./|
./ | キィ…
| | ̄ ̄ ̄|
| | |
| 。 | |
| | どなたなのれすか・・・あれ?
| |∋oノハヽo∈ ∧_∧
| | ( ´∀`) ( ) コンニチワ 遠縁の・・・
| | と と ) ( O)
| |/ // │ │ │
| |__)_)| (__ ) _)
 ̄ ̄ ̄ ̄ \ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\|
_WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW /ヽ /ヽ
≫ ≪ / ヽ / ヽ
≫ あの時の雪だるま君なのれす! ≪ / ヽ__/ ヽ
≫ ≪ / \
MMMMMMMMMMMMMMMMMWWWWWW ゑ? / ヽ
/ / ヽ、___/ \ u i
i ヽ / i
i ヽ / u i
ヽ、 ヽ/ /
ヽ、_ /
| ,______,| |::|________/l ____ ____
| | || |::|\ 日日 |/:: | | / / |
| | || |::| i ̄ ̄ ̄ ̄ | | / / |
| | 。 || |::| i  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦_.
| | || |::|__,,i _____|_____| ,|│
| | || |::|, ┻┻ ┻┻ //______/;i /i,/ ̄ ̄ ̄/|│
| |il⊇ || |::|TT田T田TT| | 。|。 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'|/|| ̄ ̄ ̄ | |│
| | || |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| 「()」 | |│
______.| | || |::| 。|。 || 。|。 | 。|。 |;;;|| | |┘
;;;;;;;;;;;;;;;/)....| || |::|_____.|._____||_____.|._____|_____.|._____|/゙|___..|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 失礼しましたなのれす │
\ /
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∋oノハヽo∈ ∬ . ∬ ∧_∧
(;´∀`) .. ┌旦────旦─┐(´∀` ) キニシナーイ
( つつ. │┌─────┐│と ∪ )
( ̄__)__) . └┘ .└┘ (__(  ̄)
. . ↑ちゃぶ台出した
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
| まあ覚えてないのも無理ないよ .|
| 遠縁だしあまり頻繁な付き合いもなかったし . . .|
\___________________/
| ,______,| |::|________/l ____ ____
| | || |::|\ 日日 |/:: | | / / |
| | || |::| i ̄ ̄ ̄ ̄ | | / / |
| | 。 || |::| i  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦_.
| | || |::|__,,i _____|_____| ,|│
| | || |::|, ┻┻ ┻┻ //______/;i /i,/ ̄ ̄ ̄/|│
| |il⊇ || |::|TT田T田TT| | 。|。 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'|/|| ̄ ̄ ̄ | |│
| | || |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| 「()」 | |│
______.| | || |::| 。|。 || 。|。 | 。|。 |;;;|| | |┘
;;;;;;;;;;;;;;;/)....| || |::|_____.|._____||_____.|._____|_____.|._____|/゙|___..|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| もう10年ぶりかな? すっかり綺麗になって… │
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∋oノハヽo∈ ∫ . ∫ ∧_∧
(*´∀`) .. ┌旦────旦─┐(´∀` ) ビクーリシタヨ
( つつ. │┌─────┐│と ∪ )
( ̄__)__) . └┘ .└┘ (__(  ̄)
. .
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
| や、やめてくださいなのれす・・・ウレシハズカシ |
\___________________/
| ,______,| |::|________/l ____ ____
| | || |::|\ 日日 |/:: | | / / |
| | || |::| i ̄ ̄ ̄ ̄ | | / / |
| | 。 || |::| i  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦_.
| | || |::|__,,i _____|_____| ,|│
| | || |::|, ┻┻ ┻┻ //______/;i /i,/ ̄ ̄ ̄/|│
| |il⊇ || |::|TT田T田TT| | 。|。 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'|/|| ̄ ̄ ̄ | |│
| | || |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| 「()」 | |│
______.| | || |::| 。|。 || 。|。 | 。|。 |;;;|| | |┘
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 君の両親から頼まれて様子を見に来たんだ .. │
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∋oノハヽo∈ . ∧_∧
( ´∀`) . ┌旦────旦─┐(´∀` ) ジツヲイウト…
( つつ. │┌─────┐│と ∪ )
( ̄__)__) . └┘ .└┘ (__(  ̄)
. .
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
| まあなんとか一人暮らししてるれすよ |
\_______________. /
./|
./ |
| | ̄ ̄ ̄| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| | | | 今度食事に誘わせてもらうよ .. │
| 。 | | \ /
| |  ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |oノハヽo∈ .∧_∧∩”
| | ( ´∀`)∩” .(´∀` )ノ
| | と )ノ ( ,ノ
| |/ // / ゝ 〉
| |__)_)| (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ \ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ \
| 楽しみに待っているのれす |
\___________ /
307 :
9/29:02/12/01 03:38 ID:zsNr7SFm
_______ __________ _______
―――――――||_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/||―――――――|
GAME ||_/|_coffee_| _/_/_/_/_/_/|| fashion | |____|
_______||_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/||_______| _____
____ || ___ ___ ||. , _,、 Uミ | .___
| UFO |.|| | | ||_||_|| ||. 〉 〈 ≪__〉\ | || ̄|| ̄||
|~ ̄<> ̄~|.|| | 、 | || ̄|| ̄|| || l__l ノ__ゝ.\ | ||_||_||
| .|.|| | \ |  ̄ ̄ ̄ .||_______| || ̄|| ̄||
|~ ̄ ̄ ̄~|.|| | | ||□□□□□□□| ||_||_||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∋oノハヽo∈ ∧_∧
( ´∀`) (´∀` )ツギドコイク?
