AAバトルロワイアル2―THE SURVIVAL PROGRAM―

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1あふぉ ◆LLVegDyAFo

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             ゙!lllll,   llllll  ゙llllll,、   lllll|    ill!!゙゙゙
           ゙llllli,,,,,iillll′  .'゙!lllli,,   ,ll!
           '!lllll, '゙!!lllli,,,   ゙゙!!!llll,,,illl゙’
               ゙llllli, ゙゙゙!lllli,,,,,,
               ゙llllli,,,,, ゙゙l゙゙”
               ,ll!!!゙゙゙゜
前スレ:http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1047654130/
2あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/01 19:37 ID:2A4ADf1A
バトル・ロワイアル 2nd ―AA BATTLE ROYALE―


       A                     ル                                 ル        
 A                                                 イ
              バ                     ロ
                      ト                     ワ            ア                            

教師/根尾麦茶(ねおむぎ・ちゃ) 2-ch組クラス名簿

【男子1番】おにぎり                  【女子1番】しぃ
【男子2番】オマエモナー               【女子2番】モネー
【男子3番】ギコ                     【女子3番】モナカ
【男子4番】ジサクジエン                 【女子4番】ぁゃなみレイ
【男子5番】モララー                  【女子5番】レモナ
【男子6番】ツー                     【女子6番】なっち
【男子7番】ッパ                     【女子7番】あいぼん
【男子8番】8頭身モナー               【女子8番】ののたん
【男子9番】>>1さん                  【女子9番】アリス
【男子10番】ぃょぅ                   【女子10番】ガナー
【男子11番】ヒッキー                 【女子11番】魔女っ子ニャモちゃん
【男子12番】アソパソマソ            .  【女子11番】ボソバソマソ
【男子13番】ネーノ                   【女子12番】オジョーニャン
【男子14番】さいたま太陽大佐           【女子13番】モラ子
【男子15番】さいたま右               【女子14番】りる子
【男子16番】さいたま左               【女子15番】ミナー
【男子17番】マニー                  【女子16番】あらやだ
【男子18番】ぞぬ                   【女子17番】カプチーノ
【男子19番】シラネーヨ                【女子18番】でぃ
【男子20番】ニダー                  【女子19番】ちびしぃ
【男子21番】山崎渉
【男子22番】流石兄弟(兄)
【男子23番】流石兄弟(弟)

【性別不明1番】トコロントチャリピカァ
【性別不明2番】ぽろろ
3あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/01 19:39 ID:2A4ADf1A
 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
A■□□□□□□□□□
B■■■□□□□□□□      □・・・海
C□■■■□□∀□□□      ■・・・行動可能区域
D□□■■■□□□□□      △・・・禁止エリア指定(行動不可)
E□□■■■■■□□□      ▲・・・時刻禁止エリア指定(時間がくるまで行動可)
F□∀□■■■■■□□      ∀・・・見張船(逃げようとするAAは射殺)
G□■■■■■□□□□      
H□□□■■■□□∀□    ※地図にはないが、上空の戦闘機飛行隊があり上空からの脱出も不可。
I □□□□□□■■□□
J□□∀□□□□■■■
4名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/01 19:40 ID:Lb8vDz/u
>>2

女子11番が2人いますよ。
5廃たま〜:03/04/01 19:40 ID:YsQP+t0I

   /■\
  ( ´∀`)ワショーイ
 ⊂    つ
  .人  Y
  し'(_)
【男子1番】おにぎり

踊るのが好き。ノリを取ると怒る。とくにマウントボジションで怒ったりする。
三人組みで踊ることもある。「ワショーイ」が口癖。祭り好き。

∧_∧
(´Д⊂ヽオマモナァ
⊂  ノ
人  Y
し (_)
【男子2番】オマエモナー
かわいい。「オマエモナー」という名言とともに人々に安堵をくれる。
性格もおとなしく、闘争には向かない。2chの主要キャラ。
6名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/01 19:41 ID:YsQP+t0I
 ∧∧
 (゚Д゚ )ゴルァ
 (|  |)
  |  |〜
 ∪∪
【男子3番】ギコ
かわいい。「ゴルァ」という一言で人々を恐怖に陥れる。
4足歩行が一般だが、なぜか生徒手帳は2足立だ。性格は厳しい。

(・∀・)イイ!
【男子4番】ジサクジエン
「イイ!」など、半角カタカナで話す。必殺「ファブリーズブースター」が使える。
口が「A」になると「イクナイ」と喋る。

.∧_∧        
( ・∀・)勝つんだからな!
(    )
| | |
(__)_)
【男子5番】モララー
虐殺キャラクター。しぃをよくいじめる。「〜だからな!」という喋り方をすることがある。
虐殺キャラなので時に冷酷になる。

7名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/01 19:41 ID:YsQP+t0I
∧ ∧ 
(゚∀゚*)アヒャヒャヒャ!  
(|  |)
..| |
U U
【男子6番】ツー
典型的な虐殺しかしないキャラ。包丁を持っているネコ。
モナーがイジめられる。笑い声は「アヒャヒャヒャ」。

∧_∧ ■
( ・ω・)ノ ッパ
ノ/ / 彡
ノ ̄ゝ
【男子7番】ッパ
「ッパ」と何かを出す。2-ch組の中立派。

            ∩
       ∧_∧   | |
      (* ´Д`)// >>1サン、ハァハァ…
     /       /
    / /|    /
__| | .|    |
\   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 ||\             \
 ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
 ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
    .||              ||
【男子8番】8頭身モナー
キモい。>>1さん命。

((( )))
( ;´Д`)8頭身キモイよー
/ つ1 _つ
人  Y
し'(_)
【男子9番】>>1さん
童顔。そのため、キモい8頭身に追いかけられまくる。
逃げる時に「キモイヨ」と言う。昔は8頭身とも仲がよかったという噂。

 ∧ ∧
 (*゚ー゚) ダッコ♪
 U  |
〜|  |
  U~U
【女子1番】しぃ
カワイイ。ギコとはとても仲がよい。ダッコを要求してくる。
「しぃ」とかかれた箱に入っていることが多い。捨て猫という説も。


8名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/01 19:41 ID:f5zkHJQM
参加AAは選び直しじゃなかったのか?
時期尚早だぞ>>1
9名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/01 19:42 ID:YsQP+t0I
そうだった。
スマン
10あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/01 19:43 ID:2A4ADf1A
Presented by――――
 Story Cast
・書いてみますた◆hFhi/AcmpY
・( ´・ω・)
・(;''))))
・緑鼠 ◆IVwMdpCrCU
・(=゚ω゚)ノ
・あふぉ ◆LLVegDyAFo

 AA Cast
・(;''))))
・書いてみますた◆hFhi/AcmpY

                              Thanx.
11あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/01 19:44 ID:2A4ADf1A
<キャスト選定

そうだったのか・・・先走りスマソ
12緑鼠 ◆IVwMdpCrCU :03/04/01 19:54 ID:yZ2oIeSS
とにかく――――>>1乙!
前スレでキャスト決めてからここ使おうか。

保管サイト・宣伝w
http://www5e.biglobe.ne.jp/~battle/
14高句麗 ◆OIZKOUKURI :03/04/02 02:27 ID:ToWr9b+i
          何度云われれば!!
                  _
                  | |へヘヘ
             <\      .| |〃/./>
         <ミヾ\ ∧∧ | 丿 ヽ/ヽ>
         <_ミミヽ (,,#゚Д゚)|__//ノヽヽ> バッコン!!
         |__二二/ こつ匸二二☆彡
           〜′ /   ( ´∀`)
            ∪ ∪    (    )
                   """""""
15名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 04:46 ID:C7fRZKgl
>>10
できれば名無し’sも入れておいてくれない?
コテハンだけで書いてきたわけじゃないし。
16英語塾 ◆BqP5nAB6gY :03/04/02 12:14 ID:LUeZuLHZ
前スレの書いてみますた◆hFhi/AcmpY でつ。HN変えました。
>>10に入れてもらえて光栄です。
17あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 12:33 ID:W/xfueNa
では改稿して

Presented by――――
 Story Cast
・英語塾 ◆BqP5nAB6gY
・( ´・ω・)
・(;''))))
・緑鼠 ◆IVwMdpCrCU
・(=゚ω゚)ノ
・あふぉ ◆LLVegDyAFo
・幾千の名無し達・・・

 AA Cast
・(;''))))
・英語塾 ◆BqP5nAB6gY
・幾千の名無し達・・・


and you.....
                              Thanx.

18名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 12:42 ID:+LOMyirQ
    〃┏━━ 、
    |  ノノソハ)))  / ̄ ̄
  (\リリ ´ー`)リ < うぐぅ
  (ニE(#⊃o⊂#)  \__
    /__∞_|
    (_f_)_f_)
モー狼ばっかじゃつまらんだろ
前スレにあったんで参考までに
女子20番 月宮あゆ
19名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 12:43 ID:+LOMyirQ
>>18
×あったんで
○書いたんで
すれ汚し吊ってきます
20あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 13:03 ID:W/xfueNa
>>17
Story cast
・( ´_ゝ`) gw1.aitai.ne.jp

すいませんうかつでした。
21名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 13:09 ID:yKNFi/jW
|д゚)つ●  とりあえず 新スレ 乙カレードゾー
22緑鼠 ◆IVwMdpCrCU :03/04/02 13:22 ID:Bu/bPPqs
さて、前スレみたいにAAコピペでキャラ紹介する?
私は出かけるけど
23あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 13:29 ID:uGhokg6L
>緑鼠氏

そですね。一人ずつ。ちょっとした説明も加えて・・。
24名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 13:35 ID:yKNFi/jW
前スレ埋まったー
25緑鼠 ◆IVwMdpCrCU :03/04/02 13:36 ID:Bu/bPPqs
1000取れたので今度こそ散髪してきます(w
26(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 13:36 ID:HqypU+0F
ゆっくり取ろうと思ったら取られました。

ふざけんな。と。

まぁ大人げないのでこれ以上は言いませんが。
27あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 13:37 ID:uGhokg6L
みなさん、またーり逝きませう。
28(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 13:38 ID:HqypU+0F
>>27
ところでどんな感じで行くんですか?
(2スレ目では
29名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 13:45 ID:inwYoQ7m
この国の景気はすっかり悪くなってしまいました。
弱い店はいりません。
というわけでみなさんに、ちょっと値下げ合いをしてもらいます。
―――デフレスパイラル!!!



30あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 13:46 ID:uGhokg6L
>>28
んー、まだ決まってないんですが、とりあえず、文章先行、AAはその後についてく感じで。

文章の役割とか決めますか?(オレがぞぬとかそんな感じに
ランダムのほうがいいですかねぇ。
-AABR2・名簿-
【男子1番】ネーノ       【女子1番】かおりん
【男子2番】ニラ茶猫     【女子2番】ダーヤス
【男子3番】フサギコ     【女子3番】やぐやぐ
【男子4番】ぃょぅ      【女子4番】よっすぃー
【男子5番】ぞぬ       【女子5番】こんこん
【男子6番】ヒッキー     【女子6番】マコ
【男子7番】カメモナー    【女子7番】にいにい
【男子8番】ビーグル     【女子8番】高橋愛
【男子9番】丸耳モナー    【女子9番】びぃ
【男子10番】初代モナー   【女子10番】ぃゃん
【男子11番】おむすび    【女子11番】ありす
【男子12番】イマノウチ      【女子12番】まゆこ
【男子13番】そうでもないよ 【女子13番】フサしぃ
【男子14番】ウンコー!     【女子14番】のー
【男子15番】きれいなジャイアソ 【女子15番】妹者
【男子16番】Z武       
【男子17番】マララー
【男子18番】ドウモスイマセン
【男子19番】ウララー
【男子20番】シナー
【男子21番】ニダダー
【男子22番】デナー
【男子23番】フェラーチョ
【転校生】モナー

【性別不明1番】あい
【性別不明2番】アヒャ

【??】流石兄弟(兄)
33(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 13:50 ID:HqypU+0F
>保管サイト作り中@(=゚ω゚)ノ ◆iyou.Tr.92 さん
そういえば前スレ保管しました?
34名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 13:50 ID:Xv1vqB5U
前回のようなことがないために、よっぽどひどい話(突然病気になり死亡。隕石落下で全滅。話が狂うようなものなどの)以外はいちいち突っ込まないことにしませんか?
37(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 13:54 ID:HqypU+0F
SS職人のルールらしきもの(?)
・名前欄は「主要キャラ@(コテハンかHN)」で。
・大雑把ではいけないので228の地図を参照して下さい。
・文頭に時間(@月@日@時@分)を書いてください。
・分の最後は「死亡者@人 ○○、○○(マルにはキャラ名)」改行して【残り@@人】
・基本的に自分が書いているキャラは自分が責任を持つこと。

↑前スレにあったんで一応。
38(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 13:57 ID:HqypU+0F
↓地図?
1  |   2  |   3   |  4  |   5  |   6  |   7
─-┘
A  ./'i、 .,,,、
   .ヽ. ̄゛ \、
─    ヽ,,,,、神 ヽ,、
B     ヽ、  ゙l、
        `'i、 家`゙'i、、
─        |、    `''i、
C         \、森   \
           |  森   |、
─          ヽ  森  `-、,-、
D          i,!,,\ 出森   ヽ灯ヽ`-,
           `'│`'、、家    ゚r゙'‐"
─              `-、  畑゙l 
E               `'i、  │
                  `‘゙゙ン―ー--,   .,、        
─                  ‘ーi、    ゙―'"^ ^゙''ーッッッ、
F                    `⌒゙'''''''''''''i、岩岩岩゙〜―-,、
39(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 13:59 ID:HqypU+0F
地図って違うの作り直した方が良いですか・・・?
40名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 13:59 ID:eB67Fetq
兄者の設定ってこんな感じか?

第一回バトルロワイアルの参加者。 
首輪を外したため死んだことになる。
全身に傷を負っていたが住民の治療により一命を取り留める。
死んだ身であるため8頭身ふーん(偽名)として島で暮らしていた。
再びバトルロワイアルが開催されることを知り、この不毛な戦いを終わらせるために島に残る。 
>>34
ただ、また生き返らせるようなことしたら荒れるのは必至。
他のスレでこのスレの話題が出てたんだが、やっぱとか「お気に入りのキャラが死んだら生き返らせてるし」とか言われてたし。
>>39
このままで(・∀・)イイ!!ですよ♪
同じ島でやるっていう設定だし。
43名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 14:03 ID:3f65w5pj
>>41
じゃあ【残り○人】となったら何が何でも生き返らせない。 死亡確定。
生死不明なら【残り○人?】とするというのは?
44(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 14:04 ID:HqypU+0F
>>42
同じ島でもちょっと変形させたほうが良いと思うので・・・。
45名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 14:05 ID:y7g1aW56
>>18はどうするの?
>>43
それでいいだろうね。復活無しで。
47あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 14:06 ID:uGhokg6L
ちなみに参考までに。。。。
BRの小説に未公開エピソード(バトロワ知っている人しか知らないけど)

脱出作戦を図った三村信史は桐山和雄によって殺された。その後、担任の坂本金発はこういうセリフを言った。

「優秀な脳を持ってるなぁ、三村。おい、おまえら(兵士に向かって)三村の脳はゲームが
終わったら解剖に回しとけ。優秀な脳だから何かに使えるかもしれないぞ」

このセリフからすればぁゃなみの脳とかを誰かに移植したってことにできるのでは。
すいません、途中から何かいてるかわかんなくなった罠。


回線(ry
>>47
ぁゃなみは殺された後ぽろろに喰われてるけどね。
他のやつの脳なら出来るかも。
>>44
そうですね…
もう少し広かったら小説書くときにも助かるかも…です。
前スレで、禁止エリアでいろいろ混乱してた所もあったし。

とはいえ自分は細かいAAは作れないんですが・゚・(ノД`)・゚・。
50あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 14:10 ID:uGhokg6L
>>48
ですね。忘れてました。むしろ脱出を図ろうとしたやつの脳を使ってほしいのだが。
もしくはモララーやギコのような一時にも継続的にも敵だったキャラのものを。
51(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 14:11 ID:HqypU+0F
そういえばぽろろはまだあの島に取り付いてるんでしょうかね(藁
まだ生きているみたいですし。BR2のイベント(?)として
登場させても良いのでしょうか?
52名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 14:12 ID:5x152ZlH
>>50
モララーは頭を撃ち抜かれてるから脳は使えない予感。
>>50
モララーの脳も半分(ry
揚げ足取りスマソ…

>>51
崖から落ちた後まだ生きていた…みたいな設定だったら使えそうかも。
54あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 14:13 ID:uGhokg6L
>>51
隠れキャラでネオ先生もまだいますしね(w

地図の改正のことですが、できれば、
 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
A■□□□□□□□□□
B■■■□□□□□□□
C□■■■□□□□□□
D□□■■■□□□□□
E□□■■■■■□□□
F□□□■■■■■□□
G□■■■■■□□□□
H□□□■■■□□□□
I □□□□□□■■□□
J□□□□□□□■■■

これ主体で、リアル地図は作り直しがよろしかと(作れませんが
55(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 14:13 ID:HqypU+0F
>>53
じゃぁまだ生きていたということにしたほうが
良いでしょうかね(汗
56あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 14:14 ID:uGhokg6L
モララ死んでた!(;;




ギコがほしい悪寒
>>55 
そうしましょうか(汗

>>45 
女子少ないから入れときましょうか?どうします?
58あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 14:16 ID:uGhokg6L
すいません、ちょっと出かけてきます!できれば、本スレはしようしないで
誰か「雑談スレ」立ててもらえれば幸いです。

では一時的に落ち!
59名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 14:16 ID:/BnIyvqZ
兄者には今回も生き残ってほしい感じ。
60(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 14:17 ID:HqypU+0F
>>54
1  |   2  |   3   |  4  |   5  |   6  |   7
─-┘
A  ./'i、 .,,,、
   .ヽ. ̄゛ \、
─    ヽ,,,,、神 ヽ,、
B     ヽ、  ゙l、
       /   家`゙'i、、
─     l_      `''i、
C        ヽ,,, 森   \
           |  森   l、,,,、
─          ヽ  森    丶-、
D         ,,,,,,,,\ 出森    灯ヽ`-,
          ッ       家    r゙'‐"
─         ヽ_,,_,_-、    畑゙ヽ 
E               `'i、       ヽ_ノ""ヽ
                  `‘゙゙ノ        丶,、        
─                  ‘ーi、        '"^ ^゙''ーッッッ、
F                    `⌒゙'''''''''''''i、岩岩岩゙〜―-,、

こんな感じですね?
では少し岩場や家増やしますか。
ソウイエバ誰モ家使ッテクレナカッタナァ(-w-;)
>>60
ちらほらと民家に入ったり出たりはしてたような…
62保管@(=゚ω゚)ノ ◆iyou.Tr.92 :03/04/02 14:20 ID:BjMh2bBp
>>60
と、お疲れ様です。
家をある程度増やして…
本編みたいに療養所みたいな所があっても(・∀・)イイ!!かもしれませんね。
63( ´_ゝ`) gw1.aitai.ne.jp:03/04/02 14:21 ID:bj3mmUnW
1ブロックあたり縦横何メートルぐらいあるんですか?
64(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 14:22 ID:HqypU+0F
1km・・・くらい・・・?(汗
65名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 14:24 ID:y7g1aW56
1  |   2  |   3   |  4  |   5  |   6  |   7
─-┘
A  ./'i、 .,,,、
   .ヽ. ̄゛  ̄\,'゙、
─    ヽ,,,,、神  ''、
B     ヽ、     ゙l、
       `'i、 家 `゙'i、、
─      ヾ 森     `''i、,,
C        ''\、森     ヽ
           |  森    |、
─        ,,,/  森   ``ヽ,-、
D        i 療  出森   ヽ灯ヽ`-,
         '''゙−、、,  家    ゚r゙'‐"
─           ,'   、  畑゙l 
E            l 丘 / 'i、   \
             ヾ  ヽ, ‘゙゙ヽ   `ー--,   .,、        
─            `ゝ ,'  ‘ーi、    ゙―'"^ ^゙''ーッッッ、
F              ""      `⌒゙'''''''''''''i、岩岩岩゙〜―-,、

 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
A■□□□□□□□□□
B■■■□□□□□□□
C□■■■□□□□□□
D□□■■■□□□□□
E□□■■■■■□□□
F□□□■■■■■□□
G□■■■■■□□□□
H□□■■■■□□□□
I □□□■□□■■□□
J□□□■■□□■■■

自分でちょっとやってみた。
…却下される予感。
66名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 14:24 ID:5838TOhy
モナーの設定はこんな物でしょうか?

第一回バトルロワイアル優勝者。
第二回開催の数ヶ月前に転校。 前の学校で留年したらしくクラスのみんなより年上。

モナー留年させないと転校生という設定が使えなくなる。
67(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 14:26 ID:HqypU+0F
1  |   2  |   3   |  4  |   5  |   6  |   7
─-┘
A  ./'i、 .,,,、
   .ヽ. ̄゛ \、
─    ヽ  神 ヽ        船
B     ヽ、  ゙l、
       /   家`゙'i、、
─     l_ 家    `''i、
C        ヽ,,, 盛   \
           |  盛   l、,,,、
─          ヽ  盛    丶-、
D         ,,,,,,,,\ 出盛    灯ヽ`-,
          崖       盛    r゙'‐"     船
─         ヽ_,,_,_-、    畑゙ヽ 
E               `'i、       ヽ_ノ""ヽ
      船          `‘゙゙ノ 井 家 草  丶,、        
─                  ‘ーi、 崖 崖    '"^ ^゙''ーッッッ、
F                    `⌒゙'''''''''''''i、岩岩岩゙〜―-`

神=神社
家=民家
盛=森
崖=崖
船=船
岩=岩場
草=草むら
畑=畑
出=出発地点

 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
A■□□□□□□□□□
B■■■□□□□□□□
C□■■■□□□□□□
D□□■■■□□□□□
E□□■■■■■□□□
F□□□■■■■■□□
G□■■■■■□□□□
H□□□■■■□□□□
I □□□□□□■■□□
J□□□□□□□■■■

電波は4Dから円のように出ています。
ですから携帯や電話等をすると4Dへと
行き、そこにいるひろゆきへと繋がれて
しまいます。
0Jに電波は行ってないですが、電話は繋がりません。
なんてどうでしょうか?
68(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 14:26 ID:HqypU+0F
>>65
あ、やられていましたか(汗
69名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 14:27 ID:5x152ZlH
70名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 14:27 ID:jj2VWMJa
脳の移植は無理がある。
死んだ人間の脳を移植できるなら生き返りも可能。
っていうか死亡直後に保存しないとそれ以前の問題だと思う。
710(>∀<)0:03/04/02 14:27 ID:GrcP3kUX
きれいなジャイがでるなら
男子24番 野比のび太(前BR乱入者)
男子25番 骨川スネ夫
男子26番 ドラえもん(前BR乱入者)
あとドラエモソ、アソパソマソは親戚のシャブおじさんに復活さしてもらえてると
ゆうのはどうでしょうか。ほんとダメ文でスマソ。
気に入らなかったらスルーしてください。

72保管@(=゚ω゚)ノ  ◆iyou.Tr.92 :03/04/02 14:28 ID:BjMh2bBp
>>58
とりあえず立ててみました。
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1049261056/
73(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 14:28 ID:HqypU+0F
>>71
そんなAAがいますか?
740(>∀<)0:03/04/02 14:30 ID:GrcP3kUX
>>73マイナーキャラです。(たぶん)
75名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 14:31 ID:y7g1aW56
http://aavideo.s11.xrea.com/cgi-bin/aadb/select_form.cgi
知らないAAとかの簡単な情報チェックに役立つかも。
76魔離喪:03/04/02 14:32 ID:P5/NF+2+
そういや、ひろゆきって兄者に殺されたんじゃ・・・?
77(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 14:33 ID:HqypU+0F
>>74
      _   __
    ∠ニニ// 0O0ヽ
    |00|‖ミ |ミ‖<僕達も参戦だぜフハハハハハハハハハハハ
    丶∀|\\∀〃
     /W\⊂ニF⊃
    | ||||E‖
    |__|| ○__T 0
    ||〇|(__)_)
    (  ̄( ̄|

↑これですか?
78(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 14:33 ID:HqypU+0F
>>76
既出(汗
790(>∀<)0:03/04/02 14:34 ID:GrcP3kUX
>>77それです。
80名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 14:55 ID:6wsdTtmF
最強の傭兵クックルもな
81あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 17:27 ID:pe1ZViuD
できれば、男はもういいから女性キャラがほしいですね。
82名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 17:46 ID:RiYv3U2M
参加してみたいけど皆さん鳥付きコテみたいだし、ステハンでも用意した方がいいんですか?
83あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 18:14 ID:pe1ZViuD
AA職人が欲しいです。人数的に、もうSSさんは十分な人数になってますので・・・。

すいません。
84名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 18:17 ID:yKNFi/jW
|д゚)つ旦 皆さんとりあえずお茶でも飲みましょ
85あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/02 18:24 ID:pe1ZViuD
茶ウマー
86緑鼠 ◆IVwMdpCrCU :03/04/02 18:26 ID:wrElWm2O
ノ旦 ゴチソウサマ
87(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/02 18:38 ID:HqypU+0F
>>84
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | ありがとうございます。
    \_  _____________
       ∨
    ,,─-、
    i リノノハヽ
   ノイ*゚ -゚リ ∬
   ノ_:::y:::llっ旦
    ノ_il_l_ゝ
    し´J
88保管@(=゚ω゚)ノ  ◆iyou.Tr.92 :03/04/02 18:43 ID:w0B/03oZ
旦ヽ(゚ω゚=) >>84さんありがとうょぅ…本日二杯目の緑茶だょぅ
89名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 19:09 ID:yKNFi/jW
       /⌒ヾ
 ガラガラ  (д゚  )  オカタズケ。
       |と   ) ) ) )
   旦旦| .(/ ヽ)
   ◎◎
90☆≫ヘルバ≪☆:03/04/03 07:38 ID:u56mnE3S
   Λ_Λ    //
  ( ´∀`) /| とりあえず始めようや
  (    つЯ\| 
  | | |    \\               / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ               | ゴルァ
 ̄| | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ヽ  |ΛΛ ΛΛ ΛΛ Λ \___ ___
  | |      | |     | |ΛΛΛΛΛΛΛΛΛΛΛ ΛΛ∨
 ̄  ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄  |゚Д゚(゚Д゚)゚Д゚(゚Д゚)゚Д゚(゚Д゚) (゚Д゚)
91名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/03 11:20 ID:kegJ+DzE
>>83
とりあえずSS書きの募集は締め切りで途中参加も認めないという事?
92( ´_ゝ`) gw1.aitai.ne.jp:03/04/03 13:27 ID:5Z7A5uqC
      + 忍者 激しく参加キボンヌ +
            X
      ∠ ̄\∩
        |/゚U゚|丿
      〜(`二⊃
       ( ヽ/
        ノ>ノ
       UU

http://choco.2ch.net/mona/kako/1013/10138/1013878055.html
93( ´_ゝ`) gw1.aitai.ne.jp:03/04/03 13:37 ID:5Z7A5uqC
・・・ってもう手遅れか。
94 ◆IetwoBMc2k :03/04/03 13:39 ID:u56mnE3S
>>93
どうなんでしょうね(汗
95名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/03 14:59 ID:2HVVjX0s
ええやないか、やりたい人がやりたい時にSSなりAAなりに参加すれば。
96名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/03 15:39 ID:/OnQ3BJz
BRはいろんな人がリレーして回ったからこそ楽しかったと思います
しっかりさせたいのならテーマを決めてみては?
(例)テーマ「恋愛」→いろんなキャラの恋愛感情を
             重視した作品を書きこむようよびかける
   テーマ「兄者の復讐」→兄者の復讐感情を重視
   テーマ「虐殺」→虐殺キャラ重視  等

けっこう面白くなると思うけどどうでしょうか?
97緑鼠 ◆IVwMdpCrCU :03/04/04 02:15 ID:riCTwlXI
しばし待っててください。
今方針をメッセンジャーで会議しています。
会議続行中
98名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/04 03:53 ID:CZBmixzw
2chでやる意味なさそうなスレッドだね
99名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/04 07:32 ID:mjeJO/YN
>>98
なんかね。
話し合いもここでやればいいのに。
完全に内輪だけでスレの私物化って感じ。
100名無し@お腹いっぱい。:03/04/04 09:19 ID:p7bTUiDu
皆さんメールでお話ですか?
101緑鼠 ◆IVwMdpCrCU :03/04/04 20:30 ID:GhgRHjNj
>>98->>99
確かにそうかもしれないな
漏れは降りようかと思うのだが、これは「逃げ」になるか?
まあ、もし名無しでの投稿が可能なら参加するかもしれないが

それと、メッセで会話していた人たち
メッセのアドレスを一日後に放棄するので、よろしく
102(:''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/04 22:50 ID:zcWvfoJ/
-AABR2・名簿-
【男子1番】ネーノ:( `ー´)       【女子1番】かおりん:( ^▽^)
【男子2番】ニラ茶猫:( ゚Д゚).旦     【女子2番】ダーヤス:( `.∀´)
【男子3番】フサギコ:ミ,,゚Д゚彡 .    【女子3番】やぐやぐ:|||*^◇^)||○
【男子4番】ぃょぅ:(=゚ω゚)ノ        【女子4番】よっすぃー:(0^〜^)
【男子5番】ぞぬ: ● ●、.       【女子5番】こんこん:川o・-・)ノ
【男子6番】ヒッキー:(-_-).     【女子6番】マコ:
【男子7番】カメモナー:(^^).     【女子7番】にいにい:
【男子8番】ビーグル:▼・ェ・▼     【女子8番】高橋愛:
【男子9番】丸耳モナー:( ´∀`).  【女子9番】びぃ:
【男子10番】初代モナー:(´ー`)   【女子10番】ぃゃん:(*‘ω‘)
【男子11番】おむすび:( ・∀・).    【女子11番】ありす:!_l_!。゚ -゚ノ!ゝ
【男子12番】イマノウチ:(´Д`;)      【女子12番】まゆこ:|(| ∩ ∩||
【男子13番】そうでもないよ:| ゜Θ゜).【女子13番】フサしぃ:ミ*゚ー゚彡
【男子14番】ウンコー!:\(・∀・)/   . 【女子14番】のー:( *゚A゚)
【男子15番】Z武:ヽ(´ー`)ノ      【女子15番】妹者:
【男子16番】マララー:(*・∀・)    【女子16番】えー:(*゚ー゚)
【男子17番】ドウモスイマセン:(´Д`;)ヾ
【男子18番】ウララー:( ・∀・)う~~
【男子19番】シナー:( `ハ´)
【男子20番】ニダダー:<ヽ・∀・>
【男子21番】テナー:( ´曲`)
【男子22番】フェラーチョ:( ・≧・)
【男子23番】モヒャ:(´⊇`)
【転校生】モナー:( ´∀`)

【性別不明1番】あい:( ・。・)
【性別不明2番】アヒャ:( ゚∀゚)
103名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/04 23:00 ID:as+lnfNb
その他のキャラとしては
諸悪の根源 ひろゆき
傭兵 クックル
第一回BR生き残り 流石兄弟兄者

なんかが出るのかな? 
104(=゚ω゚)ノ  ◆IYOU.v71bU :03/04/04 23:34 ID:2TUpTqx9
(=´ω゚)ノ ぃょぅ、内輪での話し合いすまなかったょぅ…
      皆さんの意見を取り入れて…
      良い人ぶってるとか思われるかもしれないけど、
      前のように活気あふれるスレにしたいんだょぅ…

*リレー小説にするつもりです。AAも飛び入り大歓迎!挿絵みたいなのも(・∀・)イイ!!

* リレー小説をやる上での規則 *
1、消防っぽいSSは放置。
2、少なくとも一人が続けて書くことは無し。
3、荒らしは放置。
4、主要キャラはできるだけ生きることにしぶとく
5、一言も喋らずに死んだりするのは× 一体一体に物語を!
6、キャラをぞんざいに扱わないように・長続きさせましょう。AAサロンの看板スレに!w
7、よほどのことで無ければ、SSを作っている方を叩くなどの行為はやめましょう。
  ただ、SSを書く人も気に入らないキャラだからってすぐ殺すのをやめましょう。
  SS職人の方を殺すのも止めましょう。

from
(;''))))  ◆IetwoBMc2k 殿
あふぉ ◆LLVegDyAFo殿
差し入れ人 ◆8sp6Spdozo
+保管@(=゚ω゚)ノ  ◆iyou.Tr.92
1050(>∀<)0:03/04/05 12:13 ID:hYu1NpIc
>>102 ドラ、のび、スネは無視されたのか・・・(だまれ)
106名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/06 21:37 ID:xhBOwfFh
ほしゅ+活気づけアゲ
107金正日:03/04/06 21:38 ID:fHkgsTr4
   ,rn                 
  r「l l h.                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | 、. !j                | 
  ゝ .f         _      |  
  |  |       ,r'⌒  ⌒ヽ、.  │  http://www.saitama.gasuki.com/hangul/
  ,」  L_     f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ. │   こんなのあったニダ
 ヾー‐' |     ゞ‐=H:=‐fー)r、)  | 
  |   じ、     ゙iー'・・ー' i.トソ   | 
  \    \.     l ; r==i; ,; |'  .人_ 
   \   ノリ^ー->==__,..-‐ヘ___
     \  ノ ハヽ  |_/oヽ__/     /\
      \  /    /        /  |.  
        y'    /o     O  ,l    |
108( ´・ω・):03/04/07 10:06 ID:oEO4nEWh
ルール一応決定しましたし、開催はいつぐらいでしょうか
109(:''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/07 14:39 ID:EaAyY42l
>>108
人大杉が終わった頃、らしいです。
110( ´・ω・):03/04/07 16:18 ID:oEO4nEWh
人大杉はいつ終わるんだ
111名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/07 22:04 ID:1Etiv4tE
この111を兄者に捧げます。
112英語塾 ◆BqP5nAB6gY :03/04/10 17:57 ID:r+xOkxrF
おお、人大杉止まった
113廃たま〜:03/04/10 18:35 ID:TTl8gzx0
やっと書き込めます
114(;''))))  ◆IetwoBMc2k :03/04/10 21:43 ID:ZQqwXcqJ
-AABR2・名簿-
【男子1番】イマノウチ       【女子1番】妹者
【男子2番】ぃょぅ       【女子2番】あめねこ
【男子3番】ウララー  .    【女子3番】ありす
【男子4番】ウンコー!      【女子4番】ぃゃん
【男子5番】Z武         【女子5番】えー
【男子6番】おむすび   .  【女子6番】かおりん
【男子7番】カメモナー    【女子7番】ギコミ
【男子8番】シナー     . 【女子8番】こんこん
【男子9番】初代モナー  . 【女子9番】しぃか
【男子10番】そうでもないよ.【女子10番】じぃ
【男子11番】ぞぬ        【女子11番】ダーヤス
【男子12番】テナー       【女子12番】高橋愛
【男子13番】ドウモスイマセン   .【女子13番】にいにい
【男子14番】ニダー      【女子14番】ニラ茶妻
【男子15番】ニラ茶猫.    【女子15番】ニラ茶娘
【男子16番】ネーノ     . 【女子16番】のー
【男子17番】ビーグル.   . 【女子17番】びぃ
【男子18番】ヒッキー     .【女子18番】フサしぃ
【男子19番】フェラーチョ   【女子19番】マコ
【男子20番】フサギコ     【女子20番】まゆこ
【男子21番】マララー     【女子21番】やぐやぐ
【男子22番】丸耳       .【女子22番】よっすぃー
【男子23番】モヒャ
【転校生】モナー

【性別不明1番】あい
【性別不明2番】アヒャ
115( ´・ω・):03/04/11 09:49 ID:LrY2vjB7
そういや娘。系にちゃーみーを入れてないことに気付いた。

ま、いいか
116名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/11 15:01 ID:SKjWjo1f
そういやぽろろはまだ島に残ってるのか・・・(藁
どうなることやら
117あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/12 13:53 ID:lSLnD607
人おすぎ保守あげ
118虐殺するヤツは早く氏ね。:03/04/12 17:43 ID:ZqR4idql
-AABR2・名簿-(追加キャラ)
  男子
ピザマソマソ
ウナドソマソ
オムスビマソ
カツブシマソ
119名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/12 18:02 ID:WjCs0UAw
>>118
そいつらはほぼ無名なんだから四人も参加させずに
一人で十分だと思うが。
120前スレ114:03/04/12 18:08 ID:DA4JPAvZ
>>118
つーか、名前欄の時点で厨房だろ、お前。
121名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/12 18:09 ID:DA4JPAvZ
名前欄は気にしないでくれ。

漏れもAAあたりで参加してみるかね…。
122虐殺するヤツは早く氏ね。:03/04/12 18:12 ID:ZqR4idql
    __皿___  =[゚゚] <チビダカラッテナメンナヨ
 __/_____\ 《    .________
 ヽ  ′/  \ ' / ̄  /
  |   工 工  |  <  みんなは雑魚ですよ厨房ども
  |     ゝ    |    \________
  │  〜∀〜  |
  \_____/
123名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/12 18:46 ID:ZiZ76KbY
>>118
もう生徒はいらないと思うが…
124( ´・ω・):03/04/12 18:57 ID:LEJZytRh
やっぱり最初のルール決めるときに大分時間かけるとペースが遅れるね
前のは設定をパパッと作って始めて、途中から人が増えてきたからペースが速かった
やっぱりみんながどんどん乱入できて、ルールは途中からバシバシ変えた方が面白いって思ったり

開始の準備はできてるのかな?あとは誰かが書き始めれば、なりゆきで進むと思うけど
125( ´・ω・):03/04/12 19:00 ID:LEJZytRh



              (´・ω・`)
              (∩∩)



           
1260(>∀<)0:03/04/12 19:38 ID:EjUmkdSJ

  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 |わすれないでくださいみなさん。        
  \__  __  __/
      ∨  _∨__
    ∠ニニ// 0O0ヽ     
    |00|‖ミ |ミ‖<つか、ウナドソはともかくピザマソは最強    
    丶∀|\\∀〃  だと思うが。      
     /W\⊂ニF⊃    
    | ||||E‖     
    |__|| ○__T 0   
    ||〇|(__)_)
    (  ̄( ̄|
くわしくはここで聞いてみよう!
http://cappesoft.hp.infoseek.co.jp/
127名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/12 19:51 ID:VbdT5NC7
>>126
いい加減ウザイよ厨房。
その下手糞で厨臭いAAを誰が参加させるものか。
マイナー所か全く名前が無いAAを
前スレでは文才が無いくせに無理やりな展開でそいつらを出したり
アソパソマソを「気に入っている」という理由で復活させるように頼んだり、
もう限界だ、早く帰ってくれ。
1280(>∀<)0:03/04/12 19:58 ID:EjUmkdSJ
>>127 ごめん
1290(>∀<)0:03/04/12 19:59 ID:EjUmkdSJ
>>127でもアソパソマソ復活たのんでないですよ。
130( ´・ω・):03/04/12 20:07 ID:LEJZytRh
>>126
正直言うとキャラ自体は決定していると思われまつ
ポンポン増やしていったらまたややこしくなるだけだと思うんですが。
131名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/12 20:08 ID:VbdT5NC7
>>129
>>71

>あとドラエモソ、アソパソマソは親戚のシャブおじさんに復活さしてもらえてると
>ゆうのはどうでしょうか。ほんとダメ文でスマソ。
と言うのが有る。
少し言い方が悪かったかもな。正確には
「提案している」だ。
復活を頼んでいるのと大差は無いと思うがな。
あとこれにレスしたら早く帰れ。
132( ´・ω・):03/04/12 20:09 ID:LEJZytRh
最初の話書いていいのかどうか
1330(>∀<)0:03/04/12 20:17 ID:EjUmkdSJ
>>130 わかりました。
>>131 わすれてた。まじでごめんなさい。 
134保管@(=゚ω゚)ノ  ◆iyou.Tr.92 :03/04/12 20:38 ID:jmAKsySW
>>132
是非。
135( ´・ω・):03/04/12 20:41 ID:LEJZytRh
ひろゆき(担当官)は、生徒47人が乗ったバスが到着すると、すぐに、船の名かで待機していたらしき兵士を呼び出した。
少しばかり大きな船から出てきた20名そこらの兵士達は、ガスマスクを顔にまとった、バスの運転手らしき人物がバスから出てきたのを確認し、
バス内部に散布された催眠ガスが既になくなっていると報告を受けた後、すぐにバス内部へ入った。
その中にはもちろん、修学旅行のためバスに乗っていた47名の生徒達がいるのだが、その生徒達は全員、眠りこけていた。
走行中、バス内部に大量に散布された催眠ガスのおかけけで、彼ら、彼女らは暫くは起きない眠りについている。
その間に政府は、生徒たちを船に乗せ、実施会場となる小さな島に向かい、一人一人をその島の刑務所内の監獄に入れ、生徒たちの首に、あるものを装着するだろう。
そして準備が整った後、もう一つの、生徒たちを乗せたのとは違う小さな船で、もう一人「転校生」を送り込んでくる。
その転校生の首にも同様のものを取りつけ、すべての準備が整った後、彼らの武器などが入っているデイパックを準備し始める。
ちなみにこの「転校生」は前回、この島で実施された"プログラム"の優勝者であり、政府からマークを受けている"危険人物"でもある。
記念すべき初大会で優勝した彼は、反政府活動という、政府にとってはとてもやっかいな組織に関わっていた。そのため、"プログラム"の情報が漏れたりする前に、
もう一度"プログラム"に彼を出場させ、ふさわしい場所で死なせてやろうと考えたのだ。
その、モナー(転校生)は、重い意識の中で、目を開けた。
136( ´・ω・):03/04/12 20:41 ID:LEJZytRh
政府側は知るよしもないことであるが、もう一人、前回プログラムの"生存者"が、海中を潜りながら、この島へ向かっていた。
彼の持っている防水加工がされたバッグの中には、彼の愛用しているノートパソコン、生徒たちの首に巻かれているものを解除するためのソフト、
さらには自動拳銃と予備のマガジンと弾丸、さらには、生徒達の首に巻かれているものを簡単にはずすための道具などが詰まっていた。
その中には、彼の弟、前回プログラムで一緒に指定クラスになり、彼が見つけたときには既に死体になっていた弟との写真が入っていた。
その写真には、妹と思わしき人物も、写っていた。
その妹は、妹者(女子1番)であり、この指定クラスに選ばれた、生徒であった。
彼は妹者を助けるために来たのもあるが、本当の目的は、このゲーム自体をブッ壊すことであったと言っていい。
その証拠に、彼の防水加工がされたバッグの中には、手製の爆弾も入っていたのだから。
しかし―――
背中に背負っている酸素ボンベから出てくる酸素を吸いながら、海中探索をするような格好で島に向かっていたが、いきなり海水の流れが変わった。
これは彼の完璧な計画の中でも予想に出来ないことであった。彼の身体は、海中の中で流されていった。
そして、途中で何か、岩のようなものに、バッグを持っていた左手がぶつかり、そのバッグを放してしまったのだ。
必死にもう一度掴もうかと思ったが、流れに逆らうことは出来ず、彼は島へと流れ着いた。
背中に背負っていた酸素ボンベや、ウエットスーツなどを脱ぎ捨て、怪しまれないように学生服を着ると、
何も持たず、流石兄弟(兄)(第一回"プログラム"生存者)は、砂浜から消えていった。
137( ´・ω・):03/04/12 20:42 ID:LEJZytRh
とりあえず書きました。兄者が爆弾とか持ってたらかなり有利なんで

無理矢理な設定で丸腰にしました。すいません
138保管@(=゚ω゚)ノ  ◆iyou.Tr.92 :03/04/12 21:19 ID:CHqfobTP
ナイス!的な意味と活気をつけるためにage。
139名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/13 02:24 ID:yEZvnpmV
もうこっから書いていいんでつか?
それともまだプロローグ続くのか?
140( ´・ω・):03/04/13 12:39 ID:CWXOjN2e
俺的にはプロローグ終わらせたと思ってるけど・・・
141名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/13 15:41 ID:7t2XrmyX
じゃ、これから書き始めましょう♪
142名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/13 16:21 ID:PiZqLLh4
兄者生存なら前回の最後のシーンを書き足すべきでは?
たしか保管サイトさんでは兄者死んだまま・・・・・・。
143保管@(=゚ω゚)ノ  ◆iyou.Tr.92 :03/04/13 16:35 ID:7t2XrmyX
>>142
ちょっと前にこっそり修正していたり(汗
144あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/13 17:03 ID:YpfwHMaJ
ヒッキーの話いっていいすか?
145名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/13 17:10 ID:bSjYX3c7
146あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/13 17:34 ID:YpfwHMaJ
勝手ですが、逝きます
-------------------------------------------------------------
「ウウ・・・ウツダ・・・・・・。」

彼はそう言って目を覚ました。鬱駄詩嚢、そう、ヒッキー(男子18番)だ。
彼らは、そう現クラスメイトは、そう、モナーと島に生存するぽろろと、そして今回のゲームに自ら投身した
流石兄弟兄者しかいざしらずも、一年前のあの悲劇の前触れのような、牢屋の中にいた。

・・・・・僕ハ・・・ナンデコンナ所ニ・・・・・・

彼は階段に一番近い牢獄の中に投げ込まれ、何時の間にか眠っていたことに気づいた。
顔を出してみると牢獄はたくさんある。通路は長く、明かりも豆電球ほどの質素な作り。
目の前の牢屋には、残念ながら誰も入ってはいなかった。
しかし、牢獄の中、そう便所とベッドの同室の中で、便所の横にヒッキーは光を見た。
となりの牢獄と繋がっていた、いや正確には、そこのレンガが欠けていただけなのだが。
そこから覗くと、そこにはまだ眠っているフサギコ(男子20番)がいた。あまり仲は良くないが勇気を出して声をかけるヒッキー。

「フサ・・ギコクン・・」
「ん・・?んん!?何だここは!あ、ヒッキー君、ここどこだ???」
「ボクニモワカラナイヨ・・」
「ふーん、見た目牢屋だがな。どこだろう。」
「・・・・・」

会話はあまり弾むことはなかった。
フサギコの正面の牢屋にはモナー(転校生)がいるようだったがフサギコが話し掛ける様子はなかった。

ヒッキーの不安感は次第に大きくなっていた。一年前、ニュースで見たあの映像。
優勝者のモナーが怒りの表情でマスコミのカメラを睨み付けていた映像を埃をかぶった心の中で目を覚ました。
ヒッキーは思い出した。大体'プログラム'が始まったのは去年だ。部屋にあるPCとTVで情報は沢山あった・・・。
・・・・まシテや・・・・クらスめイトにはイないはズのモナーガこコにイるのダ・・・。


            モシヤボクタチハ・・・・・・
147名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/13 18:44 ID:U62oQqYd
俺も書きたいんですが、空いてるキャラクターってないですか?
148名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/13 19:17 ID:vHBJN6D/
>>147
え?
キャラの性格を変えたりキャラに強すぎる武器持たせたり
ミサイルが落ちてきて皆死ぬとかじゃなければ
何を書いても良いんじゃないのか?
149転校生 モナー:03/04/13 19:50 ID:93asDuHF
瞼はまだ重い。ぼやける視界をこすりながらも、モナーは身体を起こした。
冷たい空気だ。静かで、いつでも糸が切れそうな張り詰めた空気。
どうしたんだったか。そうだ、いつもの様に釣りをしているとき、誰かに後ろから襲われて・・・・・・。
そこから記憶がないらしい。辿る糸も見つからない。
モナーは妙なデジャ・ヴュを感じた。まだ頭が回りきらないが、あたりを見回してみた。

――ここは。

僅かに差し込む光がうすぼけたレンガに当たって不気味な雰囲気を醸し出す。
そして、黒光った鉄格子。それらが続く廊下。
間違いない。ここは、あの時と同じ。それも、全くといっていいほどに。
「・・・・・・・ッ!」
グルグルと彼らの顔が浮かんだ。あの、クラスメイトの。
頭を失った者や、身体に赤色の絵の具がベタリと付いてうずくまっている者。
皆、死んでいる。絶望に満ちみちた顔で。
脳みそが穿り返されたように痛くなった。胃液が逆流してきて、喉の辺りで止まった。
皆、死んだんだ。そう、この「プログラム」で。
頭がぐちゃぐちゃで、鼓動が遠く感じる。落ち着け。今の状況を。
そう、あの時の二の舞は。
・・・・・・深呼吸、深呼吸。オーケイ、いける。
つまり状況を整理すると、自分は再びプログラムに放り込まれたことになる。
そして、ここにいるってことは政府に連れ去れたことは間違いない。
つまり、図られた。政府ならやりそうなことだ。
あの時からしてきた反政府運動の間で仕入れた情報には、山ほどそういった露骨な行為があった。
つまり、プログラムを知っていて、かつ反政府運動をしているモナーは危険だと。

―――なるほど。

「でも、僕だってこの期間、何もしなかったわけじゃない」

【残り48+?人】
150保管@(=゚ω゚)ノ  ◆iyou.Tr.92 :03/04/13 20:29 ID:EBTybtN5
>>147
自由に書いてください。
一人にまかせっきりだと色々問題も起こるし。
151【性別不明2番】アヒャ:03/04/14 07:36 ID:cgQKYY09
「・・・ん・・ここは・・・どこアヒャ?」
アヒャは鉄格子の中にある簡素なベッドの上で目を覚ました。
ここは一体どこなのだろう・・・そして何故アヒャはこんなところへ・・・?
ベッドから下り、周りを見渡してみたアヒャは軽い立ちくらみを起こした。
ひどく体がだるい・・随分と眠っていたような気がする・・・。
確か自分は修学旅行の真っ最中で、バスの中にいたはずだ・・・
そして妙な匂いがバスの中に・・・
・・・あれは・・・・・・まさか・・・催眠ガスだったのか・・・?
「クソッ!だとしたら、一体誰がこんなことをしたアヒャ!?
自分がどうしてこんなことになっているか、見当もつかないアヒャ!」
ふと前を見ると、牢獄の中にはまだ深い眠りについている【男子2番】ぃょぅの姿があった。

「オイ!ぃょぅ!起きるアヒャ!」
「・・ん・・んん〜・・・なんだょぅアヒャ君・・・?」
「なんだょぅじゃないアヒャ!周りをよく見てみるアヒャ!」
「ぃょっ!こ・・・ここは一体どこなんだょぅ・・・?」
「こっちが聞きたいくらいだアヒャ!なぜアヒャたちはここに閉じこめられているアヒャ!?」
「そんなこと、僕が解るわけないょぅ・・・」
「もういいアヒャ!全く!使えない男だアヒャ!」
「ごめんょぅ・・・」

そこで会話を打ち切ったアヒャはベッドの上に身を横たえた。

自分が何故にここにいて、これから何が起こるのか・・・
今は何も解らない・・・解りようがない・・・しかし・・・アヒャは直感した・・・
今から始まる出来事は“決して逃れ得ぬもの”になるであろうことを・・・
152( ´・ω・):03/04/14 15:50 ID:SUbFXVQZ
ぃょぅ(男子2番)は、アヒャ(性別不明2番)が牢屋に備え付けられてある簡易ベッドに横たわった後、辺りを見まわした。
牢屋がいくつも並んでいるということは監獄なのだろう。だが、近頃の牢屋よりは古い内装であり、壁には傷や、何かの落書きなどがされている。
大分年代が経っている感じだ。だが、何故自分達(他のクラスメイトはあまり見えないが、アヒャや他のクラスメイトが同様の牢屋にいるということは、ここにクラス全員がいるのだろう)がここにいるのかは知らされていない。
ぃょぅは、先程から妙に違和感のあった首に、手を動かした。すると、固い、金属製のものらしき物体が、どうやら首に巻かれているようであった。
首輪―――なのだろう。何故首輪をされているのかは分からない。だが、すぐ真正面の牢屋でベットで横になっているアヒャの首にも同様のものが、巻かれていた。
ということは、この首輪も、全生徒に巻かれているはずであった。
視線を横に動かすと、そこには見慣れない人物がいた。その人物の首にも、やはり首輪が巻かれているのだが、彼は別に慌てた様子もなく、ただじっとしていた。
じっとその人物を見つめていると、ふいに、彼と目が合った。
暫くして、ぃょぅは口を開いた。

「ぃょぅ。君は誰だょぅ。一体どうなってるんだょぅ」
彼は無表情のまま、答えた
「僕はモナーだモナ。多分、これはあの―――」
しかし彼の言葉は途中でさえぎられた。
牢屋のどこかに取り付けてあるのだろう、スピーカーから、誰かの大きな声が響いてきたので。

「おーい、みんな起きろよー!」
それはこのクラスの生徒の声ではなかった。かといって担任の声でもない。だが、どこか電子的に歪んでいるところ、もしかしたら生徒や担任が喋っているかもしれないが。
「起きてるかー?俺は新しい担任のひろゆきだー!よろしくなー!」
一人だけ元気な声が監獄中に響いた。その声で起きた者がいるのか、牢屋内は少し騒がしくなり、コンクリートで遮られた壁の隣から、声が聞こえた。

モナーを見ると、その顔は怒りに歪んでいた。
そしてひろゆきの大きな声が、再度響き渡った。

「えーっと君達は、第2回"プログラム"の対象クラスに選ばれましたー!」
正面の牢屋で簡易ベッドに座りなおしていたアヒャが、目を見開いた。
153廃たま〜:03/04/14 18:39 ID:ydrAtsJ9
ひろゆきは「もうお分かりの奴もいるみたいだけどそのプログラムとは、AABRだ。」
続けて「どうだ。うれしいだろ。この中から最高のAAが選ばれるんだ。もしかしたら君かな、それともそこの君かもね」
それが分かっている者は愕然とした。
モナーはひろゆきを見て思わず叫んだ。
「もうこんなことはやめてくれ!!!ひろゆき!!!
あんなことはもう一回でもういいじゃないか。あれはもう二度とあっちゃいけないんだ。」
しかしひろゆきはモナーを無視した。
「では簡単にルールを説明するぞ。
とりあえずみんなで殺し合うんだ。その中で最後の一人になるまで殺り合って最後の者が優勝だ。
武器とかは支給されるからな。」
154お茶の間の猫:03/04/14 19:03 ID:Zd/qgyjs
(つー`)こ・・・このスレッドの皆さんは神だ・・・私も参加してよろしいでしょうか?
155( ´・ω・):03/04/14 19:17 ID:SUbFXVQZ
>>154
大歓迎ですよ
156あふぉ@ゲーム前の論争(1) ◆LLVegDyAFo :03/04/14 19:24 ID:QyQVz099
>>154
良スレにしたいのでぜひ参加してやってください^^
------------------------------------------------------------------
ひろゆきは続けた。
「ちなみになぁ、前回の、そう、第一回のAABRでなぁ、親が猛反発したとこがあるんだよ。
残念ながらそんな親には息子や娘よりも一足早く墓に入ってもらうことになってるからさぁ。
'プログラム'は2ちゃんねる運営上での便宜、そして決定戦なんだよ。そんな大切な式典に
親がしゃしゃり出てくるとこではないからさぁ。まぁ、親を泣かせることだけはしないようにな。」

このことは、つまり流石兄弟の親、「母者」の死を意味しているのでもあった。
その会話が牢屋内の盗聴機によって流石兄弟兄者に筒抜けになっていたとはいえ、
母者が死んだことを始めてここで知った兄者は一人森の中でずぶ濡れで泣いた。
泣きながらも怒りに震えていた。

母者・・・・・・・。

          聞きたいことがあるんですが。

一人のAAの声によって皆は目をぱっとさせた。そう、同じく、親を亡くしていた――――


妹者(女子1番)だった。
157【性別不明2番】アヒャ:03/04/14 19:40 ID:0tfZmlkm
>153の間に入れてください

「プログラム・・・・・」
その言葉でこの場にいるAA全員に、一筋の戦慄が走った。
全員の頭から急激に血の気が引いた。急激に冷え切り、張りつめる空気。
他の部屋からは、泣き声や叫び声、壁を叩く音さえも聞こえ始めている。
「はいはい、皆さん。静かにしなさーい。一度しか言いませんよー」
しかし、彼らの声が止む気配はなく口々に話し・・・いや、叫び声に近い物であっただろう。

「プログラムって・・・ウソ・・・でしょ・・・?」
「な・・・なあ・・・どういうことなんだよ!?」
「ァアァァアァァ!!!嘘だ嘘だ嘘だ!!!誰が信じる物か!!!」
「いやだよ・・・そんなの・・・お家に帰りたい・・・・」

「あー、静かにしてくださーい」
一向に鳴り止まず、それどころか先ほどよりも騒ぎかえる場内。
「・・・しかたありませんですね・・・静かにしないと言うならば、こちらにも考えがありますです。君たちの首に巻き付いている首輪が見えますかー?」
とっさに自らの首に手を当てるAAたち。そこには確かに首輪があり、周りの者たちにも例外なく“それ”はあった。
「その首輪には、なんと爆弾が仕掛けてありまーす。」
「私の話を聞きたくない人は申し出てくださーい。お望み通り首から上をあぼーんしてあげまーす( ̄ー ̄)ニヤリ」
その一言で誰もが静まりかえり、再び引き裂かれそうなほど冷たい静寂が訪れた。

プログラム・・・それはAAとして生きる物にとって、死刑判決にも等しい言葉だ。
昨年から実施されたこれは、政府の方針の一つとして内外へと公表された。
アヒャもこのニュースを知ったときには他人事のように振る舞っていたが、今はそうもいかない。
なにせ自分たちが、そのプログラムに強制的に参加させられているのだから・・・。
その時のアヒャの頭の中では、プログラムを知ったときに【男子8番】シナーと話した何気ない会話がフラッシュバックしていた。

「おい。昨日のニュース見たアヒャ?」
「ああ見たアルね」
「すげー法律だヒャ」
「まあ私たちにはかんけないね。それにしても私たち中華以外のサイトはやはり蛮族にすぎないことがこれで証明され・・・(中略)・・・要するに朝貢をこのサイトもするべきアル」
「・・・要するに俺たちには“絶対に”関係ない事だアヒャ。この星の数ほどいるAAの中でプログラムに選ばれること何て、宝くじに当たってシナが再び獅子と呼ばれる事くらいあり得ないことだヒャ」
「アヒャはシナをバカにしているアルか?」

そんな何気ない日常の会話が思い出されるアヒャ。
『絶対なんて言葉はこの世の中には絶対に存在出来ない』
という誰かの言葉が頭を過ぎ、彼らしくもない事をつぶやいた。

          ――――人生とは無常だアヒャ
158お茶の間の猫:03/04/14 19:40 ID:Zd/qgyjs
(つд;)お優しい。。>>155>>156はネ申!! ↑のように書いていけばいいのですか?
159あふぉ@ゲーム前の論争(2) ◆LLVegDyAFo :03/04/14 19:43 ID:QyQVz099
「なんですか?なんでも答えましょう。」
ひろゆきは言った。

「・・・・・・・・・・・・・・」
妹者は何も答えない。妹者は数秒の後、口を開いた。

「私の父者も、母者も、殺したのですか」

ひろゆきは黙った。しかし同じく数秒の後口を開いた。

「あ〜キミは流石兄弟の末っ子かな?もしかして。話には関係ないけどキミの兄弟はよくやったよ。
脱出作戦まで考えてさ。特に兄者は。あいつは瀕死でオレにかかってきたりしてたもんなぁ。
まぁ防弾チョッキで命を少しは延ばしてたようだけど(*)。でも死んじゃったんだなぁ。
んで?親のことだっけ?ん〜とね、殺したよ。父親は反抗しなかったんだけどね。
母親がマウントポジションで来るもんだからさ。後ろに忍ばせてたクックルに鉛玉をおみまいさせるように指示したよ。
見事に頭が割れちゃってなぁ。ごめんな。でも、あれはキミの親がいけないんだ。わかってくれよ、な?な?」

妹者はそれを聞くと気を失ったようにひざから崩れ落ちた。
それと同時刻、兄者も体の力を失ったようにぐったりとしていた。

妹者は思った。あの日(一年前)、兄者と弟者が失踪してから家は光を失った。
しかし、多分推測で、兄者と弟者は生きている。家の「VAIO」に届いていたあのメールは、絶対兄者か弟者のものだ。
何らかの理由でこれに巻き込まれ、何らかの方法で家のVAIOにメールを送信した。
そう考えると・・・兄者か弟者はまだ生きている可能性がある。探すしかない、この島を。

妹者はとりあえず、兄弟を探し出すこと、そしてひろゆきへの復讐を心に誓った。

そしてリュックサックの中には、あの日のVAIOが切り札として入っていた。

ひろゆき、殺す・・・。

【残り48+α人】
160あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/14 19:45 ID:QyQVz099
>お茶の間の猫氏
そうですね。基本的に文章があまりにも幼稚でなければ、なおかつ
展開がむりやりでなければいいでしょう。(例えば、5秒で北から南へ移動とか)
がんがってください。

ちなみに漏れは神じゃないですよ。。。
161人間らしくない人間:03/04/14 19:47 ID:3DS2sFsQ
自分も参加させてください。
162あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/14 19:53 ID:QyQVz099
>>人間らしくない人間氏
あまり偉いこといえませんが、基本的に参加フリーなので気軽に(長文ですけど)参加してくださいな^^
163お茶の間の猫:03/04/14 20:04 ID:Zd/qgyjs
本物のクラス名簿は・・・どれ???
164( ´・ω・):03/04/14 20:06 ID:SUbFXVQZ
「よーしそろそろ出発だー!質問ある奴はいるかー!」
耳をつんざくような大声がスピーカーから響き出した。遂に、始まるのだ。この殺し合いが。
「いないのかー!じゃあ今からクジで最初に出発する奴を決めるから、そこから名簿順に男女男女で出ていけ!それと性別不明の奴は最後だ!」
そう言うと、暫く沈黙が流れた。最初に出発する生徒は、かなりの不安を持って出発するはずだ。
そして、ひろゆきの声が再び、スピーカーから大音量で流れ始めた。

「おっと、こいつは奇遇だな。転校生のモナーからだ!モナーの後は男子1番イマノウチから出ていけ!分かったか!」
ぃょぅ(男子2番)から見て斜め左に位置する牢屋にいる、モナー(転校生)からのスタートだ。思ってみれば、モナーの存在を、今聞くまで知らなかった奴もいるのだろうか。
すぐに兵士が一人やってきた。防弾ヘルメットに肩から下げたアサルトライフル、腰のベルトには鞘に入ったナイフらしきものがあり、その横に自動小銃が入っている。
茶色い軍服を身にまとったその男はモナーの牢屋に近づくと、手にした小さな、これまた机の引出しでも開けるときに使いそうな鍵でモナーの牢屋の鍵を開けた。すぐにモナーが出てきた。
モナーはぃょぅと再び目が合った。するとモナーは、少し口元に、笑みを浮かべたようだった。
モナーが何を思ったのか分からないが、ひろゆきとのやりとりから、モナーはひろゆきと何か関係があるようだった。自分も出発したら、何とか合流してみたいと思ってきた。

すぐにイマノウチ(男子1番)が自分の横を通り過ぎ、そして親と――兄弟までもを失った妹者(女子1番)が監獄から消えた。
そして―――

「男子2番、ぃょぅ!」
正面にいたアヒャ(性別不明2番)がこちらを見た。すぐに先程と同じ顔の兵士がやってきて、鍵を開けた。どうやらこの鍵一つですべての牢屋の鍵が開けられるようになっているのだろう。
ぃょぅはすぐに立ち上がり、傍にあった自分の私物が入ったバッグを掴んだ。更に牢屋を出て歩くと、出口らしき扉の前に、山積みにされたデイパックがあった。ぃょぅはその中の一つを掴むと、すぐに出口から出た。

目の前に、闇が広がった。すぐにぃょぅは、監獄から走り去った。

【残り48+α人】
165( ´・ω・):03/04/14 20:08 ID:SUbFXVQZ
>>114を基準にしてます。多分
166お茶の間の猫:03/04/14 20:10 ID:Zd/qgyjs
サンキュ♪
167お茶の間の猫:03/04/14 20:15 ID:Zd/qgyjs
地図の設定変更きぼんぬ 

バブル絶頂期にどこかの会社が無人島をそのままリゾートホテルにしようと途中まで工事したのだがバブルがはじけてその会社が倒産。お化け屋敷のようなホテルなどが残ったままある と。
そうすれば戦闘シーンにバリエーション?が増えるのではないかと。。
168名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 20:20 ID:np53yKwm
>>167
Σ( ゚Д゚)<今から設定変えるの?
169人間らしくない人間:03/04/14 20:21 ID:3DS2sFsQ
ありがとうございます。では、武器についてやらせてもらいます。
武器は、ハンドガン、マシンガン、ロケットランチャー、
    手投げ弾、ガトリングマシンガン、ナイフ
    マグナム、日本刀、グレネードランチャー
道具は、包帯、傷薬、寝袋、ヘルメット、レーダー
    ワイアーロープ、自殺用毒薬、食料
    メガホン、双眼鏡、釣り竿、袋、
    防弾チョッキ、首輪
 こんな感じです。(かなりパクった?)
170人間らしくない人間:03/04/14 20:23 ID:3DS2sFsQ
武器とかは、もう配っちゃいましたか?
あと、森の奥などに、道具が落ちてるとかもいいですね。
171お茶の間の猫:03/04/14 20:24 ID:Zd/qgyjs
つд`)だってさだってさ。毎回同じ設定じゃおもしろくないよ。それにまだ出動してないし。おっきー建物が欲しいんだな
172お茶の間の猫:03/04/14 20:24 ID:Zd/qgyjs
(つд`)まだ出発してないよ。>>169山手戦風にしてもおもしろいかも。。。(おぃ
173名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 20:27 ID:ENTEsCv9
>169-170
過去ログ読んでください・・・それより道具とは木材等の類ですか?
それともすぐに使える銃器や刃物等ですか?
174( ´・ω・):03/04/14 20:29 ID:SUbFXVQZ
武器等は書く職人さんの自由でいいと思います。
あとホテルですが、灯台がありますし、いいのではないでしょうか
175帝国元副参謀ニライ:03/04/14 20:39 ID:ENTEsCv9
>736
その場合の策もありますのでご心配なく
―――――――――y――――――――
   γ⌒`ヽ、
   (  ∧∧ `)
  彡ゝ(,,゚Д゚)ノ
    ハ~∽ハ
   /∪oV∪ヽ
   〜 |,,ノヽ|〜ヽ.
     し´`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
176名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 20:39 ID:ENTEsCv9
誤爆w
177( ´・ω・):03/04/14 20:40 ID:SUbFXVQZ
ワロタ
178名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 20:53 ID:ENTEsCv9
やっぱり、今回のキャラクターって書きにくいような気がしないでもない。
マコとかって初めて聞いたしな・・・
179名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 20:57 ID:np53yKwm
>>178
別に、キャラの性格なんてどうでも良いだろ?
「○○はそんな性格じゃない」って言って来る奴は「設定厨」
180( ´・ω・):03/04/14 20:59 ID:SUbFXVQZ
マコは小川真琴ってことで追加したんですが・・・ワカリニクカッタカナ
181名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 21:01 ID:ENTEsCv9
>179
性格云々よりも、馴染みがないのが多いからイメージが湧かない
182お茶の間の猫:03/04/14 21:02 ID:Zd/qgyjs
設定厨ワラタw

灯台だと階がわかれていないし単純構造ジャン>>174
183( ´・ω・):03/04/14 21:04 ID:SUbFXVQZ
灯台は階分かれてるんじゃ?

