>>33 ちょっと重要な事かもしれませんので、書き込ませていただきます。
「AA(アスキーアート)を正しく見るために」
Windows+IE、フォントサイズ「MS Pゴシック 中(12ポイント)」(IE標準)の状態で、最適表示になります。
これが、2ちゃんねるでの大前提である、という事を踏まえた上で。
現在、起こっている現象は、嘗て起こったものと酷似していませんか。
つまり、以下の事象です。
IE5.5以上では『ギリシャ語』と『キリル言語』のフォントが各々異なり、AAがズレます。
1.Windows2000、XPの場合
ツール バーのツール→インターネットオプションを選択し、表示されたオプションからフォントを選択。
そしてキリル言語とギリシャ語を「MS Pゴシック」に変更するとズレが直ります。
2.Windows95、98、98SE、Meの場合
「MS PゴシックをIE5.5/6で日本語以外にも使えるようにするパッチ」を使用すると修正可能です。
私は、95→98SE→、ビスタ→7、と乗り換えてきましたので、上記の経緯をよく覚えています。
ご存知と思いますが、IE10は、元々ウインドウズ8用に作られたブラウザで、つい最近まで開発者向け
以外の、一般ユーザーが使えるウインドウズ7用のIE10というものは、配布されていませんでした。
で、私も最近まで普通にIE9を使っていたのですが、特に問題も無かったものですから7で使えるIE10が
出た事を知り、数週間前にマイクロソフトのサイトからダウンロードしてきてインストールした次第です。
ところが昨夜、あるAA書きさんの「新しいパソコン買ったら、ウインドウズ7、IE10の環境でAAがズレる」
という書き込みを見て、自分のパソコンで確認したところ、これが全く同様の症状で、愕然としました。
普段、もっぱら専ブラ(ギコナビを使っています)で2ちゃんを見て、EditでAAを作り、プレビューで
確認し、問題無ければそのまま、スレに投下していたので、IEの表示の変化に気付きませんでした。
ちなみに、私の場合、前例に従い、インターネットオプションでのキリル、ギリシャのフォント変更をしました
が、残念ながら表示に変化はありません。これは、ウインドウズ8でも同様なのでしょうか?
だとすれば、IE10を使用した場合、2ちゃんだけで無く、AA関連のサイトに貼ってある全てのAA表示が
現状、崩壊してしまっている事になります。(実際、崩壊してました)
以上の対策として、ツールの「互換表示」を有効に(または、全てのWebページを互換表示にする)して
やれば、従来の表示にはなります。(AAはズレません)
しかし、この互換性が無くなってしまえば、「ウインドウズ+IEの表示を標準」とうたっている、2ちゃんねる
(他にも多々ありますが)AAの根底が覆ってしまう事になりませんか?
皆さんのご意見と、お知恵を拝借いたしたく、長文失礼しました。
AA作成環境を変えない、変わらない限り我々は今までと同じAAを作り続ける他ありません。
加えて互換表示やブラウザ変更を始めとした手軽にズレを回避する術はまだ残されています。
「ウインドウズ+IEの表示を標準」残念ながらこれはもう成り立た無くなりつつありますが、
AAを正常に表示出来る環境がある限り、「このAAがズレない環境が標準」は変わらないはずです。
この「このAAがズレない環境が標準」こそが大元、大前提とは考えられないでしょうか。
「ウインドウズ+IEの表示」は飽くまでも「このAAがズレない環境」を実現する標準環境であり続けたということです。
そう考えれば根底が覆るのは手軽に正常な環境を実現する術が消えた時と言えるのではないでしょうか、
それまではたとえIEの互換性が失われても専ブラの推奨等によりAAを手軽に楽しむ文化は残せると思います。
IEでなくMS Pゴシックに致命的な仕様変更が為されてしまった場合には、閲覧環境に加えて作成環境にも影響が出ます。
手軽に正常な環境が実現出来なくなるので作る方使う方見る方の敷居が上がります。
Windows8以降もこの致命的な仕様変更が続けば、
作成者が減る中ブラウザや個人サイトにモナーフォントを導入することで細々と続ける他無いかもしれませんね。
新しいフォントが普及したらそれに合わせて作るというやり方もあるでしょうが、
この先どのような仕様変更があるか分からない以上、あまり気は進まないですね。
一例として、自分のAAでIE10でのズレを検証してみました。
上がIE10で表示した2ちゃんねる掲示板HTMLをコピーしてきたもの。
下がEditで作成した元AAです。
| . / , / // ,゚ ,} / . , \ \ ` ゚, 「`ー=→ ∧ ←ズレた行。行頭の「.」左に何故か半角スペース。
| / { l / { ,゚7=ト!、 ゚, {、 ゚, _ >、 く } | ト, , ∧
| . / /! ,{ ! | {/_! L _¨_ーV! \ ,ー' _, -<゚<ー ,}_i !ハ ト, ∧ ←ズレた行。上記と同様、半角スペースが入る。