( ) ( )
人 Y 人 Y
し (_) し (_)
オチャシタイノレス
それから時々モナーさんと会って
∋oノハヽo∈
( ´∀` ) オイシイノレス
(φ と)
|\ ̄ ̄(OOミ)日  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄\
|,, i \ 日 ∧_∧ \
| |~|,, i \_ヨカッタ (∀` |~ ̄| __\
|_| ~|, i i ( /_ _ | |
~|,,|,,,,i i ┌ _|| ._||i i| i,,,|
| | ~~~~~ ヽJ~|| ̄~||~~~~~|| ||
|_| .|| || ....|| .|| | 次第に恋に落ちていったのれす・・・
308 :
8/29:02/12/01 03:39 ID:zsNr7SFm
そして
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| これ、プレゼント・・・・ │
\ /
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∋oノハヽo∈
( ´∀`)□ (´∀` )
( つ と )
| | | | | |
(__)_) (_(__)
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ \
| ジュエリーケース・・・? |
\_________ /
ケコーンシヨ…
*..
* *..
* * o●o *
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| / ̄ ̄ ̄\. .| *
*. * *. | | *.. |. | *
*. | | . |. | * *
\.\___// * *
*...\___ /
309 :
7/29:02/12/01 03:41 ID:zsNr7SFm
| ,______,| |::|________/l ____ ____
| | || |::|\ 日日 |/:: | | / / |
| | || |::| i ̄ ̄ ̄ ̄ | | / / |
| | 。 || |::| i  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦_.
| | || |::|__,,i _____|_____| ,|│
| | || |::|, ┻┻ ┻┻ //______/;i /i,/ ̄ ̄ ̄/|│
| |il⊇ || |::|TT田T田TT| | 。|。 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'|/|| ̄ ̄ ̄ | |│
| | || |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| 「()」 | |│
______.| | || |::| 。|。 || 。|。 | 。|。 |;;;|| | |┘
;;;;;;;;;;;;;;;/)....| || |::|_____.|._____||_____.|._____|_____.|._____|/゙|___..|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 不思議なのれす。あの子の言った通りなのれす│
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∬ . ∬ . ∋oノハヽo∈
( ´∀`).. .┌旦────旦─┐(´∀` )
( ∪ つ.. │┌─────┐│と ∪ )
( ̄__)__) .. └┘ .└┘ (__(  ̄)
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 何のこと? よかったら聞かせてYO |
\___________________/
ジツハカクカクシカジカデ・・・
∧_∧ .∫ . . ∫ . ∋oノハヽo∈
( ´∀`).. ┌旦────旦─┐(´∀` )
( ∪ つ. │┌─────┐│と ∪ )
( ̄__)__) . └┘ .└┘ (__(  ̄)
. フンフンナルホド .
310 :
6/29:02/12/01 03:42 ID:zsNr7SFm
ホントに不思議な話だね
でも
その子は雪だるまじゃない
ボクだったのさ! 从 从
∧_∧ . . . . ∋oノハヽo∈
( ´∀`)... ┌旦────旦─┐(´∀` )
( ∪ つ.. │┌─────┐│と ∪ )
( ̄__)__) .. └┘ .└┘ (__(  ̄)
.
311 :
4/29:02/12/01 03:44 ID:zsNr7SFm
:::;;;::::::::;;;;;:::::::::::::;;;:::;:::::;;;::::::::;;;;;:::::::::::::;;;:::;::;:::::::::::::;;;:::;:::::;;;:::::::::;;;:::;:::::;;;;;::::
:::;;;::::::::;;;; :::::::::;;;:::;:::::;;;::::::::;;;;;:::::::::::;;;:::;::
:::;;;::::: 君の話を聞いて思い出したんだ :::;;;;;:::::::::::::::;;;;;:::::::::::::;:::;::
:::;;;::::::::;;;;;::::: 子供のころ、君の家に行ったこと :::::::::::;;;::::::::;;;;;:::::::::::::;;;:::;::
:::;;;::::::::; ;;;;:::::::::;::::::::;;;;;:::::::::::::::;::
:::;;;::::::::;;;;;:::::: かまくらにいた :::::::;;;:::;:::::;;;::::::::;;;;;:::::::::::::::;;;::::::::;;;;;:::::::::::::;;;:::;:;;
:::;;;::::::::;;;;;::::::: ちっちゃなかわいい女の子のこと・・・ :;:::::;;;::::::::;;;;;:::::
:;;;::::::::;;;;;:::::::::::::;;;:::;:::::;;;::::::::;;;;;:::::::::::::;;;:::;:::::;;;::::::::;;;;;:::::::::::::;;;:::;:::::;;;::::::::;;;;;:::::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| で、でもうちに泊まったなら判ったはずなのれす│
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ . ∋oノハヽo∈
( ´∀`).. .┌旦────旦─┐(´∀`;)
( ∪ つ.. │┌─────┐│と ∪ )
( ̄__)__) .. └┘ .└┘ (__(  ̄)
. .
