2 :
快速ライナー:04/03/18 21:35 ID:+MyUMoZD
2ゲットズサー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩ ∩
〜| ∪ | (´´
ヘノ ノ (´⌒(´
((つ ノ⊃≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
3 :
2:04/03/18 21:35 ID:twMrKsHT
乙
死神くんだったのか
4 :
快速ライナー:04/03/18 21:35 ID:+MyUMoZD
ドッコイショと、・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゜Д゜ ,)⌒ヽ
U‐U^(,,⊃'〜... (´⌒;;
何見てんだゴルァ!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ポ ∧∧ ポ
ン (゜Д゜ ,) . ン
(´;) U,U )〜 (;;).
(´)〜(⌒;;UU (´ )...〜⌒(`)
乙!
立てようとしたけど無理だった・・・
スレ立て乙。ただ誘導が出来なかったのは痛いなぁ…….
すいません。過去スレ編集に手間取ってたら・・・
前スレの大長編で号泣しました。・゚・(ノД`)・゚・。
顔べとべと
わかってくれるさ!スレ建て乙
10 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/03/18 21:37 ID:xuyqN0xX
スレ立て乙
さっきのは泣けた
作家さんも乙
前スレは消費早かったな。長編が入ったからね。
短編もいいけど、長編には物語に入り込める良さがあるよな。
死神のやつは泣けた。福ちゃん・・・
12 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/03/18 21:38 ID:s8RacK+n
最高だ
>>7 気にスンナ。アンタは悪くない。
悪いのは(ry
スレ消費早かったって言ったけど、立ててから一週間経ってない。
活発なのは嬉しいね(*´Д`)ハァハァ
支援スレにはかなわないけど、かなり早いね
大長編乙
健気過ぎて泣けた。
◆rizRAmXM.gは長編の神ですか
(Д`)・゚・スレ立て同時に乙でした。
Σ(゚Д゚;)すでに第13スレあったのか
第11スレから新着無くておかしいなとは思っていたが…_| ̄|○
めちゃ早。やっぱりコイチはすごいなあ。
昔とんちんかんが好きで好きでたまらんかったよ。
>>18 心配すんな、第五幕が
生き残っている板だからな。
>前スレ最後
何でだろう、あの話だけ読んでたよ(ノД`)涙倍増
え、えんどコイチー!?
ってなった。
23 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/03/19 01:17 ID:EiIhCVo3
>>1さん乙!
感想書き込んだら512kb超えてて書けなくて焦ったよ(w
>>前スレの作者タソ
長編乙ー!何とも言えない読後感ダターヨ。
正直勧善懲悪ではなくてスキーリしないけれど、
でもキレイな話だね…。
人
゚・*:.。. .。.:*・゜ヽ(0w0)ノシ ゚+.゚ウェイ!ウェイ! ゚・*:.。. .。.:*・゜
↑
前スレより下がってたからわざとageてみました。
ごめんなさい。
25 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/03/19 01:22 ID:sIV4vpOe
∧_∧
( ・∀・) ))
/つ( ̄`ヽO_ノ⌒ヽ さてと、そろそろ寝るか
ノ ) \ ))
(__丿\ヽ :: ノ:::: )
丿 ,:' ))
(( (___,,.;:-−''"´``'‐'
おまいらも、さっさと寝ろよ
∧_∧
( ・∀・ )
/ _ノ⌒⌒⌒`〜、_
( ̄⊂人 //⌒ ノ ヽ)
⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| しきしきぶとん〜 |
\____ _____/
ヽ| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| かけぶと〜ん |
∧_∧ \___ _____/
( ´∀`) |/
( つ つ
(、⌒)⌒) ∧_∧
 ̄  ̄∧_∧ (∀` ,)
(  ̄(( T∀T) と と ヽ
\と(''⌒`''"~`ヽ, (_(_、_)
\\ ''' :::: ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
\ヽ,,,_,_,, ∧_∧ < まっくっらぁ〜 |
ヽ,,___( ) \_______/
と O )
(、_)_)
懐かしい…。
古き良きスレでしたね。
全スレおつです。
自分が福子と同じ立場だったとしても
ここまで最後まで友達に優しくできるかどうか・・・
もうすぐ死ぬってのに友達の事を思えるかどうか・・・
(つД`)感動したよ
「死神くん」は名作だったよなぁ。
AAにするにゃちと長すぎる気もするが。
彡ミミミミ))彡彡)))彡)
彡彡゙゙゙゙゙"゙゙""""""ヾ彡彡)
ミ彡゙ .._ _ ミミミ彡
((ミ彡 '´ ̄ヽ '´/ ̄ ` ,|ミミ))
ミ彡 ' ̄ ̄' 〈 ̄ ̄ .|ミミ彡
ミ彡| ) ) | | `( ( |ミ彡
((ミ彡| ( ( -し`) ) )|ミミミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゞ| ) ) 、,! 」( ( |ソ < 前スレ352-521感動した!
ヽ( ( ̄ ̄ ̄' ) )/ \_______________
,.|\、) ' ( /|、
 ̄ ̄| `\.`──'´/ | ̄ ̄`
\ ~\,,/~ /
「死神くん」懐かしいなあ・・・泣ける話が多くてとんちんかんと同じ作者とはとても思えなかった。(w
漏れは二人の宇宙飛行士の話が好きだったなあ。
作ってみようかなあ・・・でも、流石に長いだろうしなあ・・・
>>31ガンガレー
こっちも必死になって応援する
このスレってショートショートって言うか
短めの話総合スレみたいな気がしてきたのは気のせい?
前スレ
>>492 見よ!何たる美しさ!!・゚・(ノД`)・゚・。
最近大作多いなぁ〜
36 :
3/67:04/03/19 20:16 ID:5MtmsS4x
4人で賭け事と聞くと麻雀を思いつく人が多いであろうが
彼らはたいていこのような賭け事をしていた
| またせたな | |
ヽ_ ___丿 遅いモナ!!! |
V \__ ___/ |
V | はやくしろよ |
`─y─────'
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
( ´_ゝ`) f(´∀` ) (・∀・ ) (゚Д゚,,)
( ) ヽ、 ) ( ) | つ
人 Y | | | | | | | )〜
し(__) (_(__) (_(__) し`J
λ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 早速例の赤い数字を見に行こうぜ |
37 :
4/67:04/03/19 20:16 ID:5MtmsS4x
| 今日は割り切れてると思う .|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`┬────y───────'
| じゃあモナは1余りで. |
\___ _____/
V
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
( ´_ゝ`) ( ´∀`) ( ・∀・) (,,゚Д゚)
( ) ( ) ( ) ( )
_! ノ i 人 γヽ 人 Y 〜| O
し'´(_.) (__人__ノ し(__) し'´
__∧_____
/ ヽ
∧ | 3余りだろうな |
/ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄\
| 2…… |
38 :
5/67:04/03/19 20:17 ID:5MtmsS4x
赤い数字とは警察署の前に表示される交通事故の死亡者数、
余りはその数を4で割った場合の余りの数のことである。
┏━━━━━━━━━━━━━┓ | (´く_,` )プ |
┏━━┫ ☆ ┣━━━━┓ ヽ___ __/
┃ ┗┳━┳━━━━━━━┳━┳┛ .___ .┃ V
┃___ ┃●┃┌──┬──┐┃■┃ | | | | | .┃ , ──────────── 、
┃| | | | | .┃.モ.┃└──┴──┘┃□┃  ̄ ̄ ┃ | くそー後2人くたばってれば . |
┃ ̄ ̄ ┃.ナ.┣━━━━━━━┫ ┃┏━━━━┻━━┓ | 俺の勝ちだったのに!!! . |
┃ ┃..|..┃ ┃ ┃┃本日の… ┃ | 俺は死神に見放されている!!!|
┃ ┃板┃ _____ ナンナンダョゥ ┃┃ 交通事故.: 14 ┃ `──y──────────'
┃ ┃警┃ ヽ=@=ノ コイツラ ┃ ┃┃ 死亡者数.: 10 ┃ ∧∧ ∧_∧
┃ ┃察┃ (;゚ω゚) __┃ ┃┃ ┃ f(゚Д゚#)ゃ (´く_,` )
┃ ┃●┃ (V> ) └┬ミ┃ ┃┗┳┳━━━┳┳┛ ヽ / ( )
┸――─┸─┸‐ U U . ┴‐┸―┸─┸┸───┸┸─ | )〜 | | |
∧_∧ ∧_∧ ` J . (_(_,)
(lii ) ( ´Д⊂ヽ
し ⌒ヽ ⊂ ノ
(_, J-、,J 人 Y λ_____________
し (_)i´ ヽ
| 最近の警察は酷いモナ |
| 後1人助かってれば |
| モナの勝ちだったのに……。 . |
39 :
6/67:04/03/19 20:17 ID:5MtmsS4x
競馬や麻雀等の賭け事を彼らは嫌った。なぜならそれらは研究や技術に左右されるので
純粋な賭け事とはいえないからだ。彼らは配当金の数字や、雀荘の中の人数などを賭けの
対象とした。四で割ってどうなるかという点を……。
| ̄ ̄/ 9 (⌒)
|\ / X 5
\/ / '⌒) (___)
/ /  ̄) /|
~´ ./. |__
6 º  ̄| ²
ここに4人の男たちがいる
彼らは他に類を見ないほど仲が良かった
∧_∧
( ´∀`)
( )
| | |
∧_∧ . (__)_) ∧∧
( ・∀・) (゚Д゚,,)
( ) | )
| | | | |〜
(__)_) ∧_∧ し`J
(´く_` .)
( )
| | |
(_(__)
彼らを結び付けているもの、それは賭け事であった。
I . ___ ___ I
| 1000 .| .___ . |10000 |
___.  ̄ ̄ ̄ |10000 |  ̄ ̄ ̄_____
| 5000 |  ̄ ̄ ̄ | 5000 |
 ̄ ̄ ̄ .___ I I .  ̄ ̄ ̄
| 1000 | ___
 ̄ ̄ ̄ | 1000 .|
 ̄ ̄ ̄
4人で賭け事と聞くと麻雀を思いつく人が多いであろうが
彼らはたいていこのような賭け事をしていた
| またせたな | |
ヽ_ ___丿 遅いモナ!!! |
V \__ ___/ |
V | はやくしろよ |
`─y─────'
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
( ´_ゝ`) f(´∀` ) (・∀・ ) (゚Д゚,,)
( ) ヽ、 ) ( ) | つ
人 Y | | | | | | | )〜
し(__) (_(__) (_(__) し`J
λ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 早速例の赤い数字を見に行こうぜ |
| 今日は割り切れてると思う .|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`┬────y───────'
| じゃあモナは1余りで. |
\___ _____/
V
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
( ´_ゝ`) ( ´∀`) ( ・∀・) (,,゚Д゚)
( ) ( ) ( ) ( )
_! ノ i 人 γヽ 人 Y 〜| O
し'´(_.) (__人__ノ し(__) し'´
__∧_____
/ ヽ
∧ | 3余りだろうな |
/ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄\
| 2…… |
赤い数字とは警察署の前に表示される交通事故の死亡者数、
余りはその数を4で割った場合の余りの数のことである。
┏━━━━━━━━━━━━━┓ | (´く_,` )プ |
┏━━┫ ☆ ┣━━━━┓ ヽ___ __/
┃ ┗┳━┳━━━━━━━┳━┳┛ .___ .┃ V
┃___ ┃●┃┌──┬──┐┃■┃ | | | | | .┃ , ──────────── 、
┃| | | | | .┃.モ.┃└──┴──┘┃□┃  ̄ ̄ ┃ | くそー後2人くたばってれば . |
┃ ̄ ̄ ┃.ナ.┣━━━━━━━┫ ┃┏━━━━┻━━┓ | 俺の勝ちだったのに!!! . |
┃ ┃..|..┃ ┃ ┃┃本日の… ┃ | 俺は死神に見放されている!!!|
┃ ┃板┃ _____ ナンナンダョゥ ┃┃ 交通事故.: 14 ┃ `──y──────────'
┃ ┃警┃ ヽ=@=ノ コイツラ ┃ ┃┃ 死亡者数.: 10 ┃ ∧∧ ∧_∧
┃ ┃察┃ (;゚ω゚) __┃ ┃┃ ┃ f(゚Д゚#)ゃ (´く_,` )
┃ ┃●┃ (V> ) └┬ミ┃ ┃┗┳┳━━━┳┳┛ ヽ / ( )
┸――─┸─┸‐ U U . ┴‐┸―┸─┸┸───┸┸─ | )〜 | | |
∧_∧ ∧_∧ ` J . (_(_,)
(lii ) ( ´Д⊂ヽ
し ⌒ヽ ⊂ ノ
(_, J-、,J 人 Y λ_____________
し (_)i´ ヽ
| 最近の警察は酷いモナ |
| 後1人助かってれば |
| モナの勝ちだったのに……。 . |
競馬や麻雀等の賭け事を彼らは嫌った。なぜならそれらは研究や技術に左右されるので
純粋な賭け事とはいえないからだ。彼らは配当金の数字や、雀荘の中の人数などを賭けの
対象とした。四で割ってどうなるかという点を……。
| ̄ ̄/ 9 (⌒)
|\ / X 5
\/ / '⌒) (___)
/ /  ̄) /|
~´ ./. |__
6 º  ̄| ²
彼らのうち2人は一人暮らしだった。残りのうち1人はこの間まで父親と暮らしていた。
もう一人は結婚していた。
∧_/∧_∧
∧_∧ (・∀・(・∀・`*ミ
( ´∀`)
∧_∧
(´く_` .)
∧∧∧∧
(*゚ー゚),゚Д゚)
賭け事の好きなやつは親の死に目に会えないというが、この親子の場合違った。
父親が重態におちいったとき、その男は必死に看病をした。
| お父さん、元気を出してください。死んではいけません。 |
| せめて明日まで生きてください。 |
└────y───────────────────┘
∧_∧
(・∀・;,)
(⌒ヽ:::::0::'''0-,,ヽ
<´・\ ::::::::::::::::::ヽ
l D ハ::::::::::::::::::::::ヽ,
∫ .<、・_ ( )
旦 (⌒ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒)
(
)ヽ、
_,〜' `ー、_, 〜⌒`ー、_, 〜⌒`ー、_, 〜⌒`ー、_, 〜⌒`ー、_, 〜⌒`ー、_
;´ ヽ
( わしはもうなおらん。しかし、お前のような孝行息子を持って幸せだ。 )
) よし、1日でも長く生きるよう気力を出そう。 (
〜2日後〜
) 息子よ、お前の願いに答え、1日を生き延びたよ。 (
( )
`ーy,−、_,〜'~`ヽ.__, 〜⌒ー−、_,〜'~`ヽ.__, 〜⌒ー−、_,〜'
( ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(・∀・;,) < 一日以上になってしまった、これでは4で割り切れない!!!
(⌒ヽ:::::0::'''0-,,ヽ |後3日生き延びてくださいあとに残される息子のためと思って……。
<´,, \ ::::::::::::::::::ヽ ヽ_________________________
l D ハ::::::::::::::::::::::ヽ,
∫ .<、゛__ ( )
旦 (⌒ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒)
(
)ヽ、
_,〜' `ー、_, 〜⌒`ー、_, 〜⌒`ー、_, 〜⌒ー、
;´ ヽ
( お前は妙な日数の区切り方をするなぁ。 )
) だがもう無理だよ。もう疲れた……。. (
) お父さん!!死んではいけません!!!しっかりしてください。
) お医者さん、カンフルか酸素吸入か何かを・・・え、手遅れ?ご臨終??
ヽ
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
∧_∧_∧
ポクーリ (・∀・;≡・∀・) Λ◎Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(⌒ヽ:::::::0::'''0-,, ヽ (・ω・` )< 手は尽くしましたが...ショボーン
<´o\ ::::::::::::::::::ヽ ) (ヽ / ) \____________
l D ハ::::::::::::::::::::::ヽ, |__Ω_|
∫ .<、o _ ( ) (_(__)
旦 (⌒ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒)
) 畜生ギコの勝ちになってしまう!!! (
( ああ、お父さん死んでしまうなんて……… )
`ーy,−、_,〜'~`ヽ.__, 〜⌒ー−、_,〜'~`ヽ.__, 〜⌒ー、_,〜'
(
:(∨∨ ):シクシクシクシク
(⌒ヽ:::::0::'''0-,,ヽ:
<´i\ ::::::::::::::::::ヽ:
l Dハ::::::::::::::::::::::ヽ,
∫ .<、! _ ( )
旦 (⌒ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒)
──事情を知らないものが見ればモララーの父親に対する愛情に涙を誘われただろう。
また彼らは常に新しい賭けの形を求めていた。
4択か2択で結果の予想ができない運だけの勝負を…
ある日モナーがギコに対してこんなことを言い出した。
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
( ∧∧ )
( (゚ー゚*) )
( | ヽ )
( UU(_゛)〜 )
( )
`−'`−'`−'`−'`−'`−'
∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧
( ´_ゝ`) ( ´∀`) (゚Д゚,,) (・∀・ )
( ) ( ) | J ( )
| | | | | | | )〜 | | |
(__)_) .(__)_) し`J (_(__)
( ´∀`)「君の奥さんは貞節かい?」
(゚Д゚,,) 「さあな。俺の生きがいは女よりも賭け事だ。そんな事気にしたこともない。」
(・∀・ )「君にも判定が着かないとなるとこれは純粋で公平な賭けの対象となるな。
たまにはこういう変ったのもいいな。俺は君の奥さんがよろめくと思う。」
( ´_ゝ`)「じゃあ俺はよろめかない方だ」
( ´∀`)「モナも」
(゚Д゚,,)「じゃあ俺はよろめく方だな。」
数日後4人によって依頼された腕利きのプレイボーイがギコの自宅に派遣された
∧ ∧ 〜♥ A__A
(*´ヮ`) +(-∀・ )
/つ つ ⊂ )
〜' / | | |
.(/`J (_(__)
さらに数日後妻がよろめいたという報告を受けたギコは───
ギコハハハ!!!!あいつが浮気をした!!俺の勝ちだざまあみろ!!!
_ _
`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´
くそ〜 ∧∧
∧_∧∧_∧ ((Д^,,∩ ∧_∧
(.;´_ゝ`) ´Д`) ヽ ノ (・∀・ ) 俺も勝ちだからな
( ) ) O_,( ) ( )
| | | | | U | | |
(__)_)_)_) |||| (_(__)
このことを耳に挟んだ妻はあまりの事に愛想をつかし、
,〃´⌒ `i、
(,, ,,)
乂 m ,,ノ
|||
∧ ∧ ∧∧
∩#゚Д゚)') (゚Д゚,,)
丶 ノ | J
と_ / | )〜
U し`J
人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_
あたしとギャンブルと、どっちがすきなの??!!!
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
と、迫った。
答えはいうまでもなく、その結果彼女は家を出て行った。
。
# ∧ ∧ノ
( #) #
/ ハ| ??
[U] )〜 ∧∧
# U~ヽ) # (#)Д゚)
( ハ|
| )〜
し`J
こうして4人は全員一人身となったため家族を気にすることなく
ますます賭け事に没頭するようになっていった。
その後も様々な賭けを行ったが、全て勝敗は運によるものだったため、全員均等に
勝ち負けが決まり誰かが破産することもなく延々と賭けが続いていた。
10連勝ワショーイ 20連敗・・・・・・
∧_∧ ∧_∧
;´)・∀・)´) (,;・Д・)
( )ノ → / J J
丿 ) ) ∧_∧ > ) ) ∧_∧
(__)_) (´Д`;,) (_)_) (´∀`* )
∧_∧[10000]]]] ∧_∧チッ
プ (. ´,_ゝ`)∩ ( ´_ゝ`)
( ノ ∧∧ → ( ) ∧∧
| | | (゚Д゚#) | | | (゚Д゚;,)
(__)_) | J. (__)_) | つ[5000]]]
そんな中フーンがこんな提案をした。
____________________________
/ \
| こうなったら一度全財産尽きるまでとことんやってみようじゃないか。 |
\ /
 ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧∧_∧∧∧
( ´_ゝ`) (´∀` (・∀・ (゚Д゚,,)
( つ ( ( ( )
| | | | | | | | |〜
(__)_) (_(_(_(__,し` J
(´∀` )「それはいい案だモナ」
(・∀・ )「一度そういうのをやってみたかったんだよね〜」
(゚Д゚,,)「じゃあどこかのホテルの一室を借りてそこで楽しもうじゃないか。」
こうして4人はそれぞれ持てるだけのお金を持ちホテルに集まった。
夜が更けて勝負も白熱してきた頃部屋にノックの音が響いた。
,,.
| | シ コンコンコン
| | |
| | |
| ______|_____|________
/ ̄ ∧_∧?
/ ( )
∧_∧ _⊂____)___
( ´_ゝ`)/ O ∧_∧
/ つ/ロロ o。 (・∀・ )
(_ / ∧∧ □⊂ )
/ __(,,゚Д゚)ロロ / (___ノ0
|| ̄ ̄ / | ̄ ̄ ̄||
|| ヽ(___ノ ||
( ´∀`)「だれだろう?ルームサービスのボーイかな?」
(,,゚Д゚)「いやおそらく女の従業員だ。」
( ´_ゝ`)「俺は部屋を間違えたと見るね。」
(・∀・ )「俺はそれ以外だ。確率が大きすぎることはないだろう。」
( ´∀`)「よし、じゃあドアを開けるぞ。」
バンッ!!!!
______
| |\
| | \
| | \
| ((( )))) | ミ|
| ( `Д´ ) . | ミ|
| ( :<V>: ) . | ミ|
| | | | . | ミ|
| (_ (_) | ミ|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ|
人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人
警察だ!賭博の現行犯で逮捕する!!!!!
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
ビクッ ∧_∧
キタ━━━━(~(゚∀゚ )~)━━━━━━━!!!
((( ))))そ ヽ ノ
( ´Д)て (⌒) 、 (
( ~ ;<) (_)
| | | ||| ||| |||
(_(__) (,,(,,,メ"乂_,,゛),,)
| 万歳!!!「それ以外の人」だ!!!! |
∧∧ .| ありがとう刑事さん!!!!!!! |
(#゚Д゚)女じゃねえのか \_____ ________/
し | ∨
∧_∧ ∧_∧ ((( ))))
( ´Д`)従業員じゃないモナ ( *・∀・) (´Д`ill|) 何だコイツ???
/ J J / つ つ / |つ>iつ キモイヨー
( Y ) 人 Y ノ ) )
(__∧_∧ し'(_) (__)_)
(´く_` #)チッ
( )
| | |
(_(__)
逮捕されても4人は何も変わらなかった。
ヒソヒソ ┃
ゴニョゴニョ ┃ ___
∧_∧∧_∧ ∧∧∧_∧ ┃ ヽ@ =ノ 何話してんだょぅこいつら…?
( ´_ゝ ´∀`)(゚Д゚,(・∀・ ) ┃ (゚ω゚;)
/ つ つ ヽ Jし | , と ) ┃ (V> )
(__ノ、_)!、_)_)(_,ゝ__(_(_) ┃ U U
∧_∧
( ・∀・) 一番年長の俺が一番最初に取調べを受けるだろうな。
∧∧
(,,゚Д゚) いや五十音的に言って俺が最初だろ
∧_∧
( ´_ゝ`) 一番儲けていたのは俺だけどな。
∧_∧
( ´∀`) 初犯はモナからモナ。何なら賭けるモナ?
___
ヽ@ =ノ
(゚ω゚#) こいつら…
警察も見てみぬふりはできない
Σ ふざけるな!!
|所長!あんな事言ってるょぅ Σ こうなったら全員一緒に取調べするニダ!!
\_ __________Σ
V WWWWWWWWWWWW
_____
___ ヽ=@=/
ヽ= @丿 |||<`Д´ #>__
( =゚ω゚)ノ ドン!!(_) __|所長 |
( <V) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
U U | |
と対策を立てるのだが───
| | それじゃあ後ろの二人はもう聞くことないから
| | 逝っていいんじゃネーノ?
| └──────────y─────────
┃ ____
┃ ∧_∧そ ∧_∧ ∧∧ ∧∧そ ヽ=@=ノ__
┃ ( ・∀・)て( *´∀`)そ (,,゚Д゚)そ (lii ´_ゝ l>、 (`ー´ ) ./
┃ ( ) ( ). ( | ( ヽ ┌─┴┐φ(V>と||) /
┃ | | |. | | | .〜| | ゝ_ ̄ヽ . | | ,γ _丿/
┃ (__)_) (__)_) し`J ┯`、_)| |((__) TT
| | それでは先に失礼させていただきます! ( 妙にうれしそうじゃネーノ?
| | ご苦労様でした!! (____________
| └─────y──────────────┘ ο
┃ イソイソ イソイソ _o___
┃ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ガックリ ヽ=@=ノ__
┃ (・∀・* ) ( *´∀`)~) (゚Д゚#): (lii >> l>、 (`ー´ ) ./
┃ とと .) ( )/ | m): ( ヽ. ┌─┴┐φ(V>と||) /
┃ ( (. ( ( < ヽ | .|〜 ゝ_ ̄ヽ | | ,γ _丿/
┃ (___(__) (__)_) し` J ┯`、_)| |((__) TT
|/
| ヤターーー先に出されたのはモナたちのほうだったモナー!!
|
| 二人から2万山分けだぜヤッホーイ!! ____
┃\ コイツノセイダ...... ヽ=@=ノ
┃ ∧∧ ∧_∧ ズルッ 何だそりゃ??
┃ ペ (゚Д゚#) ( # ´_ゝ l>、 λ_λ____
┃ . ´ ( | ( ヽ ┌─┴┐ (`Д´;,) /
┃ 〜| | ゝ_ ̄ヽ | | γ⌒ (__)/
┃ し`J ┯`、_) | |((__人__ノT
──このように彼らの間に一瞬でも意志の疎通が可能なら賭けが成立した。
やがて裁判が行われたが4人は────
我々4人が今までしてきた行為は反社会的で日本の法律上
許されない行為でありそれ相当の罰則が与えられても仕方のない行為でした。
証拠物件等についても異議はありません。今では反省しています。
有罪判決を受け入れます。
──────────y────────────────
∧_∧
( ´_i_` ,) ∧∧ + 激しく同意 +
( ) (゚Д゚,,)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ( )
└┬┬┬┬┬i┘ | |
||||||
と2人が証言するとすかさずもう2人が
賭けはよくないことかもしれないが、別に我々以外のものに
何の迷惑も及ぼしていません。なぜいけないのです。このごろは学校の入学
にまで、くじが使用されている。公団住宅だって抽選でしょう?
いまや実力より運の時代、社会や人生、かくのごとし。これが世の中の傾向です。
無罪が正当であると私は主張する。
──────────y────────────────
∧_∧
( ・Д・ ) ∧_∧ そうだそうだ!
( ) (~(´Д` )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ゝ ヽ
└┬┬┬┬┬i┘
||||||
と証言した。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| それが被告人の信念かね?
\_____ ________________
∨
─────┐ ,∧_∧
∧_∧ | ∩_∩ ∂/ハ)ヽヽ
( ´m`)| (´ー`) |ハ`∀´ノ
,丿~, ~ヽ│ 丿~, ~ヾ 丿~, ~.ヾ、
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|. A_A. |
| ( ・w・) |
| ノ~, iO)、 | ∧_∧ ____
| | ̄ ̄|~. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.| (∀・ ) `! ーz Z
∧|_∧ | ┌─┬┴⊂ 〇 ) ,,'⌒丶、 (´Д`;ヽ!
( `) | │ │ │ | │_ゝ@==>(〈y〉 `つ
┏━┳┓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| │ │ (__)__,) (´∀` ;) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
┃ ┃┗┓ | | │ │ ̄ ̄ ̄| ̄~i ( =|=,~ ),, |
┗━╋━┛ | | │ │ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|⌒(⌒,,_,) |
┏┻┓_ │, │ │ │ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|(__) ̄ ̄ ̄| ̄|、 │
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( )( )(, )(,, ) ,,)( )( )(, )
と裁判長が聞いたところ─────
い え 、 こ の 裁 判 無 罪 に な れ ば フ ー ン 達 か ら
5 万 ず つ い た だ け る 寸 法 で し て ね 。
∧ ∧
/ ヽ ./ .ヽ
/ `、 / ヽ
/  ̄ ̄ ̄ \
,.-l l
. / | ● ● |
/ | \___/ |.
< ノ !、 \/ ノ
\ `、ヽ、 ノ
ヽ ヽ人 ::!、__
これには裁判長も呆れ顔……。
_ _
γ ヽ γ ヽ
| |__| |
/ ヽ
| ・ / ヽ l
i ’ ー-- i ・・・・・・
ゝ ノ
/ \
被告人たちは何の反省もないようですね ) ノ, 土 _|_ . | | (
ここは厳しい罰金を… ヽ 'イ .‐┼ / ー, | | (
. ). | `、l つ ノ ー- ・・ (
─────y────────── `V⌒V⌒WV⌒Y⌒VV⌒W⌒Y⌒
∩_∩
(;´ー`)
丿~,y/~ヾ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 罰金なら0を省いた数字が4で割り切れる額の方が
| みなで均等に払えていいからな!!そうしてく丿`ー'^`ー'^ゝ
\_______ __________ ) |王|
V > 十/ ニ|ニ|ニ
∧_∧ ) /レ、 ノ ヽ
( ・∀・ ) ヽ Vン ┴ ソ
( m9 ) )| | 二 王
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| < .レ | 口 我
└┬┬┬┬┬i┘ > .ノ
|||||| ヽ、, -、
| それはいかんぞ!!そんなことしたら裁判長は八百長だ!!
| どうせ八百長なら4で割って2余らせろ!!
\__ ____________________/
)/
∧_∧ ∧∧≡
(;・Д・と(,゚Д゚,)三
(つ ) / 6m二
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
└┬┬┬┬┬i┘
||||||
呆れ返りながらも裁判長が尋ねた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩__∩ | お前らも暇な奴等だなぁ。
(:´ー`) < 禁治産者にしてしまいたいが全員家族がいないし、
/ y/ ヽ | おまえら賭けをやめることはできんのか?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \________________
┌──────────────┐
|辞めたい気持ちは有るのですが.... | 賭けの話になってしまい……。 |
└─────y─────────┤ _______________________|
Y . |
∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ∧_∧ | こうなったら
(´∀` )ヽ (・∀・ ) f(゚Д゚,,) .(´く_` ) < 全員が破産するか死ぬしか
( 丿 ( ,) ゝ | ( ) .| やめることが……。
┌─────────^────┐ └─────────
│ 他の3人の顔を見るとつい |
すると一人の裁判官がこうつぶやいた。
────モナカドノハクチガワルイゾ,∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ | ∩_∩ ∂/ハ)ヽヽ | まったく、あんたたちなんか断食
( ´m`)| (;´ー) |ハ`∀´ノ < 博打でもしておっちんじゃえば
,丿~, ~ヽ│ 丿~, ~ヾ 丿~, ~.ヾ、 | いいのよ。
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ヽ_______
先生!「断食博打」とは何のことでしょう?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( (´∀` )
ヽ ヽ ヽ.
