wwwwwwww　扇　風　機　必　死　だ　な　（藁）　3年目の冬wwwwwwww

このフラッシュ覚えてる人いるかな?

「いつもありがとう」
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Domino/1946/senpuuki3.html

これって元々このスレの文字レスをFLASHにした奴なんだけど、
最近その元ネタを書いた人からの書き込みがFLASH職人さんのサイトにあって、
それがすごい感動的な内容なのでコピペしときます。

はじめまして。　投稿者：名もなきにちゃんねらー 　投稿日： 8月23日(月)23時22分21秒

はじめまして。
2chで『いつもありがとう』の原文を書いたものです。
初めて2chで『いつもありがとう』のflashを見たときのことがもうずいぶん昔に思えます。
そのときは思わず扇風機に報告しに行ってしまうほどうれしかったです。

ところで、今日は報告することがあってカキコさせていただきました。

今年の夏の初めに私の祖母が倒れ、診断の結果末期の胃がんだということがわかりました。
余命は長くて一ヶ月との診断でした。
祖母は病院での延命治療を嫌がり、親戚一同了承の上私の家で最後のそのときまで暮らすことになりました。
家に迎えるに当たって母が祖母に「何か欲しいものはないか?」と尋ねると、
祖母は「今年は暑そうだから扇風機が欲しい」と言いました。

そうしてエアコン嫌いの祖母の為に、私の扇風機は祖母の部屋に行くことになりました。

毎日私の扇風機は日に日に痩せていく祖母の体に優しく風を送り続けながら、
平日は忙しくて家にあまりいることのない私達の代わりに、
時には涼しげな風鈴の音を鳴らしながら、時には話し相手として、
扇風機は祖母の最後の時間を共に過ごしてくれました。

それは祖母が最後のそのときを迎えるまで続きました。

そして今月の十一日に祖母は亡くなりました。

祖母は意識がなくなるまで私達にお礼を言い続けてくれました。
伸ばす発音のところを短く切る祖母の独特の口調で、
「ありがとね。ありがとね」と祖母は私達に言い続けました。
そしてその中には扇風機の名前もありました。

「あの子(扇風機の事)にもありがとうって言っといてね。あんたがいたからばあちゃん汗かかんですんだよって。一生懸命働いてくれてありがとうね。ありがとうね」

それが祖母の扇風機への言葉でした。

そして祖母の通夜の時のことです。
部屋の片隅で弔問客の方達に風を送っていた扇風機のモーター音が徐々に大きくなり、
私達が扇風機の周りに集まったぐらいに力なく羽が止まってしまいました。
その後色々といじってもみたのですが、結局扇風機は二度と私達に風を送ることはありませんでした。

思えばかれこれニ十年近くも私達家族に風を送り続けていたわけですし、
今年の夏はその老体に鞭打って祖母の為に風を送り続けてくれていたわけです。
「いつ止まってもおかしくない状態だった」
これは弟の言葉ですが、私はそうは思えませんでした。
「きっとばあちゃんが呼んだんだよ。あっちでも暑くないようにってな。ほら、ばあちゃん暑がりだからさ」
酔った父が場を和ませるために言ったその冗談で私はふと思いました。

あぁそうか、ばあちゃんについてってくれたんだな、と。

この話をしたら「男の癖にメルヘンな奴だな」と友人には笑われましたが、
きっとあの働き者の扇風機のことだから、天国に行ってもやっぱり一生懸命風を送り続けているのだと私は思います。

長くなりましたが、これがflashにしてただいた我が家の扇風機の物語の顛末です。
この嘘のような本当の話を、flashにしていただいた和茶さんにどうしても知っていただき
たくてカキコさせていただきました。
ご迷惑かとは思いましたがどうかお許しください。

そして最後の最後まで働き者であり続けた我が家の扇風機に、
私は改めてこの言葉を送りたいと思います。

扇風機へ、今までどうもありがとう。

ありがとうございます。　投稿者：名もなきにちゃんねらー 　投稿日： 8月26日(木)23時27分46秒

雑記読ませていただきました。
私はホームページを持っていないので、
こういった形で私の扇風機のことが世に出せたことがとてもうれしいです。
そしてそれを形にしていただいた和茶さんには、
扇風機の代わりに心からお礼を言いたいです。

本当にどうもありがとうございます。

これからも応援してますので、
みんなの心に残るようなあったかいFLASHを作り続けてください。

ps
実はあの扇風機の羽だけは取り外して保管しています。
あのまま捨ててしまうのは忍びなかったので、
他の扇風機の本体に移植しようかと考えているんです。
なかなか合うものがないので大変ですが、それでもいつか必ず見つけます。