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
| 僕が泊まったのは分家の離れだったからさ |
\___________________/
でも、そんなキザなこと言った?
.∧_∧ はっきり覚えてないけど、
(*´∀`*) ボクは約束を果たしに
( つと ) 君のもとへ戻ってきたことになるね
312 :
3/29:02/12/01 03:45 ID:zsNr7SFm
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| でも変だな。ボクは土曜日に帰ったのに .│
\ /
 ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ . . ∋oノハヽo∈
( ´∀`).. .┌旦────旦─┐(´∀` )
( ∪ つ.. │┌─────┐│と ∪ )
( ̄__)__) .. └┘ .└┘ (__(  ̄)
. .
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 日曜日に君のところに来たのは誰だろね? .│
\ /
 ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ . . ∋oノハヽo∈
( ´∀`).. ┌旦────旦─┐(´∀` )
( ∞).... │┌─────┐│と ∪ )
( ̄__)__) .. └┘ .└┘ (__(  ̄)
. .
313 :
2/29:02/12/01 03:47 ID:zsNr7SFm
;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;; ;;;;;;;
;;;;;;;;; もう、どうでもいいのれす・・・ ;;;;;;;
;;;;;;;;;; ;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;
)
(
314 :
1/29:02/12/01 03:48 ID:zsNr7SFm
どうでもよかないけど
)
o
O o . ( (
o ) O o
) ( ┏━━━━━┳━━━━━┓ ( (
) o ) O. ┃ . ┃ . ┃ O o .
( ( ┃ . ┃ . ┃ ( (
O o . ┃ . ┃ . ┃ o O
( ( ┃ . ┃ . ┃ )
o ) O ┣━━━━━╋━━━━━┫ o O
o . ┃ ♥. ┃ . ┃
) .┃ . ┃ ♥. ┃
o . ┃ ∋oノノ∧_∧ ┃ ( (
∧_∧ . ┃ ( ( ) .┃ o O
☆ (* ´∀`) ☆ . ┃ ( と ) ┃
ヽ,‐゛~´″ヽ/ ┗━━━━━━━━━━━┛
( ) オー モーレツ
゛‐._ _ ,.ノ
⌒⌒ ⌒⌒⌒ ⌒⌒⌒
お幸せにネ!
⌒⌒⌒ 〜雪だるまより ⌒⌒⌒
⌒⌒⌒ ⌒⌒⌒ ⌒⌒⌒
315 :
0/29:02/12/01 03:49 ID:zsNr7SFm
ひ〜っ、かなり早い段階でナンバリングミスっていたのに
後半まで気づきませんでした〜〜(大汗)
リアルタイム遭遇乙!
ほのぼの話を持ってきましたね・・・つか、ここでのの使うかよw
ほのぼの(・∀・)イイ!
この話は初めて読みました。
ホント、グッジョブです。
318 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:02/12/05 00:05 ID:yOXdl0ML
あえてあげ
319 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:02/12/05 11:15 ID:aQvVLZ/x
岡崎二郎AA期待しちゃう。
前スレだけどアンドロイドよかたよ。
ぐっときた。
1/7
フムフム・・・ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〃∋oノハヽo∈ | 世の中の知恵者と呼ばれている人たちは、
⊂⌒( ´D`) < 私と同じく物事についてよく知らないのだ。
`ヽ_っ⌒/⌒c | しかし彼等は本当のことは何も知らないのに
| 自分自身を他の人より物知りだと思っている。
| 私は自分自身が何も知らないという一つの事実を
| 知っていることで彼等よりすこしだけ
| 知恵があるのであると………
| ソクラテス「無知の知」
2/7
| ののはかしこくなったのれす
| あいぼんにじまんするのれす
`──y──────────
∋oノハヽo∈
( ´D`)
(つ ⊂)
(__)_)
3/7
| ののはなにもしらないのれす
`──y──────────
∋oノハヽo∈ @ノハ@
( ´D`) (‘д‘ )
(つ ⊂) (つ ⊂)
(__)_) (_(__)
r──ヘ─────
| ほな、あほやん。
4/7
| ………
`──y─
∋oノハヽo∈ @ノハ@
(;´D`) (‘д‘ )
(つ ⊂) (つ ⊂)
(__)_) (_(__)
5/7
| でもののは、なにもしらないことを
| しっているのれす
`──y──────────
∋oノハヽo∈ @ノハ@
(;´D`) (‘д‘ )
(つ ⊂) (つ ⊂)
(__)_) (_(__)
r──ヘ─────────
| ほな、自覚しとるあほやん。
6/7
| ………
`──y─
∋oノハヽo∈ @ノハ@
(;´D`) (‘д‘ )
(つ ⊂) (つ ⊂)
(__)_) (_(__)
7/7
| そうれす………
`──y─────
∋oノハヽo∈ @ノハ@
(;´D`) (‘д‘ )
(つ ⊂) (つ ⊂)
(__)_) (_(__)
r──ヘ─
| あほ!