/ ̄ ̄ ̄'-ー'/
/ /||
ダレガセンセイヨ
── ムリイウナコウリュウチュウジャゾ,∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ | ∩_∩ ∂/ハ)ヽヽ | それくらいぐぐりなさいよ!
( ;´m)| (;´ー) |ノ#`Д´ノ < 簡単に言えば全財産をかけて誰が一番
,丿~, ~ヽ│ 丿~, ~ヾ 丿~, ~.ヾ、 | 長く断食できるか賭けるってことね。
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| 死んだりギブアップで負けになるの。
| こんなのできるわけないでしょ!
ヽ____________
注)ぐぐっても出てきません。
作者の創作かも。
勿論冗談であった。博打が馬鹿げてることのたとえであり、
やめさせるための詭弁であった─────が
その言葉が4人の賭け魂に火をつけた。
ー-フ | ,
∠___. -|っ'´i ー/- ’’ ┃ ┃
( . ノ| ! / ⌒ ┃ ┃
` ' ` ' ー- . ┃ ┃
+ 。 /ヽ /ヽ ☆ ・ .・
/ ヽ___/. ヽ /ヽ /ヽ +
; ’ ;' ヽ / ヽ___/. ヽ
i / \ ! .;' ヽ ★
i ヽ__/ * ,!i ● ● ! *
・ !、 丶/ /ヽ ヽ/ヽ__/ * ,!
/ヽ /ヽ / ヽ__/ ヽ ノ ☆
+ ; / ヽ/ ヽ ,i' ヽ 。 +
,i' o o ヽi、/ ノ \ i +
l ├-┤ * j く *j ・ ;
★ i. ノー┤ j −
,∧_∧
∂/ハ)ヽヽ
|ノ;`Д´ノ え……。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ま、待ちなさい!!先ほどのはただのたとえであって…
\___________ ___________
マズイデスゾ ∨
─────┐ タイヘンナコトニ ,∧_∧
∧_∧ | ∩_∩ ∂/ハ)ヽヽ
( ;´m)| (;´д) |ノ;`∀´ノ
,丿~, ~ヽ│ 丿~, ~ヾ 丿~, ~.ヾ、
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|. A_A. |
| ( ;・w) |
| ノ~, iO)、 | ∧_∧ ____
| | ̄ ̄|~. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.| (´∀`*,) `! ーz Z
∧|_∧ | ┌─┬┴⊂ 〇) ,,'⌒丶、 (´Д`;ヽ!
( , ;`) | │ │ │ | │ ∧_∧ (〈y〉`とヽ
┏━┳┓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ∧_∧ (__)__,)(´く_` *) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
┃ ┃┗┓ | | ( *・∀)) ̄ ̄| ̄~i b ) |
┗━╋━┛ | | (○ 丿 ~ ̄| ̄ ∧∧i | |
┏┻┓_ │, │ │ | │  ̄ ̄| ̄f( ,,),__) │
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (__)_) ̄ ̄ ̄ ゝ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ λ_λ
( ; 'A)(∀゚ ; )<_` ; )(,, ; ゚ω) ,;・ω)(д^ ; )( ;´・ω)(Aヽ; )
ザワザワ ヒソヒソ エ....... ヤバ....... マズイノーネ
(´∀`*,) こりゃあすごい、画期的なアイディアだ!!なぜ今まで思いつかなかったのだろう。
(´く_` *) 自己の体力と精神力を賭けるとはな。お互いの健康状態も同じだから
賭けは成り立つだろう。
( *・∀) 最近平凡な賭けばかりで飽きてたところだったからな!!!これはやる価値あるぞ。
(,,゚Д゚) こうなったらおちおち裁判なんてやってられんぞ!!
|ノ;`∀´ノ 待ちなさいといってるでしょう!
待ちなさ……
かくして4人による世紀の断食博打が始まった。
∧_∧
∧_∧ (´∀` ) ∧∧
( ・∀・) ( ∽ .) (゚Д゚,,)
( J J (___つ、__) | ヽノ
し、__)) (uu_(_)
∧_∧
( ´_ゝ
( )、
し し、_)
────とはいっても部屋の中に居座りお互いを監視しあうだけの静かなものだが、
しばらくするとどこから聞きつけたのか宗教関係者がやってきた。
自殺はいけないって神様が言ってるから。 |
,/
 ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
γ__ヽ
| |†|| イヌデモワカルコトダカラ
ミ,,゚Д゚彡 ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
(ミ|| +|つ フーンく_` , ) (´∀` ) (・∀・ ) ∧∧
. ミ||_i ( L__)0 し J ) (U U ) (゚Д゚,,)、___,へ
U J し___)) (_つ_) (__(__J (つ___つ
, ────────^─────────────────────── 、
| なぜ自殺がいけないのかは知りませんがその主張は認めてあげましょう。 |
| しかし私は自殺などしませんよ。生き残ってこの賭けに勝つ予定ですので。 |
あぼーん
でもそれでは他の3人を殺すことになるから。 |
,/
 ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
γ__ヽ
| |†|| イヌトシテユルセナイカラ
ミ;;゚Д゚彡 ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ゴロリ
(ミ|| +|つ く_` , ) (´∀` ) (・∀・ ) ∧∧ 彡 _
. ミ||_i ( L__)0 し と) .と つ (,, )、_/ ヾ ポリポリ
U J し___)) (_つ_) (__(__J (つ__  ̄)
___________∧________) ̄__________
. / ヽ
| 他の3人を見てください。俺に殺される恐怖を感じてる風に見えますか。 |
あぼーん
どちらにしても死ぬのは良くないから。 |
/
 ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
γ__ヽ
| |†|| イヌトシテ!
ミ;゚д゚彡 ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ zzzz......
(ミ|| +|つ ( , ´,_ゝプ..(´∀` )b (・∀・ ) ∧∧ _
. ミ||_i ( L__)0 し 丿 (J し ) (,, )、_/ ヽ
U J し___)) (_つ_) (__(__J (つ__  ̄)
 ̄ ) ̄
, ─────────────^──────────────────────、
| だからー、モナたちの生きがいは賭け事なの!誰も死ぬことなんか考えてないの!|
その後何度か説得を試みたが4人の意見は変わらず結局帰っていった。
当然警察も辞めさせようとするが……。
|近づいたら毒を飲むぞ!|
___ \___ _____/
ヽ=@=/ V ∧_∧
< ;`Д´> θ ∧_∧ (・∀・ )
( <V>) ∩(´Д` ) . (⊃θ⊂)
|=|=| ヽ と) (__,(_つ
(__)_) (_,と_) ∧_∧
∧∧ く_` ,. )
(゚Д゚;,)ー--〜 θ⊂ )
しθJー-J (__,つ
といわれて手出しができない。
ちなみにこの毒薬、見た目は同じだが
そのうち1錠だけ毒が入ってないというものだった。
そのうちフーンが弱々しく言った。
( 断食の苦痛も死の恐怖もない。 )
) だが結果を見ずに終わるのは残念だ…。 (
( _)
`ー'⌒`ー'⌒⌒`ー'⌒`y〜'⌒`ー'⌒`ー'~`ー'⌒`ー'´
. . . . . .
:∧__∧: . . . . .
:('く_`/ )ー-、:
:と,ーとー(_つ:
そして息絶えた。
∧__∧ バタッ
く_` /⊂⌒(_`つ
 ̄
更にギコも…。
( 畜生……二番目に死ぬのが俺だというのに )
) 賭けてれば見事に勝てたのに…… (
( _)
`ー'⌒`ー'⌒⌒`ー'⌒`y〜'⌒`ー'⌒`ー'~`ー'⌒`ー'´
. . . . . :∧∧:
:〜 '⌒(ヾд):
:しー-J J:
と訳の分からぬことを言い、息絶えた。
ξ ∧∧ バタッ
と´~二っヾд)っ
 ̄
( どうだ、この辺で辞めてもいいぞ。 )
) 掛け金は山分けということで…。 (
( _)
`ー'⌒`ー'⌒⌒`ー'⌒`y〜'⌒ー'⌒`ー'~`ー'´
∧_∧ ∧_λ
( ヾд`)~) (・∀-/.)
ノ / と ヽ)
(_,つ、_) (__(_,つ
__λ__________
(´  ̄ ̄ ̄`)
) それはいかん、ルール違反だ。 (
.( 先に死んだ二人に申し訳がたたん )
) 嫌なら君が抜ければいい。 (
あぼーん
) いや俺は勝つからな……。 .(
( 君が降参できるよう )
) 水を向けて言っただけさ……。(
∧_∧ ( _)
( ヾд`) . `ー'⌒`y〜'⌒ー'⌒`ー'~`ー⌒ー'´
/ J ) ∧_∧⌒ヽξ
(_,つ、_) ("∀゛,/)_(_)
断食博打は更に継続した。二人は勝負の鬼と化している
しかし、いかに気力があっても食わねば死ぬという生き物の宿命には逆らえなかった。
ついにモララーも息絶え、死亡診断書が作られた。
⊂⊃
∧_∧ (
( ヾд゛) )
/ J 、_) ∧__∧⌒ヽξ
(_,つ、_) (∀゜ ,/)_(_)
だがモナーのほうも衰弱が酷く、医者の手当てもむなしく息を引き取ろうとしていた。
|二人になってきた辺りからは気力だけで生きてきた。 |
|だがもう仲間がいないのでその気力もない。 . |
|お医者さん、私が死んだら賭けで手に入れた財産は . |
|不幸な人たちに寄付してください。 |
└────y──────────────────┘
__Λ_λ__
| __( ヽ´д゛) | Λ◎Λ
|\ ⌒⌒⌒⌒⌒\ (・ω・` ) まかされちゃったショボーン
| \ \ (ヽ / )
\ |⌒⌒⌒⌒⌒| |_Ω__|
\ |.______.| (_(__)
そして最後ににっこりと微笑むと───
∧_∧
(ヽ´∀`) ああ、面白かった
と言って息絶えた。
一方こちらは先に死んだ3人、死出の旅路を行く。
しかしどちらが上流なのか分からんな。
,,-‐"゙゙゙二--¬''''
,ノ .,i´ .l″ | あれが三途の川か。 |
,,,-'" ,l゙ ~''i |しかしどちらが上流なのか分からんな。 |
''"` ,,,,-‐' _} `───y─┬──────────ー┬─'
-‐"゙,,,,--‐'" | 俺は右が上流だと思う。 |
./ \__ _______/
./ V / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.丿 ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ,! 俺は左だ。しかし3人だと
/ (・∀・ ) (´く_` ) (゚Д゚,,) < 2対1になってしまって困るな。
し し ) し し ) しし) `i .バランスが悪い。
\( \( ヽ( \____________
あぼーん
勝手が違って弱っていると / ̄ ̄ ̄ ̄\
| おーい |
ヽ____ _/
∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ヽ( ∧__∧
≡ ・∀・) 三 ´_ゝ`) (,,゚Д゚) f(´∀` )
し し ) し し ) しし ) ゝ ) )))
\( \( ヽ( \(
モナーも追いついてきた。
|やっと一緒になれたな。 |
|どうやら俺たちは別れられないみたいだな。 |
\____ _____________/ &thinps;──────┐
∨ | |
| まあ、そろってよかった。 |
| しかし俺たちはこの後どうなるんだ? |
└───────y────────‐┘
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
( ・∀・) )) ( ´Д`) (´く_` ,) )) (゚Д゚,,)
し J ) (し つ )) と し ) しJ ) )))
ヽ( \ノ )/ )/
, ────────^─────────────── 、
| それなんだが、賭けで稼いだ金は全て寄付した。 |
| これは善行だが、その宗教でも賭けは悪行と言ってる。 |
| つまり天国にも地獄にも行く可能性がある。 |
`ー───────────────────∧───'
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
|つまり賭けになるってことだな。 |
|よし俺は地獄いきだ。お前らは?|
たちまち2対2に意見が分かれ賭けが成立する。
なんだかんだいって楽しんでる内に閻魔大王の所までたどり着いた。
大王いわく、
| お前たちは賭けばっかりしてターヨ |
|天国に逝かせる訳にはいかネーヨ |
_从人 \_ _____________/
_ノ≧~~≦ )/
丿 | |王|| ゝ エンマダイオウダーヨ
) (_´ー`) (
丿 | | て
) / | そ _
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |ヨ E| |
すると
| やったー地獄逝きだ!|
\___ _____/
V
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
(・д・ ) (~(´∀` )~) (´く_` #) (゚Д゚*)
し J ヽ ヽ ノ ( ) ( )
)丿 ヽ 丿 ヽノ )/
)ミヽ , ───^───────────────、
| ちっ。じゃあ今度は何地獄が最初に来るか|
| 賭けようぜ。 |
あぼーん
慌てて大王
|待つーヨ。まだ決まってネーヨ。 |
|お前らみたいなのを地獄に送ったら |
|地獄がメチャクチャになりそうダーヨ |
|地獄に送るわけにはいかネーヨ |
_从人 \_ _____________/
_ノ≧~~≦ )/
丿 | |王|| ゝ
) (;´Д`) (
丿 | | て
) / | そ _
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |ヨ E| |
と言うと
|ということは天国か!!! |
\___ _______/
V
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
(・∀・ ) (´д` ) (´く_,` ) (゚Д゚#)
し J ヽ し J ( ) ( )
ヽノ ヽ 丿 ヽノ ヽ(
┌───^─────────────┐
| 仕方ない。それなら今度はこうしよう。 |
| 次に天国に来るのが男か女か。 |
| 天国に逝かせる訳にもいかネーヨ; |
| 4人バラバラにしないいといかネーヨ; |
| でも4人とも同じぐらいの評価ダーヨ; |
| どうしたらいいんダーヨ ウーン..... |
_从人 \_ ______________/
ウーン _ノ≧~~≦ )/
丿 | |王|| ゝ ウーン
) (il´д`) (
丿 | | て ウーン
) /つ/ ̄/ そ _
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |ヨ E| |
あぼーん
| ……… | |
ヽ____人 うるさいなあ……。 丿 ウーン
ο ゝ───、_,────'´ ウーン
ウーン 。 ο ウーン
∧_∧ ∧_∧ 。∧_∧ ∧∧
(・∀・ ) (´∀` ) (´く_` ) (゚Д゚,,) ウーン
( ) ( ) ( ) ( )
ウーン )/ ソ ヽ/ ゚ )ノ
ο
ウーン / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ウーン
| 早く決めないと次ぎの賭けができんぞゴルァ|
| なあ、このうなり声の回数、 |お、それいいな。じゃあ2余りで。
| 4で割ったらどうなるかな? |________ ________/
ヽ____ _______/ )ノ
\( クルッ ウーン
ウーン ∧_∧ ∧_∧ 。∧_∧ ∧∧
ミ ・∀・)b(´∀` ) (´く_` ) (゚Д゚*)
ウーン ( 丿 ( ) ( ) ( )
\( ソ ヽ/ ゚ )ノ ウーン
ウーン
, ───^──┬──^─── 、
l 3余りモナ!!! .| 1余りで。 |
(;´Д`)…?!!
たちまち賭けは成立し、4人は声を上げて数え始める。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _| 51,52,53,54
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |ヨ E| | ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
| | ク | | (・∀・ )(´∀` )(´く_` )(゚Д゚,,)
| | ヒ_-|.J | ( ) ( ) ( ) ( )
あぼーん
閻魔大王の方はと言うと
| 困ったーヨ誰かを勝たせて喜ばせるわけにはいかネーヨ |
| かといってこのまま唸ってばかりじゃいけネーヨ |
\________________________/
ο
。
_从人 ウ、ウーン
_ノ≧~~≦
丿 | |王|| ゝ ウムムム
) (;´Д`) (
丿 | | て ウーン
) /つ/~~/ そ _
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _| 189,190,191,192,193
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |ヨ E_| |
と、苦虫を噛み潰したような顔で唸りっぱなし……。
ウーン
ウムム
。ο( (;´Д`)勘弁してくれぇ… ) ウーム
ウムムム
ウーン 483,484,485,486
ウヌゥ
あぼーん
115 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/03/19 20:58 ID:IYKFu+o5
おつです!
面白かったー!乙!
途中になんかゴミ混ざってるけどID単位であぼーんして解決(*´∀`)
うわぁ、ageちゃいました。
スマソ
ごめん 色々混ざってラストが全然分からなくなっちゃった
最初から最後までぼろぼろでごめんなさい……。
もとの話は「おかしな先祖」の「4で割って」です。
原作のほうがテンポも好いし、「おかしな先祖」も少々長いものの面白い話が多いので
是非読んでみてください。
>>118 IDあぼーん機能の付いてる専ブラ使うと良いですよ
OpenJaneとか。
でも面白かったですよ。命を捨ててまで賭けをする四人に脱帽。
>>100訂正……。
|やっと一緒になれたな。 |
|どうやら俺たちは別れられないみたいだな。 |
\____ _____________/ ──────┐
∨ | |
| まあ、そろってよかった。 |
| しかし俺たちはこの後どうなるんだ? |
└───────y────────‐┘
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧
( ・∀・) )) ( ´Д`) (´く_` ,) )) (゚Д゚,,)
し J ) (し つ )) と し ) しJ ) )))
ヽ( \ノ )/ )/
, ────────^─────────────── 、
| それなんだが、賭けで稼いだ金は全て寄付した。 |
| これは善行だが、その宗教でも賭けは悪行と言ってる。 |
| つまり天国にも地獄にも行く可能性がある。 |
`ー───────────────────∧───'
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
|つまり賭けになるってことだな。 |
|よし俺は地獄いきだ。お前らは?|
たちまち2対2に意見が分かれ賭けが成立する。
前スレの最後と、上の作者乙ですー。
スレの消費が早いってのはいいことですなー。
いやー、2chブラウザ使っといてよかったと実感したわ。
お疲れ。面白かったよ。
久々のカキコです。 ホント職人さんおつかれです。 良かった◇
何か悔しいので次こそ見てろ!と言っとく.
乙です。面白かった!GJ!
なんかカス野郎が激しくウザかったな…。
新作キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
最近の大作ラッシュ(・∀・)イイ!!
専用ブラウザのNGID機能使いましょう。
乙ー
そういう趣旨じゃないんだろうけど
これだけ仲良くできる仲間ってのはすばらしいと思った
あと
メ イ ッ パ イ ワ ロ タ
面白かったよ〜
幽体かわいい。
原作しらんけど軽妙でいい話だなあ
このスレにも荒らしが来たのか?
みたいだね
次回からはIDワード登録を怠らないようにしないと
なんか
>>45があぼーんされてると思ったら
シリア語ですか?
No11スレがいっぱいになってるのに気付いてなかったら、もう13だったよ・・。
>>135 自分も同じ・・。ギコナビのお気に入りに入れてたら蜘蛛の糸が途中で終わってて2〜3日たっても返信来なかったので書き込みしたら容量オーバーに気づいた。
気づいたらpat13・・
俺もだ、No11途中で切れて書き込みなかったからみんな礼儀正しいなぁと思ってたらdat落ち
あわてて検索したら13まで行ってた、けど一気に読むのもいいね。職人の方お疲れです
いい作品は早く作らないと先に作られるからな。
>>138-139 競作でも良いと思うのですが
文章を読んで、どのように想像したかで
表現方法が代わってきますから。
☆Be Silent
☆自分カウンセラー(仮)
☆誘い水
☆殺し屋ですのよ
他1編
他1編?
既出の作でも見たいぞー。
219.121.159.20
146 :
愛の鍵:04/03/21 14:53 ID:rx2Jg0L5
人々はそれぞれ、ひとつの言葉を頭の中に持っていた
日 凸 U
≡≡≡≡≡ .∧ ∧
U ∩ [] % (゚Д゚ )
__ ∧∧___ .∧∧|つ∽)_
( ,,)日 ( ,,)∇
― / | ――.../ | ―――
\(__.ノ \(__.ノ
━┳━ ━┳━
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ̄
147 :
愛の鍵:04/03/21 14:54 ID:rx2Jg0L5
____ ____
|. : . : . : |: \. . |. : . : . : |: | \
|. : . : . : |: | ̄: ̄ ̄|. : . : . : |: | | .\ :
|. : . : . : |: |:三三三|. : . : . : |: | | | \ :
:::::::::::::::::::::: : . . : |. : . : . : |: |:. :. :. |. : . : . : |: | | | | | :::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::: : : : : ::::::::: . . |. : . : . : |: |:三三三|. : . : . : |: | | | | | .............. :::::::::::::::::::
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.i =i、___.i =i、___i =i、___.i;;|. : . : . : |: |:三三三|. : . : . : |: | | | | | :::::::::::::::: : : :::::::::::::::::::
____!|: :|i: : : : |: :|i: : : : |: :|i: : : : | |. : . : . : |: |:. :. :. |. : . : . : |: | | | | ,, ,,"''..;'';.";;.,.,".,,.... :::::::::::
|:.:.:.:.:.; :.:|: :|i l⌒l:|: :|i l⌒l:|: :|i l⌒l:| |. : . : . : |: |:三三三|. : . : . : |: | | | ,;"":;";;;;'`:,:'.. : .:" ".`: ::::::::
|:.:.:.:.:.; :.:|: :|i: : : : |: :|i: : : : |: :|i: : : : | |. : . : . : |: |:. :. :. |. : . : . : |: | | ;;";'':,:'. ;;':,'..''''''' ''''': .'''''".';
|:.:.:.:.:.; :.:|: :|i l⌒l:|: :|i l⌒l:|: :|i l⌒l:| |. : . : . : |: |:三三三|. : . : . : |: | ;;',;;';";"'''''ヽ`,:"'.` ,:'. : . : .";`
|:.:.:.:.:.; :.:|: :|i: : : : |: :|i: : : : |: :|i: : : : | |. : . : . : |: |:_:_:__|. : . : . : |: | '';;,;;':,:'."''''';:,``'''''ノ:'`:,:'''''';";`
|:.:.:.:.:.; :.|三三三三三三三ミi|i::_:_:_ | |. : . : . : |: |i i :|. : . : . : |: |. :|: :'''`',:'';;,;ヽ`',:'';;';;';;'`',:''''''' ...,,,,,,,
|:.:.:.:.:.; ://ll|//ll|//ll|//ll|//!| i::|l!ll| | |. : . : . : |: |i\ i \:|. : . : . : |: |: :|: :|: :|: :| `y;/ノ `;'`;'`;';`;'`;'
______| ̄| ̄| ../ |] i::|l!ll| | |. : . : . : |: |i.. | ̄|二|_________________
. : . : . : . : . : . :|. : | | ''' ̄ ̄ ̄ ̄~''''''''''''''''''''': : |: : |i: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .
. : . : . : . : . : . :|: : | |"""'''''''''' - ,, : : . : : ..|: : |i: : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .
. : . : . : . : . : . :|: : | |,,,,,,,,,- - -'''". . . . |: : |i: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .
. : . : . : . : . : . :|: : | |. . . . . . . . .. |: : |i: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .
. : . : . : . : . : . :|:_:_|,, - . . . . . . . . . |:_:_|i: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .
∧∧
∧_∧ ∧∧ ∧_∧ ∧∧ (´ー` )
( ´∀`) (,,゚Д゚) ( ・∀・) (゚ω゚=) \ < /|
と 丿つ |⊃| ( ) (x )〜 \.\______//
人 γヽ 〜| 0 人 ヽノ U U \ /
(__人__ノ .し'´ (__(__) ∪∪ ̄∪∪
絶対に忘れてはいけない、また、他人にしゃべってはいけない言葉を
148 :
愛の鍵:04/03/21 14:57 ID:rx2Jg0L5
/:::::::::::::::::,.;ゝ.
/:::::::_,.-‐''~ ,、人
__ /:,.;‐''~ ,.ィ‐'~ |~`―-
,.、 / \~~~``ー--ゥ'~ ,.;;-‐''~~ |, :-| |
ミ彡 /::::::::`> ,.-''~.‐'~~-‐''~~.| .| | |
工___ ミミ|彡ム-''~~ーv'~ ~:::::;;;:: i-‐i |~~| | |
\===| ミ-‐''~:::::_,.ィ''~~|~ ~~`|~ |T | |~I.| | |
\==|======i__ ミ>,-|~~`i'~I | | | | | |_,.+‐ !┴!―--'
\=|======|==|┴‐┐┐从 ,-、v-'~ 十''' |-‐'''~~~|| ,.. -‐''~~ ̄ ,,.;'~`i~`~`‐-,
||`i'~~`'~~'~~ミ―┼(`)‐i ̄~i→;;;;;/ ノヽ|~l ミ|'~::::::::::::__.|l'~ ;'`'`゜ ;;; `i _
|r'~ ミ |. |ゝ-'| |~l~`1;;;;;;;;;;;;;L!;;|,,,,.i'~''1~T~~  ̄|__,,,.....r-‐ミ ;; ;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;::| ̄
,;'~ ~~~`iー‐、二―--‐'~~コ:::::::::j. | | |エエエエ |:::::::ミ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
ヽー-' ヽ. ヽ、_,,人_j |エエエエ |::::::::|ヾ:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
/ / \ ゝ'~_三~ト-、エエ |::::::::| 冫;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/ / \ = ̄ '`‐-'‐-、j-、...__(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/~~`ー'~~```` / `ー、 ヽ;;;;;;;;;_.........
ム ( ` ヽ、
別に重大な意味を含んだ文句ではない。それでも、大切な言葉だった。
149 :
愛の鍵:04/03/21 14:58 ID:rx2Jg0L5
それは ”鍵” だった
150 :
愛の鍵:04/03/21 14:59 ID:rx2Jg0L5
_,,,..............................._ * ___
_,. ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ '''''ヽ * --─ *〒.、
_,.- '´∧∧ / / ll .\、
┌,. -´ (゚Д゚,,) / * . * \、_
_,..:∠-───────--- .... ) ,,./ ∠〕=‐--┘─''''' ̄ ̄ `ヽ.
_,... -‐:::ニ-´ _ ........ -─ ´ ̄ : 冖 L('⌒;;
,..-‐´ . ´ _ .... -‐ ,.-‐ : - }('⌒;;
l`''ー‐t/.,______,.∠___,......,. ─ ,.一 : /二ヽ ム('⌒;;
|`─--ヽ_____/__ ! @ ___/___/./ ̄ヽ ; | | | Y('⌒;;('⌒;;
'、,.....,. | 2 ch .|  ̄ ̄ | .| ヽヽ : __,..... -‐ | | | |('⌒;;
エ┘ └──‐┘ 、--------‐,. | | | | _,,,..二 ̄ -─''' ̄ 、ヽヽ ノノ
'‐-_j_____ 二二二二二--┬ | | |  ̄  ̄ ̄
\ __厂 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ヽ - ノ
自動車にも
151 :
愛の鍵:04/03/21 14:59 ID:rx2Jg0L5
____
|41315 |
 ̄ ̄ ̄ ̄
.____________
│ │
│ │
│ │
│ │
│ 。 │
│ │
│ │
│ │
│ │
│ . ◎ |
│ │
│ ____ .│
│ / .\ │
│ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| │
│ └────.┘ │
│ │
│ │
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
自室のドアにも
152 :
愛の鍵:04/03/21 15:00 ID:rx2Jg0L5
,,_..._.,
,;'::::::::::::ヽ,
i:::::::::::::::::`i
ヽ、:::::::::::,ノ
,ノ::::::::::ヽ、
/::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::ヽ,
/::::::::::::::::::::::::::ヽ,
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
昔のような鍵穴はなくなって
153 :
愛の鍵:04/03/21 15:00 ID:rx2Jg0L5
,_..._
γ::´::::::_,`ヽ
ノ::::^`` ` `i、
;′ i,
i:::... μ ノ
`ヽ:::, ,_.、.,,.. ;′
,ゝη::::、.; i
;::´‘´ ; ′
i:::: :
l:::::... ;′
ヽ::、_._.._,,;..'
小さな耳の形をしたものがついている
154 :
愛の鍵:04/03/21 15:01 ID:rx2Jg0L5
ある人は
____
│モナー│
 ̄ ̄ ̄ ̄
_____
| |
| │ _________
| γν │∧_∧ /
| しノ ∩(´∀` ) <チューリップが咲いた
| `ヽ ) \
| │| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| │(_)_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
と言えば開いたし
155 :
愛の鍵:04/03/21 15:02 ID:rx2Jg0L5
___
│ギコ.│
 ̄ ̄ ̄
_____
│ │
| │ _________
| γν │ ∧∧ /
| しノ ∩(゚Д゚ ) <しっかりしなくちゃぁ
│ \ ) \
│ ││ │〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│ │ ∪^∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
というのもあった
156 :
愛の鍵:04/03/21 15:03 ID:rx2Jg0L5
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 鍵、鍵、どこいったんだ!? ゴルァ!? |
\_________________ ___/
|/
* †
┌───────────┐ ヾ
├───────────┤ & ∧∧
│ │ ヽヽ ○(;,゚Д゚)つ ┌───
│ │ ヽ|/y) ┌┴──
│ │ .〜|ノヽ|つ┌┴──
└───────────┘ .し` └──
鍵をなくして騒ぐこともなかったし
157 :
愛の鍵:04/03/21 15:05 ID:rx2Jg0L5
錠前破りの名人だって手のつけようがない
____
│モナー│
 ̄ ̄ ̄ ̄
_____
│ │
│ │ __
│ ノ^ノ │ A_A /
| しノ │(´∀`メ) < …
│ │( ) \
│ │ | | | . ̄ ̄
│ │(_)_)
158 :
愛の鍵:04/03/21 15:06 ID:rx2Jg0L5
べらべらむやみに喋ったところで偶然に的中する確率などゼロに等しい
____
│モナー│
 ̄ ̄ ̄ ̄
_____
| |
| │ _________________
| ノ^ノ │A_A /
| しノ (´∀`#) < モナー、合い言葉、ガナーちゃん大好き、
| ⊂ つ │ おでんマン参上、星新一最高、
| │| | | │ 王様の耳はパンの耳、春厨増殖中、
| │(_)_).│ 別府温泉、雄生遺伝子の法則、優性だろ、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│ 出典は「ようこそ地球さん」、開け!ゴマ!
