アソパソマソスッドレ279〜都会は熱すぎるでございましゅる〜
136 :
名無しさん@├\├\廾□`/:
◆◇◆ ザックJAPAN コンフェデレーションズカップの空想と構想 ◆◇◆
アジア枠という括りの中で強豪であり、日本によって色々な意味でライバルといえるオーストラリア代表との試合は、慣れ親しんだ国内の埼玉スタジアムで行なわれたにもかかわらず、なんとか敗戦を免れたという形になった。
あの時間帯できっちりPKを決めた本田は見事だったが、完璧に相手DF陣を崩しての得点ではなかったためチームとして得点力の不安は残ったままではあるのだけれど。
しかしトップ下の本田を中心としたパスワークは相変わらず絶妙で、ザックJAPANの醍醐味といえるだろう。
ワールドカップ出場を決めたエキサイティングと安堵感が冷めやらぬ中、2週間後には待ちに待ったコンフェデレーションズカップである。
8ヵ月ぶりに対戦するブラジルに関しては、昨年10月の欧州遠征で対戦した時にはこちらのアタッカーの連係プレーは充分とまでは言え
なくても結構通用していたし、特に本田と清武のコンビネーションは貴重な突破口になっていたが、アタッキングサードでの工夫が無い
まま終わってしまった印象だった。
前線のターゲットマンとなる前田またはハーフナー、あるいは両方がピッチ上に加わることによって、あの試合と比べてどのような変化をもたらせるかが、この大会のポイントになるだろう。
また、ワールドクラスの個人技を持つ乾が、今度こそジョーカーとして躍動できるかどうか。
あのブラジル戦の4失点はリスクを冒して無防備に攻めた結果であり、相手の攻めを警戒しながらやっていけば、もしも今回も同じような守備組織で臨んだとしても、あそこまで一方的にやられることはないだろうと予想する。
特にFW前田はレギュラーとして定着していながらも欧州遠征の2試合ではケガで離脱したことによってピッチに立つことが出来なかった。
同じグループ内に、ブラジル、メキシコ、イタリアといった名うての強豪国がひしめくこの大会では、彼の真価が問われると言っても大げさではない。
今年に入ってからは代表で5試合に出場してノーゴールだが、今まで披露してきた周りの選手を活かすボール捌きと絶妙のポジショニングが発揮できるならば、たとえ彼自身に得点の予感がしなくても採算は取れるだろう。
137 :
名無しさん@├\├\廾□`/:2013/06/05(水) 21:53:25.27 ID:W3Zarjm8
試合展開によっては、3-4-3にシフトチェンジして前線に数的優位を作ったり、サイドを活性化させるのも作戦の1つだ。
久しぶりに3-4-3でスタートした先月のブルガリア戦の前半では4-2-3-1に戻した後半よりも流動的な攻撃が出来ていたし、特に左のFWとして先発した香川が連係に個人技にと躍動していたのが印象に残っている。
私的には、熟練していけば少なくとも本田不在時のオプションとして有効だと感じた。
3トップの左右は必ずしも岡崎や香川といったシャドー系のアタッカーではなくても、ハーフナーもしくは本田を一角に据えてロングボールの的にするなど、色々な組み合わせが考えられる。
このチームにビッグクラブでプレーする選手が増えてきたとはいえ、個々の能力では劣る強豪相手に、チームとしての連動や工夫によってどう対抗するか。
どこかで聞いたことがある言葉だが、“コンビネーションは日本の生命線”なのである。
ブルガリア戦直前に加わった工藤と東という新戦力がこの大会に向けてカットされたのは残念だが、その分熟練度がアップした馴染みのメンバーで悔いのないチームワークを見せて欲しい。
何はともあれ、4-2-3-1のシステムに関しては攻撃のイグニッション・キーとしてチームを牽引してきたMF(FW)本田のコンディションが万全であれば、安定した戦いぶりが見込めるだろう。
期待と不安を胸に、コンフェデレーションズカップ開幕の瞬間を待つ。