やべーかなり好き。
めちゃおもろい。キャラの選択がうまいのかなあ。
328 :
「ショートショートの広場」について語ろう:02/12/08 14:23 ID:xvGjav9o
329 :
「ショートショートの広場」について語ろう:02/12/08 14:32 ID:xvGjav9o
330 :
lk:02/12/08 14:47 ID:UuB2kTBR
--------------------------------------------------------------------------------
、-,,_ __ __ _,,,-,
,、,.i.ヽ:::ヽ.'''~ ─ \./─ ~'''/::::/.i ,,-.、
_,-l´| | |^i^i::::ヽ/ ̄\|/ ̄\/:::::i' i /::::/
> | l,,l,,!_l./>''~l |.l| .l| l| l| l|.l| |l |l.l~''-,, i. /::::/
,,‐`'‐、'‐_,、,‐''/.l ,l|‐l|‐l|、| l| | ,|l‐|l‐|l、l ヽ.ヾ. ,、 |:::::| .,,-‐''''i
/ /゛/ ./ .l l|l,,===、l| l| l,===,,!l |.l l l. i ヽ|::::|./ , |
.i´ __,,,/ .l | | l |V |:。O:| |:O。:| Vl |l | !、,,! ,,>,,-‐-,,!/ /
l \. l .| | l ||、|o;;::::| |::::;;o| ,.||,!-'‐'‐、_,,、/ .i‐==‐l-‐‐ <
ヽ、 ヽ从| |l |.|" ̄ ̄ _'_. ̄ ̄゛|l.| l | | l.ヽi<‐-,,!__i _.i~‐- i / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.\ ,/''.、ヽl| |ヽ."" |' `| "" /l|.,!_l_!-'' /_!' ''‐二‐、. | < 糞スレたてた
>>1は逝くにゃん♪
\ .|lヽヽ、/'l|、!|ヽ.、 ヽ、 .ノ .イl,i-.ii=~~ii‐‐`‐,,_ `ヽ>' \_____________
|lヽ、 l| \l.i`i'''‐-‐'''i´!l/ |l- 二l| '''--‐ ノ
`ヽ,,,` l| `.´~'''o''''~`.´ .|l= .二l|__ _,,,-‐''´
~~ヽ、/ _. \ @ / ._ ヽ/~~'''~~  ̄ |:::::|
/'~l ~\ ..... /~ l~ヽ' |:::::|
| | `''Y''´ | .| |:::::|
._ ヽ .l ‖ .l / /::::/ _
ヽ、'''''─-,,,, | | | | | /::::/.,,,,-─'''''/
\ . ̄ ̄''''''─--,,,| | l | |,,,--─'''''' ̄ ̄ ̄ /
| | | .| |
________. | ・・・「からけ」?
||| | \____ __
||| | )\ ∨
||| 空 気. <⌒ヽ ヽ
||| \ ( ´ー`) ∧∧
|||_________V( 丿V^ ●Д゚,,)
|,,| |,,| ヽ ( と ,)
ノ ) |
>>330|〜
∧ .し`J,,.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄\
空気読めてないよ・・・
ここのSS読むと、
「将来、現実にこんな事が起きることがあるのかなぁ・・・・・・
自分が生きていくなかで、世界中を巻き込んだり、異星人が
攻めてきたりすることあるのか?ないとも言い切れない・・・・・・
もしかしたら、明日死ぬかもしれない。」
というすんげぇ鬱な考えになるんだが・・・・・・
オレはそういう事が起きてほしいから、
「一生このままダラダラ生かされていくのかな・・・・・・・」と鬱になる・・
俺が世の中をスリリングにしてやるよ
(゚д゚ )
336 :
1/12:02/12/11 19:58 ID:O8warfr0
俺が、昼飯を食べにいつもの道を歩いていると
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. | ん? なんだありゃ
\
∧∧ |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚)
|⊃|
〜| 0 .ヽγ
──し'´ ─────────(_)─────
337 :
2/12:02/12/11 19:59 ID:O8warfr0
道端に壷が落ちているのを見つけた。
..,, -‐=====‐- .,.
゙i.'‐--+--‐'.i'
.r', ''::::::::::'' ,ヽ
,´ '''::::;;;:;::;;;;::::''' .゙,
!;;;::::::................::::::::;;;!
.! ''':;:;::;;;;::;;;:;:;:;:''' !
!;;::...........................::;;!
___.i、:::::::::::;:;::::::::::: .'___
.. :. .;:`' -..,__,;:-'" : 。....
:. ::.。....;: .. .. ;: ::.: ;;:: ....;;: :: ..
338 :
3/12:02/12/11 20:00 ID:O8warfr0
なにげなく中を覗くと、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.| 汚ねえ壷だな……
\
∧∧ |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚)
/ ⊃⊃
〜( ( .ヽγ
──U~U-(_)────
339 :
4/12:02/12/11 20:01 ID:O8warfr0
中から、あきらかに人ではないものが出てきた。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
うおっ! │
/ /(
 ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ / γ⌒>
∩∧ ∧ (´ー` ) ドーモ
ヽ(;゚Д゚) ^Vゝ )V^
\⊂\ ) ./
O-、 )〜 ヽγ
∪ (_)
340 :
5/12:02/12/11 20:02 ID:O8warfr0
| 私は魔人。
| あなたの願いを何でも一つだけ
| 叶えてあげましょう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \
……マジで? │  ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ /(
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ / γ⌒>
(´ー` )
∧∧ ^Vゝ )V^
(;゚Д゚) ) ./
/ | ヽγ
〜OUUつ (_)
341 :
6/12:02/12/11 20:03 ID:O8warfr0
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
じゃあ、金をくれ。 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
それも、一生食うに | | お金ですか……。わかりました
困らないくらいな / \
/  ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ /(
/ γ⌒>
∧∧ (´ー` )
(,,゚Д゚) ^Vゝ )V^
⊂ ⊃ ) ./
〜| | .ヽγ
し`J (_)
342 :
7/12:02/12/11 20:05 ID:O8warfr0
次の瞬間魔人は消え、地面に金が落ちていた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 500円玉一枚!?
| なんだよ、こんなはした金じゃ
| いつも昼に食ってる吉牛大盛り食うのが
| やっとじゃねーかYO!!