\_________________
159 :
愛の鍵:04/03/21 15:06 ID:rx2Jg0L5
,_..._
γ::´::::::_,`ヽ
ノ::::^`` ` `i、
;′ i,
i:::... μ ノ
`ヽ:::, ,_.、.,,.. ;′
,ゝη::::、.; i
;::´‘´ ; ′
i:::: :
l:::::... ;′
ヽ::、_._.._,,;..'
昔の鍵にくらべて、はるかに安全だった
160 :
愛の鍵:04/03/21 15:07 ID:rx2Jg0L5
本人が、自分から教える場合を除いては
161 :
愛の鍵:04/03/21 15:07 ID:rx2Jg0L5
Λ Λ 〜`o'
(゚Д゚) ´`
⊂| |つ
〜| │
∪∪
たまには不意に記憶喪失症にになって、あけることができず、
162 :
愛の鍵:04/03/21 15:08 ID:rx2Jg0L5
警官の立ち会いで壊すこともあるが、
____
│モナー│
 ̄ ̄ ̄ ̄
_____
| |
| │ ___
| ノ ∧∧ ヽ=@==ノ
| し(゚# ) (´∀`;)
| と ) とヽУ ̄つ
| \ \〜 Y 人 .
| ∪∪ (_)__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____∧____
/ ぶっ壊すぞゴルァ! \
163 :
愛の鍵:04/03/21 15:09 ID:rx2Jg0L5
それよりも、酒の勢いで
ついその文句を口に出してしまうことが、しばしば発生した
______________
日 M [] 0 U U レ品晶U
=======∧_∧====
U ∩ O口 Σ(´∀`;)日A昌
___ ∧_∧_ ∧_∧_
___ (^(#`Д´ )_Σ(・∀・; )_マァオチケツ
ヽ つ ⊂ ⊂ )
━┳━ ノ ノ | lil處 | |
┃ (__)(__)ΣWMΔガチャン!!
. ______∧_________
/合い言葉はナァ!「星新一は神」だ!.\
164 :
愛の鍵:04/03/21 15:09 ID:rx2Jg0L5
∧_∧
Σ(`lll )ハッ
し )
と_n))
しかし家に帰ってから酔いがさめ、
後悔したり慌てたりする必要はない
165 :
愛の鍵:04/03/21 15:10 ID:rx2Jg0L5
│ │
│ │∧_∧
│ .. .(` )
│ ゴソゴソ ⊂ )
│ と_n))
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ドアの内側から
166 :
愛の鍵:04/03/21 15:11 ID:rx2Jg0L5
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ......┃
┃ ......┃
┃ ......┃
┃ 日 立 ノ , │ 十 /⌒ヽ /⌒ヽ、Γヽ、...┃
┃ 生 木ノT  ̄ ̄ .レ 0'ヽ│ __ | | │ ノ...┃
┃ `¬'| ヽ、_丿. レ' .....┃
┃ ......┃
┃ ......┃
┃ ......┃
┃ ......┃
┃ ......┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
______________
\
これでいいモナ(´∀` ) >
/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
字を入れ替えて、別の文句に直せばいい
167 :
愛の鍵:04/03/21 15:12 ID:rx2Jg0L5
∧ ∧
(*゚ー゚) 〜♪
⊂ つ
. 〜(_つノ
し'
彼女も、そんな鍵のついた部屋に住んでいた。
168 :
愛の鍵:04/03/21 15:12 ID:rx2Jg0L5
|\|\
| | .\
| | ..\
,,,,,|丿 ..\
,,.''"´ `:、
/′ .`:、 ,,
/ ◯ ミ ´⌒`ヽ、 ノ⌒`ヽ |⌒`ヽ、
| ヽ `'´ |⌒ ̄^´
i_, ''"´ .| |
`:、 .. i (⌒)
:、 ノ  ̄
,:' `:、
i `:、
若く美しかった。
美しいといっても、それは彼女が恋をしていたからであろう
169 :
愛の鍵:04/03/21 15:13 ID:rx2Jg0L5
∧∧ ∧_∧
( ゚Д゚) .(゚ー゚*)
⊂ ⊃⊂ . ⊃
〜| | | .|〜 .
し`J ∪∪
また、その恋も順調に進んでいるようだった
170 :
愛の鍵:04/03/21 15:13 ID:rx2Jg0L5
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::…(゚−゚*):::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(| |):::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |〜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::U U:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
しかし彼女も今晩は、気が沈んでいた
171 :
愛の鍵:04/03/21 15:14 ID:rx2Jg0L5
つまらないことで、彼と口論してしまったのだ
日 M [] 0 U U
======〃∧_∧=
U ∩ %(´∀` )
__ ∧ ∧___∧∧__.)_
( ゚Д゚)日(゚o゚* ) ∇
― / |―-─| \――
.〜(___ノ し__)〜
━┳━ ━┳━
 ̄ ┻ ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄ ̄ ̄
∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 待たせて、ひどいじゃないか |
∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| そんなに怒らなくてもいいじゃないの |
172 :
愛の鍵:04/03/21 15:15 ID:rx2Jg0L5
日 M [] 0 U U
======〃∧_∧=
U ∩ %(´∀` )
__ ∧ ∧___∧∧__.)_
( ゚Д゚)日(゚o゚* ) ∇
― / つ―⊂ \――
.〜(___ノ し__)〜
━┳━ ━┳━
 ̄ ┻ ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄ ̄ ̄
∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 僕は仕事を無理に切り上げてきたんだぜ |
∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| あたしだってあなたと会うためにお化粧してきたのよ |
173 :
愛の鍵:04/03/21 15:15 ID:rx2Jg0L5
日 M [] 0 U U
======〃∧_∧=
U ∩ %(´∀`;) アノ…お客さん…
__ ∧ ∧___∧∧__.)_
(#゚Д゚)日(゚0゚# ) ∇
― / つ―⊂ \――
.〜(___ノ し__)〜
━┳━ ━┳━
 ̄ ┻ ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄ ̄ ̄
∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| そんなの前から分かってることだろ!! |
∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 何よ!私を待たせたことだって何度もあるくせに! |
174 :
愛の鍵:04/03/21 15:16 ID:rx2Jg0L5
日 M [] 0 U U
======〃∧_∧=
U ∩ %(´∀`;)
__ ∧ ∧___∧∧__.)_
(#゚Д゚)日(゚0゚# ) ∇
― / つ―⊂ \――
.〜(___ノ し__)〜
━┳━ ━┳━
 ̄ ┻ ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄ ̄ ̄
// | \ / / | \
/ / | / / .| \
いつもならどちらかがなだめ、うまくいって来たのだが、
どうしたことか、議論になってしまった
175 :
愛の鍵:04/03/21 15:17 ID:rx2Jg0L5
日 M [] 0 U U
======〃∧_∧=
U ∩ %(;´∀`)
__ ∧ ∧_______.)_ ∧ ∧
(#゚Д゚)日 ∇ (#゚−゚)
― / つ―───―― ⌒ ⊂ つ
.〜(___ノ ⌒ 〜(_つノ
━┳━ ━┳━ __ し'
 ̄ ┻ ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄ ____∧___
. / わたし帰るわ \
176 :
愛の鍵:04/03/21 15:18 ID:rx2Jg0L5
∧∧ ∧_∧
(#゚Д゚) .(#゚ー゚)
⊂ ⊃ | . |
〜| | 〜∪ .| .
し`J ∪∪
____∧____
/ おい!待てよ! \
177 :
愛の鍵:04/03/21 15:18 ID:rx2Jg0L5
,
;´ヽ、
;:´ :.
..,_,..,_,..,_,..,_,..,_,..,_,..,_、,..,_,..,_,..,_ ,;/ :、、
'´′`'´′``^´'^`´'^´''^´′`´ヽ、 ;´ ヽ
`) ;' `ヽ
,ノ´ __,'; `、
,,ノ //;" ヽ
..,_,..,_,..,_,..,_,..,_,..,_,..,_、,..,_,..,_,..,ノ´ | し~) `:、
'´′`'´′``^´'^`´'^´''^´ `;'~` `:、
;'
帰りかける彼女に、彼は手をかけようとしたが、肩には届かなかった。
イヤリングに触れ…
178 :
愛の鍵:04/03/21 15:19 ID:rx2Jg0L5
│ii li l ll
i │i li l │
ll │il l il│
│ il ll i
ii lil │i l
│lli l i│ii
l │i l il
i l│ ii li l
│i l iii │l
l il │i il
i l │i li│
│li l i lil i
│i l ii ll
│ll i lii i
.,,,,_ 、
__ ;´ ´ ´``ヽ、,
/|_|\;´ ;⌒^`:、_i
| |_| (.、ヽ、_.._,_
\|_|_/ `:、.,.., __,,ノ´
ノ ´ (
) (
⌒Y⌒Y⌒Y⌒^
_
┼┐ノ ─── _,ノ
179 :
愛の鍵:04/03/21 15:20 ID:rx2Jg0L5
∧∧ ∧_∧
(#゚Д゚) . (#゚ー゚)
⊂ ⊃ | . |
〜| | 〜∪ .| .
し`J 。 ∪∪
____∧____
/ それじゃぁ帰れ! \
180 :
愛の鍵:04/03/21 15:20 ID:rx2Jg0L5
∧ ∧
(*゚−゚)
⊂ ⊃
. 〜| ,ノ
人 \
^  ̄
彼女は帰り道で後悔した、
「もう会えない」
「私が謝れば良かった」
…「謝れない…」
181 :
愛の鍵:04/03/21 15:21 ID:rx2Jg0L5
_____
│ │
│ │ __
│ ノ^ノ │ ∧∧ /
| しノ │(゚−゚*) < …
│ │(| . |) \
│ │ .| . |〜  ̄ ̄
│ │ .∪∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ひきずるように足を運んで、自分の部屋の前に来た。
しかし、開けるためには、合い言葉をを言わなければならない。
182 :
愛の鍵:04/03/21 15:22 ID:rx2Jg0L5
やっと声を押しだし、言った
;
,_..._ ,;´
γ::´::::::_,`ヽ ,;′
ノ::::^`` ` `i、 ;'
;′ i, :_
i:::... μ ノ ``ヽ、
`ヽ:::, ,_.、.,,.. ;′ `ヽ、
,ゝη::::、.; i ,.:'´
;::´‘´ ; ′ .:'
i:::: : :´
l:::::... ;′ `:..、
ヽ::、_._.._,,;..' `'
「今日は本当に楽しかったわ」
183 :
愛の鍵:04/03/21 15:22 ID:rx2Jg0L5
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184 :
愛の鍵:04/03/21 15:23 ID:rx2Jg0L5
______
| .|
| .|
| ∧∧ ..|
| (゚* ).|
| ⊂ ||
| と_)〜
 ̄ ̄ ̄ 。
o
___________
/ \
| 合い言葉変えよう… |
\____________/
185 :
愛の鍵:04/03/21 15:24 ID:rx2Jg0L5
|\|\
| | .\
| | ..\
,,,,,|丿 ..\
,,.''"´ `:、
/′ .`:、
/ ◯ ミ
| ヽ . _________
i_ ''"´ .| / \
`:、 .. i o ○ |でも、何にしようかな… |
:、 ノ \_________/
,:' `:、
`:、
適当な言葉も浮かばないまま、ぼんやり字をいじっているうちに、字は…
186 :
愛の鍵:04/03/21 15:25 ID:rx2Jg0L5
┏━━━━━━━┓
┃ごめん .悪かった┃
┗━━━━━━━┛
;'⌒`ヽ、
;' :、
;' ;
: .:
' .:
187 :
愛の鍵:04/03/21 15:25 ID:rx2Jg0L5
、''"''''''丶ヽ、.,、
.、、: : : : : : : : :`'',,、
、 .,.,.,: : : ゙':、 : : : : : : : ゙'.、,,,
.゙″ `゙^''ー-,`‐ : : : : : : : : : : :;;.、、
`、 : : : ::,,:'′ : : : : : : :: : : : : : `;;、
ヽ :,,:'´ : : : : : : :: : : : : `;
` 、,:' : : : : : : : : : : : :: .'; __________________
: ," : : : : : : : : : : :;; / \
: .; : : : : : : :: : : : ;; o O ○│ あたしも馬鹿ね .│
: ." ノ : : : : : : : : :′ .│ いまさらこんなこと言っても仕方ないのに .│
: ;; 〃 : : : : : : :: : : ::`:、 .│ だけど、明日からこの言葉を言って過ごすわ│
: .ヽ、 : : : : : : : : : : : : 丶 \___________________|
` .,,、 : : : : : : : : : : : : : :゙;;
``:、.,,ノ.,,、、,、‐'' : : : : :: ゙;、
" :;; : :: ;;
:;;;
188 :
愛の鍵:04/03/21 15:26 ID:rx2Jg0L5
_____
│ │
│ │ _____________________
│ γν │ ∧∧ / .\
| しノ │(゚Д゚ ) 。o | 謝りに来たんじゃない。イヤリングを届けに来たんだ |
│ │(| . |) \______________________/
│ │ | . |〜
│ │ .∪∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
男もまた、謝るのは苦手だった。
イヤリングを届けに来たのだと、自分に言い聞かせて、彼女の部屋まで来た。
189 :
愛の鍵:04/03/21 15:27 ID:rx2Jg0L5
しかし、どうも、先に謝りに来たようで、会う気にはなれなかった。
_____
│ │
│ │ _________________
│ ノ^ノ │ ∧∧ / .\
| しノ │(゚Д゚ ) 。o | イヤリングは、ドアの耳に付けて帰ろう… |
│ │(| . |) \________________/
│ │ | . |〜
│ │ .∪∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
190 :
愛の鍵:04/03/21 15:28 ID:rx2Jg0L5
∧∧
( ゚Д゚)…
楽しかった日々が次々と思い出された…
だが、もう遅い…
何故言えないのだろう…
イヤリングをつけおわると、無意識にドアの耳に口を寄せた…
191 :
愛の鍵:04/03/21 15:31 ID:rx2Jg0L5
;
,_..._ ,;´
γ::´::::::_,`ヽ ,;′
ノ::::^`` ` `i、 ;'
;′ i, :_
i:::... μ ノ ``ヽ、
`ヽ:::, ,_.、.,,.. ;′ `ヽ、
,ゝη::::、.; i ,.:'´
;::´‘´ ; ′ .:'
i:::: _ : :´
l:::::... ;´;′; `:..、
ヽ::、_._.| |,,;..' `'
ヽ_ノ
*,个、
|*| *
\ノ
*
192 :
愛の鍵:04/03/21 15:32 ID:rx2Jg0L5
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193 :
愛の鍵:04/03/21 15:33 ID:rx2Jg0L5
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194 :
愛の鍵:04/03/21 15:33 ID:rx2Jg0L5
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195 :
愛の鍵:04/03/21 15:34 ID:rx2Jg0L5
彼女は、はじかれたように彼にとびついて泣いた。
/\ |ヽ、 / \ /\: : : : : :
/ \ | `; / .\.,.,.,..,,/::::::ヽ: : : : : :
/ \ ノ ヽ、/ ::::::::`:、: : : : : :
/  ̄ ̄ ̄ ̄ `i ::::',: : : : : :
; `i :::::i: : : : : :
i' i.> < ::::i
:. ;υ ,.,.,., :::::i
i ;' ;' ヽ, ,:'ヽ、
\ ; :: ;' _; )
ゝ ;´'‘´'‘´'´' ´’'‘´'^'´ ;'
‘´'‘´'´' ´’'‘´'^'´ヽ、 ;
;´‘´'‘´'´' ´’'‘´'^'´‘´'‘´ ;
i
:、
‘´'‘´'´' ´’'‘´'^'´‘´'‘´
声は出なかったが、心の中では鍵の文句を叫んでいた。
196 :
愛の鍵:04/03/21 15:35 ID:rx2Jg0L5
,_..._
γ::´::::::_,`ヽ
ノ::::^`` ` `i、
;′ i,
i:::... μ ノ
`ヽ:::, ,_.、.,,.. ;′
,ゝη::::、.; i
;::´‘´ ; ′
i:::: _ :
l:::::... ;´;′
ヽ::、_._| |_,,;..'
ヽ_ノ
*,个、
|*| *
\ノ
*
糸冬
(・∀・)イイ!!
乙GJ!
出典は星新一の「ようこそ地球さん」の「愛の鍵」です
今回が今までで一番長くてどこか落ち度があったかと思います。
読みづらかった上に表現も問題ありで何かと駄作になってしまいましたが、
ご感想の程、お待ちしております
乙です。
ヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・
乙!上手いなぁ。
この話、凄く好きなんです!
嬉しい・・・。
この話って前に誰か途中まで書いて止めちゃったけど同じ人ですか?
乙でした。
( TДT)ええ話や…。
いいな(´∀` )
おお、なんといい話だ・・・
言葉でしか開かない鍵、素敵だ。
にしても、途中まで恋愛モノだとは思わなかった(ぉ
>>203 おい!ってタイトルのやつすね。
違う人だと思う。
いい話だ・゚・(ノД`)・゚・
(・∀・)イイ!!
乙! この3つで十分
・゚・(ノД`)・゚・
こういう作品見れた日にゃ、ホント幸せだ
191-194
のコマが(・∀・)イイ!!
文字が無いとこがAAとはまた違った味わいで。
みんな純粋だな。羨ますぃ。
いやー、途中でオチ読めたけどよかったよ。
ただ、耳のカギを想像したらちょっと不気味かなと思ったw
GJ!
素敵な話ですね。
鍵が耳ってのが気持ち悪いけどw
職人さん乙!
乙です。職人さん、ありがとう。
「愛の鍵」と「合いの鍵」がかかってると思うのは俺だけ?
こういうのつくるのってどれぐらい時間かかるんだろ
>>218 内容によると思う。今回の話は50枚ぐらいあるね。
で、なおかつ
>>195みたいなアップの絵がいくつかあるでしょ。多分、これ書くだけでも重作業。
5時間以上かかってもおかしくないな、うん。
ま、自分で書いてみたらよくわかると思うよん。
最近、感動系が多くなってきたな
別に感動しないけど
ボコボコに叩かれちまった
>>227 これを見て叩かれてると感じるのはかなり精神的に重症だな
アロマテラピーでも初めてみたらどうだ?結構癒されるらしいぞ
個人的には
>>221の「感動する話」とはどんなものか
知りたい気もするが、スレ違いなので自粛
好みは人それぞれだからなぁ。
恋愛系や哀しい系よりもほのぼのの方が泣ける人もいるだろうし。
何かに感動して泣いたりするのがカッコ悪くおもえちゃう年頃ってあるよね
自分からは謝らず、相手が謝るのを見越して部屋に閉じこもった計算高い女の人の話ですね。
↑計算高い人
↑の連中全員
本当は心の綺麗な人間
職人さんありがとう。
235 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/03/23 06:22 ID:pMLMYATo
いよいよこのスレも荒れてきたな
下げときますね・・・・すごいなあ。。。。
sage以外をあぼーんする機能って無いもんかなぁ。
今回耳の鍵がドアについているところで、ギコやモナーの耳がズレてるところがありますが、2chシュミレータしなかったのでそのままやっちゃいました^^;スミマセン
ところで、どれぐらい時間がかかったかというご質問がございましたが、受験生で土日しかパソできない身でしたので、2週間弱かかってしまいました^^;
つたないAA作品となってしまいましたが、原作はとてもいい話です。ぜひ読んでみてください。
追加お詫び
>>162は部屋名は「モナー」じゃなくて「ギコ」です
あと
>>151の「41315」は「新一最高」って気づいた人います?
>>237 マジレスするとsageで抽出すりゃいい。
>>243 (ノ∀`)俺も踏んだ事あるよ〜やっちゃった〜
よし、スレタイ見て回避!
愛の鍵キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
>>249 はどうやったんだ?
とりあえず(ノ∀`)アチャー
コレはすごいな。
あっちからしてみたらただの荒らしだと思われそうだ
とりあえず(ノ∀`)アチャー
って、このままじゃアチャーで繋ぐスレになってしまうぞ
あれ。
/ / ̄\ ヽ
/ | | ヽ \
/ .| .| \ ヽ
/ | | \ 丶
/ ノ ノ / 丶 | アチャー
| / / ヽ______ノ |
ヽ / / \ / |
ゝ / / \ / /
\ ノ ノ \/ ノ
オレもだまされちった。
>>243
ただいま「悪人と善良な市民」作成中。
近いうちに貼るので気長にお待ち下さい。
>>259 がいしゅつでもきぼんぬ。
作ってるんだからどうせなら張ってくれ。
最近寂れてきてるんで。
あと
>>140がいいこと言ってる
っていうか漏れの一番好きな作品だし(w
面白かった!!
GJ!
すごくおもしろかったYO!!
ぬうう、12幕にぜんぜん気づかなかった……。
すでにdat落ちしてて読めないでつ。誰かログ持ってる人、うp希望。
>>264 49にdatファイルうpしといた 49up27943.zip
>>265 ササササンクス!
死神くんは全巻揃えていたので、ぜひ読みたいと思ってました。ほんとにありがとう!
「歌あるかぎり」とか「おばあちゃんの空き地」(題名うろ覚え)もAAで読みたいなあ。
コイチは老人ネタがうまいし……。
新作まだーー?(AA略
父と息子の対話…
∧_∧ ∧__∧
( ・∀・) (・ω・ ) _
( ) ━━━┳┳━━━━ (___)| |
| ̄| ┐ ┐ ┐ .┃┃ │ |
| ´l(__)_) .┃┃ │ |
 ̄ ̄ ̄ ̄
______∧_________
/ねぇパパ、どうして戦争って起きるの?\
| |
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧__∧
( ・∀・) (・ω・ ) _
( ) ━━━┳┳━━━━ (___)| |
| ̄| ┐ ┐ ┐ .┃┃ │ |
| ´l(__)_) .┃┃ │ |
 ̄ ̄ ̄ ̄
.______∧______________
/う〜ん…戦争って言うのは国と国との喧嘩なんだ\
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧__∧
( ・∀・) (・ω・ ) _
( ) ━━━┳┳━━━━ (___)| |
| ̄| ┐ ┐ ┐ .┃┃ │ |
| ´l(__)_) .┃┃ │ |
 ̄ ̄ ̄ ̄
__∧______
/ なんで喧嘩するの?\
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧__∧
( ・∀・) (・ω・ ) _
(つ つ ━━━┳┳━━━━ (___)| |
| ̄| ┐ ┐ ┐ .┃┃ │ |
| ´l(__)_) .┃┃ │ |
 ̄ ̄ ̄ ̄
.______∧______________
/ほら、例えば、日本とアメリカが仲が悪いとする。\
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.'⌒⌒丶
∧_∧ ∧__∧ ノノノ从 从)
( ・∀・) (・ω・ ) _ .γ゚ー゚γノγノ
(つ つ ━━━┳┳━━━━ (___)| | ⊂ ⊃
| ̄| ┐ ┐ ┐ .┃┃ │ | ノ川川ヽ、
| ´l(__)_) .┃┃ │ | ~~υυ~~
 ̄ ̄ ̄ ̄
._____∧_______
/あら、別に悪くはないじゃない\
|______________|
妻も話に加わってくる
.'⌒⌒丶
∧_∧ ∧__∧ ノノノ从 从)
(#・∀・) (・ω・=( ・ω・) .γ゚o゚#γノγノ
(つ つ ━━━┳┳━━━━ (___)| | ⊂ ⊃
| ̄| ┐ ┐ ┐ .┃┃ │ | ノ川川ヽ、
| ´l(__)_) .┃┃ │ | ~~υυ~~
 ̄ ̄ ̄ ̄
. _____∧____ _____∧____
/俺はあくまで \ /それで子供が誤解したら\
| 例えで言ったんだよ ! | | どうするのよ! _|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
息子はボソリとつぶやいた
.'⌒⌒丶
∧_∧ ∧__∧ ノノノ从 从)
(#・∀・) (・ω・ )_ .γ゚−゚#γノγノ
(つ つ ━━━┳┳━━━━ (___)| | ⊂ ⊃
| ̄| ┐ ┐ ┐ .┃┃ │ | ノ川川ヽ、
| ´l(__)_) .┃┃ │ | ~~υυ~~
 ̄ ̄ ̄ ̄
. ___∧___
/ なるほど… .\
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
糸冬
276 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/03/26 17:45 ID:aoeEcb+2
いいw
あはは
>274のこどもかわいいな
278 :
作者:04/03/26 17:47 ID:RcqMKjxi
とりあえずsage
出典も明記すると保管庫でまとめやすいそうです。
詳細書き込むの忘れてましたスマソ
これは出典ではなく有名なジョークです
とりあえず次もジョーク書き込んでもいいですか?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| やぁ、僕がいなくて寂しかったかい? |
\______ __________/
∨
∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| あら、いなかったの |
\____________/
糸冬
史上最短っぽい
これもジョークですが決して手抜きではないです^^;
元々がこんな感じで、でもシンプルな割りにジョーク特有のおもしろみがあって
これ大好きです^^
2つともワロタ
乙。
最近作品張られなかったんで久々にワロタ。
禿しくワロタw
乙です。
>ID:RcqMKjxi
グッド!
1レスで終わるのが最高に(・∀・)イイ!
ショートショートっていうより1コマ漫画だね。星新一が集めてたっけ。
「進化した猿たち」やね。
丁度最近読み返してて今も右手に有るところ。
モナ板でこんなネタでスレが立てれるかなとか思ってた。
そういえば外国のブラックジョークは
このスレのネタになりそうな作品が
たくさんあるね。
短くて皮肉が効いてる作品が多い。
以前もこんなネタ貼られてたし、いいんじゃないかと思う。
どちらも笑わせていただきました。
293 :
名言:04/03/27 00:53 ID:iroWHarF
『禁煙なんて簡単だ
::::::::::::
:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::
:::::::::::::::: :: 私はもう100回以上禁煙している』
:::::::::::::::::::━:・:::: 〜
:::::::: :::::::::::::::::::::::::
::::::::: :::::::::::::::::::: バーナード・ショー
::::::::: :::::::::::::::::::
::::::::: ::::::::::::::::::::
::::::::: ::::::::::::::::::::
::::::::: :::::::::::::::::::::...........
::::::::::.. :::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:::::::::::::: :::::
| ::::::::::::: ::
| ::::::::::::: :
| ::::::::::::::
| ::::::::::::
| ::::::::::::::::
|
貼った後に聞くのもなんですが↑ってスレ違いですか?
295 :
名言:04/03/27 01:00 ID:iroWHarF
『禁煙なんて簡単だ
::::::::::::
:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::
:::::::::::::::: ・::━ 〜 私はもう100回以上禁煙している』
::::::::::::::::::: :::::
:::::::: :::::::::::::::::::::::::
::::::::: :::::::::::::::::::: バーナード・ショー
::::::::: :::::::::::::::::::
::::::::: ::::::::::::::::::::
::::::::: ::::::::::::::::::::
::::::::: :::::::::::::::::::::...........
::::::::::.. :::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:::::::::::::: :::::
| ::::::::::::: ::
| ::::::::::::: :
| ::::::::::::::
| ::::::::::::
| ::::::::::::::::
|
改良してみますた
296 :
名言2:04/03/27 01:15 ID:iroWHarF
や
っ
て
い み
っ せ
て
き
さ か
せ せ
ほ ・ て て
め ・ み
て ・ て
や ・
ら ・
人 ね ・
は ば ・
動
か
山 じ
本
五
十
六
安倍公房も、禁煙するのは簡単だ、と言ってたな。
>>296 三行目は「うまくいき」というのも聞いた事がある。
ちなみに、その名言の元ネタは藤原何某の言葉で、
大東亜戦争当時の連合艦隊司令長官山本五十六海軍大将
が使って有名になった(ソースは阿川本)。
>>365 おもしろかったよ。
1コマしかないから
AAの質も問われるね。
雰囲気も出ておもしろいと思われ。
月曜の世にも奇妙な物語で
「殺し屋ですのよ」
やるようだね
自分カウンセラーもだよ
最近の「世にも奇妙な物語」では、そういう物がほとんどだよ。
両方とも好きなやつだ
自分も作品作ろうとしてるのですがタイトルが思い出せない・・・。
こういう場合って作っていいですか?
ショートショートの広場にあったと思うんですが・・・。
なんか番組のHPに星新一とか渡辺浩弐とか出てると何故か嬉しい。
ぜひ
|______________|
| / // | // / |
| | |
|._. ∧∧ | ._」
//! (,,゚−) ∧_∧ |.\\
// |ニ/,, ⊃■(∀` ..)二二二| \\
|||| |~て ) _) ( )⊃ | ..||||
|||| ./ (/ ∪__ |||__\ ̄ ̄\ .||||
||||/ / (_)_) \ \||||
|||| ̄ ̄||| |\ |||| ̄ ̄..|||
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|(´∀`. .) そこは空いてるのでしょうか? .|
|(,,゚−) ・・・ええ・・・ .|
| じゃぁ、失礼して・・・
\___________ __
|______________| V
| / // | // / |
| | |
|_. ∧∧・・・ | ミ∧_∧ .」
//!. (,,゚−) | (∀` ..)\
// |ニ/,, ⊃■二二二二⊂ ..ノ \\
|||| |~て ) _) (⌒ 〇 ||||
|||| ./ (/ ∪______し ̄ \ ||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄..||||
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| / // | // / |
| | |
|_. ∧∧・・・ | ∫ ∧_∧」
//! (,,゚−) .| ・━-` ..)\
// |ニ/,, ⊃■二二二二⊂ ..ノ \\
|||| |~て ) _) (⌒ 〇 ||||
|||| ./ (/ ∪______し ̄ \ ||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄..||||
| どちらまでおいでなのですか?