どっちにしても、俺はホテル追加してもあまり意味がないと思うけど・・・
184名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 21:07 ID:Z1cwijs+
漂流教室ばりのでかいホテルキボンヌ

上の階で銃撃戦が始まって下に逃げるとそこには…な展開キボンヌ。
何処かに人がいると作動する装置とか誰かの痕跡とか辿れ。
185( ´・ω・):03/04/14 21:13 ID:SUbFXVQZ
ん〜、どうやら賛成派の方が多いようだ

設置するとしたらどこがベストなんだろう
186お茶の間の猫:03/04/14 21:14 ID:Zd/qgyjs
↑そうそう!!ソレ!!!*⌒(>∀・)b GOOD!!
187名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 21:16 ID:ENTEsCv9
いらないと思うけど・・・地形的に考えたら(東は岩場南と西には崖)
A−1しか置き場がないよ
188お茶の間の猫:03/04/14 21:20 ID:Zd/qgyjs
地図革命だ!
189名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 21:23 ID:Z1cwijs+
>>188
無謀だ。
190( ´・ω・):03/04/14 21:24 ID:SUbFXVQZ
C4くらいしか置き場がないね
191(゜Д゜):03/04/14 21:26 ID:g//h9kPF
男子4番ウンコーは刑務所からでるとすぐに森の中に隠れた
恐怖心からずっとうずくまって泣いている

死にたくない、死にたくない、死にたくない・・・・

眼は真赤になっていて息遣いも荒く、顔もクシャクシャだ
普段の彼は弱い心を隠すために はしゃいでいるのだろう

「ウンコ君・・?」
「だれ!?」

ふりむくと女子1番妹者が困惑した様子で立っていた
「あ!妹者はやる気はないのじゃ!武器だってコレだけなのじゃ!」
そういうと妹者はバッグから双眼鏡を取り出した
「これでウンコー君を見つけて来たのじゃ!」
「え・・?ぼくを・・?どうして?」
もっともな疑問を泣き顔のまま聞くと
妹者は顔を赤らめた(ウンコーにはそう見えた)
「だって・・・前からウンコーくんのこと好きだったから・・なのジャ」
恥ずかしそうにそう言うとハンカチを取り出しウンコーの顔をふいた
「顔・・変になってるのじゃ・・」
ウンコーはまた涙した。こんな状況の中で自分に優しくしてくれる妹者に
192(=゚ω゚)ノ  ◆iyou.Tr.92 :03/04/14 21:26 ID:8BlvK2rq
うぅむ。とりあえず今は置かない方が(・∀・)イイ!!かもね。
でも置くとしたら今しかないんだよな…
【男子6番】おむすびは、混乱していた。

「……まさか、僕が…」

自分の従兄弟にあたるおにぎり兄ちゃんが、この"ゲーム"に参加し、そして死んだ事。
それは、親から聞いた。
僕は、おにぎり兄ちゃんのことが好きだった。
遊びに行ったら、一緒にワッショイしてくれたり、お菓子をくれたり…
一歳しか歳は離れてないけど、とても「頼りがいのあるお兄ちゃん」だった。
だから、おにぎり兄ちゃんが死んだ時、僕は泣いた。
それと同時に、その"ゲーム"に対して、とてつもない怒りを覚えた。

「絶対、おにぎり兄ちゃんの敵を取ってやるんだ…」
そう言って、おむすびは走り出した。
194(゜Д゜):03/04/14 21:44 ID:g//h9kPF

普段あまり話した事ないけど・・こうやって見るとかわいい顔してるよな・・

そんな娘が自分を好きだといってくれてる、
そう思うといままでの恐怖心が一瞬なくなった。
「でも・・・ウンコ君は妹者を殺すんでしょ・・?」
妹者はとても悲しそうな顔をした
「そんなことしない!!」本気でいった
「絶対僕が守ってあげるよ!!」
くさいセリフを平気で口にした自分にすこし驚いた

妹者はうっすらと涙をうかべてウンコーに顔を近づけた
「眼・・・つぶって欲しいのじゃ・・」
言われるままにウンコーは眼をつぶった
「一つ聞いていい?どうして僕の事が好きになったの?」

ドカッ!!

妹者はバッグから大きな石を取り出してウンコーの頭めがけて振り下ろした

ドカッ!!  

ウンコーの頭蓋骨は陥没し血まみれになった、それでも妹者はやめなかった
何度も何度も石を叩きつける
ウンコーの目玉が飛び出し地面に転がった、それをみた妹者は
やっと振りおろすのをやめた

「あんたが一番騙しやすそうだったのジャ・・それが好きな理由かな?」

妹者は天使の笑顔を悪魔の微笑に変えウンコーのバッグから
日本刀を取り出すと(こんなものまであるんだ・・なのじゃ)
その場を後にした

優勝者としてひろゆきに近づき殺す・・・

妹者の頭の中にはそれしかなかった
家族が皆殺しにされ、もう失う物は何も無かった妹者だったが
真っ当な心まで失おうとしていた・・・
195名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 21:45 ID:lhrGvdXC
補完サイトのiyouさんに設置するか一任したいんですがどうですか?
196(゜Д゜):03/04/14 21:47 ID:g//h9kPF
書いてみました。妹がダークだったらおもしろいかな〜と
思ったんですが・・気に入らなければスルーしてください(汗
197名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 21:47 ID:lhrGvdXC
>196
いいと思うよ
>>195
ええ!?
((;゚ω゚)ガクガクィョィョ
199お茶の間の猫:03/04/14 21:51 ID:Zd/qgyjs
(つд`)『私はひろゆきを頃すために優勝するんだ!』みたいな?
200( ´・ω・):03/04/14 21:54 ID:SUbFXVQZ
かおりん(女子1番)のいた牢屋は、一番奥であった。
横には小さな小窓があり、当然それも鉄格子で遮られてはいるのだが、その窓から漏れてくる光がなかったため、夜だと分かった。
"プログラム"指定クラスに選ばれたと聞いて、思い浮かんだのは、同じクラスの仲間達であった。
その仲間はクラスメイト全員のことではなくて、自分と同じ、娘。のAAたちのことであった(あいぼんとののたんは既に第一回で死んでいたが)。
彼女達を集められれば、何か出きるはずだった。脱出を考えてはいるのだが(それでも、ひろゆきの放送の中で、首輪は任意で爆発されられると聞いていたし、監獄エリアは全員出発から20分後に禁止エリアになると聞いていた。この首輪はとても厄介だ)
その計画などはまだ白紙のままであった。
とりあえず、まずは仲間を集めることであった。自分は幸運にも娘。の中で一番最初に出発できるし、しかも牢屋は一番奥だ。全員の顔を見ながら出ていける。
そう思ったかおりんは、修学旅行のしおり―――そう、今となってはもう使わないだろう(こんなクソみたいなゲームに巻き込まれたんだ、修学旅行などで嬉しがっている場合だろうか)、そのしおりを破き、何かを書き始めた。
娘。の人数だけの紙切れに何かを書き終えると、兆度良く自分の出発の時であった。
鍵を開けた兵士がどこかに引っ込むと、すぐに娘。がいる牢屋へ、その紙切れを置いた。
全員が受け取り、頷いたようであった。そしてかおりんは頷き返すと、出口からデイパックを取って、島に消えていった。

その紙切れにはこう書いてあった。"この島で一番大きな建物で待っている"と。
そしてそれは、灯台のことであった。
201あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/14 21:55 ID:QyQVz099
ホテルですが、皆さんの一存、僕はホテルよりも
一階建ての、でも土地は広い廃屋(家)か廃工場があれば十分だと思ったのですが。。。
「ホテル」ができると数階〜数十階まであると思われますので
僕の乏しい文才では大変になってくると思われますんで(w
202お茶の間の猫:03/04/14 22:00 ID:Zd/qgyjs
ホテルは島全体がリゾート予定だった場合。。

うまい棒の廃工場とか?w
203あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/14 22:01 ID:QyQVz099
<うまい棒

それだ!
204金正日:03/04/14 22:02 ID:BOdLlJRX
   ,rn                 
  r「l l h.                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | 、. !j                | 
  ゝ .f         _      |  
  |  |       ,r'⌒  ⌒ヽ、.  │  ttp://saitama.gasuki.com/hangul/
  ,」  L_     f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ. │   こんなのあったニダ
 ヾー‐' |     ゞ‐=H:=‐fー)r、)  | 
  |   じ、     ゙iー'・・ー' i.トソ   | 
  \    \.     l ; r==i; ,; |'  .人_ 
   \   ノリ^ー->==__,..-‐ヘ___
     \  ノ ハヽ  |_/oヽ__/     /\
      \  /    /        /  |.  
        y'    /o     O  ,l    |
今回は長くなりそうで(・∀・)イイ!!でつね。
>(゜Д゜)殿
誰かが死んだ時は【残り●人】と書いていただけると有難いです。
【残り47人】…でOKかな?もうモナーも生徒に追加して。
206( ´・ω・):03/04/14 22:04 ID:SUbFXVQZ
>>205
それにぽろろと兄者がいるから
【残り47+2人】?
207お茶の間の猫:03/04/14 22:05 ID:Zd/qgyjs
ホッシュ毬藻がどっかででてこないかな
一応ゲームに参加、という形ではないので、47人でOKでは。
前もぽろろが死亡扱いになった時人数一人減らしたし。
209金正日:03/04/14 22:08 ID:BOdLlJRX
   ,rn                 
  r「l l h.                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | 、. !j                | 
  ゝ .f         _      |  
  |  |       ,r'⌒  ⌒ヽ、.  │  ttp://saitama.gasuki.com/hangul/
  ,」  L_     f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ. │   こんなのあったニダ
 ヾー‐' |     ゞ‐=H:=‐fー)r、)  | 
  |   じ、     ゙iー'・・ー' i.トソ   | 
  \    \.     l ; r==i; ,; |'  .人_ 
   \   ノリ^ー->==__,..-‐ヘ___
     \  ノ ハヽ  |_/oヽ__/     /\
      \  /    /        /  |.  
        y'    /o     O  ,l    |
210あふぉ ◆LLVegDyAFo :03/04/14 22:15 ID:QyQVz099
ごめん・・・・・今更だが・・・・・・・


男  子  14  番  ニ  ダ  ー  は  前  回  も  参  加  だ  が
あ、名簿ミスだ。
ニダダーだね…
212名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 22:17 ID:lhrGvdXC
え・・・ニダーのつもりで書いてたのに・・・
213名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 22:20 ID:DS8y7huH
ぽろろはひろゆきに飼われてるんだろうな。
野放しで島民がつつがなく暮らしていたとはとても思えん。

しかし母者殺すのにどんな鉛弾使ったんだろう?
母者はピストルの弾は避けられる(どこぞの流石だな俺らスレで避けてた)し。
クックルをボッコボコにしてエリア51に埋めてたりしてたし。
家の中で大砲でもぶっ放したかクックル・・・。
214( ´_ゝ`) gw1.aitai.ne.jp:03/04/14 22:33 ID:N6icLAZd
兄者は森の中を進み、懐かしい場所にたどり着いた。
前回、彼が拠点としていた旧日本軍の地下壕である。
幸いにも誰かが侵入した形跡はないようだ。
荷物を降ろし、持ってきたランプをつけると、暗い壕の中が少し明るくなった。
彼の額には銃跡があり、左目は眼帯で隠されている。

「あの爺さん、どうしてるだろうな・・・。」

1年前のあの日、兄者はギコに眉間を撃たれながらもなんとか生きていた。
意識が戻ったとき、彼は廃屋の中で横になっていた。
枕もとに誰かの足が見えた。見上げると、白髪の老人が座っていた。
その老人が、瀕死の兄者を救ってくれたのである。

215名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 22:33 ID:ILeOm3Q0
父者を身代わりに…
216お茶の間の猫:03/04/14 22:38 ID:Zd/qgyjs
男子15番ニラ茶猫は檻の中で頭を抱え込んでいた・・・
『漏れには世界一のニラ茶畑を作るっていう夢があるのに・・・ここで漏れは氏んじまうのか・・・』
地平線の彼方まで広がるニラ茶畑が鮮明に彼の頭の中に浮かび上がった。
『こんなとこで漏れは氏なない・・・嫌だ。絶対に嫌だ。氏にたくない・・・氏にたくない・・・』
強気に考えてみても直ぐに弱気になってしまい、何かを考えるたびにニラ茶猫は追い込まれていった。
『これから漏れはどうすりゃいいんだ・・・脱出。。そうだ脱出だ。なんとか脱出の方法を・・・』

試しに書いて見ますた。訂正と続ききぼん(ぇ
217【女子13番】にいにい :03/04/14 22:40 ID:lhrGvdXC
【女子13番】にいにいはD−4東の森の中にいた。
「ああ・・・どうしよう・・・殺し合いなんかしたくないよ・・・」
本当なら今頃は高橋愛やこんこんたちと、楽しくおしゃべりでもしていたはずだったのだ・・・
「こんな暗いところで一人っきりでいるなんて耐えられない・・・」
自然と彼女の瞳からは大粒の涙がこぼれ落ちてきた。
「私もののちゃんたちみたいに・・・殺されちゃうのかな・・・」

パキッ

「誰!?」
枝を踏む音に反応するにいにい。振り返るとそこにはなつかしい顔があった。
娘。の先輩でもあり、(不)人気No.1の地位を争っていた【女子11番】ダーヤスである。
「ダーヤス先輩・・・うわああああん。先輩!せんぱい〜」
安堵からにいにいはダーヤスに抱きついていった。
「よしよし。大丈夫だったにいにい?ケガはないの?」
「はい!私安心しました!ここで初めてあった人が先輩なんて・・・嬉しいです!一緒にかおりん先輩のところに行きましょう!」
「そうね・・・最初に遇ったのが私で・・・良かったわね・・・」
急に不敵な笑みを浮かべるダーヤス。
その顔からは優しかった“先輩”の面影はもう失われていた。
異変に気付いたにいにいは、とっさにダーヤスから離れようとする。
が、にいにいが離れようと体が動かす前に、ダーヤスはにいにいの右手首を殺し、
時計回りに振った。そこから柔道の脇固めに持っていき、全体重をにいにいの腕に乗せ・・・跳んだ。

ボクッ

不快で耳障りな・・・それでいて想像したよりも小さな音がダーヤスの体ごしに伝わった・・・
「はずれたのは初めてかしらにいにい?思ったよりもいたくないでしょ♥」
「・・・・・・クッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハッ・・・ハッ・・・何で・・・?先輩?」
「あんたのこと嫌いなんだもん。あ、あんただけじゃないよ。みーんな。去年はあいぼんたちが死んで祝勝会したくらいだもん。さ・て・と、それじゃあこっちの腕も・・・頂くわね・・・♪」

ボクッ

「・・・・・アアッッ!」
にいにいが声にならない叫び声を上げる。
「苦しかった・・・?そろそろ止めをさしてあげるわ」
そう言ってダーヤスは腰のストッカーからジャックナイフを取り出した。
「狂ってるよ・・・あんた・・・異常だよ!!」
「私が狂ってる・・・?ん〜・・・そうね〜確かにそうかもね〜♪でも狂ってるというのは間違いかな〜♪」
ダーヤスはナイフを逆手に持った。
「え・・・?それって・・・」

サクッ

にいにい言葉をふさぐように、ダーヤスはナイフでにいにいの後頭部を突き刺した。
その傷は延髄まで達し、にいにいは痛みを感じる間もなく絶命した。
「あのね・・・にいにいには教えてあげる・・・私は・・・」


            「狂わされたの♥」

【残り46+2人】
218やってみる:03/04/14 22:41 ID:tUfTOVzv
「いやだ・・・・・・こんなところで死んでなるものか・・・。」
初代モナー【男子9番】はただ当ても無く走っていた。
初代モナーはこのクラスでは一番の高齢である。 
何留したかなど最早覚えていないが、たしか同族はご隠居とすら呼ばれている。 当然彼にそれほど体力は無い。
「はぁ・・・はぁ・・・」
やがて初代モナーは息切れして足を止めた。やはり体力が持たない。少し落ち着いたのかバックを開けてみる。
彼の武器は釣竿だった。
「ダメだ・・・殺される・・・」
かつて世界を二分した戦争に参加していた彼だったが、敗戦直前でも一応の武器は配布されていた。 しかし釣竿である。
「・・・・・・いや、諦めてはいけない・・・何か方法があるはずだ・・・。」
彼はしばらく考えていたが、やがて釣竿から釣り糸を取り外し、木と木の間に結びつけた。そして手には落ちていた木の棒を持った。
「ここなら天然の道になっている・・・。 ここを通った奴が転んだ所を・・・。」
彼は木陰に隠れ敵を待った。 武器は貧弱だったが、戦死した戦友がとなりにいるような気がした。
「昔死んだ戦友のためにも生き残ってみせる・・・。」
初代モナーはそう決意し、いつ敵が来るかと神経を尖らせた。
219お茶の間の猫:03/04/14 22:46 ID:Zd/qgyjs
>>218続き読みてぇぇぇ(興奮
220初代モナー:03/04/14 23:02 ID:jAni0Dso
>>219
反応があって嬉しいです。
実は初代モナーは戦争中ここで戦っていたという設定でいこうと思うで出来ることならまだ殺さないで欲しい。
221x:03/04/14 23:04 ID:LCTm88+F
自分も何かお手伝い出来ませんでしょうか?
(・∀・)イイ!!感じだったので何かやってみたいです。

とりあえず、今の死亡者は、
・【男子4番】ウンコー! が 【女子1番】妹者によって撲殺
  (死因:頭蓋骨陥没+目玉飛び出し)
・【女子13番】にいにい が 【女子11番】ダーヤスによって刺殺
  (死因:後頭部〜脳髄にかけ一突き+両腕の骨折)

と纏めてみたり。
222名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 23:05 ID:Z1cwijs+
ふむ…登場シーン&動向を纏めてみる。

>>146 ヒッキー・フサギコ・モナー
>>149 モナー
>>151 アヒャ・ぃょぅ
>>152 ぃょぅ・アヒャ・モナー
>>156 妹者
>>157 アヒャ・シナー
>>159 妹者
>>164 モナー・イマノウチ・妹者・ぃょぅ
>>191 ウンコー・妹者
>>193 おにぎり(戦闘決意)
>>194 ウンコー(死亡)・妹者(戦闘決意)
>>200 かおりん(灯台へ)
>>214 兄者
>>216 ニラ茶猫(脱出決意)
>>217 にいにい(死亡)・ダーヤス(戦闘決意)
>>218 初代モナー(戦闘決意)
223あふぉ@ひろゆきとクックル ◆LLVegDyAFo :03/04/14 23:12 ID:QyQVz099
ひろゆき(担当官)とクックル(傭兵)は警備室にいた。
ひろゆきはパソコンに向かい右手にはコーヒーカップがある。

「あー忙しいっ」

キーボードをカタカタッと打ち終わると前髪をかきあげた。
そうして一言クックルに声をかけた。

「あの大当たりは誰に当たったのかな。」

大当たりとは、そう、前回のAABRで元担任の根尾麦茶先生が打たれたあれと同じ「ch(ちゃん)」と
呼ばれる強暴動物に変貌する薬である。それを体内に打つと、強暴になり、体は鋼のようになる。
爪は二の腕ほどになり、腕は頭部ぐらいの太さになる。足も同様。服は裂かれ、体内の慟哭に
絶えられなくなった肉体は、あらゆる個所から血を噴出し、すぐに再生する。
とにかく、からだの器官が滅茶苦茶になるのだ。

クックルはひろゆきに耳打ちした。

「そぉーか、マララーに当たったか・・・。」

デイパックの中には、「ちゃん」「注射器」「説明書」が三点セットになっている。
説明書には、「これを打つと、どんなケガもばっちり回復!」と売り文句が書いてあった。
本当は破滅を招く薬なのに。なんせ、銃器も凶器も効かないのだ。

ひろゆきは言った。
「あれを、マララーが使うのか、ほかの誰かが使うのか、それとも破棄されるのか。
しかし使用されたときにはそいつの優勝確率は抜群に上がるだろうな。ただし」

一つ息をおいた。

「元の体に戻ることは不可能だけどな。」

【残り 47人】
224金正日:03/04/14 23:13 ID:rUwInp12
   ∧__∧∩   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ´∀`)/  < 先生!こんなのがありました。 
__ /    /    | ttp://www.saitama.gasuki.com/yusei/  
\⊂ノ ̄ ̄ ̄\  \__________
||ヽ|| ̄ ̄ ̄ ̄||
 ...|| ̄ ̄ ̄ ̄||  
225( ´・ω・):03/04/14 23:17 ID:SUbFXVQZ
フェラーチョ(男子19番)は北の森――そう、地図で言うとC3辺り。
そこで木の体を預けながら、自分の支給された武器、イングラムM10サブマシンガンを握っていた。
彼はマフィアということもあたし、銃器の扱いには滅法慣れていたので、これはとてもラッキーなものであっただろう。
何も音が聞こえない深夜の森。少しだけがさがさという音が聞こえて心臓の音が高鳴るときもあったにはあったが、それも森に住む小動物だったりしたので、もうあまり気にはしなかった。
だから、今のがさっという音も、ただまた、小動物か何かが動いたと思っていたのだ。
しかし、その考えは違った。フェラーチョの目には、何か人間のような影が見えた。
近づくにして、それはまゆこ(女子12番)だと分かった。その手には暗闇にくらっと光る、包丁が握られていた。
フェラーチョは木に預けていた体を立ちあがらせると、すぐにまゆこに銃口を向けた。
まゆこはこちらに気がついたようで、そしてフェラーチョの手にカステラ箱のようなサブマシンガンが握られていることを認めると、ふいに口を開けた。

「まゆこだよん♪」
静寂の島に、ぱらららららという心地よい音が流れた。

イングラムから激しく火花が吹き、まゆこは何かの踊りに近い動きを見せると、その場にくずおれた。
フェラーチョはまゆこの腕から落ちた包丁を取ると、すぐさまさの場を去った。

ミ、ミ、ミナゴロシ!イイ!

【残り45人】
226名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 23:21 ID:Z1cwijs+
>>222
に追加

>>223 マララー(危険薬所持判明)
>>225 フェラーチョ(戦闘決意)・まゆこ(死亡)
227x:03/04/14 23:21 ID:LCTm88+F
・【女子20番】まゆこ が 【男子19番】フェラーチョによって銃殺
  (死因:サブマシンガンによって多数の銃弾を体に浴び、蜂の巣状態)

と。
担任の放送の時なんかに使ってやって下さい。。。
228初代モナー:03/04/14 23:24 ID:GYsHmKut
初代モナーは獲物を待っていた。 
彼が戦場に送られたのは敗色濃厚となってからだった。正面から攻撃しても勝てないため、このように隠れているのは得意である。
(・・・・・・来たっ!)
こちらに向かって来たのはカメモナー【男子7番】だった。 手には日本刀を持っているが混乱しているのかかなりの速さで走っている。
息を潜め、棒を握り締める。
「!?」
カメモナーは釣り糸に足を引っ掛け転倒した。 日本刀も落とす。
「うああああああっ!!!」
バキッ!!!
初代モナーの振り下ろした棒はカメモナーの後頭部に命中した。 成す術も無く倒れるカメモナー。
素早く日本刀を拾ったところでカメモナーがかすかな声を発した。
「ううう・・・う・・・」
(生きている!止めを刺さなければ!!!)
日本刀を高々と掲げ、思い切り振り下ろそうとした時だった。
(うっ!!?)
初代モナーの脳裏にかつての記憶がよぎる。
銃弾の雨にさらされ血しぶきを巻き散らし倒れる仲間。 
戦車砲で吹き飛ばされ、目の前に落下するついさっきまで戦友だった肉片。
洞窟に放射された火炎放射器の音に混じり僅かに聞こえる断末魔の悲鳴。
「くっ・・・・・・・・・。」
初代モナーは食料などは奪わず、日本刀と糸の無い釣竿だけを持って走り去った。
(だめだ・・・もうあんな悲劇は二度と繰り返してはいけない・・・・・・。)
殺らねば殺られるということは分かっていたが、初代モナーはただ走った。
229名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 23:25 ID:lhrGvdXC
>227
うざいかもしれんけど、にいにいは骨折じゃなく脱臼にしといて
230227:03/04/14 23:28 ID:LCTm88+F
慣れないことするもんじゃないですね。すいません。

・【女子13番】にいにい が 【女子11番】ダーヤスによって刺殺
  (死因:後頭部〜延髄にかけ一突き+両腕の脱臼)

>>221 の下のは↑に訂正です。
231名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 23:29 ID:Z1cwijs+
判明所持武器

妹者
VAIO・双眼鏡・日本刀

ダーヤス
ジャックナイフ

初代モナー
ロッド・日本刀

マララー
ちゃん

フェラーチョ
イングラムM10サブマシンガン・包丁
232お茶の間の猫:03/04/14 23:32 ID:Zd/qgyjs
やっぱり初代モナーさんのはおもしろい!!はまりますた!!
233名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/14 23:46 ID:ILeOm3Q0
【女子10番】ぃゃん
ぃゃんは森の中でひろゆきに支給された手投げ弾を眺めていた。

彼女はいつも娘。系のAAに影で虐められていた。
クラスメイトと話した事は無い。
はぃょぅがいない時はいつも一人で過ごしていた。

彼女はクラスメイトを殺すことに嫌悪感は抱かなかった。
むしろ娘。系AAに復讐しようとさえ考えていた。
日常生活で殺したら犯罪だ。しかし、この『プログラム』では、
政府から「殺せ」と命令されているのだ。彼女は冷たく笑った。

ぃゃんは娘。系AAを探すため動き出した。
234フサしぃ:03/04/15 00:06 ID:Gp9R1zf8
「どうしてこんな事になったのかしら」
フサしぃ【女子18番】は森の中をあてもなくさまよっていた。
「クラスメイト同士で殺し合いなんて…」
できるわけないじゃない、とフサしぃは頭を振る。
(これからどうしよう?)
フサしぃは今後の事について考えてみた。
こんな馬鹿げたゲームに付き合う必要は無い。
それ以前に、自分に人が殺せるだろうか?
それだけは絶対に嫌だった。
かといってこんな事で自分が殺されるのもまっぴらごめんだった。
(誰か…頼れる人を)
クラスメイトの女子の中で頼れる人物はいないかと思いを巡らせてみたが、無駄だった。
娘。のメンバーが多いクラスの中で、彼女は特に親しい友人を作っていなかった。
そこで今度は男子に中に誰かいないか考えた。
(…!そうだわ、フサギコくんなら!)
フサしぃはフサギコ【男子20番】に密かな想いを寄せていた。
彼女はもとはしぃ族の中でも内気で目立たない存在であった。
それが現在、見た目も美しく、柔らかなフサ毛を持つようになったのは、一重にフサギコに振り向いてもらいたいという想いからであった。
結局の所、今までその想いを伝える事はできていないのだが。
(フサギコくんならきっとなんとかしてくれるはずだわ!)
まったく根拠のない理屈だが、フサしぃの中はそれだけで一杯になった。
一先ずの目的を持った彼女は自分の持っていたバッグを開けた。
ひろゆきから支給された物だ。
中には水と食料とフサしぃはその名称を知らなかったが、デリンジャーと呼ばれる小さめの拳銃が入っていた。
「これは…鉄砲?」
自分にこんな物が使えるだろうか?そんな疑問が一瞬脳裏をよぎったが、フサしぃはそれをしっかりと握り締め足を踏み出した。
(待っててね!フサギコくん!)
それが悲劇の始まりになるとはつゆ知らず…
235お茶の間の猫:03/04/15 00:11 ID:1ZWbeLyv
わくわ>>234  っつーか観てるだけの俺って・・・
【男子17番】ビーグルは震えていた。
薄暗い森の中、独りぼっちで。
"ゲーム"…それはニュースか何かで見たことがある。
確か、とても恐い顔した人が"ゲームの勝者"として取り上げられてた

――いつから、独りになっちゃったんだっけ…

そんな事を考えていた。
昔は、友達が沢山居た。だけど、今は、もう居ない。

――何でだろう…何をしてしまったんだろう。

自分は普通に生活してきたつもりだった。
けれど、気がつけば、いつも独りで。
家族は虐殺されて。独りで、ゴミも漁った。生きるため。
もう、誰も側になんて居てくれないし、もう独りで居ることに慣れてしまった…

――そう、慣れたんだ…もう独りで大丈夫だ…

そう、自分に言い聞かせた。
まだ、孤独が恐くて誰かに側に居て欲しいと思っている自分を隠すように。

――ボクハ、ヒトリデモ、ダイジョウブダ…

そう、心の中で何度も繰り返した。
自分の心を押し潰して。

――ゼッタイ、カッテヤル…

そう呟いて、ビーグルは支給されたアイスピックを持ってゆっくり歩き出した。
237x:03/04/15 00:14 ID:itOb5Mql
そろそろ纏めてみました。(>>237現在)

死亡者
>>221 >>227 >>230

殺る気の者(目的を持ち立ち上がった者)
・【男子6番】おむすび / 【男子17番】ビーグル / 【男子19番】フェラーチョ / (初代モナーは省いておきます)
 【女子1番】妹者 / 【女子10番】ぃゃん / 【女子11番】ダーヤス / 【女子18番】フサしぃ

脱出決意の者 / ちゃん所持の者
>>222

判明分の所持武器
>>231
+
【女子18番】フサしぃ デリンジャー
【男子17番】ビーグル アイスピック

激しく専用ブラウザ推奨。
>>237
>>222は違うのでは…
239( ´・ω・):03/04/15 00:25 ID:NDsFUv8Q
灯台には既に死んでいるにいにい以外の娘。キャラが集まっていた。
とりあえず二階の個室に全員が集まり、隣の部屋に全員のデイパックがまとめて置いてある。
私物は必要なものだけデイパックに移し替え、とりあえず軽装になれるようにした。
武器は各自自分のを持ってはいるが、入り口横にいる見張りには元はやぐやぐ(女子21番)の支給武器であった
レミントンM31RSを持つことにした。娘。全員、銃関係の知識はからきしであったのだが、
とりあえず強そうなので持つことにしたのだ。
他の支給武器はかおりん(女子6番)は何かの暴動などで使われそうな火炎瓶、こんこん(女子8番)は不良などが持ってそうなバタフライナイフ、
ダーヤス(女子11番)はナイフのようであったが、説明書を見てジャックナイフと分かった。高橋愛(女子12番)はどうしたことか何の変哲もないスプーンであった。
そしてよっすぃー(女子22番)の支給武器はコルトパイソン4インチであった。

今は見張りをこんこんが担当していて、重そうなレミントンを持っていながら立っていた。だがずっと立っているのは辛かったのか、少ししゃがみこんだりもしていた。
中では2、3人が起きていて、他は眠っていた。これは大人数だからこそできることであろう。

だが、そう結束力が高いと言うと、決してそうではない。ダーヤスは、じっとみんなの動きを見て、みんなが眠りこけるのを待った。
みんなが眠れば一人一人、このジャックナイフで殺すことはできる。そしてよっすぃーのコルトパイソンさえ取れればこっちのものだ。
脱出を考えようなんて言うかおりんは本気かと、内心そう思ってはいたがとりあえず脱出に賛成した。だが結局いい案も浮かばず、みんな眠り始めた。
だが、ダーヤスは眠るわけにはいかなかった。もし眠ってチャンスを逃したら、次はないかもしれないのだ。事は慎重に。そして確実に――

東の空に、うっすらと明かりが差した。時計を見ると、5時40分を過ぎていた。
240x:03/04/15 00:32 ID:itOb5Mql
気付きました。 >>226 でした。
もう自分邪魔なのでここでやめます。
陰ながら見てますので、頑張ってください。 では。
まだ空は少し薄暗い。どうやら寝てしまっていたようだ。
ビーグルはとりあえず森を出て、誰かに見つからないようにゆっくり歩き始めた。
「…ん?あそこに居るのは…」
顔は見たことがある。だが、誰だか分からない。
「あれが、転校生とか言ってた…」
そういや、名前はモナーって言ったっけ。
モナー族はマターリしてるって聞いたけど…なんだか近寄りがたい雰囲気だ。
「…どこで見たんだっけ…」
必死に記憶を辿るが、思い出せない。
「……ま、いいか。」
本来ならアイスピックを突き刺したい所だが、
性格も分からないし危険すぎる。
勝つためには慎重さも大切だ。
「…とりあえず、思い出すまで、後をつけとくか。」
そう言って、ビーグルはモナーの後をつけはじめた。

【残り45人】←小説の終わりにコレ付けてくれると助かります。
        さっきまで自分も付けてなかったが。
>>240
いえいえ、むしろ助かっていたんですが。
間違いは誰にでもあるので気にせずにヽ(=゚ω゚)ノ
243240:03/04/15 00:42 ID:itOb5Mql
あーすいません。。
さっきから間違えまくってて、これはいかんなとか思ってたんで,,,
許されるならまた頑張ってみたいです(`・ω・´)
244【】:03/04/15 00:50 ID:Bu5slGy7
【性別不明2番】アヒャは現在D−5の森のなかにいた。
つい先ほど、自分の反対方向から小気味よい銃声を耳にした。
――ああ・・・誰かが撃たれたんだろう・・・もう始まっているんだな・・・
このプログラムっていうヤツは・・・そしていつかアヒャが撃たれたとには
他の奴らが自分と同じ事を考えるんだろうか・・・?
――こうしていると、自分がプログラムの中にいるということを否が応でも実感させられる・・・。
そして、アヒャに支給された武器はアヒャにはなじみ深い牛刀包丁ときたもんだ・・・
全く笑ってしまうよ・・・そうこうしているうちにアヒャは深い森を抜けた。
――月明かりが眩しいな――生まれつき目の色素のない、色素欠乏症のアヒャは光りに異常に弱く、いつもサングラスを付けていた・・・そして今日も。もし、太陽を直に見ようならば彼の場合、最悪失明してしまいかねないのである。
「(随分と見通しのいい場所だアヒャ。あ・・・あれは農家だアヒャ・・・)」
正面には鍵がかかっていたが、勝手口は何故か開いていた・・・不審に思いながらもアヒャはある物質の捜索を始めた。
「(もしも・・・もしもアレがあれば・・・アヒャは幾分かこのプログラムで有利になるアヒャ・・・ここには・・・ないアヒャ・・・ではここに・・・あった!ようやく見つけたアヒャ!)」
彼の見つけた物、それは、コンビニで3000円くらいで売ってそうな花火セットだった。
目的の物を倉庫で発見したアヒャはそこで焼夷弾の作成にかかることにした。過度の刺激を与えぬよう慎重に火薬をほぐし、台所にあったはかりで重さを量る・・・
それを砂糖と混ぜ、パイプに密閉する・・・密閉するといっても完全には出来ず、何時爆発するか解らないような代物ではあるが、持っていないよりはましである。
アヒャは手製の焼夷弾を、あまり揺らさぬように手に抱え、農家を後にしようとした。
その時である。ギィーというドアのきしむ音に、反射的にドアの方を振り向くアヒャ。
「誰かいるのかっテナー」【男子12番】テナーの声である。
まずい!アヒャはとっさにコンバインの陰に身を潜めた。
245【】      :03/04/15 00:52 ID:Bu5slGy7
【残り45人】
246名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 01:20 ID:gaF2opQj
えーと、大体の方がそうしているように、

HN@SSの対象AA

みたいな感じにしておいた方が良いと思われ。
あ、名前欄のことね。
247廃たま〜:03/04/15 06:52 ID:eqcqRSlo
テナー【男子12番】はしばらくあたりを警戒し敵を探していたがどうやらアヒャは発見できなかったようだ。
そこで少しテナーは休憩しようと思いその場に座った。
アヒャはその時思った。
(今ココで出てけばかなりの確率で奴をしとめれる)
そして数秒後にアヒャは行動に出た。
テナーはアヒャに気づいたがそのときはもう遅かった。
包丁で腹を切りつけられてテナーは倒れた。
アヒャはその場を何とかしのいだ。
248ネク ◆Xh6RtoEm8w :03/04/15 09:40 ID:tB8ZfP91
俺も参加していいですか?

あと兄者の荷物は最初に持ってたやつ?
最初に持ってたやつは泳いでるとき流されたような・・・
249(゜Д゜):03/04/15 11:18 ID:z55NeTo9
【残り44人】でつね
250(゜Д゜):03/04/15 11:50 ID:z55NeTo9
「よっほーい!おはよー!といってもまだ暗いかな!?
 みんなー元気にやってるかー?
 死んじゃったお友達の名前と禁止エリアを発表しまーす!
 死んだ順番でーす! 【男子4番 ウンコー】
           【女子13番にいにい】
           【女子20番まゆこ】
           【男子12番テナー】  以上デース!
 みんな結構やる気になってくれたようだな!先生うれしーぞー!!
 こんな風にどんどん人が死ぬけど友達が死んで悲しむ必要はありませーん!
 なぜなら死んじゃったAA達はそれだけの存在だったという事だからでーす!
 蟻んこが何匹か死んだってみんな気にしないだろー?
 それと同じ精神をもってくださーい!!先生からのアドバイスでーす!

 あと転校生のモナー君のこと気付いた人もいると思うけど、
 前回の優勝者でーす!!みんなも彼みたいな優秀なAAに
 なれるようがんばれよ!!先生応援してるぞ!!

 最後になったけど禁止エリアはF−5!F−5だぞー!・・・プツッ」
251(゜Д゜):03/04/15 12:16 ID:z55NeTo9
「担当官も人が悪い・・・あれじゃモナ―を狙えと言ってるような物です」
放送を聞いてた兵士MASATOが苦笑しながら言った
「ふふん・・奴は要注意人物だからな、何をしだすかわからんだろ?」
ひろゆきはうまい棒(たこ焼き)をほおばりながら答えた

「それにしても妹者もエグイことするよな〜本当に流石の血族か?」
この一言に周りにいた兵士達は「まったくだ!」と言わんばかりに
大笑いした
「そういえばBRトトカルチョでさ、その妹者に賭けた人がいるんだよ!
 たしか〜・・防衛大臣だったかな?正気かと思ったけど案外当たるかもな」
MASATO「担当官は誰に賭けたでありますか?」
ひろゆき「おいおい俺に賭ける金なんかないって!w」

ひろゆき「大臣クラスの賭けに参加するんなら
              最低でも300万は賭けれないとな!」

MASATOは驚いて聞いた「そんな大金が動いてるのでありますか!?」
ひろゆきは不敵に笑いながら「ここだけの話・・・」

「このプログラムは上の人達の娯楽でもあるんだw」

252( ´・ω・):03/04/15 15:30 ID:NDsFUv8Q
六時の放送が終わった後、灯台にいた皆は表情を暗くした。
にいにい(女子13番)は、既に死んでいたのだ。確かにメモを渡したのにここに来ないというのはおかしいとも思っていたが、
死んでいたとは思わなかったのであろう。
こんこん(女子8番)がレミントンをずり下げながら戻ってきた。見張りは3時間おきに交代すると決めていたので、3時からの見張りを終えてきたのだろう。
こんこんは何も言わなかったが表情は暗くかった。やはり、にいにいのことがショックだったのであろう。
次の見張りになったマコ(女子19番)が灯台の入り口に移動した。その間に、かおりん(女子6番)が口を開いた。

「とりあえず朝だし、ご飯食べない?」
そう言って部屋を出て、すぐ正面にある、台所のようなところへ向かった。
ここに来たときに確認したのだが、この台所のような場所には一通りの調理道具が揃っており、ガスと水こそ出なかったが、携帯コンロはあった。
その携帯ガスコンロに使うガスも充分に残っていたので、水はみんなの支給ボトルから使えば、一通りの調理くらいはできるだろう。
「そうね」
そう言ってやぐやぐ(女子21番)が立ちあがった。野菜などは冷蔵庫の中で腐って食べられるようなものではなかったが、引出しの中にはレトルト食品の元やカップラーメンなどがごっそり入っていた。
かおりんはその中からコンソメスープの素を掴み出すと、鍋を用意して、自分のデイパックから水ボトルを持ってきて、その中に1本分、全部を入れた。
そして鍋をコンロの上に乗せ、ツマミをひねって点火し、沸騰を待った。
娘。は料理に関してもからっきしであったのだが、とりあえずコンソメスープの素の裏に書いてある調理法を見て、調理し始めた。
具は何もなかったが、パンと水よりかはマシだろう。まあ、腹が膨れるものではないのだが。

かおりんは一通り作り終えると、流し台のすぐ後ろにあった食器棚から適当に食器を出し、スープを注ぎ始めた。
水ボトル1本分だったので、結局3人分しか作れなかったが、すぐにやぐやぐがさっきと同じように調理をして、また3人分を作り終えた。
見張りのマコの分は、最終的にもう一本のボトルを使って、よっすぃー(女子22番)が入り口まで届けておいた。最後に二人分余ったが、それは早く飲み終わった高橋愛(女子12番)とかおりんが先取りした。

灯台の窓から光が差し込み始めたとき、一通り食事が終わった。見張りをしていたこんこんと、さっき寝ていなかった生徒が眠り始めたが、やはりダーヤス(女子11番)は起きていた。それがかえって、他の娘。の不信感をつのらせていた。
253のー@(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/15 16:15 ID:gaF2opQj
「ワテノブキハナンヤロカ?」
森の中、ごそごそと音が聞こえる。
出発地点のすぐ側にある、森の中。
そこに【女子16番】のーは居た。
とりあえず必要なのは武器だ。
武器の性能によってこれからの運命が決まる。
何か堅い物に振れた。何だろうこれは。
髭剃りのような形をしている。

とりあえずペットボトルに突っかかっている
「それ」を思いっきり抜き出した。
カチッという音と共に自分の腕に激痛が走った。

「・・・・・スタンガン?」

バチバチバチと音を鳴らせながら電流を流させる。
そう、あのスタンガンだった。

「ナントモビミョウナモノクバリマスナ。ヒロユキハンモ。」

とりあえず、使えない道具では無い。
何かあったらすぐに取り出せるように、
バッグの外側のポケットにスタンガンを入れると、
のーは何も言わずに民家の方へと歩き出した・・・。
254( ´_ゝ`) gw1.aitai.ne.jp:03/04/15 16:48 ID:hJOwESaF
兄者は回想を続けた。

「わしはこの島で唯一の医者でな、皆と共に島を離れた後もこうして
 たまに戻ってくるんじゃ。しかしたまげたわい。なんせ死体がごろごろ
 しとるんじゃからな。―――ああ、残念じゃが生きとったのはお前さんだけじゃ。
 頭の傷じゃが、幸い脳は外れていたよ。しかし左目はもう使いもんにならん。
 まあとにかく休んでいなさい、今動くのは危険じゃからの―――」

(そして爺さんに本土まで送ってもらって、俺はあの殺し合いに政府が
絡んでいることを知り、反政府組織に入った。あれから1年経って、
再びこの島に舞い戻ってきたと・・・・・放送か?)

ひろゆきの定時放送。1年前と違うのは、読み上げられる死亡者の名に
聞き覚えがある筈が無いということだ。しかし・・・
「モ、モナーっ?!」
彼の元クラスメイト、モナーがいることが告げられたのだ。
信じられなかった。

255お茶の間の猫:03/04/15 16:56 ID:1ZWbeLyv
ってか殺る気になってる奴多過ぎw
256( ´・ω・):03/04/15 17:06 ID:NDsFUv8Q
やる気になってる奴は多いほうがいい

平和的なのはつまらなすぎる
257お茶の間の猫:03/04/15 17:08 ID:1ZWbeLyv
(つд`)すぐ終わらない?
258ぃゃん:03/04/15 17:09 ID:LLCYVx75
【女子10番】ぃゃんは、島で一番高い建物、灯台まで来ていた。
灯台の入り口横には、銃を持った誰かが立っていた。
このまま近づくのは危険なので遠くから様子を見ることにした。
しばらく経つと誰かが灯台から出てきて何かを渡した。

(…早速つるんでいるゃん…
  もしかしたらあれは娘。キャラ…?
  となると、灯台の中には娘。キャラがいる何人かいるはずだゃん…)

ぃゃんはさらに灯台に近づいた。
(…あれは【女子19番】マコ…
 やっぱり娘。キャラだったゃん…
 灯台の中で手榴弾を爆発させれば一網打尽にできるかも…)
手榴弾の使い方は映画を見て知っていた。

ぃゃんはどうやって中に潜入するか考え始めた。
259名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 17:09 ID:LV5c4dVD
>>226に追加

>>228 初代モナー・カメモナー(軽傷)
>>233 ぃゃん(殺害決意>娘。AA)
>>234 フサしぃ(合流決意>フサギコ)
>>236 ビーグル(戦闘決意)
>>239 やぐやぐ・かおりん・こんこん・ダーヤス・高橋愛・よっすぃー
>>241 ビーグル・モナー
>>244 アヒャ・テナー
>>247 テナー(重傷)・アヒャ
>>252 やぐやぐ・かおりん・こんこん・ダーヤス・高橋愛・よっすぃー・マコ
>>253 のー(戦闘決意)
>>254 兄者
260アル君:03/04/15 17:10 ID:egX9XOdg
261( ´・ω・):03/04/15 17:10 ID:NDsFUv8Q
そこら辺は職人さんの書き方による。

すぐ終わっても終わらなくてもどっちも結果は同じだと思いますけど
262名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 17:14 ID:LV5c4dVD
所有武器

ぃゃん
手投げ弾

フサしぃ
デリンジャー

ビーグル
アイスピック

娘。AA達
レミントンM31RS・火炎瓶・バタフライナイフ・ジャックナイフ・スプーン・コルトパイソン4インチ

アヒャ
牛刀包丁・焼夷弾

のー
スタンガン
263お茶の間の猫:03/04/15 17:14 ID:1ZWbeLyv
男子15番ニラ茶猫はスタート地点から大分離れたところを一人走っていた。
彼に支給された武器は車のキーのようなものが二つと中央に×印のついたB―3エリアの地図だった。
とりあえず武器もなくスタート付近にいるのは危険だしこの地図の示すものとキーがなんナのかを調べる必要もあったので彼は走っていた。
――糞ぉ!なんなんだこれ。このままじゃ頃されちまう――
スタートしてから一時間も経たないうちに銃声がもう二回も聞こえた。そして二回目の方は『はぱらららら』というマシンガン特有の音だった。
さらに先程の放送ではもう四人も頃されているということが告げられた。
あのクラスの中にやる気になっている香具師が何人もいるのに自分には武器がない・・・
ニラ茶猫はなんとかして武器を手に入れなければならなかった。でも、その前にこのキーと地図を確かめにいく必要もあった。
――スタートしてからもう大分歩いている・・・そろそろ着いてもいい頃だ――
彼はいわゆる方向音痴だった。少し遠回りしていたのだ。しかしソレは結果的には正解だった。
なぜならこちらのルートには誰もきていなかったからだ。普通に逝っていれば彼は既に死んでいたかもしれない。
草を掻き分けながら歩いていると雑貨屋が彼の目に入った。
――地図に在った奴だ!!――
もしあの雑貨屋が地図のものであれば×印はすぐ近くにあるはずだ。
そしてやっとたどり着いたそこには一台の軽トラックがあった。
――け・・・軽トラック?でももう一つの鍵は・・・――
次の瞬間彼の目に飛び込んだのは荷台に積まれたとてつもなく大きい銃・・・ぃゃガトリングガンであった。
そうあの鍵はガトリングガンを運ぶためのトラックとガトリングガンのロックを外すための鍵だったのだ。彼は大当たりを引いたのである。
――す・・・すげぇ・・・でもこれ一人じゃ使えなくないか・・・――
確かに運転しながらじゃガトリングガンは撃てないしかといっていちいち車をとめて荷台に乗って撃つってのも変だ。
――。。。とりあえずここで誰か待とう・・・信頼できる奴ならこれで最強のタッグが組めるぞ――
そして彼は荷台の上で闇に標的を定めながら深い眠りに落ちて逝った。

日が昇り始めていた

【残り44人】

ど。。。どうでしょう?


264廃たま〜:03/04/15 17:15 ID:djVwohwi
彼はモナーに会ってみようか迷った。
友に久しぶりに会えるのだから。
だが、その間に他の参加している奴らに殺されるかもしれないのだ。
兄者は、考えたあげくに会おうとは思うものの、まだ行かないことにした。
やはりモナーの居場所がわかっているわけじゃないのに行くのは危険だと思ったからだ。
兄者は生き残りが減ったら行ってみようかと思った。
265廃たま〜:03/04/15 17:16 ID:djVwohwi
ごめんなさい
266廃たま〜:03/04/15 17:20 ID:djVwohwi
たびたびスマソ
>>264>>254の次に入れてくれないかな?
ちなみに>>259のテナーは死んだよ。
267のー@(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/15 17:22 ID:gaF2opQj
>>266
とりあえず「sage」が良いんじゃないですかね?
と言ってみるtest。
268名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 17:28 ID:LV5c4dVD
>>266
「倒れたと言う記述のみでアヒャは死亡確認をしていない。」
「包丁で腹を掻っ捌かれてもすぐには死なない。」
と言う二点から重傷と記述しました。
貴方のように他人の作品に続けて書く方もいますので話を続ける要素は出来る限り残っているように書かせていただきます。
(ひょとしたら通りがかったマララーがちゃんを飲ませるかもしれない)
キチンと死亡確認【あと○○人】の記述がなされなければ死亡と認識されないので悪しからず。
269お茶の間の猫:03/04/15 17:37 ID:1ZWbeLyv
奥が深い
270モナーとニラ茶猫@( ´・ω・):03/04/15 17:38 ID:NDsFUv8Q
モナー(転校生)は目の前に神社が見えていた。周りには草木が生い茂り、光が木の葉に遮れ、地面はまばらに光っている。
前回と、まったく同じ光景―――。前回、モナーはここに来たことがあった。確かおにぎりに追い回され、誰かに声をかけられ逃げたところだ。
あの頃の自分は、とても幼かった。だが、心はあの時のままでよかったのかも知れない。そう思いながらモナーは、自分に支給された武器――探知機をもう一回見つめた。
これもまったく同じだ。探知機―――自分に支給された武器。前回は途中でどこかに落としてしまったのだが。モナーは地図を見返すと、近くに雑貨屋があることを知った。
まずは必要なものを揃える必要がある。すぐにモナーは足を進めた。慎重に探知機にマークで出ないのを確認してから。
暫く進むと次第に森から民家が並ぶ場所になってきた。だがその時、探知機にマークが移った。生徒がこの付近にいるのだ。
慎重にそのマークへ向かって足を進めた。途中並ぶ民家にはいない。そして、雑貨屋が視界に見えた時、このマークは雑貨屋にいることがわかった。
小さな雑貨屋で、店の前には入り口をふさぐように、白い一台の軽トラックがあった。だが、雑貨屋に人の気配はしない。
少し近づいた。マークは動かない。
もう少し足を進めた。マークはまだ動かない。

軽トラックが目の前に迫ったとき、そのマークと自分を示す星マークが、重なった。
まさか――――
モナーは軽トラックの荷台に目を近づけた。すると、荷台に身を預けて眠っているらしきニラ茶猫(男子15番)と、その傍に置かれた複雑な大きい―――ガトリングガンという物騒なものだろうか?
そんなものが置いてあり、その横にはニラ茶猫のものらしきデイパックと、2つの鍵がほっぽり出されていた。
これが支給武器なのだろうか?いや、いくらなんでもあんな大きいものがデイパックに入っているわけがない。ということは支給されたのは恐らくあの鍵だろう――

だが、軽トラックを運転しながら荷台のガトリングガンを撃つのはできっこない。これはあらかじめ複数がいなければ使いこなせない武器だ。しかも免許を持っていない奴は運転すら出来ない。
モナーは思い当たる節が会った。優勝した後反政府活動をしながらいろいろなことを勉強したが、その時車の運転免許も取ったのだ。
もしも――もしもだ。このうざったい首輪をはずすことができ、監獄にこの軽トラックで突っ込めたら・・・?

その時だった。ニラ茶猫が目を開けた。モナーは目を見開き、だが、動けなかった。

【残り44人】
271のー@(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/15 17:41 ID:gaF2opQj
272お茶の間の猫:03/04/15 18:06 ID:1ZWbeLyv
Σd(・∀・)イイ!!俺の続きΣd(・∀・)イイ!!最高!!!!!!りあがとう!!!>>272
273のー@(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/15 18:08 ID:gaF2opQj
「スタンガンジャジュウモッテルカワニアッタラフリヤナァ」
のーはマターリとした口調で言った。
よくもまあこんな状況の中でこうも
平然としていられるのか。
一種の単細胞か。
銃以外の武器なら対抗できるだろうと思い、
とりあえずスタンガンを扱う練習をし始めた。
もともと怪力をもつAAだ。
素手だけでもこの怪力を持ってすれば
良いところまで行けるであろう。
そこにスタンガンだ。普通のAAが使うよりは
はるかに効果はあるであろう。

「ダイブカンタンナソウサノシカタデスナ。ワテニモツカエマスワ。」


20分程経過した。
とりあえず、休んでいた。


・・・ふと、のーはモナーを思い出した。
「モナーハン、ゼンカイノユウショウシャデシタナ・・・。
 ツーセンパイハゼンカイノBRデシンデモウタノカ・・・・」

・・・・・考えたくも無い考えが横切った。


もしやモナーはつー先輩を殺したのか?


