'\ i<y>=::゙゙) \::‐:::::::;;ゝA__A \_,(∀・# ,) \ i>ロ::゙゙:::::) \::‐:::::::ゝ▲__▲ \_,(・; ,) \ i>ロ::゙゙:::::) \::‐:::::::ゝ r────────―─‐'`ー──────────―――─―ュ | 申し訳ありません元帥閣下…何しろ練度があまり高くなく… | `ー────────――────────────――――''
290 :
15/65 :04/09/12 06:12:46 ID:69/zyRY5
_l\/\i\/\∧∧∧∧∧∧∧∧∧/i/i/ヘ/i//_ ヽ / < その台詞は聞き厭きた!一体何時になったら > < 我が軍はひよっこではなくなるのだ、あぁ? .> /_ _ヽ //ヽ/ヽ/ヘ/∨∨∨∨∨∨∨∨∨\/\i\/\/ヽ', ,、 ,、 l ':,ヽ / :i', l:‐ ':, ', /‐-i ', ,,.-'‐ '''  ̄` ‐'':ヽ、 / ヽ i ・ ・ )ヽ i | r¬'''ヽ ` l ', ヽ / ノ ,/ ヽ、 `‐" __,,/_ ,r''""l´::ヘ` ‐,-、―¬/::::::":‐-...゙゙ィ、 /::::::::::::',:::::ヽ‐':::::;'- /、::,:: ":::::::::::::::::::ヽ ./:::::::::l::::::/::`::、;;;;/:::::::::ヽ::::::::::::::、::::::::::::', /:::::::::::ノi:::`::..、:::/::::;;:: -''"l三l三l:ヾ::::::::::::::', ,/:::::::::::::::ソ|::::::::::l":':::"::::::::l三l三l三l::::ヽ:::::::::::::',
291 :
16/65 :04/09/12 06:13:14 ID:69/zyRY5
・・・・・・ ,r―-、,,__ ゙r(w)==ュ' A__A ▲__▲ (`ー´; ) (‐∀‐#,) (・▽・;,) (::゙シ<y>i (゙::∽ニ:゙) i>ロ:::::::;;) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |____________________
292 :
17/65 :04/09/12 06:13:47 ID:69/zyRY5
同刻 茂帝国外務省 __r;__ '‐'o'‐゙ _ l ̄ ̄l::l i':::| l:ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ!ニlニ!ニlニ!ニlニ!ニl ''~| |ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::| ‖ |ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::| _,,‖__ |ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::|ロ|:::::| l ̄ ̄l::::l |ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|::/ ̄l:^:li ̄ ̄l:^:li ̄ ̄l:^:li ̄ ̄/\ ̄ ̄ ̄\ |ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:l―――――――――――‐i―‐ '―――‐:! |ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:l ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |:ロ ロ:|llllllllllllll| |ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:l ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |:ロ ロ:|llllllllllllll| |ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ|:l ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |:ロ ロ:|llllllllllllll| |ロロロロロロロロロロ lニニニl::l ロロロロロロロロロロロ|:l ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |:ロ ロ:|llllllニl::ll| |ロロロロロロロロロロ__|| || || ||,__ロロロロロロロロロロロ|:l ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |:ロ ロ:|llllll_|||||:l|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
293 :
18/65 :04/09/12 06:14:12 ID:69/zyRY5
外務大臣室 r――――――――――――――――――――ュ | 賈…君かね?私のところで研修したいとは、 ! | 、..、 | また血迷った留学生もいたものだな。 | ,____ :| !:`::::、,..、 `ー―――――‐v―――――――――――――'' | | | i;ノソ'‐゙ヾ::::..、 |:::| l―――――| | | | | r;'|: |`i ヘ::!`:''` r‐∧♪∧. |:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | l o;| l i:l!|: |`i | ',iリ l(,, ・∀・_),_ |:::| l―――――| | | | | ,i:i:l|:_l`i | t;; ____ __|(::::‐<y/ O゙____ |:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| |_|____|_,,|. `~` ` ' | ,!i! |ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ=゙ \ ` ――――――┘ \ `'ヾ;! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \ ヽ:|__________| \ ∧±∧ \ ( ) (:::::::::::::::)
294 :
19/65 :04/09/12 06:14:37 ID:69/zyRY5
:| r――――――――――――――――――――― 、:=‐-,, | | そういう留学生を態々面接する大臣というのも ヾリ' | | 相当気違いじみていると思いますが? :|t;; | `ー――――――‐v――――――――――――― :|,!{ | -〃iゝ | ∧±∧ `~'゙ r―――――――――ュ‐ュ ( `∀´,,) | ∧♪∧ _ (::<y>‐::) _____ -‐ ''' ´|________,r――‐・) /:::i:::::::ゝ _.r=:ュ,,| |:ヽ__(__(__) | ̄ ̄ ̄ ̄| |ュ ̄ ̄ ̄ ̄|| |____|___l_|____|l r―――――――――――‐'`ー――――――――ュ | これはご挨拶だな。君の事は既に調べてある。 | | 君は賈渉なる人物の息子で、姉は皇帝の后だ。 ! | ところがあまり.遊び呆けているいるものだから | | 国を追い出された。違うかね、賈似道君。 ! `ー――――――――――――――――――――''
295 :
20/65 :04/09/12 06:15:06 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――ュ | ほぼその通りですがこれは一応留学ですよ。 | | 尤も我が宋帝国においてはこういう場合は | | モナメリカに行くものですがね。 | `ー―――――――――――‐v――――――――'' ‐r:ッ:シ-:=―=:-:、ャ::i;r‐ ‐r:ッ:シ-:=―=:-:、ャ::i;r‐ |:il;/"__||__`ヾ',:| |:il;/"__||__`ヾ',:| .r:ュ:|__||__|:r:ュ r:ュ:|__||__|:r:ュ /♪∧||__||__||l::i /±∧. !::i||__||__||l::i r‐( ・∀)__||__/;i;;! (∀´ ,) . ,i:l:ゝ__||__/;i;;! | (::::::::<yiつ ,-‐:ュ  ̄`~゙ iy>::::::::::) ~´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`~゙ |  ̄ ゙̄l"::ヽ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| l::::‐:::::;ゝ  ̄ ̄ l___|_,,)''|_____|  ̄ ̄ (___)_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r――――――‐'`ー―――――――――――――――――――――ュ | ああ。昔から植民地のエリートは宗主国に留学するものと.相場が ! | 決まっているからな。君の場合は米国の退廃的文化の中に | | 放り込むよりも我が帝国で軍事教練でもやらせようとしたんだろう? | | 君の親御さんは。武装親衛隊に紹介状でも書いてやろうか? | `ー――――――――――――――――――――――――――――''
296 :
21/65 :04/09/12 06:15:35 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――ュ | そういうことではありません。私は是非貴方のところで | :| 、..、 | 研修をしてみたいのです。 | :| !:`::::、,..、 `ー―――――――――‐v―――――――――――――'' ゙| | i;ノソ'‐゙ヾ::::..、 |:::| l―――――| | | | | r;'|: |`i ヘ::!`:''` r‐∧♪∧. |:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| | l o;| l i:l!|: |`i | ',iリ l(,, ・∀・ ) :|:::| l―――――| | | | | ,i:i:l|:_l`i | t;; ____ __l(::::‐<y>::つ_____|:::| |jjjjjjjjjjjjjjjjjjj:| |_|____|_,,|. `~` ` ' | ,!i! |ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ=゙ \ ` ――――――┘ \ `'ヾ;! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \ ヽ:|__________| \ ∧±∧ \ ( ) (:::::::::::::::) r――――――――‐'`ー――――――――――――――ュ | ほう?君は卑しくも一国の外務大臣たる私が外国の | | 留学生風情を研修生として受け入れると思うのかね? .| | それも戦争の真っ最中にだぞ。 | `ー―――――――――――――――――――――――''
297 :
22/65 :04/09/12 06:16:00 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――― :| | 普通はこういう場合門前払いにするんでしょう? 、:=‐-,, | | 態々面接しているのは採用する気があるからじゃ ヾリ' | | ないんですか?理由は知りませんが。 :|t;; | `ー――――――‐v―――――――――――――― :|,!{ | -〃iゝ | ∧±∧ `~'゙ r―――――――――ュ‐ュ ( `∀´,,) | ∧♪∧ _ (::<y>‐::) _____ -‐ ''' ´|________,r――‐・) /:::i:::::::ゝ _.r=:ュ,,| |:ヽ__(__(__) | ̄ ̄ ̄ ̄| |ュ ̄ ̄ ̄ ̄|| |____|___l_|____|l r―――――――――――‐'`ー――――――――――ュ | ふむ…よかろう。私の私設秘書として働いてもらう。 | | だが当分お守をつけておくぞ。 | `ー――――――――――――――――――――――''
298 :
23/65 :04/09/12 06:16:24 ID:69/zyRY5
1月18日 同盟軍第4軍の崩壊と蒙攻撃部隊第二梯団(第8機械化・第41軍団)の投入 《第1機械化軍団》':::::/ \_l 【第4装甲軍】【A軍集団】 《第44軍団》 _ キプニャク高原 |::::::|_,,,..、‐'''´:::::::::`; 《第4機甲軍》 `‐'':::::《第41軍団》'―-、 《第15機甲軍団》\ :::::::::::::::::::::::;; -‐ 、:::::::::`"| 《第5機械化軍団》 _- ‐ '" >::::::::::| 《第61軍団》::::> / ̄! ̄ /::::::/ ̄,r‐、 【第22軍団】 《第12軍》 ヽ::/ | | !__,/ r.‐、 【第20軍団】 【第4軍】 _【2個装甲師団】 |::::::| | | 〈_〉_ 《南キプニャク軍集団》 《第63軍団》 `‐゙ 、::――┐ 〈_〉 \::::::::::> `:::::::::::::|  ̄ __/::::::::,r:、:! ::《第16機甲軍団》::/ 《第5機甲軍》 ::::::::::::::::::::::::::::l _【第21軍団残存】 マルザー /::::!《第8機械化軍団》::l 〈_〉 | ̄ ̄<_ 《第20軍》O 《第17機甲軍団》"::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::/ :l,.、 《第66軍団》 / | _ / /:::::/【第6装甲軍団】 〈_〉 / ______ ______ 、::| ̄ ̄< l__/ / 【第2軍】 〈:::::《第64軍団》::::〉 〈:::::《第65軍団》::::〉 .l, 、 \ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄【SS第1装甲軍団】 【第3装甲軍】 | 【第5軍】 【第8装甲軍団】 |__/
299 :
24/65 :04/09/12 06:16:48 ID:69/zyRY5
1月18日昼 蒙南キプニャク軍集団総司令部 r―――――――――――――――――――――――――――――― | 敵B軍集団の第3軍に動きがあります。これとここの2個機甲師団が | 連携して動くとかなり危険な事態を招きそうに思えます。 `ー―――‐v――――――――――――――――――――――――― ∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧_∧ 彡,, ゚дミ ノノ ・∀・) (゚Д゚ ,) (・ム・ ,) (:゙゙:シlll:=゙iつ§(:゙゙:‐:lll:=゙i iシlll:‐::゙:) ,i:シlll:‐::゙゙) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |__________________________ r―――――――――――‐'`ー―――――――――――――― | 閣下、第8機械化軍団を前に出しましょう。第三梯団の | 第17機甲軍団と入れ替わりに前進すれば翼側暴露の危険は | 少ないものと考えます。 `ー――――――――――――――――――――――――――
300 :
25/65 :04/09/12 06:17:09 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――――――――― | そうだな。第三梯団の前進を予定より早くする。第5機甲軍の | 第17機甲軍団の主力で敵第3機甲軍第6機甲軍団の左翼を攻撃、 | 第8機械化軍団を前進させて敵第21軍団の残党を殲滅し第3軍の | 北進を阻止する。 `ー―――――‐v―――――――――――――――――――――――― ヽ∧_∧ (, ・ム・,∧,,∧ (゙:::::::::::゙:(,, ゚Д゚) /:::::i::::::: (:゙シlll:=) (__(_/‐:::lll:∧,,,,∧ Uノノ ・∀) §(:::::"::-:ll∩,,,,∩ /:::::::‐::彡, ゚ミ (__),(::゙:::::::::::゙) /:::::::::i::::::ゝヽ __________ (__)___). | \|_________ r――――‐'`ー――――――――――――――――――――――――― | しかしそれだけでは不十分だ。北部でも第4機甲軍の第5機械化軍団で | 敵第20軍団と第22軍団の連絡を遮断、第15機甲軍団の前進と合わせて | 両軍団を孤立させ殲滅する。第1機械化軍団は軍集団予備にまわす。 | あと第4機甲軍の予備から一個歩兵師団を第20軍の予備に移管して、 | 既にある二個師団と合わせて軍団を一個新編しろ。これで南部戦区の | 予備兵力は十分だろう。 `ー――――――――――――――――――――――――――――――
301 :
26/65 :04/09/12 06:17:35 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――ュ | この勢いで一気に敵第4軍を消滅させるぞ。 | `ー――――――――――‐v―――――――――'' ,∧__∧ ∧,,∧ ∧,,,,,∧ ∩,,,,∩ (, ・) (,, ゚Д) (ヾノノ, ・) ミд゚ ,,ミ (:゙:::::::::::゙) (::::"::シll (::§::::::゙:) ll:=:::゙:::::)  ̄ ̄ ̄ ̄ /::::::::i:::::ゝ  ̄ /::::::::::::ゝ ̄/::::::::i:::::ゝ ̄ ll:::‐::::::::ゝ  ̄ ̄ ̄ | ____ (___)__) __ U U _ (___)__),_(___(__,) ___|
302 :
27/65 :04/09/12 06:17:54 ID:69/zyRY5