\___________ __
|______________| V
| / // | // / |
| | |
|_. ∧∧・・・ | ∧_∧」
//! (,,゚−) .| (∀` ..)\
// |ニ/,, ⊃■二二 ・━⊂ ..ノ .\\
|||| |~て ) _) (⌒ 〇 ||||
|||| ./ (/ ∪______し ̄ \ ||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄..||||
(,,゚−) <・・・さあ・・・
(∀` ..) <気ままな旅というわけですね。うらやましいですな。
(,,゚−) <・・・さあ・・・
(∀` ..) <休暇をお楽しみなのですか。絵の題材でも求めてのご旅行ですか。
(,,゚−) <・・・さあ・・・
―――――――――――――――――――――――――――――――――
女は青年の方を見ようともせず何回も同じような気の無い返事をした。
青年は少し反省し、頭をかきながらこう言った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
| いや、これは失礼しました。
| 突然なれなれしく話し掛けたりして・・・
\___________ __
|______________| V
| / // | // / |
| | |
|_. ∧∧ | ∧_∧」
//! (,,゚−) .| (∀`つ.)\
// |ニ/,, ⊃■二二 ・━⊂ ..ノ .\\
|||| |~て ) _) (⌒ 〇 ||||
|||| ./ (/ ∪______し ̄ \ ||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄..||||
(∀` ..)<僕は怪しげな男などではありません、
ちゃんとした新聞社に勤め、今は調査の帰りなのです。
ちょっとした話相手になってもらえませんか?
―――――――――――――――――――――――――――――――――
そういって青年は名刺を差し出したが、女はそれを手にしようともせず
相変わらずの声で答えた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
(,,゚−) < ・・・さあ・・・
―――――――――――――――――――――――――――――――――
青年は少し不愉快になり、話し掛けるのをやめた。
随分失礼な女だ、お高くとまっているのか、こちらを警戒しているのか。
耳が遠いのかは知らないがわけがわからない女だ。
犯罪にでも関係して逃げているのだろうか、青年はそう思った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
|______________|
| / // | // / |
| | |
|_. ∧∧ | ・・・ ∧_∧」
//! (,,゚−) .| (ヘ` .)\
// |ニ/,, ⊃■二二 ・━⊂ ..ノ \\
|||| |~て ) _) (⌒ 〇 ||||
|||| ./ (/ ∪______し ̄ \ ||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄..||||
―――――――――――――――――――――――――――――――――
青年の思っていることはある意味では当たっていた。
しかし、彼女は犯罪者でもなければ精神異常者でもなかったのだ。
彼女の住んでいた港町とT市との間で交わされた電話が事の発端だった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
................................................................
プルルル,ガチャ
────────────────
同胞。例の品はどうなったニダ。
─────v─────────‐
∧_∧ D
< `∀´>O ___
( ./D……/◎\
=============================
C ∧_∧ ミツユノキゲンハウリナラニダ。
___ ○<`∀´メ>
/◎\……C )
─────────ゝ────────────
ああ、ウリナラから密輸された
ダイヤのことニダ。無事に手に入り今ここにあるニダ。
──────────────────────
< `∀´> <そうニダか。では約束どおり届けてくれ。
ウリナラに持ち帰る盗品の購入手はずは済んでいる
早いところ引き渡して撤収するニダ。
<`∀´メ> <十分承知ニダ。だが軽々しくは動けない、
イルボン警察はうすうす感づいているらしい。
自分で持ち運ぶのは危険ニダ。普通小包で送ることはまさかできないニダ。
< `∀´> <誰か信用のできる同胞にでも持たせたらどうニカ?
<`∀´メ> <それも心配ニダ。信用のできる同胞が居ないわけでもないが
なにしろ大量のダイヤだ開けるな、と念を押せば開けたくなるに
違いないだろうニ。亡命されるニダ。
──────────────────────────
困ったニダ。こちらとしても早いところ撤収しないとやばいニダ。
─────v───────────────────
∧_∧ D
<;`∀´>O ___
( ./D……/◎\
=============================
C ∧_∧
___ ○<`∀´メ>
/◎\……C )
───────ゝ───────────────────
いや、全然方法がないということもないニダ。
近所に旅行の大好きなチョッパリの女の子がいる、旅費を出せば
大喜びで逝ってくれるに違いないニダ。その子に託すニダ。
───────────────────────────
<;`∀´> <しかし、女の子は好奇心が強いニダ。旅行させてもらえる
理由を知りたがるだろうし、旅行中にカバンを開けてしまうかもしれないニダ?
<`∀´メ> <まあ普通ならそうなる、そうならぬよう彼女を普通じゃ無くなすニダ。
< `∀´> <どういうことニダ?
<`∀´メ> <催眠術ニダ。実はウリは昔興味を持ってかなり詳しく研究したことがあった
催眠状態にして命令を彼女に与え、覚めさせたらいいニダ。
本人は何も覚えていないが、その命令は暗示となってその通りに行動してくれる。
カバンを持っていけ、中を開けるな、手から放すな、他人から話し掛けられてもあまり答えるな
と命令したらカバンを手から放すことは無く、置き忘れたりしないし、奪われそうになっても必死に抵抗するニダ。
T駅で下車しろと命令しておけばちゃんと届けてくれるニダ。
<;`∀´> <しかし、暗示がきいていてカバンを渡さなかったらどうするニダ、
駅で女の子相手に騒ぎを起こしたらまずいニダ・・・。
<`∀´メ> <いや、合言葉を決めるニダ。その言葉を言われたとき女が反射的にカバンを
渡すよう暗示をかけておけばいい。そしたら彼女の暗示は全て消えて後には
何も問題は残らないわけニダ。
< `∀´> <なるほど。で、どんな合言葉ニカ?
<`∀´メ> <そうだな・・・『まぬけ野郎』というのはどうだろう。おとなしそうな女の子に向かって
この言葉を怒鳴るチョッパリはいないだろう。従ってそちらの手に無事に届く。
< `∀´> <わかったニダ。待ってるニダ。
<`∀´メ> <ウェーハッハッハ
................................................................................................................................
―――――――――――――――――――――――――――――――――
単調な音を立てながら列車は走りつづけている。
女はずっと姿勢を崩さない。青年はさっきからうとうと居眠りをしていた。
女が突然青年に声をかけた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
|______________|
| / // | // / |
| | |
|_. ∧∧・・・ | ∧_∧」
//! (,,゚−) .| ZZ(Д- ..)\
// |ニ/,, ⊃■二二 二二⊂ ..ノ \\
|||| |~て ) _) (⌒ 〇 ||||
|||| ./ (/ ∪______し ̄ \ ||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄..||||
|______________|
|______________|
| / // | // / |
| | |
|_. ∧∧ | ∧_∧」
//! (,,゚−) .| Σ(Д` ..) \
// |ニ/,, ⊃■二二 二二⊂ ..ノ \\
|||| |~て ) _) (⌒ 〇 ||||
|||| ./ (/ ∪______し ̄ \ ||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄..||||
________|\________
|(,,゚−) T駅はまだでしょうか?
|Σ(Д` ..) うわ。
| なんですって?
\___________ __
|______________| V
|______________|
| / // | // / |
| | |
|_. ∧∧ | ∧_∧」
//! (,,゚−) .| (∀`;.)\
// |ニ/,, ⊃■二二 二二⊂ ..ノ \\
|||| |~て ) _) (⌒ 〇 ||||
|||| ./ (/ ∪______し ̄ \ ||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄..||||
(,,゚−) <T駅はまだでしょうか。
(Д`#)プチン
―――――――――――――――――――――――――――――――――
青年はむらむらと腹をたてた。
さっきはあれだけ話しても相手になってくれなかったのに今になって。
もうすぐT駅だということぐらいわざわざ起こしてまで聞かなくても分かるだろうと。
実際は暗示の力によって出てしまった確認の言葉だったのだが青年は知るよしも無い。
眠いところを不意に起こされたので一段と機嫌が悪かった青年は呟くように言った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
このまぬけ野郎!
| い、いや、すみません。
| ついねぼけていて・・・。
\___________ __
|______________| V
|______________|
| / // | // / |
| | |
|_. ∧∧ | ∧_∧」
//! (*゚д) | Σ (∀`つ;)\
// |ニ/,, ⊃■二二 二二⊂ ..ノ \\
|||| |~て ) _) (⌒ 〇 ||||
|||| ./ (/ ∪______し ̄ \ ||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄..||||
―――――――――――――――――――――――――――――――――
しかし頭がはっきりするにつれ、すぐに青年は謝った。
だが、頭がはっきりしてきたにも関わらず、彼は狐につつまれたような気分になった。
女が突然カバンを彼に押し付けたからだ。そして呆然としている彼を後に
彼女は別の車両に行ってしまったのである。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
|______________|
|______________|
| / // | // / |
| | |
|_. .| ・・・ ∧_∧」
//! | (´д` ..)\
// |ニ二二二二二二二■⊂ ..ノ \\
|||| | (⌒ 〇 .||||
|||| ./  ̄/_______し ̄ \ ||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| ∧∧ |||| ̄ ̄..||||
(..゚−)
/ つ
〜 ノつ
(/´
―――――――――――――――――――――――――――――――――
しばらくして青年は我に帰った。それからしげしげとカバンを眺めた。
これはどういうことなのだろうか、開けてみようとしたが鍵が掛かっている。
こじ開けることは気がとがめた。まともな新聞社に勤めている身では
軽率なことはできない。彼はこう考えた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
|______________| ○
| / // | // / .| ○
| | .| 。
|_. | ∧_∧」
//! .| (д` ...) \
// |ニ二二二二二二二■⊂ ..ノ \\
|||| | (⌒ 〇 .||||
|||| ./  ̄/_______し ̄ \ ||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄..||||
(д` ..)。○(まもなくT駅だ下車したらすぐ警察に届けることにしよう。
特ダネになればもうけ物だが、あまり期待はしないほうがよさそうだ・・・。
大した物が入ってるわけが無い。変な女が置いていったカバンなんだから・・・。
星新一著 おせっかいな神々 「無表情な女」
ぬるぽ
>320
ガッ!!
>319
乙。面白かった。
>319
(・∀・)b良!
>320
がっと行きたい所だがナイス支援ですた。
323 :
1/5:04/03/28 09:14 ID:fEw/Tf4j
_.∧∧=≡=
//(゚∀゚,,)〆
|::|⊂ つ
ヽヽ| |
.し`J
ジャズ人形の貯金箱というものがある。
324 :
2/5:04/03/28 09:15 ID:fEw/Tf4j
,、,、=== ∧∧
_(゚ヤ゚,) / (゚Д゚,,)
_____((c っ_Iと ,,)
~ UU /| | |〜
/ .| し`J
掌に硬貨を載せてやると手をいったん引っ込めて中に落し、
325 :
3/5:04/03/28 09:16 ID:fEw/Tf4j
♪ /♪
,、,、=== ∧∧
♪ _o(゚ヤ゚,)o/ (゚Д゚;)
___ ((ヽ っ )) (, ,,)
(( ~ ∪´ /| | |〜
/ | し`J
そのお返しにとディキシーランド・ジャズを鳴らして
気が狂ったように手足を動かし、踊りまくるのである。
326 :
4/5:04/03/28 09:16 ID:fEw/Tf4j
从
∧∧
(゚Д゚;)
_________ (, ,,)
/| | |〜
ミ | し`J
ミ
丿ヽノし 丿ヽ
ヾ o ,、,、/ ===
て (゚ヤ゚) っ ゝ
ヾ c っ..:.ゝ
だがそのためにしばしば机の端から転落し、故障してしまう。
327 :
5/5:04/03/28 09:17 ID:fEw/Tf4j
∧∧||
(::::: )l |
|l/:::: ヽ
〜,___ノ
o ,、,、/ ===
::.: (゚ヤ゚) っV
c っ..:.ゝ
W
修理代は、とても貯金では間にあわない。
筒井康隆「天狗の落し文」からでした。
ショートショートというより、こんな小話みたいなものばかり入った本です。
ネタ帳って感じかな。
ただの欠陥商品じゃんw
乙!
「無表情な女」の窃盗団がニダになってるけど、それなら合言葉を半島語にすればいいはず。
ニダではなくギコとかにすればよかった。
原作をアレンジしたせいで矛盾が出てしまったパターン。
もったいない。
原作をそのまま載せるんなら「原作買って嫁」ですむ話だし。
いいんじゃねーの作りたいように作れば
作りたいように作って、ショートショートとして矛盾が生じたら
本末転倒だといってるの。
だいたい「原作買って嫁」なんていったらこのスレいらない。
いやいや・・・
このスレを見て、原作を読みたくなる
ってのが真の狙いじゃなかったのか?
>>333は平気でwinnyとか使ってそうだな
>>331 まぁそんな細かい所まで気にしなくていいんじゃないの
>>331 はっきりいって細かいと思う。もったいないっていうほどじゃないね。
これ以上は蛇足かもしれないけど、AAキャラって使う側によってどうにでも変わるからね。
ニダがもともと何人を表しているとしても、関係ないと思うよ。
AAの起源的な設定は気にしないほうがいいと思う。
そうそう、昔はカサーリに最強属性が付いていたんだから。
俺は
>>331のせいで一気に萎えた。ものすごくもったいない気分だ。
>331の脳内設定ではニダーは半島野郎なわけだな
それは別に悪い事ではないと思う
でも設定を押し付けるのは設定厨のやる事なので好ましくないな
その程度の気に食わない部分をスルーできないとAA楽しめんぞ
>>331がどうとかいいから。
スレを無駄使いしないでおくれ。
まぁたしかに
>>331は細かすぎだけど放置しる。
>>338 >>ニダがもともと何人を表しているとしても、関係ないと思うよ。
>>AAの起源的な設定は気にしないほうがいいと思う。
>>341 >>設定を押し付けるのは設定厨のやる事なので好ましくないな
アホか作品をよくよめよ。
ニダーは
>>313-314で半島語の単語を使っている。
それに、
>>この言葉を怒鳴る「チョッパリはいない」だろう。
と言っている。
自分たちが日本人ならわざわざ「日本人はいない」なんて言うか?
本来の設定ではなく、明らかに作中で半島人という設定がされている。
なら、半島語を使うチョッパリはいないんだから、それを合言葉にするのがごく自然・あたりまえ・当然。
ショートショートは矛盾が生じては面白味が半減する。
オチとなる部分以外にナンセンスがあっては意味がない。
無表情な女、ついでにAAについても苦言をていするならモナーの頭のズレが気になってしょうがない。
∧_∧と∧_∧の使い分けくらいしてほしい。
お前ら、中レベル以上の作品が投稿されたらなんでもマンセーレス、乙レスするなっての。
不毛な議論ここまで。
ニャ━━━━━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━━━━━ン!!!
引き続きショートショートスレをお楽しみください。
>>343 これは性格の問題だから仕方が無いよね
とりあえずこれからはもうちょっと言葉を選んで発言することをお勧めする
347 :
338:04/03/28 15:40 ID:Aa94jle+
これで最後!
オレが恥かいちゃったのわかったが、言い訳少し。
半島語って知らなかった。チョッパリとか。無知は恥ずかしいな。
でもごめんな
>>343y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
>>346 過去にもそういうケースはよくあったけど
会話中心系SSに常に付きまとう問題だな。
そういやちょっと前に、それについて突っ込んだ奴がいて、
「じゃあお前が書けや」という話になって一悶着ってことがあったような。
つーか、ビデオ棚に「僧衣」があるってことの方が問題。
今気づいた。ワラt
僧衣激ワラタ
>>349 ありましたねぇ・・・
色々騒いで結局治まったけど・・・
その文字が多い作品書いた人はパタッと投稿しなくなったし・・・
まっ。名前変えたんだろうけど。
358 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/03/29 07:19 ID:lkgdH/MR
初AAです
下手糞ですが、頑張って作ってみました
359 :
358:04/03/29 07:21 ID:lkgdH/MR
ごめんなさい。上げるつもりはなかったのです
それでは
∧_∧
( ´∀`)
( ) 彼は世界で最も美しく・・・
| | |
(__)_)
360 :
2/8:04/03/29 07:22 ID:lkgdH/MR
∧_∧
( ´∀`)
(○ 〇 世界で最も
|||
||,ノ
(_) タッタッタッタ
↓ ↓ ↓
∧_∧
(д` ; ) ハウ!
(つ ⊂ ) 運動神経が良い
( | │
グキ し(__)
361 :
3/8:04/03/29 07:23 ID:lkgdH/MR
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|ウッホホ~イ ヒャッハッハハh・・・
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
◯( ´∀` )◯
\ / そして世界で最も頭がよく
|⌒I、│
(_) ノ
∪
∬
362 :
4/8:04/03/29 07:23 ID:lkgdH/MR
(⌒( ○ ∧_∧
ズサー ≡≡≡(⌒);;;≡≡≡
と⌒⌒つ´∀`)つ イマダ2ゲットモナー
世界で最も運がいい
363 :
5/8:04/03/29 07:24 ID:lkgdH/MR
∧_∧
( ´∀`)彡ニヤ
( O ) 彼は世界で最も優れた存在だった
││ │
(__(__)
364 :
6/8:04/03/29 07:25 ID:lkgdH/MR
∧_∧
(; ´∀`)
( )
| | |
(__)_)
365 :
7/8:04/03/29 07:25 ID:lkgdH/MR
∧_∧ ___
(; ´ д `) < ・・・・
( )  ̄ ̄ ̄
| | |
(__)_)
366 :
8/8:04/03/29 07:26 ID:lkgdH/MR
廃墟と化した地球上でただ独り生き延びてしまった不幸を背に
彼は今日もイヴとなるべき存在を求め歩いた
Ψ ││ ψ 丿‡
† Ψ │ │
│ │ △ ζ
│ │∞
∧_∧iil │
( ill)) ・・・ダ・・ダレカ・・・
⊂ ○ )) │
(__)_)) │ξ彡ヒュゥゥゥゥ
│ フラフラ │
│ │
ミξ
368 :
358:04/03/29 07:32 ID:lkgdH/MR
4がずれてる・・・ il〇| ̄|_ウツダシノウ
まあ・・・AA初心者ということで大目に見てやってください
ではスレ汚し失礼しますた
ニャ━━━━━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━━━━━ン!!!
引き続きショートショートスレをお楽しみください。
369 :
358:04/03/29 07:34 ID:lkgdH/MR
あ、オリジナルです
以前オリジナル作品を出展していた方がいたので漏れもやってみました
371 :
358:04/03/29 07:39 ID:lkgdH/MR
オリジナルはビデオ棚に行った方がいいよぉ
ビデオ棚って保管庫じゃないかと思ったら
保管庫とは別にそういうスレがあったのね
お気に入りに入れたけどショートショートの保管庫とダブっちゃうな
う〜ん、前も誰かが言ってたけど・・
ここは名作ショートショートをAA化するスレだからなぁ。
まぁ特別うるさく言うほどのことではないと思うけど。
自作ショートショートでもみんなで楽しめれば良いんじゃないかな。
375 :
372:04/03/29 14:12 ID:0jS6JoSF
>>374 まぁそれもそうだけど、必ず指摘する人がいるじゃない?
オレトカ
テンプレに「自作はモララーのビデオ棚で」って入れて
そっちにもリンクしておけばいいんじゃないか?
>>375 そう言われると・・
指摘は当たり前なのかも・・スレ違いなわけだし。
一応、漏れは
>>376の案に賛成しておきます。
でも結構おもしろかったw
2ゲットのときに耳がフライングしてるのとかツボった。
>>354 自分カウンセラーって前にAA化されてたよね
失礼いたしました
僕は失礼したのかまだわかんないや。
殺し屋ですのよだいぶアレンジされてましたね
はぁー、ここ観てて初めての弊害だ・・・
世にも奇妙な物語、落ちがわかっちゃう・・・・
自分カウンセラー見たけど、こっちのほうが(・∀・)イイ!!とオモタ
21/24の台詞が好きだから
今見て改めて自分カウンセラーに感動した。
もし99%失敗するとしても、
1%でも可能性があるのなら僕はやるよ!
よくあるセリフかもしれないが、良かった。
388 :
.:04/03/29 22:18 ID:uqNLQwvQ
あと3つ心して見よう
CGが・・・
いつからここは批判スレになったんだ?
全部オチが読めるんだよ!
・・・・・・・おもしろかったけど
誘い水しか楽しめなかった…
ネタバレしてたからなー
誘い水に魅力を感じた
何回も水を飲むシーンの連続がよかった
ネタバレわかってても自分カウンセラーは良かったなー
サイゴノヒトトキのラストの落ちがよくわからんかった。
あの銃はなんですか?
最後は皆、元の木阿弥状態だったので、
自殺願望だった女も…
というのが俺の考え
オチを聞くのも、それにこたえるのも野暮だよ。
誘い水が面白かったなぁ
「世にも〜」やってなかった(´・ω・`)ショボーソ
そういえば「携帯忠臣蔵」って去年一昨年に見たけど
他の地域では3年以上前にやってたんだよね
それ知ったときガックリだったよ
もしかして3年遅れなのか?
自分的にはBe Silentと誘い水がよかた
・・・ってかだれかTV番組板にスレたてれ
>>396 なぜに悪いのかね?
作者はあれこれ想像させるのが狙いなんでしょ?
>>400 あれこれ想像させるのが狙いだからこそ、一人一人が考えるべき。
もっといえば、ここはAA長編板で世にも奇妙な物語を語るスレッドではない。
相手するのも腹が立つ
>>403 だから、
>>395の最後に
「俺の考え」といってるでしょ。
俺は押し付けるつもりなんかないし。
いろんな人の意見を聞いて「そういう考えもあるんだなあ」
と納得する楽しさもあるのに。
まあ、スレ違いなのは認めるけどね。
でも、その程度で腹が立つのはどうかと思うよ。
はぁ?
スレ違いが分かってるんならここに書かなきゃいいだろう。
腹が立ってるのはあんたの書き込みと、それに反応して
結果的に板違いの書き込みをしている自分に対してだよ。
あと、押し付けじゃなくてもオチを人に見えるように書くのは
配慮が足りないと思うぞ。
修正
あんた>あんた達
マターリ
ああ・・それについて文句を言ってたのね
それは大変失礼した
ふふん
東野圭吾の本読んでるんだが、この人の作品もAAにできる気がする・・・
東野圭吾か・・・・・・短編集『天使の耳』はドラマ化したら面白いと思う。
仮面山荘とかも好きだけど、AAにできそうなほど短いのあった?
412 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/03/30 08:29 ID:2fWg/wbA
誤爆ったスマソ
414 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/03/30 11:02 ID:ECF0jMfM
というか
殺し屋ですのよに
観月ありさは合わない
どっちかって言うと
ナースのお仕事のあの主任が一番いいと思った
誘い水には
原田泰蔵は
合わない
どっちかって言うと
トリックの
あの評論家(仲間幸恵(?)にいつも付きまとっているやつ)
が一番合うと思う
サイゴノヒトトキは
最後の拳銃が意味わかんない
自分カウンセラーは
アレンジしすぎ
原作そのままでいい
Be Silentは
平凡すぎるネタ
良くある
出しすぎ
以上
>414
ちょっと前のログくらい読め。
死ね。
>414はマルチ。
418 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/03/30 13:55 ID:ECF0jMfM
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ / あっ、ちょっと、お客様。あいすみません。
( ´∀`)< ただ今金属探知機が反応しました。
( ⊃ \ お体に何か金属をお隠しになられていますね。
| | | \________________________
(__)_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ / ご足労をおかけいたしますが、こちらへいらして下さい。
( ´∀`)< 身体検査を執り行いますから。
( ⊃ \_________________________
| | |
(__)_)
/ ̄ ̄ ヘ ヘ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |◎ ◎ |∩i
シツレイネ。ワタシハロボットヨ。 > | ム |L.||
______________/ ヽ∀___/__/
-===='='=====−、
《||| Å |||《(()
∧_∧ v /|| //||ヘヽ || |Y
煤i∩;´Д`) //|| // || ヘヽ .|| ||
( ⊂) | ̄]ニニo ||/ || ヘヽ|| |ニO
ヽ/ )  ̄ ||======= || //
(_)J ()) ⌒)())⌒)//
/フ (/ 7ヽ
// /__/ノニO
√(⌒(0 | |
|T (⌒0ニO
| | \ヘ ヾ
√(⌒(0 (⌒(0ヾ
0ニ)))) 0ニ)))) ヾ キャシャーン
二二二コ 二二二コ ヾ
果てしなく
糸冬
スマソ
出典 ショートショートの広場5『金属探知機』
よりによって先行者かw
蛇足
元本ではアンドロイドですた
わろた
6コマいきまつ
1/6
できたぞ!完璧な精神安定剤が。
───v───────────
∧∧
(,,^Д^)っθ
|っ ノ
〜| |
し^J
2/6
普通の物は眠くなったり、
思考能力が低下したりしてしまう。
だがしかし…
───v───────────
∧∧
(,,-Д-)≡3
| ∞
〜| |
し^J
3/6
私の物は完璧に感情だけを完全に
安定させる物なのだ。
───v───────────
∧∧
∩(,,^Д゚)∩ バンザーイ
ゝ ノ
〜| |
し^J
4/6
早速人体実験だ
───v────
∧∧
(,c○゚) ゴク
|ノ つ
〜| |
し^J
5/6
∧∧
(,,゚Д゚) ……
⊂ ⊃
.〜| |
. し^J
6/6
やった、成功だ。このうれしくないことといったら。
───v───────────────
∧∧
( ,,゚Д)
(| ⊃
〜| |
し^J
以上、「ショートショートの広場1」から「最高の喜び」でした。
>>435 ワラタ 乙です!
しかし感情抑えすぎw
ん、前に似たようなの無かった?
すごい効き目だ
ワロタw
このうれしくないことといったら。たまらないねぇ
これ原作大好きだった。GJ
GJですた
でもこれって実は失敗してても成功してても嬉しくないnうわなにをすr
>>442 なるほどー!失敗してる可能性もあるんだな
そこまで気づかなかった
>>442 なんで失敗してる可能性があるの?
失敗してたら落ち込むからわかるんじゃない?
前作で結局無駄な議論をさせてしまったお詫びに作りますた
AAほとんどコピペの上、無駄にコマ数多いですが、そこはご愛嬌でよろしく〜
∧ ∧
(,,゚〜゚)
( ⊃ ⊃ カリカリ
と_)_)┳┳
ξ∧ ∧
(,, ゚Д゚)ウーム・・・
(⊃⊂)
と_)_)┳┳
∧_∧
∧ ∧ 煤i´∀` )オヤ?
(,,゚〜゚) ( )
( ⊃ ⊃ カリカリ | | |
と_)_)┳┳ (__)_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 精が出るねえ
\
 ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
∧ ∧ (´∀` )
(,, ゚д ゚) ( )
( ⊃ ⊃ハッ | | |
と_)_)┳┳ (__)_)
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
| あ、これはどうも
\________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 小説書いてるモナか?
\
 ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
∧ ∧ (´∀` )ン?
(,, ゚д ゚) ( )
( ⊃ ⊃ウン | | |
と_)_)┳┳ (__)_)
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 生きてる内に一度は「罪と罰」のような
| 大作を書き上げてみようと思ったんだゴルァ
\__________________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| どうしてそのようなものを
| 書く気になったんだい?
\
 ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
∧ ∧ (´∀` )ヘェー
(,, ゚д ゚) ( )
( ⊃ ⊃ジツハ・・・ | | |
と_)_)┳┳ (__)_)
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 俺にもよく分からないんだゴルァ
| ただ、ひょっとしたら自分が生きた証を
| 残したいのかもしれないと思うんだゴルァ
\__________________
∧_∧
( )ジーン・・・
( O )ココロニシミルコトバモナ
│ │ │
(__ (__)
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚) < 人の命には限りがあるんだゴルァ
(⊃ ⊃ | 永遠に生きられるなら「生きた証」などいらないが
と_)_) | そのことに気づいた今だからこそ
| 俺は書かなければいけない気がするんだゴルァ
\__________________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| そうモナか・・・・
\
 ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
∧ ∧ (´∀`。 )ホロリ
(,, ゚−゚) ( )
( ⊃ ⊃キリッ | | |
と_)_)┳┳ (__)_)
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄
| そうなんだ
\______
∧_∧
∧ ∧ ( ´∀`) ・・・
(,,゚〜゚) ( )
( ⊃ ⊃ カリカリ | | |
と_)_)┳┳ (__)_)
!
∧_∧
∧ ∧ ( ´∀`)ソウダ!
(,,゚〜゚) ( )
( ⊃ ⊃ カリカリ | | |
と_)_)┳┳ (__)_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| まあ頑張れ!
| 「締め切り」に間に合うといいな〜
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
∧ ∧ ( ´∀`)
(,,゚〜゚) ( )
( ⊃ ⊃ ン? | | |
と_)_)┳┳ (__)_)
∧_∧
∧ ∧ ( ´∀`) モナー ウマイコトイッタモナ
(,, ゚д ゚) ( つ つ
( ⊃ ⊃ポカーン 人 ヽノ
と_)_)┳┳ スタスタ(__(__)
∧_∧
( ´∀`)フンフン♪
と 丿つ
人 γヽ
〃,(__人__ノ ))
!
∧_∧
(;´∀`)フ・・・・・!!
と 丿つ
人 γヽ
〃,(__人__ノ ))
ガビーン
∧_∧
(´Д⊂ヽマズイコト イッテシマッタカモナ!!!!
⊂ ノ
人 Y
し (_)
∧_∧
(´∀`;)ギコノヤツ キニシテルモナ?
(つ ,ノつ
/ ゝ 〉
(_(__)
∧ ∧
(,, ゚ -゚) ウン!
(⊃⊂)ヨシガンバルゾ ゴルァ!
と_)_)┳┳
∧_∧
( ´∀` )ホッ
し し )ヨカッタ キニシテナイミタイダ
く く く
(_(_)
∧_∧
( ´∀`)ヨシ イクモナ
⊂ (⌒)
| ,'__,,ノ
(__)
∧_∧
クル(( ´∀`)彡
( O ) ギコ・・・
││ │
(__(__)
╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━
┃ ┃ ┃∧∧ ┃ ┃ ┃
╋━╋━╋,゚〜゚ ━╋━╋━╋━
┃ ┃ ┃⊃┃⊃┃カリ┃ ┃
╋━╋━╋_)_)┳┳ ╋━╋━
執行の日までに間に合うといいモナな・・・
死刑囚かよ((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
471 :
445:04/03/31 02:22 ID:E5iTnWDv
出展は星新一編『ショートショートの広場D』徳田岳彦の「しめ切り」です
最後の1コマは檻の中にギコが入っているのを想像してください
表現し切れなかった 〇三バビューン | ̄|_
GJ!
