国土地理院は7日、地図記号として新たに設ける「老人ホーム」と
「風力発電用風車」のデザインを、全国の小中学生から公募すると発表した。
地図記号は、国土地理院が刊行する地形図で表示されている。
新記号の制定は2002年の「博物館」「図書館」以来で、公募は初めてという。
現在、老人ホームは文字で表記し、発電用風車は送電線の鉄塔などと同じ
「高塔」記号で示している。しかし全国で老人ホームは約8000カ所、
発電用風車は約1200基と数が増えているため、専用の記号を作ることにした。
募集期間は10月1日−31日。作品は学校単位でまとめ、日本地図センター
(東京)へ郵送する。それぞれの記号について最優秀賞1人、優秀賞数人を選び、
賞状と記念品を贈呈。記号は最優秀作品を基に作り、06年度から
2万5000分の1の地形図に使用する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000170-kyodo-soci