同日昼 目本国・京東:首相官邸 _ _,r-、 l二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l..‖ ‖●゙~| |__|__|__|__|__|__|__|__|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖~`‐' |__|__|__|__|__|__|__|__|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖ |__|__|__|__|__|__|__|__|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖ |__|__|__|__|__|__|__|__|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖ |__|__|__|__|__|__|__|__|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖ |__|__|__|__|__|__|__|__|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖ |__|__|__|__|__|__|__|__|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖ |__|__|__|__|__|__|__|__|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖ |__|__|__|__|__|__|__|__|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖ |==========================゙゙ュ______|. ‖ ‖ |__|__|__|__|__|__|_|;|_|__,|;|_,|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖ |__|__|__|__|__|__|_|;|_|__,|;|_,|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖ |__|__|__|__|__|__|_|;|_|__,|;|_,|__|__|――――ュ______|. ‖ ‖ ――''┴―――――――――――――‐┴'―┴'―――――'――――――――――'┴―‐'┴―┴――
303 :
28/65 :04/09/12 06:18:23 ID:69/zyRY5
r──────────────────────ュ | この度はようこそ.我が国へいらっしゃいました。 | | 大いに歓迎いたします。 | `ー―――――‐v―――――――――――――――'' . /■\ ∧w∧ ( ・∀・ ) ∧,,,,∧ ∧∧ ( ゚Д゚ ) (:::::<V>:::) 彡,,´ー`ミ (゚ー゚*) (::::<y>::) /:‐::::i::::‐i と;:::::<y>::つ:::<y>:) /:‐::i:::‐i (__,)___) /‐:::i:::::i. /_:::::::::i U U (__)___) UU q⌒p γ――ヽ /ヽ'ヽ ∩ (` ___) (д゚ ) ⊂l ̄ ̄::l⊃ ( ヘと::::::::::) <´__,,> |人___,ゝ::::‐:ゝ (, ヘ (___)_) UU |人___ゝ (___)__) r────────‐'`ー────────────────────ュ | ありがとうございます首相閣下。今回の訪目が両国の友好と親善の | | より一層の推進になるのであればこれに.勝る喜びはありません。 | `ー―――――――――――――――――――――――――――――''
304 :
29/65 :04/09/12 06:19:19 ID:69/zyRY5
会議室 r―――――――――――――――――――――――――――――――― | さて、まずは我が国のほうから貴国政府が最近とられておられる | 外交政策についての意見を述べさせていただきたい。 | 勿論貴国がいかなる政策を行うかは当然貴国の主権の範疇にあり、 | その是非、好悪について我々から申し上げるのは成る程差し出がましい | ものであるかもしれません。しかし外交とは一国だけの問題ではなく | 周辺諸国、更には世界情勢全体にまで影響を及ぼすものでありますので、 | 貴国の一隣国としてこれに感想を呈するのもやむを得ないものであり、 | 同時に必要であると考えるものです。 `ー――――――――‐v―――――――――――――――――――――― ゞ‐''| |、,,シ _,,.、-―' ‐ - 、、 /´ `ヽ / ヘ / ‐ ..,,_ _,,.. ‐''', !  ̄ ̄ ̄ i | /´ ヽ | .i ,::- ::、、 ::! ヽ ,/ソ;! i:ヾ:、 ,,/ `r―- 、、...,,,_,,,..、、-‐:i ,,, -―ヽ、,,,__ `l||l´ _,,..ノ- 、、 _ /  ̄|||  ̄ `ヽ / ,,, -―:‐:‐:―- 、. ヘ i /´ :| i:i | \ :i
305 :
30/65 :04/09/12 06:19:40 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――――――――――― | 直裁に申し上げますと我が帝国政府といたしましては昨今の貴国の | 外交方針、即ち神聖茂名帝国への接近に対し不快感と危惧の念を | 抱いております。理由は申し上げるまでも無く、たとえその長期的な目的が | 平和なものであったとしても、我が蒙古連邦に対し謂われ無き侵略を行い、 | 数々の残虐行為を繰り返している茂帝国との関係強化には我々としては | 疑念を抱かずにはいられないのです。 `ー―――――――――‐y―――――――――――――――――――――― q⌒p γ――ヽ _ (_ ´ハ`_) `ll_ ̄,, lll((~`)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r――――――――‐'`ー――――――――――――――――――ュ | 特に今は戦争の真っ只中、片方との関係の強化はもう片方への | | 敵対と受け取られても仕方ありません。もしこれが貴国の意図 | | に外れるものであったとしても、その行動における軽率の謗りは | | 免れ得ないものではないでしょうか? | `ー―――――――――――――――――――――――――――''
306 :
31/65 :04/09/12 06:20:02 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――――――――――― | 一体貴国は我が国との敵対に陥ることを承知の上でかかる政策を | とられているのか、或いは単なる認識の相違とお考えなのか、 | 貴国政府の立場について明確なるご説明をお願いしたく存じます。 `ー―――――――――‐v――――――――――――――――――― /■\ ∧∧ ∧,,,,∧ ∧w∧ (, ・∀・ ) (,゚ー゚*) 彡´ー`,,ミ ( ゚Д゚ ,) (::::<V>‐) (:<y>:;)|. と:::<y>‐:)| (:<y>‐:)| ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ q⌒p ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∩ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / /./ヽ γ――ヽ ⊂l:: ̄ ̄l⊃ (,, ゚д) (___´) <__,,> ___r:――‐ュつ __,r'――‐ュヽ.___,r'――‐ュ)________ ___| |ュ ___| |ュ ___| |ュ_______ :| ,|___|,l |___|,l |___|,l
307 :
32/65 :04/09/12 06:20:26 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――――――――――――― | それではお答えしましょう。我が国は貴国との対立を望んではいません。 | しかし貴国に対しその拡大主義・覇権主義の撤廃を求めます。 | 我が国が貴国と敵対する諸国に敢えて接近するのもそのためです。 `ー――――――――――――‐v―――――――――――――――――― lヽ、 ,:ヘ l _ヘ,W/i :! /´ `ヽ l ゚ i¬ ゚ :i ヽ '-‐゙ _,,ノ ,,..-、'':::'_tュ_,r:::':、_ /:::::::::::、"::',::/:::ヾ´:::::ヽ __/:::::::::::リ'_::ヽ::/::/、‐,:、:::::ヽ ,.,-'‐ 、ヽ;`;;/i:::::::::::i:o::::::::::::::iヽ,r-`、、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
308 :
33/65 :04/09/12 06:20:48 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――ュ | これはまた唐突に奇妙な事を仰る。 | | 一体貴方の仰せの我が国の覇権主義とは何ですか? | | そしてそれがどう今回の事態に結びつくのですか? | `ー―――‐y―――――――――――――――――――'' q⌒p γ――ヽ (__ ´ハ) r( _~)) | ――ュ,ゝ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |___,|,ム) |____
309 :
34/65 :04/09/12 06:21:09 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――――――― | 今更話を逸らすのは止めていただきたい。 | 貴方方がそれを認められるかどうかはともかく、我が国は | 以前より貴国の版図拡大に批判的な立場をとってきました。 | 貴国は我が友邦たる金帝国を戦争によって併合し、或いは | 欧州諸邦を「属国」と呼んでその主権を阻害してきた。 | そういう国が我々の隣にあるとすれば、我々はそれなりの | 対応をとってあたりまえというものではないでしょうか。 `ー―――――――‐y――――――――――――――――― ∧w∧ ( ゚Д゚ ,) と::<y>::O  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
310 :
35/65 :04/09/12 06:21:44 ID:69/zyRY5
r──────────────────────────── | ふむ…今更九年も昔のお話を持ち出されても困りますが… | この件については今議題に上げても意味が無いでしょう。 | ただ旧金国の人々は戦犯として処罰されたごく少数の者を除き | 皆帝国の普通の市民として暮らしていること、そしてその中には | 中央・地方の政府や陸海軍の幹部に登用された者も多く居る | ということを申し上げておきましょう。我々は一つの共同体であり、 | 彼等もまた既にその一員と化しているのです。 `ー――――‐v―――――――――――――――――――――― q⌒p ∩ γ――ヽ,,,,∧ ∧w∧. ⊂l ̄ ̄::l⊃ (__ ´)ー`ミ. ( ゚Д゚ ,) <´ __,,> r'――‐ュ)>‐:)| と:<y>‐:)l r'―― :ュ)  ̄ ̄ ̄| |‐: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| |‐: ̄ ̄  ̄ ___|___|__|________|___|__| _ _ r――――――――――――‐'`ー――――――――――――― | ではその件はさておいて、兎に角我が国としては貴国が | その「共同体」なるものを無闇矢鱈と大きくして、軍事的な力を | どんどん強大にしていくのを座視してはおれんのです。 | 敵対するとか、戦に持ち込むといった物騒なことはなくとも、 | 牽制し抑止するといったことを考えるのは当然でしょう。 | 我々は自らの平和を守るのに熱心なだけです。 `ー――――――――――――――――――――――――――
311 :
36/65 :04/09/12 06:22:13 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――――――――――― | 詰まるところ外相閣下は我が国との平和的関係を多少害してでも | 軍事的安全保障の充実を追及なさるというお考えなのですな。 | 我が国の平和的な意図をご理解頂けないのは極めて残念なことです。 | 我が国は大国と呼ばれる国々の中で唯一貴方方の核廃絶の理念に共鳴し、 | 核開発計画を凍結するという行為さえ率先して行ったものです。 | 残念ながら他の国々はこれに続きませんでしたが、貴国の反核団体の方々 | からは大変高い評価を受けたことを記憶しております。 `ー―――――――――‐y―――――――――――――――――――――― q⌒p γ――ヽ (_ ´ハ`_) (, _~lll~_ ,)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ r―――――――――‐'`ー――――――――――――――――――――――― | 私と致しましては首相閣下ならびに現政権の方々に我が国の善意を信頼して、 | 悲しむべき対立の原因を醸成する今のやり方から相互の理解と共存に向けた | 努力の推進へと政策を転換するようお願いするほかありません。 | 私はそれが両国国民の為の最善の道であることを確信しております。 `ー―――――――――――――――――――――――――――――――――
312 :
37/65 :04/09/12 06:22:33 ID:69/zyRY5
1月20日:同盟軍第4軍の壊滅と第1・第4装甲軍包囲の危機 /::::::/ ______ 《第3軍》 ,r‐、 《北キプニャク軍集団》__〈::::::《第6機甲軍》::〉 /::\_/:::::/ / / ::::::::::::::::::\::::::::::::::::/ ̄ ̄ \:::::::::::::::/【第5装甲軍】 《第3機甲軍》::\::/【藻第1軍】 ̄〉↓ ̄ ̄ ̄ / 《第11軍》,. ‐┐::::::::::l_モララバード  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ /:::【第1装甲軍】::::`"l ●、 /:::::/ |_,,/  ̄,>::::::::::| | | 【E軍集団】 、:::::/ / ̄|\  ̄ ̄【第3軍】 _【第4装甲軍】・ / / /:::::l |_/ \└‐ " /:::::/ :::::::::―‐-、 【A軍集団】 _ 《第4機甲軍》::::::i ― ・ ― ←〈_〉 《第12軍》  ̄\:::::::/ r‐、 / |::::::| __/::ヽマルインol l ・ 【F軍集団】 《南キプニャク軍集団》 |::::::|:::::::::::::::::::::::| ,/ / / ____ 《第5機甲軍》::/ 【第2軍】 / ̄ l l____ \ _‐":::::::_― '''" / ,/ / / ̄_/::::::::::ヾ【第2装甲軍】 マルザーo /:::::〉 / ゙i ヽ/ | | /::《第15軍》:::ヽ \_/ ______/::::::/ / / 【第6軍】 |:《マルミミア軍集団》 r‐、 |:::::::::::::::::《第20軍》【第3装甲軍】 ヽ ヽ\::《第14軍》::::/ l l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ` ‐'‐、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/ / l゙ ̄【第5軍】 ̄ ゙̄l 〈__/ ヽ  ̄【第1軍】 ̄ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【B軍集団】
313 :
38/65 :04/09/12 06:22:53 ID:69/zyRY5
1月20日朝 蒙欧州方面軍第二総司令部 r─────────────────―――──────────――ュ | 作戦は順調なようだな。ベルケ軍集団の第3軍は敵の第5機甲軍を | | 全く寄せ付けないとな。第6機甲、第3機甲両軍の攻撃もうまくいっておる。 | `ー―――――――――――――‐v―――――――――――――――――'' ∩M∩ ∧,,,∧ ∧,,,,∧ ( ´ー) ノ(,, ゚д) ミ゚Д゚ ,,彡、 (:::゙゙:::‐lll:i §(:゙゙:シlll:=i i゙:‐:lll:ロ゙::)§ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r―――――――――――‐'`ー――――――――――――――――――ュ | バトゥ軍集団の状況も上々ですね。敵第4軍は壊滅、.A軍集団の南に | | 大きな突破口を開きました。作戦の第二段階を開始できます。 | `ー――――――――――――――――――――――――――――――''
314 :
39/65 :04/09/12 06:23:39 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――――‐ュ | うむ。今やA軍集団は風前の灯火だ。しかも敵の主力である | | 機甲軍二個が我が包囲下に陥ろうとしている。 | | ところで、敵の予備部隊の動きはどうなっている? | `ー―――――――‐v―――――――――――――――――‐'' ∩M∩ ( ´ー` ) ヽ. (゙::‐:lll:∧,,,∧ \/:‐:ノ(, ゚д゚,) \§(:゙゙:シlll:=i∧,,,,∧ . \ ::‐::lll::ミД゚ ,,彡ヽ ゙\U'Ull:ロ:::゙゙::::;)§ \ ll:::‐::::::::ゝ . \U´ U \ \ r―――‐'`ー―――――――――――――――――――――――ュ | 現在.D軍集団から一個軍が西進中、F軍集団の予備隊も全て | | A軍集団の救援に向かっており、場合によっては第2機甲軍が | | 阻止作戦のためにこっちに向かってくるかもしれません。 | `ー―――――――――――――――――――――――――――''
315 :