\
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
.(゚Д゚ )
u u ヽノ
o (_(____つ
343 :
8/12:02/12/11 20:06 ID:O8warfr0
仕方がないので、俺はその金で牛丼大盛りを食べた。
┌┐┌┐┌┐ (⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄丶 ││││││ ( 殺伐としてるなあ…… )
まったくあの野郎、 ゙| _││││││ ( .丿
どういうことかと . │゙└┘/\,ヘ O `⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜'
小一時間問い詰め(略 | |___| o
/ (.´Д`.;)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ./‖V‖ヽ
∧ ∧ |-| ̄ ̄|-| ∧_∧
(# .) | .|吉野|. | (,, )
 ̄ ̄ ̄ ̄ / |旦~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ γ ⊃旦~ ̄ ̄ ̄
────(,,_/────────────── (○ )─────
━━ /━┳━ ━┳━ ━┳━ ━┳━ ━┳━)
344 :
9/12:02/12/11 20:06 ID:O8warfr0
士 田マ. 宀 │ │
口 土了 豕 | ..│
 ̄ ̄yoshinoya ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
━━━━━━━━━━━━━┯ │
│ │
// ..│ │ ヽ
// . // │ │
─┐. // │ │ \
│ ∧∧ . │ │
│ (,,゚Д゚) . │ │
O │ |⊃| .│ │
├─ 〜| 0──────┴┐ │
│ し'´ │ │
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~  ̄ ̄
食べ終わった俺が店を出ると、
__ _________
r | |――┐ r―― ヽ
L.! !_∧ ∧ .Li__ \
._| |( ;・∀・) ||____ .\_.
(_| |/ /つ⌒ヽ i \) ドカッ ノ ∩ :・:∵:
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"''' - ..,, 人 ⊂ ヽ∴:
_ \_/⌒ヽ________/⌒ヽ て /( 。A 。)っ
ヽ _ノ r―――─―――┐ _ノヘ^ U ∨ V
| ____| 三三三三三三三.|__l__
| ._|--[_______________]
ノ.| | ===========[___]======='
_ノ_ノ ヽ__ノ_ノ
走ってきた車にいきなりはねられた。
体が動かない。致命傷のようだ。
薄れゆく意識のなかで俺は思った。
(⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒ヽ
.( なるほどな…… )
.( 丿
`⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜'
O
( ∧ ∧ o
⊂、⌒⊃-д-)⊃
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;(⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'ヽ;;;;;;;;
:::::::::::::( あの魔人がくれたのは、確かに )::::::
::::::::::::( 「一生食うには困らないくらいの金」だったな…… . ):::::
...............( 丿......
................`⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜'............
O
( ∧ ∧ o
⊂、⌒⊃. - -)⊃ 糸冬
348 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:02/12/11 20:09 ID:51NHaVRH
乙
原作は確か「ショートショートの広場」に載っていた話だったと思うけど
いま手元にないのでタイトルも作者名もわからないです。作者のひとスマソ
(゚∀゚)イイ!
ナカナカオモシロイ
(・∀・)イイ!!
医者が余命いくばくもないと宣告したが、患者は予想に反して長生き。
怒鳴り込んできた患者を、医者があぼーん……というのもあったな。
354 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:02/12/21 02:11 ID:6Ut/4QT/
ハageルヤ!
355 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:02/12/23 02:24 ID:09hSdg2N
期待あげ
17
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夏の夜更け。蒸し暑さと闇だけが潜んでいる郊外の道を、私はゆっくりとあるいていた。
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Y 人
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16
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会社の仕事が意外にてまどり、やっと私鉄の終電に乗ることが出来たのだ。
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カタカタ ____ ___
∧_∧ ....||\ \ ̄| ̄ | ||\ \ ̄| ̄ |
(iii・Д・)......|| | ̄ ̄ | .|:[].| || | ̄ ̄ | .|:[].| 。
┌( つ/ ̄||/  ̄ ̄/ .|= | ||/  ̄ ̄/ .|= | ∧ ∧ ノ
|└ ヽ |二二二」二二二二二二二二」」二二二二二二二二」 (iii゙ー゙) オツカ・・レ・・・サマ・・
 ̄]|__)_) .| || | || .| || | || |つ つ
/ ̄\ / . || / || / . || / || 〜( |
◎ ◎..[____|| .[__|| [____|| .[__|| U"U
15
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ああ、ちょうど一年になるかな、あいつが死んでから・・・・。
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14
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その友人は、学生時代からの親しい仲だった。
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,__ コロッケは人類を救う
iii■∧ /
━ (,,゚Д゚) / ━━━━━ ∧∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (゚Д゚,,) (・∀・ )
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ )
〜| ||□| √ ̄ (___ノ〜 √ ̄(_(__)
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
13
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しかし原子力の研究に従事したためか、
生まれつきの体質か、彼は白血球とかに異変を起こしたのだ。
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※これはあくまでもイメージ画像です。
アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ
12
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私は彼を病院に見舞いにいった。
しかし、彼に会う前に、医者に病状を聞いて見ることにした。
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.. |. |
|[] |
.. |. |
.二二二二二二二二|___|二二
∧◎∧ ∧_∧
( ´Д`) (・∀・ )
(\ /) ( )
|____Ω__| | | |
(__)_) (__)_)
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
∧ | 先生、かれの容態は?