| / / | l ,{ i .! {゙i{ んり三!ト V, ∨∧>んりハ `>リ`ー=→リハ ←ズレた行。行頭「/」左に半角スペースが入る。
| / ∧{∨{∨ ∧〈 ゙ ∨乂ソ,リ ∨ ∨ ,{乂ソ,リ // ,イ / ゚,゙ ∨/
| , / ゚{ V゚ V ∧゚, .ゝZ彡 \ \ ゝZ彡' /,イ,リ 《 リ,∨∧V/ ←ズレた行。行頭「,」左に半角スペースが入る。
| / ∨ \ ゚ムヾ、⊂⊃ , ⊂⊃ イ ノ// } V,∧V/
| rx / { \ハ / ,゚| ∨, ∧V/
| | Y ! { {ヽ 、 , - 、 / },リ ,イ | V,∧V
| | ! r‐、(`L゚, !V ト, \ / /} /l,リ V,∧゚
| ゚/} Y⌒ヽ \ V{ ∨∧\ ≧x x≦´ . /イ / ,リ ∨, ∧ ←ズレた行。行頭「゚」左に半角スペースが入る。
| . i ├x ゚ } {_ ∨ \ヽ /\ ` ー ゚ /\ // / V, ←ズレた行。行頭「.」左に半角スペースが入る。
| 乂-' ノ ゝ-_i-’ |! / / >、 r' ∧\ ´ } ←ズレた行。行頭全角スペース左に半角スペースが入る。
| V/ { .! __ / ∧ . / } _| ∨/ /i \ _ |
|. / , / // ,゚ ,} / . , \ \ ` ゚, 「`ー=→ ∧
| / { l / { ,゚7=ト!、 ゚, {、 ゚, _ >、 く } | ト, , ∧
|. / /! ,{ ! | {/_! L _¨_ーV! \ ,ー' _, -<゚<ー ,}_i !ハ ト, ∧
|/ / | l ,{ i .! {゙i{ んり三!ト V, ∨∧>んりハ `>リ`ー=→リハ
| / ∧{∨{∨ ∧〈 ゙ ∨乂ソ,リ ∨ ∨ ,{乂ソ,リ // ,イ / ゚,゙ ∨/
|, / ゚{ V゚ V ∧゚, .ゝZ彡 \ \ ゝZ彡' /,イ,リ 《 リ,∨∧V/
| / ∨ \ ゚ムヾ、⊂⊃ , ⊂⊃ イ ノ// } V,∧V/
| rx / { \ハ / ,゚| ∨, ∧V/
| | Y ! { {ヽ 、 , - 、 / },リ ,イ | V,∧V
| | ! r‐、(`L゚, !V ト, \ / /} /l,リ V,∧゚
|゚/} Y⌒ヽ \ V{ ∨∧\ ≧x x≦´ . /イ / ,リ ∨, ∧
|. i ├x ゚ } {_ ∨ \ヽ /\ ` ー ゚ /\ // / V,
| 乂-' ノ ゝ-_i-’ |! / / >、 r' ∧\ ´ }
| V/ { .! __ / ∧ . / } _| ∨/ /i \ _ |
上記の場合、行頭に「半角記号」が入った行の行頭にすべて「半角スペース」が
くっついて来ていました。
それが原因か?と思いましたが、一部分のみ、行頭の「全角スペース」の左にも
「半角スペース」が挿入されてしまっている箇所、これが解せません。
この行に関しては、行頭全角スペース→全角漢字の連続ですが、他の行に関し
ては、行頭全角スペース→全角スペース、あるいは半角記号でズレていません。
また、このAAに関しては、行頭の部分的な不可解な半角スペースの挿入という
現象以外の、文字間、繋ぎ部分にズレは見受けられませんでした。
自分の検証結果を見る限り、フォントがおかしい、というよりも、HTMLに問題が
あるように思われます。
ここで、僭越ながら、◆8.10ZYnQusさんのAAを拝借して検証してみます。
上がIE10表示、下が元AAです。
| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/|::::::::| ←行頭ズレあり。半角。
| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::/^|::::::::| ←行頭ズレあり。半角。
| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |::::::::| ←行頭ズレあり。半角。
|ニニニニニニニ7¨フ::::/ / |::::::::|
| ‐―――| |∨ |_|:::丿
|ニニ - ‐――| | | ,|/
| 二二 - ―人_| しヘ ←行頭ズレあり。全角。
| / ∨
| `ァー===≠ /
| __/二二二> 、 i、 / ←行頭ズレあり。半角。
| \| \ <´
| ∧ \ 〉
| |⌒ニニ´ ←※行頭ズレあり。全角。
| \|
| `ー―-ミ
| \
| \ ←※行頭ズレあり。全角。
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/|::::::::|
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::/^|::::::::|
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |::::::::|
|ニニニニニニニ7¨フ::::/ / |::::::::|
| ‐―――| |∨ |_|:::丿
|ニニ - ‐――| | | ,|/