40/65 :04/09/12 06:24:05 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――ュ | よろしい….バトゥ大将とベルケ大将に指令。 | | 両軍集団は敵第2・第3軍の反撃を封じつつ ! | 共同して敵の第1・第4機甲軍を包囲殲滅せよ。 | | 期限は今月末までだ。 | `ー――――――‐v―――――――――――――'' ∧,,,∧ ∧,∧ ∩M∩ ミ ヾヽ,彡 (д゚ ,,)ヽ (ー` ) (:゙゙::::§゙) ll:=:::゙゙:;)§ ll:=:::::::;;;)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/‐::::::::::::ゝ  ̄ ll::::‐::::ゝ  ̄ll::::‐::::::ゝ ̄ ̄ ̄| ________ U´U____UU___(_(__,,)___|
316 :
41/65 :04/09/12 06:24:27 ID:69/zyRY5
1月21日 蒙第4・第5機甲軍の突撃と同盟軍第2軍が形成した第二防衛線 /:::::/ \_l 【第4装甲軍】 【A軍集団】 《第44軍団》 〈:::《第41軍団》:、 モラキア キプニャク高原 |::::::|  ̄ ̄ ̄ ̄\::::::l `‐''  ゙̄ r:‐、 ,r‐、 |:::::::|. ←/ / 《第1機械化軍団》 《第4機甲軍》 |:::::::| | | 《第15機甲軍団》 【第13軍団】 《第61軍団》 \:::::\ ←| | 《第5機械化軍団》 \:::::l_ `‐'' 《第12軍》  ̄l::::::l _ /:::::/ /マルイン 《第16機甲軍団》 | O 【第5軍団】 《南キプニャク軍集団》 《第63軍団》 ,/::::/,_ \【マルイン守備隊】 《第5機甲軍》 l:::::://::::::l  ̄ ‐、  ̄/::::::/' ←| | 【第2軍】 《第8機械化軍団》 【第16軍団】 ,/:::::::/ _ ←/ / マルザー /::::!:《第17機甲軍団》::l l::::::/ / ! l_,/ 《第20軍》O /::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::/  ̄ / / 《第66軍団》 / |  ̄ ̄ ̄_ 【第17軍団】 /:::::/【第6装甲軍団】 〈_〉 / / シィスパニア __ ______ 、::| ̄ ̄< l__/ l__/ :::::::::::〉 〈:::::《第65軍団》::::〉 .l, 、 \  ̄ ̄ , ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄【SS第1装甲軍団】 【第3装甲軍】 【第5軍】 【第8装甲軍団】 |__/ モラルニア 【B軍集団】
317 :
42/65 :04/09/12 06:24:49 ID:69/zyRY5
同日 蒙南キプニャク軍集団総司令部 r―――――――――――――――ュ | マルインに攻撃を行いましょう。 | `ー―――‐v――――――――――'' ∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧_∧ 彡,, ゚д゚ミ (・∀・ ,ヾヽ (Д゚ ,,) (ム・ ) (:゙゙:シlll:=゙:ヽ i゙:‐:lll:=::゙)§ ,iシlll:‐:゙:) ,i:シlll:‐::゙゙) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |__________________________ r――――――――――‐'`ー―――――――――――――ュ | お言葉ですが.参謀長、我々の受けた命令は北進です。 | | 確かにマルインは交通の要所であり重要な拠点ですが… | `ー――――――――――――――――――――――――''
318 :
43/65 :04/09/12 06:25:12 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――――――――――ュ | 確かにそうだな。A軍集団の兵站の重要な拠点であるマルインを | | 攻撃すれば、.敵の予備兵力を釘付けにできるかもしれん。 | `ー―――――‐v――――――――――――――――――――――'' r―――――――――――――――――――――――――― | 成る程…支作戦ですか。確かに戦線を離脱した第12軍を ヽ∧_∧ | 南部戦区に移動させれば第5機甲軍の手が空きますね。 (, ・ム・,∧,,∧ ),.-――――――――――――――――――――――――― (::::::"::シl(,, ゚Д゚) /::::::::‐:::(::゙シlll:=i (__(_/‐:::lll:∧,,,,∧ Uノノ,, ・∀) §(:::::"::-:ll∩,,,,∩ /:::::::‐::彡,, ゚дミ (__),(::::::"::シ:llつ /::::::::‐::::ll ヽ __________ (__)___). | \|_________ r――――――――‐'`ー―――――――――――――――――――ュ | それだけではありません。兵站の要所マルインを攻撃することで | | A軍集団の補給を妨害し、敵の士気を殺ぐことが可能と考えます。 | | 勿論深入りは避けるべきですが、ここを.攻撃するのは有益です。 | `ー――――――――――――――――――――――――――――''
319 :
44/65 :04/09/12 06:26:01 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――ュ | しかし折角確保した予備兵力である第12軍を | | 早々に投入してしまうのは如何なものかと。 | `ー――――――――――――――‐v―――――'' ∩,,,,∩ ∧,,,,∧ ∧,,∧ ∧_∧ 彡,, ゚д゚ミ (・∀・ ,ヾヽ (,, ゚Д) (ム・ ) (:゙゙:シlll:=゙:O i゙:‐:lll:=::゙)§ ,iシlll:‐:゙:) と,i:シlll:‐::゙゙) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |__________________________ r―――――‐'`ー――――――――――――――――――――――ュ | 閣下、私の考えでは第12軍を全て投入する.必要はありません。 | | 第61・第63の二個軍団のみを南進させ第44軍団は軍集団予備に | | まわします。確かに.二個軍団は予備として不足かもしれませんが、 | | 敵の予備兵力の投入まではこれでも.持ちこたえられるかと。 | `ー――――――――――――――――――――――――――――''
320 :
45/65 :04/09/12 06:26:24 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――ュ | 敵が後方の部隊を前進させてきたらどうします? | `ー―――――――――‐v―――――――――――'' r ――――――――――――――――――――――――‐ュ | そのときはマルイン攻略を停止して.第5機甲軍を戦線の | | 後方にさげるさ。それに戦線を縮小すれば再び第20軍で | | 防衛線を作れるし、それまでには敵の主力を.殲滅できる。| `ー―――――――――――――‐v――――――――――'' ,∧__∧ ∧,,∧ ∧,,,,,∧ ∩,,,,∩ (, ・ム) (,, ゚Д) ( ,ヾヽノ,,) ミд゚ ,,ミ (:゙:::::::::::゙) (::::"::シll (::゙::::§::゙) とll:=:::`゙::::)  ̄ ̄ ̄ ̄ /::::::::i:::::ゝ  ̄ /::::::‐:::ll  ̄,ヾ、::::i::::::ゝ  ̄ll:::‐:::::::::ゝ  ̄ ̄ ̄:| ____ (___)__) __ U U _ (___)__)__(___(__,) ___|
321 :
46/65 :04/09/12 06:26:44 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――――――――ュ | よろしい。第5機甲軍はマルイン方面に対する攻撃を実施する。 | | 第16機甲軍団をマルイン北方に指向、補給線切断・北部敵軍包囲を | | 予備目標に敵第13軍団を攻撃。.第8機械化軍団はこれを援護する。 | | 第4機甲軍は敵第4機甲軍と第2軍の間隙に突進、ベルケ軍集団の | | 第3機甲軍との結合を目指す。これでいいな? | `ー―――――‐v―――――――――――――――――――――――'' ヽ∧_∧ (, ・ム・,∧,,∧ (::::::"::シl(,,゚Д゚ ) /::::::::‐:::(::゙シlll:=i r―――――――――‐ュ (__(_/‐:::lll:∧,,,,∧ | 問題ありません。 | Uノノ,, ・∀) `ーy――――――――'' §(:::::"::-:ll∩,,,,∩ /:::::::‐::彡 ,,ミ (__),(::::::"::シ:ll /::::::::‐::::ll ヽ __________ (__)___). | \|_________
322 :
47/65 :04/09/12 06:30:31 ID:69/zyRY5
同日 同盟軍第1・第4装甲軍の防戦 《第24軍団》 〈::《第2機械化軍団》::〉 《第6機甲軍団》 /:::::/ ____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _《第3機甲軍》 \::::::l `‐'' 〈【第2装甲軍団】〉 l ̄ヽ l::::::\  ̄ ,r‐.、 / ̄l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \《第13機甲軍団》《第14機甲軍団》 /:::::/ 【第1軍団】 ↓ 【第1装甲軍団】::::::\ \::::::::::i 《第37軍団》" / 【第1装甲軍】 \_l \::::::l __l::::::::::l__ 《北キプニャク軍集団》 /:::::/ `‐'" \l .【E軍集団】  ̄ ヽ::::::::::::/ _`‐'" _,  ̄ \ \/ /:::::l / / ―XXXX― 【GM.装甲軍団】‐'\ 《第11軍》 /::::【第7装甲軍団】 ` '' ‐ ―:/ 《第39軍団》 | 【A軍集団】 |::::::| . `‐'' 【第4装甲軍】 モラキア キプニャク高原 ―XXXX―. `‐ ' /ヽ 【SS第2装甲軍団】 【6AD・1HD】 ,r‐、 | | \ `"l / ,/ |:::【第9装甲軍団】 "―┘ l`'" / /:::::/ \_l ____ └‐‐` 《第44軍団》 〈:::《第41軍団》:、 |::::::| |  ̄ ̄ ̄ ̄\::::::l ―XXXX― `‐'' XXXX  ゙̄ r:‐、 ,r‐、 | |:::::::|. ←/ / 《第1機械化軍団》 《第4機甲軍》 |:::::::| | | 《第15機甲軍団》 【第13軍団】 《第61軍団》 \:::::\ ←| | 《第5機械化軍団》 \:::::l_ `‐'' シィスパニア 《第12軍》 ―XXXX―  ̄l::::::l _ 【第2軍】 /:::::/ /マルイン 【B軍集団】 《第16機甲軍団》 | O 【第5軍団】 《南キプニャク軍集団》《第63軍団》 《第5機甲軍》 ,/::::/,_ \【マルイン守備隊】
323 :
48/65 :04/09/12 06:31:15 ID:69/zyRY5
同日 同盟軍A軍集団総司令部 r―――――――――――――――――――ュ | 全く、情け無い有様になってしまったな。 | `ー―――――‐v――――――――――――'' r――――――――――――――――――――――――ュ | 第1装甲軍を我々に移管するよう統帥本部に要請して | | もう二日になるのですが… | `ー―――‐v―――――――――――――――――――'' ∧_∧ ∧_∧ ∧興∧ ∧災∧ ( ;^Д^) ( ´;┓`;) (・Д・ ,,) (`廿´ ) (::"ッ<y>i ,/::<y>ロ:゙:ヽ i゙:<y>=:゙゙) i゙::<y>=゙゙:) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r――――――――――――――‐'`ー――――――――――――――――― | E軍集団のド・ウラーネル元帥はアヒャット大将に後退を禁じているそうです。 | そうである以上我々も第4装甲軍を下げるわけにはいかないでしょう。 | 幸いB軍集団は第2軍を派遣してくれましたので、これとSS第2装甲軍団で | 防衛線を築けばそう易々と突破されることもないでしょう。 `ー――――――――――――――――――――――――――――――――
324 :
49/65 :04/09/12 06:31:56 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――――ュ | 予備兵力がゼロになるのは辛いが、止むを得ん。 | `ー――――――――‐v―――――――――――――'' ∧災∧ ∧興∧ ∧_∧ ∧_∧ (, `廿)( ・Д) (┓`; ,) (Д^; ) (;;:::゙゙:::‐<i (;;;:::゙゙:ッ<i i>ロ::`゙::;;) i>=:::゙゙::;)  ̄ ̄/::::::::‐::::i /;::::::‐::::i ̄ i::::‐::::::ゝ ̄ i::::‐:::::;ゝ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| __ (_(___),_(_(___)__(_(___)_,(_(___)______,,|
325 :
50/65 :04/09/12 06:32:40 ID:69/zyRY5
同刻 同盟軍E軍集団総司令部 r─────────────────────ュ | 閣下!第1装甲軍はもう撤退させるべきです。 | | 反撃の見込みもないのにこのまま放置しては | | 同盟軍の主力は壊滅します! | `ー――――‐y―――――――――――――――'' _,)\/\i\/\∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/i/i/ヘ/i/(_ ヽ / < や か ま し い っ !敵の攻撃は第3軍が阻止する。 > < 第1装甲軍は現在の位置で防衛態勢をとり敵の ,> < 攻撃を受け流す。敵の進撃が停止してから反撃に . > < 出れば敵第3機甲軍を逆に殲滅できるのだ! > /_ _ヽ )/ヽ/ヽ/ヘ/∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\/\i\/\/ヽ( ▲__▲ λ_λ A__A ∧_∧ (, ;・▽) (`ー´; ) (∀・# ) ( ;‐3(ヽ /::";、::ヽ:ヽ,_ (゙゙ッ<y>::i /:゙゙::<y>:゙i. (:゙゙::<y>::;/ <:::::‐::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (__)_,,|_________________o _ O γ⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ ( この軍集団のどこにそんな余裕があるのかと小一時間… ( 単にドッペルコップフ作戦の戦果を手放したくないだけだろうGA… ゝ__,ノ'、__ノ'、__ノ'、__ノ'、__ノ'、__ノ'、__ノ'、__ノ'、__ノ'、__ノ'、__ノ'、__ノ'、__ノ'、__ノ
326 :
51/65 :04/09/12 06:33:02 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――ュ | 全く…アホらしくて聞いてられんYO。 | | で、繋がったかNE? | `ー――――‐y―――――――――――'' ,r―-、_ ∧_∧ `iv)===ュ'' (, ・3) (Д`; ) (( (::::":::<yi 】と::_:::゙゙::::::) /:::::‐:::::i | ̄ ̄ i::::‐::::::ゝ ̄ し (__) | (__(___) r―――――――――――‐'`ー―――――――ュ | はい…しかし閣下、このようなことをして… ! `ー―――――――――――――――――――''
327 :
52/65 :04/09/12 06:33:43 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――ュ | なに、構わんさ…あ、フォン・アヒャット大将か? | | 私だ、フランツだYO、第5装甲軍の。 | `ー――――‐y――――――――――――――――'' ,r―-、_ ∧_∧ ゙iv)=== ュ'' r【・3・ ,,) (Д`; ) ヽ:゙:<y>=:゙) i>‐::゙゙:::::) /:::::::::‐:ゝ | ̄ ̄ i::::‐:::::::ゝ ̄ (__(__,) | (__(___) r――――――― '`ー―――――――――――――――――ュ | ああ。こっちはどうにもならんから勝手に撤退したまえ。 | | ド・ウラーネルの奴の言うことなんか聞いてたら全滅だZO。 | | なに、終わってから釈明すればいいSA。 | `ー―――――――――――――――――――――――――''
328 :
53/65 :04/09/12 06:34:06 ID:69/zyRY5
1月24日 同盟軍B軍集団総司令部 r――――――――――――――――ュ | 敵はマルインに攻めてきたか… | `ー―――――――――‐v―――――'' ∧彡', /V\ ∧,,,,∧ ∧_∧ (,, ・∀) (, ;・ワ) (・〜・ ,) (∀` ,,ミ (:゙ッ<y>゙i (:゙ッ<y>゙iつ O゙:<y>ロ:゙:ヽ iy>‐:::::;) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |____________________| r―――――――――‐'`ー――――――――――――――――ュ | マルインを押さえられると、A軍集団の兵站線が消滅します。 | | 直ちに何らかの対策を打つべきです。 | `ー――――――――――――――――――――――――――''
329 :