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.\_________
| 思わしくありません。今の科学では治し様が無いのです。
| 輸血を続けてその力で生き延びてるようなものです。
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11
.. |. |
|[] |
.. |. |
.二二二二二二二二|___|二二
∧◎∧ ∧_∧
( ´Д`) (・Д・ )
(\ /) ( )
|____Ω__| | | |
(__)_) (__)_)
|\
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ | どのくらい持ちこたえられますか?
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\____
| こう暑いと 体の方がそう続かないのです。。
\______________ ____
10
.. |. |
|[] |
.. |. |
.二二二二二二二二|___|二二
∧◎∧ ∧_∧ ・・・
(´Д` ) (・Д・ ;)
(\ /) ( )
|__Ω____| | | |
(_(__) (__)_)
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 元気づけてやるのが、ただ一つの手当てでしょうね
\_____________________
9
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私はうなずき、彼の病室に入って明るく声をかけた。
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| ∬| |\
| ∬| | \
| ∬| │ |∬
___∧ ∧___| ∬\. ♭ |∬
|__(゙Д゙iii) __| \ | |∬
|\_〃´ ̄ ̄ヽ.__\ \ |∬
_ _| |\,.-〜´ ̄ ̄` ー〜\ \ |∬
\|∫\ _,. - 、_,. - 、_ \ .∬
\ \ \
∧_∧ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
( ・∀・) \||________|
( )
| | |
(__)_)
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| もう退院の準備してるかと思ってたYO!
\__________________
8
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だが、彼は弱々しい声で答えた。
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ・・・俺はもう長くないぞ・・・ゴルァ・・・
\ __
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___∧ ∧___| ∬\. ♭ |∬
|__(iii゙Д゙) __| \ | |∬
|\_〃´ ̄ ̄ヽ.__\ \ |∬
_ _| |\,.-〜´ ̄ ̄` ー〜\ \ |∬
\|∫\ _,. - 、_,. - 、_ \ .∬
\ \ \
∧_∧ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
( ・∀・) \||________|
( )
| | |
(__)_)
7
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たしかに彼は弱っていた。しかし、私はそれに気づかぬ振りをして
彼の手を握りこう言った。
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| じつはこのごろ手相にこっているんだ。君のをみてやるからな!
| ほら、これみてみ、ここ一年は大丈夫だからな!
\
/ |  ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | ___∧ ∧___
| o| ∧_∧ |__(゙Д゙iii) __|
| | ( ・∀・)/_〃´ ̄ ̄ヽ.__/|
| |________( /,.-〜´ ̄ ̄` ー〜/| │
| / | /_,. - 、_,. - 、_ / |/
..|/ (/ / /
/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| /
/ |________||/
6
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ほんとかい?と、彼は自分の手のひらをながめながら、少し笑った。
そうだとも!あまり気の弱いこと言うなよ。と私は元気付けた。
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| | ___∧ ∧___
| o| ∧_∧ |_∩(^Д^iii) __|
| | ( ・∀・)/_〃´ ̄ ̄ヽ.__/|
| |________( /,.-〜´ ̄ ̄` ー〜/| │
| / | /_,. - 、_,. - 、_ / |/
..|/ (/ / /
/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| /
/ |________||/
だが、彼は彼は暑さの峠を越す事ができず、それからまもなく
息をひきとってしまったのだ。
4
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・・・・・・あれから、もう一年になるな、私は彼の顔を思い出しながら歩いていた。
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Y 人
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2
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それは、あきらかに彼の声だった。私は思わず振ふりむいてみた。
声のしたあたりにあったのは
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ゞ:::::::::::::::::::::::|.レ/:::::::i |::::::i |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;ゞ ;" "ゝゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ;" "ゞ; ; ; ゞ゛; ; ゞ::::::::::
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Y 人
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ただむし暑くよどんだ濃い闇ばかり::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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373 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:02/12/27 06:31 ID:bAqF1Hgr
リアルタイムキタ――(・∀・)―――!
374 :
373:02/12/27 06:32 ID:bAqF1Hgr
すいません。まちがえました
375 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん:02/12/27 09:19 ID:kUWqrGnj
∧_∧ + / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
+ ( ´∀`) ▼< |
/ \ /\ + /η) \_________________/
| \ / /
| | ト ∨/
| |ヽ / ヽノ
| | ) |
| |/ |
⊂υ| イ |
ヽ | │
乙
でもオチがよくわからん・・・
>>376 原作は星新一のボンボンと悪夢から「夜の道で」って話
原作も大体こんな感じだったよ。
>>376 コントではないので落ちはないですよぉ。
>376
1年生きられるって言ったのがウソだと。
これ読んだな〜久しぶりに思い出してぐっとした。グッジョブ!