充分わかったよ。面白かったぁ(*´д`*)
最初カリカリ梅食ってるのかと思った。
この作品見て1967年に死刑になった島秋人って人の書いた『遺愛集』ってのを思い出した
実際に死刑直前に文才に目覚める人もいるんだよなあ・・・
でも、もしそういう人が
死刑を免れたとき、どんな反応をするかは…
スレ違いスマソ
乙
1/54
∧_∧
(・∀・ )
( )
┌─────
┌‐────┐
│ケ ン ジ .!
├───‐─┴──────────────
|被告はまことに恐るべき装置を作り上げた。
|これを放任しておいたら、世の秩序を根本から
|くつがえし、社会不安をひきおこしかねない。
└────────────────────
2/54
∧_∧
(∀・ )
⊂ )
┌─────
┌‐────┐
│ケ ン ジ .!
├───‐─┴───────────────
|みせしめにも重い罰を加えるべきだ。
|裁判史上はじめての、危険きわまりない事件です。
└─────────────────────
3/54
∧_∧
(-∀- )ハァ・・・
( )
┌─────
┌‐────┐
│ケ ン ジ .!
├───‐─┴──────────
|・・・・・・・
└───────────────
4/54
∧∧
( )
/ |
(,,_/
/
┌‐────┐
│ケ ン ジ .!
├───‐─┴─────────────────
|地下室にとじこもって。なにやら怪しげな製作を
|やっている男がいる。という通報を受け、調査しました。
└───────────────────────
5/54
∧_∧
(・∀・ )
( )
┌─────
┌‐────┐
│ケ ン ジ .!
├───‐─┴────────────────
|それによって事態が発覚しました。ただちに当人を
|逮捕し、装置を押収したというわけです。
└─────────────────────
6/54
∧_∧
(∀・ )
⊂ )
┌─────
┌‐────┐
│ケ ン ジ .!
├───‐─┴────────────────
|実害が世に及んではいないが、恐るべき行為で
|あることにまちがいない。こう結論せざるをえません
└──────────────────────
7/54
∧_∧
(・∀・ )
( )
┌─────
┌‐────┐
│ケ ン ジ .!
├───‐─┴─────────
|では、証拠品としてその装置に、
|登場していただこう。
└───────────────
8/54
┌────────┐
│●○ ●○ |
│□ □ □ □ |
│ |
│|二二二二| . |
│ ○○○○ |
└────────┘
┌‐────┐
│ケ ン ジ .!
├───‐─┴─────────
|これです。
└───────────────
9/54
∧ ∧
Σ(゚Д゚#)
⊂ ○
┌────┐
┌‐────┐
│ ヒ コ ク .!
├───‐─┴────────────
|それはわたしのものだ!大金をつぎこみ、
|長い年月をかけて作りあげたものだ!
└─────────────────
10/54
∧ ∧
(TДT)
○ ○
┌────┐
┌‐────┐
│ ヒ コ ク .!
├───‐─┴───────────────
|それを勝手にとりあげるなんて、むちゃくちゃだ!
|警察は泥棒とおんなじだ・・・ブツブツ
└─────────────────────
11/54
∩_∩
(´ー`)
( )
┌────┐
┌‐────┐
│ サイバンチョ .!
├───‐─┴───────────────
|ここは法廷です。不適当な発言はいけません。
|また、被告は法廷の規律を乱してはならない。
└─────────────────────
12/54
∩∩
(ー` )
( )
┌────┐
┌‐────┐
│ サイバンチョ .!
├───‐─┴────────────────
|言いたいことがあるなら、弁護士を通じてするように
└──────────────────────
13/54
∧,,∧
ミ;゚Д゚彡
ミ つつ
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴────────────
|腹を立てたくなる気持ちはわかりますが、
|叫ぶのは困りますよ。
└──────────────────
14/54
∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡
(ミ ミ)
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴───────────
|あなたの味方は、わたしだけなんです。
|この点をご理解いただきたいものです。
└─────────────────
15/54
∧,,∧
ミ;-Д彡
(ミ ミ)
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴──────────
|他の弁護士たちは、みないやがって
|断った事件です。
└────────────────
16/54
∧,,∧
ミ,,,゚Д彡そ
(ミ ⊃ て
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴────────────
|そんな状態のなかで、わたしは同情から
|あなたの弁護をひきうけてあげた・・・
└──────────────────
17/54
∧ ∧
(Д-,,)
○ ○
┌────┐
┌‐────┐
│ ヒ コ ク .!
├───‐─┴─────────
|・・・・・・
└───────────────
18/54
∧,,∧
ミ,,,゚Д彡
(ミ ⊃
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴───────────────
|えー、被告の意見によりますと、その装置は
|社会に役立つ物であり、危険や害など少しもない。
└─────────────────────
19/54
∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡
(ミ ミ)
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴──────────────────
|この点をぜひ知ってもらいたいとの主張でありまして・・・
└────────────────────────
20/54
∧ ∧
/:::ヽ . / ヽ
/::::::: `、,,,,/ ヽ
〃:::::::::::::::::::: \
|:::::::::::::::::::::::... l
|:::::::::-=・=-::::::::-=・=- |
.|:::::::::::::::::::: 厂|:: |
,,-'' ̄ヽ::::::::::::::::/_|:::.. ノ ̄\
/ :::::::::::::::::丶:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,.ノ:::::::: ヽ
| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
┌‐────┐
│ ヒ コ ク .!
├───‐─┴──────────
|・・・・・・
└────────────────
21/54
∧,,∧
ミ;゚Д彡
(ミ ⊃
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴───────────────
|こ、この装置の性能を人びとに知ってもらえれば、
|きっと支持がえられるにちがいない。
└─────────────────────
22/54
∧,,∧
ミ;゚Д゚彡
(ミ ミ)
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴──────────────
|各界の学識経験者をこの法廷に呼び、
|装置の鑑定をしてもらいたいと申しております
└────────────────────
23/54
∧∧∧
< 異 >
∧,,∧ < あ議 >
ミ;゚Д゚彡 < り !! >
(ミ ミ) ∨∨∨
─────┐
24/54
∧_∧
(・∀・;,)
⊂⊂ )
┌─────
┌‐────┐
│ケ ン ジ .!
├───‐─┴───────────────────
|それはいけません!そのようなことをしたら、この恐るべき
|装置に関するニュースが世に知れわたってします。
└─────────────────────────
25/54
∧_∧
(∀・; ,)
⊂ )
┌─────
┌‐────┐
│ケ ン ジ .!
├───‐─┴────────────
|装置の鑑定は却下するようお願いします。
└──────────────────
26/54
∧_∧
(・∀・;,)
( )
┌─────
┌‐────┐
│ケ ン ジ .!
├───‐─┴─────────────────
|また、この裁判は非公開でなさるよう要求します。
|非公開は好ましいことではないが、場合によりけりです
└───────────────────────
27/54
∩_∩
(´ー`)
( )
┌────┐
┌‐────┐
│ サイバンチョ .!
├───‐─┴──────────
|検事の申し出を、もっともとみとめる。
|これより審理は非公開とする。
└────────────────
28/54
____ エ------------ッ
ヽ==@=ノ ∧_∧∧∧∧∧∧
( ・∀・)モウオワリダカラナ (・∀・ ) ) .) ) ) )
( ) ( ) ) .) ) ) )
29/54
∧ ∧
(゚Д゚#)
○ ○
┌────┐
┌‐────┐
│ ヒ コ ク .!
├───‐─┴────────────────────
|秘密裁判とは言語道断だ!中世の暗黒時代とおんなじだ!
|こんなことが現代に許されていいのか!断固として抗議する!
└──────────────────────────
30/54
∧ ∧
(゚Д゚;)
⊂ ○
┌────┐
┌‐────┐
│ ヒ コ ク .!
├───‐─┴───────────────────
|だいたい弁護士さん、あんたもだらしない。
|被告のためにつくすのが義務でしょう。なんとかして下さい。
└─────────────────────────
31/54
∧,,∧
ミ;゚Д゚彡
(ミ ミ)
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴────────────────────
|しかしねえ、裁判官がそうきめたのです。それにさからっては
|いけないのです。あばれたりすると、かえって不利ですよ。
└──────────────────────────
32/54
∧ ∧
(゚Д゚#)
○ ○
┌────┐
┌‐────┐
│ ヒ コ ク .!
├───‐─┴──────────
|・・・・・・
└────────────────
33/54
∧ ∧
|||゚Д゚#)|||そ バン
Σ○ ○ て
┌────┐
┌‐────┐
│ ヒ コ ク .!
├───‐─┴──────────
|・・・・・・
└────────────────
34/54
∩_∩ドカン
ドガッ (´ー`;)
( ) バキッ
┌────┐
┌‐────┐
│ サイバンチョ .!
├───‐─┴──────────
|こら、やめなさい!被告!
|係官!被告をやめさせなさい!
└────────────────
35/54
____ ____
ヽ==@=ノ ∧∧ヽ=@==/
( ・∀・)(#゚Д゚)(・∀・ )タイ-ホ
( ⊃⊂ ⊃⊂ )
| | | | | | | |
(__)_).し`J (_(__)
┌‐────┐
│ ヒ コ ク .!
├───‐─┴──────────
|・・・・・・
└────────────────
36/54
____ ____
ヽ==@=ノ ∧∧ヽ=@==/
( ・∀・)(#゚Д゚)(・∀・ )
( ⊃⊂ ⊃⊂ )
| | | | | | | |
(__)_).し`J (_(__)
┌‐────┐
│ ヒ コ ク .!
├───‐─┴─────────────────────
|みなでよってたかって、わたしを罪におとしいれようとしている!
|世の中すべてが狂っている!ここにいる連中はみな基地外だ!
└───────────────────────────
37/54
∧,,∧
ミ゚Д゚,,彡ガサゴソ
⊂⊂ ミ
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴───────
|・・・・・・・・・
└─────────────
38/54
∧,,∧ _
ミ,,,゚Д彡 / /
(ミ ⊃/ /
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴─────────────
|いまの被告の行動からもおわかりでしょうが、
|被告は正常さを欠いております。
└───────────────────
39/54
____ ____
ヽ==@=ノ ∧∧ヽ=@==/
( ・∀・)(#゚Д゚)(・∀・ )
( ⊃⊂ ⊃⊂ )
| | | | | | | |
(__)_).し`J (_(__)
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴─────────────
|裁判官、検事、係官、それに弁護士であるわたし。
|だれもかれもを基地外と信じております。
└───────────────────
40/54
∧,,∧ _
ミ,,,゚Д彡 / /
(ミ ⊃/ /
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴───────────────────
|ということは、本人の頭がおかしいということです。これは
|医師による精神鑑定書。被告は重症な妄想患者であります
└─────────────────────────
41/54
∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡
(ミ ミ)
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴────────────────────
|というわけですので、刑の免除をお願いするしだいであります。
└──────────────────────────
42/54
∩_∩
(´ー`)
( )
┌────┐
┌‐────┐
│ サイバンチョ .!
├───‐─┴─────────────────────
|狂気であるとなれば、刑は科さない。指定する病院に送りこみ、
|全快するまで社会にださないように命ずる。
└───────────────────────────
43/54
∩_∩
(´ー`)
( )
┌────┐
┌‐────┐
│ サイバンチョ .!
├───‐─┴─────────────────────
|なお、問題の装置は没収し、裁判所の手によって破棄する。
└───────────────────────────
44/54
┌────────┐
│●○ ●○ |
│□ □ □ □ |
│ |
│|二二二二| . |
│ ○○○○ |
└────────┘
┌‐────┐
│ サイバンチョ .!
├───‐─┴─────────────────────
|このような恐るべき存在が、社会に知れわたってはよくない。
|司法関係者としての責任でもある
└───────────────────────────
45/54
____ ____
ヽ==@=ノ ∧∧ヽ=@==/
( ・∀・)(TДT)(・∀・ )
( ⊃⊂ ⊃⊂ )
| | | | | | | |
(__)_).し`J (_(__)
┌‐────┐
│ ヒ コ ク .!
├───‐─┴─────────────
|むりやりわたしを基地外にしてしまった・・・
|あまりに一方的だ・・・・・・
└───────────────────
46/54
∧,,∧
ミ;゚Д゚彡
ミ つつ
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴────────
|まあまあ、あきらめが大切です。
|判決が決まったんです。
└──────────────
47/54
∧,,∧
ミ,,゚Д゚彡
(ミ ミ)
─────┐
┌‐────┐
│ベンゴシ !
├───‐─┴──────────────
|それに従うのは社会のきまりなんですから・・・
└────────────────────
48/54
かくして裁判は終わった
49/54
∧ ∧
_(,, Д )__
/| |( ) |∧
||, 〜〜'/| ⌒ヽ〜-、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| ひどいものだ。世の中は狂っている |
\________________/
||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
50/54
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| そうだとも。だからおれたちは、ここに |
| 入れられてるんだ。あんた、なにをやった?. |
\_______________ ___/
|/
∧ ∧ ∧_∧
_(,,゚Д゚)__ _ (´Д` )_
/| |( ) |∧ /| |( ) |∧
||, 〜〜'⌒⌒ヽ〜-、 ||, 〜〜'⌒⌒ヽ〜-、
||\ ' , ` ゙ヽ、 ||\ ' , ` ゙ヽ、
||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| .||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| . || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
/|
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| すごい装置を開発したんだ。一種のコンピューター。 |
\_______________________/
51/54
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
短時間のうちに、正確に裁判をやってのける装置さ。
あっというまに、なっとくのゆく判決が出る。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┌────────┐
│●○ ●○ |
│□ □ □ □ |
│ |
│|二二二二| . |
│ ○○○○ |
└────────┘
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
あれが普及すれば、訴訟は能率的になり、税金だってずっと少なくてすむ。
検事だの、裁判官だの、弁護士だの、そういった存在が不要になるんだ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
52/54
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| それは仕方ないさ。そんな装置ができたら、 . |
| 法律関係者はみな失業してしまう。よってたかって |
| 闇に葬ってしまいたくもなるさ |
\_______________ ______/
|/
∧ ∧ ∧_∧
_(,,゚Д゚)__ _ (´Д` )_
/| |( ) |∧ /| |( ) |∧
||, 〜〜'⌒⌒ヽ〜-、 ||, 〜〜'⌒⌒ヽ〜-、
||\ ' , ` ゙ヽ、 ||\ ' , ` ゙ヽ、
||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| .||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| . || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
/|
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| そういうものかもしれないな。ところで |
| あなたはなぜここに入院させられたんです |
\___________________/
53/54
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 同じようなものさ。悪事をやる人間を、あらかじめ診断で. |
| 発見し、脳手術で善人にしてしまう療法を開発したのだ。 |
\_______________ ________/
|/
∧ ∧ ∧_∧
_(,,゚Д゚)__ _ ( ´Д`)_
/| |( ) |∧ /| |( ) |∧
||, 〜〜'⌒⌒ヽ〜-、 ||, 〜〜'⌒⌒ヽ〜-、
||\ ' , ` ゙ヽ、 ||\ ' , ` ゙ヽ、
||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| .||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| . || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
/|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 世の中にそれを発表する直前、逮捕され、裁判にかけられ、ここに押しこまれた |
| 悪人が一人もいなくなったら、法律関係者は食いっぱぐれになるものな |
\____________________________________/
54/54
∧ ∧ ∧_∧
_(,,-Д)ハァ・・・ ( ´Д`)ハァ・・・
/| |( ) |∧ /| |( ) |∧
||, 〜〜'⌒⌒ヽ〜-、 ||, 〜〜'⌒⌒ヽ〜-、
||\ ' , ` ゙ヽ、 ||\ ' , ` ゙ヽ、
||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| .||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| . || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二人とも一生ここから出られる見込みはないのだ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
星新一の「だれかさんの悪夢」より「問題の装置」でした
初リアルタイムキター
GJ!!おもろかった〜
1/19
「白昼堂々」
ショートショートの広場4より
_, ========、.==== 、.、
_/∧∧ // ヽヽ
___/ (゚Д゚;) .//|/二) |ヽヽ__
,-=,~ ̄ , -- , ̄ _ ̄ ̄ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ  ̄ヽ
/ - ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ― ´ /;;;;;;ヽ o .| ノ ,-‐-、 0.|
(コ |゚ ゚̄| ニコ //  ̄ヽ| _ | / / ,.- .、.、_)
.>ヽ 二二二フ エニフ_|;:I ノ |└┴―――― ´ _|::( ∵)|_/
 ̄ ̄ゞゝ;;;;ノ ̄ ̄ ̄ゞ_ゝ ー,ノ ̄ゞゝ ̄ノ ̄ ̄ ̄ゞ_ゝ ーノ 三≡=
2/19
::::::::::::::::::∧∧::::::::::::::::::
;;;;;;;;;;;;;;;;[(゚Д゚;);;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;[ (γ⌒ヽ);;;;;;;;;;;;;;
∧
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 何故こんなことになってしまったんだ…
∧_∧
と⌒⌒つ Д )つ
:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::
::::::;;;;;;;;;;;::::::
彼はバックミラーを上目使いに覗き見た。
後ろのシートには胸から血を流して死んでいる男の身体が横たわっていた。
∧∧
(゚Д゚;) いつか殺してやろうと思ったが、まさか、白昼堂々…
3/19
∧_∧
( ・∀・) ∧ ∧
( ⊃ ) (゚Д゚ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (つ_つ__
 ̄ ̄ ̄日∇ ̄\| BIBLO |\
 ̄ ======= \
彼は数時間前、偶然一人の男に会った。その男は彼が密かに憎んでいる男だった。
いつかは殺してやりたいと思うほど真剣に憎んでいた。
4/19
∧_∧
( #・∀・) ∧ ∧
( ⊃ ) (゚Д゚ #)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (つ_つ__
 ̄ ̄ ̄日∇ ̄\| BIBLO |\
 ̄ ======= \
話しているうちいつのまにか口論になり、
ついかっとなって持っていたナイフを胸に突き刺してしまった。
∧_∧ ∧ ∧
(; ・Д)(Д゚ #)
(・∵|╋と )
| | | | |
(__)_) し`J
GJ!!いいオチでした。
5/19
::::::::::::::::::∧∧::::::::::::::::::
;;;;;;;;;;;;;;;;[(-Д-;);;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;[ (γ⌒ヽ);;;;;;;;;;;;;;
∧
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 普段から殺したいと思っていたことが、
| あそこで噴出したのだろうか…
6/19
∧∧
(゚Д゚;)
と ヽ ∧_∧
0 |ヽと⌒⌒つ Д )つ ...,,,,,,,,,,,,,,
`'J ::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::
〃_ ヽ
||BUS.|
ヾ.二.フ
,_ ||
|| ̄ ̄| ∧__∧∧_∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
||≡≡| ( ( ( ( ( )( )
||__| ( 〇( 〇 ( 〇 ( 〇 ( 〇) ( 〇)
|| │ | │ | │| │ |│ │ |│ | ││ | │
((二二) (__)_(__)___(__)_(__)_(__)__)(_(__)
犯行時は昼時だったせいもあって、周りには大勢の客がいたし
その他にも店員や通行人、向かいの停留所でバスを待っていた者など、
目撃者は数え切れないほどいた。
その中を動転した顔で、死体を引きずって車まで行き、バックシートに投げ込んで一目散に逃げてきたのだ。
7/19
,,,,,,,,,,
/\γ⌒ヾ゙゙゙ ゙゙゙゙
/ \ヘヘへへ,./\ヘ
/ i `
/台 i \
/ ./// i \
/ /// . i \
/ /// .i \
/ i \
/ i \
/ i \
∧∧
(-Д-;) お手上げだ。あれだけ目撃者がいちゃあ、逃げようがない。
彼は絶望感に打ちひしがれながら、山奥へと車を走らせた。
8/19
∧ ∧
(;゚Д゚)
/ |
(,,_/
''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''"""""""''''''''''''''''''''''''
彼は山の中の適当な場所に車を止めると、穴を掘り死体を埋めた。
無駄なことと分かっていたが、いつまでも車の中に死体を置いておくわけにもいかなかった。
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_, ========、.==== 、.、
_/∧∧ // ヽヽ
___/ (゚Д゚;) .//|/二) |ヽヽ__
,-=,~ ̄ , -- , ̄ _ ̄ ̄ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ  ̄ヽ
/ - ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ― ´ /;;;;;;ヽ o .| ノ ,-‐-、 0.|
(コ |゚ ゚̄| ニコ //  ̄ヽ| _ | / / ,.- .、.、_)
.>ヽ 二二二フ エニフ_|;:I ノ |└┴―――― ´ _|::( ∵)|_/
 ̄ ̄ゞゝ;;;;ノ ̄ ̄ ̄ゞ_ゝ ー,ノ ̄ゞゝ ̄ノ ̄ ̄ ̄ゞ_ゝ ーノ 三≡=
埋めてしまうと彼は途方に暮れた。
今頃はもう警察の手が回っているだろうから家には帰れない。その辺のホテルだって同じことだろう。
困り果てながらのろのろと山道を走っているうちに日が暮れてきて、彼はそのまま車の中で一夜を過ごした。
明日になったら自首しようかと思いながら。
10/19
ところが次の日、恐る恐る買ってきた新聞を見て彼は驚いた。
男が殺されたという記事はどこにもなく、その代わり行方不明の欄に男の名が載っていた。
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄ .|  ̄ ̄| < どういう事だ。あれだけの目撃者はどうなったんだ。
○ヾ |/ ○ \________
| \. |丶. |
|______|
し`J
彼は目をしばたかせ、手にした新聞をもう一度読み直した。
事件についてはやはり一行も載っていなかった。車についたラジオをつけてみたがおなじことだった。
11/19
彼は考えあぐねて、例のカフェに電話してみた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 昨日そこで事件があったはずだが…
\__ ____________
|/
∧∧ D
(;゚Д゚)O
/ D...
ゝ=======================//
|| 事件?何のことです? ||
//=======================ヾ
電話に出た店員は真面目な口調でそう言い、
そう言われると何とも言いようが無かった。
12/19
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚) < まるで夢のようだ。だがこれは現実だ、夢なんかじゃない。
( ∞ ) | しかし夢…夢といえば…
〜| | \_______________________
し`J
彼の頭の中を、ある考えが横切った。
13/19
∧_∧ ∧_∧
( ゚∀゚ ) (゚∀゚ )
( ) ( )
| | | | | |
(__)_) (_(__)
∧∧
(゚Д゚;)
と ヽ ∧_∧
0 |ヽと⌒⌒つ Д )つ ...,,,,,,,,,,,,,,
`'J ::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::
白昼夢だ。奴らはみんな、あの恐ろしい出来事を現実とは認めなかったのだ。
死体を運ぶ俺に向けられた、あの夢見るような目。そうだ、そうに違いない。
一人が夢だと言い出せば、連鎖的に夢だったという意識が働いてついには何事も無かったかのように片付けてしまう。
特殊な状況に置かれたときの集団心理だと、以前何かの本で読んだことがある。
14/19
_, ========、.==== 、.、
_/∧∧ // ヽヽ
___/ (゚Д゚,,) .//|/二) |ヽヽ__
,-=,~ ̄ , -- , ̄ _ ̄ ̄ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ  ̄ヽ
/ - ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ― ´ /;;;;;;ヽ o .| ノ ,-‐-、 0.|
(コ |゚ ゚̄| ニコ //  ̄ヽ| _ | / / ,.- .、.、_)
.>ヽ 二二二フ エニフ_|;:I ノ |└┴―――― ´ _|::( ∵)|_/
 ̄ ̄ゞゝ;;;;ノ ̄ ̄ ̄ゞ_ゝ ー,ノ ̄ゞゝ ̄ノ ̄ ̄ ̄ゞ_ゝ ーノ 三≡=
彼は勝手な想像をし、次の瞬間には確信した。
そして家に向かって車を走らせた。
15/19
家に帰ると警察が来た形跡もなく、室内は外出したときのままの状態になっていた。
__∧∧___ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/_/(゚Д゚,,) /:::/|< 思った通りだったのだ。
//と/ /_/ | \__________
|:::|/"/ヽノ::|:::|__.」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
/______/
| |-----------| | RRRRRRRRR>
その時電話が鳴った。
549 :
ラフメイカー ◆DsN8Mona1s :04/03/31 20:21 ID:OkCZeHEO
支援
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 困るじゃないか、断りもなしに休まれちゃあ。
\_____ ____________
∨
∩_∩ D
(#´∀`)○ ___
( )D……/◎\
=============================
C∧ ∧
___ ○(゚Д゚,,)
/◎\……C| \
∧
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| すみません、急に風邪をひいてしまって。
| 明日はいけると思います。
\_________________
17/19
怒られはしたが嬉しい電話だった。
これで完全に疑われていないことが分かったのだ。
いや、それ以前に事件は起こらなかったことになっているのだ。
おまけに憎いあの男は死んでくれたし…
彼は自分の幸運を喜ぶと、ベッドに横たわりそのまま笑いながら眠った。
| | ∧ ∧| |
| | (,,^Д^)| |
|\⌒⌒⌒⌒⌒\
\ \ \
||\ \ \
\|⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
18/19
ところが次の日も、彼は会社に姿を見せなかった。
怒った部長はさっそく彼の家に電話をかけた。しかしいくらかけても、話し中で通じなかった。
∩_∩ D
(# ´Д`)○ ___
( )D……/◎\
19/19
それもそのはずである。
彼はずっと、次々にかかってくる脅迫電話に対応していたのだった。
∧_∧ D
ニヤニヤ(;;;;;;∀;;)○ ___
( )D……/◎\
=============================
C∧ ∧
___ ○(TДT) スイマセン、カンベンシテクダサイ
/◎\……C| \
554 :
ラフメイカー ◆DsN8Mona1s :04/03/31 20:25 ID:OkCZeHEO
初リアルタイム
キタ--------(゚∀゚)---------ッ!!!
この話原作読んだことあるな
面白かったから覚えてる
555 :
ラフメイカー ◆DsN8Mona1s :04/03/31 20:27 ID:OkCZeHEO
556 :
537:04/03/31 20:27 ID:yBpVqSJ6
割り込み失敬。
557 :
___:04/03/31 21:18 ID:l+XYW+qX
新作ラッシュキタ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━( ゚∀゚ )━━━!!!!
どれもGJ!!
>>533の人 よければ原作名などを教えてください。
>>559 ビデオ棚でまとめられている所では過去の作品が全て閲覧できますよ。
>>1のテンプレの一番下のリンクです。
二つともすげぇよかった!GJ!
落ちが秀逸だね。最初の作品はAA多めで
ドラマみたいな感じでよかったし、二番目のヤツは
想像も出来ない落ちだった。乙!!
誰も逆転裁判に関しては触れないのか
ダブルでGJ!!
>>477-530 面白かた。
検事を人物名の「ケンジ」だと一瞬でも思ったのは漏れだけではないh(ry
>>533-553 落ちがよかた!
あと作品名きぼんぬ
作品名は最初の『白昼堂々』じゃないの?
>>564 本当だ!!
かなり気の毒だな。誰もいないのに・・・
>>553 落ちがわかるまで丸一日かかってしまった。
なるほど……
>>571 皆ちゃんと見てたけどゆすりのネタになるから警察にも報道とかにもいわなかった
だと思われ
少しだけ上げさせていただきます
本気ですみませんこんな一気に上がるなんて思ってませんでした
>>574はageの意味を理解してないと思われ
ageるとそのスレッドは一番上にくる
sageると番号は変わらないでその位置にとどまる
まぁ意味もなくageんなと
春は素敵
春はあけぼの
>>438 それ、たぶん薬系の別な話だよ。これは初出のはず。
>締め切り
自分的に大ヒットですた。
581 :
574:04/04/03 12:20 ID:PW4d//mj
放置新聞?
ageって書き込まなくても一番上に来るんですよね?
Ya2b使ってみてるんですが、スレ番100以降が見れないんですよ。
で、つい・・・。
春はあけぼの。ようよう白くなりゆく山際、少し明かり手紫立ちたる雲の細くたなびきたる。
夏は夜。月の頃はさらなり、やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また一つ二つなどほのかにうち光りてゆくもおかし。雨など降るもおかし。
いやぁ、春ですねぇ。
いやぁ、春(以下略
とりあえず言っておくと春休み前からも毎日来てましたが。
いいから消えろコノガキ
春は花粉の季節ともいえるわけですね(*´∀`)
なんだよ、春厨だったのかよ…
マジレスしちまったぜ…_| ̄|○
588 :
574:04/04/03 14:12 ID:PW4d//mj
やばい。死にたくなった。
でも死にたいとか言うってことは生きたいってことの裏返しなんだ。
>>585 ageたのは悪かったですが他に何かしましたか?
だからもう…いちいち反応しないでROMってくれ…
お前が書き込まなきゃ住人も反応しないんだし…
590 :
574:04/04/03 14:42 ID:PW4d//mj
人間って、弱いですね・・・
当分ROMするんでもうこれまでの流れは完全スルーしてください。
それじゃみなさんもマターリsageていきましょう(´∀`)
592 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/04/03 20:16 ID:+qCxNYVd
ついにこのスレも荒らしに目を付けられたか…いいスレだったんだが
やっべ 俺マジやっべ
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
>>574 ハァ?もう二度とくるな。氏ね厨房( ゚д゚)、
では皆さん職人さんがくるまでマターリsageていきましょう。
↓600から正常化
↑599まで異常化
↑ここまでテンプレ
↓ここからテンプレ
またーりしましょうやヽ(´ー`)ノ
602 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/04/04 16:14 ID:PWmaUJf+
ショートショートじゃなきゃいけないのか?