54/65 :04/09/12 06:34:31 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――――――‐ュ | わかった。第2軍の全力を以ってマルインを防衛する。 | | 敵第5装甲軍に対し戦力を集中、これを阻止するのだ。 | | …敵第4装甲軍にまでは対応できん。 | `ー――――――――――――――‐v―――――――――‐'' ∧彡∧ (・∀・; )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. i>=::゙゙:::::) \::‐:::::::;; /V\ \_,( ・ワ・;) \ i>=::゙゙:::::) \::‐::::::: ∧,,,,∧ \_(∀・; ) \i>ロ::゙゙:::::) \‐:::::::ゝ
330 :
55/65 :04/09/12 06:34:59 ID:69/zyRY5
1月25日 蒙第4機甲軍司令部 , i ミ '゙::'',,、,,ヾソ、`,,"、`‐'' ,,;;:: ::`:、 ! 、,,..",,",,::`::シ,,、`,.,.;:;;;;;;;;;;'',,",, 、ヾ` ::,,ミ | / ,,... '、 ヾソ ,,ソ::、 ,,ッ、` ;::;:;;;;,,..ヾ:ソ、` ヾ''、 .| ,/ ,,:: ..,::..,, 彡、,,,ミ""ヾ,,ゞ`ヾ`:: ::ミ 、 彡 ,,、;;; '''、,,ミ _| ,, / _ ;;'' ,::.. ::_ ,,,''、ヘ''ミ,,,彡ヾ‐',ノ"'''`:::;: ,,::`;:;;;;;;;; ヾ, 、´-''^,,"_,,"‐,,"~,,‐::'''、~-''/::、,,ソ-::r::シ:〃,, _:;:;:;"シ 、:;:;;;;;;;;;;;;; ,,‐",,."、'',,-''-",,´、''‐",,‐,‐''"::ヾ::",i;:!_::",,-::、"-::''、"::: i::|":`|``‐'' " ,,‐" `,,´-''",,‐´、''-,, " ヾ`''-';;、::-::(´;::、-::、,,);;i 〃、 |:lil:i:j:| -",,´、''‐",,‐,, :‐:''_"ヾ''、ソ=''、'';;(,,ノ;;、‐、;;ー"::、‐、ヾ_:: il:|!:(;); ヾ"、~,,-" ̄‐,!|:l ~~_"" '''' ―_‐ ''' "" _,|::l!:l:li:| `〃、::;-;`''-:/ |:| /´;;。。;;ヽ /´::;;;;;_ヽ i:li /´::;;;;;_ヽ:i!l|:| "、;;;彡ミ゙:‐/ . |:| ノ( ̄ ゚ゥ゚,) rヤ´д`) |:i! . (・ ,ヾ::ソ、|:!:i ,,ヾ‐"、:/ ,|:|§と:´:ロ:ロ:つ:´:::ロ:ロ:i! .|:l| il、;:::_)§):l!::l! "、::;-''-/ニニlニ|:|ニ/:::ロ:::::::li /:::ロ:::::::li,,, ,,,, ,, l:ヾ、:::i::::ゝi::、':、 `'' ‐ヾ/,, ヾ|:||:| (__)__), (__)___) (__)、_ノ:,-、ヽ‐`‐ ~ ~~ ‐ ,,, "" - ‐ `'' r――――――‐'`ー――――――――――ュ | ようこそいらっしゃいました大将閣下。 | | むさ苦しいところですがどうぞ… | `ー―――――――――――――――――''
331 :
56/65 :04/09/12 06:35:22 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――――――――ュ | ご覧の通り今敵軍は.連携を欠いています。 | | まあ3つの軍集団がひしめき合っていますので、 | | 意思疎通に.支障をきたしているのでしょうか。 | `ー――――――――‐v―――――――――――'' ,,‐",,."、'',,-''-",,´、''‐",,‐,‐''"‐,,",,‐´、''-,, "-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_" -",,´、''‐",,‐,, :‐:''_",,‐" `,,´-''",,‐´、''-,, "-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_" ",,‐´、''-,, "-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_"-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_",,‐" `,,´-''  ̄  ̄ __ ̄ ̄  ̄_  ̄  ̄ _ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ /´::;;;;;_ヽ /´;;;;。。ヽ. /;;。。。;_ヽ ノ(,, ´д) ノ( ゚ゥ゚) (・∀・ ヾヽ §(::´ロ:ロ:つ§(:´::ロ:ロi _/:;ロ:ロ:`;)§ lニニニニニニニニニニニニニニニニニl |:|" (___)__) (__)__) (__(__ヾ|:| ~ ~ r―――――――――――‐'`ー――――――――――――ュ | それも全て.我々にとっては面白い状況さ。 | | だが現時点でこそ敵の防衛計画は破綻しているが、 | | 数日以内に2個軍規模の予備隊が投入される見通しだ。 | `ー――――――――――――――――――――――――''
332 :
57/65 :04/09/12 06:35:45 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――ュ | つまり「今」を.逃すわけにはいかないと。 | | しかも私の軍の攻撃準備は完了しています。 | `ー――――――――‐v――――――――――'' _ _ __ /´;;;;;;;_ヽ /´;;;;;;;_ヽ /´;;;;;;;_ヽ ノノ,, ・∀) (ゥ゚ ,ヾソ) (д` ヾ; §::::::::`':i と::゙´::::§) ,i::´:::::::::§ lニ/::::i:::::::ロiニi:ロ::::::i:::ゝニ i:ロ:::::::i::::ゝニニl |:(__(___) (__)__) (___)__) `|:| r――――――‐'`ー―――――――――――――――――ュ | そういうことだバイダル中将。我々は今や狩人だ。 | | 容赦なく敵を.狩り立て、包囲の絶望の中に追い込む。 | | 包囲される敵軍を眺める事程気持ちの良いものはない。 | `ー――――――――――――――――――――――――''
333 :
58/65 :04/09/12 06:36:10 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――――ュ | ええ。その通りですとも。我々は瞬く間に勝利を確実にし、 | | 敵を一層の混乱と、そして破滅へと追いやります。 | `ー――――――――‐v――――――――――――――――'' ,,‐",,."、'',,-''-",,´、''‐",,‐,‐''"‐,,",,‐´、''-,, "-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_" -",,´、''‐",,‐,, :‐:''_",,‐" `,,´-''",,‐´、''-,, "-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_" ",,‐´、''-,, "-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_"-",,´、''‐",,‐,, :‐:''_",,‐" `,,´-''  ̄  ̄ __ ̄ ̄  ̄_  ̄  ̄ _ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ /´::;;;;;_ヽ /´;;;;。。ヽ. /。。;;;;;_ヽ ノ(,, ´д) ノ( ゚ゥ) (∀・ ,,ヾヽ §(::´ロ:ロ:i §(:´::ロ:ロi _/:;ロ:ロ:`;)§ lニニニニニニニニニニニニニニニニニl |:|" (___)__) (__)__) (__(__ヾ|:| ~ ~ r―――――――――――‐'`ー――――――ュ | そうでなくては困る。我々はモナゴルだ。 | | 他の何者でも無い、世界最強の軍団だ。 | `ー――――――――――――――――――''
334 :
59/65 :04/09/12 06:36:31 ID:69/zyRY5
同日 同盟軍第1装甲軍の後退と蒙第4機甲軍の2個軍団の第2次攻勢開始点集結 《第24軍団》 _______《第3機甲軍》 l::::::\ 《北キプニャク軍集団》 〈::《第2機械化軍団》::〉 l::::::\ 《第6機甲軍団》 _____ __ ̄ ̄_____ 《第13機甲軍団》 \::::::l /:《第37軍団》::〉/ __〉〈【第1装甲軍団】〉l ̄ヽ.\::::::\ ヽ:::::::::::i  ̄ _ヽ::/ ̄__【第2装甲軍団】 【第1装甲軍】 \ \\:::::l |::::::::::| /:::::l / __,〉 l_/ 【GM.装甲軍団】《第14機甲軍団》 《第11軍》 /::::【第7装甲軍団】 ― ・ ― 【第1軍団】 \_l \::::::/ 《第39軍団》 | 【A軍集団】 \ `ー→ `" |::::::| . `‐'' 【第4装甲軍】 . ・ モラキア 【E軍集団】 ― ・ ― `‐ ' /ヽ \ _ ,r‐、 | | l\ |:::【第9装甲軍団】 【SS第2装甲軍団】 【仏第4軍団】 ヽ::::::ヽ__\_l 〈,__ ̄\ ←【仏第5軍団】 \《第41軍団》::::〉 ヽ_l 【6AD・1HD】 【仏第2軍】 \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ___ 〈_〉 XXXX /::::::::::::::::::\ | ←【仏第6軍団】 \ 《第15機甲軍団》::::::\ ― ・ ― ―XXXX― 《第1機械化軍団》→ 《第4機甲軍》 ::::::::::l \ 《第5機械化軍団》 l ̄\ ←【第26軍団】 :::::::r‐、 \ \ 【モナンスキー作戦集団】 《第44軍団》 |::::::| 【第13軍団】 シィスパニア ←【第27軍団】 《第12軍》 ―XXXX― 《第16機甲軍団》_\_l /::::::/ /マルイン 【B軍集団】 ヾ:::/ | O【第5軍団】 《南キプニャク軍集団》 《第5機甲軍》 ,_ \ l:::::::l r‐、 【第2軍】 /::::::/ | | 《第8機械化軍団》【第16軍団】
335 :
60/65 :04/09/12 06:36:58 ID:69/zyRY5
同日 同盟軍A軍集団総司令部 r――――――――――――――――――――――――ュ | 話が違うぞ!第1装甲軍は撤退しておるではないか。 | `ー―――――――‐v―――――――――――――――'' ∧_∧ ∧_∧ ∧興∧ ∧災∧ ( ;^Д^) (´:┓`# ) (・Д・; ,,) (`廿´ ) と:゙゙:ッ<y>i O::‐<y>:゙) i゙:<y>=:゙゙) i゙::<y>=゙゙:) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r―――― '`ー――――――――――――――――――ュ | どうやら軍司令官アヒャット将軍の独断のようです… | | ド・ウラーネル元帥は激怒しておられるとか… | `ー―――――――――――――――――――――――'
336 :
61/65 :04/09/12 06:37:23 ID:69/zyRY5
_,)\/\i\/\∧∧∧∧∧∧∧∧∧/i/i/ヘ/i/(_ ヽ / < 激怒しておるのはこっちだ!第4軍を失い、 ,> < 第4装甲軍が危機的になっても誰一人我々を > < 助けようとはせん!それどころかまるで皆が > < 自分の部隊のことしか考えておらんではないか! > /_ _,)\/\i\/\∧∧∧∧∧∧∧∧∧/i/i/ヘ/i/(_ )/ヽ/ ヽ / < のみならず最高統帥本部も傍観するばかりで > < 事態の改善に向けた具体的な動きがないとは! ,> < あのSSの田吾作は居眠りでもしておるのか! ゙> /_ _ヽ )/ヽ/ヽ/ヘ/∨∨∨∨∨∨∨∨\/\i\/\/ヽ( ∧災∧ ∧興∧ ∧_∧ ∧_∧ ( ;`廿)(, ;・Д) (, #´┏) (Д^; ,) (;;:::゙゙:::‐<i (;;;:::゙゙:ッ<i と:゙゙::‐<y!O i>=::::゙゙::;つ ))  ̄ ̄/::::::::‐::::i /;::::::‐::::i ̄ /;:::::‐::::l ̄ i::::‐::::::;ゝ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| __ (_(___),_(_(___)__(_(___)_,(_(__,,)______,,| r―――――――――――――――‐'`ー――――――――――――ュ | 落ち着いてください閣下…今モナンス第2軍とモナンスキー作戦集団が | | 我々の救援に向かっております。 | `ー――――――――――――――――――――――――――――''
337 :
62/65 :04/09/12 06:37:54 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――ュ | そんなもので我が軍集団の壊滅を阻止できれば | | 苦労はせん。問題は時間だ。 | `ー―――――‐v―――――――――――――――'' r―――――――――‐ュ | 仰るとおりです… | `ー―――‐v――――‐'' ∧_∧ ∧_∧ ∧興∧ ∧災∧ (,,;^Д^) (┓`# ,) (Д・ ) (廿´ ,) (::"ッ<y>i (:::∽ニ::゙:) ど::<y>=:゙゙) i゙::<y>=゙゙:) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r―――――――――――‐'`ー―――――――――ュ | 閣下、ここは敵の攻撃開始を座して待つよりも ! | 我々の側から攻撃を加えてはいかがでしょうか? | `ー―――――――――――――――――――――''
338 :
63/65 :04/09/12 06:38:17 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――ュ | かなり危険なことではないかね?それは。 | `ー‐v――――――――――――――――――'' ,∧災∧ ( `廿´ ,) (゙:<y>=゙:) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ∧興∧::::‐:ゝ/ / ̄ ̄ ̄i i ̄ ̄ ̄l | ( ・Д・ ,)_)/ /___,,l l___| | (゙:<y>=゙:) / | /‐:::::::‐:ゝ / /' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | ∧_∧ _)/ /' l :| ( #´┏)/ /' :| :| ∧_∧゙:::::::::゙:) ./' l :| (, ^)::: / / | :| (::::"ッ<yi / / | | ,/:::::‐::::l ./ /__________,l. | (_(__)/ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| |_______________:| r―――――‐'`ー――――――――――――――――――――――― | 確かにそうですが今我々にできることはそれぐらいしかありません。 | このまま負けるか、或いは負けの程度を変化させるか、です。 `ー―――――――――――――――――――――――――――――
339 :
64/65 :04/09/12 06:38:42 ID:69/zyRY5
r―――――――――――――――ュ | …閣下のお考えは分かります。 | | しかしどの道… | `ー―――‐v――――――――――'' r――――――:ュ | わかった。 | `ー――――‐ 、( ,:ヘ ,.、 ∧ ∧ / ヘ / i / ',E同ヨ ', , -‐' - ゙¬、 ,ノ、 γ´ '´ ` `ヽ / ` ', i: ・ l¬ ・ i i '´i ヽ.,, '- ┘ ノ '、 ,ノ、 ,.==i'::ヽ‐-, 、- r¬=、 `;-:―::::::¬:::::‐::-:"_` /::::ii::::::L::::ヘ,i;‐{゙-!:::_!:::::i /´::::::::::::::::::::::::::::::::::"''‐:`: ,/:::::::‐'、"-::/:',::i /:::ヽ_::i:| i:::/::"::‐:::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ i:::::i"::i´i:´''ミ;ヽ:::',/:::/┘!i i/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾi'、:::::::::::ヽ ヾ:::、:::ヽ`_,‐':::::://:::::::::::l' /::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::`; \::::::::::ヽ
340 :
65/65 :04/09/12 06:39:09 ID:69/zyRY5
r――――――――――――――――――――――――――――――ュ | サイナン中将!SS第2装甲軍団と.第6装甲師団・第1航空師団を | | 貴官の指揮下に置き、敵第4装甲軍に対し先制奇襲攻撃を実施せよ。 | | 我が予備兵力の到着まで敵軍を拘束し攻勢を引き伸ばすのだ。 | | よいな? | `ー―――――――‐v―――――――――――――――――――――'' r――――――――――ュ | 諒解いたしました。 | `ー―――‐v―――――'' ∧_∧ ∧_∧ ∧興∧ ∧災∧ ( ;^Д^) (´;┓`#,) (Д・ ,) (廿´ ) (゙゙:ッ<y>:i /::;:<y>ロ:ヽ i゙:<y>=:゙゙) i゙::<y>=゙゙) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_________________________ r―――― '`ー――――――――ュ | もはや我々に後はないのだ。 | `ー―――――――――――――' 続く
乙華麗保守だが もうこのスレには容量が無い・・・・
乙です。いつも楽しく読んでいます。 モーナ贔屓の自分としてはバトゥの増長が目に付くけど、 毎度、話は面白いです。これからもがんばってください!
