ナワヤ「ふぁ〜、イラクだ北朝鮮だ言っても、日本は平和そのものだな。
人類が滅亡しそうな事件の一つも起こってほしいぜ。」
タナカ「不謹慎ですよ、ナワヤさん。事件が無ければ作るのがMMRの仕事じゃないですか!
読者から、こんな手紙が来ていますよ。」
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┃ ┃
┃はなさき合戦はまだですか。.┃
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ナワヤ「…これだけか?なんだこりゃ。」
タナカ「はなさき合戦というのは任天堂のゲームタイトルらしいんですが、2年前の発表以来、
まったく音沙汰が無いらしいです。最近、ゲーム関連の手紙が増えているんですよ。」
トマル「根強いファンがいるふぁみこん昔話シリーズの新作なら、期待していた人も多いはず…
それを無かったかのように扱うのは、確かにちょっと不自然ですね。」
ナワヤ「おいおい、たかがゲームだろ?発売しなくて人類が滅びるわけでもあるまいし。
発売しないゲームを気にするより、ゲームで遊んでたほうがマシだぜ。」
キバヤシ「いや、そうとは言い切れないぞ。」
ナワヤ「キバヤシ!」
キバヤシ「ゲームの延期で、待たされることのフラストレーションは、決してバカにならないんだ。
延期の定番といえばドラクエだが、かつてあのゲームが発売するたびにカツアゲやサボリが
社会問題化していたのを憶えているだろう。」
一同「!!」
イケダ「…そういえば、ボクも楽しみにしていたエロゲーが延期されて、
やり場のない性欲が、凄いエネルギーを生み出した経験があります!」
キバヤシ「どうやら、調べてみる価値はありそうだな。MMR調査開始だ!」
MMR(マガジン・ミステリー・リポート) 〜消えたゲームソフトを追え!〜
-1-
ナワヤ「まったく、ゲームが発売しないくらいで大騒ぎしやがって。
早く調査を終えて、メイドインワリオでもしようぜ。」
イケダ「ワリオの話しじゃなくて、ワリオの発売元の任天堂を調べるのが仕事でしょう。
まじめにやってくださいよ。」
トマル「ありました、これを見てください…任天堂は、ヤクザだという噂が、根強く広まっています。」
「!」
ナワヤ「冗談を言うな!任天堂はピカチュウやカービィが大人気のファンシー企業だぞ!」
イケダ「なにか根拠はあるのか?」
トマル「ええ、元社長の風貌や花札会社だったことが大きいようです。
それから――有望な人材が任天堂を抜けると、消されるらしいです。」
「なんだって!」
トマル「根も葉もない噂かと思いましたが…どうやら、横井軍平という人物が、
任天堂退職後、わずか1年足らずで自動車事故で亡くなっているのは事実のようです。」
イケダ「たんなる偶然だとは思うが――キバヤシさんに早速報告したほうがいいですね。」
ナワヤ「そんな……おっ、ちょうどそのキバヤシから電話だ。(ピッ)
おい、キバヤシ!大変なことになったぞ。任天堂はヤクザだという噂が――
なに?もっと重大な事実が明らかになった?」
一同「!!」
-2-
ナワヤ「おいキバヤシ、どういうことだ!死人が出たこと以上に重大な事実なんて本当にあるのか?」
キバヤシ「ああ、みんな…これを見てくれ。任天堂の発売中止ソフトのリストだ。」
イケダ「どれどれ… な、なんだこの数は!」
キバヤシ「俺も驚いた。しかし、重大なのは数ではなく、この”アドバンスウォーズ”の中止理由だ。
厳密に言えば、これは開発中止ではない。
なぜなら、このゲームはすでに完成しているんだ!」
ナワヤ「どういうことだ!?」
キバヤシ「完成している証拠に、海外ではちゃんと発売しているんだ。これが日本で出ない理由は――
”同時多発テロ”だよ!
テロの影響を考慮して、発売を遅らせているとのことだ。」
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| γ ⌒ ⌒ `ヘl ll
イ "" ⌒ ) ヾ ヾ
/ ( ミ ⌒ ,, ヽ )ヽ)
( イ 、;; ,ノ ヾ ) )
..ゞ (. ミ . ノ. .ノ ノ...
