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ヾ゛'- シ,、 〉_l ※ AAつきの小説及び狂態、及び私の妄想のために立てたスレです。
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_\``三三テ'´ ※ 俗に言うAA長篇を期待している方は、他のスレを観る事をお勧めします。
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ともかく
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…やはり気のせいか。
艇内の“青年戦士”は武器を収めた。
あの過酷な儀式を終え大事な仲間を失った後だ、やはり疲れているのだろう。
そもそも“蟲”が逃げるはずなど無いではないか。
己に言い聞かせながら青年戦士は生体培養槽の中を覗き込む。
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三i三i三i三)) ノノノノノノ人、ヽヽヽヽ ((三i三i三i三(
この小型艇は、従来は幼虫の状態でしか保存できなかった“女王”を培養槽の中で安全に保存できる最新型だ。
今回の儀式の結果として女王の胎児が得られた為、こうして水槽の中に封印し母星へと輸送する事となった。
無論幼虫も数匹捕らえ培養管に閉じ込めている。
万一逃げ出したところで、こちらは儀式を終えたばかりの強者揃い。敗北などあり得ない。
ふと、水槽の中で女王が微笑んだように見えた。何がおかしいのだろうか。
とうとう恒星間情報送信機を使う時が来てしまった。司令官はため息をついた。
この装置はやたら電力を喰う上に、揉め事が起こった時にしか使わないので、使えば使うほどボーナスは減るといわれる嫌な装置だ。
また、それほどの代価を払ったとしても、まともな返事が帰って来る事もない。
何故こんな面倒な事をしなくてはならないのだろう。
砂嵐が吹き荒れる砂漠のど真ん中で日光浴がしたくなった場合でもない限り、その座標地点に人(宇宙人、もしくはそれに準ずる何か)が向かうとは考えにくい。
今日の砂嵐が特に酷くなる事を知っていてわざわざ向かったのだとしたら自業自得としか言いようが無い。
いや、そもそもそれが信号なのかどうかすら危うい。
砂漠の真ん中で迷子になった間抜けが出した救難信号だとするより、磁気嵐の気まぐれであると考える方が妥当だろう。
この星では時折磁気嵐が発生するのだ。それがレーダーに干渉しただけかもしれない。
だが、忌々しい事に契約書には“知性ある信号を発見した際、直ちに本社へ報告する事”と載っている。
会社は契約書違反者にボーナスを出してくれるほど優しくはない。必要な備品ですら何かと理由をつけて出し渋る連中だ。
惑星番号・受信日時・発信地・信号の波長などを出来る限り詳細に記載して、本社へ送信した。
予想に反して、返答は意外と早かった。
内容をおおよそ要約すると、
“nnn月mmm日α時β分、座標xxxxxxxx,yyyyyyyyより発信されている信号に関し、
本社からの調査隊が到着するまでは現状維持に努め、以降機密扱いとする事。
以後、報告は暗号化し本社からの指示を仰ぐ事。”
どうやら会社の中に物好きな奴がいたらしい。なんと面倒な。
だが無視されたり、無駄遣いだと咎められるよりはまだましかもしれない。
司令官は返信した。
“了解した。返答を待つ。”