お疲れさまです。 最近ストーリーとかから遠ざかっているからなぁ…… 関係ない儀礼制度とか考えてたりしますが(汗
モナゴル帝国中央図書館のモナゴル帝国の紹介ページ、ウイルスにかかってるんだよなぁ…
345 :
い :04/09/19 21:30:51 ID:Ku36/cOZ
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●不合格●●●●●●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。 これは本当です。やらないと一年無駄になります. 私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。 けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです。(慶応合格h.sさん) 俺はもうE判定で記念受験だったんだけど、コピペを10回くらいした途端に過去問が スラスラ解けるようになって、なんと念願の早稲田に受かりました。(早稲田3学部合格r.kくん) これを今年のセンター前に見てシカトしたら、センターミスって最悪です。(n.aさん) 信じられますか?この威力。
347 :
埋め立て :04/09/24 19:17:04 ID:0VatQ1cA
,、 |ヾ ,ヘ、 iヽ:、 _ | '/ i:', i ヾ (;;;;シ/ i ', i,、‐゙''"´  ̄`"ヾ、 / ': i ・ ・ i '、 ヘ'¬' ,! ヽ、 _ ヽ'', ,ノ ,..:、‐-, 、-‐ ¬'':ヽ ,,:::"、::;;',‐、ゾ‐/::::/"::::::`::、 /:::::::、":::::',i;;;i /::::"、:::::::::::::::::ヽ ,'::::::::::::\:::::', /::::/:‐-:::',::::::::::::', ,/::::::::::i:/‐::\/:/:::::::`":::::',:"::::::::', /:::::::::`:/i:::::::::i'o:::::::::::::::::::::::::〉‐:::::::::! モラドール・モラ
348 :
埋め立て :04/09/24 19:17:34 ID:0VatQ1cA
,、 ,、 /' ', /' ', 、/ ',' '〃〃 ,,', 、ヾ., ''' "'','ノ ヽ、,_ o ___ o 彡 ヽ、,_ l i ,ノ, ` ..,, ,/-‐-i _,,ノ" /`'''¬‐:- ,,.ュ:r-:‐ '''i..,,_ 、-‐x ''ヽ'' ` '' ‐ '-"-'ェ'-'‐ '"'‐-`;、 / ''' " ´:::::::::::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::::::::ヘ 擬虎胡薩爾
349 :
埋め立て :04/09/24 19:18:20 ID:0VatQ1cA
,r: 、 ,:r:、 /':: ゙ヽ.-‐-/ \ /ヾ ...::゙,ミミ、.. ...:ノヽ ,、-.=:::/ミ o o ‐' ( ', /:::::',,。゙-i` i‐- ‐: ` i .,,_ /:::::::::::::::`'':ヘ / :l / ` .,゙''‐、 ,i:::::::::::::::ヾ'ヾ::ヽ、. ;'-―‐-', /`:::、゙'、`。;::ヽ i:::::::::::::::、':/|:ヾ:、:::` ''' ―--― '''"´::::::::、:::` ゙::"::::::ヘ .|::::::::::‐-`'、 !::::ヾ:、,,::::,,、'/'lj|::::l三l三l三l::::ヾ:"::::::::::::::::ヘ '::::::::::::::::::ン::|::::::::`‐=‐":::::||l::::: ̄: ̄: ̄::::::::|ヽ"_:::::::::::::::', ヽ:::::::::::::':::::l::::::::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::::::::::::::::|´:ヾ:::::::::::::::::;! `'' ‐ 、、::::|::::::::::::::::::::::::::|||:::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::;;/ ブリ
350 :
埋め立て :04/09/24 19:18:56 ID:0VatQ1cA
,r: ,r: _,/ i,,,i ,::""'' ‐ `ヽ /,,彡" ・ l‐! ,(;''ノノノ,,__....,,_,ソ 8 /::::"‐'":::‐-i! 8 ,i::::'::、::::::::ヽ::リ、 ,8'ヾ::-、、\;;::::::\ヽ /:::::::::i`'::‐=\::::::リ.:‐、-、 く::::::::::`:‐''":::::::il `''| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `':‐- 、、;;;::::::::l|. | ,.、":::::ソ''"i:::::::`;!. ! /::::::>''" i―::!. | 、"::::、'" |::::::l | ` 、:ッ |:::::':‐、 | '‐'~゙‐' '―――― バトゥ
351 :
埋め立て :04/09/24 19:19:19 ID:0VatQ1cA
/ヽ /ヽ / ヽ,,/ ヽ /´ミ 〃〃 "" `ヽ / ミ 彡 oヘ l = ::: = ;; ' ( i ヘ "ヽ;;〃,,ノヾ '' ` ,/ `,ノノ(;;;)ノノ,リ://ノ,! _ ,/ ,r==‐'、::(;;;)::::::::::::::::_::_::::::i...,,,__,._ _ /::::::::::::::::::::(;;;):::::: ̄:::::::::::::::"‐‐゙-'-'":、 r:ヾ' ヽ、 ,'::::::::::::::::::::::(;;;)::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ,,r‐:¬::、 ';! ブリ
352 :
埋め立て :04/09/24 19:19:48 ID:0VatQ1cA
,.、 ,.、 / ', / ', ,/ _,,.',ソソ/ ,', / l `` ` / / """ '彡, ,/ l ア _/ / :、 _ i・ _, ・ .:ヾ ` ::、、 ', ', ,! ...:::ヾ ヾ ,、______,、 ヽ__`'', __ ,,,,,,,.....:::: i!,!ニ、 二二:::::r:シ:ヘ .r='-'‐゙‐'、[!::lll::[';‐,、]::::_:::::_;;; ,/  ̄i:! r'ッ゙i:'ニシ〈" ,/::::::i::/:::::::::::::::::|||:::: ̄::::::::::::::::::;; ,,:=" `''´r_‐;::::'ニ ゙:‐:O-‐、‐::- 、、 .,,__ _,,,...、:-‐'''":::::::::ヾ:l:::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::::::::::::;;; ´ '、=';:::::::i ,ノ' ;::!. :l::::::::::l::::::i::  ̄::ヾ:、::`i;::::::::::::::::::`ヽ:::::====::::::|||:::::l三l三l三l;;;; `  ̄ ´ ` ̄'、ノ ::::::::':::::ソ:::::::::::i:ヘ::::l:',::::::::::::::::::::::::、i::::::::::::::::::: ||l:::::l三l三l三;;;;; `""""''''' ‐-、、::;;;::::::::::::;;;;;;::、- '''"´ l::::::::::::::::::: |||::::::::::::::::::::::;;;;;;;  ̄ |::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::;;;;;;;;;;;; バトゥ
353 :
埋め立て :04/09/24 19:22:37 ID:0VatQ1cA
,ヘ ,ヘ / ', . / ', ←―― 一応制帽が存在するが、ここでは着用していない。 、 ヽ、/, ',゙ ゙ ゙/, ',ッ, 、ヾ o o ,ノ, ,― 肩章:階級章。彼は臣下の元帥なので交差した元帥杖と ヾ、,, i ̄ i 'ノ / その交差位置に星が1つ。なお皇族の元帥は星2つ、 、..,_ ,, ,/__,l _,,'ノ / 大元帥は3つ。将官は星1つから4つまで。 `,;_'''::::..... .._;‐''" l/ _,..i_:::_:: ̄[,:=:゙]::lll:「;i!_←―― 襟章:階級に応じた図柄が刺繍されている。詳細は以下 ,:'==''"´:::::: ̄::::::: ̄|||:_´_::ヽ 元帥:麒麟、将官:獅子、佐官:虎、尉官:豹、下士官:熊 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||l:l;l;l;l::::ヘ /::::::::::::::::;;;;//- :====::|||:l;l;l;l:::!:::',←―― 略綬:従軍記章、勲章等。 ,/::::::::::::::::;;;;/'':‐::::::::::::::::::::||l l;l;l;l::|:::::', i::::::::::::::::‐`'、i:::::::::::::::::::::::::|||:::::::::::i=-::i '、:::::::::::::〃::\::‐、:二二[Lロ]二!:::::/ \:::::::::::/Oヽ'_::::::::::::::|||::::::::::iヾ'' ヾ::::/ヾ". 、 ヽ::::::::::|l.|::::::::::i,! `''‐"====:`'':::::::::|l||::::::::::i /::::::::::::::::::::::::::::::::||||::::::::::i ,/:::::::::::::::::::::::::::::::::::|l:!!::::::::::! `'' ‐-::::、、::::;;::::::::::::|l:|l:::::::::_! '、:::::::::: ̄ソ: ̄‐;'´ l´::::: ̄::|:::::::::::| |::::::::::::: |:::::::::::| ←――― 革長靴:基本的に乗馬用の服装である、らしい。 l::::::::::::: l::;;::::‐:'、 |;::::::::‐:::'、:::::::::::::`: '、:::::::::::::::゙;` ‐-‐'' `''‐-‐''"
354 :
埋め立て :04/09/24 19:23:02 ID:0VatQ1cA
,、 ,、 / ヽ / ヽ ,.:'-‐ 'ノ'ノノノミ- 、': サッ /" ヘ l ・ i―:i ・ i、 ミ ゙、 ヽ,/ ,ノ', ミ ヽ、.. ,,..、':`'、;).、 _,、,、,、l:::::::_l二l:lll:l二l:::::゙i.,、,、,、'_):‐、 " /" ̄:::::::::::::::::::: ̄:|||::::: ̄:::::::::::::: ゙̄ヽ';;)、 ミ ./::::::::::;;;::::::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::::::::::::::;;::::::':,(;;)、 /::::::::::゙/‐::::::====::::|||::l三l三l三l::ヾ:::::::::::', '゙` i:::::::::::::::/i::::::::::::::::::::::: |||::l三l三l三l::|`、::::::::::i '.::::::::‐`:.、|:::::::::::::::::::::: ||l::::::::::::::::::::::::|,::'、-:::::;! ヾ:::::::::::::゙l:::::::::::::::::::::::|||:::::::::::::::::::::::l:::::`:::;ノ バトゥ大将
355 :
埋め立て :04/09/24 19:23:50 ID:0VatQ1cA
,、 _ /' ', ./゙ ', / ', / ', ,,,_∧ / ,',ノノノノ, ', (,●Д´,) /´ `ヽ ∧♪/ (゙゙:::<y>:゙i / :゙: (・∀・ , /:‐:::i:::‐l └┐・ :i iy>‐:::;;;;  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,/ ..::/  ̄` '' ‐ 、 ヽ、 ....:::::/ _,i_'' ― ..:::_"i、 r;_‐;_=;_‐:"::::::: ̄:::"""::: ̄::::::::::::ヽ‐ 、..、.._ _____/:::::::::::::::::::::`::::''':::―::::--:::‐:::::''':::":'‐'-....'、.,,'ノ、 /:::::::::::::::::::::ソ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ フォン・サカーシュタイン元帥、フォン・モラッセルン元帥、モラ外相
356 :
埋め立て :04/09/24 19:24:18 ID:0VatQ1cA
/゙ヘ /ヘ / ', / ', ,/, ',ノノノノ, ', ':, :. ' ‐ '' " ' ' " ‐ 'ソ, ':、 ノ \ ゙ o ___ o ノ ヽ ` ,,. l l " ヽ` ..,,_ /__l _,,/ ` ‐ 、 ....,,,,_ ___ __,,,,‐''" _ ,、(;;l:::::_:::::::::|,r=;`|::|:|:|::|'カ|:::::|__,、_ r‐_‐_¬,,‐..=‐': ̄:"""::l:l:l"":: ̄::= -'::、 /::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::|:|:|:::::::::::::::::::::::::::::ヽ /:::::::::::::::::::::`;:〃,::::::::::::::::::::::::: |:|:l ::l三l三l三l、'::::::\ /:::::::::::::::::::::::::/::"‐:::::===-:::: |:|:|:::l三l三l三l::|;;::::::::‐:':-::-、__ /::::::::::::::::::ヽ:::/ ;;;::::::::::::::::::::::::::::::::|:|:|:::l三l三l三l::!;;::::":i´‐ :":‐ 、ヾ、 i:::::::::::::―-`:、';;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::|:|:|:::l三l三l三l:|ヾ:'、::ヽ,_‐、ヽ:i',/;',!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'::::::::::::::::´/:;:、 ;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::: |:|:| ::::::::::::::::::::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ:::::::::::"::::::::::_ヽ、:::::::::_;;;;;;;:::::::r:‐:ュ::;;;;_:::::::::リ \::::::::::::/,,..‐:_、 ̄_,,,,.... 、,l,l_,l」..._  ̄ ゙! \:::/,:O''´ _,.`‐、::::::::::::::::::::|:|:|:::::::::::::`::゙::', ` ヾ,,::‐,,´‐''"´:::::::::::::::::::::|:l |::::::::::::::::::::::', |:::::`''":::::::ノ;;ノ::::::::::::::::::|:l|:|:::::::::::::::::::::::', 擬虎胡薩爾元帥
357 :
埋め立て :04/09/24 19:24:48 ID:0VatQ1cA
,r¬、-、 ,r¬、-、 i i:. i i i:. i , ,l. ,,:l:. ノノノノソノ, ,,:l i ‐" `‐ 、 ‐,'" o o ` -" r―: `、 ´,ノ, i l ι ヽ ノ,, _ __'―‐ヽ ,,,._、ヾ |::::[チ']:::|:|:|:::[゙,ヌ、] ̄_::::」_ ,r==‐゙:::::::::::::: ̄l:l:l::: ̄::::::::::::::::::::゙::‐==、 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::|:|:|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ i::::::::::::;;;;/;;:::::::::::::::|:|:|:::::::l三l三l三l:::;;、::::::::::::ヘ |:::::::::::::::;;i‐::::====:::|:|:|:::::::l三l三l三l:::i‐:::::::::::::::i M・マルフ少将