:::ゝ、、ゝ....'',,,,,|..., , ノソ:::::
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_人人人人人人人人人人人人人人_
> ど・・・・同時多発テロー!? <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
_,,.-‐-..,,_ _,,..--v--..,_
/ `''.v'ν Σ´ `、_,.-'""`´""ヽ
i' / ̄""''--i 7 | ,.イi,i,i,、 、,、 Σ ヽ
. !ヘ /‐- 、u. |' |ノ-、 ' ` `,_` | /i'i^iヘ、 ,、、 |
|'' !゙ i.oニ'ー'〈ュニ! iiヽ~oj.`'<_o.7 !'.__ ' ' ``_,,....、 .|
. ,`| u ..ゝ! ‖ .j (} 'o〉 `''o'ヽ |',`i
_,,..-<:::::\ (二> / ! _`-っ / | 7  ̄ u |i'/
. |、 \:::::\ '' / \ '' /〃.ヽ `''⊃ , 'v>、
!、\ \. , ̄ γ/| ̄ 〃 \二-‐' //
ナワヤ「バカな!テロがあったのは2001年の9月だぞ!もう2年も前の過去のことだ。」
キバヤシ「ああ、当初の発売予定は2001年の10月だった。
それなのに、テロの影響で延期するとアナウンスして以来、いまだ音沙汰がないんだ。」
イケダ「そんなことが…ありえるんですか。
まさか、任天堂は、同時多発テロと何らかの関わりが――」
キバヤシ「それはまだわからない……だが、可能性はあるようだな。
ひき続き、この件の調査するぞ。」
-3-
ナワヤ「まさか任天堂と同時多発テロが繋がるだなんて……」
トマル「ふぁみこん昔話を調べてみました。
どうやら、パックスソフトニカというメーカーと、荒木泰介という人物がキーマンのようですね。」
ナワヤ「聞いたこともないな。有名なのか?」
イケダ「ボクも知りません。こういう時は2chのゲーハー板
http://game2.2ch.net/ghard/で調べてみましょう。」
トマル「ゲームハード・業界板というくらいですからね。きっと参考になる情報がゴロゴロと――!?」
――--、..,
:::::::,-‐、,‐、ヽ. ウフーフ
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、 */ ̄ ̄ ̄ ̄\
/. ` ' ● ' ニ 、 ( 人任天命_) * ウフーフ
ニ __l___ノ + |彡ヽ―◎-◎-| _____
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|( ̄`' )/ / ,.. | ∴) 3 ) /○./| | i| ========|
`ー---―' / '(__ ) \_____ノ .| ̄ ̄| .|〜|i i|.≒ ≒◎B|
====( i)==::::/ * ( つ∞O |・・・・|/ |\i|___|_■_|\
:/ ヽ:::i と_)_)\_/ ̄ ̄ | .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
イケダ「GCだめぽ、エロゲーハードPS2、妊娠、出川、痴漢――
な、なんなんだこのワケのわからない言葉郡と、目障りなAAは!?」
トマル「ちょっと待ってください。ええと、妊娠出川痴漢は全てそのハードのユーザーの蔑称らしいです。
所有ハードの違うユーザー同士が365日争っている、2chでも有数の厨房板だとか。」
ナワヤ「持っているハードが違うだけで、罵倒しあっているのか……まるで、宗教戦争のようだな。」
トマル「宗教戦争といえば、同時多発テロも宗教上の問題でしたね……。」
「!!」
イケダ「どういうことなんだ、一体…」
ナワヤ「ぐ、偶然だ!偶然の一致に決まってんだろ!」
キバヤシ「いや、そうとも言い切れないぞ。ゲーム絡みでの物騒な話しは、驚くほど多いんだ。
PS2のエモーションエンジンが軍事的に危険な国には輸出禁止になったり、
海兵隊のストレス解消としてXBOXが支給されたり……」
イケダ「PS3のメインエンジンとなる”CELL”なんて、計画通りになれば世界征服が可能とまで言われてます。」
キバヤシ「CELL…”細胞”、か。一体どんなシステムなんだ?」
イケダ「難しくてよくわからないんですが……ネットワークに繋がる全てのCELLの
余ったリソースを使って、一つの巨大なコンピューターを仮想的に作るらしいですね。」
キバヤシ「………!」
トマル「みなさん、これを見てください。気になるデータが出てきました。」
-4-
ナワヤ「どうした、トマル?」
トマル「ゲームボーイがどれくらい世界に出荷されているか調べてみたんですが…
出荷台数はゆうに1億を超え、恵まれない子どもに送る援助物資としての人気もNo1で、
紛争の絶えない中東の子ども達でも、一部持っていることがわかりました。」
ナワヤ「へぇー、さすがは世界の任天堂だな。POKEMONは世界語か。」
キバヤシ「……イスラム圏でも、任天堂信者が産まれる土壌はできていたということか。」
イケダ「どうしたんですか、キバヤシさん?」
キバヤシ「わかったぞ……同時多発テロは、任天堂信者の犯行だったんだ!