何をAA化するつもりかしらんけど
自作品とかを公開するならモララーのビデオ棚へどうぞ。
このスレに貼り付けたいショートショートがあるけど、
なにぶん原作名と作者がわからん・・・
>604
そのショートショートの作品を貼れば
もしかしたら原作名と作者が分かるかも知れないですよ。
ここの住人さん達、ショートショートに詳しい方がいらっしゃるでしょうし。
>>604 原作名と作者わからんのによくできたな…
記憶を頼りにってヤツ?期待してるよ。
>>604 楽しみにしてるよーがんばれー。
原作名とか作者名は、それ読んだことある人が言ってくれるかもしれんから。
608 :
604:04/04/04 20:51 ID:H+jxEbat
いや、期待しないで下さい・・・・
貼り付けたいというのがミスでした。作っていません。
貼り付けたいというのは皆さんに見せたいという意味での言葉です。
わかりづらくて本当にすいません。
今週末は(´・ω・`)ショボーン
610 :
305:04/04/04 21:53 ID:QUfoeDwP
>>609そんなにショボーンするな。
もうそろそろ出来そう。
>593
ワロタ
612 :
305:04/04/05 00:13 ID:95v6+3Rw
つーか完成。
今から張らせて頂きますのは、
>>305で書いたとおり作品名、作者が共にわからないので、教えてくだされば幸いです。
1/22
とある男の前にバスが来た。
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┏┳━━━━━━━┳┓─────―─────―──――――─────────────── ..|
┃┃427.ショ-トショ-トバス| ┃ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ | |
┣┻━━━━━━━┻┫|| ̄|| ̄|| .| [427] .| ――――― .| || ̄|| ̄|| ̄|| ̄||.| ――――― | ――――― .| |
┃ /■\ | ┃|| || || .|___| | || || || || ||.| .|.. .|目|
┃(・∀・ ) | ┃|| || || .|___|_______.| || || || || ||.|_______.|_______|目|
┃⊆⊇ ⊂ | ┃|| || || . /|入口| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~.|| || || || |||出口|CNG ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
┃_|___|_____.┃|| || ||/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~|| || || || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|
[|CNG~\ ○ / ̄ ̄~[]| || || ||_/ .|| || || || || |
|____________| || || || / ̄\ [] .|| || || || || / ̄\ |
|口口ロ|┌─┐|ロ口口 | || || || ̄| ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || || || ̄ ̄| ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
| ̄ ̄ ̄.└─┘ ̄ ̄ ̄~ | ||_||_||_| ∵ |______||_||_||_||_||__| ∵ |_________|ニ]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゞゝ二ノ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞゝ___ノ  ̄ゞゝ_ノ ̄ ̄ ̄ ゞゝ___ノ
__
〃_@_ヽ
||BUS.|
ヾ.二.フ
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||.====|
||.====|
||.====|
 ̄|| ̄
((二二)
∧∧
.( ,,)
( )
〜| |
し`J
2/22
中には誰も乗ってない。
|:::::□|,||─┬──┬──┬┬─┬──┬──┬─
_,,|_________|,||_○_______○______○_||_. ○__○ ___○_
| | ____..|| |..| | ||.| | | |
| |_)/■\ノ.|| ||;0| ∧∧ ||.|;0|..優先席..|;0|
| |(∀・ )_.|| __||.| | (゚Д゚,,)= '.| | | |
|ヽと[ ̄]‐|//|| |___,||,| |(_と_||__,| |____________| |____
| ̄ ̄ ̄ ̄|/ .|| || || /|__||.. __||.... __||
| 運賃箱 |=||‐/゙ ̄ ゙̄\し_|| || |__||. |__||
| | ̄| .| ||/ ギ゙ || || || || || ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
3/22
次のバス停――乗客は一人のようだ。
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┏┳━━━━━━━┳┓─────―─────―──――――─────────────── ..|
┃┃427.ショ-トショ-トバス| ┃ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ | |
┣┻━━━━━━━┻┫|| ̄|| ̄|| .| [427] .| ――――― .| || ̄|| ̄|| ̄|| ̄||.| ――――― | ――――― .| |
┃ /■\ | ┃|| || || .|___| | || || || || ||.| .|.. .|目|
┃(・∀・ ) | ┃|| || || .|___|_______.| || || || || ||.|_______.|_______|目|
┃⊆⊇ ⊂ | ┃|| || || . /|入口| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~.|| || || || |||出口|CNG ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
┃_|___|_____.┃|| || ||/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~|| || || || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|
[|CNG~\ ○ / ̄ ̄~[]| || || ||_/ .|| || || || || |
|____________| || || || / ̄\ [] .|| || || || || / ̄\ |
|口口ロ|┌─┐|ロ口口 | || || || ̄| ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || || || ̄ ̄| ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゞゝ二ノ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞゝ___ノ  ̄ゞゝ_ノ ̄ ̄ ̄ ゞゝ___ノ
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〃_@_ヽ
||BUS.|
ヾ.二.フ
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||.====| ∧_∧
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((二二) (__)_)
4/22
彼は男の前に座った。
|:::::□|,||─┬──┬──┬┬─┬──┬──┬─
_,,|_________|,||_○_______○______○_||_. ○__○ ___○_
| | ____..|| | ∧_∧..| | ||.| | | |
| |_)/■\ノ.|| |(∀` ,)|;0| ∧∧ ||.|;0|..優先席..|;0|
| |(∀・ )_.|| と.__J||.| | (゚Д゚,,)= '.| | | |
|ヽと[ ̄]‐|//|| ( |___,||,| |(_と_||__,| |____________| |____
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| 運賃箱 |=||‐/゙ ̄ ゙̄\し_|| || |__||. |__||
| | ̄| .| ||/ ギ゙ || || || || || ||
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5/22
次のバス停――また一人待っている。
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┃┃427.ショ-トショ-トバス| ┃ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ | |
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┃ /■\ | ┃|| || || .|___| | || || || || ||.| .|.. .|目|
┃(・∀・ ) | ┃|| || || .|___|_______.| || || || || ||.|_______.|_______|目|
┃⊆⊇ ⊂ | ┃|| || || . /|入口| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~.|| || || || |||出口|CNG ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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|口口ロ|┌─┐|ロ口口 | || || || ̄| ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || || || ̄ ̄| ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゞゝ二ノ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞゝ___ノ  ̄ゞゝ_ノ ̄ ̄ ̄ ゞゝ___ノ
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〃_@_ヽ
||BUS.|
ヾ.二.フ
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||.====| ∧_∧
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||.====| ( ○ )
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((二二) (__)_)
6/22
彼もやはりバスに乗る
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┏┳━━━━━━━┳┓─────―─────―──――――─────────────── ..|
┃┃427.ショ-トショ-トバス| ┃ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ | |
┣┻━━━━━━━┻┫|| ̄|| ̄|| .| [427] .| ――――― .| || ̄|| ̄|| ̄|| ̄||.| ――――― | ――――― .| |
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┃(・∀・ ) | ┃|| || || .|___|_______.| || || || || ||.|_______.|_(・∀・ )___|目|
┃⊆⊇ ⊂ | ┃|| || || . /|入口| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~.|| || || || |||出口|CNG ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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|口口ロ|┌─┐|ロ口口 | || || || ̄| ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || || || ̄ ̄| ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
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7/22
次のバス停も――
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┃┃427.ショ-トショ-トバス| ┃ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ |~ ̄ ̄ | |
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┃(・∀・ ) | ┃|| || || .|___|_______.| || || || || ||.|___(´Д` )__.|_(・∀・ )___|目|
┃⊆⊇ ⊂ | ┃|| || || . /|入口| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~.|| || || || |||出口|CNG ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
┃_|___|_____.┃|| || ||/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~|| || || || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|
[|CNG~\ ○ / ̄ ̄~[]| || || ||_/ .|| || || || || |
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|口口ロ|┌─┐|ロ口口 | || || || ̄| ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || || || ̄ ̄| ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゞゝ二ノ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞゝ___ノ  ̄ゞゝ_ノ ̄ ̄ ̄ ゞゝ___ノ
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〃_@_ヽ
||BUS.|
ヾ.二.フ
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((二二)
8/22
その次のバス停も――
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((二二)
9/22
さらには次のバス停も一人ずつだ。
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((二二)
10/22
やはり次のバス停でも一人だけ乗る。
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((二二)
11/22
それを繰り返し―――――――バスの席は全部埋まった。
12/22
次のバス停――今度は一人、バスから降りる。
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次のバス停も――
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次も――
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次――
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次々と乗客は降りていき・・・遂に男を合わせて2人になった。
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| 運賃箱 |=||‐/゙ ̄ ゙̄\し_|| || |__||. |__||
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17/22
やはり彼も次のバス停で降りていく
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ヽ | /〃_@_ヽ
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ヾ.二.フ
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そこで男は気付いた。
乗客は自分しかいない。
次に降りることになるのはいままでの法則からして自分だ。
しかし自分が降りなければならないのはその次の終点だ。
だが自分が次に降りなければバランスが崩れる・・・。
いや、しかし・・・
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| 運賃箱 |=||‐/゙ ̄ ゙̄\し_|| || |__||. |__||
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男は決めた。
降りるのは次のバス停でなく終点だ。
19/22
次のバス停―――――――
20/22
止まると同時にこちらに向かい運転手が僅かに微笑んだ。
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すると運転手は何食わぬ顔で出て行った。
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ヽ | /〃_@_ヽ
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22/22
バスはまた走り始めた
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┃┃427.ショ-トショ-トバス| ┃
┣┻━━━━━━━┻┫
,.┃ .┃,
i.┃ .┃i
,i ┠―――――――――┨ i,
,,ii ┃ ̄ ̄\ ○ / ̄;;;;;;┃ ii,,
,,ii,. |________;;;;;;;;;;| ,ii,,
,,ii |________;;;;;;;;;;;;;;| ii,,
,,ii | __ .┌─┐ ;;;;;;;;;;;;;;;;;| ii,,
,ii. |___(;;;)└─┘;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ii,
I.. ゞゝ二ノ゙ ̄ ̄ ̄ ゞゝ___ノ I
/ ヽ
/ \
/ ヽ
ブロロロロロロロロロロロロロロロロ・・・・・・・・・・・・
乙、そしておめ!(´∀`)b
良かった
Good job!
たしか、ショートショートの広場1に載ってた希ガス
やっべ 俺マジやっべ
原作は
>>640の言うようにショートショートの広場だったから、
素人じゃなかったかな。
ちなみにタイトルは世にも奇妙な物語と同じで「奇数」だったね。
今週末も無事に新作見れた(*´Д`)
GJ!ありがとう。
>>644 バス停の数が偶数だったなら、男は普通に終点で降りられたはずだ。
GJ!
あったかい昼なのに寒気がしました
647 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/04/05 18:43 ID:bWaDZQMH
作者名は斎藤肇。
星さんの選評
「 奇数 」
なんということもない日常的な出だしだが、
五枚の長さなので読まされてしまい、異様なラストには呆然とさせられる。
この先がどうなるのか、見当もつかないところが特色だ。
ただし、この題名はどんなものか。意味ありげでいいのかもしれないが。
>>647 俺もその選評を読んだのだが、題名の意味は分からずじまいだった。
しかし、
>>645を見て、やっと理解することが出来たと思ったのだが、
星さんでも分からなかったのかな?
>>649 題名が作と本当の意味でマッチしているかどうか。
てなこと言いたかったんじゃない星さんは
どうでもいいが、星さんの選評って結構笑えるものが多い。
確か、こんなのがあって笑った。とぼけてやってるのか天然なのか。
「主人公に、氏をつける必要はない。そこだけが気になった」
天然な星タンハァハァ
>>649 ああ、そうか。
確かに奇数だったから降りられなかった、偶数なら降りられた。
ってのは作品そのものを表しているわけではないのか。
あまり本編と関係のないところで題名をつけてしまっていたわけか・・
有り難うございます。やっと理解できたような気がします。
まさかそう来るとは…w
バスが走り出したのは、残った男が運転してるんだよな…?
そこは議論すると荒れるので皆さんの胸にだけしまっておきましょう
こういうおっかねーネタの多い初期の広場が大好きだった!
645読んで感心したよ。
乗り越し駅だっけ、あれが凄く好きだった。
漏れは「踏み切り」とか「朝ごはんが食べたい」が好きだったなぁ。
1/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ある大会社の社長室に、ひとりの青年がやって来た。
会ってみる気になったのは、同じような大会社の社長の名刺に
<この人は優秀です>
と書いてあるのを持参して来たからだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| このような大きな会社だと、政界工作だの、リベートだの
| 乗っ取りだの、外部に漏れたら困るようなこともございましょう。
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| なんだと。君の知ったことか。
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
3/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ええ、僕はなんにも知りません。
| しかし、それをたねにゆする奴が今後現れるかもしれない。
| いや、すでにいるかも知れません。
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
4/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 実は、そういう奴に飲ませる薬を開発しました。 |
| 万全の策として、お手元にお置きになっても悪くないと思いまして。 |
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____,,
|___;;;;,.|
.;´ ~`ヽ
| |
| ..:;|
| ...:;:|
| ...:;:彡|
| ....::;:;;;;;彡|
| . . ..:::;;;;;彡|
| .....::: :::;:;:;;;;彡|
ヽ、.. ....::::::;;;ジ.::::::::::::::::::::::
5/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 殺してすむのなら簡単だがね。
\_ ____________
|/ /
| いえ、おとなしく帰らせる作用です。殺したらことですよ。
| 奴らは、「不自然な死の場合はあの会社を疑え」なんて
| 書き残してたりしてますもんね。…試供品として、差し上げます。
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚) .=
/ | |薬| ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
6/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それから何日か後、恐喝屋が来て、社長を脅した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 月に一度の参上ニダ。口止め料を頂いたらすぐ帰るニダ。
|
| 不動産入手のため、身寄りのない老婦人を事故死らしく
| 消したことを表沙汰にされたくないのなら…
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 待て、あれは違うと何度言ったら分かってもらえるんだ。
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(;゚Д゚) ∫
/ つ ∬ ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ~━n,<`∀´ >
【社長】. \ _ ヽ と )_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |. ,(´丶 ノ
| ...| ̄ ̄しし~.  ̄ ̄ ̄
|
7/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
社長は話した。もう、かなりの金を渡した。
いいかげんに、やめてくれないかと。
しかし、簡単に諦めるわけが無い。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
8/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| まぁ、お茶でも…
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∬ ∧_∧
(,,゚Д゚) ∬ ~━n,<`∀´ >
⊂ ⊃旦 _ ヽ と )_
〜| | |. ,(´丶 ノ
(((し`J ...| ̄ ̄しし~.  ̄ ̄ ̄
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
社長は、ものはためしと、あの薬の一錠をお茶に溶かして勧めた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
9/30
∧_∧
<`∀´ >
_ ,,つ旦と )_
|. ,(´丶 ノ
...| ̄ ̄しし~.  ̄ ̄ ̄
∧_∧
<∩◎∩> ゴクゴク…
___( ノ ヽ )_
|. ,(´丶 ノ
...| ̄ ̄しし~.  ̄ ̄ ̄
∧_∧
<`∀´ *> ぱぁぁ〜
_ ,,つ旦と )_
|. ,(´丶 ノ
...| ̄ ̄しし~.  ̄ ̄ ̄
10/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| や、なんだか、いい気分になってきたニダ。
| あなたは、いい人ニダ。
| こういう日に金を巻き上げちゃ、気の毒ニダ。
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
| あ、ああ
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(;゚Д゚) て
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ <`∀´* > ニダーッ
【社長】. \ _ つ と )_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |. ,(´丶 ノ
| ...| ̄ ̄しし~.  ̄ ̄ ̄
|
支援
11/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あと一時間ほどしゃべって、金も貰わず帰っていった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
∧_∧
< *`∀´>彡 また来るニダ〜
( つ
││ │
(__(__フ
12/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
やがて、ふたたび青年がやって来た。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おや、びんの薬が減っていますね。お役に立ったようですな。
| そわそわなさることはありません。喜んでいただければいいのです。
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚) .=
/ | |薬| ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
13/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 補充しておきましょう。まったく、うるさい連中ですからね。
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ (つ|薬| )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
14/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そのうち、恐喝屋は月に一回でなく、二十日ごと、
さらには十日ごとに現れるようになった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
∧ ∧
(;゚Д゚) ∧_∧
/ | <`∀´ *> また来たニダ〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ G( こつ
||| 【社長】. \ ヽγ 人
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (__)J ≡3
|
|
もう一回支援
15/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 茶飲み話をしに来たニダ〜。
| ここへ来ると、なんとなく楽しくなるニダ〜。
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
| そうか、あ、ありがとう。
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(;゚Д゚)
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ <`∀´* >
【社長】. \ _ つ旦と )_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |. ,(´丶 ノ
| ...| ̄ ̄しし~.  ̄ ̄ ̄
|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
薬のおかげで、ぶじに帰ってくれるが
その対応のぶんだけ、社長は忙しくなった。
へたに怒らせたら危険なことには、変わりないのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
16/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
青年がやってきて、言う。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ずいぶん薬が減りましたね。効果てきめんでしょう。
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ききめはすごいが、麻酔的な作用でもあるのじゃないか?
| 来る間隔が短くなってゆく。
| ひょっとしたら、もっとしばしば来るようになるのでは。
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ (つ|薬| )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
17/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| まぁ、そうかもしれませんね。
| 六日に一回になり、三日おきになり……。
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おいおい、冗談じゃないぜ。
| 私はそれにかかりっきりになってしまう。
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(#゚Д゚)
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
18/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 会議も出張も出来なくなってしまう!
| 君は事態をいっそうひどくしてくれた!
| 私に、恨みでもあるのか!?
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(#゚Д゚) カーッ
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
19/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| とんでもありません。金銭的な損害はなくなったでしょう。
| すべては良かれと思ってやっていることでございます。
| そうでなかったら、最初からここへ来たりしませんよ。
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| すると、なにかいい案でもあるのか?
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(#゚Д゚)
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
20/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| そうですとも。ぼくは他人の頭の中の、あることに関する
| 記憶を消す、一種の超能力を持っているのです。
| そして、それだけが唯一のとりえなのでして。
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| それなら、その能力を早いとこ有効に使ってくれればよかったのに。
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(#゚Д゚)
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
21/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| だって、この社がぼくの能力を必要としているかどうか、
| 分からなかったのですよ。
| それに、これが最大の理由なのですが…
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| なにかね?
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
22/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| この、めったにない能力に、正当な額の報酬を
| 払っていただきたいのです。おいやなら、引き上げます。
| 奴等への薬のききめは消え、かつてのように金を渡すことに
| なるわけですが…
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| うむ……
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
23/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
社長は考え、まとまった金額を口にした。
青年は承知したと答えた。
恐喝屋が来ると、青年は相手を見詰めて言い渡した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
\_WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ 例の件についてのことは、すっかり忘れてしまいな! ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM| ./MMMMMMMM、\
|/
∧ ∧
(;゚Д゚)
/ | ∧_∧ ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ <`∀´* > (・∀・ )
【社長】. \ _ つ旦と )_ ⊂ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |. ,(´丶 ノ | | |
| ...| ̄ ̄しし~.  ̄ ̄ ̄ (__)_)
|
24/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
やっかいな連中は、それで二度と来なくなった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
∧_∧
<`Д´; > ニダッ?
( )
Y 人
(( (_)`'J
ラスト支援?がんがれ。
25/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これで大丈夫と社長が納得したころ、青年は言った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| お約束どおりでしょう。これからは、弱みになるような
| 無茶なことなどなさらないことですな。
| では、お金を……
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| うむ……
\
 ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ つI ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
26/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ……もう二度と来ませんよ。
| ぼくは、これがビジネスなのです。さて、お願いですが、
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ つ ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ )
||| 【社長】. \ ( Iと)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
27/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 名刺にぼくのことを、<優秀な才能の人物>と書いていただけませんか?
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
./ ヽ ./ ヽ
/ ヽ―――/ ヽ
/ l___l \
| ● | | ● |
| ヽ ./ |
\ ヽ/ /
.> ヽ
/ |
| .|
28/30
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 書きましょう。おかげで助かったのだ。
\_ _______________
|/
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ φ ∧_∧
 ̄ ‖ギコ‖  ̄ ̄\ (・∀・ )
【社長】. \ ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || |
| (__(__)
|
29/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その名刺をもらい、青年は社長に言った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| これに関連したことは、すっかり忘れてしまうんですね。
\_______________ _______
|/
∧ ∧
(,,゚Д゚)
/ | ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( ・∀・)
【社長】. \ ( つ‖ギコ‖
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 人 Y
| ((( し (_)
|
30/30
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして、帰っていった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
乙!
乙です!
694 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/04/06 02:28 ID:imE8FcYk
乙でした
小津
無事すんでよかったです。お疲れ様でした。
・・・・・ワカンネ
支援してくださった方、本当にありがとうございました。
10コマ目で規制がかかってしまい、どうしようかと思いました。
出展は 「交渉」 (星新一・これからの出来事)
セリフが長くて読みにづらいかと思いますが、ご了承ください。
また、初めて作ったAAなので、感想とか、こうすればいいとかあったら
教えてくれると嬉しいです。
支援は…とおもたら
>>698で紹介されてるな。
なんにせよ乙、おもしろかたーよ。
乙。面白かったけど、珍しく落ちが付いていないような気が・・・
結局、青年は謎の人物だったんだね。
+ ∧∧∩ +
+ (( ∧∧ )) (,*゚ω)ノ +
+ (( ヽ(ω゚*,)ノ ))/⌒~( xノ +
+ (( (x )~っ))ししノ U っ +
+ (( U )) 彡 +
/ ̄ ̄ ̄\
| ぃょぅ |. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\_ _/ | ・・・あなた誰?
V \_ ______
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚o ゚;)
/⌒~(=゚ω゚)ノ | U
し し( x) | )〜
U U U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ぃょぅは天使のぃょぅだょぅ
\_ ___________________
V /
| 天使ですって?
| 私、夢でも見てるのかしら?
\_ _________
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚o ゚ ,)
/⌒~(=゚ω゚) | U
し し( x) | )〜
U U U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 夢ではなぃょぅ。
| しぃさんは
| 『宇宙ぐうたら大賞地球部門』
| において最優秀賞を受賞したょぅ。
| ・・まずは、お喜び申し上げるょぅ
\_ __________________
V /
| ・・・宇宙ぐうたら大賞?
\_ _________
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚ー゚;)
/⌒~(=^ω^) | U
し し( x) | )〜
U U U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| そうだょぅ。この宇宙で最高の怠け者に
| 与えられる名誉と伝統ある賞だょぅ
\_ ________________
V /
| そんなもの、聞いた事もないわ
\_ ____________
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚ー゚;)
/⌒~(=゚ω゚) | U
し し( x) | )〜
U U U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| この賞は受賞者本人にのみ、
| 知らせるようなっているんだょぅ。
| 知らなくて当然だょぅ。
\_ _____________
V /
| ・・・・・
\_ ____
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚ー゚;)
/⌒~(=゚ω゚) | U
し し( x) | )〜
U U U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| そう言う訳でしぃさんには、一ヵ月後に開催される
| 『全宇宙ぐうたら大賞決定大会』
| に、地球代表として出場してもらうょぅ。
\_ _____________
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ [] (゚ー゚;)
/⌒~(=゚ω゚)ノ | U
し し( x) | )〜
U U U U
┌────────――────―┐
│ │
│ 全宇宙ぐうたら大賞決定大会 │
│ 出場資格証明書 │
│ │,
. γ´ヽ /⌒ヽ
/ ,ノ ( !
´ ノ ヽ ´)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| この大会には、全宇宙の高等生命体の中から
| 選ばれた最優秀の怠け者が集まるんだょぅ。
| この広い宇宙の様々な星から様々な生命体が
| 集まるんだから、凄い光景だょぅ
\_ __________________
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ ( 。 。,,)
/⌒~(=゚ω゚)ノ ⊃[]⊂
し し( x) | )〜
U U U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| この地球人は、比較的ぃょぅたち天使に近い形をしてるけれど
| 中には想像を絶するような生命体もいっぱいいるんだょぅ。
| 。
| ノ ∧∧
| (,,゚ー゚) ε⌒ つ _/l__
| / 〈く 。 つ Å / く
| / \ =゚ー゚ つ (,,゚ー゚) | ゚ー゚ | /⌒\
| / /~\ \ ◎)ヽ∋_) | __C='| ( o,)
| / / > ) ヾ (( /__ ヽ | o |
| / ノ / / ミ // ヽ二二θ)∧∧, | O |
| / / / ./) ミν_//( o )(o ) (゚ー゚*) .( ゚ー゚ )
| / ./ ( ヽ、 ιミν つ つ/ //// ( . ) (
| ( _) \__つιυωυ \(※ ー )/(\ )/)( Y )
|  ̄  ̄
\_ ___________________________
V
⊂⊃ ∧∧…
∧∧ ((((゚o ゚;))))
/⌒~(=゚ω゚)ノ | U
し し( x) | )〜
U U U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| なお、この大会で優勝すると、賞品として、
| 一生遊んで暮らせる太い神経が送られるぃょぅ。
| そうすれば、なんの良心の咎めもなく
| 死ぬまで怠け続ける事が出来るょぅ。
| そしてさらに…
\_ _______∧∧∧∧∧∧∧∧∧
V < >
< ちょっと待って! >
< >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚o ゚#)
/⌒~(=゚ω゚) | U
し し( x) | )〜
U U U U
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| どうして私がぐうたら大賞の最優秀賞なんて受賞するのよ?
| そりゃ毎日充実した生活を送っている訳じゃないわ。
| でも大学だってちゃんと通ってる。
| 中にはサボり通して中退しちゃう人だっているのよ
\______ __________________
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚ペ#)
/⌒~(=゚ω゚) | U
し し( x) | )〜
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| それはつまり、ぐうたら度と言うのは、
| その人が生まれ持った才能と、
| その生活環境にあるんだょぅ。
| 偉大な才能と、それを生かす場を持ちながら
| 何もしないで怠けている人にこそ
| ぐうたら大賞は贈られるんだょぅ。
\_ __________________
V /
| それじゃあ、私は、何?
| 余程凄い才能を持っているとでも言うわけ?
\_ ________________
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚ー゚;)
/⌒~(=^ω^) | U
し し( x) | )〜
U U U U
∧∧
(=^ω^) < その通りだょぅ。例えば八歳の時、詩を書いて発表していたなら
最年少天才詩人出現と騒がれ、今頃は押しも押されぬ大詩人になっていたょぅ。
_______________
| ! |lヽ
| | ______________________ || `,l
| | i i || |
| | | 八木の歌 しぃ | || |
| | !________________! || |
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| |──────────────-ヽ |
| | 天才詩人、待望の新作 || |
| | || |
|__!_____________________|! |
ヽ三三三三三三三三三三三三三三ニヽ l
ヽ三三三三三三三三三三三三三三ニヽ!
∧∧
(=^ω^) < それに十一歳の時、ピアノコンクールに出場していれば、優勝して
一流音楽学校に奨学生として編入し、今頃はトップ・ピアニストとして世界に進出していたょぅ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 稀代のピアニスト、中村しぃ子 ヨ−ロッパへ.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌───────────────┐
│ __________ |
│ \ _ `ヽ, │
│ ヽ // ). |
│ ヽ // ノ |
│ ∧ ∧ ヽ-//―――――-='、, |
. | |'(*゚ー゚)/.//≡≡≡≡≡≡≡),.│
. | |:::|つ/ //≡≡≡≡≡≡_,ノ i! . |
│ 〜(/i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄___ノ, |
│ [_| ̄ _,,.. -――┰ ,'´ │
│ _ll ̄ ̄|| ̄ ̄ ||, │
└───────────────┘
∧∧
(=^ω^) < さらに十八歳の時、もし第一志望だった大学を諦めず受験していたら、合格して、
海外の一流大学に留学し、帰国後は優秀な外交官として活躍するはずだったょぅ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 私が外交をしているのは
| 首相のためではない。日本のためだ。
\___ __________
V
∧∧
/中 \
(`ハ´; ,)
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (⊃ ⊂)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ, ∧_∧
(#゚д゚) / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ヽ <`∀´; ,>
|∪ ⊃/ / ヽ ⊂| )
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 他にもしぃさんには様々な才能、能力が
| 備わっているんだょぅ。にも関わらずしぃさんは、
| その才能を開花させる事無く、
| 平凡な日々を過ごして来たんだょぅ
\_ _____________
V /
| ・・・・・
\_ ____
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚o ゚;)
/⌒~(=゚ω゚) | U
し し( x) | )〜
U U U U
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| そう言う訳で一ヵ月後の大会に出場をお願いするょぅ。
| それまでぃょぅはしぃさんの専属マネージャーをさせて貰うょぅ。
| 大会まで色々な訓練をして貰うから、
| ぃょぅの指示通り生活して貰いたいんだょぅ。
\_ ___________________
V /
| ・・・・・わかったわ。でも、訓練って何なの?
\_ ________________
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚- ゚;)
/⌒~(=゚ω゚) | U
し し( x) | )〜
U U U U
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| それは、今までいかに無駄な時間を過ごしてきたか、
| それを証明するために、最高に忙しい毎日を過ごして貰いたいんだょぅ。
| そのためのスケジュール表はここに用意してあるんだょぅ。
\_ ___________________
V /
| そうして、怠けていた頃と比較をする訳ね。
\_ _____________
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚- ゚ ,)
/⌒~(=゚ω゚) | U
し し( x) | )〜
U U U U
それから私は、ぃょぅさんのスケジュール表通りの生活を始めた。
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それは、朝一時間早く起きてジョギングをするとか、
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| : : : |
┗| : : : |┛
| : : : |
|.__ |
||住| |
||専| |
____________||不| |______________
l__l__l__l__l_||動| |__l__l__l__l__l__l_
_l__l__l__l__,||産| |_l__l__l__l__l__l__l
l__l__l__l__l_|  ̄ .|__l__l__l__l__l__l_
_l__l__l__l__,| : : : |_l__l__l__l__l__l__l
l__l__l__l__l_| : : : |__l__l__l__l__l__l_
l.,___,.;|
∧∧
(, ゚ o゚) =3
≡ / つ
≡ 〜 ,ノつ
(/
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夜大学から帰ってきたあと、二つ三つ詩を書いてみるとか、
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| 「夏眠」 |
| □ |
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V
カタカタ____ ___
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(,, ゚ -゚) _ || | ̄ ̄.| |:[].|
┌(つ つ ̄l|/ ̄ ̄ /.| =|
|└ヽ_) ) |二二二」二二二二二二二二」
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◎ ◎ [___|| .[___||
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その気になれば、容易に実行出来るものばかりだった。
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| さて、今日はそろそろ寝ないと・・・
| 明日もジョギング頑張ろうっと
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|└ヽ_) ) |二二二」二二二二二二二二」
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しかし、ぃょぅさんが最も有効な時間の使い方と言っただけあって、
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| 最近やけに生き生きしてるじゃない
\___ __________
V /
| そうかしら?
\_ ____
,∧_∧ V
X ノ ハヘ X ∧∧ ∧∧
|゚ノ ^∀^) (゚ー゚,,) (゚Д゚,,)
§, ) | U ⊂|⊂ |
!!| Y | . | )〜 ⊂ |〜
(__)_) U U ,,`J
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段々毎日が楽しく、有意義に思えてくるのを感じていた。
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| ちょっといいかゴルァ!