358 :
埋め立て :04/09/24 19:25:16 ID:0VatQ1cA
,、 ,、 / ヘ / ヘ / ヘ ノノノ / ヘ ':、' ,,:: ''' : ,::ノノ \、, 丿, \` o o ,'ノ ヽ ‐ i  ̄:l υ ,,/ ` ‐ /__,l ",,ノ;;;) ` ‐....,,,,,_ _ _ _,,,,....‐ " (;;;) r=='`='、:::__::[,r:']:::l:l:l:::[''ス]::__:,!='`==ュ /::::::::::::::::::::::::::::::: ̄::: |:|:|::: ̄:::::::::::::::::::::::::::::::\ ./:::::::::::::::、:::::::::::::::_ ,.、_:::::|:|:|:::::::::::::::::::::_ヾ:":::::::::::::::', /::::::::::::::_::/:‐::::,r^ヾ、;r`゙¬‐.、、-,:‐,r―.,、._:\、::::::::::::', /:::::::::::::::/-‐::::'''i"ヽ_!::::::::::::::::::::::`::'':ベ,`;゙i:,!:!::',‐:::::::::::i i:::::::::::::::::::〃:l:::::::::::::::::ヘ:::::::::::::::::::::::::::"::i:::`'::::::::::':::::::::::::i ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;:`゙::''':‐- 、、:::;;;::::::::::::::::::::::::::::::/ `''''―¬'''''"""´:::::::::::::::::|:|:|:::::::::::`:::`::¬::::‐-‐'''" l::::::::::::::::::::::::::::|:|:|::::::::::::::::::::::::::::::i |::二二二二[_l_l_]二二二二二l 擬虎胡薩爾
359 :
埋め立て :04/09/24 19:26:21 ID:0VatQ1cA
/', /', /::...',ノノノ:... ', /´::: `ヽ _., r:.、. !::: _ _ ', ∩,,,,∩ i !i i i | r: ',:::..... i冖! ,! r:ヤ, ゚д゚,,ミ .i -‐ './ ,ノヽ、:_:..... `'" _,,ノヽ. ヾ::'゙:シ:lll:=:゙) !、 '"_,ノ _l:::::~:口lll口::::::l_ /:‐:::lll:::‐ゝ i====i /: ̄::::::::::::: ̄:|||: ̄:::::::::::: ̄:ヽ (___(_) r::¬:‐:、 ,'::::::::::::::::::::::::::::|||::::::::::::::::::::::::::::', バトゥ大将とマルフ少将
360 :
埋め立て :04/09/24 19:26:44 ID:0VatQ1cA
,.、-: ,.、- 、 i :i: i :i :i ,,,l :l,ノ,l :|'' ,i..,, ,'"' ミミ、 ;_ o ミ、 _,l ミ、 ':、 ____ ,,,;;ミ ll[_]::::_::::_::::__::l ,,i|"::::::::::ヾ,^_ヽ、ヽ _, /::l|:::::::::::/:::::::::::::::',:', `\. /:::::l|::iiii::::i:::::::::::::::::::i::i r;、ヽ/::`:::l|::::::::::|:::::::::::::::::::|::! マルフ
361 :
埋め立て :04/09/24 19:27:23 ID:0VatQ1cA
__ __ i' `: `i' `:`ヽ l ;;i l ;;i :i,,, ,, -,'' ''' ‐`、 ∧,,∧ ∧_∧ ‐,,'" o ` rヤ ゚Д゚,) .rヤ´Д` ) '‐、 .:: ヾ:゙:シlll:‐゙) ヾ::゙:シlll:‐:゙) ,,__i, ::;; /‐:::lll::‐ゝ /:‐:::lll:::‐ゝ __ '::,,:::.... __,,:::;;; U U r_‐_¬''''^` l´::::::::::::::::::::: ̄:::::"::""::::''':::‐lll::[W]::_ ̄_::::::_;;;;;;l_ `r':,ノ''"'、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|||: ̄::::::::::::::::::::::"::::::::: `  ̄ ~~~ ''''''' ‐- 、、::::::::|||::::::::::::::::::::::::::'::::::::::::: ヾ|||:::l王王l::::::::::i:::::::::::::: ||l:::l王王l::::::::::|::::::::::::: |||:::::::::::::::::::::::: |::::::::::::: ギコール中佐、モナント大尉、マルフ少将。
362 :
埋め立て :04/09/24 19:27:54 ID:0VatQ1cA
`: _,,!,, , , ‐ / ',,,,,/ ', _`_ i'´ ヾ::!::ノ::`: ゙‐:r‐`,r::¬‐..、、 '、,, ‐,::r:;:‐ノ 、ヽ `‐!:::〃:::::::::'':::..、、 ,.,-:‐'::‐::-8‐::゙:‐.、 、,,,ヽ、_ `'' ‐::/,,:::-:::::::ヽ /:::::::リ,:::::::::::8:::::::;::ヘ :::::゙‐-^ ='::‐::'''::"´::::::::::::::::リ /:::::::i:' iヾ:::::::::8::::::::!::i :::::::::::::::::::::::::::!::::i::::;;;::、-''" ,-ヾ::::/ i::::::::::::::8:::::::!:::i、 ::::::::::::::::::::;;::ソ -''"  ̄ ̄ ̄ ̄ `´  ̄ !‐_''ニニ ''_!  ̄ ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::":/i ,':::::::::::::::::::::::', ::::::::::::::::::::::::| ,'::::::::::::::::i:::::::: ', ::::::::::::::::::::::::! ,'::::::::::::::::::l!::::::::::', マルフとバトゥ
363 :
埋め立て :04/09/24 19:28:37 ID:0VatQ1cA
/', /', /. ',__,/. ', ,:"´ `ヽ i ´ シ';;ッ::゙:、` :i ヽ、 _ 彡゙-‐ ゙ミ,.ノ ,, 、,-‐、,'r:‐、¬,::、::‐-'、,,_ ,r:`-´'`"´:i:::::::ヘ`t;;´!:_:::;!:::`:, /:::::::::::::::::::::: ゙‐:/:',i:ヘi:::::`;::_::::i i::::::::::、:〃;;::―:::ヽ::::',:::!:::::/_=ii:::i ヾ::::::"r:i:::::::::::::::::::::\:!::;/:_=_i!:ソ `‐ 、:i:::::::::::::::::::::::::i'0:::::::::::|' i:::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ S・フォン・レープ元帥
364 :
埋め立て :04/09/24 19:29:03 ID:0VatQ1cA
/', /', /, ',ノノノソ ',_ /´ `: l ・ ・ l ヽ_ ´ ̄` ,ノ ,:-‐='、::'':‐, :-、‐,r:::'、=:-、 /:::::::;::::く´_::',r;;_/:_`;´:、i:::::', .i::::::‐:r:';〃‐":::::::ヽ‐:゙;-'、:::::i ヽ::::::゙:´:::::::::::::;;::-''::::::::::::::;/ `i:::―:::''''"´:::''::‐-::‐i'" . |:::::::::::::::::|:o::::::::::::::::|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄ A・フォン・モラッセルン元帥
365 :
埋め立て :04/09/24 19:29:37 ID:0VatQ1cA
,、 ,、 l ':,ヽ / :i', l:‐ ':, ', /‐-i ', ,,.-'‐ '''  ̄` ‐'':ヽ、 / ヽ i ・ ・ )ヽ i | r¬'''ヽ ` l ', ヽ / ノ ,/ ヽ、 `‐" __,,/_ ,r''""l´::ヘ` ‐,-、―¬/::::::":‐-...゙゙ィ、 /::::::::::::',:::::ヽ‐':::::;'- /、::,:: ":::::::::::::::::::ヽ ./:::::::::l::::::/::`::、;;;;/:::::::::ヽ::::::::::::::、::::::::::::', /:::::::::::ノi:::`::..、:::/::::;;:: -''"l三l三l:ヾ::::::::::::::', ,/:::::::::::::::ソ|::::::::::l":':::"::::::::l三l三l三l::::ヽ:::::::::::::', J・ド・ウラーネル元帥
366 :
埋め立て :04/09/24 19:30:06 ID:0VatQ1cA
ゞ‐''| |、,,シ _,,.、-―' ‐ - 、、 /´ `ヽ / ヘ / ‐ ..,,_ _,,.. ‐''', !  ̄ ̄ ̄ i | /´ ヽ | .i ,::- ::、、 ::! ヽ ,/ソ;! i:ヾ:、 ,,/ `r―- 、、...,,,_,,,..、、-‐:i ,,, -―ヽ、,,,__ `l||l´ _,,..ノ- 、、 _ /  ̄|||  ̄ `ヽ / ,,, -―:‐:‐:―- 、. ヘ i /´ :| i:i | \ :i 耶律ン材
367 :
埋め立て :04/09/24 19:30:32 ID:0VatQ1cA
lヽ、 ,:ヘ l _ヘ,W/i :! /´ `ヽ l ゚ i¬ ゚ :i ヽ '-‐゙ _,,ノ ,,..-、'':::'_tュ_,r:::':、_ /:::::::::::、"::',::/:::ヾ´:::::ヽ __/:::::::::::リ'_::ヽ::/::/、‐,:、:::::ヽ ,.,-'‐ 、ヽ;`;;/i:::::::::::i:o::::::::::::::iヽ,r-`、、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 韮茶猫三外相
368 :
埋め立て :04/09/24 19:32:02 ID:0VatQ1cA
,:ヘ ,.、 ∧ ∧ / ヘ / i / ',E同ヨ ', , -‐' - ゙¬、 ,ノ、 γ´ '´ ` `ヽ / ` ', i: ・ l¬ ・ i i '´i ヽ.,, '- ┘ ノ '、 ,ノ、 ,.==i'::ヽ‐-, 、- r¬=、 `;-:―::::::¬:::::‐::-:"_` /::::ii::::::L::::ヘ,i;‐{゙-!:::_!:::::i /´::::::::::::::::::::::::::::::::::"''‐:`: ,/:::::::‐'、"-::/:',::i /:::ヽ_::i:| i:::/::"::‐:::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ i:::::i"::i´i:´''ミ;ヽ:::',/:::/┘!i i/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾi'、:::::::::::ヽ ヾ:::、:::ヽ`_,‐':::::://:::::::::::l' /::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::`; \::::::::::ヽ ヴァルター・キョーランドルフ大佐とフォン・レープ元帥
369 :
埋め立て :04/09/24 19:33:24 ID:0VatQ1cA
iヽ、 ,:ヘ、 i ;ソ:‐'、_,i:i、 /´ ヽ _ ,,,i '´ ヽ :i -- ― /"´ ̄ ', (・ ,,) ,:! | ヽ '' ` ,,:乂 | _':,/_ /´:i_ヘ‐,,/_/´::::ヽ | /ヽ /:::::i_く:i;;/::ゝ:::::_::::::i | i:::::":‐''":/;‐':´::::::;;/ ____| ヽ::_:;;:::ソ、、:::::;;:;:ノ:i i´ `i `i ,,/::::::::/o::::::: ̄::::;;;;i M・I・クマノフ駐茂大使
370 :
埋め立て :04/09/24 19:33:47 ID:0VatQ1cA
、 /゙', lヾ!/゙', / ',(;ソ /,, ',  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/´ ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i ・ i ¬ ・ :i ヽ,, _ ヽ'' ' ,ノ ,.. -::::/:ヽ、‐-, 、‐/:ヘ:::‐-、、 /::::::::::└-:,:ヘ‐'::; /::、-┘::::::::::', ,/:::::::〃:::::::く:::::',i;;/:::::::>‐,:::ヾ:::::::! M・モラ外相
371 :
埋め立て :04/09/24 19:34:58 ID:0VatQ1cA
iヾ 、 ,r:i | i ヘ _ /,i | ,r '''"´  ̄`''‐、 / ', i '´ `' :i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ', r'´・`ヽ ,!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ,, ゝ_ ,ノ ,ノ ,,.-‐¬i':::ヽ‐-r:ュ‐''/:゙i:::‐- 、 /::::::::::::::|_:::_::ヘ i:;;i ,/:::_::_|::::::::::::', /::::::::::ノ::::::/:::::'i:::;i,':::::ヽ::::::ヾ:::::::', クマノフ
372 :
埋め立て :04/09/24 19:35:40 ID:0VatQ1cA
, , /ヘ〈゙|_ /ヽ ,,/. ', l;/ .',、 /´ ヽ i ・┌' ', ヽ ,.r,‐ 、、  ̄ ̄ ̄ ̄、~ヾヽ,, _,,ノ ――‐ ,,、-':::‐、ソ‐'― ,,..-‐:i''´::ヽニ/;;ヾ/::ヽ‐-::‐::¬'、::::::::::::ソ /::::::::::i_::_::::ヘ i';;i 7::::::_i::::::::i::::::::::;::::;;::/ ,i:::::::::ソ:::::/::ヘ;;;;/:::ヽ、‐,::::ソ::ノ:‐'''"´ ,i:::::::::::;!::::::::\::::゙/::;/::::゙::::i´ モラ
373 :
埋め立て :04/09/24 19:37:12 ID:0VatQ1cA
モンゴル皇族系図 イェスゲイ・バートル ├チンギス │├ジョチ ││├オルダ │││└サルタクタイ ││├バトゥ │││├サルタク │││├トクカン │││└ウラクチ ││├ベルケ ││├シバン ││├ボアル │││└ ? ││└トガ・テムル ││ ├ ? ││ └ ? │├チャガタイ ││├モチ・イェベ │││└テクデル ││├モエトゥケン │││├カラ・フレグ │││├イェスン・トア │││└ブリ ││├サルバン │││└ネグベイ ││├イェス・モンケ ││└バイダル ││ └アルグ
374 :
埋め立て :04/09/24 19:38:04 ID:0VatQ1cA
│├オゴデイ ││├グユク │││├ホージャ・オグル │││└ホク ││├コデン │││├メルギデイ │││├モンゲドゥ │││└ジビク・テムル ││├クチュ │││└シレムン ││├カシ(ダイ) │││└カイドゥ ││├カダーン・オグル │││├キプチャク │││└イェベ ││└メリク ││ ├トク ││ └ ? │├トルイ ││├モンケ │││├バルトゥ │││├ウルン・タシュ │││├アスタイ │││└シリギ ││├クビライ │││├ドルジ │││├チンキム │││├マンガラ │││├ノムガン │││├(フゲチ) │││├(オクルクチ) │││└(ククチュ)
375 :
埋め立て :04/09/24 19:38:41 ID:0VatQ1cA