モナーは前回の優勝者である。
その可能性は十分ある・・・・。

「マサカモナーハンニカギッテ・・・」

その時は頭を振って考え直した。
モナーハンガツーセンパイヲコロスワケガナイ。コロスワケガナイ。
コロスワケガナイ。コロスワケガナイ。コロスワケガ・・・・。


今まで平然であった彼女の顔が突然歪んだ。

考えたくは無い。しかしどうしても考えてしまう。
つーを殺し、笑っているモナーの顔を。。。
いくらつーでも、もしモナーが銃などを持っていれば
容易く殺されるであろう。

まさかモナーが、まさかモナーが、まさか・・・。

「モナーハン・・・、オイノチチョウダイイタシマス!」

特に理由も無いが、のーはモナーがつーを
殺したのだと思いこみ、激怒した。

モナーを見たら、彼女は容赦無く殺そうとするだろう。

威圧感がありながらも、彼女は静かにゆっくりと立ち、
また、民家のある方向へと向かった。
274( ´_ゝ`) gw1.aitai.ne.jp:03/04/15 18:17 ID:hJOwESaF
兄者はしばらく考え、そして壕を出てみることにした。

「おっと、その前に・・・。」

兄者が向かった先は、モララーと共に必死に掘った、あの崩壊した通路だった。
そしておもむろに手前の少し盛り上がった土砂を掘り始めた。
数分後―――出てきたのは、日本兵の格好をした白骨死体だった。

「去年は色々とお世話になったな。またちょっと拝借させてもらいますよ。
この緑色の服が、自分を森に溶け込ませてくれると思うんです。」

そう言うと兄者は死体から軍服を脱がせ、それに着替えた。
そしてひろゆきを殺す為、モナーを始めこのゲームの参加者を救う為、
壕を出て森の中に消えていった。




275ぃゃん:03/04/15 18:36 ID:LLCYVx75
【女子10番】ぃゃんは作戦を決定した。

【女子19番】マコは銃を持っていたが、かなり重そうだった。
自分の姿を見せて手榴弾を投げても銃の重さが祟って反応出来ないと思ったので
走って手榴弾を投げて命中、又は逃げ出した所を内部に潜入する。
「正面突破」に近い。

その頃灯台内部では、ダーヤスが娘。キャラ達を襲うスキを狙っていた。
276お茶の間の猫:03/04/15 18:47 ID:1ZWbeLyv
おもしろくなってきたな。。。俺も続きを考えよう♪みんなも頑張れ
277x:03/04/15 18:51 ID:bGfPat0Z
学校から帰ってきますた。 誰か死んだら仕事始めます。アヒャ
278灯台組とぃゃん@( ´・ω・):03/04/15 18:57 ID:NDsFUv8Q
マコ(女子19番)は、正面に突然ぃゃん(女子10番)が現れて目を開いた。すぐにレミントンを構えようとしたが、その前にぃゃんの手から何かが投げられた。
それは空き缶のようだったが、当然そうではない。緑色の外面、パイナップルのような形をし、そしてその先には銀色のものがついている。
その、手榴弾が、マコの足元にバウンドをして転がった。ぃゃんが茂みの中に身を隠した。マコはレミントンを構えたまま、ボケている老人のように突っ立っていた。

次の瞬間、辺りの空気が一瞬、膨張し、その手榴弾が爆発した。
鼓膜が破れるような音がしたが、耳を塞いでいたぃゃんには、ダメージはあまりなかったと言っていい。
灯台の入り口の壁が吹き飛び、灯台内部に壁の破片が散らばった。
マコ自体の身体はふいにワープしたかのように消えていた。だがその周りには、これはマコのものであっただろう、肉片がまばらに散らばっていて、持っていたレミントンは灯台のがれきと共に埋まった。

二階では、眠っていた者は全員目を覚まし、パニック状態になっていた。
「とりあえず、私が様子を見てくるわ」
そう言ったのはかおりん(女子6番)であった。見張りのマコが出てこないのを考えると、何かあったのだろう。
だが見てくるのはかおりんだけと言ったのに、高橋愛(女子12番)が自分のスプーンを持ち、ついていった。

ダーヤス(女子11番)には願ってもないチャンスであった。このチャンスを逃したら後がない。
部屋に残ったのはよっすぃー(女子22番)とやぐやぐ(女子21番)であった。よっすぃーはコルトパイソンを左手で握っており、
やぐやぐはマコの支給武器であったベレッタM92Fを握っている。
ダーヤスは支給されたジャックナイフを握ると、素早くよっすぃーの後ろに近づいた。
そのジャックナイフを持った手をよっすぃーの喉元に近づけ、よっすぃーが気付いた瞬間、一気に切った。

よっすぃーの首から手が噴出し、ちょうど正面にいたやぐやぐに降りかかり、壁にも血の跡を残した。
ダーヤスはよっすぃーの左手を掴むとコルトパイソンを握り、すぐによっすぃーの身体自体を盾にし、やぐやぐへ撃った。二発。
その弾は二発ともやぐやぐの胸を捉え、やぐやぐは「うっ」と呻き声をあげると、その場にくずおれた。
うつ伏せになったやぐやぐの手にはベレッタがあるが、これは取るのに時間がかかりそうでやめた。

ぃゃんがすぐに灯台内部に入った。階段からは、かおりんと高橋愛が降りてきていた。
その時銃声が響いたが、気にしていられない。
だが、ダーヤスも階段を降り始めていた。

その頃、やぐやぐは苦しそうに起きあがると、ベレッタを握り締め、はいつくばるように階段へと向かった。

【残り42人】
279灯台組とぃゃん@( ´・ω・):03/04/15 18:58 ID:NDsFUv8Q
文長杉た
280灯台組とぃゃん@( ´・ω・):03/04/15 19:01 ID:NDsFUv8Q
やっぱり灯台組分裂早すぎたかな
281お茶の間の猫:03/04/15 19:02 ID:1ZWbeLyv
男子15番ニラ茶猫と転校生モナーはしばらく目を合わせたまま互いに動かなかった。
――て・・・転校生・・・確か前回の優勝者・・・モナー・・・――
ニラ茶猫が先に口を開いた。
『よ・・・よぉ』
ちょっと怯えた感じの口調だったがモナーはニラ茶猫に戦う意志がないと悟ったらしい。
『俺は戦う気はない。ほら武器も持っていない』
モナーは両腕を上げて見せた。その手には探知機が握られていた。
『な・・・なんだそれ?』
ニラ茶猫も一安心したのか普通の口調でモナーに話し掛けた。
『これか?これは探知機だ。そっちに行きたいんだが・・・そのガトリングガンから離れてくれないか?』
ニラ茶猫は一瞬戸惑ったような顔をしたが直ぐにガトリングガンから離れてこっちにこいと合図した。


(つー`)バトンタッチ!(ぇ
282お茶の間の猫:03/04/15 19:05 ID:1ZWbeLyv
(つー`)俺もそう思う。別の奴と関わってから仲間割れになっても遅くないと思うでつ
283弓道部員:03/04/15 19:08 ID:CdUqYkUK
モナーとニラ茶猫の双方が今回初の他人との遭遇に一瞬硬直した。
どちらもその瞬間戦える武器を握ってはいなかった。
先にモナーが口を開いた「僕と組まないモナか?2人で協力すれば
このプログラムを中止させられるかもしれないモナ」
(確かに絶対に一人でこれを操るのは無理だ)
  そう思ったニラ茶猫は
   「よろしく」
     と返事をした。
284のー@(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/15 19:11 ID:gaF2opQj
>>280
私的に、「BRの灯台の時のように」とあったので
灯台でなくても良かったとは思います(苦藁
とりあえずOKだと思いますよ。
でも一言くらい喋らせた方が(´・ω・`)b
だと思いました。
285お茶の間の猫:03/04/15 19:12 ID:1ZWbeLyv
(つー`)手榴弾で灯台崩壊とかあったらおもしろそう(無理
286お茶の間の猫:03/04/15 19:13 ID:1ZWbeLyv
ニラ茶猫はガトリングガンがあるでつよ?>>283
287のー@(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/15 19:17 ID:gaF2opQj
とりあえず、SSではなく文字レスはなるべく
http://aa2.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1049261056/l50
こちらでやりましょう。私も当てはまりますが。
288灯台組とぃゃん@( ´・ω・):03/04/15 19:26 ID:NDsFUv8Q
何か俺が書くと

キャラが喋らない
289初代モナー+α:03/04/15 19:26 ID:VaPIOrP3
「私はどうすればいいんだ・・・・・・。」
しばらく走っていた初代モナーは立ち止まり、落ち着いて考えることにした。
祖父ほどの年齢差のある自分と普通に付き合ってくれたクラスメイトたちを殺すことはできない。
ひろゆきを殺すという選択肢もあるが武器は日本刀しかないのである。ひろゆきが死者を知っていることを考えると首輪には間違いなく発信機がついているはずだ。 この状態で戦いを挑むのは自殺行為でしかない。 
かといって強力な武器を手にするためには誰かを殺さねばならない。それだけはしてはならない。
「そうだ・・・戦いを望んでいない者もいるはずだ・・・。 一緒に闘えば・・・あるいは・・・・・・。」
そう考えた初代モナーはひろゆきを殺す仲間を捜すために歩き始めた。
好戦的な生徒に出会い殺されるかもしれない。 しかし今はそんなことを考えてはいられない。
「私は死んでもいい。 だがひろゆきだけは絶対に殺す・・・。 悲劇を繰り返さないために・・・。」
初代モナーは慎重に、だがしっかりとした足取りで歩き始めた。
彼が進んでいる先には旧日本軍の施設があった。 そう、彼は知らないがそこには兄者がいる。
そして・・・そこにはかつて自分がいたのだ。

一方そのころ初代モナーに殴られたカメモナーは・・・。

「痛・・・・・・何が起こったんだ・・・?」
気絶はしたものの初代モナーの力はたかが知れている。 血はすでに止まっていた。 
そうして自分の身に起こったことを思い出す。
「そうだ・・・僕はたしか初代モナーに殴られて・・・・・・。」
カメモナーはは日本刀が無くなっていることに気がついた。
「どうしよう・・・幸いに水と食料はあるけれど・・・。そうだ・・・。」
自分が引っかかり緩くなっていた釣り糸をぴんと張る。 初代モナーと同じことをしようというのだ。
手には自分が殴られた棒を持ち、敵を待つ。
だがカメモナーは気づかなかった。
初代モナーが成功したのは自分が混乱していたから。 何より彼は隠れるのが得意だったからだということを。
カメモナーの悲劇はここから始まる・・・。





 
290灯台組とぃゃん@( ´・ω・):03/04/15 19:27 ID:NDsFUv8Q
゚)て
文字れすだった

引っ込みます
291x:03/04/15 19:49 ID:bGfPat0Z
ご飯食べてたら...(´・ω・`)

>>278
・【女子19番】マコ が 【女子4番】ぃゃん によって爆殺
  (死因:手榴弾による身体の爆発)
・【女子22番】よっすぃー が 【女子11番】ダーヤス によって刺殺
  (死因:ジャックナイフによる首切り)

あと【女子21番】やぐやぐ が2発銃弾受けて手負い。
モナーとニラ茶猫は組んだのかな?

これだけっすか?
292x:03/04/15 19:50 ID:bGfPat0Z
sage忘れました。逝ってきます。
293名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 19:51 ID:VaPIOrP3
                 「\        .「\
                 〉 .>       〉 〉
                 / /       / /  
                /  |         /  |
                /  / @@@ /  /誰があんたに殺されるって!?
               (  〈.@# _、_@/  /.   |
                \ `ヽ  ノ` )  /    ‖
                 \ \^ /  /ヽ      
               | / ヽ   `´  ノ  ヽ
               ‖( 、|     /ノ  ノ  |
             |   ヽミ´    彡 ) イ   ‖
         |   ‖  ノノ      | ⌒ヽ
         ‖    / /      .|‐i.  l     |
         _     / ノ , _  、 ヽ`ヽ_ /    ‖←クックル
        (`ヘ -‐ ' ´⌒´ (;、   ,) 、 / .)"´`ヽ、_
        丶_,, ニテ-‐T´ ̄ノノノノ/ /ー -t 、_n,)
          .く _,, -ー┘          し´
294名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 19:54 ID:VaPIOrP3
                   _ _     .'  , .. ∧_∧
         @@  _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '     (    ) 
        @,#-'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ  あんたもだよ!!!   |  /  ノ |←ひろゆき
      /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ
      /   _, \               / ,  ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /     | (_         !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/
295廃たま〜:03/04/15 19:57 ID:zmC4DvQ+
その頃アヒャはもといた場所になんとなく戻ってきてしまった。
テナーの最後を確認するのを忘れていたので仕返しに来るかもしれないと、心配したのだ。
そしてテナーが死んでいるのを確認した。
そこにはちゃんとテナーの死体があった。
実際、生で死んでるところを見るのはさすがに気が進まない。その時だった。かなり近くで銃声がしてその直後に弾が肩をかすった。
【男子17番】ドウモスイマセンがいきなり撃って来たのだ。
実は数分前にドウモスイマセンがココにきて潜んでいたのだ。
まさかドウモスイマセンが潜んでいると思っても居なかったのでアヒャは焦った。
敵は銃を持っていたのでほとんど勝ち目がなかった。
アヒャは逃げようと思い森の中に入ろうとしたが、ドウモスイマセンがこちらに撃ってきて
それがアヒャの頭に命中し、アヒャはバタッとその場に倒れた。
アヒャの死を確認すると最後に「ドウモスイマセン、勝つのは僕だ」といい、ドウモスイマセンはその場を立ち去った。
【残り41人】
296名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 19:57 ID:VaPIOrP3
       @@@   あたしに勝負を挑むなんて     
      @# _、_ @  100年早いよっ!!!
       (  ノ` ) 
      ( ヽ_  ⌒,ヽ、
       lヽ_  ソ  ̄_/
          l    '  ~l
        l      l
          (      ノ
        ヽ  y l
         ヽ  ヽl
          ヽ  )
           l  ll
             l  l.l             ∫
  ∩    ∩   l  ll           ∫
   )`i_  )`i  l l _____
  (    ̄ ̄⌒ ̄ ̄         ̄ ― _ __    _  _
    ̄ ̄ ̄ ⌒─‐___/  _ノ`(;_ _ )_  ̄ 二、`っ^つ) ←ひろゆき
               / /   ∨ ̄∨    ̄     ̄
              / /
             ( __(
297名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 20:02 ID:zmC4DvQ+
小説書いてくださいよ
「……優勝。」

やっと思い出した。
とはいえひろゆきの放送を聞けば大半の人は誰だか分かっただろうが。

「……ダメダ、コロサレル……」

このままモナーの後をついていったら、おそらく殺されるだろう。
なにせ、彼は前回の優勝者だ。
見つかったら、殺されるに決まっている。

「ニゲナキャ……」

そう言ってモナーが歩いていったほう逆の方向へ走り出した。
おそらくまだ見つかっていないだろう。
無理に戦って無駄死になんて絶対ごめんだ。


「ココマデキタラ、ダイジョウブカナ?」

"ゲーム"に参加する気は満々だが、無駄に飛びついていって殺されたら馬鹿らしい。
そして少し休んだ。体力が無くなったら死ぬだろう。
近くにあった岩に座って休んだ。

【残り42人】


すいませぬ、保管はお待ちを。
299お茶の間の猫:03/04/15 20:05 ID:1ZWbeLyv
ぁ、そういえばモナーをつけていた香具師がいたんだ・・・忘れてた
300灯台組とぃゃん@( ´・ω・):03/04/15 20:20 ID:NDsFUv8Q
テナーは死んでなかったはずでは・・・?
301のー@(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/15 20:28 ID:gaF2opQj
文字レススマソです。
>>299-300

何度も言っていますが、何か疑問や感想があるのなら、
せっかく感想スレがあるのですからそちらへお願いできません?
なんだか仕切っていてすいませんが。
ニラ茶猫(男子15番)は荷台に置いてあったガトリングガンを一緒に置いてあった台に乗せた。かなり重かったが、モナー(転校生)と協力し、何とか終えた。
ガトリングガンに繋がっている長い弾丸の列は、荷台の残ったスペースにごちゃごちゃ置いてあり、モナーは荷台と運転席から連絡を取れるように、そこにあった拳大の石で、運転席の後ろ、丁度荷台との間にあるガラス窓を割った。
軽トラックの運転席の、鍵の差込口にとりあえず鍵を差し込んでおいて、ダッシュボードにモナーの支給武器の探知機を置いておいた。
今モナーは雑貨屋で必要なものを揃えると言っており、入ってから十分ばかり経つと、デイパックを持ってまた入り口に現れた。二人のデイパックは助手席に置いて一段落すると、ニラ茶猫が言い出した。
「雑貨屋で何を持ってきたんだ?」
モナーは助手席にあったデイパックを一つ取ると、ジッパーを開けて中身を順番に取り出した。
「まずはライターモナね。炭にミネラルウォーター。あとは糸と――、そこで拾った何かの空き缶と針モナ」
そう言って人つずつデイパックに戻した。そしてデイパックを再び助手席にしまうと言った。
「まず脱出するなら仲間を探すモナ」
「そうだな」
これに関しては探知機と車がある分簡単だ。もし相手が撃ってきても、車は弾除けになるし、ガトリングガンの銃口を向ければこっちのものであった。
「けど、監獄の周りは禁止エリアモナ。島から出るとしても、この首輪をはずさないと無理モナ」
そう言うとモナーは首に巻かれた首輪を指差した。その通り、この首輪をどうにかしないと脱出はまず不可能であった。
「方法としては、まずは本部にサーバーコンピュータがあるはずモナ。それを機能させなくするモナ」
「どうやって?」
「爆発では多分届かないところに置いてあるだろうから、コンピュータ・・・クラッキングなどモナね」
だが、ニラ茶猫にはコンピュータ技術なんてなかった。クラッキングすらクリックも知らない田舎っ子だった。モナーはどうかは知らないが―――
「それと、首輪を何らかの方法ではずすモナ」
そう言われて、ニラ茶猫はモナーの首輪を見た。放送でははずすと爆発すると言っていた。多分コレは本当である。
ならば爆発させずに解除するのだが、その方法も、知るはずがない。
沈黙が流れたが、ニラ茶猫は脱出の話は置いておいて、別のことを切り出した。
「前回は―――どんなカンジだったんだ?」
モナーは何を言わず運転席に乗り込んだ。探知機に反応がないことを確かめると、ハンドルの隣にある鍵をひねった。ぶるん、とエンジンの音がした。すぐにモナーはガソリンメーターを見て、ガソリンが充分あることを確かめると、口を開いた。
「今は言えないモナ。気が変わったら―――言うモナ」
そう言うとすぐにギアを動かし、アクセルペダルを押した。車は動き出し、生徒しかいない島に、車の音が聞こえ始めた。
「どこに行くんだ?」ニラ茶猫が、エンジン音でかき消されそうだったが、切り出した。
モナーはすぐに答えた。
「とりあえずドライブモナ。少し運転に慣れる必要があるモナ」
そう言って少し南、C3の辺りで車を止めた。

【残り42人】
303名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 21:17 ID:Gp9R1zf8
>>278
些細なミスだけど一応、

>よっすぃーの首から手が噴出し、ちょうど正面にいたやぐやぐに降りかかり、壁にも血の跡を残した。

首から手が噴出しております。
304ドウモスイマセン@(゜Д゜):03/04/15 21:18 ID:z55NeTo9
ドウモスイマセンは初めての殺人に喜びに似た感覚を感じていた
アヒャの不意をついたとき・・・欺いた事が快感ダッタ・・
あいつの驚いた顔・・・ワラエタナ・・・
逃げ様としてたけど結局ムダなアガキだったのサ・・

ヒキガネヲ ヒクダケデ ソイツノスベテヲ ウバエルンダ・・・・

カコモ ミライモ アタマモ コエモ ユメモ・・・・アイダッテウバッテヤルサ

イツモシタテニデテタケド コンナカンカクヲ アジワエルナラ ワルクナイ・・・

「きもちいいヨ・・・」

「殺される側の感覚も味わってみれば?なのじゃ」
声に気付いたと同時に背中に熱いものが走った

「ぐああああああああ!!!」

熱さはすぐに痛みに変わった
背中から出た生暖かい血のしぶきが後ろの影に振りかかった
ドウモスイマセンは地面に転がり激痛にもだえた
「イタイ・・・イタイヨォオオオオ!!!」
後ろの影が妹者だと気付いた
妹者は地面に転がっているドウモスイマセンの心臓に向かって
日本刀を突き刺し死亡を確認した後
「どうしても銃が欲しかったのじゃ・・・」とだけ言い
ドウモスイマセンの銃を取り念のためアヒャの包丁も取った

【残り40人】
305廃たま〜:03/04/15 21:29 ID:0DnA6YdP
テナーやっぱり重傷にしようか?
だったら書き直すけど・・・・
306お茶の間の猫:03/04/15 21:31 ID:1ZWbeLyv
(つー`)メッ! >>301を見るべし 
307廃たま〜:03/04/15 21:34 ID:0DnA6YdP
もう回線切るんで次は明日に書くよ。
308ぞぬ:03/04/15 21:43 ID:LLCYVx75
【男子18番】ぞぬは自分の舌を使ってバッグから武器を取り出そうとした時
 どこからか爆発音を聞いた。(手榴弾の爆発音)
『北の方からゾヌ…
 なるべく近づかない方がよさそうゾヌ…』
ぞぬは武器を確認するのを忘れて南へ向かって進んでいった。

20分ほど歩いただろうか。
前方から日本刀を持った誰かが近づいてくる。

(ドウモスイマセンから奪った銃の試し撃ちをしてみたいのじゃ…)

ぞぬの第六感が危険を悟った。
(凄い殺気ゾヌ…隠れないと殺されるゾヌ…)
ゾヌは自分の大きい図体を隠しきれる木を探して裏に隠れた。

殺気を放っていた人物が見えなくなった。そして又南へ進んでいった。

…ドウモスイマセンの死体を発見した。背中がパックリと割れていた。
「さっきの日本刀でやられたみたいゾヌ…
 クラスメイトのほとんどがこんな風にならないといけないゾヌ…?」

怖くなって全速力で走った。
309x:03/04/15 21:47 ID:wG7WfbKh
えと。

・【性別不明2番】アヒャ が 【男子17番】ドウモスイマセンによって銃殺
  (死因:銃器により頭部損傷)
・【男子17番】ドウモスイマセン が 【女子1番】妹者によって刺殺
  (死因:日本刀により心臓を一突き)

ドウモスイマセンの銃が妹者の手に渡ったけど、種類解りません(´・ω・`)
+アヒャの包丁も。
「…ン…ネチャッテタンダ…」

ビーグルは目を覚ました。
こんな無防備な姿で寝ていて助かったこと自体が奇跡だが、
今はそんな奇跡を喜ぶ暇もない。

「ハヤク、イドウシナイト…」

そう呟いて、ちょっと急ぎめで歩き始めた。
とりあえず地図を確認してみる。ここがどこか分からないと話にならない。

「…ココカラ、チョットアルケバ、Cノ3カ…」

森などがあるらしく、隠れるには最適だろう。
無駄な戦いは避けるほうが勝てる可能性は高いだろうし。

「ヨシ、チョットアルクカ。」
ビーグルはそう言って歩き出した。
311名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 22:13 ID:LV5c4dVD
農家にて

テナーが内部に、近くの林にはアヒャが倒れている。
ドウモスイマセンは既にこの場所から離れていた。
辺りからは物音一つせず、不気味な静寂に覆われている。
そのとき誰が気付いたであろうか…アヒャの焼夷弾に蟻が集っていた。
隙間から一匹、また一匹と蟻はゆっくりと、だが着実に砂糖と火薬の混ぜ物を運んで行く。
大量の火薬はまもなく何処かの蟻の巣に備蓄されるのだろう。
それが何処になるかは知らないが…危険なことに変わりは無い。
果たしてその火薬が、何の拍子に誰を傷つけるのかはわからない。

…辺りからは物音一つしない、アヒャとテナーが倒れているだけだ。
312初代モナー:03/04/15 22:18 ID:9yysFuwM
どれくらい歩いただろうか。 初代モナーの目に飛び込んできたのは旧軍施設だった。
「・・・まさか・・・ここは・・・・・・!」
そう、戦争中、初代モナーはこの島で闘っていたのだ。
彼はとりあえず施設に入った。 ちょうど兄者がいる場所の反対側である。
「・・・間違いない。」
そこは遠い昔の記憶の中にある施設と変わっていなかった。 ずいぶん古びた感じがし、ガラクタが散らばっているものの・・・。
(何か武器になるものは無いか?)
しばらくガラクタをあさっていると銃を見つけた。 戦時中使っていたもので、彼にとっては懐かしい銃である。 だが弾が無い。
彼は弾を捜した。 程なく古びた戸棚の名から数百発の弾を見つけた・・・がその下に何かがあった。
「・・・!!!これは・・・!」
それは古びた千人針だった。 紛れも無い彼のものだ。

―それは彼が出征する前の話
彼と結婚を誓っていた女性から貰ったものだった。
敗色濃厚となり、撤退に撤退を重ねても彼はそれを胸元に入れて離さなかった。
しかし敗戦の年の3月、彼のいた部隊は進退窮まり、バンザイ突撃を敢行することとなる。
中隊長クラスでも武器は小銃。一般兵には木を削って作った槍しか与えられなかった。
次々と倒れてゆく仲間たち。彼も胸に銃弾を受けて倒れた。
 しかし彼は生きていた。彼は捕虜にされた。胸の千人針に当ったらしい。 彼は彼女に心から感謝した。

終戦後、彼は焼け野原となった故郷に帰った。 
しかし彼女はもういなかった。 空襲で死んだのだ。
彼は泣いた。 ただ泣いた。
後日、彼女が死んだのは自分が突撃した日だと知った。
(彼女は私の命を救ってくれたのだ・・・・・・。) 
そして二度とこんな悲劇は起こすまいと誓い、平和のため高等学校へ入学したのだ(未だに留年中だが。)

「そうだ・・・二度殺し合いはしてはならない・・・。」
彼は一銭硬貨の三枚しかついていない千人針を懐にしまい、銃を持ち基地を後にしようとした。
その時だった。 


313初代モナー:03/04/15 22:27 ID:9yysFuwM
不意に人の気配を感じ、初代モナーは反射的に銃を向けた。
「誰だ!!?」
銃に弾は装填されていない。 単なる脅しに過ぎなかった。
「バトルロワイアルの参加者か? 待て、俺は敵じゃない!」
初代モナーは相手の顔を確かめようとしたが逆光でよく見えない。
銃を構えたままゆっくりと相手に向かっていく。 そして彼の姿を見て驚きの声をあげる。
眉間には弾痕、左眼には眼帯、身体のあちこちに傷がある。 何より・・・
「・・・首輪が無い!? ・・・お前は何者だ?」
ようやく見えてきた彼に問う。
「俺は・・・八頭身フーン・・・。今はそう名乗っている。」
兄者だった。 兄者は続けた。
「分かってくれ。俺は敵じゃない。」
(こいつは敵ではないようだ・・・・・・。)
初代モナーは銃を下ろした。

こんなものですか。
実は私用でしばらく書けません。 なので話が進みそうな兄者と合流させました。
勝手に動かしてください。 死んでも構いません。

あと兄者は八頭身フーンと名乗っていると勝手に設定を作ってしまいました。
問題があったら無視してください。 
314ぞぬ:03/04/15 22:30 ID:LLCYVx75
ぞぬは我を忘れて走った。
真っ直ぐ走っているつもりだが、実際は少しずつ西にずれていた。


視界に民家が入った。ゾヌは中に入ろうとした。しかし
…走っても走っても進まない。空を蹴るばかりだ。
「…!!
 …穴にはまってしまったゾヌ…」
ぞぬは誰かの仕掛けた落とし穴にはまってしまった。
大きい図体が幸いして落ちることは無かったのだが。
二本の足で必死に抜け出して、穴を覗き込んだ。

底で【男子23番】モヒャが串刺しになっていた。
落とし穴の底には枝や岩で作られた針山があった。
ゾヌの全身の力が抜けた。
(ゾヌも体が小さければこうなっていたゾヌ…)
ゾヌはしばらく立つことが出来なかった。

――――――――――――――――――――
モヒャが落とし穴に落ちる少し前

「ダレモイナイ…ワナヲツクルナラ イマノウチ…」

――――――――――――――――――――


 
315初代モナー:03/04/15 22:36 ID:9yysFuwM
>>312
胸の千人針に当ったらしい→弾は胸の千人針に(略)
訂正おながいします。
316( ´_ゝ`) gw1.aitai.ne.jp:03/04/15 22:38 ID:hJOwESaF
初代モナーは、記憶を頼りに旧日本軍の施設を目指した。
老齢のため体力が無い上、戦時中の悪夢もよみがえって来た為道中何度か
吐いてしまったが、それでもなんとかたどり着いた。
「ふう、やっと着いたようだ。ここなら何か武器があるだろう。」
しかしそこは草が生い茂っており、入り口を探し当てることは困難を極めた。
草を掻き分け、入り口を探すこと十数分後、初代モナーは何者かの気配に気づいた。
急いでその場にしゃがみ込み、音の方向を凝視した。すると、

「・・・!」
彼は絶句した。それは日本兵の姿であった。戦時中にタイムスリップしたかのような
錯覚を覚え、おもわず立ち上がってしまった。
「誰だ!」
日本兵がこちらを向いた。




317【】:03/04/15 22:39 ID:fdyKu3+r
午前五時 D−3地点西
【男子5番】Z武は今D−3地点の崖にいた。
常人であれば、このくらいの距離であればものの一時間で着くのであるが・・・・
なにせ彼には手足がない・・・いわばカタ○者なのだから。
「ひどいのさ〜。僕の様な弱者をこんなプログラムに放り込むとは・・・ひろゆきって男は血も涙もない男なのさ〜」
唯一彼の手足になっている車イスも、この島のような舗装のされていない道では使えない。
彼は最期に海を眺め、身を投げることでひろゆきに対して無言の抵抗を試みることにした・・・
「潮の匂いがするのさ〜。・・・いい香りなのさ〜。」
そこでZ武はしばし海を眺め、物思いにふけていた。
やはり、僕は最初に狙われるのだろうな・・・僕は弱者だから・・・
僕は何の因果でこんなところで死ななくてはならないだろう・・・
ああ・・・僕がもし魚だったら、鳥だったら、そして健常者だったら・・・
一度でいいから・・・自らの足で立ってみたかった・・・椅子の上ではない世界を見渡して見たかった・・・

そんなことを考えているうちに、支給された時計の針はすでに午前六時を回っていた。
不快なひろゆきの声が島内に設置されたスピーカーから鳴り響く・・・
「(みんな・・・もう殺し合いを始めているのさ〜。僕はどうせ無惨に殺されるだけに決まってるのさ〜・・・それなら・・・)」
Z武がひと思いにその身を投げようとした瞬間、東の方角から爆音が鳴り響いた。
「(一体どこだろう・・・?)」
地図によると灯台付近らしく、続けて数発の乾いた音がZ武の耳に届いた。
「(武器・・・そう言えばぼくに支給された武器を見てなかったのさ〜)」
Z武はデイバックの中をまさぐってみると、そこには人間の物と思われる腕と足が入っていた。
「こ・・・これがぼくの支給武器・・・?とりあえず説明書を読んでみるのさ〜」
説明書に添付されていた手紙にはこう書かれていた。
「やあ、Z武君。管理人のひろゆきです。君が出発するときだけは、このデイバックをクックルが渡したのは覚えているかな?
これは君に渡しておきたかったんだ。何せ・・・君にしか使えない物だからねえ。これは四○博士が“君だけの”ために作った義手と義足だ。
超電磁の力によって、神経系統の伝達をスムーズに行うことができるという優れものだ。能力については説明書を読んでくれ。
これを君にプレゼントするよ。君には期待している。がんばってくれ。」

Z武は早速その義手足を付け、ゆっくりと立ち上がってみた。足からはしっかりと大地を踏みしめる感触が伝わってくる。
――――広い・・・世界とはこんなに広かったのか・・・Z武の瞳から一筋の涙が頬を伝い暫くその場に立ちつくしていた・・・・
「もう・・・思い残すことはないのさ〜。もういつしんでもいいのさ〜・・・僕は・・・こんなゲームに放り込んでくれたひろゆきに感謝を込め報復をする・・・」

さて・・・それじゃあ行こうか・・・

現在時刻【午前六時三〇分】
318( ´_ゝ`) gw1.aitai.ne.jp:03/04/15 22:41 ID:hJOwESaF
あ、ダブってしまいました。漏れのほうは無視して下さい。
319ぞぬ:03/04/15 22:49 ID:LLCYVx75
【残り39人】
320お茶の間の猫:03/04/15 22:49 ID:1ZWbeLyv
男子14番 ニダーはその頃島の最南端・・・F-7にいた。
「こ・・・こんなゲーム間違ってるニダ・・・ひろゆき・・・謝罪と賠償を!ニダ・・・」
彼のデイバックに入っていたのは『忍者セット』だった。
その中には 手裏剣10枚 クナイ3本 煙球1つ まきびしが一袋と他に色々変なものが入っていた。
「絶対にふざけているニダ・・・こんなおもちゃみたいな武器でどう戦えばいいニダ・・・きっとみんなは銃を持ってるはずニダ・・・」
とりあえずニダーは出発後島の最南端まで歩いてきて、つい小一時間前まで大きな木の上で寝ていた。
こんな状況下でもぐっすり寝ていられる単細胞のニダーだったが誰にも見つからなかったのは彼の強運のおかげであった。
「これからどうするニダ・・・とりあえず誰かと合流したいニダ・・・ウリは頃し合いなんてしたくないニダ」
その時彼のおなかが『ぎゅるるるるるぅ〜』と大きく唸った。
「そ・・・そういえばまだ何も食べていなかったニダ・・・でもこんなまずそうなパン食べたくないニダ・・・」
少し悩んで彼はあることを思いついた。――焼いて食べるニダ!!――
ここまで鈍い生徒はほかにいないだろう。ニダーは焚き火を焚いてパンをこんがり焼き朝食を済ませた。
しかし強運の持ち主のニダーもこれは避けれなかった。なんせ焚き火の煙で自分の位置を知らせてしまったのだから。
そして彼の背後には影が迫ってきていた・・・


バトンタッチ!!
>>320
ここでいうのはまずいかも知れませんが、ニダーは前回で死んでます
ニダダーが多分男子14番だと思われますのでスマソ
322初代モナー:03/04/15 22:59 ID:GUGCXa4R
あ、ちょっとだけ書いておく。
今の初代モナーの持ち物は
・島で入手
昔の銃 弾数百発 釣竿の残骸 日本刀 千人針 水と食料 地図
・最初から持っている
弁当・お茶・着替え・クラス名簿五十数年分(w

ぜひとも千人針を役立てて欲しいなあ。
323兄者と初代モナー@( ´・ω・):03/04/15 23:15 ID:NDsFUv8Q
八頭身フーンと名乗った兄者(第一回生存者)は初代モナーが銃を下ろしたのを見ると、肩をすくめて初代モナー(男子9番)へ近づいた。
「見なれない顔だな。どうやってここまで来た?」
初代モナーが言ったが、兄者は初代モナーから目線を外し、先程初代モナーが持っていた38式歩兵銃を探し出すとそれを持った。これは武器がなかった兄者にとってはありがたいものであった。
その後、もう一度初代モナーに目線を戻した。
「秘密だ」
そう言うと、初代モナーはとりあえず自体を了承したようで、38式歩兵銃を握りなおした。その後、兄者が、ふと切り出した。
「パソコンを見なかったか?どんなものでもいいんだが」
「いや」
「そうか」
そう言うと兄者は残念そうな表情を見せた。そしてすぐに、38式歩兵銃を初代モナーへ向けた。
「―――何をしている?」
兄者は少し口元を歪めた。その顔を見て初代モナーはまさか―――と思った。
奴は、ただパソコンがあることを聞きたかっただけじゃなかったのか?そしてすぐに自分を殺すつもりだったのかと。
初代モナーはそう断定し、悔しそうな表情を見せた。兄者が、その表情を見てこの自体を了承したのを確認すると、言った。
「そういうことだ。じゃあな」
初代モナーは目を閉じた。

旧日本軍基地に一発の銃声が響いた後、沈黙が落ちた。
初代モナー(男子9番)は目を開けた。兄者(第一回生存者)に撃たれ、今はこの世からおさらばしているはずだ。
多分目の前にはかつて戦った戦友や、千人針をくれた女性がいるはずだった。
だが、その目の前にはまだ兄者がいた。兄者は自分の首―――首輪に手を置いて、何かをしている。
そして暫く経った後、かちゃっと何かが外れる音がし、兄者が慎重に外したものを遠ざけた。
それは――――紛れもない首輪、あの首輪であった。たしか、外すと爆発すると言っていたはずだ。
兄者はその首輪を遠くへ投げ捨てた。それから、言った。
「これであんたは死亡扱いになる。そしてこれで監獄にも入れる――まあ、衛星写真とかに写ってたらばれるがな」
「あんたは一体・・・?」
兄者はまた、口元に笑顔を作ったようだった。その表情のまま口を開けた。
「俺は前回の生存者だ。そして妹者の―――兄だ」

その後、兄者はいろいろなことを話した。
初期武器が防弾チョッキだったこと。弟を見つけたときはもう死んでいたこと。ハッキングに失敗したこと。監獄に侵入してひろゆきに撃たれたこと。
防弾チョッキで防いだが、もう一度撃たれたこと。これも防いでいたこと。偶然首輪を外す方法を知ったこと。
プログラムが終わり、この島で治療を受けたこと。反政府運動で活動していたことなど、いろいろなことを話してくれた。

「そりゃ、辛かったな」
初代モナーは最初にそう言った。続けた。
「お前がこのゲームをブッ壊すというなら、俺も協力する。こんな老人、足手まといになるかもしれないが・・・」
「いや、助かるよ」
兄者はそう言った。
「パソコンがあればラクなんだがな。妹者が一台持っているはずだか、その妹者が見つからない」
「じゃあ、とりあえず妹者を探そう」
兄者が頷いた。
その時だった。ぱららららららとタイプライターのような音が連続し、二人のすぐ横に合った古びた机に無数の穴が開いた。兄者は初代モナーの身体を引き寄せると、そこにあった机を倒して防壁を作った。
すぐに一発、身を乗り出して兄者が撃った。耳が痛くなったが、気にしていられない。
基地の奥に人が見えた。カステラ箱のような銃を持ったその生徒は、フェラーチョ(男子19番)であった。そして、その銃声は一度、聞き覚えがあった。それは多分、フェラーチョが撃ったのだろう。
「ミ、ミ、ミナゴローシ!!」
そう言ってもう一度カステラ箱が火を吹いた。兄者が顔を下ろした。その時、兄者が言った。
「逃げるぞ。あいつはやる気だ。説得しても無駄だ。いいか、あの裏口から出る」
初代モナーは頷いた。ぱらららららという音が止んだ。
すぐに兄者と初代モナーが走り出した。フェラーチョはマガジンを入れかえると、すぐにもう一度撃った。
ぱらららららという音が響き、初代モナーの懐に、当たった感じが伝わった。バランスを崩したが、何とか体制を立て直した。
そして裏口から何とか脱出した。暫く走り、フェラーチョが来ないことを確認した後、兄者はぜえぜえと息を吐きながら、初代モナーを見た。
「撃たれたのか」
「大丈夫だ」
初代モナーが兄者より激しく息を吐きながら言った。
「見せてみろ」
そう言うと学生服をまくりあげた。だが、銃弾の跡はなかった。学生服のポケットを見ると、千人針がポケットの中でくしゃくしゃになっており、その中に弾丸があった。
あの千人針は、また初代モナーの命を助けたのであった。初代モナーは、その千人針を見つめ、涙をこぼした。
―――まだ、生きろと言うんだな――――

初代モナーは暫くして千人針をもう一度ポケットにしまった。そして兄者と共に、また動き出した。
325@( ´・ω・):03/04/15 23:19 ID:NDsFUv8Q
【残り39人】
326お茶の間の猫:03/04/15 23:20 ID:1ZWbeLyv
男子14番 ニダダーはその頃島の最南端・・・F-7にいた。
「こ・・・こんなゲーム間違ってるんだな・・・ひろゆき・・・謝罪と賠償を!だからな・・・」
彼のデイバックに入っていたのは『忍者セット』だった。
その中には 手裏剣10枚 クナイ3本 煙球1つ まきびしが一袋と他に色々変なものが入っていた。
「絶対にふざけているんだな・・・こんなおもちゃみたいな武器でどう戦えばいいんだ・・・きっとみんなは銃を持ってるはずなんだな・・・」
とりあえずニダダーは出発後島の最南端まで歩いてきて、つい小一時間前まで大きな木の上で寝ていた。
こんな状況下でもぐっすり寝ていられる単細胞のニダダーだったが誰にも見つからなかったのは彼の強運のおかげであった。
「これからどうするんだな・・・とりあえず誰かと合流したいんだな・・・漏れは頃し合いなんてしたくないんだな・・・」
その時彼のおなかが『ぎゅるるるるるぅ〜』と大きく唸った。
「そ・・・そういえばまだ何も食べていなかったんだな・・・でもこんなまずそうなパン食べたくないんだな・・・」
少し悩んで彼はあることを思いついた。――焼いて食べるんだな!!――
ここまで鈍い生徒はほかにいないだろう。ニダダーは焚き火を焚いてパンをこんがり焼き朝食を済ませた。
しかし強運の持ち主のニダダーもこれは避けれなかった。なんせ焚き火の煙で自分の位置を知らせてしまったのだから。
そして彼の背後には影が迫ってきていた・・・


これでいいのかな?前のレスは無視してください。しゃべり方がよくわからないので勝手にやっちゃいました^^
忍者セットの『色々変なもの』これを使って話を進めて逝きたいな。 
327名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 23:42 ID:emtEHKqy
「…妹者が見つからないな。」
兄者が深いため息をついた。
もう探し始めて何時間経つのだろう。
「今頃、一人で不安なんだろうな…」
ふと呟く。
――今、妹がどんな状態か知らないで。

「なぁ、兄者。」
その様子を見ていた初代モナーが口を開いた。
「…とりあえず、別行動しないか?どっちも仲間を探しながら妹者を見つけた方が効率が良い。」
兄者は少し考えていたが、小さく頷いた。
「…じゃあ、三時間後に、ここに集合だ。仲間に出来そうな奴がいたら連れてこよう。
 首輪してないのを見たら分かってくれるだろう?」
二人は、お互い頷いて走り始めた。

――だが、この二人はもう二度と会うことは無かった。
328名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 23:44 ID:emtEHKqy
「…絶対、ひろゆきに報復してやるのじゃ…」
家族を失った妹者はもう勝つことしか頭に無かった。
「もう、みんな殺してやるのじゃ…」
妹者は狂い掛けていた。

「ん?あそこにいるのは、まさか…」
兄者は妹者をとうとう見つけたのだ。
「…早く声をかけてやらないと…やっぱり一人だったな。」
兄者は、妹者がまだ生きていた安心感とまた会えた嬉しさで、
走りながら妹者を呼んだ。
「おーい、妹者!おーい!」
そう言って妹者の肩を叩いた瞬間。

――ザクッ

妹者が持っていた日本刀が兄者の心臓に刺さった。

妹者は、兄者の事をクラスメートだと思い、日本刀を一気に突き刺した。
心臓に当たったような感触があったので後ろを向いた。
「みんな、殺してやるの…え?」

そこにいたのは、紛れも無く自分の実の兄、兄者だった。

「妹……者……たす…か…」
途中まで言いかけ、そして兄者は息絶えた。
今まで、ずっと生き残ってきた兄者。だが、実の妹によって"死"は訪れた。
329名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/15 23:44 ID:emtEHKqy


「いやあああああああああああああああああああああああああああ!」
家族は皆殺された筈だった。だから、ひろゆきに報復してやると…
「あ…兄…者………」
しかし、目の前にあるのは、紛れも無く兄者の死体だった。
自分の服についているのは、紛れも無く兄者の血だった。

そこにあるのは、間違いなく自分が兄者を殺した、という事実だった。



「ど…どうして…?あ…兄……者…」
死んだはずだった。第一回プログラムによって。
何の為に自分はウンコーとドウモスイマセンを殺したのか。家族が、皆いなくなったから…一人になっちゃったから…
だからひろゆきを殺すために…
何故、ちょっと後ろを振り返らなかったのだろうか。
後悔と共に涙はどんどん溢れ出てきた。
「あ…兄者…」
涙は止まらなかった。
心臓から血を流して倒れている兄者の死体の横で、涙が枯れるほど泣き続けた。
330ぞぬ:03/04/15 23:47 ID:LLCYVx75
【残り38人】

 兄者…
331(=゚ω゚)ノ  ◆iyou.Tr.92 :03/04/15 23:49 ID:2KW1h+hn
本当に死ぬとしても【残り39人】ですね…
うぅむ。
332x:03/04/16 00:05 ID:r8G07t4U
えっと。

・【男子23番】モヒャ が 【男子1番】イマノウチ により殺害
  (死因:イマノウチの仕掛けた罠で串刺し)
・兄者 が 【女子1番】妹者 により殺害
  (死因:日本刀によって心臓を一突き)

やる気の者
【男子5番】Z武 追加

持ち武器(判明分)
>>262 参照
初代モナー… >>322 参照
【男子14番】ニダダー:忍者セット
【女子16番】のー:スタンガン
【男子15番】ニラ茶猫&【転校生】モナー:トラック&ガトリングガン

忘れてるのあれば付け足しお願いします。( ・ω・ )
333x:03/04/16 00:06 ID:r8G07t4U
スタンガン蕪ってました。すいません。(´・ω・`)
334名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/16 00:07 ID:FN1zkRWy
「担当官!初代モナーの反応が消えました!」

ひろゆき「へぇ…奴は戦争に参加したこともあるから結構いい所まで行くと思ったんだがなぁ。
     こんなに早く死ぬとは思わなかったよ。
     で、殺ったのは誰だ?」

「恐らく 【男子19番】フェラーチョだと思われます。」

ひろゆき「ああ…あのマフィアの…どういった理由で学校に通っていたか
      知らないが、武器の扱いには慣れていそうだなぁ
     そういやこいつに金を賭けた上官は誰もいなかったなぁ( ´,_ゝ`)
     まぁせいぜい頑張ってくれよw」
335妹者@(゜Д゜):03/04/16 09:26 ID:DbvrPPHy
妹者は呆然としていた
魂が抜けた抜け殻のようになっていた
口を半分あけクラクラとさ迷い歩いてた

ドウシテ アニジャガ・・・?

アニジャハ コロサレタンジャナイノ?

デモ アニジャハ イキテイタ ソシテワタシガ・・・




・・コロシタ?

アニジャヲコロシタ アニジャヲコロシタ・・・・・・

頭の中で同じ言葉がぐるぐると回る
自慢の長めの髪はくしゃくしゃになり
幼さの残ったかわいらしい顔はその面影を失い
涙はもう枯れ果て、まるくて大きな瞳は輝きを失い虚ろになっていた

ふらふらとあぶなっしく歩きつづけている

「あれはなにモナ!!?」

トラックをゆっくり近づけていくと血だらけの妹者が
ぺたんと座り込んでいた、まるで生気がない
「どうしたモナ!!?」
二人はトラックから降りて妹者に駆け寄った
妹者は二人の方に振り向くと枯れ葉のように血の気なく倒れた

「しっかりするんだ!!」

モナ―とニラ茶猫は妹者の体を担ぎトラックの荷台へと移動させた
「気を失っただけモナ・・・」
手当てをしようとしたがどこにも怪我が無かった

「ということはこの血は・・・・?」

「・・・返り血モナ・・一応武器は取っておくモナ・・」

ニラ茶にはモナーが<こいつはもう既に人を殺している可能性がある>と、
遠まわしに言っていることがわかった

【残り39人】
トラックの揺れで妹者が意識を取り戻した
「あ!モナー!!妹者が意識を取り戻したぞー!」
「ほんとモナ!?」

トラックを止めてモナーが運転席から出てきた

「ここは・・・?」
「雑貨屋にあったトラックの荷台」
ニラ茶が当たり前のように答えたが妹者は少し首をかしげた
「あ・・!」
妹者はモナーに驚いた

だれだっけ?・・えっと、たしか前回の優勝者・・・
優勝者?何の?そうだこのプログラムの・・・
プログラム・・アスキーアートバトルロワイヤル・・・

とここまで思い出すと咳を切ったようにしゃべりはじめた
「大変なのじゃ!!あたし二人も人を殺したのじゃ!!!
 その次に兄者を殺したの!兄者は生きてたのじゃ!!
 でもあたし殺しちゃったのじゃ!クラスメイトだとおもったのじゃ!!!
 兄者・・・あにじゃぁーーーーーーー!!」

急に泣き出した妹者を見て二人は戸惑ったがすぐにモナーが言った

「ちょっと落ちつくモナ!兄者は1年前に死んだモナ!!
              とりあえず何か飲むモナ」

モナーは雑貨屋からとってきた携帯ガスコンロでお湯を沸かし
妹者に飲ませた
少し落ちついた妹者はしばらくして喋り始めた
「わたしひろゆきに復讐しようと思ったの・・・でも監獄はすでに
 禁止エリアだった・・・だから優勝者としてひろゆきに近づこう
 と思ったのじゃ・・・そしてウンコーとドウモスイマセンを殺したの・・
 バカなコトしたと思ってるのじゃ・・・」

「兄者がいたっていうのは?」

ゆっくりとそしておそるおそるモナーは聞いた
妹者は森を指差し「あそこで・・・」とここまでいうと
自分が兄者を殺した光景を思いだし、また泣きそうになったが
こらえてこう言った

「兄者は銃しか持っていなかった・・・あの兄者がそれだけしか
 持ってこないはずはない・・・
 たぶん別の場所に荷物だけあると思うのじゃ・・・」

少し落ち着いた事で頭が回り始めたのだろう
そのようすに二人は少し驚いた

「とにかく兄者の確認と君が殺した二人の死体をいてみるモナ・・
 何かあるかもしれないモナ・・・辛いと思うけど・・いいね?」

妹者はこくりとうなずいた
モナーは運転席に移動しトラックを動かし始めた

兄者のバッグの中には兄者のPCが入っていて
そのPCには今まで兄者がして来た事と首輪のはずし方が
データに入っている事など3人は知る由もなかったが
そのバッグはいまだ海流の中をさ迷っているのである
338ぃょぅ@( ´・ω・):03/04/16 15:38 ID:FQJlnKWX
ぃょぅ(男子2番)は島の丁度、西の端の砂浜にいた。地図で言うと、D3辺りだろうか?
監獄から走って逃げた後、とりあえず診療所がD3辺りに地図で示されていたので、そこへ向かい、一通りの薬を手に入れた。
そしてその診療所から海が見えてので、とりあえず砂浜まで着ていたのだ。

みんな、殺し合いを始めているんだょぅ・・・おいらはどうすればいいんだょぅ
ぃょぅはクラスメイトと殺し合いをするなんてのはできるはずがなかった。支給武器はどうしたことか、先に"2B"と書かれた鉛筆一本のみであった。
これでは到底人を殺すことも無理だし、人を殺したくもなかった。

ぃょぅは波の音だけが続く砂浜に、何かが落ちているのを見つけた。どうやらそれは何かの、バッグのようだった。
誰かが海中で落としたものなのだろうか?とりあえずぃょぅはそのバッグへ近づき、中身を開けた。
ぃょぅはその中身に驚きを隠せなかった。

まず現れたのは何かの板のようであったが、どうやらノートパソコンであった。しかしぃょぅは使い方を知らないので、役に立ちそうなものではなかったが。
予備のバッテリーと、携帯電話が出てきた。ひろゆきは電話は使えないと言っていたが、本当なのだろうか?
そして、次に出てきたのは自動小銃であり、それはどうやらワルサーP99というものらしかった。予備の弾も、もちろん入っていた。
次に出てきたのはビニール袋に入った何か、四角くごついものと、小さな、ライター状のものであった。これは何なのかは分からなかったが―――
そして最後に、紙切れのようなものが底に置いてあった。裏返すと、写真になっていた。
五人、家族が写っているようだった。そしてぃょぅは、その一人に見覚えがあった。

妹者(女子1番)だろう。その横に父と兄弟らしき人物、そして母らしき人物が写っていた。
ひろゆきは妹者の家族は妹者を除いて死んだと言っていた。ということはこれは―――前回死んだ兄弟の遺品なのだろうか?

ぃょぅはそのバッグに中身を入れなおすと、このことを妹者に知らせるため、バッグを持って歩き出した。
339きれいなジャイアソとネーノ:03/04/16 16:29 ID:FN1zkRWy
【男子15番】きれいなジャイアソは島の端、地図のO−Jの辺りに立っていた。
彼は暴力を好まない。ドラマや映画の野蛮なシーンすら見た事が無い。
そんな彼が突然このクラスメイトと殺しあう「プログラム」に参加させられたのだ…

きれいなジャイアソは崖の端に支給されたバッグを置いた。
(ザイコ、母ちゃん、父ちゃん…ごめんなさい。
 僕はクラスメイトを殺すことも出来ないし、
 生き延びる事も出来ない。 だから…)

彼は飛んだ。海面へ叩きつけられるまでの時間は短いようで長く感じた。


その一部始終を見ていた【男子1番】ネーノは、
きれいなジャイアソの残したバッグの中身を確認した。
食料と水は無かったが、中にはバタフライナイフが入っていた。
ネーノはそれを自分のカバンに入れた。
(これで襲われても大丈夫なんじゃネーノ?
 …そういえばジャイアソは歌を歌うのが好きだったな…)

ネーノに支給されたのは攻撃力が全く無い「マイク」だった。
ネーノは海にマイクを投げ込んだ。
(これで成仏できるんじゃネーノ?)

【残り38人】
340(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/16 17:25 ID:3GwwwsZX
風と共に・・・・というか大袈裟かも知れないが、
のーはもの凄い勢いで草むらを走っていた。

「トリアエウジュウクライモッテオキマショカ」

いくらのーが怪力だと言っても、相手は前回の
BR優勝者だ。気を抜いてはいけない。
確実に殺さなくてはこちらが殺られる。

地図を見ながら、北へ北へと向かっている。
走っている間に何度か銃声が聞こえたが、放っておいた。

1時間走ると止まり、近くにある石に座り込んだ。
そのまま、深いため息を吐いた。

「 ・ ・ ・ ・ ・ 」

何かを思い立ったかのように、デイバックをあさり始めた。
中から出てきたものは・・・   ピストル・・・


ピストル型ライターだ。

友達を脅かすために持ってきた物だ。

のーは黙って枯れた木の枝を集め始めた。
風と共に・・・・というか大袈裟かも知れないが、
のーはもの凄い勢いで草むらを走っていた。
341放送@( ´・ω・):03/04/16 17:48 ID:FQJlnKWX
「ひろゆきだー!昼の12時の放送だぞー!いいかよく聞けよー!まず死亡者を言うからな!
 男子9番初代モナー!
 男子13番ドウモスイマセン!
 女子13番マコ!
 女子22番よっすぃー!
 性別不明2番アヒャ!
いいかー!こいつらみたいにならないように昼から頑張れよ!
禁止エリアはA2だ!分かったか!じゃーなー!」
342(=゚ω゚)ノ  ◆iyou.Tr.92 :03/04/16 17:52 ID:ka72ZvLi
…モヒャも一応死亡ということにしているんですが…(汗
ここでの指摘スマソ。
343放送@( ´・ω・):03/04/16 17:59 ID:FQJlnKWX
すまんかった
モヒャも追加です
344盗聴記録@( ´・ω・):03/04/16 18:00 ID:FQJlnKWX
ひろゆきはクックルと共に、監獄の、このゲームを管理している部屋に置いてあるソファに座っていた。
この部屋にはこのソファの横に置かれた黒い電話、そしてその後には大きなコンピュータがあり、そこには一人の兵士が座っている。
そのすぐ横に、何かの装置が置いてあり、そしてそこには五人程の兵士が座り、耳にヘッドホンをつけて忙しそうにしている。
ひろゆきはそんな兵士達を見ながら、ソファの真正面に置かれたテレビの、黒いリモコンを押し、チャンネルを変えた。
すると、ヘッドホンをつけていた兵士の一人が、ひろゆきの方へ向かってきた。

「担当官」
兵士がそう言うと、ひろゆきがその兵士に顔を向けた。
「何だ」
するとその兵士は、ヘッドホンを耳から外した。そのままソファの上に置き、続けた。
「女子一番妹者の盗聴記録でおかしい点がありまして、報告致しました」
「どんなのだ?」
「とりあえずこれを」
そう言って兵士はヘッドホンを差し出した。ひろゆきは受け取ると、そのヘッドホンを耳に当てた。
妹者の声が流れ出した。
『いやあああああああああああああああああああああああああああ!』
『あ…兄…者………』
『ど…どうして…?あ…兄……者…』
『あ…兄者…』
それは妹者が兄者を殺したときに言った言葉であり、よく考えれば兄者がこの島にいた証拠となっていた。
だが、ひろゆきはヘッドホンを外すと、言った。
「ただ死んだ兄弟のこと考えてただけだろ。つまらない報告をするな」
「そうですよね、申し訳ありません」
そう言ってその兵士は持ち場に戻った。
345お茶の間の猫:03/04/16 18:16 ID:YiaW5oDb
ニラ茶猫、モナー、そして妹者を乗せたトラックはガタガタと激しく揺れながら妹者が頃したと言う生徒の居る(死体)場所へ向かっていた。
『ず・・・ズズ随分揺れるな・・・ぅぉっ!』
妹者が今まで通ってきた道はほとんど舗装されていない砂利道でトラックでの移動は困難であった。
しかし三人には身を護るものがガトリングガンしかなくトラックでいくしかなかった。
妹者は助手席に座りニラ茶猫は荷台に雑貨屋で仕入れた座布団などを敷いて(既にマイルーム化していた)ガトリングガンを構えていた。
妹者はまだ半放心状態であった。『兄者・・・兄者・・・』と呟いき続けている。
そして3人は知る由もないがトラックの音を聞きつけた男子19番フェラーチョがすぐ近くに迫っていた・・・

彼はもうまゆこを頃して殺る気十分であった。
――アイツラ ツヨイ ブキ モッテイル イマ コロサナケレバ…ミナゴロシ イイ――
フェラーチョはイングラムM10サブマシンガンを構え攻撃の時を待っていた・・・
ニラ茶猫が隙を見せるのを・・・

しばらく三人を乗せたトラックは順調に走り続けた。もちろんフェラーチョもアトからつけていた。
『ぁーニラ茶が飲みてぇ・・・ぅぉっ』
また大きくトラックが上下に揺れた。水溜りに前輪が落ちたのだ。
その時一瞬ニラ茶猫の手がガトリングガンから離れた。フェラーチョはこの機会を逃さなかった。

フェラーチョが先制攻撃を放った。 ぱららららら とタイプライターのような音と共に弾の一発が後輪に命中した。
ガタン!とトラックは傾き危うく倒れるところだった。ニラ茶猫はそのせいでバランスを崩し敷いてあった座布団で滑りガトリングガンの陰に隠れてしまった。その瞬間ニラ茶猫のもといた所を弾がすり抜けていった。
すかさずフェラーチョはニラ茶猫が見えていた辺りにイングラムを撃ち込んだ。しかし弾はボディに跡をつけただけだった。
『て・・・敵襲モナー?!』
バックミラーでモナーは敵を確認した。フェラーチョだ!
ニラ茶猫が隠れたままやけくそにガトリングガンを放った。『ぅぉぉぉぉぉ!!!』
 クィ――ガガガガガガガガ!!!!!
フェラーチョが居る5mほど離れたところの腐った木の幹が爆発した。地面にはまるで見えない何かが地中から土を押し出しているみたいにバスッと音を立てて湿った土が舞い上がった。
そしてその土の舞い上がりがフェラーチョのすぐ側までものすごい速さで近づいてきた。
ニラ茶猫が顔を出した。『手ごたえありか?!』
フェラーチョはこの一瞬を突いた。土の舞い上がりがちょうど彼の下に来る瞬間、彼はまだ土が舞い上がっている攻撃されたばかりの場所へ飛んだ。そしてフェラーチョはニラ茶猫めがけてトラックの真後ろからぱららららと撃ち放った。
――殺られる!!――
危機一髪モナーがほとんど暴走に近い走りをしているトラックを右に思いっきりきった!そのおかげでニラ茶猫には当らずバックミラーが割れただけで助かった。本当に運のいい奴だ。
そしてニラ茶猫が攻撃にでた。『くの野朗!!』
 クィ――ガガガガガガガガ!!! 今度はフェラーチョのすぐ真横の腐った木に全弾命中し木の幹全体が爆発した。そしてその腐った木の粉塵が舞いフェラーチョの姿が隠れてしまった。『糞っ!』
ニラ茶猫は闇雲に再びガトリングガンを放ったがもぅそこにはフェラーチョはいなかった。
フェラーチョの右腕には木の枝が深々と突き刺さっていた。

【残り39人】
346名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/16 18:42 ID:FN1zkRWy
【男子1番】イマノウチも、三人の乗ったトラックの音を聞きつけて近づいて来ていた。

イマノウチは三人が乗っているトラックを発見した。支給されたシャベルを持って追いかけた。
道路の両側は木が生茂っているため、トラックに乗った三人がイマノウチを見つける事は困難だった。
イマノウチはあのトラックで暴れられたら優勝は無理だと思ったので先回りして罠を作ることにした。

(ダレモイナイ…ワナツクルナライマノウチ…)
イマノウチは穴を掘り始めた。

途中で爆音が聞こえたので中断したがタイヤの直径分はあると思われる穴が完成した。
(サア…アトハマツダケダ…ウマクヒッカカッテクレルトイインダケド…)

【残り39人】
347弓道部員:03/04/16 19:17 ID:Eh+KFEZf
マララーはかなりあせっていた。なんとデイパックの中に入っていたのは治療道具とその説明書だったのだ。
「こんなの使うのは自分が死ぬときじゃねーか」
そのとき何かの物音がした。「これはマララーじゃネーノ」ネーノも支給武器はピンポン玉だけだった。
「なあ、お互いまともな武器持ってないんだし組んだ方がいいんじゃないか」
「その方がいいんじゃネーノ」
この同盟が今回最大の怪物を生み出すのだった
348お茶の間の猫:03/04/16 19:37 ID:YiaW5oDb
『大丈夫だったモナか?』
モナーがエンジンを切って荷台の上に乗ってきた。妹者は座席の下に隠れていた。
『あぁ・・・不覚だった・・・』
ニラ茶猫がくやしそうに言った。
『みんな無傷だし被害も大したことないモナ 気にしなくていいモナ』
しかし後輪はもう使い物にならなかった。ゴムが完全に剥げていた。
『とりあえずすぐそこの民家に非難するモナ。タイヤの予備があるかもしれないモナ』
トラックと民家の距離は15mほどだった。さすがに何度も行き来きするのは危険なのでやっとのことで妹者を説得し見張りをしてもらいニラ茶猫とモナーはトラックを押した。
タイヤのゴムが剥げているのと道がでこぼこで進み難かったがたかだか15mなのですぐに移動は終わった。
家の中には予備タイヤが3つ置いてあった。もちろん修理用の道具も。
『さて漏れは修理をするから妹者とニラ茶猫は民家で休んでてくれモナ』

【残り39人】
349初代モナー@( ´・ω・):03/04/16 19:55 ID:FQJlnKWX
初代モナー(男子9番)は、兄者(第一回生存者)と別れた後、いろいろな場所を探したが、どこにも妹者(女子1番)の姿はなかった。
暫くして、腕時計を見ると既に三時間が経っていた。初代モナーは約束の場所に戻った。
だがそこには、兄者の姿はなかった。初代モナーはただ遅れているだけだと思って、そのまま待つことにした。
だが、いつまで経っても兄者は現れなかった。仕方ないので、兄者が向かった方向へと向かっていった。
向かっている途中でひろゆきの声が聞こえ、自分が既に死亡扱いになっていることを知った。
風景が森から民家辺りに差し掛かったところで、目線の先に誰かが倒れていた。その周りには池のように血だまりが出来ていた―――

「八頭身!八頭身!」
そして倒れているのが兄者(しかし初代モナーは八頭身フーンと言われていたのでそう呼んでいるが)だと分かると、血相を変えて兄者を揺すった。
だが、その血は既に乾いており、そして兄者の身体も、既に冷たくなっていた。
「くそっ!」
そう言って初代モナーは地面に拳を叩きつけた。どうやら心臓を刃物で刺されているようであった。
彼が死んでしまったら脱出なんてできっこないのだ。首輪の外し方も、教えられているわけでもない。

ふと、初代モナーは兄者の手に目線を近づけた。そこには、人差し指に血が付いており、その手が置いてある地面には、血で何か書かれたような文字があった。
多分コレは、兄者が残した最後の言葉なのだろう。
よく見ると、それは首輪の解除の方法のようであった。そのメッセージは途中で途切れていたが、初代モナーはその先も読めた。初代モナーは兄者が首輪を外すのを終始見ていたので、少しのヒントがあれば、分かることは出来た。

「俺が代わりにみんなを脱出させる。見ててくれ」
そう言うと、初代モナーは開いていた兄者の目を閉じさせると、歩き始めた。
兄者が倒れている後ろはずっと、振り返ることはなかった。
350( ´_ゝ`) gw1.aitai.ne.jp:03/04/16 19:56 ID:dyAue026
草木が生い茂る森の中。聞こえるのは風に揺れる木の葉の音のみ。
一箇所、朱に染まった場所がある。しかし、その血を流した主はいない。
点々と、血の跡が行き先を告げている。その道も、だんだん間隔が広がり、
とうとう見当たらなくなっていた。
351廃たま〜:03/04/16 20:47 ID:OmS9FOG2
モナーは車を修理しながら少し考えていた。
「この首輪さえ外れれば何とか逃げたりできるのになぁ・・・・。
しかし死んだはずの兄者がなぜ生きてたんだろう?ひろゆきが見落とすわけはないし、
この首輪が外れるとは思えないし。あっ、首輪が壊れたとか?・・・・・そんなことないかモナ・・・」モナーにはその謎が、全然分からなかった。
タイヤの修理が終わって、次の作業に取り掛かろうとしたときに、
人の歩く音がしてモナーは振り返った。
初代モナーが15Mほど向こうに立っていたのだ。


(つー`)バトンタッチ
352(=゚ω゚)ノ  ◆iyou.Tr.92 :03/04/16 20:52 ID:A2XShvY7
ビーグルは森の中で少し休んでいた。
この"ゲーム"で体力を失うのはどれ程恐いことか分かっている。
さっきのようにうっかり寝てしまって、また助かる筈がないだろう。
だから、体力の少ない自分こまめに休まないとは負ける可能性が上がってしまうのだ。

「…ン?ダレダ…?」

少し休んでいると、木の葉が揺れる音がする。
森の中に自分以外の人が居るようだ。
ビーグルは、物音を立てない様に木の葉の音の聞こえた方向へ歩いていった。

「…アレハ…」

その物音の先に居た者。
それは、かつてビーグルの側に居てくれた、
お兄ちゃんのような存在であり友達"だった"、
【男子11番】ぞぬであった。

【残り38人】


初代モナーは死亡扱いになっているため、ここで「残り38人」でつ。
…多分…
353@( ´・ω・):03/04/16 21:03 ID:FQJlnKWX
数えてみたけど、テナーが死亡カウント入っちゃってるみたいだったので
【残り39人】が正しいと思う

文字レスごめ
354イマノウチ:03/04/16 21:20 ID:FN1zkRWy
      | \
      |Д`) ………。
      |⊂  
      |       
【男子1番】イマノウチは罠を仕掛けたままずっと待っていた。
(オソイナア…サッキバクハツオンガシタケレドアレデヤラレテタノカナ?)
イマノウチは少し考えたが、もっと重要な事を忘れている事に気が付いた。
(アナニオトシタアト…ドウスリャイインダ
 ブキトイッテモシャベルシカナイシ…カエリウチニアウダケジャナイカ…)
イマノウチは先ほどあった放送を思い出した。
(アレダケタクサンノヒトガシンデルンダ…チョットサガシタラ
  モチヌシガシンデツカワレナクナッタブキガオチテルカモ…  )
と考え、イマノウチは森の中へ入っていった。


                   |≦・ )ミ、ミタヨ!