わたしには双子の妹がいます
∧ ∧
. (゚ー゚*)
そのおかげで わたしの一生はめちゃめちゃです
,,,_∧
(#゚;;-゚)
妹はとても愛らしいのです
∧ ∧ . ,,,_∧
. (゚ー゚*) (#゚;;-゚)
│ .ヽノ │
⊂∪∪__UUつ
わたしたちは一卵性で 腰の辺りでくっついているので
離れられないのです
381 :
◆HiMEaOhImE :02/12/28 10:10 ID:IFjEbKEb
2/42
これは神様のイタズラです
∧_∧
"´∀` ミ" / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
ゝ く < 娘たちを │
∧ ∧ . ,,_,_∧ │つれてきたわよ .│
(゚ー゚*) (#゚;;-゚) \_______/
(⌒) ヽノ (⌒)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| いらっしゃ〜い |
\ /
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄
∧_∧
. " ´/Д`ミ
( つ つ
(⌒_)__)
⊂===⊃
3/43
しっかし、何度見ても不思議だねえ
同じ双子だってのに
大輪のバラと塩漬けのきゅうり
ってな感じだよ
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧∧ . ,,,_∧
" ´/Д`ミ . (゚ー゚*) (゚-;;゚#)
∧_∧
まあまあおばあちゃん… "´∀`;ミ
4/43
わたしは養分のまわりが良くないんだって
ドクターが言ってたよ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ,,,_∧
(゚ー゚*).(゚o;;゚#)
│ .ヽノ │
⊂∪∪__UUつ
. ∧_∧ ∧_∧
" ´/Д`ミ "´∀` ミ"
____∧____ ____∧____
おや お姉ちゃんはね
喋れるのか
5/43
∧_∧
"´∀` ミ
妹の面倒もちゃんとみてくれるのよ
∧_∧
" ´/Д`ミ
仲がいいってのはいいことだよ
∧∧ ,,,_∧
(゚ー゚*).(゚-;;゚#)
(仲がいいわけじゃないよ。
くっついてるんだもんしょうがないじゃない。
そのうえこの子はは頭があぼ〜んしてるから
一人じゃなんにもできないんだもの。)
6/43
体の弱い妹は よく熱を出します
∫ ∫
.∧∧ ,,,_ ∧ __
/_(゙。゙ ;) (゚-;;゚#)__ /|
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / /|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ //
./ / //
./ / //
. ./ / //
./ / //
|~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~| /
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|//
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|/
7/43
そうすると 妹ではなくわたしの体じゅうに しっしんができます
∫ ∫ ポリポリ…
.∧∧ ,,,_ ∧ __
/_(゙。゙ ;) (゚-;;゚#) /|
/ ̄  ̄ ̄ ̄(/;:.:⊂/ / /|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ //
./ / //
./ / //
. ./ / //
./ / //
|~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~| /
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|//
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|/
8/43
熱が下がると
∧ ∧ ∧_∧ おやおや、もうこんなに
(*^-^). " ´Д)` ミ ホッペがすべすべだねえ
妹はますます美しくなり
∧ ∧ . ,,,_∧
. (゚ー゚*) (#゚;;-゚) マダカユイ…
│ .ヽノ⊃⊂
⊂∪∪__;;;;つつ
わたしの肌はガサガサ
アクマのようにわたしの養分を吸い取っているのです
9/43
わたしは 一生こういう目に遭うのか
/ \
/ ::;:: ヽ
/ ;;: ;::::::ヽ.,.,.,.,..... ,,,、.、.、、
.,:' メ .:, ;,;. .,; ;,."´"^#"~', 一生妹へのほめ言葉を聞き
. :' ;;: ;''; # ;;: :::::i
. i ;,,' ○ ○ :::i
. ' '''' __ '''' メ ::::i
`:、 ,.:, :., ::; ::::::::/
足腰の弱い妹を抱えて歩き
/ \ / ヽ
/ ヽ / 丶
/ ヽ.,.,.../ ヽ.
.,:' i
. :' ⌒ ⌒ i
. i * i 何も判らない妹に邪魔をされ
. ' ____ i
`:、 \/ /
10/43
一生この苛立ちとともに過ごすのか
\WWWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ いっそこの子を殺したい! ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
わたしの不幸はそれほど深い
11/43
わたしたちが13歳になったとき
ドクターが言いました
∧◎∧
( -∀-)
(\Ω/ )
/ 人_(
(_).__)
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 二人とも、もう長くはないだろう |
\________________/
12/43
わたしはもう 成長した妹を抱えて歩けません
_ ∧∧ ,,,__ζ __
/_(゚ー゚*) (゙-;;`#)__/|
/ ̄ (/ (/ (/ (/_/ /|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ //
./ / //
./ / //
. ./ / //
./ / //
|~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~| /
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|//
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|/
目はまともに開かなくなり 耳は潰れたまま治りません
13/43
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 唯一の方法は . |
| 二人を切り離すことです。 |
\ ./
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧◎∧
( ・∀・)
(\Ω/ )
/ 人_(
(_).__)
切り離す? わたしと妹を?