││├フラグ │││├アバカ │││├ジュムクル │││├ヨシュト │││├テクシ │││├タラガイ │││├ヨブシン │││├テグデル(アフマド) │││├アジャイ │││├コンクルタイ │││├イェスデル │││├モンケ・テムル │││└フラチュ ││├アリク・ブケ │││├ヨブクル │││├メリク・テムル │││└ナイラウ・ブカ ││├(ジュリケ) ││├(クトゥクトゥ) ││├(ボチェク) ││├(モゲ) │││└ジントゥム ││├(ソゲテイ) │││└トク・テムル ││└(スベゲテイ) │└(コルゲン) │ └ホジャ │ └ウルクダイ ├ジョチ・カサル │├イェグゥ │├トク │├イェスンゲ ││└エメゲン ││ └シクドゥル │└ ? │ └エブゲン │ └ババ・バハードル
376 :
埋め立て :04/09/24 19:39:59 ID:0VatQ1cA
├カチウン │└アルチダイ │ ├チャクラ │ └フラクル │ │−シンカナル │ └カダーン ├テムゲ・オッチギン │└ジブ │ └タガチャル │ └アジュル └(ベルグテイ) ├コウン・ブカ └イェス・ブカ └ジャウトゥ └ナヤ 本田実信「モンゴル時代史研究」(東京大学出版会)より作成の参考資料。
i ( `; ´`: ,,:ソヽ | ┏━┓ ┏━┓ ゞ ..:: ( `; ノ _ l __i|__ ┣━┫ ┣━┫ (´ ) :::( ..::: " ,) ''、 ,. -"、.`: __,|__, !l| . ┃ ┃ ┃ ┃ ( ..:: γ⌒ヽ : .::)、 _ ( .: )'、 l  ̄ ̄i::i|~ ̄ ̄ ´ ::. ⌒ヽ:: ..::. '' ,,:: ::´ `: ( ..::) ) t|. ___l_,i|___ ┃ ┃ ┃ ┏━ ┏━┓ ┏━┓┏━┓┏┓┃┏━ '' '' l|! i:¬_‐ュ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┣━┫ ┣━┛┃ ┃┃┃┃┗━┓ '; ;; `; . l:|!. i il_l_`:. ゙ ┗┻┛_ ┗━ ┃ ┃ ┃ ┗━┛┃┗┛━━┛ .::⌒ヽ. ,__,i::;:i,__ i-,i:ュ_,ハ,,_ ,. ‐( ■兵器重火器AAスレッド〔7〕■ ..::) `''|: ili''" _=ニ;'-:‐iェェェli、 ( ヾ..,, ,,ノ ,,-‐ ( ,,:: ,.‐( ..:: ,,ノ _ .. . |i!:!i:i _i'__::i ;-:‐iェェェェli_ :´ ,、 ( :i : .....i':ッ,|:::: |l|:l.i:i_ i,i´:::l;"_=_-‐:ェ:iエエエ|l._ `゙ ,'i:', ゞ.. ....................::::::::::::::::::::::::::::::::::''´~|;;;; |l|:|゙l゙| ̄, -‐,.:‐i‐゙:ァ; :i i´:ュ. ,'.,i:_', o o .......::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|;;;; , __|l:!:!,|;l:_ ' i:_;;_-t_‐,,i:_ _ _:iニ:」__ ,' i /"/" :::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;; /_', _,、\ !_::_;└-ッ ・_r:i=:ij ャ;''i-/゙・・・・・',lL!-‐ ̄:、:ヾ' ヾ"、 |! ヾ:'、_;シ l`ヽヾ,r‐-: ヾ、三::,ソ:: `/ .... :l' ___:i_'_'リ_,i',_i -_ |! _ヾ::_-;=i ̄|:i-!_;;i ;;i゙l::;r‐¬ '''ヘ:. ,r‐¬:、 _lL!-‐ ̄:、:ヾ'_-`_‐o_‐o _,. 、、-r;、 _`i,,,,,..._.. 、' -.,-― ¬ '''":‐-: ヽ ゙‐/__:;; ―: |' ___:i ' 'リ_,i',_i ___ ,,,, 、、 --―¬',、""´ `‐'' / :=:i ¨¨ '、ロ,!'、t;! i_:コ」 ヾ__lコ_,,l _ ,,, ... ` 、、 ---―― ¬'' """"¨¨´ ̄ 、-ジ! ,' i ゙̄ ‐' ''''''.,.,.,""".,.,¨´- ̄.,.,.,.,.,.,//.,.,.,.,., 、、、 - ‐ ' ' ' ' ```` ¨¨ ゙ ゙ ` -'' :i i ____ ,// ., ., ., ., ., ., ., ., ., ., ., ., ., ., .,., ., , , | |_,,_,,`i::====i' _ _ __ __//_ __ ___ ___ ___、‐'-'‐¬;_ _____________;! (,, ´∀)  ̄ ̄  ̄  ̄ ̄  ̄  ̄ ̄  ̄  ̄ ̄ ̄ く;`ヾ∀/i〉, ┌───────────┐ ‐ - _ ‐ ‐ --―_¬'' ",,´i`:ヽ │古今東西の │ ´` ,.、 ^ -- ̄―二::-‐!`::/ │兵器、火器の AAスレだ! │ ''´` ,,、 '"`` -''ヽ、 ,,::'ヘ、,/,.ノ'゙ヽ└───────────┘ ´ ` 日本海軍重巡「愛宕」
┏━┓ ┏━┓ ┣━┫ ┣━┫ _ ,,,.......:::::: ┃ ┃ ┃ ┃ i゙:r:゙、 ,,......:::::::::::::::::::::::: ■兵器重火器AAスレッド〔7〕■ `\' 、 ,,,:::::;;:::::::::::::::::'''''' ┃ ┃ ┃ ┏━ ┏━┓┏━┓┏━┓┏┓┃┏━ _\'_、___::::::::::''::::::::::'' .........::: ┃ ┃ ┃ ┣━ ┣━┫┣━┛┃ ┃┃┃┃┗━┓ ,r:‐、:―:、,_、l ` ‐: ..,_‐‐ュ ::::::::::''' .....::::::::::::''''''' ┗┻┛_ ┗━ ┃ ┃┃ ┗━┛┃┗┛━━┛ . ヘ,__ \ ,-`‐:、l :|^(,)| ・ ̄・ ̄・:|\..,,:::::::''' /ii三ニ:ヘ !_|\ \ヾ 、ヾ、!^_,r―‐、―、―‐:、.\ "" __r(C), ・−)、 ',:!:;!;|\ \l‐‐く\` ====='\.\ __ ,,..、-‐、=," ̄ ̄,i` ‐ -- ‐'' ;i.、.._.. ヾ゙ '!:;!;|\ \‐ \\__\__\__\.\ """ ゙ "" |:,:-‐:r' i''ii´ ̄`ii`!: '、`_'' ― ''",! `:, ゙ ヾ゙ '!:;!;|\ \__`く_| ヾミミミミミミミミヽ,_\ """ "" |:| l ヾ‐¨‐¨‐''  ̄ ::i ヾ゙ '!:;!;|:ヽ.:',. ̄ ',' l~r;‐; ̄‐ ̄― ̄i: ̄ ', |:| o:i、__ ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄ _/|:, ヾ゙ '!:;!:ヾ',_,_',:!i'i:!`;ll"´_-``ll´゙il',_,_', |:|8_/iヾ┘ └.‐゙、:o 'ヾ゙ ',,/三;/―`"'"‐`' ー '"`,:"三;/ ,/|:|.|:l:`|` ヾ、___________,/ := ヾ8 "" ~ - ''"  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~ - ''" |: |:l‐:| | ,、.!:!´: ,. //~,. :‐ :、~ヾ:,  ゙̄:`:!:! |゙,::',ヘ ヾ=゙ヽ ヾ=゙ヽ "" |: |:lll|:l '、 :リ|:l : ゙ l i i,i;"‐`i,!i i l' ゙'. : !:! ,,l ',::', ヘ "" ヾ=゙ヽ "" ヾ=゙ヽ "" |: li:llll:l `、|:|__:__'、:、,,l'´`l.,ノ,,:'/,,_,:__|:|/'":, :i:i:':、ヘ. "" ヾ=゙ヽ ヾ=゙ . |: (;ッ(;ッ ヾ ::::::::::::::: ̄ i'´-`:i ̄_‐_r‐:.、 :::゙ ',__',(';シゞ' ヘ ´´ ヾ=゙ヽ "" ヾ . |: | ,r ¬:、、 :――:ヾ'=' ' ‐:、 ~_−' r ¬:、、 ヾ:ヘ ヾ=゙ヽ "" " |: | `_=‐"'__l二二二i_'、_--_',!Li_‐__` _=_.''__ :ヘ, ┌───────────┐ |: !"(-) ̄ ,. _-_.、 ,-:――:-、  ̄(-):、 │古今東西の │ "" |: | t:ュ i :l_・,l: ! | :|三三|: | _rュ! ', │兵器、火器の AAスレだ! │ . |/l:‐ヾ!―――― ゙'‐,._'"――――',r―― 、' ,::,―――=i/i ヾ, └───────────┘ i::| i_´_,''ノ‐~-=r;======r;=== ',:', ',=', ヾ=゙ヽ :i::i_____| |ニニニニニニニニニニニニ| |______',=', """ """ ヾ=゙ヽ ヾ〃 i;=====ill| | | |i ',=====', ,,, ヾ= i:=====lr| lュ r| lュ i:=====i """" i ニニニニニ:i|lU,! ――――――――――/lU,! i ニニニニニ:i i:三三三三三i __i' ヾ,! ,!,゙三三三三三リ PzkfwY “TigerT”
┏━┓ ┏━┓ ┣━┫ ┣━┫ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┏━ ┏━┓┏━┓┏┓┃┏━ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┣━┛┃ ┃┃┃┃┗━┓ O; ┗┻┛_ ┗━ ┃ ┗━┛┃┗┛━━┛ \ヽ ||::`::‐..、_ \ヽ ||::(,、:::::;i:::`::、 rt;===t;=‐、 \ヽ ||:":::::::::;i:::::;;::ゝ )) [ ̄ ̄ ̄,]|| \ヽ || γ:ヾヽ、:::::(  ̄ ̄ ̄ || \ヽ ,r ¬、゚д゚)ヽ:! 〃 || \ヽ i r=; O::ヾ; ■兵器重火器AAスレッド〔7〕■ || \ヽ _:=ュ_,..__ i'二二二'i_:シ || /ヽ_,:ヽ:‐,r "´ `:, || i :i ヽ-'' ゚:i ‐ _ _ _ :', || ゝヽ__ヽ‐,,: ― ‐ ,::‐';、―‐ -- 、 _,,,..., || ,, '''_¬゙ ―― --: - ‐゙ ‐' _ i'´__`: `: || /_,´‐:`, ,r‐,r‐,r;ッ |〇;、‐ ¬  ̄ ゝ _,ノ,,,..ノ _ || _,,.. -‐"_-, ゙゙ - " r"___,/ :|_‐:¬''''__""」 _ ,,,,...、"-`―‐、 /´_:::::::ヽ || /  ̄/ / r;,r'r:,¬r:ッ ,,.. - ‐゙',..¬´''''_"""_´,,, 、 _-= ‐ '''''',_":´ヾ; (ω゚= ,). || '¬ ‐-::": /_ "¬ ‐-' " /_  ̄ /ヽ'''',":-、"´::=:、 ,r;‐ヽ;::"ヘ〃`:i:、゙i:;! ・:‐と,,::`;〕 || ヾ三ヽ ヽ..,,,_ ̄ " ''' −-`:i = ̄::!ッ i: '/´ ':'; i:;'、゙i::|:!、 :i:!:iュ i:i:i゙' i:|、,:7' i:::i::::::ゝ ,||. ヾ三ヽ、',:::::::::`:; " ''',,. −- ヘ'' ‐-ヘ ノ:|;i ゙' :,i:|:l:i:゙ :;i:!','、,,:ソ'、-;7ゞ_シ ''" U ヽ) l _,;l ` ‐-` ‐-" ''''"""´ ヾ''_‐::ヽ、'、 -:'ソ_ヾ‐'シ,,'`='"‐'''""´ ‐ ,,_ " ,, ― " ―´  ̄ """´´  ̄ ,, ― "_ ―" _" ,, ´ ̄,, ―_´ ̄ ┌───────────┐ - _ - " _ ´ __,, │古今東西の │ ,, ― _,, ‐ │兵器、火器の AAスレだ! │ " " └───────────┘ T-34/85
380 :
埋め立て :04/09/24 19:45:36 ID:0VatQ1cA
>379は「WEAPONS」の「A」が抜けているが。修正が面倒なのでそのまま。
381 :
埋め立て :04/09/24 19:46:07 ID:0VatQ1cA
, !,> l | | ‐――=roニi;l | El=i:lr==ュ,r:、._ ii ___ ,r,゙:'="r: ̄__ _ :'三||iュ  ̄ロ゙‐:',¬ l二lニニニニニニニニll___llニニニニlt((、゙' /__/__〃  ̄'‐' _,‐,',,','┘ ヾ,,`_―_―_¬-- ̄-,,_シ''"´_ ̄_______rェ‐;_ _ュ_ll王i!l二l| ̄ ̄|llrュ‐¬ ̄rッ-‐i=,) l:|¬!ニニニニニニ|、! ¨:¨_llュ_ ",´:-¬:、‐- ̄、、 ̄,,, ̄_ ̄_ ̄ ̄_ ̄_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄_ ̄,.-、,,._ l|ヘ| i:i': :o : i;i .::" ‐:ヾ, ,::" ‐:ヾ, ~.::"~‐ヾ, ~,::"~‐ヾ, ~.::" ‐:ヾ, i'´ `:i!:l|ヽ ヾ: _- ソ_l(i:l :◎: !l_(i:l :◎: !l_(i:l :◎: !l_(i:l :◎: !l_(i:l :◎: !l.ヾ,,__ノ''" `゙''=- 、,_ヾ: - :ノ゙_,ヾ: - :ノ゙_,ヾ: - :ノ゙_,ヾ: - :ノ゙_,ヾ: - :ノ_、‐''" ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 陸上自衛隊 74式戦車
382 :
丙案の残骸 :04/09/24 19:47:24 ID:0VatQ1cA
( '、 ,,ノ ゙i ‐'' :;!‐'' ゞ..,, ,,,..ノ‐'''、,,,,..ノ'''` ‐ '' _ /" ´ 、 ` ,:' :、 /'" \ ('‐) ` . _:. .: ' ,:' :、 ,,..,,_ :'ヽ. ,.. / " \ `` `,, ':;`"´ `; _:. .: ' _ ,,. ''"`,.升心 :i ヽ.\ / " //`; \ '‐- ` ",, ':;`"´ `;.:´_,,) `''" ;ソ \_ヽ::\,///,/`/ \ '‐- ,,. ''" ,:' :、 ''" ,: :´ / :/;ヽ,/ /`/ ヽ,, ,,. ''" ,,.. - 、 _:. .: ' .. `; // 、:i '"`/ , -:、 ,,.´ ''" ,. " ,, ':;`"´ `; ,:' :、 / "、、 / ` \ r¬;''" :、´ '‐- ‐ 、 ''" _:. .: ' "´ヾ.,,_`,/ ` ‐-- ,,. '" `¨ . ,,. ''" `,r''´' ,, ':;`"´ `; : `/ /ヽ、 ,, ,,. 、 ''" ,,. ''"´ `ヽ 、 '‐- ‐ 、 ''":、, /,/ヾ,/ ,,. ''" ;! ,,. ''"´ \ 、 ヽ '"' //、゙'/ " ヽ i ''"´ \ " 、 ヽ / '"ヾ/ ,r: ¬、 ,.. ‐\. \ ,/ \ 、 ヽ ,/ " i: : _ ( ` ‐ " \ 、 ヽ ,/" :'´ ヾ::,, :'" `: \ 、. ヽ ´ γ⌒ヽ '、,, ,.ノ ..::::, ‐ 、 \" ヽ ,,..( ::)‐、..::: ,.r‐ 、:::i ` ― '' ( :: ‐ :: ヽ,i ( :: ::` - B-29と紫電改
383 :
埋め立て :04/09/24 19:48:18 ID:0VatQ1cA
i i :;T _,‐:.=__ ,_∩ |.= " :_ヾヽl:l|__: `,'r;.゙l_l|,,`'" _i_,'_Xll_l| (,,):Xll::llo _,:¬ ‐_ 印'' _'iェェェェ!ェェェェェ'‐; _ __ ,' ,'ィ_ ̄! ,r‐ 、 ‐: -O;i;;;i_ iニiニi ,'n:=┘ :! i :i r‐=i゙:: ゙i¬::―'-: ,'r;tュ _l; ` ‐" :i i :!、. :: :::: ー:、 __. ,'~冖~:i : ! ゙-::┐ 、: :|':_ . 。_:'_´,:" :!. ,  ̄ ̄ ̄:i: ̄ : ,、 ,、 ,i iii:|ヽ:: ヽ|! ‐、 、`i :_:_;__: : : : r;,-r; -、 i-' ' :-' _, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i :: ̄ :! ̄ :| ヘ ヘ ':,':,;! ――_―; ,,... ` 、  ̄ ̄  ̄ `¨""""" '''''''' ¬ ――――‐゙――' `ー'―' ¬' '゙ '''""´ / ...''' ,,,,... r'_`.-= 〃 ゙‐//,:-' ,,、‐''' ''' " \ ,,:::" `ヾ." ,=,,ノ ,, ,,,.. - 、、-‐''"`"、、" 、、 ヽ' ,, ‐ `、 "",,,'''... ..,, ,,,, __ ,,,, 、 _ ,,,.. - 、...,,、-‐'''" `''" ` ` ,,.. ,, ´ ` 、、 ‐ - ‐ "´、`` ‐ ´ ` 、、´ ` 、、 `,,. " ` 、、 " ` ''' " ` '''´ ` DDG175 みょうこう
