1865年のクリスマスイブ、サンタは丹波へやって来ました。
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_|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|._| ロロ|_
すると、一人で寂しそうな女を見つけました
r'ヽ、
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(ニニニ) !
c ´,_ゝ`) (ヽ__y y
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入 + \_、_O-⊃__ノ ~"'∪-∪
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乂パゝ:___旦_ ° o
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ノ彳\ヾ(三田田三()三() __.,(‘Д‘6 .|ロロ|/ \
: ゚_|l!|i|_:(三三三三()三().|田|()ヾ;;;;;;;ミG⌒ヽ ロロ|
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その女の事が気になったサンタは下に下りて、その女に話しかけました
「もしもしお嬢さん、こんなところで何をやっているのですか?」
すると女は答えました。
「別に。ほっといてよ。ウチは孤独がお似合いなんや。」
「しかし」
「なんやのアンタ。ほっといて言うてるやろ」
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「・・・・・・私はサンタです」
女は目の前の男の言っている意味がわかりませんでした」
「…・・・サンタなんておるわけないやん。」
「……何か欲しいものはありませんか?
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「きれいなツリーがほしい」
「ほら、隣を見てごらん。」
女が隣を見るといつのまにかきれいなツリーが立っていました。
「すごい!アンタほんまにサンタさんやってんなあ」
「信じていただけましたか」
「うん。信じる信じる!」
「……何かほしいものを言ってください。」
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「なんや突然?」
「……サンタさんが3つあげてくれる?そしたらその中で一番決めるから」
「それではだめだ」
「わからん。」
「では何がしたい?今一番したいこと」
「なんでそういう難しいことばかり聞くんやろ」
「……」
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「……なんも。サンタさんがいてくれはったらそれだけでいいよ、うち」
「それはできない」
「なんで?あんたサンタさんなんやろ?それやったら何でもできるやんか」
「無理を言わないでください。私はこれから行かねばならないところがあるのです」
「ほしたらうちもついていく」
「それはできない」
「邪魔にならないようにするから、後ろのほうからそっとついていくから。せやからな〜うちをひとりぼっちにせんといて」
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「我がままを言うなーーーーーー!!!」
とうとうサンタは声を荒げてしまいました。
思わず女は涙を流してしまいます。
「……これ以上、私を困らせないで」
サンタはそう言うと、女を慰めました。
「……そういえばまだ名前を聞いていませんでした」
「明里。いつかウチの里に明るい陽がさすっていう意味やで」
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後編に続く 期待せずに待て。