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ V
| あら? / ̄ ̄ ̄\
| お邪魔そうだから | え? |
| あっちに行くね。 \___/
\__ _____
V
,∧_∧
X ノ ハヘ X ∧∧ ∧∧
|゚ノ ^∀^) (, ゚ -゚) (゚Д゚,,)
§, ) | U ⊂ つ
!!| Y | . | )〜 | |
(__)_) U U . し`J
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おまけに、片思いしていた男性から突然、交際を申し込まれたりもした
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| どうしたの?
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/ | 実は…漏れと付き合ってくれゴルァ!
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/ V
モナー ∧∧ ∧∧
く〜ん♪ (, ゚ -゚) (゚Д゚,,)
\ U | ⊂ つ
\ 〜( | | |
\ U U . し`J
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| あと三日で約束の一ヶ月だょぅ。
| しぃさん、この一ヶ月はどうだったょぅ?
\_ ______________________
V /
| 毎日が充実してるという気がして素晴らしいわ。
| 私、自分がこんなに色んな事が出来るなんて
| 思ってもみなかった。
| それに、素敵な恋人も出来たし…
\_ _______________
V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚ー゚*)
/⌒~(=゚ω゚) | U
し し( x) | )〜
U U U U
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| それは、よかったょぅ。
| それでは、ぃょぅの役目は、終わったぃょぅ。
| お別れだょぅ、しぃさん。
| これからも、今の調子で頑張ってょぅ
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V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚ー゚*)
/⌒~(=^ω^) | U
し し( x) | )〜
U U U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ちょっと待って、それじゃあ
| ぐうたら大賞というのは・・・
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V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚o ゚ ,)
/⌒~(=^ω^) | U
し し( x) | )〜
U U U U
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| しぃさんには、もう出場資格はなくなったんだょぅ
| 本物の怠け者だったら、
| たとえどんなスケジュール表を渡されたって、
| 相変わらず怠けていたはずだょぅ。
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V
⊂⊃ ∧∧
∧∧ (゚o ゚ ,)
/⌒~(=^ω^) | U
し し( x) | )〜
U U U U
|
∧∧
\ | / (゚o ゚ ,)
―― ―― | U
/ | \ | )〜
| U U
∧∧…
(゚ー゚*)
| U
| )〜
U U
| ∧∧
\ | / (゚o ゚ ,)
―― ―― | U
/ | \ | )〜
| U U
∧∧…
(゚ー゚*)
| U
| )〜
U U
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| ありがとう。天使さん。
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V
∧∧
(゚ー゚*)
| U
| )〜
U U
星 新一 ショートショートの広場2より
波多野 直子 宇宙ぐうたら大賞
おつかれー
職人さんGJ
すごくいい。
GJ!
グジョバ!
(*^ー゚)b グッジョブジョン!!
最高!!
ショートショートと言うより短編ですな
GJ!!
天使さんはやっぱり天使だったというわけですね
いい話ですた
感動シマスタ
ええ話や
グッジョブ
話もキャラの選択も(・∀・)イイ!
いいねえ…心が温まったよ。乙です。
ぐうたら大賞おもしろかった。これの一つ前のやつのオチは無限ループってこと
でいいのかな?忘れろって最後に言ってたし・・・。
恐喝屋と青年とはつながりがあったのかな?
そうすると妙な薬の説明もつく
>741
折れもそう思った
依頼者の記憶まで消しているところを見ると、
完全犯罪成立って感じだな・・
今
>>727の作品が載ってるやつを借りてきたばっかりなんですが
その作品作ろうと思ったら作られてて
今までもこんなことが良くあったんですけど
運がいいのか悪いのかわかんねぇ・・・
「私は優秀です」って話、記憶を消して同じ会社で無限ループしてるのかと思ったが、
「同じような会社」なだけで、違う会社だよな
てことは、たくさんの会社を同じ手口で渡り歩いてるわけか
本当に記憶を消してるだけなら、2社で済む訳だが。消してないとしたら、多くの会社を渡り歩くのか
あるいは、そもそもすべて二人組の演技だとしたら、二ダーにとってはもっと取れるっぽい金の話を、無理して終わらす必要はないという考えも出てくる
仮に、「そろそろ金絞りも潮時」と思って演技したというなら、今度は別のところを探すか、やめなくてはならない
もしくは、二人そろって、元々そういう手順で多くの会社を回ってると言うなら、
「月一回」「ずいぶん払った」「何度言ったら・・」というような、時間かけまくりの辺り、いまいちすっきりしない
なんて文句みたいなのを書きましたが、言いたいことは面白かったってことです。また作って欲しいです
>>726 良い話だ・・
強引に、ほんとにぐうたら大賞があって・・ともとれるけどw
このスレを読んで保管庫の作品を全て見て思わず星新一の
文庫本を古本屋で大量に買ってきてしまいました。
職人様方これからも頑張ってください〜。文字レススマソ
GJ!よかったよ。
実はごく少数の職人さんが頑張っているのかな?
ありがとう!
748 :
699:04/04/06 20:19 ID:DFEyA0Tx
ごめんなさい!オチがあやふやなのはすべて私のミスです。_| ̄|○スミマセン…
というか、この作品をちゃんと理解していませんでした。
>>740-743>>745さん達のご意見を読んで、やっとこのオチが分かりました。
ありがとうございました。
この作品を読んで、私的にツボだったのが
大会社の社長の名刺に、「この人は優秀です」って書いてある事だと思っていました。
なので、そこだけ入っていればいいと思い、作品の重要な鍵となる
・恐喝屋は5人いること
・青年には記憶を忘れさせる能力はあるが、思い出させる能力はない
というところを抜かしてしまいました。
というわけで、またもや懲りずに作ってみました。
なるべく、星さんの文章を忠実に再現したつもりですが
その分読みづらい所が沢山あるかと思います。
どんな意見も参考になりますので、もしよければご意見等頂けると嬉しいです。
「ひとつのドア」 星新一・これからの出来事
1/16
王様が若い家臣を呼んで言った。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| わしはこれから、隣国の式典に出かける。
| 大切な行事なので、重臣たちも連れてゆく。
| その留守中の、城の管理を頼みたい。
\____ ________________________
|/ /
| わたくしを見込んでのご命令。必ずやりとげます!!
\_____ _________________
.,、,-v-,、 . |/
(、II |b|ll,)
( ´m`) ∧_∧
(I ミ|__|キI) (´∀` )
L」VV|」 (‖§‖ヽ
(__)_) (γ ノ J
ム_ヾ
2/16
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 見回りや掃除のため、どの部屋に入ってもいい。
|
| ただし、「13」という数字の記してある鍵の部屋だけは、開けてはならぬ。
| 特に念を押しておく。 い い な ?
\____ __________________________
|/ /
| 分かりました!楽しいご旅行を!
\_____ _______
.,、,-v-,、 .|/
(、II |b|ll,)
( ´m`) ∧_∧
(I ミ|__|キIつ¶ (´∀` )
L」VV|」 ⊂ ‖§‖ヽ
(__)_) (γ ノ J
ム_ヾ
3/16
王と重臣たちは、出発していった。
次の日になると、もう若い家臣の好奇心は高まる一方だった。
;;;;;|| ||;;;;;;;||/ \||;;;;;;;;;;;;;;;;;|| ..||;;;;;;;;
;;;;;|| ||;;;;;;;/ ∧__∧ 探検し放題だな〜 ..||;;;;;;;;
;;;;;|| ||;;;;;/ (∀`≡´∀) \;;;;;;;;;;;|| ..||;;;;;;;;
;;;;;|| ||;;/ (つ¶と ) ..\;;;;;|| ..||;;;;;;;;
;;;;;|| ||/ | | │ \|| .. ||;;;;;;;;
;;;;;|| ./ ヽ(__)彡 \ ...||;;;;;;;;
;;;;;|| ../ \ ||;;;;;;;;
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;;;;;/ \;;;;;;
;;;/ \
4/16
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| あったモナ
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ´∀`) て
と ‖§‖つ¶
人 γヽ
〃,(__人__ノ ))
お城づとめをしているのに気づかないほどの、目立たないドア。
両隣の部屋から察して、ごく狭いはずだ。
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;;;;;‖彡‖ | | ‖彡‖;;;;;
;;;;;‖彡‖ | | ‖彡‖;;;;;
;;;;;‖彡‖ | | ‖彡‖;;;;;
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;;;;;‖川‖ | | ‖川‖;;;;;
;;;;;‖川‖ | | ‖川‖;;;;;
;;;;;‖川‖ | ○ ....| ‖川‖;;;;;
;;;;;‖◎‖ | p ...| ‖◎‖;;;;;
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;;;;;‖彡‖ | | ‖彡‖;;;;;
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;;;;;‖彡‖ | | ‖彡‖;;;;;
;;;;;‖彡‖ | | ‖彡‖;;;;;
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5/16
鍵穴からのぞいてみた。
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;;;;;;;;;;;;| 暗くて中が全然見えないモナ〜 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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;;;;;;| 気になるな〜〜〜王様があれだけ言ってたんだし、|;;;;;;;;;;
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7/16
とうとう自制心がきかなくなり、注意深く鍵をさしこんだ。
鍵が折れたらえらいことだし、なにかが出てくるようだったら
すぐにでも締めなくてはならない。
;;;;;‖彡‖ _________ ....‖彡‖;;;;;
;;;;;‖彡‖ | | ‖彡‖;;;;;
;;;;;‖彡‖ | | ‖彡‖;;;;;
;;;;;‖◎‖ | ]V ..| ‖◎‖;;;;;
;;;;;‖川‖ | ∧_∧ ......| ‖川‖;;;;;
;;;;;‖川‖ .. カチャ| ○ (`* ) ...| ‖川‖;;;;;
;;;;;‖◎‖ | ¶⊂川≡エ| ..| ‖◎‖;;;;;
;;;;;‖彡‖ | ( ( ( | ‖彡‖;;;;;
;;;;;‖彡‖ | ....(_(_) .| ‖彡‖;;;;;
~~~~´´´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ´´´´ ~~~~
8/16
緊張の中で、ドアは簡単に開いた。
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;;;;;;;;;;;;;;::::::::______
;;;;;;::::::::.. .. | | |
;;;;;;;;::::.... | |∧__∧ .| ドキドキ
;;;;:::: .;........ | (´∀`;) ..|
;;;::: :......... | と||§し ) |
::: ...... |.. |Z| ヽヽ ヾ |
;;; |,,,,,,/ (_(_);;|
灯かりをむけ、息をついた。家具も品物も何一つなく、窓もない。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; _________
;;;;;;;;;;;;;;::::::::______ /
;;;;;;::::::::.. .. | | | | からっぽだったのか
;;;;;;;;::::.... | |∧__∧ .| \_ _______
;;;;:::: .;........ | (´Д` ,)... | |/
;;;::: :......... | と||§し ).....|
::: ...... |.. |Z| ヽヽ ヾ |
;;; |,,,,,,/ (_(_);;|
9/16
やがて、王が城に戻った。
若い家臣は鍵束を返却しながら言った。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ご無事で、けっこうでした!城のほうも異常ありません!
\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| うむ。留守中はご苦労だった。
| …あの、注意した部屋は、空けなかったろうな?
\____ _______________
|/
.,、,-v-,、
(、II |b|ll,)
( ´m`) ∧_∧
(I ミ|__|キIつ (´∀` )
L」VV|」 ¶⊂ ‖§‖ヽ
(__)_) (γ ノ J
ム_ヾ
「言うまでもありません。」 (´Д` *)ドキッ
「しかし、なんで、あの部屋だけが問題なのですか?
大切なものでも、しまってあるのでしょうか?」 (´Д` )
( ´m`) 「そんなことは、知らないでよろしい。知らないほうがいいのだ。
世の中にはそういうこともあるのだ。…たとえば、自分の死期」
(死!?)O。 (´Д`;))))
( ´m`) 「べつに、あの部屋が死に関連していると言うわけでもないがね。
な、わかってくれ」
「はい。」 (´Д` )
10/16
それを境に、彼にとって精神の休まらない日々が始まった。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| なんなのだろう?重大そうな、空っぽの部屋。 |
| 悪霊でも封じ込めてあったのだろうか? |
| 窓の無いのは、そのためか。 |
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
しかし、それだったらドアを付けず、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
壁でふさいでしまえばいいのだ。 | ということは、王様だけは悪霊除け、あるいは
.... /| 悪霊つかいの秘宝を知っていると言うわけか
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
o。  ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ o
ウーン (´Д`; ) ウーンウーン
ウーン ( ∞ )
( ( (
(_(_)
11/16
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
彼の不安は、とめどなかった。
それを紛らすには仕事に励む以外にない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
特に戦いで遠征したときなど、身の危険をものともせずに
前線に立ち、何回も手柄をたてた。
ヾ ヾ∧_∧ ___
─────┿⊂(´Д` )___
〃`( ⊂) __
`ソ 人 _
(__). し_
領地を与えられ、そこの統治を任されると、見事になしとげた。
産業を盛んにし、犯罪者をなくし、清潔を心がけさせて、病気を減らした。
∧_∧ +
(0゚・∀・)
(0゚∪ ∪ +
12/16
王の信頼を裏切った行為。
それを、なんとかしてつぐなわなければならない。
いつの日か、タブーを破ったたたりが身に降りかかってくるかもしれない。
そのとき、王に助けてくれと申し出るには、
実績を上げておかなければならない。
ヾ ヾ∧_∧ ___
─────┿⊂( Д )___
〃`( ⊂) __
`ソ 人 _
(__). し_
13/16
彼の手腕は、誰もが認めるものとなった。
王も信用し、重臣に加えられ、会議での発言も許され、
それは何回も採用された。
.,、,-v-,、
(、II |b|ll,)
( ´m`)
∧_∧ (I ミ|__|キI). ∧_∧
( ・∀・) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (´∀` )∩ ハイッ!!
(☆ミ Vミ)/ ⊂‖§‖,,/
┗┳┐ / \┌┳┛
∧ ∧ / \ ∧_∧
。(=゚ω゚)。/ \(゚Д゚,,)
(8:::::l xl / ⊂Y⊂)
┗┳┐ / \┛
14/16
ある日、王に報告書を渡したとき、たまたま二人だけになった。
王はねぎらいの言葉をかけた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| よくやってくれている。うむ、実に、見事だ。
\____ _______________
|/ /
| ありがとうございます!
\_____ _____
.,、,-v-,、 . |/
(、II |b|ll,)
( ´m`) ∧_∧
(I ミ|__|キI) (´∀` )
L」VV|」 ⊂ ‖§‖ヽ
(__)_) (γ ノ J
ム_ヾ
「いかがでしょう。
ひとつだけ、お教えいただきたいことがあるのですが」 (´∀` )
( ´m`) 「なんについてだ。
おまえは重臣の一員で、この国のすべてをしっているはずだが」
「いえ、ちょっとしたことです。ずいぶん昔になりますが、
お城の留守番を任されたとき、注意されました。
ひとつだけ、あけてはいけないドアについてです」 (´∀` )
( ´m`) 「そうだったかな?」
「忘れもしません。いまだに気になってならないのです。
悪霊でも封じ込めてあるのですか?
それとも、もっとすごい……」 (´∀` )
( ´m`) 「そういえば、言ったかもしれないな。そんなに、わけを知りたいか」
「はい、ぜひとも!!」 (´∀` *) ヤッター
15/16
( ´m`) 「あそこは、窓も無いし、中にはなんにも置いてない。
点検することもなく、あける必要が無いからだ。
無意味な行為は、つまらんではないか」
「それだけの理由ですか?」 (´Д` )
( ´m`) 「そうだよ。わしだって入る気にならん。」
「そうでしたか……」 (´Д` )
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それをきっかけに、彼のおびえも消えた。
その代わり、仕事もいいかげんになった。
領地を見回っている時、橋が壊れているのに気がつかず、
馬がつまづいたため川に落ち、溺れて死んでしまった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
16/16
その知らせを聞いて、王様は一人つぶやいた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| やつも、あの部屋をのぞいた。たたりを受けやがった。
|
| 気が咎め、不安にかられ、必死に仕事に精を出し、やがて死ぬ。
| 働きすぎての疲れでか、わしの答えでがっくり来てか、どっちかで。
| いまの重臣はほとんどそうだし、みどころのある若い家臣もそうなのだ。
.,、,-v-,、 \
(、II |b|ll,)  ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´m`)
(I ミ|__|キI)
L」VV|」
(__)_)
「おかげで、わが王国はいつまでも安泰で、
P 栄えつづける…。」
||
|::|
∧ △|::::|
△田.lΠl l.△
. |゚゚゚|二||O||二|゚゚゚|
__〔ニニ〕 ||⌒|| 〔ニニ〕______i
__| | || 丗 || | |_____|
^~~ ~~ ~~
GJ!
イイ(・∀・)!!
奥が深いなあ
一瞬青髭だか赤ひげだかかと思った
つるつる光ってる国民ワロタ
フカーイ(・∀・)
イイネーイイネー
いいよ699いいよ
イイヨー
よかった GJ!
>青ひげ
主人の留守中に、開けてはいけないというドアを開いたら
女の死体がたくさんあったっていう話だっけ。
確かシンデレラと同じ作者だったような
>>774 グリム童話だな。青髭のモデルはジャンヌ・ダルクとともに戦ったジル=ド=レイと言われている。
開けてはいけない部屋の話って多いですけど、あの鍵穴と鍵って男性器と女性器を暗示してるらしいですね。
何はともあれGJ!
どちらかというと、鍵穴が女性器のような気もするが・・
まぁ、あの扉は女性の貞操を表したものらしいね。
夫が遠征中にその貞操を破ってはいけないという教訓らしいが・・
青ヒゲはロリコンじゃなくてショタコンです。
780 :
776:04/04/07 19:26 ID:CWoQ0ejx
>>777 ああ、順番は気にしてなかったけど、そうでしたね。
スリーセブンおめ。
781 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/04/07 21:34 ID:Me+w1Voi
期待age
面白かったです
>>768 俺も最初、青髭か、日本昔話にあった開けてはならない12番目の部屋の話しかと思った
>>775 らしいですね。脱線ついでに。
彼は凄く少年好きで、愛撫した後、たくさんの少年を切り裂いた話とか残ってますね
だが戦場では、血を見たいがために先頭切って戦ったとかw
いや笑い事じゃないけど
時間ができたら3つぐらい作成するつもりだから待っててくれ
↑ネ申降臨のヨカ━━━━(゚∀゚)━━━━ン
ネ申っていうのは星新一氏とかに使う言葉也
じゃあ神の息子ってことで
とりあえず本人が否定してるんだから神じゃないだろ。
職人さんでいいと思うが。
そもそも呼び方なんてどうでもいいけど。
最近著作権が気になって仕方がないんだが、誰か俺を安心させてください。。
>>789 そんな事言ってたら2chに来れないけど
それにより誰かが明確な損をし、それが証明できる形で2chを訴えない限り問題は発生しない。
たとえば、AAの本を作るとして、ここの話を載せた場合、出版社に利益が生まれるわけだが
出版社に利益があるということは、元ネタの小説を出版しているほうが儲けるはずだった利益
という解釈で訴えることができる。判決がどうなるかはわからないが。
で、ここでこうして発表するだけの場合、誰が利益を得るというわけでもないので訴えにくい。
厳密に言えば鯖の広告代でひもゆきに収入があるのだが、それと出版社の損を結びつけるのは
なかなか苦しいし、そのぶん本が売れなくなったから損した、という解釈で訴えても
ネットと本という媒体の差があり、どれだけ損したかが証明しづらい。
まぁミステリー小説のネタバレとかで無い限り安心しろってこった。
最新の本からの引用は少ないしね。
古い本なら売り上げにそう影響が出るってこともない。
むしろここで作品を見て、本を買いに行ったって人もいるんじゃなかろうか。
あー、でも、もう古いんだからいいじゃんとかは口に出しちゃいかんよ
新旧に関わらず本は売られているものなんだから
開き直ったりせずじっと黙るのが節度ってもんだと思うょ
むしろこのスレのおかげで本が売れてると思う
ボンビーなので図書館で借りてるよ・・・
図書館が本を買うので問題なし
このスレのせいで「アフター0」を揃えてしまった。
藻前は未来の漏れでつか?
まあ訴えられることはないが誉められた行為でないのも事実>著作権
著作権の話を始めるとこのスレ成り立たなくなるからもうやめよう。
いま警察に連絡したら
携帯届けられたそうです
大阪逝ってきます
イヤ行ってきます
届けて下さった方有難う御座います
↑誤爆でした
スレ汚しスマソ
え、日常SSの始まりじゃないの?
>>797 自分もこのスレのせいで星新一の本集めてしまった。
このスレのせいでSS読むときにAA化する場合のキャストを考えるようになってしまった。
上に同じく
人獣細工が読みたい
出展:星新一「ボンボンと悪夢」「症状」
11コマいきます。
ケイ氏はビルの十一階にある、精神科のところへ訪れた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│どんな具合なのですか。その椅子にかけて、詳しくお話下さい。
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//と/ヽΩ//ヽ_/ |
|:::|/⌒/⌒ヽノ::|:::|__.」
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│じつは、夢のことなのです。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│それは、いけませんね。しかし、よくあることです。
│現代は頭を使うことが多く、そのため眠りが浅くなります。
│それで、いやな夢を見ることが多いのです。
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//と/ヽΩ//ヽ_/ |
|:::|/⌒/⌒ヽノ::|:::|__.」
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ヽ
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│なにしろ普通ではないのです。
│それがいやで、いろいろな方法を試みました。すべて、無駄でした。
│先生なら何とかして頂けるだろうと、伺ったわけです。
│こんないやな夢は、ありません。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│いったい、どんな夢なのです。怪物ですか。
│美人に話しかけようとしたとたん、消えてしまうのですか。
│夢にはそれぞれ、関連した何かの原因があります。
│それを突き止めれば、たいていなおります。さあ、お話下さい。
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//と/ヽΩ//ヽ_/ |
|:::|/⌒/⌒ヽノ::|:::|__.」
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( )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ヽ
ケイ氏はやっと話し始めた
( ´Д`)眠りについてすぐ見るのが、朝起きるところです。
___ ∧_∧___
|__( ´Д`) __|
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
| |\,.-〜´ ̄ ̄` ー〜\
\|∫\ _,. - 、_,. - 、_ \
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( ´Д`)私は服を着替え、食事にかかります。
∧_∧
( ´Д`)
( <V>)
| | |
(__)_)
( ・∀・)なるほど、そこで何かが現れるわけですね。
( ´Д`)それならいいのですが、何の現れてくれない。 私は鞄を持って、会社に出勤します。
( ・∀・)それから…
( ´Д`)事務をとりつづけ、終わると家に帰ります。
カタカタ ____ カタカタ ___
∧_∧ ....||\ \ ̄| ̄ |∧ ∧.||\ \ ̄| ̄ |
( ;´Д`) || | ̄ ̄ | .|:[].|( ゚Д゚)|| | ̄ ̄ | .|:[].|
┌( つ/ ̄||/  ̄ ̄/ .|= | つ' ̄||/  ̄ ̄/ .|= |
|└ ヽ |二二二」二二二二二二二二」」二二二二二二二二」
 ̄]|__)_) .| || | || .| || | ||
/ ̄\ / . || / || / . || / ||
◎ ◎..[____|| .[__|| [____|| .[__||
( ´Д`)やがて、寝床にはいることになります。すると、そこで夢が終わり、目が覚めるわけです。
___ ∧_∧__
|__( ´Д`) __|
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
| |\,.-〜´ ̄ ̄` ー〜\
\|∫\ _,. - 、_,. - 、_ \
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│なるほど、変わっていますな
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//と/ヽΩ//ヽ_/ |
|:::|/⌒/⌒ヽノ::|:::|__.」
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ヽ
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│なんとかして下さい。
│一日の仕事だけでも、いいかげんうんざりなのに、夢のなかでまで、それを繰り返すのです。
│たまりませんよ。このままでは、わたしの人生は絶望です。
医者は「そうでしょうな」といって、いろいろな文献を調べにかかった。
―――――、=i|| | | || ,―――――――――
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_|_||.|_||」.||,/ ヽ||.「||_|.||_|_|_|_||||.| |
========'′ `'.===============
しかし、それに該当する症状は、見つからないらしかった。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│どうでしょう、先生
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//と/ /ヽ_/ |
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ヽ
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│うむ。それがどうも、むずかしい症状ですな。
│どの本にも出ていません。お気の毒ですが…。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│やっぱり、だめですか。こうなったら、残された道はただ一つです。
\___________ ____________
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フウ… .∧_∧
(´Д` )___
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( )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ヽ
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│どうなさろうと、おっしゃるのです。
ケイ氏は、窓ぎわに歩み寄った。そして、開いている窓から、身を投げた。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
|
____.____ |
| | | |
| | ∧_∧ | |
| |( ・Д・) |ミ |
| |/ ⊃ ノ | | ( ̄) ̄)
 ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ | | | |
ケイ氏は久しぶりに、すがすがしい朝を迎え、嬉しそうな声を上げた。
___ ∧_∧__/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__( ´∀`) <ああ、なんでこんな方法に、早く気がつかなかったのだろうか。
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\_______________________
| |\,.-〜´ ̄ ̄` ー〜\
\|∫\ _,. - 、_,. - 、_ \
\ \ \
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
夢のなかの自分を消滅させることに成功したケイ氏は、
次の夜から、もはや、あのいまわしい夢を二度と見ることがなかった。
訂正:6コマ目と7コマ目が5/11になってますが、6/11と7/11です。
一応初AAだったので緊張しました。どうですか?
826 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:04/04/11 17:46 ID:fyT/snZm
ヨカターヨ!
面白かった!
GJ!!
ヨカタヨーーー
Good!!
(このスレ)楽しくなってきたぁ!
このセリフの元ネタがわかるやつはすごい
>>825 ∧_∧ ∧∧∧
( ´_ゝ) _,/⌒"⊃< >
/ " ̄ ヽノ彡 < GJ!>
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ < >
(__ニつ/
>>825 / ∨∨∨
\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄
乙です〜。漏れは似たような話で結局、仕事に追われる夢
を見続けて自殺してしまうって言うハナシを聞いたことがある
のですが、これは元ネタ何でしょうか?