384 :
埋め立て :04/09/24 19:50:05 ID:0VatQ1cA
:.===; r:==:ュ.┴;―‐┴:‐:, Oニニニ) :i: :i:: :: (':==‐ __i゙_'―_':_:i::__,::_', _ i,_r,'ヽ l二l i: :i:` '':i:――゙'―‐:- ̄_==_、 __i゙''、'シ ,_ i:_:i:__:i:.. :i-t=゙ii::::゙ii::::゙iiュ ,r=:`l:: ! ニ' l´,r=,=‐‐- ̄、、、"""...''''''',,,¬''_‐_'_`-__、、 i三i::|;/_ー_ _,| i三i !"二、ヾ'==゙'==''=''==‐-:゙! ヾ=ヽ':、__゙'__':ヾ=ヾヽ、,,_,,二二二二二二二ニ,ノ‐'ソ ヾ=ヽ') ((')((')((')ヾ=ヽ,) ((')((')((')((')((')((')((')(('),,::-''" `~~~~~~~~~~~~~`~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´ 八九式中戦車
i゙:r:゙、 ,,......::::::::::::::::::::::: `\' 、 ,,,:::::;;:::::::::::::::::'''''' ,,:: " `,, ,,:: " _\'_、___::::::::::''::::::::::'' .........:: ,,::"::: ..,, ,,:: " ,,::"::: ..,,,,: ,r:‐、:―:、,_、l ` ‐: ..,_‐‐ュ ::::::::::''' .....::::::::::::''''' ,:'‐:- ..,_,:'" """ _,:'‐:- ..,_,:'" ヘ,__ \ ,-`‐:、l :|^(,)| ・ ̄・ ̄・:|\..,,:::::::''' ,'::=:'' :=:;' /ii三ニ:ヘ ,:=:;' !_|\ \ヾ 、ヾ、!^_,r―‐、―、―‐:、.\ "" :i::=:: ::=::i; __r(C), ・−)、 :i ',:!:;!;|\ \l‐‐く\` ====='\.\ __ ,,..、-‐、=," ̄ ̄,i` ‐ -- ‐'' ;i.、.._.. ヾ゙ '!:;!;|\ \‐ \\__\__\__\.\ """ ゙ "" |:,:-‐:r' i''ii´ ̄`ii`!: '、`_'' ― ''",! `:, ゙ ヾ゙ '!:;!;|\ \__`く_| ヾミミミミミミミミヽ,_\ """ "" |:| l ヾ‐¨‐¨‐''  ̄ ::i ヾ゙ '!:;!;|:ヽ.:',. ̄ ',' l~r;‐; ̄‐ ̄― ̄i: ̄ ', |:| o:i、__ ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄ _/|:, ヾ゙ '!:;!:ヾ',_,_',:!i'i:!`;ll"´_-``ll´゙il',_,_', |:|8_/iヾ┘ └.‐゙、:o 'ヾ゙ ',,/三;/―`"'"‐`' ー '"`,:"三;/ ,/|:|.|:l:`|` ヾ、___________,/ := ヾ8 "" ~ - ''"  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~ - ''" |: |:l‐:| | ,、.!:!´: ,. //~,. :‐ :、~ヾ:,  ゙̄:`:!:! |゙,::',ヘ ヾ=゙ヽ ヾ=゙ヽ |: |:lll|:l '、 :リ|:l : ゙ l i i,i;"‐`i,!i i l' ゙'. : !:! ,,l ',::', ヘ "" ヾ=゙ヽ "" ヾ=゙ヽ "" |: li:llll:l `、|:|__:__'、:、,,l'´`l.,ノ,,:'/,,_,:__|:|/'":, :i:i:':、ヘ. "" ヾ=゙ヽ ヾ . |: (;ッ(;ッ ヾ ::::::::::::::: ̄ i'´-`:i ̄_‐_r‐:.、 :::゙ ',__',(';シゞ' ヘ ´´ ヾ=゙ヽ . |: | ,r ¬:、、 :――:ヾ'=' ' ‐:、 ~_−' r ¬:、、 ヾ:ヘ ヾ=゙ヽ "" " |: | `_=‐"'__l二二二i_'、_--_',!Li_‐__` _=_.''__ :ヘ, ヾ=゙ヽ |: !"(-) ̄ ,. _-_.、 ,-:――:-、  ̄(-):、 ヾ=゙ヽ "" |: | t:ュ i :l_・,l: ! | :|三三|: | _rュ! ', ヾ=゙ヽ . |/l:‐ヾ!―――― ゙'‐,._'"――――',r―― 、' ,::,―――=i/i ヾ, ヾ=゙ヽ i::| i_´_,''ノ‐~-=r;======r;=== ',:', ',=', ヾ=゙ヽ :i::i_____| |ニニニニニニニニニニニニ| |______',=', """ """ ヾ=゙ ヾ〃 i;=====ill| | | |i ',=====', ,,, ヾ i:=====lr| lュ r| lュ i:=====i """" i ニニニニニ:i|lU,! ――――――――――/lU,! i ニニニニニ:i i:三三三三三i __i' ヾ,! ,!,゙三三三三三リ PzkfwY “TigerT” '、:三三三三:シ ヾ'':;三三三三::シ
○;、 \_,\ \_,\_ \_ッ゙ヽ、 ヾ. \ _ ヽ、_,,ソ、 ◯_i"- \_,\=_=:、,,. 、 -‐=::=i¬o: .,、,.、,r'‐\_,ヾ:、 ‐: └' ¬:‐o、 ヾ' ゙''、_,ソ;ヾ:‐,ソ:::i ':リ':リ':リ'リ'リ'リ:',‐-i'"゙ヽ _゙,‐_''__i::゙‐''::i____-__―__', ‐ゞ‐''__ ,,:r''"´ __ / ̄ ``、、 三゙―゙三 ,,、,,''"''" _i`シ、` 、` 、` 、 /´/' /' /' // ::i'O: ' ' ``、、 ,,、,,''"''" _ ,.、‐''",,i:/`: ,ヾ ヾ ヾ;゙ヽ i__:ii__ii__ii__i_i__:゙|_ュ|__t;__`"___(',,シ _|_r|,゙;__i_i__ii__ii__ii:__i '‐:_‐_―_‐:_ ::゙i __,, ,, __ __ ,, t:_,!_;:‐_―_‐_:‐' '‐:_‐_―_‐:_‐'', ゙ ̄  ̄ ゙ ̄ ゙̄  ̄  ゙̄  ̄/:::_;:‐_―_‐_:‐' '‐:_‐_―_‐:_ :ヾ‐゙―゙―――-―――゙―゙―゙、 _;:‐_―_‐_:‐' '‐,:_‐_―_:‐,,_,,、‐''" ヾシ:_‐_―_‐_:‐'  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ T-72
387 :
埋め立て :04/09/24 19:52:15 ID:0VatQ1cA
,r_―_―ュ ___i"=_r;_=_゙i____ /r:===:┐:i::゙|  ̄_ ̄ ̄l __i ,! ̄ ゙゙'':、 _ ___O,O二))三)l l :l | 。:。 l::r:_l__! | O))ニニニニニ.,)二二二二二二),)__,! ,! lo :i :| ゙ :l:ゞ''''" :| ____,,/__ ̄_= ='┘i_|____l__;―_‐_┘ニヽ_ /, ,:==;――,-_-_-;――,'''" ̄| | ___E//:,'ニ・==、-_,;_l','__i__,,|____________| "‐ ̄‐、´_,,..、- ''‐'― '――"‐ ̄‐、´_ ̄ _,..,,_ _,..,,_ _,..,,_ _,,..,,,_ヽ ,;"三,;| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,;"三,;:ヾ,''‐="-'‐'O''‐="-'‐'O''‐="-'‐'O''‐‐="-':‐'‐ヽ i::三::i:|:_______i::三::i:).'ll:, =:、 , =:、:, =:、 , =:、:, =:、 , =:、:, =:、 , =:、i: O i! ヾ:三ヽ、,T_____T_ヾ:三ヽ'' ii:o il:ii:o ilii:o il:ii:o ilii:o il:ii:o ilii:o il:ii:o iiヾ-ソ ヽ;三ヽ、-ソ,,'、-ソ'、-ソ,,'、-,ヽ;三ヽ、-ソ,,'、-ソ'、-ソ,,'、-ソ'、-ソ,,'、-ソ'、-ソ,,'、-ソ,,-" `~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~`~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´ 日本陸軍 五式中戦車「チリ」
388 :
埋め立て :04/09/24 19:53:39 ID:0VatQ1cA
ェ'‐ェ―ェ':ェ __、-,,.、、 -‐ ¬'' "  ̄ ̄ ̄ ̄', ̄', ‐―;'゙l_l (':) ', ', l´l゙l i! ̄ ̄l:l'゙:| (':) ',_',_____ ,_ _ `''゙ ゙'――,:.,ィ! l| `''‐ 、 .,, 、‐" |ュi ii l. l:i)_/,´/ ' :||__,,、‐_" `_''_‐、,l゙|Ei_ii_i' ,,、-‐================゙==========゙======================= ‐- 、. /' l,:'":,~,/'ヾ""゙~~◎~"""""゙~~◎~"""""゙~~◎~"""""゙~~◎""" '''''',r、¬,::、.-` :i:=::◯::=:i: _ _ _ _ _ _ _ _ /i:'-:'o;'"_i; ヾ:/__':,ノ' ,r‐: 、=,r‐: 、. ,r‐: 、=,r‐: 、. ,r‐: 、=,r‐: 、. ,r‐: 、=,r‐: 、/_.':、'゙_il_':ノ' ` ‐、_ ̄! ◎ i!:! ◎ i!:! ◎ i!:! ◎ i!:! ◎ i!:! ◎ i!:! ◎ i!:! ◎ i! ,, 、‐''" `゙ ` ‐゙"‐` ‐゙"‐` ‐゙"‐` ‐゙"‐` ‐゙"‐` ‐゙"‐` ‐゙"‐` ‐゙"'''" 独 ブルムベーア
389 :
埋め立て :04/09/24 19:54:31 ID:0VatQ1cA
____ __,i: :i: :i: i '‐_i:_._:!:_._._:i:_,! _,,___,,__ ====:ニ;ニ〃゙'i i=ュ ̄`lヾ:iニニニニi:i ‐-;_ _,_ ,r、―.―‐'"‐`┴`==''┴---'`--:、- -- 、:、=、 i' . o ゙i ゙'" └゙‐゙┘ ゙‐' ,'" ,.、.`: ヾ ,,ノ_ ャ‐=ニ=‐,ッ __. ャ‐=ニ=‐,ッ i, ゙-' ,! ` ‐ 、,,◎゙◎ ◎゙◎ ◎゙◎ ◎゙◎_,`、=- " `~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´ ___r:__ i!: :i: :i: ! ‐!二i'i!: :i:. :i: i __i!:_._:i:__.__.__:i:_._! r―i :il!)‐:ュ r:――:ュヘ._:i;―ti――ti=-_ ===!ニl二i;_i :i i三i | | :i:_i:ii二_二二_二:ii l‐=--、 .......... ,,,,,,,,,,,,,__,,、:'、ti_,:i_ー――',_:!___iヾii二l:|_|:l二ii‐二ii=;= ´:r'" `:`"◎""""'''''''''''''''¬―ii ̄|0| ̄ii ̄-"-"- '''、、r=:¬―-,、-=-`、 ', ゙'' リ _,,,、-''_三_''‐ 、,_  ̄ ̄ ̄ _,,,、-''_三_''‐ 、,''" __, i'_`_r:ュ":゙: ` = '‐ ,, ,,,_ヤ _,,,aOa,,,_ /, _,,, __ ,,,_ヤ _,,,aOa,,,_ /, _,,,:i_◎=', ,,ゞ''、:リ ` ‐ ,,(('‐,;‐ャ,‐)) (('‐,;‐ャ,‐)) .(('‐,;‐ャ,‐)) (('‐,;‐ャ,‐)) __,,..`、‐=‐'' `~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´´ 伊 M-11/39
390 :
埋め立て :04/09/24 19:58:52 ID:0VatQ1cA
___rュ_ ‐―――i:ニニ:'´i!: :i: :i: ヘ  ̄ ゞi!._`_、:i:__.__:i:_.,ヘ i!)t;i:  ̄ ̄ ̄ ̄:i;t;;lニ;―,r‐ 、 ___ ,,,i!:_゙:i:__.__._._._:i__|__'、iii,ソi_ `r",.、`:~,◎゙-~、:´~~|◎ |~""''r''ァ¬‐ - 、i、,,_ . '、,,゙,,ノ(O), ‐ヽo', :‐ 、 ̄, ‐ 、'oシ" 、(O:O)_`:ュ`: `'' - 、 '、_‐,--、‐_ソ ̄'、_‐,--、‐_ソ `" ゞ ゙,ノ `~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´ 伊 L6/40軽戦車
391 :
埋め立て :04/09/24 20:00:17 ID:0VatQ1cA
ばんじゃ〜い ___ ヽ=☆== / ∩(・ω・ )∩ =tニr=== rtニ;======;ニ;= `_,, 、-'‐゙―゙゙―'‐," lニニニニ:i:i i: ',iニニニ '  ̄ ̄i,i i_____',_ ,'´/ i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヘ ̄i`ii ̄ii゙゙illlllllliiiiiiiiiiiiュ ,r‐=r:==r:'====;―:――――― :‐==::===::===::==―'-、 ,. = 、=‐-‐r=ャ:‐--------‐,:=、:‐--------‐r=ャ‐--,,、‐=:、 i' :! ._ ゞ'' ,r;‐l::二二 ゞi' 二二::l=:ュ ゞ'' _ i゙ o ゙: ヾ ‐ ' :'´ `: . :'´ `: . :'´ `: . :'´ `: . :'´ `: . :'´ `:ヽ、,,_,ノ `''‐ ヾ,._,,ソ,、ヾ,._,,ソ,、ヾ,._,,ソ,、ヾ,._,,ソ,、ヾ,._,,ソ,、ヾ,._,,ソ-''" `~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~´ 以前某スレ向けに描いたチハ
392 :
埋め立て :
04/09/24 20:01:34 ID:0VatQ1cA r=ュ /:::i' :::::..... _;ヌ_ _,,:'==゙ュ,,,_ __ ::... Fi':二:ニ;ュ= .... !ニ,!'_ilエli = ,,',)ニ!==== rii 二ヘ ::::... ,l'''',ニ,ニ,ニ,ニi.._ ::::..., ,iニニ:‐二二二二二ll‐... _ __ _ ,(C)´∀)_ _ ___ヾoo,oo,oo,ooジ r:__::::...(:・,) ::゙' ゙'lニll゙' (:・:)゙' ,';、";ヾ';;! r''",ii..二ヘ____`_‐,◎◎◎◎◎◎,''" ,';;;;;ヽ;m;i :' (C)._゙:  ̄  ̄  ̄  ̄ ,,. -'、三三三i.....,,,,,,_ '、,,,,,_,,ソ _ ,,,_ ...... |:゙ i,,ノ li´_l_`l| ,-_-, ̄',ヽュ.......___ ./';゙-';;;;<:;i;;;;;;;;;;;ソ‐' ::::::..... ::.. ゙―/__,,l_'ー゙‐'',|_゙¬'',゙_,,ィ,'‐゙'―' '''''''''' /;;;;;;'、;;;ヽ;:!"" ̄ ....::::::... :¬_ニ_ニ_ニ_ニt―ュ二二二二二二二二li'―r;_ ,/;;;;;;;;;;;;ヽ''‐、 .::: ::::::..... "´,:r::¬:、‐ - - ァ::ャ- - - ァ::ャ- - - ァ::ャ- -,、:: ‐:: 、ヾ:, 三三三三三i :::: :::::::..... i‐゙(,,)゙‐i i;゙ '" ゙ "i_ ̄[]:゙ " i'o r;; o'i;''" 二二二二二,)__ _. ‐ 、ヾ',,i,,゙ノ ...i_i ... ... ... ̄ ... ... ヾ゙,,o_゙ノ' ‐,//r―‐:――ュ |  ̄ ̄ """ ',',''::、 " , ` ‐ 、,,(◎)(◎)(◎)(◎)(◎)(◎) 、 -'''" '"/ :|=r:ュ:|r‐_ュ=i | lヽ二シl|| ',',: ';,=====ュ ............... """""""""""""""""""""´ ,/ |=゙‐' |゙ー'':=i | ゙"―`''.゙ ',', :ii__,,||___|!二lニニニニニ! 'ー‐┴―‐゙' .| ,,.、:',',,/'  ̄ ̄ ________,|____,,.. ‐''",__',',__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__,l l__ ̄ ̄ ̄ ̄r:、―‐,,‐: ̄i:i、,,,,,,,,,_ _ ________¬ i''''____|,:゙'_¬ヽ_|_i:i',"_"_,(ii;-‐゙__ ―――――――――――――――――――――――――‐ '、':、 「フィンランド湾から黒海まで」での一コマ