_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | 超人の姿を予見して以来、すでに半世紀以上も
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 経過したにもかかわらず、人間はただその弱さから
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 自己自身、つまり人間的なものにかからずらい、虚無と
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ | 物自体の深淵のほとりに立つ、自己の
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
/ ゙:、 `ー-、,ト/ .|:;:;:;l. \,/ \ / ,〉
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | 真の姿を、卑小にして高貴、すべてにして
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 無万能にして無力、物そのもののような残酷さと
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 精神そのものような無限のやさしさにみちた自己のあらわな姿を
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | 直視する勇気を、ついにもたなかったのです
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 人間的な、あまりにも人間的な、愛や、せつない恋や
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | あだっぽく、また汗臭いセックス、あまったるいヒューマニズム
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ | ゴシップ、快楽、危険のないスペクタクル、穏やかな波のように
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < よせてはかえす、やさしい疲労に満ちた日常
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 完全に人間に飼いならされ、現実にほころびをあたえて
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ | おそろしい世界の真の姿をかいまみせる事もない
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 美、名誉、賞賛、くだらぬ嫉妬、虚栄、くだらぬいさかい
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 面子、国家の反目、貧欲、搾取、憎悪、迷信的な人種差別
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ | 人間相互間の故ない優越感と排他主義
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 無知、不信、恐怖、自己満足やうぬぼれ、安楽に対する
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 終着、自己よりも優れたものに対するあさましい反感
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ | 文明の過信からくる無条件の楽天主義
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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_,..-─‐- 、.
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < ああ、これら人間的なものもまた、たしかによみされるべき
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | ものがありました。本来は無意味な虚無そのものである自然にさえ
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 自分の優しさを投影してしまう、気の良い人間達の瞑蒙
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | くたびれ、垢じみてしまった生活への愛情、人間の高貴なものを腐らせてしまう
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ | 夫婦間のいさかいや、老婆心、官僚的な形式主義を含めて
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 人間はなんとくだらぬ事に自己を費消し、ささやかなのに喜怒哀楽を重ねてきたのか?
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | それは、それはいっそ、いじらしいくらいでした。
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
出来ましたか?
連絡お待ちしております
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | みなさん、私は今泣いております。涙が流れるのを
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < とめることができません。人間は、人間は、もっと別の
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 物になり得たはずでした。
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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_,..-─‐- 、.
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | 徐々に、徐々にではありますが、まったく、なさけないぐらい
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 遅々とした歩みではありましたが、わずかづつ、啓かれて
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 行く兆しはあったのであります。
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | このまま猶予が、誰かによって与えられていた猶予が
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < おそらくは大宇宙のあやなす運命の目の一つが
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 偶然かもし出された猶予が、このままあと千年続いてくれたら
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | 人類は、やがて人類全体として、ひとつの高みに
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 達していたかもしれません。
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | みなさん、おそらく、もうどこにもいない皆さん
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 私は今泣いております、人類という
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 数多くの可能性に満ちた種の為に、そして更に
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ | 学者のはしくれとしての私が、ついに、この最後の瞬間に
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
/ ゙:、 `ー-、,ト/ .|:;:;:;l. \,/ \ / ,〉
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | いたるまで、責任を回避してしまったことの自責の
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 念から、私は、私は泣かざるをえません。この涙は
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | もはやささげられるべき対象もないでしょう
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
/ ゙:、 `ー-、,ト/ .|:;:;:;l. \,/ \ / ,〉
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | しかも、なお、わたしは泣かずにはいられません
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < なぜなら、これはまた、学者の責任であるからであります。
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | もう目が見えなくなってきました、胸が苦しい
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 心臓が締め付けられそう
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
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/ ゙:、 `ー-、,ト/ .|:;:;:;l. \,/ \ / ,〉
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | まだ生きております、みなさん、私はまだ生きております
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < そう学者の責任であります、なぜなら少なくとも
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 知性者は、この太陽系第三惑星における知的生物の
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ | 人類の、真の姿と
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | 正確な意味を知っていたはずであります
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 彼らは、私は、それを知っていた、この際。
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 知識人もまた、人間であるようなことは
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ | 弁明にほかありません。
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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/ ゙:、 / ゙:、 i:;:;:;:l / o 〉 ___ / ,ィ'i
、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | それは知性が不可避的に提示するものであって
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 目を閉ざすことであります。いや、つまり知りつつ
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 大勢に流されて、口を閉ざすという事は
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ | 知者としての責任を果たさぬということであります
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
/ ゙:、 `ー-、,ト/ .|:;:;:;l. \,/ \ / ,〉
/ ゙:、 / ゙:、 i:;:;:;:l / o 〉 ___ / ,ィ'i
、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | それは火災を見つつ人に告げず溺れる者を
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 見ながら口を閉ざしていることにほかなりません
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
/ ゙:、 `ー-、,ト/ .|:;:;:;l. \,/ \ / ,〉
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | 知性者は、それはエンペドクレヌが、アリストテレスが
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < カントが、ニュートンが、ドエトフスキーがニーチェが
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 仏陀が、ジャニイスト達が既に見て来たものでありますが
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | 自己の知性に忠実でありさえすれば不可避的に
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < この単純な真実につきあたるはずであります
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 物質界との対立において
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
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,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | 人類は、すばらしくもなければ絶望的でもないこと
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 知性はこの大宇宙において別の系に属する
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | ものであるということ
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | それはいかなる序列も、しめるべき席を与えておらず
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < それは生命によって生み出されそれに支えられながら
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 生命とは別のものであるということ、生命としての人類は
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
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,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | 大物質宇宙界の秩序の中にあって
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 永遠の執行猶予と、一瞬後に出現する虚無の中に
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 常に宙づりにされているということ
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
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,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < かずきー
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
/ ゙:、 `ー-、,ト/ .|:;:;:;l. \,/ \ / ,〉
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | こんな単純にして自明の事実を人間の条件を
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < なぜくりかえし人々に訴えなかったのか?