その後を右腕に重症を負ったフェラーチョが森の中へ入っていった。

【残り39人】
死んだはずの初代モナー(男子9番)が向こうを歩いていた。これは見間違えかもしれないが。
そして、よく目をこらすと、その首には普通は巻かれているはずの首輪がなかったのだ。
モナー(転校生)は眉を寄せて初代モナーを見つめた。暫くすると、こちらに気付いたようであった。
だが―――その時銃声が連続した。しかも、すぐ近くだ。
振りかえると、妹者(女子1番)がどこに持っていたのか、銃(スミスアンドウエッソンのM19コンバットマグナムだった)を持って立っていた。
そしてその銃声はそのマグナムから発されたようだった。モナーは振りかえり、もう一度初代モナーを見た。
初代モナーは後ろを向いて走っており、すぐにモナーの視界から消えていった。
それを確認して、妹者が銃を下ろした

「今のは初代モナーだったモナ。確かもう死んでるはずだったモナ」
「そうだな」
ニラ茶猫(男子15番)が答えた。妹者は、初代モナーが消えた方を見て呆然と突っ立っていた。
その後、またモナーはタイヤの作業を続けた。そして終わると、暫くその場で休んだ。
探知機を見ると、また反応があった。今度は初代モナーがいた方向とは逆だった。
振りかえってそっちの方向を見た。それは、あい(性別不明1番)が立っていて、サブマシンガン(MP5Kであった)を持っていた。
すぐに銃口がこちらへ向いた。

「うっきゃああああああああああああ」
その言葉と同じく、マシンガンが火を吹いた。
356イマノウチとか:03/04/16 21:47 ID:FN1zkRWy
イマノウチとイマノウチを追跡しているフェラーチョはモナー達の拠点のB−2の近く…
C−3辺りの森にいた。
フェラーチョが痛む腕でイマノウチを撃とうとしたその瞬間。突然

「うっきゃああああああああああああ!!」

という奇声が聞こえた。イマノウチはびっくりして振り返った。
するとイマノウチは銃を構えたフェラーチョに気付き、走った。
フェラーチョは右腕に負った傷のおかげで早く走ることができなかった。
イマノウチとフェラーチョの差はどんどん縮まっていく。
「ニゲルナライマノウチ…」
そう思ってさらにスパートをかけて走ったその直後、
何かにつまづいて転んだ。そしてのし掛かられて何かで頭を殴られた。
イマノウチは気を失った。
カメモナー「やった…大成功だ!」
そう、カメモナーはここでずっと獲物がかかるのを待っていたのだ。
カメモナーはイマノウチをどうやって殺すか考えた。
(元クラスメイトだし…即死させてあげられる物はないかな…)
のん気にそんな事を考えていたが、カメモナー自身に危険が近づいている事に
気付く筈も無かった。

【残り39人】
AM10:32

弾は当らなかった。あいの腕はマシンガンの反動で振るえて一発目がモナーの足元へ当ったが他は全く別の場所に当った。
もう一度あいが構えなおして撃ってきた。しかしモナー達三人は民家の中に走っていった。妹者が一発あいめがけて撃ったがこちらも外れた。
耳をすんざくようなあいの声とマシンガンを放つ音がドアの向こうで聞こえた。
『2人ともよく聞くモナ。もしみんなはぐれた場合、C-3、禁止エリアになった場合はC-4のどこかの木にこれを巻きつけておくモナ』
裏口に向かいながらモナーが早口に言った。彼が手にしたのは黄色い蛍光色をしたビニルテープだった。
『このテープの結び目の方角の10本先の木の上に漏れはいるモナ。そこで集合モナ』
裏口のドアを開けトラックの置いてある方へ向かった。慎重に・・・どうやらあいは家のなかでマシンガンを乱射しているらしい。
『・・・わかった』
ニラ茶猫が妹者の持っていた武器・・・日本刀を構えながら言った。


(つー`)バトンタッチ!勝手に時刻をつけてみるテスト
358イマノウチとか:03/04/16 21:52 ID:FN1zkRWy
>>356
差が縮まって行く訳が無い…
「縮まっていく。」を「開いていく。」に直しておいて下さい
359(゜Д゜):03/04/16 22:13 ID:DbvrPPHy
「よしいくモナ!!」
モナーの声に従いニラ茶猫と妹者は走り出した
が、すぐに気付き足を止めた

「おまえはどうするんだ!?」

「あとからいくモナ・・・家の中のやつを静めてからな」

「何言ってるんだ!あいつはマシンガンを持ってるんだぞ!?」

「ぼくをだれだと思っているモナ?前回の優勝者が大丈夫といったら
 大丈夫なんだモナ!!」

「・・・わかった!」

再び二人は走り出した、今まで黙りこくっていた妹者が言った
「絶対死んじゃダメなのじゃ!!」
モナーはつよくうなずき裏口の扉のそばにピッタリと貼りついた
360お茶の間の猫:03/04/16 22:16 ID:YiaW5oDb
先ほどの>>357の時刻をPM2:41に(適当

訂正です スマソ

361(゜Д゜):03/04/16 22:31 ID:DbvrPPHy
息を殺し家の様子を耳で探る
銃声はもうしない、こちらに向かって足音が近づいてくる
どうやら裏口に気付いたようだ

「はたしてうまくいくか・・・」

裏口が開き銃身の先がぬっと出てきた
「いまだ!!」
出てきた銃身をつかみ、手元に引き寄せた
マシンガンと一緒に出てきたあいの腕に強烈な手刀を撃ち
あいの手からマシンガンを叩き落した
驚いていた表情のあいの顔にアッパーをかまし
左足を軸に後をむきそのままぐるりと右足のかかとで
ふらついてるあいの後頭に蹴りをおみまいした
テコンドーの後ろ回し蹴りだ
この1年の間にモナーは憲法も覚えていたのだ
気を失ったあいをクローゼットの中に隠しその場を後にした。
手に入れたマシンガンは役に立ちそうな武器だった
362お茶の間の猫:03/04/16 22:33 ID:YiaW5oDb
もちろんマシンガンの音は島全体に響いていた。
しかも同エリア間で短時間にもう7、8回も・・・
強い武器を所持している者は島の中央の森へ・・・たいした武器を持っていない者は島の外側へ移動していた・・・
363イマノウチとか:03/04/16 22:39 ID:FN1zkRWy
「ガサッ」
「!?」
カメモナーは草が擦れ合う音がしたので思わず両手両足を引っ込めた。
次の瞬間、ぱらららららと言う音と同時にカメモナーの甲羅に衝撃が走った。
フェラーチョ「イイ…フタリイッショニシネ…」
フェラーチョは出血多量でかなり弱っていたがそれでも撃ってきた。
(や、やばい!
 ど、どうする?)
そう思った瞬間…カメモナーは絶命した。

カメモナーの頭は脳みそやら何やらでぐちゃぐちゃになっていた。
首輪が引っかかって頭が引っ込んでいなかったのだ。

フェラーチョはカメモナーに撃ち続けていたがマシンガンの弾が無くなると
「イイ…ヒトゴロシ イイ…」
とだけ呟き、倒れこんだ。
フェラーチョも絶命していた。

イマノウチはまだ気絶していた。

【残り37人】
364【】:03/04/16 22:52 ID:av8wNgDE
現在時刻【午前十時二十分】
Z武はB−2北の神社の地点にいた。
先ほど、ひろゆきから支給された彼の手足は驚くほど高性能であり、
まるで・・・自分の本物の手足のようだった。
いや、これは実際に彼が五体満足に生を受けていれば、これと全く同じ形の物が備わっていたのだろう。
――歩くというのは・・・なかなか面白い物なのだな・・・・
常人が当たり前のように行っている行為を、彼は初めて行うことが出来たのである。
それは、多感な少年時代に誰もが経験する恋や、初めて自転車に乗って友達と一緒に自分の知らない領域へ向かうというものによく似ていた。
しかし・・・彼はその身体故に、今現在まで行動が制限されており、そのほとんどを知らずに育った。
それ故に・・・彼にはまだ、少年的な感性が・・・夕日を見て心の奥底から美しいと思えるだけの感性が失われてはいなかったのである・・・。
「(ぼくは、一度でいいから・・・この石段というものを登ってみたかったのさ〜)」
Z武は一歩また一歩と、石段を駆け上がり小山の頂上にある境内までたどり着いた。
「(足にちょっとした疲労感が残ってる・・・そうだ・・・“僕の足”でここまで・・・来られたんだ・・・)」
彼はまた涙を流し、そこから見える景色を二度と忘れぬように見つめていた。

現在時刻【午後二時】
先ほどから頻繁にマシンガンのような銃声を耳にしているが、幸い遠いようである。
Z武は軽い食事を済ませ、石段をゆっくりと踏みしめるように下っていった。
「(それにしても・・・この手足の説明書に書いてあった事の意味がよくわからないのさ〜)」
説明書にはこう書いてあった。
「この手足は間脳から放出されたノルアドレナリンに反応して、戦闘に対応するようになっており、
君が敵を殴りたい。または逃げたい。と考えた瞬間の、最も適切な行動をするように出来ている。」
「(なんの事なのか、さっぱりなのさ〜)」
そして、石段の中腹にさしかろうかというところである。

ガサッ

草のこすれる音に気付いたZ武は大声を上げた。
「誰だ!?」

現在時刻【午後二時十二分】
365灯台:03/04/16 23:17 ID:FN1zkRWy
灯台は元の静けさを取り戻していた。
ぃゃんが中に潜入し、ダーヤスがよっすぃーを殺した後
残りのメンバーは全員非常階段から脱出していた。
ぃゃんとダーヤスは階段で鉢合わせになったが、
二人とも標的は娘。系AAという事を知ると、
娘。AAを全滅させるまでという事で二人は協力する事にした。
二人は娘。AAをどうやって全滅させるか作戦を練っていた。

その頃灯台地下では
血の臭いに誘われて
不気味な唸り声と共に「あれ」が動き始めた…

静かな灯台が、又赤色に染まる…

【残り37人】
366フサギコ@( ´・ω・):03/04/16 23:35 ID:FQJlnKWX
フサギコ(男子3番)は、E3の丘の辺りにいた。
この辺りは周りが草原となっていて、地面から生えた短い草が、フサギコの足に当たっていた。
フサギコはどこか遠く、太陽の光を反射してきれいに光っている海を見ていた。
―――あの向こうに、俺達の住んでいた島がある――――
今はもう戻ることは出来ないだろう、その島を見つめながら、フサギコはその草原に座り込んだ。
所々で銃声が聞こえているが、ここはそんな銃声なんてない。とても平和な場所であった。
やはりフサギコは死ぬのは嫌だった。だが、できるだけ殺すのも嫌であった。
だから、暫くは隠れることに徹し、終盤に自分が出てくればこっちのものであった。
武器はないが、この点では自信があった。とりあえず、武器を奪うことは考えている。
だが、一つだけ気にかかることがあった。
それは――――フサしぃ(女子18番)のことであった。とりあえずやる気になっていたフサギコにとっても、彼女のことは気になっていた。
もし―――、もしもだ。残り2人になったとき、フサしぃがまだ生きていたら、自分は死を選ぶ。その前に死んでしまったら―――それまでだ。
もし、合流できた場合―――その時は一緒に優勝を目指す。して、最後に自分が死を選ぶ。それで決めた。
時計を見ると、二時十五分を少し過ぎていた。フサギコは腕時計を巻いた左腕をまた草原に置いた。

その時であった。がさっと草が揺れた。フサギコは、びくっと身体を振るわせ、振り向いた。
そこには、ありす(女子3番)が立っていた。自分に気付き、目を大きくさせた。そして―――
その腕に、拳銃(ワルサーPPKの9oであったが、当然フサギコは種類までは知らない)が握られていることを認めた。
その腕から目を外し、もう一度ありすの顔に目線を変えた。目が合った。
次の瞬間、ありすのワルサーを持っていた腕がぴくりと反応すると、すぐにフサギコに銃口を向けた。撃った。
ぱん、ぱんと銃声が、二発続いた。その二発は共々フサギコの腹をとらえ、フサギコは喉の奥から「ぐぅぅ」と声を出すと、その場にくずおれた。
ありすは、仕留めたと思い、フサギコのデイパックに近づいた。すぐに、中身を調べ始めた。

だが、その時であった。しゃがんでいたありすの、ワルサーを持っている右腕が、ふいに引っ張られた。その後、足がありすの背中に来て、ありすを突き飛ばした。
ありすが体勢を立て直すと、そこには、フサギコが立っていた。さっき撃ったはずのフサギコが、何故―――
そう思ったのも束の間、すぐにフサギコが躊躇なく、ありすが突き飛ばされた時に落としたワルサーを撃った。ぱん、という音と同時にありすの身体が揺らいだ。
ありすの身体が倒れた。仰向けになったその顔の眉真に正確に銃痕があり、その穴からつーっと血が流れ始めた。
開かれた目は太陽を見ているようだが、その目は既に何も移していないに、違いない。
フサギコはありすのデイパックから弾を取り出すと、すぐに自分のデイパックに移し替えた。

急に撃たれたときはどうなるかと思ったが、大丈夫だ、痛みは小さい。
―――俺が優勝してやる――――
そう思ったまま彼は学生服の下側を少し裏返した。先程ありすが撃った弾が、丁度カッターシャツと学生服の間に着てあった灰色のものに遮られていた。
フサギコの支給武器は、防弾チョッキだった。銃も手に入れた。これで攻防両面、万全だった。
フサギコはありすから少し距離を置くと、また、草原に座った。涼しい風が、熱くなった身体に心地よかった。
367フサギコ@( ´・ω・):03/04/16 23:35 ID:FQJlnKWX
【残り36人】
368灯台:03/04/16 23:43 ID:FN1zkRWy
「あれ」とは…
前回のAABRで今は無き兄者とモララーが必死の思いで倒した

           その名は ぽろろ

この怪物はひろゆき達が去ってから
海から這い上がり島の土を再び踏んだ。
そして何も知らずに訪れた人々を食い尽くした。
…兄者を治療した爺さんも食われていた。

そのおかげで怪物は一年間の間に2倍以上の大きさまで成長していた。

まずベレッタを持ったやぐやぐが食い殺された。
さらに上の階からも血の臭いがしたので
満足げに吠え…上の階へ上っていった。

【残り35人】
369お茶の間の猫:03/04/16 23:51 ID:YiaW5oDb
『ま・・・待つんだな!戦いたくないんだな!!』
草陰から出てきたのはニダダーだった。
『お・・・お前僕を頃そうとしてたのか!だったらよ・・・容赦はしないさ〜!』
内心、武器はよくわからない説明書のついたこの”僕の手足”だけだったので勝てる自身などなかった。
『だから戦う気なんてないんだな!落ち着けZ武!!』
お互いに所持している武器もわからなく、うかつに手を出せなかった。そして硬直状態のまま二人はそこに立ち尽くした
370【】:03/04/17 00:01 ID:WJvBN0fn
現在時刻【午後二時十三分】
Z武の前に現れたのは【女子9番】しぃかだった。
「Z武・・・くん?」
「しぃかちゃんじゃないのさ〜。」
Z武のあまりに呑気な返答にしぃかは戸惑いを隠しきれない様子だ。
「Z武君・・・その手足は・・・?」
「これは僕の支給武器なのさ〜。何でも特殊能力とやらが在るらしいけど、よくわからないのさ〜。」
「・・・そう・・・そうなの・・・」
しぃかの顔が一瞬歪み、右手を自分の腰に回した。
「それじゃあ・・・その武器はZ武君は使い方を知らないんだ・・・」
「そう言う訳なのさ〜」
「じゃあ・・・君は・・・丸腰なんだね・・・!」
しぃかはそう言い放つと、メリケンナイフが握られている切っ先をZ武に向けた。
「お・・・落ち着くのさ〜・・・一緒に行動すれば助かる可能性は増すと思うのさ〜」
「私は誰の言葉も信用しないと誓ったの!このゲームで優勝するまではね!!」
震えを押さえきれない手と声で彼女は叫んだ。
「それに・・・わ・・・私はこんなところなんかで死にたくないの!!だから・・・死んで!!!!」
しぃかは右手を左手で支え、Z武に向かい突進した。
「(マズい・・・このままじゃ・・・殺されちゃうのさ〜。避けなきゃ。避けなきゃ。避けなきゃ!)」
死んだ・・・Z武がそう思った瞬間。しぃかのナイフは空を切った。

「あれ・・・?何がおこったのさ〜?」

現在時刻【午後二時十六分】
371お茶の間の猫:03/04/17 00:04 ID:Aeiuo3jB
>>369は無視していただいて結構でつ。駄レスだった・・・ここへの書き込みをお許しください
372x:03/04/17 00:22 ID:1DxrAhTV
例のごとく、ミス・抜けなどありましたら指摘おねがいします。

死亡者

・【男子15番】きれいなジャイアソ が海に投身自殺
・【男子7番】カメモナー が 【男子19番】フェラーチョ に射殺された
  (死因:マシンガンによる頭部と身体の負傷)
・【男子19番】フェラーチョ が 出血多量により死亡
・【女子3番】ありす が 【男子3番】フサギコ に射殺された
  (死因:眉真に銃弾を一発)
・【女子21番】やぐやぐ が ぽろろ によって殺害
  (死因:ぽろろにより喰い尽くされた)

所持武器(判明分)
【男子1番】ネーノ:バタフライナイフ
【男子2番】ぃょぅ:ワルサーP99(現在所持はぃょぅ)
【男子3番】フサギコ:防弾チョッキ・ワルサーPPKの9o
【男子5番】Z武:特殊能力を持つ義手・義足
【女子1番】妹者:スミスアンドウエッソンのM19コンバットマグナム
【女子9番】しぃか:メリケンナイフ
【女子16番】のー:ピストル型ライター(武器になりえそうなので追加)
【転校生】モナー:サブマシンガンMP5K
373(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/17 00:30 ID:MnuiuVAA
>>372
男子15番はキレイなジャイアソでは無くてニラ茶猫なので。
そこのストーリーは無視してくださいとのことでふ・・・。
374x:03/04/17 00:34 ID:1DxrAhTV
>>373
無視でしたか、これはすいませんでした。。
じゃあ【男子1番】ネーノ:バタフライナイフ も無しかな
375【】:03/04/17 00:38 ID:02Y+U26J
現在時刻【午後二時十七分】
しぃかとZ武はあっけに取られていた。確かに自分は刺した(刺された)はずなのに・・・と。
確かに私はZ武を刺したはずだ。なのに・・・なぜ・・・なぜ・・・あいつは死んでいない・・・!?
「い・・・いつの間に避けたのよぉ!あ・・・あんた・・・あたしを騙して殺すつもりだったんでしょ!!」
「なに言ってるのさ〜。ぼくは何もしていないのに殺そうとしたのは君じゃないのさ〜」
「五月蝿い!!ウルサイ!!うるs・・・・・・・・!!!!!!!!」
どうやらしぃかは発狂してしまったようだ。
その顔からはもう、ギコえもんスレのヒロインの面影はとうに消えていた。
「しし・・・死ね死ねシネしね!!生き残るのはあたしだ!!!!!!!」
こんな状況でもZ武は妙なことを考えていた。
「(ああ・・・可哀相に・・・もう・・元には戻れないんだろうなのさ〜・・・)」
そんな事を考えているうちに、しぃかは再びZ武に腹にナイフを向け、走り出した。
「ああぁあっぁぁぁぁあぁぁぁっぁぁぁ!!」
「(今度こそは・・・ダメかな・・・そうだよ・・・僕は今まで五体不満足だったんだ・・・手足があっても弱いまま・・・
そう言えばブルース・ソーの映画でもこんなシーンがあったのさ〜あれは確か・・・)」
Z武が映画のワンシーンを思い浮かべた瞬間、彼の体は“ブルース・ソー”そのものの様に動いていた。

パシッ!

右手の手刀でナイフを捌き、正拳をしぃかの顔面に叩き込んだ。のけぞるしぃか。
―――そしてキックっだったかな・・・?

ガコッ!!

「グッッァアァあ・・・・ゴホッ!!」
しぃかの口から血の泡が飛び出した。どうやら最後のキックで肺から出血したらしい。
そして、そのまま・・・彼女は自分の血で溺死した。
「こ・・・これは・・・?どういう事なのさ〜?」
間接的にとはいえ、自分が彼女を殺めた事に気づいていないZ武。

「一体・・・この武器にはなにがあるのさ〜・・・」

現在時刻【午後二時二十二分】
376灯台:03/04/17 00:38 ID:n3nUX6rU
「!!」
灯台の中にいた二人はぽろろの声に気付いた。
ぃゃん「今の…何!?」
ダーヤス「……」

その直後、物凄い異臭が鼻を突いた。
(何て臭い…一体何?)
その直後ぽろろが姿を見せた

ぃゃんは腰が抜けた。信じられない物を見たのだ。
(何故…何故こんなものがここにいるの?)
ぃゃんがコイツからは逃げられない…そう思った瞬間

「その怪物はアナタに任せるわね♪」
とダーヤスが言ったのを聞いた。

(裏切られた…)
ぃゃんは絶望した。
(…私は…人を殺してしまったし…
   これは…当然の報いなのかもね…)

そしてぽろろが飛び掛ってきた。
ぃゃんはとっさに手榴弾を取り出した。
(こんな怪物に食べられるくらいなら…)

ぃゃんは手榴弾の安全ピンを外し涙を流しながら呟いた。

 最後にぃょぅ君と会いたかった…

そして手榴弾を地面に打ち付けて点火させた。

島中に爆音が響いた。

ぃゃんは確認するまでもなくバラバラになっただろう。

怪物は生きていた。
だが爆発によって一年前と同じ位に小さくなっていた。
怪物また吠え、血の匂いがする方向へ向かっていった。

【残り34人】
377【】:03/04/17 00:39 ID:02Y+U26J
【残り33人】
378モナーとぃょぅ1/2@( ´・ω・):03/04/17 16:09 ID:kEfdB0fr
モナー(転校生)は民家の前に停めてあった軽トラックのエンジンを入れた。
ぶるん、と音がた。どうやら、MP5Kの銃弾を食らっていたが、エンジンは生きているようであった。
さっき約束した通り、C3の一つの、目立つような太い木にに黄色い、ビニルテープを巻きつけておいた。
あとはニラ茶猫(男子15番)と妹者(女子1番)が来るのを待つのみであった。
軽トラックを動かし、目的地辺りの適当な場所へ移動しようとした、その時であった。

がたん、と軽トラックがバランスを崩し、そのまま動かなくなっていた。
モナーは眉を寄せて軽トラックのアクセルペダルを踏んだ。タイヤは回るのだが、後輪の一つに手応えがなかった。
モナーは軽トラックを降り、後輪を見た。すると、穴に後輪の一つが完全にはまっていた。これでは動くのは無理だろう。
これはイマノウチ(男子1番)が掘った罠だったが、モナーはそれには気付かなかった。
モナーはもう一度運転席へ戻った。アクセルを踏もうとしたが、その前に、探知機に反応があった。
丁度後ろ、民家の辺りに人がいた。デイパックと、私物のものらしい黒のバッグ、更にもう一つ、灰色のバッグを抱えている人影が見えた。
そしてその手には拳銃が握られていた。間違いなく、それはぃょぅ(男子2番)であった。
マシンガンの音が連続した区域、人が来るのは当然だろう。
モナーは軽トラックを降りた。それを見てぃょぅが拳銃を上げたが、モナーが手を挙げて、何も持ってないことを確認すると、銃を降ろし、近づいた。
379モナーとぃょぅ2/2@( ´・ω・):03/04/17 16:09 ID:kEfdB0fr
「ぃょぅ、前回の優勝者って聞いてるけどょぅ、軽トラックに乗って何やってるんだょぅ」
「今、三人と行動してたモナ。けどマシンガンを持った奴が来たから、バラバラになって、集合するために移動してたモナ。けど、軽トラックが穴にはまって動けなくなったモナ」
ぃょぅは軽トラックを見て、後輪が穴にはまっているのを見ると、言った。
「そうかょぅ。じゃあ手伝うょぅ。あと、妹者を見なかったょぅ?」
「妹者なら、モナ達と一緒に行動してるモナ」
「そうかょぅ。なら、ぃょぅもチームに入れてくれょぅ。妹者に言いたいことがあるょぅ」
「何モナ?」
そう言うと、ぃょぅは持っていた灰色のバッグを持ち上げた。
「これを砂浜で見つけたょぅ。どうやら、これは前回死んだ妹者の兄弟のものみたいなんだょぅ」
「見せてくれモナ」
ぃょぅはバッグを地面に落とした。モナーはその中身を調べた。
妹者の家族が写った写真、VAIOのノートパソコン、携帯電話が入っていた。そして次に出てきたものは、ごつい、四角いものと、ライターみたいな、灰色のものであった。
モナーは眉を寄せた。暫く考えると、目を見開いた。
「まさか、これは――――」
どうやらこれは、爆弾と、起爆装置のようであった。爆弾はビニール袋に、ショック防止の綿を一杯詰めており、起爆装置は、半ば分解され、誤爆しないようになっていた。これにも、綿が詰まっていた。
「どういうことモナ?これは」
「どうしたょぅ」
ぃょぅの言葉には構わず、モナーはVAIOを起動した。デスクトップには、あの、妹者の家族が写った写真が、壁紙となっていた。
そしてデスクトップに、気になるファイルがあった。「プログラム」と書かれたテキスト文書だった。
モナーはそれを開いた。次に出てきた言葉に、モナーは驚愕した。
それには、兄者がプログラムのことについてまとめたものであった。一緒に入っていた携帯電話を使っての外部への連絡方法、
更に首輪に盗聴システムが内蔵されていることと、どうやらこの島の地図の画像が貼りつけられていた。
それには、矢印でルートが示されていた。これは、監獄への侵入方法らしかった。前回、兄者が監獄内に侵入したルートだったのだ。
「これで―――脱出の望みはできたモナ」
そう言うと、軽トラックを動かし始めた。ぃょぅがとりあえずアクセルを踏み、モナーが後ろから押した。
すぐに穴から軽トラックが抜けた。モナーも、一年でこんなに力がついたことに気付いていた。
軽トラックを適当な場所で停め、モナーはぃょぅと共に約束の場所へ向かった。
だが、そこにはまだ、誰もいなかった。

【残り33人】
380( ´_ゝ`) gw1.aitai.ne.jp:03/04/17 16:48 ID:1VVjLIlC
「たっ、担当官殿!」
「なんだ?騒々しい。」
「D5地区の監視カメラに・・・。今画面に表示します!」
ひろゆきの前の大型ディスプレイが切り替わった。
やや不鮮明な映像ではあるが、肉塊のようなものがゆっくりと移動しているのが
見える。ひろゆきはそれが何かすぐに分かった。
「ぽろろ・・・か。」
もはや人の形をとどめていない。まさに怪物である。
「『ぽろろ』とは?」
「前回の時の参加者の一人だ。ふふふ・・・信じられないだろう?
 後で分かったことだが、そいつは政府直属の研究施設、通称『モナ研』
 の実験体なんだそうだ。というわけでだ、やつの捕獲準備をしろ。油断はするなよ。」
兵士数人とクックルは部屋を出た。ひろゆきも、しばらく休むことにした。
ひろゆきは仮眠室のベッドの中で、恐ろしいことを考えた。
もしあの化け物と、薬を打ったマララーがここにやってきたら・・。

「馬鹿馬鹿しい。そんなことあってたまるか。」
その考えを振り払うと、しばしの休息に入った。
381廃たま〜:03/04/17 17:20 ID:fNBNeFHM
「モナーは大丈夫だろうか」
ニラチャ猫はモナーに言われていた場所に向かっていた。
「たしかC-4のテープの結び目の方角の10本先の木の上にいるっていってたな」
ニラチャ猫は妹者と離れてしまい困っていた。すると前方に【男子20番】ニダダーが
はさみをもってあたりを警戒していた。幸いこちらには気づかれてなかったが
まずいと思いその場に隠れてやり過ごそうとした。
今は装備品は日本刀。(・・・・・・・まあ勝てるな。)
そう思ったニラ茶猫は相手のすきをつき飛び掛った。ニダダーは気づいたが、もう遅かった。
ニラチャ猫は日本刀で一突きした。
ニダダーははさみで必死の抵抗をし、ニラチャ猫に傷をつけたがしかしほんのかすり傷程度のものだった。
ニダダーの死を確認してデイパックの食料と水を手に入れてC-4に向かっていた。
382廃たま〜:03/04/17 17:21 ID:fNBNeFHM
まずいとは思わないよな・・・・
383名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/17 17:56 ID:gFtV5N05
「担当官…」
さっき妹者の盗聴記録を報告した兵士。
その兵士が、またひろゆきに声をかけた。
「どうした?またお前か?」
「ちょっと、盗聴記録を聴き返しながら確認していたらおかしい所が…」
そう言いながら、兵士はデータを取り出した。
「初代が死んだ時なんですが…」
「初代が死んだ時?フェラーチョが殺したんだろう?」
「いえ、それが…聞いてください。」

『パソコンを見なかったか?どんなものでもいいんだが』
『いや』
『そうか』

『そういうことだ。じゃあな』

「この会話は、どう考えても至近距離での会話だと思われます。
 なのに、このデータによるとこの時初代の近くには誰もいなかったことに…
 フェラーチョが遠くにいるだけです。」
「……。」
「さらに、さっきの妹者なんですが…」

『おーい、妹者!おーい!』

「このような声が…。この声と初代が話していた声は同じように思えるんですが…」

その声は、ひろゆきにとってどこかで聞いたような声だった。
これにはひろゆきも動揺が隠せなかった。

「…島を捜索させろ。初代の死体と…不法侵入者がいないか確かめるんだ…
 生徒は殺さないようにしろよ。ま、邪魔をする奴がいたら殺してもかまわないが…
 …何かあったら、すぐに報告しろ」
384(゜Д゜):03/04/17 19:05 ID:2u/Zl1Ns
廃たま〜>http://aa2.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1049261056/l50
文字レススマソ
385ひろゆき@( ´・ω・):03/04/17 19:16 ID:kEfdB0fr
ひろゆきの言葉とすぐに、捜索隊として、二人の兵士が、島へ向かった。彼らは、初代モナー(男子9番)が死んだとされる、旧日本軍施設に来ていた。

「おい、あったか」
「いや、どこにもいない」
初代モナーの死体が見つからないことにしばし動揺していた兵士たち。確かにフェラーチョが撃ったサブマシンガンの弾の跡はあるのだが、肝心の初代モナーの死体はない。
しかも、血もどこにも、着いていなかった。もしや、と思っていた兵士の目にあるものが飛び込んだ。
それは、外された一つの首輪だった。
「お、おい、これって――」
その首輪を見つけた兵士が言った。横から、もう一人の兵士がやって来た。その兵士も、目を疑っていた。
すぐに一人の兵士がトランシーバーを持ち上げた。ひろゆきのいる部屋の、ソファに投げ出されているトランシーバーから、声が聞こえた。
ひろゆきはトランシーバーを手に掴んだ。兵士の慌てた声が、シーバーの奥から聞こえた。
「男子9番の死体がありません、し、しかも、外された首輪が見つかりました」
「何い!?」
ひろゆきはソファを叩いた。その部屋にいた兵士達が作業を止め、ひろゆきの方を向いた。
「どうやら、男子9番は首輪を外したようです。どうしますか?」
「どうしたもない!至急男子9番を見つけ次第射殺しろ!いいな!もし、他にも首輪が外れている者を見たら、すぐに射殺しろ!」
「りょ、了解しました」
そう言うと、トランシーバーから声は聞こえなくなった。ひろゆきは、トランシーバーをソファに叩きつけると、ポケットから煙草を取り出した。
その時、急いで隣の部屋から、兵士が出てきた。
「担当官!大変です!」
「どうした!?」
ひろゆきは煙草を口にくわえたままその兵士の方に振りかえった。
兵士が慌てて続けた。
「プログラム開始前の衛星写真です。西の砂浜に、人影があります!」
「・・・くそっ!」
ひろゆきはそれを見て、兄者だと分かっていた。前回どうやって生きていたのかは知らないが、生きていたのだ。
「どう致しますか?」
「首輪を外している人間を見たら即射殺するように言っておいた。奴もそのターゲットに入るだろう」
そう言って、ポケットからライターを出すと火をつけた。その言葉で、兵士は先程の部屋に戻った。
ひろゆきはソファに戻った。内心はかなり慌てていた。失態を犯し、上の者に睨まれることもあるが、その前に―――
ひろゆきは、命の危険を感じていた。

その頃、ぽろろ確保に向かったクックル達が、ぽろろと遭遇していた。

【残り33人】
386廃たま〜:03/04/17 19:49 ID:t9r5eTn7
ゴメンナサイ、またやりました。【残り32人】で続けてください。
387名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/17 19:53 ID:axfmvPFS
>>386
OK、廃たま〜よ、
一回感想スレに来てくれ。
&文字レススマン。
388【】:03/04/17 19:59 ID:Gelpa8mi
現在時刻 【午後三時】

【女子17番】びぃはC−3にいた。
ここは先ほどの戦闘でフェラーチョとカメモナーが死亡し、イマノウチが気絶している地点である。
現在、支給された食料はすでに食い尽くしてしまい、彼女は耐え難いほどの空腹に襲われていた。
「ア・・・ア・・・オナカスイタ・・・」
その彼女の目に映ったのは・・・フェラーチョとカメモナーの死体だった。
「ア・・・ゴハン・・・」
びぃはおもむろにカメモナーの“顔であった物”を手に取り、そのまま、野生の獣が食事を取るかのように貪りついた。
「オイ・・・シイ・・・」
カメモナーの姿がびぃに捕食されるまで、一〇分とかからなかった。
次いで、びぃはフェラーチョを食い始めた。その時、イマノウチは血と脂の何とも言えない臭いで目を覚ました。
「(ココハ・・・ソウカ・・・キゼツシテイタンダ・・・)」
目を覚ましたイマノウチがふと左側を見ると、そこにはフェラーチョとカメモナーの血で口の周りを朱に染めたびぃの姿があった。
イマノウチは恐怖のあまり、叫び出したい衝動に駆られたが、必死に息を殺した。
「(クッテルヨ・・・アイツ・・・フツウジャナイトハマエマエカラオモッテイタケド・・・ヤッパリオカシイヨ・・・コワイ・・・)」
フェラーチョを半分食い終わったところで、びぃは大きなあくびをして眠りについた。
「(アレカラシバラクタツケドウゴカナイ・・・ヤルナラ・・・イマノウチ・・・」
イマノウチは近くにあった石を手に取り、ゆっくりとびぃに近づいた。
そして、今にもその石をびぃの頭に振り下ろそうとした瞬間である。
急にイマノウチの方を振り向いたびぃは、右手に持っている銃をイマノウチの方に向けた。
「(コ・・・コイツ・・・ニューナンブナンテモッテタノカ・・・)」
「ア・・・ビィヲ・・・コロスンダッタラ・・・コロス・・・」

カチッ

びぃは撃鉄を下ろし、銃口をイマノウチの胸に向けた。

現在時刻 【午後三時二四分】 【残り32人】でいいのか?
389お茶の間の猫:03/04/17 20:51 ID:Aeiuo3jB
――マシンガンの音はしなかったな・・・――

モナーと別れたアトニラ茶猫は妹者を連れC-4へ慎重に向かっていた。
――C-4・・・C-4・・・もうちょっと先か・・・――
既に夕日が沈みかかっていた。ニラ茶猫は日本刀を構え妹者はM19コンバットマグナムを構えながらニラ茶猫に黙ってついて来ていた。
まだ妹者は兄者のことを考えていた・・・
――兄者・・・兄者・・・どうして兄者が・・・・・・兄者が居た・・・この島に・・・・・・もしかして・・・――
妹者はふとあることを思いついた。兄者がいたのならもう一人の兄者(弟者)もこの島に生き残っているかもしれないと。
――もしそうだとしたら兄者(弟者)がまだ妹者を探しているはずなのじゃ・・・そうなのじゃ・・・兄者(弟者)は生きているのじゃ!!――
そして妹者は足を止めた。ニラ茶猫はそれに気づかずに暗くなり始めた森の中に消えていった・・・。
【残り32人+怪物1匹】

廃たま〜サンのレス無視っちゃって結構ですか?もぅレスっちゃったけど。。
390イマノウチとびぃ:03/04/17 20:54 ID:n3nUX6rU
(コ、コロサレル!)
イマノウチはとっさにカメモナーの体で唯一残った甲羅を盾にして一発目の銃弾を防いだ。
銃弾は甲羅を貫通したが、イマウチの急所は外れた。
(ナニカ…ナニカブキハ…)
びぃ「トドメ…サス…」
(ア!)
びぃが再び撃鉄を下ろして引き金を引こうとした直後
銃を持っていた手に激痛が走った。びぃは銃を落とした。
びぃ「ア…ウ…イタイ…」

びぃの腕にはナイフが刺さっていた。
イマノウチがびぃに向かって投げた。
そのナイフは死亡したまゆこからフェラーチョが奪った物だった。
びぃがフェラーチョを食べる時に邪魔だったので放っていたのだ。

イマノウチはすかさず逃げ出した。
(ニゲルナライマノウチ!)
イマノウチは走り続けていたので疲労していたが気絶していたので疲れが少し取れていた。
イマノウチはびぃが見えなくなると岩の影に隠れて休んだ。

びぃはナイフの刺さっていた腕を食った。
その光景は正にケダモノと言えた。

【残り32人】?
391(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/17 20:56 ID:MnuiuVAA
のー「トリアエズハラゴシラエシトキマショカ。」
のーはパンを先程出したピストル型ライターで
焦がし始めた。何とも香ばしい臭いがする。

何を考えたのか、そのあと枯れた葉と木の枝を
熱め、焚火を始めた。灰色の煙はどんどんどんどん
空へと舞い上がって行く・・・。

空へ上っていく煙と共に、ゆっくりと動く影があった。


草の茂みの中を音を立てず、慎重に慎重に進んでいく。

【女子5番】えー だった。
暗い森の中。
ぞぬは、今自分がどこにいるか分からなかった。
それもそうだろう、彼は無我夢中で走ってきたのだから。

「…ココカラ ドウイケバ コノモリヲ デラレルゾヌ?」

とりあえず適当に歩いてはみたものの、どっちを向いてもどっちに歩いても木だけの風景。
実際はそんなに大きくない、森というよりは林と言ったほうが正しいような場所なのだが、
方向感覚のないぞぬは同じ所をグルグル周っている為勝手に広い森だと判断していた。

「ン?ダレカ イルゾヌ?」

木の向こう側に人影が見えた。
…その人影が良い人か悪い人かは分からない。
ただ、向こうはだんだんコッチに近づいてくるような…

「…タロークン…」

今、初めて目が合った。
こちらに向かって歩いてきている人物。それは間違いなく、【男子17番】ビーグルであった。
ぞぬは、動揺して逃げるべきかどうかも判断できず、その場にただ立ち竦んでいた。

【残り32人】
393鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/17 22:31 ID:1nEabpcJ
ヘタレ小説しか書けないけど書いてみました。

---------------------------------------------------------------------

【男子18番】ヒッキーは2Aの神社にきていた。
幸い今まで誰も会う事なくここまで来れた。
彼にはこの上ない幸運だった。
「ナンデコンナゲームニ・・・ウツダ・・・」
彼の武器は探知器。でもヒッキーには役に立たないものだった。
彼はいつも友達にいじめられていた。だからこのゲームでもし誰かにであったら
即、死ぬだろうと思っていたからである。
「・・・シヌノカナ・・・エッ・・・シヌ?」
彼の中で"死"と言う単語が頭の中をよぎった。
今まで何度も死のうとした彼であったが、今一歩のところで思いとどまっていた。
だが、今は最も死に近い場所。あの世の一歩手前なのだ。
「コンドコソ ホントウニ シヌ?」
彼の頭の中は"死"と言う現実で一杯になった。
そして彼の中の何かが弾けた。
「ミンナモ ボクヲ コロソウトシテイルンダ。コロサレルマエニ・・・、ミンナニ・・・フクシュウ シテヤル・・・。」
彼は立ち上がった。そして外に出て捨てられていたバットを手に持ち歩き出した。
もう彼の中に弱虫だった自分はいなくなった。
彼の中には完全なる狂気だけが渦巻いていた。


続けるよ。
394鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/17 22:34 ID:1nEabpcJ
時間とか書き忘れた。スマソ

現在時刻 【午後三時五二分】 【残り32人】
ヒッキー所持品  バット&探知器
場所  2Aの神社・・・であってるはず。
395名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/17 22:40 ID:axfmvPFS
>>393
男子18番はドウモスミマセンだよ。と文字レススマソ
396(゜ゝ゜)顔:03/04/17 22:52 ID:2u/Zl1Ns

小兄者・・・どこにいるのじゃ・・・

妹者は森の中を一人走っていた
とても危険な状態だったが、そんな事は頭に無かった
「小兄者ーーー!!返事するのじゃー−!!」
叫び声がむなしくひびいた、そのたびに胸が締めつけられる
「小兄者ーーー!」
眼から涙があふれ力無くその場に座り込んだ

「妹者!!!」

誰かが呼んだ、すぐに声の方を向き確かめた
「あ・・・兄者・・?」

違った。そこにいたのは自分の兄弟ではなく
年の離れたクラスメイトだった
叫び声を聞いてやってきたのだ
「おい!俺にやる気はない!」
さっき会った時撃たれたからだろう、警戒してるようだ

妹者は期待が裏切られ力が抜けた
「・・・・さっきは悪かったのじゃ・・」
それだけ言うとまた弟者を探しに立ちあがり歩き出した
「待って!!」

「おまえの兄に会った」
妹者の足がとまった
「首輪のはずし方を教えてもらった・・脱出できるぞ!」
盗聴されないように小さな声でしゃべった

「・・・・」
初代モナ−は妹者に近づき妹者の首輪の真中の
盗聴機の部分に布を巻いた

「兄者はもう死んでるのじゃ・・・」
ぽつりと妹者が呟いた
初代モナーは「もう会ったのか・・」とだけ思ったが
次の言葉に驚かされた
「わたしが・・殺したのじゃ・・」
「え!?」

妹者は初代モナーにすべてを話した
初代モナ−は驚きを隠せない様子だったが
すぐに落ちついた様子で話した
「残念だけど弟者はこの島には来てないよ・・」
妹者は少し落ちこんだみたいだったが
すぐに約束の場所に行こうと言い出した

本当は弟者のことわかってたんだね・・
初代モナ−はそう思いながら妹者の意見に賛成した
397【】:03/04/17 22:57 ID:Gelpa8mi
少し前に潰されたばかりの緑の匂い――そして足跡はまだ新しいようだ。
「(いる・・・それもかなりの近くに)」
【男子6番】おむすびは森の中、そう地図で言えばD−4南東の地点にいた。
「(どこだ・・・確実に向こうは罠を張り巡らせ、待っているはずだ・・・そうでなければ、あんなふうに自分の痕跡は残さない)」
おむすびが索敵を始めて5分たった頃であろうか、前方に【男子8番】シナーの姿を発見した。
シナーはピクリとも動かずに、ただ目を閉じて座っていた。その姿は森の中にとけ込み、自然の一部と同化していた。
「(スキを見せる気配もない・・・いや、もしかしたら死んでいるのかもしれない・・・動かない・・・ここは・・・出て行くべきか否か・・・)」
ゆっくりと、しかし確実に時間は過ぎていった。
「(このままでは・・・ラチが開かない・・・一気に勝負を決める!)」
おむすびは支給武器の脇差しを抜き、シナーに飛びかかった。
「(向こうは気付いていない!獲れる!)」

ブンッ!!

しかし、おむすびの脇差しは空を切った。
シナーはすでに元いた場所から半歩下がった位置にいたのである。
そして手持ちの斧でロープを切断した。
「(何故・・・!?確実に仕留めたと思・・・)」

グチャ・・・

おむすびの思考を巨大な丸太がが遮った。
それはシナーの仕掛けたブービートラップであった。
ご飯の中から具が飛び出したおむすびは、そのまま絶命した。

「惜しかったアルね。もう少しおむすびが辛抱強かったら勝ってたのはお前かもしれなかったアル。」

シナーは脇差しを拾い、その場を後にした。
そして、そこには血のように紅く染められたおむすびのご飯だけが夕日に映えていた。
398イマノウチとびぃ:03/04/17 22:59 ID:n3nUX6rU
イマノウチはびぃから逃げ切った。

安心したせいか、さきほど撃たれた右足が痛み出した。
傷は浅かったがとても痛かった。
イマノウチはいつも被っている帽子を破り、右足の傷に巻いて止血をした。
「フゥ…コレデナントカ……。
 …アレ?シャベルガナイ…」
イマノウチは逃げるのに夢中で武器を置いてきてしまった。
(ドウシヨウ…ブキヲテニイレルドコロカ
  マルゴシニナッチャッタ…)
イマノウチは次の定時放送があるまで隠れている事にした。

さっきびぃがいたあたりでは鈍い音が聞こえてきていた。

    ガシガシ…ギャリギャリ…

びぃは腕から露出した骨を武器にする為岩で削っていた。
既に痛みに慣れたかのような様子だった。
しばらくすると、びぃは自分の骨を見つめながら
「コレデ…モットエモノヲ…」と呟いた。
びぃの骨は鋭く、短い槍のようになっていた。

びぃも『プログラム』で狂ったAAの中の一人だった。

【午後三時五十五分】 【残り32人】
399【】:03/04/17 23:03 ID:Gelpa8mi
たびたびスイマセン【残り31人】です
400モナーチーム@( ´・ω・):03/04/17 23:19 ID:kEfdB0fr
モナー(転校生)とぃょぅ(男子2番)の前に、暫くするとニラ茶猫(男子15番)が一人でやってきた。モナーはそのニラ茶猫に言った。
「妹者はどうしたモナ?」
ニラ茶猫は後ろを振り返り、言った。
「さっきまで一緒にいたんだけど、妹者はどっかに行っちまったんだ・・・すまん」
そう言うと、ニラ茶猫が振りかえった。ぃょぅが伝えたかったことがあるのに、限って妹者がいなくなってしまったのだ。
モナーは仕方ない、という表情をし、学生服から、地図を取り出し、軽トラックの荷台に乗った。ぃょぅとニラ茶猫も、荷台に乗った。
そしてポケットから同様、鉛筆を取りだし、地図の裏に何かを書き始めた。
"盗聴されているモナ"
そのことを知らなかったニラ茶猫が「えっ」と言ったが、モナーが人差し指を口元にやると、ニラ茶猫は黙って頷いた。
ぃょぅが、鉛筆をポケットから出した。モナーの地図の裏側に、何かを書き始めた。
"で、今からどうするんだょぅ"
モナーがそれを見て、すぐに書き始めた。
"VAIOのテキスト通りなら、C3に、監獄へ続く裏道があるはずモナ。そこを通って、監獄を急襲するモナ"
すると、今度はニラ茶猫が書き始めた。
"首輪はどうする?"
その通りであった。まずは、この首輪をはずさなければ、結局監獄は禁止エリアなので、すぐに首が飛ぶのだろう。しかもどうしたことか、VAIOのテキストには首輪の外し方は載っていなかったのだ。これが一番の課題だった。
"それは後で考えるモナ。まずはC3に戻るモナ。残念だけど、妹者は諦めるモナ"
そう書くと軽トラックにまた乗り込んだ。エンジンを入れ、バックを少しすると、もう一度、C3に戻っていった。


【残り31人】
401お茶の間の猫:03/04/18 00:26 ID:ABGHg32u
女子11番ダーヤスはびぃの【食事】が終わるのを少し離れたところで観ていた。
『げぇぇ・・・クラスメート食べてるわよ・・・あの娘"も"狂ったのね♪』
もちろんダーヤスはびぃを観察するためにそこにいたわけじゃなかった。びぃは気づいていなかったがフェラーチョが使い切ったイングラムM10サブマシンガン・・・そして弾の入ったデイバックが転がっていた。
『早く食べ終わらないかなぁ〜なんか気分が悪くなってきたゎ』
びぃは15分も経っただろうか完全に【食事】を終えると立ち上がった。びぃは案の定、マシンガンの存在を知らずに獲物を探しにどこかへ入ってしまった。
そしてダーヤスはイングラムとフェラーチョのデイバックを拾い上げた。ちょうどそのとき少し離れたところでトラックのエンジンをかける音が聞こえた・・・。
『さっそくこのおニューの武器が使えるわね♪』

【残り31人+怪物1匹】【現在時刻午後4時30分】
402お茶の間の猫:03/04/18 00:49 ID:ABGHg32u
モナー、ぃょぅ、ニラ茶猫を乗せたトラックはアト少しでC-3に着くころだった。
ニラ茶猫はマイポジションの荷台の上の座布団に座りながら見張りをしていた。ぃょぅはモナーがあいから奪ったサブマシンガンMP5Kを握っていた。
モナーはもう慣れた手つきでトラックを運転していた。その時前方に人影が見えた。
女子11番ダーヤスだ。手にはイングラムM10が握られていた。
突然ダーヤスが正面から攻撃してきた。ぱららららら!!フロントガラスが割れボンネットに幾つか穴が開いた。
『敵モナ!!』
モナーはハンドルをきって道を変えた。曲がり際にぃょぅが窓からマシンガンを放った。弾はダーヤスに当たらなかった。
そのままダーヤスを轢殺せばよかったのだがダーヤスは岩の上に立っていた。岩の上のダーヤスを轢いたりしたらトラックは転倒してしまう。
ニラ茶猫がガトリングガンを構え狙いを定めたがダーヤスの方がわずかに早かった。ぱららららら!!
トラックのボディに次々に穴が開いた。モナーが少し遅れてハンドルをきった。そのせいでガトリングガンの標準がずれてしまった。全然違う場所にガトリングガンの弾が乱射された。
ダーヤスはさらにマシンガンを撃ちつづけた。ぱらららら!!
モナーは急カーブをかけてなんとか被害を減らそうとした。しかし左の前、後輪が両方ともダーヤスの放った弾が命中し破裂しトラックはバランスを崩した。
――倒れる!!!――
403お茶の間の猫:03/04/18 00:50 ID:ABGHg32u
大きな岩に乗り上げトラックは飛んだ。ニラ茶猫はガトリングガンにつかまっていたがガトリングガンもろとも荷台から弾き飛ばされた。そしてトラックは左に傾きながら地面へ衝突した。
3〜4m倒れた状態でトラックは地面を滑り道端の木に直撃しボンネットがボン!と音をたてて開いた。
ニラ茶猫は地面に強く体を打ってトラックから10mほど離れた場所に倒れていた。
モナーは衝撃を受けたがたいした怪我はしなかった。しかしぃょぅは足をドアと座席に挟まれ動けなくなっていた。
『い・・・痛いょぅ!!!』
どうやら骨が完全に折れているらしくぃょぅの足はひざから下が変な方向へ曲がっていた。
『落ち着くモナ!今助けるモナ!』
モナーは急いでシートベルトをとるとぃょぅの座席に乗り出し衝撃でドアと座席の隙間を広げぃょぅの足を引っ張り出した(ぃょぅが痛そうに短い悲鳴をあげた)。
その時、ぱらららららら!と再びマシンガンの音とともにトラックに弾が当たる振動が響いた。
『ぃょぅ立てるモナ?』
『大丈夫だと思うょぅ・・・』
モナーはぃょぅの腕を肩にかけると運転席側のドアを蹴り飛ばして一気に外に飛び降りた。
しかしもうすでにトラックが乗り上げた岩の上までダーヤスが来ていてこちらにマシンガンの銃口を向けていた。
――殺られる!!――
そう思った瞬間ダーヤスが後ろに飛んだ。その時ダーヤスがたっていた場所・・・トラックが乗り上げた岩が吹っ飛んだ。ニラ茶猫がガトリングガンをダーヤスにむけていた。

【残り31人+怪物1匹】【現在時刻午後五時】
404名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/18 01:12 ID:kBCKOkPD
D5 灯台付近  【例外 政府派遣の兵士】

 灯台は、光を失いただ立ち尽くす巨人のようにも見えた。
とはいえ、まだ昼間である。灯台が本来の役目を果たすのは夜だから、差し詰め眠っていると表現しようか。
戦闘を歩く最強の傭兵クックルの動きに無駄は無い。それは、訓練を受けたとはいえたいした知識の無い兵士にも十分に分かった。
とはいえ、今自分達が向かっている相手は、そのクックルでさえ勝てるかどうかわからない。
もしかしたら大して強くないのかもしれないし、怪物かもしれない。未知数、ということだ。
担当官のひろゆきは《アレ》を前回の生徒だと言っていた。もう忘れてしまったが、なんちゃら研究所で作られた生物兵器らしい。
兵器、というからには強いのだろう。自己完結がやけに虚しい。

 「クックル殿。この付近に《アレ》はいるかと思われます」
自分と全く同じ政府の軍服を着た兵士が、軍人特有の喋り方で言った。全員、手にはそれぞれの武器が握られている。
もっとも、肝心の傭兵クックルは素手なのだが。
傭兵クックルは一度頷くと、キョロキョロと首を動かした。
五秒ほどそれを続けてから、その何を考えているのか全く読めない目が一点を捉えた。多分、見つかったんだろう。
 正直な話、怖い。あんなバケモノと戦う仕事は、聞いていない。
こちらだって数がいる。それに、傭兵クックルもいるのだ、と思い込んでみるが、手に握ったイングラムM10サブマシンガンはカタカタと震えていた。
もちろん、それは兵士の手が震えているのだが、残念ながら自分で止めることはできなかった。
恐怖が、始まる。
最早原型があるとしても、それを想像できないほどにグチャグチャである《アレ》は、優雅にも見えるほどゆっくりと、姿を現した。
「ぃぇぁ」言葉の意味とは正反対に重い声で言った《アレ》は、人目で分かるほどの殺気を放っていた。
405名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/18 01:12 ID:kBCKOkPD
傭兵クックルが駆け出した。助走をすこしつけたかと思うと、《アレ》の上へと飛びあがった。AAとは思えない身体能力だ。
見上げなければ見ることができない跳躍なんて、はじめてみた。
《アレ》が素早く――とは言いがたいが、身体を展開して (よく考えたらグロテスクな話だ。それどころじゃないが) 傭兵クックルを飲み込もうとした。
傭兵クックルは《アレ》に殴りかかろうとした手を引っ込めて、その広がった腹を蹴りつけた。ブニュ、と音がして《アレ》の身体がへしゃげた。
傭兵クックルはその反動で飛び上がり、《アレ》の様子を伺いながら地面に降り立った。
「援護だッ」
同僚の一人がイングラムM10サブマシンガンを構え、《アレ》に向かって放った。タイプライタのような乾いた音が断続的に響き渡った。
もちろん、兵士自身も構えた。あくまで生物だ。銃の乱射を受けて無事でいられるはずが無い。
迷うことなく引き金を引いた。編隊を横に展開ながら、銃の照射が続く。
―――効いていない!
《アレ》は身体に銃弾を食い込ませてはいたものの、「ぃぇぁ」と言うことをやめなかった。
傭兵クックルが銃を制するようにして、駆け出した。一斉に照射を止め、傭兵クックルの動きを見守る。
こんなこと他の実践でやったら教官に殴られるだけじゃすまないだろう。ボーッ、とそれを眺めた。
銃弾のいくらかは身体に食い込んだようだったが、殆どの傷跡は再生(?)していた。
傭兵クックルは腕を振り上げ、そして拳が《アレ》を捉えた。鈍い音が響き渡った。
《アレ》の頭部とおぼしきところが激しくヘコみ、次の瞬間肉がはじけるようにして飛び散った。さながら赤いバラのように、赤い血だった。
さらに傭兵クックルは拳を振り下ろした。「・・・・ぃ・・・・・ぇ・・・・・ぁ」数秒おきに聞こえていたそのうめき声が、徐々に小さくなってくる。

―――勝った

確信した兵士は、銃をおろして密かにガッツポーズを取った。傭兵クックルがトドメと言わんばかりに腕を振り上げた――――瞬間
「!!!」
一瞬の出来事だった。傭兵クックルの、姿が消えた。見ると、先ほどまで裂けていた腹(口と思われるが)の中で何かがうごめいている。
・・・・・・まさか・・・そんな・・・・・・
絶望ともいえる、瞬間だった。最強の傭兵クックルであろう、《アレ》の中の人は、徐々に動きを弱めていった。
一人の同僚が、銃を地面に落とした。《アレ》の目はこちらを見据えている。

――――終わった。

――――――――――――――――――――――
クックルを復活させるなり、なんか新しい切り札を出すなりしてください。
自分は無責任放棄しまつ
406名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/18 01:46 ID:ngLuleo9
ニラ茶猫のガトリングガンが火をふいた!ダーヤスはただ逃げ回るしかなかった。
その時、ニラ茶猫が叫んだ「モナー!ぃょぅ!早く車から離れるんだ!!爆発するぞ!」
見ると、トラックから出たと思われる液体が地面にシミを作っていた。
モナーは慌ててぃょぅをかつぎあげるとトラックから離れ、近くにある木の陰に隠れた。

ダーヤスは必死で反撃しようとするが、ニラ茶猫が反撃のスキを与えない。
苦し紛れに撃ったダーヤスの弾は、誰にも当たることなく木の幹にめりこんだ。

ぃょぅは、足の痛みを必死でこらえながら、サブマシンガンをダーヤスに向けて放った!
しかし、ダーヤスには当たらず、トラックに当たりガソリンに引火してしまった。

「ニラ茶猫!危ないモナ!!」モナーが叫ぶと、ニラ茶猫はダーヤスにもう一発撃つと、モナー達の方へ走って来た。

走るニラ茶猫の背後からマシンガンの音がした。弾は、ニラ茶猫の肩をかすめた!
次の瞬間トラックが大爆発し、周囲は爆風と炎に覆われた。

爆発がおさまり、モナー達は恐る恐る周囲をうかがってみるが、ダーヤスの姿は見えなかった。
ニラ茶猫のガトリングガンは、爆発の衝撃で崩れた地面に半分ほど埋まってしまっていた。
「もう使えないモナね・・・」
モナーはそう言うと、周囲を注意深く見渡した。
「あそこに何か落ちてるょぅ!」
ぃょぅが指指す先には、さっきまでダーヤスが持っていたマシンガンが落ちていた。
「ダーヤスは死んだモナか?」
さらに周囲を見渡してみると、草むらから森の奥へと血の跡が続いていた。
「しぶとく生きてたか・・・・。だが、もうあいつは丸腰の大怪我人だな」
ニラ茶猫はそう言うと、ぃょぅの足に包帯を巻き、近くの木の枝を折ると、ぃょぅに持たせた。

その頃ダーヤスは森の中にいた。
「油断したわ。全身にひどい火傷も負っちゃった・・・・。少し休まなくちゃ」
そういうと、ダーヤスはふらふらした足取りのまま休む場所を探し求めて森の奥へと入って行った。


【残り31人+怪物1匹】【現在時刻午後五時半頃】
407夢@(・Д・)顔:03/04/18 10:55 ID:tPcc0+oY

「8・・9・・・10、この木か」

初代モナ−が約束の場所を確認した
「まだ来てないのか・・・それとも、もうすでに来た後なのか・・」
妹者はニラ茶猫が心配だった
モナ−は一応前回の優勝者だからきっと大丈夫だろう
しかしニラ茶猫から自分が離れた事によって
彼の武器は日本刀しかないのだ。もし銃を持った敵に出会ったら・・・

「・・・少し休みなよ、全然寝てないんだろ?見張ってるからさ」
初代は責任を感じている妹者を気遣った
それに無理もない・・クラスメイト二人と実の兄を殺してしまったんだ
普通に考えれば許される事ではないし、精神にも深いダメージもあるだろう
この子は一生十字架を担がないといけないのだ
もっともそれはみんな同じなのだが、実の兄弟ともなると
その十字架はいっそう重いであろう

「ありがとうなのじゃ・・・」
初代の優しさを察し妹者は暖かな気持になった
木に寄りかかって座り込むとすぐに眠りこんでしまった
「やっぱり疲れてたんだね」初代は見張りを始めた
408夢@(・Д・)顔:03/04/18 10:57 ID:tPcc0+oY

―ここは・・・どこなのじゃ?