面白かったよ
gjですた。
カナリヨカターヨ
あとは職人殿達をひたすら待つ・・・。
ツクリタイヨー(ノД`)本ガナイカラツクレナイヨー
久しぶりにキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
乙!面白かた〜よ。
835 :
832:04/04/12 17:57 ID:nBkulFkn
>>834ジカンガナイヨー(ノД`)ッテカ、トショカンマデトオイヨー
836 :
事前に:04/04/12 18:56 ID:j6X3Czkr
1作品が終わってもいっときレスしないでください
837 :
終点:04/04/12 18:58 ID:j6X3Czkr
┌──┐、
│2ch.│.ヽ、
_ -──┴──┴─┴─ヽ
/ \
/ ∧_∧ |\
.―./ (´∀` ) ..|. .ソ. ̄\
__( - ―  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ―. ..レ r―┘
_―― _ ――― _ ヽV.. \.\
/―.. / - 二. ―┬  ̄) /. ヽ | e.. ヽ
/ //O| -―  ̄ [H]  ̄ ̄ ―./ 三:=:○| ./ | :|..sz|. .|. ヘ|
.├┴___ノ ______ ( (___ -┴― ―┤ .|. |. .|:..|ヘ:|
| ___.|. |.___ .:| :|. |. :| |:.|.|
.| |V___|. 2ch-SS | ___| :| :| :| ._|__|: |.|
.|_┌┐.| V_└.────.┘.___|: -―┬―┐____.|. |―  ̄____|V:|
| ヘ目..丶_\_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__ノ. ...___ノ_三_ノ┘ ::| .:|_ ―ヽ.____ノ
|._______..  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _________| :|
ゝ__.ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゝ___ノ
私はタクシーの運転手である
838 :
終点:04/04/12 18:58 ID:j6X3Czkr
__
_|2ch|
/∧∧ ̄ヽ
テヌキモナー/(´∀`) ..ヽ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
 ̄■ ̄ ̄ ̄■ ̄
.. ̄ . ̄ ブロロロロ
私はその日いつも通り仕事をしていた
839 :
終点:04/04/12 18:59 ID:j6X3Czkr
iilililil iliiiiiililil ili lilililiiiiiilililiilililililiiiiiilililiilililililiiiiiilililiilililil liiiiiilili
iilililililiiiiiilililiililililil iii iiilili liilililiiii iilililザァァァァァァliliilililililiiiiiililili
i ililililili iiiii lilili ilililililiiiiiilililiilililililiiiiiililil iilililililiiiiiilililiilililililiiiiiil
iilililili liiiiiiliザァァァァァii iiilili liilililililiiiiiilililiilililililiiiiiilililiilililililiiiii
iilililil ilii iiiilililiilililililiiiiiili liliili lilililiiiiiilililiilililililiiiii ilililiilililililiii ii
iililililil iiiiiilili liilil|2ch|iilililililiiiiiilililiil ilililザァァァァァァliiiiiilililiililil
iilililililiiiiiilili /∧∧ ̄ヽiilililililiiiiii lilノ:ヘ:ヽiilililililiiiiiilililiililililili
iilililili liiiiiili/( ´∀`) ..ヽiilililililiiiiiil:⌒:):ノiilililililiiiii ilililiilili
i ilililililiii/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\iilililililii iii`i:`:^:ノiilililililiiiiiililili ililil
iilililililiii| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|iilililililiii iii::::::::iiilililililiiiiiilililiilililililiii
iilililil iliii ̄■ ̄ ̄ ̄■ ̄iili lilililiiiiiilノ:::::::,:ヽ、iilililililiiiiii lili
.. ̄ . ̄  ̄
その日は土砂降りで、
何か不思議な感じがある客を乗せることになった
840 :
終点:04/04/12 19:00 ID:j6X3Czkr
/iヽ,
/人::i
i(;;;;;;)l
ヽ::::::ノ
/:::::|p:::υ:::ヽ、
i:::υ::|p:::::υ::::ヽ
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しl::::|p::υ:::::|J
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l:::::::i::::::::i
全身黒いレインコート…
ビッショリ濡れているので、乗せるのをためらったが、
そんなことで躊躇していてはこの仕事はやっていけない
841 :
終点:04/04/12 19:01 ID:j6X3Czkr
iilililil iliiiiiililil ili lilililiiiiiilililiilililililiiiiiilililiilililililiiiiiilililiilililil liiiiiilili
iilililililiiiiiilililiililililil iii iiilili liilililiiii iilililザァァァァァァliliilililililiiiiiililili
i ililililili iiiii lilili ilililililiiiiiilililiilililililiiiiiililil iilililililiiiiiilililiilililililiiiiiil
iilililili liiiiiiliザァァァァァii iiilili liilililililiiiiiilililiilililililiiiiiilililiilililililiiiii
iilililil ilii iiiilililiilililililiiiiiili liliili lilililiiiiiilililiilililililiiiii ilililiilililililiii ii
iililililil iiiiiilili liilil|2ch|iilililililiiiiiilililiil ilililザァァァァァァliiiiiilililiililil
iilililililiiiiiilili /∧∧ ̄ヽiilililililiiiiii lilililililiiliililililiiiiiilililiililililili
iilililili liiiiiili/(´∀`) .ヽiilililililiiiiilililililiiiii ilililiilili iliiliiliiliili
i ilililililiii/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\iilililililii iiiililililiiiiiiliiliiililililiili ilililili
iilililililiii| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|iilililililiii iiilililililiiiiiilililiilililililiiiiliili
iilililil iliii ̄■ ̄ ̄ ̄■ ̄iili lilililiiiiiiliilililililiiiiii liliiliiliiliiliiliili
.. ̄ . ̄
お客さんを後部座席に乗せ、行き先を尋ねると、
場所は知っているが、地形が複雑で行きづらい所…
842 :
終点:04/04/12 19:02 ID:j6X3Czkr
iilililil iliiiiiililil ili lilililiiiiiilililiilililililiiiiiilililiilililililiiiiiilililiilililil liiiiiilili
iilililililiiiiiilililiililililil iii iiilili liilililiiii iilililザァァァァァァliliilililililiiiiiililili
i ililililili iiiii lilili ilililililiiiiiilililiilililililiiiiiililil iilililililiiiiiilililiilililililiiiiiil
iilililili liiiiiiliザァァァァァii iiilili liilililililiiiiiilililiilililililiiiiiilililiilililililiiiii
iilililil ilii iiiilililiilililililiiiiiili liliili lilililiiiiiilililiilililililiiiii ilililiilililililiii ii
iililililil iiiiiilili liilil|2ch|iilililililiiiiiilililiil ilililザァァァァァァliiiiiilililiililil
iilililililiiiiiilili /∧∧ ̄ヽiilililililiiiiii lilililililiiliililililiiiiiilililiililililili
iilililili liiiiiili/(´∀`;) .ヽiilililililiiiiilililililiiiii ilililiilili iliiliiliiliili
i ilililililiii/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\iilililililii iiiililililiiiiiiliiliiililililiili ilililili
iilililililiii| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|iilililililiii iiilililililiiiiiilililiilililililiiiiliili
iilililil iliii ̄■ ̄ ̄ ̄■ ̄iili lilililiiiiiiliilililililiiiiii liliiliiliiliiliiliili
.. ̄ . ̄ ブロロロロロ
不安なまま、私はその行き先へ向かった
843 :
終点:04/04/12 19:03 ID:j6X3Czkr
\ \ / /
\ \ / /
\ \ / /
\ \/ /
\ /
\ /
| | _________________
| 回 | oO○/ 予感的中モナ \
| | .| どっちに進めばいいか分からないモナ |
| | \ _/
| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |
| |
| |
| |
844 :
終点:04/04/12 19:04 ID:j6X3Czkr
|\|\
| | .\
| | ..\ (_
,,,,,|丿 ..\ て _____
,,.''"´ `:、 ( / \
/′ .`:、 `て / │ ヽ
/ \ ミ / ─┼─ \
| υ ヽ | ノ i、
..i──/ .| | /┌─┐ >
`、/ υ .. i | │ │ |
: ノ i、 └─┘ 丿
,:' `:、 ヽ、_______ノ
`:、 `:、
; `:、
845 :
終点:04/04/12 19:06 ID:j6X3Czkr
そして男は分かれ道がくるたびに右か左かを言った
._
(右) ._
∨ (左) ._
._ ∨ (左)
(右)._ ∨._
∨(左) ._ (右)
∨ (左) ∨
._ ∨
(右)
∨
846 :
終点:04/04/12 19:07 ID:j6X3Czkr
そして…
|\|\
| | .\
| | ..\
,,,,,|丿 ..\ _____
,,.''"´ `:、 / \
/′ .`:、 / │ ヽ
/ \ ミ / ─┼─ \
| ヽ | ノ i、
..i──/ .| | /┌─┐ >
`、/ i | .│ │ |
: ノ i、 └─┘ 丿
,:' `:、 ヽ、_______ノ
`:、 `:、
; `:、
支援
848 :
終点:04/04/12 19:08 ID:j6X3Czkr
/ / /
________// / /
/ \ / 人人人人人人人人人人人
..// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄\ \ / )!!!!!!!!!!(
__//____//____\.\__ ) (
/)).. _ __ レ、⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
i /⌒_ヽ、 /⌒_ヽ、 i
´──´/⌒ヽヽ ───-/⌒ヽヽ ヽ──'
i ◎::)) i ◎::))
)ヽ_ノノ )ヽ_ノノ ギャギャギャギャギャ
,.,.,_,..,_,.,.,_,..,_,.,.`) (,.,.,_,..,_,.,.,_,..) (,.,.,_,..,_,.,.,_,..,_,.,.,_,..,_,.,.,_,..,_
崖崖崖崖崖崖⌒Y⌒崖崖崖崖⌒Y⌒Y崖崖崖崖崖崖崖崖崖
崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖
崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖
崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖
崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖
849 :
終点:04/04/12 19:08 ID:j6X3Czkr
|\|\
| | .\
| | ..\
,,,,,|丿 ..\
,,.''"´ `:、
/′ .`:、
/ \ ミ
| υ ヽ ハァ…ハァ…
..i──/ .|
`、/ υ .. i
: ノ
,:' `:、
`:、 `:、
; `:、
こ…これ以上右に行ってたら確実に死んでたモナ!
850 :
終点:04/04/12 19:09 ID:j6X3Czkr
「…ちくしょう」
851 :
終点:04/04/12 19:10 ID:j6X3Czkr
∧∧ / ̄ ̄ ̄
(´∀`;) <…え?
| ̄ ̄ ̄| \___
| |
| |
852 :
終点:04/04/12 19:11 ID:j6X3Czkr
.|
.|
/\ /ヽ,________________|
/ \___/ ヽ, \
ノ ヽ \
:i :⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
: υ i .|
:、 ;:__________________|
`:、 υ ;
:、 ;
.,.ゝ ノ_..,.,._
糸冬
∧ ∧
(::::::::::)
⊂:::::::つ
|:::::::|
U U
あるところにある女の子がいました。
∧ ∧
(::::::::::)
つ:::と
|:::::::::)
U U
しかしあるとき、13歳という若さで女の子を身ごもってしまいました
∧ ∧
(::::::::::)
/:::::::|
(:::::::しJ)
思い悩んだあげく…彼女は…
∧ ∧
ハァ…ハァ… (:::::::::) ΞΞΞΞ
⊂:::::つ ΞΞΞΞΞ
(::と:::| ΞΞΞΞΞ
し
彡ミ゙MW ::w C彡ミ ゙MwC彡:ミ゙::MWw C彡: :ミ゙MWwC彡ミ ゙:::MW wC彡ミ゙MWwC
ミミ彡゙M: :WwC彡ミ ゙MwC 彡ミ゙::W::彡゙MWw C彡ミ゙MWw C 彡ミ゙MWwC彡:ミ゙MW
wC彡ミ゙MwC彡 :::ミ゙ M::W :C彡ミ゙ MC彡 ミ゙MWwC::彡 ミ゙::MWwC彡ミ゙MWwC彡:
彡彡ミ゙MWwC゙MwC彡ミ゙MWwC:::ミ゙W彡 ミ゙MWw:: :C w:: C 彡彡ミ゙MW w彡ミ゙MW
C゙W゙M彡ミ゙ MW::wC 彡ミ゙Mw:: :彡゙MW 彡ミ゙MCミ゙Ww彡゙MwCミ゙MWw彡ミ゙ M wC
彡ミ゙MWwC 彡ミ゙M WwC彡 ::ミ゙MWwC彡ミ:: :゙M:::WwC彡ミ゙M ::W wC彡ミ゙MWwC
|::::::::::::::::::::::::┃:::::::::::::::ノ:::ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::|ノノ:::::::::::::::::
|::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::ノ:::ノ::::::::::::::オギャー:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ::ノノ:::::::::::::::::::::::
|:::::::::【:::::::::::::::|::::::::::::ノ:::ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::オギャー:::::::::::::ノ::ノ:::::::::::::::::::::::::::
|::::::::::::::::::::::::‖::::::::ノ:::ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::(::::(:::::::::::::::::::::::::
|::::::::::::::::::::::::::|:::::::ノ:::ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(::::;;;;)::::::::::::::::::::::::::::::::::):::::):::::::::::::::::::::::::
|::::::::::l:::::《:::::::|:::::ノ:::ノ:::::::::::::::::::::::::::::::オギャー::っ/_ノ):::::::::::::::::::::::::::::::ノ:::::ノ::::::::::::::::::::::::
|::::::::::::::::::::::::∬ノ:::ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::ノ:::::ノ::::::::::::::::::::::::::::::::
|::::::::t::::レ:::::::::|ノ:::ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∪∪::::::::::::::::::::::::::ノ::::::ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::
^'’^'‘´```'^'’^'‘´```'^'’^'‘´```'^'’^'‘´```'^'’^'‘´```'^'’^'‘´```'^'’^'‘´```'^'’^'‘
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
^‘´`^'’^'‘´`^'’^'‘´```''’^'‘´```'^'’^'‘``^'’∩∩^'‘´```'^'’^'‘´```''^^'’^'‘´````'
|:::::::::::::::::::::::::|:ヽ:::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::|:::::::::::::::::::::::::::::ヽ、::ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::
|:::::::::::::::::::::::∬:::ヽ::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::っ:、^|):::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::、::::::::::::::::::::::::::::
|::::::::::l::::::《::::::|::::::::ヽ::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(::::゙゙゙)::::::::::::::::::::::::::::::::::::):::)::::::::::::::::::::::::::::
|::::::::::::::::::::::::‖::::::::::ヽ::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::(:::(:::::::::::::::::::::::::::::::
|::::::::【::::::::::::::|:::::::::::::::::::ヽ::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::ヽ、:::::::::::::::::::::::::::
ごめんね
nannkatomatta
│
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│ │ │ │ │
│ │ │ │
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..__..,.、 │ │
;´,'´ `ヽ, │ │
/ i:::::::::::::::::::;i │ │
i :、::::::::::::::::ノ`: │ ━╋━ ┃ ┃┃
ヽ、.ヽ;;;;;;;;ノ, `:、 ┏┫ ━╋━
`:、 ノ `i ┏┛┃ ┃ ━━━━
i、_,ノ´ヽ, ヽ、 ┛ ┃ ━╋━ ╋┓
ヽ, \ i ┃ ┃┛
ヽ、 ヽ、ノ
`‐-ノ´
━╋━ ┃ ┃┃
┏┫ ━╋━
┏┛┃ ┃ ━━━━
┛ ┃ ━╋━ ╋┓
┃ ┃┛
ごめんね
〃 〃
╋╋ ┃ ┓ ━━━ ┗┓
┛ ┛ ┗ ━━┛
_ _ . , .
/  ̄ ヽ
;
:, :、
, ´  ̄ ` 、
/ / ヽ `
ヽ ヽ
/ / ⌒ \
/ ヽ i 丶
i i i ( ) l
ノ `
、 ヽ 、 ノ i
:、 ヽ −  ̄ ´
ノ ;
:、 ヽ 、 _
 ̄ ノ
ヽ ,
、 ,
、 ,
- _ .. _ ..,. ノ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::やがて月日は流れ…::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
sien
∧∧
∧ ∧(:::::::::)
(::::::::::)し:::::U
つ/゚゚ノ)|::::::::|
|:::::::| |::::::::|〜
U U ∪∪
やがて彼女も結婚し、子供も産まれ、幸せな家庭を築いていきました…
目 目 目
ヾ、|.|//
目=◎=目 _
//|.|ヾ、 /./`l`l
目 目 目 |..| |..|
┌┐ ノ ヽ .l、l、ノ.ノ
││ ~~~~~~~ ヽヽ
WMWMWMWMWM
/ 2chランド \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
例の池があったところは遊園地になっていた
∧∧ ._______
(::::::::) . .| |
⊂::::::J∧∧ | ボート乗り場|
|:::::::|(::::::::)っ |______|
∪∪(::::::) || ||
_________________
... ...
∠ ̄ ̄ ̄`,ゝ ..∠ ̄ ̄ ̄`,ゝ
\ ̄ ̄ ̄´ノ \ ̄ ̄ ̄´ノ
~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~
子供を連れて遊園地に行くと、池はボート乗り場になっていた
∧∧ \ヽ l //
(:::::::)__∧∧__、
く(つ:| (:::::::::) ..,ゝ
\ ̄ヾ、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ
~~~~厂ヽ~~~~~~~~
ヽ、....\
~~~~~
ボートに乗っているとい、突然子供がおしっこしたいと言い出した
.∧∧.∧∧
(::::::=(::::::)__∧∧__、
く(つ:| (:::::::::) ..,ゝ
\ ̄ヾ、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ
~~~~厂ヽ~~~~~~~~
ヽ、....\
~~~~~
誰もいないのを確認すると…
ノ⌒ ~^⌒゙^;:
i _ :
: ; i´``"ヽ, i
|_ノ)i, i l
ノ _l l/⌒i
ノ )´ i i ,ノ
_.._..,..___,.._..___._.;´  ̄``i .ノ/ヽ;,
,.,. | ノ ../
i l _,ノ´
− i l´,ノ,
. _,.,⊂mm:,ノ)
_.._..,..___,.._..___._.,..__ ノi
`ー┬−┬-.ノ l
i l i
| i l
l .. .il...... .i
i⌒^ヽ、i.. ̄ ̄`ヽ,
(__(___ノ
池に向かって女の子を差し出しだ
ノ⌒ ~^⌒゙^;:
i _ :
: ; i´``"ヽ, i
|_ノ)i, i l
ノ _l l/⌒i
ノ )´ i i ,ノ
_.._..,..___,.._..___._.;´  ̄``i .ノ/ヽ;,
,.,. | ノ ../
i l _,ノ´
− i l´,ノ,
. _,.,⊂mm:,ノ)
_.._..,..___,.._..___._.,..__ ノi
`ー┬−┬-.ノ l
i l i
| i l
l .. .il...... .i
i⌒^ヽ、i.. ̄ ̄`ヽ,
(__(___ノ
すると…女の子は静かに 言った
「ママ…」
ノ⌒ ~^⌒゙^;:
i _ :
: ; i´``"ヽ, i
|_ノ)i, i l
ノ _l l/⌒i
ノ )´ i i ,ノ
_.._..,..___,.._..___._.;´  ̄``i .ノ/ヽ;,
,.,. | ノ ../
i l _,ノ´
− i l´,ノ,
. _,.,⊂mm:,ノ)
_.._..,..___,.._..___._.,..__ ノi
`ー┬−┬-.ノ l
i l i
| i l
l .. .il...... .i
i⌒^ヽ、i.. ̄ ̄`ヽ,
(__(___ノ
すると…女の子は静かに 言った
「ママ…」
. . .
「今度は 落とさないでね」
糸冬
. . .
「今度は 落とさないでね」
糸冬
うわぁ最後失敗
しかももう一作品あるのに貼る時間がない
泣
Good
乙!
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
おもしろかたーよ。
もう一作も期待。
GJ!!
こういうのって都市伝説とかでよくあるね。
作者は誰じゃ?
乙!
最後のコマ、ふかわかよ!と思ったけどイイヨイイヨー
うるおぼえでも何でも良いから、
原作があることを明示しないとここじゃスレ違いになるよな。
細かいこと言うようですがうるおぼえではなくうろおぼえですよ。
883 :
.:04/04/12 20:12 ID:LcVdVCDM
GJ!
で…できる事ならオカルト話に……
GJ!!
Σd(ゝ∀・)ィィ!!
乙!
コワ(・∀・)イイ!!
乙
>882 ガッ
>>881 聞いたことある話だ。原作はあるよ。
俺が知ってるのは、崖から突き落とす話で、「今度は押さないでね」だけど。
「今度は落とさないでね」ってのは都市伝説を集めたサイトで見た記憶があるな。
俺が母親だったら驚いて取り落としちまうよw
スレ違いだけど面白かったよ。乙!
あと、支援は支援スレでしろと毎回言わせるヤツが
出てくるのはどうしてだ…。
初心者なのか?
=========================================================
彼は、中年になりかけた独身のサラリーマン。
=========================================================
∧_∧
( ´Д`)
( <V>)
| | |
(__)_)
=========================================================
彼は、毎日、朝起きる時刻も、
=========================================================
___ ∧_∧__
|__( ´Д`) __|
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
| |\,.-〜´ ̄ ̄` ー〜\
\|∫\ _,. - 、_,. - 、_ \
\ \ \
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
===============================================================
乗る電車も、何番目の車両の、何番目のドアから乗るかも、
===============================================================
\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄l__l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┤ || | ||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ __ ∧ ∧ │ │ ∧_∧ 設 楽 場 駅. │
┤ || | || 特急回数券 __ (,,゚Д゚)⊃)) │ │ ( ´∀`) ========= |
│ || | || ≫≪≫≪ __ ,くつ厂 │ │ MONAtetsu Shitaraba Station │
│ || | || イッテヨシ _〜' _/ 駅窓口にて │ └───┬──────┬────┘
│ || //.| _____ ⊂ノ∪ 好評発売中. │ │↑ 改札口 │
│ || _//.└────────────────┘ └──────┘
│ || ̄ ┌──┐┌───┬───┐ ┌───────────────┐
│ || │ ││ │ │ │┗━┯━━┯━━┯━━┯━━┯│
│ || ,,,____. │ ││ │ │ │ |::[↑]::| |::[↑]::| |::│
│ || ||⊂⊃⊂⊃| │ ││ │ │ │ └──┘ └──┘ └│
│ || || ロロロロロロ | │ ││ │ │ │ │
│ || || ロロロロロロ | └──┘└───┴───┘ │ │
│ || ||.・・・・・.o[]| __ │| | ̄\ ./\ /\ |
│ || || DRINK.│ |OO| │| | 日. ||二||二|| 日. |l|二||二|l| 日. ||二||
│ || ||口口口口| | ム | ∧_∧ │| | |.. .| . | .| . | │
│ || ||====| |:::: :::| ( ´Д`) .│  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄. |_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( <V>)  ̄ ̄ ̄
人 ヽノ
(__(__)
=========================================================
電車の中で見る顔ぶれも、
=========================================================
|| || ||
|| ○∩_∩ ∧ /||○ (・ )/
|| ( (´∀` )(゚Д゚,||))((( )))/
○∧_∧∧_∧.. || /■\/
( (´Д` ( ・∀・) || ∧∧/
ヽ. <V> ( つ.||(゚* /||
| | | | | `|| /_/ |
(_(_(__)_)...|| ̄__ |
=========================================================
会社でする仕事も、
=========================================================
カタカタ ____ カタカタ ___
∧_∧ ....||\ \ ̄| ̄ |∧ ∧.||\ \ ̄| ̄ |
( ´Д`) .|| | ̄ ̄ | .|:[].|( ゚Д゚)|| | ̄ ̄ | .|:[].|
┌( つ/ ̄||/  ̄ ̄/ .|= | つ' ̄||/  ̄ ̄/ .|= |
|└ ヽ |二二二」二二二二二二二二」」二二二二二二二二」
 ̄]|__)_) .| || | || .| || | ||
/ ̄\ / . || / || / . || / ||
◎ ◎..[____|| .[__|| [____|| .[__||
=========================================================
家に帰ってくる時刻も、
=========================================================
. ___
/___\ ___
|:::::::::::::::::::| | A 101 |
__________ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
||| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
||| || || || || || ||| | |
|||_||_||_||_||_||_||| | 。 |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄. | |[i]
| |
∧_∧ | .◎ |
( ´Д`) ____ | |
( <V>) || ̄ ̄ ̄=|. | |
人 ヽノ ||] |||. | |
(__(__) .||___=|. | |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
=========================================================
見るテレビ番組も、
=========================================================
∧_∧
( ´Д` )
_____(つ日_と)___
/ \ ___\
.<\※ \______|i\___ヽ.
ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽ
\`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐>
 ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
\| テレビ台 |〜
=========================================================
寝る時刻も、全て、何もかも同じ事の繰り返しという、
まさに、判で押したような生活をしている。
=========================================================
___ ∧_∧__
|__( ´Д`) __|
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
| |\,.-〜´ ̄ ̄` ー〜\
\|∫\ _,. - 、_,. - 、_ \
\ \ \
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
=========================================================
ある日彼がいつもの様に目覚め、いつもの様に顔を洗っていると、
=========================================================
c ∧_∧ っ
⊂/(/彡ミヽ っ
__ / // l. | ___
--───∩──- 、
\.___| |___ヽ
=========================================================
突然、自分の身体が透けて無くなるような感じに
見舞われる。
=========================================================
∧_∧
( ´Д`)
( )
| | |
:::::::::::::::::
=========================================================
足元から徐々に体が消えていき、とうとう頭まで消えかかった時、
=========================================================
∧_..::.
( ´Д`:
:::::::::::::::::
:::::::::::::::::
=========================================================
目が覚めると、彼はまだ布団の中にいる。
=========================================================
…。
___ ∧_∧__
|__( ´Д`) __|
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
| |\,.-〜´ ̄ ̄` ー〜\
\|∫\ _,. - 、_,. - 、_ \
\ \ \
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
=========================================================
いつもの様に起きて顔を洗っていたと思っていたのは、
実は夢で、時計を見ると、その時間分だけ
寝坊をしている事に気付く。
=========================================================
γ ̄ ̄丶
| | .||
| /゜ .||
ゝ___ノ …。
___ ∧_∧__
|__(Д` ) __|
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
| |\,.-〜´ ̄ ̄` ー〜\
\|∫\ _,. - 、_,. - 、_ \
\ \ \
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
=========================================================
その日から、彼は毎日その夢に悩まされるようになる。
=========================================================
=========================================================
着替えてネクタイを締めたところで目が覚める。
=========================================================
∧_∧
( ´Д`)
( つVと)
| | |
:::::::::::::::::
========================================================
家を出て駅に向かっているところで目が覚める。
========================================================
\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄l__l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┤ || | ||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ __ ∧ ∧ │ │ ∧_∧ 設 楽 場 駅. │
┤ || | || 特急回数券 __ (,,゚Д゚)⊃)) │ │ ( ´∀`) ========= |
│ || | || ≫≪≫≪ __ ,くつ厂 │ │ MONAtetsu Shitaraba Station │
│ || | || イッテヨシ _〜' _/ 駅窓口にて │ └───┬──────┬────┘
│ || //.| _____ ⊂ノ∪ 好評発売中. │ │↑ 改札口 │
│ || _//.└────────────────┘ └──────┘
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│ || ,,,____. │ ││ │ │ │ |::[↑]::| |::[↑]::| |::│
│ || ||⊂⊃⊂⊃| │ ││ │ │ │ └──┘ └──┘ └│
│ || || ロロロロロロ | │ ││ │ │ │ │
│ || || ロロロロロロ | └──┘└───┴───┘ │ │
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│ || || DRINK.│ |OO| │| | 日. ||二||二|| 日. |l|二||二|l| 日. ||二||
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電車に乗ったところで目が覚める。
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|| ( (´∀` )(゚Д゚,||))((( )))/
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( (´Д` ( ・∀・) || ∧∧/
ヽ. <V> ( つ.||(゚* /||
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日を追うごとに彼は夢の中にいる時間が伸びていき、
会社を遅刻するようになり、
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オセーゾ
∧ ∧ ∧_∧
(#゚Д゚) (#・∀・)カタカタ
_ φ_C__ . ┌――┐)___
/旦/ / /. ̄|.VAIO..|ソ/ /| ∧_∧
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ある日とうとう、丸一日を夢の中で過ごしてしまう。
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γ ̄ ̄丶
| | .||
| /゜ .||
ゝ___ノ …。
___ ∧_∧__
|__(Д` ) __|
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
| |\,.-〜´ ̄ ̄` ー〜\
\|∫\ _,. - 、_,. - 、_ \
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会社から帰り、布団に入ろうとしたところで目覚めると、
真夜中で、一日はすっかり終わっている。
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医者は彼に言う。
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 毎日同じ事の繰り返しをしすぎて、脳がすっかり1日の生活パターンを
| 覚えてしまい、時間になると体が起きなくても頭の中で1日を
| 再現してしまうのだ。休みをとって旅行にでも行きなさい。
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.__∧_∧____
/_/(・∀・ )/:::/|
//と/ヽΩ//ヽ_/ |
|:::|/⌒/⌒ヽノ::|:::|__.」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
/______/
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∧_∧
( )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ヽ
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旅行先で彼は、あらためて平凡すぎる自分の人生を思い、
絶望して、身投げしようとする。
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ノ|
. …。 /l:.|
"゙''゙ ∧_∧ 〈!;.: l'|
( ´Д`) " ̄\
( <V>) ゙"゙"゙ ヽ
.. | | | 〉
(__)_) "゙"゙(
.,,_ノ|
"゙"゙"゙"゙ , 〈ll |〈
_ _ノヽ._..,):. |::|
ノ:..∨:.:.i .:.::|;::.;. ;|:.: l|:|'
/;;:.::.: |;:.: l .:.:..|;;:..:. l i:;l'
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崖から飛び降りた、まさにその時、いつものあの、
体が透けていく様な感覚に見舞われる…。
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ノ|
. /l:.|
"゙''゙ 〈!;.: l'|
" ̄\
" ゙"゙"゙ ヽ
.. 〉 ミ ∧_∧
"゙"゙( ミ ( ´Д`)
.,,_ノ| ⊂ <V>つ
"゙"゙"゙"゙ , 〈ll |〈 :::::::::::::::::
_ _ノヽ._..,):. |::| :::::::::::::::::
ノ:..∨:.:.i .:.::|;::.;. ;|:.: l|:|'
/;;:.::.: |;:.: l .:.:..|;;:..:. l i:;l'
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ゆりかごの中の赤ん坊が、突然、火がついた様に泣き出す。
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┌──────────────────────────
|アラ?どうしたのかしら、今までぐっすり眠ってたのに…
└────────────v─────────────
∧_∧
";´∀`ミ__
ゝ ゝへノ\ オギャー
( 。゚(゚´Д`゚。 |
ヽ, ーー'⌒)/オギャー
) ーーー'
___( \ \
(⌒ ,,) ,,)
"" ̄ ̄ ̄  ̄
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心配そうに赤ん坊をあやす母親に、父親が言う。
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┌─────────────────────
|よっぽど恐ろしい夢でも見たんじゃないか?
└─────────────v────────
∧_∧
";´∀`ミ__
ゝ ゝへノ\ オギャー ∩_∩
( 。゚(゚´Д`゚。 | (´ー` )
ヽ, ーー'⌒)/オギャー ⊂ )
) ーーー' / γ /
___( \ \ ヽ ヽ ヽ
(⌒ ,,) ,,) (_)_)
"" ̄ ̄ ̄  ̄
┌────────ヘ───────────
|バカね、生まれたばかりの赤ちゃんが、
|どんな恐ろしい夢を見るって言うの…
└───────────────────
GJ!
乙!深いな・・
出典は太田光のコラム、「天下御免の向こう見ず」からです。
うちの父が事あるごとに「爆笑問題は頭いいぞ・そこらのお笑い芸人とは違う」と言って
やたらお気に入りなんだけど、理由がなんとなくわかった。
GJ!
GJ!
ドグラ・マグラの胎児の夢みてぇ。
>>918 爆笑問題は太田が仕切ってるらしいけどね。
ネタも全部太田が考えてて、田中は頭が上がらないらしい。
そういやこんな話昔自分で考えた事があったな
>>920 その話しは興味あるけど、スレ違いな話しになっていきそうだから
そこら辺でストップね。
力作だったなー。GJ
GJ!
ところで、そろそろ次スレ立てた方がいいんじゃ…。
スレ立てしようと思ったら
YAHOO!!の規制に引っかかって立てれねぇ・・・
誰か立ててくれ
立てに行ってきていいですか?
いいのかな・・・?
立てちゃうぞー
まだ早い気もするがな…
まだ47KBあるし、950もいってねぇし…
だからまだちょっと早い気もするのは俺だけかね…
誰かが長編貼るってなら別だろうけど
>>932 同意。もうちょっと待ってみても良いかも知れない。
分かりました。もう少し待ってみます。
五幕のことも有るし。
この容量だと、一作品張る間に容量がなくなる可能性および数が足らなくなる可能性がある。
ので建ててもらいたい。
しっかしひさびさに1000まで行けそうですな。
このスレ見たせいでボッコちゃん、ショートショートの広場2、11、13を古本屋で買ってしまった。
そのうち全部揃えてしまいそう・・・
>>920 それかなり古い情報。今は大田もネタ考えてない。
シナリオライターみたいなの何人か雇って、田中と太田の奥さんが指示出して太田が出しそうなネタやボケを考えさせてる。
太田の奥さん=爆笑問題所属のタイタン社長=元は別プロダクションで爆笑を受けもったマネージャー
=霊感に率いられ爆笑ごと抜けて新会社設立=業界のお約束でホサれる
=寒い部屋で太田と一緒の布団に入りながらゲーム三昧=金は飽きたゲーム売って細々と生活
=爆笑問題がボキャブラからブレイク
というショートショートをビデオ棚にでも良いんで投稿してください。
それは多分ショートショートとはいわない
次の作品がはれないとまずいからたてたほうがいいのかな?
第五幕500KB超えて書き込めねぇ
そろそろ立てた方がいいみたいだね。
>>941のIDがaaです!
まだ455KBですよ
>>944 (゚д゚;=;゚д゚)
>>945 立てた方が良いのか待った方が良いのかはっきりしてくれ_| ̄|○
970超えるか480KBあたりになるか
そのどっちかでいいだろ
だれかが小ネタでも張ってくれればありがたいのだが。