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | おそらくはげしい反対や、嘲笑や、甘い誤魔化し
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
,r' | |. /;:;゙i / | ,/ ゙;
/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | によって迎えられることを人類に対する慰撫などによって
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < むかえられるこの真実を、何故正面にむけて
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 闘わなければならなかったのか?
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
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,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | ここに、ひょっとしたら、災厄の真の原因が
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < あったのかも知れないのです。これほどまでに
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 科学を発達させ、物質生産をゆたかにした人類が
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
>>383 何で勝手に依頼受けた前提で話進めてるの?
貼ったらやれって本人の意思無視ですか
大体普通は依頼スレでやるだろ…
依頼人の癖にコテ名乗って個性主張ってなんなの?
406 :
名無しさん@├\├\廾□`/:2008/11/06(木) 17:24:11 ID:1rpsHJSQ
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!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ | ・・・・・私は、ただただ残念です。我々は
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 生きているうちに、それを達成できなかったのは
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | ・・世界の、人類の内面的統一でさえ・・・
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!,〈 ,.ィニ=;、、 li_、、;=ニ=ヾ ゙i .| |
〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < ・・・・あるいはベクソンをたてにとって
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 貸す時にもってせよと、後代のユートピアを立証ぬきで期待するか・・・
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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_,..-─‐- 、.
,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < この底知れぬ宇宙物質の、ちっぽけな孤島に
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 偶然発生した知的生命群としての、人類意識が・・・
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
/ ゙:、 `ー-、,ト/ .|:;:;:;l. \,/ \ / ,〉
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
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,.r'´ `ヽ、
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < まもなく、いやおうなしにこの講義を終わらさねばなりませんが
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 私は、恥ずかしい思いに思い悩んでいることを告白しなければなりません
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < こんな具合に人類が滅亡してしまうことへの無念さに加えて
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 俗世間的生活に、あの卑小な日常性に・・・
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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/ ゙:、 `ー-、,ト/ .|:;:;:;l. \,/ \ / ,〉
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 古代オリエントから現代に至る文明史を述べるつもりでありました
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | どうせ聞く者も大していないだろうからと、ごくおざなりの気持ちで
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ | 始めたのであります・・・
;l;;l l ィ===、 i ,! !´ \___________________
__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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/ ゙: !, l /〉;:;:;{、 /ヽ、. / / i
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、 ゙:、 ヽ \ ,l;:;:;:;:;l / /  ̄ ̄ ̄ ,/ ,ィレ'゙|
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,.r'´ `ヽ、
,r'/ `ト 、
,イ,/ 'i ヽ
l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 最後の、講義がこのような形になろうとは夢にも思いませんでした
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | 人類の終末にあたって、累々たる同胞の死骸を眼前にして・・
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < はじめて、語るべき事を語る気になったことに・・・
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 私は恥ずかしさのあまり、顔を上げられぬ思いであります・・・
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 時には嘲笑を浴びようと動じないだけの信念と勇気に・・・
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
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,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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l ,! '´ `'ー- -‐─‐- 〉 ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 私は人類全体のためのこの無念さと
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ | この悲嘆の上に・・・
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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,r'/ `ト 、
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < なんといういやな、わびしさに満ちた死でありましょう?
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
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liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 美しい妻と有望された未来に・・・
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < あの永遠の執行猶予の中にあった
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 私が学者として、知識人として・・・・
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
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〉ヘ _,、ィェ、冫 { ,ィェュ、_` |rヽ |
liカ| ー ' 'i .;l丶-- ' ,!iy,) < 講義を、終わります・・・・
'iチ'i、 ,i .;! :、 ,イ.i',イ゙ |
ヾ,iヽ ,'´゙^^´`' ,. l |ソ |
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__,ィヘ、. |. `二二´ .| ,イ'iヽ、
_,,.、-‐'"i´ | ヽ、 ,イ ,ノ | `iー-、,_
_,,.、-‐ '" l lヽ、 `ー─‐'´ ,レ' .| | ``ー-、_
,,.、-‐'" l l ``ヽ、i ,、-' ,! .l ``ー-、
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ト、 _ ,. '´. : : : : : : : : :`ヽ、
ト、ゝ. : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
フ. : : //: ::/ : : :.l.l.:l : : : : : : : .ヽ
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Wトト}Nr=ミヽ r=ミ V: :ハ/
}.:.l ' ' ' ′ ' ' ' ' /: / )! またね
l.小 「 ̄ ! /:/.:(´
_ ノ.:.ゝ ヽ_ノ ,. イ:/ハト、
lハ: : > -- <: :l/l/
, ィ´ ハ_ /l ``ヽ、
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/ V ⌒〉 ,y′ 〈ニニ V ',
/ .:j ⌒Vハ / /ニニ L !
/ ,イ / 1 V / l`ヽ ハ 、 !
/ / l / l / / l Lノノヽ\ 1
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/ l/ l′ / ! ! \ノ 〉