そう考えれば、任天堂が過剰に反応したのもつじつまが合う。」
一同「なんだってーー!!」
ナワヤ「あれはイスラム原理主義者のやったことだろう!」
イケダ「ええ、”アラーは偉大なり”という声が入ったテープも発見されましたしね。」
キバヤシ「問題はそこだ……”アラー”がイスラムの神のことだと頭から信じ込んでしまった。
お前達、さっき名前の出た荒木泰介という人物を憶えているな?」
,.ィ , - 、._ 、
. ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__
ト/ |' { `ヽ. ,ヘ
N│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , } l\/ `′
. ヽヽ.\ ,.ィイハ | _| ”アラー”とは
ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | \ 荒木泰介の
.  ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ > 愛称だったん
. l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__ だよ!!!
゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' /
l `___,.、 u ./│ /_
. ヽ. }z‐r--| / ト, | ,、
>、`ー-- ' ./ / |ヽ l/ ヽ ,ヘ
_,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´ ./ \、 \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ / :| ,ゝ=< / | `'''‐- 、.._
/ !./l;';';';';';';\ ./ │ _
_,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\ ./|._ , --、 | i´!⌒!l r:,=i
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ー‐' | / | |. ! l
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐;
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l | l. | | / //
l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l l、 :| | } _|,.{:: 7 ))
l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ' ::::::|; 7
. l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. \:::::\::::: ヽ ::::::!′ :::| .:/
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
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,. ‐'´ `‐、 __, ‐'´ ヽ, ‐''´~ `´ ̄`‐、
/ ヽ、_/)ノ ≦ ヽ‐'´ `‐、
/ / ̄~`'''‐- 、.._ ノ ≦ ≦ ヽ
i. /  ̄l 7 1 イ/l/|ヘ ヽヘ ≦ , ,ヘ 、 i
,!ヘ. / ‐- 、._ u |/ l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、 │
. |〃、!ミ: -─ゝ、 __ .l レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! | | ヾ ヾヘト、 l
!_ヒ; L(.:)_ `ー'"〈:)_,` / riヽ_(:)_i '_(:)_/ ! ‐;-、 、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
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.! \ `‐、. `ー;--'´ //イ;;::::: //〃 \ __, ‐' / / \
ヽ \ \ / / /i:::::. //  ̄ i::::: / /
-5-
イケダ「そんな…じゃあ”アラーは偉大なり”とは”荒木泰介は偉大なり”……!
彼の手がけたふぁみこん昔話やはじまりの森を褒めた言葉だったんですか!」
ナワヤ「バカな、死の間際にゲームソフトを褒めるなんてことがあるか!」
キバヤシ「ああ、犯人達がイスラム原理主義ではなく、任天堂原理主義だったのなら……ありうる!」
トマル「しかし、任天堂原理主義者が貿易センタービルに突っ込む理由がありませんよ!」
ナワヤ「そうだぜ、キバヤシ。任天堂はイスラムと違って、アメリカに弾圧されていないからな!」
キバヤシ「それはまだ俺にもわからない。…だが、ゲーハー板の醜い争いを見ただろう?
ゲームには人を惑わす力があるんだ。それがある方向に向かえば、
狂気の沙汰のような事件も引き起こすだろう。」
ナワヤ「まさか……いくらなんでも、強引すぎるぜ。」
キバヤシ「トマル、XBOXの開発コードネームを知っているか?」
トマル「はい、たしか……”プロジェクト・ミッドウェー”」
「!?」
イケダ「娯楽用品なのに、なんて物々しいコードネームなんだ…」
キバヤシ「それだけじゃない。最近よく聞くフレーズだが、次世代のゲーム機は、
”リビングを占める”ゲーム機を目指しているらしい。」
ナワヤ「ああ、個人部屋を抜けて、家族全員の目に付くリビングに置かせるという意味だろう?」
キバヤシ「そういう説もある。だが、リビングとはliving roomだけを指す言葉じゃない。
livingは、”生きている”や”生活”といった意味なんだ。
つまり、livingを占めるゲームとは――」
トマル「”生きているすべてを占領する”ゲーム――!!」
ナワヤ「生活の全てをゲームに費やさせようってのか!」
イケダ「でも、おかしいですよ!ユーザーが労働もしなくなったら、困るのはメーカーじゃないですか!」
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/
i .:::ト、  ̄ ´ l、_/::|
! |: |
ヽ ー‐==:ニニニ⊃ !:: ト、
キバヤシ「単純な利益が目当てならば矛盾する……だが、もっと大きな目的のために動いていたとしたらどうだ?