| 二二 - ―人_| しヘ
| / ∨
| `ァー===≠ /
|__/二二二> 、 i、 /
| \| \ <´
| ∧ \ 〉
| |⌒ニニ´
| \|
| `ー―-ミ
| \
| \
私のAAと同様の症状が見受けられます。行頭にドットを打った箇所は全てズレ
ており、また、行頭「_」の部分もズレました。行頭全角スペース→全角漢字の
コンボでもズレが発生しています。
ズレに関して一定の法則性がある事は、間違いないようです。
ただ、私のAAには無かった症例が2つありました。
ひとつは、行頭「半角カナ」では、ズレが発生していない点。
もうひとつは、上記※印で記載したAAの下方部分2箇所に関しては、その上下
行が同様に、行頭「全角スペース」→「全角スペース」の連続であるにも関わらず
行頭に「半角スペース」のズレが発生している点です。
AAの首から下の部分は、全て行頭「全角スペース」で始まっています。
行頭開始の条件が同じでありながら、ズレが発生した行と発生していない行が
混在しています。
スペースの数(偶数か奇数かを含め)、そのスペースの最終地点に特定の文字
がある、そういった条件でズレが発生するのかもしれませんが、そこまで気を
つかっていては、とてもトレースAAなど作成出来ません。
そして、このズレが、条件や法則性が無く、アットランダムに発生しているものだと
すれば、先に私が書いたとおり、ズレの原因はフォントやフォント表示などでは無く
マイクロソフトが従来とは明らかに違う(互換性のない)HTML表示を行なっている
としか、考えられません。
i
ii
iii
iiii
iiiii
I
II
III
IIII
IIIII
i
ii
iii
iiii
iiiii
今回の一件に関して、極めて残念な結果が出ましたので報告いたします。
>>52 上記で何をテストしたのか、と言いますと、ざっくり申し上げてIE9〜10で
文字がどのように表示され、どのようなズレが発生するかを確認する為です。
ぜひ、IE9もしくはIE10で2ちゃんねるのこのスレッドを見てみてください。
一目瞭然のはずです。
なお、この一件に関して詳細な検証を行なって頂いた、◆SPNEXTcRxQ氏
に多大なる感謝を、ここに記します。ありがとうございました。
まず、結果を。
「これまでのAAの標準表示環境基準が、完全に崩壊しました。」
少なくともIE9以降のブラウザでは。
そして、マイクロソフトがIEの仕様を容易に変更しない事は周知の事実です。
一般にパソコンのディスプレイは96DPI(=dot per inch)です。(1dot=1ピクセル)
フォントのポイント値とは、フォントの「縦長」を意味します。横幅ではありません。
そこで、MS Pゴシックは、96ptを元々のサイズと定義できます。
AAを表示させる最適な環境とされているのは、この1/8の12ptであることは
周知の通りです。
MS Pゴシックは、プロポーショナル・フォントであり、MS ゴシックのような等幅
フォントではありません。漢字、ひらがな、カタカナ、英数字等文字一つ一つに
その文字に適した、固有の文字幅を有します。
例えば英語の「i」(半角小文字)は、フォントを96ptで表示させた時、27dotという
文字幅を持つことになります。
これを12ptで表示させた場合、値は、27/8=3.375dotになる訳です。
従来のウインドウズ+IE環境下では、この数値の小数点以下は四捨五入され
「3dot」文字として扱われていました。
しかし。
IE9以降、サブピクセル_ClearType_フォント ポジショニング技術が採用されました。
この方式において、「小数点以下は常に計算され続け0.5dotを超えれば1dotの
空白が挿入される」ことに、なってしまいました。
逆に、「-0.5dotを超えれば1dot詰められる」ことになります。
>>52 の例は、「i」(3.375dot)を実際に連打した事例です。
1x3.375=3.375
2x3.375=6.75(←0.5を超えたので空白が挿入される)
3x3.375=10.125
4x3.375=13.5(←0.5を超えたので空白が挿入される)
5x3.375=16.875(←0.5を超えたので空白が挿入される)
6x3.375=20.25
7x3.375=23.625(←0.5を超えたので空白が挿入される)
8x3.375=27
なお、その下に連打した「I」(4.000dot)と比較して頂ければ、ご理解頂けるはずです。
連打した結果、空白が挿入されたか、されていないかが。
連打すればするほど、この空白の挿入は継続します。そう、連打が終るまで。
この結果は、こと、トレースAAに関して、実に厄介です。
理論上、いや、理屈のうえで、IE9以降の環境下で、ズレないAAを作成する事は
可能です。
そう、あなたが計算好きな方なら、ぜひ、やってみてください。
AAの一行あたりに、何文字並んでいて、各々の文字サイズが何dotあるのかを
調べあげ、どこで空白が挿入され、どこで空白が挿入されないのかを計算出来れば
作れるはずです。
私は、まっぴら御免でありますが。