14/43
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| でもなぜ? 二人は |
| 二人は一緒じゃないと .|
| 生きていけないんでしょう? |
\ /
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_ ∧∧ ,,,__ζ __
/_(^-^*) (゙o;;`#)__/|
/ ̄ (/ (/ (/ (/_/ /|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ //
./ / //
./ / //
. ./ / //
./ / //
|~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~| /
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|//
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|/
15/43
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| それはこういうわけさ |
\ ./
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧◎∧
( -∀-)
(\Ω/ つ
/ 人_(
(_).__)
妹は自分で自分の栄養を作れないんだよ
そして姉さんの作る養分はほとんど妹のほうに流れ込んでいる
君の内臓はフル回転で働き続け もうクタクタだ
16/43
遠からず君は死に
∧ ∧ . :::
. (゚ー゚*) ::::::::
│ .ヽ::::::::::::
⊂∪∪__::::::::::
君が死んだら
自分で栄養を作れない妹も死ぬ
:::: :: . :::
. :::::::::::: ::::::::
::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::
だからせめて君を助けるために
二人を切り離す手術をしようと思う
:::: :: . ,,,_ζ
:::: :: . (;;´;;-゙)
:::::::::::: ノ │
:::::::::::::::::__UUつ
17/43
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 難しい手術だ |
| 成功率も低い .|
| がんばってくれるね?|
\ /
♪〜  ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
_ ∧∧ ,,,__ζ __
/_(^o^*) (#´;;-゙)__/| ∧◎∧
/ ̄ (/ (/ (/ (/_/ /| (-∀- )
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ // と ヽΩ/ )
./ / // / 人__(
./ / // (_(__)
. ./ / //
./ / //
|~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~| //
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|//
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|/
18/43
::::::;:;:;:;:;::::::;;;;:;:::::::::::;:;::::::::::;:;::::::::::;:;:;;;;;;:;:;:;:;:::
::::::;:; :;:;:;::::
;:;:;:::: わたしたちは別々になれる!:;:;:;::
:::::::;:;:;;;;;;:;;:;:;:;:;::::::;;;;::::;;;:;:;;;::;:;:;:::::::;:;:;:;:;::::::;;;;:
:::::::;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::::::;;;;;:;:;:;:;:;::::::::::::::;:;:;:;:;::
:::::::;;:;;;;;;:;;: :;:::::::;:;:;:;:;::::::;;;;
:::::::;;;;;:;:;:;:;:; 奇跡だわ! :;:;:;:;:;:;:;:;:::::::;;;;;:
:::::::;:;:;;;;;;:;;:;:;:;;:;:;:;:;:::::::::::;::::::;;;;::::;;;:;:;;;::;:;:;:::::::;:
:::::::;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::::::;:;:;:;:;:::::::::::;;;;;:;:;:;:;:;::::::
:::;;;;:;:::::::::::; ::::::::::;:;::::::;;;:
::;;;;:;:::::::::::;:; 危険な手術? ::::::::::;:;::::::;;;:
::::;;;;:;:::::::::::;:;::::::::::;:;::::::;;;:::::::;;:;:;:;:;:;::::::::::;:;:;:;:
;:;:;:;:;::::::::::;:;:;:;:;::::::::::;:;:;:;:;::::::::::;:;:;:;:;::::::::::;:;:;:;:;:
\_WWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ か ま わ な い ! ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
19/43
ずっと一緒だった妹
∧ ∧
(゚ー゚*)
誰からも愛された妹
∧ ∧
(^-^*)
この子がわたしの養分をとるおかげで
∧ ∧
(^ワ^*)
わたしは耳も治らず誰からも愛されないのだ
20/43
そしてどうせこのままでは二人とも死ぬしかない
ならきっと手術に耐えてみせる
そして一人に
\_WWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ 自 由 に な る の だ ! ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
21/43
:::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::;::::::::::::::;:;:;:;:::::::::::::::;:;;;;;;;;;;;::::::::::::::;:;:;:;:
;;;;;;;;;; ;;;;;:::::::;::::::::::::::;:;:;:;:::
::::::::: その結果 妹が死んだからって ::::::::::::::::::::::;:;;;;;;;;;;;:::
::::::::: なんだろう ::::::::;:::::::::::;:;:::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::;::::::::::::::;:;:;:;:::::::::::::::;:;:;::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;
:::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::;::::::::::::::;:;:;:;:::::::::::::::;;;;:::::::;::::::::::::::;:;:;:;:::
::::::::::::∧ ∧ ::::::::;;;;;;;;
::::::::::(*゚ー゚) いつもわたしが抱えて歩いた妹 ;:::::::::::::::
:::::::;:;:;:;:::::::::::::::::: :;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;::::::::::::::;:;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::;::::::::::::::;:;:;:;:::::::::::::::;:;:;:;::::::::::::::::::
:::::::::::: ∧ ∧ ::::::::;;;;;;;;
:::::::::: 何の悩みもなく笑うだけの妹 (^-^*);:::::::::::::::
:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::;::::::::::::::;:;:;:;:::::::::::::::;:;:;:;::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::
:;:;:;:::::::::::::::;:;:;:;::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::;:;::;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::;:;:::;;;;;
::::::::::::∧ ∧ ::::::::;;;::::::;;;;;;;;
::::::::::(*^ワ^) 自分の死にすら気づくまい ;:::::::::::::::::::::;;;
;;;;;;;;;;;;::::::::::::::;:;:;;;;;;;;;;;;::::::::::::::;:;:;;;;;;;;;;;;::::::::::::::;:;:;;;;;;;;;;;;::::::::::::::;:;:;;;;;;;
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