妹者は気がつくと不思議な場所にいた

優しくて快い風がふいているが、
それ以外は何もない真白な世界だった

妹者はしばらく優しい風に身をゆだねた
ゆっくりと空を飛んでいるようで温かだ
とても気持が良かった

いつのまにか人影が目の前に現れていた。
その人影が何なのか妹者にはすぐにわかった

「兄者・・・」

他にも自分の周りにたくさんの人影があった

「小兄者・・父者・・それに母者・・みんないるのじゃ・・」

死んだはずの家族達は妹者をとりかこんでいた

「ずっとこのままでいたいのじゃ・・・」

妹者は丸い眼を涙で一杯にしながら言った
心の底からそれを望んでいた

兄者が妹者の頭の上にポンと手をおいて
少しかがんで妹者に何か耳打ちした

また涙が出てきた、わんわん泣いた
兄者に抱きついてそのまま眼をつぶった


眼を開けるとそこは元の場所であった
木に寄りかかり寝ていたのだった
見張っていた初代モナ―が気がついた
「もういいのか?」
妹者はうなずき立ちあがりそのまま歩きだした
「どこへいくんだ!?」

近くの民家だった。木で出来ていておもむきがある
その民家に妹者は入り風呂場で軽く水を浴び
顔と髪を洗った後、髪を後ろで束ねて結んだ
ポニーテールの格好だった
「もう大丈夫!」
初代は不思議な顔をした。さっぱり理解できていなかった
汚れているのがいやだったのか・・?とだけ少し思ったが
すぐにそれは違うとわかった
妹者の眼はさっきまでと違い元気を取り戻し輝いていた
「このゲームをぶっつぶすのじゃ!」
「お・・おう・・・」
初代はやっぱり不思議そうな顔をした


『俺達はいつも一緒さ』

妹者の耳に兄者の言葉がいつまでも残った
409クックル@ネク(初参加):03/04/18 15:30 ID:KzuNpugp

「くらえぃ!バケモノォ!!」
政府派遣の兵士は訓練で習った通り、安全ピンを抜き
手榴弾を投げた!!
灯台で起きた爆発と同じ音が島に響き渡る
《アレ》は爆発により体がえぐれ、えぐれた部分から
ぐったりとしたクックルの手が露出した

「今だ!クックル殿を引きずり出せ!」
三人がかりでクックルの手をひっぱる
ズルリとクックルが《アレ》から引きずりだされた
「急いで担当官のところへ戻るぞ!」
ひとりの兵士がクックルを担ぎその場から離れようとした
しかし
うあぁぁぁ!
兵士の一人が触手に足を絡め取られそのまま《アレ》に取り込まれた
《アレ》はもう再生を始めていたのだ
クックルと同じように徐々に動きを弱める兵士
残った兵士は《アレ》に取り込まれた兵士を見捨て
急いで担当官のところに戻った


おそまつでした
410回想@ネク:03/04/18 15:56 ID:KzuNpugp
ひろゆきが母者に妹者のBR参加を伝えると
いきなり
                   _ _     .'  , .. ∧_∧
         @@  _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '     (    ) 
        @,#-'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ      |  /  ノ |←ひろゆき
      /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ
      /   _, \               / ,  ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /     | (_         !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/
父者が止めるまもなくひろゆきに殴りかかかった!!

                 「\        .「\
                 〉 .>       〉 〉
                 / /       / /  
                /  |         /  |
                /  / @@@ /  /あんたなんかにもう家の子を
               (  〈.@# _、_@/  /.   |ころさせはしない!!
                \ `ヽ  ノ` )  /    ‖
                 \ \^ /  /ヽ      
               | / ヽ   `´  ノ  ヽ
               ‖( 、|     /ノ  ノ  |
             |   ヽミ´    彡 ) イ   ‖
         |   ‖  ノノ      | ⌒ヽ
         ‖    / /      .|‐i.  l     |
         _     / ノ , _  、 ヽ`ヽ_ /    ‖<クックル!助けてくれ!
        (`ヘ -‐ ' ´⌒´ (;、   ,) 、 / .)"´`ヽ、_
        丶_,, ニテ-‐T´ ̄    / /ー -t 、_n,)
          .く _,, -ー┘          し´

すかさずクックルが母者の後頭部を撃ち抜いた!
流石の母者も↑の体制では弾丸をかわすことができなかった
力をなくし倒れる母者に父者が駆け寄った
頭に風穴の開いた母者をみて父者は大粒の涙を流した

「これは政府のけっていなんですよ。まったく・・・」
ひろゆきにそういわれ凄まじい殺気でひろゆきを睨み付けた
「ん?なにか文句がありそうな顔ですな。いいんですよこいつと同じ様になってもらっても」
仕返しとばかりに動かなくなった母者の頭を蹴飛ばした
頭が激しく揺れ血が父者にベットリとつく
「行くぞクックル」
ひろゆきが行った後父者は再び泣いた
昔は愛した母者を救えなかったこと
自分の子供達を救えなかったこと
そしてひろゆきに立ち向かっていく勇気がなかった自分に
411ネク:03/04/18 15:57 ID:KzuNpugp
ずれたーーーー!
ひろゆきの声が、島のどこかに取りつけてあるのだろう、拡声器から聞こえ始めた。フサギコ(男子3番)は時計を見た。時計は六時から秒針が少し進んでいた。
先程から北のほうで、激しい銃声や爆発音が聞こえていた。だが、今、フサギコがいるE3には、全然関係がなかった。
「よう、元気かー!?そういや今、兵士達が数人、この島にいるけどな、ターゲット以外は攻撃しないので安心しろよー!」
フサギコも、兵士なら二名見た。どうやら誰かを探しているようであったが、フサギコを少し見やると、すぐに立ち去っていったのだ。ということは、フサギコはそのターゲットには、入っていないということだろう。
「まずは死んだ奴を言うぞー!
  男子7番カメモナー!
  男子19番フェラーチョ!
  女子3番ありす!
  女子21番やぐやぐ!
以上4名だ!少しマターリしたペースだなー!みんなもっとやる気になれよー!
あとなー、禁止エリアはB2!5分後に発動するから、気をつけろよー!じゃあな!」
フサギコはクラス名簿に死んだ生徒の所に線を引くと、地図を出して禁止エリアにもチェックした。その後、また、草原に座り込んだ。
男子14番ニダダーは男子16番ネーノと男子21番マララーと行動を共にしていた。


朝、ニダダーが焚き火を焚いているのを見つけたマララーはニダダーに声をかけようとした。しかし気づいてみればニダダーの側には刃物がいくつも置かれているではないか。うかつに声をかけるのは危険だと判断したマララーはニダダーの様子をうかがう事にした。
そしてニダダーを追跡しているうちにネーノと合流。2人でニダダーに声をかけ今にいたるというわけである。

3人はF-5辺りであろうか・・・とうもろこし畑の中に居た。
『なんで漏れ等・・・こんなに武器がしょぼいんだ・・・』
マララーは少し落ち込み気味だった。
三人の武器は、ピンポン玉、傷薬(実は例の・・・だが)、そして忍者セットだった。
『とりあえず全員で分けた方がいいんじゃネーノ?』
2人ともネーノの意見に賛成し、一人手裏剣3枚(ニダダーは四枚)、クナイ一本、を持ち煙玉と傷薬はマララー、使えなさそうな変な道具類はネーノ、そしてニダダーがまきびしを持った。
その後その辺のとうもろこしをいくつかもぎ取って穴を掘りそこに焚き火を焚いてとうもろこしを焼いて食べた。そして3人は満腹になると見張り分担も決めずにぐっすりと眠ってしまった。
414( ´_ゝ`):03/04/18 18:12 ID:GtvuLAUN
木々の茂みのなかにある小さな穴。中に入ると、少し開けている。
中には、胴が包帯に覆われて寝ている男と、彼の横に座っている女がいた。
女の名はあめねこ。女子2番である。
「うう・・・。」
男は目を覚ました。しかし、まだ意識はもうろうとしている。
「ここは・・・、君は・・・誰・・だ・・・?」
あめねこは驚き、彼の顔を見た。
「わたしはあめねこって言うの。あなたは・・・」
そこまで言ったとこで、男は右手をあめねこに向けて人差し指を立て、黙らせた。
「紙と・・・鉛筆が欲しい・・・。」
紙と筆記用具を渡すと、男は何かを書いた。字は崩れているが、なんとか読めた。
『とうちょうされている。おれのことはしゃべるな おれの名は 兄者 だ。 』
あめねこは一瞬驚いたが、黙ってうなずいた。
「今は動かないほうがいいわ。傷は心臓は外れてはいるけど、危険な状態よ。」
兄者は何が起こったか思い出そうとした。しかし、思い出すことができない。
「このカバンに救急セットが入ってなかったら、多分助からなかったわ。
 でも本当に運がいいわね。ほら。これがあなたを守ってくれたみたいよ。」
あめねこの手には、大きな傷のついた、錆びたライターがのっていた。
兄者は気付かなかったが、それは壕の死体から拝借した軍服の、
胸ポケットに入っていたものであった。

             続く
415初代モナー:03/04/18 19:00 ID:TQxa6pAx
「ぶっっつぶすとなれば―」
初代モナーは言う。
「私たちは首輪を外した。しかも首輪には盗聴器がついている。 そろそろひろゆきが感づいた頃かもしれない。」
予感は正しい。怪物との戦闘で忘れかけているとはいえ、兵士が動き始めている。
「だからモナーたちと合流する暇は無い。ひろゆきを殺すぞ。」
そう言った初代モナーの目には只ならぬ決心があった。 何が何でもひろゆきを殺す。 死んだ生徒や兄者のためにも。
「分かったのじゃ。 みんなの敵は絶対に取るのじゃ!」
妹者もそれに答えた。

しばらく後、二人は監獄の近くにいた。 すでに禁止区域なので、とりあえず生徒と鉢合わせる危険は無い。
「それでは私が考えた作戦を言おう。まず妹者は前回兄者が使ったというルートで監獄に進入して、ひろゆきを殺すんだ。」
「でもそのルートは前回兄者が使ったから、ひろゆきと一緒にクックルがいるかもしれないのじゃ。」
兄者の残したパソコンから入手した情報の中には、ひろゆきを守る衛兵クックルの情報もあった。 恐ろしいまでの力を持った最強クラスのAA。 
彼がいる限りひろゆきを殺すのは至難の業、その鋭い勘によって銃を撃つ前に殺されるだろう。
「そこで私が囮になる。監獄の正面から進入する。」
「え・・・それって・・・・・・。」
妹者の驚きの声を聞いて、初代は言った。
「私が囮になればクックルも私を殺しにやって来るだろう。その隙をついてひろゆきを殺すんだ。」
「でも・・・・・・。」
「君にはまだ父者がいるのだろう。君まで死んだら君の父者はどうなる?」
「・・・・・・・・・・・・」
妹者は黙り込んだ。 確かに自分が死ねば父者は一人っきりだ。しかし誰かの死などもう見たくない。誰にも死んで欲しくない。
「私だってみすみす死にはしないさ。これでもバンザイ突撃を敢行したときの武器は日本刀だったんだ。」
と初代は訳の分からない事を言い、妹者の決心を促す。
「分かったのじゃ・・・・・・絶対生きて帰ってくるのじゃ・・・。」
そう言うと妹者は歩き出した。が、数歩進んだところで立ち止まる。
「・・・ひろゆきを殺せばバトルロワイアルは終わるのか?」
初代は既に戦闘が終わったのに崖から飛び降りたり手榴弾で自決したりする人間を見てきた。果たしてひろゆきを殺せば戦いは止まるのか?
「・・・・・・確かにひろゆきが死んでも戦いは止まらないかもしれない。 別の人間が同じ事を繰り返すだけかもしれない。
それでも計画は延期されるはずだ。その間に誰かが何かを出来る。そう信じている。」
「・・・もう行くのじゃ。」
そう言って去っていく妹者の姿を初代は視界から消えるまで眺めていた。   
(そういえば彼女もあんな風だったか・・・。)
初代は今は亡き恋人を思い出し、すでに原型を留めていない千人針の残骸を握り締め、施設に向かって歩き始めた。
416初代モナー:03/04/18 19:32 ID:lX/CreuL
初代モナーは施設へとたどり着いた。 門番はいない。 日本刀を握り締め、慎重に足を進めてゆく。
正直言って一般兵士ならともかく、クックル相手に適うとは思えない。 だが、時間稼ぎくらいはしてみせる。
初代モナーは死を覚悟していた。

しかし全く兵がいない。不気味なほどサクサクと進んでいける。
初代は知らなかったがクックルを含めた兵は全員外にいたのだ。
数分の後には、初代はひろゆきの部屋の前にたどり着いていた。
そのころ妹者はまだひろゆきの部屋の上にはたどり着いてはいなかった。しかしすぐ近くで待機していた。
(騒ぎがあるまで待機するのじゃ。)
だが実際には戦闘は無かった。初代も妹者が待機しているであろう事は知っている。
(こうなれば私が自分で・・・。)
初代は日本刀を構え、今一度部屋の様子を確認した。

ひろゆきの部屋にはマシンガンがある。 前回兄者を撃った物であろう。だが十分な距離があり、斬りかかれば間に合うはずだ。 
次の瞬間だった。
「どっこいしょぉおおおおおおおお!!!」
扉を開くと同時に、日本刀を振り上げ、奇妙な掛け声を発し斬りかかった。
「なっ!!?」
ガンッ!!!
固いものどうしがぶつかった音が響く。初代の日本刀は、あまりにも高く振り上げたために外れたのだ。
(しまった!!!)
ひろゆきはマシンガンの方向に逃げようとする。 あわててもう一度斬りつけようとするが間に合わない。
マシンガンを手にしたひろゆきは日本刀を振り上げ無防備な初代に発砲する・・・はずだったが・・・
「ぐっ!?」
そのときひろゆきの身体に激痛が走った。それは母者の必殺技『母者ドロップ』を喰らったときの物に違いない。
そのひろゆきに日本刀が振り下ろされる。
「さ・・・流石一家めぇええええええ!!!!」
それがひろゆきの最後の言葉となった。
日本刀の刃がひろゆきを深々と斬りつける。
飛び散る鮮血。返り血で初代モナーが赤く染まっていく。
ひろゆきは、死んだ。


  
417あふぉ(ノд`) ◆LLVegDyAFo :03/04/18 20:02 ID:EpnR/W1v
「最後に漏れの話を聞いてくれないか・・・げほっ」

ひろゆきは最後に一言を発した。

「なんだ?いいだろう」

初代モナーは答えた。
ひろゆきはにやりと笑い口を開いた。

「おまいらは、漏れを頃せばこのゲームが終わるとでも思ったんだろう・・・。
漏れがおまいらに頃されるのはなんとなくわかってたからな。
ずっとここにいるわけがないだろう、教われるってわかってんのにな・・・。げほっ!
・・・ちなみにな、マララーに渡った武器・・・っていうか薬なんだけどさ、
そいつは、おいらの保険だよ。保険は掛けとくもんだな。
あいつはさ、あの薬はさ、体に打った本人はまず氏ぬんだ。でも、体の細胞の一つ一つに意思が宿る。
それが恐怖さ。そしてその意思にはおまいらを殺すように指示薬が入ってるんだ。
細胞がおまいらを殺し尽くすまであいつは死なない・・・。げほっ、げほっ!
誰が体に打つかはわかんないが、そんときにはおまいらはどんなにがんがってもむりだろうな。
おまいが最後に苦しむ顔が見られて漏れは満足だ。しかし――」

ひろゆきは最後の力を振り絞り、L字に座り込み、ポケットから「ある液体」を出した。

――もしや、それは・・・・・・・・――

それと思った瞬間には初代モナーの銃は火を吹き、ひろゆきは完全に息絶えた。

こんなものがあるから・・・こんなものがあるから・・・!

まどから外に投げ捨てたその液体を入れたビンは、森の中へ消えていった。
まさしくそのビンのなかの物体は「ch(ちゃん)」だった。
ひろゆきは氏の寸前、自分で自分に打とうとしたのだった。

初代モナーは思った。

マララーがch(ちゃん)を持ってるって言ってたな。。。早く、マララーを探さなくちゃ!

早速初代モナーは準備を整え始めた。
418英語塾 ◆0q/MYGXMC. :03/04/18 20:03 ID:cV3LKWb4
しばらくぶりです。
風邪こじらせて3,4日間程寝込んでました(´Д` )
久しぶりに見たら大分進んでますね・・・
419お茶の間の猫:03/04/18 20:25 ID:ABGHg32u
(つд`)ここは文字レス禁止でつ。こちらへどうぞ http://aa2.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1049261056/l50
>>418  そしてこのレスモナー
420お茶の間の猫:03/04/18 20:37 ID:ABGHg32u
女子16番のーは先程爆発のあった辺りへ向っていた。既に爆発から1時間ほど時間が経過していたためもう誰もいなかった。
のーは民家で見つけた懐中電灯で辺りを照らしながら"前回の優勝者"を探していたが辺りにはトラックの残骸と思われるものが飛び散っているだけで
つー先輩の仇はいなかった。のーが諦めて戻ろうと向きを変えた時懐中電灯の光が何か筒状のものを照らした。
のーはそれがなんナのかを確かめるため光の先に向った。

そこには地面から突き出した黒い筒状のものが沈黙の中、わずかに月の光を浴び不気味に薄暗く光っていた。
のーは自慢の怪力でその黒い筒状のものを地面から引っ張り出した。
『ナンデスカ コレハ』
それはあの"ガトリングガン"であった。土の中に埋まっていたせいか所々に土や石が詰まっていてとても使える状態ではなかったが・・・
のーはそれが自分にとっての最強の武器であることを確認するとガトリングガンをかついで森の中へ消えていった・・・

【残り31人+怪物1匹】【現在時刻午後7時頃】
421緑鼠@政府の兵士:03/04/18 21:11 ID:jq2fk45P

「ハッ・・・・ハッ・・・・!」
一定のリズムで繰り返される呼吸。徐々に速くなっていくそれをできるだけ沈めようと、
深呼吸をしながら兵士は走った(実際は余計に疲れるのだけれど)
ひろゆきだ。とにかくひろゆきに報告しなければならない。
とにかく兵士はD−4の中をひた走っていた。《アレ》はバケモノだ。
もしかしたら、追いかけてきているのかもしれない。まあ、兵士に後ろを振り向く勇気はない。
気づけば一緒に走っていたはずの同僚の声さえ全く聞こえないし、銃なんてどこで落としたのかも分からない。
クックルは間違いなく死んでいただろうし(腕はすでに色をなくしていたのだ、絶対死んでる)、そのおかげで《アレ》は余計に大きくなった。
気が動転しない馬鹿がいるなら、今この場でバトンタッチしたい。
茂みを掻き分け、そのとき当たった木の枝によって頬に走った切り傷を指で弾いて、その血を一舐めたところで、監獄が見えてきた。
薄暗い荒城のようにそびえ立ったその監獄に一種のおかしな安堵感を覚えながらも、開きっぱなしになった入り口に駆け込んだ。
誰もいないのは、まあ当たり前として。
暗い廊下を進むと、すぐにひろゆきが、あの人使いの荒い担当官がいる部屋へとたどり着いた。いつもは長く感じるのだけれど、今回は何故か短く感じた。
扉は、なぜか開け放されたままで光を漏らしていた。
ガチャンッ―――物音?
なにかガラスのようなものが、落ちた音だった。
「ひろゆき様。ただいま戻り・・・・・・ッ!」
十五禁。ガキが見たら泣き喚くどころか顔面を真っ白にしてぶっ倒れるだろう。
肩口から腹のあたりまで、すっぱりと割れた赤い肉が、中途半端にはみ出ていた。心臓らしきものが、ドクドクと血を湛えている。
そして、一人の老年輩のAA。生徒だ。今回最年長の、初代モナー。日本刀を腰に携え、片手に銃を握っている。
初代モナーはこちらをちらりと見ると、銃を持ち上げた。銃口が、兵士の頭部に向かっている。
引き金に、初代モナーの指がかかった。床に落ちたガラスの欠片を中心に、液体が溜まっている。
―――アレは。
そう、ひろゆきが言っていた、「ch(ちゃん)」。確か人を人でなくす薬。
そのとき、信じられない感情が兵士に浮かび上がってきた。同時に初代モナーの銃が火を噴いた。
何とか身体をそらしたが、肩口に銃弾がめりこんで激痛が走る。
初代モナーはそれで一瞬銃を下ろした。―――もういい、こうなりゃヤケだ。どうせ給料もひろゆきが死んだらもらえないだろうし。
兵士は跳んだ。初代モナーの足元にあった「ch(ちゃん)」を下で舐め取る。強烈な痺れが、舌を支配したが、なおも舐めた。
さながら残りの一滴まで牛乳を舐める犬のように。
そして、それが恐怖の始まりだった。初代モナーの顔が、一瞬にして青ざめた。
422初代モナー:03/04/18 21:52 ID:t8RFV1U1
「・・・・・・・・・」
初代モナーは兵士の身体が崩れ、異形に変化していくのを見た。
ついさっきまで人間だったものが、とても口では形容できない物体に変化している。
初代モナーは恐怖で動くことも出来ない。
「ぐぃゃあぉああああ!!!」
異形は唸り声をあげ、ひろゆきの死体を喰いはじめた。
ぐちゅ・・・バキッ・・・ごきゅぎゅ・・・・・・。
戦争に参加していた初代モナーは、戦場でいくつもの地獄絵図を見てきた。 だが、ここまで酷いのは見た事がない。
やがて、異形がひろゆきを半分ほど食い終えたとき、ようやく初代は我に帰った。
あれは兄者の残した情報に載っていた奴なのだろうか?
ありとあらゆる攻撃を無効化し、死体を喰い巨大化するというバケモノ・・・。最後には海へ転落させ倒したという・・・。
実際は違うのだが、彼にとってjはどっちでも同じ事だった。
闘うのは無駄と見た初代モナーは叫んだ。
「妹者!!!理由を言っている暇は無い!!逃げろっ!!!」
それだけ言うとひろゆきのマシンガンを持って一心不乱に逃げ出した。

一方、屋根裏で待機していた妹者は、初代モナーの声を聞いていた。
「・・・ひろゆきは死んだようだが・・・何があったのじゃ?」
事を確かめるために部屋の上へ移動する。
そして妹者は見てしまったのだ。
血に染まった部屋、ひろゆきだった物体。そして異形を・・・。
「・・・!!!」
言葉にならない声。妹者も異形の情報は知っていた。
「に、逃げるのじゃー!!」
妹者も逃げ出した。

数分後、監獄から少し離れた場所で初代モナーと妹者は再会した。
『約束』どうり生きて再開した二人だったが、話し込んでいる暇は無かった。
ただ肯くと、全速力で逃げ出した。
ちょうどその頃、異形はひろゆきを喰い尽くし、新たな獲物を求めて行動を開始した・・・・・・。
423(-_-)@鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/18 22:27 ID:swuFhKew
ヒッキーの続きを書かせていただきます。
それにしてもとんでもない状況になってるな・・・。

---------------------------------------------------------------------

【男子3番】ウララーはS&Wを右手に持ち森の中を歩いていた。
彼はこの状況未だに飲み込めず、ただゆっくりと歩いていた。
あてもなく歩いていた彼に、すぐに疲労の色が見え始め、そして彼はその場でへたり込んだ。
(何でこんな事になったんだろう・・・)
彼の頭の中でいろいろな事が渦巻いた。誰にも関わることなく消えていったとき。dat海の暗さ。
そして。【女子5番】えーの事。
彼女とは仲がよかったわけではないが、(いや、むしろ犬猿の仲と言った方が正しいだろう。)
彼にとっては唯一心が許せる存在だった。
一度彼女の事を思い浮かべると、彼女の事で頭が一杯になった。
今彼女は何処で何をしているのか。恐がっていないだろうか。怪我はしていないだろうか。
ウララーは立ち上がった。そして彼の決意が固まった。
「えーを探しに行こう!」

バキッ!!

置いてあったかばんを手にしようとしたとき、彼の頭に強い衝撃とにぶい音が走った。
そこで彼の意識が途絶えた。彼の後ろにはバットを持った【男子18番】ヒッキーがいた。
424(-_-)@鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/18 22:28 ID:swuFhKew
ヒッキーは再びバットを振るった。

バキッ!!ドカッ!!バキッ!!

【男子3番】ウララーは3発目くらいで既に死んでいる事は彼にもわかっていた。
だが彼にとってはそんな事はどうでもよかった。今の彼にとってウララーの生死よりも、
ウララーを殺すと言う過程の方が大事だった。
バキッ!!べキッ!!ドカッ!!ドカッ!!バキッ!!ドカッ!!
バキッ!!べキッ!!グチャ!!ドカッ!!グチャ!!グチャ!!
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
数分して彼はバットを振るうのを止めた。
すでにウララーの頭は粉々になっていた。殴ってこうなったと言うよりも爆発してこうなった、
と言った方が説得力のある、そこまでひどい状態だった。
ヒッキーはそんな状態になったウララーを見ても、罪悪感を持たなかった。
むしろ人を殺した事に対する爽快感の方が多かった。
「イママデ ナンデ ボクノコトヲ イジメテイタカ ヤットワカッタヨ。」
イママデ ボクヲ イジメテイタ リユウ。ソンナノ カンタンナ コトダッタ。
タダ イジメタカッタ。ソンナ カンタンナコト ダッタンダ・・・。
ヒッキーはウララーの持っていたかばんから食料と銃、それと銃弾を取り出し、
森の奥へと消えていった。
残ったのは、真っ赤に染まったバット一本だけだった。
425名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/18 22:32 ID:M4LjHzG7
>>423-424
カエレ。

文字レススマソ
426担当官代理@( ´・ω・):03/04/18 23:20 ID:+/Byt/K9
島の上空に一台のヘリコプターが飛んでいた。夕方の赤い空に、しっかりと写る黄色いライト。
島の何処からでもはっきり見えるそのヘリコプターは、島の中央、丁度、監獄の近くに着陸した。
その着陸したヘリコプターから、兵士数人と一人の偉そうな男が降りてきた。
その兵士数人と、偉そうな男は監獄内へ入っていった。
その後、残った兵士が、大きな武器を持って出てきた。それは、長いバズーカであった。それを、二つ、二人の兵士が持って、監獄内へ入った。
そしてすぐに、ヘリコプターが音を立てて離陸した。周りの木の葉が飛び散っていた。

監獄内、中央の部屋に入ったその兵士達は、すぐにそれぞれ配置に着いた。
転がっているひろゆきの死体をどかすと、偉そうな男がコートを脱ぎ、ソファに座った。
その後、部屋の兵士に指示を出し、テレビを点けた。

その男―――夜勤(担当官代理)は、生き残った兵士の連絡により、至急、数人の補充兵を連れてやってきた。
この男はひろゆきの上司になる男で、政府内でもかなりの権力を持つ男であった。
その夜勤の横には、マシンガンとバズーカがどしっと置かれていた。マシンガンは侵入した生徒用、バズーカは、chを使用した兵士と、ぽろろへの対抗策であった。

夜勤はソファの上に放り出されたトランシーバーで兵士全員に帰還命令を出した。
すぐに、生き残った兵士が全員集まった。

夜勤は十数名の兵を目の前に、言った。
「いいか、ひろゆき担当官は無念の死を遂げたが、我々はこの戦闘実験を終了させるまで、生徒たちを管理しなければならない!
首輪をはずしている生徒がいるが、存在を無視して構わない。海岸の船の警備を厳重にしておいた。これで、脱出はほぼ不可能になる!
そして、謎の怪物は無視する!もしこの監獄に侵入した場合は、バズーカを撃ち込む!ch使用者も同様だ!いいな!」
兵士達は軽く敬礼をすると、それぞれ元の配置に戻った。夜勤は、兵士達の報告を聞きながら、ソファに座った。

【残り30人】
427(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/18 23:46 ID:iyzJWYnG
ワタシハ・・・

───イキノコリマスヨ。

エーは草むらの中を静かに静かに進んでいた。
彼女は「やる気」側のAAだった。

「ケムリノホウコウ──デスネ。」

彼女は「ノー」の焚火の煙を発見したのであった。
もちろん、焚火をしているAAを殺すつもりなのだが。
あくまでも相手に気づかれないように、
ゆっくりゆっくりと煙の方へと近づいていく。

一方、煙を出した張本人のノーは、
「壊れた」ガトリングガンを引きづりながら、

また焚火の方向へと戻っていた。


えーは途中で何かをプツリと切った感じがしたが、
気にせずにに歩いた。

・・・10分程歩くと、──煙が止まった。
あと少しで行けるというのに。

エー「ナンデ・・・?」
そう言った瞬間に、木の上から何かがバサっと落ちてきた。

エー「イッ・・・!!!」

情け無い声と共に、エーはのけぞった。
深い振動と共に激痛が走った。

ノー「ワルイデスケドイノチハモライマスワ。」
エーが苦痛と悔しさで顔を歪めた瞬間、
ノーはエーの後へまわり、両足を
スタンガンで攻撃した。

エー「ア゙ア゙ッ」

エーの足が焦げた。
絶望的な状況の中、
───えーは笑っていた。
428緊急放送@(・Д・)顔:03/04/18 23:50 ID:tPcc0+oY
耳障りな音楽が島中に響いた
「緊急放送だ!よく聞くんだ生徒たちよ、私の名は夜勤、担当官代理だ!!
 なぜ代理かというとひろゆき担当官が一部の生徒によって殺害されたからだ!
 だがこの戦闘は終ってはいない!島の警備を全面的に厳重にした!
 この監獄に再び侵入することも不可能だ!!安心して今まで通り殺しあいたまえ!
 
 首輪をはずした生徒がいるようだが他の奴の首輪をはずしてもかまわないぞ!
 このゲームが終った後、兵士達が最新機器を使用し島中を散策して見つけしだい射殺する!
 首輪をはずしたら時点で絶対的に死が訪れると言う事を覚えておけ!!
 
 あと前回の放送から死んだ生徒たちだが【男子6番】おむすびと【男子3番】ウララーだけだ!
 以上だ!!わたしはひろゆき前担当官のように甘くはない!!・・・・・・ガッ」 
429名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/18 23:51 ID:6rBES4Yj
遭遇させて、戦わせて、決着(殺害)させるまでの過程を一人で書くってどうなんよ
430緑鼠:03/04/19 00:09 ID:F4CVEE5U
【男子22番 丸耳】

ここまで誰にもあわなかったのは不幸中の幸いだった。もっとも、プログラムなんかに巻き込まれた時点で最大の不幸なのだけれど。
D-4を北に歩いていた丸耳だったが、地図を再確認してから安全そうな灯台へと進む方向を変えた。
(丸耳は開始直後から南西へと移動した後、彷徨い続けていたのだ)
今まで極力誰にも会わないことを願っていた丸耳だったが、よく考えたらそれは解決にならない。
同属とは言え前回優勝者のモナーは危険で、初代は開始から最初の放送であぼーんしたことを知った。
マターリした相手を探すのは一苦労だろうが、それでも丸耳は少ない勇気を奮い立たせて事態を好転させようとしていた。

ふと、茂みの向こうでで声がした。「ぃぇぁ」という低い声だ。もしかしたら、自分に会って喜んでいる誰かかもしれない。
あんな声の香具師がクラスにいたかどうかは別として、それ自体が丸耳の緊張の一部をほぐした。
自分に会って喜んでいるのだ。それは、見方だと思って違いない。
ぱぁ、っと明るく緩んだ顔を戻すことも忘れて、丸耳は茂みを両手で掻き分けた。随分と高い茂み(というより、茂みとしだれた木の枝が重なっていたらしい)のせいで、相手の姿は見えなかった。それが、運の尽きだった。
「・・・・・ぃ・・・・・ぇ・・・・・ぁ」
異形、異形、異形。AAだということは分ったが、そのグロテスクな姿は丸耳に恐怖を通り越して畏怖心を与えた。
腹と思われる部分が大きく裂けて、中の肉のようなものがはみ出している。
「・・・・・あ・・・・・ぁ」
声にならない声が勝手に喉を通り過ぎて、擦れた音となって森に溶けた。
異形が体を縦横にうねらせて、こちらへと近づいてくる。
きっと、自分を食べるつもりだ。とうに立たなくなっていた足腰を恨みながら、丸耳は目を瞑った。
――ガッ
鈍い音がした。もしかしたら、食べられたのか?

いや違う。そんな、馬鹿なことがあってたまるか―――――
「もう一匹、だと」
次に見たときには、双方敵意をむき出していた



○ 丸耳って本スレ見てもいまいち口調がつかめないので、とりあえず推測で
  ぽろろと兵士、ぶつけてみました。
431【】:03/04/19 00:40 ID:rt1CeDV1
すっかりと眠りこけているニダダーとネーノとマララー達。
そして、その3人を遠くから見つめる1つの目、【女子10番】じぃである。
目・・・と言っても正確にはスコープと行った方がいいのであろうか。
とにかく、彼女に支給された武器はH&KG3SG/1・・・すなわちスナイパーライフルであった。
じぃは畑の地主であろう家の屋根から彼らを小一時間監視していた。
「カレラハ・・・ホントウニネテルノカシラ・・・?」
じぃが疑うのも無理はない。彼ら3人はトウモロコシ畑の中とはいえ、見張りも付けずに眠っているのだ。
一人はいびきをかき、一人は時たま寝返りをうっている。
それがじぃには不思議であり、誘っているのかという不安感にも駆られた。
「モウネムリニツイテカラ、30フンハタッテルワ。コレイジョウハワタシモキケン。イクシカナイ。」
距離は確かに遠かった。
しかし、特殊訓練を受けた彼女にとって、このくらいの距離はさほど問題にはならなかった。
「カゼハヨワメ・・・モクヒョウヨリ・・・1mハナシテ・・・ウツ!!」

パンッ

乾いた音とともに、一筋の銃弾がニダダーのエラを打ち抜いた。
突然の銃声に飛び上がるネーノとマララー。
「そこの一段低いところで伏せた方がいいんじゃネーノ?」
「そのとおりだからな。早く逃げるんだからな。」
天然の土嚢に隠れたネーノとマララー。しかしニダダーが起きる気配はない。
「おい!ニダダー!なんでお前はこんな状況で起きないんだよ!!」
「撃たれてしまっても、知らないんだからな!!」
「くそっ!引っ張ってくるしかないんじゃネーノ!」
ネーノはニダダーが寝ている物と思い、マララーの元まで連れてきた。
「おい!!ニダダー!起きろ!」
しかし、ニダダーは起きなかった。
「なあ・・・ネーノ・・・ニダダーのエラにある赤い点って・・・何だ・・・?」
その点は左の頬と右の頬の両方にあった。
「ニダダーは・・・死んでるんじゃ・・・ネーノ・・・」

【残り29人】
432あふぉ(ノд`) ◆LLVegDyAFo :03/04/19 00:45 ID:pjjbLHDS
怖いんじゃネーノ・・・・・?
ネーノは速攻でダッシュして逃げた。他人はどうなろうと知らないのがこのゲームじゃネーノ?

200mくらい走って木陰や茂みに隠れたネーノ。
ネーノはまだ、森の茂みに呼吸と行動を一致させていた。
そういやさっき、「ぃぇぁ」としゃべる怪物がもぞもぞと歩いていた。あんなキモいのは見たことないんじゃネーノ?

とにかく、彼が最初に(一人で)寄った廃工場で見つけた武器はそれこそ最強なのかもしれなかった。
皆はレーザーポインタというものをしっているだろうか。あれの、「本当に切れるバージョン」。
レーザーカッターとでも名前付けたほうがいいのだろうか???
つまり、光を当てれば穴があき、しかくに動かせば四角の穴が開くのだ。距離には制限があるが。
仲間にでも、切り札は最後まで隠しとくもんなんじゃネーノ?

ネーノは「ヤツ」の後ろに着けていた。背後から狙ってもいいんじゃネーノ?
「ぃぇぁ」
怪物はまだ気づいていない。あと2、3歩歩けば射程距離内だろう・・・。
・・・・・・・・・・1歩・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・2歩・・・・・・

殺ってもいいんじゃネーノ?

チュインと音がして光が「ヤツ」の体に熱く当たった。ネーノはその手を持ち上げた。
すると「ヤツ」の体が中心から半分こ、Y字型に割れた。しかし――

「ぃぃぃぃぃいぃぃぇえぃぃぃぃぃぃぃぇぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

生きてんじゃネーノ・・・?
ネーノは再び光をいろいろな形に切り裂いた。すでに「ヤツ」は20〜30の肉片となっていた。

「ぃえぇぇいぁぃあっぁいいぇぃえぃえぃえっぁいあぃぁいあぃあぃぇいぃぇぁ」

まだ死なネーノ・・・??その時ひとつの肉片が触手となりネーノに襲い掛かった。
危ないんじゃネーノ?間一髪避けたが破片は全て触手と化していた。

ネーノは早々にそこを走り去ったが、後ろのバラバラの肉片からはまだ「ぃぇぇぇぇぇあああぁ」という
声が響き渡っていた。
433@(・Д・)顔:03/04/19 00:48 ID:5J7K7kQr
妹者首輪をはずした事によりカウント
【残り28人】
434お茶の間の猫:03/04/19 00:50 ID:BXX/BLcN
ガチャリ・・・ドアが開く音であい【性別不明2番】はクローゼットの中で目を覚ました。
あいは最初、なぜここにいるのかが全くわからなかった。記憶をたどると覚えているのは、転校生達3人を追いかけて・・・この民家に入って・・・そして裏口から出る瞬間・・・その次は思い出せなかった。
ドアを開けたアト自分はどうなったのかあいには検討もつかなかった。何があったのか思い出そうと頭を抱えていると足音が聞こえた。そうだ。敵がすぐ側にいるんだと敵の存在を思い出した。
クローゼットの隙間から覗くとそこにはニラ茶妻【女子14番】とニラ茶娘【女子15番】が座っていた。ニラ茶妻はカマ、ニラ茶娘は斧を持っていた。
本当は今すぐにでもクローゼットからでて二人を蜂の巣にしてやりたかったがあいは丸腰であった。持っていたはずのマシンガンはどこかへ消えていた。
あいは仕方がなく二人が隙を見せるのをクローゼットの中で待っていた。息を潜めて・・・

【残り29人+怪物二匹】
「…タロークン?」

ぞぬが、初めてビーグルに声をかけた。
かなり、怯えていた。もしかしたら殺されるかもしれない、と。
だが、もしかしたら―――可能性は高くはないのだが―――ビーグルも戦いを嫌がってるかも、と思ったのだ。
すると何故だか、ビーグルは急に走り出した。

「チョ…マツゾヌ!タロークン!」
そう言って、ぞぬも追いかけた。


ビーグルは、東へ東へ走っていった。
普通ならぞぬはビーグルの足に追いつけないのに、何故だか今は追いつくことが出来た。
ぞぬが必死で走ったからか、ビーグルの体力が減っていたからかはわからないが。

「タロークン…マツゾヌ…」
そう言ってビーグルの前に立った。

「タロークン……タロークンモ、コノ"ゲーム"ヲ ヤルキゾヌ…?」
そう尋ねたが、ビーグルは何も答えない。
ただ顔を伏せているだけだ。

ぞぬは分かっていた。何故ビーグルが顔を上げないのかを。
自分が悪い。ビーグルから離れていき、彼を一人にした自分が。
だが、今は一人でも仲間が欲しかった。

「タロークン…エ、ト…ゾヌガ、ワルカッ…」
そう言いかけた時、ビーグルがアイスピックをぞぬの足に刺した。
「グ…グ…イタ…イ…」
ぞぬの顔が痛みで歪む。
だが、ぞぬはビーグルに話しかけるのをやめようとはしなかった。
「タロークン――ゾヌヲ ユルシテ…タ…タシカニ、ゾヌガ ワルカッタ…
 タシカニ タロークンヲ ヒトリニシタノハ ゾヌダケド… デモ ホントウニ ゾヌガワルカッタ…」
痛みを耐えながら何とか話す。

確かに、仲間を増やしたかったのかもしれない。
だがぞぬは、あの時ビーグルを一人にしてしまったことをずっと気にしていたのかもしれない。
「ソレデモ、ゾヌヲ ユルシテクレナイナラ… ゾヌヲコロシテモ イイカラ…」
そう言うと、ビーグルの体が少し揺れた。
涙を堪えているのかは分からないが、小さく震えながら初めて口を開いた。
「ゾ…ゾヌサン…ボクハ…」
その瞬間だった。

―――バン!バン!

二発の銃弾が、ビーグルの足を捕らえた。
「ゲ…ゲフっ……?」
436名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 00:57 ID:F68aDJrq
「fgwweaaaahh!!!!」
ぽろろが吼えた(どこが口なのかはもう分からないが)
びりびりと空気が震え、丸耳は腰を抜かしてしまった
限りなく純粋な恐怖。生命の本能に焼き付けられている本能の恐怖
丸耳は涙を流し、失禁していたが、それにも気づかないほどの恐怖だった

「ぐるるるうううぅうぅぅぅうあああぁぁぁあ」
既に精神を完全に失った兵士は、それに怯むことなく唸り声を上げた
そして、一気に走り出す
両手を出鱈目に振り回しながら、ぽろろに向かって飛び掛る

…が

「ぐるるぁああ!?」
その動きが止まった
兵士の足元を、何か蔦のようなものが巻きついている
ぴくぴくと蠢くそれは、地面から生えていた
丸耳は、周囲の異常に気が付いた。周りの木々、地面、石、至るところから不気味な触手が生えている
気づかなかったが、丸耳の腕や腰にもそれは絡み付いていた

…いや、違う。それは丸耳の体内に入り込み…つまるところ”同化”していた
地面から肉の塊のようなものが現れ、丸耳の身体を包み始めた
「ひいいぃぃぃいあああぁぁああああぐぎぐががががぎゃ!?!?」
痛みは無かった。何か冷たいものが体中に注射されるイメージ
意識がゆっくりと蝕まれていく

「がぁぁぁあああああ!!!!」
兵士は跳んだ。ぶちぶちと触手を引きちぎり、木の枝を伝って消えていった

後に残ったのは半ばぽろろと同化したままに死を迎えた丸耳と、獲物を逃して不満なのか、天に吼えつづけるぽろろだけだった
【残り27人】
437モナニラ@(・Д・)顔:03/04/19 01:52 ID:5J7K7kQr
ひろゆきが死んだ・・・?

モナーは夜勤の放送を聞いてひろゆきの死を知った
首輪をはずした生徒がいたのは知っていた、夜勤の言い方から見て
きっと彼がやってくれたのだろう、同時に新たにわかった事がある

担当官が死んでもゲームは終らない
すぐに政府に連絡が行き新たな担当官とともに警備が厳重になるだけだったのだ
「くそ・・!!ゲームを終らせることは出来ないのモナか・・・!?」
大きな絶望感がモナ―を襲った

ニラ茶猫はそんなモナーの様子を見て怒った
「弱気になるんじゃねえよ・・フォルァ!!」
そうはいっても何もいい案が浮かばなかった。モナーと同じ絶望感が
ニラ茶にも襲ってきた「くそ・・!オレまで弱気になるじゃないか・・・」

どうしてこんなことになったんだろう・・・?
一昨日までのおれは修学旅行を楽しみにしていたはずだ
こんなゲームに参加するなんて考えても見なかったんだ・・
そして昨日監獄の中で意識を取り戻して、武器を支給された・・武器はトラックのカギと
ガトリングのカギ・・大当たりらしかったが一人じゃ使えなくて・・・
だれか信頼できる仲間がくるまで待っていたんだ・・・
そしてモナーとであって仲間に・・・・・

ここまで考えた後ニラ茶は急に思いついた。
『仲間』!仲間だよ!!仲間を集めればいいじゃないか!!力を合わせれば
厳重な警備もやぶれる!!そうさ!監獄さえ制圧してしまえばこっちのもんさ!
兵士の武器や防具がたくさんある!それを使えばきっと脱出だって・・!!
だがすぐに自分の中で否定した
こんなこと・・うまくいきっこない・・・できるわけがないよ・・
ニラ茶は希望を持った自分を恥じ「はあーあ・・」と大きなため息をついた
「どうしたモナ・・?」
「あ・・聞こえてた・・?」
「そんな大きなため息したら誰だって気付くモナ」

モナ―が少し笑ったニラ茶もつられて笑い返した
「一瞬・・すっごく・・恥ずかしい希望を持っちゃってさ・・」
「どんな希望モナ?」
ニラ茶は首輪の盗聴部分を指で押さえて言った
「恥ずかしいから言いたくないんだけどさ・・みんなを・・説得できれば
 こんな争いしなくていいんじゃないかって・・・そんでみんなで監獄を攻めてさ
 兵士の武器とか全部持っていって脱出して・・・政府ととことん戦って・・・
 勝ちたいなって・・・」

自分の恥ずかしい希望とそれ以上の思いを洗いざらいぶちまけた
「・・・・おまえ馬鹿モナ」
モナーはぶっと噴出した。ニラ茶は急に恥ずかしくなった
「でも嫌いじゃないモナ」
「え?」
ニラ茶は聞き返した。いまの聞き間違いじゃないのか?
「他に方法があるモナか?」モナーは歩き出した探知機を右手に
「ほら!早くいくモナ!」
「あ・・ああ!」
ニラ茶はちょっと恥ずかしい気がしたが嬉しく思い歩き出した

モナーは1年前の仲間達を思い返していた「あの時も希望を忘れなかったら・・・」
想いは心のうちに閉まっておくことにした
438名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 02:12 ID:GWTM18Mn
【男子1番】イマノウチは眠っていた。

イマノウチはいつもの踊りを踊っている夢を見ている際中、夜勤の臨時放送で目を覚ました。
(ウルサイナア…イッタイナンダ?
 …コエガイツモトチガウミタイダケド…)
イマノウチはしばらく放送を聞いていた。
(クビワヲハズシテシンニュウ?ヒロユキハシンダ…
 …タタカイハオワラナナイノカナ?
 …コンナプログラム…ツブセルモノナラツブシタイ…)

イマノウチは今まで何回か死にそうになったが、全て紙一重の所で避けていた。
次に危機に直面したらそろそろ死ぬな、そう思っていた。
しかし、イマノウチの幸運はまだ続いた。

(ビィハマダシンデイナイノカ…
 サスガモウアソコニハイナイカナ…
 ココニイテモソロソロミツカリソウダシ…
 トリアエズシャベルヲヒロイニイコウ)
イマノウチは警戒しながら元来た道を戻っていった。

「アッタアッタ。」
イマノウチはシャベルを拾い上げた。
イマノウチはつい先ほどまであったカメモナーとフェラーチョの死体が無いのを見て、
あの光景を思い出してしまった。(…ヨクアンナコトガヘイキデ…)

イマノウチは再び歩き出した。

イマノウチはまだ、あの光景より恐ろしい存在の事を知らなかった。
439平和:03/04/19 02:29 ID:F68aDJrq
「ふーふーふー…殺ってやったんじゃネーノ?」
ネーノは走りを止め、大きく息をついた
手に感じる、ずっしりとした重み。携帯式レーザーの重み
化け物を切り裂いた快感が、彼を支配していた
肉が焼け焦げる匂い。甘美な芳香

その香りが、”まだ匂っていた”
「…?」
おかしい。肉の焼ける匂いが、ここまで香ってくるわけがない

「…ぃ、ぇえぇ…あぁあぁぁぁぁ」
「!?」
不気味な声。化け物の呻き
ゆっくりと声のした方向を見る
ネーノの近く…腕の近く…
「うわぁ!じゃネーノ」
とっさに携帯式レーザーを落とす
何故ならば…携帯式レーザーに、異形が取り付いていたからだ
まるで携帯式レーザーの部分部分が膿んでいるかのように、異形が蠢いていた
避けたと思った最後の抵抗が、レーザーにかすったのだろうか?ぽろろの細胞が、携帯式レーザーを取り込んでいる

ぞぞぞぞぞ…

地面から幾本もの触手が生え、携帯式レーザーを包み込む
それはゆっくりと数と質量を増やし、異形…ぽろろを形作る
「ぃいいいいええええええあああああぁぁぁぁぁ!!」
口であろう部分から光が溢れる。収縮されたレーザーの光

「…しゃれにならないんじゃネーノ?」

バトンタッチ
ノー「・・・アマリノオソロシサニクルッタントチャウ?」

エー「──タノシイ・・ノデスヨ。」

この返事にノーは驚いた。
いや、正確には「ぞっとした」、が正しいか。

エー「チイサイコロカラノクセトイウノデスカネ。
   ジブンガキケンナトキノカンカクガ・・ネ。」

狂者だ。 駄目だ、こいつは殺さなくては。
元々は武器を取るだけですまそうと思っていたが。

危険すぎる。

ノー「・・・クルッテマスナ。アンサン。。」

ノーは引きずってきたガトリングを、
エーの眉間に構えた。

エー「アナタ、マダワタシノブキヲミテナイデスヨネ?」

ノーが一瞬ビクッとした直後、ナイフが飛んできた。
ノー「───────コレダケデ?」

油断した瞬間、弓がノーの手を射た。
一瞬の出来事であった。
ノーの左手に電流が走った。。
血でガトリングが滑り、落ちた。

ノー「───ック・・・」
エー「アナタモイタミヲアジワッテクダサイネ・・・。」


        続く
441名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 17:51 ID:xy2OxSt4
なんか兄者いなくなったらとたんにつまんなくなった。
もう一度パート1のメンバーでやりたいよぅ。グスン
442お茶の間の猫:03/04/19 17:59 ID:BXX/BLcN
いくらノーでも怪我をした左手をかばいながらガトリングガンを持つことはできない。ということはノーは丸腰だ。
ノーは後ろに飛ぶと歯を食い縛り左手の甲に食い込んでいる”矢”を一気に引き抜いた。肉が千切れ真っ赤な血しぶきがあがった。

ノー「アンサントハ ココデケッチャクヲツケナ アカンミタイデスワナ」

ノーは自分の袖を歯でちぎって左手にきつく巻いた。そして右手に自分の血で染まった”矢”を右手で握りエーをキッと睨みつけた。

エー「イタイデスカ・・・? モットイタクシテアゲマスヨ・・・」

不気味な笑みを浮かべながらエーがノーに狙いを定めながら弓を引いた。

ノーはエーを凝視したまま腰を低く構えた・・・
そしてさっきエーが投げたナイフの方向をチラッと見た。ナイフは地面に斜めに突き刺さっている・・・

エーが矢を放った!矢はシュッと音をたててノーの右手を目掛けて一直線に飛んできた。

瞬時にノーは右手を振り上げ体を左に傾け左足を軸にして勢いよく回転した。そしてその回転を利用して真っ赤に染まった矢をエーに向けて思いっきり投げた。
そして休むことなくナイフの方向へ勢いよく走った。

全て計算通りだ!!

月明かりを浴び鈍く赤く光っている矢は今度はエーの顔目掛けて真直ぐ飛んできた。エーは驚き反射的に横へ飛んだ。
矢はエーの頬を掠めた。赤い筋がエーの口に流れてきた。エーは赤い筋をぺろりと舐め微笑んだ。――タノシイデスヨ ノーサン・・・――


         続く 

勝手に話進めちゃいますた。不要ならば無視してくださって結構でつ。パート1やりたかったなぁ。
443名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 18:05 ID:VJKwKJp+
どうせ兄者は生き残るんだから居ても居なくても同じだろ
444名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/19 18:14 ID:z0PHgpTf
これって全部終わったら誰かまとめてくれるんだよね?
445@(・Д・)顔:03/04/19 18:27 ID:5J7K7kQr
http://aa2.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1049261056/l50
文字・感想レスはここでお願いしますだ
みなさんのカキコまってます
446クックル@ネク:03/04/19 18:42 ID:ET5C5w8B
クックルは兵士の背中の上で目を覚ました。まだ意識が朦朧としてはいるが

「くっそう!ここはどこなんだ!?あいつはさきにいっちまうし!
ひろゆき殿は死んでるって言うし・・・あ!クックル殿!起きられましたか?」

クックルは小さくうなずくと兵士は現状を説明した
クックルが《アレ》に取り込まれた後、兵士たちが助け出してくれたこと
そしてその際兵士の一人が犠牲になったこと
監獄に戻る途中、一緒にいた地図を持つ兵士とはぐれてしまい
迷っていたこと。
ひろゆきが死んだこと

クックルは辺りを見回し、自分達の位置を確認した。監獄からそう離れたい地ではないことがわかると
兵士に監獄の方向を指差した
「あっちですな。わっかりました!」

監獄につき、夜勤のいる部屋の前についた
兵士はドアを一回ノックした
「夜勤殿!クックル殿をお連れしました!」
「クックルだと!?生きていたか。よし!ゆっくり入って来い!
下手に動くと蜂の巣になるぞ。」
夜勤は生徒の侵入にかなり警戒をしてるようだ

ゆっくりとドアを開け中に入る
部屋の中には夜勤のほかに兵士がマシンガンを構えている
「クックル!ぽろろの殲滅に失敗したのか?それにその体の色は!?
おい!そこのソファーに寝かしつけろ。」
兵士はやっと肩の荷が下りたという顔をするとゆっくりとクックルを
ソファーの上に降ろした。
「データどうりならクックルはぽろろなんかに負けるはずはないのだが・・・
一度政府の機密機関に連絡を取ってみるか」

447(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/19 19:03 ID:TdJAMwGk
ノー「ブキヲトルダケデコンナニクセンスルトハオモイモシマセンデシタワ・・・」
エー「アマクミテハイケマセンヨ。」

二人とも致命傷にはならないが、もはや戦うのは
厳しいであろう。
このままだと、動いた方が殺られる。
しかし、ノーはモナーを探している。
時間に余裕は無い。

ノーは、一かバチかの勝負にでた。
448あめねこ ( ´_ゝ`):03/04/19 19:17 ID:3MEe17EF
>>414の話は無かったことに。

C3あたりの森の中。木々の間には、1mはあろう雑草が生い茂っている。
そのとある大木の根元の幹に空いた空洞。中には、【女子2番】あめねこが隠れていた。
「はあ・・・これからどうしようなぁ。」
先程の放送で警備の強化がされ、脱出は99%不可能だということを知った。
手元には途中で拾った銃――銃に関する知識がまったく無い彼女にはわからなかったが、
その銃の名は『38式歩兵銃』――があった。
拾った場所は血で紅く染まっていたが、血の主の姿はなかった。
彼女は怖かった。何が怖いのか自分でもわからない。しかし、漠然とした恐怖が
彼女を包んでいた。
支給された物は『救急セット』だが、まずそれを使う状況にはなりたくないと思った。
「ここから出ても、絶対に殺される。銃も撃ち方が分からないし・・・。」
幸い、誰かが近づいてきても、高い草で見つかる心配は無い。
あめねこは、そのまま眠りについた。
449山崎渉:03/04/19 22:22 ID:ztAaNbrn
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
450平和【夜勤さんサイド】:03/04/19 23:41 ID:F68aDJrq
ぴーぴーぴーぴー

薄暗闇の中、無機質な音が響く
何人もの研究者がPCに映し出されるデータを読み取っている
PCから伸びたコードは、一段と大きい機械を通り…

…ひとつの脳味噌に繋がっていた
分厚い硝子の箱の中、なみなみと注がれた培養液に浮かぶ脳味噌
その硝子に貼られたシールには、こう書かれていた

『ANIJA』

その部屋の隣の部屋…手術室のようなものだが、そこの診察台の上には脳を失った兄者が横たわっていた
その瞳は、もう二度と世界を見ることはない
その口は、もう二度と愚痴を語ることはない
その指は、もう二度とブラクラを踏むことは…ないのだった





「それで、分かったことは?」
重厚な椅子に深々と腰をかけた夜勤が、部下に語りかけた

「解析の結果、部分部分細かいところは腐敗の為に読み取れませんでしたが、少なくとも兄者がこのプログラムを破壊しようとしていること、妹者を止めるために来たこと、いくつかの荷物を持ってきたが海に流れたこと、そして妹者によって殺されたことは確認できました」
その報告を聞いて、夜勤はニヤリと笑みを浮かべた
「くく…助けに来て、その妹に殺されたか。くくかかかか…なんと面白い喜劇だろうか!」
「禿しく同感です」

「だが、その不穏分子が蒔いた種は、このプログラム中に広く蔓延しようとしている。決して警戒を怠るな。不穏分子は迷うことなく殺せ。解析は続けろ。どんな些細なことも逃すな」
「はっ」
部下は敬礼をすると、駆け足気味に部屋を出て行った
残された夜勤が、大きなため息を漏らす

「…不穏分子に『ch』、ぽろろ…問題は山積み…か…」
451山崎渉:03/04/20 01:30 ID:HdrIUXq1
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
452名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 03:30 ID:I6xVEbGj
>>441 禿同
キャラも良く分からないし、内容もつまんなくなっちゃったね
453名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 04:27 ID:P0+VjfZY
うるせえな
兄者信者は兄者と一緒に消えろ
454名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 05:04 ID:1Uhv0LGY

                          _,-''  )  。゚・   。 。
         ∧ ∧            , -' (.__,-''   ,   , , 。゜
       , - ´_ゝ`)_        .,-'~ ,- '    /  /  i〜i /, 。
      /   )ヽ(w i      .,-'~  ,-'~    // , /// 〜 //,
     .,/  /   ヽヽヽ   ,-/'~  ,ノ      / ////@ @// '/
     / ^)'    _ l ゝ _)-'~   ,-'~     //, ' ⌒/∨ ̄∨ ⌒ヽ
    / /'  ヽ    ^ ̄   ,-'~       / /          ヽ ゚ ・
   (iiiiリ∫ ヽ      ./    (⌒`〜〜'  /i  ノ     ノ\ ヽ
       ヽ─|〜' ノ/      ゙〜〜〜〜  |      ./  `- '
        || ||l、_  /          ,,,     |     /  ゚ 。
  |.|  _|.|_,,,|   |        __-'',,-~   /    /
  .|.| ニ─、─''''|   |       =-'''     /   、 ヽ
  .|.|    |.|  .|  |              |    l  l
  |.|    |.|  .|  '、      _     _.|   /  ノ
  .|.|  ,,== ==.|   l      .|.|  ,_,,-'',,,-|  / |  /
   |.| ||_ノノ   |  |      i、`''',,-''''  |  /  .| .|
   .|.レ `-- '    |  |        ̄   | .ノ   | )
         ,- |  |     .....     | .|    ||
         `ヽ   );;;::::::::'''''      | |     | .|
           ゙ - '''''''       ,- 、| | ,,,,,;;;;;;;;と__)''
                      \__);;;;;;;''''''

                       ↑
453
455名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 08:46 ID:XcePsURC
>>441>>452
そんなに嫌なら来るな、と
そして新スレ立てろと。
AABR2だから。
456お茶の間の猫 ◆MZ/rAjmcVw :03/04/20 09:36 ID:o1njFdm1
そして雑談はこっちでやれと。http://aa2.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1049261056/l50

(つд`)気取っててスミマセン
457緑鼠:03/04/20 12:27 ID:iL0HTBRW
【男子21番 マララー】 現在地E−5

寝込みを襲われたのだ。そう分かったのは逃げ切った後だと思う。
ネーノの言うがままに逃げてみたものの、気づけばネーノははるか先のほうへと走って行ってしまった。
チクショウ、なんてこった。バラバラになってしまった―――しかも、あいつは・・・・・・ニダダーは!
あの赤い点。そこから流れ落ちるドス黒い液体が、地面を汚していく様。思い出して吐き気がした。
そう、ニダダーは死んでいた。そして、それを弔うことなく逃げてきた自分がここにいるのだ。
馬鹿だ。自分は馬鹿だ。仲間を見捨てて逃げた自分は、最低の馬鹿なんだ!
自分の頭をボカボカと殴ってから、地面をニ、三度踏みつけた。
悔しさと、後悔。二ダダーを殺したやつへの、恨みと怒りと憎しみ。
手に握った非力な手裏剣と(これは四方手裏剣で、マララーはまともに投げられるかどうかも分からない)、バッグに入った傷薬で何ができるというのか。
さっき銃を撃ったやつのところへ行って手裏剣を投げる? 馬鹿だろ。そんなことできるわけがない。
しかも、そんなことをしたらきっとニダダーの死体を見てしまうんだ。マララーたちが見捨ててきた、あのニダダーの。
―――ん?
本当に二ダダーは死んでいたのか?
たとえエラを撃ち抜かれていたって、十分に生き残れるはず。
そして、この手にもった薬。説明書には「これを打つと、どんなケガでもばっちり回復!」の売り文句。
「どんなケガでも」、ってどこまでなのだろうか。この銃撃戦の起こるようなゲームで、ただの傷薬を持たせるだろうか。
もしかしたら、特殊な何かなのかもしれない。だいいち、体に注射する傷薬なんて聞いたことが無い!
そうだ、きっとこれは本当に「どんなケガでも」治すことができるんだ。そうに違いない。
馬鹿な希望だと思ったが、はるかにその「馬鹿な希望」がそれを上回ってしまったマララーは、もと来た道を駆け出した。

ほどなくして、畑へとマララーは踏み入れた。畑の畝にだらんと横たわった二ダダーがいる。
血が赤い湖を作っていて、もう広がることはやめているようだった。
よかった、出血も少ない(少なくは無いけど、致死量じゃない)。
「ニダダー、これを打つんだからな!」
注射器を取り出したマララーは、注射針を脱脂綿で消毒し始めた、瞬間。
――パン!「うわぁ!?」
乾いた銃声と、マララーの驚声が同時に響き渡った。有頂天になっていたマララーはすっかり忘れていたのだ、あの殺AA犯を!
驚きのあまりしりもちをついてしまい、慌ててマララーは立ち上がった―――そのとき。

パリンッ

ガラスでできた注射器が、地面に墜落した。はじけ飛ぶガラスと、少しだけ水滴を飛ばして地面にしみこんでいく薬。
これで、ニダダーを助けることはできない。そういえば、本当にニダダーが生きていたかどうか確かめるのを忘れていたけれど。
そんなことはどうでもいい。これで完全にニダダーを殺した犯人はあの銃の主なのだ。
マララーは手裏剣を握っていた―――スナイパーライフルを構えた犯人はずっと遠くにいるというのに。
458( ´_ゝ`) ◆yNPELh5POo :03/04/20 15:39 ID:eU39I2On
【女子2番 あめねこ】C−3の森

あめねこは、物音がした気がして目が覚めた。しかし、空耳だったようだ。
おおきなため息をつくと、昔のことを回想した。
「たしかBR法って政府が決めたのよね。・・・なんかよく覚えてないけど、
 2年くらい前に出てきた新しい総理が凄い人気で、その勢いに乗って
 いろいろやって、おじいちゃんが『ヒトラーみたいだ』って言ってたな・・・。」
政治に関心の無いあめねこでも、それから世の中が暗くなったことは分かった。
マスコミが弾圧されたり、政府に異を唱えた人々が暗殺されることは日常となっていた。
そして今、自分はここで殺し合いをやらされている。
その理由は分からないが、このゲームの主催者は政府であった。
「やらなきゃ殺されるのは分かってる。でも、そんなこと出来ない。
 脱出も、逆らうことも、何もかも私一人じゃ・・・・・!」

あめねこは思いついた。誰かと協力すれば、脱出も不可能ではないと。
もし生きて帰ることが出来れば、弾圧されている人々に希望を与えることが出来る。
「どうせ・・・どうせ死ぬなら、やってみるしかないわっ!」
あめねこは木の穴からでて、森の外を目指した。
仲間になってくれそうな人を、頭の中で考えながら。



459お茶の間の猫 ◆MZ/rAjmcVw :03/04/20 20:03 ID:o1njFdm1
マララーは姿の見えない殺AA犯を見つけようと体制を低くして辺りを見回した。
――ど・・・どこなんだ・・・――
呼吸が荒くなってきた。敵はどこにいるかもわからない…しかも銃を持っている…そして…マララーは横たわっているニダダーを見つめた。
――ニダダー生きててくれなんだよな――
敵がどこにいるかわからない以上、ここにいるのは危険だ、そう判断したマララーは横のとうもろこしの茂みに飛び込んだ。その瞬間、
━━パン!今までマララーが居た場所のすぐ後ろに小さな穴が開いた。
――あ・・・危なかったんだな――
胸がドキドキ高鳴った。呼吸はますます荒くなった。自分は何者かに命を狙われている…どうすれば…どうすれば…マララーは混乱してきた。
━━パン!『うっ!!』
左の太股に激痛が走った。あまりの痛さに声が漏れた。
――――撃たれた
マララーは太股を抑えてケンケン走りでとうもろこし畑の中を走った。太股からは血がドクドク流れ出している。
――一体どこから撃ってきてるんだ!!なんで漏れの居場所がわかるんだ!!――

  (つー`)バトンタッチ!
460緑鼠@【女子10番 じぃ】:03/04/20 20:38 ID:iL0HTBRW
がくん、と手に持ったH&KG3SG/1が唸った。鉛弾がマララーの左足を貫いて、地面に赤い池を作り出した。
スナイパーライフルで遠くから狙っているだけのこともあり、まだマララーはこちらの場所に気づいていないようだった。
どうやらニダダーを助けに戻ってきたらしいが、無駄なこと。しっかりと急所を狙ってやったんだから、助かるわけが無い。
「ユックリコロシテアゲル」
呟いてから、じぃは再びマララーに狙いを定めた。さっきの一撃でマララーは機動力を欠いているはず。
次はどこを打ち抜いてあげようか。スコープの視界をマララーを嘗め回すかのように動かして、右腕を捉えた。
引き金に指をかけ、震動を与えないようにゆっくりと引く。トリガー・プル・フォースが指にかかり、次の瞬間銃身全体が大きくはねた。
畑のど真ん中でおろおろしているマララーの右腕をかすめて、鉛は地面へと食い込んだ。
「ハズシタッ」
自分でも予想外のことだった。特殊訓練を受けた自分が、スナイパーライフルでの狙撃を失敗するなんて。
さっきまでの威嚇とは違い、今度はちゃんと狙ったのに。距離の遠さもじぃには大して問題ではないレベルのものだったのに。
じぃは一度自分の手には大きすぎるスナイパーライフルを見つめてから、視線をマララーに戻した。
―――イナイ! シマッタ、マララーハドコ?!
畑のど真ん中で足を打ち抜かれたAAが、遠くに逃げられるはずが無い。そして、こんなところまで来れるわけがない。
ゆっくり探せばいい。そう自分に言い聞かせて、じぃはライフルのスコープを目に当てた。

「ドコニイルノ? チカクニイルハズナノニ」
ライフルの引き金にかけた指に汗がにじんでくる。
おかしい、そんなに隠れることができるほどの茂みは多くないはず。だいいち、畑からどうやって反れたというのだろうか。
まあ、考えても仕方が無いのかもしれない。じぃは諦めて、小屋の屋根から下りることにした。
音を立てないように慎重に、でも迅速にそれを行うと、じぃはマララーがいるはずの畑の方へと向かった。
ここで殺しておかないと。理由はないが、何故かそう思ってしまう。それがこのゲームの恐ろしいところなのか。
「ダイジョウブ、アイテハシュリケンシカモッテナイミタイダシ(大丈夫、相手は手裏剣しか持ってないみたいだし)」

じぃは畑に侵入すると、できる限り背中をとられないように注意しながらマララーを探した。
――ヤッパリイナイ
そう諦めて、ライフルをおろした、瞬間。
ざくっざくっざくっ
立て続けに何かが刺さる音が聞こえた。一瞬置いて、視界が赤く染まる。
血だ。自分の血である。それが流れてきて・・・・・・・!
畑に倒れる音が響きまでには、すでにじぃの意識は飛んでいた。

畑の畝からマララーが姿を現したのは、その直後だった。
マララーは偶然にも山なりになっている畝(多分残り土を集めたものだろう。マララー一人、すっぽり隠れられる)を見つけて、そこに飛び込んでいたのだ。
相手の気配が消えるまでまとうとしていたのだが、突然じぃが姿を現したので(手にはスナイパーライフル!殺AA犯!!)、咄嗟に背後から手裏剣を投げたのだった。
マララーはニダダーの瞼を閉じさせ、手を無理やりに組ませると、じぃから手裏剣を引っこ抜いて歩き出した。
ネーノはどこへ行ったんだろうか。とりあえずネーノを見つけなければ。
血のついた手裏剣を持ったまま、マララーは森の中へと消えていった。

461名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 21:46 ID:ki0FF9B6
逃亡していた初代モナーと妹者は『異形』が追ってこないのを確認し、立ち止まった。
「・・・アレはバケモノだ・・・私たちが戦っても適わないだろう・・・。」
荒い息を整えながら話す初代モナー。
「で、妹者たちはこれからどうするのじゃ・・・・・・。」
さっきの放送でひろゆきを殺したのは無駄だったことが分かっている。それにこのままバトルロワイアルが終われば最新鋭の兵器を持った兵士に襲われる。
二人はこの後のことを考えた。
1・この島に残って指揮官をもう一度殺す。
2・兵士たちから逃げ回る。
3・島から脱出を試みる。

1は不可能だろう。正面突破はもちろん抜け道を使っても無理だろう。
2も難しい。おそらく見つかったが最後・・・その上兵士だけならまだしもあの『異形』もいるのだ。
3・・・・・・この選択肢しかない。だがどうやって・・・・・・?
「・・・・・・脱出しか無い・・・しかしどうする・・・?」
「とりあえずモナーたちと合流するのじゃ。・・・もし妹者たちがやられてもモナーたちが助かるかもしれないのじゃ。」
「・・・決まりだな。」
そして二人は歩き始めた。タイヤの後を見つけ、それを追いかける。幸い、誰とも会わなかった。
そして数十分後・・・・・・。
「あ・・・・あれはモナーか?」
ついにモナーたちを発見したのだ。
「でも・・・なんだか様子がおかしいのじゃ・・・」
草陰でよく見えない。とりあえず動いているので死んでいるのではないようだが・・・。
「とりあえず近づくぞ。何かあるかもしれないから気をつけるんだ。」
細心の注意を払って近づいていった二人はそこでとんでもないものを目撃することになる!!!

