モナの旅─theBeautiful2channel─Part3
194 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:
え〜、文字レスですいません。
私もこのスレを見て文庫本読み始めました。
今Vまで読んだのですが一つひっかかる話が・・・・
それはVの最初の「城壁のない国」という話で旅人だったラウハーはこれ以上の犠牲者が
出ないことを願い、部族を殺した・・・・。
そして残された子供たちのために自分は犠牲になり、この地の危険を教え、自らの死に様を見せる必要もある。
ここまではいいんですが・・・その後本人も子供たちも誰も助からなかったという結末はどうだったんでしょうか・・?
小説には作者が何か伝えたいものがあり、それを話の中に織り込んで行く・・・というものだと思うのですが、
この話で作者の時雨沢恵さんは何を伝えたかったんでしょうか・・・・・
私にはまだ理解できていません・・・この話を読んだ方のそれぞれの意見を聞いてみたいのですが・・・
板汚しすいませんでした。迷惑なら無視してお話を進めてください、
職人さん応援してます。がんばってください
>>194 「すべての話に作者の伝えたいことがあると思うなよ」
って落ち。
196 :
旅人:03/07/12 03:58 ID:J6uRW8L4
>>194 今読み直してみました。
率直に思ったことを述べてみます。
子供が生きるためには生きるために必要な"情報"を伝える指導者が必要だということ
民族のやり方が世界の常識から外れた行動をとっていても彼らにとっては「生きるための手段」として
その概念があったのだと思う。
>これ以上の犠牲者が出ないことを願い、民族を殺した
これは世界から見て、一般的に見て正しい行動だと思います。私自身も間違ってはいないと思います。
しかし民族はこのままでは滅んでしまうという「残された手段」でもあったと思います。
形は変わっても"生きるための手段"を伝える指導者たちは皆死に、残ったラウハーという男も死んだ
残された子供たちは思い思いに行動することが正しいのか、誤っているのか、それを伝える指導者たちはもういない
作者は人は何が正しく、何が誤っているか、後世に伝えなければならない
自らの思いで行動したことは、自らに責任を負わせ、行動しているという覚悟が必要なのである。
要するに自分で起こした事、親の枠から外れた範囲の行動は自分自身が責任を負わなければならない・・・・・
と言いたかったのだと勝手に解釈しました。これは自分の思った一つの答えなので正しいかどうかなんてわかったもんじゃないけどね
197 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:03/07/12 04:45 ID:J6uRW8L4
まるで絵の話
俺は単にあの話は「麻薬はやっちゃいけないよ」程度に認識してたんだが
俺は阿呆なんだろうか