そう、ゲーム機戦争は侵略戦争だったんだ!」
-6-
トマル「なにを言ってるんですか、キバヤシさん!
いくらゲームが売れたって、領土が増えるわけでもないのに、どうやって侵略するんですか!」
ナワヤ「経済戦争ならまだわかるが……ゲームで侵略ってのはなあ。」
キバヤシ「兵器や兵士を使って、相手国の国民を殺傷して、領土を奪う――
そんな物質的侵略は、もう時代遅れなんだよ。
これからは自国の文化を送り込み、相手国の国民に自国へのシンパシーを植え込む、
いわば精神的侵略なんだ!」
「!!」
イケダ「それなら国際世論にとやかく言われることもない……」
ナワヤ「そんな……!」
キバヤシ「おまえたち、ターミネーター3はもう観たか?」
トマル「観ましたよ。ストーリーはともかく、やっぱりハリウッドの映像は凄い……
って、そんなこと今はどうでもいいじゃないですか!」
キバヤシ「そうか、トマルは観たか。……じゃあ、気づかないか?
あの映画に出てきたコンピューターシステム”スカイネット”が、CELLに酷似していることに。」
トマル「あっ……!」
ナワヤ「おい、どういうことなんだよ!観ていないからさっぱりわからないぜ。」
キバヤシ「スカイネットは核兵器も操れる、巨大コンピューターシステムだ。
ネタバレになるが―その実態は、CELLと同じくサイバースペース上にのみ存在するコンピューターだった。
そしてあの映画のラストでは――」
トマル「主人公達の苦労の甲斐なく、核ミサイルは発射され、人類の半数が死滅しました!」
_人人人人人人人人人人人人人人_
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_,,..-<:::::\ (二> / ! _`-っ / | 7  ̄ u |i'/
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!、\ \. , ̄ γ/| ̄ 〃 \二-‐' //
-7-
イケダ「娯楽大作とは思えないラストだ……なぜそんなオチに!?」
キバヤシ「答えはただ一つ。ターミネーター3は、精神的侵略兵器PS3に対する防衛兵器だったんだ!
PSシリーズにはXBOXで対抗しようとしたが思うようにいかず、
同じく娯楽である映画という、アメリカが得意な手段を使って、PS3とCELLへの警鐘を鳴らしたんだ。」
トマル「なんてことだ……」
ナワヤ「これから、世界は一体どうなってしまうんだ!」
キバヤシ「このままいけば、国家や宗教への依存心を、ゲーム機への依存心が上まわる。
生まれた国とは無関係に、ゲームメーカーの民として生きていくことになるんだ。」
イケダ「そんなことになったら、世界は…!」
キバヤシ「ああ、国同士で争っていたころより、圧倒的に争いが増えるだろう。
なんせ、通勤電車で隣に座った人が、憎むべき敵国人かもしれないんだからな。」
ナワヤ「まるでゲーハー板のようじゃないか……!」
キバヤシ「ゲーハー板で醜い争いが行われるのは必然だったんだ。
狂信的な異教徒同士を、同じ部屋に押し詰めたようなもんだからな。
そしてこれからは、現実世界にもあの状況が現れるんだ。」
トマル「あんな状態で、社会システムが保てるはずがない…」
イケダ「自爆テロのようなマネも頻繁に起こるな…」
ナワヤ「キバヤシ!俺達はどうしたらいいんだ!」
キバヤシ「ゲームの未開区だった中国にもこの秋、任天堂は神遊機を投入する……
もはや世界中がこの混乱を免れないだろう。
俺達は気付くのが……遅すぎたんだ……」
※例によって事実をもとにしたフィクションです。
∧ ∧
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/.::::::::::: ヽ で、はなさき合戦はまだですか
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