462名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 21:59 ID:WcRWqYOI
時は数分前にさかのぼる。
「さっきの放送はみんな聞いたモナ・・・?ひろゆきは死んけど、この戦いは終わらないんだ・・・。」
「うん・・・こうなったら脱出しか無いな・・・。」
しかしどうやって?モナーは第一回バトルロワイアル終了後知ったのだ。さいたまの太陽が海上で打ち落とされたことを。
そのときモナーの目に飛び込んできたのは兄者のパソコンだった。
「そうだ・・・隠しファイルをチェックしていなかったモナ。何か情報があるかも・・・。」
「そうと決まればさっそくチェックだフォルァ!!!」
その数分後にはモナーは隠しファイルを発見していた。『最重要』そう書かれていた。
「開くモナ・・・・・・それにしてもずいぶん重いファイルモナね?」
ファイルの中には沢山の画像データが入っていた。数百はある。重いわけだ。
「さっそく見るモナ。」
しかしその画像はなんと!!!
「なっ!!!」
「これは!!!」
モナーとニラ茶猫は驚愕の声をあげた。

「上玉のエロ画像だ!!!」

「ハァハァハァハァハァハァ・・・・・・」
「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ・・・・・・」
そんな所に初代モナーと妹者がやってきたのだ。
彼らはそのエロ画像がたんまりと入ったそのファイルの奥底に、この戦いすら左右しかねない情報があることに全く気づいていなかった・・・。
463名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 22:38 ID:REPPhzzC
ぃょぅはどこ行ったわけ?そこらへん全然書いてないし。
もう少し前の話を見てから話を書いてホスィ。
兄と初代、ニラとか優遇しすぎだし。
464@(・Д・)顔:03/04/20 22:47 ID:lhx79NNd
重い火傷を負ったダーヤスは森の中を歩きつづけていた
息は荒く、全身の痛みがおさまる事はなかった。
「も・・もう歩けない・・」
近くのダーヤスは樹に寄りかかった。
休み場所としては民家を希望していた。土の上なんて汚らしくていやだったが
もう歩けないのだから仕方ない
「お肌が不潔になっちゃうわ・・優勝したらTVにうつるのよね?
 どろだらけの格好で写るなんて絶対我慢ならない 
 疲れが取れたらバス付きの民家を探すことにするわ・・・」

この状態でこんな事を考えるのは自分でも不思議だったが自分は狂ってるのだと
言い聞かせ納得した。「そうよ私は狂ってるの・・♪」

ガバッ!!

ダーヤスの体が宙に浮いた。違った。持ち上げられたのだった
50cmはあろう巨大な手のひらに体を捕まれ持ち上げられたのだ
「クスリヲ・・・モッテナイカ・・?」
巨大な手の主が聞いた。形は一応人の形だが人ではない・・・
指は普通の人のニの腕ほどで腕は丸太のように太く身長は軽く2・5mは超えてる
ch(ちゃん)を服用した兵士だった。絵本でみた巨大な鬼がダーヤスの脳裏に浮かんだ

「モッテナイカ ト キイテイルンダ!!!!」ライオン吠えているようだった
ダーヤスは頭を激しく横に振った。(何を言ってるのかサッパリ理解できなかったが)
すると兵士は舌打ちをし野球の投手がボールを投げる様にして
ダーヤスをむこうの樹に向かって投げた

ダーヤスの体はしばらく後ろ向きに飛んだ後その樹に叩きつけられ、
ずるりと地面におちた。樹には血の跡がついている
ダーヤスは大の字の形でうつ伏せになっていた
背骨がバラバラに砕け即死したようだった

「クスリヲ・・・モットツヨク・・・・」
クスリとはch(ちゃん)のことであった、殺意の鬼となった元兵士は麻薬の切れた
中毒者の様にch(ちゃん)=さらなるパワーを求め森をあとにした
「アノバケモノヨリツヨク・・・」兵士は何度も呟いた

【PM8:17 残り25人】

文字レスは雑談スレでしろって
465名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/20 23:02 ID:oQh0V/wM
  俺ら死んでも影響力があるな。
          ∧_∧
    ∧_∧  (´<_`  ) 流石だよな俺ら。
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i (影響しているのは兄者だけなんだが)
   /   \     | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
    \/____/ (u ⊃
466あふぉ(ノд`)@ぽろろ ◆LLVegDyAFo :03/04/20 23:43 ID:yW7A7BN7
ぽろろはF-5地点の森の中に佇んでいた。いくら不死身といわれし雌雄同体動物でも
体力がいい加減減ってきたようだ。ぽろろは木陰に座るように寄りかかっていた。
体を「引きずり」回すぽろろ。

「ぃぃ・・・・・ぇ・・ぁ・」

一言発した後、後ろの茂みががさがさと揺れた。ギコミ(女子7番)が現れたと思うと
ギコミの手元から光がぱぱぱっとあふれた。それは希望でも夢でもなく命を奪う銃という凶器から
発される光なのだが、ぽろろは銃弾計20発余りを体中に受け止め吸収した。
ギコミはもう既に声が出なかった。銃口も下げていた。

ぽろろは一見し――先ほど殺したニダダーの死体のほうに向かっていた。
ギコミは戦意を既に失い、ふらふらとしていた。

と、突然ぽろろはざくっとニダダーの頭を割り、脳を吸い始めた。それはこの世でどんなに悲惨な
映像だろうか。おまけに触手で吸っているのでまるきりストローで吸ってるのを思わせた。
じゅりゅじゅるるりゅじゅりゅりゅりゅ・・音を立てて吸うぽろろ。

全てを吸い終わったのか、ぽろろがギコミを振り返った。ギコミは嘔吐しながら木に立ち尽くしていた。

「どうやら、僕の吸収量が満タンになったらしい。」

何のことやらわからないギコミ。しかし――
思い当たる節はあった。友人たちの死、試験官・ひろゆきの死――これをやったのはこいつなのか?
ギコミは腰を抜かした。もう既に脳から足へは指令が届いていなかった。動かないのだ。
しかし手は動いた。自然に、これは脳からの指令じゃないかもしれない。自動的にぽろろに銃口は向けられた。

「おい・・・僕はニダダーだ。撃たないでくれよ・・・」
ギコミは銃口を下げない。
「おい・・・」
まだ下げない。

「ふぅやっぱり信用してくれないか・・・」
ギコミは銃口は上げていたものの、指先に神経が集まらず、動かなかった。

「怖いかい、僕のこと・・・」
しかし、ギコミは勇気を振り絞り、パクパクと開いている口のような部分を、弾があるだけ撃った。
装填数は残り5発―――

想像はついたが、撃った直後にギコミは心臓を触手で一突きされ、息絶えた。
銃弾も、5発全弾命中したが意味はほとんどなさなかった。
今は動かないギコミの脳を触手でずるずると吸い取り、ぽろろは立ち上がった。

「サテ、コレからどうしヨウかな・・・トニカク生きるんだからな!」

「言語能力」と「思考能力」、そして、「食べられた者の記憶も吸収する能力」を兼ね備えたぽろろは「歩き」始めた。
しかし、思考能力を兼ね備えても、政府実行のぽろろを捕獲・抹殺する「作戦」に気づくはずもなかった。

【残り24人】
467(-_-)@鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/20 23:43 ID:O4xyO8AL
夜勤は苦悩していた。
苦悩の理由はあのバケモノ達。ぽろろとchを服用した兵士の事だ。
解決策が無い訳ではない。しかしこの策は最悪の策だ。
最悪の場合、バケモノをもう一体増やす事になるかもしれないのだ。
だが、いつまでも迷っている訳には行かなかった。
もしあのバケモノたちが本州に入り込んだら、それこそ最悪の事態になり兼ねない。
夜勤は決断した。

 夜「おい。そこのお前。今すぐモナ研に連絡しろ。"アレ"を導入する。」
 兵「あれって…まさかあの"アレ"をですか!?」
 夜「そうだ…こうなってしまった以上この方法以外に解決策はない…。」
 兵「こ、これ以上バケモノを増やしてどうするおつもりですか!?私は反対です!」
 夜「黙れ!これは仕方が無い判断なのだ!もしあのバケモノたちが
   本州に上陸でもしたらどうなると思っているんだ!
   それこそ最悪2chは崩壊だぞ!そうなる前に、何とかあのバケモノを始末しなければならないのだ…。
   …それに、"アレ"は何とか制御が効く。これ以上最悪な事にはならんだろう…。」
 兵「…」
 夜「わかったなら今すぐ連絡をとれ。今から生物兵器"ずーり"を始動すると。」
 兵「…はっ」
兵士は力無く下がっていった。

夜勤は思った。この判断は本当に正しかったのか?
あの兵器でもバケモノたちが駆除できなかったらどうなるのか?
駆除できたとしてもコントロール不能になったらどうなるのか?
そしてもし、本当に本州に乗り込んできたらどうなってしまうのか?
神仏を一切信仰しない夜勤もこの時ばかりは神に頼みたくなった。
【PM8:30 残り25人】
_______________________________________

これ以上バケモノ達が増えるのが嫌だったら、気持ちのいいほどスルーしちゃってください。
ちなみにずーりの本スレはここです。ttp://aa.2ch.net/test/read.cgi/mona/1047915295/l50
468平和 ◆5G8U2hlmEs :03/04/21 01:38 ID:yYdiWQHF
「ふー、ふー、ふー…キツイんじゃネーノ…」
ネーノは、森を一人歩いていた。レーザーを奪われてから、誰にも会わないようにこっそりと行動していた

ふいに香る潮の匂い
――この先は…海なんじゃネーノ
森が開け、漆黒の闇のような海が目の前に広がっ…
「!?」
異様な光景が、ネーノ視界に広がっていた。何か良く分からないものが、スプラッタになっていた
いや、違う。これには見覚えがあった。ネーノのレーザーを奪った生命…
よく見ると、レーザーであったであろうと思われる金属片が、肉塊からはみ出ていた
「死んでる…んじゃネーノ?」
ゆっくりと近づき、拾った石を投げてみる。が、反応は無い
「…ん?」
闇に隠れてよく見えないが、血ではない何か…粘液のようなものが肉塊から地面に伸びていた。そしてそれは海岸の岩場の影へと続いていた

…ゴクリ
ネーノは息を呑み、その岩場へとゆっくりと近づいていく。一歩…また一歩…光の差す方へ、光の差す方へ…
そして岩場で見たものは…

「…誰だお前?」
子供が、座っていた
ネーノは見たことの無い顔。少なくともクラスのメンバーではないことは彼にも分かった。その身体は粘液に汚れていた
「…アッチ、人イルカナ?」
子供はそう言って、水平線を指差した
「あ?…あぁ、いるに違いないんじゃネーノ?でも…」
そこまで言って気が付いた。子供は首輪をしていない。この子供は泳いで本土に帰れるのだ
「…なぁ、行くならこれ持ってってくれない?」
言ってネーノは財布から原付の免許証を子供に渡した
この子供が本土まで渡りきれるとは思っていない。大体なんでこんな子供がここにいるのかもわからない。だが、もしこの子供が自分の生み出した幻想であったとしても、それに自分がこの世に生を受けた証拠をただ一つだけでも託さずにはいられなかった
子供はそれをしばらくの間不思議そうに見つめ…頷いた
「そうか、礼を言うんじゃネー…」

悪寒がネーノの背筋を走った
すばやく振り返る。そこには、先ほどの醜い肉塊が今にもネーノと子供を押しつぶそうとしていた
「「「馬鹿なァアアァ貴様ァアアァアアア」」」
「ひっ!?」
――もうだめだ
ネーノは目を瞑った。今までの人生が走馬灯のようにネーノの脳裏を駆け巡る
そのとき、声が聞こえた
「…ボクハ、ボクダ。オマエハ、ニセモノ」
…一秒、二秒、三秒…
風がネーノの頬を撫でたのを感じた。ゆっくりと目を開ける
目前に広がるのは…何も無い海岸。先ほどの異形は消えていた
「…何で…不思議なんじゃネーノ?」
あたりを見渡しても、いるのは自分と子供だけだった
子供が口を開く
「ボクハ、パパヲサガシテルンダ。ボクハ…パパニアヤマラナキャ」
言って、子供は海に飛び込んだ。子供は、普通には考えられないスピードで水平線の彼方へと消えていった





「ネーノ!!」
後ろ…森のほうから声が聞こえた。振り返るとそこには足を引きずったマララーがいた
「マララー!?無事だったんじゃネーノ」
そう言って二人は再会の喜びに抱き合った

【残り24人+ch】
469(-_-)@鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/21 03:21 ID:d+ttuQb4
>435の"太郎と唐揚の元@(*゚ω゚)ノ ◆iyou.Tr.92"さんのSSの続きを勝手に書いてしまいますた。
気に入らなかったらスルーで。
後>467はスルーになりました。
_____________________________________

ぞぬが銃声のした方を向くとそこには【男子 18番】ヒッキーが銃を構え、無言で立っていた。
ぞぬには信じられなかった。彼のような、おとなしい性格のAAが、
このゲームに乗るとは思っても見なかったからだ。
だが、信じられなくてもヒッキーが銃を撃ったのは明確な事実だった。
 ぞ「ナ、ナンデ コンナコト スルゾヌ!?」
 ヒ「…」
ヒッキーは何も言わない。
 ぞ「コノママジャ タロークンガ シンジャウゾヌ!」
ビーグルの足からは大量の血液が流れ出ている。ビーグルから段々と生気が無くなっていった。
コノママデハ シンデシマウゾヌ…。
ぞぬは自分のかばんの中に包帯がある事を思い出した。
それを取ろうとした瞬間、
ダンッ!
と言う乾いた音がした。ヒッキーの銃から銃弾が発射されたのだ。
その銃弾はぞぬのかばんに命中した。
間一髪のところでぞぬは弾を回避する事が出来たが、
弾が当たった衝撃でかばんが水溜まりに落ち、包帯が使い物になら無くなってしまった。
 ぞ「ナ、ナンテコト スルゾヌ!ホウタイガ ツカイモノニナラナクナッタゾヌ!」
 ヒ「…」
彼はそれでも何も言わない。ぞぬはヒッキーのその態度に無性に腹が立った。
 ぞ「ダマッテタラ ナニモワカラナイゾヌ!ナニカ イウゾヌ!!」
ヒッキーはゆっくりと口を開いた。
470(-_-)@鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/21 03:22 ID:d+ttuQb4
 ヒ「カンタンナ リユウサ…ボクハ コノゲームニ ノッタ。ソシテ ボクハ コノゲームノ ルールニ ノットッテ ヒトヲコロシテイルダケサ…。」
 ぞ「ナッ…」
ぞぬは驚いた。彼がこのゲームに乗った事もそうだが、
彼がこんなに言葉を多くしゃべるのを聞いたのは始めてだったからだ。
 ぞ「デモ…デモ ヤッテイイコトト ワルイコトガ アルゾヌ!!タロークンニ アヤマルゾヌ!」
 ヒ「…」
ヒッキーは何も言わず銃口をビーグルの方に向け引き金を引いた。
ダンッ!
銃弾はビーグルの腹部に直撃した。
 ビ「ガハッ!」
 ぞ「タロークン!!」
ぞぬはビーグルの体を抱きかかえた。しかしすでにビーグルの心臓は止まっていた。
 ぞ「ナッ…タロッ、ウクン…グッ」
ぞぬは親友を殺された事に対する怒りで我を失い、ヒッキーのもとへ全力で走っていった。
 ぞ「グオオオォォォォォォ!!!!!!」
どんな理由があるにせよ、親友を殺したヒッキーを許す事が出来なかった。
 ぞ「グオオオアアアァァァァ!!!!!!」
ダンッ!
ヒッキーまであと数mと言う所で、再びヒッキーの銃が火を噴いた。
その銃弾はぞぬの左足に直撃しぞぬは激痛でその場に倒れ込んだ。
 ぞ「グアッ!!ガァ…ヒッ…キッ…イィィィ」
ぞぬは激痛でまともにしゃべる事も出来なくなった。
 ヒ「イタイ?」
ヒッキーは今までに行った事も無いような冷たい声で。出もはっきりした口調でぞぬに聞いた。
 ぞ「グゥゥッ…」
 ヒ「イタイノ?」
ヒッキーは打たれた左足を踏み潰した。
 ぞ「グエァァァァ!!!ギャァァアアア!!」
ぞぬは自分でも驚くほど恐ろしい悲鳴をあげた。
 ヒ「イタイヨネ。デモ ボクハ コンナヨウナコトヲ マイニチ ウケツヅケタンダヨ。キミノ コノヒトトキノイタミヨリモ ナンジュウバイモ ツラカッタンダヨ。」
彼は再びぞぬの足を踏みつけた。
 ぞ「!!!!!!」
ぞぬはあまりの痛みでもう悲鳴すらでなくなった。
 ヒ「ツラカッタ?イマ ラクニシテアゲルネ。サイゴニ ノコシタイ コトバハ ナイノ…」
 ぞ「ナ…ナンデコンナゲームニノッタゾヌ…?キミハコンナAAジャナイハズゾヌ…」
 ヒ「…フクシュウサ…」
 ぞ「!?」
471(-_-)@鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/21 03:23 ID:d+ttuQb4
 ヒ「イママデ ボクヲ イジメテキタ ヤツニタイシテノ フクシュウサ…ボクヲ コンナヒキコモリニサセタ ヤツラニタイシテノ…」
 ぞ「…」
ぞぬは何も言えなかった。彼はヒッキーに対していじめをしていた訳ではなかったが、
何度かいじめの現場に遭遇し、その度に見て見ぬふりをしていた。
そういった意味でもぞぬも同罪なのかもしれない。
でも…
 ぞ「ソレハ…チガウゾヌ…」
 ヒ「?…ナニガチガウノ?」
 ぞ「…ウマク イエナイケド、キミハ ホントハヤサシイAAゾヌ。フクシュウナンカスルワケナイゾヌ。キット イマカラデモ ヤリナオセルゾヌ…」
 ヒ「…」
 ぞ゙「ナントカ ミンナイキテ コノゲームヲ オエルホウホウガ アルゾヌ…イッショニ ヤリナオソウゾヌ…」
 ヒ「…モウ…モウ オソインダ…」
 ぞ「エッ…」
そう言うとヒッキーは引き金を引いた。

ダンッ!

銃弾はぞぬの頭に命中し、ぞぬは、動かなくなった。
 ヒ「…」
ヒッキーはぞぬとビーグルのかばんから食料を抜き出し、
ビーグルの死体をぞぬの横に並べ、二人に対し黙とうを捧げた。

そしてその場から去っていった。

彼は思った。
(モシ、カレノヨウナ トモダチガデキタラ、ボクハ、ドウ カワッテイタンダロウ…)と。

【PM9:00 残り22人】

それじゃオヤスミナサイ。
472フサギコ@( ´・ω・):03/04/21 11:27 ID:WNzNhJJh
フサギコ(男子20番)は、かつていたE3を抜け、森の中―――丁度、D5にさしかかる辺りだ。
すぐ近くに大きな灯台が見えているが、やはり電灯はともっていない。
その灯台がすぐ近くまで迫ったとき、フサギコは、その入り口がほぼ崩壊していることが分かった。
あちこち焦げたあとがあり、どうやら爆発物やら何かを使ったようであった。
爆発音はあちこちで聞こえたが、この崩壊した入り口も、その爆発音の一つによって壊されたのだろう。
ということは、少なくともこの中には、生徒がいたということだ。今はどうだか、知らないが。

E3でじっとしていたフサギコは、ずっとフサしぃ(女子18番)のことを考え続けていた。
もし死んでいたらそれでいい、と決めていたのだが、どうしてもその考えを納得できなかったのだ。
もちろん自分は生き残りたいのだが、フサしぃまでをも踏み台にして優勝するのか・・・?と。
二時間ほど頭を悩ませ、フサギコが出した結論は、こういうものだった。
フサしぃを守る為、他のクラスメイトを殺す。
そりゃあ好きな女のために命を散らすというのはばかばかしいかもしれない。だが、フサギコはそれでいいと思っていた。
自分が出した結論だった。
彼女に危害を与えそうな生徒達すべてを、自分が殺す―――
そして、フサしぃには生き残ってもらいたかったのだ。自分が命を落としてでも、生き残ってもらいたかったのであった。
それは、知らない間に彼に芽生えていた、感情が導いた答えであった。

あえて灯台には入らなかった。人の気配がしなかったし、それに―――
すぐ近く、丁度前方の斜め右側、誰かが集まっているのが、見えたからだ。
生徒がチームを組んでいるのだ。そして、そのチームは後にフサしぃを襲うかもしれない―――
フサギコは何の判断もせず、その誰か達に向かって、発砲した。三発続けて撃った。
闇の灯台にまた、銃声が響いた。

【残り22人】
473フサギコと娘@( ´・ω・):03/04/21 11:28 ID:WNzNhJJh
かおりん(女子6番)、こんこん(女子8番)、高橋愛(女子12番)の近くで銃声が続いた。
「何今の!?近かったんじゃない?」
そう言ってかおりんが振り返った瞬間、こんこんと高橋愛は、うずくまっていた。
「ど、どうしたの!?」
そう言って二人を揺すると、手のひらにべっとりと、ペンキを塗ったように赤い血がついていた。
あの銃声は、自分を狙ったものだったのだ。かおりんはすぐに、支給武器の火炎瓶を持った。

灯台を抜け出した三人は、とりあえず近くの茂みに隠れた。すぐにダーヤス(女子11番)が消えていったが、ぃゃん(女子4番)は一向に出て来ず、そして結局六時の放送で名前が告げられた。
と、いうことは、ダーヤスが殺したのだろうか。それとも、他の娘が(しかし、ダーヤスとかおりん達以外の娘。も既に放送で呼ばれていた。その名前を聞くたびに、表情が曇る)やったのだろうか。
それはもうわからない。とりあえず、今は、撃ってくる敵をやるべきなのだ。
だが、こちらの武器は火炎瓶とスプーンとバタフライナイフ。向こうは銃。そしてこっちは二人が怪我をしている。
どちらにしても不利だった。ここは―――逃げる。だが、あの二人は歩けるだろうか?
かおりんは二人に近づき、言った。その間に銃声がして、銃弾が傍の木に当たった。頭に木片が落ちてきた。
「逃げるわ。歩ける?」
高橋愛が、頭を上げた。そして、弱弱しく「だい・・・じょうぶ」といった。かおりんは頷いた。
すぐにこんこんにもう一度聞いた。すると何とか「うん・・・」とだけ言った。かおりんはまた頷いた。
「いくわよ。私に掴まって」
そう言うとかおりんは持っていた火炎瓶に火をつけ、バタフライナイフとデイパックを持った。火炎瓶を、その銃声がする方向へ投げた。
がしゃっと落ちた音が聞こえたあと、すぐにかおりんは二人を半ばかかえる形で走った。
息が切れ切れになったが、走りつづけた。
だが、すぐに銃声が聞こえた。また、どこかの木に辺り、木片が降りかかった。だが、走った。

暫くして、どこにいるか分からないが、とりあえず止まった。
「大丈夫?」と言って二人を降ろした。高橋愛は「うん」と言ってその場に座ったが、こんこんだけは何も言わなかった。
「こんこん?」と言ってこんこんを覗きこむと、既に―――息をしていなかった。
背中に二つ、穴が開いていた。さっきは一つだったのに――――まさか。
そう、走っていたときに撃たれたのだ。こんこんは―――また、撃たれたのだ。
高橋愛も自体を了承したらしく、息を呑んだ。かおりんは暫く、声を殺して、泣いた。

フサギコ(男子20番)はかおりんたちを探すのをやめ、また次の生徒を探しに、森の中へ消えた。
時計は、十時を回っていた。

【残り21人】
474 ◆9qGiKOniCo :03/04/21 17:35 ID:uymstMQp
「お昼の放送だ、よく聞けよ!!
私の名前は夜勤。担当官代理だ!

前回の放送から死んだ生徒を報告する。

【男子20番】ニダダー
【女子15番】妹者
【男子9番】丸耳モナー
【女子10番】じぃ
【女子11番】ダーヤス
【女子7番】ギコミ
【男子11番】ぞぬ
【男子17番】ビーグル
【女子8番】こんこん

以上だ。」
475名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/21 17:46 ID:M0mBJO5O
>>474
妹者は生きてるぞ
476(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/21 17:48 ID:iABpXmIr
>>475
http://aa2.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1049261056/l50
ご意見、ご感想等はこちらへ。

妹者は首輪を外しているので、死亡者扱いですよ。
477名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/21 20:06 ID:M0mBJO5O
>>476
スマソ
勘違いしてました。
478名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/21 20:09 ID:hXVOrqR9
兵士たちが忙しく動いている監獄に電話が鳴った

私だ!夜勤だ
=あ!夜勤様で、この前のモナ研への御投資ありがとうございます=
そんなことはどうでもいい!連絡したとおりクックルを救うための薬みたいなー
ものは
あるのか!?
=あ!はい。送られたデータとぽろろのデータを調べたところ=
=クックル様はどうやらぽろろに寄生されているようで=
寄生・・・だと?
=はい。以前ぽろろが子猫に触手を植えつけた後、その猫が黒く変色したのと同じような症状で=
=体内にいるぽろろの細胞を死滅させればよさそうです=
=ぽろろを死滅させる薬はぽろろを制作したギコ教授とともに開発できました=
=ですがまだ試薬の段階で・・・それに今のぽろろの形状はわれわれのデータとはだいぶ変わっていますので=
=効果があるかはわかりませんが・・・=
構わん送れ!大至急だ!それとな!CH使用者とぽろろの対処方法だが今の火力で対抗できるか?
=CHは生物を戦闘用に変化させるものなのでぽろろのような再生能力はありません=
=CH使用者にはその対戦車砲(スーパーバズーカ)で倒せますが=
=ぽろろについては・・・この試薬を改良し今のぽろろに対抗できるほどにしますのでお時間を=
ブッ!ツーツーツー

味噌すまんせん
479夜勤@ネク:03/04/21 22:59 ID:hXVOrqR9
電話から二時間後
監獄に無線からの緊急連絡が入った

「こちら監視船!島からすごい勢いで泳ぐ物体を発見!どうしますか!?」

「物体だと?どういうことだ」

「人に見えません!どういえばいいのか・・その!」

「ぽろろかぁ!くそ!いいか!生徒捕獲用の投網を使え!なんとしても本州に上陸させるな!!」

「りょ、了解」

夜勤はすぐさまリダイヤルをおしてモナ研に電話した
「夜勤だ!対ぽろろ用の薬は出来たか!?」

「ええ!なんとか。」

「よし!それを麻酔銃の弾につめろ!そしてヘリで持って来い!
 それと麻酔銃とクックルを救う薬も忘れずにもってこいよ!いいな!」

480(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/22 17:06 ID:/I1ntMLt
イチかバチかの賭。
そこでノーの運命は雌雄されることとなる・・・
手に力を入れられない、ということで一時
絶望感を感じたが、このままではいけない。

このままだと確実に殺される。
・・・良くても相打ちだろう。

胸が高鳴る中、ノーはピクリと指を動かす。
エーは反応したようで、お互いの間合いの中で
緊張が走る。

エーが瞬きをした瞬間、ノーは必死で痛みをこらえ、
下に落ちているガトリングガンを手で握り肩へと持ち上げた。
血が勢いよく手から飛び出た。
エーがボウガンを打ってきたが、
流石のエーもノーの行動に焦ったようで
地面に矢が突き刺さるだけだった。

ノー「・・・・チェックメイト、デスナ。」

手から血は滴るものの、引き金くらいは引けるだろう。
エーは顔を歪め、舌打ちした。

ノー「サイゴニイイノコスコトハアリマスカ?」

エー「・・・ワタシハイキノコリマス。」
ノー「ソレガサイゴノコトバデスナ?」

そう言うと、ノーはガトリングガンに
手をかけ、引き金を引く。

ノー「コレデオワリデスワ。」



カチッ






・・・・え?



カチッカチッカチッカチッカチッ


エー「ドウヤラコワレテイルヨウデスネ。」

瞬時にエーはボウガンに矢を入れ、
射った。
481(-_-)@鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/23 17:05 ID:+47oTdr4
【男子5番】Z武はB3の森にきていた。Z武は自分の足で(正確には義足だが)ここまで来れた事がとても嬉しかった。
こうなったらこの義足&義手を使って優勝し、自由の世界を得ようと乗り気になっていた。
「この義手さえあれば負けやしないのさ〜」
・・・そうは言ったもののやっぱり不安だった。
もしかしたら銃を持った他の生徒に簡単に殺されてしまうかもしれない。
そんな不安が渦巻いていた。せっかく得たこの手足を、こんななにも無い世界で失いたく無かった。
「でも・・・きっと大丈夫なのさ〜さっきもあんなに自由に動いたし・・・」

ダンッ!

突然彼の耳に乾いた銃声が鳴り響いた。
幸い頬をかすめただけで怪我はなかった。

「だ、誰なのさ〜!!」
Z武は叫んだ。危うく死に掛けるどころだった。新しい世界を満喫する事無くZ武は死ぬ所だった。
自分の世界を奪おうとした相手に、Z武は激しい怒りを覚えた。
・・・
「・・・」
しばらくの沈黙。その沈黙を破り、木の奥から現れたのは【男子18番】ヒッキーだった。
彼は驚いた。弱虫の彼がこのゲームに乗った事を。
しかしそんな事はどうでもよかった。それよりもZ武は焦っていた。
何せあいては銃を持っている。いくらこの義手が高性能だからと言って、銃弾を受け止める事は出来ないだろう。
そういった意味でもZ武はさっさとこの場から離れなければならない。そう思っていた。
(そうさ〜彼も怖がって撃っただけかもしれないのさ〜)
しかし。その考えとは裏腹に、ヒッキーは銃をかまえた。
(ま、まずい!こいつやる気なのさ〜!)

ダンッ!
482(-_-)@鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/23 17:06 ID:+47oTdr4
ヒッキーの銃から再び銃弾が発射された。今度は外し様が無いように胴体を狙って。
撃たれる瞬間、Z武は目を閉じ、思った。今まで出来なかった様々な事を。
この手足さえあればすべて出来るはずだった。自分の体だけででショッピングする事も。
吉野屋で牛丼大盛ネギダク玉を頼む事も。そして何より、人に頼らず生活する事も。

ダンッ!

2発目が発射された。
・・・
だがZ武には何の痛みも無かった。不思議に思ったZ武はゆっくりと目を開けた。
彼は驚いた。いや驚いたのは彼だけではない。撃った張本人、ヒッキーも驚いていた。
なぜならヒッキーの撃った弾丸は2発とも、義手によって防がれたからである。
「・・・ハハハ・・・凄いなのさ〜」
この武器の性能のよさに改めて驚いた。まさか銃弾まで回避できるとは思っても見なかった。
彼は思った。今なら、奴にも勝てると。
Z武は全力で走った。ヒッキーに向かって。

ダンッ!

ヒッキーは銃を撃った。しかし、またしても義手によって弾丸は防がれた。
一瞬にしてヒッキーとZ武の距離は縮まった。
「死ぬのさ〜!!」
Z武は思いっきりヒッキーを蹴り飛ばした。
ヒッキーは持っていたかばんを盾に蹴りを防いだが、ヒッキーの体は数mにわたって吹き飛ばされた。
彼はすぐに立ち上がり、森の奥へと逃げ出した。
「ハハハ〜逃がさないのさ〜!!!」
Z武もすぐにその後を追った。
がさっ!がさっ!がさっ!がさっ!
がさっ!がさっ!がさっ!がさっ!
「ハハハ〜待つのさ〜!!」

ダンッ!ダンッ!

ヒッキーは闇雲に銃を撃った。だがやはり弾は当たる事はなかった。
(ハハハ〜奴は弾を使いこなしたのさ〜)
今、二発撃った事により、合計六発撃った事になった。奴の銃には弾は入っていない。
今なら勝てる。
そう思った瞬間。ヒッキーは突然立ち止まった。
(今がチャンスなのさ〜)
Z武は飛び上がった。その高さは10mはある。
彼は普通の人には感じる事の出来ない領域に達していた。
最高だ。今自分は五体満足の人間を超えたのだ。
その興奮の最高潮に浸っていたその瞬間だった。
483(-_-)@鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/23 17:20 ID:+47oTdr4

ダンッ!

銃声。その銃声はヒッキーのもつ銃からしたものだった。
銃弾はZ武の義足に命中した。説明書にも書いてあったとおり、この義手と義足は、
自分の意思に忠実に従って動く。今、彼が望んだ事はこの最高の瞬間を楽しむ事だった。
つまりは今彼の頭の中で銃弾を回避せよ。と言う命令が組み込まれていなかったのである。

「う、うわああぁぁぁぁ〜〜〜!!!」
どさっ。
Z武は地面に落ちた。幸い義手が落ちたときの衝撃を受け止めたため、
Z武本人に怪我はなかったが、衝撃で義手が壊れてしまった。
つまりはZ武は、このゲームに放り込まれた時と同じ状態に戻ってしまった訳である。
それにしてもわからない事がある。何故ヒッキーの銃にはある筈の無い弾が入っていたのかが。
それはとても簡単な事だった。ヒッキーの銃に弾が七発入っていた理由。
最初に撃ったとき、Z武の前に出る前にリロードしておいた。ただそれだけだった。
しかしZ武には知る由も無かった。
銃・・・そうだ。ヒッキーはまだそこにいるんだ。そう考えた瞬間、急に恐怖がよみがえってきた。
殺される。今度こそ確実に殺される。こっちの武器は完全に壊れてしまった上に、相手は銃を持っている。
Z武はヒッキーの方を向いた。
そうしたらヒッキーは四角い機械を眺めていた。その機械はZ武には何なのかはわからなかった。
するとヒッキーは少しにやりと笑うとその場から去ろうとした。
(何故僕の事殺さないのさ〜)
Z武は不思議に思った。しかしその理由はすぐに分かった。
484(-_-)@鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/23 17:20 ID:+47oTdr4

ぴーーーーーーーーー!!

突然機械的な音がZ竹の耳元で鳴り響いた。
一瞬何がなんだかわからなかったがすぐにそれがなんだか分かった。
首輪の警告音。
知らず知らずの間にZ武は"3B"の禁止エリア内に入っていたのだ。
ヒッキーの持っていた機械は実は探知器で禁止エリアが数十cm単位で分かる優れ物だった。
しかしZ武はそんな事を知る由も無かった。そして知った所でどうこうなるものではなかった。

ぴ  ぴ  ぴ  ぴ  ぴ ぴ ぴ ぴ ぴぴぴぴ・・・

首輪の警告音はどんどん速さを増していく。
Z武は焦って必死でもがいた。しかしもがいた所で五体不満足の彼には無駄な行為だった。

ピピピピピピピピピピピ・・・

首輪の警告音は段々と早くなっている。Z武は最後の願いを託し、叫んだ。

「ヒッキーーーーー!!!助けてくれなのさ〜〜〜!!!!!!」

するとヒッキーは立ち止まり、たった一言、言った。

「バイバイ。」

ぴー―――ぼんっ!

【残り20人】
485(-_-)@鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/23 17:26 ID:+47oTdr4
>484の"3Bの禁止エリア"は
"B2の禁止エリア"の間違いです。
間違い&文字レススマソ。
486夜勤@ネク:03/04/24 13:30 ID:tppkmk7g
監獄エリア上空にヘリの音が響いた

「よし!来たようだな!」
夜勤は急いでヘリに駆け寄った。

夜勤「クックルを救う薬は!?」
パイロット「はい!こちらの緑色のほうです」
注射器入った薬を受け取ると付いてきた兵士にそれを渡した
「クックルにそれを打ってやれ!よし!ぽろろを捕獲してる現場に行くぞ」
夜勤を乗せたヘリは上空へ高く舞い上がった

夜勤はヘリにあった無線機を使い、ぽろろを捕獲している船に連絡した
「こちら夜勤だ!現状を報告しろ!」
船員「夜勤殿!ぽろろに網を使ったのはいいんですが激しく抵抗して
引き上げられません!このままでは網が破れてしまいますよ!」
「今そっちに向かってる!それまでもたせろ!いいな!」
487 :03/04/24 16:05 ID:0IlJDk6O
 わざわざあげてカキコしてやる。
たぶんみんな思ってると思うんだがAA使うんだったら
AAで話し進めてくれないとなんか地味なんだよ。
BRネタ好きなんだからたのみますよ
488名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/24 16:19 ID:H/SKBxLX
カエレ
489名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/24 19:35 ID:efX/x729
この板リア消、リア厨多いよなっていう愚痴
490(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/24 20:22 ID:OdHK5cPC
エー「・・・・・・ェ!?」

キンッという金属音と共に、ボウガンで放った
矢が落ちた。
ニヤリと笑い、ノーが言った。

ノー「ワテノチカラヲバカニシナサンナ。」

ノーは矢を放たれた瞬間、ガトリングガンを
一気に持ち上げ、矢を防いだのだ。
力を入れたせいで肉がちぎれ、血も吹き出したが。

エー「・・・ズイブントヤルヨウダケド、
    ソノコワレタガトリングガンイガイ、アナタニハブキガナイデハナイデスカ。」
二人とも冷や汗を垂らしていた。
地面がぐっしょりとなるほどに。

ノー「矢・・ハ? ヤハドウナルノデスカネ?」

エーはギクリとした。
相手を殺すために自分が使った武器によって、
自分は今殺されそうになっているのだ。
エーは鼻で笑った。

エー「ナルホド。ワタシノトッタコウドウガスベテダメダッタヨウデスネ。
    デモ・・・」

ノーはエーの言うことに耳を傾けず、矢を投げた。
エーの言葉が、生々しい音と共に途切れた。
まだ、何かを言いたそうな顔をして倒れている彼女に
ノーは背を向け、ボウガンと矢を取りふらふらと去っていった。

絶命したエーの言いたかったこと。
それは──────

    ────でもあなたじゃ、生き残れない────


【残り19人】
─────────────────────────────────
>>487
要望、感想などは感想スレへどうぞ。

>>488
あなたがね。

>>489
文字レスしているあなたもですよ・・・・。
491名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/24 21:03 ID:/z6jBegr
#極悪非道のageブラザーズ
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
492お茶の間の猫 ◆MZ/rAjmcVw :03/04/24 21:05 ID:zmPsolet
(つд`)そういうことするなょぉ〜>>491
493名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/24 21:10 ID:NIT7LuSt
==、,-、  、ヽ、 \>   ,,  '''\ _
メ゙ヽ、\ ̄""" ̄--‐   、 \  /ゝ、\
=─‐\\‐  /─'''''ニ二\''' |レレゝゝ、\
 ̄く<<く >, ゙、/<三三二\ ̄\ゝゝゝゝゝゞ''ヽ、       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<<<<〈__入 ゙、く彡三三三二ヽくゝ\メメメゝ、_ゝ、\     | 私を呼んだのは>>491か?
くく<<<<<< ゙、 ゙、ミ三三二ニ─ゝゝゝゝゝ,,,,,,,、 '( ゙''ヽ、ヽ、   < ビーグル コリンズ 山崎 
くくくくくく彡‐ヽ ゙、ミ三三二ニ'''くくゝゝ_ゝゝ、\\_,>」ノ,    | 好きなものをひとつえらぶがよい
く く く く く 彡゙、゙、三三二ニ‐くゝ、/ ,,,,,,,,メメゝヽ''''"ゝゞ丶、  \_____
二─二二彡彡、゙、三三二==くメゝ/   ゙'ヽ、メゝゝゝゝゝゝゞ''ヽ-、,,,,,,_
‐'''" ̄ \彡彡ミ、゙、三二=''"く<メ/::      \''-、メメゝゝゝ_ゝ 、 ,,、ヽヽ
、  ,,,,- ゙彡//ヾ、三二= くゝ/:::....      \>∠レ-,-‐ニ二メヽ''ヽ ノ
 ゙ヽ、,,,-‐//_///,,、゙、三二=  ゙、 ""'''      ヽ>//レレヽ,,___  /
-,,,,,,-‐'''"""/////,,ヽ ゙、三二─ ゙ヽ.         //-ヘヘ,、 レレレレノ
''"      ,l|"////ノ,、\彡'''''‐-ニ,、 ::::::::::,,,,,,,,//    ゙ヽフ/|/| レ'
      /ゝ、/ヽ|ヽレ,,゙ヽ、゙''ヽ、,,,,,,_ヽ''ニ='',,-'"、─-,,,,,_   ̄"'ノ
     /メ / レ/,''"へへべ''─---- ̄-メヽ"ゝゞゝヽ、  >---''"
    /ヘヘ、|//ヘヘヘヘヘヘヘヘ,,-イ ̄ | ̄"'''-ニニニ二-''"
   /ヘヘ∧/./フヘヘヘヘヘヘヘ,/イ  /  /   /    ゙ノ\、\
   /ゝゝ| / /メヘヘヘヘヘヘ/'" |  /  /  /    /  \\
  /ゝ /|‐/ /フヘへヘヘヘ/∧  /-'"-'''"__,,-''"    /     /、\
 //|_| /./へへへヘヘ、// |/      \_,,,,-‐'"    /  ゙、.゙、
'"/ヽ"/'"へへヘヘヘヘ//  ノ          \    ,,,,-‐'"    ゙、゙、
.ノ //へへヘヘヘヘ//ヽ ./            ゙、''""      ,,/、゙、
/-"へへヘヘヘヘヘ//  |‐"              \_,,,,,,,,-‐'''"   | |
へへへへヘヘヘヘ//ヽ ノ                ゙,         | |
494名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/24 22:49 ID:UVp9r4ai
>>492
荒らし・煽りは完全放置しましょう。
反応したらあなたも荒らしです。
495名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/24 22:54 ID:VA03Uxqp
         /|
        / |
   ∧ ∧,/   / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (,゚Д゚/   /<  age
 _/ つ/ テ /  \______
 ~て ) / ポ /
  /∪ ド /
  \/ ン./|
   \__/, |
  /// \_|
 ??


496( ´,_ゝ`):03/04/24 23:00 ID:pQAilTDC
お茶の間のクソ猫は死んでいいね。( ´,_ゝ`)
497:03/04/24 23:07 ID:nn1lzOC7
お茶猫 逝ってよし
「お前らも暇なやつらだなあ。」
「あんたたち・・・最低なのじゃ・・・。」
二人はハァハァしている二人にいきなり話し掛けた。
「・・・妹者・・・生きていたのか!?」
「それに・・・初代・・・無事だったのか・・・。」
無事な二人の姿を見て、安心したようだ。
「で、ひろゆきを殺したのは・・・・・・」
しかし初代がそれを遮る。
「タイヤの後が続いている。ここにいるのは危険だ。別の場所に移動しよう。それと・・・。」
ちらりと目線を下に落とし、
「・・・・・・ナニをしまえ。」
「・・・・・・・・・・・・。」

数分後、彼らはさっきの場所から少し離れた場所にいた。 誰かがいる形跡は無い。
「・・・というわけで何か重要な情報は無いかと思ってファイルをあさってあたモナ。」
「春画をか。」
「いや・・・そういう訳じゃ・・・。」
「うう・・・天国の兄者たち(地獄かも)が聞いていたら怒るのじゃ・・・。『誰だ!キーボードの上にイカ臭い牛乳をこぼした奴は!』って・・・。」
「そ・・・そこまで言わなくても・・・・・・・。」
モナーは涙を流している。
「しかし・・・よくまあこんなに春画を集めたものだ・・・。兄者も暇な奴だなあ。」
なんといっても単位がギガである。そんなジャンル別に分類された画像の中に何かが無いか捜しているのだ。
ロリ系の画像のファイルを開いた時のことだった。
「ん?画像じゃないデータがあるぞ初代!」
それに気づいたのはニラ茶猫だ。
「どこだ?」
「フォルア!そこの一番最後。」
さっそくそれを開いてみることにした。
そして・・・
「・・・・・・これは・・・。」

厨房の書いたハァハァ・・・が効いたのか誰も書かないので強制的に流れを作ってみる。
重要な情報・・・・・・何も考えていませんので頼みます。
499名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/24 23:33 ID:4wUOED3W

                        ┌─┐
                          | あ │
                          | げ │   ゼエゼエ
                        │!! │  (;`Д)
                        └─┤   ( ヽ┐U
.                         (`Д´) ┌◇ヽ◎
                           (\/|┘ ◎
                  アゲルゾゴルァ!! / /
                     ( `Д)丿┌|/◎
                       (\/|┘
                ヒャッホウ!! / /
               ヽ(Д´丿┌|/◎
                     ( /|┘
               .  / /
                 |/◎
500名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/25 01:41 ID:3xja9Ed2
うっへっへ
501 ◆Zsph5EYP0Y :03/04/25 02:35 ID:GvUw+ljf
そのJPGファイルはブラウザで表示されなかった。明らかに100枚以上の炉利画像とは別の情報を含んでいた。
初代モナーは思い出したようにモナーの隣に座ると、トラックパッドに自らの指を乗せて操作した。
初代はオペレーティングシステムに1つのアプリケーションソフトを検索させた。
2秒と足らずに検索結果リストにその名は出ていた。『JPG偽装解除ソフト(*´Д`)』
 −−−
そのファイルに開示されていた情報は、兄者の1年間の反政府活動の集大成と言え、
AABRというプログラムをこの世から葬り去るための、尽きることのない執念を彷彿とさせるものであった。
これが、10KBもの容量を持つ文書の前文だった。

書式イ-153[簡略] 乙案 最終更新時 112733 (INT) 絶対機密A種(内務省管轄)


                 人 口 増 加 抑 制 及 新 教 育 安 定 法  案

【共和国枢密院による加筆】
 20XX年産業省国土調査室調べによるAAにおける個体数の増加率は
過去50年来の共和国人口の変遷において最大を記録しせり。
共和国内閣及び東亜共産党は此の人口理論学的見地上ならびに
諸産業の発展傾向にて予測される国家の危機に対策せしむ事を当面の目標とし、
ここに諸新法法案の原稿を提出す。

【要約】
 実験的視野のもとに実行されてゐた呼称「AABR」を本格的行政方針として採用し、
今後の人口の制御事業においての最大の効果を期待する。
ひいては1年を隔て南洋xx島で行われてゐる第2次試験での規模を
本土の地理的条件を踏まえた上で拡張し正式な政令として年2回実行する。
第1次試験西村博之担当官によれば正確に選ばれし人種の者が残り
社会的貢献を活発的に行える優良被教育者層の増加が見込まれる。
 また、各地に点在するテロリスト団体の掃討、並びに治安上危険と思われる成分を
含みまた其れらを擁護し育んでゐる個人団体の解消をも同様の方法にて行う。

この文章には、他にいろいろなことが記されていた。 
502名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/25 06:16 ID:4bhAVv/s
      
     彡⌒ミ 
    ( ´_ゝ`)  ageないか?
    __)   ( 
  /´∨ 廴マ」`i''t‐、
  /  |FZ'!|| 〉 i i
_|  | ̄ ヽ /ノ仁| 人
 |_|',_/予|__j ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
 ̄「f'´''"  /゙「   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
 ̄`'ー┬‐′|   _」 ̄ / ̄\  ̄ ̄l
 ̄ ̄ ̄| -ー十''´_」 /  f  | ̄ ̄l
503名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/25 17:58 ID:Dlfbtlmi
________.  |  ・・・「からけ」?
|||          | \____ __
|||          |  )\       ∨
|||    空  気.   <⌒ヽ ヽ
|||         \ ( ´ー`)    ∧∧
|||_________V(   丿V^  ●Д゚,,) ←>>502
|,,|          |,,| ヽ (      と  ,)
              ノ )     |  |〜
            ∧          .し`J,,.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄\
 空気読めてないよ・・・
504名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/25 18:23 ID:els2S2Oy
>>503
∧  ∧
( ´∀`)<オマエモナー
505@(・Д・)顔:03/04/26 00:24 ID:LtdK8IFe

非人道的法案AABRについて
        
2003年3月15日、共和国史上最悪の法案が満場一致で可決された。
それが人口増加抑制及新教育安定法案、通称AABRだ。
法案の内容については君達も知っていると思うので、説明は省かせてもらう。
私はこの非人道的な法案を初めて聞いたとき、怒りと憎しみで気が狂いそうになった。
共和国の政治家達は遂に人の道を踏み外してしまったのである。
この国を現在の政府に委ねる事はできない。私はそう確信した。

法案(以下AABR)の実行を黙認できない私は、
組織の工作員を使いAABRに関する情報を集めた。
そしてAABRの裏にさらに許せない事実があることを我々は突き止めた。
公にはAABRは満場一致の可決と言う事になっている、反対者がいないと言う事だ。
しかし実際には反対者はいなかったのではなく、いなくなっていたのだ。
実はAABRが初めて発表されたのは12月に行われた国会の時だった。
その時は反対者がいたのだが決議会までの3ヶ月のうちに、反対者も含め、
反対者の家族は全員失踪してしまったのだ。
もちろんこの事は晒されていないし、12月の国会も公に出ていない。

そして半年前、AABRは極秘に実行されていた。
我々はある情報提供者によってこの法案が既に実行されている事と開催場所を知り、
子供達の救助を目的とした飛行機を数名の部下と共に送り出した。
軍事的な方法を使おうともこの法案の実行は、全力で阻止しなければならない。
しかし結果は大失敗だった。飛行機は政府の傭兵クックルによって撃墜され、
最終的に一人になるまでAABRは実行された。

我々は自分の無力感と同志を失った悲しみに打ちのめされた。
それと同じ頃、前回のAABRをよく知る者が新しく同志に加わったのである。
(この者については極秘とさせてもらう。)
彼は非常に役立つ情報を我々に提供してくれた。
そして1週間後この情報を元に我々は法案を潰す計画を実行に移そうと思う。
AABRが行われる事はもう2度とないだろう。

            【反政府組織ARASHI総帥 あめぞう】
506名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/26 16:25 ID:oe789tOP
                     ∧_∧
                    (・∀・ )しぃちゃん早く早く
     ∧ ∧ ?          ⊂    )
ピュー  (*゚ー゚)            / | | |
  =〔~∪ ̄ ̄〕         / (_(__)
  = ◎――◎        /
            ∧_∧  /+
           (    )/1等賞だよ
           (    つ
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           (__)_)

                     ∧_∧
                    ( ・∀・)ゴールイン!
                   ⊂    )
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     ニヤニヤ  (  ・∀)/    ( ,・0゚#),.;’シィィィィ・・・・・・
          (    つ    ~~~~~
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507【】:03/04/26 19:39 ID:GaTJRSYF
【女子2番】あめねこは幸か不幸かは解らないが、未だに誰とも遭遇せずにいた。
それ故に、彼女は戦闘行為を行ってはおらず、無傷である。
その点では彼女は幸運なのかもしれない。
しかし、彼女の精神は切迫し、慢性・・・いや、この場合は急性と言った方が正しいのだろうか・・・
とにかく、とてつもない孤独感にさいなまれていた事を考えると、その点においては不幸であったのかもしれない。
「誰か・・・誰か仲間になってくれる人は・・・いないのかにゃ・・・あたしは・・・さみしいにゃ・・・」
今の彼女は目の前に現れた人間に対し、誰にでも心を開く事であろう・・・
例えそれが・・・このゲームに乗ることに決めた人間であっても・・・。
だが、それはこの、ゲームの名を借りた戦場では自殺行為に等しい。
そして、ここにあめねこの後ろに忍び寄る一つの陰が在った。
【男子8番】シナーである。彼は先ほどから、自分の足跡も気に止めることもなく、ただひたすらに徘徊する彼女に目を付けていた。
「(ヤツが持っているのは日帝の銃・・・が、しかし、ヤツは・・・どうやら自分を見失っているようアル・・・今なら・・・今ならやれるアル。)」
足音を立てぬように、靴に布を巻いた彼はあめねこにゆっくりと近づいて行った。
「(あめねこ・・・朕は・・・いまここで・・・死ぬわけにはいかないアル・・・だから・・・)」
彼はあめねこの背後に忍び寄り、斧を振り上げた。自ずと前腕屈伸筋群が緊張する。
「(死んで貰うアル・・・)」
彼が掲げた斧を、今、正に振り下ろそうとした刹那、あめねこは背後にいる彼に気付いた。
「誰ッッ!!?」
彼女は反射的に振り返った。そしてそこにはシナーの姿があった。
「(ヤバイアルッ!!)」
とっさに彼は木の陰に身を隠した。
「(なんて事アルか・・・こんな事ならさっさと殺しておくべきだったアル・・・相手は銃・・・朕の勝ち目は低いアル・・・ここは逃げて違うヤツを探すアル・・・)」
そこから一時でも早く逃げたい・・・彼がそう思った矢先、あめねこが口を開いた。
「シナー君・・・?シナー君なにのかにゃ・・?あたしにゃ・・・あめねこにゃ・・・出てきて欲しいにゃ・・・」
彼女の意外な言葉に、あっけに取られるシナー。
「この銃が怖いなら、シナー君にあげるにゃ・・・だから・・・だから・・・あたしと一緒にいて欲しいにゃ・・・」
――この女は何を言い出すのだろうか・・・誰もが敵であるこのゲームにおいて、敵に武器を渡そうとは・・・殺してくれと言ってるような物アル・・・
「その答えは不可アル。第一、全く信用できない上に、今お前が手にしている物で朕が撃たれないという保証はどこにも・・・ないアル・・・」
「そうだにゃ・・・その通りにゃ・・・今、これを渡すにゃ・・・それでもシナー君が信用できないなら・・・あたしを撃ってもいいにゃ・・・」
あめねこは、おもむろに三八式歩兵銃をシナーに向かって放り投げた。
「これで・・・信用してくれるかにゃ・・・?」
「どうしてアルか・・・!?何故朕に武器を渡すアル!もし朕がお前を殺すつもりだったら・・・」
あめねこの説得にシナーは心動かされていた。つい先ほどまでは、彼女を殺すつもりであったことも今となっては忘却の彼方である。
そしてゲーム開始以来、彼の心を閉ざしていた錠は砕けた。
「疑って・・・悪かったアル・・・心から謝罪するアル・・・」
今まで、謝罪を求めることはあっても、謝罪をすることのなかった彼から、そんな言葉が漏れた。
その言葉を聞いた瞬間、あめねこの顔がくしゃくしゃに歪み、泣き声を上げシナーに抱きついた。
「シナー君・・・ぅうう・・・うわああん・・・うれしいにゃ・・・怖かったにゃ・・・ずっと一人で・・・誰にも逢えずに・・・でもみんなは・・・死んでいくし・・・」
「ずっと一人だったアルか・・・」
「それで・・・誰か仲間を捜そうと思って・・・でも・・・誰もいなくて・・・それで・・・怖くなって・・・それで・・・シナー君は・・・怖くなかったのかにゃ・・・?」
「・・・朕だって・・・怖かったアル・・・少しの間なら・・・お前の泣き言・・・聞いてやるアルよ・・・」
「・・・ありがとうだにゃ・・・シナー君・・・」
508名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/26 20:53 ID:gEdWoo8w
:::::::::::/           ヽ::::::::::::
:::::::::::|  地  も  こ  i::::::::::::
:::::::::::.ゝ 獄   は   こ  ノ:::::::::::
:::::::::::/  だ  や  は イ:::::::::::::
:::::  |  な。       ゙i  ::::::
   \_         ,,-'
――--、..,ヽ__  _,,-''
:::::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ      _,,...-
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、      ∠_:::::::::
/. ` ' ● ' ニ 、     ,-、ヽ|:::::::::
ニ __l___ノ     |・ | |, -、::
/ ̄ _  | i     ゚r ー'  6 |::
|( ̄`'  )/ / ,..    i     '-
`ー---―' / '(__ )   ヽ 、
====( i)==::::/      ,/ニニニ
:/     ヽ:::i       /;;;;;;;;;;;;;;;;
509名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/27 10:06 ID:szp0ROFb


     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     |  このスレにうわあぁぁをお運びします
     \
        ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    /\___/ヽ   ヽ
                   /    ::::::::::::::::\ つ
   ------------- 、     |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
   /  ̄ ̄ ̄.// ̄ ̄|| |    |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
  /    .∧// ∧ ∧.|| |    |    ::<      .::|あぁ
[/_________.(゚//[ ](゚Д゚ )|| |    \  /( [三] )ヽ ::/ああ
.||_    ___|_| ̄ ̄ ∪.|.| |________/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
.lO|--- |O゜.|___ |.|_|ニニニニニニニニニニニニl.|
|_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|___________| l⌒l_||
  ̄ ̄`--' ̄ ̄ `ー' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`--'  `ー'
510名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/27 22:39 ID:e2IVI+ta
僕たち純真無垢なsageブラザーズ!
人目につかないようにsageてあげるよ!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ∧_∧     ∧_∧    sage
   (・∀・ )    ( ・∀・)    sage
   /    \    /   \ sage
  ⊂(  ヽノ つ ⊂ヽ/  ) つ  sage
    し(_)     (_)J
511名無しさん@お腹いっぱい:03/04/27 23:51 ID:eVRRCcHh
途中からバイオハザード化してませんか?
割り込みスマソ
512名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/28 00:23 ID:jx4+Bq2c
513鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/28 17:00 ID:wbVPla0B
荒れてるけど気にせずSS書き。
____________________________________

【男子18番】ヒッキーは次の獲物をしとめるため、南の方へ走っていた。
もう既に4人も殺している。うまくいけば優勝できるかもしれない。
そんな事を思いつつ走りつづけた。

がさっがさっがさっがさっ・・・
がさっがさっがさっがさっ・・・

道なき道を走っていると黒い箱のような物が落ちているのを発見した。
不思議に思って近づいてみると、それは兵士が落としたイングラムM10サブマシンガンだった。
(ナゼ コンナトコロニ ジュウガ?)
疑問に思ったが今はそんな事はどうでもよかった。強力な武器が落ちている事には変わりない。
彼は銃を拾った。しかし弾が入っていなかった。
(タマガ ハイッテナイ・・・ウツダ・・・)
このまま捨てるのも何なのでヒッキーはバックの中に銃を入れさらに南の方に向かって走った。

がさっがさっがさっがさっ・・・

少し走ると今度は鞄が落ちていた。生徒に配られた奴とは違うタイプの物だった。
彼は鞄を開けた。中にはさっき拾った銃の弾倉が数個入っていた。
(ヤッタ・・・コレデ マシンガンガ ツカエルゾ・・・)
鞄からさっきの銃を取り出し弾倉を詰めた。弾倉を積める時、ふと気がついた。
向こうの方に異常な匂いがする。肉が腐った時にする匂いにとても近かった。
(ナンダ・・・コノニオイ・・・)
彼は匂いのする方に歩いていった。
(ヒトノ ケハイハ シナイシ ダイショウブダロウ。)
匂いのもとにたどり着いた時、異様な光景が目に入った。
何か巨大な物が通った跡があった。それも数mに及ぶ物だった。
匂いはその道に付着した血のような物から出されていた。
気分が悪くなりすぐにその場から離れた。

ここで何があったかは分からない。しかし今大事なのは生き延びる事だ。
そう思い、再び南に向かって走り始めた。
514鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/28 17:01 ID:wbVPla0B
それから数十分後。
【女子16番】のーはD4南側の森で休んでいた。左手には包帯が巻かれている。
先程えーとの戦いで受けた傷だ。ある程度傷はふさがっていたが、
やはりまだ自由に動かせる程度には至っていなかった。
 の「イマ ダレカニ オソワレタラ ヒトタマリモ アリマヘンナ・・・」
今、彼女のが持っている武器はえーが持っていたボウガンの矢だけだった。
こんな武器じゃ生き残れそうにもない。何かの武器を手に入れなければ・・・

がさっ・・・

 の「!?」
森の奥で何かが動く音がした。のーはさっと立ち上がった。
(ダレカ キヨッタンカ?)

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

しばらく耳を澄ませたが再び音がする事はなかった。
 の「ナンヤ。キノセイカイナ・・・」
再び腰をかけようとしたその時、

がさっがさっがさっがさっ!!

さっき向いた方とは反対方向に、何かがものすごい速さで向かってきた。
(コンドコソ テキヤ!)
ノーは鞄の上においてあったアルミ製の矢を手に取った。その瞬間、
 ?「ウジィィィィィィィィ!!!」
515鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/28 17:02 ID:wbVPla0B
シュッ!

何者かの叫び声とともに右手に刃物のような物がかすった。
 の「グッ!」
のーはすぐに相手から間合いを置いて誰なのか確認した。
そこにいたのは【女子17番】びぃだった。
びぃの右手は骨がむき出しになっていて、その骨は槍の様に鋭く尖っていた。
腕がちぎれたのなら、あんなふうにはならない。
おそらく自分で骨を削ったのだろう。
 の「アンサン。クルッテマスナ。」
のーは冷めた口調で言った。彼女は思った。こいつなら勝てる、と。
相手の武器は自分の骨だけ。こっちの武器も矢だけだが、自分は圧倒的な体力がある。
負ける筈がない。そう思った瞬間びぃが勝負を仕掛けてきた。
 び「ウジィィィィィィィィ!!!」

ぶんっ!

びぃは右手を振った。しかしその手は、のーには当たらなかった。

ぶんっ!ぶんっ!ぶんっ!

何度振っても結果は同じであった。反射神経の優れたのーにはその手の攻撃はまったく無駄だった。
 び「ウジィィィィィィィィ!!!」
さらにもう一発びぃが腕を振ろうとしたその時だった。

ばきっ!!

ノーの足から強烈なキックが繰り出された。その衝撃でびぃは2〜3m吹き飛んだ。
吹き飛んで地面に落ちたと同時にのーはびぃの上に乗りかかった。
そしてのーは右手を踏んで反撃できない様にした。
 の「モウ オワリデンナ。」
 び「ウジィィィィィィィィ!!!」
のーは右手に持っていた矢を思いっきり振り下ろそうとした。その時だった。
516鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/28 17:02 ID:wbVPla0B
どんっ!

銃声。のーの腹部に激痛が走る。彼女は槍状になっていた右手ばかりに気を取られ、
腹部に忍ばせていた銃を左手で取っていた事に気づかなかったのだ。
 び「ア・・・ビィヲ・・・コロスンダッタラ・・・コロス・・・」
 の「グウウゥゥ・・・」
びぃは今度は逆にのーの上に乗った。
 び「アゥア・・・コロス・・・」
 の「ガァ!!」
激痛が走る。のーは思った。先輩の敵も討てずにここで死ぬのだろうか。
まだ死にたくなかった。でももう遅い。死ぬ。そう思った時背中に何かが当たった。
硬い刃物のような物。とっさにその何かを右手でつかみ、びぃの胸元に突き刺した。
 び「ウジィィィィィィィィ!!!」
その何かはびぃの胸元に深く突き刺さった。のーはその何かをびぃから引き抜いた。

プシューーー!!

びぃの胸元から大量の血が吹き出た。

ドサッ・・・

びぃはその場に倒れ込んだ。もうびぃは死んでいた。
 の「ハァハァハァ・・・」
ふとのーはびぃの命を奪ったその何かに目をやった。
包丁。どこかで見た事のある物だった。
 の「コレハ・・・!」
まさかと思って刃の部分に書かれた銘を確認した。
 の「ヤッパリ・・・」
この包丁はのーが先輩と崇めたツーの物だった。
 の「ソウヤッタンカ・・・センパイガ マモッテクレハッタンデスナ・・・」
彼女の目から涙がこぼれ落ちた。
先輩のおかげで助かる事が出来た。それがとても嬉しかった。
 の「センパイ・・・ウチ、ガンバリマスワ・・・ガンバッテ センパイノブンマデ イキノコッテミマスワ・・・」
のーは立ち上がった。何としてでも生き残ってやる。そう決意した瞬間だった。

ぱららららら!!

闇を引き裂くマシンガンの音。
その音が彼女の耳に届く前に彼女は死んだ。

がさっがさっ・・・

森の奥から出てきたのは【男子18番】ヒッキーだった。
彼はびぃがのーの前に現れる数分前にはすでにここにいて、二人が殺し合い、
どちらかが(もしくは両方とも)死ぬのを待っていたのだ。
ヒッキーはびぃの持っていた銃を奪うと、さっさとその場から去っていった。
残ったのは、二人のAAの死体と一本の包丁だけだった。
517鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/04/28 17:06 ID:wbVPla0B
【残り17人】
518名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/28 17:56 ID:pKN/hXsh
      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < スレを復活させるぞ!ゴ……!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         
      //三/|三|\       ,,,,    ,,、,、,,, 
      ∪  ∪          
  ,,          ,    ,,,,    ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  
,,,,,    ∧_∧ うまいモナー,,,,,   、 ,,,,,,   ,,,,,,,,    ,,,,,
 ,,,   ( ´∀`)___,,,,___ ,, ∧_∧ ゲンキニ シテルカナ・・・___,,
  / ̄ ( つ日ヽ   ∧_∧    (    )               /
/    (__))   (´∀` )   (    )    ∧_∧∧_∧ / マターリモナー
 ∧_∧∧_∧ドーゾ (日ノ )  | | |    ( ´∀`) ´∀`)       
 ( ´∀`) ´∀`)    ((__)  ,(_(_) (○)⊂   ) つ日⊂ ) モーナー
―(つ⊂  ) つ⊂ )―――――――――――ヽ|〃(⌒)(⌒) (⌒)(⌒)
   (⌒)(⌒) (⌒)(⌒)グーグー
519(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/28 20:57 ID:zCK6Q/1q
ノー「ウ・・・ウゥ・・・」
体中に激痛が走る中、ノーは目を開けた。
誰かに、   …撃たれた。
ノー「ツ・・・ツーセンパ・・・イ・・・」

横に顔を向けると、ナイフが目に入った。
そう、つーが愛用していたナイフだ。

ノー「・・・センパイ・・・ワテ・・ヤラレテシモウタ・・・」
──涙で顔をくしゃくしゃにしながら、
ノーは悔やんだ。地面を殴ろうと思ったが、
痛みで動けなかった。
身体から温かいものが流れていくのがわかる。

ノー「カタキ・・・ウテマセンデシタワ・・・センパイ・・・センパイ・・・」
つーはナイフの上に弱々しい手を被せ、
一回、溜め息をついた。

・・・まだ希望を捨てては駄目だっ・・・

撃たれた部分は・・・足に二発、腹に一発、腕に一発。

・・・幸い急所ははずれているが、出血が酷い。
もはや動くことすらかなわない。

ノー「ツーセンパイ・・・ ワテ・・・マダヤレマスカナ・・・?」

ガトリングガンを持ち上げた用量で、足の激痛を
耐え、勢い良く力を入れる。




  ・・・・・立てた・・・・・・


身体はビキビキと痛むが、何とか・・・立てた。
まだつー先輩の仇を打てるかもしれないと思うと、
涙が溢れた。

ノー「センパイ・・・ッ!ワテ、マダヤレマスワ・・・!」

・・・ガクッ・・・


ノー「─────・・・エ?」


ドシャッ


───何があったのか、一瞬にしてわかった。
・・・自分はもう・・・   駄目なのだ。
血が多く出すぎたらしい。
520(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/04/28 20:58 ID:zCK6Q/1q
足がふらついて倒れてしまったのだ・・・。

一瞬にして、絶望という暗闇にノーは包み込まれた。
泣くための涙も尽きたような気がした・・・。

ノー「・・・ナンデ・・・?マダ・・・ワテハデキル・・・ッ」

────・・・モウイイゾ・・・─────


何処からか声が聞こえた。 懐かしい声だ・・・。
───自分の尊敬していた人の声だ・・・。


────オマエハオレノタメニガンバッテクレタ・・・
      ソレダケデオレハマンゾクダ・・・。モウ・・・ラクニナロウ・・・────

尽きたと思った涙が、また溢れた。
自分の前に、あのつー先輩がいるのだ。

死ぬ前の幻覚かも知れないが。

ノー「センパイッ・・・ワテ・・・ワテ・・・」

────ノー・・・・ アリガトウナ・・・─────

涙が溢れて溢れて止まらなかった。

ノー「センパイッッッッ・・・・・・」

普段ならこのような涙を見せないだろう。
・・・BRという窮地が、彼女をこのようにしたのだ。


────ノー。オマエガコウヤッテオレニツクシテクレタコトガ・・・─────

   ────コレイジョウニナイ・・・オレノ・・・ホコリダゾッ─────

ノー「──・・・アッ・・」
ノーはこれ以上に無い感情と共に、
目を閉じた。彼女は幸せそうな顔をして、絶命した。

彼女の手は、一つのナイフを握っていた。

ナイフの持ち主と・・・永遠に一緒にいるように・・・・・。




【残り17人】

──────────────────────
これは>>516の後らへんにくっつけてくださいです。
521名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/28 21:19 ID:b1gBFlZ3
ビクッ. ∧ ∧ ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) < うおっ、なんかすげえ所に迷い込んじまったぞ、ゴルァ!
     ./ つ つ    \______________________
  〜(_⌒ヽ ドキドキ
     )ノ `Jззз
522名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/28 21:49 ID:jcL1PxbS
  ∧_∧   ビクッ. ∧ ∧ ∧ ∧  
  (; ´∀`)     Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
  (    つ┏     ./ つ つ    
  | | |    〜(_⌒ヽ ドキドキ
  (__)__)    )ノ `Jззз

( ´∀`)バトルロワイアル会場に迷い込むなんて・・・。
( ´_ゝ`)流石だよなギコ・・・。
( ´∀`)アンタは死んだことになってるんだから出てこないでモナ。台本と違うモナ。
 
523( ´_ゝ`) ◆yNPELh5POo :03/04/29 20:02 ID:2giJ3Pz0
【男子10番】そうでもないよ は島の中心部を目指していた。
今まで何回も銃声や爆発音が聞こえ、殺された奴の武器も
相当な数があるだろうと考えたからだ。
彼はボウガンを持っていたが、風になびいた雑草の音にも
反応してしてしまいかなり無駄な矢を撃ってしまった。
「残りの矢は4発なのに武器が見つからない・・・ん?
 そうでもないかも・・・。」
道の先が、赤く染まっていた。近づいてみると、やはりそこには
死体があった。片方は甲羅があったのでカメモナーだとわかったが、
もう片方はもはや誰だったのかわからなかった。少し腐臭もする。
それでも彼は、ひとまず死体の周りを注意深く探った。

「あった・・・あったよ・・・。」
そうでもないよは、サバイバルナイフと9_拳銃を見つけた。
血を土で拭き取り、ディパックに入れると、再び中心部を目指した。
「僕は死ぬ?・・・そうでもないよ。僕が、生き残るんだ。
 みんなを殺してね・・・フフフフフ・・・・・。」
524夜勤@ネク:03/04/29 22:44 ID:ENeUejOv
夜勤「よし!あれだな!」
ヘリが連絡のあった場所に行くと、そこには網にかかったグロテスクな
物が激しく抵抗を見せている。

夜勤「あれがぽろろ・・・切っても刺してもバラバラにしても
    再生し、相手を食らう化け物・・・
    だがこれでおわりだぁぁぁぁぁ!」
麻酔銃をぽろろに向け撃つ!

ダァン!    バスッ!
夜勤「当たった!そのままくたばれ!」

しかしぽろろはさらに激しく抵抗し、ついに網をぶち破った!

夜勤「これで死ぬんじゃないのか!?」

再び本国に向かって泳ぐぽろろ。だが徐々に泳ぐ速度が落ちていく

夜勤「最後の抵抗だったってことか・・・?」
525緑鼠:03/04/30 00:44 ID:VO6bEalS
まだ麻酔銃を握る手が震えている、自分らしくないと夜勤は思った。
随分とあっけない話だ。
目鼻の先とは言え、すでに泳ぐことに飽きたかのように沈み始めているぽろろに、夜勤は恐怖をまったく感じなくなっていた。
いくらあのバケモノでも、元はといえば生物。麻酔をさされて効かないはずが無い。
ヘリの風圧で舞い上がった水しぶきが肌に冷たいが、夜勤はそれを最後まで見届けたいと思った。
さあ、フィナーレだ。ぽろろにそう語りかけるかのように夜勤は一つ笑い、そして銃を腰に戻した。
「夜勤さま、夜勤さまッ」
水を差しやがって、とも思ったが兵士の剣幕に夜勤はぽろろから目を離した。
「どうした」
「ぽろろの、生体反応がむしろ・・・・・・・大きくなっていますッ」
「なんだとっ」
夜勤はすぐに目をあのバケモノに戻した。腰にあてがえた銃を右手で握り、左手を支えにしてヘリから身を乗り出す。

――大きく、目が見開かれた。
それは、バケモノだった。
それは、奇怪な生物だった。
海水を飲み込んだかのように大きくなったソレは、信じたく無いがぽろろなのだろう。
「バカな……何者をもヤツには勝ち得ないというのか・・・・・・ッ!」
絶望とか、そういうものじゃない、何かが夜勤を襲った。
これが、本当の諦めというヤツなのかもしれない。
十数メートルほど下で巨大化を続けるそれを、夜勤はただ見つめるしかなかった。

―――なにか、なにか策は
夜勤の上司に媚びることしか心得ていない脳がフルに回転したところで、見つかるはずがないのだが。
ぽろろから逃げるために少しずつ上昇を始めるヘリに、余計に焦燥感を駆り立てられた。
「・・・・・・・・万事、休すか」

「・・・…・激しく戦う」

「・・・・・・・・・・・・・!」

それが、あの最強のAAクックルだと感知するのに、どれだけかかったであろうか。
きっとゼロコンマ何秒なのだろうが、それが夜勤には十分すぎるほどの長さに感じられた。
その翼のような腕に握られた金属の塊。
まさか、まさかアレだというのか。
「共和国第三十四番新型爆弾 常勝2ch・・・・・・!」
確かに、頭によぎらないでもなかった。アレはぽろろを粉砕、再起不能にすることなど容易いくらい強力な爆弾だ。
だが、スイッチを押して数秒もしないうちに爆発する故に、そしてその異常な威力故に、夜勤は決断に踏み切れなかった―――それを。

「上昇させろ!巻き込まれるっ」
夜勤は手を必死に上に振りながら、叫んだ。一気に重力が逆転して、景色は下降していく。
瞬間、世界は白くなった。
一瞬(といってもこれもゼロコンマ何秒だろうが)遅れて、鼓膜がこれでもかと震動した。
脳がいかれそうになるのを必死に抑えながら、夜勤は精一杯に瞑った目を無理やりこじ開けた。

世界には、静寂が戻っていた。
海は、静かに波紋を作り上げている。
こちらまで届くかのような高い波がはるか下で作りあげられて、円を描くように四方八方へと散っていった。

「・・・・・終わった」――――多くの犠牲と共に、だが
526名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/30 06:02 ID:eV6WPv1X
 |  すいません。                         ./
 |  ふくしまふくしまふくしま!をやっていいですか?   ./
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    /||ミ  V
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 |:::::::::::::::||  \   ガチャッ
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527名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/30 06:10 ID:eV6WPv1X


                \ 人 /
                 /  \  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ・∀・*)< ふくしまふくしま!
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ふくしま 〜〜〜〜! >( ・∀・*)/   |    / \__________
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                       ̄
528【】:03/04/30 13:22 ID:H4uOq31m
夜勤「私だ・・・お前達・・・化け物は死んだ・・・捜索部隊は引き続き、目標となっている生徒の捜索及び殺害回ってくれ・・・」
??「夜勤殿。了解いたしました。これから我が部隊は捜索部隊と合流致します。どうぞ。」
夜勤「こちらからはそれだけだ。ニック軍曹、君たちに健闘を祈る。」
ニック「ハッ!最善を尽くします!」
ピッ・・・・
無線を切ったニック軍曹は何とも・・・かったるそうな声を上げ、大きなあくびをした。
ニック「ふぁああ〜・・・まったく・・・こんな事でこの国は大丈夫なのかね?たかだか中学生ごときに解除される爆弾ってどんな作りだ?俺がもしもつく・・・」
??「はいはいはいはい」
そこに声を挟む男が一人。ジョーイ曹長である。
ニック「何だ?J?」
J「いや〜アレでしょ。またニッキーのうんちくが始まった〜っと思ってさ。だっていっつも長いんだもん。ほら、下の物も嫌そうな顔してるよ♥」
ニック「・・・そうなのか?・・・いや、それにしてもお前の口の利き方は何だ!俺はお前の直属の上官だぞ!」
J「何上官ぶっちゃってるのさニッキ〜?俺たちずっと一緒の親友じゃない。」
実は彼らは同郷なのである。いわば腐れ縁と言ったところか。
ニック「あ〜・・・もういいや・・・。」
??「フフッ。二人とも仲良しなんですね。」
ニック「いや、モニカ・・・そんなことはないと思うぞ。」
モニカ「あら・・・そうなんですか?」
J「何言ってンの〜?ニッキー?俺とお前が友達じゃなかったら、一体お前の友達って誰だよ?いないだろ?」
さりげなく毒を吐くジョーイ。
ニック「うむ・・・まあそうかもしれないが・・・」
もうニック軍曹は一杯々々と言った状況だ。
ニック「おーい、ポール。助け船頼むよ・・・」
軍曹からポールと呼ばれた男は、ゆっくりと腰を上げ、重い口調で話し始めた。
ポール「ええ・・・まあ・・・その軍曹・・・もう・・・そろそろからかうの止めた方がいいんじゃないでしょうか。」
J「ちぇ〜。ポールに言われちゃ仕方ないな。それじゃあそろそろ合流しに行きますか。いくぞお前ら!付いてこい!」
ニック「俺が上官だ!!!!」
529【】:03/04/30 13:30 ID:+th2fy6A
それから15分後。彼らは捜索部隊と合流するために、小道を歩いていた。
ニック「これだからJは・・・ブツブツ・・・」
J「まだ怒ってるのかよニッキー?そんなに気にするなって。」
モニカ「そうですよ軍曹。早く向こうに合流しに行きましょう。」
モニカの言葉に、ニックの顔が一瞬だらしなく緩んだ。
ニック「ああ・・・そうだな・・・よしそれじゃあ行こうか」
急に元気になるニック。それを見たジョーイが呟く。
J「あ〜らら〜。モニカには弱いんだから〜このムッツリが!」
ニック「・・・聞こえたぞ・・・J・・・」
J「あーそーですか?ムッツリ軍曹。今日からお前のあだ名はムッツリーニだ!愛軍心溢れるおまえには、なかなかイカしてるだろ?」
ニック「いいかげんにしろよ。大体お前にはなあ、軍じ・・・」
話しかけたニックの口を、またしてもジョーイが潰した。
J「おっと、ポールが戻って来たぜ。で、どうだった?」
ポール「首輪のない生徒がいました。目標はどうやら室内にいるようです。なぜならば外に見張りがいました。
が、両足に添え木をしているところから見て、戦闘可能ではないようです。人数は不明です。」
彼の返答は、何とも軍人らしい無駄のない報告だった。いや、J達が軍人らしくないだけなのかもしれないのだが・・・
ニック「よし、解った。それでは応援を要請する。」
J「へへっ。それじゃあ一暴れするか・・・」
モニカ「気を付けてくださいね。」
モニカの人ごとのような発言に一同は力が抜けた。
J「・・・まあ、ガンバルよ・・・。おっと、そろそろニッキーの通信が終了する頃じゃないか?」
ニック「・・・地点に、そうだ。援軍を要請する。・・・よしでは行くぞ!!」
J「な、言ったとおりだろ?」
ニック「名にがだ?」
J「何でもないぜ〜“軍曹様”」
ジョーイが皮肉を込めてそう言い放った。
ニック「まあいい。我々はまず彼らにゆさ振りをかけることにする。そこから、援軍が来たら一気に突撃をかけると言った戦法で行こうと思うんだが、作戦に何か不満のある物はいないか?」
J「俺はニッキーに一任するぜ。何てったって、ニッキーの作戦が失敗したことなんてないからな。」
モニカ「私も。」
ポール「俺もだ。」
どうやら、満場一致のようである。ニッキーは全員に無線をわたし、こう告げた。
ニック「俺たちの仕事はあくまで誘い出すことだ。そして相手に多人数に囲まれていると錯覚させることに意味がある。あくまでも本体で叩く。戦争は映画じゃない。あくまでもこちらに有利な状況を見極めろ。」
J「了解」
ニック「それでは、これから建物の四方を取り囲む。作戦開始だ。」
軍人達は静かに・・・だが確実にモナー達に向かい動き出した。
530【】:03/04/30 13:36 ID:+th2fy6A
ニック達はモナー達のいる建物を取り囲んだ。建物と言っても実際の広さは民家と言ったレベルである。
ニック「取り囲んだな。それではこれから作戦を開始する。」
全員「了解」
ニック「まずは見張りから消していきたい。ポール、殺れるか?」
ポール「お安いご用だ。」
そう言い放つと、ポールは腰に下げてあったコンバットナイフを抜き、左手に石を持った。
そして、その石をぃょぅのいる建物の壁に向かい放り投げた。
突然の物音にビクッっと反応するぃょぅ。ほんのわずかではあるが、その刹那、
ポールには急激に距離を詰め、ぃょぅの口を塞いだ。
「ぃっっ・・・!!んッッッッッッッッッ〜・・・・・!!」
ポールはナイフを右の脇腹に突き刺した。ぃょぅの小さな体に大きな穴が開き、肉が露出した。
そこから、ナイフをそのまま突き上げると、脇腹に開いた穴からどす黒い色をした巨大な何かが姿を見せた。
肝臓である。ぃょぅは自分の脇からでた巨大な肝臓を見下ろした瞬間、事切れた。
ポール「すまない・・・せめて・・・苦しまないようには・・・しておいた・・・」
J「ひゅ〜・・・鮮やかだねえ〜」
ニック「死にたくなかったら、無駄口を慎め。よくやったポール。死体を始末しておいてくれ。」
ポール「了解」
ポールはニックにそう告げると、布でぃょぅを包み草むらの中へと捨て、血痕をスプレーで消した。
ニック「よし、これで見張りは消えた。おそらく交代の時刻になったら他のAAが出てくるだろう。その時は頼むぜ狙撃手さん。」
モニカ「了解しました!」
J「うちの狙撃手さん戦闘モードに入っちゃったよ・・・」
ニック「だから無駄口を・・・」
ニックが文句を言った瞬間、無線に緊急電波が入った。ここから連絡が来るのは担当官のひろ・・・夜勤からしかないである。
ニック「夜勤殿。いかがなされましたか?」
夜勤「うむ・・・どうやら目標を発見したようだが・・・そこに初代モナーはいるのか?」
ニック「いえ、まだ解りません。」
夜勤「ならば伝える、もし彼がいた場合は・・・必ず生け捕りにしろ・・・。これは上からの命令だ。」
ニック「了解しました。」

【残り16人】
531名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/30 15:37 ID:5dcCs999
おいおいおい
なんか大展開に・・・・
【男子10番】そうでもないよはD4の森で一息ついていた。
ここまで誰にも会うことなく来たが、この辺りのエリアなら誰かがいてもおかしくない。
その為にここまで来ていたのだ。
しかし、誰かを殺すというのはかなり勇気のいる事だ。
自分にはそれが出来るのだろうか・・・
(そうでもないよ・・・)
自分でそう言い聞かした。
そうだ。今まで何人も死んでいるという事は、その数だけ殺した人間がいるのだ。
自分もその中に一人に入れない訳がない。
そう思い、再び立ち上がった。

がさっがさっがさっがさっ・・・
がさっがさっがさっがさっ・・・

しばらく歩いていると、見た事のある人影があった。それは、【男子1番】イマノウチだった。
彼は、右手に大きめのスコップを持ち、何かを待っているような感じだった。
手に持っているのは銃器や刃物ではなく、ただのスコップ。
ある程度の距離を置けば勝てない事はない・・・
そう思いそうでもないよはゆっくりと、ゆっくりとイマノウチに近づいていった。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

あと数mの所でそうでもないよは立ち止まった。
そうでもないよは震えていた。なぜだかわからないけど震えていた。

大丈夫。出来る。
そうでもないよは自分で自分を勇気づけた。
今の自分なら奴を殺れる。相手は銃も持ってない。今なら楽に勝てる。

そうでもないよは決意した。奴を殺す。
決意したそうでもないよはイマノウチを殺す為に立ち上がろうとした。
その瞬間だった。

ばきっ!!

えっ・・・
そうでもないよの足元が突然崩れた。そしてそうでもないよは穴に落ちた。

ぐしゃり・・・

落とし穴の底には枝や岩で作られた針山があった。そうでもないよの体にそれらが貫通した。
そうでもないよはしばらくもがいていたが、やがて静かになっていった。
「ブキ ウバウナラ イマノウチ・・・」
そう言ってイマノウチが近づいて来た。
イマノウチはずっとそうでもないよが、自分の事を狙っていた事に気づいていた。
しかしそうでもないよの進行方向に、自分の作った落とし穴があった。
自分の作った落とし穴は完璧だと思っていた。
だから気づかぬ振りをしていたのだ。

落とし穴の中を見るとそうでもないよが、まだ静かにうめいていた。
その事にそうでもないよも気づいた。
イマノウチは落とし穴の近くに、銃がある事に気づき、それを拾って穴に向ってこう言った。
「トドメ サスナラ イマノウチ・・・」
それを聞くと、そうでもないよは最後の気力を振り絞って言った。
「そうでもないよ・・・」

ダンッ!

銃弾はそうでもないよの眉間に命中。そうでもないよは死んだ。
イマノウチはそうでもないよの鞄から食料とナイフを奪うと、スコップと自分の鞄を持ち、
どこかに行ってしまった。

このあと森の奥でイマノウチが、イマノウチ踊りをしていたのは誰も知らない・・・

【残り15人】
534( ´_ゝ`) ◆yNPELh5POo :03/04/30 19:43 ID:PS2slPE4
時刻は午前零時を回っていた。
淡い月明りが、4人の兵士達を照らしていた。
「曹長〜、まとめて片付けてしまいましょうぜ。
 爆弾もあるんだしさ〜。」
「・・・そうだな、不穏分子は早急に処分すべきだ。よし、行くぞ。」
兵士達は音を立てぬよう、小屋に近づいていった。

(全員、爆弾の用意は出来たな?)
ポール、J、モニカは黙ってうなずいた。
(よし、合図でやるぞ。1、2・・・・・)
ニックの声が止まった。すぐ隣にいたモニカが彼をゆすった。
(曹長、どうしました?曹・・・!!)
ニックは力無く倒れた。背中には、鎌が突き刺さっていた。
ポールが辺りを見回すと、長い影の先に、何者かが立っていた。

「うっきゃあああああああああっ!!!」
【性別不明1番】あい が不気味な奇声を発し、突撃してきた。
血で真っ赤に染まり、斧を振りかぶっているその姿はまさに『死神』であった。

あいは小1時間前にニラ茶妻子を殺し、その後兵士達の後をつけてきていたのだ。
535( ´_ゝ`) ◆yNPELh5POo :03/04/30 19:45 ID:PS2slPE4
「何なんだよあいつは!ポール、モニカ、逃げるぜ!」
「待て、中の奴らを処分してからだ。」
そう言うと、ポールは爆弾を小屋の中に投げ込んだ。
小屋の中で眠っていたモナー達も、目を覚ましていた。
「いったい何モナ?とにかくやばいモナ。うわっ!」
何かが窓ガラスを突き破り、床に転がってきた。
「みんな、はやく逃げるのじゃ!」
4人が小屋から飛び出すと同時に、大爆発が起きた。

―ドガァアアアアアンンッ!!

「ちいいっ!」
兵士達は銃を乱射した。
「Jっ!あんた探知機を見てなかったでしょう!」
「うるせえっ、おい、ポール・・・」
ポールの姿が見えない。振り返ると、燃えさかる炎を影に、
斧を持ったあいと、その足元に彼の死体が転がっていた。
Jはあいに銃口をむけるが、モニカがそれを制した。
「あいつはほっといて!それよりも不穏分子たちの死亡を確認すべきよ。」

―ダダダダダッ!

2人を銃弾がかすめた。すかさず応戦すると、手応えがあった。
「があっ・・・」
撃たれたのはモナーであった。しかし、彼はよろめきながらも
森の中に逃げ込んでいった。
「モニカ、諦めろ。ヤツが追って来た!」

兵士達も森の中に逃げ込み、あいもまたそれを追い、消えていった。
小屋から脱出した4人は、それぞれに傷を負い、散り散りになってしまった。
536( ´_ゝ`) ◆yNPELh5POo :03/04/30 19:59 ID:PS2slPE4
【残り13人】
537【】:03/04/30 21:10 ID:KhV4FIl+
先ほどの予想外の奇襲により、逃げまどう兵士達の背後には、般若の如き貌をしたあいが迫っていた。

「きょおおおおおお!!!!」
「糞ったれ!!」
「あいつ・・・どこまで追いかけて来るつもりなのよ!?」
「俺の知ったことか!それよりもモニカ!2秒後に爆発するように手榴弾を転がせ!」
「あんた正気!?もしも失敗したらあたし達が吹っ飛ぶ事になるのよ!」
「いいからやれっ!!上官命令だ!」
「わかったよ。喰らいな!!」

ピンッ・・・・

モニカが安全ピンを引き抜きレバーを落とした。
「よおし、それじゃあ2秒数えろ!」
「・・・1」
――長い・・・こんなに時が経つのが遅いなんて・・・
「・・・2!」
――よし!

コロン・・・

「走れぇぇ!!」
「わかっているよ!!」
一筋の光が背後から通り抜けたような気がした瞬間、爆風が巻き起こり彼らは文字通り宙を舞った。
「ぐおおおおおおお!!」
「きゃあああ!!!!」
―景色が・・・反転してる・・・ぐわっ!!
モニカの方は受け身を取ったものの、ジョーイは激しくその身を地面に叩きつけることになった。
「大丈夫かい?」
「アバラに数本ヒビが入ったようだが心配ない。それよりも早く逃げるぞ。」
「待ちな!まだあのキチガイの死亡確認をしていないよ!!」
「いいから!逃げるぞ!!」
「・・・く・・・了解」
ジョーイ達はそのまま森の中へと身を隠していった。
538【】:03/04/30 22:10 ID:KhV4FIl+
「痛むかい?ジョーイ?」
「ああ・・・かなりな・・・ちょっと・・・水をくれないか?」
「ああ・・・いいよ」
モニカが水をジョーイに渡した。
「くっ・・・」
懐からジョーイは白い錠剤を取り出した。
「何だい?それは?」
「これか・・・ヘロインだよ」
「ヘロイン・・・?何でまたそんな物を?」
「お前・・・今まで知らなかったのか・・・?ヘロインには鎮痛効果があり戦闘本能を助長する働きもあるんだ」
「つまりは・・・怪我をしても死ぬまで戦える・・・ってことか・・・」
「そう言うこった」
「さてと、あの野郎はまだ死んでねえぜ。きっとここにやってくるはずだ。その時は・・・殺す・・・ニックとポールの仇を必ず取ってやる」
そう言うとジョーイはM16−A4に新しい弾倉を入れた。
「今度は無駄撃ちのないようにな・・・」
「わかっているさ・・・」

丁度その時であった。またしても無線機からのお呼び出しである。相手は言わずともわかっている。
担当官でもあり、彼らの教官でもあった夜勤からである。
「私だ・・・どうやらニックとポールは死んだようだな・・・惜しい人材を・・・亡くした・・・」
「夜勤殿!!喪に服している場合ではありません!!早急に援軍を・・・」
「わかっている。すぐにそちらに人員を派遣する。それだけか・・・?」
「・・・夜勤殿・・・もし・・・もしも我々が死んだ場合、この島を空爆することを提言致します」
「それは・・・できんよ」
「何故ですか!?このプログラムを続ける事にはもう意味がない!!」
「意味がないと言うことは承知している。いや、このプログラムという物自体に、存在意義を誰もが感じていないと言うこともだ」
「だったらなぜ・・・」
「もし・・・私が空爆という形でこのプログラムを終結させたならば、私はこのプログラムから逃げ出したことになる」
「な・・・ッ・・・」
「いわば敵前逃亡なのだよ。戦場ならば私は軍法に照らし合わせて、死刑だ。これでも私は軍人として生きていることを、誇りに思っている。その結果死のうとも私には一枚の悔いもないさ・・・」
かつての師からの言葉に、心揺らぐジョーイ。少々の・・・とは言っても数秒の沈黙の後、彼は呟いた。
「夜勤殿・・・わかりました。あなたの男気しかと受け止めました・・・では私は・・・これで・・・」
「死ぬなよ・・・これが終わったらスコッチでも飲みに行こう。その時は奢りだ・・・」
「ええ・・・楽しみにしてますよ・・・」

ジョーイは月の薄明かりに照らされながら、そう答えた。
――何故だろうか・・・涙を止めることが出来そうにない・・・
539名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/30 23:15 ID:2Euf2bdy
爆発で4人は散り散りになった。
彼らは爆発の寸前、それぞれ近くの武器を持った。だがその直後、爆風で吹き飛ばされた。
「う・・・一体何モナ・・・?」
モナーは弾丸で左腕を打ち抜かれた。さらに爆風で右足を負傷した。
幸い、歩けないほどでも無かったが、走ることは難しいだろう。左腕も使い物にならない。
「・・・みんなはどうなったモナ?」
しかしモナーの近くには誰もいなかった。吹き飛ばされたのだろう、近くに日本刀が落ちているだけだった。
モナーは皆を捜そうかと思ったが、撃ってきた奴がいるかもしれない。とりあえずここから離れなければ・・・。
モナーは痛む足を引きずり、右腕だけで日本刀を持って歩き始めた。

「・・・痛・・・なんなのじゃ?」
妹者は爆風で吹き飛ばされ、全身に傷を負ったが幸いにも軽症だった。血もそれほど出ていない。
「そうだ・・・みんなは?」
辺りを見渡すも誰もいない。危険を承知で妹者は辺りをしばらく捜したが、敵も、仲間もいなかった。
武器を持っていない今の状況では爆発の犯人に会ったら勝ち目は無い。
徐々に焦燥を感じ始めたその時だった。
「これは・・・」
妹者の見つけたのは兄者のパソコンだった。マウスは無くなっていたが見た目には損傷は無い。
「壊れていないといいのじゃ・・・」
妹者がパソコンを開くとそこにはロリ画像が映し出された。どうやら壊れてはいないらしい。
「・・・・・・兄者・・・・・・。」
妹者はパソコンを持ち、その場を後にした。今は無き兄者に複雑な感情を抱き・・・。
ここにモナー達がいないということは、既に逃げたのかもしれない。
そう思い、妹者は歩き始めた。
武器は無かったが、それでも妹者は歩き始めた。
540名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/30 23:29 ID:Crg6l6Gu
初代モナーはしばらく気絶していた。
それが数秒だったのか、数分だったのかは分からない。
とにかく初代が目覚めたときにはそこには誰もいなかった。
血は出ていない。しかし左腕が思うように動かない。骨が折れているのだろう。胴を触ってみると、あばらも折れているようだった。
「・・・近くには誰もいないようだ・・・。」
初代は直感的にそう悟り、その場に留まる事にした。爆発の原因は何かを知ることと、武器を調達するためだ。
丸腰では不安なので、近くにあったコンクリート片を掴むと、爆心地に向かい始めた。

ニラ茶猫は出血が酷かった。
自分の衣服を破って止血し、しばらくたってようやく血は止まったが相当量の血を失い、歩くと足がふらついた。
「何があったんだ・・・?とりあえずモナー達と合流しないと・・・。」
しばらく歩いたニラ茶猫はそこで見てしまった。
それはぃょぅの死体だった。
「ぃょぅ・・・・・・。」
ぃょぅは既に冷たくなっていた。撃たれた後があるので、爆風で死んだのでは無いようだ。
「やはりあの爆発は人為的な物なのか・・・?」
そう思ったが、とにもかくにも武器が無くては始まらない。近くに釘の刺さった柱と木の棒があったので即席の武器を作り、周辺をうろつき始めた。
541名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/01 22:55 ID:ApY4i9nV
       _,..-――-:..、    ⌒⌒
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542名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 07:18 ID:mEQU0c1G
>>【】よ。お前みたいな奴をみると、あの日のことを思い出すよ。
2001年8月25日。2ちゃんが本格的に閉鎖になりかけた日だよ。
転送量が多すぎて、費用が月700万もかかってるって発表されて、「数日中に閉鎖」って予告されてさ、
その日のうちにあっちこっちの板が封鎖されてた日だよ。
あのときのUNIX板の住人、カッコよかったんだぜ。「総力を結集」ってのはまさにああいう状態だよ。
転送量を1/3に削減しないと閉鎖、ってもんだから、新しいプログラム組んでさ、
そしたらほんの何時間かで完成したんだよ。それが聞いてくれよ、目標は1/3だったのに
1/16まで圧縮に成功しやがったんだよ。職人技なんてもんじゃねえよ、神技だよ。
でもよ、そうやって頑張る人がいた一方で、「ボクの肛門も閉鎖されそうです」とか言ってたバカも
いたわけだよ。ちょうど、今のお前みたいにな。
だからよ、俺たちは総力を結集して、お前のバカ度を1/16に圧縮しようと思うよ。
ま、圧縮後でもお前のバカ度はこの世に生かしておくことのできないレベルだけどな。
要するに俺らの力を結集してもお前を助けることができないってことだ。
わかったら、まわりに迷惑をかけないようにひっそりと氏んでくれよな。
543 ◆Zsph5EYP0Y :03/05/03 02:08 ID:jPzk68Bb
モナーはつかの間の騒動で撃っては手放した、サブマシンガンの放つ
短絡的で軽快なそれとは違う、金属の破裂する甲高い音と、
膨張するガスによる重みのある低音を併せ持つ、先の銃声を思い出していた。
(ひょっとしてあの兵士達が送りこまれてきているのだろうか)
連射を浴びせられ、左肩に銃弾を受けた時のそれは現代のライフル弾のものとしか思えなかった。
予測の範疇に入っていたことは言うまでもなかったが、信じたいことでも無かった。
真夜中に目覚まし時計が鳴っては慌てるように、自分がまだ冷静さを兼ね備えていないことを痛感していた。
(さっきのあれは・・・6発くらい撃ったから・・・もってあと1交戦だったモナ)
モナーにとってはある武器は、その後2回以上使えなくなった時点で無意味な物だった。そう決めていた。
組織の人は教えてくれた。「撃たれて頭が何も考えられなくなったら、あきらめなさい。」とも。
同じ絶望の中を生きた人だった。きっとそうだ。いな、比較に能うものではなかったのかもしれない。
とにかく、油断の先に被害があり、即ち死であることを自分に言い聞かせた。
(なんだか、全部ちゃんと終わったとしても、帰れないような気がするモナ・・・)
モナーはそう思うと、直ちに全意識を現在の境遇についてのつまらぬ反すう的思考から、ただ警戒することへと当てがい直した。

ーーー

「106小隊です。状況をどうぞ」
「2名は確かに氏亡した。分隊の指揮を執っているジョーイ軍曹だ。負傷しているが薬で持ちこたえている。武器は持てる。
残り1名は無傷だ。」
「了解。目標の現在位置と特徴を」
「銃撃した1人は12時方向へ銃を捨て逃走。ナイフを持った者が近くにいる。他は把握していない。
見張りの者は始末した。」
「了解、位置を保持してください。補充が行きます」
「了解した」
544( ´・ω・):03/05/03 11:59 ID:KcyYxNCb
ニラ茶猫(男子14番)は、とにかくまずはモナーたちと再合流しようと考え、今にも死にそうな身体を動かしていた。
しかしそのモナー達も、既に――死んでいる可能性もある。あのモナーが死ぬとは考えたくはなかったのだが。
そう考えていたニラ茶猫の脳裏に、また、新たな生徒のことが浮かんだ。モナーと合流してからもずっと、ほとんどはこの二人のことを考えていた。
ニラ茶妻(女子14番)とニラ茶娘(女子15番)であった。放送で呼ばれなかったことをふまえると、まだ生きているということだろう。
もし、自分がもうダメだとしたら、この二人には会っておきたい―――
そう思った。この傷では、そう長くはもたない。ならば最後に、二人に会っておきたい。
こうしてニラ茶猫の思考はモナー達との合流から、ニラ茶妻達との合流へと変わっていた。
しかし、そのニラ茶妻達も、既に死んでいるのだが、そんなことは知る由もなかった。

数分がたった。
既に歩くこともままならない。このまま死ぬのだろうか。

ニラ茶猫の身体が、地面に倒れた。
その衝撃で止血したはずの血が更に流れていった。顔色が青白くなり始めていった。
だが―――ニラ茶猫はもう一度、立った。そして、ゆっくりとだが、また、歩いた。
そしてまた、同じ風景を歩き続けていた。歩くたびに痛みが走り、抑えている傷口から血があふれ、手を濡らしていく。
景色がぼんやりしていたが、そんなことはお構いなしに、歩いていた。
すぐ前方、一つの家が建っていた。すぐ横には、広い畑が広がっていた。緑の葉が一面に広がっていた。
これは―――自分のニラ茶畑だろうか?
半開きになっている目を開けた。そのニラ茶畑の真中に、誰かが立っていた。まぎれもなく、それはニラ茶妻とニラ茶娘だった。
ニラ茶猫は妙に軽くなった身体で、その二人のほうへ向かっていった。

先程爆発があった民家のすぐそば、丁度西側にある茂みの中に、ニラ茶猫は倒れていた。
その身体は既に紙のように白くなっていて、その身体から流れている血も、既に止まっていた。
こうして、ニラ茶猫は、ゲームから退場した。

【残り12人】
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ      ..  ヾ
     ヽ   "   ,,,  ,,
 ,,  ..  ヾ       ∧∧   _、 ヽ .. ヽ
..  ヽ丶.   ..⊂;;⌒;;(;;"A");つ|_|_ ヾ  ノ 
  ヽ、 ヽ .. ヽ "''" ∪ "''" | ;;||、 ヽ ..
 .    、 ヽ .. ヽ     ,,,  | ;;||.. ヽ丶,
 .、 ヽ 丶  ,,ヽ ヽ ゛ , ヾ |/  ノ
  ヽ丶  ,,ヽ   ,,  ..  ヾ.  ヾ  ノ
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ      ..  ヾ
     ヽ   "   ,,,  ,,    ウ・・・ウゥ・・・
 ,,  ..  ヾ       ∧∧   _、 ヽ .. ヽ
..  ヽ丶,   ..⊂;;⌒;;(;;"A");つ|_|_ ヾ  ノ 
  ヽ、 ヽ .. ヽ "''" ∪ "''" | ;;||、 ヽ ..
 .    、 ヽ .. ヽ     ,,,  | ;;||.. ヽ丶,
 .、 ヽ 丶  ,,ヽ ヽ ゛ , ヾ |/  ノ
  ヽ丶  ,,ヽ   ,,  ..  ヾ.  ヾ  ノ
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ ツ・・・ツーセンパ・・・イ・・・
     ヽ   "   ,,,  ,,   ・・・ワテ・・ヤラレテシモウタ・・・
 ,,  ..  ヾ       ∧∧   _、 ヽ .. ヽ
..  ヽ丶,._.,  ..⊂;;⌒;;(;゚A");つ|_|_ ヾ  ノ 
  ヽ、 ヽ .. ヽ "''" ∪ "''" | ;;||、 ヽ ..
 .    、 ヽ .. ヽ     ,,,  | ;;||.. ヽ丶,
 .、 ヽ 丶  ,,ヽ ヽ ゛ , ヾ |/  ノ
  ヽ丶  ,,ヽ   ,,  ..  ヾ.  ヾ  ノ
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ カタキ・・・ウテマセンデシタワ・・・・
 ,,  ..  ヾ       ∧∧   _、 ヽ .. ヽ
..  ヽ丶 ,  ..⊂;;⌒;;(;TA");つ|_|_ ヾ  ノ 
  ヽ、 ヽ .. ヽ "''" ∪ "''" | ;;||、 ヽ ..
 .    、 ヽ .. ヽ     ,,,  | ;;||.. ヽ丶,
 .、 ヽ 丶  ,,ヽ ヽ ゛ , ヾ |/  ノ
  ヽ丶  ,,ヽ   ,,  ..  ヾ.  ヾ  ノ
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ 
     ヽ   "   ,,,  ,,   (・・・イヤ・・・マダキボウヲ ステタラ アカン・・・)
,,ヽ   ,,  ..  ヾ      ∧∧   _、 ヽ .. ヽ
  ヽ .. ヽ丶  ., ..⊂;;⌒;;(;;"A");つ//_ ヾ  ノ 
 ヽ .. ヽ  ヽ、 ヽ ..∪"''"  ~''⊃/ ;//、 ヽ ..
 .    、 ヽ .. ヽ       スッ,,,/;;//.. ヽ丶,
ヾ   ,,ヽ ヽ ,,ヽ ヽヽ ,,, ゛ , //  ノ
  ヽ丶  ,,ヽ   ,,  ..  ヾ.  ヾ  ノ
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ 
     ヽ   "   ,,,  ,,   ツーセンパイ・・・ ワテ・・・マダヤレマスカナ・・・?
,,ヽ   ,,  ..  ヾ      ∧∧   _、 ヽ .. ヽ
  ヽ .. ヽ丶  ., ..⊂;;⌒;;(;゚A");つ//_ ヾ  ノ 
 ヽ .. ヽ  ヽ、 ヽ ..∪"''"  ~''⊃/ ;//、 ヽ ..
 .    、 ヽ .. ヽ         ,,,/;;//.. ヽ丶,
ヾ   ,,ヽ ヽ ,,ヽ ヽヽ ,,, ゛ , //  ノ
  ヽ丶  ,,ヽ   ,,  ..  ヾ.  ヾ  ノ
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ 
´ヽ ,,  .、  .. ヽ    ,,ヽ 
     ヽ   "   ,,,  ,,   ウッ・・・
,,ヽ   ,,  ..  ヾ     ∧∧   _ ヽ .. ヽ
  ヽ  ヽ    .,  /;;⌒;;(;゚A") //_ ヾ  ノ 
  ヽ .. ヽ 丶   ⊂;∪"''"∪;∪/ ;//、 ヽ ..
 ヽ ..    ,,ヽ ヽヽグググッ・・・,,/;;//.. ヽ丶,
   ,,    ,,ヽ  ヽ ,,, ゛ ,  //  ノ
  ヽ丶  ,,ヽ   ,,  ..  ヾ.  ヾ  ノ
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ 
´ヽ ,,  .、  .. ヽ    ,,ヽ 
     ヽ   "   ,,,  ,,   ハァハァ・・・
,,ヽ   ,,  ..  ヾ     ∧∧   _ ヽ .. ヽ
  ヽ  ヽ    .,     (;゚A") _  ヾ  ノ 
  ヽ .. ヽ 丶       ∪:; ;:⊃|_|_、 ヽ ..
 ヽ ..    ,,ヽ ヽ    |:;; ;::|; | ;;|. ヽ丶,
   ,,    ,,ヽ  ヽ ,,, |;;:: | | ;;|  ノ
  ヽ丶  ,,ヽ   ,,   ∪ ∪ |/ヾ  ノ
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ 
´ヽ ,,  .、  .. ヽ    ,,ヽ 
     ヽ   "   ,,,  ,,   センパイ・・・ワテ、マダヤレソウデスワ・・・
,,ヽ   ,,  ..  ヾ     ∧∧   _ ヽ .. ヽ
  ヽ  ヽ    .,     (TA") _  ヾ  ノ 
  ヽ .. ヽ 丶        |⊃:;⊃|_|_ ヽ ..
 ヽ ..    ,,ヽ ヽ     .|:;; ;|. | ;;|| ヽ丶,
   ,,    ,,ヽ  ヽ ,,,  |;;:: |. | ;;||  ノ
  ヽ丶  ,,ヽ   ,,    ∪ ∪ |/ヾ  ノ
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ 
´ヽ ,,  .、  .. ヽ    ,,ヽ 
     ヽ   "   ,,,  ,,   アレ・・・?
,,ヽ   ,,  ..  ヾ     ∧∧   _ ヽ .. ヽ
  ヽ  ヽ    .,     (;;"A"))) _  ヾ  ノ 
  ヽ .. ヽ 丶       ⊂| :;⊃ |_|_ ヽ ..
 ヽ ..    ,,ヽ ヽ      |:;; :| | ;;|| ヽ丶,
   ,,    ,,ヽ  ヽ ,,,    |;;: ⊃| ;;||  ノ
  ヽ丶  ,,ヽ   ,,   ヨロッ∪   |/ヾ  ノ
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ 
´ヽ ,,  .、  ../| ヽ    ,,ヽ  .. ヽ    ,,ヽ 
     ヽ   || ;|   ,,,  ,,   .、  .. ヽ    ,,ヽ 
     ヽ   ||__|  ∧∧ .. ヽ    ,,ヽ 
  ヽ丶  ,,ヽ  |_|⊂("A";);;⌒;;;⊃.、  .. ヽ    ,,ヽ 
         ''      ∪  ∪.、  .. ヽ    ,,ヽ 
    ヽ ..    ドシャッ    ヽ ..    ,,ヽ ヽ 
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ  .、  .. ヽ    ,,ヽ 
´ヽ ,,  .、  ../| ヽ    ,,ヽ  .. ヽ    ,,ヽ 
     ヽ   || ;|   ,,,  ・・・ナンデ・・・?マダ・・・ワテハデキル・・・?
     ヽ   ||__|  ∧∧ .. ヽ    ,,ヽ 
  ヽ丶  ,,ヽ  |_|⊂("A";);;⌒;;;⊃.、  .. ヽ    ,,ヽ 
         ''   "'''" ∪  ∪"''"  .. ヽ    ,,ヽ 
    ヽ ..           ヽ"''" ..    ,,ヽ ヽ 
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ  .、  .. ヽ    ,,ヽ 
´ヽ ,,  .、  ../| ヽ    ,,ヽ  .. ヽ    ,,ヽ 
     ヽ   || ;|   ,,,  イキテルンヤッタラ・・・カラダヨ・・・ウゴイテクレ・・・
     ヽ   ||__|  ∧∧ ..    
  ヽ丶  ,,ヽ  |_|⊂("A゚;);;⌒;;;⊃.、  .. ヽ    ,,ヽ 
         ''   "'''" ∪  ∪"''"  .. ヽ    ,,ヽ 
    ヽ ..      グググッ・・・"''" ..    ,,ヽ ヽ 
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ  .、  .. ヽ    ,,ヽ 
────・・・モウイイゾ・・・─────

´ヽ ,,  .、  ../| ヽ    ,,ヽ  .. ヽ    ,,ヽ 
     ヽ   || ;|   ,,,   ・・・エッ・・・センパイ・・・ .. ヽ 
     ヽ   ||__|  ∧∧ ..    
  ヽ丶  ,,ヽ  |_|⊂("A゚;);;⌒;;;⊃.、  .. ヽ    ,,ヽ 
         ''   "'''" ∪  ∪"''"  .. ヽ    ,,ヽ 
    ヽ ..            "''" ..    ,,ヽ ヽ 
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ  .、  .. ヽ    ,,ヽ 
────オマエハオレノタメニガンバッテクレタ・・・
      ソレダケデオレハマンゾクダ・・・────

          ∧ ∧
          (*゚∀゚)
          (|  |)
          :::::| |::::
          ::::::::::::::::
            

           ∧ ∧ センパイッ・・・
          _ (  ;;;)
         |_|⊂| ;;;;\
────モウ・・・ラクニナロウ・・・────

         ∧ ∧       ∧∧ センパイッ・・・ワテ・・・ワテ・・・
         (*゚∀゚)      (AT;;)
         /  つ     ⊂ ;;;\
        :::   ::       \;; ;;;〜
         ::::::::::         ∪∪
────ノー・・・・ アリガトウナ・・・─────

         ∧ ∧ ∧ センパイッッッッ・・・・・・
         (*゚∀゚)T;;)
         / ⊂つ;;;\
        :::   :: |;; ;;;〜
         ::::::::::  ∪∪
             ガバッ
────ノー。オマエガコウヤッテオレニツクシテクレタコトガ・・・────

   ────コレイジョウニナイ・・・オレノ・・・ホコリダゾッ─────

´ヽ ,,  .、  ../| ヽ    ,,ヽ  .. ヽ    ,,ヽ 
     ヽ   || ;|   ,,,    .., .、 ヽ .. 
     ヽ   ||__|  ∧∧ ..       ヽ    ,,
  ヽ丶  ,,ヽ  |⊂("A";;);;⌒;;;⊃.、  .. ヽ    ,,ヽ 
         '' '' "'''"∪  ∪"''"  .. ヽ    ,,ヽ 
    ヽ ..            "''" ..    ,,ヽ ヽ 
´ヽ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶  ,,ヽ  .、  .. ヽ    ,,ヽ 
563緑鼠:03/05/04 18:05 ID:LD+10sk9
ひとしきり再会を喜び合ったネーノとマララーの二人だったが、この極限の状態でそんな虚しい喜びの浸れるのも、ごく僅かだった。
まるで何十年かぶりに会ったクラスメイトのように話題が浮かんでくる。勿論、それは暗い話が殆どなのだが。
死んでいったニダダーの話になると、ネーノの顔が更に深く沈んだ。
マララーは畑で起こった一部始終を、まるでビデオでもう一度見ているかのように事細かに話した。
ニダダーは即死状態だったこと、そこで再び誰かに襲撃されたこと、そしてその犯人のじぃを手裏剣で殺したこと。
淡々と話していたマララー自身も、血がついたままの両掌を爪が食い込むまで握っていた。
「じぃ、だったんだな」
「スナイパーライフルで、狙い撃ちだからな」
「俺たちが迂闊だったんじゃネーノ、あの時畑なんかで寝たからこうなったんじゃネーノ?」
「そんなことを言っていたらキリがないんだからな、今はニダダーのためにも、二人だけでも生き残るんだからな!」
マララーが言うと、ネーノは少しだけ顔に光を差して笑った。
別に親友とかでもなければ、そう遠い存在でもない。
いわば近所の他人、遠くの親戚のような状態だったマララーが、何故かこのときばかりは最高に信用できる相棒に見えた。
こいつとなら―――
「……生き残れるんじゃネーノ」
「え?」
突然ネーノが呟いた言葉に、マララーは一瞬と惑った。
マララーは彼なりに結論を出した結果の一言だと、信じたかった。
鉄の友情、なんてクサイ言葉は使いたく無いが、きっとそれに近いものが二人の間にあると、マララーもネーノも信じようと思った。
「ああ、生き残れるんだからな」

【残り12人】
564名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/05 07:22 ID:1uWEbyM1
565( ´_ゝ`) ◆yNPELh5POo :03/05/05 20:40 ID:LSKkdQYh
【女子6番】かおりんと【女子12番】高橋愛は灯台の中に戻っていた。
2人は灯台の台所で夜食を取った後、武器をあさった。
かおりんは火炎瓶とベレッタ、包丁を。高橋愛はレミントンとバタフライナイフ、
フライパンをそれぞれ手にとると、灯台を出ようとした。
しかし、出口にきたとき、高橋愛の足が止まった。
「かおりん、ちょっと話があるんだけど・・・いいかな?」
「いいけど・・・?」
2人は灯台の一番上に登った。水平線が、うっすらと明るくなっていた。

「それで、話って何なの?」
愛の顔を見ると、げっそりとやつれていた。おそらく、自分の顔もこうなっているのだろう。
「・・・あのね・・・私、私こわいの・・・。みんな死んじゃったでしょ?
 トマトを潰したみたいに、真っ赤になって、グチャグチャになって・・・
 私もあんな風に死ぬんだって考えると、もう・・・・・ううっ」
そう言うと、愛は顔を手で多い、泣き出してしまった。
「愛ちゃん、大丈夫よ。私達は絶対に生き・・・」
「私達?このふざけた殺し合いで生き残れるのは、たった一人なのよ!
 どうあがいても殺されるわ!地獄の苦しみを味わいながら死ぬのよ!
 どうせ死ぬなら・・・一瞬で、苦しまずに・・・・。」

そして突然かおりんの腕をつかむと、灯台の手すりを飛び越えようとした。
「何するのよ、離してちょうだい!」
「かおりん、あなたは私と一緒に死ぬのよ!さあ!」
「いやあああああっ!」

―パァアアアアンッ!

灯台に一発の銃声が響いた。かおりんが目をあけると、そこに高橋愛の姿は無かった。
手すりにべっとりと付いた血の跡が、彼女の行方を語っていた。
「あ、愛・・・ちゃん?・・・・・いやよ・・・いやああああっ!!」
かおりんには下を覗く勇気はなかった。彼女は一目散に、灯台から離れていった。
【残り11人】

566名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 00:11 ID:M18m7YzA
早朝の心地良い涼しげな風とほんのりとそそぐ朝陽の木漏れ日・・・小鳥の囀りが朝が来た事を告げる。
とげがついた小さな木々が支配する小柄な大人一人がやっと体を大の字にして寝れるほどの小さな空間に膝を折り曲げて首をガクンと垂らしながら体育座りで眠る【男子16番】ネーノ。
そしてそのすぐ横ではスナイパーナイフルを肩にかけまだ暗い林の中を木々の枝と葉のわずかな隙間から目を凝らして睨み付けている【男子21番】マララー。

彼らは昨夜の取り返しのつかない失敗(奇襲によるニダダーの死)をもう二度と繰り返さないよう自分たちで考えられるだけの作戦を一晩かけ練りあげ今は完璧な陣を組んでしっかりと役割分担を決めていた。―もう仲間を失うのは嫌だ―
ここは地図でいうとE-5辺りの海側の小さな林だ。四方を小さな木々で囲まれておりほとんど見つかる心配なんてない。見通しは悪いがそれはここにいれば誰でも同じ条件だ。
さらに所持している武器が”スナイパーライフル”ときている。まぁ使い方はよくわからないが強力な武器なことには違いない。とりあえず引き金を引けば鉛玉が発射されて目標に小さな風穴が空くってわけだ、なんてことない。

ついさっきまで(一時間半ほど前だろうか)爆発やら銃声だの音が騒がしく響いておりさらにここからそう遠くない場所でその戦闘は繰り広げられていたらしい。そして結構な規模の戦いの様だ。その音がするたびに二人は五感を研ぎ澄まして必死に辺りを見回した。
まぁ今は大分静かになっている。
まるでこの島は無人島になったかのようだ。
―そりゃそうだよな。ただでも生き残りが少ないんだからな―と心の中でこのゲームに対して愚痴を吐きながらマララーは見張りを続けていた。
静かになってはいたがほんの30分くらい前・・・ちょうどネーノと見張りを交代したときだ。100メートルくらい先の林の奥でポッと明かりがついた。実際に見たわけじゃないが木にランタンか?焚き火ではないことは確かな光が映っていた。当然人影も。
そしてその光は今は消えているが光の主の移動が確認できなかった。見通しが悪い上林の奥はまだ暗い、とっくに光の主は移動してしまったかもしれないが念には念をだ。もしかしたらさっきの戦闘の勝者かもしれない。戦闘で傷ついてあそこで体を休めているのかもしれない。
だとしたら先手必勝だが相手の存在とそれが誰なのかそしてどんな状態なのかが確認できない以上下手に行動にでないのが利口だ。
―もう30分も動いていないし大丈夫かな―とマララーが思ったそのときだった。黒い人影が木の陰からフッと現れた。よく見えないが誰かと話しているらしい・・・腕がそんな感じに上下にうごいている。何かを力説しているようだ。
―一体だれなんだ??―マララーは目を細めて人影を凝視した。が、暗いせいもあるのか誰なのかはさっぱりわからない。ただ複数いることだけはわかる。とりあえずマララーはネーノを揺すって起こした。
「まだ交代じゃないんじゃネーノ?」どうやらネーノはまだ少し寝ぼけている。
「誰かがいるんだな!」小さい声でネーノの耳元で怒鳴ってマララーは人影を指差した。
ネーノも目を細めてしばらく人影をみていたがすぐに断念した。
「双眼鏡とかなけりゃみえないんじゃネーノ?」
当然二人ともそんなものは持ち合わせていない。しばらくの間沈黙が続いた。
「そうだ!あれが使えるんだな」
突然マララーが自分のデイバックを漁り始めた。
「双眼鏡なんて持ってきてないんじゃネーノ?」
あった!マララーがデイバックから取り出したのは望遠レンズがついたカメラであった。
「これで少しは見えるようになるんだな」
そういってマララーはカメラを人影に向けた。まだ人影は何かしゃべっているらしい。
―なんとか見えるんだな・・・―レンズにはギリギリ形と色がわかる程度だったがそれで十分。誰だかわかればいいんだ。ところがなんだか様子が変だ・・・ぃゃあの人影は?
「なんだ・・・あれ・・・生徒じゃないんだな・・・」
「そんなことってありえないんじゃネーノ?」
そういってネーノはマララーからカメラを奪って人影に向けた。
レンズの向こう側に映ったのはスタート地点で見かけた見覚えのある制服・・・ぃゃ軍服。
「兵隊みたいじゃネーノ・・・?」
ネーノとマララーはしばらく目を合わせて首をかしげていた。
567名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 15:18 ID:AT1Gf33C
隕石が落ちてきた
モナー「うわー」
ドカーン
地球は滅びた
-AA BATTLE ROYAL2 第一部・完-
【女子18番】フサしぃはフサギコに会う為に島の中心部に向っていた。
ゲームももう終盤。今まで生き残ったみんなが集まるだろう。そう思ってのことだ。
彼女は結構冷静だった。人がいそうな所、いなそうな所を見極めて移動しているので、
今の今まで誰にも会う事が無くゲームを進める事が出来た。
だから、それが彼女に悲劇を起こしたのだ。

D4のほぼ中心部に来た所のことだ。彼女は森の中で一息ついていた。
この辺りにはもう誰かがいてもおかしく無い。彼女は十分な警戒をしていた。
しかし、今までずっと周りに警戒しっぱなしなので彼女の精神は限界まで来ていた。
警戒体制を取っていても眠気が襲ってくる。自分の顔を思いっきり叩いて眠気を払おうとするが、
それでも眠気が襲ってくる。眠気はどんなに押さえようとも抑えきれる事は無かった。
もしこのエリアで眠ったとすれば、すぐに誰かが来て簡単に殺されてしまうだろう。
だから少し移動した場所で仮眠を取ろう。そう彼女は思った。
思いからだを持ち上げ移動しようとした。
まさにその時だった。

「うっきゃあああああああああっ!!!」
何者かの叫び声。その身も一気に凍らすような叫び声を発したものは、
フサしぃの背後をに一気に飛んできた。そしてその者の手に握られていた斧がフサしぃめがけて振るわれた。
「きゃあああぁぁ!!」

ざんっ!!

「・・・はぁはぁ・・・くっ」
間一髪の所でフサしぃは斧をよける事が出来た。彼女はすぐに相手から数m離れ、相手を確認した。
見た瞬間、フサしぃの顔から血の気が引いた。
そいつは【性別不明1番】あいであった。あいは体中から出血し、左手が吹き飛んでいた。
そしてその般若の様な表情でフサしぃを睨み付けていた。
その姿はまるで鬼や悪魔、死神そのものであった。
フサしぃは震えた。ほんの数日前までは仲良くしていたAAがこんな狂った存在になっている事に。
そうこうしている間にあいは再び斧を振り下ろそうとした。
「うっきゃあああああああああっ!!!」

ぱーんっ!

あいの斧が当たるわずかな瞬間。フサしぃの銃から弾が発射された。
フサしぃは殺されるという恐怖感で一杯になり、無意識のうちに
あい目掛けて銃の引き金を引いていたのだ。
その一発はあいの体のど真ん中に当たった。
「うっぎゃあああああああああっ・・・」
あいの腹部に強い衝撃が走り、あいはその場にうずくまった。
そしてだんだん動かなくなり、そして死んだ。

フサしぃは震え上がった。あいに襲われた時とは比べ物にならないほどに。

自分が殺した?

自分があいを殺した?

「いやあああああぁぁぁ!!!!」

フサしぃは鞄を持ってその場から走り去った。
すべてが恐くなり、その場にいられなくなったからだ。
あいが、このゲームが、そしてあいを殺してしまった自分が恐かった。
彼女は走りながら思った。
 (フサギコくんんん・・・!!私どうしたらいいの・・・!!!
  こわいよ・・・たすけて。たすけてぇぇぇ・・・)

もう元には戻れない。彼女の心は壊れかけていた。
570鯖の味噌煮 ◆aUAG20IAMo :03/05/07 17:55 ID:xFmv2RaE
書き忘れ
【残り10人】
571名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 22:36 ID:TdBLwfw7
そのころ初代モナーは【性別不明1番】あいを屍姦していた。
そう、彼はネクロフィリアだったのである。
死を悟った事により、種の保存行動に移ったのであろう。
しかし、相手は死体。その上性別不明。不毛である。
「くう・・・ナニに伝わるザラザラとした感触・・・腐りかけの果実を食しているようだ・・・」
彼は屹立したモノを深く・・・浅く出し入れしれしている。
ジジイなので異常に遅漏のようだ。もう40分は腰を動かしてる。
そこにやってきた妹者。
「ハッ・・・あのじいさんナニをやっているのじゃ?・・・
いつも戦友が肉片になったなんてグロイ話しをしていたと思っていたら、こんな趣味が・・・」
なんと彼は大戦以来、死体以外では勃たない男になっていた。平たく言えばインポである。
そして挿入から1時間後、初代モナーは逝った。

【残り9人+遺伝子3億匹】
572名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/08 01:32 ID:kpRtgLfa
>>571
メアド欄で保険を掛ける、そんな貴方が好き
573名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/08 07:33 ID:Mhr4dobF
どうやら軍服を着た人影は2人らしい、放置して何も良いことがあるとは思えなかったし
彼らの装備は魅力的だ、マララーはスナイパーライフルを目標にさだめて引き金を引いた

一方モニカは焦っていた、援軍の到着する兆しは見られないしジョーイの容体は悪くなるばかりだ
その時何かがモニカの頭を貫通した。ジョーイは驚いて同僚の死体を見つめたが既に動くこともできない
近づいてくるマララーとネーノに抵抗することもできず、残酷な最後を遂げることとなった

「残り9人+3億匹」(ジョーイ&モニカ死亡)
574名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/08 13:14 ID:oH8n1xh+
初代モナーはまだ逝ってないので
【残り10人】
575名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/08 19:05 ID:Hrc4xsTf
当然ながら死姦はスルー。
そもそもジジィじゃ3億も出ないと思われ。
576名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/08 20:35 ID:UbJ5RxnU
>>575
いや、出るらしいよ。
577名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/08 20:38 ID:KSbiWyA8
ミサイルが落ちてきた
ドカーン
地球は滅びた
-AA BATTLE ROYAL2 第一部・完-
578名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/08 22:02 ID:TclzQQ9p
夜勤は焦っていた!
夜勤が来た時の兵士たちの半分は
消息不明となってしまったからだ

「くそ!システムの安定のため
モナー達に兵士を裂くことはできん!それどころかやつらが
仲間を引き連れたら私の命が危うい!
くそ!どうすれば・・・
・・・もう中止するしかないのか・・・?」
579名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/09 06:37 ID:cbRvgxlI
>>576
だったら逝くのに一時間もかかるのだろうか?
580名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/09 07:19 ID:iDazmIL6
>>579
お前早漏か
581名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/09 17:47 ID:0ImKfjNH
>>580
   ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ( ´∀`)<オマエモナー
   (    ) \_____
   | ||
   (__)_)
朝日が昇り始めた頃、【女子18番】フサしぃは島の中心部から離れた森で場所でうずくまっていた。
先程あいに襲われてから考えが大きく変わった。

もう誰にも会いたくない。
誰かに殺されるのも嫌だったし、誰かを殺すのも嫌だった。
だから島の中心部から離れたのだ。
「フサギコ君・・・」
フサしぃはフサギコの事を思っていた。もう二度と会えないかもしれない。
「ひくっ・・・ひくっ・・・うぅっ・・・」
それを思うと辛くて涙がこぼれてきた。
もう一度会いたい。会って自分の気持ちのすべてを伝えたい。
でも、すべてが恐くて動く事すら出来ない。そんな自分が惨めで嫌だった。

いつもそうだ。
このゲームが始まるよりずっと前も。
自分に自信が無く、相手に振り向いてもらおうと必死になっている自分。
自ら彼に話しかける事も出来ずに葛藤している自分。
そんな自分のすべてが嫌いだった。
このゲームに放り込まれて、なおその気持ちが強くなった。
フサギコ君が何とかしてくれるかもしれない。そんな他力本願な所がだ。

「もういや・・・」
ぽつりと呟いた。
このまま死んでやろうか・・・。ふと思った。

がさっ・・・

森の奥で何かがゆれた。
「だれっ!!」
フサしぃは森の奥の何かに叫び、銃を向けた。

・・・・・・・・・がさっがさっがさっ

森の奥からゆっくりと【男子18番】ヒッキーが現れた。
「ヒッキー君・・・」
「・・・」
「ヒッキー君・・・あなたはやる気はないよね・・・」
フサしぃは静かに、恐る恐る聞いた。
「・・・ザンネンダヨ・・・」
「えっ?」
残念?その言葉の意味が理解できなかった。その言葉の意味を聞く前にヒッキーが再び口を開いた。
「・・・キミト タタカワナケレバ ナラナクナル ナンテネ・・・」
そういうとヒッキーは隠し持っていたマシンガンをフサしぃに向けた。
「っ!!」
この人は私を殺す気なんだ!

ぱららららら!!

そう思った瞬間、体よりも先にマシンガンの音が響き渡った。
「きゃああぁぁぁ!!」
弾丸は彼女の体ギリギリの所を通り彼女に当たる事はなかった。
殺される!!死にたくない!!逃げなければ!!
「い、いやあああぁぁぁ!!」
彼女は全力で逃げた。殺されたくない。ただその一心で。
森の奥で彼女の悲鳴だけが響いた。その手には黒く重たい拳銃を持って。
もう彼女の心は完全に壊れていた。
残り10人+2人

【男子1番】イマノウチ【男子8番】シナー【男子16番】ネーノ【男子18番】ヒッキー【男子21番】マララー【男子20番】フサギコ
【女子2番】あめねこ【女子6番】かおりん【女子18番】フサしぃ
【転校生】モナー

【男子9番】初代モナー【女子1番】妹者
584あふぉ(ノд`) ◆LLVegDyAFo :03/05/10 18:33 ID:ZpWTVxtL
一方そのころそんなこととは露知らず、フサギコ(男子20番)は森の中をさ迷っていた。
雨が降り始めて、いまや持っている銃も体もずぶ濡れになってしまった。

「オレは生き残らなくちゃいけない。死ぬわけにはいかない。」
独り言を発した。それは誰にも聞こえないようだった声だった。


「シヌンダヨ・・・」
びくっと体を翻した先にはヒッキー(男子18番)がいた。ヒッキーの手元から光があふれた。
ぱらららという音を聞いたときにはフサギコは既に数発を受けていたものの防弾チョッキに防がれそして木に隠れた。

「バカな・・・」
どうみてもワルサーではイングラムに勝ち目はない。勝負は負けで終わる。
はぁはぁと肩で呼吸するフサギコは上を見た。そう、簡単。木の上にヒッキーはいた。
一瞬の内にこんなことが・・・?これはお互いに信じられないことだったが頭部を狙った狙撃は
フサギコの超が付くほどの反射神経で避けられた。しかし、逃げ、走り始めた次の瞬間――

ざくっ・・・

鈍い音がして、フサギコは、自分の右耳がなくなっていることに気づいた。
ヒッキーは周辺にワイアを張っていたのだった。しかし、耳を切られても立ち止まるわけにはいかない。



数分走った。まだ走れる。ヒッキーはもう追ってこない。走った。ひたすら走った。まだ走った。

「ネラウナライマノウチ」

フサギコの切れた右耳にもその声が聞こえた。それと気付いた時と同時にぱんという銃の音が、1発、島に響いた。

【残り10人+首輪解除2人】
585(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/10 19:01 ID:rywckDRm
ゞ ;;' ゞ,' ;:ゞ
;:; ;|::ゞi: ゞ
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;;: ;l∧∞∧
:.;,:,l(::  ω )
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;;; i| ヽ_つ つ         σσ
586(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/10 19:02 ID:rywckDRm
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587(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/10 19:02 ID:rywckDRm
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588(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/10 19:02 ID:rywckDRm
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589(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/10 19:02 ID:rywckDRm
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     :::::::::::::::んなの!? 邪魔ッ!  どいて。  ゴメ:::::::::::::::
   :::::::::::::::ぅ君・・・    何なのよあんた!   ぃゃんち:::::::::::::::
  :::::::::::::::達、守れない      先生にはどうすることも::::::::::::::
   :::::::::::::::    ぃゃんぃゃん五月蝿いわよ!     :::::::::::::::
     :::::::::::::::んたなんていらないわよッ!!     :::::::::::::::
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590(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/10 19:03 ID:rywckDRm







         ───殺し合いをして貰います───
                ::::::::::::::::::::::::::::::
                :::::( ̄ー ̄):::::
                :::::(     )::::
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                ::::::(_.i__)::::
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591(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/10 19:03 ID:rywckDRm
         /ヽ          ,'`、
         ,'  ヽ  ,--、 ,--、 /  ヽ
        ,'   `、i___0___!,'    ヽ   .    ,'ヽ
        ,                 `、      i !
       i     ,  ::::::::::    ,     !      ! !
       .!    o(:::) :::::::::::::::  (:::)    i      、_!
       i   。゚    /   ヽ        !      ,-、
       ヽ      `、_人_ノ       /      i__ノ
        ヽ                /
592(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/10 19:03 ID:rywckDRm
ゞ ;;' ゞ,' ;:ゞ
;:; ;|::ゞi: ゞ       殺し合い・・・
;l;: i
;;: ;l∧∞∧
:.;,:,l(::‘ω‘)
:;;; i(::: ヽ ヽ          σ
;;; i| ヽ_つ つ         σσ
593(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/10 19:04 ID:rywckDRm
ゞ ;;' ゞ,' ;:ゞ
;:; ;|::ゞi: ゞ       そうよ・・・これは殺し合いなんだわ・・・・
;l;: i
;;: ;l ∧∞∧
:.;,:,l(*‘ω‘)
:;;; i( ヽ )ヽ          σ
;;; i| U Uii スクッ       σσ
594(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/10 19:04 ID:rywckDRm
ゞ ;;' ゞ,' ;:ゞ
;:; ;|::ゞi: ゞ       モー娘。達・・・・
;l;: i
;;: ;l           ∧∞∧
:.;,:,l          (*‘ω‘)
:;;; i          ( ヽ )ヽσ
;;; i|           U U σσ
595(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/10 19:04 ID:rywckDRm
      ────待っててゃん・・・

         /ヽ          ,'`、
         ,'  ヽ  ,--、 ,--、 /  ヽ
        ,'   `、i___0___!,'    ヽ   
        ,                 `、   
       i     ,  ::::::::::    ,     !    
       .!     (:::) :::::::::::::::  (:::)    i    
       i *     /   ヽ         !     
       ヽ      `、_人_ノ       /   
        ヽ                /
596あふぉ(ノд`) ◆LLVegDyAFo :03/05/10 21:47 ID:ZpWTVxtL
それは、神経中枢を貫いた。
きれいな直線、スロー再生なら直線を描いたはずだ。
そしてそれは、また、ひとつの命を奪った。
もう二度と帰ってくることはない、その意識を表情にも表さぬまま逝ってしまった。

シナー(男子8番)はその時数メートル離れたところからの狙撃をしていたのだ。
シナーが銃を下ろしたとき、すでに頭を打ち抜かれたイマノウチは事切れていた。
茂みの中からシナーと共にあめねこが出てきた。
イマノウチの死体を見下ろしたシナーはさっさと銃を拾い上げ、一瞬の出来事に腰を抜かしてしまった
フサギコを尻目に一言シナーは放つ。
「お前はこれからどうするつもりアルか?」

フサギコは答える。
「それよりも、助けてくれてありがとう。このゲームでそんなことを言うのは不自然かもしれないけど。
とにかく助かった。もし、オレでよければ仲間に入れてくれないか。」

あめねこはすぐに人差し指と親指で丸の形を作った。シナーも応じた。

しかし、フサギコには狙いがあった。

・・・・この3人で行けばもしかしたらヒッキーにも勝てるかもしれない。
うまく鉢合わせ、この二人を盾にすれば・・・あるいは
まだ防弾チョッキや所持銃のこともバレてはいない。

「がんばって、こんなゲームから逃げ出すアルよ!」
三人で円陣を作った。なんか変な形になったが、まぁ、とにかく。
しかしフサギコは、数分前に聞いたあの音を聞いた。あのタイプライターのぱらららという音を。


【残り9人+首輪解除2人】
597( ´・ω・):03/05/11 00:43 ID:TOF9FhNf
すぐに、円陣を組んでいたフサギコの左腕に衝撃がきた。すぐ左を見ると、あめねこががくがくと振動し、「うっ」と小さく唸り、背中から血飛沫をあげた。そのまま、フサギコの腕をずるりと滑り、地面にくずおれた。
「誰かいるアル!!」
そう言って、フサギコの右にいたシナーが38式歩兵銃を手に掴み、銃声が聞こえた方へ撃ち返した。しかし当たってはいないようで、すぐにぱららららと銃声が帰ってきた。
すぐ横の木の葉が、少し削り取られて宙に舞った。その中のいくつかがフサギコの顔に降りかかった。
フサギコはシナーの後ろへ回った。盾にするように前方にシナーを向かえた後、手に持っていたワルサーを撃った。これも、当たってはいない。
すぐにシナーが振りかえり、近くの茂みの中に飛び込んだ。フサギコも同じように飛び込んだ。
ヒッキーは少し場所を移動し、イングラムの弾を素早く取り替えた。そのまま、二人が飛び込んだ茂みに向かって連射した。これも、当たらなかった。

シナーは視線を移した。隣ではフサギコが撃ち返しているが、あめねこはどうなったんだろうか。
左側、10m程先だった。あめねこが倒れていた。だが、動いていた。
――――生きてるアル!
あめねこは地面に血の痕を残しながらも、こちらへ向かって這っていた。
ヒッキーはシナーの目線を追い、その先にあめねこがいることを確かめた。そして、あめねこへすかさず、イングラムを向けた。
「シブトイヤツメ…」
「やめるアル!」
ヒッキーの銃口があめねこへ向かったことを見た後、シナーは茂みから飛び出した。
ヒッキーが、あめねこへ引き金を引いた。
ぱらららっ、と短くタイプライターのような音が連続した。だがその弾はあめねこに当たらなかった。
シナーがとっさに身を、あめねこの前へと向けた。シナーの腹にまばらに、穴が4つ開いた。
あめねこにはこの瞬間までがスローモーションのように流れた。シナーが、すぐ横へ倒れた。
「シナー君…どうしてなのニャ…」
シナーが虚ろな目をこちらへ向けた。にやっと笑ったようだった。
「朕…とお前…仲間…アル。だから…」
そう言った。あめねこの目に涙が浮かび、すぐにこぼれた。シナーはもう一度笑ったようだったが、すぐに目を閉じた。
「シナー君…シナー君…」
既に命を亡くしたシナーにはもう聞こえないだろう。
あめねこは悔しかった。自分がどれだけ足を引っ張っていたのかと。自分のせいで、シナーは死んだのだ。
だから―――
「シナー君の仇は…取るニャ」
そう言ってシナーの横に置いてあった38式歩兵銃を掴んだ。ヒッキーは既に、フサギコへと銃口を移していた。
あめねこが銃口をヒッキーへ向けた。ヒッキーが気付き、こちらへ銃口を向けた。だが、あめねこは引き金を引いた。
ぱん、と音がして、ヒッキーの額に一つ、ぽかんと穴が開いた。倒れた。
だがヒッキーの痙攣した手は、手に掴んでいたイングラムの引き金を引いていた。あめねこの頭に、その弾の一つが当たっていた。

フサギコは3人が死んだ場所に、ぽつんと取り残された。
とりあえず作戦は成功した。それでよかったのだ。
すぐにフサギコはヒッキーのイングラムと弾を奪い、走り去った。

その後、銃声を聞きつけたモナーがやってきた。
既に争いは収まって、ここには3つの死体があった。
モナーは肩を落とし、悔しそうに拳を叩きつけた。
残った38式歩兵銃を取ると、モナーはまた立ち去った。

【残り6人+2人】
598(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/11 15:13 ID:Uodbz+Nz
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599(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/11 15:14 ID:Uodbz+Nz
>>598
失敗です。すいません(^^;
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600(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/11 15:14 ID:Uodbz+Nz
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601(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/11 15:14 ID:Uodbz+Nz
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  (^▽^ )         川o´-`)(´〜`O从          L`∀.´」
  ( つ ち    〃ノハヽ ( つと) (   )__        (   ノ
   (_))と⌒つ从´◇)つ ヽ__つつ ヽ__つノ       ⊂_ノ
602(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/11 15:15 ID:Uodbz+Nz
                                          .  | :::::
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                              ノハヽヽヽ        |  :::::
                          ____,リ’-’ii川       .  |  ::::::
                         =l__皿 ''|    )         |  :::::
                      .      ̄|__i|||      .   |  :::::
                              (_(_)        |  ::::::
603(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/11 15:15 ID:Uodbz+Nz
                         ,' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`、
                         i ・・・かおりん。寝ないの? !
                         ! 私がちゃんと起きてるから i
                         ! 寝てて良いわよ。      i
                          `、______  ____ノ
                                    ヽi
    ヽ从/
∋oノハヽo∈        /| | | |ヽ ノノヽヽヽ          (ノ~\\  
  (^▽^;)         川o´-`)(´〜`O从          L`∀.´」
  ( つ ち    〃ノハヽ ( つと) (   )__        (   ノ
   (_))と⌒つ从´◇)つ ヽ__つつ ヽ__つノ       ⊂_ノ
604(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/11 15:15 ID:Uodbz+Nz
 ,' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`、
 i うん。もう寝るつもり。    !
 ! ありがとう。じゃ、よろしくね。i
 ! おやすみ。          i
 `、______  ____ ノ
           !ノ      
    
∋oノハヽo∈        /| | | |ヽ ノノヽヽヽ          (ノ~\\  
  (;^▽^∩         川o´-`)(´〜`O从          L`∀.´」
  ( つ ノ    〃ノハヽ ( つと) (   )__        (   ノ
   (_))と⌒つ从´◇)つ ヽ__つつ ヽ__つノ       ⊂_ノ
605(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/11 15:16 ID:Uodbz+Nz
      ──── ・・・・みんな。早く隙を見せなさい ────

∋oノハヽo∈        /| | | |ヽ ノノヽヽヽ          (ノ~\\  
  (´▽`;)         川o´-`)(´〜`O从            L`∀.´」
  ( つつ    〃ノハヽ ( つと) (   )__         (   ノ
   (_))と⌒つ从´◇)つ ヽ__つつ ヽ__つノ       ⊂_ノ
606(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/11 15:16 ID:Uodbz+Nz
   ──── 永遠に寝かせてあげるから・・・ ────

                 
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607(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/11 15:17 ID:Uodbz+Nz
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::::::::::::::::::::::::::::::::: | ̄ ̄ ̄| ::::::::::::::::::::::::::::::・・・ヒュゥゥゥゥ::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::: | | |   :| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
608あふぉ(ノд`) ◆LLVegDyAFo :03/05/12 18:28 ID:q3NNrRGJ
「殺し合い一時やめっ!」

そんな声が島に響いた。夜勤の声だ。
フサギコは、重苦しそうに、木に寄りかかっていた体を持ち上げ耳をすました。
声はすぐに続いてきた。

「どうやらな、このゲームでは死んでないやつが死んでるらしいんだよ」

島中に轟いた声は違う意味でフサギコを震わせた。死んだやつが生きているだと?謎だった。
声はまだ続く。

「どうやら、このゲームに参加した初代モナーが死んだはずなのにまだ生きているようなんだよ。
おまいらの首輪にも付いてる特殊な反応も見られないんだよ。だけど、生きてるはずなんだよな。
どうやったのかはわかんないけど首輪外したんだろうな。だから――――


初代モナー捕まえたらこのゲーム終わりにしてやるよ」


フサギコは薄ら笑いを浮かべていた。感情、というより、反射的、に。
―――それだけでクリヤーなのかよ?――

声はもう少し続いた。

「生きているやつを連れてくることにこしたことはない。死体でも結構だ。
やつは死姦によって死体の知恵を得る能力を持っているという噂があるらしいからな。
こっちにはそんな能力を持つ者はいないが、脳の一部があれば、最先端の技術を使えば簡単に記憶を引き出せるからな。
そのために、初代モナーには聞きたいことが山ほどあるでな。まぁみんな頼むよ。
あ、あと、ここに連れてくるまでに8時間ごとにランダムで誰かの首輪爆発させるからな。必死になって
みんながんばれよ。自首もありだぜ、初代モナー。みんなの命がおしけりゃ、自首をお勧めするがな。」

残りは7人(妹者の首輪外しは2ch運営側に気付かれていない)。オレを外して6人か。フサしぃ除外で5人。
つまり、その5人のうちの「当たり」を殺せばいいワケだ。チャンスがこっちに向かってきたぜ。

フサギコは一歩一歩歩き出した。

【残り6人+2人】

---------------------------------------------------------------------------------
一応書いてみますた。この人数でBR2方式取り入れたのはあれですが、他のSSさんの次文に
お任せします。スルーは一向に結構です。どんどんやってください。

というわけでスレスト↓
609名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/12 21:42 ID:IjNvJKfU
あえて感想スレに書かないことを許しておくれ。

死 姦 は ス ル ー だ ろ

他はなんら問題ありません。
610名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/12 22:48 ID:F6FoA8wm
「お〜い、のんびりしているんじゃないぞ〜」夜勤の声が響く
「8時間経ったのにまだ初代モナーは届いてないなぁ、
じゃあさっき言ったようにランダムで1人殺すな」


首輪をしている者全員に緊張が走る、、、、、、、、、、、、、、、
直後フサしぃは首から血しぶきを挙げてゲームから降りることになった


フサしぃ死亡 【残り5人+2人】
611きたぐに ◆sjbxHat/Dg :03/05/12 23:48 ID:XLQBPzOB
残り5人+2人

【男子16番】ネーノ【男子21番】マララー【男子20番】フサギコ
【女子6番】かおりん
【転校生】モナー

首輪無し
【男子9番】初代モナー【女子1番】妹者

新ルール
・初代モナーを捕まえてもゲームは終了
・捕まえるまでは8時間ごとにランダムで首輪が爆発する
612きたぐに ◆sjbxHat/Dg :03/05/12 23:50 ID:XLQBPzOB
死亡者(>>583-610
【男子1番】イマノウチ シナ―に狙撃され、即死
【男子8番】シナー ヒッキーにイングラムで撃たれ死亡
【男子18番】ヒッキー あめねこに撃たれ、死亡
【女子2番】あめねこ ヒッキーに頭を撃たれる(即死)
【女子18番】フサしぃ(>>610) 首輪の爆発による出血多量(即死)
613名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/13 07:08 ID:j9PCAczR
あれから二日経った。
結局、初代モナーを見つけた者は誰一人として居らず、苛立った夜勤はその全ての首輪を爆破した。
それによりネーノ、マララー、フサギコ、かおりん、モナーの五人は無残な最後を遂げる事となった。
こうして島に残されたのは初代モナーと妹者の二人だけとなった。

ネーノ、マララー、フサギコ、かおりん、モナー死亡 【残り二人】
614名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/13 18:25 ID:A/xqt/Js
そんなーー
ネーノをもっと活躍させてよー
615名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/13 18:56 ID:JnHw1DDN
616名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/13 19:18 ID:fjEMGjEJ
夜勤はずいぶん緊張しながら電話で話していた。受話器を下ろした後に側近がどうしたのか?と聞いたところ
「いや〜初代モナー捕獲での作戦終了はOKもらえたけど、こっちから首輪をランダムで
爆発させるのは上層部受けが悪かったなぁ。生徒同士の殺し合いを原則にしろってさ」
側近「へー以外に律義なんですね」
夜勤「賭事の結果をこっちで調整されるのが 気にくわないってのもあるんだろうな」
側近「けど初代モナー捕獲で終了したら生き残り複数になっちゃいますよ?」
夜勤「う〜ん、全員の成績表作っているみたいだからそっちで決めるんじゃないのか?」
側近「どっちにしても臨時放送流しますか?ランダム爆発はなくなったって」
夜勤「放送しないほうが必死にやりそうだしなあ、とりあえず今はいいや」
617名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/13 23:22 ID:KdfoCgDs
「くそっ・・・・・・。」
初代は舌打ちした。
夜勤は本格的に初代を捜し始めた。そして捜せなければ首輪を爆発させると言った。
皆が助かるなら自分が死んでも構わない。この戦いに参加する前の初代なら自首していただろう。
だが、相手は非情な政府の人間たちである。果たして自分が自首すれば本当に戦いは終わるのか?
捕まれば情報を洗いざらい吐かされるだろう。となればその先にあるのはより完璧な第三回バトルロワイアルだ。
「モナーなら・・・こんな時どうするだろう?」
そこで初代は考える。
(夜勤の殺害を狙うか・・・?いや、無理だろう。仮に成功してもすぐに代わりが来るのは確認済みだ・・・。
自首して、もし戦いが終わっても、情報を吐かされればこの大会の生き残りも第三回で殺されるだろう・・・。
いっそ自殺したら・・・いや、誰かが自分の死体を夜勤に運ばなければ、首輪の爆破は続く・・・。
そのうえ脳の損傷が無ければ情報も入手される・・・・・・。)
八方塞がりの中初代は必死に考えた。
数十分後、葛藤の末初代は結論を出し、行動を開始した・・・。
618名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 05:48 ID:SMD5Dw4m
フサギコが歩いていると、前方に何者かが倒れていた。どうやら既に死体らしい
「ふぅ 確認しておくか」独り言をつぶやきながら近づいていったフサギコだったが
突然その体が震えた「フサしぃ!」首が半分吹き飛んだ彼女の体を抱き上げ叫び声を上げるフサギコ
様々な考えが頭を巡る 
悪いのは自首しなかった初代モナー? 爆発させた夜勤? 或いは助けられなかった自分?
これから初代モナーを探す? 本来のルールである最後の1人まで戦う? それとも自殺する?

錯乱したフサギコは後方からネーノとマララーが接近しているのに全く気がついていなかった
619名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 08:03 ID:ycGYqkfa
少し前
ネーノとマララーは現在かなり有効な状況になっていた。兵士達を殺して奪った装備で
良い武器は残っていなかったが探知器など便利な物が結構あったのだ。
不明な道具がいくつかあったが何かに使えるかもしれない。
探知器上の生徒は暗号で示されるらしく名前は分からなかったが、行動人数と場所がわかるのは大きかった。
しかも放送によると初代を捕まえればゲームは終了らしい、つまり2人とも生きて帰ることができる。
2人は流れが向いてきていると思っていた。

しかしマララーが青ざめながら話す
「8時間での爆発は本気だったみたいなんだな 記号が1つ消えたんだな」
「これは悪い流れなんじゃネーノ?」
「次の時間までになんとかしたいのに、初代が見つからないんだな」
「これ以上殺し合う必要は無いんだし他の生徒とも連携してもいいんじゃネーノ?」
「それもそうなんだな、じゃあこっちから行ってやるんだな」
2人はフサギコ(本人達はわかってないが)を示す記号に向かって歩き始めた
620( ´_ゝ`) ◆yNPELh5POo :03/05/14 16:57 ID:Y2MIRurW
本スレ>>610はスルーです。理由は、放送があってから8時間も空白があるので。
フサギコの死亡とかは無しです。書く時の設定は、放送の直後からということで
お願いします。
621名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 17:17 ID:aiBdSVuh
>>620
                       _,,,,,.....
        _.. -‐ ' "     ヽ ̄ノ^7__
    `ー ''"--―――-r⌒``~`゙゙`''ヘ/    ∧∧∧∧∧∧∧∧
     `ー--――ー--->  〜-、_, ',   <            >
      `ー-- .._ へ/   (・)  (・)〈  <  意味なし!! >
       `ー-_   |(6-------◯⌒つ   <            >     _.. ‐ァ=r‐''⌒゙二ニ二つ
          ヽr''ヘ、_  / _|||||||/    ∨∨∨∨∨∨∨∨_. -‐ '"´  l l    r} } }l
          /   !、   {__//    __      . -‐ ' "´        l ヽ  、 ヽ_ノノ
          ノ       、   ̄ /-‐ ' "´/`゙ ーァ' "´  ‐'"´         ヽ、`ーテヽJ
     _.. -‐''フ|フヽr-‐ ''''フ. ̄「´      /   /                __.. -'-'"
  . ‐ '7    く/|〉-rへ. /   l     l   /            . -‐ '"


622名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 17:21 ID:TjcvJY+w
>>620
テメエはよ、言うのが遅えんだよ。
610がスルーだってんなら後の書き込みも関わってくるじゃねえか。
どれとどれがスルーだとか細かく指示しろや無能が。
623名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 18:42 ID:DaBkoDfa
>620はスルーです。理由は、発表が遅れた上に>>610-619の誰一人の意思も尊重されていないので。
スルーにする場合は当人達に確認するのは当然の事です。まして、>>616移行は荒らし目的に書かれたものにはとても見えません。
以上を主張として、どちらの意見を優先するかは書き手の皆様の良心に委ねます。
624名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 21:02 ID:CkooxEuG
モナーは日本刀を握り歩いていた。
幸か不幸か、誰にも会うことは無かった。
「・・・もうだいぶ数が減っているモナ・・・。」
モナーは初代を捜していたのだ。
一緒にいた時の事から考えると初代が他人を犠牲にしてまで生きようとする人間ではないとは思う。
しかしこの状況、何をするのかは分からない。錯乱して自分だけ生きようとするかもしれない。
「・・・そうなったら初代を捕まえなきゃならないモナ・・・・・・。」
モナーは初代と話すために歩いた。

一時間ほど歩いただろうか。
モナーは林の中、違和感を感じた。その原因にはすぐに気づいた。
生い茂る木々の中、地面には落ち葉と腐葉土が体積しているはずである。
しかし、モナーの目の前だけ石が敷き詰めてあった。よく調べると、それなりに深い穴の中に石が敷き詰めてある。
「・・・そこに誰かいるのか?」
不意に声がした。その声はあの初代のものだった。だが声の方向までは分からない。
「初代なのか!?何処にいるモナ!?」
「私ならここだ・・・。」
木の上から声がした。

625規制喰らったよ:03/05/14 21:33 ID:rUAFUrGN
初代は明らかにおかしかった。
木の上といったが高さ15メートルほどの所にいるのだ。
よく見れば初代のリュックも木の下にあった。
「初代!!!こんな所で何しているモナ!?」
モナーは木の上の初代に向かって叫んだ。
それを聞いて初代は歪んだ笑みを浮かべて言った。
「モナー・・・お前は生き残れ。生き残ってこのゲームを今回で終わらせてくれ」
「いきなり何を言い出すモナ!?」
「反政府組織のお前なら出来るはずだ。生きていればチャンスはきっと来る。
「いきなり何を言っているモナ!?」
モナーには分からなかった。初代が何故いきなりこんな話をするのかが。
「・・・妹者を頼んだぞ。彼女の首輪のことはバレていない。お前が助けるんだ。」
「初代!?」
モナーにはまだ分からなかった。だが何となく嫌な予感がした。
「何だか分からないけれど、やめるモナ初代!!!」
しかしそれを無視するかの如く初代は続けた。
「これはもう私にはいらない物だ。お前が持っていろ。」
そういってモナーに何かを投げる。
それは初代の千人針だった。
もっとも弾痕が刻まれ、穴が空き、一銭硬貨は僅かに一枚が残っているに過ぎなかったが。
「初・・・・・・」
モナーの声を初代は最後まで聞くことは無かった。
次の瞬間には初代は頭から石の敷き詰められた地面に飛び降りていた。
626名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 22:36 ID:E3zDiX8x
ネーノとマララーはフサギコを見つけて 一応警戒しながら近づいていく
「あれ? あいつうつぶせになっているんだな」
「もしかして泣いているんじゃネーノ?」
「とりあえず説得してみるんだな」



数分後 3人組となった彼らは初代を探すべくまた行動し始めた
(もちろん その頃初代に重大なことが起きていることは知らない)

スルーするのは620にさせてもらいます。3人組になりましたが初代の決着つけてくれたみたいだし
別にこのままゲーム終了でもいいと思ってます
627名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/14 23:14 ID:qrwNRxj4
落下する初代の目の前には戦友がいた。婚約者もいた。
(今・・・行く。)
それが初代の最後の思考になった。
鈍い音がした。
モナーの目の前には最早『初代』はいなかった。『初代』だった死体があるだけだった。
「初代・・・ぅぷ・・・・・・。」
吐き気をこらえ初代の頭部を確認する。
脳はぐちゃぐちゃになっていた。これでは情報を盗むのも不可能だろうが、念のため比較的大きな石でさらに脳を砕いた。
これ以上初代を傷つけたくはなかったが、万一情報が読み取れた場合、自殺までした初代の遺志が無駄になる。
モナーは目から大粒の涙をこぼし頭を砕いた。
「・・・初代・・・僕は行くよ・・・。」
そう、初代の死体を夜勤まで届けなければこの戦いは終わらない。
「早く夜勤の所へ行かないと・・・のんびりしているとまた首輪がランダム爆破するモナ・・・」
ランダム爆破が中止されたことをモナーはもちろん知らない。
だが、頭が粉砕されているとはいえ死体を手負いの身体で運ぶのはかなりの重労働だ。
当然、運ぶのに時間がかかる。
モナーはゆっくりとしか進めなかった。そのことがまた皆の運命を左右することとなる。

初代モナー自決 【残り5人】+1人
628名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/15 00:26 ID:nkV46/y9
かおりんは高橋愛を殺してしまった後、彷徨っていたが
夜勤の放送の時にはなんとか落ち着いていた。そして初代を捕まえれば全員助かると聞いて
悲しみの涙を流した もっと早く放送していたら、、、、、、、、、
かおりんはこれ以上自分から行動せず 自分の命は完全に運命に任せようと考えていた


一方マララー達は簡単な休息の後に探知器をみながら話していた。
「こいつは全然動いてねーなー」
「どうせケガでもしてるんじゃネーノ?」
「じゃあ仲間にしても意味ないんだな」
「もう1人の方は、、、こいつもずいぶんゆっくりしてんなー」
「ん? こいつ夜勤のいる本部に向かってんじゃネーノ?」
「!!!」
3人は思わず顔を見合わせる、「残ってるのはかおりん モナーか、別に変な奴じゃねーし
ちょっくら会いに行ってみるか」
ゆっくり本部に歩く者に会うべく移動を始めた3人はゲームの終焉を感じ始めていた
629夜勤との遣り取りは宜しく:03/05/15 00:37 ID:7p8V290r
フサギコ「モナー!」
フサギコ「なんだよ大手柄じゃねーか これでこのクソゲームも終了だぜ」
モナー 「フサギコ マララー ネーノ 3人一緒に行動してたモナ?」
マララー「運良くこれを手に入れたんだな」
     探知器を見せるマララー
フサギコ「残りの1人かおりんも近くにいないし 速いところ夜勤の所に運ぼうぜ
     ランダム爆発は勘弁だしな」
ネーノ 「これでなんの問題もなくなったんじゃネーノ?」
マララー「うちらも運ぶの手伝うんだな」
こうして4人は夜勤の元に辿り着き 長いバトルに幕が下ろされることになる
630名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/15 18:24 ID:Ni3KWCvI

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/       
631名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/16 01:28 ID:wzH8JCgr
夜勤は刑務所の入り口に立っていた。モナー達四人を確認し、モナーの背に初代モナーの死体が背負われているのを確認した後、首輪の爆発機能を外した。
その後、中にいた兵士全員が入り口まで来て、モナー達の武器を全て取り上げた。その後首輪を外し、モナー達は中へと入っていった。
モナー達がついた部屋には、何台ものコンピュータなどが並んでいた。だが兵士はそのコンピュータには向かわず、ただ銃を持ってモナー達を取り囲むように立っていた。
そして、一つ大きなソファに夜勤が腰を下ろすと、四人は用意された椅子に座った。初代の死体は、違う部屋へ運ばれた。
「よくやったな。これで、無駄な血は流れなくて済む。残った女子6番も、後々家に返す予定だ」
モナーは自分たちのほかに残ったのは1人、かおりんだけだと知った。かつて一緒にいた妹者やニラ茶猫も、死んだと分かった。
「あとは―――帰ってから、このゲームのことは一切喋るな。無言を通せ」
そう言うと夜勤は立ちあがった。そしてすぐに、ヘリコプターのばばばばはという音が聞こえてきた。
「君達はヘリコプターに乗って病院まで向かう。私達は、船でこの島を後にする」
そういうと夜勤は違う部屋へ移動した。初代の死体を見に行ったのだろうか。
モナー達は兵士の誘導の元、ヘリコプターに乗った。

モナーは島を見下ろした。二回、クラスメイトと、転校生として知らない生徒達と戦った島を見下ろしていた。
――――自分は何もできなかった。自分の仲間として脱出すると誓ったニラ茶猫、妹者、ぃょぅ、初代を、脱出させてやることもできなかった。
結局政府が出した結論を呑み、最終的に残った人を脱出させただけなのだ。
自分は前とは変わったと思っていた。だが、まだ無力だったのだ。
自分が思っていただけ。思い込みだった。自分は全然、成長していなかった。
モナーはヘリコプターの中で、一人、泣いた。

こうして戦いは終わりを告げた。
悪夢の二日間、クラスメイト達が戦い、死んでいった数日は、終わった。
モナー達は1ヶ月ほど入院した。だが入院してから三日後、モナーだけが忽然と病院から姿を消した。
モナーは結局、どこにも現れることはなく、更に二日がすぎた。
632名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/16 01:28 ID:wzH8JCgr
国内は大きな混乱に包まれていた。
反政府組織ARASHIの、AABR撲滅の計画が遂に実行に移されたのである。
総帥あめぞうの指揮の元、他の小さな反政府組織もARASHIに加わり、作戦が始まった。
ARASIはテレビ放送局をジャックし、AABR法案の実態を世に曝け出した。
反対派の存在を家族もろとも消したこと、反対派の政治家達の買収、更にはAABRの本来の実態などを告発した。
そして、その証拠としてARASHIは、モナーを使った。
実際にAABRに二回参加していたモナーの証言により、この実態は世間に納得された。
そして反AABRデモなどが各地で勃発していた。更に、国会内でもAABR反対派が増えていた。
最終的に焦ったAABR賛成派は、遂に行動を起こした。
政府の軍隊を無断で使用し反AABRデモの武装鎮圧を行い、更には反AABR派の権力を持つ議員などを暗殺したりした。
この行動が更に自分たちの首を締めることとなり、遂に――――第二回AABR終了から約一ヶ月後、夜勤を含むAABR賛成派の議員全員を逮捕した。
こうしてAABRは撲滅された。ARASHI総帥のあめぞうが議員になったりと、驚きの連続であった。
そしてモナーは、自分の住んでいた街へ戻ってきた。そしてその街には、妹者もいた。
妹者はあの後、極秘に派遣された反政府組織のヘリコプターで島を脱出し、今は孤児施設で暮らしているようだった。
モナーは街へ戻った後、あめぞうによって結成された政府内部の陰謀などを察知する組織に入り、活動を始めていた。
こうしてAABR法は撲滅され、国内にまた平和が戻った。
だがこの平和は、AABRで死んでいった生徒達の犠牲が残した平和だったことを、忘れてはならない。

〜〜〜AAバトルロワイアルU 完〜〜〜
633名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/16 01:54 ID:nAexkxTt
「ハッ」

窓から差し込む光に照らされ、モナーは目を覚ました。
時計を見ると午前七時、もうすっかり朝だ。
「夢だったモナ…?」
あのAAバトルロワイアル第一回から数年、モナーは反政府組織に入り、
様々な反政府運動に参加してきた。
あの恐ろしい悲劇をまた繰り返さないためにも。
目の前で仲間が失われて行く絶望を一人でも多くの人に味合わせないためにも。

今でも時々モナーはAABRの悪夢にうなされる。
夢の中の「自分」が、ゲームに参加している悪夢。
それにも関わらず夢の外の認識の彼はゲームのエリア内で起こっている全ての事を把握している。
兄者が妹者に刺された事、ぽろろが参加者を食らっていく様……
しかしそれは現実では無かった。
「第二回AAバトルロワイアル」は夢であり、一時の幻に過ぎなかったのだ。

「もう二度と、繰り返させ無いモナ……」
いつもこの夢を見た後に言う台詞を、彼は小さく呟いた。
634名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/16 02:22 ID:QNRRab+O
ざざざざざ…

きらきらと輝く砂浜。降りしきる太陽
一人の熟年の女性がその砂浜を一人歩いていた
今日はよい天気である。洗濯物もよく乾きそうだ

「…あら?」

女は砂浜に何かを見つけた
岩場の影に、誰かが倒れている。まだ小さい…子供のようだ

「大変…」
駆け寄り、そっとその子供を起こす
その子供に目立った傷は無く、小さな胸はゆっくりと上下していた





「……?」
子供はゆっくりと瞼を開けた
天井。見たことの無い天井

…ボクハ…

「あら、起きた?」
ぼやける視界の端から、女性の声が聞こえた
「海水をたくさん飲んでいて…もう駄目かと思ったけど…。お腹空いてない?」

…アア、カミサマ…

「…もう泣かないの。生きてたんだから」
そう言って、女性は優しくその掌を握る

 … 僕 が 欲 し か っ た の は 、 こ の 手 の ぬ く も り だ け …

そう言って、ぽろろは静かに泣いた





 【ARE YOU HAPPY?】
635名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/16 21:21 ID:UFCpX/ZX
636名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/18 18:31 ID:XWzK3fQM
保守
637 ◆AGMMMMMMiM :03/05/19 21:17 ID:bxsUC3Hx
保守
638名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/20 08:49 ID:6E+CFZj0
で、このあとどうなる?
639名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/20 18:08 ID:VLo/XXi0
ここリサイクルすりゃよかったのに
640名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:46 ID:ElIfeWcj




         \_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
          ≫                   ≪
          ≫   殺し合い一時止めっ!  ≪
          ≫                   ≪
          /MMMMMMMMMMMMMMMMM、\



641名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:46 ID:ElIfeWcj
i;:;:|
;|;;:i
;;:;;;
i;:;:|
;|;;:i
;;:;;;
i;:;:|
;|;;:i
;;:;;;|                 ∧∧         ∧  ∧
;l;: i                /中 \て       ∂⌒∂
;;: ;l   ∧,,∧  て      (  `ハ´) て     (( ┃ ┃ )) ?
:.;,:,|  ミ,,゚Д゚彡 て      ( ~__))__~)┓      彡 ー ミ
:;;; i  ミ  ミ┏         | | |         ( つ ⊂)
;;; i|〜ミ,,_ミ           (__)_)       ◯(⌒Y⌒)
642名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:46 ID:ElIfeWcj
i;:;:|
;|;;:i
;;:;;;
i;:;:|
;|;;:i                \_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
;;:;;;                ≫ どうやらな、このゲームでは ≪
i;:;:|                ≫    死んでない奴が     ≪
;|;;:i                 ≫        死んでんるだよ  ≪
;;:;;;|     スクッ        /MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
;l;: i  ∧,,∧
;;: ;l  ミ,,゚Д゚彡 |ii
:.;,:,|  ミ   ミ┏-
:;;; i〜ミ   ミ |i
;;; i|  し`J |ii


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       ―――――死んだ奴が生きてるだと?

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643名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:47 ID:ElIfeWcj
i;:;:|
;|;;:i
;;:;;;
i;:;:|                \_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
;|;;:i                ≫ どうやら、このゲームに    ≪
;;:;;;                ≫   参加した初代モナーが   ≪
i;:;:|                ≫ 死んだはずなのに       ≪
;|;;:i                 ≫      生きてるようなんだよ ≪
;;:;;;|                ≫ おまいらの首輪に付いてる   ≪
;l;: i  ∧,,∧           ≫特殊な反応も見られないんだよ ≪
;;: ;l  ミ,,゚Д゚彡  …。     ≫   けど、生きてるんだよな。 ≪
:.;,:,|  ミ   ミ┏-        /MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
:;;; i〜ミ   ミ
;;; i|  し`J
644名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:47 ID:ElIfeWcj
i;:;:|
;|;;:i
;;:;;;
i;:;:|
;|;;:i                \_WW/ |WWWWWWWWWWWWWWWWWW/
;;:;;;                ≫ どうやかったのかは分かんないけど ≪
i;:;:|                ≫   首輪はずしたんだろうな      ≪
;|;;:i                 ≫        だから―――――     ≪
;;:;;;|               /MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM、\
;l;: i  ∧,,∧
;;: ;l  ミ,,゚Д゚彡
:.;,:,|  ミ   ミ┏-
:;;; i〜ミ   ミ
;;; i|  し`J
645名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:47 ID:ElIfeWcj





             初代モナー捕まえたらこのゲーム終わりにしてやるよ。



646名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:47 ID:ElIfeWcj
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;|;;:i
;;:;;;
i;:;:|
;|;;:i               
;;:;;;                
i;:;:|                
;|;;:i               
;;:;;;|     …ニヤ         
;l;: i  ∧,,∧
;;: ;l  ミ,,゚∀゚彡
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:;;; i〜ミ   ミ
;;; i|  し`J

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       ――――それだけでクリアーなのかよ?――――

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647名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:48 ID:ElIfeWcj
生きているやつを連れてくることにこしたことはない。死体でも結構だ。
やつは死姦によって死体の知恵を得る能力を持っているという噂があるらしいからな。
こっちにはそんな能力を持つ者はいないが、脳の一部があれば、最先端の技術を使えば簡単に記憶を引き出せるからな。
そのために、初代モナーには聞きたいことが山ほどあるでな。まぁみんな頼むよ。
あ、あと、ここに連れてくるまでに8時間ごとにランダムで誰かの首輪爆発させるからな。必死になって
みんながんばれよ。自首もありだぜ、初代モナー。みんなの命がおしけりゃ、自首をお勧めするがな。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                        夜勤  
                      ヾ(´Д` )シ  
                        ( 鯖ヘ)
                        く
648名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:48 ID:ElIfeWcj
i;:;:|
;|;;:i
;;:;;;
i;:;:|
;|;;:i               
;;:;;;                
i;:;:|                
;|;;:i               
;;:;;;|              
;l;: i  ∧,,∧
;;: ;l  ミ,,゚∀゚彡
:.;,:,|  ミ   ミ┏-
:;;; i〜ミ   ミ
;;; i|  し`J

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残りは7人)。オレを外して6人か。フサしぃ除外で5人。
つまり、その5人のうちの「当たり」を殺せばいいワケだ。チャンスがこっちに向かってきたぜ。
       
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649名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:50 ID:qIMQZvkz
もっと動きのある所をAAにしてほすぃ。
650名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:51 ID:ElIfeWcj
引用元>>608
あと、とっくにシナーとあめねこ死んでるので>>641の2人の存在(゚听)イラネ
651名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/21 10:51 ID:ElIfeWcj
>>649
ゴメン、俺正直全然AA作ったことないから。ひっそりと再利用
652山崎渉:03/05/21 21:38 ID:WX4sI+N5
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
653山崎渉:03/05/21 21:43 ID:WX4sI+N5
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
654山崎渉:03/05/21 22:29 ID:LRqlp/+b
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
655山崎渉:03/05/21 22:41 ID:AwX47dL9
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
656山崎渉:03/05/22 00:33 ID:+JNATxU3
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
657山崎渉:03/05/22 00:35 ID:+JNATxU3
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
658山崎渉:03/05/22 00:38 ID:rSvksZUo
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
659山崎渉:03/05/22 01:17 ID:4NuXqnTV
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660山崎渉:03/05/22 01:34 ID:4NuXqnTV
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661T.sakura:03/05/22 01:43 ID:/s4VeuPj
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662T.sakura:03/05/22 01:52 ID:GNQE6dTS
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664山崎渉:03/05/22 02:02 ID:4NuXqnTV
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665T.sakura:03/05/22 02:08 ID:GNQE6dTS
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666山崎渉:03/05/22 02:08 ID:+JNATxU3
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667山崎渉:03/05/22 02:18 ID:4NuXqnTV
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668孫悟空 ◆1CL6vYZ2rM :03/05/22 02:19 ID:/s4VeuPj
ドラゴンボールZ
フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!

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と〜けたこおりのな〜かに〜♪恐竜がい〜たら〜たまのりし〜こ〜みたいね〜♪
669山崎渉:03/05/22 02:22 ID:4NuXqnTV
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670山崎渉:03/05/22 02:41 ID:4NuXqnTV
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671山崎渉:03/05/22 03:51 ID:4NuXqnTV
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672T.sakura:03/05/22 16:55 ID:dMN17kYr
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673T.sakura:03/05/22 17:03 ID:GNQE6dTS
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              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
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674T.sakura:03/05/22 17:11 ID:O/vFHmA8
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              /    / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
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675T.sakura:03/05/22 17:18 ID:/s4VeuPj
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676T.sakura:03/05/22 17:28 ID:dMN17kYr
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677T.sakura:03/05/22 17:36 ID:GNQE6dTS
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678次元 ◆1CL6vYZ2rM :03/05/22 17:54 ID:dMN17kYr
【ルパンごっこ】

1. コンビニにいく。
2. 普通に買い物をする
3. なにくわぬ顔で店を出る
4. 数分後、息を切らしてコンビニのレジにかけよる
5. 「お、おい!さっきこんな顔をした奴がこなかったか!」と叫ぶ
6. 「あなたがさっき買い物していったんですよ?」と店員に言われる
7. 「ば、ばかもぉ〜ん!それがルパンだ!追えぇ〜!」と、叫びながら店を出る
679 ◆1CL6vYZ2rM :03/05/22 19:01 ID:O/vFHmA8
680 ◆1CL6vYZ2rM :03/05/22 19:04 ID:O/vFHmA8
681名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/23 00:39 ID:NM8lbRkZ
なんだよこれ・・・
http://akasaka.cool.ne.jp/kickback/
682Whiter ◆3X1b8VAs/E :03/05/23 19:32 ID:NM8lbRkZ
________    ______________
|_______|_   /
| ´∇`)< アレって言っても、アレはアレだよ。アレ。
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683Whiter ◆3X1b8VAs/E :03/05/23 19:34 ID:bA3/Q0FL
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| ´∇`)< アレって言っても、アレはアレだよ。アレ。
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684Whiter ◆3X1b8VAs/E :03/05/23 19:37 ID:dKBmHkjc
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| ´∇`)< アレって言っても、アレはアレだよ。アレ。
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685名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/24 18:14 ID:wihzG+VQ
>>123>>232>>1234>>213>>12345>>>>1313
>>1251>>314>>3413>>13156>>1315 >>123>>232>>1234>>213>>12345>>>>1313
>>1251>>314>>3413>>13156>>1315 >>123>>232>>1234>>213>>12345>>>>1313
>>1251>>314>>3413>>13156>>1315
686金柑 ◆1CL6vYZ2rM :03/05/24 19:06 ID:SiYkmwVo
〔夏みかん かくれんぼのやり方 大公開!!【今なら】〕

1. まずAを>>1とし、Bを>>100とする。
2. そして鬼は>>100として、>>1から>>99までは>>1を追いかける。
3. 始める前に>>1が夏みかんを右手に持つ。
4. そしたら>>1が夏みかんを持った瞬間にスタートする。
5. で、>>1から>>99の人が「あいつが>>1だー!!追えー!!!!」と言いながら追う。
6. その時>>1はちゃんと夏みかんを持っている。
7. ルールは簡単。>>1が夏みかんを落としたり>>1から>>99までの人に捕まったらギロチンで死刑。
8. 後は>>1の地獄ゲームの始まり!!!(ワクワク

      ∧_∧ マテー   ∧_∧
     ( ´∀`)      (・∀・; )
    (   つつ    ( >>1 つつ
   / / /      / / /
  (__)_)      (__)_)
687金柑 ◆1CL6vYZ2rM :03/05/24 19:14 ID:dq53wj5J
〔夏みかん かくれんぼのやり方 大公開!!【今なら】〕

1. まずAを>>1とし、Bを>>100とする。
2. そして鬼は>>100として、>>1から>>99までは>>1を追いかける。
3. 始める前に>>1が夏みかんを右手に持つ。
4. そしたら>>1が夏みかんを持った瞬間にスタートする。
5. で、>>1から>>99の人が「あいつが>>1だー!!追えー!!!!」と言いながら追う。
6. その時>>1はちゃんと夏みかんを持っている。
7. ルールは簡単。>>1が夏みかんを落としたり>>1から>>99までの人に捕まったらギロチンで死刑。
8. 後は>>1の地獄ゲームの始まり!!!(ワクワク

      ∧_∧ マテー   ∧_∧
     ( ´∀`)      (・∀・; )
    (   つつ    ( >>1 つつ
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  (__)_)      (__)_)
688(;''))))  ◆.e.0QDoF6o :03/05/26 15:26 ID:H3ct8oCe
えーと・・・
689( ´_ゝ`) ◆yNPELh5POo :03/05/27 18:21 ID:nOMkd/0+
次スレ立てますた。

AAバトルロワイアル3―AA BATTLE ROYALE―
http://aa2.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1054026979/l50
690ぞぬ厨:03/05/27 20:25 ID:deazSXPS
前すれをあげてみる
691山崎渉:03/05/28 13:38 ID:Oya5Pr+S
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
692山崎渉
|    あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(^^;   . |
|     しかしこのFLASHを見ればきっと神は御救いになられるでしょう(^^)     |
\      (^^) http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/flash.htm (^^)        /
  \                                            /
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                   ∧_∧
                   (  ^^ )
            (っ)    ,,,,l ` γ l,,,,,
             \ \/~~.... |。  ~~ヽ
               \,,/ |   |。田}}\ \
                    |   |。  |  ヽ_ヽ
              _    |   |。  |   ゝつ
             |\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
   ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
 <      山  崎  !   山  崎  !   山  崎  !   >
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